JP2004266892A - バッテリ式フォークリフトの充電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バッテリ式フォークリフトの充電装置において、バッテリへの充電作業が面倒となるのを防止すると共に、無人の状態で夜間に予約してバッテリへの充電を行ったとしても、充電停止といったことがなく、常に確実にバッテリに充電を行うことができるようにする。
【解決手段】外部電源3に接続することで外部電源3より電力の供給を受け、かつバッテリ式フォークリフトの車体内に搭載するバッテリ5に接続して電力をバッテリ5に供給すると共に、その内部に電流の変換を行うスイッチング素子7を備えたバッテリ式フォークリフトの充電装置であって、前記スイッチング素子7の下流側に絶縁トランス9を配置して、この絶縁トランス9によって不必要な電気の伝達を防ぐようにしたバッテリ式フォークリフトの充電装置である。
【選択図】 図1
【解決手段】外部電源3に接続することで外部電源3より電力の供給を受け、かつバッテリ式フォークリフトの車体内に搭載するバッテリ5に接続して電力をバッテリ5に供給すると共に、その内部に電流の変換を行うスイッチング素子7を備えたバッテリ式フォークリフトの充電装置であって、前記スイッチング素子7の下流側に絶縁トランス9を配置して、この絶縁トランス9によって不必要な電気の伝達を防ぐようにしたバッテリ式フォークリフトの充電装置である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バッテリ式フォークリフトの車体内に搭載する充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バッテリ式フォークリフトにあっては、車体内に充電装置を搭載しており、この充電装置を工場内等に設置された外部電源に接続することで、電力の供給を受けて、バッテリ式フォークリフトの車体内に搭載したバッテリに電力を供給して、バッテリへの充電を行うようにしていた。
【0003】
図2に示すように、まず、工場内等に設置された外部電源20はAC電源21と漏電時電気を遮断する漏電ブレーカ22とから構成され、バッテリ式フォークリフトの充電装置やそれ以外の他の機器、あるいは他のバッテリ式フォークリフトに接続するようになっていた。
【0004】
そして、当該充電装置においては、外部電源20に接続することで外部電源20より電力の供給を受けると共に、バッテリ23に電力を供給するようになっていた。そして、内部には、まず最初に漏電したのを検知すると電気を遮断する漏電ブレーカ24を備え、この漏電ブレーカ24の下流側に交流電力を直流電力に整流する整流器25を備え、この整流器25の下流側に充電制御装置26により制御されて電流の変換を行うスイッチング素子27を備えている。そして、このスイッチング素子27から車体内に搭載したバッテリ23に接続するようになっていた。
【0005】
なお、外部電源20に漏電ブレーカ22を備えつつ、充電装置の内部にも漏電ブレーカ24を備えているのは、外部電源20が複数の機器等に接続しているため、当該充電装置のみの漏電によって外部電源20が遮断し、外部電源20に接続する他の複数の機器すべてに影響を及ぼす、すなわち電力の供給が停止するのを防止するためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来のバッテリ式フォークリフトの充電装置にあっては、車体内に搭載したバッテリが新しいときは何ら問題は生じないものの、長期間使用すると、埃や水分等の付着によりバッテリが車体と接続し、タイヤ等を介して地面と接続した形となる。このようになったとき、充電装置を工場内等に設置した外部電源に接続して車体に搭載したバッテリに電力を供給して、バッテリへの充電を行うと、外部電源からの電力の一部が車体、タイヤ等を介して地面に漏電してしまう。この漏電の電流が大きくなると、充電装置内の漏電ブレーカが漏電したのを検知して電気を遮断する。これによりバッテリへの電力供給が停止して、充電が停止するようになっていた。
【0007】
このようにバッテリが古くなると、前記のような漏電が頻繁に起きて、バッテリへの充電の停止がすぐに起こるといった問題が発生していた。そこで、充電が停止する都度、漏電ブレーカを立ち上げて充電を再度開始しなければならず、充電作業が非常に面倒となるおそれがあった。しかも、バッテリへの充電にあっては荷役作業を行わない夜間、無人の状態で予約して充電を行うことが多く、このため、早朝にバッテリ式フォークリフトで荷役作業を行おうとしたとき、バッテリへの充電が行われておらず、荷役作業ができなくなるといった問題が発生するおそれもあった。
【0008】
