JP2004232305A - Bolster laying structure of hollow rail - Google Patents

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JP2004232305A
JP2004232305A JP2003021132A JP2003021132A JP2004232305A JP 2004232305 A JP2004232305 A JP 2004232305A JP 2003021132 A JP2003021132 A JP 2003021132A JP 2003021132 A JP2003021132 A JP 2003021132A JP 2004232305 A JP2004232305 A JP 2004232305A
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Japan
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rail
bolt
nut
hollow
fixing
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Withdrawn
Application number
JP2003021132A
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Japanese (ja)
Inventor
Toshio Wada
俊雄 和田
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a hollow rail joining structure easy in installation work by securing an installation space of a sensor and the like on a side surface. <P>SOLUTION: This bolster laying structure of a hollow rail has a height adjusting bolt 2 rising from a roadbed 1, a bolster member 3 for downwardly penetrating through the height adjusting bolt 2, a fixing nut 4 fixed to the bolster member 3 and threadedly engaging with the height adjusting bolt 2, a lock nut 5 for fixing the height adjusting bolt 2 to the fixing nut 4, the hollow rail 7 for forming a longitudinally extending long groove 8 on an under surface, an insert nut 8 inserted into the long groove 6 of the hollow rail 7 and a rail fastening bolt 9 threadedly engaging with the insert nut 8 by penetrating through the bolster member 3 from below. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無人搬送車両(AGV)等を走行させるための軌道を構成する中空レールの枕敷構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、倉庫又は工場等の道床はコンクリートから成るものが多く、僅かながら表面に起伏が有る。このような道床に無人搬送車両等を走行させるための軌道を敷く場合、次の手順で施工する。
【0003】
即ち、図4に示すように、道床1の適所に、スラスト軸受けを兼ねる底座20を介して高さ調整ボルト2をその周方向に回転自在に立ち上げる。この高さ調整ボルト2を、軽量溝形鋼から成る枕部材3のウェブ30の下面に溶接した固定ナット4に螺合すると共に、高さ調整ボルト2の端部をウェブ30の上方に突出させる。これらの作業は枕部材3の両端について行うが、以下では、枕部材3の一端についてのみ図示して説明する。
【0004】
上記の高さ調整ボルト2を周方向に回転させると、枕部材3の高さを調整できる。枕部材3を所望の高さに位置決めしたところで、ロックナット5を枕部材3の上方に突き出した高さ調整ボルト2の端部に螺合し強く締め付ける。続いて、中空部100の下面に長溝101を形成した中空レール102を必要な本数準備する。中空部100とは、断面方形の内部空間とこれを囲繞する略ロ字形の実肉部を含めた頭頂部である。
【0005】
2本の中空レール102(以下でa,bを添えて区別する。)を縦列させて接合する場合は、図5に示すように、それぞれの端口112同士を枕部材3上で突き合わせる。この過程で、一の中空レール102aの長溝101に、2カ所の雌ねじ14a,14bをそれぞれ両端寄りに形成した長板状のインサートナット104の一端側を嵌入し、このインサートナット104の一端側の雌ねじ14aに、枕部材3を下方から貫通して長溝101内に導入したレール止めボルト9aを螺合し強く締め付ける。これにより、一の中空レール102aが枕部材3に固定される。
