JP2004236975A

JP2004236975A - Hook for displaying commodity, and protecting member to be used therefor

Info

Publication number: JP2004236975A
Application number: JP2003031356A
Authority: JP
Inventors: Masaru Nagai; 勝永井; Kazuo Suzuki; 一男鈴木; Shiyouji Ishida; 陞治石田
Original assignee: Fuso Industries Co Ltd
Current assignee: Fuso Industries Co Ltd
Priority date: 2003-02-07
Filing date: 2003-02-07
Publication date: 2004-08-26

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a hook to hang a commodity having a shape by which an impact is mitigated even when the tip hits at a human body, so as to secure safety. <P>SOLUTION: A small diameter part 3b is formed at the tip of a main bar 3 constituting hooks 1, 2, and a protecting member 7 consisting of a soft base material is arranged in the small diameter part 3b, concerning a commodity display hook. The protecting member 7 is formed to be hollow, and provided with a small hole 8 at the tip. Even when the hook hits at the human body 10, since the protecting part 7b of the protecting member 7 is largely bent and deformed, so that the impact on the body 10 is drastically mitigated. Thus, pain or injury is prevented or restricted. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品陳列用フック及びこれに使用する保護部材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
各種店舗において商品を陳列するために、水平状に延びる鋼製線材製のフックが多用されている。
【０００３】
このフックは、陳列什等（例えばゴンドラ）の棚又はフレームや線材製のネット状陳列体等に取付けて使用されるもので、棚やネット材に取付くベースから商品吊り下用のメインバーが１本だけ前向きに延びた形態のシングルフックと呼ばれているものと、メインバーに加えて、カードケースを取付けできるサブバーを備えた形態の十手フックと呼ばれているものとが特に多用されている。
【０００４】
商品の包装は、メインバーに吊り下げできるように、穴が空いているか又は鉤状に形成された吊り下げ部を設けており、買い物客は、商品を購入したり手に取って確認したりするに際して商品をメインバーから抜き外す。
【０００５】
そして、メインバーは買い物客が歩く通路に向けて延びているため、買い物客が顔や手など身体の一部をメインバーの先端に当てることが度々あった。そこで、図１６に示すように、安全対策としてメインバー２０の先端にゴム製や合成樹脂製の保護キャップ２１を嵌め込むことが行われている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば人が顔を物に当てた場合の痛さや傷の程度は衝撃の強さに比例するもので、受ける衝撃の強さは、顔が物に当たってから止まるまでの時間に反比例する。
【０００７】
例えば人が手を硬い板とクッションとに同じ速さで当てた場合に、硬い板に当てた場合には痛くてもクッションに当てた場合は痛くないのは、硬い板に当てた場合は手の運動エネルギが反作用としてそのまま作用するのに対して、クッションに当てた場合は手の運動エネルギーが大きく減殺されるからである。
【０００８】
翻ってフック用の保護キャップ２１について見るに、保護キャップ２１は等しい厚さで単にメインバー２０の先端部を覆っているに過ぎないため、弾性を有する素材であっても、人の顔や手が当たった場合の緩衝作用は弱く、このため保護機能が十分とは言い難かった（無いよりはましであるが）。
【０００９】
