JP2004241801A - Panel speaker - Google Patents
Panel speaker Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004241801A JP2004241801A JP2003025853A JP2003025853A JP2004241801A JP 2004241801 A JP2004241801 A JP 2004241801A JP 2003025853 A JP2003025853 A JP 2003025853A JP 2003025853 A JP2003025853 A JP 2003025853A JP 2004241801 A JP2004241801 A JP 2004241801A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- magnetic circuit
- panel
- stopper
- bobbin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、振動モード(DM)方式のパネル型スピーカに関するものであり、特に、車載用など大きな振動環境のもとでの動作に適したストッパー付きのパネル型スピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、すでに、振動モード(DM)型のパネル型スピーカについて、いくつかの特許出願をしている(特許文献1,2,3)。この振動モード型のスピーカは、周辺部を柔らかな弾性体を介して固定した平板(パネル)の裏面にエキサイタのボイスコイルを保持するボビンの先端部分を取付け、このエキサイタの磁気回路を、柔らかめの弾性体を介してケースなどに固定した構造を有する。
【0003】
図3は、上記従来のパネル型スピーカの構造を示す断面図である。このパネル型スピーカは、内部ヨークYi,外部ヨークYoおよび永久磁石Mを備え内外のヨークの間に磁気ギャップを形成する磁気回路と、この磁気回路の磁気ギャップ内を振動するボイスコイルVと、このボイスコイルVを保持するボビンBとを備えたエキサイタと、このボビンBの先端部がサブパネルSを介在させながら固定されるパネル(平板)Pとから構成されている。
【0004】
ボイスコイルVに印加された電気信号の振幅と位相に応じて、磁気ギャップ内をボビンBが上下に振動し、その先端部が固定されているパネルPに撓み振動が励振される。この種の発音方式はパネルの前後の往復動よりも、その撓み振動を発音の主体とすることから、分布モード(Distributed Mode:DM )方式、あるいは振動モード方式と称される。この振動モード方式のパネル型スピーカの利点は、高音質と薄型の構造とを実現できる点などにある。
【0005】
【特許文献1】
特開平10─243491号公報(図1─図3)
【特許文献2】
特開平11─331966号公報(図1─図2)
【特許文献3】
特開平11─331969号公報(図1─図3)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図3に示した従来のパネル型スピーカを車載用などとして使用する場合、外部から加えられる振動や衝撃によって、ボビンBの自由端が外部ヨークYo底面に衝突してボイスコイルが破損したり、あるいは、音質が劣化したりする恐れがある。エキサイタの機械的共振周波数をQとすると、これと同一の周波数成分を含む振動も衝撃が加えられると、Q倍の振動や衝撃が発生する。
【0007】
外部から加えられる振動は、ボビンBを位置決めするためにこのボビンと磁気回路との間に形成されているダンパーDによってかなりの程度抑圧される。しかしながら、外部から加えられる振動が大きい場合には、このダンパーDではこれを十分に抑圧できないという問題がある。また、ダンパーDに頼りすぎるとこれに負担がかかり、その疲労破壊が生じるおそれもある。従って、本発明の一つの目的は外部から加えられる振動によっても、ボビンの自由側の端部と磁気回路との衝突や、ダンパーの疲労破壊を有効に防止できるパネル型スピーカを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の課題を解決する本発明のパネル型スピーカは、磁気回路と振動板との過度の接近を防止することによってボビンの自由端と前記磁気回路との衝突を防止するストッパーを、磁気回路と振動板との間に備えている。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施の形態によれば、ストッパーの先端部とこれに対向する磁気回路または振動板との距離が、ボビンと磁気回路とを連結するダンパーの疲労防止のための変位限界よりも小さな値に設定されることにより、ダンパーの疲労破壊が回避されるように構成されている。
【0010】
本発明の他の好適な実施の形態によれば、ストッパーの先端部とこれに対向する磁気回路または振動板との距離が、ボイスコイルの巻き幅から磁気ギャップの幅を引いた値の半分の値(有効振動振幅)よりも大きな値に設定されることにより、電気音響変換特性の直線性を確保して良好な音質を維持できるように構成されている。
【0011】
本発明の更に他の好適な実施の形態によれば、ストッパーの少なくとも磁気回路または振動板に接触する部分が振動吸収材で形成されることにより、ストッパーと磁気回路や振動板との衝突によって発生する衝撃や振動を緩和し吸収するように構成されている。
【0012】
【実施例】
図1は、本発明の一実施例のパネル型スピーカの構成を示す断面図である。このパネル型スピーカは、内部ヨークYi、外部ヨークYoおよび永久磁石Mを備え内外のヨークの間に磁気ギャップを形成する磁気回路と、この磁気ギャップ内を振動するボイスコイルVと、このボイスコイルVを保持するボビンBとを備えた可動線型のエキサイタと、このエキサイタのボビンBの先端部がサブパネルSを介して固定されるパネル(振動板)Pとを備えている。
【0013】
