JP2004244071A

JP2004244071A - Packaging bag for food and its production method

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Publication number: JP2004244071A
Application number: JP2003036410A
Authority: JP
Inventors: Naoto Shirai; 直人白井
Original assignee: Howa Sangyo KK
Current assignee: Howa Sangyo KK
Priority date: 2003-02-14
Filing date: 2003-02-14
Publication date: 2004-09-02
Anticipated expiration: 2023-02-14
Also published as: JP3842225B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a packaging bag for food which is less likely to be deformed against external force, exhibits fineness in appearance and furthermore prevents a packaged sandwich from being moist. <P>SOLUTION: In the packaging bag for food, both side edges 11a, 12a and one end side 10a of overlapped surface film 11 and rear film 12 are sealed. The other end side 10b serves as an opening part 13 being an insertion port of a sandwich to be packaged. A taking out face B for taking out a packaged food is formed in the middle of the rear film 12. A pair of side faces A, A continued in a bending state on both sides of the taking-out face B are formed astride each side edge 11a, 12a of the surface film 11 and the rear film 12. An attachment body 20 such as a spun-bonded non-woven fabric capable of being heat-welded or heat-cut is bonded to the outer face and/or the inner face of at least the pair of side faces A, A. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サンドイッチやカステラなどの食品（以下、「サンドイッチ」という。）を、袋状に溶断シールされた表フィルムおよび裏フィルムによって包装する食品用の包装袋に関し、特に、コストアップすることなく、サンドイッチが形崩れしにくいようにした食品用の包装袋に関する。
【０００２】
【従来の技術】
直角三角形のサンドイッチは、例えば図５ないし図７に示すような食品用の包装袋に包装されて販売されている。この食品用の包装袋は、図５に示すように重ね合わされている台形状の透明な表フィルム１１０と裏フィルム１２０との両側縁１１１，１２１が溶断シールされ、幅の細い一端（以下、「上」という。）側が帯状のシール部１０１によって封止され、幅の広い他端（以下、「下」という。）側が開口部１０２によって開口可能とされている。開口部１０２を開口しやすいようにするため、表フィルム１１０は図５の点線に示すように裏フィルム１２０よりもわずかに短く形成され（図５では裏フィルム１２０を表フィルム１１０の上に重ねて描いてある。）、あるいは裏フィルム１２０が表フィルム１１０よりもわずかに短く形成されている。
【０００３】
このような表フィルム１１０と裏フィルム１２０の材質は、食品包装用のプラスチックフィルムであれば特定するものではないが、低コストで通気性の低いポリプロピレンなどが一般的に使用されている。さらに、両フィルム１１０，１２０の厚さは、開封性や経済性などの観点から２０〜３０μｍとされている。
【０００４】
そして、シール部１０１から上側は、表フィルム１１０と裏フィルム１２０が重ね合わされた突出片１１２，１２２とされ、該突出片１１２，１２２の周囲が溶断シールされている。このような突出片１１２，１２２の上縁は円弧状や波形状のようなデザイン性に富んだ形状とされることがある。
【０００５】
さらに、裏フィルム１２０の突出片１２２には、例えば逆Ｕ字形の切込線１２３が入れられ、該切込線１２３の内側が舌片状の摘み片１２４とされている。表フィルム１１０と裏フィルム１２０とは単に重ね合わされているだけであるから、摘み片１２４は摘み上げることができる。そして、裏フィルム１２０の内面には、この摘み片１２４からシール部１０１を交差して開口部１０２付近まで、裏フィルム１２０を引き裂くための細い帯状の切断手段（以下、「カットテープ」という。）１０３が貼り付けられている。
【０００６】
このような食品用の包装袋は、表フィルム１１０と裏フィルム１２０とが重ね合わされた状態から、図６に示すように表フィルム１１０と裏フィルム１２０とが直角に折り曲げられて角部１１５，１２５が形成され、開口部１０２が長方形状に開口されることにより、表裏フィルム１１０，１２０に跨ってほぼ三角形状の側面Ａが形成され、また表裏フィルム１１０，１２０間に袋状の空間１０４が形成される。この空間１０４内にサンドイッチＳが収容され、開口部１０２側の表フィルム１１０と裏フィルム１２０は、折り込まれて底部１０５とされ、該底部１０５は粘着テープ（図示せず）などによって封緘され、サンドイッチＳが包装される。
【０００７】
そして、包装されたサンドイッチＳを食するには、裏フィルム１２０の突出片１２２に設けられた摘み片１２４を摘んで真っ直ぐ下方向へ引っ張ることにより、図７に示すようにカットテープ１０３がシール部１０１の裏フィルム１２０を裁断し、さらに真っ直ぐ下方向に引っ張ることにより、裏フィルム１２０を下方へ引き裂く。裏フィルム１２０が底部１０５の方まで引き裂かれることにより、食品用の包装袋は開封され、サンドイッチＳを取り出すことができる。
【０００８】
なお、表フィルムと裏フィルムの三方をシールした袋本体の強度を高めるため、合成樹脂フィルム等から形成される側部フィルム片が裏フィルムの側面部に取り付けられたサンドイッチ包装用袋が特開平１１−３０１６９８号公報に開示されている。
【０００９】
【特許文献１】
特開平１１−３０１６９８号公報
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、サンドイッチを包装するとき、搬送するとき、あるいは陳列するときなどの様々な状況下で、サンドイッチは把持され、あるいは収納箱のエッジなどに勢いよく突き当たるなどの外力が加えられることがある。前記特開平１１−３０１６９８号公報に開示されたサンドイッチ包装用袋は、裏フィルムの側面部に取り付けられた側部フィルム片が外力に対抗し、包装されたサンドイッチが変形しにくいようにすることができるものの、側部フィルムが取り付けられていない表フィルムの側面に外力が加えられると、当該部分は外力に対抗することができず、サンドイッチが凹んだり、あるいは角部が丸くなったりするなど形崩れすることことがある。すると、サンドイッチは外観が損なわれ、商品価値が低下し、売れ残ることもある。
