【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザーから指定された節電モード移行時間内に印刷が行われなかった場合に、印刷可能な状態よりも消費電力の低い節電モードに移行する機能を有する印刷装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般的に、複写機やプリンタといった印刷装置は消費電力が大きく、消費電力の低減が社会的に強く求められている。そのため、大多数の印刷装置は、ユーザーが指定した節電モード移行時間内に印刷が行われなかった時に、印刷可能な状態より消費電力の低い節電モードに移行する機能を有している。節電モードから印刷可能な状態への復帰は、定着ユニットの加熱などが必要となるため時間がかかるのが普通である。従って、節電モード移行時間を短く設定しすぎると、節電モードから印刷可能な状態への復帰が頻発し、印刷待ち時間が長くなってしまう。逆に長く設定しすぎると節電効果が薄れる問題がある。
この問題を解消するため、例えば、第１の従来例である特許文献１記載の技術では、節電モードへの移行を時間ではなく、印刷装置に接続されているホストコンピュータの特定のアプリケーションの起動の有無、外部入力装置からの入力の有無で節電モード移行時間を決定する方法を提案している。
また、例えば、第２の従来例である特許文献２、３記載の技術では、ネットワーク上の最も復帰あるいは印刷完了が早い印刷装置で印刷を行うことで印刷待ち時間の短縮を図っている。
【特許文献１】特開２００１−０４７６９２公報
【特許文献２】特開２００１−２２４８１公報
【特許文献３】特開２０００−２３５４７０公報
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、第１の従来例の場合、多種多様なアプリケーションで印刷を行うユーザーには適用が困難であるし、外部入力装置から入力があったとしても印刷は行わない場合があり、その場合は節電効果が不十分となる。また第２の従来例は、印刷装置が１台であるときには適用できないし、ユーザーが出力先の印刷装置を自由に選べない問題がある。
このような状況を鑑みると、節電モードへの移行は、やはり節電モード移行時間によって行うのが現実的であると考えられる。しかしながら、従来の印刷装置ではユーザーが節電モード移行時間の設定を行う際に、どのような値を設定すれば節電と印刷待ち時間の短縮の両立ができるのか判断できない問題があった。
本発明は、節電モード移行時間を適切な値に設定することができる印刷装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項１記載の発明である印刷装置は、ユーザーから指定された節電モード移行時間内に印刷が行われなかった場合に、印刷可能な状態よりも消費電力の低い節電モードに移行する機能を有する印刷装置において、節電モード移行時間を指定するオペレーションパネルに、過去の印刷状況から導き出した推奨時間を表示させる機能を有するコントローラを備えたことを最も主要な特徴とする。
請求項２記載の発明である印刷装置は、請求項１記載の印刷装置において、コントローラは、印刷ジョブが完了してから次の印刷ジョブを受け取るまでの時間であるジョブ間隔を計測し、そのうち節電モード移行時間として設定し得る範囲の値を標本値とし、ジョブ間隔の母平均のｘ％信頼区間の上限を求め、推奨値とする機能を有することを主要な特徴とする。
請求項３記載の発明である印刷装置は、請求項２記載の印刷装置において、コントローラは、いくつかの標本値を標本値記憶領域にあらかじめ記憶させておく機能を有することを主要な特徴とする。
請求項４記載の発明である印刷装置は、ユーザーから指定された節電モード移行時間内に印刷が行われなかった場合に、印刷可能な状態よりも消費電力の低い節電モードに移行する機能を有するとともに、節電モードに移行してから、ユーザーから指定された復帰時間が経過したときに自動的に印刷可能状態に復帰する機能を有する印刷装置において、復帰時間を設定するオペレーションパネルに過去の印刷状況から導き出した推奨時間を表示する機能を有するコントローラを備えたことを最も主要な特徴とする。
請求項５記載の発明である印刷装置は、請求項４の印刷装置において、コントローラは、節電モードに移行してから次の印刷ジョブを受け取るまでの時間を計測して標本値とし、ジョブ間隔の母平均のｘ％信頼区間の上限を求め、推奨値とする機能を有することを主要な特徴とする。
請求項６記載の発明である印刷装置は、請求項４の印刷装置において、コントローラは、いくつかの標本値を標本値記憶領域にあらかじめ記憶させておく機能を有することを主要な特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図１は本発明の実施の形態に係る印刷装置のブロック構成図である。その印刷装置２は、外部装置から印刷ジョブを受け取って印刷を行うものであり、図１ではホストコンピュータ１と接続されている。その印刷装置２は、コントローラ２１を中心に、オペレーションパネル２２、作像エンジン２３、タイマー２４、標本値記憶領域（メモリ）２５を有している。
次にその動作を説明する。印刷装置２のコントローラ２１はホストコンピュータ１から印刷ジョブを受け取り、作像エンジン２３を稼動させ、印刷を行う。印刷が終わるとタイマー２４を稼動させ、次の印刷ジョブが送られてくるのを待つ。次の印刷ジョブを受け取ると、タイマー２４の値を参照し、その値が節電モード移行時間の設定可能範囲内であれば標本値記憶域２５に記憶する。