本発明はこのような実情に鑑み成されたもので、人に対する保護機能（安全性）に優れたフック及びフック用保護部材を提供することを課題とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るフックは、請求項１に記載したように、商品を吊り下げできるメインバーを備えており、メインバーの先端部に、外力が掛かると弾性に抗して撓み変形する保護部を設けている。
【００１１】
本発明に係るフック用の保護部材は、請求項２に記載したように、商品が吊り下げられるメインバーの先端部に取付けられるものであり、メインバーに固定するためのホルダー部と、メインバーの先端から突出すると共に外力が掛かると弾性に抗して撓み変形し得る保護部とから成っている。
【００１２】
【発明の作用・効果】
本発明によると、メインバーの先端から突出した保護部は外力によって撓み変形するため、人の身体（例えは顔や手）が当たると大きく撓み変形する。このため身体に対する衝撃を大幅に緩和して、安全性（保護機能）を格段に向上させることができる。
【００１３】
【発明の実施形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【００１４】
（１）．第１実施形態（図１〜図３）
図１〜図３では第１実施形態を示している。図１は斜視図であり、（Ａ）ではいわゆるシングルフック１を示し、（Ｂ）ではいわゆる十手フック２を示している。
【００１５】
▲１▼．構造
両フック１，２とも、商品を吊り下げるメインバー３と、棚の水平フレーム４に上方から嵌まり込むベース５とを備えており、ベース５にメインバー３の基端部を溶接等によって固着している。
【００１６】
十手フック２では、メインバー３の基端部に、当該メインバー３と平行に延びるサブバー６を一体に設けている。サブバー６の先端６ａは上向きに折曲げられており、これをカードケース（図示せず）を装着して、このカードケースにプライスカード等のカード類を装着することができる。
【００１７】
メインバー３の先端部は側面視で斜め上向きに傾斜した傾斜部３ａになっており、傾斜部３ａに保護部材（キャップ）７を装着している。この点を図２に基づいて説明する。
【００１８】
図２のうち（Ａ）は両フック１，２におけるメインバー３の先端部の一部破断側面図、（Ｂ）は保護部材７を分離した状態での側面図である。メインバー３の傾斜部３ａのうちその付け根寄りの部分を除く大部分は小径部３ｂと成しており、この小径部３ｂに保護部材７を嵌め込み装着している。保護部材７の外面はメインバー３の外面と殆ど同一面になっている。
【００１９】
保護部材７はエラストマーや軟質ゴム、或いはシリコーンゴムのように軽い力で撓み変形すると共に金属に対する密着性が高い素材からなっており、有底筒状になっている。先端を構成する底部には小径の穴８が貫通している。また、メインバー３の小径部３ｂには環状溝９を形成している。
【００２０】
保護部材７は、メインバー３の小径部３ｂにきっちり嵌まるホルダー部７ａと、小径部３ｂの外側に露出した保護部７ｂとが一体に繋がった状態に形成されており、保護部７ｂの先端の丸みを帯びている。保護部材７はメインバー３の小径部３ｂに対する密着性があるため（すなわち小径部３ｂに対する摩擦が大きいため）、いったん小径部３ｂに嵌め込むと簡単に外れることはない。
【００２１】
従って、商品をメインバー３から抜き出すに際して包装が保護部材７に当たっても、保護部材７が外れるようなことはない。ホルダー部７ａを若干広げた状態で小径部３ｂに嵌め込むように設定しても良い。また、保護部材７を接着剤で小径部３ｂに接着することも可能である。
【００２２】
▲２▼．作用
さて、商品を確認しようとして顔をフック１，２に近づけ過ぎたり、通路に手を上げたりというような様々の理由により、買い物客の人の身体（顔や手）１０が保護部材７に当たることがある。すると、図３に示すように、保護部材７の保護部７ｂが弾性に抗して撓み変形することにより、身体１０に対する衝撃が大幅に緩和（吸収）される。このため、安全性を格段に向上させることができる。
【００２３】
図３に点線の矢印で示すように、身１０が保護部材７の軸線に沿った方向から当たることもある。この場合は、保護部材７の保護部７ｂはその長さが短くなるように縮まり変形（潰れ変形）することになり、これによって身体１０に対する衝撃が緩和される。
【００２４】
本実施形態のようにメインバー３に小径部３ｂを形成してこれに保護部材７を装着すると、保護部材７とメインバー３との外面を揃えることができる（両者の間の段差を無くすことができる）ため、商品の着脱をスムースに行える利点がある。
【００２５】
ところで、本実施形態のような後付け方式の保護部材７の場合、メインバー３の小径部３ｂへの取付けの容易性のためには保護部材７は柔軟性が低い方が好ましい。他方、保護機能の点からは柔軟性が高い方が好ましい。すなわち、取付けの容易性と保護機能とが必ずしも一致しないという問題がある。
【００２６】