【００１１】
また、近年、高級食材を使用したサンドイッチが提供されている。しかし、高級なサンドイッチＳであっても、従来は、ポリプロピレンなどの透明なプラスチック製の表裏フィルム１１０，１２０からなる食品用の包装袋に包装されているため、普通のサンドイッチＳと差別化を図ることができず、高級なサンドイッチＳであることが消費者に認識されないことがある。
【００１２】
さらに、サンドイッチＳは、プラスチック製の表裏フィルム１１０，１２０に密封された状態にあるため、運搬中の外気温度と室内温度との温度差により、サンドイッチの水分が結露し、表裏フィルム１１０，１２０の内面に水滴が付着することがある。この水滴は、サンドイッチを湿らせ、サンドイッチの風味を損なわせる一因となる。
【００１３】
そこで、本発明は、外力を受けても変形しにくいようにする食品用の包装袋を提供することを第一の課題とし、併せて、高級感が発揮され、さらに包装されたサンドイッチが湿ることがないようにする食品用の包装袋を提供することを第二の課題とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る食品用の包装袋は、重ね合わされている表フィルムおよび裏フィルムの両側縁と一端側とがシールされるとともに、他端側が包装される食品の挿入口となる開口部とされ、食品を包装した際に、該包装された食品を取り出す取出し面が表フィルムまたは裏フィルムの中間部に形成されるとともに、該取出し面の両側に屈曲した状態で連続する一対の側面が表フィルムおよび裏フィルムに跨って形成される食品用の包装袋において、少なくとも前記一対の側面の外面および／または内面に熱溶着および熱溶断可能なアタッチメント体が貼着されていることを特徴としている。
【００１５】
この食品用の包装袋によれば、側面の外面および／または内面に貼着されたアタッチメント体によって側面が補強され、該側面に外力が加えられても、アタッチメント体が外力を受け止め、包装されたサンドイッチが形崩れしにくいようにすることができる。また、表裏フィルムは長尺なシートが繰り出され、所定の長さごとに切断され、シールされることにより、袋本体が製造されるが、アタッチメント体が熱溶着および熱溶断可能な材質とされることにより、袋本体を製造する工程においてアタッチメント体を側面に貼着することができる。そして、アタッチメント体が側面の外面および内面の両面に貼着されるときは、片面にのみ貼着されるときよりも、サンドイッチが強く保護されることはいうまでもない。
【００１６】
また、前記食品用の包装袋において、前記アタッチメント体は、前記側面全面に貼着される第一部位と、前記表フィルムまたは裏フィルムが引き裂かれる開裂部を除いた部分の前記取出し面に貼着される第二部位とからなることが好ましい。
【００１７】
この食品用の包装袋によれば、側面の全面に貼着される第一部位の周縁が、包装されたサンドイッチの角部と一致し、サンドイッチの角部に外力が加えられても、該サンドイッチの角部が丸くならないようにすることができる。また、取出し面に貼着された第二部位によって、取出し面に加えられる外力に対して、包装されたサンドイッチが保護される。そして、取出し面に貼着された第二部位は、開裂部の間隔があけられていることにより、表フィルムまたは裏フィルムはガイド部に規制され、側面の方へ引き裂かれることなく、確実に開裂部の幅内で引き裂かれる。さらに、アタッチメント体は、側面に貼着された第一部位と取出し面に貼着された第二部位とが直角方向に折り曲げられた状態となるため、大きな剛性を有することとなる。
【００１８】
また、前記食品用の包装袋において、前記アタッチメント体には、１本または複数本のリブが形成されていることが好ましい。この食品用の包装袋によれば、リブによって、アタッチメント体が補強され、いわゆる腰を有するようになり、特にリブの長さ方向の外力が加えられたときであっても、包装されたサンドイッチは形崩れしないようにすることができる。なお、複数本のリブは同一方向に形成されることにより、リブを柱のように作用させることができる。
【００１９】
また、前記食品用の包装袋において、前記アタッチメント体は、スパンボンド不織布によって形成されていることが好ましい。この食品用の包装袋によれば、スパンボンド不織布によってプラスチックフィルムにはない高級感が醸し出される。また、スパンボンド不織布製のアタッチメント体が側面および取出し面の内面に貼着されるときは、袋本体内で発生した水滴が該アタッチメント体に吸収され、包装されたサンドイッチを湿気らせることがなく、食品の風味を保持することができる。
【００２０】
また、本発明に係る食品用の包装袋の製造方法は、重ね合わされている一対の帯状のシートを、製袋装置によって熱溶着するとともに熱溶断することにより、２枚のフィルムの両側縁と一端側とをシールした袋本体を製造する食品用の包装袋の製造方法において、前記一対のシートの片面または両面にアタッチメント体を貼着した後、または貼着すると同時に、一対の帯状のシートを溶断シールすることを特徴としている。
【００２１】
この食品用の包装袋の製造方法によれば、製袋装置によって、一対の帯状のシートが熱溶着および熱溶断されて袋本体が製造されると同時に、または袋本体が製造される前の段階で、一対のシートの片面または両面にアタッチメント体が貼着され、アタッチメント体を袋本体に貼着した食品用の包装袋を効率的に製造することができる。一対のシートが一対のアタッチメント体に挟まれると、袋本体の外面にアタッチメント体が貼着され、一対のアタッチメント体が一対のシートに挟まれると、袋本体の内面にアタッチメント体が貼着され、また、各シートがそれぞれ一対のアタッチメント体に挟まれると、袋本体の外面と内面とにアタッチメント体が貼着された食品用の包装袋が製造される。
【００２２】
【発明の実施の形態】
本発明に係る食品用の包装袋の一実施形態を図１ないし図４を参照しながら説明する。本実施形態の食品用の包装袋は、包装されるサンドイッチが形崩れしないようにするアタッチメント体２０が袋本体１０に貼着されている。
【００２３】
袋本体１０は従来と同様、直角三角形状のサンドイッチを包装するため、重ね合わされている台形状の透明な表フィルム１１および裏フィルム１２の両側縁１１ａ，１２ａと一端（以下、「上」という。）側１０ａとが溶断シールされ、他端（以下、「下」という。）側１０ｂが包装される食品の挿入口となる開口部１３としたものである。そして、開口部１３を開口しやすいようにするため、例えば図１に示すように表フィルム１１が裏フィルム１２よりも短く形成され、下端側１０ｂの裏フィルム１２が表フィルム１１よりも突出するようにされ（図１では、裏フィルム１２を表フィルム１１の上に重ねて描いてある。）、あるいは、裏フィルム１２が表フィルム１１よりも短く形成されている。
【００２４】
そして、袋本体１０の上端側１０ａ付近には、帯状にシールされたシール部１４が設けられ、該シール部１４の上側が突出片１５とされている。この突出片１５を構成している裏フィルム１２には、例えば逆Ｕ字形の切込線１６が入れられ、切込線１６の内側が摘み上げることのできる舌片状の摘み片１７とされている。なお、切込線１６の両端部はシール部１４内に設けられてもよい。
【００２５】
さらに、裏フィルム１２の内面には、摘み片１７からシール部１４を交差して開口部１３付近まで、裏フィルム１２を引き裂くための細い帯状の切断手段（以下、「カットテープ」という。）１９が貼り付けられている。
