JP2004251931A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ランプを容易に交換できコストを抑え、バックライトユニット脱着時に液晶表示器を傷つけない液晶表示装置を提供することである。
【解決手段】液晶表示装置10は、複数のランプ19を収納したバックライトユニット20と、複数のバックライトユニット20を収納する裏蓋11と、バックライトユニット20の前面に配設した液晶表示器13と、バックライトユニット20の間に位置するように裏蓋11に設けると共に、液晶表示器13を支持する支持突起18とを備え、各バックライトユニット20は、支持突起18に沿いながら裏蓋11の側方から引き出し可能な構成とする。
【選択図】 図1
【解決手段】液晶表示装置10は、複数のランプ19を収納したバックライトユニット20と、複数のバックライトユニット20を収納する裏蓋11と、バックライトユニット20の前面に配設した液晶表示器13と、バックライトユニット20の間に位置するように裏蓋11に設けると共に、液晶表示器13を支持する支持突起18とを備え、各バックライトユニット20は、支持突起18に沿いながら裏蓋11の側方から引き出し可能な構成とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックライトが直下方式の液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置のバックライトには直下方式やサイドライト方式等がある。ここで、大画面の液晶表示装置は主に直下方式が採用されている。直下方式バックライトは液晶ディスプレイ(以下、LCDと記す)パネルの真下に冷陰極管ランプを複数本並べて面光源化するものである。
【0003】
ところで、ランプは長期の使用により寿命が尽きてしまう。その際、ランプの交換が必要となるが、それにはランプの取り外しが可能となるまで本体を分解しなければならない。例えば、複数のランプを収納したバックライトとLCDパネルとを枠体などで一体形成している場合、まず枠体などを外してバックライトケースからLCDパネルを取り外し、更にバックライトケース自体もランプの取り外しが可能になるまで分解していた。これは非常に手間のかかる作業となる。
【0004】
そこで、バックライト全体を1ユニット化し、このバックライトユニットを液晶表示装置に着脱可能な構成にすることで、ランプの交換作業を容易にしたものが提案されている。例えば、特許文献1ではバックライトユニットを液晶表示装置の本体の挿入口から挿入することにより、スライドガイドに沿って表示ユニットの後方位置に配置されるバックライトユニットが提案されている。これにより、バックライトをユニット毎容易に交換できる。
【0005】
また、特許文献2にはバックライトが液晶表示パネルユニットに対し、コネクタホルダが取り付けされている端部方向に沿って引き出し可能に取り付けられる液晶表示装置が開示されている。これにより、バックライトを引き出してランプ交換することができる。
【0006】
ところで、LCDパネルが大型になるにつれてパネルの中央部の撓みが大きくなる。そこで、特許文献3のようにランプハウス内の底部にスペーサピンを配してパネルを支えている。
【0007】
【特許文献1】
特開平6−258643号公報
【0008】
【特許文献2】
特開平8−45327号公報
【0009】
【特許文献3】
特開平10−326517号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の特許文献1や特許文献2でランプ交換はユニット毎行うので容易であるが、1つのランプが切れた場合でも全部交換しなければならず、コストがかかる。
【0011】
更に、特許文献1や特許文献2の構成に特許文献3のスペーサピンを設けると、バックライトユニット脱着時にスペーサピンもバックライトユニットと一緒に動くため、スペーサピンが支えている光拡散板などに傷がつき、好ましくない。
【0012】
本発明は、上記の問題点に鑑み、ランプを容易に交換できコストを抑え、バックライトユニット脱着時に液晶表示器を傷つけない液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の液晶表示装置は、複数のランプを収納したバックライトユニットと、複数のバックライトユニットを収納する裏蓋と、バックライトユニットの前面に配設した液晶表示器と、バックライトユニット間に位置するように裏蓋に設けると共に、液晶表示器を支持する支持突起とを備え、各バックライトユニットは、支持突起に沿いながら裏蓋の側方から引き出し可能とすることを特徴とするものである。
