【０００１】
【発明の属する技術分野】
置敷式の配線溝付き二重床とその形成に用いる部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来は、ホストコンピューターなどと少数の端末機との間を繋ぐケーブル・コードの本数は太く、硬かったので曲げるのが困難であった。このために、剛性の大きな表面板の四隅に、高さ調節可能な支持脚を取り付けたテーブル型の二重床が用いられていた。
【０００３】
このような二重床は、▲１▼支持脚を確りと立設する必要がある。▲２▼床板は充分な耐荷重性が必要なので、頑強なものが必要である。このような二点から、コストの高いものになってしまう。
同時に、自由に配線することが可能なので、いろいろな方向に走るコードが重なりあうので、配線を替える時には、全体の床を挙げる必要があるので、工事が大変である。
【０００４】
従来のように脚が固定された二重床は、▲１▼不陸のある床に設置する場合に脚の高さを調節するのが面倒なので、施工に時間とコストが掛かる。▲２▼配線を替える時に、二重床本体を動かさなければならないので、面倒な工事となる。というような問題点もある。
【０００５】
コンピューターの急速な普及に伴って、事務室内の配線の量が飛躍的に増加してきている一方、ケーブル・コード類も細く、柔軟なものが使用されるようになった。
同時に、従来のような大容量のコンピューターよりも、小型のコンピューターが大量に使用され、一般の事務室にも二重床が要望されている。大容量でないので、ケーブルも従来のものよりも細いので、スペースも低くてよい。反面、施工が簡単で、事務室のどこにでも配線が可能で、且つ、配線変更の機会が多いので誰でもが作業できる、簡単な二重床が要望されるようになってきた。
【０００６】
【本発明が解決しようとする課題】
この発明は上記のような欠点を解決して、軽量で、施工が簡単で、何処からでもアプローチ可能で、且つ、配線管理の易しい、二重床を提供せんとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
この発明では、次のような手段で上記課題の解決を図るものである。
▲１▼表面形状が略八角形の床盤と縦横に繋がる格子状の配線路を採用する。
▲２▼配線路の交差部は、隅切をして広く形成し、配線容量を大きくすると共に、コードを曲がり易くする。
▲３▼配線路の上は、軽量で頑丈な着脱容易な蓋で覆う。
▲４▼従来の事務室の下地を平坦にやり直す必要なく、敷設可能とする。
【０００８】
【本発明の実施の形態】
図１に示すように、各隅に隅切辺１１を持つ八辺形の基板１０の各周辺に、複数に分割され、下方に屈折された複数の支持脚１２を有する基台１を形成する。基台１の中央の四箇所では、基板１０の一部を円錐形状に陥没させて、周囲の支持脚と同じ高さのカップ状支持脚１３を形成する。
【０００９】
図２に示すように、上記基台１の上に、剛性平板からなる表面板２を重ね合わせて高さ３センチメートルの床盤３を形成する。表面板２の平面サイズを基台１のサイズよりも小さくして、基台の上、表面板２の周縁全長にわたって、載架縁１４を形成する。
【００１０】
図３に示すのは溝蓋４１で、長方形の亜鉛めっき鋼板からなり、横断方向の平行な５本の凹凸条４０を設けて補強してある。
図４に示すのは、交差蓋４２で、八角形の亜鉛めっき鋼板からなり、四周縁には直線状の凹凸条４０、中央部にはＸ状の凹凸条４０を設けて補強してある。
【００１１】
図５に示すように、床盤３を床面に、所定の間隔をあけて、規則正しく敷き並べ、床板の縁と縁の間には平行配線溝５１を形成する。平行配線溝の交差箇所では、十文字状の交差配線溝５２が形成される。平行配線溝５１並びに、交差配線溝５２に沿って、両側に載架縁１４が形成されている。
【００１２】
平行配線溝５１の上には、溝蓋４１を、交差配線溝５２の上には交差蓋４２を架設して、溝の上面を床盤３の表面板２と同じレベルに揃え、二重床の表面全体を平らに施工する。着脱可能な溝蓋と交差蓋の下に、格子状に走る配線溝を持つ二重床の基本的な形成方法である。
【００１３】
二重床の上には、着脱が容易な置敷カーペットタイルなどを敷き詰めて、配線溝付き二重床とする。配線替えをする場合にはカーペットタイルを取り除き、溝蓋や交差蓋を着脱することにより、配線溝にアプローチして作業する。
【００１４】
【実施例１】
深さ７センチメートル、巾１０センチメートルの配線溝が、５０センチメートル間隔で縦横に連続する配線溝を持つ二重床を形成する例を示す。
図６に示すように、厚さ１ミリメートル、長辺の長さが４０センチメートル、短辺が１７センチメートルの、長方形の鋼板の、一方の長辺側の二隅を、隅から５センチメートルの箇所で隅切りして、平面形状が変形六角形の台形の基板１０を形成する。