エキサイタは、さらに、磁気回路とボビンとの間に形成されたダンパーDも備えている。このエキサイタは、パネルPの下に宙づりにされるか、あるいは、磁気回路の背面や側面が柔らかめの弾性体のクッションを介在させながら、図示しないフレームなどに固定される。
【0014】
さらに、この実施例のパネル型スピーカでは、内部ヨークYiの上に円柱形状の防振ゴムなどを振動吸収材を素材とするストッパーSTが接着剤などによって固定されている。エキサイタの非動作状態において、ボビンBのパネルPに固定されていない自由端側の先端と外部ヨークYoの底面との距離をβ、ストッパーSTとパネルPの間隔をαとおく。また、ダンパーDの疲労を防止するための変位量の限界をDmax とすれば、ボビン先端の衝突を防止し、かつダンパーDの疲労を防ぐための条件として
α<β、Dmax ・・・・(1)
の大小関係が設定される。
【0015】
さらに、ボイスコイルVの巻き幅から磁気ギャップの幅(この例では内部ヨークYiの厚み)を引いた値の半分を有効振動振幅Xmax とする。電気/音響変換特性の直線性など良好な音質を確保するために、ボイスコイルの振幅が有効振動振幅よりも大きな値になるように設定される。この条件として、
α>Xmax ・・・・(2)
の大小関係が設定される。
【0016】
自動車の走行に伴う振動などにより、ボイスコイルVと磁気回路との相対変位量が過大になると、ストッパーSTの先端面が、対向するパネルPの裏面に衝突する。この衝突で発生する機械的な衝撃や振動は、ストッパーSTを構成する振動吸収材に吸収され、減衰せしめられる。このように、磁気回路とパネルPとの距離がストッパーSTの高さに等しい一定値以上に保たれるため、ボビンBの自由端側の先端部が外部ヨークYoに衝突したり、ダンパーDの撓みが疲労破壊の限界量を越えたりする事態が有効に回避される。
【0017】
図2は、本発明の一実施例のパネル型スピーカの構成を示す断面図である。本図中、図1と同一の参照符号を付して示す構成要素は、図1に関してすでに説明した構成要素と同一のものであり、これらについては重複する説明を省略する。この実施例では、ボビンBの一端部をパネルPに接着固定するための介在物となるサブパネルSの一部として円筒形状のストッパーSTが形成される。内部ヨークとの衝突時に発生する衝撃や振動を軽減するため、ストッパーSTの先端部が丸められている。
【0018】
エキサイタの非動作状態において、ストッパーSTの先端部とこれに対向する内部ヨークYiの一端面との距離をαとおく。この場合、上記図1の実施例と同様に、式(1),(2)の関係が成立する。このように、磁気回路とパネルPとの距離がストッパーSTの内周側の幅に等しい一定値以上に保たれるため、ボビンBの自由端側の先端部が外部ヨークYoに衝突したり、ダンパーDの撓みが疲労限界量を越えたりする事態が有効に回避される。
【0019】
以上、図1も図2も、エキサイタの支持機構の図示を省略した。しかしながらエキサイタの外部ヨークYoの背面や側面などが柔らかめの弾性体のクッションを介在させながら図示しないフレームなどの固定機構に固定されていてもよい。
【0020】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明のパネル型スピーカは、磁気回路と振動板(パネル)との過度の接近を防止することによってボビンの自由端と磁気回路との衝突を防止するストッパーを、磁気回路と振動板との間に備える構成であるから、ボイスコイルが破損したり、音質が劣化する事態を有効に回避することができる。
【0021】
本発明の好適な実施の形態によれば、ストッパーの先端部とこれに対向する磁気回路または振動板との距離が、ボビンと磁気回路とを連結するダンパーの疲労防止のための変位限界よりも小さな値に設定される構成であるから、ダンパーの疲労破壊を有効に回避することができる。
【0022】
本発明の他の好適な実施の形態によれば、ストッパーの先端部とこれに対向する磁気回路やパネル(振動板)との距離が、ボイスコイルの巻き幅から磁気ギャップの幅を引いた値の半分の値(有効振動振幅)よりも大きな値に設定される。このため、電気音響変換特性の直線性が確保され、良好な音質を維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のパネル型スピーカの構成を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例のパネル型スピーカの構成を示す断面図である。
【図3】従来のパネル型スピーカの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
M 永久磁石
Yi 内部ヨーク
Yo 外部ヨーク
V ボイスコイル
B ボビン
P パネル (振動板)
S サブパネル
D ダンパー
ST ストッパー[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a panel type speaker of a vibration mode (DM) type, and more particularly to a panel type speaker with a stopper suitable for operation under a large vibration environment such as a vehicle.
[0002]
[Prior art]
The present applicant has already filed several patent applications for a vibration mode (DM) panel type speaker (Patent Documents 1, 2, and 3). In this vibration mode type speaker, the tip of a bobbin holding a voice coil of an exciter is attached to the back surface of a flat plate (panel) having a peripheral portion fixed via a soft elastic body, and a magnetic circuit of the exciter is softened. The structure is fixed to a case or the like via the elastic body.