【0014】
この構成によると、ランプの何れかが切れた場合、そのランプが収納されているバックライトユニット毎引き出して交換すれば、容易に安全に交換することができる。また、バックライトユニットが複数あるのでランプが切れたユニットだけを交換できコストを抑えることができる。更に、支持突起は裏蓋に固定されているので、バックライトユニットを引き出す際に液晶表示器を傷つけることがない。
【0015】
上記の液晶表示装置において、前記支持突起の下側部に溝を設け、前記バックライトユニットの下側部に前記溝に挿嵌する突条部を設けることができる。
【0016】
これにより、裏蓋にバックライトユニットを容易に固定することができ、液晶表示器に均一な光を提供することができる。
【0017】
上記の液晶表示装置において、前記支持突起はスペーサピン又は桟とすることができる。
【0018】
このように、支持突起はバックライトユニットを固定するとともに液晶表示器を支持できる形状であればよい。
【0019】
上記の液晶表示装置において、バックライトユニットは、支持突起と当接する部分をバックライトユニットの引き出し方向に拡げた形状としてもよい。
【0020】
これにより、バックライトユニットを裏蓋に滑らかに挿入、又は引き出すことができるとともに、確実にバックライトユニットを装着することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は液晶表示装置の側断面図であり、図2は裏蓋の概略斜視図、図3はバックライトユニットの斜視図、図4は他の裏蓋の斜視図、図5は他のバックライトユニットの平面図、図6は図5のバックライトユニットを収納可能な裏蓋の平面図である。
【0022】
図1に示すように、液晶表示装置10は直下方式のバックライトを採用している。液晶表示装置10は裏蓋11及びバックライトユニット20の前面に前面枠12が取り付けられて構成される。
【0023】
前面枠12は、複数のパネルやシートからなる液晶表示器13を支持している。液晶表示器13は、2枚の透明電極付きガラス基板14a、14bの間に液晶(不図示)を封入し、且つこれらガラス基板14a、14bの前背面に偏光板15a、15bを配置し、更に、板厚が2〜3mm程度でアクリルやポリカーボネート等の透光性樹脂からなる光拡散板16、及び光拡散板16の前面に集光性シート17等を積層したシート類を配置して構成される。
【0024】
また裏蓋11は、バックライトユニット20の底面を覆う裏板11aと、裏板11aの内側に形成された額縁状の側面枠11bとから構成される。なお、側面枠11bは裏蓋11と一体成形してもよい。そして、裏蓋11の内部には光拡散板16を支持する複数の支持突起18が形成されている。支持突起18間には複数のランプ19を有したバックライトユニット20が収納される。バックライトユニット20は支持突起18に沿って着脱され、支持突起18がバックライトユニット20の案内部の役割を兼ねている。ランプ19には、例えば冷陰極管(蛍光)ランプを用いることができる。
【0025】
図2に示すように、裏蓋11内部は支持突起18によって仕切られている。なお、図2では裏板11aと側面枠11bとを一体としている。支持突起18は断面が略三角形の桟の形状をしており、下側部に溝18aが形成されている。また裏蓋11の一側面にはバックライトユニット20を挿嵌する挿入口11cが開けられている。
【0026】
このように、支持突起18は裏蓋11に固定されているので、バックライトユニット20の脱着の際に光拡散板16と支持突起18が擦れる可能性が少なく、光拡散板16を傷つけるおそれがない。従って、均一な明るさの光を液晶表示器13へ供給することができる。
【0027】
図3に示すように、バックライトユニット20は断面が裏蓋11の挿入口11cと同形状であり、下側部に突条部20aが形成されている。この突条部20aはバックライトユニット20を裏蓋11に挿入する際に溝18aに挿嵌することによって、バックライトユニット20を裏蓋11に固定する。ランプ19の何れかが切れた場合、そのランプ19が収納されているバックライトユニット20毎引き出して交換すれば、容易に安全に交換することができる。更に、ユニットの数を多くして1ユニットに収納されるランプの数を少なくする程ランプの無駄がなく、交換コストは抑えられる。
