JP2004261349A - Endoscope - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an endoscope where the longitudinal-direction position and the rotational-direction position of a part projecting from the distal end face of the endoscope in a body to be inserted which is to be inserted to the conduit of the endoscope can be positioned. <P>SOLUTION: The endoscope is provided with the conduit 120 for leading a pipe to be inserted 200 from a conduit port 124 formed on the distal end face of the endoscope. On the outside face of the distal end part 210 of the pipe to be inserted, a notch part 225 having a notch surface 228 for regulating a longitudinal direction and a notch surface 226 for regulating a rotating direction is formed. At the port 124 of the endoscope, an engaging part 125 having an engaging surface 128 for regulating the longitudinal direction and an engaging surface 126 for regulating the rotating direction is formed. When the body to be inserted is inserted to the conduit of the endoscope, the notch surface 228 of the notch part of the body to be inserted is abutted on the engaging surface 128 of the engaging part of the endoscope to regulate the longitudinal direction, and the notch surface 226 of the notch part of the body to be inserted is abutted on the engaging surface 126 of the engaging part of the endoscope to regulate the rotating direction. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,医療用の内視鏡にかかり,さらに詳しくは処置具や洗浄管などの被挿入体が挿入可能な管路を備えた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の内視鏡としては,操作部から体内に挿入する挿入部を通って先端部にわたって送気送水管路,吸引管路など複数の管路(チャンネル)を設け,内視鏡先端面へ送気送水や吸引などを行う機能を持つものがある。
【0003】
ところが,内視鏡に多くの機能を実現しようとして管路の数を増やすほど,内視鏡の挿入部が大径化してしまう。複数の管路や観察系の配線などの内容物の配置構成を最適にしても,さらに細径化するには限界がある。一方,いずれかの管路だけを設けて機能を絞り込んだのでは,使い勝手が悪くなる。
【0004】
このため,複数の機能を実現しつつ,さらなる細径化に対応するため,例えば単一の管路を設け,その管路に種々の被挿入体を目的に応じて差替えて使用することも考えられる。
【0005】
【特許文献1】
特開昭55−5902号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,このようなものでも,被挿入体によっては先端部から突出する長手方向位置決め,回転方向位置決めが必要な場合がある。被挿入体として例えば送気送水により内視鏡の先端部表面を水や空気を吹きかけて洗浄する被挿入管を内視鏡の管路に挿入する場合には,被挿入管の先端部側面に設けられた開口部が洗浄対象に向くように,突出する長手方向位置や回転方向位置を決める必要がある。この場合,もし被挿入管の内視鏡先端面から突出する部分の位置決めがなされることなく,単に被挿入管を挿入するようにしたのでは,長い被挿入管を手元で操作しながら,被挿入管の開口部を洗浄する対象に正確に向ける必要があり,その操作は非常に困難である。また被挿入管を突出しすぎると,体内の組織を傷つけるおそれもある。ところが,従来はこのような被挿入管の長手方向と回転方向位置を同時に位置決めできるものはなかった。
【0007】
この点,例えば特許文献1に開示された技術のように,内視鏡に処置具挿通路を設け,この挿通路に挿通するスネアなどの処置具を先端作用部の方向を規制するものもある。ところが,このようなものでは処置具の長手方向の規制を行うことはできず,また処置具の種類によっては長手方向の規制があると,かえって作業効率が低下するおそれもある。
【0008】
例えば胆石等の結石除去処理などで体内組織の切開を行うスネアなどの処置具においては,内視鏡を切開の対象となる部位が見えやすい位置にしたまま,処置具を突出してその先端が患部に届くように自由に長手方向に移動させることできるようにする必要がある。このような処置具では,長手方向の規制があると,内視鏡自体を前後に移動しなければならず,画面が変わってしまってかえって作業効率が低下するおそれがある。
【0009】
そこで,本発明は,このような問題に鑑みてなされたもので,その目的とするところは,内視鏡先端面から突出する被挿入体の長手方向位置と回転方向位置とを位置決めすることができる内視鏡を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,被挿入体を内視鏡先端部に形成された管路口から導出させる管路を備えた内視鏡において,被挿入体が管路口から突出する部分の長手方向位置を規制する長手方向規制手段と,被挿入体が管路口から突出する部分の回転方向位置を規制する回転方向規制手段とを設けたことを特徴とする内視鏡が提供される。
【0011】
また,被挿入体は,内視鏡先端面洗浄用の流体を通す管状体と,管状体の先端に設けられ側面に開口部が形成された先端部とを備え,長手方向規制手段は,被挿入体の先端部のうち少なくとも開口部が形成された部分が内視鏡管路口から突出するように,長手方向位置を規制し,回転方向規制手段は,被挿入体の開口部が内視鏡先端面の洗浄対象部位の方向に向くように,回転方向位置を規制するようにしてもよい。
【0012】
このような本発明によれば,内視鏡に1つの管路を設けるだけで複数の機能を奏することができ,特に本発明では管路口から突出する部分の長手方向位置及び回転方向位置を規制することができるので,例えば内視鏡先端面を洗浄する洗浄水や空気を噴出するための洗浄管などのような被挿入体を挿入する際には,被挿入体先端部の開口部を内視鏡先端面の洗浄対象に正確に向けることができる。すなわち,長手方向位置及び回転方向位置の位置決めが必要な被挿入体の機能を十分に発揮させることができる。また,被挿入体の突出量が規制されるため,体内の組織を傷つけるおそれもないので,安全に被挿入体を内視鏡に装着することができる。
【0013】
また,より詳細には,被挿入体先端部の外側面には,長手方向に垂直な第1の切欠面と長手方向に沿った第2の切欠面とを有する切欠部が形成され,内視鏡管路口には,長手方向に垂直な第1の係止面と長手方向に沿った第2の係止面とを有する係止部が形成され,内視鏡の管路に被挿入体が挿入されたときに,内視鏡係止部の第1の係止面に被挿入体切欠部の第1の切欠面が当接して長手方向が規制されるとともに,内視鏡係止部の第2の係止面に被挿入体切欠部の第2の切欠面が当接して回転方向が規制されるようにしてもよい。
【0014】
このように,被挿入体が内視鏡の管路口から突出する部分について長手方向位置の規制と回転方向位置の規制を被挿入体側の切欠面と内視鏡側の係止面とにより行うため,被挿入体を管路に挿入し,被挿入体先端部を管路口に合わせて挿入させるだけで,簡単に長手方向位置及び回転方向位置の規制を行うことができる。
【0015】
また,被挿入体切欠部における第2の切欠面は,第1の切欠面の先端側に連続して形成し,被挿入体の先端部における第2の切欠面よりも先端側の外側面の形状は,先端方向に向けて滑らかに先細となるように形成してもよい。
【0016】
このように,被挿入管先端部の先端を先細にすることにより,被挿入管先端部の先端は管路口よりも小さくなるので,被挿入管先端部が管路口に挿入される際には,管路口に挿入し易くすることができる。また,被挿入管がさらに挿入されることにより,被挿入管先端部は徐々に管路口に嵌り込み,被挿入管側の長手方向規制用切欠面が内視鏡側の長手方向規制用係止面に当接して長手方向が位置決めされる。それと同時に,被挿入管先端部の回転方向規制用切欠面を形成した部分(例えば図3に示すL2部分)が管路口に完全に嵌り込み,被挿入管側の回転方向規制用切欠面も内視鏡側の回転方向規制用係止面に当接するので,回転方向も位置決めされる。従って,被挿入管を挿入する際,より容易に管路口に被挿入管先端部を完全に嵌め込むことができるので,被挿入管先端部の突出し部分の位置決めもより容易となる。
【0017】
さらに,内視鏡は,少なくとも観察系と照明系が設けられた内視鏡本体と,この内視鏡本体を装着するカバーを備え,内視鏡の管路は,カバーに形成してもよい。このように管路がカバーに形成されているカバー式内視鏡に適用してもよい。
【0018】
また内視鏡の管路は,吸引機構の吸引経路を兼ねるようにしてもよい。これにより,被挿入体を内視鏡の管路に装着することにより,被挿入体を利用することができ,内視鏡の管路から被挿入体を取出すことにより,吸引機構を利用することができる。このように吸引動作を含めた複数の機能を実現できる。
【0019】
なお,被挿入体は,管状体と先端部とを異なる材料で構成してもよい。例えば,管状体を軟質材料で構成しても,先端部を硬質材料で構成することにより,被挿入体を内視鏡の管路に挿入したときに,管路口へ向けて送り易くなる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら,本発明にかかる内視鏡の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0021】
図1は,本発明の第1の実施形態にかかる内視鏡全体の概略構成を示す図である。この内視鏡100は,大別すると,体腔内に挿入される挿入部104と,この挿入部104の基端部が連設される操作部102と,この操作部102から引出されたユニバーサルコード部106とからなる。このユニバーサルコード部106の端部にはコネクタ108が設けられている。ユニバーサルコード部106はコネクタ108によりプロセッサ装置110に接続される。
【0022】
上記挿入部104には,被挿入体例えば洗浄管などの被挿入管200を内視鏡先端部130に形成された管路口124から導出させるための管路120が設けられている。操作部102には被挿入管200などを管路120へ挿入する挿入口122が設けられている。
【0023】
上記内視鏡先端部130は,図2(a),(b)に示すように構成される。図2(a)は内視鏡先端部の先端面を示す図であり,図2(b)は内視鏡先端部のA−A断面図である。
【0024】
