JP2004236440A

JP2004236440A - Stator

Info

Publication number: JP2004236440A
Application number: JP2003022485A
Authority: JP
Inventors: Munenori Tsukamoto; 宗紀塚本; Takeo Fukuda; 武雄福田; Mitsuo Nakazumi; 充男中住
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 2003-01-30
Filing date: 2003-01-30
Publication date: 2004-08-19

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a stator which can prevent the deformation or twist of a teeth iron core or a core back iron core and can raise the moldability when press-fitting a periphery holding ring. <P>SOLUTION: This stator, which is equipped with a plurality of teeth iron cores 11 and core back iron cores 12 provided on the peripheral side between adjacent teeth iron cores 11 described above and where the plurality of teeth iron cores 11 are arranged radially at specified intervals on the specified circumference and a periphery retaining ring 9 is press-fitted around the teeth iron cores 11 among which the above core back iron cores 12 are inserted from its peripheral side after insertion of the stator winding 13 from its peripheral side, is equipped with a circular spacer member 20 which is interposed between the above peripheral retaining ring 9 and the periphery of the set of the teeth iron cores 11 and the core back iron cores 12 arranged on the above specified circumference. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機や発電機等の回転電機に使用される固定子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、電動機や発電機等の回転電機に使用される固定子として、環状に配置される複数のティース鉄心と、隣合うティース鉄心間に設けられる複数のコアバック鉄心とを備え、これらのティース鉄心の側面に固定子巻線を巻きつけて形成される固定子が提案されている（特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開平４−２３６１４９号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ティース鉄心やコアバック鉄心は積層鋼鈑を積層させて形成するが、これらの積層鋼鈑同士の位置決めが適切に行われていないと、ティース鉄心やコアバック鉄心を構成する積層鋼鈑の位置がずれてしまい、この状態で前記ティース鉄心やコアバック鉄心の外周面から外周保持リングを圧入すると、積層鋼鈑が捩れて所定の形状から変形してしまい、成形性を損なう虞があるという問題があった。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、外周保持リングを圧入する際にティース鉄心またはコアバック鉄心の変形や捩れを防止することができ、成形性を高めることができる固定子を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項１に記載した発明は、複数のティース鉄心（例えば、後述する実施の形態におけるティース鉄心１１）と、隣合う前記ティース鉄心間の外周側に設けられたコアバック鉄心（例えば、後述する実施の形態におけるコアバック鉄心１２）とを備え、複数のティース鉄心を所定円周上の所定間隔ごとに放射状に配置し、外周側から固定子巻線（例えば、後述する実施の形態における固定子巻線１３）を挿入後、前記コアバック鉄心を挿入したティース鉄心の外周に外周保持リング（例えば、後述する実施の形態における外周保持リング９）を圧入してなる固定子であって、前記外周保持リングと、前記所定円周上に配置されたティース鉄心およびコアバック鉄心の外周面との間に介装される円弧状のスペーサ部材（例えば、後述する実施の形態におけるスペーサ部材２０）を備えたことを特徴とする固定子である。
この発明によれば、前記ティース鉄心とコアバック鉄心とで形成される外周面の形状を、前記円弧状のスペーサ部材により整えることができるため、前記外周保持リングを圧入する際に、ティース鉄心やコアバック鉄心の外周面が捩れることを防止でき、複数のティース鉄心と複数のコアバック鉄心からなる鉄心群を所定形状に維持することができ、成形性を高めることが可能となる。
【０００７】
請求項２に記載した発明は、請求項１に記載のものであって、前記円弧状のスペーサ部材はその円周の一部に所定幅の欠落部（例えば、後述する実施の形態における開口部２３）を備えてなることを特徴とする固定子である。
この発明によれば、前記スペーサ部材に所定幅の欠落部を備えたことにより、前記スペーサ部材を前記ティース鉄心およびコアバック鉄心の外周面に設ける際に、前記欠落部の間隔を調整して、これらの鉄心の外周面の形状を所定形状に整えることが可能となるため、成形性をさらに高めることが可能となる。