【0028】
例えば、幅約900mmの裏蓋を用いた場合、1つのバックライトユニットの幅は150〜250mmとし、1ユニットにランプは6〜12本収納することができる。なお、1ユニットのランプの数はGNDが共通にできるため偶数本が好ましい。
【0029】
図3では、バックライトユニット20の突条部20aが形成されている面にテーパーを有した側壁20bが存在するが、この側壁は必ずしも必要ではない。側壁の内面は反射板の役割があるので、側壁を省略する場合は支持突起18を反射板として利用すればよい。
【0030】
また図4に示すような裏蓋30を用いることもできる。裏蓋30内部は支持突起31によって仕切られている。支持突起31は土台の上に截頭円錐が形成されたスペーサピンである。断面は図2の支持突起18と同形状をしている。支持突起31は図2の支持突起18と同軸上に設けられ、図4では各バックライトユニット間に2個設けられている。なお、支持突起31の個数に制限はない。また裏蓋30の一側面にはバックライトユニット20を挿入する挿入口30aが開けられている。
【0031】
なお、裏蓋11、30において、支持突起18、31は裏蓋11、30と一体成形してもよいし、ビスや接着剤で裏蓋11、30に固定してもよい。
【0032】
また、バックライトユニットは液晶表示装置の縦、横どちらの方向に引き出せるようにしてもよい。横長の液晶表示装置の場合は縦方向に引き出すように構成することによりランプ長を短くでき、ランプの破損のおそれが少なくなる。
【0033】
他の形状として、図5に示すバックライトユニット40に対しては、図6に示す裏蓋50を用いることができる。バックライトユニット40の概略構成は図3に示したバックライトユニット20と同様であるが、裏蓋50からの引き出し方向(図5の矢印A方向)に拡げた形状としている。即ち、バックライトユニット40の引き出し手前側の側壁40cの長さを奥側の側壁40dの長さよりも長くし、突条部40a及び突条部40aが形成されている面の側壁40bが、側壁40dから側壁40c方向へ拡がっている形状としている。
【0034】
これに対応して、裏蓋50は図6に示すように、内側面51と支持突起52とをバックライトユニット40の引き出し方向(図6の矢印A方向)に拡げた形状とする。なお、支持突起52の断面形状は図2に示した支持突起18と同形状とする。これにより、バックライトユニット40を裏蓋50に滑らかに挿入、又は引き出すことができるとともに、確実にバックライトユニット40を装着することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、各バックライトユニットは、裏蓋の側方から引き出し可能とすることにより、ランプの何れかが切れた場合、そのランプが収納されているバックライトユニット毎引き出して交換すれば、容易に安全に交換することができる。また、バックライトユニットが複数あるのでランプが切れたユニットだけを交換できコストを抑えることができる。更に、支持突起は裏蓋に固定されているので、バックライトユニットを引き出す際に液晶表示器を傷つけることがない。
【0036】
また本発明によれば、支持突起の下側部に溝を設け、バックライトユニットの下側部に該溝に挿嵌する突条部を設けることにより、裏蓋にバックライトユニットを容易に固定することができ、液晶表示器に均一な光を提供することができる。
【0037】
また本発明によれば、バックライトユニットは、支持突起と当接する部分をバックライトユニットの引き出し方向に拡げた形状とすることにより、バックライトユニットを裏蓋に滑らかに挿入、又は引き出すことができるとともに、確実にバックライトユニットを装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の側断面図である。
【図2】本発明の裏蓋の概略斜視図である。
【図3】本発明のバックライトユニットの斜視図である。
【図4】本発明の他の裏蓋の斜視図である。
【図5】本発明の他のバックライトユニットの平面図である。
【図6】図5のバックライトユニットを収納可能な裏蓋の平面図である。
【符号の説明】
10 液晶表示装置
11、30 裏蓋
13 液晶表示器
18、31、52 支持突起
18a 溝
19 ランプ
20、40 バックライトユニット
