JP2004251987A - Dispersion compensation fiber and dispersion compensation fiber module - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、1.55μm帯の光ファイバ伝送路の正の累積波長分散を補償する分散補償ファイバ及び分散補償ファイバモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
1.55μm帯にゼロ分散波長をシフトさせた分散シフトファイバ(以下、DSFと言う。)は、既に広範囲で敷設されている。しかし、この波長分散が小さいという特性が障害となり、1.55μm帯では波長多重伝送を行うことが困難となっている。そこで、このDSFのL−bandを用いて波長多重伝送を行うことが提案されている。
L−bandでは、+2〜+5ps/nm/kmの正の波長分散を有するため、高速伝送になると、この波長分散を補償する必要がある。特に、伝送速度が高速になると、許容される波長分散の値が極端に小さくなるため、高速伝送システムを実現するためには、波長分散を補償することが必須となる。
【0003】
光ファイバ伝送路の正の波長分散と分散スロープを補償するために、様々な分散補償ファイバが提案されている(特許文献1,2、非特許文献1参照。)。しかし、DSFはL−bandにて大きなRDS(分散スロープを波長分散で割った値)を有するため、前記分散補償ファイバを用いても、DSFのL−bandの波長分散を十分に補償することができない。
【0004】
DSFの波長分散を補償する分散補償ファイバについて、120kmのDSFの累積波長分散を50ps/nm以下まで補償できる分散補償ファイバが提案されている(非特許文献2参照。)。しかし、この分散補償ファイバの波長分散は温度変動が大きい。このため、外気温度の変化によって波長が大きく変動し、残留分散が許容値を超える場合が生じる。
更に、RDSを大きくするために屈折率分布を精密に形成する必要があり、歩留まり良く製造することが難しい。また実効断面積が小さく、非線形光学特性に劣る問題がある。
【0005】
また、1.55μm帯において正の波長分散を有する光伝送路の累積波長分散を効率良く補償するために、信号光をLP02モードで伝搬することによって絶対値の大きな負の波長分散が得られるようにした分散補償ファイバが提案されている(特許文献3参照。)。
この分散補償ファイバの1.55μm帯域における波長分散は−200ps/nm/km以下であり、波長分散の絶対値が大きく、短い経路長の分散補償ファイバによって、正の波長分散を有する光伝送路の累積波長分散を補償できる。
しかし、L−bandの広い波長帯域において絶対値の大きな負の波長分散を有し、DSFを用いた光ファイバ伝送路のL−bandの広い波長帯域での大きな累積波長分散を効率良く補償できる分散補償ファイバは、未だ提案されていないのが現状である。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−162462号公報
【特許文献2】
特開2000−47048号公報
【特許文献3】
米国特許第5802234号明細書
【非特許文献1】
愛川和彦,光通信システム研究会予稿集,電子情報通信学会,2002年,OCS2002−7
【非特許文献2】
鈴木龍次,情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ大会予稿集,電子情報通信学会,2002年,C−3−58
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の目的は、上記した事情に鑑みなされたものである。すなわちL−bandにて絶対値の大きな負の波長分散を有し、DSFを用いてL−bandにおいて光伝送を行う際に生じる正の累積波長分散を短い長さで補償でき、かつRDSが正で負の分散スロープを有し、広い波長帯域で光伝送路の波長分散を補償でき、また実効断面積が比較的大きい分散補償ファイバと、この分散補償ファイバを用い、小型で軽量な分散補償ファイバモジュ−ルを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、基本モードよりも高次のモードを伝搬する分散補償ファイバであって、クラッドと、該クラッドよりも高い屈折率を有する第1のコア部と、該第1のコア部の外周に設けられ、該第1のコア部よりも低い屈折率を有する第2のコア部と、該第2のコア部の外周に設けられ、クラッドよりも高い屈折率を有する第3のコア部を有し、前記第1のコア部の半径r1が3μm≦r1≦6μmであり、第1のコア部のクラッドに対する比屈折率差D1が+1.6%≦D1≦+2.4%であり、前記第2のコア部の半径r2と第1のコア部の半径r1との比r2/r1が1.4≦r2/r1≦2.4であり、第2のコア部のクラッドに対する比屈折率差D2が−0.3%≦D2≦+0.2%であり、前記第3のコア部の半径r3が10μm≦r3≦20μmであり、第3のコア部のクラッドに対する比屈折率差D3が+0.2%≦D3≦+0.5%であり、前記クラッドに対する比屈折率差D1,D2,D3がD1>D3>D2であり、1565nm〜1625nmの波長領域において、高次モードの波長分散が−100ps/nm/km以下であり、RDSが0.02nm−1〜0.03nm−1であり、直径20mmにおける曲げ損失が40dB/m以下であることを特徴とする分散補償ファイバである。
