JP2004272464A - Device, method, and its program for predicting market share and sales quantity - Google Patents
Device, method, and its program for predicting market share and sales quantity Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004272464A JP2004272464A JP2003060448A JP2003060448A JP2004272464A JP 2004272464 A JP2004272464 A JP 2004272464A JP 2003060448 A JP2003060448 A JP 2003060448A JP 2003060448 A JP2003060448 A JP 2003060448A JP 2004272464 A JP2004272464 A JP 2004272464A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- share
- product
- evaluation value
- characteristic item
- sales
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 44
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims abstract description 369
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims abstract description 102
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 20
- 230000002860 competitive effect Effects 0.000 claims description 15
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 8
- 239000000047 product Substances 0.000 description 388
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 9
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 9
- 230000008859 change Effects 0.000 description 7
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 6
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 4
- 238000000513 principal component analysis Methods 0.000 description 4
- 238000012552 review Methods 0.000 description 3
- 238000012731 temporal analysis Methods 0.000 description 3
- 238000000700 time series analysis Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 1
- 239000006227 byproduct Substances 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000556 factor analysis Methods 0.000 description 1
- -1 for example Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 230000003442 weekly effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規商品が販売開始となった後の商品のシェア(競合商品の総販売数に占める商品の販売数の比率)を予測する技術に関する。さらには、商品の販売数を予測する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】企画した新規商品の仕様等に基づいて新規商品のシェアや販売数を事前に予測することができれば、製造販売するべき新規商品の仕様等を決定しやすくなる。例えば、自動車という商品の場合、排気量、駆動方式、車体サイズ、内装グレード等の特性項目毎に仕様を決定して新規商品を企画する。このときに、企画した仕様の新規商品のシェアや販売数を事前に予測することができれば、高いシェアや販売数が予測できる仕様を決定することができる。また、新規商品のシェアや販売数を予測すれば、新規商品と競合する既存商品のシェアや販売数がどう変化するかを予測することができる。新規商品の販売開始後に既存商品のシェアや販売数がどのように変動するかを予測できれば、既存商品の製造規模の見直し等を容易に行うことが可能となる。
そこで、企画した新規商品の仕様等に基づいて新規商品のシェアや販売数を予測するとともに、競合既存商品のシェアや販売数を予測する技術が開発され、特許文献1や特許文献2に開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−200260号公報
【特許文献2】
特開2002−99706号公報
【0004】
これらの技術では、商品の特性項目毎の評価値を利用して商品のシェアを計算する技術を用いる。
「特性項目」とは、購入者が商品選択時に考慮する要因をいう。例えば、商品が自動車であれば、購入者は、排気量、駆動方式、加速性、車体サイズ、スタイル、安全性、燃費、内装グレード等の各項目を考慮して商品を選択することから、それぞれが特性項目となる。商品がノートパソコンであれば、インストールされているOSやソフト、処理速度、記憶容量、重量、サイズ等の各項目を考慮して商品を選択することから、それぞれが特性項目となる。
「特性項目の評価値」とは、購入者が認める価値の高さをいう。例えば、自動車の購入者が、排気量という特性項目について、1.2リットル〜1.4リットルの排気量を好み、1.4リットル〜1.6リットルの排気量を好まなければ、1.2リットル〜1.4リットルの排気量を持つ自動車が高い評価値を持ち、1.4リットル〜1.6リットルの排気量を持つ自動車は低い評価値を持つ。
【0005】
特性項目毎の評価値は、既に販売している既存商品については、購入者のアンケート等から得ることができる。これから販売する新規商品については、新規商品を評価する社内関係者や新規商品の販売開始前に評価を委嘱した社外モニターによる評価結果等から得ることができる。
【0006】
競合する商品、例えば、商品1と商品2の特性項目毎の評価値が得られると、それぞれの商品のシェアを計算することが可能となり、そのための技術が前記した特許文献1に開示されている。
図1では、商品1の特性項目Aの評価値がa1、特性項目Bの評価値がb1、特性項目Cの評価値がc1、特性項目Dの評価値がd1であり、商品2の特性項目Aの評価値がa2、特性項目Bの評価値がb2、特性項目Cの評価値がc2、特性項目Dの評価値がd2である場合を例示している。この例では、特性項目毎の評価値a1、b1、c1、d1から商品1の総合評価値を計算し、特性項目毎の評価値a2、b2、c2、d2から商品2の総合評価値を計算する。商品1の販売数と商品2の販売数の比率は、商品1の総合評価値と商品2の総合評価値の比率に等しくなるものとしてシェアを計算する。
特許文献1では、商品を、スタイル、加速性、燃費、内装グレード等の特性項目毎に5段階で評価(5が最高評価で1が最低評価)し、評価結果を競合商品毎に用意する。図1の(1)では、商品1の特性項目毎の評価値が、4,4,3,2の評価値であったことを例示している。図1の(2)では、商品2の特性項目毎の評価値が、3,4,2,5の評価値であったことを例示している。
なお、図1では、特性項目が4項目しかないが、実際には項目数はこれよりも多いことが一般的である。例えば、特性項目が25項目であれば、商品1の評価値群a1〜y1、商品2の評価値群a2〜y2、商品3の評価値群a3〜y3が用意される。
特許文献1に開示された技術の1つでは、競合商品毎に用意された特性項目毎の5段階評価値に対して主成分分析を実施して、第1因子を決定する。そして特性項目毎の評価値から第1因子の評価値を計算する。このようにして計算された第1因子の評価値が、商品の総合評価値とされる。図1のように、商品1の第1因子の評価値がz1、商品2の第1因子の評価値がz2、商品3の第1因子の評価値がz3、商品4の第1因子の評価値がz4であれば、商品1のシェアをz1/(z1+z2+z3+z4)の式で求める。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例えば自動車という商品の場合、商品選択に寄与する特性項目の重み(ないしは影響度)は一様でない。直感的にはスタイルという特性項目の評価値が商品選択に大きく影響することが予想できる。ところが、スタイルさえよければ加速性や燃費や内装グレード等に関係なく順調に販売されるものではない。スタイルとは別に、加速性や燃費や内装グレード等も商品選択時に考慮される。
しかしながら、シェアの計算にあたって、どの特性項目は重要でどの特性項目は重要でないかを見極めることは容易でなく、まして重要度の程度を数値化することは難しい。
【0008】
特許文献1に開示された技術の1つでは、競合商品毎に用意された特性項目毎の5段階評価値に対して主成分分析を実施して第1因子を決定し、決定された第1因子の評価値を商品の総合評価値とする。しかしながら、このように計算される総合評価値は、商品間の相対的な魅力度を反映したものにならない。これは、特性項目毎の重要度の相違が考慮されていないからである。例えば、図1の(3)に例示するように、スタイルという商品特性の寄与率が50、加速性の寄与率が25、燃費の寄与率が35、内装グレードの寄与率が25であれば、商品1の真の評価値は、図1の(1)に示すものではなく、図1の(3)に示すように理解しなければならない。商品1のスタイルの評価値は2(=4×50/100)、加速性の評価値は1(=4×25/100)、燃費の評価値は1.05(=3×35/100)、内装グレードの評価値は0.6(=2×30/100)であるとしなければならない。
図1の(1)に例示した評価値から第1因子の評価値を計算すると、重要な特性項目と重要でない特性項目が存在することを考慮しないで総合評価値を計算してしまう。重要な特性項目の評価値を重視し、重要でない特性項目の評価値を過大評価しない総合評価値を計算するためには、図1の(3)に例示したような寄与率によって修正した評価値を利用しなければならない。
しかしながら、特性項目毎の寄与率が不明であれば、図1の(1)に例示した評価値から(3)に例示した評価値に変換することができない。このような変換を行わないで総合評価値を計算すると、重視される特性項目の評価値を過小評価し、重視されない特性項目の評価値を過大評価した総合評価値によってシェアを予測計算する結果となってしまう。
【0009】
商品選択時に考慮する特性項目毎の重要度を知ることができる計測技術が開発されており、コンジョイント分析がよく知られている。このコンジョイント分析によって得られる部分効用係数を利用すると、特性項目毎の寄与率を計測することができる。したがって、商品種類毎の相対的魅力度を正確に反映した総合評価値を計算することができる。信頼のできる総合評価値を計算することができれば、信頼のできる商品のシェアを計算することが可能となる。
【0010】
しかしながら、今までに収集されている商品の特性項目毎の評価値は特性項目毎の5段階評価値である。上記したように商品1の特性項目Aの評価値は1〜5のうちの4、特性項目Bの評価値は4、特性項目Cの評価値は3、特性項目Dの評価値は2であり、商品2の特性項目Aの評価値は3、特性項目Bの評価値は4、特性項目Cの評価値は2、特性項目Dの評価値は5と記憶されている。これらはコンジョイント分析に適する方法で収集された評価値ではないため、コンジョイント分析を実施して特性項目毎の寄与率(重要度)の相違まで反映した総合評価値に換算することができない。したがって、特性項目毎の寄与率(重要度)を知るのに必要な情報が欠落している。このまま特性項目毎の寄与率(重要度)の相違を考慮しないで主成分分析をして第1因子を決定すると、重要な特性項目の評価値は過小評価され、重要でない特性項目の評価値は過大評価されてしまう。
【0011】
なお、商品1の特性項目毎の評価値が5段階評価によらないものも存在する。例えば商品1の特性項目Aについては100人のうちa1人が是とし、特性項目Bについてはb1人が是とし、商品2の特性項目Aについてはa2人が是としたときには、商品1の特性項目Aの評価値はa1、特性項目Bの評価値はb1、商品2の特性項目Aの評価値はa2とすることができる。このように、評価値自体には各種の単位が存在する。しかしながら、過去に収集されている評価値は特性項目毎に評価したものであり、特性項目間の相対的重要度の相違を反映したものではない。そのため、過去に収集されている評価値から商品の総合評価値を計算すると、重要な特性項目の評価値は過小評価され、重要でない特性項目の評価値は過大評価されてしまう。これでは、信頼のできる商品のシェアを計算することはできない。
【0012】
今後は、コンジョイント分析等を駆使することによって、特性項目間の相対的重要度の相違を反映した評価値を得て蓄積していくことが可能であろう。しかしながら、特性項目間の相対的重要度の相違を考慮せずに、特性項目毎に評価する方が遥かに容易である。このため、今後とも、特性項目間の相対的重要度の相違を考慮せずに特性項目毎に評価した評価値を得て蓄積していく可能性が高いと考えられる。
【0013】
従って、特性項目毎に評価した評価値から特性項目間の相対的重要度の相違を反映した商品の総合評価値に換算し、換算した総合評価値を利用することによって信頼のできる商品のシェアを計算する方法が必要とされている。さらには、信頼のできるシェアから商品の販売数を予測計算する方法が必要とされている。
【0014】
本発明では、競合既存商品の特性項目毎の評価値と、新規商品の特性項目毎の評価値とから、信頼に足りる商品の予測シェアと予測販売数を計算できる技術を提供する。
本発明では、特性項目毎に相対的重要度が相違するという事実と、その重要度の相違を指標化するための情報が存在しない事実を認め、それでも信頼に足りるシェアや販売数を計算できる技術を提供する。
本発明では、特性項目のなかからシェアや販売数の正確な計算に必要な特性項目を取得し、シェアや販売数の計算精度を低下させる特性項目を除去する技術を創作し、もって、新規商品販売開始後のシェアや販売数を正確に予測計算できるようにする。