【００２６】
そして、重ね合わされた表フィルム１１と裏フィルム１２は、開口部１３が長方形状に開口されることにより、袋本体１０には、裏フィルム１２と表フィルム１１の各側縁１１ａ，１２ｂに跨って一対の対向する直角三角形状の側面Ａ、裏フィルム１２の中心に長方形状の取出し面Ｂ、そして表フィルム１１の中心に長方形状の正面Ｃがそれぞれ形成される。このような袋本体１０内に収納されたサンドイッチは、三角形状に切られた外側のパンが側面Ａと接合し、切り口が取出し面Ｂと正面Ｃに接合する。
【００２７】
また、正面Ｃの表フィルム１１の内面には、内フィルム（図示せず）が貼着されており、具材が例えばゆで卵とマヨネーズなどをミックスしたサンドイッチが袋本体１０内に収納されても、この具材が内フィルムに付着することにより、表フィルム１１が汚れることなく、外観が損なわれないようにされている。
【００２８】
このような袋本体１０を構成している表フィルム１１と裏フィルム１２および内フィルムは、低コストで通気性の低い食品包装用のプラスチックフィルム、例えばポリプロピレンなどが使用され、開封性や経済性などの観点から２０〜３０μｍの厚さとされている。
【００２９】
そして、本発明の食品用の包装袋は、少なくとも前記一対の側面Ａ，Ａの外面および／または内面に三角形状のアタッチメント体２０の第一部位２１が貼着されていることを特徴としている。アタッチメント体２０は、袋本体１０に加えられる外力を受け止め、包装されたサンドイッチが形崩れしにくいようにするもので、第一部位２１は側面Ａと同じ大きさに形成され、第一部位２１のエッジが包装されたサンドイッチの角部と一致するようにされている。
【００３０】
また、アタッチメント体２０は図１の仮想線に示すように、裏フィルム１２が引き裂かれる開裂部Ｄの間隔をあけて、取出し面Ｂにも貼着される第二部位２２が設けられることが好ましい。アタッチメント体２０は、側面Ａと取出し面Ｂとに連続して第一部位２１と第二部位２２とが直角方向に貼着されることにより、アタッチメント体２０の剛性が大きくなり、アタッチメント体２０は外力を受けても、より一層変形しにくいようにすることができる。そして、取出し面Ｂに貼着されたアタッチメント体２０の第二部位２２により、裏フィルム１２は側面Ａの方へ引き裂かれることなく、開裂部Ｄの幅で開裂する。
【００３１】
このアタッチメント体２０の第二部位２２は、開裂部Ｄ側を除いたエッジが包装されたサンドイッチの角部と一致し、外力がサンドイッチの角部に加えられても、サンドイッチが形崩れにくいようにされている。
【００３２】
そして、アタッチメント体２０は、袋本体１０を製造する工程において貼着することができるように、熱溶着および熱溶断可能な材質、例えば厚手の軟質のプラスチックフィルム、硬質のプラスチック、あるいは化学繊維製の不織布などによって形成されている。そして、スパンボンド不織布のような不織布によって形成されたアタッチメント体２０は、高級感を醸し出すことができ、また袋本体１０の内面に貼着されると、袋本体１０内で発生する水滴を吸収することができる。
【００３３】
このようなアタッチメント体２０は、図２または図３に示すように袋本体１０を製造する工程において袋本体１０に貼着される。袋本体１０は図２に示すように、一対のロール状に巻かれた帯状のシート１，２から製造される。シート１，２はロールから繰り出され、下流側の製袋ポジションＰの方へ間歇的に搬送される。この製袋ポジションＰには、一度に２袋の袋本体１０，１０を逆向きに製造する製袋装置３０が配備されている。
【００３４】
製袋装置３０は、上流側に配備された端部用ヒータ３１，３２や、下流側に配備されたヒータ兼カッター３３，３４、スポット溶接機、カッター（ともに図示せず）などから構成されている。端部用ヒータ３１，３２は、昇降動することによって袋本体１０の突出片１５のシール部１４と上端縁とをシールする。また、一度の昇降動によって２袋分のシールをすることができるように、搬送方向に２袋分のピッチだけずれて、二組の端部用ヒータ３１，３２が配置されている。
【００３５】
一方、ヒータ兼カッター３３，３４は、ハ字形に配置されて昇降動し、シート１，２の搬送方向に対して斜め向きにシート１，２を溶断シールする。ヒータ兼カッター３３，３４の狭い方の間隔は袋本体１０の取出し面Ｂおよび正面Ｃの幅と一致している。シート１，２が２袋分のピッチで間歇的に搬送されることにより、次々と１袋分のピッチをあけてハ字形（図２においては逆ハ字形）に溶断シールされる。したがって、すでにハ字形（図２においては逆ハ字形）に溶断シールされて、下流側に間歇的に搬送されている台形状の袋本体１０Ｘと、現在、下降したヒータ兼カッター３３，３４によって形成された台形状の袋本体１０Ｚとの間に、逆向きの台形状の袋本体１０Ｙが形成される。
【００３６】
そして、このシート１，２の搬送方向と直交する方向に、アタッチメント体２０の原型であるアタッチメント帯２３が、ヒータ兼カッター３３，３４の狭い方の間隔をあけて２列で搬送される。アタッチメント体２０がスパンボンド不織布であるときは、アタッチメント帯２３はウェブ２３が使用される。ウェブ２３は、一対のロールに巻かれた状態から繰り出され、前記製袋ポジションＰの方へ２枚重ねられた状態に間歇的に搬送される。
【００３７】
アタッチメント体２０が袋本体１０の外面に貼着されるときは、図２に示すように、合計４本のウェブ２３，２３…が前記２枚のシート１，２を挟むように製袋ポジションＰの方へ搬送される。アタッチメント体２０が袋本体の内面に貼着されるときは、合計４本のウェブ２３，２３…が２枚のシート１，２に挟まれるように、またアタッチメント体２０が袋本体１０の外面と内面の両面に貼着されるときは、上側の合計４本のウェブ２３，２３…が上側のシート１を挟み、かつ下側の４本のウェブ２３，２３…が下側のシート１，２を挟むように搬送される。また、２枚のシート１，２の間にウェブ２３，２３を挟むときは、アプリケータ（図示せず）によって２枚のシート１，２の間を広げ、ウェブ２３，２３を２枚のシート１，２間に挿入する。
【００３８】
いずれにしても、２列のウェブ２３，２３は、製袋ポジションＰにおいて、シート１，２と重なり合った状態で、前記ヒータ兼カッター３３，３４が下降することによって、斜め向きに切断されると同時にシート１，２に貼着される。そして、シート１，２のエッジのラインで、カッター（図示せず）によってウェブ２３，２３が切断される。
【００３９】
そして、ウェブ２３，２３はヒータ兼カッター３３，３４によってのみ袋本体１０に貼着されている状態であるため、スポット溶接機（図示せず）によってウェブ２３，２３の全面を複数のスポット溶接し、ウェブ２３，２３が袋本体１０から外れないようにする。
【００４０】
また、アタッチメント体２０は、図３に示すような工程において一対の帯状のシート１，２に貼着することもできる。この一対のシート１，２は、間隔をあけて上流側から下流側の製袋ポジションＰ（図２参照）へ間歇的に搬送される。この一対のシート１，２は、外面も内面も、アタッチメント体２０を上側から貼着することができるようにするため、蛇行して搬送される。
【００４１】
すなわち、表フィルム１１用のシート１が搬送される上流側のポジションＫにおいて、このシート１の上面にアタッチメント体２０を貼着することにより、表フィルム１１の外面にアタッチメント体２０が露出するようにする。そして、このシート１の下流側のポジションＬにおいて、表用のシート１が一旦、上流側に戻り、表用のシート１の下面が上向きとなった状態で、アタッチメント体２０を貼着することにより、表フィルム１１の内面にアタッチメント体２０が配置されるようにする。
【００４２】