【０００８】
請求項３に記載した発明は、請求項１または請求項２に記載のものであって、前記スペーサ部材（例えば、後述する実施の形態におけるスペーサ部材２４）は円弧状の複数のスペーサ片（例えば、後述する実施の形態におけるスペーサ片２１、２２）からなることを特徴とする固定子である。
この発明によれば、各スペーサ片同士を互いに独立して設けることができるため配置自由度が増し、前記ティース鉄心およびコアバック鉄心の外周面において形状の調整が必要な部位を覆うようにスペーサ片を設けることができるため、成形性をさらに高めることが可能となる。
【０００９】
請求項４に記載した発明は、複数のティース鉄心と、隣合う前記ティース鉄心間の外周側に設けられたコアバック鉄心とを備え、複数のティース鉄心を所定円周上の所定間隔ごとに放射状に配置し、外周側から固定子巻線を挿入後、前記コアバック鉄心を挿入したティース鉄心の外周に外周保持リングを圧入してなる固定子であって、前記外周保持リングは、前記ティース鉄心およびコアバック鉄心の外周面が形成する円環の軸方向で第１のリング（例えば、後述する実施の形態における第１のリング３１）と第２のリング（例えば、後述する実施の形態における第２のリング３２）とに一対に分割されてなり、前記第１および第２のリングは、これらの鉄心の端面（例えば、後述する実施の形態における端面６０）に延出する端面延出部（例えば、後述する実施の形態における端面延出部３１ａ）と、これらの鉄心の外周面（例えば、後述する実施の形態における外周面６２）に当接する当接部と、これらの鉄心の径方向外方に延出して互いのリング同士で当接する側面延出部と、前記側面延出部と前記当接部との連結部分が湾曲された湾曲部とを備え、前記側面延出部同士を係合固着したことを特徴とする固定子である。
【００１０】
この発明によれば、前記外周保持リングが前記第１のリングと第２のリングとに一対に分割されているため、それぞれのリングの端面延出部と当接部とにより前記ティース鉄心およびコアバック鉄心の端面および外周面の形状を整えることができ、これらのリングの前記側面延出部同士を係合固着することにより、前記ティース鉄心やコアバック鉄心の外周面が捩れることを防止できるとともに、係合された外周保持リングの形状を所定形状に維持することができるため、成形性を高めることが可能となる。
【００１１】
請求項５に記載した発明は、請求項４に記載したものであって、前記湾曲部と、前記ティース鉄心およびコアバック鉄心の外周面との間に形成される隙間に冷却チューブ（例えば、後述する実施の形態における冷却チューブ３３）を設けることを特徴とする固定子である。
この発明によれば、前記ティース鉄心やコアバック鉄心の成形性を高めることができるとともに、これらの鉄心の耐熱性を高めることができる。
【００１２】
請求項６に記載した発明は、複数のティース鉄心と、隣合う前記ティース鉄心間の外周側に設けられたコアバック鉄心とを備え、複数のティース鉄心を所定円周上の所定間隔ごとに放射状に配置し、外周側から固定子巻線を挿入後、前記コアバック鉄心を挿入したティース鉄心の外周に外周保持リングを圧入してなる固定子であって、前記外周保持リングは、第１のリング（例えば、後述する実施の形態における第１のリング４１）と第２のリング（例えば、後述する実施の形態における第２のリング４２）とに分割されてなり、前記第１のリングは、これらの鉄心の端面に延出する端面延出部（例えば、後述する実施の形態における端面延出部４１ａ）と、これらの鉄心の外周面の端部から中途部までを覆う当接部（例えば、後述する実施の形態における当接部４１ｂ）と、前記中途部からこれらの鉄心の径方向外方に延出する側面延出部（例えば、後述する実施の形態における側面延出部４１ｃ）と、前記側面延出部と前記当接部との連結部分が湾曲された湾曲部（例えば、後述する実施の形態における湾曲部４１ｄ）とを備え、前記第２のリングは、前記第１のリングが装着される側とは反対側の端面から、これらの鉄心の径方向外方に延出してなり、前記第１のリングの側面延出部と前記第２のリングの間を塞ぐ閉塞部材（例えば、後述する実施の形態におけるスペーサ４５）と、前記第１のリングと前記閉塞部材と前記第２のリングとを貫通して固着する締結部材（例えば、後述する実施の形態における締結ボルト４４）を設けたことを特徴とする固定子である。
【００１３】
この発明によれば、前記外周保持リングが前記第１のリングと第２のリングとに分割されており、前記ティース鉄心およびコアバック鉄心の前記反対側の端面に前記第２のリングを当接させた状態で、前記第１のリングの端面延出部と当接部とを、前記ティース鉄心およびコアバック鉄心の端面と外周面の端部から中途部とに当接させて、これらの部位の形状を整えることができ、この状態で、前記閉塞部材により第１および第２のリングの間隔を調整して、これらの部材を前記締結部材で固着させることにより、ティース鉄心やコアバック鉄心の外周面が捩れることを防止でき、外周保持リングの形状を所定形状に維持することができるため、成形性を高めることが可能となる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態における固定子を図面と共に説明する。
図１は本発明の実施の形態における固定子を示す斜視図である。本実施の形態による固定子１０は、図６に示されるように、所定円周上に所定間隔をおいて放射状に配置された複数のティース鉄心１１と、隣合うティース鉄心１１、１１間に配置されたコアバック鉄心１２とを備えている。
【００１５】
ティース鉄心１１は、固定子１０の中心軸線（同図の紙面に直交する方向）と平行な方向に所定の厚さを有しており、固定子巻線１３が巻装される内周側の巻線部と、コアバック鉄心１２が挿入される外周側の継鉄部とを備えて構成されている。また、ティース鉄心１１の端部には周方向の外側に向かって突出する係止部１７が設けられ、固定子巻線１３と前記ティース鉄心１１との間に介装される絶縁シート（図示せず）の内周側端面に当接可能とされている。
前記ティース鉄心１１は、珪素鋼鈑等の方向性を有する電磁鋼鈑が積層されてなり、例えば磁化容易方向が固定子１０の径方向に設定されている。
【００１６】
また、コアバック鉄心１２は、隣合うティース鉄心１１、１１同士の隙間（スロット）と同等かそれより若干大きくなるようにその幅を形成され、ティース鉄心１１間に挟み込まれるようにして固定される。コアバック鉄心１２の厚さは、例えばティース鉄心１１の厚さと同等に形成されている。