【0015】
【課題を解決するための手段と作用と効果】本発明によって、競合商品の総販売数に占める商品の販売数の比率(シェア)を予測する装置が創作された。
このシェア予測装置は、新規商品に競合する既存商品(競合既存商品)の実績販売数を記憶している実績販売数記憶手段と、競合既存商品と新規商品の特性項目毎の評価値を記憶している「特性項目/評価値」記憶手段と、「特性項目/評価値」記憶手段が記憶している特性項目毎の評価値を利用して商品の販売数の比率(シェア)を計算する「評価値/シェア」計算手段とを備える。
本装置は、「評価値/シェア」計算手段を備えている。このため、過去に遡及した時点で「評価値/シェア」計算手段を作動させることによって、過去に遡及して予測シェアを再現計算することができる。
本装置では、さらに「評価値/シェア」計算手段で利用する特性項目を取捨選択する選択手段を備えている。本発明では、選択した特性項目の評価値を利用してシェアを再現計算する。すなわち、選択手段が選択した特性項目の評価値のみを利用してシェアを予測計算する。過去に遡及して再現計算した予測シェアには、それに対応する実績シェアがすでに判明している。今までの研究によって、「評価値/シェア」計算手段で利用する特性項目をうまく選択すると実績シェアによく一致するシェアの予測計算が再現でき、うまく選択しないと実績シェアから大きく相違するシェアの予測計算が再現されてしまうことがわかっている。商品選択にあたって、重視される特性項目の評価値のみを利用し、重視されない特性項目の評価値を利用しなければ、重視される特性項目の評価値を高く評価できる一方、重視されない特性項目の評価値を過大評価してしまうことがない。したがって、実績シェアによく一致するシェアの予測計算を再現することができる。
本装置は、過去に遡及した時点で「特性項目/評価値」記憶手段が記憶していた評価値であって、「選択手段が選択した特性項目」の「既存商品の評価値」を利用して「評価値/シェア」計算手段が計算した「既存商品のシェア」と、実績販売数記憶手段が記憶している実績販売数から計算される「既存商品の実績シェア」との差を最小とする特性項目の取捨選択結果を特定する手段を備えている。「評価値/シェア」計算手段で利用する特性項目と利用しない特性項目の取捨選択がうまくいくと、実績シェアによく一致するシェアの予測計算が再現できる。特定手段は、そのときに利用した特性項目と、利用しなかった特性項目とを特定する。
本装置は、特定手段が特定した「選択した特性項目」の新規商品と競合既存商品の評価値を利用して「評価値/シェア」計算手段によって新規商品販売開始後の商品のシェアを計算する手段を備えている。
【0016】
本装置によると、実績シェアによく一致するシェアの予測計算を再現できたときに利用した特性項目と、利用しなかった特性項目とが判明する。商品選択にあたって重視される特性項目の評価値については利用し、重視されない特性項目の評価値については利用しないことが可能となる。重視される特性項目の評価値を高く評価してシェアを計算できる一方、重視されない特性項目の評価値を過大評価してシェアを計算することがない。
本装置によると、実績シェアによく一致するシェアの予測計算に寄与する特性項目の評価値を利用して予測計算することができる一方、予測精度を低下させる特性項目の評価値を利用しないで予測計算することができる。したがって、商品のシェアを精度よく予測計算することが可能となる。
【0017】
「特性項目/評価値」記憶手段に、複数種類の競合商品の「特性項目/評価値」が記憶されている場合、特性項目を、商品種類によって評価値が分散する程度に従って順位付けることが可能となる。この場合には、順位付ける手段を付加するとともに、選択手段は、分散の程度の順位に従って、「順位1の特性項目」、「順位1〜順位2の特性項目」、「順位1〜順位3の特性項目」、以下同様に、「順位1〜最終順位の特性項目」を選択することが好ましい。
ここでいう「種類」は、種類―仕様―品目といったように、商品が多階層で分類されている場合には、同一範疇の商品に対しては種類が「種類」となり、種類に対しては仕様が「種類」となり、仕様に対しては品目が「種類」となる。すなわち、「特性項目/評価値」記憶手段には、種類毎、仕様毎、品目毎等に「特性項目/評価値」が記憶されている場合もあり得る。この場合、「評価値/シェア」計算手段は、種類毎、仕様毎、品目毎等にシェアを計算することができる。
上記の新規商品販売数予測装置では、特性項目に順位を付与し、この順位に従って、販売数の計算に用いる特性項目の組合せを探索する。特性項目の全ての組合せのなかから探索する場合に比して、計算量及び計算時間を少なくすることが可能となる。
【0018】
「評価値/シェア」計算手段は、単位となる期間毎のシェアを計算するものであるとともに、その期間に応じて利用する特性項目を変更することが好ましい。
例えば、冬に商品を選択する購入者が重視する特性項目と、夏に商品を選択する購入者が重視する特性項目は相違することがある。あるいは、販売開始後1ヶ月以内に商品を選択する購入者が重視する特性項目と、販売開始後1年以上経ってから商品を選択する購入者が重視する特性項目は相違することがある。
商品の販売数を正確に予測計算するためには、単位となる期間毎にシェアを計算するとともに、その単位期間のシェアの計算に用いる特性項目を期間に応じて変更することが好ましい。冬のシェアの予測計算に用いる特性項目と夏のシェアの予測計算に用いる特性項目は変える方がよく、販売開始後1ヶ月以内のシェアの予測計算に用いる特性項目と販売開始後1年以上経過した後のシェアの予測計算に用いる特性項目は変える方がよい。
【0019】
信頼のできるシェアが計算できれば、信頼のできる販売数を計算することが可能となる。このためには、シェア予測装置に、実績販売数記憶手段に記憶された競合既存商品の実績販売数から新規商品販売開始後の競合商品の総販売数を予測計算する手段と、総販売数計算手段が予測計算した総販売数とシェア計算手段が計算した商品のシェアとから商品の販売数を計算する手段を付加すればよい。
新規商品販売開始後の競合商品の総販売数を予測計算する手段自体は既知であり、例えば特開2000−200260号公報の技術を流用できる。この総販売数計算手段は、競合既存商品の過去の総販売数を時系列分析することによって、新規商品販売開始後の競合商品の総販売数を予測計算する。新規商品販売開始後の総販売数に、新規商品販売開始後の商品毎のシェアを乗算することによって、新規商品販売開始後の競合商品毎の販売数を計算することができる。
【0020】
また、本発明によって、競合商品の総販売数に占める商品の販売数の比率、即ち、シェアを予測する方法を創作した。
この方法は、コンピュータに読取り可能に記憶されている新規商品に競合する既存商品の実績販売数を読取る工程と、コンピュータに読取り可能に記憶されている競合既存商品と新規商品の特性項目毎の評価値を読取る工程と、コンピュータによってシェアの計算に利用する特性項目を取捨選択する工程と、コンピュータによって、「選択された特性項目」の既存商品の評価値を利用して「既存商品のシェア」を再現計算する工程と、コンピュータによって、再現計算された「既存商品のシェア」と実績販売数から計算される「既存商品の実績シェア」との差を最小とする特性項目の取捨選択結果を特定する工程と、コンピュータによって、特定された「選択特性項目」の新規商品と競合既存商品の評価値を利用して新規商品販売開始後の商品のシェアを計算する工程とを有する。
【0021】
この方法では、既存商品の特性項目毎の評価値から既存商品のシェアの予測計算を再現し、再現された予測シェアと実績シェアとの差が最も小さくなる特性項目を選択する。このため、シェアの正確な計算に必要な特性項目が取得され、シェアの計算精度を低下させる特性項目が除去される。シェアの正確な計算に必要なことが検証されている特性項目に関する評価値からシェアが計算されるために商品のシェアを正確に予測計算することができる。
【0022】
さらに、本発明によって、競合商品の総販売数に占める商品の販売数の比率、即ち、シェアを予測するためのプログラムが得られる。
このプログラムは、コンピュータに下記処理、即ち、新規商品に競合する既存商品の実績販売数を読取る処理と、競合既存商品と新規商品の特性項目毎の評価値を読取る処理を実行させる。その他に、シェアの計算に利用する特性項目を取捨選択する処理と、「選択された特性項目」の既存商品の評価値を利用して「既存商品のシェア」を再現計算する処理と、再現計算された「既存商品のシェア」と実績販売数から計算される「既存商品の実績シェア」との差を最小とする特性項目の取捨選択結果を特定する処理と、特定された「選択特性項目」の新規商品と競合既存商品の評価値を利用して新規商品販売開始後の商品のシェアを計算する処理とを実行させる。
【0023】
このプログラムによると、シェアの正確な計算に必要な特性項目が取得され、シェアの計算精度を低下させる特性項目が除去される。シェアの正確な計算に必要なことが検証されている特性項目に関する評価値からシェアが計算されるために、商品のシェアを正確に予測計算することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】まず、本発明が好適に適用される実施の形態について説明をする。
(形態1)特性項目の評価値は、その特性項目の具体的水準を5段階評価した点数である。
(形態2)特性項目の評価値は、その特性項目の具体的水準に評価者が付与した評価点を全評価者について合計した点数である。
(形態3)特性項目の評価値は、その特性項目の具体的水準を是とした者が全評価者のうちで占める比率である。
(形態4)既存商品の販売開始時点から所定期間だけ遡及した時点に遡及して、既存商品のシェアの予測計算を再現する。
(形態5)新規商品のシェアを単位期間毎に予測する。その単位期間は任意に設定することができる。例えば、1年単位、3ヶ月単位、1月単位、1週単位、1日単位等でシェアを予測計算することができる。
(形態6)同じ特性項目が同じ影響度を持つと予想される期間毎に、シェアを計算する。
【0025】
【実施例】
(第1実施例) 最初に図2を参照して、本発明を具現化した第1実施例のシェアと販売数予測計算装置6(以下ではシェア等予測計算装置6という)のシステム構成について説明する。
シェア等予測計算装置6は、演算、入出力、記憶、制御の機能を有するコンピュータで構成されており、ネットワーク4を介して、新規商品の生産会社の管理コンピュータ2に接続されている。シェア等予測計算装置6は、生産会社の管理コンピュータ2からネットワーク4を介して予め送られてきた各種の情報を記憶している各種のデータベース(DB)を備えている。
【0026】
図2のシェア等予測計算装置6は、商品種類毎に実績販売数を記憶している実績販売数データベース8を備えている。実績販売数データベース8のデータ構成例を図5に示す。ここでは、既存商品である商品1〜商品4(実際の商品種類は、これよりはるかに多い)の実績販売数を、商品種類毎に、単位期間毎(この場合は、4半期毎)に区分して、2000年の3/4期から2003年の1/4期までを経時的に例示している。斜線は、その単位期間に商品が販売されていないために実績販売数が存在しないことを示している。2003年1/4期の欄に付された?マークは、その期間については実績販売数が未定であることを示している。なお、単位期間は4半期に限られず、毎日、毎週、毎月、あるいは1年という単位の期間であってもよい。
【0027】
図2のシェア予測装置6は、商品種類と商品特性毎に評価値を記憶している特性項目/評価値データベース10を備えている。特性項目/評価値データベース10のデータ構成例を図4に示す。例えば、商品1(例えば、車種1の自動車)の特性項目A(例えば、排気量という特性項目)については、右側の欄でa1という評価値であることを例示している。評価値は、消費者の価値観調査に応じた調査対象者のうちで、その特性項目を是と評価した者の比率で示されている。100人に調査したところ、車種1の自動車の特性項目A(排気量)について20人が高い評価をしていれば、a1には20という評価値が記憶されている。
既存商品である商品1〜商品4の評価値は、商品を購入する可能性のある者の価値観調査結果から算出されている。一方、これから販売する予定の商品(新規商品であり、この場合、商品5)については、一般消費者の価値観調査を実施することができない。そこで、新規商品5を評価する社内関係者や新規商品の販売開始前に評価を委嘱した社外モニター(一般消費者)によるプレ評価結果から算出されている。例えば、新規商品5の特性項目Aについては左側の欄で、市場に提供されたときにa5’%の人に高い評価がされるであろうと事前評価されたことを例示している。
既存商品である商品1〜商品4についても販売開始前には社内評価者等によって事前に評価されており、図4の中では左側の欄にダッシュ付の記号で示されている。
【0028】
なお、評価値は、上記のような全評価者のうちで是と評価した人数が占める比率での評価値の他に、各評価者が特性項目毎に5段階で評価点を付与したり、100点満点で評価点を付与する場合には、評価点の平均点または合計点を評価値としてもよい。
【0029】
図2のシェア等予測計算装置6は、商品の特性項目毎の評価値からシェアを計算する評価値/シェア計算手段14を備えている。
評価値からシェアを計算するためには各種の方式を採用することができるが、例えば、図1に例示した従来の技術を用いることもできる。この従来の技術では、前記したように、特性項目毎の評価値a1、b1、c1、d1から商品1の総合評価値を計算し、特性項目毎の評価値a2、b2、c2、d2から商品2の総合評価値を計算する。そして、商品1の総合評価値と商品2の総合評価値の比率によって商品1の販売数と商品2の販売数の比率を計算する。
このように、商品1の総合評価値と商品2の総合評価値の比率によって商品1の販売数と商品2の販売数の比率を計算するプロセスは正しいので、本技術でもそれを用いる。ただし、従来の技術では、評価値a1、b1、c1、d1等を一律に扱って総合評価値に換算するために、商品選択に際して重視される特性項目の評価値は過小評価され、商品選択に際して重視されない特性項目の評価値は過大評価されて総合評価値が計算されてしまう。これが問題であることは先に説明したとおりである。
【0030】
図2のシェア等予測計算装置6は、この問題を解決するために、特性項目の選択手段12を備えている。商品選択に際してどの特性項目が重視され、どの特性項目が重視されないかが不明であるために、特性項目を種々に選択する手段12を採用している。
【0031】
図4に例示したように、特性項目Aについての評価値は、商品種類によって、a1〜a5のように分散している。特性項目Bについての評価値は、商品種類によって、b1〜b5のように分散している。このように、特性項目の評価値は、商品種類によって、分散する程度が相違している。
図2のシェア等予測計算装置6に備えられた特性項目の選択手段12には、商品種類によって評価値が分散する程度に従って特性項目を順位付ける手段が内蔵されている。
