JP2004252688A - ポータル画面の自動調節装置と方法 - Google Patents

ポータル画面の自動調節装置と方法 Download PDF

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Masafumi Nakaoka
雅史 中岡
Naoko Taniguchi
尚子 谷口
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博 齊藤
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Abstract

【課題】ポータル画面を表示する際に各ポートレットの表示内容が大き過ぎる場合,Webブラウザ内にポータル画面が入りきらずにポータル画面全体を見ることが出来ない。また,ポートレット内でiframeを使用して画像を表示する場合,表示する画像が大きすぎると画像全体を見ることが出来ない。
ポータル画面全体またはポートレットで表示する画像全体を見るためにはスクロール操作が必要になり,ユーザ操作性が低下する。また,重要な情報がスクロールしないと現れず,見落とすことにもつながる。
【解決手段】ブラウザの表示領域の中から,各ポートレット表示に使用できるポートレット表示領域値を算出し,値を保存しておく。各ポートレットはそれぞれのポートレット表示領域値を参照し,その範囲に表示が収まるように表示内容を調節し表示する。
この方法により,スクロールを必要とせずに一度にポータル画面全体を表示でき,ユーザ操作性を向上し、情報の見落としを防止する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,散在する情報を一箇所にまとめて保持し,ユーザがその中から必要な情報に効率よくアクセスできるポータルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
社内外に分散したさまざまな情報やアプリケーションを一箇所に統合し,その中から個人や組織の業務に必要なものを抽出し,一つの画面に組み込んで表示する仕組みをポータルと言う。また,各種アプリケーションの表示画面やデータをポータル画面に表示できる形式に変換するアプリケーションをポートレットと呼ぶ(非特許文献1参照。)。
【0003】
ユーザは,用意されているポートレットを自由に選択し組み合わせることによってポータル画面を作成することが出来る。また,ポータル管理者が個々のユーザ,または組織に対して見せたい情報をポートレットとしてポータル画面に配置することも出来る。
【0004】
ポータル画面は,Webブラウザの上部に配置する「ヘッダ」や,左側に配置する「サイドナビゲーション」など,表示するコンテンツに関わらず常に表示する箇所と,選択したポートレットを表示する「コンテンツエリア」からなる。コンテンツエリアにポートレットを配置する方法としては,縦もしくは横一列に並べる方法,縦・横に行列形式に並べる方法などがある。
【0005】
各ポートレットは,他に選択されたポートレットの情報は何も持たない。このため,グラフなどの画像を表示するポートレットがある場合に,それぞれのポートレットが独自のサイズで画像を表示してしまう。このとき,ポータル画面がWebブラウザ内に入りきらなくなり,ポータル画面の全体を見るためにはWebブラウザのスクロールが必要となる。
【0006】
また,HTMLのiframeタグを使用して画像を表示するポートレットの場合,iframeのサイズが固定長の時はそれより大きいサイズの画像はiframe内に入りきらず,iframeのサイズが可変の時は他のポートレットのサイズによっては画像がiframe内に入りきらない場合が出てくる。このとき,ポートレットが表示する画像の全体を見るためにはiframeのスクロールが必要となる。
【0007】
尚、iframeタグを利用した従来技術の例として、構造化文書の画面表示に関するものがある(特許文献1参照。)

【非特許文献1】
「日経コンピュータ」,2002年1月28日号,p.42−57
【特許文献1】
特開2002−236638号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ポータル画面を表示する際にポータル画面全体,またはポートレットが表示する画像全体が出ず,スクロールが必要になってしまうと,見たい情報を表示している位置にあわせて画面を移動しなくてはならなくなりユーザ操作性が低下する。また,重要な情報がスクロールしないと現れず,見落とすことにもつながる。
【0009】