これに対して本実施形態のように、変形容易化手段として保護部材７を中空状に形成すると、保護部材７の保護部７ｂは容易に撓み変形し易くなるため、小径部３ｂへの嵌め込みを容易に行える程度の硬さを保持しつつ、保護部７ｂを容易に変形させて高い安全性を確保できる利点がある。
【００２７】
更に、保護部材７の底部に小穴８を空けておくと、曲がり変形に際して内部の空気が抜けることにより、保護部材７は一層弾性変形しやすくなるため、特に好適である。空気抜き手段としては、底部以外の部分に小穴を空けたり、小径部３ｂに空気抜き用溝を形成したりすることも可能である。
【００２８】
なお、保護部材７の色彩は任意に設定することができる。目立つ色にすることによって買い物客の注意を喚起することも可能であるし、ケバケバしさを嫌う売り場の場合は、メインバー３と同系の色彩・光沢に設定すればよい。
【００２９】
（２）．第２〜３実施形態（図４〜図５）
図４では第２実施形態を示している。（Ａ）は保護部材７を装着した状態での一部破断側面図、（Ｂ）は保護部材７の側断面図である。この実施形態では、保護部材７の全体的な断面形態は第１実施形態と同様であるが、ホルダー部７ａと保護部７ｂとの素材を異ならせている。
【００３０】
すなわち、ホルダー部７ａは硬い樹脂素材とすることによって小径部３ｂへの嵌め込みを容易ならしめ、保護部７ｂは柔らかい樹脂素材とすることによって高い安全製を確保している。
【００３１】
図５に示す第３実施形態も、ホルダー部７ａは硬い樹脂素材製として保護部７ｂは柔らかい樹脂素材製としたものである。この例では、ホルダー部７ａには底板７ａ′を形成し、保護部７ｂは中実（非中空）に形成している。保護部７ｂに適度の弾性を確保できればこのような中実でも差し支えない。
【００３２】
これら第２〜第３実施形態の保護部材７は、射出成形法の一種としてのいわゆる２色成形法によって一体成形するのが好ましい。
【００３３】
（３）．第４実施形態（図６）
図６では、メインバー３における小径部３ｂの断面形状の別例である第４実施形態を示している。（Ａ）は一部破断側面図、（Ｂ）は（Ａ）のＢ−Ｂ視断面図、（Ｃ）（Ｄ）は（Ｂ）と同様の断面図で変形例である。
【００３４】
この例では、小径部３ｂを正六角形や正八角形、正方形のような角形に形成している。もちろん、長方形や五角形、正十角形のような他の角形に形成したり楕円状に形成したりしても良い。
【００３５】
（４）．第５実施形態（図７）
図７では、第６実施形態として、保護部材７を取付け式とした場合の別例を挙げている。このうち（Ａ）で示す例では、硬い樹脂素材からなるホルダー部７ａと柔らかい樹脂素材からなる保護部７ｂとを、二色成形法やインサート成形法によって一体成形している。
【００３６】
そして、ホルダー部７ａに雌ねじを成形する一方、メインバー７における小径部３ｂに雄ねじを形成している。従って、保護部材７はねじ込み・ねじ戻しによってメインバー３に着脱自在である。この例では、保護部材７に商品等が当たってもメインバー３から離脱不能に保持される。
【００３７】
（Ｂ）に示す例では、メインバー３の傾斜部３ａに断面円形で茸型の爪３ｃを形成し、この爪３ｃに保護部材７のホルダー部７ａを嵌合させている。（Ｃ）は別例の一部破断側面図，（Ｄ）は（Ｃ）のＤ−Ｄ視図、（Ｅ）（Ｆ）は（Ｄ）と同様の別例図であり、これらの図から容易に理解できるように、爪３ｃは断面角形等の他の断面形状に形成できる。
【００３８】
（５）．第６実施形態（図８）
図８では、保護部材７の保護部７ｂを容易に変形させるための変形容易化手段の別例を示している。このうち（Ａ）に示す例では、変形容易化手段として、保護部７ｂに小径の穴８とくびれ部７ｃとを形成している。くびれ部のみを形成しても良い。
【００３９】
（Ｂ）に示す例では、くびれ部７ｃを形成することに加えて、保護部７ｂに中空部を形成している。更に（Ｃ）に示す例では、保護部７ｂを中空状に形成することと、保護部７ｂをその付け根が小径となるようにテーパ状に形成することによって変形を容易ならしめている。
【００４０】
変形容易化手段としては、保護部７ｂを、軸芯部から帯板状リブが放射状に延びる断面形状としてもよい。すなわち、保護部７ｂの断面積を小さくすることによって変形し易くするのである。但し、この場合、保護機能を保持するため、先端だけは丸みを帯びた傘状に形成するのが好適である。
【００４１】
（６）．第７実施形態（図９）
図９では第７実施形態を示している。この例では、一対の金型１１でメインバー３の傾斜部３ａの付け根を挟み付けて、両金型１１の間のキャビティに溶融合成樹脂を注入するというインサート成形法により、保護部材７を小径部３ｂに一体成形している。
【００４２】
このようなインサート成形法を採用すると、小径部３ｂに環状溝等の抜け止め手段を設けなくても、保護部材７を抜け不能の状態で小径部３ｂに取付けできる利点がある。
【００４３】
（７）．第８〜９実施形態（図１０〜図１１）
図１０に示す第８実施形態では、保護部材７は、メインバー３の傾斜部３ａを超えて水平部の先端部まで延びている。なお、ホルダー部７ａでメインバー３の全体を被覆する形態とすることも可能である（この場合、カラフルな色彩を付与できる利点がある）。
【００４４】