ユーザーがオペレーションパネル２２で節電モード移行時間設定ＵＩ（ユーザーインターフェイス）を表示させると、コントローラ２１は標本値記憶域２５内の標本値から、区間推定によって推奨値（推奨時間）を計算し、図２のようにユーザーに提示する。その設定は、パネル２２を操作して行う。
【０００６】
例えば、節電モード移行時間の設定可能範囲が１分−２４０分であり、１０個の印刷ジョブが投入され、それぞれのジョブ間隔が０．５，１，３０，１０，６０，１２０，４８０，４０，０．７［分］であるとき、節電モード移行時間の設定可能範囲内にある１，３０，１０，６０，１２０，４０を標本値として区間推定を行う。標本平均は４３．５、標本標準偏差は３９．２となるので、信頼度ｘを９５％とすると、正規分布曲線に従うと仮定すれば信頼区間の上限は７３．６となり、推奨値は７３．６分となる。その信頼度ｘは、予め固定的に定めても良いが、ユーザーが任意に設定（選択）できるようにしても良い。
このようにして、過去の印刷状況から導き出した節電モード移行時間の推奨値をユーザーインターフェイス（オペレーションパネル）に提示することにより、ユーザーはどのような値を設定すれば節電効果が高く、かつ印刷待ち時間が少なくなるのか、目安を知ることができる。その推奨値を、統計学の１手法である区間推定法を用いて算出した場合には、印刷が完了してから節電モード移行時間内にジョブが投入されない可能性（すなわち、節電モードからの復帰時間分、印刷が待たされてしまう可能性）を考慮して、より適切な節電モード移行時間をより容易に設定できるようになる。
なお、本実施の形態では、実際の節電モード移行時間のみを標本値記憶領域２５に記憶することで推奨値を提示できるようにしているが、それを記憶する他に、標本値をいくつか予め工場出荷時などに記憶させても良い。予め記憶させる標本値は、市場調査などによって取得したものである。そのような標本値を予め記憶させた場合には、１度も印刷が行われていない状況でも推奨値を提示することができるようになる。記憶領域２５に記憶する標本値の数には上限を設け、古いほうから削除していくことが望ましい。
【０００７】
節電モード時に印刷ジョブが投入されると、印刷可能状態に復帰するまでに時間がかかることから、印刷可能状態で印刷ジョブが投入された場合と比較して、印刷が終了するまでの時間が長くなる。このことから、そのような時間がより短くなるように、上述したような推奨値の提示は、節電モードに移行してから印刷可能状態に自動的に復帰するまでの復帰時間をユーザーに設定させるために行っても良い。そのようにした場合にも同様の効果を得ることができる。このとき、信頼度ｘは、節電モードに移行してから復帰時間内にジョブが投入されてしまうことを回避する視点で設定されることになる。
【０００８】
【発明の効果】
請求項１記載の発明によれば、過去の印刷状況から導き出した節電モード移行時間の推奨値をユーザーインターフェイス（オペレーションパネル）に提示することにより、ユーザーはどのような値を設定すれば節電効果が高く、かつ印刷待ち時間が少なくなるのか、目安を知ることができる。
請求項２記載の発明によれば、推奨値を統計学の１手法である区間推定法を用いて算出しているので、印刷が完了してから節電モード移行時間内にジョブが投入されない可能性（すなわち、節電モードからの復帰時間分、印刷が待たされてしまう可能性）をどの程度にしておきたいかという設定者の意図を、ある程度反映した推奨値を求めることができる。
請求項３記載の発明によれば、あらかじめ標本値を記憶しているため、１度も印刷が行われていない状態でも推奨時間を提示することができる。
請求項４記載の発明によれば、指定された復帰時間経過後自動的に印刷可能状態に復帰するので、待ち時間が発生する可能性が低くなる。過去の印刷状況から導き出した復帰時間の推奨値をユーザーインターフェイスに提示することにより、ユーザーはどのような値を設定すれば、印刷待ち時間が少なくなるのか目安を知ることができる。
請求項５記載の発明によれば、推奨値を統計学の１手法である区間推定法を用いて算出しているので、節電モードに移行してから復帰時間内にジョブが投入されてしまう可能性（すなわち、節電モードからの復帰時間分、印刷が待たされてしまう可能性）をどの程度にしておきたいかという設計者の意図を、ある程度反映した推奨値を求めることができる。
請求項６記載の発明によれば、あらかじめ標本値を記憶しているため、１度も復帰が行われていない状態でも推奨時間を提示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係る印刷装置のブロック構成図である。
【図２】オペレーションパネルの表示例を示す図である。
【符号の説明】
２ 印刷装置
２１ コントローラ
２２ オペレーションパネル
２３ 作像エンジン
２４ タイマー
２５ 標本値記憶領域[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a printing apparatus having a function of shifting to a power saving mode in which power consumption is lower than a printable state when printing is not performed within a power saving mode shift time designated by a user.
