JP2004246805A - 製品データベースを利用した製品情報検索システム - Google Patents
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Abstract
【課題】世界中のノズルユーザーに対する利便性を高めると共にページの制作費を大幅に削減することができるノズル情報検索システムを提供すること。
【解決手段】インターネット上に設置されるサーバーにノズルカタログに基づいたデータベースを構築し、ノズルユーザーがサーバーにアクセスすることでノズル情報を検索できるようにしたノズル情報検索システムであって、サーバーは、ユーザーに対してノズル検索サービスを提供するため、日本語に基づいて作成した第1ページ群と、この第1ページ群と同じ内容を英語に基づいて作成した第2ページ群と、ページ群に含まれる一部のページのうち、少なくとも、検索システムの要点を説明するためのクイックガイドページとを備え、クイックガイドページを日本語と英語に加えて、ドイツ語や中国語等に基づいて作成しており、確実にクイックガイドにユーザーを案内するように構成している。
【選択図】 図6
【解決手段】インターネット上に設置されるサーバーにノズルカタログに基づいたデータベースを構築し、ノズルユーザーがサーバーにアクセスすることでノズル情報を検索できるようにしたノズル情報検索システムであって、サーバーは、ユーザーに対してノズル検索サービスを提供するため、日本語に基づいて作成した第1ページ群と、この第1ページ群と同じ内容を英語に基づいて作成した第2ページ群と、ページ群に含まれる一部のページのうち、少なくとも、検索システムの要点を説明するためのクイックガイドページとを備え、クイックガイドページを日本語と英語に加えて、ドイツ語や中国語等に基づいて作成しており、確実にクイックガイドにユーザーを案内するように構成している。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上に設置されるサーバーに製品カタログに基づいたデータベースを構築し、製品ユーザーが前記サーバーにアクセスすることで製品情報を検索できるようにした製品情報検索システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
かかるシステムとしてノズル情報検索システムが知られている(特許文献1参照) 。このシステムでは、ネットワーク(インターネット) 上に設置されるサーバーには、ノズルメーカーのノズルカタログに記載されたノズル情報をデータベース化し、ノズルユーザーがサーバーにアクセスすることで、自分の希望するノズル情報を検索することができる。かかるノズル情報検索システムを提供するために、サーバーには種々のページ(WebサイトあるいはWebページ) が構築される。このページ群は、一般的にはHTMLファイルの形態でサーバーに保存されている。ページ群は、検索システムのトップページ、会員登録のためのページ、検索の方法を説明するためのページ、実際に検索を行うためのページ等から構成される。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−22386号公報 (特許請求の範囲等)
【発明が解決しようとする課題】
上記のページ群の中で使用されている文章は、ノズル情報検索システムを管理・運営する会社の母国語に基づいて記載されている。例えば、日本語 (第1の言語) に基づいてページ群を作成する。また、ノズルメーカーも世界各国に存在すると共に、ノズルユーザーも世界各国に存在する。従って、ノズル情報検索システムを構築するページ群を日本語のみに基づいて作成していたのでは、日本人以外のユーザーに検索システムを利用してもらうのは困難である。そこで、日本語に基づいて作成したページ群と同じ内容のものを英語 (第2の言語) に基づいて作成することが好ましい。このように、Webページを日本語バージョンと英語バージョンの2つを用意しておく方法は、既にインターネットの世界では多数試みられている。
【0004】
しかしながら、ノズルユーザーは日本語圏や英語圏以外の国々にも多数存在しており、ノズル情報検索システムを日本語バージョンと英語バージョンのみでは利便性を満足するものとは言えない。
その一方で、ページ群を構成するページ数(サイト数)が多くなると、多数の言語について全てのページを用意しておくのは、ページの制作費も膨大なものになり、また、サーバーに設置しているハードディスクの容量を圧迫することにもなる。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、世界中のノズルユーザーに対する利便性を高めると共にページの制作費を大幅に削減することができる製品データベースを利用した製品情報検索システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明に係る製品データベースを利用した製品情報検索システムは、
ネットワーク上に設置されるサーバーに製品カタログに基づいたデータベースを構築し、製品ユーザーが前記サーバーにアクセスすることで製品情報を検索できるようにした製品情報検索システムであって、
前記サーバーは、
ユーザーに対して製品検索サービスを提供するため、第1の言語に基づいて作成した第1ページ群を提供する手段と、
この第1ページ群と同じ内容を第2の言語に基づいて作成した第2ページ群を提供する手段と、
前記ページ群に含まれる一部のページのうち、少なくとも、検索システムの要点を説明するための特定ページを提供する手段と、
この特定ページへとユーザーを案内する案内手段とを備え、
前記特定ページを前記第1の言語と第2の言語に加えて、少なくとも1種類の第3の言語に基づいて作成していることを特徴とするものである。
【0006】
この構成による製品情報検索システムの作用・ 効果は、以下の通りである。この製品情報検索システムは、インターネットのようなネットワーク上に設置されるサーバーにより構成される。このサーバーにより製品カタログに基づいて、製品情報のデータベースを構築する。そして、ユーザーに対して製品情報の検索サービスを提供するために、第1の言語に基づいて作成された第1ページ群をサーバーに用意しておく。ページ群は、多数のサイト (ページ) により構成される。ページとは、例えば、Webページ (Webサイトともいう) であり、サーバーには,例えばHTMLファイルの形態で保存されている。また、第1ページ群と同じ内容のものを第2の言語で作成し、これを第2ページ群として、同じくサーバーに保存しておく。よって、第1の言語を理解できるユーザーは、第1ページ群により検索システムのサービスを受けることができる。また、第2の言語を理解できるユーザーは、第2ページ群を利用できる。
【0007】
さらに、このページ群の一部については、更に、第3の言語に基づいて作成されており、これを特定ページと定義する。特定ページでは、検索システムの要点を説明するようにしている。従って、第3の言語を理解できるユーザーは、特定ページを見ることにより検索システムの要点を知ることができる。また、第2の言語を例えば英語にすれば、英語圏以外の第3の言語の圏内のユーザーであったとしても、英語をある程度は理解できることを期待できるので、利便性を高めることができる。また、第3の言語で作成するページは、ページ群の中の一部であるから、ページ制作費も大幅に削減が可能である。その結果、世界中のノズルユーザーに対する利便性を高めると共にページの制作費を大幅に削減することができる製品情報検索システムを提供することができる。
【0008】
また、ユーザーを特定ページへと案内する案内手段を設けている。これにより、ユーザーは確実に特定ページへと案内され、検索システムの概要をユーザーに認識させることができる。
【0009】
なお、第1の言語に基づいて作成されるページの意味であるが、ページ内の全ての言語が第1の言語である必要はない。例えば、タイトル等が第2の言語で記述されていたり、第1の言語と第2の言語とが併用される形で記述されていても良い。また、第3の言語は1種類である必要はなく、複数であってもよい。できるだけ多くの種類の第3の言語により特定ページを作成することで、利便性を高めることができる。
【0010】
本発明の好適な実施形態として、前記サーバーは、検索システムのトップにあるページ又はこのトップページにリンクしたページを提供する第2手段を有しており、これらのページの少なくとも1つは、前記第1の言語、前記第2の言語、前記第3の言語の中から1つの言語を選択可能な言語選択ページとして機能し、さらに、
前記第1の言語に基づいて作成され、検索システムの目次を説明するために設けられ、言語の種類を選択することで選択した言語に基づいて作成された前記特定ページにリンクした第1の目次ページを提供する第3手段と、
前記第1の目次ページと同じ内容を前記第2の言語に基づいて作成した第2の目次ページを提供する第4手段と、
前記第3の言語に基づいて作成され、前記特定ページの存在を説明するための第2の特定ページを提供する第5手段とを備え、
前記言語選択ページにおいて、前記第1の言語を選択したときは前記第1の目次ページにリンクし、前記第2の言語を選択した時には前記第2の目次ページにリンクし、前記第3の言語を選択した時には、前記第2の特定ページにリンクするように前記案内手段を構成したものがあげられる。
【0011】