[0003]
FIG. 3 is a sectional view showing the structure of the above-mentioned conventional panel type speaker. This panel-type speaker includes a magnetic circuit including an inner yoke Yi, an outer yoke Yo, and a permanent magnet M to form a magnetic gap between the inner and outer yokes, a voice coil V vibrating in the magnetic gap of the magnetic circuit, and An exciter provided with a bobbin B for holding the voice coil V, and a panel (flat plate) P to which the tip of the bobbin B is fixed with the sub-panel S interposed therebetween.
[0004]
The bobbin B vibrates up and down in the magnetic gap according to the amplitude and phase of the electric signal applied to the voice coil V, and the bending vibration is excited on the panel P to which the tip is fixed. Than reciprocating motion of the front and rear of such a sound system panel, since it mainly the deflection pronunciation vibrations, distribution mode: referred (Di stributed Mo de DM) method, or a vibration mode system. The advantage of the panel speaker of the vibration mode type is that high sound quality and a thin structure can be realized.
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. H10-243493 (FIG. 1-FIG. 3)
[Patent Document 2]
JP-A-11-331966 (FIGS. 1 and 2)
[Patent Document 3]
JP-A-11-331969 (FIGS. 1 to 3)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
When the conventional panel-type speaker shown in FIG. 3 is used for a vehicle or the like, the free end of the bobbin B collides with the bottom surface of the outer yoke Yo due to externally applied vibration or impact, or the voice coil is damaged, or , The sound quality may be degraded. Assuming that the mechanical resonance frequency of the exciter is Q, if a vibration including the same frequency component is also shocked, Q times of vibration or shock is generated.
[0007]
Externally applied vibrations are suppressed to a considerable extent by a damper D formed between the bobbin B and the magnetic circuit for positioning the bobbin B. However, when the vibration applied from outside is large, there is a problem that the damper D cannot sufficiently suppress the vibration. In addition, if the damper D is relied on too much, a burden is imposed on the damper D, and there is a possibility that the fatigue failure occurs. Accordingly, one object of the present invention is to provide a panel-type speaker that can effectively prevent a collision between a free-side end of a bobbin and a magnetic circuit and a fatigue breakage of a damper even by externally applied vibration. .