【0006】
一方、他の中空レール102bの長溝101に、一の中空レール102aの端口112から突出したインサートナット104の他端側を嵌入し、このインサートナット104の他端側の雌ねじ14bに、別のレール止めボルト9bを螺合し強く締め付ける。これにより、他の中空レール102bが一の中空レール102aに真っ直ぐに縦列した姿勢で枕部材3に固定される。以上に類する技術は下記の特許文献に開示されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−211944号公報
【0008】
【特許文献2】
特開平7−242139号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
中空レール102の側面には、上記の無人搬送車両の位置を検出するための各種センサーを取り付けるスペースを確保する必要が有る。このため、センサー類を取り付ける邪魔にならないように、高さ調整ボルト2及びロックナット5から中空レール102をある程度離して配置しなければならない。
【0010】
しかしながら、高さ調整ボルト2を周方向に回転させるには、施工者が枕部材3の下方へ工具又は指等を枕部材3の端口31から挿入して行うため、図4に示すように、高さ調整ボルト2が中空レール102よりも端口31の内方(図中の左側)に位置すると、上記の工具又は指等が高さ調整ボルト2まで届き難くなり、作業が妨げられる。仮に、中空レール102を高さ調整ボルト2よりも枕部材3の内方に配置すると、レール止めボルト9a,9bの締め付け作業が、高さ調整ボルト2によって邪魔されることになる。
【0011】
尚、上記の特許文献1に係る技術は、中空部の下面に下向きの長溝を形成しているが、ボルトの上端が中空部に突き抜けるよう構成している。上記の特許文献2に係る技術は、レールの下面にボルトを差し込み固定している。また、何れの特許文献に係る技術も、レールとこの高さ調整をするためのボルトとの位置の相関を配慮したものではない。
【0012】
本発明の目的は、センサー類の取付けスペースを側面に確保でき、しかも設置作業が容易な中空レールの枕敷構造を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、道床から立ち上がり周方向に回転可能な高さ調整ボルトと、該高さ調整ボルトを下方から貫通させる枕部材と、該枕部材の下面に固定され前記高さ調整ボルトが螺合する固定ナットと、該固定ナットに前記高さ調整ボルトを固定するロックナットと、長手方向に延びる長溝を下面に形成した中空レールと、該中空レールの長溝に挿入するインサートナットと、前記枕部材を下方から貫通し前記インサートナットに螺合するレール止めボルトとを備える中空レールの枕敷構造に係るものである。
【0014】
その特徴とするところは、前記高さ調整ボルト及び前記レール止めボルトが、前記長溝の長手方向に一列に配置され、前記長溝が、前記インサートナットを挿入可能な広幅部と、前記高さ調整ボルト及びレール止めボルトを前記広幅部へ導入する狭口部と、前記高さ調整ボルトの上端を前記インサートナットの上方へ逃がす凹条部とを有し、前記ロックナットが、前記固定ナットの下方で前記高さ調整ボルトに螺合していることにある。
【0015】
更に、本発明に係る中空レールの枕敷構造は、前記インサートナットが、前記広幅部に嵌入可能な板体に、前記高さ調整ボルトを挿通させる挿通孔と、前記レール止めボルトを螺合する雌ねじを形成したものである
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係る中空レールを図面に基づき説明する。以下で、従来の技術と同様の構成については、同符号を付しその説明を省略する。
【0017】
本実施の形態に係る中空レールの枕敷構造は、図1に示すように、道床1から立ち上がり周方向に回転可能な高さ調整ボルト2と、高さ調整ボルト2を下方から貫通させる枕部材3と、枕部材3の下面に固定され高さ調整ボルト2が螺合する固定ナット4と、固定ナット4に高さ調整ボルト2を固定するロックナット5と、長溝6を下面に形成し端口70同士を枕部材3上で突合わせる2本の中空レール7(添え字a,bは個別の指標)と、2本の中空レールの7のそれぞれの長溝6に嵌入されたインサートナット8と、枕部材3を下方から貫通しインサートナット8に螺合するレール止めボルト9とから構成されている。
【0018】
その特徴とするところは、第1に、高さ調整ボルト2及びレール止めボルト9が、中空レール7の長手方向に一列に配置されていることにある。第2に、長溝6が、インサートナット8を挿入可能な広幅部10と、高さ調整ボルト2及びレール止めボルト9を広幅部10へ導入するリップ状の狭口部11と、高さ調整ボルト2の端部(図中の上端)をインサートナット8の奥方(図中の上方)へ逃がす凹条部12とを有することにある。第3に、ロックナット5が、固定ナット4の下方で高さ調整ボルト2に螺合していることにある。
【0019】
中空レール7は、その頭頂部を略ロ字形断面の中空部71としている。中空部71の内部空間と長溝6の内側とは完全に分断された空間である。これは、頭頂部に上下と幅方向に閉じた内部空間を形成することにより、中空レール7全体の肉厚を最小限に抑えつつも、次の利点を得るためである。