第3の言語に基づいて作成された特定ページを設けた場合、この特定ページにの存在をユーザーに認識させる仕組み (案内手段) が必要となる。そこで、まず検索システムのトップページ(又は、これにリンクしたページ) を言語選択ページとして機能させる。この言語選択ページでは、第1・第2・第3の少なくとも3種類の言語の選択を行う機能を有する。 第1の言語を選択すると、第1の言語による第1の目次ページに移行できる。目次ページとは、検索システムの目次を説明するためのページである。第2の言語を選択すると、第2の目次ページに移行できる。そして、第3の言語を選択した場合は、直ちに目次ページにリンクさせるのではなく、一旦第2の特定ページに移行する。この第2の特定ページにおいて、検索システムの要点を説明した特定ページの存在を知らせることができる。この第2の特定ページは、第3の言語に基づいて作成されているから、世界中の数多くのユーザーに対する利便性を高めることができる。
【0012】
本発明の別の好適な実施形態として、前記第2の特定ページは、前記第1の目次ページと前記第2の目次ページのいずれか一方にリンクするように前記案内手段を構成したものがあげられる。
【0013】
これにより、第3の言語を選択した場合も、第1・第2の言語を選択した場合と同様に、目次ページに必ず移行することができる。従って、いずれの言語を選択したとしても、必ず第1の目次ページか第2の目次ページのいずれかに移行する (案内する) ことができる。
【0014】
本発明の更に別の好適な実施形態として、前記第1の目次ページ及び前記第2の目次ページは、前記特定ページにリンクし、かつ、前記第1の言語、前記第2の言語、前記第3の言語を選択する機能を有し、これらの言語の中から1つの言語を選択することで、選択した言語に基づいて作成された前記特定ページにリンクするように前記案内手段を構成したものがあげられる。
【0015】
以上のような案内手段によれば、ユーザーは目次ページを経由して必ず特定ページへとたどり着くことができる。特定ページについては、第1・第2・第3の言語に基づいて作成されたものを用意している。よって、第3の言語を母国語とするユーザーにとっても、容易に検索システムの要点を知ることができる。
【0016】
本発明の更に別の好適な実施形態として、前記第1ページ群と第2ページ群に含まれているページの少なくとも一部について、第1の言語又は第2の言語から第3の言語に翻訳するための翻訳サイトにリンクさせているものがあげられる。
【0017】
本発明による検索システムでは、第3の言語に基づいて作成されているページは、ごく一部である。そこで、ページの少なくとも一部について、第3の言語に翻訳するための翻訳サイトにリンクさせることで、翻訳の機会を与えると共に、特に第3の言語を母国語とするユーザーに対する利便性を高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明に係る製品データベースを利用した製品情報検索システムの好適な実施形態を図面を用いて説明する。 ここで製品としてノズルを扱ったシステムを説明する。図1は、ノズル情報検索システムの構成を示す概念図である。
【0019】
<システム全体構成>
このシステムは、データベースに構築されたノズル情報を提供する総合ノズルコンサルタント会社C(以下、コンサルタント会社と略し、サーバー管理者にも該当する。 )の管理するサーバーシステム2と、ノズルユーザーA(以下、単に「ユーザー」 と略す。)のクライアント装置1とがインターネットB(ネットワークに相当する) により接続されている。クライアント装置1は、一般的にはパソコンが使用され、インターネットに接続してホームページを閲覧するためのブラウザがインストールされている。また、ノズルメーカーDのシステムにも接続されている。
【0020】
サーバーシステム2は、いわゆるWebサーバを中核として構成されるものであり、ノズル情報検索システムを利用するために種々のページ(サイト) を用意している。このサイトマップについては、後述する。 ページは、HTMLファイルの形式でハードディスクに保存されている。また、サーバーシステムには、システム運用のために必要なソフトウェアとして、OS及び各種アプリケーションがインストールされている。また、世界各国のノズルメーカーが提供するノズルカタログ21に基づいて、ノズル情報のデータベース20を構築している。このデータベース20の概要は、本出願人による前述の特許文献1に開示されている。
【0021】
先ほど述べたようにデータベース20には、ノズルカタログに基づいてノズル情報をデータベース化しているが、例えば、ノズル仕様情報とノズル型番情報とを対応付けてデータベースに登録している。また、ノズル型番情報と、その型番に対応する圧力、流量、噴射角、噴射パターン、材質等の仕様情報が登録される。従って、ユーザーの要望する噴射角の数値をキーワードとしてデータベース20を検索することができる。また、各社のカタログ画像データ21も入力されており、あるメーカーの型番が指定された場合は、その型番のノズルが掲載されているカタログの該当するページを検索することができるようになっている。これにより、ユーザーは、このデータベース20を利用することで、世界のノズルメーカーのカタログ情報を取得することができる。
【0022】
<サーバーシステムの構成>
次に、サーバーシステム2の制御ブロック構成を図2により説明する。送受信部22は、ユーザー、コンサルタント会社等のパソコン(以下、外部パソコンと総称することがある。)からのアクセス要求に応じて、Webページ(ホームページ)データ(HTMLデータ)や電子メールを送信する。また、外部パソコンにより入力されたデータ、電子メール等を受信する。この送受信部22は、サーバーシステム2を構成するコンピュータにインストールされるプログラム(OS等)や通信インターフェースにより構成することができる。
【0023】
Webページ記憶部23は、WebページデータがHTMLファイルの形式で保存されている。Webページ処理部24は、外部パソコンからのアクセス要求に応じて、Webページ記憶部23に記憶されているWebページデータを送受信部22を介して送信させる。また、CGIプログラムによる処理結果やデータベース20の検索結果をWebページの形態に処理し(HTMLデータを生成し)、外部パソコンへと送信する。
【0024】
電子メール処理部25は、外部パソコンから送信されてくる電子メールの処理、例えば、電子メールに書かれているデータの解析等を行う。解析結果に基づき、CGIプログラムが起動される。また、外部パソコンへ送信すべき電子メールの自動作成を行う。CGIシステム26とは、サーバーが外部のプログラム(CGIプログラム)を呼び出して実行させる機能のことをいう。CGIシステム26の中核をなすCGIプログラムが多数格納されている。
【0025】
データベース制御部29は、ユーザーのパソコンから送信されてきたキーワード情報に基づいて、データベース20の検索を行う。検索結果は、CGIシステム26の機能により、Webページの形態でユーザーのパソコンに返信される。
【0026】
Webページ記憶部23に保存されているページ群には、多数のページがあるが、図2には、本発明と関連するページのみを示している。すなわち、 特定ページ (第1手段)、検索システムトップページ (第2手段)、第1目次ページ (第3手段)、第2目次ページ (第4手段)、第2特定ページ (第5手段) である。また、各ページには、案内手段として機能する仕組みが組み込まれている。
【0027】
<サイトマップ>
次に、Webページ記憶部23に格納されているページ (サイト) の構成を図3〜図5のサイトマップにより説明する。各ページは、日本語(第1の言語)に基づいて作成した第1ページ群と、同じ内容を英語 (第2の言語)に基づいて作成した第2ページ群とにより構成されている。従って、第1ページ群も第2ページ群もサイトマップとしては同じ構成となる。また、各ページ群に含まれているページのうち特定のページについては、日本語と英語に加えて、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、中国語、韓国語、アラビア語、ロシア語、ポルトガル語(これらは第3の言語に相当)に基づいて記載されている。本システムは、世界各国に存在するユーザーに利用してもらうため、特定のページについては全部で11カ国の言語に基づいて作成されている。これにより、利便性の高いシステムを提供することができる。
【0028】
図3,4,5において、ページを番号で示している。番号を二点鎖線の枠で囲んでいるページは、別ウィンドウで起動するページを示す。ページ間のリンク関係を矢印で示している。ページの説明は概略にとどめ、本発明と関係するページについては、後で詳細に説明する。図3〜5には、サイトマップの全体を示しており、ページ間のリンク関係が違う図面にまたがる場合は、○付数字で矢印をつないでいる。また、図中、ひし形の記号は、何らかの判断処理が行われることを示している。
【0029】
「1」はコンサルタント会社のトップページである。「2」は、ノズル情報検索システムのトップページである。「3」は、世界11カ国の言語で本システムの案内がされていることを説明するページ(第2の特定ページ) である。「4」はキャンペーン中であることを説明するページである。「5」は目次ページである。
【0030】
