【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は製剤設備等における錠剤流路の開閉を切り換えるために用いる錠剤用バタフライバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、流路の開閉量を調節する弁の1つとしてバタフライバルブが知られている。かかるバタフライバルブは、図4(イ)(ロ)にその一例の概略を示す如く、リング状のケーシング1の内側に、該ケーシング1の内面2に外周縁部を周方向の全周に亘り当接できる大きさとしてある円盤状の弁体3を配置すると共に、該弁体3の直径方向に設けた回転軸4の両端部を、上記ケーシング1の180°位置に設けた軸受5にそれぞれ回転自在に支持させ、上記回転軸4の一端部を対応する軸受5を貫通させてケーシング1の外側へ突出させ、且つ該突出端部に、たとえば、リンクアーム6を取り付けると共に、該リンクアーム6を図示しない駆動機構により揺動できるようにしてなる構成として、上記駆動機構によるリンクアーム6の揺動を介して、上記弁体3を、ケーシング1の内側にて回転軸4を中心として、図4(イ)に二点鎖線で示す如く、ケーシング1の軸心方向に沿う配置となる全開姿勢より、図4(イ)に実線で示す如く、ケーシング1の軸心方向に直角な配置として該弁体3の外周縁部をケーシング1の内面2に全周に亘り当接させる全閉姿勢までの90°の角度範囲で回転自在となるようにしてある(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
ところで、製薬設備では、製造した錠剤を、たとえば、空気輸送すべく空気輸送装置へ供給する場合に、該空気輸送装置に対し断続的に供給することが要求されることがあり、この場合、空気輸送装置の上側に接続して図示しない錠剤供給部より錠剤を導くことができるようにしてある上下方向の錠剤流路(錠剤搬送ライン)7の所要個所に、上述した構成を備えたバタフライバルブを介在させるよう設けて、錠剤流路7の開放、閉止を行わせるようにすることが実施されている。
【0004】
このように、錠剤の流路7に図4(イ)(ロ)に示した如きバタフライバルブを適用する場合は、上記弁体3を、シリコンゴム等の柔軟性を有する素材製とすると共に、弁体3の断面形状を、図4(イ)に示す如く、外周縁部の板厚を減少させた凸レンズ状に形成するようにして、弁体3の閉止作動時に、図5に示す如く、万一、該弁体3の外周縁部とケーシング内面2との間に錠剤8が挟み込まれたとしても、該挟み込まれる錠剤8に対応させて弁体3の外周部を柔軟に変形させることにより、該挟み込まれた錠剤8を傷付けるようなことを防止するようにしてある。
【0005】
なお、従来、弁装置における流通対象物の漏れを防止するための一手法として、流路の途中位置に設置するケーシングと、該ケーシングの内側に上方より抜き差しすることにより上記流路を開閉させるようにしてある弁板(弁体)とからなるナイフ・ゲート弁において、全閉時にケーシングの内面に接する弁板の先端側の外周端面に溝を設けて、該溝内に収縮性のチューブを配設しておき、弁板の全閉時に、上記チューブを、その内部に供給される圧力流体により膨張させることにより、該膨張させたチューブにて弁板と弁ケーシングとの間をシールさせることが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−230644号公報
【特許文献2】
実開昭61−188074号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したようにバタフライバルブを錠剤流路7に適用できるようにしたものでは、弁体3に柔軟性を持たせていることに起因して、弁体3の閉止作動時に該弁体3の外周部とケーシング内面2との間に錠剤8が挟み込まれた場合には、弁体3を全閉姿勢とした後に、上記挟み込まれていた錠剤8が脱落することがある。このような脱落に伴って錠剤8が下流側の空気輸送装置に対して所定の供給タイミング以外のときに落下供給されると、該錠剤8が、空気輸送装置の入口側にて高度封じ込めを行うために設けてある金属製のバルブに噛み込まれて破損される虞があり、このため該錠剤8の破損物が混入して製品品質に悪影響を与える虞が懸念されるという問題がある。
【0008】
