JP2004267437A - Lighting device for dental handpiece - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯科用ハンドピースの照明装置に関する。さらに、本発明は、歯科用ハンドピースの照明のための利用にとどまらず、歯科用ハンドピースに組み込んだ、歯の蛍光観察用の励起光の光源または歯の反射光観察用の光源として用いられる照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、歯科用ハンドピースの照明装置の光源には、ハロゲンランプ等が一般に用いらているが、近年、発光素子を用いることが提案されている。
【0003】
例えば、特開平10−337292号公報には、発光ダイオード(LED)をタービンヘッドに備えた歯科用ハンドピースが開示されている。また、歯の、齲触を生じた齲触部や、歯石を生じた歯石部に励起光を照射すれば、特有の蛍光を発することが知られており、例えば、励起光を照射し、専用のフィルターを通して蛍光を観察する装置が知られている。また、歯の、齲触を生じた齲触部や、歯石を生じた歯石部に光を照射して、特有の反射光を、専用のフィルターを通して観察する装置も知られており、これらは特開平5−337142号公報にも開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来提案されている歯科用ハンドピースは、汎用的のLEDデバイスを単に転用したにすぎず、口腔内で使用する歯科用ハンドピースとして十分な光量を得るには、大出力の大きいLEDデバイスを用いたり、LEDデバイスの個数を増やしたりすることが必要となる。その場合、歯科用ハンドピースが大型化するため、実用的でない。
【0005】
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、小型化、高輝度化することができる発光素子を用いた歯科用ハンドピースの照明装置を提供することである。この小型化、高輝度化の技術的課題は、前述の、齲触部や歯石部を、蛍光または反射光により観察するため、励起光等を照射する光源についてもあてはまることはもちろんである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の歯科用ハンドピースの照明装置を提供する。
【0007】
歯科用ハンドピースの照明装置は、光を前方に照射する発光素子の周囲に、上記発光素子からの前方以外の方向の光を前方に向けて反射する反射面を備える。
【0008】
上記構成によれば、従来は利用されていなかった発光素子からの前方以外の光を、前方への光とともに用いることで、発光素子からの光をできるだけ有効に利用し、光量の増加を図ることができる。
【0009】
したがって、発光素子を用いた歯科用ハンドピースの照明装置を、小型化、高輝度化することができる。
【0010】
具体的には、以下のように種々の態様で構成することができる。
【0011】
好ましくは、上記反射面は、上記発光素子の少なくとも側面に対向する部分に形成される。
【0012】
上記構成によれば、発光素子からの少なくとも側方への光を反射して所望の照射方向に集め、光量の増加を図ることができる。
【0013】
なお、反射面は、発光素子の側面のみならず、発光素子の後面に対向する部分にも形成してもよい。この場合、発光素子の後面を反射面から離し、反射光が発光素子で遮られることをできるだけ避けるようにすることが好ましい。
【0014】
好ましくは、上記発光素子は、発光ダイオード又は半導体レーザである。
【0015】
上記構成によれば、発光ダイオードは、前方以外に放射される光が比較的多いので、光量増加の効果が高い。半導体レーザでもある程度の広がりをもって発光するので、前方へ反射することで光量の増加を図ることができる。
【0016】
好ましくは、上記発光素子は、ベアチップである。
【0017】
上記構成において、ウエハから切り出した裸の状態のベアチップは、ケース内にチップが収納されたデバイスや、他の回路要素などとともにチップが基板上に配置されたモジュールなどと比べて小さいので、照射装置の小型化、高輝度化が容易である。
【0018】
なお、個々に分離したベアチップを用いても、集積ウエハーとして複数のベアチップが密集されたものを用いてもよい。後者は、コンパクトで高輝度である上、配線箇所が少なくてすむ。
【0019】
好ましくは、上記ベアチップがワイヤレスボンディングにより基板に実装される。
【0020】
上記構成において、例えば、ベアチップの電極と基板のリードとを接着接合する。ワイヤを用いるワイヤボンディングでは、オートクレーブ時に温度係数の差異により破壊が相対的に生じやすいが、ベアチップを基板に直接接続するワイヤレスボンディングでは、そのような破壊が相対的に生じにくい。
【0021】
好ましくは、一つの上記反射面を備える。すなわち、上記反射面は単一の面からなる。
【0022】
上記構成は、反射面が複数の場合と比べ、比較的簡単である。
【0023】
好ましくは、上記反射面の前方にレンズ又はライトガイドを備える。
【0024】
上記構成によれば、レンズ又はライトガイドによって、広がっている照射光を略一点に収束させたり、平行光とすることにより、集光性を高めることができる。
【0025】
好ましくは、複数の上記発光素子を備える。上記発光素子を2以上に分けたグループごとに、それぞれ上記反射面を備える。
【0026】
上記構成によれば、反射面は複数であり、1又は2以上の発光素子からなるグループごとに反射面を備える。反射面を発光素子に接近して配置することができるので、発光素子からの光を反射面で効率よく反射させ、光量の増加を図ることが容易である。
【0027】
好ましくは、上記反射面ごとに、その前方にレンズ又はライトガイドを備える。
【0028】
上記構成によれば、発光素子のグループごとに集光性を高め、効率よく照明することができる。
【0029】
好ましくは、複数の凹部を有する基板を備える。上記凹部の底部に、上記発光素子が配置される。上記凹部の内面が、上記反射面である。
【0030】
上記構成によれば、基板上に発光素子を高密度に集積することができ、基板からは、凹部の反射面により広がりが小さい光が出射される。したがって、歯科用ハンドピースの照明装置を小型化することが容易である。
【0031】
好ましくは、上記照明装置は、上記歯科用ハンドピースの先端部に配置される。その一部が、上記歯科用ハンドピースの外部に露出する。
【0032】
上記構成において、照明装置を歯科用ハンドピースの先端部に配置すれば、光を先端部まで伝達する機構が不要である。また、照明装置は、光の伝達損を見込んで容量を大きくする必要がない。したがって、歯科用ハンドピースを小型化することが容易である。
【0033】
好ましくは、上記発光素子を冷却する冷却手段を備える。
【0034】
上記構成によれば、発光素子を冷却することで、発光素子の発熱による問題が生じないようにすることができる。例えば、歯科用ハンドピースを持つための把持部や、口腔内に挿入される部分などが高温にならないようにすることができる。
【0035】