【0020】
即ち、荷物を満載した無人搬送車両等の荷重に十分耐えられる剛性を中空レール7の頭頂部に確保でき、しかも、中空レール7全体の断面2次モーメントを向上できる。また、凹条部12は、高さ調整ボルト2の端部を中空部71内に通り抜けさせることを企図したものでなく、長溝6の内側を中空部71に向けて拡張した空間である。
【0021】
中空レール7の長溝6の長手方向は、中空レール7自体の長手方向に一致している。中空レール7としては、アルミニウム合金の押出し成形によって得られるサッシバーを適用するのが望ましい。中空レール1の断面形状は、その長手方向の何れの箇所においても図2(a)に示す通りである。
【0022】
この他、同図(b)に示す変形例の中空レール700を適用しても良い。中空レール700は、その凹条部12を図1に表した高さ調整ボルト2の軸径より僅かに広い略U字形の溝としたものである。この場合、中空レール700の肉厚を確保するために、符号120で指したように、中空レール700の凹条部12付近を中空部71の内方へ膨らむよう湾曲しても良い。中空レール700の利点は、凹条部12を狭めた分、全体の剛性を一層向上できることである。
【0023】
或いは、同図(c)に示す変形例の中空レール701を適用しても良い。中空レール701は、その広幅部10と凹条部12のそれぞれの幅寸法を揃え、これらの内側面に相対向する凸条121を各々形成している。図1に表したインサートナット8を広幅部10に嵌入すると、このインサートナット8が狭口部11から浮き上がるのを凸条121で押さえて規制する。このような中空レール701の利点は、全体の肉厚を略均一にできることである。
【0024】
インサートナット8は、高さ調整ボルト2を挿通させる挿通孔13と、レール止めボルト9を螺合する2カ所の雌ねじ14とを、広幅部4に嵌入可能な鋼製の板体に形成したものである。これらの挿通孔13と雌ねじ14とは、高さ調整ボルト2及びレール止めボルト9を一列に配置したことに対応して、図3に示すように、インサートナット8の長手方向に一列に並べられている。
【0025】
枕部材3は、インサートナット8の挿通孔13と2カ所の雌ねじ14にそれぞれ対応する位置に、ボルト挿通孔32,33を穿孔している。ボルト挿通孔32は、その真下にある固定ナット4に螺合した高さ調整ボルト2を貫通させる。ボルト挿通孔33は、レール止めボルト9をウェブ30の下方から貫通させる。
【0026】
次に、本実施の形態に係る中空レールの枕敷構造を施工する手順を、図1に基づき説明する。
【0027】
即ち、道床1の適所に、高さ調整ボルト2を底座20を介して立ち上げる。この作業の後又は先に、高さ調整ボルト2にロックナット5を螺合し、ロックナット5を底座20側まで深くねじ込む。そして、高さ調整ボルト2の軸部を指で摘む等して高さ調整ボルト2を周方向に回転させつつ、これを枕部材3の固定ナット4に螺合する。高さ調整ボルト2を、更に固定ナット4にねじ込むことにより、この端部を枕部材3の上方へ突出させる。
【0028】
上記の状態で、枕部材3の高さ調整を行う点は従来と同様である。枕部材3を所望の高さに位置決めしたところで、高さ調整ボルト2に底座20のロックナット21をスパナ等を用いて底座20側に強く締め付ける。これにより、高さ調整ボルト2を底座20に固定する。更に、ロックナット5を固定ナット4に接近するよう回転させ、ロックナット5を固定ナット4に強く押し付ける。これにより、枕部材3を固定ナット4を介して高さ調整ボルト2に固定する。
【0029】
続いて、中空レール7を必要な本数準備する。2本の中空レール7a,7bを縦列させて接合するには、それぞれの端口70を枕部材3上で突き合わせる。この過程で、インサートナット8がそれぞれの端口70を跨ぐように、インサートナット8の両端側をそれぞれの広幅部10へ嵌入させる点は、従来と同様である。上記のように枕部材3の上方に突き出た高さ調整ボルト2の端部を、狭口部11を経て広幅部10に導入し、これをインサートナット8の挿通孔13に挿通させる。これにより、2本の中空レール7a,7bを、それぞれ端口70同士を突き合わせた状態で、枕部材3上に載置できる。
【0030】
上記のように挿通孔13に挿通した高さ調整ボルト2の端部が、長溝6に突入する深さは、主に、道床1の表面から固定ナット4までの距離と、高さ調整ボルト2の全長の実寸法との相関によって決まる。このため、道床1の起伏の高低差や、個々の高さ調整ボルト2の僅かな寸法の差異を配慮して、高さ調整ボルト2の端部が凹条部12の奥端(図中上端)に接触しないように、言い換えれば、高さ調整ボルト2の端部を逃がせるように、狭口部11から凹条部12の奥端までの寸法を設定している。
【0031】
続いて、枕部材3のボルト挿通孔33とインサートナット8の雌ねじ14とが合致するように、高さ調整ボルト2を支点にして2本の中空レール7a,7bを水平方向に適宜旋回させる。2本のレール止めボルト9を枕部材3を下方から貫通すると、これらの軸部が狭口部11を経て広幅部10内に導入されるので、これら2本のレール止めボルト9を、インサートナット8の2カ所の雌ねじ14に各々螺合する。この状態が図1(b)に表れている。
【0032】
最後に、2本のレール止めボルト9をインサートナット8に強く締め付けることにより、2本の中空レール7a,7bを、互いに真っ直ぐに縦列した姿勢で枕部材3に固定できる。
【0033】
