【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手提げ袋の上部開口の一部に架け渡して留めることにより手提げ袋の中に収容された荷物を飛び出し難くすることができる手提げ袋用シール部材に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば駅や空港で購入した土産や、デパートで購入した商品等は手提げ袋に収容して持ち運ぶ。ところが、その手提げ袋を電車の荷物棚や車に、横倒しの状態にして置くと、振動等によって手提げ袋の開口から中の荷物が飛び出して散乱したり、棚から落ちてしまうという問題がある。
【０００３】
このような問題を解決するためには、手提げ袋の開口を閉じて糊やホッチキスで留めてしまうことも考えられるが、見栄えがよいものではない。また、手提げ袋の開口側縁部間に粘着テープ等を掛け渡すことによって、開口を閉じることも考えられるが、一般の粘着テープは一度貼り付けると簡単に剥がせないため、手提げ袋の中に荷物を追加したい場合に不便であり、場合によっては無理に剥がそうとして手提げ袋を破ってしまうことがある。また、一旦剥がした粘着テープを再度貼り付けて開口を閉じようとしても、粘着機能が失われて使用できない場合もある。さらに、その手提げ袋を後に再利用したい場合でも、表面が粘着剤層により剥がされて見栄えが悪くなり、利用できなくなる場合がある。
【０００４】
また、例えば手提げ袋に大きな商品を収容した場合には、手提げ袋の開口をぴったり閉じることができないから、粘着テープは商品にも接するように架け渡される。すると、テープの粘着面が手提げ袋の中の商品の表面に貼り付いてしまい、これを剥がそうとすると商品の包装紙が破れてしまうことがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、手提げ袋を横の状態で置いた場合でも手提げ袋の中の荷物を飛び出し難くすることができ、かつ使い勝手のよい手提げ袋用のシール部材を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項１の発明は、手提げ袋の上部開口の両開口側縁部間に架け渡される帯状の手提げ袋用シール部材であって、前記上部開口の両開口側縁部間に架け渡し可能な長さを有するテープ本体と、そのテープ本体の両端部に設けられ常時は剥離可能な剥離層に覆われ、この剥離層を剥離することにより前記手提げ袋の開口側縁部に粘着かつ剥離可能な粘着剤層と、前記テープ本体のうち前記両粘着剤層間に位置して設けられた非粘着面とを備えてなるところに特徴を有する。
【０００７】
また、請求項２の発明は、請求項１に記載の手提げ袋用シール部材であって、前記非粘着面と前記粘着剤層との境界部分を折り曲げて前記粘着剤層を前記非粘着面に重ねた形態とすることで、前記非粘着面と前記剥離層とが兼用されているところに特徴を有する。
【０００８】
請求項３の発明は、請求項２に記載の手提げ袋用シール部材であって、前記テープ本体の長さ方向の中央で、前記非粘着面に重ねた粘着剤層を内側として折り曲げられているところに特徴を有する。
【０００９】
請求項４の発明は、請求項１ないし請求項３のいずれかに記載の手提げ袋用シール部材であって、前記テープ本体にはその全体に前記粘着剤層が形成され、前記非粘着面は、一方の面に前記粘着剤層が剥離可能である剥離層を有すると共に他方の面に前記粘着剤層が粘着する粘着可能面を有する剥離紙を、前記粘着可能面が前記テープ本体の中央部の粘着剤層に重ねて前記剥離層が表側になるように貼り付けて構成されているところに特徴を有する。
【００１０】
【発明の作用および効果】
上記請求項１の発明によれば、テープ本体を手提げ袋の上部開口の両開口側縁部間に架け渡して、両端部に設けられた粘着剤層をその開口側縁部に貼り付けるという簡単な作業により、手提げ袋の上部開口の一部をテープ本体で塞いだ状態とするとともに開口全体を開き難くすることができるから、手提げ袋を横の状態で置いた場合でも中の荷物を飛び出し難くすることができる。
また、テープ本体の両端部の粘着剤層間には非粘着面が設けられているから、手提げ袋の開口が開いた状態のままで本発明のシール部材を使用する場合でも、袋の開口に対向するテープ本体の露出面が中の荷物に貼り付いてしまうことがない。さらに、粘着剤層は剥離可能であるから、必要に応じてテープ本体を手提げ袋から簡単に剥がすことができ、手提げ袋の表面を見苦しく剥がしたり破ってしまうことがない。
【００１１】
