JP2004278669A - Diaphragm valve - Google Patents

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JP2004278669A
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Akira Uchida
暁 内田
Koichi Tomura
浩一 戸村
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Nippon Daiya Valve Co Ltd
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Nippon Daiya Valve Co Ltd
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To extremely correctly and simply conduct opening/closing work at an intermediate opening. <P>SOLUTION: This diaphragm valve, of a manual operation type, is provided with a bonnet 10, and a handle 7 with a handle sleeve 8 of a tubular form covering a spindle protruded from the bonnet. It is also provided with a tubular member 14 provided to be axially movable to be abutted with the handle and/or the spindle, and a fixing means to fix the tubular member to the bonnet between the bonnet and the handle sleeve. The bonnet comprises a bonnet main body 11, and a bonnet sleeve 12 of a tubular form installed on the outside of the bonnet main body to be engaged with the inside of the tubular member. Female threads are cut in an inner circumferential surface of the tubular member, and male threads are cut in an outer circumferential surface of the bonnet. The tubular member is engaged with the bonnet. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手動操作式のダイヤフラム弁、特にクリーンルーム内で使用されるバイオ弁等に好適な手動操作式のダイヤフラム弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の手動操作式のダイヤフラム弁は、スピンドルをボンネットにねじ込んでコンプレッサを押動し、さらにこのコンプレッサがダイヤフラムを押動して弁座に圧接させる。これにより、ダイヤフラム弁は閉弁する。一方、ボンネットの上部からスピンドルが外部に露出するダイヤフラム弁は、ボンネットとスピンドルとの僅かな隙間からグリース等の潤滑油、摺動粉等が流出して、作業環境を汚染する恐れがある。このため、例えばクリーンルーム内で使用されるバイオ弁等においては、ボンネットから突出するスピンドルを覆うための管状のハンドルスリーブが、ハンドルに一体に取り付けられる。
【0003】
また、従来の手動操作式ダイヤフラム弁は、スピンドルをボンネットにねじ込んでダイヤフラムを開閉させるため、ダイヤフラムを所定の位置に保持するための機構はスピンドルとボンネットとの間のねじ結合だけであり、そのまま放置すると、時間と共にダイヤフラムの開度が変化してしまい、厳密な流量制御が不可能である。このため、ダイヤフラムの開度を長時間に渡り一定に保持するための機構として、例えば、ダイヤフラムの開度調整後に蝶ねじをハンドルスリーブにねじ込んでボンネットに固定するもの、あるいはハンドルとボンネットとの間に別体のロック装置を取り付けるもの等がある(例えば、特許文献参照)。
【0004】
【特許文献】
特開2000─97368号公報(第3−5頁、第1−16図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の手動操作式ダイヤフラム弁において、ダイヤフラムを所定位置に保持するための機構は、蝶ねじでハンドルスリーブを固定したり、あるいはハンドルとボンネットとの間に別体のロック装置を取り付けたりするものである。したがって、いずれの場合も、ダイヤフラムの開度調整後にダイヤフラムをその開度に保持することだけを目的としている。