具体的には、特性項目Aについての評価値群a1〜a5から標準偏差を求め、特性項目Bについての評価値群b1〜b5から標準偏差を求める。以下同様に、すべての特性項目について、その評価値群から標準偏差を求める。図6がその一例を示し、標準偏差が大きい順に、特性項目Dの評価値群の標準偏差値は41.9、特性項目Aの評価値群の標準偏差値は26.3、・・・特性項目Bの評価値群の標準偏差値は15.4、特性項目Gの評価値群の標準偏差値は3.6であったことを例示している。標準偏差が大きい順に、特性項目に順位を付与することができる。
特性項目の選択手段12は、分散の程度の順位に従って、「順位1の特性項目」、「順位1〜順位2の特性項目」、「順位1〜順位3の特性項目」、以下同様に、「順位1〜最終順位の特性項目」を選択する。
【0032】
特性項目の選択手段12で順位1の特性項目(この場合、特性項目D)を選択した場合には、評価値/シェア計算手段14は、選択された特性項目Dの評価値d1〜d5のみを利用してシェアを計算する。商品の総合評価値は特性項目Dのみによって決定され、その他の特性項目の評価値は商品の総合評価に影響しない場合を想定するのに相当する。順位1〜順位2の特性項目(この場合、特性項目Dと特性項目A)を選択した場合には、評価値/シェア計算手段14は、選択された特性項目Dと特性項目Aの評価値d1〜d5、a1〜a5のみを利用してシェアを計算する。商品の総合評価値は特性項目Dと特性項目Aのみによって決定され、その他の特性項目の評価値は商品の総合評価に影響しない場合を想定するのに相当する。以下同様に、特性項目数を増やしながら選択する。順位1〜順位nの特性項目(この場合、全部の特性項目)を選択した場合には、評価値/シェア計算手段14は、全部の特性項目の評価値を利用してシェアを計算する。商品の総合評価値は全部の特性項目によって決定され、いずれの特性項目も軽視できない場合を想定するのに相当する。
【0033】
評価値/シェア計算手段14は、選択された特性項目の評価値からシェアを計算する。特開2000−200260号公報に記載された技術の1つのように、選択された特性項目の評価値に対して主成分分析を実施して第1因子を見出し、その第1因子の商品毎の評価値から、商品毎のシェアを計算することができる。
【0034】
図4に例示した特性項目/評価点データベース10は、過去の既存商品の評価値を蓄積して記憶している。そこで、過去に遡及した時点で競合していた商品の評価値を利用して、評価値/シェア計算手段14によって、シェアの予測計算を再現することができる。例えば、今から1年前の時点に遡って、1年前に販売開始された当時の新規商品のシェアの予測計算を再現することができる。図5の例示の場合、2001年の4/4期に販売開始された商品3のシェアを、2001年の4/4期の開始時点で再現して予測計算することができる。
【0035】
評価値/シェア計算手段14で、過去に遡及した時点での予測シェアを再現する場合には、特性項目の選択手段12が選択した特性項目の評価値のみを利用してシェアを予測計算する。例えば、特性項目の選択手段12が、分散が最も大きい特性項目Dのみを選択している場合には、特性項目Dの評価値d1〜d5のみを利用してシェアを予測計算する。
図2の参照番号16は、このようにして再現計算された予測シェアを示している。例えば、図5に例示する商品3について、販売開始時点(T2)で計算したときに得た予測シェアを再現計算する。販売開始時点(T2)では、商品3は新規商品であり、競合既存商品は商品1、商品2であった。これらの商品の予測シェアを、図4に例示される特性項目Dの評価値d1〜d5によって再現計算する。商品1、商品2は既存商品であるため、市場の意識調査で得られた評価値(ダッシュなし)を利用して、予測シェアを再現計算する。商品3は新規商品であり、市場の意識調査は実行されていなかったことから、事前評価から得られた評価値(ダッシュ付)を利用して、予測シェアを再現計算する。
【0036】
過去に遡及した時点(この場合、図5の時点T2)で再現計算した予測シェアには、対応する実績シェアが存在する。図5の場合、2001年4/4期以降には、商品1、商品2、商品3の実績販売数が記憶されていることから、競合商品であるこれらの商品1〜商品3の実績シェアを計算することができる。図2の参照番号18は、このようにして得られた実績シェアを示している。
【0037】
再現計算した予測シェア16と、実績シェア18とを比較することによって、それらの差を算出することができる。図2の参照番号20は、このようにして得られた差を示している。
【0038】
前記したように、特性項目の選択手段12は、順に、
(1)順位1の特性項目を選択し、
(2)順位1〜順位2の特性項目を選択し、
(3)順位1〜順位3の特性項目を選択し、以下同様に続け、最終的には、
順位1〜最終順位の特性項目を選択する。
選択する特性項目が変わる度に、評価値から計算される予測シェアは変化する。順位1の特性項目を選択してシェアを計算すれば順位1の特性項目のみでシェアが決定されるものとして計算することになる。順位1〜順位2の特性項目を選択してシェアを計算すれば順位1〜順位2の特性項目のみでシェアが決定されるものとして計算することになる。順位1〜順位3の特性項目を選択してシェアを計算すれば順位1〜順位3の特性項目のみでシェアが決定されるものとして計算することになる。商品選択に際してどの特性項目が重視されてどの特性項目が重視されないのかが不明なために、どの予測計算結果の精度が高いかがわからない。
【0039】
特性項目の選択手段12は、前記した順で、次々に利用する特性項目群を選択し、評価値/シェア計算手段14は予測シェアを再現計算し、再現計算された予測シェア16と実績シェア18の差20を算出する。
【0040】
上記のようにして算出した差20を利用することによって、その差を最小とした特性項目の選択結果、すなわち、実績シェア18に最もよく近似した予測シェア16を再現計算した特性項目の選択結果を特定することができる。図2のシェア等予測計算装置6に備えられた、差を最小とした特性項目の取捨選択結果特定手段22は、実績シェア18との差が最小となった予測シェア16の再現計算に利用された特性項目の取捨選択結果を特定する。即ち、選択したことによって正確なシェアの予測につながった特性項目と、選択しなかったために正確なシェアの予測につながった特性項目を特定する。
【0041】
差を最小とした特性項目の取捨選択結果特定手段22で特定された特性項目の評価値のみを利用して、評価値/シェア計算手段14が新規商品販売開始後のシェアを予測計算する。例えば、差を最小とした特性項目の取捨選択結果特定手段22が、特性項目Dと特性項目Aのみを選択している場合には、特性項目Dの評価値d1〜d5と特性項目Aの評価値a1〜a5のみを利用してシェアを予測計算する。
図2の参照番号24は、このようにして計算された予測シェアを示している。例えば、図5に例示する商品1〜商品5について、新規商品5の販売開始後の予測シェアを現在時点(T1)で計算する。現在時点(T1)では、商品1〜商品4は既存商品であり、商品5は未だ販売されていない。これらの商品の予測シェアを、図4に例示される特性項目Dの評価値d1〜d5と特性項目Aの評価値a1〜a5によって計算する。商品1〜商品4は既存商品であるため、市場の意識調査で得られた評価値(ダッシュなし)を利用して、予測シェアを計算する。商品5は新規商品であり、市場の意識調査は実行されていないことから、事前評価から得られた評価値(ダッシュ付)を利用して、予測シェアを計算する。
【0042】
図2のシェア予測装置6は、総販売数計算手段26を備えている。この総販売数計算手段は、例えば、特開2000−200260号公報に記載の技術を利用することができる。競合既存商品が属するカテゴリーの過去の総販売数を時系列分析することによって、新規商品販売開始後の競合商品の総販売数を予測計算する。
図2の参照番号28は、このようにして計算された予測総販売数を示している。図5に例示する商品1〜商品5は競合商品であり、同じカテゴリーに属する。現在時点(T1)までに得られている商品1〜商品4の総販売数、すなわち、カテゴリーの総販売数を時系列分析することによって、新規商品5の販売開始後の商品1〜商品5の総販売数を予測計算する。
【0043】
図2のシェア予測装置6は、販売数計算手段30を備えている。この販売数計算手段30は、総販売数計算手段26が計算した予測総販売数28に、評価値/シェア計算手段14が計算した商品予測シェア24を乗算して、新規商品販売開始後の競合商品毎の販売数を計算する。
図2の参照番号32は、このようにして計算された商品予測販売数を示している。例えば、図5に例示する既存商品1〜商品4と、新規商品5のそれぞれについて、新規商品5の販売開始後の予測販売数を現在時点(T1)で計算することができる。
【0044】
図3のフローチャートは、図5に示す現在の時点(T1)では販売が開始されていない新規商品5の販売開始後の商品のシェアと販売数を予測するための処理手順を示している。
なお、以下に示す実施例では、現在時点(T1)は、新規商品5の販売開始予定時点よりも1年前であるとする。即ち、新規商品5の販売開始予定時点よりも1年前の時点でシェアと販売数の予測計算をする。販売開始予定よりも1年前の時点でシェアと販売数の予測計算をすると、新規商品の仕様を見直したり、新規商品の生産のための設備投資計画を見直したりすることが可能となる。
【0045】
新規商品5の販売開始予定時点よりも1年前の時点(現在時点(T1))で、新規商品5の販売開始予定時点の後において市場で競合する商品の種類を知ることができる。図5では、競合既存商品1〜4が存在する環境の中で、新規商品5の販売が開始される予定であることがわかる。
競合商品のすべてについて、図4の特性項目毎の評価値を得て、特性項目/評価値データベース10に記憶しておく。競合既存商品1〜4については、販売開始後に市場の意識調査を実施して計測された評価値が判明している。新規商品5については、社内の評価者等による事前評価から得られた評価値が判明している。競合既存商品1〜4については、さらに、販売開始前に実施した社内評価者等による事前評価から得られた評価値も判明している。
しかしながら、どの特性項目が重視されるべきであり、どの特性項目が過大評価されるべきでないかは、判明していない。
【0046】
図3のステップS2以降では、重視すべき特性項目と過大評価すべきでない特性項目の取捨選択を実施する。取捨選択にあたっては、予測シェア計算値と実績シェア値を比較し、実績シェア値によく近似する予測シェア計算値をもたらす特性項目を取得する方式を採用する。そのために、実績シェアが判明している既存商品についての予測計算を過去に遡及して再現する処理を実行する。
図3に示した処理では、現在時点(T1)までに1年以上にわたる実績シェアが判明している既存商品1〜3について、シェアの予測計算を再現する(図5の場合、商品4は販売開始後から1年未満であるため、予測シェアの再現計算の対象にしない)。以下では説明の便宜のために、既存商品3を予測シェアの再現計算の対象にした場合を説明する。
【0047】
図3のステップS2では、既存商品3の予測シェアの再現計算をするために、商品3の販売開始時点(T2)よりも1年前の時点(T3)に遡及する。新規商品の販売開始時点よりも1年前の時点で新規商品販売開始後の予測シェアの計算をするのに合わせるものである。
時点T3において、新規商品3に競合する既存商品として、商品1、商品2が存在することが判明している。また、ここでは新規商品3の販売開始後1年間のシェアを予測計算するのに対し、予測対象期間のうちに商品4の販売が開始されることが判明している。従って、時点T3において予測シェアの再現計算をする商品には、商品3の競合商品である商品1と商品2、時点T2より後の2002年の3/4期以降で競合する商品4、新規商品である商品3の4種類が存在することが判明する。
【0048】
時点T3において、図4の特性項目/評価値記憶データベース10には、競合既存商品1と商品2については、販売開始後に市場の意識調査を実施して計測された評価値(ダッシュなし)が記憶されており、当時の新規商品3と商品4については、社内の評価者等による事前評価から得られた評価値(ダッシュ付)が記憶されている。
【0049】
図3のステップS4では、予測シェアの再現計算に利用する特性項目を選択する。ここでは無秩序に選択するのではなく、商品種類によって評価値が分散する程度に従って選択する。具体的には、特性項目Aについての評価値群a1、a2、a3’、a4’から標準偏差を求める。特性項目Bについての評価値群b1、b2、b3’、b4’から標準偏差を求める。以下同様に、すべての特性項目についての評価値群から標準偏差を求める。図6がその一例を示し、標準偏差が大きい順に、特性項目Dの評価値群の標準偏差値は41.9、特性項目Aの評価値群の標準偏差値は26.3・・・特性項目Bの評価値群の標準偏差値は15.4、特性項目Gの評価値群の標準偏差値は3.6であったことを例示している。標準偏差値が大きい順に、特性項目に順位を付与する。
【0050】
図3のステップS4は、複数度繰り返して実行する(すなわち、後のステップS14でNOとなると、繰り返して実行する)。ステップS4を1度目に実行する場合には、順位1の特性項目を選択する。2度目に実行する場合には、順位1〜2の特性項目を選択する。3度目に実行する場合には、順位1〜3の特性項目を選択する。以下同様に実行が繰り返され、最終的には、順位1〜最終順位の特性項目を選択する。分散度順位に従って特性項目の組合せを取捨選択すれば、全ての特性項目を無秩序に組合せて選択する場合に比して、計算量及び計算時間を少なくすることができる。
【0051】
図3のステップS6では、ステップS4で選択された特性項目の評価値を利用して、ステップS2で予測シェアの再現計算の対象とした商品(この場合、商品3)に競合する商品の総合評価値を計算する。
ステップS6を1度目に実行するときには、商品1〜商品4について、最も大きく評価値が分散する特性項目Dの評価値に従って総合評価値を計算する。ここでは、特性項目の評価値が1種類しかないので、特性項目Dの評価値がそのまま総合評価値となる。商品の総合評価値は特性項目Dの評価値のみによって決定され、その他の特性項目の評価値は商品の総合評価に影響しない場合に相当する。ステップS6を2度目に実行するときには、商品1〜商品4について、大きく評価値が分散する特性項目Dと特性項目Aの評価値に従って総合評価値を計算する。ここでは2種類の特性項目の評価値から総合評価値を計算する。商品の総合評価値は特性項目Dの評価値と特性項目Aの評価値のみによって決定され、その他の特性項目の評価値は商品の総合評価に影響しない場合に相当する。
以下同様に、ステップS6を繰返し、最後に実行するときには、商品1〜商品4について、全部の特性項目の評価値に従って総合評価値を計算する。商品の総合評価値は全部の特性項目の評価値によって決定される場合に相当する。
例えば商品1の評価値a1、a2、a3、・・・から商品1の総合評価値を計算する場合には、特開2000−200260号公報に記載されているように、主成分分析を実施して第1因子を抽出し、その第1因子の評価値を計算する方法を採用することができる。
利用する特性項目の評価値が変化すれば、計算される総合評価値も変化する。
【0052】