好ましくは、上記反射面は、上記歯科用ハンドピースの照明装置を収める筐体に形成される。
【0036】
上記構成によれば、反射面を有する別部材を配置するよりも、小型化が容易である。また、反射面での発熱を歯科用ハンドピースの筐体を経由して放熱させることも可能である。
【0037】
好ましくは、上記照明装置は、上記歯科用ハンドピースから着脱可能である。
【0038】
上記構成によれば、オートクレーブ時に、歯科用ハンドピースから照明装置を分離することができ、便利である。
【0039】
なお、本発明は、別の観点から見ると、上記各構成の歯科用ハンドピースの照明装置を備えた歯科用ハンドピースを、提供する。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について実施例を図1〜図26に基づいて説明する。
【0041】
まず、照明装置について、図1〜図15を参照しながら説明する。
【0042】
図1は、第1実施形態の照明装置50を示す。照明装置50は、大略、発光素子10と基板20とを備える。基板20には凹部20xが形成され、凹部20の底面20aに、発光素子10が配置される。
【0043】
基板20には、例えばセラミック、ガラスエポキシ基板を用い、凹部20xは、例えば切削や型で成形後、焼結することにより形成する。発光素子10は、例えば発光ダイオード(LED)のベアチップであり、図1(b)に示すように、固定剤、例えば銀ペースト10xにより固定される。発光素子10は、ワイヤ10a,10bにより、基板10の配線パターン(図示せず)に接続され、電圧が印加されると発光するようになっている。発光素子10及びワイヤ10a,10bは、必要に応じて、樹脂モールド20kにより保護する。また、樹脂モールド20kにより、光量増加の効果もある。樹脂モールド20kには、例えば、シリコン樹脂やエポキシ樹脂、あるいは複数種類を適宜に組み合わせた樹脂を用いることができる。
【0044】
凹部20xの底面20a及び側面20bは、反射率が高くなるように形成され、発光素子10の側方(図では左右)又は後方(図では下方)への光を前方(図では上方)に効率よく反射するようになっている。図15(a)に示した基板20の凹部20xに発光素子10を固定する場合の方が、図15(b)に示した基板20の平面20sに発光素子10を固定する場合に比べ、より多くの光を発光素子10の前方(図では上方)に集めることができる。
【0045】
なお、基板20には、ガラスエポキシ基板、セラミック基板、アルミナ基板、金属に絶縁コートされた基板などを用いることができ、凹部20xは基板20の種類に応じて、適宜な方法で形成することができる。また、発光素子10には、半導体レーザや有機EL(エレクトロルミネセンス)などのベアチップを用いることも可能である。基板20は、発光素子10の熱を逃がしやすい材料を用いることが好ましい。特に、後述の、齲触部や歯石部の蛍光または反射光を観察するための励起光等の光源として利用する場合は、励起光等として480nm近辺の波長の光を用いることが多いので、その場合、発光素子に青色LEDを使用することが好適である。
【0046】
図2は、第2実施例の照明装置51を示す。照明装置51は、透明な固定剤、例えばクリアペースト10yにより、基板10の凹部20xの底面20aから発光素子10を浮かして固定している。他の構成は、図1の照明装置50と同様である。照明装置51では、発光素子10から後方への光の多くは、底面20aで前方に向けて反射されので、発光素子10の前方への光量は、図1の照明装置50よりも増加し、集光性を高めることができる。
【0047】
図3は、第3実施例の照明装置52を示す。照明装置52は、集光性を高めるために、ボールレンズ30を備えている。ボールレンズ30は、凹部20xに充填した透明な固定剤、例えば、エポキシ樹脂やシリコン樹脂、複数種類を適宜に組み合わせた樹脂などの樹脂モールドにより、凹部20xに固定する。ボールレンズ30は方向性がないので、凹部20xや発光素子10に対して高精度に位置決めすることが、容易である。
【0048】
図3の照明装置52では、基板20に複数の凹部20xを設け、それぞれに発光素子10を配置しているが、凹部20xと発光素子10が1組だけであってもよい。また、発光素子10に接続されるワイヤ10s,10tは、凹部20x内に配置されているが、凹部20xから突出してもよい。
【0049】
図4は、第4実施例の照明装置53を示す。照明装置53は、基板21に複数の凹部21xを設け、それぞれに発光素子10を一つずつ配置している。凹部21xに発光素子10を配置する基本的な構成は、図1の照明装置50と同じである。
【0050】
図5は、第4実施例の照明装置54を示す。照明装置54は、基板22の曲面22sに複数の凹部22xを設け、それぞれに発光素子10を一つずつ配置している。凹部22xに発光素子10を配置する基本的な構成は、図1の照明装置50と同じである。なお、図5(a)では、発光素子10とワイヤ10a,10bの図示を省略している。
【0051】
凹部22xの底面22aは、基板20の曲面22sに沿って順次傾けて形成されているので、凹部22xに配置された各発光素子10からの光は、曲面22sの曲率中心付近に集めることができる。
【0052】
図6及び図7に示すように、凹部に複数の発光素子を配置してもよい。
【0053】
図6は、第6実施例の照明装置55を示す。照明装置55は、基板23の中心に形成された一つの凹部23xの底面23aに、複数の発光素子14が配置されている。凹部23xに、樹脂モールド23k等を充填してもよい。凹部23xの側面23bは、図6(b)に示すように、発光素子14からの光のうち、側方に大きく外れた光を、側面23bにより前方に反射するので、発光素子14の集光性を高めることができる。なお、図6では、発光素子14がチップLED(パッケージにベアチップが収納されたLEDデバイス)の場合を示している。チップLEDは指向性が高いので、側面23bのみを反射面とすることができる。側面23bは、断面が楕円又は放物線に形成され、反射光を前方に平行に照射又は集光させる、あるいは拡大させることができる。
【0054】
図7は、第7実施例の照明装置56を示す。照明装置56は、凹部23xの側面23bにも発光素子14を配置している。照明装置56は、発光素子14の個数を増し、光量の増加を図ることができる。
【0055】
なお、図6や図7のような構成を、一つの基板上に複数備えた構成とすることも可能である。
【0056】
図8は、第8実施例の照明装置57を示す。照明装置57は、チップLEDの発光素子14が基板24の凹部24xの底面24aに配置されている例である。チップLED14は指向性が高いが、その場合でも、前方から大きく外れた光を凹部24xの側面24bで前方に向けて反射することができるので、光量の増加を図ることができる。
【0057】