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The panel-type speaker of the present invention that solves the above-mentioned problems of the prior art includes a stopper that prevents the free end of the bobbin from colliding with the magnetic circuit by preventing the magnetic circuit and the diaphragm from excessively approaching each other. And the diaphragm.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
According to a preferred embodiment of the present invention, the distance between the tip of the stopper and the magnetic circuit or diaphragm facing the stopper is larger than the displacement limit for preventing fatigue of the damper connecting the bobbin and the magnetic circuit. By setting to a small value, it is configured such that fatigue damage of the damper is avoided.
[0010]
According to another preferred embodiment of the present invention, the distance between the tip of the stopper and the magnetic circuit or diaphragm facing the stopper is half the value obtained by subtracting the width of the magnetic gap from the winding width of the voice coil. When the value is set to a value larger than the value (effective vibration amplitude), the linearity of the electroacoustic conversion characteristic is ensured, and good sound quality can be maintained.
[0011]
According to still another preferred embodiment of the present invention, at least a portion of the stopper that contacts the magnetic circuit or the diaphragm is formed of a vibration absorbing material, so that the stopper is generated by a collision between the stopper and the magnetic circuit or the diaphragm. It is configured to absorb and absorb shocks and vibrations.
[0012]
【Example】
FIG. 1 is a sectional view showing a configuration of a panel type speaker according to one embodiment of the present invention. This panel-type speaker includes an internal yoke Yi, an external yoke Yo, and a permanent magnet M, a magnetic circuit that forms a magnetic gap between the inner and outer yokes, a voice coil V that vibrates in the magnetic gap, and a voice coil V And a panel (diaphragm) P to which a tip of the bobbin B of the exciter is fixed via a sub-panel S.
[0013]
The exciter further includes a damper D formed between the magnetic circuit and the bobbin. The exciter is suspended below the panel P, or is fixed to a frame (not shown) or the like while interposing a cushion of a soft elastic body whose back and side surfaces of the magnetic circuit are soft.
[0014]
Further, in the panel-type speaker of this embodiment, a stopper ST made of a vibration-absorbing material such as a column-shaped anti-vibration rubber is fixed on the inner yoke Yi by an adhesive or the like. In the non-operation state of the exciter, the distance between the free end of the bobbin B that is not fixed to the panel P and the bottom surface of the external yoke Yo is β, and the distance between the stopper ST and the panel P is α. If the limit of the displacement for preventing the fatigue of the damper D is Dmax, α <β, Dmax... (.Alpha.) As conditions for preventing the collision of the bobbin tip and preventing the fatigue of the damper D. 1)
Is set.
[0015]
Further, a half of a value obtained by subtracting the width of the magnetic gap (the thickness of the internal yoke Yi in this example) from the winding width of the voice coil V is defined as an effective vibration amplitude Xmax. In order to ensure good sound quality such as the linearity of the electric / acoustic conversion characteristics, the amplitude of the voice coil is set to a value larger than the effective vibration amplitude. As this condition,
α> Xmax (2)
Is set.
[0016]
When the amount of relative displacement between the voice coil V and the magnetic circuit becomes excessive due to vibration or the like due to the traveling of the automobile, the front end surface of the stopper ST collides with the back surface of the opposing panel P. The mechanical shock and vibration generated by this collision are absorbed by the vibration absorbing material constituting the stopper ST and are attenuated. As described above, since the distance between the magnetic circuit and the panel P is kept equal to or greater than the fixed value equal to the height of the stopper ST, the free end of the bobbin B collides with the external yoke Yo, or the bobbin D has A situation in which the deflection exceeds the limit amount of fatigue fracture is effectively avoided.
[0017]
FIG. 2 is a sectional view showing the configuration of the panel type speaker according to one embodiment of the present invention. In this figure, the components denoted by the same reference numerals as those in FIG. 1 are the same as the components already described with reference to FIG. 1, and the duplicate description thereof will be omitted. In this embodiment, a cylindrical stopper ST is formed as a part of a sub-panel S serving as an intervening member for adhering and fixing one end of the bobbin B to the panel P. The tip of the stopper ST is rounded in order to reduce the shock and vibration generated at the time of collision with the internal yoke.