また請求項２の発明によれば、テープ本体の非粘着面が粘着剤層を覆うための剥離層を兼ねる構成とされているので、別体の剥離層（剥離紙）が不要となり、ごみが出なくて環境によい。
【００１２】
請求項３の発明によれば、全体がコンパクトになるばかりか、使用者がテープ本体のどの部分が中央であるかが一目で分かり、テープ本体を手提げ袋の上部開口に架け渡す際の目安とすることができる。さらに、テープ本体のどちらの面を手提げ袋の上部開口に対向させて架け渡せばよいかが分かり易い。
【００１３】
また、請求項４の発明のように、テープ本体の非粘着面を構成する部分にも粘着剤層を設け、その粘着剤層に剥離層が表側になるように剥離紙を重ね合わせることにより非粘着面を形成する構成としてもよく、そのようにした場合にはテープ本体の非粘着面を構成する部分の強度が増す。
【００１４】
【発明の実施の形態】
＜第１実施形態＞
以下、本発明を具体化した本発明の第１実施形態について図１ないし図７を参照して説明する。
図１は本実施形態の手提げ袋用シール部材１０の斜視図、図２（Ａ）はその断面図を表している。手提げ袋用シール部材１０は、例えば長さ２４０ｍｍ、幅６０ｍｍの帯状の紙からなるテープ本体１１と、このテープ本体１１の長さ方向の両端部の一面側に設けられた、各長さが４０ｍｍの粘着剤層１２，１２とから構成されている。テープ本体１１の両粘着剤層１２，１２間は、非粘着面１３とされている。
【００１５】
テープ本体１１は、図２に示すように、粘着剤層１２と非粘着面１３との境界部分において粘着剤層１２側が内側となるように折り返されており、粘着剤層１２と非粘着面１３とが重ね合わされた形態とされている。なお、非粘着面１３の粘着剤層１２が重ね合わされる面側には予めポリエチレンフィルムの剥離層１８が加熱ラミネートされており、粘着剤層１２と非粘着面１３とは剥離可能とされている。また、粘着剤層１２は、剥離層１８から剥離させて一旦紙等に粘着させた後も再剥離可能な構成とされている。さらに、テープ本体１１の長さ方向の中央には、図１に示すように、粘着剤層１２が重ね合わされている面が内側となる方向の折り目１４が、幅方向にわたって予め形成されている。
【００１６】
上述したような本実施形態の手提げ袋用シール部材１０を使用する際には、まず図３および図４に示すように、テープ本体１１に形成された折り目１４に沿って、テープ本体１１を粘着剤層１２が重ね合わされている面が内側となる方向に折り曲げる。そして、その折り目１４の内側が手提げ袋３０の開口３１と対向する向きにして、テープ本体１１を開口３１の両側縁部間に架け渡す。この時、折り目１４を目安として、テープ本体１１のおおよその配置を決定するとよい。そして、図５および図６に示すように、粘着剤層１２を非粘着面１３から引き剥がしてテープ本体１１の両端部の粘着剤層１２を露出させ、図７に示すように、露出された粘着剤層１２を手提げ袋３０の側面に貼り付けて、手提げ袋３０の開口３１の一部をテープ本体１１によって開かないように留めた状態とする。この時、テープ本体１１の両端部をなるべく手提げ袋３０の底面側（図７の下方側）に引っ張りながら貼り付けると、開口３１がより開き難くなる。
【００１７】
このように、本実施形態の手提げ袋用シール部材１０によれば、手提げ袋３０の開口３１の一部をその開き具合に合わせて簡単に閉じて、中の荷物が飛び出してしまうことを防止することができる。また、テープ本体１１の両端部の粘着剤層１２，１２間には非粘着面１３が設けられているから、図７のように手提げ袋３０から荷物が飛び出して袋３０の開口３１が開いた状態のままシール部材１０を使用する場合でも、テープ本体１１が中の荷物に貼り付いてしまうことがない。さらに、上述したように粘着剤層１２は再剥離可能とされているから、荷物が増えた場合等にはシール部材１０を一旦剥離して手提げ袋３０の中に追加の荷物を入れ、再び貼り付けることができる。また、手提げ袋３０の表面を見苦しく剥がしたり破ってしまうこともないから、手提げ袋３０を再利用することができる。
【００１８】
また、本実施形態では、テープ本体１１の非粘着面１３が粘着剤層１２を覆うための剥離紙を兼ねる構成とされているので、別体の剥離紙が不要であり、ごみが出なくて環境によい。
【００１９】
＜第２実施形態＞
図８は本発明の第２実施形態の手提げ袋用テープ部材２０の断面図である。以下、上記実施形態と重複する部分は説明を省略する。
