JP2004276009A - Stirring device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、真空状態の容器内にて攪拌を行なう攪拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
真空状態の容器内にて物質の攪拌を行なう従来の攪拌装置としては、攪拌羽根付き攪拌軸を回転させるモーターと、攪拌が行なわれる容器とを有し、攪拌軸を容器内へ挿入状とし、容器と攪拌軸の外周面との間においてシールを行ない、容器内を真空にして攪拌を行なうものがある(例えば、特許文献1参照)。
つまり、容器にシール付き軸受が配設され、そのシールにより回転する攪拌軸の外周面においてシールしている。
また、従来よりあるこのような攪拌装置を図3の断面側面図により説明すると、攪拌容器40の開口部側にメカニカルシール41付きの軸受部材42が接続されており、メカニカルシール41のシール材をシール押さえ46により締めつけ、攪拌軸44の外周面において気密が保持される。そして、モーター43により攪拌羽根45付き攪拌軸44が回転し、攪拌容器40内にて攪拌が行なわれる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−29764号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の減圧攪拌装置は、軸受部材42にメカニカルシール41が用いられている為、攪拌軸44が回転すると軸44とシール41の間に摩擦熱が発生すると共に、シール41の磨耗(破壊)が進行し、このシール部分より攪拌容器40内の真空が破壊されて高真空は期待できず(高真空が保持できなくなり)、また、シール部分・軸受部材における磨耗粉やシール41の破片等の不純物が攪拌容器40内に侵入し、攪拌を行なう物質と混ざり、生成物(反応物)の純度の低下を招くという問題点がある。
【0005】
そこで本発明は、高真空状態を得ることが可能であり、また、純度の高い生成物を得ることのできる攪拌装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る攪拌装置は、完全密閉型モーターと、該モーターにて回転駆動される攪拌羽根付き攪拌軸と、該モーターのフランジ部に接続されて該攪拌軸を収容し密閉状態とされる真空容器と、を備えたものである。
また、上記攪拌軸に外嵌取着される鍔部材と、底部において該攪拌軸が挿通すると共に該鍔部材が取着された該攪拌軸に包囲状となって上記真空容器の攪拌空室部への異物の侵入を防止する有底筒状の異物受け部材と、を有する。また、上記異物受け部材の底部受け皿部は、その内周側に、上記攪拌軸に外嵌状となる立ち上がり周壁部を有し、該底部受け皿部に捕集された異物を外部に排出するドレン管部が該底部受け皿部に接続される。
【0007】
あるいは、完全密閉型モーターと、該モーターにて回転駆動される攪拌羽根付き攪拌軸と、該モーターのフランジ部に接続されて該攪拌軸を収容し密閉状態とされる真空容器と、を備え、上記真空容器は、上記フランジ部に接続される接続管と、接続管に接続され上記攪拌羽根にて攪拌が行なわれる攪拌容器とを有するものである。
また、上記接続管は、上記攪拌軸を挿通させると共に上記攪拌容器を接続させる突出状の差し口部と、該接続管の内周壁が縮径され折り返し状に形成され該攪拌軸に外嵌状となって該攪拌容器への異物の侵入を防止する凹周異物受け部と、を有する。また、上記接続管は、上記凹周異物受け部に捕集された異物を外部に排出するドレン管部を有する。また、上記攪拌容器は、上記接続管の上記差し口部が差し込まれて接続されている。
さらには、上記攪拌軸は、上記真空容器内において軸受部を有することなく、上記モーターから片持ち状となって延伸している。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図示の実施の形態に基づき、本発明を詳説する。
【0009】
本発明に係る攪拌装置は、真空状態の容器内において物質の攪拌を行なう装置であり、図1は、その攪拌装置の実施の一形態を示す断面側面図である。
この装置は、完全密閉型モーター3と、モーター3にて回転駆動される攪拌羽根1付き攪拌軸2と、モーター3のフランジ部14に接続されて攪拌軸2を収容し密閉状態とされる真空容器Aと、を備えている。
【0010】
本発明において言う完全密閉型モーター3とは、モーター部のみから成るモーター3以外に、減速機部付きのモーター3───減速機が接続されたモーター3───を含む。そして、完全密閉型とは、モーターケーシングが密封された構造であり、出力軸が密封状態を保ってケーシングから突出されたものである。または、真空容器Aがフランジ部14にて接続されて、真空容器Aと共にケーシング内が真空状態とできる構造のものである。