内視鏡先端部130は,先端部本体132を備える。先端部本体132は挿入部104の外側カバー134の先端に固定されている。内視鏡先端部130の先端面,すなわち先端部本体132の先端面には,被観察体の像を捉えるための観察窓136,被観察体に照明光を照射するための照明窓138,上記管路120を介して被挿入体の先端部を導出させる管路口124が設けられている。
【0025】
上記照明窓138には,照明系が接続されている。照明系は例えば次のように構成されている。照明窓138には図示しないライトガイドが接続されている。ライトガイドは,内視鏡先端部130から挿入部104,操作部102を経てユニバーサルコード部106内に延在されており,プロセッサ装置110にコネクタ108を介して脱着可能に接続されている。プロセッサ装置110には,図示しない光源部が設けられ,光源部からの光は上記ライトガイドを介して照明窓138へ照明光として供給される。
【0026】
上記観察窓136には,観察系が接続されている。観察系は例えば次のように構成されている。観察窓136は鏡胴140の先端に保持されている。鏡胴140の後端にはプリズム142を介して固体撮像素子144が保持されている。固体撮像素子144は例えばCCD(Charge Coupled Device)により構成される。固体撮像素子144は,基板146に固定されている。基板146からの信号ケーブル148は,内視鏡先端部130から挿入部104,操作部102を経てユニバーサルコード部106内に延在されており,コネクタ108を介してプロセッサ装置110に接続される。被観察体の像は観察窓136から取込まれ,固体撮像素子144を介して画像信号としてプロセッサ装置110に取込まれる。固体撮像素子144からの画像信号はプロセッサ装置110により処理され,モニタ上に被観察体の画像として表示される。
【0027】
内視鏡100の先端部本体132の管路口124には,被挿入体が挿入される管路120が接続管121を介して接続されている。本実施形態では被挿入体として例えば内視鏡先端面を洗浄する洗浄水や空気を噴出するための被挿入管200が挿入される。
【0028】
上記管路口124は,図2(b)に示すように先端部本体132の先端側に開口する長手方向に沿った孔により形成されている。この管路口124の先端開口部の形状は,例えば図2(a)に示すようにD字の直線部分を下方にしたような略D字形状に形成される。被挿入管先端部210のうち管路口124から突出する部分の外側面の形状は,この管路口124に嵌め込み可能となるように,管路口124の先端側開口形状に合わせた形状に形成される。
【0029】
上記管路口124には,管路口124の内面であって,先端開口部の下側に係止部125が形成されている。この係止部125は,管路口124に被挿入管先端部210が挿入されたときに,被挿入管先端部210を係止して,管路口124から突出する部分の長手方向位置と回転方向位置を規制するものである。
【0030】
具体的には係止部125は,管路口124の後端側に形成された長手方向に垂直な長手方向規制用係止面(第1の係止面)128と,長手方向規制用係止面128よりも先端側に連続し長手方向に沿って形成された回転方向規制用係止面(第2の係止面)126とを有する。この回転方向規制用係止面126は,上記管路口124の先端開口部の下側の直線部分を構成する。
【0031】
係止部125の長手方向規制用係止面128は,被挿入管先端部210における内視鏡管路口124から突出する部分(内視鏡先端面から突出する部分)の長手方向位置を規制する。また回転方向規制用係止面126は,被挿入管先端部210における内視鏡管路口124から突出する部分の回転方向位置を規制する。これら長手方向位置と回転方向位置の詳細については後述する。
【0032】
次に,内視鏡の管路120へ挿入される被挿入体について図面を参照しながら説明する。本実施の形態では被挿入体として例えば内視鏡先端部130の先端面の観察窓136を洗浄するための被挿入管200を例に挙げて説明する。
【0033】
被挿入管200は,図1に示すように,管状に形成された管状体としての被挿入管本体204を備える。被挿入管本体204の先端には被挿入管先端部210が接続されており,被挿入管本体204の後端部には洗浄水や空気を注入する注入口206が設けられている。上記被挿入管本体204と被挿入管先端部210とは異なる材料で構成される。
【0034】
ここで,被挿入管先端部210の構成を図3(a),(b)を参照しながら説明する。図3(a)は被挿入管先端部の外観を示す斜視図であり,図3(b)は被挿入管先端部の縦断面図である。
【0035】
被挿入管先端部210の側面には,水や空気を噴出する開口部212を備える。この開口部212は,被挿入管先端部210のうち,内視鏡先端部130の先端面から突出する部分(L1)の側面に形成されている。
【0036】
被挿入管先端部210には,上記開口部212を被挿入管本体204の管内に連通する連通路214が形成されている。被挿入管本体204からの洗浄水や空気は連通路214を介して側方へと方向を変えて開口部212から排出される。
【0037】
被挿入管先端部210の開口部212の反対側側面には,切欠部225が形成されている。この切欠部225は,内視鏡100の管路口124に被挿入管先端部210が挿入されたときに,内視鏡先端部130の管路口124における係止部125に係止される。これにより,内視鏡先端部130の先端面から突出する部分(L1)の長手方向位置と回転方向位置とが規制される。
【0038】
具体的には切欠部225は,先端から所定の長さ(L1とL2)まで被挿入管先端部210の側面の一部に長手方向に沿った切欠を設けることにより形成されている。切欠部225は,長手方向に垂直な長手方向規制用切欠面(第1の切欠面)228と,長手方向規制用切欠面228よりも先端側に連続し長手方向に沿って形成された回転方向規制用切欠面(第2の切欠面)226とを有する。回転方向規制用切欠面226は,切欠部225における被挿入管200の長手方向に沿った面のうち,少なくともL2部分に形成すればよい。
【0039】
被挿入管先端部210が管路口124に挿入されたときに,上記切欠部225の長手方向規制用切欠面228は,管路口124の係止部125における長手方向規制用係止面128と当接して,被挿入管200の突出部分(L1)の長手方向位置を規制し,上記切欠部225の回転方向規制用切欠面226は,管路口124の係止部125における回転方向規制用係止面126と当接して,被挿入管200の突出部分(L1)の回転方向位置を規制する。
【0040】
被挿入管先端部210の開口部212が突出した位置で被挿入管先端部210が管路口124に嵌り込むようにするため,被挿入管先端部210のL2部分は,上記内視鏡100側の回転方向規制用係止面126の長手方向の長さと同じ長さに形成されている。
【0041】
ここで,被挿入管先端部210が管路口124から突出する部分の長手方向位置と回転方向位置について説明する。被挿入管200が例えば内視鏡先端面を洗浄するためのものである場合には,被挿入管先端部210の長手方向位置と回転方向位置は,被挿入管200を用いて洗浄する対象に応じて決められる。
【0042】
例えば本実施の形態のように被挿入管200が内視鏡先端面の観察窓136を洗浄するものである場合には,長手方向位置は少なくとも被挿入管先端部210の開口部212が設けられた部分(L1)が管路口124から突出する位置(内視鏡先端面から突出する位置)とする。また回転方向位置は,少なくとも被挿入管200の開口部212が内視鏡先端部130の観察窓136の方向へ向く位置とする。
【0043】
このような長手方向位置及び回転方向位置に被挿入管先端部210が位置決めされるように,内視鏡100側の係止部125,被挿入管200側の切欠部225の形状が決められる。
【0044】
次に,このような内視鏡100の管路120に被挿入管200が挿入された場合の作用を図面を参照しながら説明する。図4は内視鏡100の管路120に被挿入管200が挿入される途中の状態の内視鏡先端部を示したものであり,図5は内視鏡100の管路120に被挿入管200が装着された状態の内視鏡先端部を示したものである。図6は内視鏡100の管路120に被挿入管200が装着された状態の内視鏡全体の断面図を示したものである。
【0045】
被挿入管200が図1に示す内視鏡100の挿入口122から管路120へ挿入されると,図4に示すように被挿入管先端部210は,管路120に沿って内視鏡先端部130の管路口124へ案内される。そのまま被挿入管200を挿入し続けると,管路口124から被挿入管200の先端が突出して,図5に示す位置で止まる。
【0046】
このとき,被挿入管200の先端は,内視鏡先端部130の管路口124に嵌り込み,被挿入管200側の切欠部225の長手方向規制用切欠面228が,内視鏡100側の係止部125の長手方向規制用係止面128に当接することによって,被挿入管200の長手方向位置が位置決めされる。具体的には,被挿入管先端部210のL1部分が内視鏡先端面から突出する。
【0047】
また,被挿入管200側の切欠部225の回転方向規制用切欠面226が,内視鏡100側の係止部125の回転方向規制用係止面126に当接することによって,被挿入管200の回転方向位置が位置決めされる。具体的には,被挿入管先端部210のL1部分の開口部212が内視鏡先端面の観察窓136の方向に向く。
【0048】
こうして,被挿入管200が内視鏡に装着されると,図6に示すようになる。そして,内視鏡先端面の観察窓136を洗浄する際には,例えば被挿入管200の注入口206にシリンジ150などを装着し,このシリンジ150により洗浄水や空気を被挿入管200に注入する。これにより,洗浄水や空気は,被挿入管先端部210の開口部212から観察窓136に向けて噴出される。
【0049】
このように,本実施の形態によれば,内視鏡に1つの管路を設けるだけで複数の機能を奏することができ,特に管路口124から突出する部分の長手方向位置及び回転方向位置を規制することができるので,例えば内視鏡先端面を洗浄する洗浄水や空気を噴出するための洗浄管などのような本実施の形態の被挿入管200を挿入する際には,被挿入体先端部の開口部を内視鏡先端面の洗浄対象に正確に向けることができる。すなわち,長手方向位置及び回転方向位置の位置決めが必要な被挿入管200の機能を十分に発揮させることができる。また,被挿入管200の突出量が規制されるため,体内の組織を傷つけるおそれもないので,安全に被挿入体を内視鏡100に装着することができる。
【0050】
また,被挿入管200が内視鏡100の管路口124から突出する部分について長手方向位置の規制を被挿入管200側の長手方向規制用切欠面228と内視鏡100側の長手方向規制用係止面128とにより行い,回転方向位置の規制を被挿入管200側の回転方向規制用切欠面226と内視鏡100側の回転方向規制用係止面126とにより行うので,被挿入管200を管路120に挿入し,被挿入管先端部210を管路口124に合わせて挿入させるだけで,簡単に長手方向位置及び回転方向位置の規制を行うことができる。
【0051】
なお,被挿入管200を挿入する内視鏡の管路120には,図7に示すように体腔内の汚物や粘液等を吸引する吸引機構が接続していてもよい。この場合には,管路120は吸引経路としても利用され,管路120の管路口124は吸引口としても機能させることができる。
【0052】
吸引機構は,例えば以下のように構成される。管路120は操作部102内で吸引作用側通路302と合流しており,吸引作用側通路302は操作部102に設けられた吸引バルブ310を介して吸引源側通路304と連通している。こうして,管路120,吸引作用側通路302,吸引源側通路304は吸引経路を形成する。吸引源側通路304はユニバーサルコード部106を通って,コネクタ108を介して負圧源(図示せず)と接続される。
【0053】
吸引バルブ310は,上記吸引作用側通路302と吸引源側通路304との接続の切換制御を行うものである。吸引バルブ310は,内視鏡100の操作部102に装着された弁ケーシング312と,この弁ケーシング312の内部にボタン314の押下操作に応じて摺動する弁部材316とを備える。