なお、特許文献2に示された、弁装置における流通対象物の漏れを防止できるようにするための手法を、上記錠剤流路に適用したバタフライバルブにおける弁体3の外周部とケーシング内面2との間からの錠剤8の脱落防止に適用することが考えられるが、この場合、上述した如く、錠剤流路に適用するバタフライバルブでは弁体3をシリコンゴム等の柔軟性を有する素材製としてあるため、該弁体3の外周端面に溝を形成して該溝内に収縮性のチューブを収納、保持させることは困難であり、しかも、たとえ弁体3の外周端面に収縮性のチューブを取り付けることができるとしても、弁体3の閉止時に錠剤8が弁体3の外周部とケーシング内面2との間に挟み込まれる場合には、閉止姿勢となる弁体3では、その外周部が上記挟み込まれた錠剤8に対応して変形させられているため、この外周部が変形されている状態の弁体3の外周端面において収縮性のチューブを膨張させても、弁体3の外周部とケーシング内面2との間に既に挟み込まれている錠剤8の脱落防止を図ることは困難である。
【0009】
そこで、本発明は、弁体を閉止作動させるときに、該弁体の外周部とケーシング内面との間に錠剤が挟まれたとしても、弁体の全閉時における錠剤の下流側への脱落を確実に防止できる錠剤用バタフライバルブを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、柔軟性を備えた素材で製作し且つ全閉時にケーシングの内面に外周縁部を当接させるようにしてある弁体を回転可能に備えて錠剤流路の途中位置に設けることにより該錠剤流路を開閉できるようにしてある錠剤用バタフライバルブにおける上記弁体の全閉時に下流側となる該弁体の一側面に、内部に圧力流体を注入・排出することにより膨張・収縮できるシール袋を設け、弁体の全閉時に上記シール袋を膨張させることにより、該シール袋をケーシング内面に密着させることができるようにした構成とし、具体的には、上記弁体の全閉時に下流側となる該弁体の一側面に設けるシール袋を、該弁体の外周辺部に周方向に沿うように設けるようにする構成とする。
【0011】
弁体を全閉姿勢とした後、シール袋の内部に圧力流体を注入して該シール袋を膨張させると、該シール袋が、ケーシング内面と当接する弁体の外周縁部よりも下流側位置にてケーシング内面に密着させられる。このため、上記弁体の閉止作動時に該弁体の外周部とケーシング内面との間に錠剤が挟み込まれたとしても、該錠剤の下流側への脱落は、その下流側位置にてケーシング内面に密着させられているシール袋により確実に防止される。
【0012】
又、弁体の周方向に設けるシール袋の外周側の膨張性を内周側に比して大きくするようにした構成とすることにより、シール袋をケーシング内面に密着するよう膨張させるために必要な圧力流体の注入量を削減できるため、シール袋の膨張、収縮に要する時間を短縮できて、弁体の開閉作動に要する時間を短縮できる。
【0013】
更に、弁体の回転軸を中空構造とし、該回転軸の内部を経由させて外部からシール袋への圧力流体の注入・排出を行えるようにする構成とすることにより、外部からシール袋へ圧力流体を注入・排出させるための流体経路を、容易にケーシング内へ導くことができる。
【0014】
更に又、弁体の内部に流体の給排路を設けて、回転軸内部とシール袋とを連通させるようにする構成とすることにより、回転軸内部よりシール袋へ流体の給排を行うための給排路を、弁体の全開時における錠剤の流通に支障を生じさせることのないよう容易に配設できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0016】
図1(イ)(ロ)及び図2は本発明の錠剤用バタフライバルブの実施の一形態を示すもので、図4(イ)(ロ)に示したと同様の構成において、弁体3の全閉姿勢のときに下面側(下流側)となる一側面における径方向外周寄りの所要位置に、圧力流体として、たとえば、圧縮空気10を注入することにより膨張させることができ、且つ注入されている圧縮空気10を排出させることにより収縮できるようにしてある環状シール袋9を周方向に延びるように設けて、弁体3が全閉姿勢のときに、上記環状シール袋9を、上下流方向の錠剤流路7と連通する錠剤流路となるケーシング1の内面2に密着するようになるまで膨張させることにより、全閉姿勢とするときに上記ケーシング内面2と当接する弁体3の外周縁部の下方位置を、上記膨張した環状シール袋9により閉塞させることができるようにする。
【0017】
詳述すると、上記環状シール袋9は、弁体3の一側面側に露出している回転軸4の部分を避けるよう、周方向に2分割した円弧状に形成してあり、弁体3に対する径方向の設置位置を、収縮状態の環状シール袋9が、弁体3の回転時にケーシング1の内面2と干渉を生じる虞がなく、且つ該環状シール袋9を膨張させることにより、該膨張した環状シール袋9の外周側をケーシング内面2に確実に密着させることができるように設定してある。
【0018】