一方、裏フィルム１２用のシート２が搬送される上流側のポジションＭにおいて、このシート２の上面にアタッチメント体２０を貼着することにより、裏フィルム１２の内面にアタッチメント体２０が配置されるようにする。そして、このシート２の下流側のポジションＮにおいて、裏用のシート２が一旦、上流側に戻り、裏用のシート２の下面が上向きとなった状態で、この下面にアタッチメント体２０を貼着することにより、裏フィルム１２の外面にアタッチメント体２０が露出するようにする。
【００４３】
このようにして、アタッチメント体２０は、表裏フィルム１１，１２の外面と内面の両面に貼着される。このアタッチメント体２０は、表フィルム１１の正面Ｃの幅および裏フィルム１２の取出し面Ｂまたは開裂部Ｄの幅をもって貼着されることはいうまでもない。また、いずれのアタッチメント体２０も、ロールＲに巻かれたアタッチメント帯２３が繰り出され、斜め方向に切断され、スポット溶接機（図示せず）によって全面が複数のスポットによってシート１，２に貼着される。
【００４４】
そして、アタッチメント体２０が表裏フィルム１１，１２の外面または内面のいずれか片面に貼着されるときは、必要なポジションＫ，Ｌ，Ｍ，Ｎからアタッチメント帯２３が繰り出され、シート１，２の一方の面にアタッチメント体２０が貼着される。
【００４５】
図２および図３のいずれ方法であっても、アタッチメント体２０には、補強するためのリブ２４が形成されていることが好ましい。このリブ２４は、図１および図４に示すような複数本のストライプ状のほか、１本の直線形状や三又形状など特定するものではない。いずれにしても、リブ２４は、アタッチメント体２０を加熱し、袋本体１０に熱溶着することによって形成される。アタッチメント体２０と袋本体１０との熱溶着の面積が大きいと、両者２０，１０の熱膨張係数の差から、両者２０，１０に皺が生じ、最悪の場合は袋本体１０が破れることもあり得る。したがって、熱溶着するリブ２４の幅は狭くされている。
【００４６】
このようなリブ２４を形成するヒータ（図示せず）は、例えば前記製袋ポジションＰの下流側に配置され、アタッチメント体２０を袋本体１０に熱溶着した後に形成してもよいし、前記製袋装置３０にリブ２４を形成するヒータを備え、シート１，２を熱溶着および切断するとともに、ウェブ２３を切断し、アタッチメント体２０を袋本体１０に熱溶着すると同時にリブ２４を形成するようにしてもよい。
【００４７】
いずれにしても、リブ２４によってアタッチメント体２０が補強され、いわゆる腰を有するようになり、特にリブ２４の長さ方向の外力が加えられたときに、包装されたサンドイッチが形崩れしないようにすることができる。
【００４８】
以上のように構成された食品用の包装袋は、開口部１３を開口することにより、側面Ａが三角形の袋状の空間が形成される。該空間内にサンドイッチを収納し、サンドイッチの底面から突出している表フィルム１１と裏フィルム１２とを折り込み、粘着テープ（図示せず）などによって封緘することにより、サンドイッチが包装される。
【００４９】
このサンドイッチがスパンボンド不織布のようなアタッチメント体２０を貼着した袋本体１０に包装されていると、高級感が醸し出されるため、高級食材を使用した高級サンドイッチを普通のサンドイッチと差別化することができ、消費者はこのサンドイッチが高級であると、認識することができる。
【００５０】
また、図４に示すように、アタッチメント体２０が袋本体１０の側面Ａと、開裂部Ｄを除いた取出し面Ｂとに接合しているような食品用の包装袋にあっては、外力が側面Ａと取出し面Ｂとに加えられてもサンドイッチは形崩れすることがない。そして、アタッチメント体２０がスパンボンド不織布のような不織布で、かつ袋本体１０の内面に貼着されているときは、サンドイッチの水分が結露して、水滴が発生しても、該水滴はアタッチメント体２０に吸収され、サンドイッチの風味は損なわれることがない。
【００５１】
そして、包装されたサンドイッチを食するときは、裏フィルム１２の突出片１５に設けられた摘み片１７を摘んで真っ直ぐ下方向に引っ張る。摘み片１７が下方に引っ張られると、摘み片１７に貼り付けられているカットテープ１８によって、取出し面Ｂの裏フィルム１２はシール部１４から下方に引き裂かれる。このとき、取出し面Ｂには開裂部Ｄを除いてアタッチメント体２０が貼着されているため、カットテープ１８が開裂部Ｄから外れ、側面Ａの方へ裏フィルム１２を引き裂くことがない。そして、開裂部Ｄを拡開し、形崩れしていないサンドイッチを取出し面Ｂから容易に取り出すことができる。
【００５２】
本発明は、前記の発明の実施形態に限定することなく、特許請求の範囲に記載した技術的事項の範囲内において種々変更することができる。例えば、アタッチメント体２０は図１の実線に示すように、取出し面Ｂに貼着しないで側面Ａにのみ貼着してもよい。この場合であっても、カットテープ１８は側面Ａの裏フィルム１２を引き裂くことがなく、取出し面Ｂの範囲で裏フィルム１２を引き裂くことができる。あるいは、アタッチメント体２０は、側面Ａの一部に貼着してもよい。逆に、包装される食品がカステラのように内容物を確認する必要がない場合において、スパンボンド不織布によって形成されたアタッチメント体２０は正面Ｃを含め、袋本体１０の全面に貼着してもよい。
【００５３】
そして、発明の詳細な説明において説明した上下の位置関係は、図示した場合の位置関係であって、実際の上下の位置関係とは異なる場合があることはいうまでもない。
【００５４】
【発明の効果】
本発明によれば、少なくとも一対の側面の外面および／または内面に熱溶着および熱溶断可能なアタッチメント体が貼着されていることにより、包装された食品が外力を受けても形崩れしないようにすることができる。したがって、本発明の食品用の包装袋に包装された食品は、形崩れが原因で売れ残ることがないようにすることができる。
【００５５】
しかも、アタッチメント体が熱溶着および熱溶断可能な材質とされることにより、従来の食品用の包装袋を製造する工程においてアタッチメント体を袋本体に貼着することができる。したがって、このアタッチメント体を貼着することによって、食品用の包装袋はコストアップすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態を示す食品用の包装袋の正面図
【図２】本発明の一実施形態の食品用の包装袋を製造している状態を示す斜視図
【図３】本発明の一実施形態の食品用の包装袋を図２と異なる方法によって製造している状態を示す概略図
【図４】本発明の一実施形態を示す食品用の包装袋の斜視図
【図５】従来の食品用の包装袋の正面図
【図６】従来の食品用の包装袋であって、サンドイッチを包装していない状態の斜視図
【図７】従来の食品用の包装袋であって、サンドイッチを包装した状態の斜視図
【符号の説明】
１……シート
２……シート
１０……袋本体
１０ａ…一端側（上端側）
１０ｂ…他端側（下端側）
１１……表フィルム
１１ａ…側縁
１２……裏フィルム
１２ａ…側縁
１４……開口部
２０……アタッチメント体
２１……第一部位
２２……第二部位
３０……製袋装置
Ａ……側面
Ｂ……取出し面
Ｄ……開裂部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a food packaging bag for packaging a food such as a sandwich or a castella (hereinafter, referred to as a “sandwich”) with a front film and a back film sealed by fusing in a bag shape. The present invention relates to a food packaging bag in which a sandwich is hardly deformed.