【0054】
弁部材316の下部の外周面には活塞面318が形成されており,この活塞面318の上部に側面透孔320が形成されている。弁部材316の底部は開口しており,上記側面透孔320と連通している。
【0055】
弁ケーシング312には,吸引作用側通路302,吸引源側通路304が接続されている。弁部材316が摺動操作されることにより,吸引作用側通路302は,弁部材316の側面透孔320により吸引源側通路304と連通し,また活塞面318により吸引源側通路304と遮断される。なお,ボタン314は,バネ等の付勢部材322により,弁部材316が吸引源側通路304を遮断する位置となる方へ付勢されている。
【0056】
このように,管路120に吸引機構を接続した内視鏡であれば,1つの管路120を利用して,内視鏡洗浄の他に吸引動作を行うこともできる。例えば内視鏡先端面を洗浄する場合には,管路120の挿入口122から被挿入管200を挿入して,被挿入管200を内視鏡100に装着する。また,体腔内の汚物や粘液等を吸引する吸引動作を行う場合には,内視鏡100から被挿入管200を取出す。これにより,管路120と吸引作用側通路302とは連通し,吸引動作が可能となる。
【0057】
また,図7に示す例では,本発明を管路120の挿入口122を操作部102の先端側に設けた内視鏡に適用する場合について説明したが,必ずしもこれに限られることはなく,例えば図8に示すように操作部102の後端側に設けた内視鏡に適用してもよい。このように構成すれば,挿入口122から管路120までの経路をより直線に近づけることができるので,被挿入管200をより容易に管路120へ挿入できる。また被挿入管200の被挿入管先端部210を手元操作で回転させることがより容易になるので,被挿入管先端部210を管路口124に挿入する作業をより容易に行うことができる。
【0058】
次に,本発明の第2の実施形態にかかる内視鏡について図面を参照しながら説明する。図9は,本実施形態にかかる内視鏡の先端部近傍の組立斜視図である。図10は本実施形態にかかる内視鏡の先端部の概略構成を説明する断面図であり,図11は内視鏡の先端部の外観を示す斜視図である。
【0059】
第2の実施形態にかかる内視鏡400は,少なくとも上述した観察系と照明系とを備えた内視鏡本体402を備え,この内視鏡本体402に装着するカバー404に管路120を形成したものである。第1の実施形態にかかる内視鏡は,内視鏡本体内に管路120が設けられている場合であるのに対して,第2の実施形態にかかる内視鏡は内視鏡本体とは別に管路120が外付けで構成されている場合である。
【0060】
カバー404の先端部406には,観察窓136,照明窓138が設けられている。またカバー404の先端部には,図10にも示すように管路120の管路口124が形成されており,この管路口124には,第1の実施形態の場合と同様に回転方向規制用係止面126と長手方向規制用係止面128を有する係止部125が形成されている。なお,被挿入管200の構成は第1の実施の形態と同様であるためその詳細な説明は省略する。
【0061】
このような内視鏡400は,図9に示すように内視鏡本体402にカバー404を装着することにより,管路120を備えた内視鏡となる。そして,カバー404の観察窓136の洗浄を行う場合には,カバー404の管路120に被挿入管200を挿入する。すると,被挿入管先端部210は,管路120に沿って内視鏡先端部130の管路口124へ案内される。
【0062】
そのまま被挿入管200を挿入し続けると,管路口124から被挿入管200の先端が突出して,図10,図11に示す位置で止まる。このとき,第1の実施の形態の場合と同様に,被挿入管200の先端は,カバー404の管路口124に嵌り込み,被挿入管200側の切欠部225の回転方向規制用切欠面226,長手方向規制用切欠面228がそれぞれ,内視鏡100側の係止部125の回転方向規制用係止面126,長手方向規制用係止面128に当接することによって,被挿入管200の回転方向位置,長手方向位置がそれぞれ位置決めされる。
【0063】
このように,被挿入管200をカバー404の管路120に装着する際に,回転方向位置,長手方向位置を確実に位置決めすることができるので,正確に観察窓136に向けて洗浄水や空気を噴出できる。
【0064】
以上,添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが,本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0065】
例えば,被挿入管先端部210は,図12に示すように先端を管路口124の開口の大きさよりも小さくして,先端に向けて先細になるように形成してもよい。具体的には被挿入管先端部210の外側面のうち,長手方向規制用切欠面228により長手方向が規制されたときに,少なくとも管路口124に嵌る部分L2に回転方向規制用切欠面226を形成すれば,それよりも先端側の部分L1は先細形状に構成してもよい。例えば先端側の部分L1を円錐形状とし,管路口124に嵌る部分L2と滑らかな曲線で連続するように形成してもよい。
【0066】
なお,被挿入管先端部210の先端を先細にする形状としては,図12に示すような円錐形状には限られず,例えば図3に示すような先端形状のままその大きさを先端に向けて徐々に小さくなるようにしたものであってもよい。
【0067】
このように,被挿入管先端部210の先端を先細にすることにより,被挿入管先端部210の先端が管路口124よりも小さくなるので,被挿入管先端部210が管路口124に挿入される際には,管路口124に挿入し易くすることができる。
【0068】
また,被挿入管200がさらに挿入されることにより,被挿入管先端部210は徐々に管路口124に嵌り込み,被挿入管200側の長手方向規制用切欠面228が内視鏡100又は400側の長手方向規制用係止面128に当接して長手方向が位置決めされる。それと同時に,被挿入管先端部210のL2部分が管路口124に完全に嵌り込み,被挿入管200側の回転方向規制用切欠面226も内視鏡100又は400側の回転方向規制用係止面126に当接するので,回転方向も位置決めされる。
【0069】
従って,被挿入管200を挿入する際,より容易に管路口124に被挿入管先端部210を完全に嵌め込むことができるので,被挿入管先端部210の突出し部分の位置決めもより容易となる。
【0070】
また,被挿入管200において被挿入管先端部210と被挿入管本体204とは別体として異なる材料で構成した場合について説明したが,必ずしもこれに限定されるものではなく,同一材料を用いて一体で構成してもよい。
【0071】
また,上記第1及び第2の実施形態においては,被挿入体の回転方向規制手段は,内視鏡側と被挿入管側の回転方向規制面により位置決めする場合について説明したが,内視鏡側,被挿入管側のいずれか一方に溝を設け,他方にこの溝に嵌まる突起を設けるようにしてもよい。このようにしても,回転方向位置決めが可能となる。また,被挿入管側に溝又は突起を設ける場合には,例えば図3に示す被挿入管先端部の外周面におけるL2部分に設けるようにしてもよい。このようにすれば,上記第1及び第2の実施形態と同様に被挿入管先端部の長手方向が位置決めされると,同時に回転方向も位置決めされる。
【0072】
また,上記第1及び第2の実施形態においては,被挿入体として洗浄対象が観察窓136である被挿入管200を内視鏡100の管路120に挿入する場合について説明したが,必ずしもこれに限定されることはなく,被挿入体として図13に示すように洗浄対象が照明窓138である被挿入管500を内視鏡100の管路120に挿入してもよい。
【0073】
図13(a),(b)に示すように被挿入管本体504の先端に設けられた被挿入管先端部510の側面には,2つの開口孔512が形成されている。これら開口孔512は,被挿入管500が内視鏡100の管路口124に装着されたとき,2つの照明窓138に向けてそれぞれ洗浄水や空気を噴出するものである。
【0074】
この被挿入管500には,上述した被挿入管200の切欠部225と同様に構成される切欠部525が形成されている。すなわち,切欠部525は,長手方向に垂直な長手方向規制用切欠面(第1の切欠面)528と,長手方向規制用切欠面528よりも先端側に連続し長手方向に沿って形成された回転方向規制用切欠面(第2の切欠面)526とを有する。
【0075】
この切欠部525は,内視鏡100の管路口124に被挿入管先端部510が挿入されたときに,内視鏡先端部130の管路口124における係止部125に係止される。これにより,内視鏡先端部130の先端面から突出する部分の長手方向位置と回転方向位置とが規制されて,被挿入管500は内視鏡100の管路120に,被挿入管500の開口部512が内視鏡先端面から突出し,照明窓138の方向に向くように装着される。なお,被挿入管500についても図12に示すものと同様に先端部を先細に形成してもよい。
【0076】
このように,本発明では,内視鏡100の管路120に様々な被挿入体を装着することができ,しかも被挿入体の長手方向位置と回転方向位置とを規制することができるので,例えば洗浄対象の異なる被挿入管(例えば被挿入管200,500など)を挿入することにより,それらの機能を果すことができる。従って,本発明は,被挿入管が固定されている内視鏡のように,洗浄対象が限られる場合に比して有利である。
【0077】
また,上記第1及び第2の実施の形態においては,長手方向位置と回転方向位置が規制される被挿入体として内視鏡先端面の洗浄を行う被挿入管を例に挙げて説明したが,必ずしもこれに限定されるものではなく,被挿入体としては高周波ナイフ,パピロトミーナイフなどの治療用処置具であってもよい。これらの処置具は,高周波を使用して患部を焼切るものであるが,例えば不要な部分を切らないようにするためなどのように,内視鏡本体と一体となって内視鏡本体の操作により操作した方がよい場合もある。この場合には,処置具に対しても回転方向と長手方向の規制をすることができる本願発明が有利である。
【0078】
また,上記第1及び第2の実施の形態においては,本発明を直視型内視鏡に1つの管路を設けた内視鏡に適用する場合について説明したが,必ずしもこれに限定されるものではなく,1つの管路を設けた内視鏡であれば,側視型内視鏡,斜視型内視鏡などに適用してもよい。
【0079】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば,複数の機能を実現しつつ,さらなる細径化に対応することができ,また内視鏡に設けた管路に被挿入体を挿入する際,内視鏡先端部から突出する被挿入体の長手方向位置と回転方向位置とを位置決めすることができる内視鏡を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる内視鏡全体の概略構成を示す断面図である。
【図2】同実施形態にかかる内視鏡の先端部の構成を示す図であって,同図(a)は内視鏡先端面を示す図であり,同図(b)は同図(a)に示すA−A断面図である。
【図3】同実施形態における被挿入管の先端部の構成を示す図であって,同図(a)は外観図であり,同図(b)は長手方向に沿った断面図である。
【図4】同実施形態にかかる内視鏡の作用説明図である。
【図5】同実施形態にかかる内視鏡の作用説明図である。
【図6】同実施形態にかかる内視鏡の作用説明図である。
【図7】同実施形態にかかる内視鏡における管路の変形例を示す図である。
【図8】同実施形態にかかる内視鏡における管路の他の変形例を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施形態にかかる内視鏡の先端部近傍の構成を示す組立斜視図である。
【図10】同実施形態にかかる内視鏡の先端部の断面を示す図である。
【図11】同実施形態にかかる内視鏡の先端部を外観を示す斜視図である。