上記回転軸4は中空構造として中心部に空気流路11を設け、該空気流路11の一端に連通するよう回転軸4の一端部に形成してある空気給排口12を、圧縮空気給排装置13に、圧縮空気ライン14を介し接続し、更に、上記空気流路11と上記環状シール袋9の内部とを連通接続するための空気給排路15を弁体3の内部を貫通させて設けてなる構成として、上記圧縮空気給排装置13により、圧縮空気ライン14、空気給排口12、空気流路11、空気給排路15を介して上記各環状シール袋9の内部への圧縮空気10の注入と、該各環状シール袋9の内部に注入されている圧縮空気10の排出を行わせることができるようにして、該各環状シール袋9の膨張と収縮を制御できるようにしてある。
【0019】
その他の構成は図4(イ)(ロ)に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある。
【0020】
上記構成としてある本発明の錠剤用バタフライバルブを使用する場合、錠剤流路7を通して下流側の図示しない空気輸送装置へ錠剤を供給するときには、圧縮空気給排装置13による環状シール袋9への圧縮空気の注入を行わない状態、すなわち、環状シール袋9を収縮させた状態にて、従来と同様に、図示しない駆動装置により、リンクアーム6の揺動を介して回転軸4と一体に、弁体3をケーシング1の軸心方向と平行な配置となるように回転させる。これにより、弁体3は全開姿勢とされるため、錠剤8は、錠剤流路7を通して下方へ円滑に落下させられて空気輸送装置へ供給される。この際、上記環状シール袋9は収縮状態としてあるため、上記錠剤流路7内における錠剤8の流通に支障を来たす虞はない。
【0021】
次に、空気輸送装置への錠剤8の供給を停止する場合は、駆動装置により、リンクアーム6の揺動を介し回転軸4と一体に弁体3をケーシング1の軸心方向と直角な配置となるまで回転させて全閉姿勢とした後、圧縮空気給排装置13より、圧縮空気ライン14、空気給排口12、空気流路11、空気給排路15を経て環状シール袋9の内部に圧縮空気10を注入して、環状シール袋9を、該環状シール袋9の外周側がケーシング内面2に密着するようになるまで膨張させる。これにより、図2に二点鎖線で示す如く、上記弁体3の閉止作動時に、該弁体3の外周部とケーシング内面2との間に錠剤8が挟み込まれたとしても、その下方位置では、上記膨張した環状シール袋9がケーシング内面2に密着されていることから、上記錠剤8の脱落は確実に防止されるようになる。
【0022】
その後、空気輸送装置への錠剤8の供給を再開する場合には、圧縮空気給排装置13により、上記膨張している環状シール袋9内部の圧縮空気10を、空気給排路15、空気流路11、空気給排口12、圧縮空気ライン14を経て排出させることにより上記環状シール袋9を収縮させ、しかる後、駆動装置によりリンクアーム6の揺動を介して回転軸4と一体に弁体3を全開姿勢まで回転させるようにする。
【0023】
このように、上記本発明の錠剤用バタフライバルブによれば、弁体3を全閉状態とした後、環状シール袋9を膨張させることにより、該膨張した環状シール袋9にて、ケーシング内面2に当接する弁体3の外周縁部の下方位置を閉塞させて錠剤8の脱落を確実に防止することができ、したがって、上記環状シール袋9を膨張させてから、下流側の空気搬送装置の高度封じ込めよう金属製バルブを閉じるようにすれば、該金属性バルブに錠剤8が噛み込まれる虞を防止することができて、錠剤8が破損する虞を未然に防止できることから、錠剤8の破損物が混入して製品品質に悪影響を及ぼす虞を未然に防止できる。
【0024】
次に、図3は本発明の実施の他の形態を示すもので、図1(イ)(ロ)及び図2に示したものと同様の構成において、弁体3の所要位置に、全体に亘り均等な厚みを有して圧縮空気の注入により周方向に均等に膨張するようにしてある環状シール袋9を設けることに代えて、外周方向に大きく膨張する特性を付与できるように、たとえば、内周側部分の厚みを、外周側部分の厚みよりも厚くしてなる構造の環状シール袋9aを設けた構成としたものである。
【0025】
その他の構成は図1(イ)(ロ)及び図2に示したものと同様であり、同一のものには同一符号が付してある。
【0026】
本実施の形態によれば、弁体3を全閉姿勢とした後、圧縮空気給排装置13により上記環状シール袋9a内に圧縮空気10を注入すると、図3に二点鎖線で示す如く、該環状シール袋9aを外周方向へ方向性を持って大きく膨張させることができて、その外周部をより容易にケーシング内面2に密着させることができるため、上記環状シール袋9aによりケーシング内面2に当接する弁体3の外周縁部の下方位置を閉塞させるために要する該環状シール袋9aへの空気注入量を低減させることができて、該環状シール袋9aの膨張に要する時間を短縮でき、又、上記環状シール袋9aへ注入してある圧縮空気10量が低減できることから、該環状シール袋9aからの圧縮空気10の排出に要する時間も短縮でき、したがって、環状シール袋9aの膨張、収縮を伴う弁体3の開閉に要する作動時間の短縮を図ることが可能になる。
【0027】