[0002]
[Prior art]
The right triangle sandwich is sold in a packaging bag for food as shown in FIGS. 5 to 7, for example. In this food packaging bag, both side edges 111 and 121 of a trapezoidal transparent front film 110 and a back film 120 which are superimposed as shown in FIG. The upper side is sealed by a band-shaped seal portion 101, and the other wide end (hereinafter, referred to as “lower side”) can be opened by an opening 102. To facilitate opening the opening 102, the front film 110 is formed slightly shorter than the back film 120 as shown by the dotted line in FIG. 5 (in FIG. 5, the back film 120 is overlaid on the front film 110). Or the back film 120 is formed slightly shorter than the front film 110.
[0003]
The material of the front film 110 and the back film 120 is not specified as long as it is a plastic film for food packaging, but low cost, low air permeability polypropylene or the like is generally used. Furthermore, the thickness of both films 110 and 120 is set to 20 to 30 μm from the viewpoint of opening property and economy.
[0004]
The upper side from the seal portion 101 is formed as protruding pieces 112 and 122 in which the front film 110 and the back film 120 are overlapped, and the periphery of the protruding pieces 112 and 122 is melt-sealed. The upper edges of the protruding pieces 112 and 122 may be formed in a shape having a good design such as an arc shape or a wave shape.
[0005]
In addition, for example, an inverted U-shaped cut line 123 is formed in the projecting piece 122 of the back film 120, and the inside of the cut line 123 is a tongue-shaped knob 124. Since the front film 110 and the back film 120 are merely overlapped, the knob 124 can be picked up. On the inner surface of the back film 120, a thin strip-shaped cutting means (hereinafter, referred to as "cut tape") for tearing the back film 120 from the knob 124 to the vicinity of the opening 102 across the seal portion 101. 103 is pasted.
[0006]
In such a food packaging bag, the front film 110 and the back film 120 are bent at a right angle from the state where the front film 110 and the back film 120 are overlapped as shown in FIG. Is formed and the opening 102 is opened in a rectangular shape, so that a substantially triangular side A is formed across the front and back films 110 and 120, and a bag-shaped space 104 is formed between the front and back films 110 and 120. Is done. The sandwich S is accommodated in the space 104, and the front film 110 and the back film 120 on the side of the opening 102 are folded into a bottom 105, and the bottom 105 is sealed with an adhesive tape (not shown) or the like. S is packaged.
[0007]
Then, in order to eat the packaged sandwich S, the cutting tape 124 provided on the protruding piece 122 of the back film 120 is picked and pulled straight down, so that the cut tape 103 is sealed as shown in FIG. By cutting the back film 120 of 101 and pulling it straight down, the back film 120 is torn downward. When the back film 120 is torn to the bottom 105, the food packaging bag is opened and the sandwich S can be taken out.
[0008]
In order to enhance the strength of the bag body in which the front film and the back film are sealed on three sides, a sandwich packaging bag in which a side film piece made of a synthetic resin film or the like is attached to the side surface of the back film is disclosed in No. -301698.
[0009]
[Patent Document 1]
JP-A-11-301698
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in various situations such as when packaging, transporting, or displaying a sandwich, the sandwich may be gripped or subjected to an external force such as vigorously hitting the edge of a storage box. The sandwich packaging bag disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. H11-301698 has a side film piece attached to a side portion of a back film, which opposes an external force so that the packaged sandwich is not easily deformed. Although it is possible, if an external force is applied to the side surface of the front film to which the side film is not attached, the portion cannot counteract the external force, and the sandwich may be dented or the corner may be rounded or deformed. May be done. Then, the appearance of the sandwich is impaired, the commercial value is reduced, and the sandwich may be unsold.
[0011]
In recent years, sandwiches using high-quality ingredients have been provided. However, even high-quality sandwiches S are conventionally distinguished from ordinary sandwiches S because they are packaged in food packaging bags made of transparent plastic front and back films 110 and 120 such as polypropylene. And the consumer does not recognize that it is a high quality sandwich S.
[0012]
Furthermore, since the sandwich S is in a state of being sealed by the plastic front and back films 110 and 120, moisture in the sandwich is condensed due to a temperature difference between the outside air temperature and the indoor temperature during transportation, and the front and back films 110 and 120 are condensed. Water droplets may adhere to the inner surface. The water droplets moisten the sandwich and contribute to the flavor of the sandwich.
[0013]
Therefore, the first object of the present invention is to provide a packaging bag for foods that is hardly deformed even when subjected to external force, and at the same time, a luxurious feeling is exhibited, and the packaged sandwich becomes wet. A second object is to provide a packaging bag for food that prevents the occurrence of such a problem.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
The packaging bag for food according to the present invention is sealed with both side edges and one end of the superimposed front film and back film, and the other end is an opening serving as an insertion opening for food to be packaged, When the food is packaged, a take-out surface from which the packaged food is taken out is formed at an intermediate portion of the front film or the back film, and a pair of side surfaces that are continuous on both sides of the take-out surface in a state of being bent on both sides of the front film and In a food packaging bag formed over the back film, an attachment body capable of being thermally fused and thermally cut off is attached to at least an outer surface and / or an inner surface of the pair of side surfaces.