商品毎の総合評価値が計算されると、競合商品のシェアを計算することが可能となる。商品1〜商品3が競合する2001年4/4期〜2002年2/4期については、「商品1のシェア:商品2のシェア:商品3のシェア=商品1の総合評価値:商品2の総合評価値:商品3の総合評価値」の式で各商品のシェアを予測計算する。商品1〜商品4が競合する2002年3/4期については、「商品1のシェア:商品2のシェア:商品3のシェア:商品4のシェア=商品1の総合評価値:商品2の総合評価値:商品3の総合評価値:商品4の総合評価値」の式で各商品のシェアを予測計算する。
【0053】
予測シェアの再現計算の対象である当時の新規商品3については、予測対象期間の実績シェアが判明している。そこで、図3のステップS12において、再現計算された予測シェアと実績シェアとの差を計算することができる。
1度目にステップS12を実行するときには、最も大きく評価値が分散する特性項目Dの評価値を利用して予測したシェアと、実績シェアとの差が計算される。2度目に実行するときには、大きく評価値が分散する特性項目Dの評価値と特性項目Aの評価値を利用して予測したシェアと、実績シェアとの差が計算される。以下同様に、ステップS12の実行を繰り返していき、最後に実行するときには、全部の特性項目の評価値を利用して予測したシェアと、実績シェアとの差が計算される。
続くステップS14によって、上記した差の計算過程が繰返し実行される。
【0054】
図3のステップS16では、ステップS12で計算された差を最小とした予測シェアの計算に利用した特性項目を特定する。
差を最小としたときの商品の総合評価値が特性項目Dの評価値のみによって決定され、その他の特性項目の評価値は商品の総合評価に影響しないのであれば、特性項目Dの評価値のみを利用して予測計算したシェアが実績シェアに最も近似する。差を最小としたときの商品の総合評価値が特性項目Dの評価値と特性項目Aの評価値のみによって決定され、その他の特性項目の評価値は商品の総合評価に影響しないのであれば、特性項目Dの評価値と特性項目Aの評価値を利用して予測計算したシェアが実績シェアに最も近似する。差を最小とした商品の総合評価値が特性項目Dの評価値と特性項目Aの評価値と特性項目Cの評価値のみによって決定され、その他の特性項目の評価値は商品の総合評価に影響しないのであれば、特性項目Dの評価値と特性項目Aの評価値と特性項目Cの評価値を利用して予測計算したシェアが実績シェアに最も近似する。差を最小とした商品の総合評価値が全部の特性項目の評価値によって決定されたのであれば、全部の特性項目の評価値を利用して予測計算したシェアが実績シェアに最も近似する。
実績シェアに最もよく近似する予測シェアの再現計算結果をもたらした特性項目を特定することによって、重視されるべき特性項目と過大評価すべきでない特性項目の選別が明らかとなる。
【0055】
図3のステップS18からステップS20は、現在の時点で新規な商品である商品5の販売開始後の商品のシェアを予測計算する処理である。
図5に示す現在の時点(T1)では、競合既存商品である商品1〜商品4が存在し、それに新規商品5が追加投入されることがわかる。新規商品投入後に競合する商品1〜商品5の特性項目毎の評価値は判明している(図4を参照)。既存である商品1〜商品4の評価値は消費者調査から計測されたもの(ダッシュなし)であり、新規商品5の評価値は社内の事前評価から計測されたもの(ダッシュ付)である。
ステップS18では、競合商品の特性項目毎の評価値から商品毎の総合評価値を計算する。このときに、ステップS16で特定した特性項目の評価値のみを利用する。重視すべきことが実証されている特性項目の評価値を利用し、重視すべきでないことが実証されている特性項目の評価値を利用しないため、正確な総合評価値を計算することができる。重視すべきでない特性項目を除去することによって、重視すべきでない特性項目の評価値を過大評価することがない。
競合商品の正確な総合評価値が計算されると、新規商品5の販売開始後の商品毎のシェアを正確に計算することができる(ステップS20)。
【0056】
図5に示した例においては、時点T3に遡及して商品3の予測シェアを再現計算した。このように、商品2の販売開始前に遡及すれば商品2の予測シェアを再現計算することができ、商品1の販売開始前に遡及すれば商品2の予測シェアを再現計算することができる。
【0057】
再現計算した予測シェアと実績シェアとの差を最小とした特性項目の選択結果が、相違する可能性がある。
例えば、商品1については評価値の分散が大きい上位10項目の特性項目を選択したときに前記の差が最小となり、商品2については上位11項目の特性項目を選択したときに前記の差が最小となり、商品3については上位12項目の特性項目を選択したときに前記の差が最小となる場合がある。この場合は、選択項目数の平均値(この例では、11)に相当する順位の特性項目の評価値を利用して、商品のシェアを予測計算する。あるいは、差が最も小さかった種類の商品についての特性項目の評価値によって、商品のシェアを予測計算することも可能である。
【0058】
図3のステップS22とステップS24は、現在の時点で新規な商品である商品5の販売開始後の商品の販売数を予測計算する処理である。
ステップS22では、競合商品の総販売数を予測計算する。競合商品の総販売数については、それを予測する技術が開発されており、特開2000−200260号公報等に記されている。競合商品の種類のカテゴリー(例えば、商品が自動車であれば、競合車種のカテゴリーであるミニバン、ミディアムセダン等)毎の過去の総販売数を時系列分析することによって将来の総販売数を予測計算する。
最後にステップS24では、ステップS20で計算された商品毎のシェアを、上記の競合商品の総販売数に乗算することによって、商品毎の販売数を予測する。
【0059】
(第2実施例)第1実施例では、4半期毎に実績シェアが得られている場合を例示した。この場合、期間によって競合商品が変化することは加味したが(2001年4/4〜2002年2/4期では商品1〜商品3が競合し、2002年3/4期以降では商品1〜商品4が競合することを利用して、商品3の予測シェアの再現計算を実施した)、期間によって選択すべき特性項目が変化するかもしれない可能性を考慮していない。
しかしながら、冬に商品を選択する購入者が重視する特性項目と、夏に商品を選択する購入者が重視する特性項目は相違することがある。あるいは、販売開始後1ヶ月以内に商品を選択する購入者が重視する特性項目と、販売開始後1年以上経ってから商品を選択する購入者が重視する特性項目は相違することがある。期間によって、選択するべき特性項目が変化する可能性が存在する。
本実施例では、予測計算されたシェアと実績シェアとの差を最小とする特性項目の選択を、期間毎に検討していく。
【0060】
第2実施例では、図3のステップS4以降の処理を4半期毎に実施する。
ステップS4からステップS16において、例えば、図5に示した過去に遡及した時点(T3)で商品3の2001年4/4期の予測シェアを再現計算し、実績シェアにもっともよく近似する予測シェアの再現計算結果をもたらした特性項目を特定する。その4/4期の予測に利用した特性項目の評価値を利用して、ステップS18、ステップS20において、新規商品5の4/4期のシェアを予測する。同様に、2002年1/4期の実績シェアにもっともよく近似する予測シェアの再現計算結果をもたらした特性項目を特定し、1/4期の予測に利用した特性項目の評価値を利用して、新規商品5の1/4期のシェアを予測する。2002年2/4期の実績シェアにもっともよく近似する予測シェアの再現計算結果をもたらした特性項目を特定し、2/4期の予測に利用した特性項目の評価値を利用して、新規商品5の2/4期のシェアを予測する。
このようにして、1/4期のシェアは、1/4期のシェアを正確に予測した特性項目の評価値を利用して予測する。2/4期のシェアは、2/4期のシェアを正確に予測した特性項目の評価値を利用して予測する。3/4期のシェアは、3/4期のシェアを正確に予測した特性項目の評価値を利用して予測する。4/4期のシェアは、4/4期のシェアを正確に予測した特性項目の評価値を利用して予測する。
【0061】
なお、4半期毎に計算する場合でも、例えば、1/4期の商品1については、評価値の分散が大きい上位10項目の特性項目を選択したときに前記の差が最小となり、商品2については上位11項目の特性項目を選択したときに前記の差が最小となり、商品3については上位12項目の特性項目を選択したときに前記の差が最小となる場合がある。この場合は、選択項目数の平均値(この例では、11)に相当する順位の特性項目の評価値を利用して、新規商品5の1/4期のシェアを予測計算する。あるいは、差が最も小さかった種類の商品についての特性項目の評価値を利用して、新規商品5のシェアを予測計算することも可能である。2/4期から4/4期までも、同様である。
【0062】
上記のシェア予測計算方法は、商品選択時に考慮する特性項目が季節によって変化する場合に特に有用である。1/4期(冬)のシェアを予測するために、冬に商品を選択するときに重視される特性項目を重視するため、正確な予測が可能となる。
【0063】
期間の共通性を、販売開始からの経過期間で区分してもよい。図5の例では、商品3の販売開始時点(T2)から3ヶ月間の2001年4/4期の実績シェアに最も近似する予測シェアの再現計算結果をもたらした特性項目を特定し、その特性項目の評価値を利用して、商品5の販売開始予定時点から3ヶ月間のシェアを予測計算する。同様に、商品3の販売開始時点(T2)から3ヶ月〜6ヶ月間の2002年1/4期の実績シェアに最も近似する予測シェアの再現計算結果をもたらした特性項目を特定し、その特性項目の評価値を利用して、商品5の販売開始予定時点から3ヶ月〜6ヶ月間のシェアを予測計算する。商品3の販売開始時点(T2)から6ヶ月〜9ヶ月間の2002年2/4期の実績シェアに最も近似する予測シェアの再現計算結果をもたらした特性項目を特定し、その特性項目の評価値を利用して、商品5の販売開始予定時点から6ヶ月〜9ヶ月間のシェアを予測計算する。
このシェア予測計算方法は、商品選択時に考慮する特性項目が、販売開始からの経過期間によって変化する場合に特に有用である。販売開始直後のシェアを予測するに際して、販売開始直後に商品を選択するときに重視される特性項目を重視してシェアを予測するため、正確な予測が可能となる。
【0064】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
・本実施例では、単年に属する単位期間毎の実績シェアを採用していたが、これに限るものではない。過去数年分の同じ単位期間の実績シェアの合計を平均した数を採用することもできる。例えば、過去3年分の1/4期の実績シェアを合計し、それを平均した数を1/4期についての実績シェアとして採用することができる。
・本実施例では、特性項目の組合せの順位付けを、分散の程度(標準偏差)によって行っていたが、これに限るものではない。他の順位付けの方法を採用することも可能である。
・本実施例では、予測シェアを計算するための予測対象期間を12ヶ月以上としていた。また、特性項目の組合せを、12ヶ月の再現予測シェアと12ヶ月の実績シェアとの差に基づいて選択していた。しかしながら、これに限るものではなく、予測を行うのに十分な期間であれば、任意の長さの期間を採用することができる。
・本実施例では、単位期間として4半期毎に区分した期間を設定していた。しかしながら、これに限るものではなく、単位期間は任意に設定することができる。例えば、週毎にシェアを予測する場合は週を単位期間として設定することができ、半年毎にシェアを予測する場合は半年を単位期間として設定することができ、3年毎にシェアを予測する場合は3年を単位期間として設定することができる。
・本実施例では、シェアの予測を行う時点を、商品の販売開始時点の1年前としていた。しかしながら、これに限るものではなく、任意の時点に設定することができる。
・本実施例では、予測したシェアを利用して、商品の販売数を算出していた。しかしながら、これに限るものではなく、例えば、商品を生産する生産ラインの割当ての決定等、他の目的のために予測シェアを利用することも可能である。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】商品特性項目の例を模式的に示す図である。
【図2】シェア予測装置のシステム構成を示す図である。
【図3】新規商品の販売開始後の商品のシェアを予測するための処理手順を示すフローチャートである。
【図4】特性項目/評価値のデータ構成例を示す図である。
【図5】実績販売数データベースのデータ構成例を示す図である。
【図6】特性項目を分散の度合によって順位を付与した結果を示す図である。
【符号の説明】
2 :生産会社の管理コンピュータ、
4 :ネットワーク、
6 :シェア等予測装置、
8 :実績販売数データベース、
10:特性項目/評価値データベース、
12:特性項目の選択手段、
14:評価値/シェア計算手段、
16:再現計算した予測シェア、
18:実績シェア、
20:再現計算した予測シェアと実績シェアとの差、
22:差を最小とした特性項目の取捨選択結果特定手段
24:商品予測シェア
26:総販売数計算手段、
28:予測総販売数、
30:販売数計算手段、
32:商品予測販売数[0001]
BACKGROUND OF THE
[0002]
2. Description of the Related Art If it is possible to predict in advance the share and sales volume of a new product based on the specifications of a planned new product, it becomes easier to determine the specifications of a new product to be manufactured and sold. For example, in the case of a product called an automobile, a new product is planned by determining specifications for each characteristic item such as displacement, drive system, body size, interior grade, and the like. At this time, if it is possible to predict in advance the share and the number of sales of the new product of the planned specification, it is possible to determine a specification that can predict a high share and the number of sales. In addition, by predicting the share and sales volume of a new product, it is possible to predict how the share and sales volume of an existing product that competes with the new product will change. If it is possible to predict how the market share and the number of sales of existing products will fluctuate after the start of sales of new products, it will be possible to easily review the production scale of existing products and the like.