【００１５】
基板１０の周縁、並びに、基板内部に、複数の直線状の連結線分２９を画す。基板内部に画す連結線分は、できるだけ均等に分散させ、且つ、できるだけ違う方向に向けるように設定する。
上記の連結線分２９それぞれを一辺とし、上記連結線分に直交方向に長さ７センチメートルの略長方形の支持脚片１２０を画し、支持脚片１２０が連結線分２９の箇所だけで基板１０と繋がるように、連結線分以外の箇所は、略コの字状の抜痕２１を設けて表面板から切り離す。尚、図面では、連結線分２９は破線で、抜痕は平行斜線で示してある。
【００１６】
図７に示すのは、基板１０に形成した支持脚片１２０それぞれを、基板１０の同一面側に略直角に屈折して、支持脚１２とした半割基台１Ａである。
前出図６の支持脚片１２０それぞれを、連結線分２９の箇所で、基板に略直交するように下方に屈折して支持脚１２としたものである。多数の、且つ、多方向に向かって付設された支持脚が、床板に掛かる荷重を分散して支える。
【００１７】
支持脚１２の下端は屈折して短い接地片１５を形成し、線ではなく面で接地せしめる。力を分散して安定し易いようにするためである。支持脚１２の平面形状は、長方形に限定されず、先端部を細くしたり、縁を曲線状に形成したりしても差し支えない。
【００１８】
図８に示すように、床板の隅切辺１１に設けた支持脚１２には、上端で基板１０内にまで達する長い舌状切欠１６を設ける。このような、上方に繋がる舌状切欠１６は、配線取出口として用いることができるので、床下の配線コードを床上に取り出す時に有効である。
【００１９】
図９に示すのは、二台の半割基台１Ａと一枚の表面板２とを、複合して形成した床盤３である。前出図７で例示した変形六角形の半割基台１Ａ二台を、長辺を向い合せ、二長辺間に６センチメートルの平行な間隔をおいて対峙させ、クッションシート１７を敷設し、その上に八角形の表面板２を重ね合わせて接合したものである。
【００２０】
重ね合わせる表面板２は、厚さ２ミリメートルの亜鉛めっき鋼板を用いて、上記半割基台二台を合成して形成された基台より、一回り小さく形成し、重ね合わせた状態で、上記合成された基台の周囲全体に、巾１．５センチメートルの載架縁１４を形成する。
【００２１】
図１０に示すように、基台と表面板を接合する際に、合体した二台の半割基台の表面サイズと略同じ大きさで、かしめる同じ箇所に孔のあいたクッションシート１７を挟んで一緒にかしめる。
表面板と基台の間の軋み音の発生を抑えるし、上記クッションシート１７は表面板２の周囲に突出して、載架縁１４の上面を覆うので、載架縁に蓋を架設した時の安定や消音に極めて有効である。
【００２２】
このように合成された床板１の大きさは、基本形状が一辺４０センチメートルの正方形で、四隅が一辺５センチメートルの長さで隅切された形状の八角形である。
床板１の下、二台の半割基台１Ａの間には、巾６センチメートルのトンネル状配線路１８が形成される。このようなトンネル状配線路は配線を通すこともできるし、配線機器を収納するスペースとしても有効である。
【００２３】
図１１に、基台１と表面板２の結合方法の一例を示す。基板１０に複数の結合孔１９を設け、表面板２の上記結合孔１９に相当する箇所に、下方に突出するバーリング突起２１を設け、上記バーリング突起を上記結合孔１９に差し込んで、バーリング突起を叩き潰すことによる’かしめ’などの方法による。加工性がよいので都合がよい。この際に、表面板と基板の間に挟設したクッションシート１７にも結合孔を設けておいて、同時に固定するのが望ましい。
【００２４】
配線溝付き二重床を形成するには、前出図５に示したように、床板を巾１０センチメートルの配線溝を隔てて床面に規則正しく敷設し、配線溝の上に架設蓋を被せて、全体の表面を平らにする。架設蓋には、溝蓋４１と交差蓋４２の二種類を用いる。
【００２５】
上面が平らで、強度があり、制振効果のある溝蓋の形成方法の一例を示す。
図１２に示すのは溝蓋４１で、厚さ２ミリメートルの底板４３と、厚さ１ミリメートルの被覆板４４複合して形成する。底板４３の両端は、下方に直角に１センチメートル屈折して屈折縁４５を形成する。巾１３センチメートル、長さ３０センチメートルである。
【００２７】
図１３に示すように、長方形の底板４３の周囲には、巾１５ミリメートルの額縁部４６を形成し、その内側には１ミリメートル低い、巾１０ミリメートルの接合部４７を形成する。その内側は部分的に押圧することにより、横断方向の溝状リブ４８を形成する。
接合部４５には、厚さ１ミリメートルの鋼板からなる被覆板４４を重ねて、全体の上面を平らに形成して、溝蓋４１を完成する。
【００２８】
図１４示すのは交差蓋４２で、厚さ２ミリメートルの底板４３と、厚さ１ミリメートルの被覆板４４とを、上記溝蓋と同様な方法で複合して形成する。交差蓋の周縁は、隅切部を除いて下方に直角に１センチメートル屈折して屈折縁４５を形成する。