[0015]
According to this food packaging bag, the side surface is reinforced by the attachment body attached to the outer surface and / or the inner surface of the side surface. Even if an external force is applied to the side surface, the attachment body receives the external force and is wrapped. The sandwich can be made less likely to collapse. In addition, the front and back films are formed by feeding out a long sheet, cutting the sheet at a predetermined length, and sealing it, thereby manufacturing a bag body. The attachment body is made of a material which can be thermally welded and thermally blown. This allows the attachment body to be attached to the side surface in the step of manufacturing the bag body. When the attachment body is attached to both the outer surface and the inner surface of the side surface, it goes without saying that the sandwich is more strongly protected than when it is attached to only one surface.
[0016]
Further, in the food packaging bag, the attachment body is attached to the first surface attached to the entire side surface and the take-out surface except for a cleavage portion where the front film or the back film is torn. It is preferable that the second portion be formed.
[0017]
According to this food packaging bag, the peripheral edge of the first portion attached to the entire side surface coincides with the corner of the packaged sandwich, and even when external force is applied to the corner of the sandwich, the sandwich is Can be prevented from being rounded. Also, the packaged sandwich is protected by an external force applied to the take-out surface by the second portion attached to the take-out surface. Then, the second portion attached to the take-out surface is separated by a gap between the cleavage portions, so that the front film or the back film is regulated by the guide portion, and the second film is reliably torn without being torn toward the side surface. Torn within the width of the part. Further, the attachment body has a large rigidity because the first portion attached to the side surface and the second portion attached to the take-out surface are bent in a perpendicular direction.
[0018]
In the packaging bag for food, it is preferable that one or more ribs are formed on the attachment body. According to this food packaging bag, the attachment body is reinforced by the ribs, so that it has a so-called waist, and even when external force is applied in the longitudinal direction of the ribs, the packaged sandwich is It can be prevented from losing shape. The plurality of ribs are formed in the same direction, so that the ribs can act as pillars.
[0019]
In the food packaging bag, the attachment body is preferably formed of a spunbonded nonwoven fabric. According to this food packaging bag, the spun-bonded nonwoven fabric brings out a high-quality feeling not found in plastic films. Further, when the attachment body made of spunbonded nonwoven fabric is adhered to the inner surface of the side surface and the take-out surface, water droplets generated in the bag body are absorbed by the attachment body, without moistening the packaged sandwich. , Can preserve the flavor of food.
[0020]
Further, the method for manufacturing a food packaging bag according to the present invention is characterized in that a pair of band-shaped sheets superposed on each other are thermally welded and thermally fused by a bag making apparatus, thereby forming both side edges and one end of two films. In the method of manufacturing a packaging bag for food for manufacturing a bag body sealed with the side, after attaching the attachment body to one or both surfaces of the pair of sheets, or at the same time as attaching, fusing the pair of band-shaped sheets. It is characterized by sealing.
[0021]
According to this method of manufacturing a packaging bag for food, a pair of strip-shaped sheets are thermally welded and thermally fused to produce a bag body by the bag-making apparatus, or at the same time as the bag body is produced. Thus, an attachment body is attached to one or both surfaces of the pair of sheets, and a food packaging bag in which the attachment body is attached to the bag body can be efficiently manufactured. When the pair of sheets is sandwiched between the pair of attachment bodies, the attachment body is attached to the outer surface of the bag body, and when the pair of attachment bodies is sandwiched between the pair of sheets, the attachment body is attached to the inner surface of the bag body, Further, when each sheet is sandwiched between a pair of attachment bodies, a food packaging bag in which the attachment bodies are attached to the outer surface and the inner surface of the bag body is manufactured.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
One embodiment of a food packaging bag according to the present invention will be described with reference to FIGS. In the packaging bag for food of the present embodiment, an attachment body 20 for preventing the sandwich to be packed from being deformed is attached to the bag body 10.
[0023]
As in the prior art, the bag body 10 is used to package a right-angled triangular sandwich, so that the trapezoidal transparent front film 11 and the back film 12 are overlaid with both side edges 11a, 12a and one end (hereinafter referred to as “upper”). ) Side 10a is sealed by fusing, and the other end (hereinafter, referred to as "lower") side 10b is an opening 13 serving as an insertion port for food to be packaged. In order to facilitate opening of the opening 13, for example, as shown in FIG. 1, the front film 11 is formed shorter than the back film 12, and the back film 12 on the lower end side 10 b projects beyond the front film 11. (In FIG. 1, the back film 12 is drawn over the front film 11), or the back film 12 is formed shorter than the front film 11.
[0024]
In the vicinity of the upper end side 10a of the bag body 10, a seal portion 14 sealed in a band shape is provided, and the upper side of the seal portion 14 is a projecting piece 15. For example, an inverted U-shaped cut line 16 is formed in the back film 12 constituting the projecting piece 15, and the inside of the cut line 16 is formed as a tongue-shaped knob 17 that can be picked up. I have. Note that both ends of the score line 16 may be provided in the seal portion 14.
[0025]
Further, on the inner surface of the back film 12, a thin strip-shaped cutting means (hereinafter referred to as "cut tape") 19 for tearing the back film 12 from the knob 17 to the vicinity of the opening 13 across the seal portion 14. Is pasted.
[0026]
The superimposed front film 11 and back film 12 are formed so that the opening 13 is opened in a rectangular shape, so that the bag body 10 straddles the back film 12 and the side edges 11a and 12b of the front film 11. A pair of opposed right-angled triangular sides A, a rectangular take-out surface B at the center of the back film 12, and a rectangular front C at the center of the front film 11 are formed. In the sandwich housed in such a bag body 10, the outer bread cut into a triangular shape is joined to the side surface A, and the cutout is joined to the take-out surface B and the front surface C.
[0027]
In addition, an inner film (not shown) is adhered to the inner surface of the front film 11 on the front surface C, and even if a sandwich in which ingredients are mixed, for example, boiled eggs and mayonnaise is stored in the bag body 10. When the ingredients adhere to the inner film, the front film 11 is not stained and the appearance is not impaired.
[0028]
As the front film 11, the back film 12, and the inner film constituting the bag body 10, a low-cost, low-permeability plastic film for food packaging, such as polypropylene, is used. From the viewpoint of the thickness is 20 to 30 μm.
[0029]
The food packaging bag of the present invention is characterized in that the first portion 21 of the triangular attachment body 20 is attached to at least the outer surface and / or the inner surface of the pair of side surfaces A, A. The attachment body 20 receives an external force applied to the bag body 10 and prevents the packaged sandwich from being deformed. The first portion 21 is formed to have the same size as the side surface A. The edges are adapted to coincide with the corners of the packaged sandwich.