なお、本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、環状シール袋9,9aは、弁体3の開閉動作時にケーシング内面2と干渉しないようにすれば、弁体3の周方向の全周に亘り設けるようにしてもよいこと、回転軸4内に設けた空気流路11より環状シール袋9,9aへ圧縮空気10を給排気させる空気給排路15は、各環状シール袋9,9aを長手方向に均等に膨張させることができれば、環状シール袋9,9aの中央部以外の任意の位置に接続してもよいこと、又、上記空気給排路15は、弁体3の内部を通すことが望ましいが、弁体3を全開姿勢とするときに流通する錠剤8の障害にならないようにサイズ、形状、配置を設定すれば、弁体3の閉止姿勢のときに下面側となる一側面に露出させて設けることも可能なこと、環状シール袋9,9aに注入して該環状シール袋9,9aを膨張させるための圧力流体としては、圧縮空気10以外の加圧したガスや、加圧した液体を用いるようにしてもよいこと、本発明の錠剤用バタフライバルブは、錠剤流路7にて、錠剤8が所定のタイミング以外のときに下流側へ送られると支障を生じるような個所であれば、空気輸送装置の上流側に接続してある錠剤流路7以外にも適用できること、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明の錠剤用バタフライバルブによれば、以下の如き優れた効果を発揮する。
(1) 柔軟性を備えた素材で製作し且つ全閉時にケーシングの内面に外周縁部を当接させるようにしてある弁体を回転可能に備えて錠剤流路の途中位置に設けることにより該錠剤流路を開閉できるようにしてある錠剤用バタフライバルブにおける上記弁体の全閉時に下流側となる該弁体の一側面に、内部に圧力流体を注入・排出することにより膨張・収縮できるシール袋を設け、弁体の全閉時に上記シール袋を膨張させることにより、該シール袋をケーシング内面に密着させることができるようにした構成とし、更に、具体的には、弁体の全閉時に下流側となる該弁体の一側面に設けるシール袋を、該弁体の外周辺部に周方向に沿うように設けるようにする構成としてあるので、弁体を全閉姿勢とした後に、錠剤が脱落して予期しないタイミングで下流側へ送られる虞を確実に防止できる。したがって、下流側に空気輸送装置に付随する金属性のバルブが設けてあるような場合であっても、該金属性バルブに錠剤が噛み込まれて破損される虞を未然に防止できることから、該錠剤の破損物が混入して品質が低下する虞を未然に防止することが可能になる。
(2) 弁体の周方向に設けるシール袋の外周側の膨張性を内周側に比して大きくするようにした構成とすることにより、シール袋をケーシング内面に密着するよう膨張させるために必要な圧力流体の注入量を削減できるため、シール袋の膨張、収縮に要する時間を短縮できて、弁体の開閉作動に要する時間を短縮できる。
(3) 弁体の回転軸を中空構造とし、該回転軸の内部を経由させて外部からシール袋への圧力流体の注入・排出を行えるようにする構成とすることにより、外部からシール袋へ圧力流体を注入・排出させるための流体経路を、容易にケーシング内へ導くことができる。
(4) 弁体の内部に流体の給排路を設けて、回転軸内部とシール袋とを連通させるようにする構成とすることにより、回転軸内部よりシール袋へ流体の給排を行うための給排路を、弁体の全開時における錠剤の流通に支障を生じさせることのないよう容易に配設できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の錠剤用バタフライバルブの実施の一形態を示すもので、(イ)概略切断側面図、(ロ)は(イ)のA−A方向矢視図である。
【図2】図1の実施の形態における弁体の環状シール部分を拡大して示す切断側面図である。
【図3】本発明の実施の他の形態を示す図2に相当する図である。
【図4】従来の錠剤流路に適用するバタフライバルブの一例を示すもので、(イ)は概略切断側面図、(ロ)は(イ)のB−B方向矢視図である。
【図5】図4のバタフライバルブにて、弁体の外周部とケーシング内面との間に錠剤が挟み込まれた状態を示す図4(ロ)に相当する図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
2 内面
3 弁体
4 回転軸
9,9a 環状シール袋(シール袋)
10 圧縮空気(圧力流体)
11 空気流路(流体経路)
15 空気給排路(給排路)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a tablet butterfly valve used for switching the opening and closing of a tablet flow path in a pharmaceutical facility or the like.