「6」はノズル情報検索システムのクイックガイドを示すページ (特定ページ) である。「7」は、システムの特徴を説明するページである。「8」はデータベース化されているノズルカタログ情報の内容を説明するページである。「9」は検索方法の種類を説明するページである。「10」は、ノズル検索の操作を説明するページである。「11」〜「13」は、スタンダード検索の手順を説明するページである。「14」はスタンダード検索の結果を表示するページである。「15」はスタンダード検索の詳細結果を説明するページである。詳細結果において、カタログ画像をPDFファイルで見ることができる。
【0031】
「16」〜「19」はエキスパート検索の手順を説明するページである。「20」は、エキスパート検索の結果を示すページである。「21」はエキスパート検索の詳細結果を説明するページである。詳細結果において、カタログ画像をPDFファイルで見ることができる。
【0032】
「22」はノズル仕様検索を説明するページである。「23」は、ノズル仕様検索の結果を示すページである。「24」は、ノズル仕様検索の詳細結果を説明するページである。「25」は、類似ノズル検索の手順を示すページである。「26」は、類似ノズル検索の結果を説明するページである。「27」は、類似ノズル検索の詳細結果を説明するページである。「28」は、単位換算を行うためのページである。このページは、単位換算を必要とするページにリンクさせている。
【0033】
「29」は、利用手続を説明するページである。「30」は、サービス提供時間を説明するページである。「31」は、利用料金と支払い方法を説明するページである。「32」は、パソコンの推奨環境を説明するページである。「33」は、利用規約を説明するページである。「34」は、セキュリティポリシーを説明するページである。「35」は、プライバシーポリシーを説明するページである。「36」は、FAQ(よくある質問集)を説明するページである。「37」は、問い合わせに関して説明するページである。「38」は、サイトマップを説明するページである。「39」は、サービスに関する表示をしたページである。「40」は、カタログダウンロードを説明するページである。
【0034】
「102」は、会員がログインするためのページである。すなわち、 本システムを利用するためには、会員登録を予め行っておく必要がある。会員登録を行った後、IDとパスワードを入力することで、システムの利用が可能になる。「41」は、カタログ送付先情報の記入フォームを説明するページである。「42」は、エラー表示をするためのページである。「43」は、送信内容の確認をさせるためのページである。「44」は、送信完了を知らせるページである。
【0035】
「45」は、会員登録申し込みのトップページである。「46」は、無料サービスの案内を知らせるページである。「47」は、エラー表示をするページである。「48」は、会員登録の申し込みフォームをユーザーに提供するためのページである。「49」は、会員登録の申し込み内容をユーザーに確認させるためのページである。「50」「51」は、会員登録申し込み完了を知らせるためのページである。
【0036】
「52」は、利用料金の支払いを説明するページである。「53」は、利用料金決済完了を知らせるためのページである。
【0037】
「54」は、会員がログインするためのページである。「55」は、ログインエラーを知らせるためのページである。このエラー表示がされた場合は、ユーザーは、IDとパスワードの入力をやり直す。「56」は、アクセス制限中であることを知らせるページである。「57」は、システム停止中を知らせるページである。「58」は、タイムオーバーを知らせるページである。本システムは、支払われた料金に対応した時間だけ利用できるようになっている。「59」は、会員情報の確認と変更、利用時間の確認を説明するページである。
【0038】
「60」は、パスワードの変更をするためのページである。「61」は、入力したIDとパスワードのエラーを知らせるためのページである。「62」は、パスワードの変更完了を知らせるページである。「63」は、ユーザーの住所・連絡先の確認と変更をするためのページである。「65」は、住所・連絡先を変更するための入力フォームを提供するためのページである。「66」は、入力エラーを知らせるためのページである。「67」は、住所・連絡先の変更内容を確認するためのページである。「68」は、住所・連絡先の変更が完了したことを知らせるページである。
【0039】
「69」は、IDとパスワードの確認をするためのページである。「70」は、入力エラーを知らせるためのページである。「71」は、IDとパスワードの表示をするページである。「72」は、システムの利用状況を確認するためのページである。「73」は、利用状況を知らせるためのページである。
【0040】
「74」は、退会申請の入力フォームを提供するためのページである。「75」は、退会手続完了を知らせるためのページである。
【0041】
次に、検索基本パターンのサイトマップを図5により説明する。
「76」は、利用残り時間を表示するページである。これは、検索基本パターンにおける各ページに共通のボタンとして設定されている。「77」は、検索方法を説明するページである。検索方法としては、ノズル型番に基づいた検索と、ノズルの仕様に基づいた検索と、似た性能のノズルも検索できる類似ノズル検索がある。型番検索は、概略条件を入力することで検索するスタンダード検索と、詳細条件を入力することで検索するエキスパート検索とがある。すなわち、 4通りの検索方法を提供する。
【0042】
「78」〜「80」は、スタンダード検索のための入力フォームを提供するページである。「81」は、スタンダード検索の検索結果の一覧表を表示するページである。「82」は、検索エラー(無検索) を表示するためのページである。「83」は、スタンダード検索結果の詳細表示をするためのページである。このページにおいて、検索されたノズルのカタログ画像をPDFファイルで表示させることができる。「M」は、メールソフトが起動することを示す。すなわち、 検索されたノズル群のうち、ユーザーが選択したノズルのメーカーに対して電子メールを送信可能である。「84」は、電子メール送信不可であることを表示するページである。
【0043】
「85」〜「88」は、エキスパート検索のための入力フォームを提供するページである。「89」は、エキスパート検索の検索結果の一覧表を表示するページである。「90」は、検索エラーを表示するためのページである。「91」は、エキスパート検索結果の詳細表示をするためのページである。カタログ画像と電子メールに関しては、スタンダード検索と同様である。
【0044】
「92」は、ノズル仕様検索のための入力フォームを提供するページである。「93」は、ノズル仕様検索の検索結果の一覧表を表示するページである。「94」は、検索エラーを表示するためのページである。「95」は、ノズル仕様検索結果の詳細表示をするためのページである。カタログ画像と電子メールに関しては、スタンダード検索と同様である。
【0045】
「96」は、類似ノズル検索のための入力フォームを提供するページである。「97」は、ノズル仕様検索の検索結果の一覧表を表示するページである。「98」は、検索エラーを表示するためのページである。「99」は、ノズル仕様検索結果の詳細表示をするためのページである。カタログ画像と電子メールに関しては、スタンダード検索と同様である。
【0046】
「100」は、単位換算のためのページである。ノズルカタログで使用されている圧力や流量の単位は、メーカー間による統一がされていない。そこで、ユーザーの使いやすい単位に変換できるようにしている。「101」は、複数ログインエラーを知らせるページである。「102」は、会員ログインのためのページである。「103」は、ログアウト確認のためのページである。
【0047】
<クイックガイド>
本発明によるノズル情報検索システムは、世界中のユーザーが利用することを考え、ページ群の全体を日本語と英語に基づいて作成している。また、日本語と英語以外の第3の言語についても、ページ群全体を作成する方法が考えられる。しかし、図3〜5で説明したように、サイト全体のページ数も膨大であり、この全てのページを第3の言語で作成すると、ページ制作費も膨大になる。特に、第3の言語の種類が増えれば増えるほど、その傾向は顕著になる。さらに、サーバーシステムの記憶容量にも限度がある。そこで、クイックガイドのページ(特定ページに相当) については、日本語と英語以外の第3の言語でも提供している。クイックガイドとは、検索システムの要点を説明するためのページである。ただし、このクイックガイドのページはトップページに置くことができないので、トップページから確実にクイックガイドへと案内するシステム (案内手段) が必要となる。
【0048】
図6は、主要部分のサイトマップ (案内手段の具体構成) を説明する図である。S1は、最もトップにあるページを示す。このページの表示画面の構成例を図7に示す。このトップページで、ボタンB1をクリックすると、英語版のコンサルタント会社ホームページS2eに移行する。ボタンB2をクリックすると、日本語版のコンサルタント会社ホームページS2jに移行する。また、ノズル検索システム(Nozzle Digital Library)の枠内に表示されたボタンB3をクリックすると、英語版の検索システムトップページに移行する。また、”世界ノズル検索システム”というタイトルについては、日本語、英語の他、中国語、ドイツ語等の全部で11ヶ国語で表記している。これにより、この検索システムのページには、11ヶ国語で表記されているページが存在していることを示唆している。