以上の手順の中で、ロックナット5、ロックナット21及びレール止めボルト9の締め付けは、施工者が枕部材3の端口31から工具又は指等を挿入して行うのであるが、これらが総て端口31付近に枕部材3を横切る方向に一列に並んでいるため、個々の締め付けを行うに際して他者が邪魔になるといった従来の問題を回避できる。
【0034】
また、枕部材3の上方に突き出た高さ調整ボルト2の端部が中空レール7内に納まるので、中空レール7の側面及びその付近にセンサー類を取り付けるスペースを確保できる。更には、高さ調整ボルト2の端部が中空レール7によって隠蔽されることに加え、ロックナット5が枕部材3によって覆われることになる。
【0035】
以上の説明は、2本の中空レール7a,7bを接合することを主眼としたが、1本の中空レール7の長手方向の途中を枕部材3に固定しても良い。この場合、中空レール7の長手方向の途中にインサートナット8を嵌入し、このインサートナット8の挿通孔13と雌ねじ14に、それぞれ、高さ調整ボルト2の端部を挿通すると共にレール止めボルト9を締め付けるようにする。
【0036】
また、2本のレール止めボルト9を必ずしも単一のインサートナット8に螺合する必要はなく、2本のレール止めボルト9を、個別に広幅部10に嵌入可能な2個のインサートナットに螺合するようにしても良い。また、レール止めボルト9の本数は、中空レール7を枕部材3に固定する強度を勘案して適宜に増減しても良い。
【0037】
また、以上の説明では、中空レール7は、枕部材3に固定した状態で長溝6を下向きにしているが、中空レール7の向き又は姿勢は、これには限定されない。中空レール7を、長溝6を横向き又は鉛直方向に対して傾斜させても良い。
【0038】
尚、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良,修正,変形を加えた態様で実施できるものである。
【0039】
【発明の効果】
本発明に係る中空レールの枕敷構造によれば、高さ調整ボルト及びレール止めボルトが、長溝の長手方向に一列に配置しているので、高さ調整ボルト及びレール止めボルトの一方を締め付ける作業を他方に邪魔されることなく行えるので、手際良く施工が行える。
【0040】
更に、高さ調整ボルトの端部を、インサートナットを挿入可能な広幅部と、高さ調整ボルト及びレール止めボルトを広幅部へ導入する狭口部と、高さ調整ボルトの端部をインサートナットの上方へ逃がす凹条部とを有する断面形状としているので、高さ調整ボルト及びレール止めボルトを総て長溝の狭口部を経て広幅部に導入できる。
【0041】
従って、枕部材の上方に突き出た高さ調整ボルトの端部が中空レール内に納まるので、中空レールの側面及びその付近にセンサー類を取り付けるスペースを確保できる。更には、高さ調整ボルトの端部が中空レールによって隠蔽されることに加え、固定ナットの下方で高さ調整ボルトに螺合したロックナットが枕部材によって覆われるで、これらが外観として露出せず、枕部材の周辺の見栄えが向上する。
【0042】
また、インサートナットとして広幅部に嵌入可能な板体に、高さ調整ボルトを挿通させる挿通孔と、レール止めボルトを螺合する雌ねじを形成したものを適用すれば、これらの挿通孔及び雌ねじを、それぞれ、高さ調整ボルト及びレール止めボルトに対して同時に位置一決めできる。このため、施工の工数が省け、施工に要する作業時間を大幅に短縮できる。
【0043】
また、本発明に係る中空レールは、その頭頂部の内部空間と長溝の内側とを分断する断面形状を採用しているので、長溝の形状に関わらず、当該中空レール全体として実用に耐える剛性又は耐久性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る中空レール及びその枕敷構造を示す横断面図及び縦断面図。
【図2】本発明の実施の形態に係る中空レールの種々の変形例を示す横断面図。
【図3】本発明の実施の形態に係る中空レールの枕敷構造の要部を示す斜視図。
【図4】従来例の中空レール及びその枕敷構造を示す横断面図。
【図5】従来例の中空レール及びその枕敷構造の要部を透視した斜視図。
【符号の説明】
1:道床
2:高さ調整ボルト
3:枕部材
4:固定ナット
5:ロックナット
6:長溝
7:中空レール
8:インサートナット
9:レール止めボルト
10:広幅部
11:狭口部
12:凹条部
13:挿通孔
14:雌ねじ
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a pillow structure of a hollow rail constituting a track for running an automatic guided vehicle (AGV) or the like.
[0002]
[Prior art]
Usually, the floors of warehouses or factories are often made of concrete, and the surface is slightly uneven. When laying a track for running an unmanned transport vehicle or the like on such a roadbed, the work is performed in the following procedure.
[0003]
