JP2004246710A - 主観的情報可視化装置、方法およびプログラム - Google Patents

主観的情報可視化装置、方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2004246710A
JP2004246710A JP2003037135A JP2003037135A JP2004246710A JP 2004246710 A JP2004246710 A JP 2004246710A JP 2003037135 A JP2003037135 A JP 2003037135A JP 2003037135 A JP2003037135 A JP 2003037135A JP 2004246710 A JP2004246710 A JP 2004246710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
subjective
information
relationship
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003037135A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Mizunashi
豪 水梨
Shoji Sakamoto
彰司 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2003037135A priority Critical patent/JP2004246710A/ja
Publication of JP2004246710A publication Critical patent/JP2004246710A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】ユーザ独自の視点または他の観測者の視点から情報間の関係を参照し、特定の事物に対する他者との認識の差異または未知の関連知識等を発見することが可能にする主観的情報可視化装置、方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】アクティビティ・データベース2に保存されているアクティビティのログ情報に基づき、観察者・プロファイル作成部31は観察者・プロファイルを作成し、メンバ・プロファイル作成部32はメンバ・プロファイルを作成し、コンテンツ・プロファイル作成部33はコンテンツ・プロファイルを作成し、作成した各プロファイルに基づき、メンバ・オブジェクト・データ作成部41はメンバ・オブジェクト・データを作成し、コンテンツ・オブジェクト・データ作成部42はコンテンツ・オブジェクト・データを作成し、表示制御部5はメンバ・オブジェクト・データおよびコンテンツ・オブジェクト・データを表示部7に表示する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主観的情報可視化装置、方法およびプログラムに関し、特に、複数種類の要素から構成される情報を表示する際に、複数の情報における情報同士の相関関係を主観的に可視化する主観的情報可視化装置、方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、何らかの関係を有する情報をユーザに提示する際に、情報可視化のための技術を適用することで、全体の関係の理解を支援する可視化技法が存在する。このような可視化技法の多くは、相互に関係する情報の要素(以後、情報要素とする)をアイコン(icon)等の小さなマークで表現することで、情報の相関関係を可視化して提示するものである。また、このような可視化技法の多くは、計算機による計算結果をユーザに提示するだけではなく、ユーザとの対話的操作を通じてユーザ自身の理解または発見を促進することを目的としている。このため、大量の情報の中から適切な量の情報を提示するための可視化技法は重要であり、様々な工夫がなされている。
【0003】
例えば、複数の情報における情報要素間の関係1つ1つに重要度を設定し、高い重要度が設定された関係を有する情報は、他の情報と分離して表示することで、設計者が設定した重要度に応じてユーザが表示すべき情報の関係を選択することを可能にしているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、ある情報要素間の関係のうちで、ユーザが興味を持つものを選択することで、選択した関係でつながれた情報が表示されることで、ユーザの興味に応じて相互に関係する情報をユーザが対話的に参照することが可能な連想的な情報検索装置がある(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
上記に挙げた可視化技法には、可視化される情報の間には、設計者が「関係を表す量」を予め設定し、その量を可視化することが有意義である、という前提がある。
【0006】
【特許文献1】
特開平7−182525号公報
【特許文献2】
特開2001−195428号公報
【発明が解決しようとする課題】
しかし、文書または直接対話等の様々な情報源から取得した情報の間の関係は、多様な要因から形成されるものであり、ユーザは自己の問題意識に則して、自己と他者または自己と過去の自己の異なるコンテキストにおける事物の見え方を比較することで、自己認識、他者認識または問題意識等を明確化することを希望するものの、従来の可視化技法、または特許文献1、特許文献2に記載された可視化技法では、設計者の視点からの参照のみで、ユーザ独自の視点または他の観測者の視点から情報間の関係を参照することができない。更に、ユーザ独自の視点を完全に反映させるだけの関係要因を事前に予測することは非常に困難であるため、ユーザは設計者が予め設定した視点でしか情報間の関係を参照することができない。
【0007】
そこで、本発明は、ユーザ独自の視点または他の観測者の視点から情報間の関係を参照し、特定の事物に対する他者との認識の差異または未知の関連知識等を発見することが可能になるとともに、自己認識、他者認識または問題意識等の明確化を促進することが可能な主観的情報可視化装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、複数のユーザから構成されるメンバがコンテンツに対して行うアクセス内容を示す履歴情報を蓄積する履歴情報蓄積手段と、前記履歴情報に基づき、前記ユーザの主観情報を作成する主観情報作成手段と、前記主観情報作成手段で作成した主観情報の関係性を作成する主観情報関係作成手段と、前記主観情報関係作成手段で作成した主観情報の関係性を表示する表示制御手段と、前記表示制御手段の表示制御に関する指定を受け付ける指定受付手段とを具備することを特徴とする。