また、前記コアバック鉄心１２は、珪素鋼鈑等の方向性を有する電磁鋼鈑が積層されてなる略直方体状に形成され、例えば磁化容易方向が固定子１０の周方向に設定されている。
【００１７】
前記ティース鉄心１１間の内周側の側面には、固定子巻線１３が巻装されている。前記固定子巻線１３は、図示しない治具にて所定円周上の所定間隔ごとに放射状に配置したティース鉄心１１の径方向内側に巻き付けられる。
そして、各隣合うティース鉄心１１、１１間に前記円周の外側からコアバック鉄心１２が挿入される。
【００１８】
図１、図３は本実施の形態における固定子の組立工程を示す説明図である。図１に示したように、前記所定円周上に配置されたティース鉄心１１およびコアバック鉄心１２の外周面には、円弧状のスペーサ部材２０が、矢印Ａのように装着される。このように、これらの鉄心１１、１２の外周面をスペーサ部材２０で覆うことにより、該外周面を構成する積層鋼鈑の位置を調整することができ、該外周面の形状を整えることができる。
【００１９】
また、図２の平面図に示したように、スペーサ部材２０は、所定間隔を有した開口部２３を備えている。これにより、前記スペーサ部材２０をこれらの鉄心１１、１２の外周面に設ける際に、前記開口部２３の間隔を矢印Ｂに示したように調整することで、これらの鉄心１１、１２の外周面の形状を所定形状（この場合は円環状）に整えることが可能となる。
【００２０】
そして、図３に示したように、前記鉄心１１、１２にスペーサ部材２０が装着された状態で、外周保持リング９を圧入して一体化する。このように一体化された状態での固定子１０の平面図を図４に示す。
このような構成としたことにより、前記鉄心１１、１２で形成される外周面の形状を、前記スペーサ部材２０により整えることができる。従って、前記外周保持リング９を圧入する際に、ティース鉄心１１やコアバック鉄心１２の外周面を構成する積層鋼鈑が捩れることを防止できるとともに、圧入した外周保持リング９の形状を所定形状に維持することができ、成形性を高めることができる。
尚、外周保持リング９の内周側に位置決め用の突起を設けて前記開口部２３に前記突起が配置されるように位置決めしながら圧入できるよう構成してもよい。
【００２１】
図９は本発明の実施の形態における固定子１０を備えた電動機をエンジンに取り付けた状態を示す説明図である。同図に示したように、固定子１０は外周保持リング９を介してエンジン５０に取り付けられる。また、前記固定子１０に径方向で対向するロータ部５５は、前記エンジン５０のクランクシャフト５１とトランスミッション５２との間に設けられるドライブプレート５３の外周部にマグネットを装着して形成されている。なお、この固定子１０の取り付け位置は一例であり、他の位置に取り付けてもよいことはもちろんである。
【００２２】
また、図５は図２に示したスペーサ部材の変形例を示す断面図である。同図に示したスペーサ部材２４は、複数（この場合は２つ）のスペーサ片２１、２２からなっており、この点が上述したスペーサ部材２０と異なっている。このように構成すると、各スペーサ片２１、２２同士を互いに独立して設けることができるため配置自由度が増し、前記ティース鉄心１１およびコアバック鉄心１２の外周面において形状の調整が必要な部位を覆うようにスペーサ片２１、２２を設けることができるため、成形性をさらに高めることが可能となる。
【００２３】
また、図７は、図４のＬＬ方向から見た固定子の変形例を示す断面図である。この固定子の外周保持リング３０は、前記ティース鉄心１１およびコアバック鉄心１２の外周面が形成する円環の軸方向で第１のリング３１と第２のリング３２とに一対に分割されてなっている。前記第１および第２のリング３１、３２は、端面延出部３１ａ、３２ａと、当接部３１ｂ、３２ｂと、側面延出部３１ｃ、３２ｃと、湾曲部３１ｄ、３２ｄとをそれぞれ備えている。
【００２４】
前記端面延出部３１ａ、３２ａは、ティース鉄心１１およびコアバック鉄心１２の端面６０、６１に延出する部位である。また、前記当接部３１ｂ、３２ｂは、これらの鉄心１１、１２の外周面６２に当接する部位である。また、前記側面延出部３１ｃ、３２ｃは、これらの鉄心１１、１２の径方向外方に延出して互いのリング３１、３２同士で当接する部位である。また、前記湾曲部３１ｄ、３２ｄは、前記側面延出部３１ｃ、３２ｃと前記当接部３１ｂ、３２ｂとの連結部分が湾曲されている部位である。
また、前記リング３１、３２の側面延出部３１ｃ、３２ｃには開口部３４、３５がそれぞれ形成されている。そして、これらのリング３１、３２は、前記開口部３４、３５の位置を一致させて側面延出部３１ｃ、３２ｃ同士を当接させた状態で、締結ボルト３６により係合固着され、一体化されている。
【００２５】
このように、前記外周保持リング３０が前記第１のリング３１と第２のリング３２とに一対に分割されているため、それぞれのリング３１、３２の端面延出部３１ａ、３２ａと当接部３１ｂ、３２ｂとにより前記ティース鉄心１１およびコアバック鉄心１２の端面６０、６１および外周面６２の形状を整えることができる。また、これらのリング３１、３２の前記側面延出部３１ｃ、３２ｃ同士を係合固着することにより、前記ティース鉄心１１やコアバック鉄心１２の外周面６２が捩れることを防止できるとともに、係合された外周保持リング３０の形状を所定形状に維持することができるため、成形性を高めることが可能となる。
【００２６】
さらに、前記湾曲部３１ｄ、３２ｄと、前記鉄心１１、１２の外周面６２との間に形成される隙間に冷却チューブ３３を設けている。この冷却チューブ３３にて前記鉄心１１、１２を冷却することができるため、これらの鉄心１１、１２を熱から保護することができ、これらの鉄心１１、１２の耐熱性を高めることができる。
【００２７】
図８は、図７に示す固定子の変形例を示す断面図である。この固定子の外周保持リング４０は、第１のリング４１と第２のリング４２とに分割されてなる。
前記第１のリング４１は、端面延出部４１ａと、当接部４１ｂと、側面延出部４１ｃと、湾曲部４１ｄとを備えている。前記端面延出部４１ａは、前記鉄心１１、１２の端面６０に延出する部位である。前記当接部４１ｂは、これら鉄心１１、１２の外周面６２の端部から中途部までを覆う部位である。前記側面延出部４１ｃは、前記中途部からこれらの鉄心１１、１２の径方向外方に延出する部位である。前記湾曲部４１ｄは、前記側面延出部４１ｃと前記当接部４１ｂとの連結部分が湾曲された部位である。