That is, as shown in FIG. 4, the height adjustment bolt 2 is set up at an appropriate position on the roadbed 1 via a bottom seat 20 also serving as a thrust bearing so as to be rotatable in the circumferential direction. The height adjusting bolt 2 is screwed into a fixing nut 4 welded to the lower surface of the web 30 of the pillow member 3 made of lightweight channel steel, and the end of the height adjusting bolt 2 is projected above the web 30. . Although these operations are performed on both ends of the pillow member 3, only one end of the pillow member 3 will be illustrated and described below.
[0004]
By rotating the height adjusting bolt 2 in the circumferential direction, the height of the pillow member 3 can be adjusted. When the pillow member 3 is positioned at a desired height, the lock nut 5 is screwed into the end of the height adjustment bolt 2 protruding above the pillow member 3 and tightly tightened. Subsequently, a required number of hollow rails 102 having a long groove 101 formed on the lower surface of the hollow portion 100 are prepared. The hollow portion 100 is a top portion including an internal space having a rectangular cross section and a substantially square-shaped solid portion surrounding the internal space.
[0005]
When two hollow rails 102 (hereinafter, a and b are distinguished from each other) are joined in a row, the end ports 112 are abutted on the pillow member 3 as shown in FIG. In this process, one end of a long plate-shaped insert nut 104 having two female screws 14a and 14b formed near both ends is fitted into the long groove 101 of one hollow rail 102a. The rail fixing bolt 9a that has penetrated the pillow member 3 from below and has been introduced into the long groove 101 is screwed into the female screw 14a and tightly tightened. Thereby, one hollow rail 102 a is fixed to the pillow member 3.
[0006]
On the other hand, the other end of the insert nut 104 protruding from the end opening 112 of one hollow rail 102a is fitted into the long groove 101 of the other hollow rail 102b, and another female screw 14b at the other end of the insert nut 104 is fitted with another rail. Screw the fixing bolt 9b tightly. As a result, the other hollow rail 102b is fixed to the pillow member 3 in a posture in which the other hollow rail 102b is arranged in a straight line. Technologies similar to the above are disclosed in the following patent documents.