【0049】
英語版のホームページS2eは、さらに英語版の検索システムトップページS3eにリンクしている。また、日本語版のホームページS2jは、日本語版の検索システムトップページS3jにリンクしている。日本語版の検索システムトップページS3jの表示構成例を図8に示す。英語版も同様の構成である。図7に示すように、言語選択エリア30が設けられており、プルダウンメニューで11カ国の言語を表示させ、いずれかを選択できるようにしている。つまり、このページは言語選択ページとして機能する。なお、プルダウンメニュー形式ではなく、各国言語ごとにクリック用ボタンを設けてもよい。
【0050】
先ほど説明したボタンB3をクリックすると必ず英語版のトップページS3eにリンクさせている。 これは、ノズルユーザーの大半は日本語圏以外のユーザーであると考えられるからである。よって、日本語よりもはるかに世界的に通用する言語である英語で作成されたトップページS3eへと案内するようにしている。このページに設けられている言語選択機能により、11ヶ国語で作成されたページの存在を知ることができる。これにより、日本語圏や英語圏以外のユーザーを確実にクイックガイドへと案内できるようなページ構成にしている。
【0051】
英語版のトップページS3eにおいて、言語として英語を選択すれば、英語版の目次ページS4eへ移行する。日本語版のトップページS3jにおいて、言語として日本語を選択すれば、日本語版の目次ページS4jへと移行する。また、英語版トップページS3eにおいて、日本語を選択すれば、一旦日本語版トップページS3jに移行し、日本語版トップページS3jにおいて、英語を選択すれば、一旦英語版トップページS3eに移行する。
【0052】
また、検索システムトップページS3e,S3jにおいて、日本語と英語以外の9ヶ国語のいずれか(第3の言語) を選択した場合は、直ちに目次ページへリンクさせるのではなく、一旦ページS5(第2の特定ページに相当) を経由させるようにしている。このページS5の構成例を図9に示す。このページには、世界11カ国の言語での案内がされていること、英語版ボタンB5と日本語版ボタンB6のいずれかをクリックして移行するページにおいて、ページ上部左側の「クイックガイド」ボタンで言語を選択すれば、本検索システムのサービス内容と利用方法の要点を見られること、が記述されている (図6参照) 。すなわち、 第3の言語圏のユーザーに対しても、クイックガイドの存在を知ることができ、かつ、クイックガイドへとユーザーを案内することができる。図6では、ページS5は、日本語で記載されているが、これは説明の便宜のためであり、実際は、日本語版と英語版はなく、第3の言語のみで作成されたものが存在する。
【0053】
ページS5において、ボタンB5をクリックすれば、英語版の目次ページS4eへリンクし、ボタンB6をクリックすれば、日本語版の目次ページS4jへリンクするようにページを構成している。 このように第3の言語の場合は、かならずこのページ5を経由して目次ページへ移行するようにしている。
【0054】
次に、日本語版の目次ページS4jの表示画面の構成例を図10、図11に示す。英語版の構成も同様である。図10,11は、同じページ内でつながっており図10に示される画面を下方にスクロールしていけば、図11の表示内容を順次確認できるようになっている。目次ページS4は、ノズル検索システムの目次を説明するためのページである。
【0055】
図10に示すように、画面の左側にクイックガイドへリンクさせるためのボタン40が設けられている。ボタン40は、全部で11個設けられており、11カ国の言語で「クイックガイド」と表記されている。第3の言語としてのドイツ語を理解できるユーザーは、ドイツ語で書かれた”Schnellanlritug” のボタンをクリックすれば、ドイツ語に基づいて作成されたクイックガイドページへ移行することができる。クリックボタンを各国の言語で作成しているので、世界各国のユーザーを確実にクイックガイドへと導くことができる。
【0056】
さらに、翻訳サイトとリンクするためのボタン41も設けており、必要に応じてユーザーは第3の言語で作成されていないページを第3の言語に翻訳できるようにしている。
【0057】
本検索システムを利用するためには、会員登録の手続が必要である。会員登録を済ませていれば、クリックボタン42をクリックすれば、検索システムを実際に利用できるページへと移行する。また、会員登録をしていない場合は、会員登録のページに入り会員登録を行う。
【0058】
図11には、検索システムの目次が示されている。目次の項目は、左側に示されている。各項目の概要が右側に示されている。 項目内容の詳細を知りたい場合は、「詳細を見る」と記載されているボタン43をクリックすればよい。項目としては、「システムの特徴」「検索方法の種類」「利用規約」等である。また、利用手続や利用料金支払いについての項目も設けられている。
【0059】
次に、クイックガイドを説明する。クイックガイドの表示画面の構成例を図12に示す。このクイックガイドは、検索システムの要点を説明するためのページであり、特定ページに該当する。クイックガイドは11ヶ国語で作成したものを用意しているので、ユーザーに対する利便性を高めている。クイックガイドは、システムの利用を急いでいるユーザーのために要点を説明するものである。世界のノズルメーカーの製品の中から希望のノズルを検索できることや、4種類の検索方法があることが説明されている。検索方法の種類と、その概要が説明されている。また、利用手続と利用料金支払方法も簡単に説明している。また、概略をクイックガイドで理解した場合、その詳細内容を図11に示す目次ページで確認していただくようにユーザーを促している。
【0060】
以上のように、例えユーザーが英語が理解できないとしても、英語 (又は、日本語) による詳細内容のページがあることを認識させることができる。これにより、ユーザーに対して詳細内容を翻訳(例えば、翻訳サイトを利用する) をする機会を与えることができる。これにより、コンサルタント会社は、取引上における法的問題が生じた場合に対処可能である。
【0061】
<別実施形態>
(1)本発明の検索システムにおいて、サーバーシステムを1台のサーバー装置で構成するか複数台で構成するかは適宜選択できるものである。複数台で構成して機能を分散することにより、各サーバー装置の負担を軽減することができる。例えば、Webサーバ、データベース・サーバーのように分散することができる。複数のサーバーで構成する場合に、サーバーが設置される場所が分散されていても良い。
【0062】
(2)本実施形態では、製品例としてノズルを説明したが、本発明はノズル以外の製品の場合にも応用できるものである。
【0063】
(3)図8及び図11において、翻訳サイトにリンクしていることを説明したが、その他の日本語又は英語で作成されているページにおいても、同様に翻訳サイトへのリンクボタンを設置することが好ましい。これにより、利便性を高めることができる。
【0064】
(4)図8に示すページにおける言語選択方法を図10に示す方法と同じ方法を採用しても良い。
【0065】
(5)本実施形態では、第1の言語を日本語、第2の言語を英語とし、第3の言語をドイツ語、フランス語等の9ヶ国語としたが、これに限定されるものではない。第1の言語、第2の言語、第3の言語は、任意の言語を適宜選択できるものである。 また、第3の言語数についても本実施形態では9ヶ国語であるが、少なくとも1ヶ国語以上あればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノズル情報検索システムの構成を示す概念図
【図2】サーバーシステムの制御ブロック構成を示す図
【図3】サイトマップの構成を示す図
【図4】サイトマップの構成を示す図
【図5】サイトマップの構成を示す図
【図6】主要部分のサイトマップを説明する図
【図7】トップページの構成例を示す図
【図8】検索システムのトップページの構成例を示す図
【図9】第2の特定ページの表示画面の構成例を示す図
【図10】目次ページの構成例を示す図
【図11】目次ページの構成例を示す図
【図12】クイックガイドの画面の構成例を示す図
【符号の説明】
1 クライアント装置
2 サーバーシステム
20 データベース
21 ノズルカタログ
22 送受信部
23 Webページ記憶部
30 言語選択エリア
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上に設置されるサーバーに製品カタログに基づいたデータベースを構築し、製品ユーザーが前記サーバーにアクセスすることで製品情報を検索できるようにした製品情報検索システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