20a、40a 突条部
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックライトが直下方式の液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置のバックライトには直下方式やサイドライト方式等がある。ここで、大画面の液晶表示装置は主に直下方式が採用されている。直下方式バックライトは液晶ディスプレイ(以下、LCDと記す)パネルの真下に冷陰極管ランプを複数本並べて面光源化するものである。
【0003】
ところで、ランプは長期の使用により寿命が尽きてしまう。その際、ランプの交換が必要となるが、それにはランプの取り外しが可能となるまで本体を分解しなければならない。例えば、複数のランプを収納したバックライトとLCDパネルとを枠体などで一体形成している場合、まず枠体などを外してバックライトケースからLCDパネルを取り外し、更にバックライトケース自体もランプの取り外しが可能になるまで分解していた。これは非常に手間のかかる作業となる。
【0004】
そこで、バックライト全体を1ユニット化し、このバックライトユニットを液晶表示装置に着脱可能な構成にすることで、ランプの交換作業を容易にしたものが提案されている。例えば、特許文献1ではバックライトユニットを液晶表示装置の本体の挿入口から挿入することにより、スライドガイドに沿って表示ユニットの後方位置に配置されるバックライトユニットが提案されている。これにより、バックライトをユニット毎容易に交換できる。
【0005】
また、特許文献2にはバックライトが液晶表示パネルユニットに対し、コネクタホルダが取り付けされている端部方向に沿って引き出し可能に取り付けられる液晶表示装置が開示されている。これにより、バックライトを引き出してランプ交換することができる。
【0006】
ところで、LCDパネルが大型になるにつれてパネルの中央部の撓みが大きくなる。そこで、特許文献3のようにランプハウス内の底部にスペーサピンを配してパネルを支えている。
【0007】
【特許文献1】
特開平6−258643号公報
【0008】
【特許文献2】
特開平8−45327号公報
【0009】
【特許文献3】
特開平10−326517号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の特許文献1や特許文献2でランプ交換はユニット毎行うので容易であるが、1つのランプが切れた場合でも全部交換しなければならず、コストがかかる。
【0011】
更に、特許文献1や特許文献2の構成に特許文献3のスペーサピンを設けると、バックライトユニット脱着時にスペーサピンもバックライトユニットと一緒に動くため、スペーサピンが支えている光拡散板などに傷がつき、好ましくない。
【0012】
本発明は、上記の問題点に鑑み、ランプを容易に交換できコストを抑え、バックライトユニット脱着時に液晶表示器を傷つけない液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の液晶表示装置は、複数のランプを収納したバックライトユニットと、複数のバックライトユニットを収納する裏蓋と、バックライトユニットの前面に配設した液晶表示器と、バックライトユニット間に位置するように裏蓋に設けると共に、液晶表示器を支持する支持突起とを備え、各バックライトユニットは、支持突起に沿いながら裏蓋の側方から引き出し可能とすることを特徴とするものである。
【0014】
この構成によると、ランプの何れかが切れた場合、そのランプが収納されているバックライトユニット毎引き出して交換すれば、容易に安全に交換することができる。また、バックライトユニットが複数あるのでランプが切れたユニットだけを交換できコストを抑えることができる。更に、支持突起は裏蓋に固定されているので、バックライトユニットを引き出す際に液晶表示器を傷つけることがない。
【0015】
上記の液晶表示装置において、前記支持突起の下側部に溝を設け、前記バックライトユニットの下側部に前記溝に挿嵌する突条部を設けることができる。
【0016】
これにより、裏蓋にバックライトユニットを容易に固定することができ、液晶表示器に均一な光を提供することができる。
【0017】
上記の液晶表示装置において、前記支持突起はスペーサピン又は桟とすることができる。
【0018】
このように、支持突起はバックライトユニットを固定するとともに液晶表示器を支持できる形状であればよい。