[0007]
[Patent Document 1]
JP 2001-212944 A
[Patent Document 2]
JP-A-7-242139
[Problems to be solved by the invention]
On the side surface of the hollow rail 102, it is necessary to secure a space for mounting various sensors for detecting the position of the automatic guided vehicle. For this reason, the hollow rail 102 must be arranged at a certain distance from the height adjusting bolt 2 and the lock nut 5 so as not to hinder the mounting of the sensors.
[0010]
However, in order to rotate the height adjustment bolt 2 in the circumferential direction, the installer inserts a tool or a finger or the like below the pillow member 3 from the end port 31 of the pillow member 3, so that as shown in FIG. If the height adjustment bolt 2 is located inside the end opening 31 (left side in the figure) with respect to the hollow rail 102, the above-mentioned tool or finger or the like becomes difficult to reach the height adjustment bolt 2, and the work is hindered. If the hollow rail 102 is arranged more inward of the pillow member 3 than the height adjustment bolt 2, the work of tightening the rail fixing bolts 9 a and 9 b is hindered by the height adjustment bolt 2.
[0011]
In the technique according to the above-mentioned Patent Document 1, a long groove downward is formed on the lower surface of the hollow portion, but the upper end of the bolt penetrates into the hollow portion. In the technique according to Patent Document 2, a bolt is inserted and fixed to the lower surface of the rail. Further, none of the techniques according to the patent documents take into account the correlation between the position of the rail and the position of the bolt for adjusting the height.
[0012]
It is an object of the present invention to provide a hollow rail pillow structure in which a mounting space for sensors and the like can be secured on a side surface and installation work is easy.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a height adjusting bolt that rises from a roadbed and is rotatable in the circumferential direction, a pillow member that penetrates the height adjusting bolt from below, and the height adjusting bolt fixed to a lower surface of the pillow member and screwed into the height adjusting bolt. A fixing nut, a lock nut for fixing the height adjusting bolt to the fixing nut, a hollow rail having a long groove extending in a longitudinal direction formed on a lower surface, an insert nut inserted into the long groove of the hollow rail, and the pillow member. The present invention relates to a pillow structure of a hollow rail including a rail fixing bolt which penetrates from below and is screwed to the insert nut.
[0014]
The feature is that the height adjusting bolt and the rail fixing bolt are arranged in a line in a longitudinal direction of the long groove, and the long groove has a wide portion into which the insert nut can be inserted, and the height adjusting bolt. And a narrow opening for introducing a rail fixing bolt into the wide portion, and a concave portion for allowing an upper end of the height adjusting bolt to escape above the insert nut, wherein the lock nut is located below the fixing nut. It is screwed to the height adjusting bolt.
[0015]
Furthermore, in the pillow structure of a hollow rail according to the present invention, the insert nut is screwed with a through hole through which the height adjustment bolt is inserted into a plate body that can be fitted into the wide portion, and the rail fixing bolt. A female screw is formed.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A hollow rail according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. Hereinafter, the same components as those of the related art are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0017]
As shown in FIG. 1, the pillow structure of a hollow rail according to the present embodiment includes a height adjustment bolt 2 that rises from a track bed 1 and is rotatable in a circumferential direction, and a pillow member that allows the height adjustment bolt 2 to penetrate from below. 3, a fixing nut 4 fixed to the lower surface of the pillow member 3 and screwed with the height adjusting bolt 2, a lock nut 5 for fixing the height adjusting bolt 2 to the fixing nut 4, and a long groove 6 formed on the lower surface to form an end opening. Two hollow rails 7 (the subscripts a and b are individual indices) that abut each other on the pillow member 3, an insert nut 8 fitted in each long groove 6 of the two hollow rails 7, And a rail fixing bolt 9 that penetrates the pillow member 3 from below and is screwed into the insert nut 8.
[0018]
First, the height adjusting bolt 2 and the rail fixing bolt 9 are arranged in a line in the longitudinal direction of the hollow rail 7. Secondly, the long groove 6 has a wide portion 10 into which the insert nut 8 can be inserted, a lip-shaped narrow opening 11 for introducing the height adjusting bolt 2 and the rail fixing bolt 9 into the wide portion 10, and a height adjusting bolt. 2 has a concave ridge portion 12 for allowing the end portion (upper end in the drawing) to escape to the back of the insert nut 8 (upward in the drawing). Third, the lock nut 5 is screwed to the height adjusting bolt 2 below the fixing nut 4.