このような問題点を解決するために本発明では,スクロールを必要とせずに一度にポータル画面全体,またはポートレットが表示する画像を出し,ユーザ操作性の向上・情報の見落としの防止を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の計算機を利用した画面表示調整方法であって、前記計算機は、ウインドウの表示領域の情報にもとづきウインドウに含まれるポートレットの表示に使用できるポートレット表示領域値を算出して記憶装置に格納し、前記ウインドウにポートレットを表示する際に、前記格納したポートレット表示領域値を参照し、該ポートレット表示領域値にもとづいて表示領域を調節することを特徴とする。
【0011】
本発明の複数のポートレットが生成する表示内容を一つの画面に合成表示するポータルシステムにおいて,Webブラウザのサイズを取得するようにWebブラウザに通知する機能と,ポータル画面の固定情報領域のサイズを取得する機能と,ポートレットが生成する表示内容にとって最小限必要な領域のサイズを取得する機能と,ポータル画面の固定情報領域のサイズと,ポートレットが生成する表示内容にとって最小限必要な領域のサイズを保持する機能と,各ポートレットが生成する表示内容を表示するために使用できる領域を算出する機能と,各ポートレットが生成した表示内容をポータル画面として合成する機能を有するポータルサーバと,ポータルサーバが算出した領域に収まるように表示内容を調節する機能と,ポートレットが表示する内容を生成する機能を有するポートレットと,Webブラウザのサイズを取得する機能と,ポータルサーバが生成したポータル画面の表示内容を表示する機能を有するWebブラウザによって構成されることを特徴とする。
【0012】
また、本発明のポータルシステムにおいて,ポータルサーバが,ポータル画面の固定情報領域を取得し,各ポートレットが表示内容を生成するために最小限必要とする領域のサイズを取得し,ポータル画面の固定情報領域値と,各ポートレットが表示内容を生成するために最小限必要とする領域のサイズを保持し,Webブラウザに,Webブラウザのサイズを取得するように通知し,Webブラウザが,Webブラウザのサイズを取得し,ポータルサーバが,各ポートレットが生成する表示内容を表示するために使用できる領域のサイズを算出し,ポートレットが,ポータルサーバが算出した領域に収まるように表示内容を調節し,ポートレットの表示内容を生成し,ポータルサーバが,各ポートレットが生成した表示内容をポータル画面として合成し,Webブラウザが,ポータルサーバが生成したポータル画面をWebブラウザに表示することを特徴とする。
【0013】
また、本発明のポータルサーバが,Webブラウザにサイズを調節するように通知する機能を有し,Webブラウザが,Webブラウザのサイズを調節する機能を有し,ポータルサーバが算出した,各ポートレットが生成する内容を表示するための領域のサイズが,各ポートレットが表示内容を生成するために最小限必要とする領域のサイズに満たなかった場合に,ポータルサーバがWebブラウザのサイズを調節するようにWebブラウザに通知し,Webブラウザが,Webブラウザのサイズを調節し,ポータル画面を表示することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
第1の実施例は次の通り。
【0015】
図2を用いて,システム構成を説明する。システム構成としてはポータルサーバ(101)とネットワークでつながれた複数のクライアントマシン(201)がある。ユーザがクライアントマシン(201)のWebブラウザ(102)を使用しWWWサーバ(104)を経由してポータルサーバ(101)にログインすると,ポータル画面(202)が表示される。
【0016】
図1を用いて,プログラム構成図を説明する。プログラム構成としては,ポータルサーバ(101),WWWサーバ(104),ポートレット(103)がある。
【0017】
ポータルサーバ(101)はポータル情報領域値登録部(105),ポートレット登録部(106),ブラウザサイズ取得部(107),ポートレット表示領域値算出部(109),ブラウザサイズ変更通知部(110),ポートレット表示内容合成部(114),ポータル画面情報保持部(116)を持つ。Webブラウザ(102)はブラウザ表示可能領域値算出部(108),ブラウザサイズ調節部(111),ポータル画面表示部(115)を持つ。ポートレット(103)はポートレット表示内容調節部(112),ポートレット表示内容生成部(113)を持つ。
【0018】