本実施形態の手提げ袋用テープ部材２０は、テープ本体２１全体が例えば紙２７と、粘着剤層２２と、一方の面に粘着剤層２２が剥離可能な剥離層２８を有するとともに他方の面は粘着剤層２２が粘着可能とされた剥離紙２６とからなる３層構造のシートによって構成したところが、上記第１実施形態のテープ部材１０とは異なる。なお、図８（Ｅ）がこのテープ部材２０の完成形態を示しており、以下その製造方法について説明する。
【００２０】
まず、図８（Ａ）に示すように、紙２７と粘着剤層２２とを積層させ、さらに粘着剤層２２に、剥離層２８が粘着剤層２２と対向するようにして剥離紙２６を積層させる。次に、図８（Ｂ）に示すように、テープ部材２１の非粘着面２３を構成する部分（中央部分）の剥離紙２６を粘着剤層２２から引き剥がし、表裏を反転させて、再び粘着剤層２２に積層させる。これにより、図８（Ｃ）に示すように、非粘着面２３を構成する部分（中央部分）の剥離紙２６が粘着剤層２２から剥離不可となるとともに、剥離層２８がテープ部材２１の表面側に露出した形態となる。
【００２１】
次に、図８（Ｄ）に示すように、テープ部材２１の両端部の剥離紙２６を引き剥がし、粘着剤層２２を露出させる。そして、粘着剤層２２と非粘着面２３との境界部分でテープ部材２１を折り返して粘着剤層２２と非粘着面２３とを重ね合わせることにより、本実施形態の手提げ袋用テープ部材２０が完成する（図８（Ｅ））。
【００２２】
このような本実施形態の手提げ袋用テープ部材２０は、上記実施形態と同様の作用効果に加え、テープ部材２１の非粘着面２３を構成する部分（中央部分）が３層構造とされているので、上記実施形態のテープ部材１０と比較して強度が増すという作用効果を奏する。
【００２３】
＜他の実施形態＞
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【００２４】
（１）上記第１実施形態では、テープ本体１１に予め折り目１４を形成しておく構成としたが、折り目は必ずしも必要ではない。また、使用前にテープ本体１１を折り曲げる作業も、必要に応じて行えばよい。
【００２５】
（２）上記実施形態では、粘着剤層の合計長さをテープ本体全体の長さの１／４と短く形成したが、例えば図９に示すように、テープ本体全体に折り重ねられる長さ（テープ本体の長さの１／２）としてもよい。
【００２６】
（３）上記実施形態では、テープ本体全体を連続した一枚の紙あるいはシートで構成したが、これに限らず、例えば図１０および図１１に示すように、粘着剤層が設けられる部分（両端部）を非粘着面を構成する部分（中央部分）とは別部材によって構成し、例えばセロハンテープ等の連結部材１５で連結するようにしてもよい。また、テープ等に限らず、熱で融着させたり強粘接着剤で連結させる構成としてもよい。
【００２７】
（４）上記実施形態では、粘着剤層をテープ本体の非粘着面に剥離可能に折り重ねておく構成としたが、粘着剤層を別体の剥離紙で覆う構成としてもよい。例えば、上記第２実施形態では、図８（Ｅ）をシール部材２０の完成形態としたが、例えば図８（Ａ）や図８（Ｃ）の状態を完成形態とし、製品として出荷してもよい。
【００２８】
（５）テープ本体の材質は紙に限らず、ポリプロピレンやポリエチレン等のフィルム類、その他を使用することができる。
【００２９】
（６）テープ本体の露出面側に広告等を印刷して使用してもよい（図１および図７参照）。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１実施形態の手提げ袋用シール部材の斜視図
【図２】同じく断面図
【図３】同じく折り曲げた場合の斜視図
【図４】同じく側面図
【図５】同じく粘着剤層を露出させた場合の斜視図
【図６】同じく側面図
【図７】同じく使用例を示す斜視図
【図８】本発明の第２実施形態の手提げ袋用シール部材の断面図
【図９】本発明の他の実施形態の手提げ袋用シール部材の断面図
【図１０】同じく他の実施形態の手提げ袋用シール部材の断面図
【図１１】同じく他の実施形態の手提げ袋用シール部材の断面図
【符号の説明】
１０，２０…手提げ袋用シール部材
１１，２１…テープ本体
１２，２２…粘着剤層
１３，２３…非粘着面
１４…折り目
１７，２７…紙
１８，２８…剥離層
２６…剥離紙[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a seal member for a handbag, which can prevent a baggage contained in the handbag from jumping out by hanging over a part of an upper opening of the handbag.