【００２８】
一方、前記第２のリング４２は、前記第１のリング４１が装着される側とは反対側の端面６１から、これらの鉄心１１、１２の径方向外方に延出してなっている。
前記第１のリング４１の側面延出部４１ｃと前記第２のリング４２との間には、スペーサ４５が介装されている。また、前記リング４１、４２と前記スペーサ４５には、それぞれ開口部４６〜４８が形成されている。そして、これらの開口部４６〜４８を貫通してこれらの部材を固着する締結ボルト４４が設けられている。
【００２９】
このような構成とすると、固定子を形成する際に、前記端面６１に前記第２のリング４２を当接させて、この状態で、前記第１のリング４１の端面延出部４１ａと当接部４１ｂとを、前記ティース鉄心１１およびコアバック鉄心１２の端面６０と外周面６２の端部から中途部とに当接させることで、これらの部位の形状を整えることができる。そして、第１および第２のリング４１、４２間に前記スペーサ４５を介装して両者の間隔を調整し、ついで、これらの部材４１、４２、４５の開口部４６〜４８の位置を一致させて、開口部４６〜４８に前記締結ボルト４４を挿入して固着させてこれらの部材４１、４２、４５を一体化させることにより、ティース鉄心１１やコアバック鉄心１２の外周面６２を整えた状態で、外周保持リング４０を装着することができる。これにより、前記鉄心１１、１２の外周面を構成する積層鋼鈑が捩れることを防止でき、外周保持リング４０の形状を所定形状に維持することができるため、成形性を高めることが可能となる。
【００３０】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１に記載した発明によれば、前記外周保持リングを圧入する際に、ティース鉄心やコアバック鉄心の外周面が捩れることを防止でき複数のティース鉄心と複数のコアバック鉄心からなる鉄心群を所定形状に維持することができ、成形性を高めることが可能となる。
【００３１】
請求項２に記載した発明によれば、前記欠落部の間隔を調整して、これらの鉄心の外周面の形状を所定形状に整えることができるため、成形性をさらに高めることが可能となる。
請求項３に記載した発明によれば、前記ティース鉄心およびコアバック鉄心の外周面において形状の調整が必要な部位を覆うようにスペーサ片を設けることができ、成形性をさらに高めることが可能となる。
【００３２】
請求項４に記載した発明によれば、前記ティース鉄心やコアバック鉄心の外周面が捩れることを防止できるとともに、係合された外周保持リングの形状を所定形状に維持することができるため、成形性を高めることが可能となる。
請求項５に記載した発明によれば、前記ティース鉄心やコアバック鉄心の成形性を高めることができるとともに、これらの鉄心の耐熱性を高めることが可能となる。
【００３３】
請求項６に記載した発明によれば、ティース鉄心やコアバック鉄心の外周面が捩れることを防止でき、外周保持リングの形状を所定形状に維持することができるため、成形性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態における固定子の組立工程を示す説明図である。
【図２】図１に示したスペーサ部材を示す平面図である。
【図３】本発明の第１の実施の形態における固定子の組立工程を示す説明図である。
【図４】図３に示した組立工程終了後の固定子の平面図である。
【図５】図２に示したスペーサ部材の変形例を示す断面図である。
【図６】本発明の第１の実施の形態における固定子のティース鉄心とコアバック鉄心の説明図である。
【図７】図４のＬＬ方向から見た固定子の変形例を示す断面図である。
【図８】図７に示す固定子の変形例を示す断面図である。
【図９】本発明の実施の形態における固定子を備えた電動機をエンジンに取り付けた状態を示す説明図である。
【符号の説明】
９外周保持リング
１０固定子
１１ティース鉄心
１２コアバック鉄心
１３固定子巻線[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a stator used for a rotating electric machine such as a motor or a generator.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a stator used for a rotating electric machine such as an electric motor or a generator, a plurality of tooth cores arranged in a ring and a plurality of core back cores provided between adjacent tooth cores are provided. Has been proposed (see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-4-236149
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the tooth core and the core back core are formed by laminating laminated steel sheets. However, if the positioning of these laminated steel sheets is not properly performed, the laminated steel sheets constituting the tooth core and the core back core are not formed. If the outer peripheral holding ring is press-fitted from the outer peripheral surface of the tooth core or the core back iron in this state, the laminated steel sheet is twisted and deformed from a predetermined shape, which may impair the formability. There was a problem.