【００２９】
一辺２０センチメートルの正方形の四隅を、一辺５センチメートルの直角三角形状に切り欠いて略八角形とする。周囲に巾１５ミリメートルの額縁部４６を形成し、その内側は１ミリメートル低い接合部４７を形成する。その内側は部分的に押圧することにより、Ｘ字状の溝状リブ４８を形成する。
接合部４７には、厚さ１ミリメートルの鋼板からなる被覆板４４を重ねて、全体の上面を平らに形成して、交差蓋４２を完成する。
【００３０】
上記で説明し溝蓋や交差蓋は、広いスパンの間に架設して使用するので、例えば、中央部分で大きな力が掛かったような場合に、ある程度以内の撓みに抑える必要がある。軽量で大きな強度が要求されるが、肝心なことは、底板と被覆板を一体化する場合、被覆板の周縁・溝状リブの間など、底板と被覆板が平らな状態で重なる箇所を、前出図１１に示したような、’かしめ’の方法などの手段で、密着することができる。
’かしめ’の場合は、接着剤などの材料も不要であるし、多数の点のかしめを同時に行えるので、コストが安く、望ましい。
【００３１】
溝蓋４１と交差蓋４２は、二枚の鋼板を貼り合わせた構造であり、そのために、上面を平らに、裏面をリブ構造として断面二次モーメントを大きくして、架設した時の撓みを最小限に抑えてある。同時に、制振効果が大きく、鋼板で形成されていながら、叩いても金属音は発生しない、という別のメリットもある。
【００３２】
このように形成した床盤３、溝蓋４１、交差蓋４２を用いて配線溝付き二重床を施工する方法は、前出図５と同様である。
即ち、床盤３を所定の間隔をあけて、床面に規則正しく敷き並べる。床板の縁と縁の間には平行配線溝５１が、平行配線溝の交差箇所には、十文字状の交差配線溝５２が形成される。平行配線溝５１、並びに、交差配線溝５２に沿って、両側に載架縁１４が形成される。
【００３３】
載架縁間に蓋を架設するという方法で、平行配線溝５１の上には溝蓋４１を、交差配線溝５２の上には交差蓋４２を架設して、配線溝の上面を基台１の表面板２と同一レベルに揃えて、二重床の表面全体を平らに施工する。着脱可能な溝蓋と交差蓋の下に、格子状に走る配線溝を持つ二重床の基本的な形成方法である。
通常は、このように形成された二重床の上には、着脱が容易な置敷カーペットタイルなどを敷き詰めて、使用に供する。
【００３４】
二重床の場合、配線取替えなどの時に蓋類を着脱することが不可欠である。そのため、床盤３と溝蓋４１、床盤３と交差蓋４２を接合してしまうことは許されない。一方、床の上を歩行したり、時には重い物を積んだ台車を走らせることもあり、簡単に蓋などが動いて仕舞っても困る、という二律相反する要求がある。
【００３５】
このような要求を満たす係合装置を説明する。
図１６に示すように、床盤３の周囲の載架縁１４の複数の所定箇所で、床盤の縁に沿った短い直線状の係止孔３１を付設する。
一方、図１７に示すように、溝蓋４１の側縁の上記係止孔に相当する箇所に、下方に突出する靴形の係合突起４８を形成する。
【００３６】
このような係合突起４８を周囲の複数箇所に付設した溝蓋１４を、それぞれ床板の載架縁に設けた係止孔３１に差込み、水平方向にスライドさせることにより、架設蓋を床板に着脱可能に固定することが可能となる。
このような方向で架設蓋を設置してから、中央に空いている八角形の空間に交差蓋を設置して、全面を略平坦に仕上げる。上には、着脱可能な床材を敷設して二重床を完成する。
【００３７】
【実施例２】
図１８に示すのは床板形成に用いる原板の一例である。厚さ２．３ミリメートルの亜鉛めっき鋼板で形成されたもので、一辺４０センチメートルの正方形の四隅を、前実施例と同様、隅から５センチメートルの箇所で隅切して八角形の表面板形成部２０としたものである。
【００３８】
表面板形成部２０の各周辺には、長方形の支持脚片１２０が、放射状に付設されている。支持脚片の長さは７センチメートル強である。
図に示すように、上記支持脚片１２０には、それぞれ表面板２の周辺から１センチメートル下がった箇所に、表面板の方に向けて開口したコの字状打抜２４０を付設する。
【００３９】
図１９に示すように、このような表面板形成部２０をプレス加工により基台１に形成する。それぞれの支持脚片１２０を表面板２の縁から下方に直角に屈折して支持脚１２とする。支持脚１２には係止突起２４が形成される。支持脚１２の下端は９０度外側に突出させて接地片１５とする。
【００４０】
図２０に示すように、基台１の周辺に付設された係止突起２４は、図１８に示した原板に形成したコの字状打抜２４０に囲まれた小突起を、略Ｌ字に突出させて形成したものである。
表面板２の中央の下面には、厚さ１．６ミリメートルの鋼板を用いて形成した、正方形の支持台２３を付設して耐圧強度を補強して床盤３を形成する。