【0009】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記主観情報作成手段は、前記履歴情報に基づき、前記ユーザの前記メンバに対するメンバ主観情報を作成するメンバ主観情報作成手段と、前記履歴情報に基づき、前記ユーザの前記コンテンツに対するコンテンツ主観情報を該ユーザ毎に作成するコンテンツ主観情報作成手段とを具備し、前記主観情報関係作成手段は、前記メンバ主観情報作成手段で作成したメンバ主観情報に基づき、前記ユーザと前記メンバとのメンバ関係を作成するメンバ関係作成手段と、前記コンテンツ主観情報作成手段で作成したコンテンツ主観情報に基づき、前記ユーザと前記コンテンツとのコンテンツ関係を作成するコンテンツ関係作成手段とを具備し、前記表示制御手段は、前記メンバ関係および前記コンテンツ関係を表示することを特徴とする。
【0010】
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記表示制御手段は、前記受付指定手段により前記コンテンツ関係の表示に関したユーザの指定を受け付けた場合、該受け付けたユーザと前記コンテンツとのコンテンツ関係を表示することを特徴とする。
【0011】
また、請求項4の発明は、請求項2の発明において、前記受付指定手段により前記メンバ関係および前記コンテンツ関係の表示に関した時刻範囲の指定を受け付けた場合、前記メンバ主観情報作成手段は、前記時刻範囲内の履歴情報に基づき、前記メンバ主観情報を作成する前記コンテンツ主観情報作成手段は、前記時刻範囲内の履歴情報に基づき、前記コンテンツ主観情報を作成することを特徴とする。
【0012】
また、請求項5の発明は、請求項2の発明において、前記表示制御手段は、前記ユーザを表す図象の表示配置を設定することで、前記メンバ関係を可視化し、前記コンテンツを表す図象の表示配置を設定することで、前記コンテンツ関係を可視化することを特徴とする。
【0013】
また、請求項6の発明は、請求項2の発明において、前記メンバ主観情報作成手段は、前記履歴情報に基づいて前記ユーザがアクセスしたテキストから単語を抽出し、該抽出した単語に基づいてメンバ単語出現頻度ベクトルを前記ユーザ毎に作成し、前記履歴情報に基づいて前記ユーザと前記メンバとの交流数を抽出し、前記メンバ単語出現頻度ベクトルと前記交流数とに基づき、前記メンバ主観情報を作成し、前記コンテンツ主観情報作成手段は、前記履歴情報に基づいて前記ユーザがアクセスした前記コンテンツのテキストから単語を抽出し、該抽出した単語に基づいてコンテンツ単語出現頻度ベクトルを作成し、前記履歴情報に基づいて前記ユーザの前記コンテンツに対するアクセス数を抽出し、前記コンテンツ単語出現頻度ベクトルと前記アクセス数とに基づき、前記コンテンツ主観情報を作成することを特徴とする。
【0014】
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記メンバ関係作成手段は、前記メンバ関係を作成するユーザ同士のメンバ単語出現頻度ベクトルの内積から該ユーザ同士のメンバ主観情報の相違度を演算し、該演算した相違度と前記交流数とに基づき、前記メンバ関係を作成し、前記コンテンツ関係作成手段は、前記コンテンツ関係を作成するユーザのメンバ単語出現頻度ベクトルとコンテンツのコンテンツ単語出現頻度ベクトルとの内積から該ユーザのメンバ主観情報と該コンテンツのコンテンツ主観情報との相違度を演算し、該演算した相違度と前記アクセス数とに基づき、前記コンテンツ関係を作成することを特徴とする。
【0015】
また、請求項8の発明は、複数のユーザから構成されるメンバがコンテンツに対して行うアクセス内容を示す履歴情報に基づいて該ユーザの主観情報を作成し、該作成した主観情報の関係性を作成し、該作成した主観情報の関係性を表示することを特徴とする。
【0016】
また、請求項9の発明は、請求項8の発明において、前記履歴情報に基づき、前記ユーザの前記メンバに対するメンバ主観情報を作成し、該作成したメンバ主観情報に基づき、前記ユーザと前記メンバとのメンバ関係を作成し、前記履歴情報に基づき、前記ユーザの前記コンテンツに対するコンテンツ主観情報を該ユーザ毎に作成し、前記コンテンツ主観情報作成手段で作成したコンテンツ主観情報に基づき、前記ユーザと前記コンテンツとのコンテンツ関係を作成し、前記メンバ関係および前記コンテンツ関係を表示することを特徴とする。
【0017】
また、請求項10の発明は、請求項9の発明において、前記コンテンツ関係の表示に関したユーザの指定を受け付けた場合、該受け付けたユーザと前記コンテンツとのコンテンツ関係を表示することを特徴とする。
【0018】
また、請求項11の発明は、請求項9の発明において、前記メンバ関係および前記コンテンツ関係の表示に関した時刻範囲の指定を受け付けた場合、該時刻範囲内の履歴情報に基づき、前記メンバ主観情報の作成、および前記コンテンツ主観情報の作成を行うことを特徴とする。
【0019】
また、請求項12の発明は、請求項9の発明において、前記ユーザを表す図象の表示配置を設定することで、前記メンバ関係を可視化し、前記コンテンツを表す図象の表示配置を設定することで、前記コンテンツ関係を可視化することを特徴とする。
【0020】
また、請求項13の発明は、請求項9の発明において、前記メンバ主観情報を作成する際に、前記履歴情報に基づいて前記ユーザがアクセスしたテキストから単語を抽出し、該抽出した単語に基づいてメンバ単語出現頻度ベクトルをユーザ毎に作成するとともに、該履歴情報に基づいて該ユーザと前記メンバとの交流数を抽出し、前記メンバ単語出現頻度ベクトルと前記交流数とに基づき、前記メンバ主観情報を作成し、前記コンテンツ主観情報を作成する際に、前記履歴情報に基づいて前記ユーザがアクセスした前記コンテンツから単語を抽出し、該抽出した単語に基づいてコンテンツ単語出現頻度ベクトルを作成するとともに、該履歴情報に基づいて該ユーザの該コンテンツに対するアクセス数を抽出し、前記コンテンツ単語出現頻度ベクトルと前記アクセス数とに基づき、前記コンテンツ主観情報を作成することを特徴とする。
【0021】
また、請求項14の発明は、請求項13の発明において、前記メンバ関係を作成する際に、該メンバ関係を作成するユーザ同士のメンバ単語出現頻度ベクトルの内積から該ユーザ同士のメンバ主観情報の相違度を演算し、該演算した相違度と前記交流数とに基づいて該メンバ関係を作成し、前記コンテンツ関係を作成する際に、該コンテンツ関係を作成するユーザのメンバ単語出現頻度ベクトルとコンテンツのコンテンツ単語出現頻度ベクトルとの内積から該ユーザのメンバ主観情報と該コンテンツのコンテンツ主観情報との相違度を演算し、該演算した相違度と前記アクセス数とに基づいて該コンテンツ関係を作成することを特徴とする。
【0022】
また、請求項15の発明は、複数のユーザから構成されるメンバがコンテンツに対して行うアクセス内容を示す履歴情報に基づき、該ユーザの主観情報を作成する処理と、該作成した主観情報の関係性を作成する処理と、該作成した主観情報の関係性を表示する処理とをコンピュータに動作させることを特徴とする。
【0023】