【図12】本発明における被挿入管の先端部の変形例を説明する図であって,同図(a)は外観図であり,同図(b)は長手方向に沿った断面図である。
【図13】本発明における被挿入管の他の例を説明する図であって,同図(a)は外観図であり,同図(b)は同図(a)に示す被挿入管を内視鏡に装着した場合の内視鏡の正面図である。
【符号の説明】
100 内視鏡
102 操作部
104 挿入部
106 ユニバーサルコード部
108 コネクタ
110 プロセッサ装置
120 管路
121 接続管
122 挿入口
124 管路口
125 係止部
126 回転方向規制用係止面
128 長手方向規制用係止面
130 内視鏡先端部
132 先端部本体
134 外側カバー
136 観察窓
138 照明窓
140 鏡胴
142 プリズム
144 固体撮像素子
146 基板
148 信号ケーブル
150 シリンジ
200 被挿入管
204 被挿入管本体
206 注入口
210 被挿入管先端部
212 開口部
214 連通路
225 切欠部
226 回転方向規制用切欠面
228 長手方向規制用切欠面
302 吸引作用側通路
304 吸引源側通路
310 吸引バルブ
400 内視鏡
402 内視鏡本体
404 カバー
406 先端部
500 被挿入管
504 被挿入管本体
510 被挿入管先端部
512 開口部
525 切欠部
526 回転方向規制用切欠面
528 長手方向規制用切欠面
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a medical endoscope, and more particularly, to an endoscope provided with a conduit through which an inserted object such as a treatment tool or a cleaning tube can be inserted.
[0002]
[Prior art]
For this type of endoscope, a plurality of conduits (channels) such as an air supply / water supply conduit and a suction conduit are provided over the distal end of the endoscope through an insertion section inserted from the operating section into the body, Some have a function of performing air supply, water supply, suction, and the like.
[0003]
However, as the number of conduits is increased in order to realize many functions in the endoscope, the diameter of the insertion portion of the endoscope increases. Even if the arrangement configuration of the contents such as a plurality of conduits and the wiring of the observation system is optimized, there is a limit in further reducing the diameter. On the other hand, if only one of the pipelines is provided and the functions are narrowed down, the usability becomes poor.
[0004]
For this reason, in order to cope with further reduction in diameter while realizing multiple functions, for example, it is conceivable to provide a single conduit and use various inserted objects in the conduit by replacing them according to the purpose. Can be
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-55-5902
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, even in this case, depending on the inserted body, positioning in the longitudinal direction and positioning in the rotational direction protruding from the distal end may be necessary. For example, when inserting a pipe to be cleaned into the endoscope by spraying water or air on the distal end surface of the endoscope by air supply or water supply, the distal end side surface of the inserted pipe is It is necessary to determine the protruding position in the longitudinal direction and the rotational direction so that the provided opening faces the object to be cleaned. In this case, if the inserted tube is simply inserted without positioning the portion of the inserted tube protruding from the endoscope distal end surface, the long inserted tube can be manipulated at hand while the inserted tube is being operated. The opening of the insertion tube must be precisely aimed at the object to be cleaned, and the operation is very difficult. Also, if the inserted tube is protruded too much, there is a possibility that the tissue in the body may be damaged. However, conventionally, there has been no device capable of simultaneously positioning the insertion tube in the longitudinal direction and the rotation direction.
[0007]
In this regard, for example, there is a technique disclosed in Patent Document 1 in which a treatment tool insertion passage is provided in an endoscope and a treatment tool such as a snare inserted into the insertion passage regulates the direction of the distal end working portion. . However, in such a device, the longitudinal direction of the treatment tool cannot be restricted, and if the longitudinal direction is restricted depending on the type of the treatment tool, the working efficiency may be rather reduced.
[0008]
For example, in the case of a treatment tool such as a snare that performs incision of the body tissue by removing stones such as gallstones, the treatment tool is protruded with the endoscope protruding while the endoscope is in a position where the incision target is easily visible. Must be able to be freely moved longitudinally to reach In such a treatment tool, if there is a restriction in the longitudinal direction, the endoscope itself must be moved back and forth, and the screen may change, which may lower the work efficiency.
[0009]
Therefore, the present invention has been made in view of such a problem, and an object of the present invention is to position a longitudinal position and a rotational position of an inserted object protruding from an endoscope distal end surface. It is to provide an endoscope that can be used.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
According to one aspect of the present invention, there is provided an endoscope including a conduit for guiding an inserted object from a conduit opening formed at a distal end portion of the endoscope. An endoscope comprising: a longitudinal direction restricting means for restricting a longitudinal position of a portion protruding from a road opening; and a rotational direction restricting means for restricting a rotational direction position of a part protruding from a conduit opening of an inserted body. A mirror is provided.