[0030]
Also, as shown by the imaginary line in FIG. 1, the attachment body 20 is preferably provided with a second portion 22 that is also attached to the extraction surface B with an interval between the cleavage portions D at which the back film 12 is torn. . The attachment body 20 has a rigidity of the attachment body 20 which is increased by attaching the first portion 21 and the second portion 22 in a direction perpendicular to the side surface A and the extraction surface B continuously. Even if it receives an external force, it can be made harder to deform. Then, by the second portion 22 of the attachment body 20 attached to the take-out surface B, the back film 12 is torn at the width of the cleavage portion D without being torn toward the side surface A.
[0031]
The second part 22 of the attachment body 20 has an edge other than the cleavage part D side coincident with the corner of the sandwich that is wrapped, so that even when an external force is applied to the corner of the sandwich, the sandwich is not easily deformed. Have been.
[0032]
Then, the attachment body 20 is made of a material capable of being heat-sealed and heat-fused, for example, a thick soft plastic film, a hard plastic, or a synthetic fiber, so that the attachment body 20 can be attached in a process of manufacturing the bag body 10. It is formed of a nonwoven fabric or the like. Then, the attachment body 20 formed of a nonwoven fabric such as a spunbonded nonwoven fabric can give a sense of quality, and when attached to the inner surface of the bag body 10, absorbs water droplets generated in the bag body 10. be able to.
[0033]
Such an attachment body 20 is attached to the bag body 10 in a process of manufacturing the bag body 10 as shown in FIG. 2 or FIG. As shown in FIG. 2, the bag body 10 is manufactured from a pair of strip-shaped sheets 1 and 2 wound in a roll shape. The sheets 1 and 2 are unwound from the rolls and are intermittently conveyed toward a bag making position P on the downstream side. In the bag making position P, a bag making device 30 for manufacturing two bag bodies 10, 10 at a time in a reverse direction is provided.
[0034]
The bag making apparatus 30 includes end heaters 31 and 32 provided on the upstream side, heater / cutters 33 and 34 provided on the downstream side, a spot welding machine, a cutter (both not shown), and the like. I have. The end heaters 31 and 32 move up and down to seal the seal portion 14 of the projecting piece 15 of the bag body 10 and the upper edge. Also, two sets of end heaters 31, 32 are arranged at a pitch of two bags in the transport direction so that two bags can be sealed by one elevating movement.
[0035]
On the other hand, the heater / cutters 33 and 34 are arranged in a C-shape, move up and down, and fuse and seal the sheets 1 and 2 obliquely to the conveying direction of the sheets 1 and 2. The narrower interval between the heater and cutter 33 and 34 matches the width of the take-out surface B and the front surface C of the bag body 10. Since the sheets 1 and 2 are intermittently conveyed at a pitch of two bags, they are fused and sealed in a C-shape (an inverted C-shape in FIG. 2) one after another at a pitch of one bag. Therefore, it is formed by the trapezoidal bag body 10X, which has already been fused and sealed in a C-shape (inverted C-shape in FIG. 2) and is intermittently conveyed to the downstream side, and the heater / cutter 33, 34 which is now lowered. An inverted trapezoidal bag body 10Y is formed between the trapezoidal bag body 10Z and the trapezoidal bag body 10Y.
[0036]
Then, in the direction orthogonal to the direction in which the sheets 1 and 2 are conveyed, the attachment band 23, which is the prototype of the attachment body 20, is conveyed in two rows with a narrower interval between the heater and cutters 33 and 34. When the attachment body 20 is a spunbond nonwoven fabric, a web 23 is used for the attachment band 23. The web 23 is unwound from a state of being wound on a pair of rolls, and is intermittently conveyed to the bag making position P in a state where two webs are stacked.
[0037]
When the attachment body 20 is attached to the outer surface of the bag body 10, as shown in FIG. 2, the bag making position P is such that a total of four webs 23, 23 ... sandwich the two sheets 1, 2. Transported to When the attachment body 20 is stuck to the inner surface of the bag body, the attachment body 20 is attached to the outer surface of the bag body 10 so that a total of four webs 23 are sandwiched between the two sheets 1 and 2. When they are attached to both inner surfaces, a total of four upper webs 23 sandwich the upper sheet 1 and four lower webs 23, 23. Is transported so as to sandwich the. When sandwiching the webs 23 between the two sheets 1 and 2, the gap between the two sheets 1 and 2 is widened by an applicator (not shown), and the webs 23 and 23 are separated into two sheets. Insert between 1 and 2.
[0038]
In any case, the two rows of webs 23, 23 are cut obliquely in the bag making position P by lowering the heater / cutters 33, 34 in a state of overlapping with the sheets 1, 2. At the same time, they are attached to the sheets 1 and 2. Then, the webs 23, 23 are cut by a cutter (not shown) at the edge lines of the sheets 1, 2.
[0039]
Since the webs 23 and 23 are attached to the bag body 10 only by the heaters and cutters 33 and 34, the entire surface of the webs 23 and 23 is spot-welded by a spot welding machine (not shown). , So that the webs 23 do not come off the bag body 10.
[0040]
Further, the attachment body 20 can be attached to the pair of band-shaped sheets 1 and 2 in a process as shown in FIG. The pair of sheets 1 and 2 are intermittently conveyed from the upstream side to the downstream bag-making position P (see FIG. 2) at intervals. The pair of sheets 1 and 2 are conveyed in a meandering manner so that the attachment body 20 can be stuck from above on both the outer surface and the inner surface.
[0041]
That is, at the position K on the upstream side where the sheet 1 for the front film 11 is transported, the attachment body 20 is attached to the upper surface of the sheet 1 so that the attachment body 20 is exposed on the outer surface of the front film 11. I do. Then, at the position L on the downstream side of the sheet 1, the attachment sheet 20 is adhered in a state where the front sheet 1 temporarily returns to the upstream side and the lower surface of the front sheet 1 faces upward. The attachment body 20 is arranged on the inner surface of the front film 11.
[0042]
On the other hand, at the upstream position M where the sheet 2 for the back film 12 is conveyed, the attachment body 20 is attached to the upper surface of the sheet 2 so that the attachment body 20 is arranged on the inner surface of the back film 12. To Then, at a position N on the downstream side of the sheet 2, the backing sheet 2 temporarily returns to the upstream side, and the attachment body 20 is attached to the lower surface of the backing sheet 2 in a state where the lower surface of the sheet 2 faces upward. By doing so, the attachment body 20 is exposed on the outer surface of the back film 12.
[0043]
In this way, the attachment body 20 is attached to both the outer surface and the inner surface of the front and back films 11 and 12. Needless to say, the attachment body 20 is attached with a width of the front surface C of the front film 11 and a width of the take-out surface B or the cleavage portion D of the back film 12. In each of the attachment bodies 20, the attachment band 23 wound around the roll R is fed out, cut in an oblique direction, and the entire surface is attached to the sheets 1 and 2 by a plurality of spots by a spot welding machine (not shown). Is done.