[0019]
The hollow rail 7 has a top portion as a hollow portion 71 having a substantially U-shaped cross section. The internal space of the hollow portion 71 and the inside of the long groove 6 are completely separated spaces. This is because the following advantages are obtained while forming the inner space closed in the top and bottom and in the width direction at the top of the head, while minimizing the thickness of the entire hollow rail 7.
[0020]
That is, rigidity enough to withstand the load of an unmanned transport vehicle or the like full of loads can be secured at the top of the hollow rail 7, and the second moment of area of the entire hollow rail 7 can be improved. Further, the concave ridge portion 12 is not intended to allow the end of the height adjusting bolt 2 to pass through the hollow portion 71, but is a space in which the inside of the long groove 6 is expanded toward the hollow portion 71.
[0021]
The longitudinal direction of the long groove 6 of the hollow rail 7 coincides with the longitudinal direction of the hollow rail 7 itself. As the hollow rail 7, it is desirable to use a sash bar obtained by extrusion of an aluminum alloy. The cross-sectional shape of the hollow rail 1 is as shown in FIG.
[0022]
In addition, a modified hollow rail 700 shown in FIG. In the hollow rail 700, the concave streak portion 12 is a substantially U-shaped groove slightly wider than the shaft diameter of the height adjusting bolt 2 shown in FIG. In this case, in order to secure the thickness of the hollow rail 700, as indicated by reference numeral 120, the hollow rail 700 may be curved so as to expand in the vicinity of the concave streak portion 12 into the hollow portion 71. The advantage of the hollow rail 700 is that the rigidity of the whole can be further improved by the reduction in the width of the concave streak portion 12.
[0023]
Alternatively, a modified hollow rail 701 shown in FIG. The hollow rail 701 has the wide width portion 10 and the concave streak portion 12 having the same width dimension, and has opposing convex streaks 121 formed on their inner surfaces. When the insert nut 8 shown in FIG. 1 is fitted into the wide portion 10, the protrusion of the insert nut 8 from the narrow opening portion 11 is restricted by the ridge 121. An advantage of such a hollow rail 701 is that the overall thickness can be made substantially uniform.
[0024]
The insert nut 8 is formed by forming an insertion hole 13 through which the height adjustment bolt 2 is inserted and two female screws 14 into which the rail fixing bolt 9 is screwed into a steel plate that can be fitted into the wide portion 4. It is. These insertion holes 13 and female screws 14 are arranged in a row in the longitudinal direction of the insert nut 8 as shown in FIG. 3 corresponding to the arrangement of the height adjustment bolts 2 and the rail fixing bolts 9 in a row. ing.
[0025]
The pillow member 3 has bolt insertion holes 32 and 33 at positions corresponding to the insertion hole 13 of the insert nut 8 and the two internal threads 14 respectively. The bolt insertion hole 32 allows the height adjustment bolt 2 screwed to the fixing nut 4 immediately below the bolt insertion hole 32 to pass therethrough. The bolt insertion hole 33 allows the rail fixing bolt 9 to penetrate from below the web 30.
[0026]
Next, a procedure for constructing the pillow structure of the hollow rail according to the present embodiment will be described with reference to FIG.
[0027]
That is, the height adjustment bolt 2 is raised up at an appropriate place on the roadbed 1 via the bottom seat 20. After or before this operation, the lock nut 5 is screwed into the height adjusting bolt 2 and the lock nut 5 is screwed deeply to the bottom seat 20 side. Then, the shaft of the height adjusting bolt 2 is screwed into the fixing nut 4 of the pillow member 3 while rotating the height adjusting bolt 2 in the circumferential direction by, for example, pinching the shaft portion with a finger. By further screwing the height adjusting bolt 2 into the fixing nut 4, this end protrudes above the pillow member 3.