[0002]
[Prior art]
Generally, a butterfly valve is known as one of the valves for adjusting the opening / closing amount of a flow path. As shown schematically in FIGS. 4 (a) and 4 (b), such a butterfly valve has an inner peripheral surface of an inner peripheral surface 2 of the casing 1 inside the ring-shaped casing 1 and extends over the entire circumference in the circumferential direction. A disk-shaped valve body 3 having a size that can be brought into contact with the disk 1 is arranged, and both ends of a rotary shaft 4 provided in the diameter direction of the valve body 3 are respectively rotated by bearings 5 provided at 180 ° positions of the casing 1. The rotary shaft 4 is freely supported, and one end of the rotary shaft 4 penetrates the corresponding bearing 5 so as to protrude outside the casing 1. For example, a link arm 6 is attached to the protruding end, and the link arm 6 is attached. As a structure that can be swung by a drive mechanism (not shown), the valve body 3 is moved around the rotation shaft 4 inside the casing 1 through the swing of the link arm 6 by the drive mechanism. (I) As shown by the solid line in FIG. 4A, the valve body 3 is disposed outside the valve body 3 at a right angle to the axial direction of the casing 1 from the fully open position, which is arranged along the axial direction of the casing 1 as shown by the two-dot chain line. It is configured to be rotatable within an angle range of 90 ° up to a fully closed position in which the peripheral portion abuts on the inner surface 2 of the casing 1 over the entire circumference (for example, see Patent Document 1).
[0003]
By the way, in a pharmaceutical facility, for example, when a manufactured tablet is supplied to a pneumatic transport apparatus for pneumatic transport, it may be required to supply the pneumatic transport apparatus intermittently. A butterfly valve having the above-described structure is provided at a required position of a vertical tablet flow path (tablet transport line) 7 connected to the upper side of the transport device and configured to guide tablets from a tablet supply unit (not shown). It is practiced to provide an interposition so as to open and close the tablet channel 7.
[0004]
As described above, when a butterfly valve as shown in FIGS. 4A and 4B is applied to the tablet flow path 7, the valve body 3 is made of a flexible material such as silicon rubber and the like. As shown in FIG. 4A, the cross-sectional shape of the valve body 3 is formed into a convex lens shape with a reduced thickness at the outer peripheral edge, and when the valve body 3 is closed, as shown in FIG. Even if the tablet 8 is sandwiched between the outer peripheral edge of the valve body 3 and the casing inner surface 2, the outer peripheral portion of the valve body 3 is flexibly deformed in correspondence with the tablet 8 to be sandwiched. This prevents the pinched tablet 8 from being damaged.
[0005]
Conventionally, as one method for preventing leakage of objects to be circulated in a valve device, a casing installed at an intermediate position of a flow path, and the flow path is opened and closed by inserting and removing the inside of the casing from above. In the knife / gate valve composed of the valve plate (valve element) described above, a groove is provided in the outer peripheral end face on the distal end side of the valve plate which is in contact with the inner surface of the casing when fully closed, and a contractible tube is disposed in the groove. When the valve plate is fully closed, the tube is expanded by the pressurized fluid supplied to the inside of the valve plate, whereby the expanded tube seals between the valve plate and the valve casing. It has been proposed (for example, see Patent Document 2).
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-230644 [Patent Document 2]
Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 61-188074
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case where the butterfly valve can be applied to the tablet channel 7 as described above, due to the flexibility of the valve body 3, the valve body 3 is closed when the valve body 3 is closed. When the tablet 8 is sandwiched between the outer peripheral portion of the casing and the inner surface 2 of the casing, the tablet 8 may fall off after the valve body 3 is fully closed. If the tablet 8 is dropped and supplied to the downstream pneumatic transport device at a time other than the predetermined supply timing due to such dropping, the tablet 8 performs high containment at the entrance side of the pneumatic transport device. Therefore, there is a risk that the tablet 8 may be caught and damaged by the provided metal valve, and there is a concern that the broken material of the tablet 8 may be mixed and adversely affect the product quality.
[0008]
In addition, the method for preventing the leakage of the object to be distributed in the valve device shown in Patent Document 2 is applied to the outer peripheral portion of the valve body 3 and the casing inner surface 2 in the butterfly valve applied to the tablet flow path. In this case, as described above, in the butterfly valve applied to the tablet flow path, the valve body 3 is made of a flexible material such as silicone rubber. Therefore, it is difficult to form a groove on the outer peripheral end surface of the valve body 3 and store and hold the contractible tube in the groove, and moreover, even if the contractible tube is attached to the outer peripheral end surface of the valve body 3. Even if it is possible, when the tablet 8 is pinched between the outer peripheral portion of the valve element 3 and the casing inner surface 2 when the valve element 3 is closed, the outer peripheral portion of the valve element 3 that is in the closed posture is pinched. Was Since the shrinkable tube is expanded on the outer peripheral end face of the valve body 3 in a state where the outer peripheral part is deformed, the outer peripheral part of the valve body 3 and the casing inner surface 2 are deformed in accordance with the agent 8. It is difficult to prevent the tablets 8 already sandwiched between the tablets 8 from falling off.