図9は、第9実施例の照明装置58を示す。照明装置58は、ボンディングレス構造の場合の例である。発光素子16は、ベアチップの片面にハンダバンプや金バンプのカソード側電極16aとアノード側電極16bとを形成したものである。凹部25xの底面25aには配線パターン16s,16tが形成されている。発光素子16の電極16a,16bと配線パターン16s,16tとは、熱によるハンダリフローや、加圧した状態での超音波振動などにより、それぞれ接続される。凹部25xには、樹脂をモールドし、発光素子16を保護し、固定するようにしてもよい。樹脂モールドにより、電気的な配線部分が露出しないようにして、オートクレーブ(高温蒸気中での殺菌処理)に対応できるようにすることが可能である。
【0058】
上記のレンズや樹脂、その他は、全て組み合わせ可能であることは言うまでもない。発光素子は、1個あるいは複数個設けてもよい。発光素子の種類は何でもよい。
【0059】
図10〜図14に示すように、基板上に反射部材を設けてもよい。
【0060】
図10は、第10実施例の照明装置59を示す。照明装置59は、基板26sとカップ状の反射部材26tとにより、支持部材26を構成している。
【0061】
反射部材26tには、凹部として貫通穴26xが形成され、貫通穴26xの内面26bは、例えば、素材表面を鏡面に仕上げたり、メッキや蒸着などにより反射膜を成膜することにより、反射面として用いることができるようになっている。
【0062】
反射部材26tと基板26sとは、別々に形成した後、接合しても、あるいは同時に一体的に形成してもよい。別々に形成する場合には、複雑な形状の貫通穴26xであっても、加工が容易である。反射部材26tの断面(内面26b)は、楕円又は放物線として形成され、前方に平行光又は集光又は拡大させることができる。
【0063】
反射部材26tの貫通穴26xの一方の開口からは、基板26sの表面26aが露出し、ここに1又は2以上の発光素子18が固定される。
【0064】
反射部材26tの貫通穴26xの他方の開口には、レンズ31が配置され、反射面である内面26bと協働して集光性を高めるようになっている。
【0065】
もっとも、図11の第11実施例の照明装置60のように、レンズを設けない構成としてもよい。
【0066】
図12は、第12実施例の照明装置61を示す。照明装置61は、複数の貫通穴27xが形成された一つの反射板材27tが、基板27sに接合されている。照明装置61は、部品点数が減り、構成を簡単にすることができる。また、反射部材による多数の凹凸がないので、取り扱いも容易となる。
【0067】
図13は、第13実施例の照明装置62を示す。照明装置62は、一つ貫通穴28xが形成された一つの反射板材28tが、基板28sに接合されている。基板28sの表面28a、すなわち凹部の底面には、複数の発光素子18が配置されている。
【0068】
図14は、第14実施例の照明装置63を示す。照明装置63は、一つ貫通穴28xが形成された一つの反射板材28tの開口に、さらにレンズ32を備えている。これにより、図14(b)において矢印で示すように、集光性を高めることができる。
【0069】
以上に説明した照明装置50〜63は、そのまま、あるいは適宜に変形して、図16〜図26に示すように種々の歯科用ハンドピースに備えることができる。照明装置は、適宜なタイプのものを選択すればよい。この場合、照明装置は、例えば青色LEDのみを用いるように、単色のLEDのみを用いることも可能であるが、赤、緑、青のLEDを適宜に組み合わせたり、青色LEDと蛍光体を組み合わせたりして、白色光を照射するものが好ましい。特に、光源として青色LEDのみを用いる構成や、選択的に青色LEDのみを発光できる構成にすれば、後述のように、齲触部や歯石部の蛍光または反射光を観察するための励起光等の光源として利用する場合に好適である。また、図16、図17等においてLEDを1個使用しているが、複数のLEDを集積してもよい。齲触部や歯石部の蛍光または反射光を観察するための励起光等の光源として利用する場合には、術者が専用の蛍光または反射光観察用のフィルターを設けた眼鏡をかけて観察しても良いし、図16(a)のエアータービンハンドピース70aを用いた場合の、図31に示すエアータービンハンドピース70aのように、ハンドピース70aに、CCD等の撮像素子240を配置し、フィルター241を介して、撮像された画像を通して観察するようにしてもよい。この場合、図示のようにイメージガイド242を用いて、ハンドピース70aの、歯に向けやすい箇所に、イメージガイド242の入光端243aを、レンズ等の光学系245を介して配置し、ハンドピースの基端部あるいは、他の適宜の箇所にイメージガイド242の出光端244aを配置し、撮像素子240で、適宜の箇所に設けたフィルター241を介して、イメージガイド242の出向端244aからの画像を撮像するようにしてもよいし、イメージガイド242を用いずに、ハンドピース70aの、歯に向けやすい箇所に、直接、撮像素子240、フィルター241、光学系245を配置するようにしてもよい。特に、図31のハンドピース70aのように、ライトガイド74aの出射端面75aの近傍に、イメージガイド242の入光端243aまたは直接撮像素子240を、好ましくは隣接して配置すれば、齲触部や歯石部を観察しながら患部を診断または治療することも可能であり、エアタービンハンドピースやマイクロモーターハンドピースの場合は、切削の必要な部分のみを切削するのに至便である。
【0070】
図16〜図19、図29及び図30は、エアータービンハンドピース又はマイクロモーターハンドピースの例である。
【0071】
図16に示したエアータービンハンドピース70a,70bは、ワンタッチジョイント71により着脱される基部72の先端中央に照明装置73を備える。照明装置73の前方には、ライトガイド74a,74bを備え、エアータービンハンドピースの先端部のタービンヘッド76まで光を伝達し、バー78に対して一方向から照明するようになっている。図16(a)のエアータービンハンドピース70aは、ライトガイド74aの出射端面75aが2つに分割されている。図16(b)のエアータービンハンドピース70bのライトガイド74bは、細長い一つの出射端面75bを有する。照明装置73には、1つの反射面73mが設けられている。反射面73mは、前方に開口を有し、照明装置73からの側方光を前方に反射する。
【0072】
照明装置73は、発光素子を樹脂モールドした従来のLEDの周囲に図16に図示する反射面73mを設けたものでもよいし、既に図1等で示した、反射面を備えた発光素子を樹脂モールドした照明装置をそのまま用いてもよい。図1等で示した、反射面を備えた発行素子を樹脂モールドした照明装置をそのまま用いる場合は、図16に図示するモールドしない反射面73mを省略してもよいし、さらにモールドしない反射面73mを設けたものでもよい。以下に述べられる照明装置73s,73x,73z,83,83a,87,87s,93,93aは全て同様である。
【0073】
図29は、基部72の要部断面図である。基部72の先端には、取り外し可能なキャップ140が設けられ、その内側に照明装置73を装着する。照明装置73は、図16に示した反射面73mを備えている。照明装置73は、キャップ140を取り付けるとスプリング144により付勢され、照明装置73の端子122が電気端子132に接続するようになっている。電気端子132は、電線130を介して外部電源に接続され、電源を供給する。基部72には、給気及び冷却用の空気が流れるエアー管路112と、水が流れる水管路116とが形成され、不図示のハンドピース本体に、開口部113,118から空気及び水を供給する。キャップ140にはエアー穴114が設けられ、エアー管路112から照明装置73の周囲を流れた空気が通り、この空気によって照明装置73が冷却されるようになっている。照明装置73からの照明光は、キャップ140の先端の貫通穴142を通って、不図示のハンドピース本体のライトガイドに入射する。