[0002]
[Prior art]
For example, souvenirs purchased at train stations and airports, products purchased at department stores, etc. are carried in handbags. However, if the bag is placed on a luggage rack of a train or a car in a lying state, there is a problem that the baggage in the bag may be scattered out of the opening of the bag due to vibrations or fall off the shelf.
[0003]
In order to solve such a problem, it is conceivable to close the opening of the shopping bag and fasten it with glue or a stapler, but it does not have good appearance. In addition, it is conceivable to close the opening by putting adhesive tape etc. between the opening side edges of the carrying bag, but since ordinary adhesive tape can not be easily peeled off once pasted, the luggage should be put in the carrying bag. It is inconvenient when you want to add, and in some cases, you may try to peel it off and break the carrying bag. Further, even if the adhesive tape once peeled off is reattached to close the opening, the adhesive function may be lost and the tape cannot be used. Furthermore, even if the user wants to reuse the bag later, the surface may be peeled off by the adhesive layer and the appearance may deteriorate, and the bag may not be usable.
[0004]
Further, for example, when a large product is stored in the shopping bag, the opening of the shopping bag cannot be closed exactly, so that the adhesive tape is stretched so as to be in contact with the product. Then, the adhesive surface of the tape is stuck to the surface of the product in the carrying bag, and if this is to be removed, the wrapping paper of the product may be torn.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a seal member for a handbag that can make it difficult for the baggage in the handbag to pop out even when the handbag is placed in a horizontal state, and that is easy to use. It is intended for that purpose.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 for solving the above-mentioned problem is a band-shaped handbag sealing member bridged between both side edges of the upper opening of the handbag, wherein the sealing member for the side opening between the both sides of the upper opening is provided. A tape main body having a length that can be bridged, and is provided at both ends of the tape main body and is always covered with a peelable release layer, and is adhered to the opening side edge of the handbag by peeling this release layer. It is characterized in that it comprises a peelable pressure-sensitive adhesive layer and a non-adhesive surface provided between the pressure-sensitive adhesive layers of the tape body.
[0007]
The invention according to claim 2 is the seal member for a carrying bag according to claim 1, wherein a boundary portion between the non-adhesive surface and the adhesive layer is bent to overlap the adhesive layer on the non-adhesive surface. The feature is that the non-adhesive surface and the release layer are also used.
[0008]
The invention according to claim 3 is the seal member for a handbag according to claim 2, wherein the tape body is bent at the center in the length direction of the tape body with the adhesive layer superimposed on the non-adhesive surface being inside. It has features.
[0009]
The invention of Claim 4 is the seal member for a carrying bag according to any one of Claims 1 to 3, wherein the adhesive layer is formed on the entire tape body, and the non-adhesive surface is A release paper having a release layer in which the pressure-sensitive adhesive layer is peelable on one surface and a release paper having a pressure-sensitive adhesive surface on which the pressure-sensitive adhesive layer is adhered to the other surface, wherein the pressure-sensitive adhesive surface is a central portion of the tape body. The present invention is characterized in that it is configured such that the release layer is attached to the pressure-sensitive adhesive layer so that the release layer faces the front side.
[0010]
Function and Effect of the Invention
According to the first aspect of the present invention, the tape body is stretched between both side edges of the upper opening of the carrying bag, and the adhesive layers provided at both ends are attached to the opening side edges. The work allows the upper opening of the handbag to be partially closed with the tape body and makes it difficult to open the entire opening, so that even if the handbag is placed horizontally, it is difficult for the baggage inside to jump out. it can.
Further, since the non-adhesive surface is provided between the adhesive layers at both ends of the tape body, even when the seal member of the present invention is used with the opening of the handbag open, it faces the opening of the bag. The exposed surface of the tape body does not stick to the baggage inside. Further, since the pressure-sensitive adhesive layer can be peeled off, the tape body can be easily peeled off from the carrying bag as needed, and the surface of the carrying bag is not unnecessarily peeled or broken.
[0011]
According to the second aspect of the present invention, since the non-adhesive surface of the tape body also serves as a release layer for covering the pressure-sensitive adhesive layer, a separate release layer (release paper) is not required, and dust is eliminated. Good for the environment without leaving.
