【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置であるラップトップ型やノートブック型などの携帯型パーソルコンピュータに係り、詳しくはディスプレイ等の画面を有する表示部を備えた携帯型パーソルコンピュータに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
コンピュータの中には、ノートブック型パーソナルコンピュータ（以下ノート型パソコンという）で代表されるように、操作面に画像処理用の多数の操作キーを備えたキーボードケースに対してパネル式の表示手段を取付けたものがある。すなわち、ノート型パソコンにあっては、キーボードケースに対して蓋部材が開閉自在に取付けられて、この蓋部材の内面にパネル式の表示手段が一体化されており、蓋部材を開くことにより、表示手段が操作キー側を向いた起立位置となる。操作者は、起立位置にある表示手段に表示される画像を確認しつつ、画像が所望のものとなるように操作キーを操作することになる。
【０００３】
ところで、このノート型パソコンにおいて、従来、表示部は横長の画面を有していた。したかって、インターネットのホームページや他のアプリケーションソフトウェアは、この横長の画面を想定して表示されるように作成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
パソコンは、インターネットのホームページなどの閲覧の他にビジネス書類の作成や閲覧に使用される。しかし、ビジネス書類の多くは縦長であり、この縦長のビジネス書類は、ノート型パソコンの画面が横長なので書類の１ページが画面から欠けて一度に表示することができなかった。したがって、画面を上下にスクロールさせて１ページを見ていた。
【０００５】
原稿の校正をする時は、ページの始めの部分と終わりの部分の内容が整合性が有るか否かを比較しながら行うため、従来の横長の画面では頻繁に画面の上下のスクロールが必要になり不便であった。また、集計表のような書類は、書類の上の部分に項目が記載され、その結果が書類の下の部分に記載される。項目と結果を対比しながら見るためには、従来の横長の画面では頻繁に画面の上下のスクロールが必要になり不便であった。
【０００６】
上のような問題を解決するために、通常横長の画面を縦長にできるようにして、状況に応じて使い分けができるようにしたノート型パソコンが考案されている。
【０００７】
しかし、パソコンを使用する場合は、縦長の画面に適したアプリケーションと横長の画面に適したアプリケーションを混在して使用することが多く、そのつど画面を縦にしたり横にしたりするのは不便であった。更に、書類を作成する場合、他の書類を参照しながら作成することが多いが、一つの画面だけでは、書類が重なってしまうので、書類の切り替えを頻繁に行わなければならず不便であった。
【０００８】
ところで、テレビ会議の端末装置にノート型パソコンを使用する例が多くなったが、テレビ会議では、会議の資料と相手の顔を同時に表示することができれば、会議の進行がスムーズになる。しかし、従来のノート型パソコンでは、会議の資料と相手の顔を同時に表示すると十分な大きさの表示が難しかった。十分な大きさの表示を確保するためには、資料と相手の顔を切り替えて表示する必要があり不便であった。
【０００９】
本発明は前述した事情に鑑みてなされたものであり、画面を縦長にしたり、横長にしたりすることがなく、また、書類を画面いっぱいに表示しながらも書類が重ならないようにすることができる新規なノート型パソコンを提供するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明における画像表示装置にあっては、その第１の解決手法として次のようにしてある。すなわち、特許請求の範囲における請求項１に記載のように、ノート型パソコンにおいて、操作面に多数の操作キーを備えたキーボードケースに取付けられ、起立したパネル式の第１表示手段と、前記キーボードケースのうち前記操作面に設けられ、前記第１表示手段よりも小さい表示面積とされたパネル式の第２表示手段と、を備えていることを特徴とするものである。
【００１１】
前記目的を達成するため、本発明における画像表示装置にあっては、その第２の解決手法として次のようにしてある。すなわち、特許請求の範囲における請求項２に記載のように、請求項１記載のノート型パソコンにおいて、前記第１表示手段が縦長の画面で、前記第２表示手段が横長の画面であることを特徴とするものである。
【００１２】
前記目的を達成するため、本発明における画像表示の制御方法にあっては、その解決手法として次のようにしてある。すなわち、特許請求の範囲における請求項３に記載のように、請求項１および２記載のノート型パソコンにおいて、表示手段を画像表示させる状態と画像表示させない状態を切り換えるためのスイッチ手段と、該スイッチ手段の切換操作に応じて、画像表示させる状態と画像表示させない状態を切り換える表示制御手段と、を有することを特徴とするものである。
【００１３】
前記目的を達成するため、本発明における画像表示の制御方法にあっては、その解決手法として次のようにしてある。すなわち、特許請求の範囲における請求項４に記載のように、請求項１、２および３記載のノート型パソコンにおいて、前記第１表示手段の表示内容と前記第２表示手段の表示内容が異なることが可能であることを特徴とする。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