【0074】
図17に示したマイクロモーターハンドピース70s,70tは、基部72sの中心から離れた位置に照明装置73sを備え、ライトガイド74s,74tで光を伝達している。図17(a)のマイクロモーターハンドピース70sは、バー78sがマイクロモーターハンドピース本体に対して略直角(コントラアングル型)であり、ライトガイド74sの出射端面75sは図15と同様に構成される。図17(b)は、バー78tがマイクロモーターハンドピース本体と略同軸(ストレート型)であり、ライトガイド74tの出射端面75sは、バー78tの先端近傍に向けて光を照射するようになっている。いずれの場合も、照明装置73sには、反射面73mが設けられている。
【0075】
図30は、基部72sの要部断面図である。基部72sの先端は、中央部が突出し、その周囲に照明装置73sが装着され、照明装置73sの端子222が電気端子232に接続され、電源が供給される。基部72sには、給気及び冷却用の空気が流れるエアー管路212,213と、水が流れる水管路216,217とが形成され、不図示のハンドピース本体には、開口部214,218から空気及び水を供給する。エアー管路213にはエアー穴215が設けられ、エアー管路213から供給された空気が照明装置73sの周囲を流れ、照明装置73sを冷却するようになっている。照明装置73sは、図17にも示した反射面73mを備えている。照明装置73sからの照明光は、不図示のハンドピース本体のライトガイドに入射する。
【0076】
図18及び図19は、ライトガイドをなくしたエアータービンハンドピースのヘッド部である。
【0077】
図18(a)、(c)に示すように、タービンヘッド76xの下面に2つの照明装置73xを配置している。図18(b)に示すように、細長い一つの照明装置73yを配置してもよい。いずれも、不図示のバーの先端近傍を一方向から照明する。
【0078】
図19は、バーの先端近傍を多方向から全周に渡って照明し、影ができにくいようにした例である。タービンヘッド76zの下面には、不図示のバーの周囲に同心に複数の照明装置73zが配置されている。なお、例えばドーナツ状の基板上に複数の発光素子を配置して一体化した一つの照明装置を備えるようにしてもよい。照明装置73zには、反射面73mが設けられている。
【0079】
ライトガイドをなくし、照明装置73x,73zをタービンヘッド76x,76zに配置すれば、光を先端部まで伝達する機構が不要である。また、照明装置73x,73zは、光の伝達損を見込んで容量を大きくする必要がない。したがって、タービンを小型化することが容易である。
【0080】
図20及び図21は、スリーウェイシリンジの例である。
【0081】
図20のスリーウェイシリンジ80は、本体81内に照明装置83を備え、霧状の水を噴射する先端部82までライトガイド84で光を伝達し、噴射方向に照明するようになっている。ライトガイド84の出射端面85は、図20(b)に示すように、中央に設けられたエアー及び水の噴射口の周囲に、リング状に設けられている。照明装置83には、反射面83mが設けられている。
【0082】
図21は、ライトガイドをなくしたスリーウェイシリンジの例である。先端部82aに複数の照明装置83aが配置されている。なお、ドーナツ状の基板上に複数の発光素子を配置して一体化した一つの照明装置を備えるようにしてもよい。照明装置83aには、照明光を前方に導く反射面83mが設けられている。
【0083】
図22及び図23は、スケーラーの例である。
【0084】
図22のスケーラー86は、その本体内に照明装置87を備え、不図示の超音波振動子又はエアー駆動源を内蔵する歯石をとるためのツールであるスケーラー89を装着する先端部86aまでライトガイド88で光を伝達し、装着されたツール89の先端近傍を照明するようになっている。ライトガイド88の出射端面88aは、図22(a)に示すように、中央のツール装着部の周囲に、リング状に設けられている。照明装置87には、照明光を前方に導く反射面87mが設けられる。
【0085】
図23は、ライトガイドをなくしたスケーラーの例である。先端部86bには、複数の照明装置87sが配置されている。各照明装置87sには、照明光を前方に導く反射面87mが設けられる。なお、ドーナツ状の基板上に複数の発光素子を配置して一体化した一つの照明装置を備えるようにしてもよい。
【0086】
図24及び図25は、ライトプローブの例である。
【0087】
図24のライトプローブ90は、本体91内に照明装置93を備え、ライトガイド94で光を伝達し、ライトプローブ92の先端95から照明するようになっている。照明装置93には、照明光を前方に導く反射面93mが設けられる。
【0088】
図25は、ライトガイドをなくしたライトプローブ90aの例である。ライトプローブ92の先端部95には、一つの照明装置93aが配置されている。照明装置93aには、照明光を前方に導く反射面93mが設けられる。
【0089】
図26は、照明付きデンタルミラーの例である。
【0090】
デンタルミラー96は、本体97aから着脱できる先端部97bに、ミラー98と照明装置99を備える。照明装置99は、矢印で示したように、ミラー98に向けて光を照射するようになっている。
【0091】
図27及び図28は、エアータービンハンドピースのヘッド部に配置した照明装置に反射面101,102を形成した例である。
【0092】
図27は、図18に示したタービンヘッド76xにおいて、照明装置73xに、断面略U字状の反射面101を形成した例を示す。反射面101は、不図示のバーの先端近傍に集光する適宜形状、例えば放物面又は楕円面とする。反射面101は、タービンヘッド76xの筐体そのものに形成している。これにより、反射面を有する別部材を配置するよりも、小型化が容易である。また、反射面101での発熱を、筐体を経由して効率よく放熱させることも可能である。
【0093】
図28は、図19に示したタービンヘッド76zにおいて、照明装置73zに、リング状で断面が略U字形の反射面102を形成した例を示す。反射面102は、不図示のバーの先端近傍に集光する適宜形状、例えば断面が放物線又は楕円の一部となるようにする。反射面102は、タービンヘッド76zの筐体に形成している。これにより、反射面を有する別部材を配置するよりも、小型化が容易である。また、反射面102での発熱を、筐体を経由して効率よく放熱させることも可能である。
【0094】
以上説明したように、歯科用ハンドピースの照明装置は、発光素子の周囲に反射面を備え、従来は利用されていなかった光を前方へ反射し、光を有効に利用することとで、光量の増加を図ることができる。したがって、歯科用ハンドピースの照明装置を、小型化、高輝度化することができる。