また、請求項16の発明は、請求項15の発明において、前記履歴情報に基づき、前記ユーザの前記メンバに対するメンバ主観情報を作成する処理と、該作成したメンバ主観情報に基づき、前記ユーザと前記メンバとのメンバ関係を作成する処理と、前記履歴情報に基づき、前記ユーザの前記コンテンツに対するコンテンツ主観情報を該ユーザ毎に作成する処理と該作成したコンテンツ主観情報に基づき、前記ユーザと前記コンテンツとのコンテンツ関係を作成する処理と、前記メンバ関係および前記コンテンツ関係を表示する処理とをコンピュータに動作させることを特徴とする。
【0024】
また、請求項17の発明は、請求項16の発明において、前記コンテンツ関係の表示に関したユーザの指定を受け付けた場合、該受け付けたユーザと前記コンテンツとのコンテンツ関係を表示する処理をコンピュータに動作させることを特徴とする。
【0025】
また、請求項18の発明は、請求項16の発明において、前記メンバ関係および前記コンテンツ関係の表示に関した時刻範囲の指定を受け付けた場合、該時刻範囲内の履歴情報に基づき、メンバ主観情報の作成、およびコンテンツ主観情報の作成を行う処理をコンピュータに動作させることを特徴とする。
【0026】
また、請求項19の発明は、請求項16の発明において、前記ユーザを表す図象の表示配置を設定することで、前記メンバ関係を可視化する処理と、前記コンテンツを表す図象の表示配置を設定することで、前記コンテンツ関係を可視化する処理をコンピュータに動作させることを特徴とする。
【0027】
また、請求項20の発明は、請求項16の発明において、前記メンバ主観情報を作成する際に、前記履歴情報に基づいて前記ユーザがアクセスしたテキストから単語を抽出し、該抽出した単語に基づいてメンバ単語出現頻度ベクトルをユーザ毎に作成するとともに、該履歴情報に基づいて該ユーザと前記メンバとの交流数を抽出する処理と、前記メンバ単語出現頻度ベクトルと前記交流数とに基づき、前記メンバ主観情報を作成する処理と、前記コンテンツ主観情報を作成する際に、前記履歴情報に基づいて前記ユーザがアクセスした前記コンテンツから単語を抽出し、該抽出した単語に基づいてコンテンツ単語出現頻度ベクトルを作成するとともに、該履歴情報に基づいて該ユーザの該コンテンツに対するアクセス数を抽出する処理と、前記コンテンツ単語出現頻度ベクトルと前記アクセス数とに基づいて前記コンテンツ主観情報を作成する処理とをコンピュータに動作させることを特徴とする。
【0028】
また、請求項21の発明は、請求項20の発明において、前記メンバ関係を作成する際に、該メンバ関係を作成するユーザ同士のメンバ単語出現頻度ベクトルの内積から該ユーザ同士のメンバ主観情報の相違度を演算し、該演算した相違度と前記交流数とに基づいて該メンバ関係を作成する処理と、前記コンテンツ関係を作成する際に、該コンテンツ関係を作成するユーザのメンバ単語出現頻度ベクトルとコンテンツのコンテンツ単語出現頻度ベクトルとの内積から該ユーザのメンバ主観情報と該コンテンツのコンテンツ主観情報との相違度を演算し、該演算した相違度と前記アクセス数とに基づいて該コンテンツ関係を作成する処理とをコンピュータに動作させることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係わる主観的情報可視化装置、方法およびプログラムの実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0030】
図1は、本発明に係わる主観的情報可視化装置1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
【0031】
図1に示すように、主観的情報可視化装置1は、アクティビティ・データベース2、プロファイル作成部3、オブジェクト・データ作成部4、表示制御部5から構成され、入力部6および表示部7と接続している。ここで、入力部6はマウスまたはキーボード等の入力装置から構成されており、ユーザは入力部6により主観的情報可視化装置1に対してオブジェクト・データの表示、観察者設定またはタイムスパン設定等を指示することができ、表示部7はディスプレイ装置等から構成されており、オブジェクト・データ等を表示する。なお、入力部6および表示部7の構成としては、図1に示すような構成に限定することなく、例えば、入力部6および表示部7の機能を兼ね備えたタッチパネル等を用いても適用可能である。
【0032】
ここで、アクティビティ・データベース2は、観察者および他の観察者であるメンバがコンテンツにアクセスした際の時刻、アクター(アクションを起こした観察者の名前等)、ページの情報、アクション(閲覧、書き込み等)、コンテンツの情報、書き込み時の追加テキストの情報および発言相手等のアクティビティのログ情報を保存する。ただし、常にアクティビティのログ情報は主観的情報可視化装置1の内部に保存される必要はなく、例えば、図示しないネットワークを介して外部の記憶装置から取り込む構成でも適用可能である。
【0033】
また、プロファイル作成部3は、アクティビティ・データベース2に保存されているアクティビティのログ情報に基づいて特定の事物に対する認識を表すプロファイルを作成する。なお、プロファイル作成部3は、観察者のプロファイルを作成する観察者・プロファイル作成部31、メンバのプロファイルを作成するメンバ・プロファイル作成部32、およびコンテンツのプロファイルを作成するメンバ・プロファイル作成部33から構成されている。
【0034】
また、オブジェクト・データ作成部4は、プロファイル作成部3が作成したプロファイルに基づいて特定の事物に対する認識等の差異を表すオブジェクト・データを作成する。なお、オブジェクト・データ作成部4は、観察者とメンバとの認識等の差異を表すメンバ・オブジェクト・データを作成するメンバ・オブジェクト・データ作成部41、および観察者とコンテンツとの認識等の差異を表すコンテンツ・オブジェクト・データを作成するコンテンツ・オブジェクト・データ作成部42から構成されている。
【0035】
また、表示制御部5は、入力部6からの指示に基づいてオブジェクト・データ作成部4が作成したオブジェクト・データを表示部7に表示する。
【0036】
次に、特定の事物に対する認識等の差異を表すオブジェクト・データを表示部7に表示する際に、主観的情報可視化装置1が行う機能的な動作について説明する。
【0037】
観察者であるユーザが入力部6からオブジェクト・データを表示部7に表示する指示を入力すると、観察者・プロファイル作成部31はアクティビティ・データベース2に保存されているアクティビティのログ情報に基づき、観察者単語出現頻度ベクトルを作成して観察者・プロファイルを作成し、また、メンバ・プロファイル作成部32はアクティビティ・データベース2に保存されているアクティビティのログ情報に基づき、メンバ単語出現頻度ベクトルを作成するとともに、観察者がメンバと発言を直接交わした回数を抽出してメンバ・プロファイルを作成し、また、コンテンツ・プロファイル作成部33はアクティビティ・データベース2に保存されているアクティビティのログ情報に基づき、コンテンツ単語出現頻度ベクトルを作成するとともに、観察者がコンテンツにアクセスした回数を抽出してコンテンツ・プロファイルを作成する。そして、メンバ・オブジェクト・データ作成部41は観察者・プロファイルとメンバ・プロファイルとに基づき、観察者とメンバとのプロファイルの相違度を算出するとともに、観察者がメンバと発言を直接交わした回数を抽出してメンバ・オブジェクト・データを作成し、また、コンテンツ・オブジェクト・データ作成部42は観察者・プロファイルとコンテンツ・プロファイルとに基づき、観察者とコンテンツとのプロファイルの相違度を算出するとともに、観察者がコンテンツにアクセスした回数を抽出してコンテンツ・オブジェクト・データを作成する。そして、表示制御部5は入力部6から入力された指示に基づき、メンバ・オブジェクト・データおよびコンテンツ・オブジェクト・データを表示部7に表示する。