本発明は、前記のような問題を解消し、バッテリへの充電作業が面倒となるのを防止すると共に、バッテリへの充電を常に確実に行えるようにしたバッテリ式フォークリフトの充電装置を提供することを、その課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、外部電源に接続することで外部電源より電力の供給を受け、かつバッテリ式フォークリフトの車体内に搭載するバッテリに接続して電力をバッテリに供給すると共に、その内部に電流の変換を行うスイッチング素子を備えたバッテリ式フォークリフトの充電装置であって、前記スイッチング素子の下流側に絶縁トランスを配置して、この絶縁トランスによって不必要な電気の伝達を防ぐようにしたバッテリ式フォークリフトの充電装置である。
【0010】
【作 用】
本発明によれば、スイッチング素子の下流側に絶縁トランスを配置して、この絶縁トランスによって不必要な電気の伝達を防ぐようにしたことにより、従来のような当該充電装置の内部の漏電ブレーカを不要とすることができ、バッテリへの充電時、漏電によって起きる漏電ブレーカによるバッテリへの充電停止をなくすことで、充電作業を非常に容易なものにする。しかも、無人の状態で夜間に予約してバッテリへの充電を行う際も、漏電ブレーカによる充電停止といったことがなくして、常に確実にバッテリに充電を行うことができ、早朝にはバッテリ式フォークリフトを確実に駆動することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明によるバッテリ式フォークリフトの充電装置の一実施形態を説明する。図1に示すように、まず、AC電源1と漏電時電気を遮断する漏電ブレーカ2とから構成された工場内等に設置された外部電源3を備え、この外部電源3にはバッテリ式フォークリフトの充電装置やそれ以外の他の機器、あるいは他のバッテリ式フォークリフトに接続する。
【0012】
そして、この外部電源3に接続するバッテリ式フォークリフトの充電装置においては、外部電源3に接続端子4を介して接続することで外部電源3より電力の供給を受けると共に、外部電源3より供給を受けた電力をバッテリ式フォークリフトの車体内に搭載したバッテリ5に供給する。
【0013】
そして、この充電装置の内部構成としては、まず最初に整流器6を備えて、この整流器6は交流電力を直流電力に整流する。次に、この整流器6の下流側にスイッチング素子7を備えて、このスイッチング素子7は充電制御装置8により制御されており、電流の変換を行う、すなわちスイッチング素子7において高周波で動作させることにより電流値を小さくして、電流の変換を行う。そして、このスイッチング素子7の下流側に絶縁トランス9を配置して、この絶縁トランス9は不必要な電気の伝達を防ぐようになっている。次に、この絶縁トランス9の下流側に整流器10を再び備えて、ここにおいて電力を整流する。そして、この整流器10からバッテリ式フォークリフトの車体内に搭載したバッテリ5に接続する。
【0014】
このように構成したバッテリ式フォークリフトの充電装置にあっては、工場内等に設置された外部電源3に接続端子4を介して接続することで、外部電源3より電力の供給を受けて、まず、整流器6において交流電力から直流電力に整流され、次に、スイッチング素子7において電流値を小さくするように電流の変換が行われ、そして、絶縁トランス9を経て、整流器10に流れ、この整流器10から車体内に搭載したバッテリ5に電力が供給され、バッテリ5において充電が行われる。
【0015】
このようにバッテリ式フォークリフトの充電装置を構成することで、バッテリ式フォークリフトにあっては、長期間の使用による埃や水分等の付着によりバッテリ5が車体と接続し、タイヤ等を介して地面と接続した形となり、外部電源3に接続してバッテリ5に電力を供給する充電時において、外部電源3からの電力が車体、タイヤ等を介して地面に漏電しようとしても、当該充電装置の内部に備えた絶縁トランス9によって、この漏電を防ぐことができ、これにより、当該充電装置の内部に従来のような漏電ブレーカ22を備えるのをなくすことができる。
【0016】
このように従来のような当該充電装置の内部の漏電ブレーカ22を不要とし、バッテリ5への充電時、漏電によって起きる漏電ブレーカ22によるバッテリ5への充電停止をなくすことで、従来のような充電が停止する都度、漏電ブレーカ22を立ち上げて充電を再度開始するといったことをなくして、充電作業を非常に容易なものにすることができる。しかも、無人の状態で夜間に予約してバッテリ5への充電を行ったとしても、漏電ブレーカ22による充電停止といったことがなく、常に確実にバッテリ5に充電を行うことができ、早朝にはバッテリ式フォークリフトを確実に駆動することができ、荷役作業を良好に行うことができる。
【0017】