【0095】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【0096】
複数の照明装置を備える代わりに、例えば複数の発光素子を1枚の基板上に配置した一つの照明装置を用いてもよい。
【0097】
本発明の照明装置は、上記実施例以外の歯科用ハンドピース(例えば、口腔灯)にも備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の照明装置の要部平面図及び断面図である。
【図2】第2実施例の照明装置の要部平面図及び断面図である。
【図3】第3実施例の照明装置の平面図及び断面図である。
【図4】第4実施例の照明装置の平面図及び断面図である。
【図5】第5実施例の照明装置の平面図及び断面図である。
【図6】第6実施例の照明装置の平面図及び断面図である。
【図7】第7実施例の照明装置の平面図及び断面図である。
【図8】第8実施例の照明装置の平面図及び断面図である。
【図9】第9実施例の照明装置の平面図及び断面図である。
【図10】第10実施例の照明装置の斜視図及び断面図である。
【図11】第11実施例の照明装置の斜視図及び断面図である。
【図12】第12実施例の照明装置の斜視図及び断面図である。
【図13】第13実施例の照明装置の斜視図及び断面図である。
【図14】第14実施例の照明装置の斜視図及び断面図である。
【図15】発光素子からの光の進行の説明図である。
【図16】エアータービンハンドピースの構成図である。
【図17】マイクロモーターハンドピースの構成図である。
【図18】エアータービンハンドピースの構成図である。
【図19】エアータービンハンドピースの構成図である。
【図20】スリーウェイシリンジの構成図である。
【図21】スリーウェイシリンジの構成図である。
【図22】スケーラーの構成図である。
【図23】スケーラーの構成図である。
【図24】ライトプローブの構成図である。
【図25】ライトプローブの構成図である。
【図26】照明付きデンタルミラーの構成図である。
【図27】エアータービンハンドピースの構成図である。
【図28】エアータービンハンドピースの構成図である。
【図29】エアータービンハンドピースの要部断面図である。
【図30】マイクロモーターハンドピースの要部断面図である。
【図31】エアータービンハンドピースの構成図である。
【符号の説明】
10,14,16,18 発光素子
20〜25 基板(支持体)
20a〜25a 底面(反射面)
20b〜25b 側面(反射面)
20x〜25x 凹部
26,26’,27,28 支持体
26b,26b’,27b,28b 内面(反射面)
26s,26s’,27s,28s 基板
26t,26t’,27t,28t 反射部材
26x,26x’,27x,28x 貫通穴(凹部)
29 基板
29x 凹部
30 ボールレンズ(光学要素)
31,32 レンズ(光学要素)
40〜45 延長部
40a〜45a 開口
40b〜45b 反射面
40x〜45x 空間
50〜66 照明装置
70a,70b エアータービンハンドピース(歯科用ハンドピース)
70s,70t マイクロモーターハンドピース(歯科用ハンドピース)
73,73s,73x,73z 照明装置
74a,74b,74s,74t ライトガイド
80 スリーウェイシリンジ(歯科用ハンドピース)
83,83a 照明装置
84 ライトガイド
86 スケーラー(歯科用ハンドピース)
87,87s 照明装置
88 ライトガイド
90,90a プローブ(歯科用ハンドピース)
93,93a 照明装置
94 ライトガイド
96 デンタルミラー(歯科用ハンドピース)
99 照明装置[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a lighting device for a dental handpiece. Furthermore, the present invention is not limited to use for illumination of a dental handpiece, and is used as a light source for excitation light for fluorescence observation of teeth or a light source for observation of reflected light of teeth, which is incorporated in a dental handpiece. Lighting device.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a halogen lamp or the like is generally used as a light source of a lighting device for a dental handpiece. In recent years, it has been proposed to use a light emitting element.
[0003]
For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-337292 discloses a dental handpiece provided with a light emitting diode (LED) on a turbine head. In addition, it is known that the excitation light irradiates the carious part of the tooth with dental caries and the tartar of the dental calculus to emit a specific fluorescent light. A device for observing fluorescence through a filter is known. There are also known devices that irradiate the carious part of the tooth with dental caries and the tartar of the tartar with light, and observe the specific reflected light through a special filter. It is also disclosed in JP-A-5-337142.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventionally proposed dental handpiece simply diverts a general-purpose LED device, and in order to obtain a sufficient amount of light as a dental handpiece used in the oral cavity, an LED device with a large output is required. And the number of LED devices needs to be increased. In this case, the size of the dental handpiece is increased, which is not practical.