【００１５】
図１は、本実施例を示すもので、第１表示手段が起立位置にあるときのノート型パソコンの全体斜視図である。このノート型パソコン１は、既知のように、キーボードケース５と、蓋部材（蓋ケース）２とを有する。キーボードケース５の上面となる広い面積を有する操作面７には、多数の操作キー６が配設されている。この操作キー６は、文字入力用キーや各種機能キーであって、縦、横にほぼ規則正しく行列形式でもって配設されている。そして、このような多数の操作キー６は、全体として、キーボードケース５の極力手前側に位置するように設定されている。蓋部材２には、その内面側において、第１表示手段（表示画面）３が一体化されている。第１表示手段３は、例えば液晶式やプラズマ式等のパネル式とされて、ノート型パソコンにおいて一般的に使用されているものである。第１表示手段２は、縦長の形状として、ビジネス書類を作成したり閲覧したりするのに適したものとする。
【００１６】
キーボードケース５の操作面７には、多数の操作キー６よりも奥側つまりキーボードケース５後縁部に近い側において、第２表示手段（表示画面）４が配設されている。この第２表示手段４も、液晶式やプラズマ式等のパネル式とされている。第２表示手段４は、横長の形状として、ＷＷＷのホームページや従来の横長の画面で利用し易いように作成されたアプリケーションソフトウェアを利用するのに適したものとした。第１表示手段３と第２表示手段４は、別々な画像を表示することができる。
【００１７】
第１表示手段３と第２表示手段４との表示（ＯＮ）、非表示（ＯＦＦ）とを個々独立して切換えるために、例えば図２に示すような制御回路が構成される。この図２に示す制御回路において、１１は第１表示手段３の表示ドライバ、１２は第２表示手段４の表示ドライバ、１３は両表示ドライバ１１、１２に画像表示の信号を出力する表示制御ブロックである。表示制御ブロック１３は、コンピュータの主制御部（ＰＣブロック）１４からの画像表示命令信号に基づいて、各表示ドライバ１１、１２の駆動を制御する。主制御部１４は、操作キー６の操作に基づいてどのような画像表示を提供するかの演算を行う。
【００１８】
図２中、１５は第１表示手段３と第２表示手段４用の電源供給ブロックであり、この電源供給ブロック１５からの電源が、リレースイッチ１６を介して第１表示手段３および表示ドライバ１１に供給され、リレースイッチ１７を介して第２表示手段４およびその表示ドライバ１２に供給される。この各リレースイッチ１６、１７は、表示用電源制御部（ＣＰＵ）１８によってその開閉（ＯＮ、ＯＦＦ）が制御される。
【００１９】
上記表示用電源制御部１８には、キー操作者によってマニュアル操作される第１スイッチ２０、および第２スイッチ２１（図１参照）からのＯＮ、ＯＦＦ信号が入力される。第１スイッチ２０および第２スイッチ２１は、例えば図１に示すように、キーボードケース１の操作面７のうち操作キー６の近傍に専用のスイッチとして設けられている。ただし、この第１スイッチ２０および第２スイッチ２１は、独立したスイッチとして構成することなく、例えば多数の操作キー６のうち所定の複数の操作キー６を同時操作することによってそのＯＮ、ＯＦＦを切換えるいわゆるソフトキーとして構成することもできる。
【００２０】
表示用電源制御部１８の制御内容について、以下に分説する。
（１）第１スイッチ２０がＯＮで、第２スイッチ２１がＯＦＦのときは、第１表示手段３に画像表示されるが、第２表示手段４は画像表示されない（リレースイッチ１６がＯＮ，１７がＯＦＦ）。これを第１表示状態と呼ぶ。この第１表示状態は、主に縦長のビジネス書類の作成または閲覧をする場合のみに選択される。
【００２１】
（２）第１スイッチ２０がＯＦＦで、第２スイッチ２１がＯＮのときは、第１表示手段３に画像表示されないが、第２表示手段４に画像表示される（リレースイッチ１６がＯＦＦ，１７がＯＮ）。これを第２表示状態と呼ぶ。この第２表示状態は、主にホームページの閲覧や横長の画面を想定したアプリケーションソフトを使用する場合のみに選択される。
【００２２】
（３）第１スイッチ２０がＯＮで、第２スイッチ２１もＯＮのときは、第１表示手段３と、第２表示手段４の両方に画像表示される（リレースイッチ１６がＯＮ，１７もＯＮ）。これを第３表示状態と呼ぶ。この第３表示状態は、第２表示手段４で、ホームページの閲覧または横長の画面を想定したアプリケーションソフトを使用しながら、第１表示手段３で、縦長のビジネス書類の作成または閲覧をする場合に選択される。さらに、テレビ会議においては、第１表示手段３に会議用の資料を表示し、第２表示手段４に相手の顔を表示することができる。この場合、相手の顔を見ながら画像を切り換えなしに同時に資料に目を通すことができるので、スムーズな会議進行が期待できる。
【００２３】
二つの画面はメモリ上で連続して配置しているため、第３表示状態では、マウスを大きく移動させて、マウスポインターを２つの画面間で行き来することができる。また、アイコンやウインドウをドラックすることにより、２つの画面間を移動することができる。
【００２４】
【発明の効果】