図１１に示す第９実施形態では、メインバー３の傾斜部３ａに取付け穴１２を空けている一方、保護部材７のホルダー部７ａは取付け穴１２に嵌まるボス状に形成している。
【００４５】
（８）．第１０実施形態（図１２）
フック１，２はその全体又は一部を合成樹脂製とすることも可能である。そして、図１２に示す第１０実施形態では、少なくともメインバー３を合成樹脂製とした場合において、その先端部に、柔らかい性質の樹脂より成る保護部７を二色成形法によって一体成形している。二色成形法に代えてインサート成形法を採用することも可能である。
【００４６】
（９）．第１１実施形態（図１３）
保護部材７は直線状に延びている必要はなく、図１３に第１１実施形態として示すように側面視でく字状に曲がった形状でもよい。この例では保護部７ｂを中実状に形成しているが、点線で示すように保護部７ｂを中空に形成することも可能である。
【００４７】
（１０）．第１２実施形態（図１４）
図１４では第１２実施形態を示している。（Ａ）は全体の斜視図、（Ｂ）は先端部の平面図、（Ｃ）は（Ｂ）のＣ−Ｃ視断面図である。
【００４８】
この実施形態のフック１３では、メインバー３は平面視でコ字状に形成されている一方、ベース５は平板状になっていた、その裏面には、例えばネット材に個着脱自在に係止するための鉤材１４を溶接によって一体に固着している。
【００４９】
そして、メインバー３は、左右の傾斜部３ａとその先端間を繋ぐ連結先端部３ｄとを備えているが、この傾斜部３ａと連結先端部３ｄとに一つの保護部材７を装着している。保護部材７の保護部７ｂは連結先端図３ｄに沿って長く延びており、かつ、中空状に形成されている。また、保護部材７が嵌合している傾斜部３ａと連結先端部３ｄとは小径に設定している。
【００５０】
（１１）．第１３実施形態（図１５）
図１５では第１３実施形態を示している。この実施形態の保護部材７は既設のフック１，２のメインバー３に取付けできるようになっており、従って、保護部材７の外径はメインバー３の外径よりもやや大径になっている。
【００５１】
保護部材７における保護部７ｂの内径はメインバー３の外径よりも小径になっており、このため、差し込み深さ位置が自動的に規定される。この実施形態の保護部材７を使用することにより、既設の陳列装置に使用しているフック１，２の安全性を向上させることが可能となる。
【００５２】
（１２）．その他
本発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。例えば、フックにおけるメインバーやサブバーの長さや形状などは陳列する商品の種類に応じて様々に具体化することができる。
【００５３】
また、保護部材をメインバーに取付ける方法としては、嵌着や接着、或いはインサート成形の他に、例えば、保護部材として熱収縮性樹脂を使用して、加熱による収縮を利用してきっちり取付けるなどしても良い。
【００５４】
図示の実施形態のようメインバーの先端部を傾斜部となしている場合、メインバーの水平部は金属線材製として、傾斜部の全体又は先端寄りの適当な部分を軟質合成樹脂製として、両者をインサート成形法によって一体化することも可能である。
【００５５】
サブバーにケースホルダーを装着していなくてサブバーの先端が露出している場合は、その先端部に本願発明の保護部材を装着することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施形態の斜視図である。
【図２】（Ａ）はメインバーの先端部の一部破断側面図、（Ｂ）は保護部材を分離した状態での側面図である。
【図３】作用を示す図である。
【図４】第２実施形態を示す図である。
【図５】第３実施形態を示す図である。
【図６】第４実施形態を示す図である。
【図７】第５実施形態を示す図である。
【図８】第６実施形態を示す図である。
【図９】第７実施形態を示す図である。
【図１０】第８実施形態を示す図である。
【図１１】第９実施形態を示す図である。
【図１２】第１０実施形態を示す図である。
【図１３】第１１実施形態を示す図である。
【図１４】第１２実施形態を示す図である。
【図１５】第１３実施形態を示す図である。
【図１６】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
１シングルフック
２十手フック
３メインバー
３ａ傾斜部
３ｂ小径部
５ベース
６サブバー
７保護部材[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a product display hook and a protective member used for the hook.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In order to display products in various stores, hooks made of a steel wire rod extending horizontally are frequently used.