【0019】
上記の液晶表示装置において、バックライトユニットは、支持突起と当接する部分をバックライトユニットの引き出し方向に拡げた形状としてもよい。
【0020】
これにより、バックライトユニットを裏蓋に滑らかに挿入、又は引き出すことができるとともに、確実にバックライトユニットを装着することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は液晶表示装置の側断面図であり、図2は裏蓋の概略斜視図、図3はバックライトユニットの斜視図、図4は他の裏蓋の斜視図、図5は他のバックライトユニットの平面図、図6は図5のバックライトユニットを収納可能な裏蓋の平面図である。
【0022】
図1に示すように、液晶表示装置10は直下方式のバックライトを採用している。液晶表示装置10は裏蓋11及びバックライトユニット20の前面に前面枠12が取り付けられて構成される。
【0023】
前面枠12は、複数のパネルやシートからなる液晶表示器13を支持している。液晶表示器13は、2枚の透明電極付きガラス基板14a、14bの間に液晶(不図示)を封入し、且つこれらガラス基板14a、14bの前背面に偏光板15a、15bを配置し、更に、板厚が2〜3mm程度でアクリルやポリカーボネート等の透光性樹脂からなる光拡散板16、及び光拡散板16の前面に集光性シート17等を積層したシート類を配置して構成される。
【0024】
また裏蓋11は、バックライトユニット20の底面を覆う裏板11aと、裏板11aの内側に形成された額縁状の側面枠11bとから構成される。なお、側面枠11bは裏蓋11と一体成形してもよい。そして、裏蓋11の内部には光拡散板16を支持する複数の支持突起18が形成されている。支持突起18間には複数のランプ19を有したバックライトユニット20が収納される。バックライトユニット20は支持突起18に沿って着脱され、支持突起18がバックライトユニット20の案内部の役割を兼ねている。ランプ19には、例えば冷陰極管(蛍光)ランプを用いることができる。
【0025】
図2に示すように、裏蓋11内部は支持突起18によって仕切られている。なお、図2では裏板11aと側面枠11bとを一体としている。支持突起18は断面が略三角形の桟の形状をしており、下側部に溝18aが形成されている。また裏蓋11の一側面にはバックライトユニット20を挿嵌する挿入口11cが開けられている。
【0026】
このように、支持突起18は裏蓋11に固定されているので、バックライトユニット20の脱着の際に光拡散板16と支持突起18が擦れる可能性が少なく、光拡散板16を傷つけるおそれがない。従って、均一な明るさの光を液晶表示器13へ供給することができる。
【0027】
図3に示すように、バックライトユニット20は断面が裏蓋11の挿入口11cと同形状であり、下側部に突条部20aが形成されている。この突条部20aはバックライトユニット20を裏蓋11に挿入する際に溝18aに挿嵌することによって、バックライトユニット20を裏蓋11に固定する。ランプ19の何れかが切れた場合、そのランプ19が収納されているバックライトユニット20毎引き出して交換すれば、容易に安全に交換することができる。更に、ユニットの数を多くして1ユニットに収納されるランプの数を少なくする程ランプの無駄がなく、交換コストは抑えられる。
【0028】
例えば、幅約900mmの裏蓋を用いた場合、1つのバックライトユニットの幅は150〜250mmとし、1ユニットにランプは6〜12本収納することができる。なお、1ユニットのランプの数はGNDが共通にできるため偶数本が好ましい。
【0029】
図3では、バックライトユニット20の突条部20aが形成されている面にテーパーを有した側壁20bが存在するが、この側壁は必ずしも必要ではない。側壁の内面は反射板の役割があるので、側壁を省略する場合は支持突起18を反射板として利用すればよい。
【0030】
また図4に示すような裏蓋30を用いることもできる。裏蓋30内部は支持突起31によって仕切られている。支持突起31は土台の上に截頭円錐が形成されたスペーサピンである。断面は図2の支持突起18と同形状をしている。支持突起31は図2の支持突起18と同軸上に設けられ、図4では各バックライトユニット間に2個設けられている。なお、支持突起31の個数に制限はない。また裏蓋30の一側面にはバックライトユニット20を挿入する挿入口30aが開けられている。