【0006】
一方、ダイヤフラム弁は、ダイヤフラムを全開又は全閉のみならず、中間開度に調整する必要もある。しかし、上述の従来の手動操作式ダイヤフラム弁は、スピンドルをボンネットにねじ込むときに、このスピンドルのねじ込みを予め設定した中間開度で自動的に停止させるためのストッパ機能は有していない。このため、ダイヤフラムをこの中間開度まで閉じるときには、目測等によりねじ込み量を調整しなければならないという問題がある。また、ダイヤフラムの開度調整後に、その都度蝶ねじ等によりハンドルを固定しなければならず、開閉作業に手間取るという問題もある。
【0007】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、特に中間開度における開閉時毎の開度調整と、開度調整後のねじ等による固定が不要であり、開閉作業を極めて正確かつ容易に行うことができるダイヤフラム弁を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明が採用する手段は、ボンネットと、このボンネットにねじ込まれるスピンドルを介してダイヤフラムを開閉させると共にボンネットから突出したスピンドルを覆う管状のハンドルスリーブを有するハンドルとを備えた手動操作式のダイヤフラム弁において、ボンネットとスリーブとの間に軸方向に移動可能にハンドルかつ又はスピンドルと当接可能に介装された管状部材と、管状部材をボンネットに固定する固定手段とをさらに備えたことにある。
【0009】
このように、管状部材は、ボンネットとスリーブとの間に軸方向に移動可能であり、かつボンネットに固定するための固定手段を有するから、軸方向の任意の位置でボンネットに固定することができる。また、管状部材は、ハンドルを回してスピンドルをボンネットにねじ込んだときに、ハンドルかつ又はスピンドルと当接するから、スピンドルはそれ以上ボンネットにねじ込まれることはない。つまり、管状部材は中間開度におけるストッパとして機能し、ダイヤフラムの毎開閉時には、ハンドルを回してこのハンドルかつ又はスピンドルを管状部材に当接させれば、ダイヤフラムを予め設定された中間開度まで閉じることができる。
【0010】
また、ハンドルを強く締め込むだけで、管状部材とハンドルとの摩擦力により、ハンドルをボンネットに確実に固定することができ、管状部材は開度調整後のロックとして機能する。さらに、管状部材をダイヤフラムの全閉位置に移動させて固定すれば、管状部材はダイヤフラムの締め過ぎ防止のためのストッパとしても機能する。
【0011】
ボンネットは、ボンネット本体と、このボンネット本体の外側に取り付けられた管状のボンネットスリーブとからなるものでもよい。ボンネット本体とは別体のボンネットスリーブをボンネット本体の外側に取り付けることにより、ボンネットの様々な形状等に拘わらず、管状部材の設計が極めて容易になり、しかも、このような管状部材を備えていない従来のダイヤフラム弁のボンネットを、そのまま流用することも可能となる。
【0012】
管状部材の内周面に雌ねじを削成すると共に、ボンネットの外周面に雄ねじを削成し、管状部材をボンネットに螺合させることもできる。管状部材をボンネットに螺合させるから、管状部材の中間開度への調整、特に微調整が極めて容易になり、作業性が向上する。
【0013】
例えば、上記固定手段は、管状部材の外側から半径方向に進退自在にかつ先端がボンネットに当接可能に螺入されたねじ部材からなる。
【0014】
ボンネットの外周面にダイヤフラムの開度設定位置を表示するマーキングを付すこともできる。このようなマーキングを付せば、ダイヤフラムの開度設定位置が外部から容易に確認でき、特に別体のロック装置等の取付けを排除した本発明のダイヤフラム弁においては、このマーキングがどの角度からも目視でき、開度設定が一段と容易になる。
【0015】
管状部材の外周面にダイヤフラムの開度を表示するマーキングを付すこともできる。このようなマーキングを付せば、ダイヤフラムの開度が外部から容易に確認でき、特に別体のロック装置等の取付けを排除した本発明のダイヤフラム弁においては、このマーキングがどの角度からも目視でき、開度調整が一段と容易になる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明に係るダイヤフラム弁の発明の実施の形態を、図1及び図2を参照して詳細に説明する。図1に示すように、一例としてのダイヤフラム弁は、弁体1、ダイヤフラム2、クッションゴム3、コンプレッサ4、スラスト座金5、スピンドル6、ハンドル7、ボンネット10等から構成される。弁体1は、上部に開口部1aを有し、弁座1bによって内部の流路が二分される。ダイヤフラム2は、弾性素材により形成され、ボンネット10によりクッションゴム3を介装して弁体1に固定される。ダイヤフラム2は、コンプレッサ4、スラスト座金5を介装してスピンドル6に取り付けられる。
【0017】