かかるシステムとしてノズル情報検索システムが知られている(特許文献1参照) 。このシステムでは、ネットワーク(インターネット) 上に設置されるサーバーには、ノズルメーカーのノズルカタログに記載されたノズル情報をデータベース化し、ノズルユーザーがサーバーにアクセスすることで、自分の希望するノズル情報を検索することができる。かかるノズル情報検索システムを提供するために、サーバーには種々のページ(WebサイトあるいはWebページ) が構築される。このページ群は、一般的にはHTMLファイルの形態でサーバーに保存されている。ページ群は、検索システムのトップページ、会員登録のためのページ、検索の方法を説明するためのページ、実際に検索を行うためのページ等から構成される。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−22386号公報 (特許請求の範囲等)
【発明が解決しようとする課題】
上記のページ群の中で使用されている文章は、ノズル情報検索システムを管理・運営する会社の母国語に基づいて記載されている。例えば、日本語 (第1の言語) に基づいてページ群を作成する。また、ノズルメーカーも世界各国に存在すると共に、ノズルユーザーも世界各国に存在する。従って、ノズル情報検索システムを構築するページ群を日本語のみに基づいて作成していたのでは、日本人以外のユーザーに検索システムを利用してもらうのは困難である。そこで、日本語に基づいて作成したページ群と同じ内容のものを英語 (第2の言語) に基づいて作成することが好ましい。このように、Webページを日本語バージョンと英語バージョンの2つを用意しておく方法は、既にインターネットの世界では多数試みられている。
【0004】
しかしながら、ノズルユーザーは日本語圏や英語圏以外の国々にも多数存在しており、ノズル情報検索システムを日本語バージョンと英語バージョンのみでは利便性を満足するものとは言えない。
その一方で、ページ群を構成するページ数(サイト数)が多くなると、多数の言語について全てのページを用意しておくのは、ページの制作費も膨大なものになり、また、サーバーに設置しているハードディスクの容量を圧迫することにもなる。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、世界中のノズルユーザーに対する利便性を高めると共にページの制作費を大幅に削減することができる製品データベースを利用した製品情報検索システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明に係る製品データベースを利用した製品情報検索システムは、
ネットワーク上に設置されるサーバーに製品カタログに基づいたデータベースを構築し、製品ユーザーが前記サーバーにアクセスすることで製品情報を検索できるようにした製品情報検索システムであって、
前記サーバーは、
ユーザーに対して製品検索サービスを提供するため、第1の言語に基づいて作成した第1ページ群を提供する手段と、
この第1ページ群と同じ内容を第2の言語に基づいて作成した第2ページ群を提供する手段と、
前記ページ群に含まれる一部のページのうち、少なくとも、検索システムの要点を説明するための特定ページを提供する手段と、
この特定ページへとユーザーを案内する案内手段とを備え、
前記特定ページを前記第1の言語と第2の言語に加えて、少なくとも1種類の第3の言語に基づいて作成していることを特徴とするものである。
【0006】
この構成による製品情報検索システムの作用・ 効果は、以下の通りである。この製品情報検索システムは、インターネットのようなネットワーク上に設置されるサーバーにより構成される。このサーバーにより製品カタログに基づいて、製品情報のデータベースを構築する。そして、ユーザーに対して製品情報の検索サービスを提供するために、第1の言語に基づいて作成された第1ページ群をサーバーに用意しておく。ページ群は、多数のサイト (ページ) により構成される。ページとは、例えば、Webページ (Webサイトともいう) であり、サーバーには,例えばHTMLファイルの形態で保存されている。また、第1ページ群と同じ内容のものを第2の言語で作成し、これを第2ページ群として、同じくサーバーに保存しておく。よって、第1の言語を理解できるユーザーは、第1ページ群により検索システムのサービスを受けることができる。また、第2の言語を理解できるユーザーは、第2ページ群を利用できる。
【0007】
さらに、このページ群の一部については、更に、第3の言語に基づいて作成されており、これを特定ページと定義する。特定ページでは、検索システムの要点を説明するようにしている。従って、第3の言語を理解できるユーザーは、特定ページを見ることにより検索システムの要点を知ることができる。また、第2の言語を例えば英語にすれば、英語圏以外の第3の言語の圏内のユーザーであったとしても、英語をある程度は理解できることを期待できるので、利便性を高めることができる。また、第3の言語で作成するページは、ページ群の中の一部であるから、ページ制作費も大幅に削減が可能である。その結果、世界中のノズルユーザーに対する利便性を高めると共にページの制作費を大幅に削減することができる製品情報検索システムを提供することができる。
【0008】
また、ユーザーを特定ページへと案内する案内手段を設けている。これにより、ユーザーは確実に特定ページへと案内され、検索システムの概要をユーザーに認識させることができる。
【0009】
なお、第1の言語に基づいて作成されるページの意味であるが、ページ内の全ての言語が第1の言語である必要はない。例えば、タイトル等が第2の言語で記述されていたり、第1の言語と第2の言語とが併用される形で記述されていても良い。また、第3の言語は1種類である必要はなく、複数であってもよい。できるだけ多くの種類の第3の言語により特定ページを作成することで、利便性を高めることができる。
【0010】
本発明の好適な実施形態として、前記サーバーは、検索システムのトップにあるページ又はこのトップページにリンクしたページを提供する第2手段を有しており、これらのページの少なくとも1つは、前記第1の言語、前記第2の言語、前記第3の言語の中から1つの言語を選択可能な言語選択ページとして機能し、さらに、
前記第1の言語に基づいて作成され、検索システムの目次を説明するために設けられ、言語の種類を選択することで選択した言語に基づいて作成された前記特定ページにリンクした第1の目次ページを提供する第3手段と、
前記第1の目次ページと同じ内容を前記第2の言語に基づいて作成した第2の目次ページを提供する第4手段と、
前記第3の言語に基づいて作成され、前記特定ページの存在を説明するための第2の特定ページを提供する第5手段とを備え、
前記言語選択ページにおいて、前記第1の言語を選択したときは前記第1の目次ページにリンクし、前記第2の言語を選択した時には前記第2の目次ページにリンクし、前記第3の言語を選択した時には、前記第2の特定ページにリンクするように前記案内手段を構成したものがあげられる。
【0011】
第3の言語に基づいて作成された特定ページを設けた場合、この特定ページにの存在をユーザーに認識させる仕組み (案内手段) が必要となる。そこで、まず検索システムのトップページ(又は、これにリンクしたページ) を言語選択ページとして機能させる。この言語選択ページでは、第1・第2・第3の少なくとも3種類の言語の選択を行う機能を有する。 第1の言語を選択すると、第1の言語による第1の目次ページに移行できる。目次ページとは、検索システムの目次を説明するためのページである。第2の言語を選択すると、第2の目次ページに移行できる。そして、第3の言語を選択した場合は、直ちに目次ページにリンクさせるのではなく、一旦第2の特定ページに移行する。この第2の特定ページにおいて、検索システムの要点を説明した特定ページの存在を知らせることができる。この第2の特定ページは、第3の言語に基づいて作成されているから、世界中の数多くのユーザーに対する利便性を高めることができる。
【0012】
本発明の別の好適な実施形態として、前記第2の特定ページは、前記第1の目次ページと前記第2の目次ページのいずれか一方にリンクするように前記案内手段を構成したものがあげられる。
【0013】
これにより、第3の言語を選択した場合も、第1・第2の言語を選択した場合と同様に、目次ページに必ず移行することができる。従って、いずれの言語を選択したとしても、必ず第1の目次ページか第2の目次ページのいずれかに移行する (案内する) ことができる。
【0014】
本発明の更に別の好適な実施形態として、前記第1の目次ページ及び前記第2の目次ページは、前記特定ページにリンクし、かつ、前記第1の言語、前記第2の言語、前記第3の言語を選択する機能を有し、これらの言語の中から1つの言語を選択することで、選択した言語に基づいて作成された前記特定ページにリンクするように前記案内手段を構成したものがあげられる。
【0015】
以上のような案内手段によれば、ユーザーは目次ページを経由して必ず特定ページへとたどり着くことができる。特定ページについては、第1・第2・第3の言語に基づいて作成されたものを用意している。よって、第3の言語を母国語とするユーザーにとっても、容易に検索システムの要点を知ることができる。
【0016】
本発明の更に別の好適な実施形態として、前記第1ページ群と第2ページ群に含まれているページの少なくとも一部について、第1の言語又は第2の言語から第3の言語に翻訳するための翻訳サイトにリンクさせているものがあげられる。
【0017】