[0005]
The present invention has been made in view of such circumstances, and can prevent deformation or twisting of a teeth core or a core back core when press-fitting an outer peripheral holding ring, and can improve moldability. The purpose is to provide.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The invention described in claim 1 for solving the above-mentioned problem is provided on the outer peripheral side between a plurality of tooth cores (for example, a tooth core 11 in an embodiment described later) and the adjacent tooth core. A core back core (for example, a core back core 12 in an embodiment described later) is provided, a plurality of teeth cores are radially arranged at predetermined intervals on a predetermined circumference, and stator windings (for example, After inserting a stator winding 13) in an embodiment described later, an outer circumference holding ring (for example, an outer circumference holding ring 9 in an embodiment described later) is pressed into the outer circumference of the tooth core into which the core back core has been inserted. An arc-shaped spacer interposed between the outer peripheral holding ring and the outer peripheral surfaces of the teeth core and the core back iron arranged on the predetermined circumference. Sa member (e.g., the spacer member 20 in the embodiment described below) is a stator which is characterized by comprising.
According to this invention, since the shape of the outer peripheral surface formed by the tooth core and the core back core can be adjusted by the arc-shaped spacer member, when the outer peripheral holding ring is press-fitted, The outer peripheral surface of the core back core can be prevented from being twisted, the core group including the plurality of teeth cores and the plurality of core back cores can be maintained in a predetermined shape, and the formability can be improved.
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the arc-shaped spacer member has a cutout having a predetermined width in a part of its circumference (for example, an opening in an embodiment described later). 23) A stator comprising:
According to this invention, when the spacer member is provided with the missing portion having a predetermined width, when the spacer member is provided on the outer peripheral surface of the teeth core and the core back core, the gap between the missing portions is adjusted, Since the shape of the outer peripheral surface of these iron cores can be adjusted to a predetermined shape, the formability can be further improved.
[0008]
The invention described in claim 3 is the invention according to claim 1 or claim 2, wherein the spacer member (for example, the spacer member 24 in an embodiment described later) is a plurality of arc-shaped spacer pieces (for example, And a spacer piece 21 or 22) in an embodiment described later.
According to the present invention, since the spacer pieces can be provided independently of each other, the degree of freedom in arrangement is increased, and the spacer pieces are formed so as to cover the portions of the outer peripheral surfaces of the teeth core and the core back core that require shape adjustment. Can be provided, so that the moldability can be further improved.
[0009]
The invention described in claim 4 includes a plurality of tooth cores and a core back core provided on an outer peripheral side between the adjacent tooth cores, and the plurality of tooth cores are radially arranged at predetermined intervals on a predetermined circumference. And a stator winding is inserted from the outer peripheral side, and an outer peripheral holding ring is press-fitted to the outer periphery of the tooth core into which the core back iron is inserted, wherein the outer peripheral holding ring includes the teeth core. A first ring (for example, a first ring 31 in an embodiment to be described later) and a second ring (for example, a first ring in an embodiment to be described later) are formed in an axial direction of a ring formed by the outer peripheral surface of the core back iron core. And two rings 32), and the first and second rings have end face extending portions (for example, end faces 60 in an embodiment to be described later) extending to end faces of these iron cores. For example, an end surface extending portion 31a in an embodiment described later, an abutting portion that abuts on an outer peripheral surface of the iron core (for example, an outer peripheral surface 62 in an embodiment described later), and a radially outer portion of the iron core. A side extending portion that extends toward the other side and abuts on each other with a ring, and a curved portion in which a connecting portion between the side extending portion and the contact portion is curved. A stator characterized by being fixedly attached.
[0010]
According to this invention, since the outer peripheral holding ring is divided into the first ring and the second ring as a pair, the tooth core and the core are formed by the end face extending portion and the contact portion of each ring. The shape of the end surface and the outer peripheral surface of the back core can be adjusted, and the outer peripheral surfaces of the teeth core and the core back core can be prevented from being twisted by engaging and fixing the side extending portions of these rings. At the same time, the shape of the engaged outer peripheral holding ring can be maintained in a predetermined shape, so that moldability can be improved.
[0011]
The invention described in claim 5 is the invention described in claim 4, wherein a cooling tube (for example, described later) is provided in a gap formed between the curved portion and the outer peripheral surfaces of the teeth core and the core back core. The stator according to the present embodiment is provided with a cooling tube 33).
According to the present invention, the formability of the tooth core and the core back core can be improved, and the heat resistance of these iron cores can be improved.