ボンネット10は、ボンネット本体11と管状のボンネットスリーブ12とからなり、ボンネットスリーブ12はボンネット本体11の外側に、止めねじ13により取り付けられる。スピンドル6はボンネット本体11に螺合し、回動可能に軸支される。スピンドル6の上部にはハンドル7が取り付けられる。ハンドル7を回してスピンドル6をボンネット本体11にねじ込むと、コンプレッサ4が下方へ押動され、さらにこのコンプレッサ4がダイヤフラム2を下方へ押動して弁体1の弁座1bに圧接する。これによりダイヤフラム2は全閉となる。
【0018】
ボンネット本体11の上部には油溜り11aが設けられ、ボンネット本体11とスピンドル6との僅かな隙間からグリース等の潤滑油が漏れだした場合に、その潤滑油は油溜り11aに溜まる。ハンドル7には、ボンネット本体11から突出するスピンドル6を覆うための管状のハンドルスリーブ8が一体に形成され、油溜り11aに溜まった潤滑油や摺動粉が弁外に流出して外部環境を汚染するのを防止する。ボンネットスリーブ12とハンドルスリーブ8との間には、管状のストッパナット(管状部材)14が介装される。
【0019】
ストッパナット14の内周面には雌ねじが、ボンネットスリーブ12の外周面には雄ねじがそれぞれ削成され、ストッパナット14はボンネットスリーブ12と螺合する。ストッパナット14を回転させると軸方向に移動する。止めねじ(ねじ部材)15が、ストッパナット14の外側から半径方向に進退自在に、かつその先端がボンネットスリーブ12に当接可能に螺入される。ストッパナット14は、止めねじ15によりボンネットスリーブ12に固定される。ストッパナット14は、スピンドル6をボンネット本体11にねじ込んだときに、その上端部がハンドル7と当接する。
【0020】
ストッパナット14の外周面に、軸方向に延びるカラーマーキング14aを付す。図2に示すように、ボンネットスリーブ12の外周面に、軸方向に延びるカラーマーキング12aを付す。
【0021】
次に、本ダイヤフラム弁の操作方法について説明する。図1に示す止めねじ15を緩め、ストッパナット14を回転させて、これを所定の最下点まで下降させる。この所定の最下点は、ダイヤフラム2の締め過ぎ防止の観点から予め設定される。止めねじ15を締め込んで、ストッパナット14をボンネットスリーブ12に固定する。
【0022】
このとき、図2に示すボンネットスリーブ12のマーキング12aは、ストッパナット14の下端面と面一となっており、これによりストッパナット14がダイヤフラム2の全閉位置に調整されたことが確認される。また、ハンドルスリーブ8の直下に露出するストッパナット14のマーキング14aの軸方向長さh1 により、ダイヤフラム2がどのような開度で開いているかを確認できる。止めねじ15を緩め、ストッパナット14を回転させて、図2に示すように、ボンネットスリーブ12のマーキング12aの長さがh2 になるまでストッパナット14を上昇させる。止めねじ15を締め込んで、ストッパナット14をボンネットスリーブ12に固定する。これにより、ダイヤフラム2を閉じるときの開度が所定の中間開度に設定される。
【0023】
ハンドル7を回してスピンドル6をボンネット10にねじ込む。ハンドル7がストッパナット14の上端部と当接し、ダイヤフラム2は上述の中間開度まで閉じられる。このように、ストッパナット14はダイヤフラム2を中間開度まで閉じるときのストッパとして機能する。また、ハンドル7を強く締め込むだけで、ハンドル7とストッパナット14との摩擦力により、ハンドル7がボンネット10に確実に固定される。つまり、ストッパナット14はロックとしても機能し、中間開度おけるダイヤフラム2の保持を、特にねじ等を用いることなく極めて容易に行なうことができる。
【0024】
このとき、図1に示すストッパナット14のマーキング14aは、ハンドルスリーブ8の下端面と面一となっており、これによりダイヤフラム2が所定の中間開度まで閉じられたことが確認される。このように、ボンネットスリーブ12のマーキング12aの軸方向長さにより、ダイヤフラム2の開度設定位置が外部から確認でき、ダイヤフラム2の開度設定が容易にできる。また、ストッパナット14のマーキング14aの軸方向長さにより、ダイヤフラム2の開度が外部から確認でき、ダイヤフラム2の開度調整が容易にできる。
【0025】
ハンドル7を逆方向に回せば、ダイヤフラム2を開方向に動かすことができる。そして、止めねじ15を緩め、ストッパナット14を回転させて上昇させ、ストッパナット14をハンドル7に当接させる。止めねじ15を締める。これにより、その開度でダイヤフラム2を保持することができる。
【0026】
このように、本ダイヤフラム弁において、ストッパナット14は、ダイヤフラム2の全閉位置における締め過ぎ防止のためのストッパとしてのみならず、中間開度おけるストッパ及びロックとして機能する。したがって、ダイヤフラム2の毎開閉時には、ハンドル7をそれがストッパナット14に当接するまで回すだけで、ダイヤフラム2を予め設定された中間開度に極めて正確かつ容易に閉じることができる。また、この中間開度におけるダイヤフラム2の保持を、特にねじ等を用いることなく容易に行なうことができる。
【0027】