請求項2に係る発明は、1565nm〜1625nmの波長領域において、高次モードの波長分散が−200ps/nm/km以下であり、RDSが0.02nm−1〜0.03nm−1であり、直径20mmにおける曲げ損失が40dB/m以下であることを特徴とする請求項1に記載の分散補償ファイバである。
請求項3に係る発明は、1565nm〜1625nmの波長領域において、実効断面積が20μm2以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の分散補償ファイバである。
請求項4に係る発明は、前記高次モードがLP02モードであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の分散補償ファイバである。
【0009】
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の分散補償ファイバと、該分散補償ファイバの入力端に接続され、信号光の伝搬モードをLP01モードからLP02モードに変換するモード変換器と、前記分散補償ファイバの出力端に接続され、信号光の伝搬モードをLP02モードからLP01モードに変換するモード変換器を有し、前記分散補償ファイバ内を信号光がLP02モードの伝搬モードで伝搬するようにしたことを特徴とする分散補償ファイバモジュールである。
請求項6に係る発明は、前記モード変換器が、長周期ファイバグレーティングであることを特徴とする請求項5に記載の分散補償ファイバモジュールである。
【0010】
【発明の実施の形態】
[分散補償ファイバ]
図1は、本実施形態の分散補償ファイバの屈折率分布形状の一例を示す概略図である。この分散補償ファイバのコア1は、中心に設けられた第1のコア部11と、その外周に同心円状に設けられた第2のコア部12と、更にこの第2のコア部12の外周に同心円状に設けられた第3のコア部13からなる。
図1(a)に示されたように各層において一定の屈折率を有するステップインデックス形や、図1(b)に示されたように第1のコアの屈折率が外周に向かうほど直線的に減少するものなどが挙げられる。
また、実際の屈折率分布形状は図1に示したように各層の境界が明確ではなく、なだらかな曲線状である場合が多いが、実質的にこの屈折率分布形状を備えていればよい。
【0011】
前記第1のコア部11,第2のコア部12、第3のコア部13、クラッド2は、それぞれ純粋石英ガラスや、ゲルマニウム、フッ素などを必須ドーパントとして添加した石英ガラスから形成されている。
この分散補償ファイバは、VAD法、MCVD法、PCVD法などの公知の方法によって得られたファイバ母材を常法によって線引きすることにより、製造することができる。
【0012】
この分散補償ファイバにおいては、各層の比屈折率差、半径などの構造パラメータが以下に示されたように設定されている。
第1のコア部11はクラッド2よりも高い屈折率を有し、第1のコア部11の半径r1は3μm≦r1≦6μmであり、好ましくは4μm≦r1≦5μmである。また、第1のコア部11のクラッド2に対する比屈折率差D1は+1.6%≦D1≦+2.4%であり、好ましくは+1.6%≦D1≦2.0%である。
【0013】
第2のコア部12の半径r2と第1のコア部11の半径r1との比r2/r1は1.4≦r2/r1≦2.4であり、好ましくは1.6≦r2/r1≦2.0である。また、第2のコア部12のクラッド2に対する比屈折率差D2は−0.3%≦D2≦+0.2%であり、好ましくは−0.2%≦D2≦0%である。
【0014】
第3のコア部13はクラッド2よりも高い屈折率を有し、第3のコア部13の半径r3は10μm≦r3≦20μmであり、好ましくは15μm≦r3≦16μmである。また、第3のコア部13のクラッド2に対する比屈折率差D3は+0.2%≦D3≦+0.5%であり、好ましくは+0.3%≦D3≦+0.4%である。
【0015】
以上により、高次モードのLP02モードで信号光を伝搬することができ、更にLP02モード以外の伝搬モードで伝搬する信号光は、モード変換器により放射損失するようになっており、LP02モードのみで信号光を伝搬することができる。このため、LP02モードで伝搬する信号光と、他の伝搬モードで伝搬する信号光とが干渉することが無い。
米国特許第5802234号明細書にあるように、高次モードを用いる分散補償ファイバは、本質的に大きな波長分散が得られる。本実施形態では、LP02モードのみで信号光を伝搬でき、異なる伝搬モード間の信号光の干渉によって波長分散が低減することが無く、このLP02モードでの1565nm〜1625nmの波長領域における絶対値の大きな負の波長分散を得ることができる。
【0016】
従って、本実施形態の分散補償ファイバは、1565nm〜1625nmの波長領域において、LP02モードにおける波長分散が−100ps/nm/km以下であり、好ましくは−200ps/nm/km以下とすることができる。
このように絶対値の大きな負の波長分散が得られるため、短い長さで光伝送路の正の累積波長分散を補償することができる。また、分散補償ファイバの伝送路の長さを短くすることができるため、分散補償ファイバモジュールの伝送損失や非線形効果を低減できる。
このため、例えばDSFを用いてL−bandの波長多重光通信を行う際に生じる正の大きな累積波長分散を短い長さで補償することができる。
【0017】
また本実施形態では、1565nm〜1625nmの波長領域において、RDSが0.02nm−1〜0.03nm−1とすることができ、絶対値の大きな負の分散スロープを有する分散補償ファイバとすることができる。