【0011】
モーター3の出力軸側に形成されるフランジ部(モーターベース)14は、モーター3の出力軸を挿通状とさせる中心孔19を有した円盤部材であり、モーター本体部3aとの間において密封されている。つまり、モーター(減速機付きモーター)3と真空容器Aが接続されるフランジ部14とを一体化形成して密封状とすることで、メカニカルシールの使用を回避し高真空が保持可能となる。
【0012】
攪拌軸2は、モーター3の出力軸と直列的に接続されており、カップリング17が使用されている。攪拌羽根1は、攪拌軸2の先端部において着脱自在とされており、真空容器Aのうち実際に物質の攪拌が行なわれる攪拌空室部16(攪拌容器4)の形状に対応した形状の羽根(ブレード)である。
【0013】
真空容器Aは、図1に示すように、モーター3のフランジ部14に接続される接続管5と、接続管5に接続され攪拌羽根1にて攪拌が行なわれる攪拌容器4とを有する。接続管5と攪拌容器4とは、ガラス製や樹脂製等とすればよい。
接続管5は、一端側がモーター3のフランジ部14と密封接続される合わせ端面18とされ、クランプ20(サニタリークランプ)により締着され、他端側が攪拌容器4と接続される差し口とされている。
【0014】
攪拌容器4は、開口部26を有する球殻状や有底円筒瓶状等とされ、開口部26側が接続管5と接続される。なお、図1に示す接続状態は、攪拌容器4の開口部26に、接続管5の差し口が差し込まれて嵌着状となり、すり合わせにより密封されており、この構成によれば、着脱を容易とし、構造を簡素化している。または図示省略するが、相互が係合する構成や、クランプにより締着させてもよい。また、真空容器Aは、上記接続管5と上記攪拌容器4とが一体的に接続された容器としてもよい。
【0015】
さらに、攪拌装置は、モーター3側やカップリング17により発生する異物(潤滑油、グリース、磨耗粉等)の攪拌空室部16(攪拌容器4)への混入を防止する鍔部材(拡散リング)6と、異物受け部材7とを、接続管5の内方位置に有している。
鍔部材6は、攪拌軸2に外嵌取着される環状円板部材(円盤)であり、フランジ部14の中心孔19を隙間を持って施蓋する位置と、異物受け部材7の後述する立ち上がり周壁部9の先端開口部9aを隙間を持って施蓋する位置と、に2枚配設されている。
【0016】
異物受け部材7は、略有底筒状であり、その底部(底面)の中心の孔において攪拌軸2が挿通すると共に、鍔部材6が取着された攪拌軸2に包囲状となって真空容器Aの攪拌空室部16(攪拌容器4)への異物の侵入を防止するものである。また、異物受け部材7の底部受け皿部8は、その内周側に、攪拌軸2に隙間を持って外嵌状となる立ち上がり周壁部9を有し、底部受け皿部8はオイルパン部(オイル受け部)となる。
異物受け部材7の開口部側は、モーター3のフランジ部14と、止めネジ等により取着され、異物受け部材7は、攪拌を行なう真空容器Aの内方位置において、真空容器Aに対して2重管となると言える。
【0017】
これにより攪拌軸2が回転すると鍔部材6も共廻りし、その遠心力により攪拌軸2及び鍔部材6に付着する異物は投射され、異物受け部材7の周壁(筒状隔壁部)を経て底部(底部受け皿部8)に異物が補集される。
さらに、底部受け皿部8には、底部受け皿部8に捕集された異物を真空容器Aの外部に排出するドレン管部12が接続されている。
【0018】
このドレン管部12は、図1では、フランジ部14を貫通して外部へ延伸する管路としているが、この管路は図外の真空ポンプと接続され、真空容器A内の真空引きを行なわせることができる。つまり、排気管24と排気口25とを有する減圧管がドレン管部12を兼ねており、異物は排気管24を通過し排気口25より排出されるとも言える。
【0019】
図2は、攪拌装置の他の実施の形態を示す。この装置は、完全密閉型モーター3と、モーター3にて回転駆動される攪拌羽根1付き攪拌軸2と、モーター3のフランジ部14に接続されて攪拌軸2を収容し密閉状態とされる真空容器Aと、を備える。そして、真空容器Aは、フランジ部14に接続される接続管5と、接続管5に接続され攪拌羽根1にて攪拌が行なわれる(攪拌空室部16となる)攪拌容器4とを有する。なお、モーター3、フランジ部14、及び、攪拌羽根1付き攪拌軸2は、図1のものと同様であり、説明を省略する。
【0020】
接続管5と攪拌容器4とは、ガラス製や樹脂製等とすればよく、接続管5は、一端部側がフランジ部14と密封接続される合わせ端面18とされてクランプ20(サニタリークランプ)により締着される。接続管5は、外周輪郭形状がボトル形とされており、接続管5は、その他端部側に、攪拌軸2を挿通させると共に攪拌容器4を接続させる突出状の差し口部10を有している。
【0021】