ストッパナット14をボンネット本体11に螺合させたから、ストッパナット14の中間開度への調整、特に微調整が極めて容易となり作業性が向上する。また、ボンネット10は、ボンネット本体11とこのボンネット本体11の外側に取り付けられる管状のボンネットスリーブ12とからなるので、ボンネット本体11の様々な形状等に拘わらず、ストッパナット14の設計が極めて容易になり、しかもこのようなストッパナットを備えていない従来のダイヤフラム弁のボンネットを、そのまま流用することも可能となる。さらに、本ダイヤフラム弁には別体のロック装置等が取り付けられていないので、マーキング12a,14aはどの角度からも目視でき、開度設定及び開度調整が一段と容易になる。
【0028】
なお、図3に示すように、ボンネットスリーブを設けずに、ストッパナット24をボンネット20に直接螺合させ、止めねじ25(固定部材)により固定するようにしてもよい。また、ストッパナット24の下部にフランジ24aを形成し、ハンドルスリーブ18をこのフランジ24aに当接させるようにしてもよい。
【0029】
ストッパナットは、必ずしもボンネットスリーブに螺合させる必要はない。ストッパナットをボンネットスリーブと軸方向に摺動可能とし、止めねじ等の固定手段により固定するだけのものでもよい。また、ストッパナットをボンネットスリーブに固定するための固定手段は、必ずしも上述の止めねじに限定されるものではない。ボンネットスリーブ及びストッパナットの外周面へのマーキングは、必ずしも実施しなくてもよい。この一方、上述のカラーマーキングと共に、又はそれに代えて、目盛り等のマーキングを付すこともできる。また、ストッパナットをハンドルに当接させるのではなく、スピンドルの一部と考えられる部材に、あるいはこのような部材とハンドルの双方に当接させるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明のダイヤフラム弁は、ボンネットとこのボンネットにねじ込まれるスピンドルを介してダイヤフラムを開閉させると共にボンネットから突出したスピンドルを覆う管状のハンドルスリーブを有するハンドルとを備え、ボンネットとスリーブとの間に軸方向に移動可能にハンドルかつ又はスピンドルと当接可能に介装された管状部材と、管状部材をボンネットに固定するための固定手段とをさらに備えるから、特に中間開度における開閉時毎の開度調整と、開度調整後のねじ等による固定が不要となり、開閉作業を極めて正確かつ容易に行うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダイヤフラム弁を示す正面断面図である。
【図2】中間開度に設定されたダイヤフラム弁を示す正面断面図である。
【図3】別のダイヤフラム弁を示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 弁体
1a 開口部
1b 弁座
2 ダイヤフラム
3 クッションゴム
4 コンプレッサ
5 スラスト座金
6 スピンドル
7 ハンドル
8 ハンドルスリーブ
10 ボンネット
11 ボンネット本体
11a 油溜り
12 ボンネットスリーブ
12a マーキング
13 止めねじ
14 ストッパナット(管状部材)
14a マーキング
15 止めねじ(ねじ部材)
18 ハンドルスリーブ
20 ボンネット
24 ストッパナット(管状部材)
24a フランジ
25 止めねじ(ねじ部材)
h1 ,h2 長さ
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a manually operated diaphragm valve, particularly to a manually operated diaphragm valve suitable for a biovalve used in a clean room.
[0002]
[Prior art]
In a conventional manually operated diaphragm valve, a spindle is screwed into a bonnet to push a compressor, and the compressor pushes the diaphragm to press the diaphragm against a valve seat. Thereby, the diaphragm valve closes. On the other hand, in a diaphragm valve in which a spindle is exposed to the outside from the upper part of the bonnet, lubricating oil such as grease, sliding powder, and the like may flow out of a small gap between the bonnet and the spindle, thereby contaminating the working environment. For this reason, for example, in a biovalve used in a clean room, a tubular handle sleeve for covering a spindle projecting from the bonnet is integrally attached to the handle.