[0011]
The inserted body includes a tubular body through which a fluid for cleaning the end surface of the endoscope passes, and a distal end provided at the distal end of the tubular body and having an opening formed in a side surface. The longitudinal direction position is regulated so that at least a portion of the distal end portion of the insertion body where the opening is formed projects from the endoscope channel opening. The position in the rotation direction may be regulated so as to face the direction of the portion to be cleaned on the tip end surface.
[0012]
According to the present invention, a plurality of functions can be achieved only by providing one conduit in the endoscope. In particular, in the present invention, the longitudinal position and the rotational position of the portion protruding from the conduit opening are regulated. When inserting an inserted object such as cleaning water for washing the endoscope distal end surface or a cleaning pipe for blowing air, the opening at the distal end of the inserted object should be inserted. The tip of the endoscope can be accurately directed to the object to be cleaned. That is, the function of the inserted body that needs to be positioned in the longitudinal direction position and the rotational direction position can be sufficiently exhibited. In addition, since the amount of protrusion of the inserted body is regulated, there is no possibility of damaging the tissue in the body, so that the inserted body can be safely mounted on the endoscope.
[0013]
More specifically, a cutout portion having a first cutout surface perpendicular to the longitudinal direction and a second cutout surface along the longitudinal direction is formed on the outer surface of the distal end portion of the inserted body. A locking portion having a first locking surface perpendicular to the longitudinal direction and a second locking surface along the longitudinal direction is formed at the mirror channel opening, and the inserted body is inserted into the endoscope channel. When inserted, the first notch surface of the inserted body notch portion abuts on the first locking surface of the endoscope locking portion to regulate the longitudinal direction, and the endoscope locking portion of the endoscope locking portion. The second notch surface of the inserted object notch may be in contact with the second locking surface to restrict the rotation direction.
[0014]
In this way, the position of the inserted body projecting from the conduit opening of the endoscope is regulated by the cutout surface on the inserted body side and the locking surface on the endoscope side to regulate the longitudinal position and the rotational position. By simply inserting the inserted body into the conduit and inserting the distal end of the inserted body into the conduit opening, the longitudinal position and the rotational position can be easily regulated.
[0015]
Further, the second cutout surface in the cutout of the inserted body is formed continuously at the distal end side of the first cutout surface, and the outer cutout surface of the distal end portion of the inserted body on the distal end side with respect to the second cutout surface is formed. The shape may be formed so as to be smoothly tapered toward the distal end.
[0016]
In this way, by tapering the tip of the inserted tube tip, the tip of the inserted tube tip becomes smaller than the conduit opening. Therefore, when the inserted tube tip is inserted into the conduit opening, It can be easily inserted into the conduit opening. Further, when the inserted tube is further inserted, the distal end portion of the inserted tube is gradually fitted into the conduit opening, and the cutout surface for longitudinal direction regulation on the inserted tube side is engaged with the endoscope side for longitudinal direction locking. The longitudinal direction is positioned in contact with the surface. At the same time, the portion (for example, the L2 portion shown in FIG. 3) of the tip end of the inserted pipe that has formed the rotation direction regulating notch is completely fitted into the conduit opening, and the rotation direction regulating notch on the inserted tube side is also inside. Since it comes into contact with the rotation direction regulating locking surface on the endoscope side, the rotation direction is also determined. Therefore, when inserting the inserted pipe, the tip of the inserted pipe can be more completely fitted into the channel opening more easily, so that the protruding portion of the inserted pipe can be easily positioned.
[0017]
Further, the endoscope includes an endoscope main body provided with at least an observation system and an illumination system, and a cover for mounting the endoscope main body, and a conduit of the endoscope may be formed in the cover. . In this manner, the present invention may be applied to a cover-type endoscope in which the conduit is formed in the cover.
[0018]
Further, the conduit of the endoscope may also serve as a suction path of the suction mechanism. As a result, the inserted body can be used by attaching the inserted body to the conduit of the endoscope, and the suction mechanism can be used by removing the inserted body from the conduit of the endoscope. Can be. Thus, a plurality of functions including the suction operation can be realized.
[0019]
Note that the inserted body may be formed of different materials for the tubular body and the distal end. For example, even if the tubular body is made of a soft material, the tip portion is made of a hard material, so that when the inserted body is inserted into the conduit of the endoscope, it can be easily sent toward the conduit opening.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of an endoscope according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In this specification and the drawings, components having substantially the same function and configuration are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
[0021]
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of the entire endoscope according to the first embodiment of the present invention. The endoscope 100 is roughly divided into an insertion section 104 inserted into a body cavity, an operation section 102 provided with a base end of the insertion section 104, and a universal cord pulled out from the operation section 102. And a unit 106. A connector 108 is provided at an end of the universal cord portion 106. The universal code section 106 is connected to the processor device 110 by a connector 108.
[0022]
The insertion portion 104 is provided with a conduit 120 for guiding an inserted tube 200 such as a cleaning tube or the like from a conduit opening 124 formed in the distal end portion 130 of the endoscope. The operation unit 102 is provided with an insertion port 122 for inserting the inserted pipe 200 or the like into the conduit 120.
[0023]
The endoscope distal end portion 130 is configured as shown in FIGS. 2 (a) and 2 (b). FIG. 2A is a diagram showing a distal end surface of an endoscope distal end portion, and FIG. 2B is a cross-sectional view of the endoscope distal end portion taken along line AA.
[0024]
The endoscope distal end portion 130 includes a distal end portion main body 132. The distal end body 132 is fixed to the distal end of the outer cover 134 of the insertion section 104. On the distal end surface of the endoscope distal end portion 130, that is, on the distal end surface of the distal end portion main body 132, an observation window 136 for capturing an image of the object to be observed, an illumination window 138 for irradiating the object with illumination light, A conduit port 124 is provided for leading the distal end of the inserted body through the conduit 120.
[0025]
An illumination system is connected to the illumination window 138. The illumination system is configured as follows, for example. A light guide (not shown) is connected to the illumination window 138. The light guide extends from the distal end portion 130 of the endoscope into the universal cord portion 106 via the insertion portion 104 and the operation portion 102, and is detachably connected to the processor device 110 via the connector 108. A light source unit (not shown) is provided in the processor device 110, and light from the light source unit is supplied as illumination light to the illumination window 138 via the light guide.
[0026]
An observation system is connected to the observation window 136. The observation system is configured as follows, for example. The observation window 136 is held at the tip of the lens barrel 140. At the rear end of the lens barrel 140, a solid-state imaging device 144 is held via a prism 142. The solid-state imaging device 144 is configured by, for example, a CCD (Charge Coupled Device). The solid-state imaging device 144 is fixed to the substrate 146. A signal cable 148 from the board 146 extends from the distal end portion 130 of the endoscope into the universal cord portion 106 via the insertion portion 104 and the operation portion 102, and is connected to the processor device 110 via the connector 108. The image of the object to be observed is captured from the observation window 136, and is captured as an image signal to the processor device 110 via the solid-state imaging device 144. The image signal from the solid-state imaging device 144 is processed by the processor device 110 and displayed on the monitor as an image of the object to be observed.
[0027]
A conduit 120 into which the inserted object is inserted is connected to a conduit opening 124 of the distal end main body 132 of the endoscope 100 via a connection pipe 121. In the present embodiment, for example, an inserted pipe 200 for ejecting cleaning water or air for cleaning the endoscope end face is inserted as an inserted object.
[0028]
As shown in FIG. 2B, the conduit opening 124 is formed by a hole along the longitudinal direction that opens on the distal end side of the distal end main body 132. The shape of the front end opening of the conduit opening 124 is formed in a substantially D-shape, for example, as shown in FIG. The shape of the outer surface of the portion of the inserted pipe distal end 210 that protrudes from the conduit opening 124 is formed in accordance with the shape of the opening on the distal end side of the conduit opening 124 so that it can be fitted into the conduit opening 124. .
[0029]
A locking portion 125 is formed in the conduit opening 124 on the inner surface of the conduit opening 124 and below the distal end opening. The locking portion 125 locks the inserted pipe distal end portion 210 when the inserted pipe distal end portion 210 is inserted into the conduit opening 124, and the longitudinal position of the portion protruding from the conduit opening 124 and the rotation direction. It regulates the position.
[0030]
More specifically, the locking portion 125 includes a longitudinally-regulating locking surface (first locking surface) 128 formed on the rear end side of the conduit opening 124 and perpendicular to the longitudinal direction, and a longitudinally-regulating locking surface. A rotation direction regulating locking surface (second locking surface) 126 is formed on the distal end side of the surface 128 and along the longitudinal direction. The rotation direction regulating locking surface 126 constitutes a straight portion below the opening at the end of the conduit opening 124.
[0031]
The locking surface 128 for restricting the longitudinal direction of the locking portion 125 restricts the longitudinal position of a portion (a portion protruding from the distal end surface) of the inserted tube distal end portion 210 that protrudes from the endoscope conduit opening 124. . Further, the rotation direction regulating locking surface 126 regulates the rotational position of a portion of the inserted tube distal end portion 210 that protrudes from the endoscope passageway 124. Details of these longitudinal position and rotational direction position will be described later.