[0009]
In view of the above, the present invention provides a method of closing a valve body, in which even if a tablet is sandwiched between an outer peripheral portion of the valve body and an inner surface of a casing, the tablet may fall to the downstream side when the valve body is fully closed. It is an object of the present invention to provide a tablet butterfly valve that can reliably prevent the occurrence of a butterfly.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention provides a tablet flow that is rotatably provided with a valve body made of a material having flexibility and having an outer peripheral edge abutting on an inner surface of a casing when fully closed. A pressurized fluid is injected / injected into one side surface of the butterfly valve for tablet, which is provided at an intermediate position in the passage, which is downstream when the valve body is fully closed in the tablet butterfly valve. A seal bag that can be expanded and contracted by discharging is provided, and the seal bag is inflated when the valve body is fully closed, so that the seal bag can be brought into close contact with the inner surface of the casing. A seal bag provided on one side surface of the valve element, which is located downstream when the valve element is fully closed, is provided on an outer peripheral portion of the valve element along a circumferential direction.
[0011]
After the valve body is in the fully closed position, when a pressure fluid is injected into the seal bag to expand the seal bag, the seal bag is located at a position downstream of the outer peripheral edge of the valve body that contacts the inner surface of the casing. At the inner surface of the casing. For this reason, even if the tablet is pinched between the outer peripheral portion of the valve body and the inner surface of the casing at the time of the closing operation of the valve body, the tablet drops off to the downstream side on the inner surface of the casing at the downstream position. It is reliably prevented by the sealing bag that is in close contact.
[0012]
Also, by making the expandability of the outer peripheral side of the seal bag provided in the circumferential direction of the valve body larger than that of the inner peripheral side, it is necessary to inflate the seal bag so as to be in close contact with the inner surface of the casing. Therefore, the time required for inflation and contraction of the seal bag can be reduced, and the time required for opening and closing the valve can be shortened.
[0013]
Further, by making the rotary shaft of the valve body have a hollow structure so that the pressure fluid can be injected and discharged from the outside to the seal bag through the inside of the rotary shaft, the pressure from the outside to the seal bag can be reduced. A fluid path for injecting and discharging a fluid can be easily guided into the casing.
[0014]
Furthermore, a fluid supply / discharge path is provided inside the valve body so that the inside of the rotary shaft communicates with the seal bag, so that fluid is supplied / discharged from the inside of the rotary shaft to the seal bag. Can be easily arranged so as not to impede the flow of tablets when the valve is fully opened.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0016]
FIGS. 1A and 2B show one embodiment of the tablet butterfly valve of the present invention. In the same configuration as shown in FIGS. The compressed fluid 10 can be inflated and inflated by injecting, for example, compressed air 10 as a pressure fluid at a required position near the radial outer periphery on one side surface that is the lower surface side (downstream side) in the closed posture. An annular seal bag 9 that can be contracted by discharging the compressed air 10 is provided so as to extend in the circumferential direction. When the valve body 3 is in the fully closed position, the annular seal bag 9 is moved in the upstream and downstream directions. By expanding until it comes into close contact with the inner surface 2 of the casing 1 serving as a tablet flow path communicating with the tablet flow path 7, the outer peripheral edge of the valve body 3 abutting on the inner surface 2 of the casing when in the fully closed position. The lower position of the above expansion To be able to be closed by the annular seal bag 9.
[0017]
More specifically, the annular seal bag 9 is formed in an arc shape divided into two in the circumferential direction so as to avoid the portion of the rotating shaft 4 exposed on one side of the valve body 3. The installation position in the radial direction is such that the annular seal bag 9 in the contracted state does not interfere with the inner surface 2 of the casing 1 when the valve body 3 rotates, and is expanded by expanding the annular seal bag 9. The outer peripheral side of the annular seal bag 9 is set so as to be able to be securely brought into close contact with the inner surface 2 of the casing.
[0018]
The rotary shaft 4 is provided with an air flow path 11 at the center as a hollow structure, and an air supply / discharge port 12 formed at one end of the rotary shaft 4 so as to communicate with one end of the air flow path 11 is provided with a compressed air supply / discharge port. An air supply / discharge passage 15 is connected to the discharge device 13 via a compressed air line 14 and further communicates the air flow path 11 with the inside of the annular seal bag 9 through the inside of the valve body 3. The compressed air supply / discharge device 13 allows the compressed air supply / discharge device 13 to enter the inside of each of the annular seal bags 9 through the compressed air line 14, the air supply / discharge port 12, the air flow path 11, and the air supply / discharge path 15. Injection of the compressed air 10 and discharge of the compressed air 10 injected into each of the annular seal bags 9 can be performed so that expansion and contraction of each of the annular seal bags 9 can be controlled. It is.