【００４１】
図２１に示すのは溝蓋を形成する被覆板４７である。厚さ１．６ミリメートル、巾１３センチメートル、長さ３３センチメートルの亜鉛めっき鋼板を、平らな儘で四隅を一辺１．５センチメートルの正方形状に切り欠いた上、四周辺を１．５センチメートルの巾で下方に直角に屈折して、周囲４辺に下方に突出する屈折縁４５を付設した被覆板４７を形成する。
【００４２】
図２２に示すように、被覆板４７の下面に、厚さ１．２ミリメートル、巾８センチメートル、長さ２７センチメートルの帯状の亜鉛めっき鋼板を、深さ１センチメートルの皿状に形成し、底面の中央に横断方向の溝状リブ４８を付設した底板４３を、被覆板４７の下面に貼り合わせて溝蓋４１を完成する。
【００４３】
図２３に示すのは、交差蓋４２で、平面形状が八角形である点が異なるが、構成は上記溝蓋４１と同様で、八角形に形成した被覆板４７の下面に、環状の溝状リブ４８を付設した底板４３を、被覆板４７の下面に貼り合わせて交差蓋４２を完成する。
【００４４】
基本的な施工方法は前出図５に示したと同様である。所定の間隔をあけて、床盤３を床面上に規則正しく敷き並べ、床板の縁と縁の間には平行配線溝５１を形成する。平行配線溝の交差箇所では、十文字状の交差配線溝５２が形成される。
【００４５】
平行配線溝５１、並びに、交差配線溝５２に沿って、両側に多数の係止突起２４が並列される。
このように並列された係止突起２４に周囲の屈折縁４５を嵌合するように、溝蓋４１と交差蓋４２を架設する。
係止突起２４の隙間に、溝蓋や交差蓋の屈折縁４５が確りと挟持されるので、安定した配線床が形成される。
【００４６】
【発明の効果】
この発明は以上のように構成されているので、次のような効果が期待できる。
１ 肉薄の鋼板を用いて、多数の補強脚を能率良く形成できる設計としてあるので、均等な支持力を発揮できるし、コストが安く生産可能となる。
２ 肉薄の亜鉛めっき鋼板を使用することで、錆の心配はないし、複雑な加工が高い能率で行えるので、極めて安価に生産が可能である。
３ 肉薄の鋼板を複合することで、音の発生を極めて能率的に抑制している。このため、金属音などの心配が全くない。
４ 表面板を個々に動ける多数の支持脚で保持しているので、床の不陸を吸収することが可能である。
５ 表面板は多数の支持脚で保持されているので、対荷重性能が大きく、且つ、場所による対荷重性能のむらが少ない。
６．縦横に形成される配線溝と、交差部の隅部を大きく隅切しているので、配線がスムーズにできる。
６ 肉薄の鋼板で形成されているので軽量で、施工も楽である。
７ 肉薄の鋼板で形成されているので、低い二重床であっても内容量が大きい。
８ 基本構造が全て鋼板で形成できるので、不燃、高強度で、且つ、軽量な配線床を提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】補強台の一例を示す斜視図である。
【図２】床盤の一例を示す側断面図である。
【図３】溝蓋の一例を示す斜視図である。
【図４】交差蓋の一例を示す斜視図である。
【図５】配線床の施工状況の一例を示す平面図である。
【図６】補強台の抜き板の一例を示す平面図である。
【図７】半割補強台の一例を示す斜視図である。
【図８】補強台の一例を示す部分斜視図である。
【図９】複合床板の一例を示す平面図（一部切欠）である。
【図１０】床盤の一例を示す側面図である。
【図１１】補強台と表面板の接合状況の一例を示す側断面図である。
【図１２】溝蓋の他の一例を示す側断面図である。
【図１３】溝蓋の他の一例を示す平面図である。
【図１４】交差蓋の一例を示す側断面図である。
【図１５】交差蓋の一例を示す平面図である。
【図１６】床盤の他の一例を示す斜視図である。
【図１７】係合突起の使用状況の一例を示す側断面図である。
【図１８】床板の展開図の一例を示す平面図である。
【図１９】床板の一例を示す部分斜視図でる。
【図２０】床板の一例を示す側断面図である。
【図２１】溝蓋用の被覆板の一例を示す裏面側からの斜視図である。
【図２２】溝蓋の他の一例を示す側断面図である。
【図２３】交差蓋の他の一例を示す裏面図である。
【図２４】配線床の施工状況の他の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
１ 基台
２ 表面板
３ 床盤
４１ 溝蓋
４２ 交差蓋
５１ 平行配線溝
５２ 交差配線溝[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a floor type double floor with wiring grooves and a member used for forming the floor.