[0003]
This hook is used by attaching it to a shelf or a frame of a display fixture (for example, a gondola) or a net-like display made of a wire. A main bar for hanging products from a base attached to the shelf or the net is used. A single hook that extends forward only by one hook and a ten-hand hook that has a sub-bar to which a card case can be attached in addition to the main bar are particularly frequently used. ing.
[0004]
The packaging of the product is provided with a hole or a hook-shaped hanging part so that it can be hung on the main bar, and the shopper can purchase the product or check it by hand. Remove the product from the main bar.
[0005]
And since the main bar extends toward the walkway where the shopper walks, the shopper often hits a part of the body such as a face or a hand to the tip of the main bar. Therefore, as shown in FIG. 16, a protective cap 21 made of rubber or synthetic resin is fitted to the tip of the main bar 20 as a safety measure.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, for example, the degree of pain or damage when a person hits a face with an object is proportional to the strength of the impact, and the strength of the shock received is inversely proportional to the time from when the face hits the object until it stops.
[0007]
For example, when a person hits a hard board and a cushion at the same speed, a person hurts when hitting a hard board but does not hurt when hitting a cushion. This is because the kinetic energy of the hand directly acts as a reaction, while the kinetic energy of the hand is greatly reduced when the cushion is applied to the cushion.
[0008]
Turning to the protective cap 21 for the hook, since the protective cap 21 merely covers the tip of the main bar 20 with the same thickness, even if it is a material having elasticity, the face or the hand of a person can be obtained. The shock-absorbing effect was weak, which made it difficult to say that the protective function was sufficient (although better than none).
[0009]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such circumstances, and has as its object to provide a hook and a hook protection member having an excellent protection function (safety) for humans.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The hook according to the present invention, as described in claim 1, includes a main bar that can hang a product, and a protection portion that bends and deforms against elasticity when an external force is applied to a tip portion of the main bar. Provided.
[0011]
A hook protection member according to the present invention is attached to a tip of a main bar on which a product is suspended, as described in claim 2, a holder for fixing the main bar to the main bar, and a main bar. And a protective portion that protrudes from the front end of the member and that can bend and deform against elasticity when an external force is applied.
[0012]
[Action and Effect of the Invention]
According to the present invention, since the protection portion protruding from the tip of the main bar is bent and deformed by an external force, it is greatly bent and deformed when hit by a human body (for example, face or hand). Therefore, the impact on the body can be greatly reduced, and the safety (protection function) can be significantly improved.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0014]
(1). First embodiment (FIGS. 1 to 3)
1 to 3 show a first embodiment. FIG. 1 is a perspective view, in which (A) shows a so-called single hook 1 and (B) shows a so-called ten-hand hook 2.
[0015]
▲ 1 ▼. Each of the two hooks 1 and 2 includes a main bar 3 for suspending a product and a base 5 fitted into the horizontal frame 4 of the shelf from above. The base end of the main bar 3 is welded to the base 5 by welding or the like. It is stuck.
[0016]
In the ten-hand hook 2, a sub-bar 6 extending parallel to the main bar 3 is integrally provided at a base end of the main bar 3. The tip 6a of the sub-bar 6 is bent upward. A card case (not shown) can be attached to the tip, and cards such as a price card can be attached to the card case.
[0017]
The tip of the main bar 3 is an inclined portion 3a which is inclined obliquely upward when viewed from the side, and a protection member (cap) 7 is attached to the inclined portion 3a. This will be described with reference to FIG.
[0018]
2A is a partially cutaway side view of the tip of the main bar 3 in both hooks 1 and 2, and FIG. 2B is a side view with the protection member 7 separated. Most of the inclined portion 3a of the main bar 3 except for a portion near the base is formed as a small-diameter portion 3b, and the protection member 7 is fitted and mounted on the small-diameter portion 3b. The outer surface of the protection member 7 is almost flush with the outer surface of the main bar 3.