[0002]
[Prior art]
Generally, printing apparatuses such as copiers and printers consume large amounts of power, and there is a strong social need to reduce power consumption. Therefore, most printing apparatuses have a function of shifting to a power saving mode in which power consumption is lower than a printable state when printing is not performed within a power saving mode shifting time designated by a user. Returning from the power saving mode to a printable state usually requires time since heating of the fixing unit is required. Therefore, if the power-saving mode transition time is set too short, the printer will frequently return from the power-saving mode to a printable state, resulting in a longer print waiting time. Conversely, if the length is set too long, there is a problem that the power saving effect is weakened.
In order to solve this problem, for example, in the technology described in Patent Document 1 as the first conventional example, the transition to the power saving mode is not performed by time, but by starting a specific application of a host computer connected to the printing apparatus. A method for determining the power saving mode transition time based on the presence or absence and the presence or absence of an input from an external input device is proposed.
In addition, for example, in the techniques described in Patent Documents 2 and 3 as a second conventional example, printing is performed by a printing device that has the fastest recovery or completion of printing on a network, thereby shortening the print waiting time.
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-047692 [Patent Document 2] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-22481 [Patent Document 3] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-235470 [0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the case of the first conventional example, it is difficult to apply to a user who performs printing with a variety of applications, and printing may not be performed even when an input is made from an external input device. The effect is insufficient. Further, the second conventional example cannot be applied when the number of printing apparatuses is one, and there is a problem that a user cannot freely select a printing apparatus as an output destination.
In view of such a situation, it is considered realistic that the transition to the power saving mode is also performed by the power saving mode transition time. However, in the conventional printing apparatus, there is a problem that when the user sets the power saving mode transition time, it is not possible to determine what value should be set to achieve both the power saving and the reduction of the print waiting time.
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a printing apparatus that can set the power saving mode transition time to an appropriate value.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a printing apparatus according to the first aspect of the present invention consumes lower power than a printable state when printing is not performed within a power saving mode transition time designated by a user. The most important feature of a printing apparatus having a function of shifting to a power saving mode is provided with a controller having a function of displaying a recommended time derived from a past printing situation on an operation panel for designating a time for shifting to the power saving mode. .
According to a second aspect of the present invention, in the printing apparatus according to the first aspect, the controller measures a job interval which is a time from completion of the print job to reception of the next print job. The main feature is that a value within a range that can be set as the mode transition time is used as a sample value, the upper limit of the x% confidence interval of the population mean of the job interval is obtained, and the recommended value is set.
A printing apparatus according to a third aspect of the present invention is characterized in that, in the printing apparatus according to the second aspect, the controller has a function of previously storing some sample values in a sample value storage area. .
A printing apparatus according to a fourth aspect of the present invention has a function of shifting to a power saving mode in which power consumption is lower than a printable state when printing is not performed within a power saving mode shifting time designated by a user. In addition, in a printing apparatus having a function of automatically returning to a printable state when a return time designated by a user has elapsed since the transition to the power saving mode, the operation panel for setting the return time has a past print status. The main feature of the present invention is that a controller having a function of displaying a recommended time derived from is provided.
In a printing apparatus according to a fifth aspect of the present invention, in the printing apparatus according to the fourth aspect, the controller measures a time from the transition to the power saving mode to the reception of the next print job, as a sample value, and sets a job interval. The main feature is that it has a function of finding the upper limit of the x% confidence interval of the population mean and setting it as a recommended value.
A printing apparatus according to a sixth aspect of the present invention is the printing apparatus according to the fourth aspect, characterized in that the controller has a function of storing some sample values in a sample value storage area in advance.