Therefore, a technology for estimating the share and sales volume of a new product based on the specifications and the like of a planned new product and for estimating the share and sales volume of a competitor existing product has been developed, and is disclosed in
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2000-200260 A
[Patent Document 2]
JP 2002-99706 A
[0004]
These techniques use a technique of calculating the share of a product by using an evaluation value for each characteristic item of the product.
“Characteristic item” refers to a factor that a purchaser considers when selecting a product. For example, if the product is a car, the purchaser selects the product in consideration of each item such as displacement, drive system, acceleration, body size, style, safety, fuel efficiency, interior grade, etc. Is a characteristic item. If the product is a notebook computer, the product is selected in consideration of the installed OS and software, processing speed, storage capacity, weight, size, and other items, and each is a characteristic item.
The “evaluation value of the characteristic item” refers to a high value recognized by the purchaser. For example, if the purchaser of the car prefers the displacement of 1.2 liters to 1.4 liters for the characteristic item of displacement, if the customer does not like the displacement of 1.4 liters to 1.6 liters, 1.2 A vehicle having a displacement of 1 to 1.4 liters has a high evaluation value, and a vehicle having a displacement of 1.4 to 1.6 liters has a low evaluation value.
[0005]
The evaluation value for each characteristic item can be obtained from a purchaser's questionnaire or the like for existing products already sold. New products to be sold in the future can be obtained from evaluation results by internal personnel who evaluate the new products and external monitors commissioned to evaluate the new products before they start selling.
[0006]
When an evaluation value for each characteristic item of a competing product, for example,
In FIG. 1, the evaluation value of the characteristic item A of the
In
In FIG. 1, there are only four characteristic items, but in practice, the number of items is generally larger than this. For example, if the number of characteristic items is 25, evaluation value groups a1 to y1 for
In one of the techniques disclosed in
[0007]
For example, in the case of a product such as an automobile, the weights (or degrees of influence) of the characteristic items contributing to product selection are not uniform. Intuitively, it can be expected that the evaluation value of the characteristic item of style greatly affects product selection. However, if the style is good, it will not be sold well regardless of acceleration, fuel efficiency, interior grade, etc. Apart from style, acceleration, fuel efficiency, interior grade, etc. are also taken into account when selecting a product.
However, in calculating the share, it is not easy to determine which characteristic items are important and which are not important, and it is more difficult to quantify the degree of importance.
[0008]
In one of the techniques disclosed in
When calculating the evaluation value of the first factor from the evaluation values illustrated in (1) of FIG. 1, the total evaluation value is calculated without considering that there are important characteristic items and unimportant characteristic items. In order to calculate an overall evaluation value that emphasizes the evaluation value of an important characteristic item and does not overestimate the evaluation value of an unimportant characteristic item, an evaluation value corrected by a contribution rate as illustrated in (3) of FIG. Must be used.
However, if the contribution rate of each characteristic item is unknown, it is not possible to convert the evaluation value illustrated in (1) of FIG. 1 into the evaluation value illustrated in (3). If the total evaluation value is calculated without performing such conversion, the result of underestimating the evaluation value of the important characteristic item and predicting and calculating the share based on the total evaluation value of overestimating the evaluation value of the non-important characteristic item turn into.
[0009]
Measuring techniques have been developed that allow the user to know the importance of each characteristic item to be considered when selecting a product, and conjoint analysis is well known. Using the partial utility coefficient obtained by the conjoint analysis makes it possible to measure the contribution ratio for each characteristic item. Therefore, it is possible to calculate an overall evaluation value that accurately reflects the relative attractiveness of each product type. If a reliable total evaluation value can be calculated, it is possible to calculate the market share of a reliable product.
[0010]
However, the evaluation values for each characteristic item of the product collected so far are five-level evaluation values for each characteristic item. As described above, the evaluation value of the characteristic item A of the
[0011]
In addition, there is a case where the evaluation value for each characteristic item of the
[0012]
In the future, by making full use of conjoint analysis, etc., it will be possible to obtain and accumulate evaluation values that reflect differences in the relative importance between characteristic items. However, it is much easier to evaluate each characteristic item without considering the difference in relative importance between characteristic items. For this reason, it is considered that there is a high possibility that evaluation values evaluated for each characteristic item will be obtained and accumulated without considering differences in relative importance between characteristic items in the future.
[0013]
Therefore, the evaluation value evaluated for each characteristic item is converted into an overall evaluation value of the product that reflects the difference in relative importance between the characteristic items, and by using the converted overall evaluation value, a reliable product share can be obtained. There is a need for a way to calculate. Further, there is a need for a method for predicting and calculating the number of products sold from a reliable market share.