そして、攪拌容器4は、開口部26を有する球殻状や有底円筒瓶状等とされ、開口部26側が接続管5の差し口部10と接続される。なお、図2に示す接続状態は、攪拌容器4の開口部26に、接続管5の差し口部10が差し込まれて嵌着状となり、すり合わせにより密封される。この構成により攪拌容器4の着脱を容易とし、構造を簡素化している。または図示省略するが、相互が係合する構成や、クランプにより締着させてもよい。
【0022】
また、接続管5は、その内周壁5aが、他端部側において、縮径され折り返し状に形成され攪拌軸2に外嵌状となって攪拌容器4への異物の侵入を防止する凹周異物受け部11を有している。つまり、凹周異物受け部11は、外周側が接続管本体の一部である外筒部22と、外筒部22と2重管となって攪拌軸2に隙間を持って外嵌する内筒部21と、外筒部22と内筒部21とを連続(連結)させる折り返し凹周連結部23と、から成る。接続管5において差し口部10と凹周異物受け部11の内筒部21とは同芯の筒状とされ、相互反対方向へ突出状(延伸状)とされている。
この構成と後述する鍔部材6とにより、異物が攪拌軸2と内筒部21との隙間から侵入することが不可能となり、凹周異物受け部11において異物が補集される。つまり、凹周異物受け部11がオイルパン部となる。
【0023】
さらに、接続管5は、凹周異物受け部11に捕集された異物を外部に排出するドレン管部13を有している。具体的に説明すると、上記折り返し凹周連結部23においてドレン管部13が接続管5の管壁を貫通するように形成されており、折り返し凹周連結部23に補集された異物が、ドレン管部13から直ぐに接続管5の外部へ排出できる。
このドレン管部13は、図外の真空ポンプと接続され、真空容器A内の真空引きを行なわせることができる。つまり、減圧管がドレン管部13を兼ねており、異物は減圧管より排出されるとも言える。
【0024】
さらに、攪拌装置は、モーター3側やカップリング17により発生する異物(潤滑油、グリース、磨耗粉等)の攪拌空室部16(攪拌容器4)への混入を確実に防止する鍔部材(拡散リング)6を有している。
鍔部材6は、接続管5の内方位置において、攪拌軸2に外嵌取着される環状円板部材(円盤)であり、フランジ部14の中心孔19を隙間を持って施蓋する位置と、凹周異物受け部11の一部である内筒部21の先端開口部21aを隙間を持って施蓋する位置と、に2枚配設されている。
これにより攪拌軸2が回転すると鍔部材6も共廻りし、その遠心力により攪拌軸2及び鍔部材6に付着する異物は投射され、凹周異物受け部11の周壁(接続管本体)を経て底部(凹周連結部23)に異物が補集される。
【0025】
さらに、図1及び図2の攪拌装置において、先端側に攪拌羽根1を取着する攪拌軸2は、真空容器A内において軸受部を有することなく、モーター3から片持ち状となって延伸している(垂設されている)。つまり、図3に示した従来の攪拌装置のように容器に、攪拌軸2を保持すると共にシールするためのメカニカルシール41付き軸受部材42が存在しないため、攪拌軸2とシールとの間の磨耗等による磨耗粉が生じることがない。
【0026】
従って、本発明の攪拌装置は、モーター3(及び減速機)を完全密閉型とし、真空容器A(反応容器)をモーター3のフランジ部14に冠着・係着している。つまり、モーター3(及び減速機)を真空容器Aと一体化し、全体を気密状態として高真空が保持でき、異物の混入も無くなり高純度の生成物が得られる。
【0027】
また、モーターケーシングは大気に曝されている為、自然冷却が可能となりモーター3の放熱を助けモーター3の冷却効率を高める事ができ、また、モーターケーシングは大気に曝されている為、必要な時は冷却装置の取付も可能である。さらに、メカニカルシールを使用しない為モータートルクを小さくでき、モーター3自身の発熱も少なくなる。
【0028】
【発明の効果】
本発明は上述の構成により次のような効果を奏する。
【0029】
(請求項1又は4によれば)従来必要であった攪拌軸2周りのメカニカルシール(密封手段)が不要となる。従って、攪拌軸2周りの密封手段から漏れが生じないため、攪拌容器4内を高真空状態とすることが可能となり、高真空中での化学反応生成物の純度向上が図れる。
また、攪拌軸2の回転によるメカニカルシール等の密封手段からの磨耗粉が発生しないため、高純度の攪拌生成物を得ることができる。
装置がコンパクト化、簡素化、軽量化できる。
【0030】
(請求項2によれば)鍔部材6が遮蔽板となり、モーター3側から攪拌軸2をつたって異物が攪拌容器4に混入することがない。また、攪拌軸2に伴う鍔部材6の回転による遠心力により、攪拌軸2、鍔部材6に付着する異物が異物受け部材7側へ投射(放出)でき、異物受け部材7にて異物を捕集でき、攪拌空室部16への異物の侵入を防止できる。鍔部材6と異物受け部材7とにより、モーター3における潤滑油(オイルミスト)等が攪拌空室部16内へ混入することがない。