[0002]
[Prior art]
In the past, the number of cable cords connecting a host computer or the like to a small number of terminals was thick and hard, so that it was difficult to bend them. To this end, table-type double floors having height-adjustable support legs attached to the four corners of a rigid surface plate have been used.
[0003]
In such a double floor, {circle around (1)} the support legs need to be securely erected. {Circle around (2)} Since the floorboard needs to have sufficient load-bearing capacity, a robust one is required. From these two points, the cost becomes high.
At the same time, since it is possible to wire freely, the cords running in various directions overlap each other, so when changing wiring, it is necessary to raise the entire floor, so the construction is difficult.
[0004]
Double floors with fixed legs as in the prior art require (1) adjusting the height of the legs when installing on a floor with unevenness, which requires time and cost for construction. (2) When the wiring is changed, the double floor body must be moved, which is troublesome work. There is such a problem.
[0005]
With the rapid spread of computers, the amount of wiring in office rooms has increased exponentially, while thinner and more flexible cable cords have been used.
At the same time, smaller computers are used in larger quantities than conventional large-capacity computers, and general offices are also required to have double floors. Since the capacity is not large, the cable is thinner than the conventional one, so that the space may be low. On the other hand, there has been a demand for a simple double floor that is easy to construct, can be wired anywhere in an office, and can be operated by anyone because there are many opportunities for wiring changes.
[0006]
[Problems to be solved by the present invention]
An object of the present invention is to solve the above-mentioned drawbacks and to provide a double floor which is lightweight, easy to construct, can be approached from anywhere, and has easy wiring management.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In the present invention, the above-mentioned problem is solved by the following means.
{Circle around (1)} A grid-shaped wiring path that is connected to a floor panel having a substantially octagonal surface and vertically and horizontally is adopted.
{Circle around (2)} The intersection of the wiring paths is formed wide by making corner cuts to increase the wiring capacity and make the cord easy to bend.
(3) The top of the wiring path is covered with a lightweight, sturdy and easily removable lid.
(4) It is possible to lay the base of the conventional office without having to redo the ground.
[0008]
[Embodiment of the present invention]
As shown in FIG. 1, a base 1 having a plurality of support legs 12 divided into a plurality of parts and bent downward is formed around each of an octagonal substrate 10 having a corner cut side 11 at each corner. . At the four central positions of the base 1, a part of the substrate 10 is depressed into a conical shape to form cup-shaped support legs 13 having the same height as the surrounding support legs.
[0009]
As shown in FIG. 2, a floor plate 3 having a height of 3 cm is formed by superposing a surface plate 2 made of a rigid flat plate on the base 1. The plane size of the surface plate 2 is made smaller than the size of the base 1, and the mounting edge 14 is formed on the base over the entire peripheral edge of the surface plate 2.
[0010]
FIG. 3 shows a groove cover 41, which is made of a rectangular galvanized steel sheet, and is reinforced by providing five parallel ridges 40 in the transverse direction.
FIG. 4 shows a cross lid 42 made of an octagonal zinc-plated steel plate, which is reinforced by providing a linear uneven strip 40 on the four edges and an X-shaped uneven strip 40 at the center.
[0011]
As shown in FIG. 5, the floorboards 3 are laid regularly on the floor at predetermined intervals, and parallel wiring grooves 51 are formed between the edges of the floorboard. At the intersection of the parallel wiring grooves, a cross-shaped cross wiring groove 52 is formed. The mounting edges 14 are formed on both sides along the parallel wiring grooves 51 and the cross wiring grooves 52.
[0012]
A groove cover 41 is provided on the parallel wiring groove 51, and a cross cover 42 is provided on the cross wiring groove 52. The upper surface of the groove is aligned with the surface plate 2 of the floor panel 3, and the double floor Work the entire surface of the flat. This is a basic method of forming a double floor having a wiring groove running in a grid below a removable groove lid and a cross lid.
[0013]
On the double floor, carpet tiles that are easy to put on and take off will be laid to make a double floor with wiring grooves. When changing the wiring, the carpet tile is removed, and the work is performed by approaching the wiring groove by attaching and detaching the groove cover and the cross cover.
[0014]
Embodiment 1
An example is shown in which a wiring floor having a depth of 7 cm and a width of 10 cm forms a double floor having wiring grooves that are continuous vertically and horizontally at intervals of 50 cm.
As shown in FIG. 6, two corners on one long side of a rectangular steel plate having a thickness of 1 mm, a long side of 40 cm, and a short side of 17 cm are 5 cm from the corner. Then, a trapezoidal substrate 10 having a planar shape of a deformed hexagon is formed by cutting off the corners at the position of FIG.
[0015]
A plurality of linear connecting line segments 29 are defined on the periphery of the substrate 10 and inside the substrate. The connecting line segments defined inside the substrate are set so as to be distributed as evenly as possible and directed in different directions as much as possible.