[0014]
The present invention provides a technique capable of calculating a reliable predicted product share and a predicted sales quantity from an evaluation value for each characteristic item of a competing existing product and an evaluation value for each characteristic item of a new product.
The present invention recognizes the fact that the relative importance differs for each characteristic item and the fact that there is no information for indexing the difference in the importance, and can still calculate a reliable share or sales number. I will provide a.
In the present invention, a technology for acquiring characteristic items necessary for accurate calculation of shares and sales numbers from characteristic items and creating a technology for removing characteristic items that lower the calculation accuracy of shares and sales numbers is created. Be able to accurately calculate the market share and sales volume after sales start.
[0015]
According to the present invention, an apparatus for estimating the ratio (share) of the sales volume of commodities to the total sales volume of competitive products has been created.
This share prediction device stores an actual sales number storage unit that stores an actual sales number of an existing product (competitive existing product) that competes with a new product, and stores an evaluation value for each characteristic item of the competitive existing product and the new product. Calculate the ratio (share) of the number of products sold using the “characteristic item / evaluation value” storage means and the evaluation value for each characteristic item stored in the “characteristic item / evaluation value” storage means. Evaluation value / share ”calculation means.
The present apparatus includes “evaluation value / share” calculation means. For this reason, by operating the “evaluation value / share” calculation means at the time of going back in the past, it is possible to retroactively calculate the predicted share in the past.
The present apparatus further includes a selection unit for selecting a characteristic item used in the “evaluation value / share” calculation unit. In the present invention, the share is reproduced and calculated using the evaluation value of the selected characteristic item. That is, the share is predicted and calculated using only the evaluation value of the characteristic item selected by the selection means. Forecasted shares that have been calculated retroactively in the past, the corresponding actual shares have already been determined. According to the research to date, the prediction calculation of the share that matches well with the actual share can be reproduced if the characteristic item used in the “evaluation value / share” calculation means is properly selected, and if it is not selected properly, the prediction of the share that greatly differs from the actual share We know that the calculations are reproduced. In selecting a product, if only the evaluation value of the characteristic item that is emphasized is used and the evaluation value of the characteristic item that is not emphasized is used, the evaluation value of the characteristic item that is emphasized can be highly evaluated. No overestimation of values. Therefore, it is possible to reproduce the prediction calculation of the share that matches well with the actual share.
This apparatus uses the evaluation value stored in the “characteristic item / evaluation value” storage means at the time of going back in the past, and uses the “evaluation value of existing product” of the “characteristic item selected by the selection means”. The difference between the “existing product share” calculated by the “evaluation value / share” calculation means and the “existing product actual share” calculated from the actual sales quantity stored in the actual sales quantity storage means is minimized. There is provided a means for specifying the result of selection of characteristic items to be selected. If the selection of characteristic items to be used and those not to be used by the “evaluation value / share” calculation means is successful, the prediction calculation of the share that closely matches the actual share can be reproduced. The specifying means specifies the characteristic item used at that time and the characteristic item not used.
The present apparatus calculates the share of the product after the start of the new product sales by the “evaluation value / share” calculating means using the evaluation value of the new product of the “selected characteristic item” specified by the specifying means and the competitive value of the existing product. Means.
[0016]
According to the present apparatus, the characteristic items used when the prediction calculation of the share that matches the actual share well can be reproduced and the characteristic items not used are found. It is possible to use the evaluation value of a characteristic item that is emphasized in selecting a product and not use the evaluation value of a characteristic item that is not emphasized. The share can be calculated by highly evaluating the evaluation value of the important characteristic item, while the share is not calculated by overestimating the evaluation value of the non-important characteristic item.
According to the present apparatus, the prediction calculation can be performed by using the evaluation value of the characteristic item that contributes to the prediction calculation of the share that closely matches the actual share, but the prediction can be performed without using the evaluation value of the characteristic item that reduces the prediction accuracy. Can be calculated. Therefore, it is possible to accurately calculate the share of the product.
[0017]
When the "characteristic item / evaluation value" storage means stores "characteristic item / evaluation value" of a plurality of types of competing products, the characteristic items can be ranked according to the degree to which the evaluation value is dispersed according to the product type. It becomes. In this case, a means for ranking is added, and the selecting means selects “characteristic item of
The “type” here is “type” for products in the same category when the products are classified in multiple layers, such as type-specification-item. The specification is “type”, and the item is “type” for the specification. That is, the "characteristic item / evaluation value" storage means may store the "characteristic item / evaluation value" for each type, specification, item, or the like. In this case, the "evaluation value / share" calculation means can calculate the share for each type, each specification, each item, and the like.
In the above-mentioned new product sales number prediction device, a ranking is given to the characteristic items, and a combination of the characteristic items used for calculating the sales number is searched according to the ranking. The amount of calculation and the calculation time can be reduced as compared with the case of searching from all combinations of the characteristic items.
[0018]
The “evaluation value / share” calculation means calculates the share for each unit period, and preferably changes the characteristic item to be used in accordance with the period.
For example, a characteristic item that a purchaser who selects products in winter emphasizes may be different from a characteristic item that a purchaser who selects products in summer emphasizes. Alternatively, a characteristic item that is emphasized by a purchaser who selects a product within one month after the start of sales may be different from a characteristic item that is emphasized by a purchaser who selects a product after one year or more after the start of sales.
In order to accurately calculate the number of products sold, it is preferable to calculate the share for each unit period and change the characteristic item used for calculating the share of the unit period according to the period. It is better to change the characteristic items used for the winter share forecast calculation and the summer share forecast calculation. The characteristic items used for the forecast calculation of the market share within one month after the start of sales and more than one year after the start of sales It is better to change the characteristic items used for the share calculation after calculation.
[0019]
If a reliable market share can be calculated, a reliable sales volume can be calculated. For this purpose, the share prediction device includes means for predicting and calculating the total sales number of the competitor after the start of new product sales from the actual sales number of the competitor existing product stored in the actual sales number storage means. Means may be added for calculating the number of products sold based on the total number of sales predicted by the means and the share of the product calculated by the share calculation means.
Means for predicting and calculating the total number of competitors sold after the start of new product sales is already known, and for example, the technique disclosed in JP-A-2000-200260 can be used. The total sales number calculation means predicts and calculates the total sales number of the competitor after the start of the sales of the new product by performing a time-series analysis of the past total sales of the competitor existing products. By multiplying the total number of sales after the start of new product sales by the share of each product after the start of new product sales, the number of sales of each competitor product after the start of new product sales can be calculated.
[0020]
Further, according to the present invention, a method for estimating the ratio of the number of products sold to the total number of sold competitors, that is, a share is created.
The method includes the steps of reading the actual sales number of existing products competing with a new product stored in a computer readable manner, and evaluating each of the characteristic items of the competitive existing product and the new product stored in a computer readable manner. Reading the value, selecting the characteristic item to be used for the calculation of the share by the computer, and selecting the existing product share using the evaluation value of the existing product of the "selected characteristic item" by the computer. The process of reproduction calculation, and the computer specifies the selection result of the characteristic item that minimizes the difference between the "share of existing products" calculated by reproduction and "the actual share of existing products" calculated from the actual sales volume. The process and the computer use the new product of the specified “selected characteristic item” and the evaluation value of the competitor existing product to evaluate the product after the start of new product sales. And a step of calculating a share.
[0021]
In this method, the prediction calculation of the share of the existing product is reproduced from the evaluation value for each characteristic item of the existing product, and the characteristic item that minimizes the difference between the reproduced predicted share and the actual share is selected. For this reason, the characteristic item necessary for the accurate calculation of the share is acquired, and the characteristic item that reduces the calculation accuracy of the share is removed. Since the share is calculated from the evaluation values of the characteristic items that have been verified to be necessary for the accurate calculation of the share, the share of the product can be accurately calculated.
[0022]
Further, according to the present invention, a program for predicting the ratio of the number of sold products to the total number of sold competitor products, that is, the share, is obtained.
This program causes the computer to execute the following processes, that is, a process of reading the actual sales number of an existing product competing with a new product, and a process of reading an evaluation value for each characteristic item of a competing existing product and a new product. In addition, processing to select characteristic items to be used for share calculation, processing to reproduce and calculate "share of existing products" using the evaluation value of existing products in "selected characteristic items", and reproduction calculation Processing to specify the result of selection of characteristic items that minimizes the difference between the specified “Share of existing products” and “Actual share of existing products” calculated from the actual sales volume, and the specified “Selected characteristic items” And calculating the share of the product after the start of the new product sale using the evaluation value of the new product and the competitor existing product.
[0023]
According to this program, the characteristic items necessary for accurate calculation of the share are obtained, and the characteristic items that lower the calculation accuracy of the share are removed. Since the share is calculated from the evaluation values of the characteristic items that have been verified to be necessary for accurate calculation of the share, the share of the product can be accurately calculated.
[0024]
First, an embodiment to which the present invention is suitably applied will be described.
(Embodiment 1) The evaluation value of a characteristic item is a score obtained by evaluating a specific level of the characteristic item in five levels.
(Embodiment 2) The evaluation value of the characteristic item is a sum total of the evaluation points given by the evaluator to the specific level of the characteristic item for all the evaluators.
(Embodiment 3) The evaluation value of the characteristic item is a ratio of a person who has taken the specific level of the characteristic item among all the evaluators.
(Mode 4) The forecast calculation of the share of the existing product is reproduced retroactively to the time when the sales start of the existing product is retroactive for a predetermined period.
(Mode 5) The share of a new product is predicted for each unit period. The unit period can be set arbitrarily. For example, the share can be predicted and calculated in units of one year, three months, one month, one week, one day, or the like.
(Mode 6) The share is calculated for each period in which the same characteristic item is expected to have the same degree of influence.
[0025]
【Example】
First Embodiment First, with reference to FIG. 2, a description will be given of a system configuration of a share and sales number prediction calculation device 6 (hereinafter referred to as a share etc. prediction calculation device 6) of a first embodiment embodying the present invention. I do.
The share etc.
[0026]
The
[0027]
The
The evaluation values of the existing
The existing
[0028]
In addition to the evaluation value, in addition to the evaluation value in the ratio of the number of people who have evaluated the right among all the evaluators as described above, each evaluator assigns an evaluation point in five levels for each characteristic item, When the evaluation points are given out of 100 points, the average or the total points of the evaluation points may be used as the evaluation value.
[0029]
2 includes an evaluation value /
Various methods can be used to calculate the share from the evaluation value. For example, the conventional technique illustrated in FIG. 1 can also be used. In this conventional technique, as described above, the comprehensive evaluation value of the
As described above, the process of calculating the ratio between the number of sales of the
[0030]
In order to solve this problem, the
[0031]
As illustrated in FIG. 4, the evaluation values for the characteristic item A are dispersed as a1 to a5 depending on the product type. The evaluation values for the characteristic item B are dispersed as b1 to b5 depending on the product type. Thus, the degree of dispersion of the evaluation values of the characteristic items differs depending on the product type.
The characteristic item selecting means 12 provided in the share
Specifically, the standard deviation is obtained from the evaluation value groups a1 to a5 for the characteristic item A, and the standard deviation is obtained from the evaluation value groups b1 to b5 for the characteristic item B. Similarly, for all the characteristic items, the standard deviation is obtained from the evaluation value group. FIG. 6 shows an example of this. The standard deviation of the evaluation value group of the characteristic item D is 41.9, the standard deviation value of the evaluation value group of the characteristic item A is 26.3,. The example shows that the standard deviation value of the evaluation value group of item B is 15.4, and the standard deviation value of the evaluation value group of characteristic item G is 3.6. The order can be assigned to the characteristic items in descending order of the standard deviation.