[0032]
Next, the inserted body to be inserted into the conduit 120 of the endoscope will be described with reference to the drawings. In the present embodiment, for example, an inserted tube 200 for cleaning an observation window 136 at the distal end surface of an endoscope distal end portion 130 will be described as an inserted body.
[0033]
As shown in FIG. 1, the inserted pipe 200 includes an inserted pipe main body 204 as a tubular body formed in a tubular shape. An insertion pipe tip 210 is connected to the tip of the insertion pipe main body 204, and an injection port 206 for injecting cleaning water or air is provided at a rear end of the insertion pipe main body 204. The inserted pipe main body 204 and the inserted pipe tip 210 are made of different materials.
[0034]
Here, the configuration of the insertion tube tip 210 will be described with reference to FIGS. FIG. 3A is a perspective view showing the appearance of the distal end of the inserted tube, and FIG. 3B is a longitudinal sectional view of the distal end of the inserted tube.
[0035]
An opening 212 for ejecting water or air is provided on the side surface of the insertion tube tip 210. The opening 212 is formed on the side surface of a portion (L1) of the inserted tube distal end 210 that protrudes from the distal end surface of the endoscope distal end 130.
[0036]
A communication passage 214 that connects the opening 212 to the inside of the inserted tube main body 204 is formed in the inserted tube distal end portion 210. The washing water or air from the inserted pipe main body 204 changes its direction to the side via the communication path 214 and is discharged from the opening 212.
[0037]
A cutout 225 is formed on the side of the insertion tube distal end 210 opposite to the opening 212. The notch 225 is locked by the locking portion 125 in the conduit opening 124 of the endoscope distal end portion 130 when the inserted pipe distal end portion 210 is inserted into the conduit opening 124 of the endoscope 100. Thus, the longitudinal position and the rotational position of the portion (L1) protruding from the distal end surface of the endoscope distal end portion 130 are regulated.
[0038]
Specifically, the cutout portion 225 is formed by providing a cutout along a longitudinal direction on a part of the side surface of the inserted tube distal end portion 210 from the distal end to a predetermined length (L1 and L2). The notch 225 has a longitudinal direction regulating notch surface (first notch surface) 228 perpendicular to the longitudinal direction, and a rotational direction formed along the longitudinal direction, which is formed on the distal end side of the longitudinal direction regulating notch surface 228 and is continuous with the longitudinal direction. And a regulating notch surface (second notch surface) 226. The rotation direction regulating cutout surface 226 may be formed at least in the L2 portion of the cutout portion 225 along the longitudinal direction of the inserted tube 200.
[0039]
When the inserted pipe tip 210 is inserted into the conduit opening 124, the longitudinal regulating notch surface 228 of the notch 225 is brought into contact with the longitudinal regulating locking surface 128 of the retaining portion 125 of the conduit opening 124. In contact therewith, the longitudinal position of the protruding portion (L1) of the inserted pipe 200 is regulated, and the rotation direction regulating notch surface 226 of the notch 225 is engaged with the rotation direction regulating lock at the locking portion 125 of the conduit opening 124. By contacting the surface 126, the position of the projecting portion (L1) of the inserted tube 200 in the rotation direction is regulated.
[0040]
In order that the inserted tube tip 210 fits into the conduit opening 124 at a position where the opening 212 of the inserted tube tip 210 protrudes, the L2 portion of the inserted tube tip 210 is connected to the endoscope 100 side. Is formed to have the same length as the length of the rotation direction regulating locking surface 126 in the longitudinal direction.
[0041]
Here, the position in the longitudinal direction and the position in the rotational direction of the portion where the inserted pipe distal end 210 protrudes from the conduit opening 124 will be described. In the case where the inserted tube 200 is for cleaning the distal end surface of the endoscope, for example, the longitudinal position and the rotational position of the inserted tube distal end portion 210 are determined depending on the object to be cleaned using the inserted tube 200. It is decided according to.
[0042]
For example, when the inserted tube 200 is for cleaning the observation window 136 on the distal end surface of the endoscope as in this embodiment, at least the opening 212 of the inserted tube distal end portion 210 is provided in the longitudinal direction. The position (L1) where the bent portion (L1) protrudes from the conduit opening 124 (position protrudes from the endoscope distal end surface). The rotational direction position is a position where at least the opening 212 of the inserted tube 200 faces the direction of the observation window 136 of the endoscope distal end portion 130.
[0043]
The shape of the locking portion 125 on the endoscope 100 side and the shape of the notch 225 on the inserted tube 200 side are determined so that the inserted tube tip 210 is positioned at such a longitudinal position and a rotational direction position.
[0044]
Next, the operation when the inserted tube 200 is inserted into the conduit 120 of the endoscope 100 will be described with reference to the drawings. FIG. 4 shows the distal end portion of the endoscope in a state where the inserted tube 200 is being inserted into the conduit 120 of the endoscope 100, and FIG. FIG. 2 shows the endoscope end portion in a state where the tube 200 is mounted. FIG. 6 is a cross-sectional view of the entire endoscope in a state where the inserted tube 200 is mounted on the conduit 120 of the endoscope 100.
[0045]
When the inserted tube 200 is inserted into the channel 120 from the insertion port 122 of the endoscope 100 shown in FIG. 1, the tip 210 of the inserted tube is moved along the channel 120 as shown in FIG. It is guided to the conduit opening 124 of the tip portion 130. If the inserted tube 200 is kept inserted, the distal end of the inserted tube 200 protrudes from the conduit opening 124 and stops at the position shown in FIG.
[0046]
At this time, the distal end of the inserted tube 200 fits into the channel opening 124 of the endoscope distal end portion 130, and the longitudinally-regulating notch surface 228 of the cutout portion 225 on the inserted tube 200 side is connected to the endoscope 100 side. The longitudinal position of the inserted tube 200 is positioned by abutting on the longitudinal-direction restricting locking surface 128 of the locking portion 125. Specifically, the L1 portion of the insertion tube distal end 210 protrudes from the distal end surface of the endoscope.
[0047]
In addition, the rotation direction regulating notch surface 226 of the notched portion 225 on the inserted tube 200 side abuts the rotation direction regulating locking surface 126 of the locking portion 125 on the endoscope 100 side. Is positioned in the rotation direction. Specifically, the opening 212 in the L1 portion of the insertion tube distal end 210 faces the direction of the observation window 136 on the distal end surface of the endoscope.
[0048]
Thus, when the inserted tube 200 is mounted on the endoscope, the state shown in FIG. 6 is obtained. When cleaning the observation window 136 on the distal end surface of the endoscope, for example, a syringe 150 or the like is attached to the injection port 206 of the insertion tube 200, and washing water or air is injected into the insertion tube 200 by the syringe 150. I do. As a result, the washing water and air are ejected from the opening 212 of the inserted tube tip 210 toward the observation window 136.
[0049]
As described above, according to the present embodiment, a plurality of functions can be achieved only by providing one conduit in the endoscope. In particular, the longitudinal position and the rotational position of the portion protruding from the conduit opening 124 can be determined. When the insertion tube 200 of the present embodiment, such as a cleaning tube for blowing out cleaning water or air for cleaning the endoscope end face, is inserted, the insertion target body can be regulated. The opening at the distal end can be accurately directed to the object to be cleaned at the distal end surface of the endoscope. That is, the function of the inserted tube 200 that needs to be positioned at the longitudinal position and the rotational position can be sufficiently exhibited. In addition, since the amount of projection of the insertion tube 200 is regulated, there is no risk of damaging the tissue inside the body, so that the insertion object can be safely mounted on the endoscope 100.
[0050]
In addition, the longitudinal position of the portion of the endoscope 100 where the inserted tube 200 protrudes from the channel opening 124 of the endoscope 100 is regulated by the cutout surface 228 for regulating the longitudinal direction of the inserted tube 200 and the longitudinal direction of the endoscope 100. Since the rotation direction position is regulated by the rotation direction regulating notch surface 226 on the insertion tube 200 side and the rotation direction regulation locking surface 126 on the endoscope 100 side, the rotation direction position is regulated by the engagement surface 128. By simply inserting the pipe 200 into the pipe 120 and inserting the inserted pipe tip 210 into the pipe port 124, the longitudinal position and the rotational position can be easily regulated.
[0051]
Note that a suction mechanism for sucking dirt, mucus, and the like in the body cavity may be connected to the conduit 120 of the endoscope into which the insertion tube 200 is inserted, as shown in FIG. In this case, the pipe 120 is also used as a suction path, and the pipe port 124 of the pipe 120 can also function as a suction port.
[0052]
The suction mechanism is configured, for example, as follows. The conduit 120 merges with the suction operation side passage 302 in the operation unit 102, and the suction operation side passage 302 communicates with the suction source side passage 304 via a suction valve 310 provided in the operation unit 102. Thus, the conduit 120, the suction operation side passage 302, and the suction source side passage 304 form a suction path. The suction source side passage 304 passes through the universal cord portion 106 and is connected to a negative pressure source (not shown) via the connector 108.