なお、このバッテリ式フォークリフトの充電装置において、絶縁トランス9にあっては、スイッチング素子7の下流側に配置することで、スイッチング素子7によって電流値を小さくした電流を扱うことができ、絶縁トランス9の小型化を図ることができ、強いては装置全体のコンパクト化、あるいはこれを安価に提供することができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、スイッチング素子の下流側に絶縁トランスを配置して、この絶縁トランスによって不必要な電気の伝達を防ぐようにしたことにより、従来のような当該充電装置の内部の漏電ブレーカを不要とすることができる。これにより、バッテリへの充電時、漏電によって起きる漏電ブレーカによるバッテリへの充電停止をなくすことで、充電が停止する都度、漏電ブレーカを立ち上げて充電を再度開始するといったことをなくして、充電作業を非常に容易なものにすることができる。
【0019】
また、無人の状態で夜間に予約してバッテリへの充電を行う際も、漏電ブレーカによる充電停止といったことがなく、常に確実にバッテリに充電を行うことができ、早朝にはバッテリ式フォークリフトを確実に駆動することができ、荷役作業を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバッテリ式フォークリフトの充電装置の構成説明図である。
【図2】従来のバッテリ式フォークリフトの充電装置の構成説明図である。
【符号の説明】
1…AC電源、2…漏電ブレーカ、3…外部電源、4…接続端子、5…バッテリ、6…整流器、7…スイッチング素子、8…充電制御装置、9…絶縁トランス、10…整流器、20…外部電源、21…AC電源、22…漏電ブレーカ、23…バッテリ、24…漏電ブレーカ、25…整流器、26…充電制御装置、27…スイッチング素子。
【発明の属する技術分野】
本発明は、バッテリ式フォークリフトの車体内に搭載する充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バッテリ式フォークリフトにあっては、車体内に充電装置を搭載しており、この充電装置を工場内等に設置された外部電源に接続することで、電力の供給を受けて、バッテリ式フォークリフトの車体内に搭載したバッテリに電力を供給して、バッテリへの充電を行うようにしていた。
【0003】
図2に示すように、まず、工場内等に設置された外部電源20はAC電源21と漏電時電気を遮断する漏電ブレーカ22とから構成され、バッテリ式フォークリフトの充電装置やそれ以外の他の機器、あるいは他のバッテリ式フォークリフトに接続するようになっていた。
【0004】
そして、当該充電装置においては、外部電源20に接続することで外部電源20より電力の供給を受けると共に、バッテリ23に電力を供給するようになっていた。そして、内部には、まず最初に漏電したのを検知すると電気を遮断する漏電ブレーカ24を備え、この漏電ブレーカ24の下流側に交流電力を直流電力に整流する整流器25を備え、この整流器25の下流側に充電制御装置26により制御されて電流の変換を行うスイッチング素子27を備えている。そして、このスイッチング素子27から車体内に搭載したバッテリ23に接続するようになっていた。
【0005】
なお、外部電源20に漏電ブレーカ22を備えつつ、充電装置の内部にも漏電ブレーカ24を備えているのは、外部電源20が複数の機器等に接続しているため、当該充電装置のみの漏電によって外部電源20が遮断し、外部電源20に接続する他の複数の機器すべてに影響を及ぼす、すなわち電力の供給が停止するのを防止するためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来のバッテリ式フォークリフトの充電装置にあっては、車体内に搭載したバッテリが新しいときは何ら問題は生じないものの、長期間使用すると、埃や水分等の付着によりバッテリが車体と接続し、タイヤ等を介して地面と接続した形となる。このようになったとき、充電装置を工場内等に設置した外部電源に接続して車体に搭載したバッテリに電力を供給して、バッテリへの充電を行うと、外部電源からの電力の一部が車体、タイヤ等を介して地面に漏電してしまう。この漏電の電流が大きくなると、充電装置内の漏電ブレーカが漏電したのを検知して電気を遮断する。これによりバッテリへの電力供給が停止して、充電が停止するようになっていた。
【0007】
このようにバッテリが古くなると、前記のような漏電が頻繁に起きて、バッテリへの充電の停止がすぐに起こるといった問題が発生していた。そこで、充電が停止する都度、漏電ブレーカを立ち上げて充電を再度開始しなければならず、充電作業が非常に面倒となるおそれがあった。しかも、バッテリへの充電にあっては荷役作業を行わない夜間、無人の状態で予約して充電を行うことが多く、このため、早朝にバッテリ式フォークリフトで荷役作業を行おうとしたとき、バッテリへの充電が行われておらず、荷役作業ができなくなるといった問題が発生するおそれもあった。
【0008】