以上、詳細に説明した本発明によれば、下記のような効果を奏するものである。ノート型パソコンに縦長の画面と横長の画面の２つを設けることにより、横長用に作成されたホームページやアプリケーションソフトウェアを参照しながら縦長のビジネス書類を作成したり閲覧することができる。さらに、テレビ会議においては、縦長の画面で会議用の資料を表示し、横長の画面で相手の顔を表示すれば、相手の顔を見ながら画像を切り換えなしに同時に資料に目を通すことができるので、スムーズな会議進行が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明をノート型パソコンに適用した場合の一例を示すもので、第１表示手段が起立位置にあるときの全体斜視図である。
【図２】画像表示の制御回路の一例を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
１ノート型パソコン、２蓋部材、３第１表示手段、４第２表示手段、５キーボードケース、６操作キー、７操作面、１１表示ドライバ（第１表示手段用）、１２表示ドライバ（第２表示手段用）、１３表示制御ブロック、１４主制御部、１５電源供給ブロック、１６リレースイッチ（第１表示手段用）、１７ リレースイッチ（第２表示手段用）、１８表示用電源制御部、２０第１スイッチ（第１表示手段用）、２１第２スイッチ（第２表示手段用）[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a portable personal computer such as a laptop or notebook computer as an information processing apparatus, and more particularly, to a portable personal computer having a display unit having a screen such as a display.
[0002]
[Prior art]
Some computers include panel-type display means for a keyboard case having a large number of operation keys for image processing on an operation surface, as typified by a notebook personal computer (hereinafter referred to as a notebook personal computer). Some are attached. That is, in a notebook computer, a lid member is attached to the keyboard case so as to be openable and closable, and a panel-type display means is integrated on the inner surface of the lid member. By opening the lid member, The display means is in the upright position facing the operation key side. The operator operates the operation keys so as to obtain a desired image while checking the image displayed on the display means at the standing position.
[0003]
By the way, in this notebook type personal computer, the display unit has a horizontally long screen. Therefore, Internet homepages and other application software are created so as to be displayed on the assumption of this landscape screen.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The personal computer is used not only for browsing Internet homepages but also for creating and browsing business documents. However, many business documents are vertically long, and since the screen of the notebook computer is horizontally long, one page of the document is missing from the screen and cannot be displayed at a time. Therefore, one page was viewed by scrolling the screen up and down.