[0012]
According to the third aspect of the invention, not only is the whole compact, but also the user can see at a glance which part of the tape body is the center, and use this as a guide when the tape body is passed over the upper opening of the handbag. be able to. Further, it is easy to understand which side of the tape body should be bridged facing the upper opening of the carrying bag.
[0013]
Further, as in the invention of claim 4, an adhesive layer is also provided on a portion constituting the non-adhesive surface of the tape body, and a release paper is superposed on the adhesive layer such that the release layer is on the front side. A configuration may be adopted in which an adhesive surface is formed, and in such a case, the strength of a portion constituting the non-adhesive surface of the tape body is increased.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
<First embodiment>
Hereinafter, a first embodiment of the present invention, which embodies the present invention, will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a perspective view of a bag carrying seal member 10 of the present embodiment, and FIG. 2A is a sectional view thereof. The seal member 10 for a handbag has, for example, a tape body 11 made of a band-shaped paper having a length of 240 mm and a width of 60 mm, and a tape body 11 having a length of 40 mm provided on one surface of both ends in the length direction of the tape body 11. And an adhesive layer 12. A non-adhesive surface 13 is formed between the two adhesive layers 12 of the tape body 11.
[0015]
As shown in FIG. 2, the tape body 11 is folded back so that the adhesive layer 12 side is inside at the boundary between the adhesive layer 12 and the non-adhesive surface 13, and the adhesive layer 12 and the non-adhesive surface 13 Are superimposed. In addition, a release layer 18 of a polyethylene film is previously heat-laminated on the non-adhesive surface 13 on the surface on which the adhesive layer 12 is superimposed, so that the adhesive layer 12 and the non-adhesive surface 13 can be separated. . Further, the pressure-sensitive adhesive layer 12 is configured to be removable from the release layer 18 even after it is once adhered to paper or the like. Further, at the center in the length direction of the tape body 11, as shown in FIG. 1, a fold line 14 in which the surface on which the pressure-sensitive adhesive layer 12 is superimposed is inside is formed in advance in the width direction.
[0016]
When using the handbag sealing member 10 of the present embodiment as described above, first, as shown in FIGS. 3 and 4, the tape body 11 is adhered along the fold line 14 formed on the tape body 11 with an adhesive. The layer 12 is folded in a direction in which the surface on which the layer 12 is superimposed is inside. Then, the tape body 11 is bridged between both side edges of the opening 31 with the inside of the fold 14 facing the opening 31 of the handbag 30. At this time, the approximate arrangement of the tape body 11 may be determined using the fold 14 as a guide. Then, as shown in FIGS. 5 and 6, the pressure-sensitive adhesive layer 12 was peeled off from the non-adhesive surface 13 to expose the pressure-sensitive adhesive layers 12 at both ends of the tape main body 11, and as shown in FIG. The adhesive layer 12 is attached to the side surface of the bag 30 so that a part of the opening 31 of the bag 30 is not opened by the tape body 11. At this time, if the tape body 11 is attached while being pulled on the bottom side (the lower side in FIG. 7) of the handbag 30 as much as possible, the opening 31 becomes more difficult to open.
[0017]
As described above, according to the bag carrying seal member 10 of the present embodiment, it is possible to easily close a part of the opening 31 of the carrying bag 30 in accordance with the degree of opening to prevent the baggage inside from jumping out. it can. In addition, since the non-adhesive surface 13 is provided between the adhesive layers 12 at both ends of the tape main body 11, the baggage jumps out of the handbag 30 as shown in FIG. Even when the sealing member 10 is used as it is, the tape body 11 does not stick to the baggage inside. Further, as described above, since the pressure-sensitive adhesive layer 12 can be re-peeled, when the luggage increases, the seal member 10 is peeled off once, an additional luggage is put in the handbag 30, and then attached again. be able to. Further, since the surface of the handbag 30 is not unnecessarily peeled or broken, the handbag 30 can be reused.
[0018]
Further, in the present embodiment, since the non-adhesive surface 13 of the tape main body 11 is configured to also serve as a release paper for covering the adhesive layer 12, a separate release paper is unnecessary, and no dust is generated. Good for the environment.
[0019]
<Second embodiment>
FIG. 8 is a cross-sectional view of the tape bag 20 for a carrier bag according to the second embodiment of the present invention. Hereinafter, description of the same parts as those of the above embodiment will be omitted.