(請求項3によれば)異物を装置の外部へ排出でき、異物が攪拌物質と混ざることが決してなく、不純物の無い高純度の生成物が得られる。
【0031】
(請求項5によれば)攪拌容器4との接続が容易となり、また、凹周異物受け部11を別部材として構成し装着させる必要がなく、異物の補集が可能となり、異物の攪拌容器4への侵入が防げる。
(請求項6によれば)異物を装置の外部へ排出でき、異物が攪拌物質と混ざることが決してなく、不純物の無い高純度の生成物が得られる。
(請求項7によれば)構成を簡素化でき、さらに、攪拌容器4の着脱が簡単となる。
(請求項8によれば)真空容器A内に軸受部を有さないため、軸受部による磨耗粉の発生が無く、高純度の攪拌生成物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の攪拌装置の実施の一形態を示す断面側面図である。
【図2】本発明の攪拌装置の他の実施の形態を示す断面側面図である。
【図3】従来の攪拌装置の断面側面図である。
【符号の説明】
1 攪拌羽根
2 攪拌軸
3 モーター
4 攪拌容器
5 接続管
5a 内周壁
6 鍔部材
7 異物受け部材
8 底部受け皿部
9 立ち上がり周壁部
10 差し口部
11 凹周異物受け部
12 ドレン管部
13 ドレン管部
14 フランジ部
16 攪拌空室部
A 真空容器[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a stirrer for stirring in a container in a vacuum state.
[0002]
[Prior art]
As a conventional stirring device that stirs a substance in a container in a vacuum state, a motor that rotates a stirring shaft with stirring blades and a container in which stirring is performed, and the stirring shaft is inserted into the container, There is a method in which a seal is performed between a container and an outer peripheral surface of a stirring shaft, and the inside of the container is evacuated to perform stirring (for example, see Patent Document 1).
That is, a bearing with a seal is disposed in the container, and the outer periphery of the rotating stirring shaft is sealed by the seal.
Further, a description will be given of such a conventional stirring device with reference to the cross-sectional side view of FIG. 3. A
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-29764
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional decompression stirrer, since the
[0005]
Therefore, an object of the present invention is to provide a stirrer capable of obtaining a high vacuum state and obtaining a product with high purity.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, a stirrer according to the present invention includes a completely hermetic motor, a stirring shaft with stirring blades rotationally driven by the motor, and a stirring shaft connected to a flange portion of the motor. , And a vacuum container that is sealed.