[0053]
The suction valve 310 controls switching of the connection between the suction operation side passage 302 and the suction source side passage 304. The suction valve 310 includes a valve casing 312 mounted on the operation unit 102 of the endoscope 100, and a valve member 316 that slides in response to a pressing operation of the button 314 inside the valve casing 312.
[0054]
An active surface 318 is formed on the outer peripheral surface of the lower part of the valve member 316, and a side surface through hole 320 is formed on the active surface 318. The bottom of the valve member 316 is open and communicates with the side surface through-hole 320.
[0055]
The suction operation side passage 302 and the suction source side passage 304 are connected to the valve casing 312. When the valve member 316 is slid, the suction operation side passage 302 communicates with the suction source side passage 304 through the side surface through hole 320 of the valve member 316, and is blocked from the suction source side passage 304 by the active / inactivated surface 318. You. The button 314 is urged by an urging member 322 such as a spring to a position where the valve member 316 becomes a position where the valve 316 blocks the suction source side passage 304.
[0056]
As described above, if the endoscope has the suction mechanism connected to the conduit 120, the suction operation can be performed in addition to the endoscope cleaning using one conduit 120. For example, when cleaning the end surface of the endoscope, the inserted tube 200 is inserted from the insertion port 122 of the conduit 120, and the inserted tube 200 is attached to the endoscope 100. Further, when performing a suction operation for sucking dirt, mucus, and the like in the body cavity, the insertion tube 200 is removed from the endoscope 100. Thereby, the pipe 120 and the suction-side passage 302 communicate with each other, and a suction operation can be performed.
[0057]
Further, in the example shown in FIG. 7, the case where the present invention is applied to the endoscope in which the insertion port 122 of the conduit 120 is provided on the distal end side of the operation unit 102 has been described, but the present invention is not necessarily limited thereto. For example, the present invention may be applied to an endoscope provided on the rear end side of the operation unit 102 as shown in FIG. With this configuration, the path from the insertion port 122 to the conduit 120 can be made closer to a straight line, so that the inserted pipe 200 can be inserted into the conduit 120 more easily. In addition, since it becomes easier to rotate the insertion tube tip 210 of the insertion tube 200 by hand, the operation of inserting the insertion tube tip 210 into the conduit opening 124 can be performed more easily.
[0058]
Next, an endoscope according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 9 is an assembly perspective view near the distal end of the endoscope according to the present embodiment. FIG. 10 is a cross-sectional view illustrating a schematic configuration of a distal end portion of the endoscope according to the present embodiment, and FIG. 11 is a perspective view illustrating an appearance of the distal end portion of the endoscope.
[0059]
The endoscope 400 according to the second embodiment includes an endoscope main body 402 having at least the above-described observation system and illumination system, and forms the conduit 120 in a cover 404 attached to the endoscope main body 402. It was done. The endoscope according to the first embodiment is a case where the conduit 120 is provided in the endoscope main body, whereas the endoscope according to the second embodiment is different from the endoscope main body. The other is a case where the conduit 120 is configured externally.
[0060]
An observation window 136 and an illumination window 138 are provided at a distal end portion 406 of the cover 404. As shown in FIG. 10, a conduit port 124 of the conduit 120 is formed at the tip of the cover 404, and the conduit port 124 is provided with a rotation direction restricting member as in the first embodiment. A locking portion 125 having a locking surface 126 and a locking surface 128 for regulating the longitudinal direction is formed. Note that the configuration of the inserted tube 200 is the same as that of the first embodiment, and a detailed description thereof will be omitted.
[0061]
Such an endoscope 400 becomes an endoscope provided with the conduit 120 by attaching the cover 404 to the endoscope main body 402 as shown in FIG. Then, when cleaning the observation window 136 of the cover 404, the inserted tube 200 is inserted into the conduit 120 of the cover 404. Then, the inserted tube distal end 210 is guided along the conduit 120 to the conduit opening 124 of the endoscope distal end 130.
[0062]
If the inserted pipe 200 is kept inserted, the distal end of the inserted pipe 200 protrudes from the conduit opening 124 and stops at the position shown in FIGS. At this time, as in the case of the first embodiment, the distal end of the inserted pipe 200 is fitted into the conduit opening 124 of the cover 404, and the rotation direction regulating notch 226 of the cutout 225 on the inserted pipe 200 side. , The longitudinal direction regulating notch surface 228 abuts against the rotation direction regulating engaging surface 126 and the longitudinal direction regulating engaging surface 128 of the engaging portion 125 on the endoscope 100 side, respectively. The rotational direction position and the longitudinal direction position are respectively positioned.
[0063]
As described above, when the inserted tube 200 is mounted on the conduit 120 of the cover 404, the position in the rotational direction and the position in the longitudinal direction can be reliably determined. Can squirt.
[0064]
As described above, the preferred embodiments according to the present invention have been described with reference to the accompanying drawings, but it is needless to say that the present invention is not limited to the examples. It is clear that a person skilled in the art can conceive various changes or modifications within the scope of the claims, and these naturally belong to the technical scope of the present invention. I understand.
[0065]
For example, as shown in FIG. 12, the insertion tube tip 210 may be formed such that the tip is smaller than the size of the opening of the conduit opening 124 and tapers toward the tip. Specifically, when the longitudinal direction is restricted by the longitudinal direction regulating notch surface 228 on the outer surface of the inserted pipe distal end portion 210, the rotation direction regulating notch surface 226 is formed at least in a portion L2 fitted into the conduit opening 124. If formed, the portion L1 on the distal end side may be formed in a tapered shape. For example, the portion L1 on the distal end side may be formed in a conical shape and may be formed so as to be continuous with a portion L2 fitted to the conduit opening 124 with a smooth curve.
[0066]
The shape of the tip of the inserted tube tip 210 is not limited to the conical shape as shown in FIG. 12, but may be changed to the tip shape as shown in FIG. It may be one that is gradually reduced.
[0067]
By tapering the tip of the inserted tube tip 210 in this way, the tip of the inserted tube tip 210 becomes smaller than the conduit opening 124, and the inserted tube tip 210 is inserted into the conduit opening 124. In this case, it can be easily inserted into the conduit opening 124.
[0068]
Further, when the inserted tube 200 is further inserted, the inserted tube tip 210 gradually fits into the conduit opening 124, and the longitudinal direction notch 228 on the inserted tube 200 side becomes the endoscope 100 or 400. The longitudinal direction is positioned by abutting the longitudinal regulating locking surface 128 on the side. At the same time, the L2 portion of the inserted tube distal end 210 is completely fitted into the conduit opening 124, and the rotation direction restricting notch 226 on the inserted tube 200 side is also locked in the endoscope 100 or 400 side. Since it contacts the surface 126, the rotational direction is also determined.
[0069]
Therefore, when inserting the inserted pipe 200, the inserted pipe distal end 210 can be completely fitted into the conduit opening 124 more easily, so that the protruding portion of the inserted pipe distal end 210 can be more easily positioned. .
[0070]
Further, the case has been described where the inserted tube tip portion 210 and the inserted tube main body 204 of the inserted tube 200 are made of different materials, but the present invention is not necessarily limited to this. You may comprise integrally.
[0071]
Further, in the first and second embodiments, the case where the rotation direction regulating means of the inserted body is positioned by the rotation direction regulating surfaces on the endoscope side and the inserted tube side has been described. A groove may be provided on one of the side and the inserted tube side, and a projection may be provided on the other side. Even in this case, the positioning in the rotation direction can be performed. When a groove or a projection is provided on the inserted tube side, the groove or the projection may be provided, for example, on the L2 portion on the outer peripheral surface of the distal end portion of the inserted tube shown in FIG. With this configuration, when the longitudinal direction of the distal end portion of the inserted tube is determined in the same manner as in the first and second embodiments, the rotational direction is simultaneously determined.
[0072]
Further, in the first and second embodiments, a case has been described in which the insertion target tube 200 whose observation object is the observation window 136 is inserted into the conduit 120 of the endoscope 100 as the insertion target. However, as shown in FIG. 13, the inserted tube 500 whose illumination object 138 is to be cleaned may be inserted into the conduit 120 of the endoscope 100 as an inserted object.
[0073]
As shown in FIGS. 13A and 13B, two opening holes 512 are formed on the side surface of the insertion tube tip 510 provided at the end of the insertion tube main body 504. When the inserted tube 500 is attached to the conduit opening 124 of the endoscope 100, these opening holes 512 are for ejecting cleaning water and air toward the two illumination windows 138, respectively.
[0074]
The inserted tube 500 has a notch 525 configured in the same manner as the notch 225 of the inserted tube 200 described above. That is, the cutout portion 525 is formed along the longitudinal direction so as to be continuous with the longitudinal direction regulating notch surface (first notch surface) 528 perpendicular to the longitudinal direction and the tip side of the longitudinal direction regulating notch surface 528. And a rotation direction regulating notch surface (second notch surface) 526.