図3を用いて,ポータル画面(202)を表示するために使用するブラウザ表示可能領域(306)について説明する。Webブラウザ(102)はディスプレイ(301)のスクリーン(302)内に表示される。Webブラウザ(102)の領域にはWebブラウザの内枠(303)で囲まれた領域とWebブラウザの外枠(304)で囲まれた領域がある。Webブラウザの外枠(304)で囲まれた領域には,Webブラウザ(102)のツールバーやフッタなどのブラウザ表示不可能領域(305)も含む。ポータル画面(202)を表示するために使用するブラウザ表示可能領域(306)は,ブラウザの内枠(303)で囲まれた領域である。ブラウザ表示可能領域(306)の縦幅のサイズ,横幅のサイズを、図1のブラウザ表示可能領域値算出部(108)が取得するブラウザ表示可能領域値(121)とする。
【0019】
図4を用いて,一つのポートレット(103)が生成する内容を表示するために使用するポートレット表示領域(410)について説明する。ブラウザ表示可能領域(306)にポータル画面(202)を表示する。ポータル画面はヘッダ(401),フッタ(402),サイドナビゲーション(403)などのポータル情報領域(404)を含む。ヘッダ(401)やフッタ(402)などのようにブラウザ表示可能領域(306)に対して横に表示するポータル情報領域(404)の場合はその縦幅のサイズをポータル情報縦領域値 (126)とし,サイドナビゲーション(403)のようにブラウザ表示可能領域(306)に対して縦に表示するポータル情報領域(404)の場合はその横幅のサイズをポータル情報横領域値(127)とする。
【0020】
ポータル情報領域(404)は選択したポートレット(103)に関わらず常に表示する領域であるので,ブラウザ表示可能領域(306)からポータル情報領域(404)を除いた領域であるコンテンツエリア(405)が各ポートレット(103)が生成する内容を合成して出力するのに使用できる領域である。
【0021】
コンテンツエリア(405)は,各ポートレット表示領域(410)の周りを取り囲むパディング(124)や,各ポートレット表示領域(410)間のスペーシング(125)を含む。コンテンツエリア(405)からパディング(124)やスペーシング(125)を除いた領域を,ポートレット(103)の配置や個数によって分割した領域が,それぞれのポートレット(103)のポートレット表示領域(410)である。
【0022】
ポートレット表示領域(410)の縦幅のサイズ,横幅のサイズを、図1のポートレット表示領域値算出部(109)が算出するポートレット表示領域値(123)とする。ポートレット(103)の配置や個数の情報であるポートレット配置情報(118)は,図1のポートレット表示領域値算出部(109)の入力となる。ポートレット配置情報(118)はポータルサーバ(101)にログインしたユーザごとに異なるものであり,ポータルサーバ(101)によって管理されている。パディング(124)やスペーシング(125)の値はポートレット表示内容合成部(114)が持っている。
【0023】
また,それぞれのポートレット(103)が生成する内容にとって最小限必要なポートレット表示領域(410)をポートレット最小表示領域とし,ポートレット最小表示領域の縦幅のサイズ,横幅のサイズを、図1のポートレット登録部(106)がポータル画面情報保持部(116)に渡すポートレット最小表示領域値(120)とする。
【0024】
ポータル環境構築時の処理フローを図5を用いて説明する。
まずポータルサーバ(101)を構築する(51)。その後にポータルサーバ(101)のポータル情報領域値登録部(105)が,各ポータル情報領域(404)のポータル情報縦領域値(126)とポータル情報横領域値(127)をポータル画面情報保持部(116)に渡す。また,ポータル画面(202)のヘッダ(401)などのポータル情報領域(404)が書き換えられてサイズが変更になった場合も,ポータル情報領域値登録部(105)が変更後のポータル情報縦領域値(126)またはポータル情報横領域値(127)をポータル画面情報保持部(116)に渡す(52)。
【0025】
次にポートレット(103)をポータルサーバ(101)に登録する(53)。ポータルサーバ(101)に登録するポートレット(103)の個数分だけポートレット(103)の登録(53)を繰り返す。この時,ポータルサーバ(101)のポートレット登録部(106)がそれぞれのポートレット(103)のポートレット最小表示領域値(120)をポータル情報保持部(116)に渡す(54)。
【0026】
ポータル画面情報保持部(116)の実施例を図6に示す。