Each of the connection line segments 29 is defined as one side, and a substantially rectangular support leg piece 120 having a length of 7 cm is defined in the direction perpendicular to the connection line segment. A portion other than the connection line segment is cut off from the surface plate by providing a substantially U-shaped notch 21 so as to be connected to 10. In the drawing, the connecting line segment 29 is indicated by a broken line, and the dent is indicated by a parallel oblique line.
[0016]
FIG. 7 shows a half base 1A in which each of the support leg pieces 120 formed on the substrate 10 is bent at substantially right angles to the same surface side of the substrate 10 to form the support legs 12.
Each of the support leg pieces 120 shown in FIG. 6 is bent downward at a connection line segment 29 so as to be substantially perpendicular to the substrate to form the support legs 12. A large number of support legs attached in multiple directions distribute and support the load applied to the floorboard.
[0017]
The lower end of the support leg 12 is bent to form a short grounding piece 15, which is grounded not by a line but by a surface. This is for dispersing the force to make it easier to stabilize. The planar shape of the support leg 12 is not limited to a rectangle, and the tip may be made thinner or the edge may be formed in a curved shape.
[0018]
As shown in FIG. 8, a long tongue-shaped notch 16 reaching the inside of the substrate 10 at the upper end is provided in the support leg 12 provided at the corner cut side 11 of the floorboard. Since the tongue-shaped notch 16 connected to the upper side can be used as a wiring outlet, it is effective when a wiring cord under the floor is taken out onto the floor.
[0019]
FIG. 9 shows a floor panel 3 formed by combining two half bases 1A and one surface plate 2 together. The two half hexagonal bases 1A of the deformed hexagon illustrated in FIG. 7 are opposed to each other with the long sides thereof facing each other at a parallel interval of 6 cm between the two long sides, and the cushion sheet 17 is laid. , And an octagonal surface plate 2 is superposed thereon and joined.
[0020]
The surface plate 2 to be superimposed is formed one size smaller than the base formed by synthesizing the two half bases using a galvanized steel sheet having a thickness of 2 mm, A mounting edge 14 having a width of 1.5 cm is formed all around the synthesized base.
[0021]
As shown in FIG. 10, when joining the base and the surface plate, the cushion sheet 17 having the same size as the surface of the two half bases combined and having a hole in the same place to be crimped is sandwiched. And crimp together.
The generation of the squeak noise between the surface plate and the base is suppressed, and the cushion sheet 17 protrudes around the surface plate 2 and covers the upper surface of the mounting edge 14, so that when the lid is installed on the mounting edge, Extremely effective for stability and silencing.
[0022]
The size of the floorboard 1 synthesized in this way is an octagon in which the basic shape is a square with a side of 40 cm, and four corners are cut off at a length of 5 cm on a side.
A tunnel-shaped wiring path 18 having a width of 6 cm is formed between the two half bases 1A under the floor plate 1. Such a tunnel-shaped wiring path can pass wiring, and is also effective as a space for storing wiring equipment.
[0023]
FIG. 11 shows an example of a method of connecting the base 1 and the surface plate 2. A plurality of coupling holes 19 are provided in the substrate 10, burring projections 21 protruding downward are provided at positions corresponding to the coupling holes 19 on the surface plate 2, and the burring projections are inserted into the coupling holes 19 so that the burring projections are inserted. By a method such as 'caulking' by crushing. It is convenient because of good workability. At this time, it is desirable that the cushion sheet 17 sandwiched between the surface plate and the substrate is also provided with a coupling hole and fixed at the same time.
[0024]
In order to form a double floor with a wiring groove, as shown in FIG. 5 above, a floor plate is laid regularly on the floor surface with a wiring groove having a width of 10 cm, and an installation cover is put on the wiring groove. To flatten the entire surface. Two types of bridge lids, a groove lid 41 and a cross lid 42, are used.
[0025]
An example of a method of forming a groove lid having a flat upper surface, strength, and a damping effect will be described.
FIG. 12 shows a groove cover 41, which is formed by combining a bottom plate 43 having a thickness of 2 mm and a covering plate 44 having a thickness of 1 mm. Both ends of the bottom plate 43 are bent downward by 1 cm at right angles to form a bent edge 45. It is 13 cm wide and 30 cm long.
[0027]
As shown in FIG. 13, a frame portion 46 having a width of 15 mm is formed around the rectangular bottom plate 43, and a joining portion 47 having a width of 1 mm lower and 10 mm is formed inside the frame portion 46. The inner side is partially pressed to form a transverse groove-shaped rib 48.
A covering plate 44 made of a steel plate having a thickness of 1 millimeter is superimposed on the joining portion 45, and the entire upper surface is formed flat to complete the groove cover 41.