[0019]
The protection member 7 is made of a material that is bent and deformed by a light force such as an elastomer, a soft rubber, or a silicone rubber and has high adhesion to a metal, and has a bottomed cylindrical shape. A small-diameter hole 8 penetrates a bottom portion constituting the tip. An annular groove 9 is formed in the small diameter portion 3b of the main bar 3.
[0020]
The protection member 7 is formed such that a holder 7a that fits tightly into the small-diameter portion 3b of the main bar 3 and a protection portion 7b exposed outside the small-diameter portion 3b are integrally connected. It is rounded. Since the protection member 7 has close contact with the small diameter portion 3b of the main bar 3 (that is, because the friction with the small diameter portion 3b is large), once it is fitted into the small diameter portion 3b, it does not come off easily.
[0021]
Therefore, even if the package hits the protection member 7 when the product is extracted from the main bar 3, the protection member 7 does not come off. The holder portion 7a may be set so as to be fitted into the small-diameter portion 3b while being slightly widened. Further, the protection member 7 can be bonded to the small diameter portion 3b with an adhesive.
[0022]
▲ 2 ▼. In operation, the shopper's human body (face or hand) 10 hits the protection member 7 for various reasons, such as putting the face too close to the hooks 1 and 2 or trying to check the product, or raising the hand in the aisle. Sometimes. Then, as shown in FIG. 3, the protection portion 7b of the protection member 7 bends and deforms against elasticity, so that the impact on the body 10 is greatly reduced (absorbed). For this reason, safety can be remarkably improved.
[0023]
As shown by the dotted arrow in FIG. 3, the body 10 may hit from the direction along the axis of the protection member 7. In this case, the protection portion 7b of the protection member 7 contracts and deforms (crushes and deforms) so that its length is shortened, whereby the impact on the body 10 is reduced.
[0024]
When the small-diameter portion 3b is formed on the main bar 3 and the protective member 7 is attached to the small-diameter portion 3b as in the present embodiment, the outer surfaces of the protective member 7 and the main bar 3 can be aligned (to eliminate a step between the two). Therefore, there is an advantage that the attachment and detachment of the product can be performed smoothly.
[0025]
By the way, in the case of the protective member 7 of the retrofit type as in this embodiment, it is preferable that the protective member 7 has low flexibility in order to easily attach the main bar 3 to the small diameter portion 3b. On the other hand, from the viewpoint of the protection function, a higher flexibility is preferable. That is, there is a problem that the ease of installation and the protection function do not always match.
[0026]
On the other hand, when the protection member 7 is formed in a hollow shape as the means for facilitating deformation as in the present embodiment, the protection portion 7b of the protection member 7 easily bends and deforms easily. There is an advantage that the protection part 7b can be easily deformed and high security can be secured while maintaining the hardness that can be easily performed.
[0027]
Furthermore, it is particularly preferable to form a small hole 8 in the bottom of the protective member 7 because the internal air is released at the time of bending deformation so that the protective member 7 is more easily elastically deformed. As the air bleeding means, it is also possible to form a small hole in a portion other than the bottom portion or to form an air bleeding groove in the small diameter portion 3b.
[0028]
The color of the protection member 7 can be set arbitrarily. It is possible to draw the shopper's attention by making the color more conspicuous, and in the case of a shop where discomfort is disliked, the color and gloss may be set to be similar to the main bar 3.
[0029]
(2). Second and third embodiments (FIGS. 4 and 5)
FIG. 4 shows a second embodiment. (A) is a partially cutaway side view in a state where the protection member 7 is mounted, and (B) is a side sectional view of the protection member 7. In this embodiment, the overall sectional form of the protection member 7 is the same as that of the first embodiment, but the materials of the holder 7a and the protection 7b are different.
[0030]
That is, the holder portion 7a is made of a hard resin material so that the holder portion 7a can be easily fitted into the small diameter portion 3b, and the protection portion 7b is made of a soft resin material to ensure high safety.
[0031]
Also in the third embodiment shown in FIG. 5, the holder portion 7a is made of a hard resin material and the protection portion 7b is made of a soft resin material. In this example, a bottom plate 7a 'is formed in the holder portion 7a, and the protection portion 7b is formed solid (non-hollow). Such a solid may be used as long as appropriate elasticity can be secured in the protection portion 7b.