[0003]
In addition, the conventional manually operated diaphragm valve opens and closes the diaphragm by screwing the spindle into the bonnet, and the only mechanism for holding the diaphragm in a predetermined position is a screw connection between the spindle and the bonnet. Then, the degree of opening of the diaphragm changes with time, and strict flow control is impossible. For this reason, as a mechanism for keeping the opening of the diaphragm constant for a long time, for example, a mechanism in which the thumb screw is screwed into the handle sleeve after adjusting the opening of the diaphragm and fixed to the bonnet, or between the handle and the bonnet (See, for example, Patent Literature).
[0004]
[Patent Document]
JP-A-2000-97368 (pages 3-5, FIG. 1-16)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the conventional manually operated diaphragm valve, a mechanism for holding the diaphragm in a predetermined position is to fix the handle sleeve with a thumb screw or to attach a separate locking device between the handle and the bonnet. Or something. Therefore, in any case, the purpose is only to hold the diaphragm at the opening after adjusting the opening of the diaphragm.
[0006]
On the other hand, the diaphragm valve needs not only to fully open or fully close the diaphragm but also to adjust the diaphragm to an intermediate opening degree. However, the above-mentioned conventional manually operated diaphragm valve does not have a stopper function for automatically stopping the screwing of the spindle at a preset intermediate opening when the spindle is screwed into the bonnet. For this reason, when closing the diaphragm to this intermediate opening, there is a problem that the screwing amount must be adjusted by eye measurement or the like. In addition, after adjusting the opening of the diaphragm, the handle must be fixed each time with a thumbscrew or the like, so that there is a problem that the opening and closing work takes time.
[0007]
The present invention has been made to solve such a problem, and in particular, it is not necessary to adjust the opening degree at each opening and closing at an intermediate opening degree and fix it with screws after the opening degree adjustment. An object of the present invention is to provide a diaphragm valve which can be easily operated.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, a means adopted by the present invention includes a bonnet and a handle having a tubular handle sleeve that opens and closes a diaphragm through a spindle screwed into the bonnet and covers a spindle protruding from the bonnet. In the manually operated diaphragm valve provided, a tubular member interposed between the bonnet and the sleeve so as to be movable in the axial direction so as to be in contact with the spindle, and fixing means for fixing the tubular member to the bonnet; In addition.
[0009]
As described above, since the tubular member is movable in the axial direction between the bonnet and the sleeve and has the fixing means for fixing to the bonnet, it can be fixed to the bonnet at an arbitrary position in the axial direction. . Further, the tubular member comes into contact with the handle and / or the spindle when the handle is turned and the spindle is screwed into the bonnet, so that the spindle is not further screwed into the bonnet. In other words, the tubular member functions as a stopper at the intermediate opening, and at each opening and closing of the diaphragm, if the handle is turned to bring the handle and / or the spindle into contact with the tubular member, the diaphragm is closed to the preset intermediate opening. be able to.
[0010]
Further, by simply tightening the handle strongly, the handle can be securely fixed to the bonnet by the frictional force between the tubular member and the handle, and the tubular member functions as a lock after the opening is adjusted. Furthermore, if the tubular member is moved to the fully closed position of the diaphragm and fixed, the tubular member also functions as a stopper for preventing the diaphragm from being overtightened.
[0011]
The bonnet may include a bonnet body and a tubular bonnet sleeve attached to the outside of the bonnet body. By attaching a bonnet sleeve separate from the bonnet body to the outside of the bonnet body, the design of the tubular member becomes extremely easy regardless of various shapes and the like of the bonnet, and furthermore, such a tubular member is not provided. The conventional bonnet of the diaphragm valve can be used as it is.
[0012]
A female screw may be cut on the inner peripheral surface of the tubular member, and a male screw may be cut on the outer peripheral surface of the bonnet, and the tubular member may be screwed to the bonnet. Since the tubular member is screwed into the bonnet, adjustment of the tubular member to an intermediate opening degree, particularly fine adjustment, becomes extremely easy, and workability is improved.
[0013]
For example, the fixing means is a screw member which is screwed into the bonnet so as to be able to advance and retreat in the radial direction from the outside of the tubular member and to be able to abut on the bonnet.
[0014]
A marking indicating the setting position of the diaphragm opening can also be provided on the outer peripheral surface of the bonnet. By providing such a marking, the opening setting position of the diaphragm can be easily confirmed from the outside.In particular, in the diaphragm valve of the present invention in which the attachment of a separate locking device or the like is eliminated, the marking can be obtained from any angle. It is visible and the setting of the opening is further facilitated.