【0038】
図2は、アクティビティ・データベース2に保存されているアクティビティのログ情報のデータ構造の一例を示す図である。
【0039】
図2に示すように、アクティビティ・データベース2にはアクティビティのログ情報として観察者および他の観察者であるメンバがコンテンツにアクセスした際の時刻、アクター(アクションを起こした観察者の名前等)、ページの情報、アクション、コンテンツの情報、書き込み時の追加テキストの情報および発言相手が保存されている。
【0040】
ここで、ユーザは入力部6により主観的情報可視化装置1に対してタイムスパン設定を指示することで、指示したタイムスパン内のアクティビティのログ情報に基づいて作成したオブジェクト・データを表示部7に表示することができる。例えば、タイムスパン設定として2003年2月9日の15時50分から2003年2月9日の17時00分までの期間を指示した場合、時刻「2003/02/09 15:52:34」、アクター「D」のアクティビティのログ情報、時刻「2003/02/09 15:55:30」、アクター「A」のアクティビティのログ情報、時刻「2003/02/09 16:45:34」、アクター「B」のアクティビティのログ情報、および時刻「2003/02/09 16:55:18」、アクター「A」のアクティビティのログ情報に基づいて作成したオブジェクト・データが表示部7に表示されることになる。
【0041】
図3は、プロファイルのデータ構造の一例を示す図である。
【0042】
図3(a)は、観察者・プロファイル8のデータ構造の一例を示す図である。図3(a)に示すように、観察者・プロファイル8は観察者の名前81、および観察者があるタイムスパン内において閲覧若しくは書き込みしたテキストから抽出した単語に基づいて作成した観察者単語出現頻度ベクトル82から構成されている。
【0043】
図3(b)は、メンバ・プロファイル9のデータ構造の一例を示す図である。図3(b)に示すように、メンバ・プロファイル9はメンバの名前91、メンバがあるタイムスパン内において閲覧若しくは書き込みしたテキストから抽出した単語に基づいて作成したメンバ単語出現頻度ベクトル92、および観察者とメンバとが発言を交わした回数93から構成されている。
【0044】
図3(c)は、コンテンツ・プロファイル10のデータ構造の一例を示す図である。図3(c)に示すように、コンテンツ・プロファイル10はコンテンツの名前101、観察者があるタイムスパン内において閲覧若しくは書き込みしたコンテンツのテキストから抽出した単語に基づいて作成したコンテンツ単語出現頻度ベクトル102、および観察者がコンテンツにアクセスした回数103から構成されている。
【0045】
図4は、オブジェクト・データのデータ構造の一例を示す図である。
【0046】
図4(a)は、メンバ・オブジェクト・データ11のデータ構造の一例を示す図である。図4(a)に示すように、メンバ・オブジェクト・データ11はメンバの名前111、観察者単語出現頻度ベクトルとメンバ単語出現頻度ベクトルとの内積から算出した観察者・プロファイルとメンバ・プロファイルとの相違度112、および観察者とメンバとが発言を交わした回数113から構成されている。
【0047】
図4(b)は、コンテンツ・オブジェクト・データ12のデータ構造の一例を示す図である。図4(b)に示すように、コンテンツ・オブジェクト・データ12はコンテンツの名前121、観察者単語出現頻度ベクトルとコンテンツ単語出現頻度ベクトルとの内積から算出した観察者・プロファイルとコンテンツ・プロファイルとの相違度122、および観察者がコンテンツにアクセスした回数123から構成されている。
【0048】
次に、観察者・プロファイルを作成する際に観察者・プロファイル作成部31が行う処理手順について図5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0049】
アクティビティ・データベースからタイムスパンに含まれるログ情報を取り出し(ステップS501)、ログ情報から観察者が閲覧したテキストを抽出し(ステップS502)、抽出したテキストから形態素解析により単語を抽出して閲覧テキスト単語出現頻度ベクトルを作成し(ステップS503)、ログ情報から観察者が書き込みしたテキストを抽出し(ステップS504)、抽出したテキストから形態素解析により単語を抽出して書込みテキスト単語出現頻度ベクトルを作成し(ステップS505)、閲覧テキスト単語出現頻度ベクトルと書込みテキスト単語出現頻度ベクトルとを重みをつけて合成することで観察者単語出現頻度ベクトルを作成し(ステップS506)、作成した観察者単語出現頻度ベクトルと観察者の名前とから観察者・プロファイルを作成し(ステップS507)、処理手順を終了する。
【0050】
次に、メンバ・プロファイルを作成する際にメンバ・プロファイル作成部32が行う処理手順について図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0051】
アクティビティ・データベースからタイムスパンに含まれるログ情報を取り出し(ステップS601)、ログ情報から観察者が見た範囲内においてメンバが閲覧したテキストを抽出し(ステップS602)、抽出したテキストから形態素解析により単語を抽出して閲覧テキスト単語出現頻度ベクトルを作成し(ステップS603)、ログ情報から観察者が見た範囲内においてメンバが書き込みしたテキストを抽出し(ステップS604)、抽出したテキストから形態素解析により単語を抽出して書込みテキスト単語出現頻度ベクトルを作成し(ステップS605)、閲覧テキスト単語出現頻度ベクトルと書込みテキスト単語出現頻度ベクトルとを重みをつけて合成することでメンバ単語出現頻度ベクトルを作成し(ステップS606)、ログ情報から観察者がメンバと発言を直接交わした回数を抽出し(ステップS607)、メンバ単語出現頻度ベクトルと、観察者がメンバと発言を直接交わした回数と、メンバの名前とからメンバ・プロファイルを作成し(ステップS608)、処理手順を終了する。
【0052】
次に、コンテンツ・プロファイルを作成する際にコンテンツ・プロファイル作成部33が行う処理手順について図7に示すフローチャートを参照して説明する。
【0053】