ポータル画面情報保持部(116)は、ポータル情報領域(404)の情報とポートレット最小表示領域値(120)を持つ。ポータル情報領域(404)に関しては,ヘッダ(401)やフッタ(402)などのようにブラウザ表示可能領域(306)に対して横に表示するポータル情報領域(406)の場合はそのポータル情報縦領域値(126)を保持し,サイドナビゲーション(403)のようにブラウザ表示可能領域(306)に対して縦に表示するポータル情報領域(404)の場合はそのポータル情報横領域値(127)を保持する。
【0027】
ポータル画面情報保持部(116)は、各ポータル情報縦領域値(126)の総和と、各ポータル情報横領域値(127)の総和をそれぞれ算出し、ポータル情報領域値(119)として保持する。ポートレット最小表示領域値(120)に関しては,各ポートレット(103)ごとのポートレット最小表示領域値(120)の縦サイズ(601)と横サイズ(602)を保持する。
【0028】
ポータル画面(202)を表示する際の処理フローを図7を用いて説明する。
【0029】
ユーザがポータルサーバ(101)にログインすると,ポータルサーバ(101)で認証が行われ,認証結果が正しければポータルサーバ(101)にログインできる(71)。
【0030】
次にポータルサーバ(101)のブラウザサイズ取得部(107)がWebブラウザ(102)のブラウザ表示可能領域値算出部(108)に対して,ブラウザ表示可能領域値(121)を取得するように通知を出す(72)。通知を受けたブラウザ表示可能領域値算出部(108)はブラウザの内枠(303)で囲まれた領域値を取得し,ブラウザサイズ取得部(107)に返す(73)。ブラウザの内枠(303)で囲まれた領域値は,例えばJavaScriptのwindow.innerHeightメソッドとwindow.innerWidthメソッドによって取得できる。
【0031】
次にポートレット表示領域値算出部(109)が各ポートレットのポートレット表示領域値(123)を算出し,図1に示すユーザごとに管理されたメモリ(117)に値を保持する(74)。
【0032】
この時の処理フローを図8に示す。
まずポートレット表示領域値算出部(109)は,ポータルサーバ(101)からポートレット配置情報(118)を,ポータル画面情報保持部(116)からポータル情報領域値(119)とポートレット最小表示領域値(120)を,ブラウザサイズ取得部(107)からブラウザ表示可能領域値(121)を,ポートレット表示内容合成部(114)からパディング(124)とスペーシング(125)の値をそれぞれ受け取る(81)。次にブラウザ表示可能領域値(121)からポータル情報領域値(119)を引いたコンテンツエリア(405)の領域値を算出し(82),そこからパディング(124),スペーシング(125)の値を引いた全ポートレット表示領域値(901)を算出する(83)。全ポートレット表示領域値(901)をポートレット配置情報(118)を基に,各ポートレット(103)に分割する(84)。
【0033】
各ポートレット(103)に分割する方法の実施例を図9に示す。全ポートレット表示領域値(901)をポートレット(103)の個数で割った値で均等に各ポートレット(103)にポートレット表示領域値(123)を分割する均等配分方法(902)や,各ポートレット(103)のポートレット最小表示領域値(120)の比になるように全ポートレット表示領域値(901)を分割する最小値比率配分方法(903)や,各ポートレット(103)のポートレット最小表示領域値(120)の合計を全ポートレット表示領域値(901)から引き,その値をポートレット(103)の個数分で割った値を各ポートレット(103)のポートレット最小表示領域値(120)に加えた値で分割する最小値+均等配分方法(904)などがある。
【0034】
ポートレット表示領域値算出部(109)は,算出した各ポートレット(103)のポートレット表示領域値(123)をメモリ(117)に保持する(85)。
【0035】
次にポートレット(103)のポートレット表示内容調節部(112)が,メモリ(117)から該当するポートレット表示領域値(123)を受け取る。ポートレット表示内容調節部(112)はポートレット表示領域値(123)に収まるように,表示する画像を縮小するなどの処理を施し,表示内容を調節する。ポートレット表示内容生成部(113)は,調節した内容を含んだ表示内容を生成し,ポータルサーバ(101)のポートレット表示内容合成部(114)に渡す(75)。
【0036】
ポートレット表示内容合成部(114)は各ポートレット(103)が生成した表示内容を合成し,Webブラウザ(102)のポータル画面表示部(115)に渡す(76)。ポータル画面表示部(115)は受け取った内容をポータル画面(202)として表示する(77)。