[0005]
When proofreading a manuscript, it is necessary to frequently scroll the screen up and down on a conventional landscape screen to compare whether the contents at the beginning and end of the page are consistent. It was inconvenient. In a document such as a tabulation table, items are described in an upper portion of the document, and the result is described in a lower portion of the document. In order to compare an item with a result, it is inconvenient to scroll the screen up and down frequently on a conventional horizontally long screen.
[0006]
In order to solve the above problems, a notebook computer has been devised in which a horizontally long screen can be made vertically long so that it can be used properly depending on the situation.
[0007]
However, when using a personal computer, applications that are suitable for portrait screens and applications that are suitable for landscape screens are often used together, and it is inconvenient to make the screen vertically or horizontally each time. Was. Furthermore, when creating a document, the document is often created while referring to another document. However, since documents are overlapped on only one screen, it is inconvenient to switch between the documents frequently. .
[0008]
By the way, the use of a notebook computer as a terminal device for a video conference has increased in many cases. In a video conference, if the conference material and the face of the other party could be displayed simultaneously, the progress of the conference would be smooth. However, in the conventional notebook personal computer, it was difficult to display the meeting material and the face of the other party simultaneously in a sufficiently large size. In order to secure a sufficiently large display, it is necessary to switch between the material and the face of the partner, and this is inconvenient.
[0009]
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and does not make a screen vertically or horizontally, and can prevent a document from overlapping while displaying the document on the entire screen. This is to provide a new notebook computer.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an image display device according to the present invention employs a first solution as follows. That is, as described in claim 1 of the claims, in a notebook personal computer, an upright panel-type first display means attached to a keyboard case having a large number of operation keys on an operation surface, and the keyboard And a panel-type second display means provided on the operation surface of the case and having a display area smaller than that of the first display means.
[0011]
To achieve the above object, the image display device according to the present invention employs the following as a second solution. That is, in the notebook computer according to claim 1, the first display means is a vertically long screen and the second display means is a horizontally long screen. It is a feature.
[0012]
In order to achieve the above object, a method for controlling image display according to the present invention is as follows as a solution thereto. That is, in the notebook computer according to claim 1 or 2, the switch means for switching between a state in which the display means displays an image and a state in which the image is not displayed, and the switch. A display control means for switching between a state in which an image is displayed and a state in which an image is not displayed in accordance with a switching operation of the means.
[0013]
In order to achieve the above object, a method for controlling image display according to the present invention is as follows as a solution thereto. That is, in the notebook personal computer according to any one of claims 1, 2 and 3, the display contents of the first display means and the display contents of the second display means are different. Is possible.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 shows the present embodiment and is an overall perspective view of a notebook personal computer when the first display means is in an upright position. The notebook computer 1 includes a keyboard case 5 and a cover member (cover case) 2 as is known. A large number of operation keys 6 are arranged on an operation surface 7 having a large area serving as an upper surface of the keyboard case 5. The operation keys 6 are character input keys and various function keys, and are arranged in a matrix form almost vertically and horizontally. The large number of operation keys 6 are set so as to be located as close to the keyboard case 5 as possible. On the inner surface side of the lid member 2, a first display means (display screen) 3 is integrated. The first display means 3 is, for example, a panel type such as a liquid crystal type or a plasma type, and is generally used in a notebook computer. The first display means 2 has a vertically long shape and is suitable for creating and browsing business documents.
[0016]
On the operation surface 7 of the keyboard case 5, a second display means (display screen) 4 is provided on the back side of the many operation keys 6, that is, on the side near the rear edge of the keyboard case 5. The second display means 4 is also of a panel type such as a liquid crystal type or a plasma type. The second display means 4 has a horizontally long shape and is suitable for using application software created so as to be easily used on a WWW homepage or a conventional horizontally long screen. The first display means 3 and the second display means 4 can display different images.