アクティビティ・データベースからタイムスパンに含まれるログ情報を取り出し(ステップS701)、ログ情報から観察者がコンテンツを閲覧した時点でのコンテンツのテキストを抽出し(ステップS702)、抽出したテキストから形態素解析により単語を抽出して閲覧テキスト単語出現頻度ベクトルを作成し(ステップS703)、ログ情報から観察者がコンテンツに書き込みしたテキストを抽出し(ステップS704)、抽出したテキストから形態素解析により単語を抽出して書込みテキスト単語出現頻度ベクトルを作成し(ステップS705)、閲覧テキスト単語出現頻度ベクトルと書込みテキスト単語出現頻度ベクトルとを重みをつけて合成することでコンテンツ単語出現頻度ベクトルを作成し(ステップS706)、ログ情報から観察者がコンテンツにアクセスした回数を抽出し(ステップS707)、コンテンツ単語出現頻度ベクトルと、観察者がコンテンツにアクセスした回数と、コンテンツの名前とからコンテンツ・プロファイルを作成し(ステップS708)、処理手順を終了する。
【0054】
次に、メンバ・オブジェクト・データを作成する際にメンバ・オブジェクト・データ作成部41が行う処理手順について図8に示すフローチャートを参照して説明する。
【0055】
観察者・プロファイルの観察者単語出現頻度ベクトルとメンバ・プロファイルのメンバ単語出現頻度ベクトルとの内積を算出することで観察者・プロファイルとメンバ・プロファイルとの相違度を算出し(ステップS801)、メンバ・プロファイルから観察者がメンバと発言を交わした回数を抽出し(ステップS802)、観察者・プロファイルとメンバ・プロファイルとの相違度および観察者がメンバと発言を交わした回数からメンバ・オブジェクト・データを作成し(ステップS803)、処理手順を終了する。
【0056】
次に、コンテンツ・オブジェクト・データを作成する際にコンテンツ・オブジェクト・データ作成部42が行う処理手順について図9に示すフローチャートを参照して説明する。
【0057】
観察者・プロファイルの観察者単語出現頻度ベクトルとコンテンツ・プロファイルのコンテンツ単語出現頻度ベクトルとの内積を算出することで観察者・プロファイルとコンテンツ・プロファイルとの相違度を算出し(ステップS901)、コンテンツ・プロファイルから観察者がコンテンツにアクセスした回数を抽出し(ステップS902)、観察者・プロファイルとコンテンツ・プロファイルとの相違度および観察者がコンテンツにアクセスした回数からコンテンツ・オブジェクト・データを作成し(ステップS903)、処理手順を終了する。
【0058】
次に、メンバ・オブジェクト・データおよびコンテンツ・オブジェクト・データを表示部7に表示する際に、主観的情報可視化装置1が行う処理について具体例を挙げて説明する。
【0059】
図10は、表示部7に表示されたメンバ・オブジェクト・データの一例を示す図である。
【0060】
図10に示すように、表示部7の中央部にグラフ13が表示されており、観察者とメンバとのプロファイルの相違度をアイコンの配置によって表している。なお、グラフ13の縦軸は観察者とメンバとの発言の頻度を表し、頻度が高くなれば原点に近付き、頻度が低くなれば原点から遠ざかり、また、グラフ13の横軸は閲覧および書込みしたテキストに関する観察者とメンバとの関連度を表し、関連度が高くなれば原点に近付き、関連度が低くなれば原点から遠ざかる。
【0061】
また、タイムスパン設定部14では、過去から現在までスライドバー15を操作することで、表示するメンバ・オブジェクト・データおよびコンテンツ・オブジェクト・データの任意のタイムスパンを設定することができる。
【0062】
ここで、図10に示すグラフ13では、「メンバA」の視点からのその他のメンバのプロファイルの相違度を表すために、その他のメンバのアイコンは「メンバA」とのプロファイルの相違度に基づいた配置に表示されている。例えば、「メンバC」は「メンバA」との発言の頻度と、閲覧および書込みしたテキストの関連度と両方ともに高く、「メンバB」は「メンバA」との発言の頻度は低いものの、閲覧および書込みしたテキストの関連度は高く、「メンバF」は「メンバA」との発言の頻度は高いものの、閲覧および書込みしたテキストの関連度は低く、「メンバC」および「メンバD」は「メンバA」との発言の頻度と、閲覧および書込みしたテキストの関連度と両方ともに低い。
【0063】
従って、図10に示すグラフ13から、自己の認識に対する他のメンバの認識を確認することができ、自己の認識の明確化を促進することができる。
【0064】
図11は、表示部7に表示されたコンテンツ・オブジェクト・データの一例を示す図である。
【0065】
図11(a)は、「メンバA」の視点からコンテンツとのプロファイルの相違度を表した表示例を示す図である。図11(a)に示すように、表示部7の中央部にグラフ16が表示されており、観察者とコンテンツとのプロファイルの相違度をアイコンの配置によって表している。なお、グラフ16の縦軸は観察者のコンテンツに対するアクセスの頻度を表し、頻度が高くなれば原点に近付き、頻度が低くなれば原点から遠ざかり、また、グラフ16の横軸は閲覧および書込みしたテキストに関する観察者とコンテンツとの関連度を表し、関連度が高くなれば原点に近付き、関連度が低くなれば原点から遠ざかる。
【0066】
ここで、図11(a)に示すグラフ16では、「メンバA」の視点からのコンテンツのプロファイルの相違度を表すために、コンテンツのアイコンは「メンバA」とのプロファイルの相違度に基づいた配置に表示されている。例えば、「コンテンツA」は「メンバA」のアクセスの頻度と、閲覧および書込みしたテキストの関連度と両方ともに高く、「コンテンツB」は「メンバA」のアクセスの頻度は低いものの、閲覧および書込みしたテキストの関連度は高く、「メンバD」は「メンバA」のアクセスの頻度は高いものの、閲覧および書込みしたテキストの関連度は低く、「メンバC」および「メンバE」は「メンバA」のアクセスの頻度と、閲覧および書込みしたテキストの関連度と両方ともに低い。
【0067】
また、観察者設定部17では、メンバのアイコンをクリック等の操作することで、クリックしたメンバの視点からコンテンツとのプロファイルの相違度を表す表示になる。例えば、「メンバF」のアイコンを操作することで、「メンバF」の視点からコンテンツとのプロファイルの相違度を表す表示になる。
【0068】
図11(b)は、「メンバF」の視点からコンテンツとのプロファイルの相違度を表した表示例を示す図である。図11(b)に示すように、表示部7の中央部にグラフ18が表示されており、観察者とコンテンツとのプロファイルの相違度をアイコンの配置によって表している。
【0069】
ここで、図11(b)に示すグラフ18では、「メンバF」の視点からのコンテンツのプロファイルの相違度を表すために、コンテンツのアイコンは「メンバF」とのプロファイルの相違度に基づいた配置に表示されている。
【0070】
従って、図11(a)に示すグラフ16と図11(b)に示すグラフ18とを比較することにより、メンバ各個人の認識を確認することができ、特定の事物に対するメンバ各個人の認識の差異を発見することができる。
【0071】