[0005]
Therefore, a technical problem to be solved by the present invention is to provide a lighting device for a dental handpiece using a light emitting element that can be reduced in size and increased in brightness. This technical problem of miniaturization and high brightness naturally applies to a light source that irradiates excitation light or the like in order to observe the carious part and the tartar part by fluorescence or reflected light.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a lighting device for a dental handpiece having the following configuration to solve the above technical problem.
[0007]
The illuminating device for a dental handpiece includes a reflection surface around a light emitting element that irradiates light forward, and that reflects light from the light emitting element in a direction other than the front toward the front.
[0008]
According to the above configuration, by using light other than the front light from the light emitting element, which has not been conventionally used, together with the forward light, the light from the light emitting element is used as effectively as possible, and the light amount is increased. Can be.
[0009]
Therefore, a lighting device for a dental handpiece using a light emitting element can be reduced in size and increased in brightness.
[0010]
Specifically, it can be configured in various modes as described below.
[0011]
Preferably, the reflection surface is formed at a portion facing at least a side surface of the light emitting element.
[0012]
According to the above configuration, it is possible to reflect the light from the light emitting element at least to the side and collect it in a desired irradiation direction, thereby increasing the amount of light.
[0013]
Note that the reflection surface may be formed not only on the side surface of the light emitting element but also on a portion facing the rear surface of the light emitting element. In this case, it is preferable that the rear surface of the light emitting element is separated from the reflecting surface so as to minimize the interruption of the reflected light by the light emitting element.
[0014]
Preferably, the light emitting device is a light emitting diode or a semiconductor laser.
[0015]
According to the above configuration, the light emitting diode emits a relatively large amount of light radiated to portions other than the front, so that the effect of increasing the amount of light is high. Even a semiconductor laser emits light with a certain spread, so that the amount of light can be increased by reflecting the light forward.
[0016]
Preferably, the light emitting element is a bare chip.
[0017]
In the above configuration, the bare chip cut out from the wafer is smaller than the device in which the chip is housed in the case or the module in which the chip is arranged on the substrate together with other circuit elements and the like. It is easy to reduce the size and increase the brightness.