According to the order of the degree of variance, the characteristic
[0032]
When the characteristic item of the rank 1 (the characteristic item D in this case) is selected by the characteristic
[0033]
The evaluation value / share calculation means 14 calculates a share from the evaluation value of the selected characteristic item. As one of the techniques described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-200260, a principal factor analysis is performed on the evaluation value of a selected characteristic item to find a first factor, and the first factor is determined for each product. From the evaluation value, the share for each product can be calculated.
[0034]
The characteristic item /
[0035]
When the estimated value / share calculation means 14 reproduces the predicted share at the time of going back to the past, the share is predicted and calculated using only the evaluation value of the characteristic item selected by the characteristic
[0036]
There is a corresponding actual share in the predicted share that is reproduced and calculated at the point in time when it goes back to the past (in this case, point T2 in FIG. 5). In the case of FIG. 5, since the actual sales numbers of the
[0037]
By comparing the predicted and
[0038]
As described above, the characteristic item selecting means 12 sequentially
(1) Select the characteristic item of
(2) Select the characteristic items of
(3) Select the characteristic items of
The characteristic items of
Each time the selected characteristic item changes, the predicted share calculated from the evaluation value changes. When the share is calculated by selecting the characteristic item of
[0039]
The characteristic
[0040]
By using the
[0041]
Using only the evaluation value of the characteristic item specified by the characteristic item selection
[0042]
The
[0043]
The
Reference numeral 32 in FIG. 2 indicates the predicted product sales quantity calculated in this manner. For example, for each of the existing
[0044]
The flowchart of FIG. 3 shows a processing procedure for estimating the market share and the number of products of the
In the embodiment described below, it is assumed that the current time point (T1) is one year before the planned sales start time of the
[0045]
At a point one year before the scheduled start of sales of the new product 5 (current time (T1)), it is possible to know the types of competitors in the market after the scheduled start of sales of the
The evaluation values for each characteristic item in FIG. 4 are obtained for all the competitors, and stored in the characteristic item /
However, it is not clear which characteristic item should be emphasized and which characteristic item should not be overestimated.
[0046]
In and after step S2 in FIG. 3, selection of characteristic items to be emphasized and characteristic items not to be overestimated is performed. Upon selection, a method is used in which the predicted share calculated value and the actual share value are compared, and a characteristic item that results in a predicted share calculated value that closely approximates the actual share value is adopted. For this purpose, a process is executed to retroactively reproduce the prediction calculation for the existing product whose actual share is known.
In the process shown in FIG. 3, the prediction calculation of the share is reproduced for the existing
[0047]
In step S2 of FIG. 3, in order to calculate the reproduction of the predicted share of the existing
At time T3, it has been found that
[0048]
At time T3, the characteristic item / evaluation
[0049]
In step S4 of FIG. 3, a characteristic item to be used for calculation of reproduction of the predicted share is selected. Here, selection is not made randomly but according to the degree to which the evaluation value is dispersed depending on the product type. Specifically, a standard deviation is obtained from the evaluation value groups a1, a2, a3 ', and a4' for the characteristic item A. A standard deviation is obtained from the evaluation value groups b1, b2, b3 ', and b4' for the characteristic item B. Similarly, the standard deviation is obtained from the evaluation value group for all the characteristic items. FIG. 6 shows an example, in which the standard deviation of the evaluation value group of the characteristic item D is 41.9, the standard deviation value of the evaluation value group of the characteristic item A is 26.3... The example illustrates that the standard deviation value of the evaluation value group of B is 15.4, and the standard deviation value of the evaluation value group of the characteristic item G is 3.6. The ranking is given to the characteristic items in descending order of the standard deviation value.
[0050]
Step S4 in FIG. 3 is repeatedly executed a plurality of times (that is, repeatedly executed when NO is determined in later step S14). When step S4 is executed for the first time, the characteristic item of
[0051]
In step S6 of FIG. 3, using the evaluation value of the characteristic item selected in step S4, comprehensive evaluation of a product competing with the product (in this case, product 3) for which the calculation of the predicted share is to be calculated in step S2. Calculate the value.
When step S6 is executed for the first time, a comprehensive evaluation value is calculated for the
In the same manner, step S6 is repeated, and when it is finally executed, a total evaluation value is calculated for
For example, when calculating the overall evaluation value of the
If the evaluation value of the characteristic item used changes, the calculated total evaluation value also changes.
[0052]
When the total evaluation value for each product is calculated, it is possible to calculate the share of the competitor product. For the period from April 4, 2001 to February 2, 2002, in which
[0053]
For the
When step S12 is executed for the first time, the difference between the share predicted using the evaluation value of the characteristic item D in which the evaluation value is largest and the actual share is calculated. When the process is executed for the second time, the difference between the share predicted using the evaluation value of the characteristic item D and the evaluation value of the characteristic item A, in which the evaluation values are greatly dispersed, and the actual share are calculated. Hereinafter, similarly, the execution of step S12 is repeated, and when it is finally executed, the difference between the predicted share using the evaluation values of all the characteristic items and the actual share is calculated.
In the following step S14, the above-described difference calculation process is repeatedly executed.
[0054]
In step S16 of FIG. 3, the characteristic item used for calculating the predicted share that minimizes the difference calculated in step S12 is specified.
If the total evaluation value of the product when the difference is minimized is determined only by the evaluation value of the characteristic item D, and the evaluation values of the other characteristic items do not affect the overall evaluation of the product, only the evaluation value of the characteristic item D The share calculated by using is closest to the actual share. If the overall evaluation value of the product when the difference is minimized is determined only by the evaluation value of the characteristic item D and the evaluation value of the characteristic item A, and the evaluation values of the other characteristic items do not affect the overall evaluation of the product, The share predicted and calculated using the evaluation value of the characteristic item D and the evaluation value of the characteristic item A is closest to the actual share. The overall evaluation value of the product with the minimum difference is determined only by the evaluation value of the characteristic item D, the evaluation value of the characteristic item A, and the evaluation value of the characteristic item C, and the evaluation values of the other characteristic items affect the overall evaluation of the product. If not, the share calculated by prediction using the evaluation value of the characteristic item D, the evaluation value of the characteristic item A, and the evaluation value of the characteristic item C is closest to the actual share. If the total evaluation value of the product with the smallest difference is determined by the evaluation values of all the characteristic items, the share calculated and predicted using the evaluation values of all the characteristic items is closest to the actual share.
By specifying the characteristic item that has resulted in the reproduction calculation result of the predicted share that most closely approximates the actual share, the selection of the characteristic item that should be emphasized and the characteristic item that should not be overestimated becomes clear.
[0055]
Steps S18 to S20 in FIG. 3 are processes for predicting and calculating the share of the product after the start of sales of the
At the current time point (T1) shown in FIG. 5, it can be seen that there are
In step S18, an overall evaluation value for each product is calculated from the evaluation values for each characteristic item of the competitive product. At this time, only the evaluation value of the characteristic item specified in step S16 is used. Since the evaluation value of the characteristic item that is proven to be important is used and the evaluation value of the characteristic item that is proven not to be used is not used, an accurate overall evaluation value can be calculated. By removing the characteristic items that should not be emphasized, the evaluation values of the characteristic items that should not be emphasized are not overestimated.
When the accurate overall evaluation value of the competitor product is calculated, the share of each
[0056]
In the example shown in FIG. 5, the predicted share of the
[0057]
There is a possibility that the selection result of the characteristic item that minimizes the difference between the predicted share and the actual share calculated by reproduction is different.
For example, for
[0058]
Steps S22 and S24 in FIG. 3 are processes for predicting and calculating the number of sold products after the start of sales of the
In step S22, the total number of sold competitor products is predicted and calculated. A technology for estimating the total number of sold competitor products has been developed and is described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-200260. Forecast calculation of future total sales by analyzing the time series of past total sales for each category of competitor product (for example, if the product is an automobile, minivan, medium sedan, etc., which are categories of competitor models) I do.
Finally, in step S24, the number of sales for each product is predicted by multiplying the share for each product calculated in step S20 by the total sales of the above-mentioned competitor products.
[0059]
(Second Embodiment) The first embodiment exemplifies a case where the actual share is obtained every quarter. In this case, taking into account that the competitive products change depending on the period (
However, the characteristic items that are emphasized by purchasers who select products in winter and the characteristic items that are emphasized by purchasers who select products in summer may be different. Alternatively, a characteristic item that is emphasized by a purchaser who selects a product within one month after the start of sales may be different from a characteristic item that is emphasized by a purchaser who selects a product after one year or more after the start of sales. There is a possibility that the characteristic item to be selected changes depending on the period.
In the present embodiment, the selection of a characteristic item that minimizes the difference between the predicted calculated share and the actual share is examined for each period.
[0060]
In the second embodiment, the processing after step S4 in FIG. 3 is performed every quarter.
In steps S4 to S16, for example, at the time (T3) retroactively shown in FIG. 5, the predicted share of the
In this way, the quarter share is predicted using the evaluation value of the characteristic item that accurately predicted the quarter share. The share in the 2/4 term is predicted using the evaluation value of the characteristic item that accurately predicted the share in the 2/4 term. The market share in the 3/4 term is predicted using the evaluation value of the characteristic item that accurately predicted the market share in the 3/4 term. The market share in the quarter is predicted using the evaluation value of the characteristic item that accurately predicted the market share in the quarter.
[0061]
In addition, even when the calculation is performed every quarter, for example, for the
[0062]
The above-described share prediction calculation method is particularly useful when a characteristic item to be considered when selecting a product changes according to the season. In order to predict the market share in the quarter period (winter), characteristic items that are emphasized when selecting products in winter are emphasized, so that accurate prediction can be performed.
[0063]
The commonality of the periods may be classified by the elapsed period from the start of sales. In the example of FIG. 5, the characteristic item that has resulted in the reproduction calculation result of the predicted share that is the closest to the actual share in the April quarter of 2001 for three months from the sales start time (T2) of the
This share prediction calculation method is particularly useful when the characteristic items to be considered at the time of product selection change depending on the elapsed time from the start of sales. In predicting the market share immediately after the start of sales, the market is predicted with an emphasis on the characteristic items that are emphasized when selecting a product immediately after the start of sales, so that accurate prediction is possible.
[0064]
As mentioned above, although the specific example of this invention was demonstrated in detail, these are only illustrations and do not limit a claim. The technology described in the claims includes various modifications and alterations of the specific examples illustrated above.
-In the present embodiment, the actual share for each unit period belonging to a single year is adopted, but the present invention is not limited to this. It is also possible to use the average of the total of the actual shares of the same unit period for the past several years. For example, it is possible to sum up the actual market shares of the last three quarters of the quarter, and use the averaged number as the actual market share for the quarter.
In the present embodiment, the ranking of the combination of the characteristic items is performed based on the degree of variance (standard deviation). However, the present invention is not limited to this. Other ranking methods may be employed.
In the present embodiment, the prediction target period for calculating the prediction share is set to 12 months or more. In addition, the combination of the characteristic items is selected based on the difference between the 12-month reproduction prediction share and the 12-month actual share. However, the present invention is not limited to this, and a period having an arbitrary length can be adopted as long as the period is sufficient for performing the prediction.
In this embodiment, a period divided every quarter is set as the unit period. However, the present invention is not limited to this, and the unit period can be set arbitrarily. For example, when forecasting the share every week, the week can be set as the unit period, and when forecasting the share every six months, the half year can be set as the unit period, and the share is predicted every three years. In this case, three years can be set as the unit period.