[0012]
The invention according to claim 6 includes a plurality of teeth cores and a core back core provided on the outer peripheral side between the adjacent teeth cores, and the plurality of teeth cores are radiated at predetermined intervals on a predetermined circumference. The stator is formed by inserting a stator winding from the outer peripheral side, and then press-fitting an outer peripheral holding ring to the outer periphery of the tooth core into which the core back core has been inserted, wherein the outer peripheral holding ring has a first shape. The ring is divided into a ring (for example, a first ring 41 in an embodiment to be described later) and a second ring (for example, a second ring 42 in an embodiment to be described later), and the first ring is An end surface extension portion (for example, an end surface extension portion 41a in an embodiment to be described later) extending to the end surfaces of these iron cores, and a contact portion (for example, an end surface extending from an end portion to an intermediate portion of the outer peripheral surface of these iron cores) , Described below Abutting portion 41b), a laterally extending portion extending radially outward of these cores from the intermediate portion (for example, a laterally extending portion 41c in an embodiment described later), and the laterally extending portion. A curved portion (for example, a curved portion 41d in an embodiment to be described later) in which a connecting portion between the portion and the contact portion is curved, and the second ring is a side on which the first ring is mounted. A blocking member extending radially outward of these iron cores from an end surface opposite to the above, and closing between the side surface extending portion of the first ring and the second ring (for example, an embodiment described later) And a fastening member (for example, a fastening bolt 44 in an embodiment described later) that penetrates and fixes the first ring, the closing member, and the second ring. It is a featured stator.
[0013]
According to this invention, the outer peripheral holding ring is divided into the first ring and the second ring, and the second ring is brought into contact with the opposite end surfaces of the teeth core and the core back iron core. In this state, the end extending portion of the first ring and the contact portion are brought into contact with the end surfaces of the teeth core and the core back core and the ends of the outer peripheral surface and the intermediate portion, and these portions are joined. In this state, the gap between the first and second rings is adjusted by the closing member, and these members are fixed by the fastening member, so that the teeth core and the core back core can be fixed. Since the outer peripheral surface can be prevented from being twisted, and the shape of the outer peripheral holding ring can be maintained in a predetermined shape, the formability can be improved.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a stator according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing a stator according to an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 6, stator 10 according to the present embodiment includes a plurality of teeth cores 11 radially arranged at predetermined intervals on a predetermined circumference, and is disposed between adjacent tooth irons 11. Core back iron core 12 provided.
[0015]
The tooth core 11 has a predetermined thickness in a direction parallel to a central axis of the stator 10 (a direction perpendicular to the plane of the drawing of FIG. 1), and is provided on an inner peripheral side on which the stator winding 13 is wound. It comprises a winding part and a yoke part on the outer peripheral side into which the core back iron core 12 is inserted. In addition, a locking portion 17 that protrudes outward in the circumferential direction is provided at an end of the tooth core 11, and an insulating sheet (not shown) interposed between the stator winding 13 and the tooth core 11. ) Can be brought into contact with the inner peripheral side end surface of FIG.
The tooth core 11 is formed by laminating directional electromagnetic steel plates such as silicon steel plates, for example, and the easy magnetization direction is set in the radial direction of the stator 10.
[0016]
The width of the core back core 12 is formed so as to be equal to or slightly larger than the gap (slot) between the adjacent tooth cores 11, and is fixed so as to be sandwiched between the tooth cores 11. . The thickness of the core back core 12 is formed, for example, equal to the thickness of the teeth core 11.
Further, the core back iron core 12 is formed in a substantially rectangular parallelepiped shape formed by laminating directional electromagnetic steel plates such as silicon steel plates, and the easy magnetization direction is set in the circumferential direction of the stator 10, for example.
[0017]
A stator winding 13 is wound on the inner peripheral side surface between the teeth cores 11. The stator windings 13 are wound radially inside teeth teeth 11 radially arranged at predetermined intervals on a predetermined circumference by a jig (not shown).
Then, a core back core 12 is inserted between the adjacent tooth cores 11 from the outside of the circumference.
[0018]
1 and 3 are explanatory views showing a process of assembling the stator according to the present embodiment. As shown in FIG. 1, an arc-shaped spacer member 20 is mounted on the outer peripheral surfaces of the tooth core 11 and the core back core 12 arranged on the predetermined circumference as shown by an arrow A. As described above, by covering the outer peripheral surfaces of these iron cores 11 and 12 with the spacer member 20, the position of the laminated steel sheet constituting the outer peripheral surface can be adjusted, and the shape of the outer peripheral surface can be adjusted. .
[0019]
Further, as shown in the plan view of FIG. 2, the spacer member 20 includes openings 23 having a predetermined interval. Accordingly, when the spacer member 20 is provided on the outer peripheral surfaces of the iron cores 11 and 12, the interval between the openings 23 is adjusted as shown by the arrow B, whereby the outer peripheral surfaces of the iron cores 11 and 12 are adjusted. Can be adjusted to a predetermined shape (in this case, an annular shape).
[0020]
Then, as shown in FIG. 3, in a state where the spacer members 20 are mounted on the iron cores 11 and 12, the outer peripheral holding ring 9 is press-fitted and integrated. FIG. 4 is a plan view of the stator 10 in such a state of being integrated.
With such a configuration, the shape of the outer peripheral surface formed by the iron cores 11 and 12 can be adjusted by the spacer member 20. Therefore, when the outer peripheral holding ring 9 is press-fitted, it is possible to prevent the laminated steel plates constituting the outer peripheral surfaces of the teeth core 11 and the core back iron core 12 from being twisted, and to make the shape of the press-fitted outer peripheral holding ring 9 into a predetermined shape. , And the moldability can be improved.