通常、DSFなどを用いた光ファイバ伝送路は、正の分散スロープを持つ。このため、本実施形態の負の分散スロープを有する分散補償ファイバを用いることによって、前記光ファイバ伝送路の正の分散スロープも補償することができ、光ファイバ伝送路の1565nm〜1625nmの広い波長領域において累積波長分散を広い波長範囲において補償することができる。
特に、DSFを用いた光伝送路の分散スロープを80%以上補償することができ、L−bandの広い波長領域において正の累積波長分散を補償することができる。
【0018】
また、直径20mmにおける曲げ損失が、40dB/m以下であり、好ましくは20dB/m以下とすることができる。これにより比較的小径のリールに巻回しても低損失が実現できる。
【0019】
[分散補償ファイバモジュール]
図2は、本実施形態の分散補償ファイバモジュール3と光ファイバ伝送路41,42とが接続されて構成された光通信システムの概略図を示す。
本実施形態の分散補償ファイバモジュール3は、前述した本実施形態の分散補償ファイバ5と、信号光の伝搬モードをLP01モードからLP02モードに変換する入力用モード変換器61と、信号光の伝搬モードをLP02モードからLP01モードに変換する出力用モード変換器62からなる。
【0020】
光ファイバ伝送路41,42は、L−bandにおいて正の波長分散を有するDSFである。
分散補償ファイバ5は、前述したように負の波長分散を有し、また、その経路全体の波長分散の絶対値が光ファイバ伝送路41の累積波長分散の絶対値と一致するように、分散補償ファイバ5の長さが調整されたものである。これにより、光ファイバ伝送路41の正の累積波長分散を補償でき、残留分散をほぼ零とすることができるようになっている。
入力用モード変換器61と出力用モード変換器62は、共に長周期ファイバグレーティングである。長周期ファイバグレーティングは、入射光の伝搬モードをモード変換し、反射光として出射するものであり、公知のものが使用できる。
【0021】
分散補償ファイバモジュール3の信号入力側では、入力用モード変換器61と、分散補償ファイバ5の入力端とが、光サーキュレータ7を介して接続されている。この光サーキュレータ7は、信号発信側の光ファイバ伝送路41を接続できるようになっている。
また、分散補償ファイバモジュール3の信号出力側では、出力用モード変換器62と、分散補償ファイバ5の出力端とが、光サーキュレータ7を介して接続されている。この光サーキュレータ7は、信号受信側の光ファイバ伝送路42を接続できるようになっている。
【0022】
信号発信側の光ファイバ伝送路41を伝搬したLP01モードの信号光は、光サーキュレータ7を介して入力用モード変換器61に入射される。そして、入力用モード変換器61にて信号光は、その伝搬モードをLP01モードからLP02モードに変換されて反射され、光サーキュレータ7へ出射される。
次に、信号光は光サーキュレータ7を介して分散補償ファイバ5に入射し、この分散補償ファイバ5をLP02モードで伝搬する。この分散補償ファイバ5をLP02モードで伝搬することによって、信号光は絶対値の大きな負の波長分散を得ることができ、光ファイバ伝送路41の正の累積波長分散は補償される。
【0023】
そして、信号光は、光サーキュレータ7を介して出力用モード変換器62に入射され、その伝搬モードをLP02モードからLP01モードに変換されて反射され、光サーキュレータ7を介して信号受信側の光ファイバ伝送路42に出射される。
【0024】
本実施形態では、前述した本実施形態の分散補償ファイバ5を用いており、この分散補償ファイバ5は、前述したように1565nm〜1625nmの広い波長領域において絶対値の大きな負の波長分散が得られるため、短い長さで光ファイバ伝送路41の正の累積波長分散を補償することができる。これにより、分散補償ファイバモジュ−ル3は、小型で、軽量化が実現できる。また、分散補償ファイバの伝送路の長さを短くすることができるため、分散補償ファイバモジュールの伝送損失や非線形効果を低減できる。
【0025】
次に本発明の具体例を以下に示す。
図1(a)に示された屈折率分布形状を有する分散補償ファイバをMCVD法により作製した。
表1は作製した分散補償ファイバの屈折率分布の各構造パラメータの値を示す。また、表2は、この分散補償ファイバの1590nmにおける光学特性を示す。ここで、曲げ損失は、曲げ直径が20mmの条件で測定された値である。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
図3は、分散補償ファイバAの波長分散と光の波長との関係を示す図である。1565nm〜1625nmの広い波長領域において絶対値の大きな負の波長分散が得られる。1590nmにおける波長分散は−134ps/nm/kmであり、従来の非特許文献2に記載された分散補償ファイバに比べて波長分散の絶対値は約2倍であり、絶対値の大きな負の波長分散が得られることがわかる。
【0029】
図4は、分散補償ファイバBの波長分散と光の波長との関係を示す図である。1565nm〜1625nmの広い波長領域において絶対値の大きな負の波長分散が得られる。1590nmにおける波長分散は−401ps/nm/kmであり、従来の非特許文献2に記載された分散補償ファイバに比べて波長分散の絶対値は約5倍であり、絶対値の大きな負の波長分散が得られることがわかる。
【0030】
また、表2に示されたように1590nmにおけるRDSは0.027nm−1,0.0259nm−1と比較的大きな値が得られるため、この分散補償ファイバA,Bを用いることによって、光ファイバ伝送路の正の波長分散を広い波長領域において補償することができる。