[0015]
A marking indicating the degree of opening of the diaphragm may be provided on the outer peripheral surface of the tubular member. With such a marking, the degree of opening of the diaphragm can be easily confirmed from the outside.In particular, in the case of the diaphragm valve of the present invention in which the attachment of a separate locking device or the like is eliminated, the marking can be viewed from any angle. In addition, adjustment of the opening degree is further facilitated.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of a diaphragm valve according to the present invention will be described in detail with reference to FIGS. As shown in FIG. 1, a diaphragm valve as an example includes a valve body 1, a diaphragm 2, a cushion rubber 3, a compressor 4, a thrust washer 5, a spindle 6, a handle 7, a bonnet 10, and the like. The valve element 1 has an opening 1a at an upper part, and an internal flow path is divided into two by a valve seat 1b. The diaphragm 2 is formed of an elastic material, and is fixed to the valve element 1 with a cushion rubber 3 interposed by a bonnet 10. The diaphragm 2 is attached to a spindle 6 with a compressor 4 and a thrust washer 5 interposed therebetween.
[0017]
The bonnet 10 includes a bonnet body 11 and a tubular bonnet sleeve 12. The bonnet sleeve 12 is attached to the outside of the bonnet body 11 by a set screw 13. The spindle 6 is screwed to the bonnet main body 11 and is rotatably supported by the shaft. A handle 7 is attached to the upper part of the spindle 6. When the handle 6 is turned and the spindle 6 is screwed into the bonnet main body 11, the compressor 4 is pushed downward, and the compressor 4 pushes the diaphragm 2 downward to press the diaphragm 2 against the valve seat 1b of the valve body 1. As a result, the diaphragm 2 is fully closed.
[0018]
An oil sump 11a is provided at an upper portion of the bonnet main body 11, and when lubricating oil such as grease leaks from a slight gap between the bonnet main body 11 and the spindle 6, the lubricating oil accumulates in the oil sump 11a. The handle 7 is integrally formed with a tubular handle sleeve 8 for covering the spindle 6 protruding from the bonnet body 11, and lubricating oil or sliding powder accumulated in the oil sump 11a flows out of the valve to reduce the external environment. Prevent contamination. A tubular stopper nut (tubular member) 14 is interposed between the bonnet sleeve 12 and the handle sleeve 8.
[0019]
A female screw is formed on the inner peripheral surface of the stopper nut 14, and a male screw is formed on the outer peripheral surface of the bonnet sleeve 12, and the stopper nut 14 is screwed with the bonnet sleeve 12. When the stopper nut 14 is rotated, it moves in the axial direction. A set screw (screw member) 15 is screwed into the bonnet sleeve 12 such that the set screw (screw member) 15 can advance and retreat in the radial direction from the outside of the stopper nut 14, and the tip of the set screw can contact the bonnet sleeve 12. The stopper nut 14 is fixed to the bonnet sleeve 12 by a set screw 15. When the spindle 6 is screwed into the bonnet body 11, the upper end of the stopper nut 14 contacts the handle 7.
[0020]
A color marking 14a extending in the axial direction is provided on the outer peripheral surface of the stopper nut 14. As shown in FIG. 2, the outer peripheral surface of the bonnet sleeve 12 is provided with an axially extending color marking 12a.
[0021]
Next, a method of operating the diaphragm valve will be described. The set screw 15 shown in FIG. 1 is loosened, the stopper nut 14 is rotated, and the stopper nut 14 is lowered to a predetermined lowest point. The predetermined lowermost point is set in advance from the viewpoint of preventing the diaphragm 2 from being overtightened. The stopper nut 14 is fixed to the bonnet sleeve 12 by tightening the set screw 15.
[0022]
At this time, the marking 12a of the bonnet sleeve 12 shown in FIG. 2 is flush with the lower end surface of the stopper nut 14, thereby confirming that the stopper nut 14 has been adjusted to the fully closed position of the diaphragm 2. . Further, the opening degree of the diaphragm 2 can be confirmed by the axial length h1 of the marking 14a of the stopper nut 14 exposed directly below the handle sleeve 8. The set screw 15 is loosened and the stopper nut 14 is rotated to raise the stopper nut 14 until the length of the marking 12a of the bonnet sleeve 12 becomes h2 as shown in FIG. The stopper nut 14 is fixed to the bonnet sleeve 12 by tightening the set screw 15. Thereby, the opening when closing the diaphragm 2 is set to the predetermined intermediate opening.