[0028]
FIG. 14 shows a cross lid 42, in which a bottom plate 43 having a thickness of 2 millimeters and a cover plate 44 having a thickness of 1 millimeter are formed in a composite manner in the same manner as the above-mentioned groove lid. The periphery of the cross lid is bent downward by 1 cm at a right angle except for the corner cuts to form a bent edge 45.
[0029]
The four corners of a square having a side of 20 cm are cut out into a right triangle with a side of 5 cm to form a substantially octagon. A frame portion 46 having a width of 15 mm is formed around the periphery, and a joint portion 47 which is 1 mm lower is formed inside the frame portion 46. The inside is partially pressed to form an X-shaped groove-shaped rib 48.
A covering plate 44 made of a steel plate having a thickness of 1 millimeter is superimposed on the joining portion 47, and the entire upper surface is formed flat to complete the cross lid 42.
[0030]
Since the groove lid and the cross lid described above are used by being laid across a wide span, for example, when a large force is applied at the central portion, it is necessary to suppress the deflection to a certain extent. Light weight and high strength are required, but the point is that when the bottom plate and the cover plate are integrated, the part where the bottom plate and the cover plate overlap in a flat state, such as between the periphery of the cover plate and the groove-shaped ribs, The contact can be made by means such as the 'caulking' method as shown in FIG.
In the case of “caulking”, a material such as an adhesive is not required, and caulking of many points can be performed at the same time.
[0031]
The groove lid 41 and the cross lid 42 have a structure in which two steel plates are bonded to each other. For this reason, the upper surface is made flat and the rear surface is made a rib structure to increase the second moment of area, thereby minimizing the bending when installed. It is kept to the limit. At the same time, there is another merit that the vibration damping effect is large, and the metal sound is not generated even if hit, even though the steel plate is formed.
[0032]
The method of constructing a double floor with wiring grooves by using the floor panel 3, the groove lid 41, and the cross lid 42 thus formed is the same as that of FIG.
That is, the floorboards 3 are regularly laid on the floor at predetermined intervals. Parallel wiring grooves 51 are formed between the edges of the floorboard, and cross-shaped cross wiring grooves 52 are formed at the intersections of the parallel wiring grooves. The mounting edges 14 are formed on both sides along the parallel wiring grooves 51 and the cross wiring grooves 52.
[0033]
A groove lid 41 is provided on the parallel wiring groove 51 and a cross lid 42 is provided on the cross wiring groove 52 by a method of mounting a cover between the mounting edges. The same level as that of the surface plate 2 is applied, and the entire surface of the double floor is flatly constructed. This is a basic method of forming a double floor having a wiring groove running in a grid below a removable groove lid and a cross lid.
Normally, an easily removable carpet tile or the like is laid on the double floor thus formed for use.
[0034]
In the case of a double floor, it is indispensable to attach and detach lids when replacing wiring. Therefore, it is not permissible to join the floor panel 3 with the groove lid 41 and the floor panel 3 with the cross lid 42. On the other hand, there is a conflicting demand that walking on the floor and sometimes running a trolley loaded with heavy objects makes it difficult for them to move easily by moving the lid or the like.
[0035]
An engagement device satisfying such a requirement will be described.
As shown in FIG. 16, at a plurality of predetermined locations on the mounting edge 14 around the floor 3, short linear locking holes 31 are provided along the edge of the floor.
On the other hand, as shown in FIG. 17, a shoe-shaped engaging projection 48 protruding downward is formed at a position corresponding to the locking hole on the side edge of the groove cover 41.
[0036]
By inserting the groove lids 14 provided with the engagement projections 48 at a plurality of surrounding positions into the locking holes 31 provided on the mounting edges of the floor plate, respectively, and sliding in the horizontal direction, the mounting lid is attached to and detached from the floor plate. It is possible to fix as much as possible.
After installing the erection lid in such a direction, an intersection lid is installed in the octagonal space vacated in the center, and the entire surface is finished almost flat. A double floor is completed by laying removable floor materials on the top.
[0037]
Embodiment 2
FIG. 18 shows an example of an original plate used for forming a floor plate. An octagonal surface plate formed of a galvanized steel sheet having a thickness of 2.3 millimeters and having the four corners of a square having a side of 40 cm separated by 5 cm from the corner as in the previous embodiment. It is a forming part 20.
[0038]
Around the periphery of the surface plate forming portion 20, rectangular support leg pieces 120 are radially provided. The length of the support leg is slightly more than 7 cm.
As shown in the figure, the support leg pieces 120 are each provided with a U-shaped punch 240 which is opened toward the surface plate at a position 1 cm below the periphery of the surface plate 2.
[0039]
As shown in FIG. 19, such a surface plate forming part 20 is formed on the base 1 by press working. Each support leg piece 120 is bent downward at right angles from the edge of the surface plate 2 to form the support leg 12. A locking projection 24 is formed on the support leg 12. The lower end of the support leg 12 is made to project outward by 90 degrees to form a grounding strip 15.