[0005]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram of a printing apparatus according to an embodiment of the present invention. The printing device 2 receives a print job from an external device and performs printing, and is connected to the host computer 1 in FIG. The printing apparatus 2 has an operation panel 22, an image forming engine 23, a timer 24, and a sample value storage area (memory) 25, mainly a controller 21.
Next, the operation will be described. The controller 21 of the printing apparatus 2 receives a print job from the host computer 1, activates the image forming engine 23, and performs printing. When the printing is completed, the timer 24 is operated to wait for the next print job to be sent. When the next print job is received, the value of the timer 24 is referred to, and if the value is within the settable range of the power saving mode transition time, it is stored in the sample value storage area 25.
When the user displays a power saving mode transition time setting UI (user interface) on the operation panel 22, the controller 21 calculates a recommended value (recommended time) from the sample values in the sample value storage area 25 by section estimation, and FIG. As shown to the user. The setting is performed by operating the panel 22.
[0006]
For example, the settable range of the power saving mode transition time is 1 minute to 240 minutes, 10 print jobs are input, and the job intervals are 0.5, 1, 30, 10, 60, 120, 480, and 40, respectively. , 0.7 [minutes], the section estimation is performed using 1, 30, 10, 60, 120, and 40 within the settable range of the power saving mode transition time as sample values. Since the sample average is 43.5 and the sample standard deviation is 39.2, assuming that the reliability x is 95%, the upper limit of the confidence interval is 73.6 assuming that the normal distribution curve is followed, and the recommended value is 73. 6 minutes. The reliability x may be fixedly determined in advance, or may be arbitrarily set (selected) by the user.
In this way, by presenting the recommended value of the power saving mode transition time derived from the past printing situation to the user interface (operation panel), the user can set any value to achieve high power saving effect and wait for printing. You can get an idea of how much time will be reduced. If the recommended value is calculated by using the section estimation method, which is one method of statistics, there is a possibility that a job will not be input within the transition time to the power saving mode after printing is completed (that is, a return from the power saving mode). It is possible to more easily set a more appropriate power-saving mode transition time in consideration of the possibility that printing may be delayed for the time.
In the present embodiment, the recommended value can be presented by storing only the actual power saving mode transition time in the sample value storage area 25, but in addition to storing the recommended value, some sample values are stored in advance. It may be stored at the time of factory shipment. The sample values to be stored in advance are obtained by market research or the like. If such sample values are stored in advance, recommended values can be presented even in a situation where printing has never been performed. It is desirable to set an upper limit on the number of sample values stored in the storage area 25 and delete the oldest one.
[0007]
When a print job is submitted in the power saving mode, it takes time to return to the printable state, so the time until printing is completed is longer than when a print job is submitted in the printable state. Become. For this reason, the presentation of the recommended value as described above causes the user to set the recovery time from the transition to the power saving mode to the automatic return to the printable state so that such time becomes shorter. You may go for. A similar effect can be obtained in such a case. At this time, the reliability x is set from the viewpoint of preventing a job from being submitted within the return time after the shift to the power saving mode.
[0008]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the invention, by presenting the recommended value of the power saving mode transition time derived from the past printing situation to the user interface (operation panel), the user can set any value to reduce the power saving effect. It is possible to know whether the print waiting time is high and the print waiting time is short.
According to the second aspect of the present invention, since the recommended value is calculated by using the section estimation method, which is one method of statistics, there is a possibility that a job will not be input within the transition time to the power saving mode after printing is completed. It is possible to obtain a recommended value that reflects to some extent the intention of the setter that the user wants to keep the printing time (that is, the possibility of waiting for printing for the return time from the power saving mode).
According to the third aspect of the present invention, since the sample values are stored in advance, the recommended time can be presented even in a state where printing has never been performed.
According to the fourth aspect of the present invention, the printer automatically returns to the printable state after the elapse of the designated recovery time, so that the possibility of occurrence of a waiting time is reduced. By presenting the recommended value of the recovery time derived from the past printing situation to the user interface, the user can know the setting of the value to reduce the print waiting time.
According to the fifth aspect of the present invention, since the recommended value is calculated by using the section estimation method, which is one method of statistics, a job may be submitted within the recovery time after shifting to the power saving mode. It is possible to obtain a recommended value that reflects the designer's intention to what extent the performance (that is, the possibility of waiting for printing for the return time from the power saving mode) is to some extent.
According to the invention of claim 6, since the sample value is stored in advance, the recommended time can be presented even in a state where the return has never been performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a printing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a display example of an operation panel.
[Explanation of symbols]
2 Printer 21 Controller 22 Operation Panel 23 Imaging Engine 24 Timer 25 Sample Value Storage Area