本発明による検索システムでは、第3の言語に基づいて作成されているページは、ごく一部である。そこで、ページの少なくとも一部について、第3の言語に翻訳するための翻訳サイトにリンクさせることで、翻訳の機会を与えると共に、特に第3の言語を母国語とするユーザーに対する利便性を高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明に係る製品データベースを利用した製品情報検索システムの好適な実施形態を図面を用いて説明する。 ここで製品としてノズルを扱ったシステムを説明する。図1は、ノズル情報検索システムの構成を示す概念図である。
【0019】
<システム全体構成>
このシステムは、データベースに構築されたノズル情報を提供する総合ノズルコンサルタント会社C(以下、コンサルタント会社と略し、サーバー管理者にも該当する。 )の管理するサーバーシステム2と、ノズルユーザーA(以下、単に「ユーザー」 と略す。)のクライアント装置1とがインターネットB(ネットワークに相当する) により接続されている。クライアント装置1は、一般的にはパソコンが使用され、インターネットに接続してホームページを閲覧するためのブラウザがインストールされている。また、ノズルメーカーDのシステムにも接続されている。
【0020】
サーバーシステム2は、いわゆるWebサーバを中核として構成されるものであり、ノズル情報検索システムを利用するために種々のページ(サイト) を用意している。このサイトマップについては、後述する。 ページは、HTMLファイルの形式でハードディスクに保存されている。また、サーバーシステムには、システム運用のために必要なソフトウェアとして、OS及び各種アプリケーションがインストールされている。また、世界各国のノズルメーカーが提供するノズルカタログ21に基づいて、ノズル情報のデータベース20を構築している。このデータベース20の概要は、本出願人による前述の特許文献1に開示されている。
【0021】
先ほど述べたようにデータベース20には、ノズルカタログに基づいてノズル情報をデータベース化しているが、例えば、ノズル仕様情報とノズル型番情報とを対応付けてデータベースに登録している。また、ノズル型番情報と、その型番に対応する圧力、流量、噴射角、噴射パターン、材質等の仕様情報が登録される。従って、ユーザーの要望する噴射角の数値をキーワードとしてデータベース20を検索することができる。また、各社のカタログ画像データ21も入力されており、あるメーカーの型番が指定された場合は、その型番のノズルが掲載されているカタログの該当するページを検索することができるようになっている。これにより、ユーザーは、このデータベース20を利用することで、世界のノズルメーカーのカタログ情報を取得することができる。
【0022】
<サーバーシステムの構成>
次に、サーバーシステム2の制御ブロック構成を図2により説明する。送受信部22は、ユーザー、コンサルタント会社等のパソコン(以下、外部パソコンと総称することがある。)からのアクセス要求に応じて、Webページ(ホームページ)データ(HTMLデータ)や電子メールを送信する。また、外部パソコンにより入力されたデータ、電子メール等を受信する。この送受信部22は、サーバーシステム2を構成するコンピュータにインストールされるプログラム(OS等)や通信インターフェースにより構成することができる。
【0023】
Webページ記憶部23は、WebページデータがHTMLファイルの形式で保存されている。Webページ処理部24は、外部パソコンからのアクセス要求に応じて、Webページ記憶部23に記憶されているWebページデータを送受信部22を介して送信させる。また、CGIプログラムによる処理結果やデータベース20の検索結果をWebページの形態に処理し(HTMLデータを生成し)、外部パソコンへと送信する。
【0024】
電子メール処理部25は、外部パソコンから送信されてくる電子メールの処理、例えば、電子メールに書かれているデータの解析等を行う。解析結果に基づき、CGIプログラムが起動される。また、外部パソコンへ送信すべき電子メールの自動作成を行う。CGIシステム26とは、サーバーが外部のプログラム(CGIプログラム)を呼び出して実行させる機能のことをいう。CGIシステム26の中核をなすCGIプログラムが多数格納されている。
【0025】
データベース制御部29は、ユーザーのパソコンから送信されてきたキーワード情報に基づいて、データベース20の検索を行う。検索結果は、CGIシステム26の機能により、Webページの形態でユーザーのパソコンに返信される。
【0026】
Webページ記憶部23に保存されているページ群には、多数のページがあるが、図2には、本発明と関連するページのみを示している。すなわち、 特定ページ (第1手段)、検索システムトップページ (第2手段)、第1目次ページ (第3手段)、第2目次ページ (第4手段)、第2特定ページ (第5手段) である。また、各ページには、案内手段として機能する仕組みが組み込まれている。
【0027】
<サイトマップ>
次に、Webページ記憶部23に格納されているページ (サイト) の構成を図3〜図5のサイトマップにより説明する。各ページは、日本語(第1の言語)に基づいて作成した第1ページ群と、同じ内容を英語 (第2の言語)に基づいて作成した第2ページ群とにより構成されている。従って、第1ページ群も第2ページ群もサイトマップとしては同じ構成となる。また、各ページ群に含まれているページのうち特定のページについては、日本語と英語に加えて、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、中国語、韓国語、アラビア語、ロシア語、ポルトガル語(これらは第3の言語に相当)に基づいて記載されている。本システムは、世界各国に存在するユーザーに利用してもらうため、特定のページについては全部で11カ国の言語に基づいて作成されている。これにより、利便性の高いシステムを提供することができる。
【0028】
図3,4,5において、ページを番号で示している。番号を二点鎖線の枠で囲んでいるページは、別ウィンドウで起動するページを示す。ページ間のリンク関係を矢印で示している。ページの説明は概略にとどめ、本発明と関係するページについては、後で詳細に説明する。図3〜5には、サイトマップの全体を示しており、ページ間のリンク関係が違う図面にまたがる場合は、○付数字で矢印をつないでいる。また、図中、ひし形の記号は、何らかの判断処理が行われることを示している。
【0029】
「1」はコンサルタント会社のトップページである。「2」は、ノズル情報検索システムのトップページである。「3」は、世界11カ国の言語で本システムの案内がされていることを説明するページ(第2の特定ページ) である。「4」はキャンペーン中であることを説明するページである。「5」は目次ページである。
【0030】
「6」はノズル情報検索システムのクイックガイドを示すページ (特定ページ) である。「7」は、システムの特徴を説明するページである。「8」はデータベース化されているノズルカタログ情報の内容を説明するページである。「9」は検索方法の種類を説明するページである。「10」は、ノズル検索の操作を説明するページである。「11」〜「13」は、スタンダード検索の手順を説明するページである。「14」はスタンダード検索の結果を表示するページである。「15」はスタンダード検索の詳細結果を説明するページである。詳細結果において、カタログ画像をPDFファイルで見ることができる。
【0031】
「16」〜「19」はエキスパート検索の手順を説明するページである。「20」は、エキスパート検索の結果を示すページである。「21」はエキスパート検索の詳細結果を説明するページである。詳細結果において、カタログ画像をPDFファイルで見ることができる。
【0032】
「22」はノズル仕様検索を説明するページである。「23」は、ノズル仕様検索の結果を示すページである。「24」は、ノズル仕様検索の詳細結果を説明するページである。「25」は、類似ノズル検索の手順を示すページである。「26」は、類似ノズル検索の結果を説明するページである。「27」は、類似ノズル検索の詳細結果を説明するページである。「28」は、単位換算を行うためのページである。このページは、単位換算を必要とするページにリンクさせている。
【0033】
「29」は、利用手続を説明するページである。「30」は、サービス提供時間を説明するページである。「31」は、利用料金と支払い方法を説明するページである。「32」は、パソコンの推奨環境を説明するページである。「33」は、利用規約を説明するページである。「34」は、セキュリティポリシーを説明するページである。「35」は、プライバシーポリシーを説明するページである。「36」は、FAQ(よくある質問集)を説明するページである。「37」は、問い合わせに関して説明するページである。「38」は、サイトマップを説明するページである。「39」は、サービスに関する表示をしたページである。「40」は、カタログダウンロードを説明するページである。
【0034】
「102」は、会員がログインするためのページである。すなわち、 本システムを利用するためには、会員登録を予め行っておく必要がある。会員登録を行った後、IDとパスワードを入力することで、システムの利用が可能になる。「41」は、カタログ送付先情報の記入フォームを説明するページである。「42」は、エラー表示をするためのページである。「43」は、送信内容の確認をさせるためのページである。「44」は、送信完了を知らせるページである。