【0037】
第2の実施例は以下の通り。
図8のポートレット表示領域算出部(109)の処理フローのポートレット表示領域値(123)を算出するステップ(84)とポートレット表示領域値(123)をメモリ(117)に保持するステップ(85)の間にブラウザサイズ変更処理を挿入する。ブラウザサイズ変更処理の処理フローを図10に示す。まず各ポートレット(103)の表示内容が,算出されたポートレット表示領域値(123)に収まるか確認するために,ポートレット表示領域算出部(109)が,各ポートレット(103)に対してポートレット最小表示領域値(120)が該当するポートレット表示領域値(123)より小さいかチェックする(11)。
【0038】
ポートレット最小表示領域値(120)がポートレット表示領域値(123)より大きいポートレット(103)がある場合には,その差分を算出し(12),該当するポートレット(103)のポートレット表示領域値(123)をポートレット最小表示領域値(120)にする(13)。表示する全てのポートレット(103)に対して処理を施した後,差分値の合計であるポータル画面差分値を算出し,ブラウザサイズ変更通知部(110)に渡す(14)。ブラウザサイズ変更通知部(110)はWebブラウザ(102)のブラウザサイズ調節部(111)に,ポータル画面差分値分だけWebブラウザ(102)のサイズを大きくするように通知する。
【0039】
通知を受けたブラウザサイズ調整部(111)は,Webブラウザ(102)のサイズにポータル画面差分値を加えた値がディスプレイ(301)のスクリーン(302)のサイズ内に収まるかチェックする(15)。
【0040】
ここで処理するWebブラウザ(102)のサイズは,Webブラウザの外枠(304)のサイズである。Webブラウザの外枠(304)の値は,例えばJavaScriptのwindow.outerHeightメソッドとwindow.outerWidthメソッドで取得できる。ディスプレイ(301)のスクリーン(302)のサイズは,例えばJavaScriptのwindow.screen.availHeightメソッドとwindow.screen.availWidthメソッドで取得できる。
【0041】
Webブラウザ(102)のサイズにポータル画面差分値を加えた値がディスプレイ(301)のスクリーン(302)のサイズ内に収まる場合,ブラウザサイズ調整部(111)はWebブラウザ(102)のサイズをポータル画面差分値分だけ大きくする(16)。Webブラウザ(102)のサイズにポータル画面差分値を加えた値がディスプレイ(301)のスクリーン(302)のサイズ内に収まらない場合,ブラウザサイズ調整部(111)はWebブラウザ(102)のサイズをディスプレイ(301)のスクリーン(302)のサイズまで大きくする(17)。
【0042】
このように、ブラウザの表示領域の中から,各ポートレット表示に使用できるポートレット表示領域値を算出し,値を保存しておく。各ポートレットはそれぞれのポートレット表示領域値を参照し,その範囲に表示が収まるように表示内容を調節し表示する。
【0043】
これにより,スクロールを必要とせずに一度にポータル画面全体を表示でき,ユーザ操作性を向上し、情報の見落としを防止する。
【0044】
本発明によれば,グラフなどの画像を表示するポートレットがポータル画面に含まれていても,ポータル画面全体や,ポートレットが表示している画像を,スクロールなしで一度に表示できる。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば,ウインドウの表示領域を調整して画面に表示することで,ユーザの操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プログラム構成図
【図2】システム構成図
【図3】ポータル画面の表示領域
【図4】ポートレットの表示領域
【図5】ポータル環境構築時の処理フロー
【図6】ポータル画面情報保持部の実施例
【図7】ポータル画面表示時の処理フロー
【図8】ポートレット表示領域値算出部の処理フロー
【図9】ポートレット表示領域値算出の実施例
【図10】ブラウザサイズ変更処理の処理フロー
【符号の説明】
101 ポータルサーバ
102 Webブラウザ
103 ポートレット
105 ポータル情報領域値登録部
106 ポートレット登録部
107 ブラウザサイズ取得部
108 ブラウザ表示可能領域値算出部
109 ポートレット表示領域値算出部
110 ブラウザサイズ変更通知部
111 ブラウザサイズ調節部