[0023]
The spindle 6 is screwed into the bonnet 10 by turning the handle 7. The handle 7 comes into contact with the upper end of the stopper nut 14, and the diaphragm 2 is closed to the above-described intermediate opening. Thus, the stopper nut 14 functions as a stopper when closing the diaphragm 2 to the intermediate opening. Further, simply by strongly tightening the handle 7, the handle 7 is securely fixed to the bonnet 10 by the frictional force between the handle 7 and the stopper nut 14. In other words, the stopper nut 14 also functions as a lock, and can hold the diaphragm 2 at the intermediate opening very easily without using a screw or the like.
[0024]
At this time, the marking 14a of the stopper nut 14 shown in FIG. 1 is flush with the lower end surface of the handle sleeve 8, thereby confirming that the diaphragm 2 has been closed to a predetermined intermediate opening. As described above, the opening setting position of the diaphragm 2 can be confirmed from the outside by the axial length of the marking 12a of the bonnet sleeve 12, and the opening setting of the diaphragm 2 can be easily performed. Further, the opening of the diaphragm 2 can be confirmed from the outside by the axial length of the marking 14a of the stopper nut 14, and the opening of the diaphragm 2 can be easily adjusted.
[0025]
By turning the handle 7 in the opposite direction, the diaphragm 2 can be moved in the opening direction. Then, the set screw 15 is loosened, the stopper nut 14 is rotated and raised, and the stopper nut 14 is brought into contact with the handle 7. Tighten the set screw 15. Thus, the diaphragm 2 can be held at the opening.
[0026]
As described above, in the present diaphragm valve, the stopper nut 14 functions not only as a stopper for preventing excessive tightening of the diaphragm 2 at the fully closed position, but also as a stopper and a lock at an intermediate opening. Therefore, each time the diaphragm 2 is opened and closed, simply turning the handle 7 until it comes into contact with the stopper nut 14 allows the diaphragm 2 to be closed very accurately and easily to a preset intermediate opening. Further, the holding of the diaphragm 2 at the intermediate opening can be easily performed without using a screw or the like.
[0027]
Since the stopper nut 14 is screwed into the bonnet main body 11, adjustment of the stopper nut 14 to an intermediate opening degree, particularly fine adjustment, becomes extremely easy, and workability is improved. Further, since the bonnet 10 is composed of the bonnet body 11 and the tubular bonnet sleeve 12 attached to the outside of the bonnet body 11, the design of the stopper nut 14 is extremely easy regardless of various shapes of the bonnet body 11. In addition, the bonnet of the conventional diaphragm valve without such a stopper nut can be used as it is. Further, since the diaphragm valve is not provided with a separate locking device or the like, the markings 12a and 14a can be viewed from any angle, and the setting of the opening and the adjustment of the opening can be further facilitated.
[0028]
Note that, as shown in FIG. 3, the stopper nut 24 may be directly screwed to the bonnet 20 and fixed with the set screw 25 (fixing member) without providing the bonnet sleeve. Further, a flange 24a may be formed below the stopper nut 24, and the handle sleeve 18 may be brought into contact with the flange 24a.
[0029]
The stopper nut does not necessarily need to be screwed into the bonnet sleeve. The stopper nut may be slidable in the axial direction with the bonnet sleeve, and may be simply fixed by fixing means such as a set screw. Further, the fixing means for fixing the stopper nut to the bonnet sleeve is not necessarily limited to the above-mentioned set screw. Marking on the outer peripheral surfaces of the bonnet sleeve and the stopper nut does not necessarily have to be performed. On the other hand, a marking such as a scale can be provided together with or instead of the above-described color marking. Further, instead of making the stopper nut abut on the handle, the stopper nut may be made to abut on a member considered as a part of the spindle, or on both such a member and the handle.