【0035】
「45」は、会員登録申し込みのトップページである。「46」は、無料サービスの案内を知らせるページである。「47」は、エラー表示をするページである。「48」は、会員登録の申し込みフォームをユーザーに提供するためのページである。「49」は、会員登録の申し込み内容をユーザーに確認させるためのページである。「50」「51」は、会員登録申し込み完了を知らせるためのページである。
【0036】
「52」は、利用料金の支払いを説明するページである。「53」は、利用料金決済完了を知らせるためのページである。
【0037】
「54」は、会員がログインするためのページである。「55」は、ログインエラーを知らせるためのページである。このエラー表示がされた場合は、ユーザーは、IDとパスワードの入力をやり直す。「56」は、アクセス制限中であることを知らせるページである。「57」は、システム停止中を知らせるページである。「58」は、タイムオーバーを知らせるページである。本システムは、支払われた料金に対応した時間だけ利用できるようになっている。「59」は、会員情報の確認と変更、利用時間の確認を説明するページである。
【0038】
「60」は、パスワードの変更をするためのページである。「61」は、入力したIDとパスワードのエラーを知らせるためのページである。「62」は、パスワードの変更完了を知らせるページである。「63」は、ユーザーの住所・連絡先の確認と変更をするためのページである。「65」は、住所・連絡先を変更するための入力フォームを提供するためのページである。「66」は、入力エラーを知らせるためのページである。「67」は、住所・連絡先の変更内容を確認するためのページである。「68」は、住所・連絡先の変更が完了したことを知らせるページである。
【0039】
「69」は、IDとパスワードの確認をするためのページである。「70」は、入力エラーを知らせるためのページである。「71」は、IDとパスワードの表示をするページである。「72」は、システムの利用状況を確認するためのページである。「73」は、利用状況を知らせるためのページである。
【0040】
「74」は、退会申請の入力フォームを提供するためのページである。「75」は、退会手続完了を知らせるためのページである。
【0041】
次に、検索基本パターンのサイトマップを図5により説明する。
「76」は、利用残り時間を表示するページである。これは、検索基本パターンにおける各ページに共通のボタンとして設定されている。「77」は、検索方法を説明するページである。検索方法としては、ノズル型番に基づいた検索と、ノズルの仕様に基づいた検索と、似た性能のノズルも検索できる類似ノズル検索がある。型番検索は、概略条件を入力することで検索するスタンダード検索と、詳細条件を入力することで検索するエキスパート検索とがある。すなわち、 4通りの検索方法を提供する。
【0042】
「78」〜「80」は、スタンダード検索のための入力フォームを提供するページである。「81」は、スタンダード検索の検索結果の一覧表を表示するページである。「82」は、検索エラー(無検索) を表示するためのページである。「83」は、スタンダード検索結果の詳細表示をするためのページである。このページにおいて、検索されたノズルのカタログ画像をPDFファイルで表示させることができる。「M」は、メールソフトが起動することを示す。すなわち、 検索されたノズル群のうち、ユーザーが選択したノズルのメーカーに対して電子メールを送信可能である。「84」は、電子メール送信不可であることを表示するページである。
【0043】
「85」〜「88」は、エキスパート検索のための入力フォームを提供するページである。「89」は、エキスパート検索の検索結果の一覧表を表示するページである。「90」は、検索エラーを表示するためのページである。「91」は、エキスパート検索結果の詳細表示をするためのページである。カタログ画像と電子メールに関しては、スタンダード検索と同様である。
【0044】
「92」は、ノズル仕様検索のための入力フォームを提供するページである。「93」は、ノズル仕様検索の検索結果の一覧表を表示するページである。「94」は、検索エラーを表示するためのページである。「95」は、ノズル仕様検索結果の詳細表示をするためのページである。カタログ画像と電子メールに関しては、スタンダード検索と同様である。
【0045】
「96」は、類似ノズル検索のための入力フォームを提供するページである。「97」は、ノズル仕様検索の検索結果の一覧表を表示するページである。「98」は、検索エラーを表示するためのページである。「99」は、ノズル仕様検索結果の詳細表示をするためのページである。カタログ画像と電子メールに関しては、スタンダード検索と同様である。
【0046】
「100」は、単位換算のためのページである。ノズルカタログで使用されている圧力や流量の単位は、メーカー間による統一がされていない。そこで、ユーザーの使いやすい単位に変換できるようにしている。「101」は、複数ログインエラーを知らせるページである。「102」は、会員ログインのためのページである。「103」は、ログアウト確認のためのページである。
【0047】
<クイックガイド>
本発明によるノズル情報検索システムは、世界中のユーザーが利用することを考え、ページ群の全体を日本語と英語に基づいて作成している。また、日本語と英語以外の第3の言語についても、ページ群全体を作成する方法が考えられる。しかし、図3〜5で説明したように、サイト全体のページ数も膨大であり、この全てのページを第3の言語で作成すると、ページ制作費も膨大になる。特に、第3の言語の種類が増えれば増えるほど、その傾向は顕著になる。さらに、サーバーシステムの記憶容量にも限度がある。そこで、クイックガイドのページ(特定ページに相当) については、日本語と英語以外の第3の言語でも提供している。クイックガイドとは、検索システムの要点を説明するためのページである。ただし、このクイックガイドのページはトップページに置くことができないので、トップページから確実にクイックガイドへと案内するシステム (案内手段) が必要となる。
【0048】
図6は、主要部分のサイトマップ (案内手段の具体構成) を説明する図である。S1は、最もトップにあるページを示す。このページの表示画面の構成例を図7に示す。このトップページで、ボタンB1をクリックすると、英語版のコンサルタント会社ホームページS2eに移行する。ボタンB2をクリックすると、日本語版のコンサルタント会社ホームページS2jに移行する。また、ノズル検索システム(Nozzle Digital Library)の枠内に表示されたボタンB3をクリックすると、英語版の検索システムトップページに移行する。また、”世界ノズル検索システム”というタイトルについては、日本語、英語の他、中国語、ドイツ語等の全部で11ヶ国語で表記している。これにより、この検索システムのページには、11ヶ国語で表記されているページが存在していることを示唆している。
【0049】
英語版のホームページS2eは、さらに英語版の検索システムトップページS3eにリンクしている。また、日本語版のホームページS2jは、日本語版の検索システムトップページS3jにリンクしている。日本語版の検索システムトップページS3jの表示構成例を図8に示す。英語版も同様の構成である。図7に示すように、言語選択エリア30が設けられており、プルダウンメニューで11カ国の言語を表示させ、いずれかを選択できるようにしている。つまり、このページは言語選択ページとして機能する。なお、プルダウンメニュー形式ではなく、各国言語ごとにクリック用ボタンを設けてもよい。
【0050】
先ほど説明したボタンB3をクリックすると必ず英語版のトップページS3eにリンクさせている。 これは、ノズルユーザーの大半は日本語圏以外のユーザーであると考えられるからである。よって、日本語よりもはるかに世界的に通用する言語である英語で作成されたトップページS3eへと案内するようにしている。このページに設けられている言語選択機能により、11ヶ国語で作成されたページの存在を知ることができる。これにより、日本語圏や英語圏以外のユーザーを確実にクイックガイドへと案内できるようなページ構成にしている。
【0051】
英語版のトップページS3eにおいて、言語として英語を選択すれば、英語版の目次ページS4eへ移行する。日本語版のトップページS3jにおいて、言語として日本語を選択すれば、日本語版の目次ページS4jへと移行する。また、英語版トップページS3eにおいて、日本語を選択すれば、一旦日本語版トップページS3jに移行し、日本語版トップページS3jにおいて、英語を選択すれば、一旦英語版トップページS3eに移行する。
【0052】
また、検索システムトップページS3e,S3jにおいて、日本語と英語以外の9ヶ国語のいずれか(第3の言語) を選択した場合は、直ちに目次ページへリンクさせるのではなく、一旦ページS5(第2の特定ページに相当) を経由させるようにしている。このページS5の構成例を図9に示す。このページには、世界11カ国の言語での案内がされていること、英語版ボタンB5と日本語版ボタンB6のいずれかをクリックして移行するページにおいて、ページ上部左側の「クイックガイド」ボタンで言語を選択すれば、本検索システムのサービス内容と利用方法の要点を見られること、が記述されている (図6参照) 。すなわち、 第3の言語圏のユーザーに対しても、クイックガイドの存在を知ることができ、かつ、クイックガイドへとユーザーを案内することができる。図6では、ページS5は、日本語で記載されているが、これは説明の便宜のためであり、実際は、日本語版と英語版はなく、第3の言語のみで作成されたものが存在する。