112 ポートレット表示内容調節部
116 ポータル画面情報保持部
119 ポータル情報領域値
120 ポートレット最小表示領域値
121 ブラウザ表示可能領域値
123 ポートレット表示領域値

Claims (4)

  1. 計算機を利用した画面表示調整方法であって、
    前記計算機は、ウインドウの表示領域の情報にもとづきウインドウに含まれるポートレットの表示に使用できるポートレット表示領域値を算出して記憶装置に格納し、
    前記ウインドウにポートレットを表示する際に、前記格納したポートレット表示領域値を参照し、該ポートレット表示領域値にもとづいて表示領域を調節することを特徴とする画面表示調整方法。
  2. 複数のポートレットが生成する表示内容を,一つの画面に合成表示するポータルシステムにおいて,
    Webブラウザのサイズを取得するようにWebブラウザに通知するブラウザサイズ取得部と,
    ポータル画面の固定情報領域のサイズを取得するポータル情報領域値登録部と
    ポートレットが生成する表示内容にとって最小限必要な領域のサイズを取得するポートレット登録部と
    ポータル情報領域値登録部とポートレット登録部が取得した値を保持するポータル画面情報保持部と
    各ポートレットが生成する表示内容を表示するために使用できる領域を算出するポートレット表示領域値算出部と,
    各ポートレットが生成した表示内容をポータル画面として合成するポートレット表示内容合成部を持つポータルサーバと,
    ポータルサーバが算出した領域に収まるように表示内容を調節するポートレット表示内容調節部と,
    ポートレットが表示する内容を生成するポートレット表示内容生成部を持つポートレットと,
    Webブラウザのサイズを取得するブラウザ表示可能領域値算出部と,
    ポータルサーバが生成したポータル画面の表示内容を表示するポータル画面表示部を持つWebブラウザによって構成されることを特徴とするポータル画面自動調節装置。
  3. 第2の請求項におけるポータルシステムにおいて,
    ポータル情報領域値登録部がポータル画面の固定情報領域のサイズを取得するステップと,
    各ポートレットが表示内容を生成するために最小限必要とする領域のサイズを,ポートレット登録部が取得するステップと,
    ポータル情報領域値登録部が取得した値とポートレット登録部が取得した値をポータル画面情報保持部が保持するステップと,
    ブラウズサイズ取得部が,Webブラウザのサイズを取得するように通知するステップと,
    ブラウザ表示可能領域値算出部がWebブラウザのサイズを取得するステップと,
    ポートレット表示領域値算出部が,各ポートレットが生成する表示内容を表示するために使用できる領域のサイズを算出するステップと,
    ポートレット表示内容調節部が,ポートレット表示領域値算出部が算出した領域に収まるように表示内容を調節するステップと,
    ポートレット表示内容生成部が表示内容を生成するステップと,
    ポートレット表示内容合成部が,各ポートレットが生成した表示内容をポータル画面として合成するステップと,
    ポータル画面表示部が,生成したポータル画面をWebブラウザに表示するステップを有することを特徴とするポータル画面自動調節方法。
  4. 第3の請求項において,
    ポータルサーバが,Webブラウザにサイズを調節するように通知するブラウザサイズ変更通知部を持ち,
    Webブラウザが,Webブラウザのサイズを調節するブラウザサイズ調節部を持ち,ポートレット表示領域値算出部が算出した各ポートレットが生成する内容を表示するための領域のサイズが,各ポートレットが表示内容を生成するために最小限必要とする領域のサイズに満たなかった場合に,ブラウザサイズ変更通知部が,ブラウザサイズ調節部に,Webブラウザのサイズを大きくするように通知するステップと,
    ブラウザサイズ調節部がWebブラウザのサイズを大きくするステップを有し,ポータル画面を表示することを特徴とするポータル画面自動調節方法。
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JP2013047747A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Daito Giken:Kk 遊技台
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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