更に、表2に示されたように、実効断面積は59μm2,54μm2であり、であり、従来の分散補償ファイバの4〜5倍の大きい値が得られ、また低曲げ損失であるため、比較的小径のリールに巻くことが可能である。
【0031】
次に、本実施形態と同様に、上記分散補償ファイバを用いて、波長分散を有する分散補償ファイバモジュールを作製した。ここで、分散補償ファイバの長さは、80kmのDSFからなる光ファイバ伝送路の累積波長分散(1590nmにおいて約240ps/nm)が補償できるように調整した。
表3は、この分散補償ファイバモジュールの光学特性を示す。
【0032】
【表3】
【0033】
図5は、分散補償ファイバモジュールAと、80kmのDSFからなる光ファイバ伝送路を接続したときの残留分散を示す図である。また、図6は、分散補償ファイバモジュールBと、80kmのDSFからなる光ファイバ伝送路を接続したときの残留分散を示す図である。分散補償ファイバモジュールA又は分散補償ファイバモジュールBを用いることによって、1570nm〜1610nmの波長領域において残留分散を20ps/nm以下とすることができる。
【0034】
図7は、非特許文献1に記載された従来の分散補償ファイバを用いて作製された分散補償ファイバモジュールと、80kmのDSFからなる光ファイバ伝送路を接続したときの残留分散を示す図である。1570nm〜1610nmの波長領域において残留分散の絶対値が最大で70ps/nmあり、累積波長分散を広い波長領域で十分に補償できていない。
【0035】
本実施形態の分散補償ファイバA,Bは、波長分散の絶対値が大きく、かつRDSが大きいため、1570nm〜1610nmのL−bandの広い波長領域において残留分散を十分に補償できる。このため、例えば、40Gbit/sなどの高速伝送システムに対応した光伝送路を形成することができる。
また、分散補償ファイバA,Bは前記したように波長分散の絶対値が大きいため、従来の分散補償ファイバに比べて、分散補償ファイバの伝送路の長さを短くすることができ、小型で軽量の分散補償ファイバモジュールが実現できる。更に、分散補償ファイバの伝送路の長さを短くすることができるため、分散補償ファイバモジュールの伝送損失や非線形効果を低減できる。
【0036】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、屈折率分布形状の構造パラメータを定めることによって、1565nm〜1625nmの波長領域において、高次モードにおける絶対値の大きな負の波長分散を得ることができる。
従って、短い長さで光ファイバ伝送路の負の累積波長分散を補償できる。特に、分散シフト光ファイバを用いてL−bandにおいて光伝送を行う際に生じる大きな累積波長分散を短い長さで補償できる。
また、屈折率分布形状の構造パラメータを定めることによって、RDSが0.02nm−1〜0.03nm−1であり、絶対値の大きな負の分散スロープが得られるため、光伝送路の正の分散スロープも補償することができる。従って、光伝送路の1565nm〜1625nmの広い波長領域において正の累積波長分散を補償することができる。
更に、直径20mmにおける曲げ損失が40dB/m以下であるため、比較的小径のリールに巻回しても低損失が実現できる。
【0037】
また、前記本発明の分散補償ファイバを用い、この分散補償ファイバの入力端と出力端にそれぞれモード変換器を接続し、分散補償ファイバ内を信号光がLP02モードで伝搬するようにすることによって、絶対値の大きな負の波長分散が得られる。このため、光伝送路の正の累積波長分散を補償する場合、必要となる分散補償ファイバの長さを短くすることができ、小型で、軽量な分散補償ファイバモジュ−ルが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の分散補償ファイバの屈折率分布の一例を示す概略図である。
【図2】本実施形態の分散補償ファイバモジュールと光ファイバ伝送路とが接続されて構成された光通信システムの概略図である。
【図3】分散補償ファイバAの波長分散と光の波長との関係を示す図である。
【図4】分散補償ファイバBの波長分散と光の波長との関係を示す図である。
【図5】分散補償ファイバモジュールAと、80kmのDSFを接続したときの残留分散を示す図である。
【図6】分散補償ファイバモジュールBと、80kmのDSFを接続したときの残留分散を示す図である。
【図7】従来の分散補償ファイバモジュールと、80kmのDSFを接続したときの残留分散を示す図である。
【符号の説明】
2‥‥クラッド,3‥‥分散補償ファイバモジュール,5‥‥分散補償ファイバ,11‥‥第1のコア部,12‥‥第2のコア部,13‥‥第3のコア部,61‥‥信号光の伝搬モードをLP01モードからLP02モードに変換するモード変換器,62‥‥信号光の伝搬モードをLP02モードからLP01モードに変換するモード変換器[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a dispersion compensating fiber and a dispersion compensating fiber module for compensating a positive cumulative chromatic dispersion of an optical fiber transmission line in a 1.55 μm band.