本発明は、前記のような問題を解消し、バッテリへの充電作業が面倒となるのを防止すると共に、バッテリへの充電を常に確実に行えるようにしたバッテリ式フォークリフトの充電装置を提供することを、その課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、外部電源に接続することで外部電源より電力の供給を受け、かつバッテリ式フォークリフトの車体内に搭載するバッテリに接続して電力をバッテリに供給すると共に、その内部に電流の変換を行うスイッチング素子を備えたバッテリ式フォークリフトの充電装置であって、前記スイッチング素子の下流側に絶縁トランスを配置して、この絶縁トランスによって不必要な電気の伝達を防ぐようにしたバッテリ式フォークリフトの充電装置である。
【0010】
【作 用】
本発明によれば、スイッチング素子の下流側に絶縁トランスを配置して、この絶縁トランスによって不必要な電気の伝達を防ぐようにしたことにより、従来のような当該充電装置の内部の漏電ブレーカを不要とすることができ、バッテリへの充電時、漏電によって起きる漏電ブレーカによるバッテリへの充電停止をなくすことで、充電作業を非常に容易なものにする。しかも、無人の状態で夜間に予約してバッテリへの充電を行う際も、漏電ブレーカによる充電停止といったことがなくして、常に確実にバッテリに充電を行うことができ、早朝にはバッテリ式フォークリフトを確実に駆動することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明によるバッテリ式フォークリフトの充電装置の一実施形態を説明する。図1に示すように、まず、AC電源1と漏電時電気を遮断する漏電ブレーカ2とから構成された工場内等に設置された外部電源3を備え、この外部電源3にはバッテリ式フォークリフトの充電装置やそれ以外の他の機器、あるいは他のバッテリ式フォークリフトに接続する。
【0012】
そして、この外部電源3に接続するバッテリ式フォークリフトの充電装置においては、外部電源3に接続端子4を介して接続することで外部電源3より電力の供給を受けると共に、外部電源3より供給を受けた電力をバッテリ式フォークリフトの車体内に搭載したバッテリ5に供給する。
【0013】
そして、この充電装置の内部構成としては、まず最初に整流器6を備えて、この整流器6は交流電力を直流電力に整流する。次に、この整流器6の下流側にスイッチング素子7を備えて、このスイッチング素子7は充電制御装置8により制御されており、電流の変換を行う、すなわちスイッチング素子7において高周波で動作させることにより電流値を小さくして、電流の変換を行う。そして、このスイッチング素子7の下流側に絶縁トランス9を配置して、この絶縁トランス9は不必要な電気の伝達を防ぐようになっている。次に、この絶縁トランス9の下流側に整流器10を再び備えて、ここにおいて電力を整流する。そして、この整流器10からバッテリ式フォークリフトの車体内に搭載したバッテリ5に接続する。
【0014】
このように構成したバッテリ式フォークリフトの充電装置にあっては、工場内等に設置された外部電源3に接続端子4を介して接続することで、外部電源3より電力の供給を受けて、まず、整流器6において交流電力から直流電力に整流され、次に、スイッチング素子7において電流値を小さくするように電流の変換が行われ、そして、絶縁トランス9を経て、整流器10に流れ、この整流器10から車体内に搭載したバッテリ5に電力が供給され、バッテリ5において充電が行われる。
【0015】
このようにバッテリ式フォークリフトの充電装置を構成することで、バッテリ式フォークリフトにあっては、長期間の使用による埃や水分等の付着によりバッテリ5が車体と接続し、タイヤ等を介して地面と接続した形となり、外部電源3に接続してバッテリ5に電力を供給する充電時において、外部電源3からの電力が車体、タイヤ等を介して地面に漏電しようとしても、当該充電装置の内部に備えた絶縁トランス9によって、この漏電を防ぐことができ、これにより、当該充電装置の内部に従来のような漏電ブレーカ22を備えるのをなくすことができる。
【0016】
このように従来のような当該充電装置の内部の漏電ブレーカ22を不要とし、バッテリ5への充電時、漏電によって起きる漏電ブレーカ22によるバッテリ5への充電停止をなくすことで、従来のような充電が停止する都度、漏電ブレーカ22を立ち上げて充電を再度開始するといったことをなくして、充電作業を非常に容易なものにすることができる。しかも、無人の状態で夜間に予約してバッテリ5への充電を行ったとしても、漏電ブレーカ22による充電停止といったことがなく、常に確実にバッテリ5に充電を行うことができ、早朝にはバッテリ式フォークリフトを確実に駆動することができ、荷役作業を良好に行うことができる。
【0017】