[0032]
It is preferable that the protective members 7 of the second and third embodiments are integrally formed by a so-called two-color molding method as a kind of the injection molding method.
[0033]
(3). Fourth embodiment (FIG. 6)
FIG. 6 shows a fourth embodiment which is another example of the cross-sectional shape of the small diameter portion 3b of the main bar 3. (A) is a partially broken side view, (B) is a cross-sectional view taken along the line BB of (A), and (C) and (D) are cross-sectional views similar to (B) and are modified examples.
[0034]
In this example, the small diameter portion 3b is formed in a regular hexagon, a regular octagon, or a square such as a square. Of course, it may be formed in another rectangular shape such as a rectangle, a pentagon, or a regular decagon, or may be formed in an elliptical shape.
[0035]
(4). Fifth embodiment (FIG. 7)
FIG. 7 shows another example in which the protection member 7 is of an attachment type as the sixth embodiment. In the example shown in (A), the holder 7a made of a hard resin material and the protection part 7b made of a soft resin material are integrally formed by a two-color molding method or an insert molding method.
[0036]
While a female screw is formed on the holder 7a, a male screw is formed on the small diameter portion 3b of the main bar 7. Accordingly, the protection member 7 can be detachably attached to the main bar 3 by screwing and unscrewing. In this example, even if a product or the like hits the protection member 7, the protection member 7 is held undetachably from the main bar 3.
[0037]
In the example shown in (B), a mushroom-shaped claw 3c having a circular cross section is formed on the inclined portion 3a of the main bar 3, and the holder 7a of the protection member 7 is fitted to the claw 3c. (C) is a partially broken side view of another example, (D) is a DD view of (C), and (E) and (F) are other examples similar to (D). As can be easily understood, the claws 3c can be formed in other cross-sectional shapes such as a rectangular cross-section.
[0038]
(5). Sixth embodiment (FIG. 8)
FIG. 8 shows another example of the deformation facilitating means for easily deforming the protection portion 7b of the protection member 7. In the example shown in FIG. 3A, a small-diameter hole 8 and a constricted portion 7c are formed in the protective portion 7b as means for facilitating deformation. Only the constricted portion may be formed.
[0039]
In the example shown in (B), in addition to forming the constricted portion 7c, a hollow portion is formed in the protective portion 7b. Furthermore, in the example shown in (C), the deformation is facilitated by forming the protection portion 7b in a hollow shape and forming the protection portion 7b in a tapered shape so that the base thereof has a small diameter.
[0040]
As a means for facilitating deformation, the protection portion 7b may have a cross-sectional shape in which the strip-shaped ribs extend radially from the shaft core. That is, it is easy to deform by reducing the cross-sectional area of the protection portion 7b. However, in this case, in order to maintain the protection function, it is preferable that only the tip is formed in a rounded umbrella shape.
[0041]
(6). Seventh embodiment (FIG. 9)
FIG. 9 shows a seventh embodiment. In this example, the protective member 7 is reduced in diameter by an insert molding method in which the base of the inclined portion 3a of the main bar 3 is sandwiched between a pair of molds 11 and a molten synthetic resin is injected into a cavity between the two molds 11. It is integrally formed with the part 3b.
[0042]
When such an insert molding method is adopted, there is an advantage that the protection member 7 can be attached to the small diameter portion 3b in a state where the protection member 7 cannot be removed without providing a retaining means such as an annular groove in the small diameter portion 3b.
[0043]
(7). Eighth and ninth embodiments (FIGS. 10 to 11)
In the eighth embodiment shown in FIG. 10, the protection member 7 extends beyond the inclined portion 3a of the main bar 3 to the tip of the horizontal portion. In addition, it is also possible to adopt a mode in which the entire main bar 3 is covered with the holder portion 7a (in this case, there is an advantage that colorful colors can be provided).
[0044]
In the ninth embodiment shown in FIG. 11, the mounting hole 12 is formed in the inclined portion 3 a of the main bar 3, while the holder 7 a of the protection member 7 is formed in a boss shape that fits in the mounting hole 12.
[0045]
(8). Tenth embodiment (FIG. 12)
The hooks 1 and 2 may be entirely or partially made of synthetic resin. In the tenth embodiment shown in FIG. 12, when at least the main bar 3 is made of a synthetic resin, a protection portion 7 made of a soft resin is integrally formed at the tip portion by a two-color molding method. . It is also possible to employ an insert molding method instead of the two-color molding method.