[0002]
[Prior art]
A dispersion-shifted fiber (hereinafter referred to as DSF) in which the zero dispersion wavelength is shifted to the 1.55 μm band has already been laid in a wide range. However, the characteristic that the chromatic dispersion is small is an obstacle, and it is difficult to perform wavelength multiplex transmission in the 1.55 μm band. Therefore, it has been proposed to perform wavelength multiplex transmission using the L-band of the DSF.
Since the L-band has a positive chromatic dispersion of +2 to +5 ps / nm / km, it is necessary to compensate for this chromatic dispersion in high-speed transmission. In particular, when the transmission speed increases, the value of the allowable chromatic dispersion becomes extremely small. Therefore, in order to realize a high-speed transmission system, it is necessary to compensate for the chromatic dispersion.
[0003]
In order to compensate for the positive chromatic dispersion and dispersion slope of an optical fiber transmission line, various dispersion compensating fibers have been proposed (see
[0004]
As a dispersion compensating fiber for compensating the chromatic dispersion of a DSF, a dispersion compensating fiber capable of compensating the cumulative chromatic dispersion of a 120 km DSF to 50 ps / nm or less has been proposed (see Non-Patent Document 2). However, the wavelength dispersion of this dispersion compensating fiber has a large temperature fluctuation. For this reason, the wavelength greatly changes due to a change in the outside air temperature, and the residual dispersion may exceed the allowable value.
Furthermore, it is necessary to precisely form the refractive index distribution in order to increase the RDS, and it is difficult to manufacture with a high yield. Further, there is a problem that the effective area is small and the nonlinear optical characteristics are inferior.
[0005]
Further, in order to efficiently compensate for the accumulated chromatic dispersion of the optical transmission line having positive chromatic dispersion in the 1.55 μm band, negative chromatic dispersion having a large absolute value can be obtained by propagating the signal light in the LP02 mode. Such a dispersion compensating fiber has been proposed (see Patent Document 3).
The chromatic dispersion of the dispersion compensating fiber in the 1.55 μm band is -200 ps / nm / km or less, the absolute value of the chromatic dispersion is large, and the dispersion compensating fiber having a short path length has an optical transmission line having a positive chromatic dispersion. Accumulated chromatic dispersion can be compensated.
However, the dispersion has a large negative chromatic dispersion having a large absolute value in a wide L-band wavelength band, and can efficiently compensate for a large accumulated chromatic dispersion in a wide L-band wavelength band of an optical fiber transmission line using DSF. At present, no compensating fiber has been proposed yet.
[0006]
[Patent Document 1]
JP 2000-162462 A [Patent Document 2]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-47048 [Patent Document 3]
US Pat. No. 5,802,234 [Non-Patent Document 1]
Kazuhiko Aikawa, Proceedings of the Society for Optical Communication Systems, IEICE, 2002, OCS2002-7
[Non-patent document 2]
Ryuji Suzuki, Proceedings of IEICE Electronics Society Conference, IEICE, 2002, C-3-58
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, an object of the present invention has been made in view of the above-mentioned circumstances. That is, it has a negative chromatic dispersion having a large absolute value in the L-band, can compensate for the positive cumulative chromatic dispersion generated when performing optical transmission in the L-band using the DSF with a short length, and has a positive RDS. A dispersion compensating fiber that has a negative dispersion slope, can compensate for the chromatic dispersion of an optical transmission line over a wide wavelength band, and has a relatively large effective area, and a small and lightweight dispersion compensating fiber using this dispersion compensating fiber. It is intended to provide a module.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
According to a second aspect of the present invention, in the wavelength range of 1565 nm to 1625 nm, the chromatic dispersion of the higher-order mode is -200 ps / nm / km or less, the RDS is 0.02 nm -1 to 0.03 nm -1 , and the diameter is The dispersion compensating fiber according to
The invention according to
The invention according to claim 4 is the dispersion compensating fiber according to any one of
[0009]
The invention according to claim 5, the dispersion compensating fiber according to any one of
The invention according to claim 6 is the dispersion compensating fiber module according to claim 5, wherein the mode converter is a long-period fiber grating.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[Dispersion compensating fiber]
FIG. 1 is a schematic diagram illustrating an example of a refractive index distribution shape of the dispersion compensating fiber of the present embodiment. The
As shown in FIG. 1A, a step index type having a constant refractive index in each layer, or as shown in FIG. 1B, linearly as the refractive index of the first core goes to the outer periphery. And those that decrease.