【0053】
ページS5において、ボタンB5をクリックすれば、英語版の目次ページS4eへリンクし、ボタンB6をクリックすれば、日本語版の目次ページS4jへリンクするようにページを構成している。 このように第3の言語の場合は、かならずこのページ5を経由して目次ページへ移行するようにしている。
【0054】
次に、日本語版の目次ページS4jの表示画面の構成例を図10、図11に示す。英語版の構成も同様である。図10,11は、同じページ内でつながっており図10に示される画面を下方にスクロールしていけば、図11の表示内容を順次確認できるようになっている。目次ページS4は、ノズル検索システムの目次を説明するためのページである。
【0055】
図10に示すように、画面の左側にクイックガイドへリンクさせるためのボタン40が設けられている。ボタン40は、全部で11個設けられており、11カ国の言語で「クイックガイド」と表記されている。第3の言語としてのドイツ語を理解できるユーザーは、ドイツ語で書かれた”Schnellanlritug” のボタンをクリックすれば、ドイツ語に基づいて作成されたクイックガイドページへ移行することができる。クリックボタンを各国の言語で作成しているので、世界各国のユーザーを確実にクイックガイドへと導くことができる。
【0056】
さらに、翻訳サイトとリンクするためのボタン41も設けており、必要に応じてユーザーは第3の言語で作成されていないページを第3の言語に翻訳できるようにしている。
【0057】
本検索システムを利用するためには、会員登録の手続が必要である。会員登録を済ませていれば、クリックボタン42をクリックすれば、検索システムを実際に利用できるページへと移行する。また、会員登録をしていない場合は、会員登録のページに入り会員登録を行う。
【0058】
図11には、検索システムの目次が示されている。目次の項目は、左側に示されている。各項目の概要が右側に示されている。 項目内容の詳細を知りたい場合は、「詳細を見る」と記載されているボタン43をクリックすればよい。項目としては、「システムの特徴」「検索方法の種類」「利用規約」等である。また、利用手続や利用料金支払いについての項目も設けられている。
【0059】
次に、クイックガイドを説明する。クイックガイドの表示画面の構成例を図12に示す。このクイックガイドは、検索システムの要点を説明するためのページであり、特定ページに該当する。クイックガイドは11ヶ国語で作成したものを用意しているので、ユーザーに対する利便性を高めている。クイックガイドは、システムの利用を急いでいるユーザーのために要点を説明するものである。世界のノズルメーカーの製品の中から希望のノズルを検索できることや、4種類の検索方法があることが説明されている。検索方法の種類と、その概要が説明されている。また、利用手続と利用料金支払方法も簡単に説明している。また、概略をクイックガイドで理解した場合、その詳細内容を図11に示す目次ページで確認していただくようにユーザーを促している。
【0060】
以上のように、例えユーザーが英語が理解できないとしても、英語 (又は、日本語) による詳細内容のページがあることを認識させることができる。これにより、ユーザーに対して詳細内容を翻訳(例えば、翻訳サイトを利用する) をする機会を与えることができる。これにより、コンサルタント会社は、取引上における法的問題が生じた場合に対処可能である。
【0061】
<別実施形態>
(1)本発明の検索システムにおいて、サーバーシステムを1台のサーバー装置で構成するか複数台で構成するかは適宜選択できるものである。複数台で構成して機能を分散することにより、各サーバー装置の負担を軽減することができる。例えば、Webサーバ、データベース・サーバーのように分散することができる。複数のサーバーで構成する場合に、サーバーが設置される場所が分散されていても良い。
【0062】
(2)本実施形態では、製品例としてノズルを説明したが、本発明はノズル以外の製品の場合にも応用できるものである。
【0063】
(3)図8及び図11において、翻訳サイトにリンクしていることを説明したが、その他の日本語又は英語で作成されているページにおいても、同様に翻訳サイトへのリンクボタンを設置することが好ましい。これにより、利便性を高めることができる。
【0064】
(4)図8に示すページにおける言語選択方法を図10に示す方法と同じ方法を採用しても良い。
【0065】
(5)本実施形態では、第1の言語を日本語、第2の言語を英語とし、第3の言語をドイツ語、フランス語等の9ヶ国語としたが、これに限定されるものではない。第1の言語、第2の言語、第3の言語は、任意の言語を適宜選択できるものである。 また、第3の言語数についても本実施形態では9ヶ国語であるが、少なくとも1ヶ国語以上あればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ノズル情報検索システムの構成を示す概念図
【図2】サーバーシステムの制御ブロック構成を示す図
【図3】サイトマップの構成を示す図
【図4】サイトマップの構成を示す図
【図5】サイトマップの構成を示す図
【図6】主要部分のサイトマップを説明する図
【図7】トップページの構成例を示す図
【図8】検索システムのトップページの構成例を示す図
【図9】第2の特定ページの表示画面の構成例を示す図
【図10】目次ページの構成例を示す図
【図11】目次ページの構成例を示す図
【図12】クイックガイドの画面の構成例を示す図
【符号の説明】
1 クライアント装置
2 サーバーシステム
20 データベース
21 ノズルカタログ
22 送受信部
23 Webページ記憶部
30 言語選択エリア
Claims (5)
- ネットワーク上に設置されるサーバーに製品カタログに基づいたデータベースを構築し、製品ユーザーが前記サーバーにアクセスすることで製品情報を検索できるようにした製品情報検索システムであって、
前記サーバーは、
ユーザーに対して製品検索サービスを提供するため、第1の言語に基づいて作成した第1ページ群を提供する手段と、
この第1ページ群と同じ内容を第2の言語に基づいて作成した第2ページ群を提供する手段と、
前記ページ群に含まれる一部のページのうち、少なくとも、検索システムの要点を説明するための特定ページを提供する手段と、
この特定ページへとユーザーを案内する案内手段とを備え、
前記特定ページを前記第1の言語と第2の言語に加えて、少なくとも1種類の第3の言語に基づいて作成していることを特徴とする製品データベースを利用した製品情報検索システム。 - 前記サーバーは、検索システムのトップにあるページ又はこのトップページにリンクしたページを提供する第2手段を有しており、これらのページの少なくとも1つは、前記第1の言語、前記第2の言語、前記第3の言語の中から1つの言語を選択可能な言語選択ページとして機能し、さらに、
前記第1の言語に基づいて作成され、検索システムの目次を説明するために設けられ、言語の種類を選択することで選択した言語に基づいて作成された前記特定ページにリンクした第1の目次ページを提供する第3手段と、
前記第1の目次ページと同じ内容を前記第2の言語に基づいて作成した第2の目次ページを提供する第4手段と、
前記第3の言語に基づいて作成され、前記特定ページの存在を説明するための第2の特定ページを提供する第5手段とを備え、
前記言語選択ページにおいて、前記第1の言語を選択したときは前記第1の目次ページにリンクし、前記第2の言語を選択した時には前記第2の目次ページにリンクし、前記第3の言語を選択した時には、前記第2の特定ページにリンクするように前記案内手段を構成したことを特徴とする請求項1に記載の製品データベースを利用した製品情報検索システム。 - 前記第2の特定ページは、前記第1の目次ページと前記第2の目次ページのいずれか一方にリンクするように前記案内手段を構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の製品データベースを利用した製品情報検索システム。
- 前記第1の目次ページ及び前記第2の目次ページは、前記特定ページにリンクし、かつ、前記第1の言語、前記第2の言語、前記第3の言語を選択する機能を有し、これらの言語の中から1つの言語を選択することで、選択した言語に基づいて作成された前記特定ページにリンクするように前記案内手段を構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の製品データベースを利用した製品情報検索システム。
- 前記第1ページ群と第2ページ群に含まれているページの少なくとも一部について、第1の言語又は第2の言語から第3の言語に翻訳するための翻訳サイトにリンクさせていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の製品データベースを利用した製品情報検索システム。
Priority Applications (4)
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