[0018]
In addition, a bare chip separated individually may be used, or an integrated wafer in which a plurality of bare chips are densely packed may be used. The latter is compact and has high luminance and requires less wiring.
[0019]
Preferably, the bare chip is mounted on a substrate by wireless bonding.
[0020]
In the above configuration, for example, the electrodes of the bare chip and the leads of the substrate are bonded and bonded. In wire bonding using a wire, destruction is relatively likely to occur due to a difference in temperature coefficient during autoclaving, but in wireless bonding in which a bare chip is directly connected to a substrate, such destruction is relatively unlikely to occur.
[0021]
Preferably, it has one reflecting surface. That is, the reflection surface is formed of a single surface.
[0022]
The above configuration is relatively simple compared to the case where there are a plurality of reflection surfaces.
[0023]
Preferably, a lens or a light guide is provided in front of the reflection surface.
[0024]
According to the above configuration, the condensing property can be enhanced by converging the spread irradiation light to substantially one point or making it parallel light by the lens or the light guide.
[0025]
Preferably, a plurality of the light emitting elements are provided. The light-emitting element is provided with the reflective surface for each of two or more groups.
[0026]
According to the above configuration, there are a plurality of reflecting surfaces, and the reflecting surface is provided for each group including one or two or more light emitting elements. Since the reflection surface can be arranged close to the light emitting element, light from the light emitting element is efficiently reflected by the reflection surface, and it is easy to increase the amount of light.
[0027]
Preferably, a lens or a light guide is provided in front of each reflection surface.
[0028]
According to the above configuration, it is possible to enhance the light-collecting property for each light-emitting element group and efficiently illuminate.
[0029]
Preferably, a substrate having a plurality of recesses is provided. The light emitting element is arranged at a bottom of the concave portion. The inner surface of the recess is the reflection surface.
[0030]
According to the above configuration, the light emitting elements can be integrated on the substrate at a high density, and light having a small spread is emitted from the substrate due to the reflection surface of the concave portion. Therefore, it is easy to reduce the size of the lighting device of the dental handpiece.
[0031]
Preferably, the lighting device is arranged at a distal end of the dental handpiece. A part thereof is exposed outside the dental handpiece.
[0032]
In the above configuration, if the illuminating device is arranged at the distal end of the dental handpiece, a mechanism for transmitting light to the distal end is unnecessary. In addition, the lighting device does not need to increase the capacity in anticipation of light transmission loss. Therefore, it is easy to reduce the size of the dental handpiece.
[0033]
Preferably, a cooling unit for cooling the light emitting element is provided.
[0034]
According to the above configuration, by cooling the light emitting element, it is possible to prevent a problem due to heat generation of the light emitting element from occurring. For example, it is possible to prevent a grip portion for holding a dental handpiece and a portion to be inserted into the oral cavity from becoming hot.
[0035]
Preferably, the reflecting surface is formed on a housing that houses the lighting device of the dental handpiece.
[0036]
According to the above configuration, miniaturization is easier than disposing a separate member having a reflection surface. Further, it is also possible to dissipate heat generated on the reflecting surface via the housing of the dental handpiece.
[0037]
Preferably, the lighting device is detachable from the dental handpiece.
[0038]
According to the above configuration, the lighting device can be separated from the dental handpiece during autoclave, which is convenient.
[0039]
From another viewpoint, the present invention provides a dental handpiece provided with the lighting device for a dental handpiece of each of the above configurations.
[0040]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 26.
[0041]
First, the lighting device will be described with reference to FIGS.
[0042]
FIG. 1 shows a
[0043]
The
[0044]
The bottom surface 20a and the
[0045]
As the
[0046]
FIG. 2 shows a
[0047]
FIG. 3 shows a
[0048]
In the
[0049]
FIG. 4 shows a
[0050]
FIG. 5 shows a
[0051]
Since the bottom surface 22a of the
[0052]
As shown in FIG. 6 and FIG. 7, a plurality of light emitting elements may be arranged in the recess.
[0053]
FIG. 6 shows a
[0054]
FIG. 7 shows a
[0055]
Note that a configuration in which a plurality of the configurations illustrated in FIGS. 6 and 7 are provided on one substrate can be employed.
[0056]
FIG. 8 shows a
[0057]
FIG. 9 shows a
[0058]
Needless to say, all of the above lenses, resins, and others can be combined. One or more light emitting elements may be provided. Any type of light emitting element may be used.
[0059]
As shown in FIGS. 10 to 14, a reflection member may be provided on a substrate.
[0060]
FIG. 10 shows a
[0061]
The
[0062]
The reflecting
[0063]
The surface 26a of the
[0064]
A
[0065]
However, a configuration in which no lens is provided as in the
[0066]
FIG. 12 shows a
[0067]
FIG. 13 shows a
[0068]
FIG. 14 shows a
[0069]
The
[0070]
16 to 19, 29 and 30 show examples of an air turbine handpiece or a micromotor handpiece.
[0071]
The
[0072]
The illuminating
[0073]
FIG. 29 is a cross-sectional view of a main part of the
[0074]
Each of the
[0075]
FIG. 30 is a cross-sectional view of a main part of the
[0076]
18 and 19 show a head portion of an air turbine handpiece without a light guide.
[0077]
As shown in FIGS. 18A and 18C, two
[0078]
FIG. 19 shows an example in which the vicinity of the tip of the bar is illuminated from multiple directions over the entire circumference so that shadows are hardly formed. A plurality of lighting devices 73z are arranged concentrically around a bar (not shown) on the lower surface of the
[0079]
If the light guides are eliminated and the
[0080]
20 and 21 show examples of a three-way syringe.