[0018]
In the non-operating state of the exciter, the distance between the tip of the stopper ST and one end face of the internal yoke Yi facing the stopper is set to α. In this case, the relations of equations (1) and (2) hold as in the embodiment of FIG. As described above, since the distance between the magnetic circuit and the panel P is maintained at a certain value equal to or greater than the width on the inner peripheral side of the stopper ST, the free end of the bobbin B collides with the outer yoke Yo, A situation in which the deflection of the damper D exceeds the fatigue limit is effectively avoided.
[0019]
As described above, in both FIG. 1 and FIG. 2, illustration of the support mechanism of the exciter is omitted. However, the back and side surfaces of the external yoke Yo of the exciter may be fixed to a fixing mechanism such as a frame (not shown) with a soft elastic cushion interposed therebetween.
[0020]
【The invention's effect】
As described in detail above, the panel-type speaker of the present invention includes a stopper that prevents the magnetic circuit from colliding with the free end of the bobbin by preventing the magnetic circuit from excessively approaching the diaphragm (panel). Since the configuration is provided between the magnetic circuit and the diaphragm, it is possible to effectively avoid the situation where the voice coil is damaged or the sound quality is deteriorated.
[0021]
According to a preferred embodiment of the present invention, the distance between the tip of the stopper and the magnetic circuit or diaphragm facing the stopper is larger than the displacement limit for preventing fatigue of the damper connecting the bobbin and the magnetic circuit. Since the configuration is set to a small value, fatigue fracture of the damper can be effectively avoided.
[0022]
According to another preferred embodiment of the present invention, the distance between the tip of the stopper and the magnetic circuit or panel (diaphragm) facing the tip is a value obtained by subtracting the width of the magnetic gap from the winding width of the voice coil. Is set to a value larger than half the value (effective vibration amplitude). For this reason, the linearity of the electroacoustic conversion characteristics is secured, and good sound quality is maintained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view illustrating a configuration of a panel-type speaker according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view illustrating a configuration of a panel-type speaker according to another embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a configuration of a conventional panel type speaker.
[Explanation of symbols]
M Permanent magnet Yi Internal yoke Yo External yoke V Voice coil B Bobbin P Panel (diaphragm)
S Subpanel D Damper ST Stopper
Claims (5)
前記磁気回路と前記振動板との過度の接近を防止することによって前記ボビンの自由端側の先端部と前記磁気回路との衝突を防止するストッパーを前記磁気回路と振動板との間に備えたことを特徴とするパネル型スピーカ。A movable circuit including an inner yoke, an outer yoke, and a permanent magnet, forming a magnetic gap between the inner and outer yokes, a voice coil vibrating in the magnetic gap, and a bobbin holding the voice coil; In a panel-type speaker of a vibration mode type configured by a ring-shaped exciter and a diaphragm to which a tip end of the bobbin is fixed, and exciting a bending vibration to the diaphragm,
A stopper is provided between the magnetic circuit and the diaphragm to prevent a collision between the magnetic circuit and the free end of the bobbin by preventing the magnetic circuit from excessively approaching the diaphragm. A panel type speaker characterized by the above-mentioned.
前記ストッパーの先端部とこれに対向する前記磁気回路または前記振動板との距離は、前記ボビンと前記磁気回路とを連結するダンパーの疲労を防止するための変位限界よりも小さな値に設定されたことを特徴とするパネル型スピーカ。2. The distance between the tip of the stopper and the magnetic circuit or the diaphragm facing the tip of the stopper is smaller than a displacement limit for preventing fatigue of a damper connecting the bobbin and the magnetic circuit. A panel-type speaker, characterized by being set to:
前記ストッパーの先端部とこれに対向する前記磁気回路または前記振動板との距離は、ボイスコイルの巻き幅から磁気ギャップの幅を引いた値の半分の値(有効振動振幅)よりも大きな値に設定されたことを特徴とするパネル型スピーカ。In each of claims 1 and 2,
The distance between the tip of the stopper and the magnetic circuit or the diaphragm facing the stopper is set to a value larger than half (effective vibration amplitude) a value obtained by subtracting the width of the magnetic gap from the winding width of the voice coil. A panel type speaker characterized by being set.