[0019]
Other configurations are the same as those shown in FIGS. 4A and 4B, and the same components are denoted by the same reference numerals.
[0020]
When the tablet butterfly valve of the present invention having the above-described configuration is used, when the tablets are supplied to the downstream pneumatic transport device through the tablet flow path 7, the compressed air supply / discharge device 13 compresses the tablets into the annular seal bag 9. In a state in which air is not injected, that is, in a state in which the annular seal bag 9 is contracted, a valve (not shown) is integrally formed with the rotary shaft 4 through the swing of the link arm 6 by a driving device (not shown) as in the related art. The body 3 is rotated so as to be arranged parallel to the axial direction of the casing 1. As a result, the valve 3 is brought to the fully open position, and the tablet 8 is smoothly dropped downward through the tablet flow path 7 and supplied to the pneumatic transport device. At this time, since the annular seal bag 9 is in a contracted state, there is no possibility that the distribution of the tablet 8 in the tablet flow path 7 is hindered.
[0021]
Next, when the supply of the tablets 8 to the pneumatic transport device is stopped, the valve unit 3 is arranged integrally with the rotary shaft 4 through the swinging of the link arm 6 by the driving device so as to be perpendicular to the axial direction of the casing 1. Then, the inside of the annular seal bag 9 is rotated from the compressed air supply / discharge device 13 through the compressed air line 14, the air supply / discharge port 12, the air flow path 11, and the air supply / discharge path 15 until the closed position is reached. Compressed air 10 is injected into the casing to expand the annular seal bag 9 until the outer peripheral side of the annular seal bag 9 comes into close contact with the inner surface 2 of the casing. Thereby, as shown by a two-dot chain line in FIG. 2, even when the tablet 8 is sandwiched between the outer peripheral portion of the valve body 3 and the casing inner surface 2 at the time of the closing operation of the valve body 3, the tablet 8 remains in the lower position. Since the inflated annular seal bag 9 is in close contact with the inner surface 2 of the casing, the tablet 8 is reliably prevented from falling off.
[0022]
Thereafter, when the supply of the tablets 8 to the pneumatic transport device is resumed, the compressed air 10 inside the expanded annular seal bag 9 is removed by the compressed air supply / discharge device 13 through the air supply / discharge path 15, the air flow The annular seal bag 9 is contracted by discharging through the passage 11, the air supply / discharge port 12, and the compressed air line 14, and thereafter, the valve is integrally formed with the rotary shaft 4 through the swing of the link arm 6 by the driving device. The body 3 is rotated to the fully open position.
[0023]
As described above, according to the tablet butterfly valve of the present invention, after the valve body 3 is fully closed, the annular seal bag 9 is inflated. The lower part of the outer peripheral edge of the valve body 3 that contacts the airbag can reliably prevent the tablet 8 from falling off. Therefore, after the annular seal bag 9 is inflated, the downstream air conveyance device can be closed. If the metal valve is closed for high containment, it is possible to prevent the tablet 8 from being bitten by the metal valve and to prevent the tablet 8 from being damaged. It is possible to prevent a possibility that a product may be mixed and adversely affect product quality.
[0024]
Next, FIG. 3 shows another embodiment of the present invention. In a configuration similar to that shown in FIGS. 1A and 2B and FIG. Instead of providing the annular seal bag 9 having a uniform thickness over the entire circumference and being inflated evenly in the circumferential direction by injecting compressed air, for example, a property of greatly expanding in the outer circumferential direction can be provided. An annular seal bag 9a having a structure in which the thickness of the inner peripheral portion is made larger than the thickness of the outer peripheral portion is provided.
[0025]
Other configurations are the same as those shown in FIGS. 1A and 2B and FIG. 2, and the same components are denoted by the same reference numerals.
[0026]
According to the present embodiment, when the compressed air 10 is injected into the annular seal bag 9a by the compressed air supply / discharge device 13 after the valve body 3 is brought to the fully closed position, as shown by a two-dot chain line in FIG. The annular seal bag 9a can be largely inflated in the outer peripheral direction with directivity, and the outer peripheral portion can be more easily brought into close contact with the inner surface 2 of the casing. The amount of air injected into the annular seal bag 9a required to close the lower position of the outer peripheral edge of the valve body 3 that abuts can be reduced, and the time required for inflation of the annular seal bag 9a can be reduced. Further, since the amount of the compressed air 10 injected into the annular seal bag 9a can be reduced, the time required for discharging the compressed air 10 from the annular seal bag 9a can be shortened. Expansion, it is possible to shorten the operating time required for opening and closing of the valve body 3 with a contraction.