Also, the actual refractive index distribution shape is often such that the boundary of each layer is not clear as shown in FIG. 1 and is a gentle curve, but it is sufficient that the refractive index distribution shape is substantially provided.
[0011]
The
This dispersion compensating fiber can be manufactured by drawing a fiber preform obtained by a known method such as a VAD method, an MCVD method, or a PCVD method by a conventional method.
[0012]
In this dispersion compensating fiber, structural parameters such as a relative refractive index difference and a radius of each layer are set as shown below.
The
[0013]
The radius r 2 of the
[0014]
The
[0015]
Thus, it is possible to propagate signal light in LP 02 mode of the high-order mode, the signal light further propagates in propagation modes other than the LP 02 mode is adapted to radiation loss by the mode converter, LP 02 The signal light can be propagated only in the mode. Therefore, a signal light propagating in the LP 02 mode, it is not the signal light interfere with propagating at other propagation modes.
As described in U.S. Pat. No. 5,802,234, a dispersion compensating fiber using a higher-order mode can provide essentially large chromatic dispersion. In this embodiment, LP 02 mode only can propagate signal light, there is no chromatic dispersion is reduced by the interference of the signal light between different propagation modes, absolute value in the wavelength region of 1565nm~1625nm in this LP 02 mode Large negative chromatic dispersion can be obtained.
[0016]
Accordingly, the dispersion compensating fiber of the present embodiment, in the wavelength region of 1565Nm~1625nm, LP chromatic dispersion in 02 mode is less -100 ps / nm / miles, preferably to less -200 ps / nm / miles .
Since negative chromatic dispersion having a large absolute value is obtained as described above, it is possible to compensate for the positive cumulative chromatic dispersion of the optical transmission line with a short length. Further, since the length of the transmission line of the dispersion compensating fiber can be shortened, the transmission loss and the nonlinear effect of the dispersion compensating fiber module can be reduced.
For this reason, for example, large positive chromatic dispersion generated when performing L-band wavelength division multiplexing optical communication using DSF can be compensated with a short length.
[0017]
In this embodiment also, in the wavelength region of 1565Nm~1625nm, RDS can be a 0.02nm -1 ~0.03nm -1, be a dispersion compensating fiber having a large negative dispersion slope of absolute value it can.
Usually, an optical fiber transmission line using DSF or the like has a positive dispersion slope. Therefore, by using the dispersion compensating fiber having the negative dispersion slope of the present embodiment, the positive dispersion slope of the optical fiber transmission line can also be compensated, and the wide wavelength range of 1565 nm to 1625 nm of the optical fiber transmission line can be compensated. , The accumulated chromatic dispersion can be compensated in a wide wavelength range.
In particular, the dispersion slope of the optical transmission line using the DSF can be compensated by 80% or more, and the positive cumulative chromatic dispersion can be compensated in a wide wavelength region of L-band.
[0018]
In addition, the bending loss at a diameter of 20 mm is 40 dB / m or less, and preferably 20 dB / m or less. As a result, a low loss can be realized even when wound around a relatively small-diameter reel.
[0019]
[Dispersion compensation fiber module]
FIG. 2 is a schematic diagram of an optical communication system in which the dispersion compensating
The dispersion compensating
[0020]
The optical
The dispersion compensating fiber 5 has a negative chromatic dispersion as described above, and has a dispersion compensation function such that the absolute value of the chromatic dispersion of the entire path coincides with the absolute value of the accumulated chromatic dispersion of the optical
Both the
[0021]
On the signal input side of the dispersion compensating
On the signal output side of the dispersion compensating
[0022]
The LP01- mode signal light propagated through the optical
Next, the signal light enters the dispersion compensating fiber 5 via the optical circulator 7, and propagates in the dispersion compensating fiber 5 in the LP02 mode. By propagating the dispersion compensating fiber 5 in the LP02 mode, the signal light can obtain negative chromatic dispersion having a large absolute value, and the positive accumulated chromatic dispersion of the optical
[0023]
Then, the signal light enters the
[0024]
In the present embodiment, the above-described dispersion compensating fiber 5 of the present embodiment is used, and as described above, the dispersion compensating fiber 5 can obtain negative chromatic dispersion having a large absolute value in a wide wavelength range of 1565 nm to 1625 nm. Therefore, the positive cumulative chromatic dispersion of the optical
[0025]
Next, specific examples of the present invention will be described below.
A dispersion compensating fiber having the refractive index profile shown in FIG. 1A was manufactured by the MCVD method.