なお、上記実施例で説明した主観的情報可視化装置1と同様の処理を行うことが可能な主観的情報可視化プログラムを、一般的なPC(Personal Computer)等の汎用電子計算機にインストールする構成でも適用可能である。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ユーザ独自の視点または他の観測者の視点から情報間の関係を参照し、特定の事物に対する他者との認識の差異または未知の関連知識等を発見することが可能になるとともに、自己認識、他者認識または問題意識等の明確化を促進することが可能にするという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる主観的情報可視化装置1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
【図2】アクティビティ・データベース2に保存されているアクティビティのログ情報のデータ構造の一例を示す図である。
【図3】プロファイルのデータ構造の一例を示す図である。
【図4】オブジェクト・データのデータ構造の一例を示す図である。
【図5】観察者・プロファイルを作成する際に観察者・プロファイル作成部31が行う処理手順を示すフローチャートである。
【図6】メンバ・プロファイルを作成する際にメンバ・プロファイル作成部32が行う処理手順を示すフローチャートである。
【図7】コンテンツ・プロファイルを作成する際にコンテンツ・プロファイル作成部33が行う処理手順を示すフローチャートである。
【図8】メンバ・オブジェクト・データを作成する際にメンバ・オブジェクト・データ作成部41が行う処理手順を示すフローチャートである。
【図9】コンテンツ・オブジェクト・データを作成する際にコンテンツ・オブジェクト・データ作成部42が行う処理手順を示すフローチャートである。
【図10】表示部7に表示されたメンバ・オブジェクト・データの一例を示す図である。
【図11】表示部7に表示されたコンテンツ・オブジェクト・データの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 主観的情報可視化装置
2 アクティビティ・データベース
3 プロファイル作成部
31 観察者・プロファイル作成部
32 メンバ・プロファイル作成部
33 コンテンツ・プロファイル作成部
4 オブジェクト・データ作成部
41 メンバ・オブジェクト・データ作成部
42 コンテンツ・オブジェクト・データ・作成部
5 表示制御部
6 入力部
7 表示部
8 観察者・プロファイル
81 観察者の名前
82 観察者単語出現頻度ベクトル
9 メンバ・プロファイル
91 メンバの名前
92 メンバ単語出現頻度ベクトル
93 観察者とメンバとが発言を交わした回数
10 コンテンツ・プロファイル
101 コンテンツの名前
102 コンテンツ単語出現頻度ベクトル
103 観察者がコンテンツにアクセスした回数
11 メンバ・オブジェクト・データ
111 メンバの名前
112 観察者とのプロファイルの相違度
113 観察者とメンバとが発言を交わした回数
12 コンテンツ・オブジェクト・データ
121 コンテンツの名前
122 観察者とのプロファイルの相違度
123 観察者がコンテンツにアクセスした回数
13、16、18 グラフ
14 タイムスパン設定部
15 スライドバー
17 観察者設定部

Claims (21)

  1. 複数のユーザから構成されるメンバがコンテンツに対して行うアクセス内容を示す履歴情報を蓄積する履歴情報蓄積手段と、
    前記履歴情報に基づき、前記ユーザの主観情報を作成する主観情報作成手段と、
    前記主観情報作成手段で作成した主観情報の関係性を作成する主観情報関係作成手段と、
    前記主観情報関係作成手段で作成した主観情報の関係性を表示する表示制御手段と、
    前記表示制御手段の表示制御に関する指定を受け付ける指定受付手段と
    を具備することを特徴とする主観的情報可視化装置。
  2. 前記主観情報作成手段は、
    前記履歴情報に基づき、前記ユーザの前記メンバに対するメンバ主観情報を作成するメンバ主観情報作成手段と、
    前記履歴情報に基づき、前記ユーザの前記コンテンツに対するコンテンツ主観情報を該ユーザ毎に作成するコンテンツ主観情報作成手段と
    を具備し、
    前記主観情報関係作成手段は、
    前記メンバ主観情報作成手段で作成したメンバ主観情報に基づき、前記ユーザと前記メンバとのメンバ関係を作成するメンバ関係作成手段と、
    前記コンテンツ主観情報作成手段で作成したコンテンツ主観情報に基づき、前記ユーザと前記コンテンツとのコンテンツ関係を作成するコンテンツ関係作成手段と
    を具備し、
    前記表示制御手段は、
    前記メンバ関係および前記コンテンツ関係を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の主観的情報可視化装置。
  3. 前記表示制御手段は、
    前記受付指定手段により前記コンテンツ関係の表示に関したユーザの指定を受け付けた場合、該受け付けたユーザと前記コンテンツとのコンテンツ関係を表示する
    ことを特徴とする請求項2記載の主観的可視化装置。
  4. 前記受付指定手段により前記メンバ関係および前記コンテンツ関係の表示に関した時刻範囲の指定を受け付けた場合、
    前記メンバ主観情報作成手段は、
    前記時刻範囲内の履歴情報に基づき、前記メンバ主観情報を作成する
    前記コンテンツ主観情報作成手段は、
    前記時刻範囲内の履歴情報に基づき、前記コンテンツ主観情報を作成する
    ことを特徴とする請求項2記載の主観的可視化装置。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記ユーザを表す図象の表示配置を設定することで、前記メンバ関係を可視化し、
    前記コンテンツを表す図象の表示配置を設定することで、前記コンテンツ関係を可視化する
    ことを特徴とする請求項2記載の主観的可視化装置。
  6. 前記メンバ主観情報作成手段は、
    前記履歴情報に基づいて前記ユーザがアクセスしたテキストから単語を抽出し、該抽出した単語に基づいてメンバ単語出現頻度ベクトルを前記ユーザ毎に作成し、
    前記履歴情報に基づいて前記ユーザと前記メンバとの交流数を抽出し、
    前記メンバ単語出現頻度ベクトルと前記交流数とに基づき、前記メンバ主観情報を作成し、
    前記コンテンツ主観情報作成手段は、
    前記履歴情報に基づいて前記ユーザがアクセスした前記コンテンツのテキストから単語を抽出し、該抽出した単語に基づいてコンテンツ単語出現頻度ベクトルを作成し、
    前記履歴情報に基づいて前記ユーザの前記コンテンツに対するアクセス数を抽出し、
    前記コンテンツ単語出現頻度ベクトルと前記アクセス数とに基づき、前記コンテンツ主観情報を作成する
    ことを特徴とする請求項2記載の主観的可視化装置。
  7. 前記メンバ関係作成手段は、
    前記メンバ関係を作成するユーザ同士のメンバ単語出現頻度ベクトルの内積から該ユーザ同士のメンバ主観情報の相違度を演算し、