[0027]
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and the annular seal bags 9 and 9a may be arranged so as not to interfere with the casing inner surface 2 when the valve body 3 is opened and closed. The air supply / discharge passage 15 for supplying / discharging the compressed air 10 to / from the annular seal bags 9 and 9a from the air flow path 11 provided in the rotary shaft 4 may be provided in each of the annular seal bags. As long as the 9, 9a can be inflated evenly in the longitudinal direction, it can be connected to any position other than the center of the annular seal bags 9, 9a. However, if the size, shape, and arrangement are set so as not to obstruct the circulating tablets 8 when the valve body 3 is in the fully open position, the lower surface side can be set when the valve body 3 is in the closed position. It is also possible to provide it by exposing it on one side, The pressurized gas other than the compressed air 10 or the pressurized liquid may be used as the pressure fluid for injecting into the seal bags 9 and 9a to expand the annular seal bags 9 and 9a. The tablet butterfly valve of the present invention may be provided in the tablet flow path 7 at a location where the tablet 8 may be obstructed when sent downstream at a time other than the predetermined timing, and may be located upstream of the pneumatic transport device. It is needless to say that the present invention can be applied to other than the connected tablet channel 7, and that various changes can be made without departing from the scope of the present invention.
[0028]
【The invention's effect】
As described above, the tablet butterfly valve of the present invention exhibits the following excellent effects.
(1) A valve body made of a material having flexibility and having an outer peripheral portion abutting on the inner surface of the casing when fully closed is rotatably provided and provided at an intermediate position in the tablet flow path. A seal that can be expanded and contracted by injecting and discharging a pressurized fluid into the inside of one side of the valve body that is downstream when the valve body is fully closed in a tablet butterfly valve that can open and close the tablet flow path. By providing a bag and expanding the seal bag when the valve body is fully closed, the seal bag can be brought into close contact with the inner surface of the casing, and more specifically, when the valve body is fully closed. Since the seal bag provided on one side surface of the valve body on the downstream side is provided so as to be provided along the circumferential direction on the outer peripheral portion of the valve body, after the valve body is brought to the fully closed position, the tablet Unexpectedly dropped off The risk of being sent to the downstream side by the ringing can be reliably prevented. Therefore, even in the case where a metal valve attached to the pneumatic transport device is provided on the downstream side, it is possible to prevent the possibility that the tablet is bitten by the metal valve and the tablet is broken. It is possible to prevent the possibility that the quality of the tablet is deteriorated due to mixing of broken tablets.
(2) The seal bag provided in the circumferential direction of the valve body has a configuration in which the expandability on the outer peripheral side is larger than that on the inner peripheral side. Since the required injection amount of the pressure fluid can be reduced, the time required for inflation and contraction of the seal bag can be reduced, and the time required for opening and closing the valve body can be reduced.
(3) By making the rotary shaft of the valve body have a hollow structure so that the pressure fluid can be injected and discharged from the outside to the seal bag through the inside of the rotary shaft, the seal bag can be externally supplied to the seal bag. The fluid path for injecting and discharging the pressure fluid can be easily guided into the casing.
(4) Supplying and discharging fluid from the inside of the rotary shaft to the seal bag by providing a fluid supply / discharge path inside the valve body so that the inside of the rotary shaft communicates with the seal bag. Can be easily arranged so as not to impede the flow of tablets when the valve is fully opened.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 shows an embodiment of a tablet butterfly valve of the present invention, in which (a) is a schematic cut-away side view, and (b) is a view taken in the direction of arrows AA in (a).
FIG. 2 is a cut-away side view showing, on an enlarged scale, an annular seal portion of a valve body in the embodiment of FIG. 1;
FIG. 3 is a diagram corresponding to FIG. 2, showing another embodiment of the present invention.
4A and 4B show an example of a butterfly valve applied to a conventional tablet flow path, wherein FIG. 4A is a schematic cut-away side view, and FIG. 4B is a view taken in the direction of arrows BB in FIG.
FIG. 5 is a view corresponding to FIG. 4 (b) showing a state in which the tablet is sandwiched between the outer peripheral portion of the valve body and the inner surface of the casing in the butterfly valve of FIG. 4;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Casing 2 Inner surface 3 Valve body 4 Rotating shaft 9, 9a Annular seal bag (seal bag)
10 Compressed air (pressure fluid)
11 Air flow path (fluid path)
15 Air supply / discharge path (supply / discharge path)