Table 1 shows the values of the respective structural parameters of the refractive index distribution of the manufactured dispersion compensating fiber. Table 2 shows the optical characteristics of this dispersion compensating fiber at 1590 nm. Here, the bending loss is a value measured under the condition that the bending diameter is 20 mm.
[0026]
[Table 1]
[0027]
[Table 2]
[0028]
FIG. 3 is a diagram illustrating the relationship between the chromatic dispersion of the dispersion compensating fiber A and the wavelength of light. Negative chromatic dispersion having a large absolute value is obtained in a wide wavelength range of 1565 nm to 1625 nm. The chromatic dispersion at 1590 nm is -134 ps / nm / km, the absolute value of the chromatic dispersion is about twice as large as that of the dispersion compensating fiber described in
[0029]
FIG. 4 is a diagram showing the relationship between the chromatic dispersion of the dispersion compensating fiber B and the wavelength of light. Negative chromatic dispersion having a large absolute value is obtained in a wide wavelength range of 1565 nm to 1625 nm. The chromatic dispersion at 1590 nm is -401 ps / nm / km, the absolute value of the chromatic dispersion is about five times that of the dispersion compensating fiber described in
[0030]
Further, since the RDS in 1590nm as shown in Table 2 0.027nm -1, a relatively large value as 0.0259Nm -1 obtained, the dispersion compensating fiber A, by using a B, the optical fiber transmission The positive chromatic dispersion of the path can be compensated over a wide wavelength range.
Further, as shown in Table 2, the effective sectional areas are 59 μm 2 and 54 μm 2 , which are 4 to 5 times larger than those of the conventional dispersion compensating fiber, and have low bending loss. Can be wound on a relatively small-diameter reel.
[0031]
Next, similarly to the present embodiment, a dispersion compensating fiber module having chromatic dispersion was manufactured using the dispersion compensating fiber. Here, the length of the dispersion compensating fiber was adjusted so that the cumulative chromatic dispersion (about 240 ps / nm at 1590 nm) of the optical fiber transmission line composed of the 80 km DSF could be compensated.
Table 3 shows the optical characteristics of the dispersion compensating fiber module.
[0032]
[Table 3]
[0033]
FIG. 5 is a diagram showing the residual dispersion when the dispersion compensating fiber module A is connected to an optical fiber transmission line including an 80 km DSF. FIG. 6 is a diagram showing residual dispersion when the dispersion compensating fiber module B is connected to an optical fiber transmission line composed of an 80 km DSF. By using the dispersion compensating fiber module A or the dispersion compensating fiber module B, the residual dispersion can be reduced to 20 ps / nm or less in a wavelength region of 1570 nm to 1610 nm.
[0034]
FIG. 7 is a diagram showing the residual dispersion when a dispersion compensation fiber module manufactured using the conventional dispersion compensation fiber described in
[0035]
Since the dispersion compensating fibers A and B of the present embodiment have a large absolute value of the chromatic dispersion and a large RDS, the residual dispersion can be sufficiently compensated in a wide L-band wavelength region of 1570 nm to 1610 nm. Therefore, for example, an optical transmission path corresponding to a high-speed transmission system such as 40 Gbit / s can be formed.
In addition, since the dispersion compensating fibers A and B have a large absolute value of chromatic dispersion as described above, the length of the transmission line of the dispersion compensating fiber can be reduced as compared with the conventional dispersion compensating fiber, and the size and the weight are small. Can be realized. Further, since the length of the transmission path of the dispersion compensating fiber can be shortened, the transmission loss and the nonlinear effect of the dispersion compensating fiber module can be reduced.
[0036]
【The invention's effect】
As described in detail above, by determining the structural parameters of the refractive index distribution shape, it is possible to obtain a negative wavelength dispersion having a large absolute value in the higher-order mode in the wavelength region of 1565 nm to 1625 nm.
Therefore, it is possible to compensate for the negative cumulative chromatic dispersion of the optical fiber transmission line with a short length. In particular, it is possible to compensate for a large accumulated chromatic dispersion generated when performing optical transmission in the L-band using the dispersion-shifted optical fiber with a short length.
Further, by determining the structural parameters of the refractive index distribution shape, the RDS is 0.02 nm −1 to 0.03 nm −1 , and a negative dispersion slope having a large absolute value can be obtained. Slope can also be compensated. Therefore, the positive cumulative chromatic dispersion can be compensated in a wide wavelength range of 1565 nm to 1625 nm of the optical transmission line.
Further, since the bending loss at a diameter of 20 mm is not more than 40 dB / m, a low loss can be realized even when wound around a relatively small-diameter reel.
[0037]
Further, by using the dispersion compensating fiber of the present invention, a mode converter is connected to each of the input end and the output end of the dispersion compensating fiber, and the signal light propagates in the dispersion compensating fiber in the LP02 mode. , A negative chromatic dispersion having a large absolute value is obtained. Therefore, when compensating for the positive cumulative chromatic dispersion of the optical transmission line, the required length of the dispersion compensating fiber can be shortened, and a small and lightweight dispersion compensating fiber module can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram illustrating an example of a refractive index distribution of a dispersion compensating fiber according to an embodiment.