【0031】
なお、裏蓋11、30において、支持突起18、31は裏蓋11、30と一体成形してもよいし、ビスや接着剤で裏蓋11、30に固定してもよい。
【0032】
また、バックライトユニットは液晶表示装置の縦、横どちらの方向に引き出せるようにしてもよい。横長の液晶表示装置の場合は縦方向に引き出すように構成することによりランプ長を短くでき、ランプの破損のおそれが少なくなる。
【0033】
他の形状として、図5に示すバックライトユニット40に対しては、図6に示す裏蓋50を用いることができる。バックライトユニット40の概略構成は図3に示したバックライトユニット20と同様であるが、裏蓋50からの引き出し方向(図5の矢印A方向)に拡げた形状としている。即ち、バックライトユニット40の引き出し手前側の側壁40cの長さを奥側の側壁40dの長さよりも長くし、突条部40a及び突条部40aが形成されている面の側壁40bが、側壁40dから側壁40c方向へ拡がっている形状としている。
【0034】
これに対応して、裏蓋50は図6に示すように、内側面51と支持突起52とをバックライトユニット40の引き出し方向(図6の矢印A方向)に拡げた形状とする。なお、支持突起52の断面形状は図2に示した支持突起18と同形状とする。これにより、バックライトユニット40を裏蓋50に滑らかに挿入、又は引き出すことができるとともに、確実にバックライトユニット40を装着することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、各バックライトユニットは、裏蓋の側方から引き出し可能とすることにより、ランプの何れかが切れた場合、そのランプが収納されているバックライトユニット毎引き出して交換すれば、容易に安全に交換することができる。また、バックライトユニットが複数あるのでランプが切れたユニットだけを交換できコストを抑えることができる。更に、支持突起は裏蓋に固定されているので、バックライトユニットを引き出す際に液晶表示器を傷つけることがない。
【0036】
また本発明によれば、支持突起の下側部に溝を設け、バックライトユニットの下側部に該溝に挿嵌する突条部を設けることにより、裏蓋にバックライトユニットを容易に固定することができ、液晶表示器に均一な光を提供することができる。
【0037】
また本発明によれば、バックライトユニットは、支持突起と当接する部分をバックライトユニットの引き出し方向に拡げた形状とすることにより、バックライトユニットを裏蓋に滑らかに挿入、又は引き出すことができるとともに、確実にバックライトユニットを装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の側断面図である。
【図2】本発明の裏蓋の概略斜視図である。
【図3】本発明のバックライトユニットの斜視図である。
【図4】本発明の他の裏蓋の斜視図である。
【図5】本発明の他のバックライトユニットの平面図である。
【図6】図5のバックライトユニットを収納可能な裏蓋の平面図である。
【符号の説明】
10 液晶表示装置
11、30 裏蓋
13 液晶表示器
18、31、52 支持突起
18a 溝
19 ランプ
20、40 バックライトユニット
20a、40a 突条部
Claims (4)
- 複数のランプを収納したバックライトユニットと、複数の該バックライトユニットを収納する裏蓋と、前記バックライトユニットの前面に配設した液晶表示器と、前記バックライトユニット間に位置するように前記裏蓋に設けると共に、前記液晶表示器を支持する支持突起とを備え、前記各バックライトユニットは、前記支持突起に沿いながら前記裏蓋の側方から引き出し可能とすることを特徴とする液晶表示装置。
- 前記支持突起の下側部に溝を設け、前記バックライトユニットの下側部に前記溝に挿嵌する突条部を設けることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
- 前記支持突起はスペーサピン又は桟であることを特徴とする請求項1又は2記載の液晶表示装置。
- 前記バックライトユニットは、前記支持突起と当接する部分をバックライトユニットの引き出し方向に拡げた形状とすることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の液晶表示装置。
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