    該演算した相違度と前記交流数とに基づき、前記メンバ関係を作成し、
    前記コンテンツ関係作成手段は、
    前記コンテンツ関係を作成するユーザのメンバ単語出現頻度ベクトルとコンテンツのコンテンツ単語出現頻度ベクトルとの内積から該ユーザのメンバ主観情報と該コンテンツのコンテンツ主観情報との相違度を演算し、
    該演算した相違度と前記アクセス数とに基づき、前記コンテンツ関係を作成する
    ことを特徴とする請求項6記載の主観的可視化装置。
  8. 複数のユーザから構成されるメンバがコンテンツに対して行うアクセス内容を示す履歴情報に基づいて該ユーザの主観情報を作成し、
    該作成した主観情報の関係性を作成し、
    該作成した主観情報の関係性を表示する
    ことを特徴とする主観的情報可視化方法。
  9. 前記履歴情報に基づき、前記ユーザの前記メンバに対するメンバ主観情報を作成し、該作成したメンバ主観情報に基づき、前記ユーザと前記メンバとのメンバ関係を作成し、
    前記履歴情報に基づき、前記ユーザの前記コンテンツに対するコンテンツ主観情報を該ユーザ毎に作成し、前記コンテンツ主観情報作成手段で作成したコンテンツ主観情報に基づき、前記ユーザと前記コンテンツとのコンテンツ関係を作成し、
    前記メンバ関係および前記コンテンツ関係を表示する
    ことを特徴とする請求項8記載の主観的情報可視化方法。
  10. 前記コンテンツ関係の表示に関したユーザの指定を受け付けた場合、該受け付けたユーザと前記コンテンツとのコンテンツ関係を表示する
    ことを特徴とする請求項9記載の主観的可視化方法。
  11. 前記メンバ関係および前記コンテンツ関係の表示に関した時刻範囲の指定を受け付けた場合、該時刻範囲内の履歴情報に基づき、前記メンバ主観情報の作成、および前記コンテンツ主観情報の作成を行う
    ことを特徴とする請求項9記載の主観的可視化方法。
  12. 前記ユーザを表す図象の表示配置を設定することで、前記メンバ関係を可視化し、
    前記コンテンツを表す図象の表示配置を設定することで、前記コンテンツ関係を可視化する
    ことを特徴とする請求項9記載の主観的可視化方法。
  13. 前記メンバ主観情報を作成する際に、前記履歴情報に基づいて前記ユーザがアクセスしたテキストから単語を抽出し、該抽出した単語に基づいてメンバ単語出現頻度ベクトルをユーザ毎に作成するとともに、該履歴情報に基づいて該ユーザと前記メンバとの交流数を抽出し、
    前記メンバ単語出現頻度ベクトルと前記交流数とに基づき、前記メンバ主観情報を作成し、
    前記コンテンツ主観情報を作成する際に、前記履歴情報に基づいて前記ユーザがアクセスした前記コンテンツから単語を抽出し、該抽出した単語に基づいてコンテンツ単語出現頻度ベクトルを作成するとともに、該履歴情報に基づいて該ユーザの該コンテンツに対するアクセス数を抽出し、
    前記コンテンツ単語出現頻度ベクトルと前記アクセス数とに基づき、前記コンテンツ主観情報を作成する
    ことを特徴とする請求項9記載の主観的可視化方法。
  14. 前記メンバ関係を作成する際に、該メンバ関係を作成するユーザ同士のメンバ単語出現頻度ベクトルの内積から該ユーザ同士のメンバ主観情報の相違度を演算し、該演算した相違度と前記交流数とに基づいて該メンバ関係を作成し、
    前記コンテンツ関係を作成する際に、該コンテンツ関係を作成するユーザのメンバ単語出現頻度ベクトルとコンテンツのコンテンツ単語出現頻度ベクトルとの内積から該ユーザのメンバ主観情報と該コンテンツのコンテンツ主観情報との相違度を演算し、該演算した相違度と前記アクセス数とに基づいて該コンテンツ関係を作成する
    ことを特徴とする請求項13記載の主観的可視化方法。
  15. 複数のユーザから構成されるメンバがコンテンツに対して行うアクセス内容を示す履歴情報に基づき、該ユーザの主観情報を作成する処理と、
    該作成した主観情報の関係性を作成する処理と、
    該作成した主観情報の関係性を表示する処理と
    をコンピュータに動作させることを特徴とする主観的情報可視化プログラム。
  16. 前記履歴情報に基づき、前記ユーザの前記メンバに対するメンバ主観情報を作成する処理と、
    該作成したメンバ主観情報に基づき、前記ユーザと前記メンバとのメンバ関係を作成する処理と、
    前記履歴情報に基づき、前記ユーザの前記コンテンツに対するコンテンツ主観情報を該ユーザ毎に作成する処理と
    該作成したコンテンツ主観情報に基づき、前記ユーザと前記コンテンツとのコンテンツ関係を作成する処理と、
    前記メンバ関係および前記コンテンツ関係を表示する処理と
    ことを特徴とする請求項1記載の主観的情報可視化装置。
    をコンピュータに動作させることを特徴とする請求項15記載の主観的可視化プログラム。
  17. 前記コンテンツ関係の表示に関したユーザの指定を受け付けた場合、該受け付けたユーザと前記コンテンツとのコンテンツ関係を表示する処理
    をコンピュータに動作させることを特徴とする請求項16記載の主観的可視化プログラム。
  18. 前記メンバ関係および前記コンテンツ関係の表示に関した時刻範囲の指定を受け付けた場合、該時刻範囲内の履歴情報に基づき、メンバ主観情報の作成、およびコンテンツ主観情報の作成を行う処理
    をコンピュータに動作させることを特徴とする請求項16記載の主観的可視化プログラム。
  19. 前記ユーザを表す図象の表示配置を設定することで、前記メンバ関係を可視化する処理と、
    前記コンテンツを表す図象の表示配置を設定することで、前記コンテンツ関係を可視化する処理
    をコンピュータに動作させることを特徴とする請求項16記載の主観的可視化プログラム。
  20. 前記メンバ主観情報を作成する際に、前記履歴情報に基づいて前記ユーザがアクセスしたテキストから単語を抽出し、該抽出した単語に基づいてメンバ単語出現頻度ベクトルをユーザ毎に作成するとともに、該履歴情報に基づいて該ユーザと前記メンバとの交流数を抽出する処理と、
    前記メンバ単語出現頻度ベクトルと前記交流数とに基づき、前記メンバ主観情報を作成する処理と、
    前記コンテンツ主観情報を作成する際に、前記履歴情報に基づいて前記ユーザがアクセスした前記コンテンツから単語を抽出し、該抽出した単語に基づいてコンテンツ単語出現頻度ベクトルを作成するとともに、該履歴情報に基づいて該ユーザの該コンテンツに対するアクセス数を抽出する処理と、
    前記コンテンツ単語出現頻度ベクトルと前記アクセス数とに基づいて前記コンテンツ主観情報を作成する処理と
    をコンピュータに動作させることを特徴とする請求項16記載の主観的可視化プログラム。
  21. 前記メンバ関係を作成する際に、該メンバ関係を作成するユーザ同士のメンバ単語出現頻度ベクトルの内積から該ユーザ同士のメンバ主観情報の相違度を演算し、該演算した相違度と前記交流数とに基づいて該メンバ関係を作成する処理と、