[0044]
When the attachment body 20 is attached to one of the outer and inner surfaces of the front and back films 11 and 12, the attachment band 23 is extended from necessary positions K, L, M and N, and the sheets 1 and 2 are attached. Attachment body 20 is attached to one surface.
[0045]
2 and 3, it is preferable that the attachment body 20 is formed with a rib 24 for reinforcement. The rib 24 does not specify a single linear shape or a three-pronged shape other than a plurality of stripes as shown in FIGS. In any case, the ribs 24 are formed by heating the attachment body 20 and thermally welding the attachment body 20 to the bag body 10. If the area of the thermal welding between the attachment body 20 and the bag body 10 is large, wrinkles are generated on the two bodies 20 and 10 due to the difference in thermal expansion coefficient between the two bodies 20 and 10, and in the worst case, the bag body 10 may be broken. obtain. Therefore, the width of the ribs 24 to be thermally welded is reduced.
[0046]
The heater (not shown) that forms such a rib 24 may be disposed, for example, downstream of the bag making position P, and may be formed after the attachment body 20 is heat-welded to the bag body 10, or may be formed therefrom. The bag device 30 is provided with a heater for forming the ribs 24, and the sheets 1 and 2 are thermally welded and cut, and the web 23 is cut, and the attachment body 20 is thermally welded to the bag body 10 and the ribs 24 are formed at the same time. May be.
[0047]
In any case, the attachment body 20 is reinforced by the rib 24 so as to have a so-called waist, so that the wrapped sandwich does not lose its shape especially when an external force in the longitudinal direction of the rib 24 is applied. be able to.
[0048]
In the food packaging bag configured as described above, by opening the opening 13, a bag-shaped space having a triangular side surface A is formed. The sandwich is housed in the space, the front film 11 and the back film 12 projecting from the bottom surface of the sandwich are folded, and sealed with an adhesive tape (not shown) or the like, so that the sandwich is packaged.
[0049]
When this sandwich is packaged in the bag main body 10 to which the attachment body 20 such as a spunbonded nonwoven fabric is adhered, a high-quality feeling is brought out. Yes, consumers can perceive that this sandwich is upscale.
[0050]
Further, as shown in FIG. 4, in a food packaging bag in which the attachment body 20 is joined to the side surface A of the bag body 10 and the removal surface B excluding the cleavage portion D, an external force is not applied. Even if it is added to the side surface A and the take-out surface B, the sandwich does not lose its shape. When the attachment body 20 is a non-woven fabric such as a spun-bonded non-woven fabric and is adhered to the inner surface of the bag body 10, even if the moisture of the sandwich is dewed and water droplets are generated, the water droplets are attached to the attachment body. 20 and the flavor of the sandwich is not impaired.
[0051]
Then, when eating the packaged sandwich, the user pulls the tab 17 provided on the protruding piece 15 of the back film 12 and pulls it straight downward. When the tab 17 is pulled downward, the back film 12 on the take-out surface B is torn downward from the seal portion 14 by the cut tape 18 attached to the tab 17. At this time, since the attachment body 20 is stuck to the extraction surface B except for the cleavage portion D, the cut tape 18 does not come off the cleavage portion D and does not tear the back film 12 toward the side surface A. Then, the cleaved portion D is expanded, and the sandwich which has not been deformed can be easily taken out from the taking-out surface B.
[0052]
The present invention can be variously modified within the scope of the technical matters described in the claims without being limited to the above embodiments of the present invention. For example, as shown by the solid line in FIG. 1, the attachment body 20 may be attached only to the side surface A without being attached to the extraction surface B. Even in this case, the cut tape 18 does not tear the back film 12 on the side surface A, and can tear the back film 12 in the range of the take-out surface B. Alternatively, the attachment body 20 may be attached to a part of the side surface A. Conversely, when the food to be packaged does not need to be checked for its contents like a castella, the attachment body 20 formed of the spunbonded nonwoven fabric can be stuck on the entire surface of the bag body 10 including the front surface C. Good.
[0053]
The upper and lower positional relationship described in the detailed description of the invention is, as a matter of course, a positional relationship in the case illustrated, and may be different from an actual upper and lower positional relationship.
[0054]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, since the attachment body which can be heat-sealed and heat-fused is affixed to the outer surface and / or inner surface of at least one pair of side surfaces, even if a packaged food receives external force, it will not lose shape. can do. Therefore, the food packaged in the food packaging bag of the present invention can be prevented from being unsold due to shape collapse.
[0055]
Moreover, since the attachment body is made of a material that can be thermally welded and thermally cut off, the attachment body can be attached to the bag body in the process of manufacturing a conventional food packaging bag. Therefore, by attaching the attachment body, the cost of the food packaging bag does not increase.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a food packaging bag showing one embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a state in which a food packaging bag according to an embodiment of the present invention is being manufactured.
FIG. 3 is a schematic view showing a state in which a food packaging bag according to one embodiment of the present invention is manufactured by a method different from that of FIG.
FIG. 4 is a perspective view of a food packaging bag showing one embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a front view of a conventional food packaging bag.
FIG. 6 is a perspective view of a conventional food packaging bag in which a sandwich is not packaged.
FIG. 7 is a perspective view of a conventional food packaging bag in which a sandwich is packaged.
[Explanation of symbols]
1 ... sheet
2 ... sheet
10 ... bag body
10a: One end side (upper end side)
10b: the other end (lower end)
11 ... Front film
11a ... side edge
12 ... Back film
12a ... side edge
14 ... Opening
20 ... Attachment body
21 ... First part
22 ... second part
30 ....... Bag making equipment
A: Side
B ... Extraction surface
D: Cleavage part

Claims

Both sides and one end of the superimposed front film and back film are sealed, and the other end is an opening serving as an insertion opening for food to be packaged. A take-out surface for taking out food is formed in the middle part of the front film or the back film, and a pair of side surfaces continuous in a bent state on both sides of the take-out surface are formed over the front film and the back film for food. In the packaging bag,
A packaging bag for food, wherein an attachment body capable of being thermally welded and thermally cut off is attached to at least an outer surface and / or an inner surface of the pair of side surfaces.

The attachment body includes a first portion attached to the entire side surface, and a second portion attached to the take-out surface except for a cleavage portion where the front film or the back film is torn. The food packaging bag according to claim 1, wherein:

The food packaging bag according to claim 1, wherein one or more ribs are formed in the attachment body.

The packaging bag for food according to any one of claims 1 to 3, wherein the attachment body is formed of a spunbonded nonwoven fabric.

A pair of band-shaped sheets that are superimposed are thermally welded and thermally fused by a bag making apparatus to produce a bag body in which both side edges and one end side of two films are sealed. In the manufacturing method,
A method for manufacturing a packaging bag for food, wherein a pair of strip-shaped sheets is melt-sealed after or simultaneously with attaching the attachment body to one or both surfaces of the pair of sheets.