[0017]
A control circuit as shown in FIG. 2, for example, is configured to independently switch display (ON) and non-display (OFF) of the first display means 3 and the second display means 4 individually. In the control circuit shown in FIG. 2, reference numeral 11 denotes a display driver of the first display means 3, reference numeral 12 denotes a display driver of the second display means 4, and reference numeral 13 denotes a display control block for outputting an image display signal to both display drivers 11 and 12. It is. The display control block 13 controls driving of each of the display drivers 11 and 12 based on an image display command signal from a main control unit (PC block) 14 of the computer. The main control unit 14 calculates what kind of image display is to be provided based on the operation of the operation keys 6.
[0018]
In FIG. 2, reference numeral 15 denotes a power supply block for the first display means 3 and the second display means 4. Power from the power supply block 15 is supplied to the first display means 3 and the display driver 11 via a relay switch 16. To the second display means 4 and the display driver 12 thereof via the relay switch 17. The opening and closing (ON, OFF) of each of the relay switches 16 and 17 is controlled by a display power control unit (CPU) 18.
[0019]
The ON / OFF signals from the first switch 20 and the second switch 21 (see FIG. 1), which are manually operated by the key operator, are input to the display power control unit 18. The first switch 20 and the second switch 21 are provided as dedicated switches near the operation keys 6 on the operation surface 7 of the keyboard case 1 as shown in FIG. 1, for example. However, the first switch 20 and the second switch 21 are turned on and off without being configured as independent switches, for example, by simultaneously operating a plurality of predetermined operation keys 6 among a large number of operation keys 6. It can also be configured as a so-called soft key.
[0020]
The control content of the display power control unit 18 will be described below.
(1) When the first switch 20 is ON and the second switch 21 is OFF, an image is displayed on the first display means 3, but no image is displayed on the second display means 4 (the relay switch 16 is ON and the relay switch 16 is ON). Is OFF). This is called a first display state. This first display state is selected mainly only when creating or browsing a vertically long business document.
[0021]
(2) When the first switch 20 is OFF and the second switch 21 is ON, no image is displayed on the first display means 3 but an image is displayed on the second display means 4 (relay switch 16 is OFF, 17). Is ON). This is called a second display state. This second display state is selected mainly only when browsing a homepage or using application software that assumes a landscape screen.
[0022]
(3) When the first switch 20 is ON and the second switch 21 is also ON, an image is displayed on both the first display means 3 and the second display means 4 (the relay switch 16 is ON and the relay switch 17 is ON). ). This is called a third display state. This third display state is used when the first display means 3 creates or browses a vertically long business document while using the second display means 4 to browse a homepage or use application software that assumes a landscape screen. Selected. Further, in a video conference, it is possible to display materials for the conference on the first display means 3 and display the face of the other party on the second display means 4. In this case, it is possible to look through the material at the same time without switching images while watching the other party's face, so that a smooth conference can be expected.
[0023]
Since the two screens are continuously arranged on the memory, in the third display state, the mouse can be largely moved to move the mouse pointer between the two screens. In addition, by dragging icons and windows, it is possible to move between two screens.
[0024]
【The invention's effect】
According to the present invention described in detail above, the following effects can be obtained. By providing a portrait screen and a landscape screen in a notebook computer, a portrait business document can be created or viewed while referring to a homepage or application software created for the landscape. Furthermore, in videoconferencing, if the conference material is displayed on a vertically long screen and the face of the other party is displayed on a horizontally long screen, it is possible to look through the material at the same time without switching images while looking at the other party's face. It is possible to expect a smooth meeting progress.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an example in which the present invention is applied to a notebook computer, and is an overall perspective view when a first display means is in an upright position.
FIG. 2 is a block circuit diagram illustrating an example of a control circuit for image display.
[Explanation of symbols]
1 notebook computer, 2 lid members, 3 first display means, 4 second display means, 5 keyboard case, 6 operation keys, 7 operation surface, 11 display driver (for first display means), 12 display driver (second display Display control block, 13 display control block, 14 main control section, 15 power supply block, 16 relay switch (for first display section), 17 relay switch (for second display section), 18 display power control section, 20 First switch (for first display means), 21 second switch (for second display means)