    前記コンテンツ関係を作成する際に、該コンテンツ関係を作成するユーザのメンバ単語出現頻度ベクトルとコンテンツのコンテンツ単語出現頻度ベクトルとの内積から該ユーザのメンバ主観情報と該コンテンツのコンテンツ主観情報との相違度を演算し、該演算した相違度と前記アクセス数とに基づいて該コンテンツ関係を作成する処理と
    をコンピュータに動作させることを特徴とする請求項20記載の主観的可視化プログラム。
JP2003037135A 2003-02-14 2003-02-14 主観的情報可視化装置、方法およびプログラム Withdrawn JP2004246710A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003037135A JP2004246710A (ja) 2003-02-14 2003-02-14 主観的情報可視化装置、方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003037135A JP2004246710A (ja) 2003-02-14 2003-02-14 主観的情報可視化装置、方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004246710A true JP2004246710A (ja) 2004-09-02

Family

ID=33022038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003037135A Withdrawn JP2004246710A (ja) 2003-02-14 2003-02-14 主観的情報可視化装置、方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004246710A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010244380A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
US8660580B2 (en) 2009-01-12 2014-02-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of providing location-based service using location information of mobile terminal

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8660580B2 (en) 2009-01-12 2014-02-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of providing location-based service using location information of mobile terminal
JP2010244380A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
El‐Assady et al. ConToVi: Multi‐party conversation exploration using topic‐space views
US9589233B2 (en) Automatic recognition and insights of data
JP6254534B2 (ja) エモティコンを識別および提案するためのシステムおよび方法、ならびに、コンピュータプログラム
Kim et al. The impact of tangible user interfaces on designers' spatial cognition
Sarsam et al. A first look at the effectiveness of personality dimensions in promoting users’ satisfaction with the system
JP6361351B2 (ja) 発話ワードをランク付けする方法、プログラム及び計算処理システム
Wilson Behind the scenes of the museum website
JP7240505B2 (ja) 音声パケット推薦方法、装置、電子機器およびプログラム
KR20150032164A (ko) 심층적 문서 분석에 기초한 능동적 지식 안내
CN109087162A (zh) 数据处理方法、系统、介质和计算设备
CN105302461B (zh) 一种用于在移动应用中提供目标页面的方法与设备
CN111159431A (zh) 基于知识图谱的信息可视化方法、装置、设备及存储介质
US20190005156A1 (en) Data flow visualization system
Brie et al. Evaluating a large language model on searching for gui layouts
Elhoseiny et al. English2mindmap: An automated system for mindmap generation from english text
Frisch et al. Visualizing offscreen elements of node-link diagrams
Badam et al. Effects of screen-responsive visualization on data comprehension
Zhang et al. Exploring critical usability factors for handsets
JP2004246710A (ja) 主観的情報可視化装置、方法およびプログラム
NL2024634B1 (en) Presenting Intelligently Suggested Content Enhancements
Wu et al. Influence of Visual Symbol’s User Background and Symbol Semantic Abstraction Level on User’s Cognition in AR Auxiliary Assembly Environment
Sahni et al. Web usability: issues, challenges and solutions
CN113785540B (zh) 使用机器学习提名方生成内容宣传的方法、介质和系统
Douma et al. SpicyNodes: Radial layout authoring for the general public
JP2004246709A (ja) 情報可視化装置、方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060118

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080221