前記ストッパーは、少なくとも前記磁気回路または前記振動板に接触する部分が振動吸収材で形成されたことを特徴とするパネル型スピーカ。In each of claims 1 to 3,
A panel-type speaker, wherein at least a portion of the stopper that contacts the magnetic circuit or the diaphragm is formed of a vibration absorbing material.
前記ストッパーは、前記ボビンの固定端と前記振動板とを固定するサブパネルと一体に形成されたことを特徴とするパネル型スピーカ。In each of claims 1 to 4,
The panel-type speaker, wherein the stopper is formed integrally with a sub-panel for fixing the fixed end of the bobbin and the diaphragm.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003025853A JP2004241801A (en) | 2003-02-03 | 2003-02-03 | Panel speaker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003025853A JP2004241801A (en) | 2003-02-03 | 2003-02-03 | Panel speaker |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004241801A true JP2004241801A (en) | 2004-08-26 |
Family
ID=32954027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003025853A Pending JP2004241801A (en) | 2003-02-03 | 2003-02-03 | Panel speaker |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004241801A (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006325198A (en) * | 2005-04-19 | 2006-11-30 | Citizen Electronics Co Ltd | Electromagnetic exciter |
DE102012100117A1 (en) * | 2011-12-13 | 2013-06-13 | Reui Men Co., Ltd. | Speaker with an annular body in the form of a flat plate |
JPWO2014041612A1 (en) * | 2012-09-11 | 2016-08-12 | オンキヨー株式会社 | Vibration generator and electronic apparatus using the vibration generator |
WO2021210605A1 (en) * | 2020-04-17 | 2021-10-21 | フォスター電機株式会社 | Exciter |
-
2003
- 2003-02-03 JP JP2003025853A patent/JP2004241801A/en active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006325198A (en) * | 2005-04-19 | 2006-11-30 | Citizen Electronics Co Ltd | Electromagnetic exciter |
DE102012100117A1 (en) * | 2011-12-13 | 2013-06-13 | Reui Men Co., Ltd. | Speaker with an annular body in the form of a flat plate |
DE102012100117B4 (en) * | 2011-12-13 | 2013-07-18 | Reui Men Co., Ltd. | Speaker with an annular body in the form of a flat plate |
JPWO2014041612A1 (en) * | 2012-09-11 | 2016-08-12 | オンキヨー株式会社 | Vibration generator and electronic apparatus using the vibration generator |
WO2021210605A1 (en) * | 2020-04-17 | 2021-10-21 | フォスター電機株式会社 | Exciter |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4784398B2 (en) | Acoustic exciter and speaker using the same | |
US9191747B2 (en) | Loudspeaker with force cancelling configuration | |
JP4219732B2 (en) | Display terminal device with panel type speaker | |
WO2005004535A1 (en) | Panel type speaker | |
JP5171669B2 (en) | Dynamic headphones | |
US11716004B2 (en) | Vibration output apparatus | |
JP2004241801A (en) | Panel speaker | |
JP2011024056A (en) | Speaker unit, device for damping the same, and speaker system | |
KR100930748B1 (en) | speaker | |
KR102115383B1 (en) | The exciter mounted on a vibrating panel | |
JP2009267459A (en) | Speaker fitting structure and speaker device | |
JPS58218296A (en) | Audio device for vehicle | |
JP2001352591A (en) | Loudspeaker structure | |
JP7410452B2 (en) | sound equipment | |
JP2014075617A (en) | Low-pitched sound reproducing device, and low-pitched sound reproduction method | |
KR20200143790A (en) | The multi function device with non circular type | |
JPH11178085A (en) | Loudspeaker system | |
WO2007088734A1 (en) | Speaker device | |
KR102288221B1 (en) | The side mirror assembly of a vehcle | |
JP3552294B2 (en) | In-vehicle speaker device | |
JP4525570B2 (en) | Speaker and electronic apparatus and apparatus using the speaker | |
JP2004320089A (en) | Loudspeaker unit and loudspeaker system | |
JP2012257003A (en) | Acoustic device and vibration transmission method of the same | |
JPS63212000A (en) | Speaker device | |
JP3578245B2 (en) | Electromagnetic sounding body |