[0075]
The cutout portion 525 is locked by the locking portion 125 in the conduit opening 124 of the endoscope distal end portion 130 when the inserted tube distal end portion 510 is inserted into the conduit opening 124 of the endoscope 100. Thereby, the longitudinal position and the rotational position of the portion protruding from the distal end surface of the endoscope distal end portion 130 are regulated, and the inserted tube 500 is inserted into the conduit 120 of the endoscope 100 and the inserted tube 500 The opening 512 protrudes from the distal end surface of the endoscope and is mounted so as to face the illumination window 138. The tip of the inserted tube 500 may be tapered similarly to the one shown in FIG.
[0076]
As described above, according to the present invention, various inserted objects can be mounted on the conduit 120 of the endoscope 100, and the longitudinal position and the rotational direction position of the inserted object can be regulated. For example, by inserting inserted pipes (for example, inserted pipes 200 and 500) to be washed, the functions thereof can be achieved. Therefore, the present invention is more advantageous than the case where the object to be cleaned is limited, such as an endoscope to which the inserted tube is fixed.
[0077]
Also, in the first and second embodiments, the insertion tube for cleaning the endoscope end face is described as an example of the insertion object whose longitudinal position and rotational position are regulated. However, the present invention is not necessarily limited to this, and the inserted object may be a treatment instrument such as a high-frequency knife or a papillotome knife. These treatment tools use high frequency to burn off the affected area, but they are integrated with the endoscope body, for example, to prevent cutting unnecessary parts. In some cases, it is better to operate by operation. In this case, the present invention is advantageous in that the rotation direction and the longitudinal direction can be restricted for the treatment tool.
[0078]
Further, in the first and second embodiments, the case where the present invention is applied to the endoscope provided with one conduit in the direct-viewing type endoscope has been described. However, the present invention is not necessarily limited to this. Instead, any endoscope provided with one conduit may be applied to a side-viewing endoscope, a perspective-type endoscope, or the like.
[0079]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, it is possible to cope with further reduction in diameter while realizing a plurality of functions, and when inserting an inserted body into a conduit provided in an endoscope, It is possible to provide an endoscope capable of positioning a longitudinal position and a rotational position of an inserted object protruding from an endoscope end.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view illustrating a schematic configuration of an entire endoscope according to a first embodiment of the present invention.
FIGS. 2A and 2B are diagrams showing a configuration of a distal end portion of the endoscope according to the embodiment, wherein FIG. 2A is a diagram showing an endoscope distal end surface, and FIG. It is AA sectional drawing shown to a).
FIGS. 3A and 3B are diagrams showing a configuration of a distal end portion of the inserted tube in the same embodiment, where FIG. 3A is an external view and FIG. 3B is a cross-sectional view along a longitudinal direction.
FIG. 4 is an operation explanatory view of the endoscope according to the embodiment;
FIG. 5 is an explanatory diagram of an operation of the endoscope according to the embodiment.
FIG. 6 is an operation explanatory view of the endoscope according to the embodiment;
FIG. 7 is a diagram showing a modified example of the conduit in the endoscope according to the embodiment.
FIG. 8 is a diagram showing another modified example of the conduit in the endoscope according to the embodiment.
FIG. 9 is an assembled perspective view showing a configuration near the distal end of an endoscope according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a diagram showing a cross section of the distal end portion of the endoscope according to the embodiment.
FIG. 11 is a perspective view showing an appearance of a distal end portion of the endoscope according to the embodiment.
12A and 12B are diagrams illustrating a modified example of the distal end portion of the insertion tube according to the present invention, wherein FIG. 12A is an external view and FIG. 12B is a cross-sectional view along a longitudinal direction. .
13A and 13B are diagrams illustrating another example of the inserted tube according to the present invention. FIG. 13A is an external view, and FIG. 13B is a diagram illustrating the inserted tube shown in FIG. FIG. 2 is a front view of the endoscope when attached to the endoscope.
[Explanation of symbols]
100 endoscope
102 Operation unit
104 insertion section
106 Universal cord
108 Connector
110 Processor unit
120 pipeline
121 Connection pipe
122 insertion slot
124 pipe entrance
125 locking part
126 Locking surface for rotation direction regulation
128 Longitudinal locking surface
130 Endoscope tip
132 Tip body
134 outer cover
136 observation window
138 Lighting window
140 lens barrel
142 Prism
144 solid-state image sensor
146 substrate
148 signal cable
150 syringe
200 inserted tube
204 Main body of inserted tube
206 Inlet
210 tip of inserted tube
212 opening
214 connecting passage
225 notch
226 Notch for rotation direction regulation
228 Notch for regulating longitudinal direction
302 Suction passage
304 Suction source side passage
310 Suction valve
400 endoscope
402 Endoscope body
404 cover
406 tip
500 inserted tube
504 Inserted pipe main body
510 tip of inserted tube
512 opening
525 Notch
526 Notch for rotation direction regulation
528 Notch for longitudinal regulation

Claims (6)

被挿入体を内視鏡先端部に形成された管路口から導出させる管路を備えた内視鏡において,
前記被挿入体が前記管路口から突出する部分の長手方向位置を規制する長手方向規制手段と,
前記被挿入体が前記管路口から突出する部分の回転方向位置を規制する回転方向規制手段と,
を設けたことを特徴とする内視鏡。
In an endoscope provided with a conduit for guiding an inserted body through a conduit opening formed at the end of the endoscope,
Longitudinal direction regulating means for regulating a longitudinal position of a portion where the inserted body projects from the conduit opening;
Rotation direction restricting means for restricting a position in the rotation direction of a portion where the inserted body protrudes from the conduit opening;
An endoscope comprising:
前記被挿入体は,内視鏡先端面洗浄用の流体を通す管状体と,前記管状体の先端に設けられ側面に開口部が形成された先端部とを備え,
前記長手方向規制手段は,前記被挿入体の先端部のうち少なくとも開口部が形成された部分が前記内視鏡管路口から突出するように,長手方向位置を規制し,
前記回転方向規制手段は,前記被挿入体の開口部が前記内視鏡先端面の洗浄対象部位の方向に向くように,回転方向位置を規制することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
The inserted body includes a tubular body through which a fluid for cleaning an endoscope distal end surface passes, and a distal end provided at the distal end of the tubular body and having an opening formed in a side surface,
The longitudinal direction regulating means regulates a longitudinal position such that at least a portion of the distal end portion of the inserted body having an opening protrudes from the endoscope channel,
2. The inner rotation device according to claim 1, wherein the rotation direction restricting unit restricts a rotation direction position such that an opening of the inserted body faces a direction of a cleaning target portion on the distal end surface of the endoscope. 3. Endoscope.
前記被挿入体先端部の外側面には,長手方向に垂直な第1の切欠面と長手方向に沿った第2の切欠面とを有する切欠部が形成され,
前記内視鏡管路口には,長手方向に垂直な第1の係止面と長手方向に沿った第2の係止面とを有する係止部が形成され,
前記内視鏡の管路に前記被挿入体が挿入されたときに,前記内視鏡係止部の第1の係止面に前記被挿入体切欠部の第1の切欠面が当接して長手方向が規制されるとともに,前記内視鏡係止部の第2の係止面に前記被挿入体切欠部の第2の切欠面が当接して回転方向が規制されるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡。
A notch having a first notch perpendicular to the longitudinal direction and a second notch along the longitudinal direction is formed on an outer surface of the tip of the inserted body,
A locking portion having a first locking surface perpendicular to the longitudinal direction and a second locking surface along the longitudinal direction is formed at the endoscope channel opening,
When the inserted body is inserted into the conduit of the endoscope, the first cutout surface of the cutout of the inserted body comes into contact with the first locking surface of the endoscope locking portion. The longitudinal direction is regulated, and the second notch surface of the notched portion of the inserted body comes into contact with the second locking surface of the endoscope locking portion, so that the rotation direction is restricted. The endoscope according to claim 1 or 2, wherein
前記被挿入体切欠部における第2の切欠面は,前記第1の切欠面の先端側に連続して形成し,
前記被挿入体の先端部における第2の切欠面よりも先端側の外側面の形状は,先端方向に向けて滑らかに先細となるように形成したことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡。
A second notch surface in the notched portion of the inserted body is formed continuously with a tip side of the first notch surface,
4. The inner part according to claim 3, wherein the shape of the outer surface on the distal end side of the distal end portion of the inserted body with respect to the second notch surface is formed to be smoothly tapered toward the distal end direction. Endoscope.
前記内視鏡は,少なくとも観察系と照明系が設けられた内視鏡本体と,この内視鏡本体を装着するカバーを備え,
前記内視鏡の管路は,前記カバーに形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内視鏡。
The endoscope includes an endoscope body provided with at least an observation system and an illumination system, and a cover for mounting the endoscope body.
The endoscope according to any one of claims 1 to 3, wherein the conduit of the endoscope is formed in the cover.
前記内視鏡の管路は,吸引機構の吸引経路を兼ねることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の内視鏡。The endoscope according to any one of claims 1 to 3, wherein the conduit of the endoscope also serves as a suction path of a suction mechanism.
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