[0030]
【The invention's effect】
As described in detail above, the diaphragm valve of the present invention includes a bonnet and a handle having a tubular handle sleeve that opens and closes the diaphragm via a spindle screwed into the bonnet and covers a spindle protruding from the bonnet. A tubular member interposed between the sleeve and the sleeve so as to be movable in the axial direction so as to be in contact with the handle and / or the spindle, and a fixing means for fixing the tubular member to the bonnet. It is not necessary to adjust the opening degree at each opening and closing operation and to fix the opening degree with screws or the like after the opening degree adjustment, so that an excellent effect that the opening and closing work can be performed extremely accurately and easily can be achieved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front sectional view showing a diaphragm valve according to the present invention.
FIG. 2 is a front sectional view showing a diaphragm valve set to an intermediate opening.
FIG. 3 is a front sectional view showing another diaphragm valve.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Valve body 1a Opening 1b Valve seat 2 Diaphragm 3 Cushion rubber 4 Compressor 5 Thrust washer 6 Spindle 7 Handle 8 Handle sleeve 10 Bonnet 11 Bonnet body 11a Oil reservoir 12 Bonnet sleeve 12a Marking 13 Set screw 14 Stopper nut (tubular member)
14a Marking 15 Set screw (screw member)
18 Handle sleeve 20 Bonnet 24 Stopper nut (tubular member)
24a Flange 25 Set screw (screw member)
h1, h2 length

Claims (6)

ボンネット(10,20)と、前記ボンネットにねじ込まれるスピンドル(6)を介してダイヤフラム(2)を開閉させると共に前記ボンネットから突出した前記スピンドルを覆う管状のハンドルスリーブ(8,18)を有するハンドル(7)とを備えた手動操作式のダイヤフラム弁において、前記ボンネットと前記ハンドルスリーブとの間に軸方向に移動可能に前記ハンドルかつ又は前記スピンドルと当接可能に介装された管状部材(14,24)と、前記管状部材を前記ボンネットに固定する固定手段とを備えたことを特徴とするダイヤフラム弁。A handle having a bonnet (10, 20) and a tubular handle sleeve (8, 18) for opening and closing the diaphragm (2) via a spindle (6) screwed into the bonnet and covering the spindle protruding from the bonnet; 7) a manually operated diaphragm valve comprising: a tubular member (14, 14) interposed between the bonnet and the handle sleeve so as to be movable in the axial direction so as to be in contact with the handle and / or the spindle. 24) and a fixing means for fixing the tubular member to the bonnet. 前記ボンネット(10)は、ボンネット本体(11)と、前記ボンネット本体の外側に取り付けられた管状のボンネットスリーブ(12)とからなることを特徴とする請求項1に記載のダイヤフラム弁。The diaphragm valve according to claim 1, wherein the bonnet (10) comprises a bonnet body (11) and a tubular bonnet sleeve (12) mounted outside the bonnet body. 前記管状部材(14)の内周面に雌ねじを削成すると共に前記ボンネット(12,20)の外周面に雄ねじを削成し、前記管状部材を前記ボンネットに螺合させたことを特徴とする請求項1又は2に記載のダイヤフラム弁。A female screw is formed on an inner peripheral surface of the tubular member (14), and a male screw is formed on an outer peripheral surface of the bonnet (12, 20), and the tubular member is screwed to the bonnet. The diaphragm valve according to claim 1. 前記固定手段は、前記管状部材の外側から半径方向に進退自在にかつ先端が前記ボンネット(12,20)に当接可能に螺入されたねじ部材(15,25)からなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のダイヤフラム弁。The fixing means comprises a screw member (15, 25) screwed into the bonnet (12, 20) so as to be able to advance and retreat in the radial direction from the outside of the tubular member and to be in contact with the bonnet (12, 20). The diaphragm valve according to claim 1. 前記ボンネット(12,20)の外周面に前記ダイヤフラム(2)の開度設定位置を表示するマーキング(12a)を付したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のダイヤフラム弁。The diaphragm valve according to any one of claims 1 to 4, wherein a marking (12a) for indicating an opening degree setting position of the diaphragm (2) is provided on an outer peripheral surface of the bonnet (12, 20). 前記管状部材(14,24)の外周面に前記ダイヤフラム(2)の開度を表示するマーキング(14a)を付したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のダイヤフラム弁。The diaphragm valve according to any one of claims 1 to 5, wherein a marking (14a) for indicating an opening degree of the diaphragm (2) is provided on an outer peripheral surface of the tubular member (14, 24).
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