[0046]
(9). Eleventh embodiment (FIG. 13)
The protection member 7 does not need to extend in a straight line, but may have a bent shape in a side view as shown in the eleventh embodiment in FIG. In this example, the protection part 7b is formed in a solid shape, but it is also possible to form the protection part 7b hollow as shown by a dotted line.
[0047]
(10). Twelfth embodiment (FIG. 14)
FIG. 14 shows a twelfth embodiment. (A) is a perspective view of the entirety, (B) is a plan view of a tip portion, and (C) is a cross-sectional view taken along line CC of (B).
[0048]
In the hook 13 of this embodiment, the main bar 3 is formed in a U-shape in plan view, while the base 5 is formed in a flat plate shape. Are integrally fixed by welding.
[0049]
The main bar 3 includes left and right inclined portions 3a and a connecting distal end portion 3d connecting the distal ends thereof. One protective member 7 is attached to the inclined portion 3a and the connecting distal end portion 3d. . The protection portion 7b of the protection member 7 extends long along the connecting tip 3d and is formed in a hollow shape. The diameter of the inclined portion 3a into which the protection member 7 is fitted and the diameter of the connecting tip 3d are set to be small.
[0050]
(11). Thirteenth embodiment (FIG. 15)
FIG. 15 shows a thirteenth embodiment. The protection member 7 of this embodiment can be attached to the main bar 3 of the existing hooks 1 and 2. Therefore, the outer diameter of the protection member 7 is slightly larger than the outer diameter of the main bar 3. I have.
[0051]
The inner diameter of the protection portion 7b of the protection member 7 is smaller than the outer diameter of the main bar 3, so that the insertion depth position is automatically determined. By using the protection member 7 of this embodiment, it is possible to improve the safety of the hooks 1 and 2 used in the existing display device.
[0052]
(12). Others The present invention can be embodied in various ways other than the above-described embodiment. For example, the length and shape of the main bar and the sub-bar in the hook can be embodied in various ways according to the types of products to be displayed.
[0053]
In addition, as a method of attaching the protection member to the main bar, in addition to fitting, bonding, or insert molding, for example, a heat-shrinkable resin is used as the protection member, and the protection member is tightly attached by utilizing shrinkage due to heating. May be.
[0054]
When the tip of the main bar is an inclined portion as in the illustrated embodiment, the horizontal portion of the main bar is made of a metal wire, and the entire inclined portion or an appropriate portion near the tip is made of a soft synthetic resin. Can be integrated by an insert molding method.
[0055]
When the tip of the sub-bar is exposed without mounting the case holder on the sub-bar, the protection member of the present invention can be attached to the tip of the sub-bar.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a first embodiment.
FIG. 2A is a partially cutaway side view of a distal end portion of a main bar, and FIG. 2B is a side view in a state where a protective member is separated.
FIG. 3 is a diagram showing an operation.
FIG. 4 is a diagram showing a second embodiment.
FIG. 5 is a diagram showing a third embodiment.
FIG. 6 is a diagram showing a fourth embodiment.
FIG. 7 is a diagram showing a fifth embodiment.
FIG. 8 is a diagram showing a sixth embodiment.
FIG. 9 is a diagram showing a seventh embodiment.
FIG. 10 is a diagram showing an eighth embodiment.
FIG. 11 shows a ninth embodiment.
FIG. 12 is a diagram showing a tenth embodiment.
FIG. 13 is a diagram showing an eleventh embodiment.
FIG. 14 is a diagram showing a twelfth embodiment.
FIG. 15 is a view showing a thirteenth embodiment.
FIG. 16 is a diagram showing a conventional technique.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Single hook 2 Ten hand hook 3 Main bar 3a Inclined part 3b Small diameter part 5 Base 6 Sub bar 7 Protective member

Claims

It has a main bar that can hang products, and at the tip of the main bar, a protective portion that bends and deforms against elasticity when external force is applied is provided.
Hook for product display.

A protective member attached to the tip of the main bar on which the product is hung, a holder for fixing to the main bar, and protruding from the tip of the main bar and flexing and deforming against elasticity when an external force is applied. And get the protection department,
Protective member used for product display hooks.