A flange member externally attached to the stirring shaft; and a stirrer shaft inserted into the bottom of the stirring shaft and surrounded by the stirring shaft to which the flange member is attached. And a bottomed cylindrical foreign-matter receiving member for preventing foreign matter from entering the housing. In addition, the bottom receiving portion of the foreign material receiving member has a rising peripheral wall which is fitted on the stirring shaft on the inner peripheral side thereof, and a drain for discharging the foreign material collected in the bottom receiving portion to the outside. A tube is connected to the bottom pan.
[0007]
Alternatively, a completely hermetic motor, a stirring shaft with stirring blades rotationally driven by the motor, and a vacuum vessel that is connected to a flange portion of the motor and accommodates the stirring shaft to be in a sealed state, The vacuum vessel has a connection pipe connected to the flange portion, and a stirring vessel connected to the connection pipe and being stirred by the stirring blade.
Further, the connection pipe has a protruding mouth portion through which the stirring shaft is inserted and to which the stirring vessel is connected, and an inner peripheral wall of the connection pipe which is reduced in diameter and is formed in a folded shape so as to be fitted around the stirring shaft. And a concave peripheral foreign matter receiving portion for preventing foreign matter from entering the stirring vessel. In addition, the connection pipe has a drain pipe part that discharges foreign matter collected in the concave foreign matter receiving part to the outside. The stirring vessel is connected by inserting the outlet of the connection pipe.
Further, the stirring shaft extends cantilevered from the motor without having a bearing in the vacuum vessel.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on the illustrated embodiments.
[0009]
The stirring device according to the present invention is a device for stirring a substance in a container in a vacuum state, and FIG. 1 is a cross-sectional side view showing one embodiment of the stirring device.
This apparatus includes a completely sealed
[0010]
The completely enclosed
[0011]
The flange portion (motor base) 14 formed on the output shaft side of the
[0012]
The stirring
[0013]
As shown in FIG. 1, the vacuum vessel A has a
One end of the
[0014]
The stirring
[0015]
Further, the stirrer is a flange member (diffusion ring) for preventing foreign matter (lubricating oil, grease, abrasion powder, etc.) generated by the
The
[0016]
The foreign
The opening side of the foreign
[0017]
As a result, when the stirring
Further, a
[0018]
In FIG. 1, the
[0019]
FIG. 2 shows another embodiment of the stirring device. This apparatus includes a completely sealed
[0020]
The
[0021]
The stirring
[0022]
The connecting
With this configuration and a
[0023]
Further, the
The
[0024]
Further, the stirrer is a flange member (diffusion) for surely preventing foreign matter (lubricating oil, grease, abrasion powder, etc.) generated by the
The
As a result, when the stirring
[0025]
Further, in the stirring device of FIGS. 1 and 2, the stirring
[0026]
Therefore, in the stirring device of the present invention, the motor 3 (and the speed reducer) is a completely sealed type, and the vacuum vessel A (reaction vessel) is mounted and engaged with the
[0027]
In addition, since the motor casing is exposed to the atmosphere, natural cooling is possible, heat dissipation of the
[0028]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects by the above configuration.
[0029]
A mechanical seal (sealing means) around the stirring
Further, since no abrasion powder is generated from a sealing means such as a mechanical seal due to rotation of the stirring
The device can be made compact, simple and lightweight.
[0030]
According to the second aspect, the
According to the third aspect, the foreign matter can be discharged to the outside of the apparatus, and the foreign matter never mixes with the stirring substance, so that a high-purity product without impurities can be obtained.
[0031]
(According to claim 5) Connection with the stirring
The foreign substances can be discharged to the outside of the apparatus (according to claim 6), the foreign substances never mix with the agitated substance, and a high-purity product free of impurities can be obtained.
(According to claim 7), the structure can be simplified, and the attachment and detachment of the stirring
Since no bearing is provided in the vacuum vessel A (according to claim 8), no abrasion powder is generated by the bearing and a high-purity agitated product can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a sectional side view showing one embodiment of a stirring device of the present invention.
FIG. 2 is a sectional side view showing another embodiment of the stirring device of the present invention.
FIG. 3 is a sectional side view of a conventional stirring device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (8)
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