Note that a positioning projection may be provided on the inner peripheral side of the outer peripheral holding ring 9 so as to press-fit while positioning so that the projection is arranged in the opening 23.
[0021]
FIG. 9 is an explanatory diagram showing a state where the electric motor including the stator 10 according to the embodiment of the present invention is attached to the engine. As shown in the figure, the stator 10 is attached to the engine 50 via the outer peripheral holding ring 9. The rotor portion 55 radially facing the stator 10 is formed by mounting a magnet on an outer peripheral portion of a drive plate 53 provided between a crankshaft 51 and a transmission 52 of the engine 50. Note that the mounting position of the stator 10 is an example, and it goes without saying that the stator 10 may be mounted at another position.
[0022]
FIG. 5 is a sectional view showing a modified example of the spacer member shown in FIG. The spacer member 24 shown in the figure comprises a plurality of (two in this case) spacer pieces 21 and 22, which is different from the above-described spacer member 20. With this configuration, since the spacer pieces 21 and 22 can be provided independently of each other, the degree of freedom of arrangement increases, and a portion of the outer peripheral surfaces of the teeth core 11 and the core back core 12 that needs to be adjusted in shape is required. Since the spacer pieces 21 and 22 can be provided so as to cover, the moldability can be further improved.
[0023]
FIG. 7 is a sectional view showing a modified example of the stator viewed from the LL direction in FIG. The outer peripheral holding ring 30 of the stator is divided into a pair of a first ring 31 and a second ring 32 in the axial direction of a ring formed by the outer peripheral surfaces of the tooth core 11 and the core back core 12. ing. The first and second rings 31, 32 include end face extension parts 31a, 32a, contact parts 31b, 32b, side extension parts 31c, 32c, and curved parts 31d, 32d, respectively. .
[0024]
The end surface extension portions 31a and 32a are portions that extend to the end surfaces 60 and 61 of the tooth core 11 and the core back core 12. The contact portions 31b and 32b are portions that contact the outer peripheral surfaces 62 of the iron cores 11 and 12. The side extension portions 31c and 32c are portions that extend radially outward of the iron cores 11 and 12 and abut against each other by the rings 31 and 32. The curved portions 31d and 32d are portions where the connecting portions between the side extension portions 31c and 32c and the contact portions 31b and 32b are curved.
Openings 34 and 35 are formed in the side extension portions 31c and 32c of the rings 31 and 32, respectively. These rings 31 and 32 are engaged and fixed by fastening bolts 36 in a state where the positions of the openings 34 and 35 are aligned with each other and the side extension portions 31c and 32c are brought into contact with each other, and are integrated. ing.
[0025]
As described above, since the outer peripheral holding ring 30 is divided into the first ring 31 and the second ring 32 in a pair, the end face extending portions 31a, 32a of the respective rings 31, 32 and the abutting portions are formed. The shapes of the end faces 60, 61 and the outer peripheral face 62 of the tooth core 11 and the core back core 12 can be adjusted by the use of 31 b and 32 b. Further, by engaging and fixing the side extension portions 31c and 32c of the rings 31 and 32, the outer peripheral surface 62 of the tooth core 11 and the core back core 12 can be prevented from being twisted, and the engagement can be prevented. Since the shape of the formed outer peripheral holding ring 30 can be maintained in a predetermined shape, the formability can be improved.
[0026]
Further, a cooling tube 33 is provided in a gap formed between the curved portions 31d, 32d and the outer peripheral surfaces 62 of the iron cores 11, 12. Since the cores 11 and 12 can be cooled by the cooling tube 33, the cores 11 and 12 can be protected from heat, and the heat resistance of the cores 11 and 12 can be increased.
[0027]
FIG. 8 is a sectional view showing a modified example of the stator shown in FIG. The outer periphery holding ring 40 of the stator is divided into a first ring 41 and a second ring 42.
The first ring 41 includes an end surface extension 41a, a contact portion 41b, a side surface extension 41c, and a curved portion 41d. The end face extension 41a is a part that extends to the end face 60 of the iron cores 11, 12. The contact portion 41b is a portion that covers from the end of the outer peripheral surface 62 of the iron cores 11 and 12 to the middle. The side extending portion 41c is a portion extending radially outward of the iron cores 11 and 12 from the intermediate portion. The curved portion 41d is a portion where a connecting portion between the side extension portion 41c and the contact portion 41b is curved.
[0028]
On the other hand, the second ring 42 extends radially outward from the iron cores 11 and 12 from an end face 61 opposite to the side on which the first ring 41 is mounted.
A spacer 45 is interposed between the side extension 41 c of the first ring 41 and the second ring 42. Also, openings 46 to 48 are formed in the rings 41 and 42 and the spacer 45, respectively. A fastening bolt 44 is provided to penetrate these openings 46 to 48 and fix these members.
[0029]
With such a configuration, when forming the stator, the second ring 42 is brought into contact with the end face 61, and in this state, the second ring 42 is brought into contact with the end face extension 41 a of the first ring 41. By bringing the portion 41b into contact with the end surfaces 60 of the tooth core 11 and the core back iron core 12 and the intermediate portion from the ends of the outer peripheral surface 62, the shapes of these portions can be adjusted. Then, the spacer 45 is interposed between the first and second rings 41 and 42 to adjust the distance therebetween, and then the positions of the openings 46 to 48 of these members 41, 42 and 45 are matched. The fastening bolts 44 are inserted and fixed in the openings 46 to 48 to integrate these members 41, 42, and 45, so that the outer peripheral surfaces 62 of the tooth core 11 and the core back core 12 are adjusted. Thus, the outer peripheral holding ring 40 can be mounted. Thereby, the laminated steel sheets constituting the outer peripheral surfaces of the iron cores 11 and 12 can be prevented from being twisted, and the shape of the outer peripheral holding ring 40 can be maintained in a predetermined shape, so that the formability can be improved. Become.