The tape member 20 for a carrying bag according to the present embodiment is such that the entire tape body 21 has, for example, a paper 27, an adhesive layer 22, a release layer 28 from which the adhesive layer 22 can be peeled off on one surface, and the other surface has an adhesive layer. The tape member 10 of the first embodiment is different from the tape member 10 of the first embodiment in that the agent layer 22 is constituted by a sheet having a three-layer structure including a release paper 26 capable of being adhered. FIG. 8E shows a completed form of the tape member 20, and a manufacturing method thereof will be described below.
[0020]
First, as shown in FIG. 8A, a paper 27 and an adhesive layer 22 are laminated, and a release paper 26 is further laminated on the adhesive layer 22 such that a release layer 28 faces the adhesive layer 22. Let it. Next, as shown in FIG. 8 (B), the release paper 26 at the portion (center portion) constituting the non-adhesive surface 23 of the tape member 21 is peeled off from the adhesive layer 22, the front and back are turned over, and the adhesive is again applied. It is laminated on the agent layer 22. As a result, as shown in FIG. 8C, the release paper 26 at the portion (the central portion) constituting the non-adhesive surface 23 cannot be peeled off from the adhesive layer 22, and the release layer 28 has the surface of the tape member 21. It becomes a form exposed to the side.
[0021]
Next, as shown in FIG. 8D, the release papers 26 at both ends of the tape member 21 are peeled off to expose the adhesive layer 22. Then, the tape member 21 is folded back at the boundary between the adhesive layer 22 and the non-adhesive surface 23 and the adhesive layer 22 and the non-adhesive surface 23 are overlapped to complete the tape member 20 for a carrier bag of the present embodiment. (FIG. 8E).
[0022]
The tape member 20 for a handbag according to the present embodiment has the same function and effect as the above-described embodiment, and furthermore, the non-adhesive surface 23 of the tape member 21 (central portion) has a three-layer structure. This has the effect of increasing the strength as compared with the tape member 10 of the above embodiment.
[0023]
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention, and furthermore, besides the following, within the scope not departing from the gist. Can be implemented with various modifications.
[0024]
(1) In the first embodiment, the folds 14 are formed in the tape body 11 in advance, but the folds are not necessarily required. Also, the operation of bending the tape body 11 before use may be performed as needed.
[0025]
(2) In the above embodiment, the total length of the pressure-sensitive adhesive layer was formed as short as 短 く of the entire length of the tape main body. However, as shown in FIG. 9, for example, as shown in FIG. The length may be 本体 of the length of the tape body.
[0026]
(3) In the above embodiment, the entire tape body is formed of a continuous sheet of paper or sheet. However, the present invention is not limited to this. For example, as shown in FIG. 10 and FIG. Portion) may be formed of a member different from the portion (central portion) constituting the non-adhesive surface, and may be connected by a connecting member 15 such as a cellophane tape. Further, the structure is not limited to a tape or the like, and may be configured to be fused by heat or connected by a strong adhesive.
[0027]
(4) In the above embodiment, the configuration is such that the pressure-sensitive adhesive layer is releasably folded on the non-adhesive surface of the tape body. However, the pressure-sensitive adhesive layer may be covered with a separate release paper. For example, in the above-described second embodiment, FIG. 8E shows the completed state of the seal member 20. However, for example, the state shown in FIG. 8A or FIG. Good.
[0028]
(5) The material of the tape body is not limited to paper, but films such as polypropylene and polyethylene, and others can be used.
[0029]
(6) An advertisement or the like may be printed on the exposed surface side of the tape body and used (see FIGS. 1 and 7).
[Brief description of the drawings]
1 is a perspective view of a seal member for a carrying bag according to a first embodiment of the present invention; FIG. 2 is a sectional view of the same; FIG. 3 is a perspective view of the same when folded; FIG. 4 is a side view of the same; FIG. FIG. 6 is a side view showing the same when the agent layer is exposed. FIG. 7 is a perspective view showing the same example of use. FIG. FIG. 10 is a cross-sectional view of a handbag sealing member according to another embodiment of the present invention. FIG. 10 is a cross-sectional view of a handbag sealing member according to another embodiment. FIG. 11 is a cross-sectional view of a handbag sealing member according to another embodiment. [Explanation of symbols]
10, 20 ... handbag sealing member 11, 21 ... tape body 12, 22 ... adhesive layer 13, 23 ... non-adhesive surface 14 ... fold 17, 27 ... paper 18, 28 ... release layer 26 ... release paper