In the present embodiment, the point in time at which the share is predicted is one year before the start of the sale of the product. However, the present invention is not limited to this, and can be set at any time.
In this embodiment, the number of products sold is calculated using the predicted share. However, the present invention is not limited to this. For example, it is also possible to use the predicted share for other purposes, such as determining allocation of a production line for producing a product.
Further, the technical elements described in the present specification or the drawings exhibit technical utility singly or in various combinations, and are not limited to the combinations described in the claims at the time of filing. The technology illustrated in the present specification or the drawings achieves a plurality of objects at the same time, and has technical utility by achieving one of the objects.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram schematically illustrating an example of a product characteristic item.
FIG. 2 is a diagram illustrating a system configuration of a share prediction device.
FIG. 3 is a flowchart illustrating a processing procedure for estimating a share of a product after the start of sales of a new product.
FIG. 4 is a diagram showing a data configuration example of characteristic items / evaluation values.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a data configuration of an actual sales number database.
FIG. 6 is a diagram illustrating a result of assigning a rank to a characteristic item according to a degree of dispersion.
[Explanation of symbols]
2: Production company management computer
4: Network,
6: Prediction device for share, etc.
8: Actual sales number database,
10: characteristic item / evaluation value database,
12: characteristic item selection means,
14: Evaluation value / share calculation means,
16: Predicted share calculated by reproduction,
18: Actual share
20: Difference between predicted and actual share calculated by reproduction,
22: means for specifying the result of selection of characteristic items that minimized the difference
24: Product forecast share
26: total sales number calculation means,
28: predicted total sales volume,
30: Sales quantity calculation means,
32: Product sales forecast
Claims (6)
新規商品に競合する既存商品(競合既存商品)の実績販売数を記憶している実績販売数記憶手段と、
競合既存商品と新規商品の特性項目毎の評価値を記憶している「特性項目/評価値」記憶手段と、
「特性項目/評価値」記憶手段が記憶している特性項目毎の評価値を利用して商品毎の販売数の比率(シェア)を計算する「評価値/シェア」計算手段と、
「評価値/シェア」計算手段で利用する特性項目を取捨選択する選択手段と、
過去に「特性項目/評価値」記憶手段が記憶していた「選択手段が選択した特性項目」の既存商品の評価値を利用して「評価値/シェア」計算手段が計算した「既存商品のシェア」と、実績販売数記憶手段が記憶している実績販売数から計算される「既存商品の実績シェア」との差を最小とする特性項目の取捨選択結果を特定する手段と、
特定手段が特定した「選択した特性項目」の新規商品と競合既存商品の評価値を利用して「評価値/シェア」計算手段によって新規商品販売開始後の商品のシェアを計算する手段と、
を備えることを特徴とする商品のシェア予測装置。This device estimates the ratio (share) of product sales to the total sales of competitors,
Means for storing the actual number of sales of existing products that compete with new products (competitive existing products);
"Characteristic item / evaluation value" storage means for storing evaluation values for characteristic items of competing existing products and new products,
"Evaluation value / share" calculating means for calculating the ratio (share) of the number of sales for each product using the evaluation value for each characteristic item stored in the "characteristic item / evaluation value" storage means;
Selecting means for selecting characteristic items to be used in the "evaluation value / share" calculating means;
The “evaluation value / share” calculated by the “evaluation value / share” calculation unit using the evaluation value of the existing product of the “characteristic item selected by the selection unit” stored in the “characteristic item / evaluation value” storage unit in the past. Means for identifying a characteristic item selection result that minimizes the difference between the "share" and the "actual market share of existing products" calculated from the actual sales quantity stored in the actual sales quantity storage means,
Means for calculating the share of the product after the start of new product sales by means of the “evaluation value / share” calculating means using the evaluation value of the new product of the “selected characteristic item” identified by the specifying means and the competitive existing product;
An apparatus for predicting share of a product, comprising:
特性項目を、商品種類によって評価値が分散する程度に従って順位付ける手段が付加されており、
選択手段は、分散の程度の順位に従って、「順位1の特性項目」、「順位1〜順位2の特性項目」、「順位1〜順位3の特性項目」、以下同様に、「順位1〜最終順位の特性項目」を選択することを特徴とする請求項1のシェア予測装置。The “characteristic item / evaluation value” storage means stores “characteristic item / evaluation value” of a plurality of types of competing products.
Means for ranking the characteristic items according to the degree to which the evaluation value is dispersed according to the product type is added,
According to the order of the degree of variance, the selection means selects “characteristic item of rank 1”, “characteristic item of rank 1 to rank 2”, “characteristic item of rank 1 to rank 3”, and so on. The share predicting apparatus according to claim 1, wherein a "characteristic item of ranking" is selected.
実績販売数記憶手段に記憶された競合既存商品の実績販売数から新規商品販売開始後の競合商品の総販売数を予測計算する手段と、
総販売数予測計算手段が計算した総販売数と、シェア計算手段が計算した商品のシェアとから、商品の販売数を計算する手段と、
が付加されていることを特徴とする商品の販売数予測装置。The share prediction device according to any one of claims 1 to 3,
Means for predicting and calculating the total sales number of competitor products after the start of new product sales from the actual sales number of competing existing products stored in the actual sales number storage means;
Means for calculating the number of products sold from the total sales number calculated by the total sales number forecast calculation means and the product share calculated by the share calculation means;
A sales forecasting device for a product, characterized in that a number is added.
コンピュータに読取り可能に記憶された、新規商品に競合する既存商品の実績販売数を読取る工程と、
コンピュータに読取り可能に記憶された、競合既存商品と新規商品の特性項目毎の評価値を読取る工程と、
コンピュータによって、シェアの計算に利用する特性項目を取捨選択する工程と、
コンピュータによって、「選択された特性項目」の既存商品の評価値を利用して「既存商品のシェア」を再現計算する工程と、
コンピュータによって、再現計算された「既存商品のシェア」と実績販売数から計算される「既存商品の実績シェア」との差を最小とする特性項目の取捨選択結果を特定する工程と、
コンピュータによって、特定された「選択特性項目」の新規商品と競合既存商品の評価値を利用して新規商品販売開始後の商品のシェアを計算する工程と、
を有することを特徴とする商品のシェア予測方法。This is a method for predicting the ratio (share) of product sales to the total sales of competitive products.
Reading the actual sales number of the existing product competing with the new product, stored in a computer readable manner;
Reading an evaluation value for each characteristic item of a competitive existing product and a new product stored in a computer readable manner;
A process of selecting characteristic items to be used for calculating a share by a computer,
A step of reproducing and calculating the “share of the existing product” using the evaluation value of the existing product of the “selected characteristic item” by a computer;
A step of identifying, by a computer, a selection result of a characteristic item that minimizes a difference between the “existing product share” calculated by reproduction and the “actual product share” calculated from the actual sales quantity,
A step of calculating, by a computer, a share of the product after the start of sales of the new product by using the evaluation value of the new product of the specified “selected characteristic item” and the competitive existing product;
A product share prediction method characterized by having:
新規商品に競合する既存商品の実績販売数を読取る処理と、
競合既存商品と新規商品の特性項目毎の評価値を読取る処理と、
シェアの計算に利用する特性項目を取捨選択する処理と、
「選択された特性項目」の既存商品の評価値を利用して「既存商品のシェア」を再現計算する処理と、
再現計算された「既存商品のシェア」と実績販売数から計算される「既存商品の実績シェア」との差を最小とする特性項目の取捨選択結果を特定する処理と、特定された「選択特性項目」の新規商品と競合既存商品の評価値を利用して新規商品販売開始後の商品のシェアを計算する処理と、
を実行させることを特徴とする商品のシェアを予測するためのプログラム。This is a program for predicting the ratio (share) of the number of products sold to the total number of sales of competitor products.
A process of reading the actual sales number of existing products that compete with new products,
A process of reading an evaluation value for each characteristic item of a competitor existing product and a new product,
Processing to select characteristic items to be used for share calculation,
A process of reproducing and calculating “share of existing product” using the evaluation value of the existing product of “selected characteristic item”;
A process of specifying the selection result of the characteristic item that minimizes the difference between the “existing product share” calculated from the reproduction calculation and the “existing product actual share” calculated from the actual sales volume, and the specified “selected characteristic” Calculating the share of a product after the start of sales of a new product by using the evaluation values of new products and competitor existing products in the item,
A program for predicting the market share of a product, characterized in that the program is executed.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003060448A JP2004272464A (en) | 2003-03-06 | 2003-03-06 | Device, method, and its program for predicting market share and sales quantity |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003060448A JP2004272464A (en) | 2003-03-06 | 2003-03-06 | Device, method, and its program for predicting market share and sales quantity |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004272464A true JP2004272464A (en) | 2004-09-30 |
Family
ID=33122987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003060448A Pending JP2004272464A (en) | 2003-03-06 | 2003-03-06 | Device, method, and its program for predicting market share and sales quantity |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004272464A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015095062A (en) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 株式会社日立製作所 | Planning effect analysis system, planning effect analysis method, and planning effect analysis program |
WO2016120918A1 (en) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | 日本電気株式会社 | Prediction system, prediction method, and computer-readable recording medium |
-
2003
- 2003-03-06 JP JP2003060448A patent/JP2004272464A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015095062A (en) * | 2013-11-12 | 2015-05-18 | 株式会社日立製作所 | Planning effect analysis system, planning effect analysis method, and planning effect analysis program |
WO2016120918A1 (en) * | 2015-01-27 | 2016-08-04 | 日本電気株式会社 | Prediction system, prediction method, and computer-readable recording medium |
JPWO2016120918A1 (en) * | 2015-01-27 | 2017-11-02 | 日本電気株式会社 | Prediction system, prediction method, and computer-readable recording medium |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11769194B2 (en) | Method and system for presenting items in online environment based on previous item selections | |
JP4897713B2 (en) | Sales information analyzer | |
US20090292662A1 (en) | Time-series data analyzing apparatus, time-series data analyzing method, and computer program product | |
AU2013326911A1 (en) | Systems and methods for determining a fair price range for commodities | |
JP6848230B2 (en) | Processing equipment, processing methods and programs | |
US20110184883A1 (en) | Methods and systems for simulating a search to generate an optimized scoring function | |
JP5039579B2 (en) | Sales information analyzer | |
JP5251217B2 (en) | Sales number prediction system, operation method of sales number prediction system, and sales number prediction program | |
US20090276390A1 (en) | Modeling support system, modeling support method, and modeling support program | |
JP4386973B2 (en) | Hierarchical prediction model construction apparatus and method | |
JP4675308B2 (en) | Planning support device and planning support method for media mix plan | |
JPH06119309A (en) | Purchase prospect degree predicting method and customer management system | |
CN118195675A (en) | Agile insight evaluation system for quick decision-making of clients | |
JPH09167152A (en) | Interactive model preparing method | |
JP2004272464A (en) | Device, method, and its program for predicting market share and sales quantity | |
JP2005284470A (en) | Device and method for predicting share of every merchandise, and program for the same | |
JP2000200260A (en) | Commodity sales quantity prediction system | |
JP2005157836A (en) | Device and method for predicting merchandise sales and method for learning model | |
JP2023091669A (en) | Sales amount prediction system and sales amount prediction method | |
CN115114520A (en) | Recommendation algorithm evaluation method and device, electronic equipment and storage medium | |
JP2001209674A (en) | Merchandise value evaluation device | |
JP2004287478A (en) | Method and device for computing predicted demand of goods, and program for the same | |
US20110313800A1 (en) | Systems and Methods for Impact Analysis in a Computer Network | |
JP2007102465A (en) | Method and device for estimating share of commodity group | |
CN112396498A (en) | Commodity sales promotion method, device, equipment and storage medium |