FIG. 2 is a schematic diagram of an optical communication system in which the dispersion compensating fiber module of the present embodiment is connected to an optical fiber transmission line.
FIG. 3 is a diagram showing a relationship between the wavelength dispersion of the dispersion compensating fiber A and the wavelength of light.
FIG. 4 is a diagram showing the relationship between the wavelength dispersion of the dispersion compensating fiber B and the wavelength of light.
FIG. 5 is a diagram illustrating residual dispersion when a dispersion compensating fiber module A is connected to a DSF of 80 km.
FIG. 6 is a diagram illustrating residual dispersion when a dispersion compensating fiber module B is connected to an 80 km DSF.
FIG. 7 is a diagram showing residual dispersion when a conventional dispersion compensating fiber module is connected to a DSF of 80 km.
[Explanation of symbols]
2 ‥‥ clad, 3 ‥‥ dispersion compensating fiber module, 5 ‥‥ dispersion compensating fiber, 11 ‥‥ first core, 12 ‥‥ second core, 13 ‥‥ third core, 61 ‥‥ mode converter for converting a propagation mode of the signal light from the LP 01 mode to the LP 02 mode, 62 mode of propagation ‥‥ signal light mode converter for converting the LP 02 mode to the LP 01 mode
Claims (6)
クラッドと、該クラッドよりも高い屈折率を有する第1のコア部と、該第1のコア部の外周に設けられ、該第1のコア部よりも低い屈折率を有する第2のコア部と、該第2のコア部の外周に設けられ、クラッドよりも高い屈折率を有する第3のコア部を有し、
前記第1のコア部の半径r1が3μm≦r1≦6μmであり、第1のコア部のクラッドに対する比屈折率差D1が+1.6%≦D1≦+2.4%であり、
前記第2のコア部の半径r2と第1のコア部の半径r1との比r2/r1が1.4≦r2/r1≦2.4であり、第2のコア部のクラッドに対する比屈折率差D2が−0.3%≦D2≦+0.2%であり、
前記第3のコア部の半径r3が10μm≦r3≦20μmであり、第3のコア部のクラッドに対する比屈折率差D3が+0.2%≦D3≦+0.5%であり、
前記クラッドに対する比屈折率差D1,D2,D3がD1>D3>D2であり、
1565nm〜1625nmの波長領域において、高次モードの波長分散が−100ps/nm/km以下であり、RDSが0.02nm−1〜0.03nm−1であり、直径20mmにおける曲げ損失が40dB/m以下であることを特徴とする分散補償ファイバ。A dispersion compensating fiber that propagates a higher-order mode than the fundamental mode,
A clad, a first core having a higher refractive index than the clad, and a second core provided on an outer periphery of the first core and having a lower refractive index than the first core. A third core portion provided on the outer periphery of the second core portion and having a higher refractive index than the cladding;
The radius r 1 of the first core portion is 3 μm ≦ r 1 ≦ 6 μm, and the relative refractive index difference D 1 of the first core portion with respect to the cladding is + 1.6% ≦ D 1 ≦ + 2.4%;
It said second ratio r 2 / r 1 and the radius r 2 of the core portion and the radius r 1 of the first core portion is 1.4 ≦ r 2 / r 1 ≦ 2.4, the second core portion The relative refractive index difference D 2 with respect to the cladding is −0.3% ≦ D 2 ≦ + 0.2%,
A radius r 3 of the third core portion is 10 μm ≦ r 3 ≦ 20 μm, and a relative refractive index difference D 3 of the third core portion to the cladding is + 0.2% ≦ D 3 ≦ + 0.5%;
The relative refractive index differences D 1 , D 2 , D 3 with respect to the cladding satisfy D 1 > D 3 > D 2 ,
In the wavelength range of 1565 nm to 1625 nm, the chromatic dispersion of the higher mode is −100 ps / nm / km or less, the RDS is 0.02 nm −1 to 0.03 nm −1 , and the bending loss at a diameter of 20 mm is 40 dB / m. A dispersion compensating fiber characterized by the following.
前記分散補償ファイバ内を信号光がLP02モードの伝搬モードで伝搬するようにしたことを特徴とする分散補償ファイバモジュール。A dispersion compensating fiber according to any one of claims 1 to 4, is connected to an input end of the dispersion compensating fiber, a mode converter for converting a propagation mode of the signal light from the LP 01 mode to the LP 02 mode, the dispersion is connected to the output end of the compensating fiber has a mode converter for converting a propagation mode of the signal light from the LP 02 mode to the LP 01 mode,
Dispersion compensating fiber module, wherein the dispersion compensating fiber for signal light to be propagated in LP 02 mode propagation mode.
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