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the invention described in claim 1, when the outer peripheral holding ring is press-fitted, the outer peripheral surface of the tooth core or the core back iron can be prevented from being twisted, and the plurality of tooth cores and the plurality of tooth cores can be prevented. An iron core group consisting of a core back iron core can be maintained in a predetermined shape, and formability can be improved.
[0031]
According to the second aspect of the invention, the shape of the outer peripheral surface of these iron cores can be adjusted to a predetermined shape by adjusting the interval between the missing portions, so that the formability can be further improved.
According to the invention described in claim 3, it is possible to provide a spacer piece so as to cover a portion of the outer peripheral surface of the tooth core and the core back iron that requires a shape adjustment, and it is possible to further improve the formability. Become.
[0032]
According to the invention described in claim 4, the outer peripheral surface of the teeth core or the core back iron can be prevented from being twisted, and the shape of the engaged outer peripheral holding ring can be maintained in a predetermined shape. Formability can be improved.
According to the invention described in claim 5, the formability of the teeth core and the core back core can be improved, and the heat resistance of these cores can be improved.
[0033]
According to the invention described in claim 6, the outer peripheral surface of the tooth core or the core back iron core can be prevented from being twisted, and the shape of the outer peripheral holding ring can be maintained in a predetermined shape, so that the formability can be improved. It becomes possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram showing an assembly process of a stator according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a spacer member shown in FIG.
FIG. 3 is an explanatory view showing an assembling process of a stator according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a plan view of the stator after the completion of the assembling step shown in FIG. 3;
FIG. 5 is a sectional view showing a modified example of the spacer member shown in FIG.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a tooth core and a core back core of the stator according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a modification of the stator viewed from the LL direction in FIG.
FIG. 8 is a sectional view showing a modification of the stator shown in FIG. 7;
FIG. 9 is an explanatory diagram showing a state where the electric motor including the stator according to the embodiment of the present invention is attached to the engine.
[Explanation of symbols]
9 Outer circumference retaining ring 10 Stator 11 Teeth core 12 Core back core 13 Stator winding

Claims

A plurality of teeth cores and a core back core provided on the outer peripheral side between the adjacent teeth cores, the plurality of tooth cores are radially arranged at predetermined intervals on a predetermined circumference, and the stator is After inserting the winding, a stator formed by press-fitting an outer peripheral holding ring to the outer periphery of the tooth core into which the core back iron core is inserted,
A stator comprising: an arc-shaped spacer member interposed between the outer peripheral holding ring and the outer peripheral surfaces of the teeth core and the core back iron arranged on the predetermined circumference.

2. The stator according to claim 1, wherein the arc-shaped spacer member has a notch with a predetermined width on a part of the circumference thereof. 3.

The stator according to claim 1, wherein the spacer member includes a plurality of arc-shaped spacer pieces.

A plurality of teeth cores and a core back core provided on the outer peripheral side between the adjacent teeth cores, the plurality of tooth cores are radially arranged at predetermined intervals on a predetermined circumference, and the stator is After inserting the winding, a stator formed by press-fitting an outer peripheral holding ring to the outer periphery of the tooth core into which the core back iron core is inserted,
The outer peripheral holding ring is divided into a pair of a first ring and a second ring in an axial direction of a ring formed by the outer peripheral surfaces of the teeth core and the core back core,
The first and second rings are
An end surface extension portion extending to the end surfaces of these iron cores,
An abutting portion that abuts the outer peripheral surface of these iron cores,
Side extension portions that extend radially outward of these iron cores and abut against each other with rings,
A connecting portion between the side extension portion and the contact portion includes a curved portion that is curved,
A stator, wherein the side extension portions are engaged and fixed.

The stator according to claim 4, wherein a cooling tube is provided in a gap formed between the curved portion and the outer peripheral surfaces of the teeth core and the core back core.

A plurality of teeth cores and a core back core provided on the outer peripheral side between the adjacent teeth cores, the plurality of tooth cores are radially arranged at predetermined intervals on a predetermined circumference, and the stator is After inserting the winding, a stator formed by press-fitting an outer peripheral holding ring to the outer periphery of the tooth core into which the core back iron core is inserted,
The outer peripheral holding ring is divided into a first ring and a second ring,
The first ring comprises:
An end surface extension portion extending to the end surfaces of these iron cores,
An abutting portion covering from the end of the outer peripheral surface of these iron cores to the middle part,
Side extension portions extending radially outward of these iron cores from the midway portion,
A connecting portion between the side extension portion and the contact portion includes a curved portion that is curved,
The second ring extends radially outward of these iron cores from an end face opposite to a side on which the first ring is mounted,
A closing member that closes between a side extension of the first ring and the second ring;
A stator comprising: a fastening member that penetrates and fixes the first ring, the closing member, and the second ring.