なお、このバッテリ式フォークリフトの充電装置において、絶縁トランス9にあっては、スイッチング素子7の下流側に配置することで、スイッチング素子7によって電流値を小さくした電流を扱うことができ、絶縁トランス9の小型化を図ることができ、強いては装置全体のコンパクト化、あるいはこれを安価に提供することができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、スイッチング素子の下流側に絶縁トランスを配置して、この絶縁トランスによって不必要な電気の伝達を防ぐようにしたことにより、従来のような当該充電装置の内部の漏電ブレーカを不要とすることができる。これにより、バッテリへの充電時、漏電によって起きる漏電ブレーカによるバッテリへの充電停止をなくすことで、充電が停止する都度、漏電ブレーカを立ち上げて充電を再度開始するといったことをなくして、充電作業を非常に容易なものにすることができる。
【0019】
また、無人の状態で夜間に予約してバッテリへの充電を行う際も、漏電ブレーカによる充電停止といったことがなく、常に確実にバッテリに充電を行うことができ、早朝にはバッテリ式フォークリフトを確実に駆動することができ、荷役作業を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバッテリ式フォークリフトの充電装置の構成説明図である。
【図2】従来のバッテリ式フォークリフトの充電装置の構成説明図である。
【符号の説明】
1…AC電源、2…漏電ブレーカ、3…外部電源、4…接続端子、5…バッテリ、6…整流器、7…スイッチング素子、8…充電制御装置、9…絶縁トランス、10…整流器、20…外部電源、21…AC電源、22…漏電ブレーカ、23…バッテリ、24…漏電ブレーカ、25…整流器、26…充電制御装置、27…スイッチング素子。
Claims (1)
- 外部電源3に接続することで外部電源3より電力の供給を受け、かつバッテリ式フォークリフトの車体内に搭載するバッテリ5に接続して電力をバッテリ5に供給すると共に、その内部に電流の変換を行うスイッチング素子7を備えたバッテリ式フォークリフトの充電装置であって、
前記スイッチング素子7の下流側に絶縁トランス9を配置して、この絶縁トランス9によって不必要な電気の伝達を防ぐようにしたことを特徴とするバッテリ式フォークリフトの充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003052343A JP2004266892A (ja) | 2003-02-28 | 2003-02-28 | バッテリ式フォークリフトの充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003052343A JP2004266892A (ja) | 2003-02-28 | 2003-02-28 | バッテリ式フォークリフトの充電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004266892A true JP2004266892A (ja) | 2004-09-24 |
Family
ID=33117237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003052343A Pending JP2004266892A (ja) | 2003-02-28 | 2003-02-28 | バッテリ式フォークリフトの充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004266892A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011105528A1 (ja) | 2010-02-25 | 2011-09-01 | 三菱重工業株式会社 | 充電式フォークリフトの充電管理システム、及び充電管理方法 |
JP2013081290A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-02 | Panasonic Corp | 配電システム |
-
2003
- 2003-02-28 JP JP2003052343A patent/JP2004266892A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011105528A1 (ja) | 2010-02-25 | 2011-09-01 | 三菱重工業株式会社 | 充電式フォークリフトの充電管理システム、及び充電管理方法 |
JP2013081290A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-02 | Panasonic Corp | 配電システム |
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