[0081]
The three-
[0082]
FIG. 21 is an example of a three-way syringe without a light guide. A plurality of lighting devices 83a are arranged at the
[0083]
22 and 23 show examples of the scaler.
[0084]
The scaler 86 shown in FIG. 22 includes a
[0085]
FIG. 23 is an example of a scaler without a light guide. A plurality of
[0086]
24 and 25 show examples of the light probe.
[0087]
The light probe 90 shown in FIG. 24 includes an
[0088]
FIG. 25 is an example of a
[0089]
FIG. 26 shows an example of an illuminated dental mirror.
[0090]
The
[0091]
FIG. 27 and FIG. 28 are examples in which reflecting
[0092]
FIG. 27 shows an example in which a reflecting
[0093]
FIG. 28 illustrates an example in which a ring-shaped reflecting
[0094]
As described above, the lighting device for a dental handpiece includes a reflecting surface around the light emitting element, reflects light that has not been used conventionally to the front, and effectively uses the light, thereby reducing the amount of light. Can be increased. Therefore, the lighting device of the dental handpiece can be reduced in size and increased in brightness.
[0095]
It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiment, but can be implemented in other various modes.
[0096]
Instead of providing a plurality of lighting devices, for example, one lighting device in which a plurality of light emitting elements are arranged on one substrate may be used.
[0097]
The lighting device of the present invention can be provided in a dental handpiece (for example, a mouth light) other than the above-described embodiment.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view and a sectional view of a main part of a lighting device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view and a cross-sectional view of a main part of a lighting device according to a second embodiment.
FIG. 3 is a plan view and a cross-sectional view of a lighting device according to a third embodiment.
FIG. 4 is a plan view and a sectional view of a lighting device according to a fourth embodiment.
FIG. 5 is a plan view and a sectional view of a lighting device according to a fifth embodiment.
FIG. 6 is a plan view and a sectional view of a lighting device according to a sixth embodiment.
FIG. 7 is a plan view and a cross-sectional view of a lighting device according to a seventh embodiment.
FIG. 8 is a plan view and a cross-sectional view of a lighting device according to an eighth embodiment.
FIG. 9 is a plan view and a cross-sectional view of a lighting device according to a ninth embodiment.
FIG. 10 is a perspective view and a sectional view of a lighting device according to a tenth embodiment.
FIGS. 11A and 11B are a perspective view and a sectional view of an illumination device according to an eleventh embodiment.
FIG. 12 is a perspective view and a sectional view of a lighting device according to a twelfth embodiment.
FIG. 13 is a perspective view and a sectional view of a lighting device according to a thirteenth embodiment.
FIG. 14 is a perspective view and a sectional view of a lighting device according to a fourteenth embodiment.
FIG. 15 is an explanatory diagram of the progress of light from a light emitting element.
FIG. 16 is a configuration diagram of an air turbine handpiece.
FIG. 17 is a configuration diagram of a micromotor handpiece.
FIG. 18 is a configuration diagram of an air turbine handpiece.
FIG. 19 is a configuration diagram of an air turbine handpiece.
FIG. 20 is a configuration diagram of a three-way syringe.
FIG. 21 is a configuration diagram of a three-way syringe.
FIG. 22 is a configuration diagram of a scaler.
FIG. 23 is a configuration diagram of a scaler.
FIG. 24 is a configuration diagram of a light probe.
FIG. 25 is a configuration diagram of a light probe.
FIG. 26 is a configuration diagram of an illuminated dental mirror.
FIG. 27 is a configuration diagram of an air turbine handpiece.
FIG. 28 is a configuration diagram of an air turbine handpiece.
FIG. 29 is a sectional view of a main part of the air turbine handpiece.
FIG. 30 is a sectional view of a main part of the micromotor handpiece.
FIG. 31 is a configuration diagram of an air turbine handpiece.
[Explanation of symbols]
10,14,16,18 light emitting device
20-25 substrate (support)
20a-25a Bottom (reflective surface)
20b ~ 25b Side (reflective surface)
20x ~ 25x recess
26,26 ', 27,28 Support
26b, 26b ', 27b, 28b Inner surface (reflective surface)
26s, 26s', 27s, 28s Substrate
26t, 26t ', 27t, 28t Reflecting member
26x, 26x ', 27x, 28x Through-hole (recess)
29 substrate
29x recess
30 Ball lens (optical element)
31, 32 lens (optical element)
40-45 extension
40a-45a opening
40b-45b reflective surface
40x-45x space
50-66 Lighting device
70a, 70b Air turbine handpiece (Dental handpiece)
70s, 70t Micromotor handpiece (Dental handpiece)
73, 73s, 73x, 73z Lighting device
74a, 74b, 74s, 74t Light guide
80 Three Way Syringe (Dental Handpiece)
83,83a Lighting device
84 Light Guide
86 Scaler (Dental Handpiece)
87,87s lighting system
88 Light Guide
90,90a Probe (Dental handpiece)
93,93a Lighting device
94 Light Guide
96 Dental Mirror (Dental Handpiece)
99 Lighting equipment
Claims (15)
上記凹部の底部に上記発光素子が配置され、
上記凹部の内面が上記反射面であることを特徴とする、請求項8又は9記載の歯科用ハンドピースの照明装置。Comprising a substrate having a plurality of recesses,
The light emitting element is arranged at the bottom of the recess,
10. The lighting device for a dental handpiece according to claim 8, wherein an inner surface of the concave portion is the reflection surface.
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