[0040]
As shown in FIG. 20, the locking projection 24 attached to the periphery of the base 1 changes the small projection surrounded by the U-shaped punch 240 formed on the original plate shown in FIG. It is formed by protruding.
On the lower surface at the center of the surface plate 2, a square support table 23 made of a steel plate having a thickness of 1.6 mm is attached to reinforce the pressure resistance to form the floor panel 3.
[0041]
FIG. 21 shows a cover plate 47 forming a groove cover. A 1.6 mm thick, 13 cm wide, 33 cm long galvanized steel sheet was cut flat at the four corners, 1.5 cm on each side, and 1.5 cm around the four corners. A cover plate 47 is formed which is bent at right angles downward with a width of centimeters and provided with bending edges 45 projecting downward on four sides.
[0042]
As shown in FIG. 22, a strip-shaped galvanized steel sheet having a thickness of 1.2 mm, a width of 8 cm, and a length of 27 cm is formed on a lower surface of the covering plate 47 into a dish shape having a depth of 1 cm. Then, the bottom plate 43 provided with the transverse groove-shaped ribs 48 at the center of the bottom surface is attached to the lower surface of the covering plate 47 to complete the groove cover 41.
[0043]
FIG. 23 shows a cross lid 42, which is different in that the planar shape is octagonal. However, the configuration is the same as that of the above-mentioned groove lid 41. The bottom plate 43 provided with the ribs 48 is attached to the lower surface of the cover plate 47 to complete the cross lid 42.
[0044]
The basic construction method is the same as that shown in FIG. The floorboards 3 are regularly laid on the floor at predetermined intervals, and parallel wiring grooves 51 are formed between the edges of the floorboard. At the intersection of the parallel wiring grooves, a cross-shaped cross wiring groove 52 is formed.
[0045]
A number of locking projections 24 are arranged on both sides along the parallel wiring groove 51 and the cross wiring groove 52.
The groove lid 41 and the cross lid 42 are erected so that the surrounding bent edge 45 is fitted to the locking projections 24 arranged in this manner.
Since the bending edge 45 of the groove lid or the cross lid is securely held in the gap between the locking projections 24, a stable wiring floor is formed.
[0046]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be expected.
(1) A thin steel plate is used to efficiently form a large number of reinforcing legs, so that a uniform supporting force can be exhibited, and production can be performed at low cost.
2. By using a thin galvanized steel sheet, there is no need to worry about rust and complicated processing can be performed with high efficiency, so that production can be performed at extremely low cost.
3. By combining thin steel plates, the generation of sound is extremely efficiently suppressed. For this reason, there is no worry about metal noise or the like.
(4) Since the face plate is held by a large number of individually movable supporting legs, it is possible to absorb irregularities on the floor.
5. Since the surface plate is held by a large number of supporting legs, the load capacity is large, and the load capacity is not uneven depending on the location.
6. Since the wiring groove formed vertically and horizontally and the corner of the intersection are largely cut off, wiring can be performed smoothly.
6 Lightweight and easy to construct because it is made of thin steel plate.
7 Since it is made of thin steel plate, its content is large even with a low double floor.
8 Since the basic structure can be entirely formed of steel plates, a nonflammable, high-strength, and lightweight wiring floor can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an example of a reinforcing base.
FIG. 2 is a side sectional view showing an example of a floor panel.
FIG. 3 is a perspective view showing an example of a groove cover.
FIG. 4 is a perspective view showing an example of a cross lid.
FIG. 5 is a plan view showing an example of a construction state of a wiring floor.
FIG. 6 is a plan view showing an example of a punched plate of a reinforcing base.
FIG. 7 is a perspective view showing an example of a half reinforcing base.
FIG. 8 is a partial perspective view showing an example of a reinforcing base.
FIG. 9 is a plan view (partially cut away) showing an example of a composite floor panel.
FIG. 10 is a side view showing an example of a floor panel.
FIG. 11 is a side cross-sectional view showing an example of a bonding state between a reinforcing table and a surface plate.
FIG. 12 is a side sectional view showing another example of the groove cover.
FIG. 13 is a plan view showing another example of the groove cover.
FIG. 14 is a side sectional view showing an example of a cross lid.
FIG. 15 is a plan view showing an example of a cross lid.
FIG. 16 is a perspective view showing another example of the floor panel.
FIG. 17 is a side sectional view showing an example of a usage state of an engagement protrusion.
FIG. 18 is a plan view showing an example of a development view of a floor panel.
FIG. 19 is a partial perspective view showing an example of a floor panel.
FIG. 20 is a side sectional view showing an example of a floor panel.
FIG. 21 is a perspective view from the back side showing an example of a cover plate for a groove cover.
FIG. 22 is a side sectional view showing another example of the groove cover.
FIG. 23 is a rear view showing another example of the cross lid.
FIG. 24 is a plan view showing another example of the construction status of the wiring floor.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Base 2 Surface plate 3 Floor board 41 Groove cover 42 Cross cover 51 Parallel wiring groove 52 Cross wiring groove