[0028]
The point where the height of the pillow member 3 is adjusted in the above state is the same as the conventional one. When the pillow member 3 is positioned at a desired height, the lock nut 21 of the bottom seat 20 is strongly tightened to the height of the height adjustment bolt 2 toward the bottom seat 20 using a spanner or the like. Thus, the height adjusting bolt 2 is fixed to the bottom seat 20. Further, the lock nut 5 is rotated so as to approach the fixing nut 4, and the lock nut 5 is pressed strongly against the fixing nut 4. Thereby, the pillow member 3 is fixed to the height adjusting bolt 2 via the fixing nut 4.
[0029]
Subsequently, a required number of hollow rails 7 are prepared. In order to join the two hollow rails 7a and 7b in tandem, the respective ends 70 are butted on the pillow member 3. In this process, both ends of the insert nut 8 are fitted into the respective wide portions 10 so that the insert nut 8 straddles the respective end ports 70 as in the related art. The end of the height adjusting bolt 2 protruding above the pillow member 3 as described above is introduced into the wide portion 10 through the narrow opening 11, and is inserted into the insertion hole 13 of the insert nut 8. Thereby, the two hollow rails 7a and 7b can be placed on the pillow member 3 in a state where the end ports 70 abut each other.
[0030]
The depth at which the end of the height adjusting bolt 2 inserted into the insertion hole 13 as described above enters the long groove 6 mainly depends on the distance from the surface of the roadbed 1 to the fixing nut 4 and the height adjusting bolt 2. It is determined by the correlation between the total length of the sheet and the actual size. For this reason, in consideration of the difference in height of the roadbed 1 and the slight difference in the dimensions of the individual height adjustment bolts 2, the end of the height adjustment bolt 2 is located at the back end of the concave strip 12 (the upper end in the figure). ), The dimension from the narrow mouth portion 11 to the deep end of the concave streak portion 12 is set so that the end portion of the height adjustment bolt 2 can escape so as not to come into contact with the height adjustment bolt 2.
[0031]
Subsequently, the two hollow rails 7a and 7b are appropriately rotated in the horizontal direction with the height adjustment bolt 2 as a fulcrum so that the bolt insertion hole 33 of the pillow member 3 and the female screw 14 of the insert nut 8 match. When the two rail fixing bolts 9 penetrate the pillow member 3 from below, the shafts are introduced into the wide portion 10 through the narrow opening 11, so that these two rail fixing bolts 9 are inserted into the insert nut. 8 are screwed into the two internal threads 14 respectively. This state is shown in FIG.
[0032]
Finally, the two hollow rails 7a and 7b can be fixed to the pillow member 3 in a posture in which the two hollow rails 7a and 7b are arranged in a straight line by firmly tightening the two rail fixing bolts 9 to the insert nut 8.
[0033]
In the above procedure, the tightening of the lock nut 5, the lock nut 21, and the rail fixing bolt 9 is performed by the builder by inserting a tool or a finger from the end port 31 of the pillow member 3, but these are all used. Since the pillow members 3 are arranged in a line in the direction crossing the pillow member 3 in the vicinity of the end opening 31, the conventional problem that another person becomes an obstacle when performing individual tightening can be avoided.
[0034]
Further, since the end of the height adjusting bolt 2 protruding above the pillow member 3 is housed in the hollow rail 7, a space for mounting sensors on the side surface of the hollow rail 7 and its vicinity can be secured. Furthermore, in addition to the end of the height adjusting bolt 2 being concealed by the hollow rail 7, the lock nut 5 is covered by the pillow member 3.
[0035]
Although the above description has mainly focused on joining the two hollow rails 7a and 7b, the middle of the one hollow rail 7 in the longitudinal direction may be fixed to the pillow member 3. In this case, an insert nut 8 is fitted in the middle of the hollow rail 7 in the longitudinal direction, and the ends of the height adjusting bolt 2 are inserted into the insertion hole 13 and the female screw 14 of the insert nut 8 and the rail fixing bolt 9. To be tightened.
[0036]
Further, it is not always necessary to screw the two rail fixing bolts 9 into the single insert nut 8, and the two rail fixing bolts 9 are screwed into two insert nuts that can be individually fitted into the wide portion 10. You may make it match. The number of rail fixing bolts 9 may be appropriately increased or decreased in consideration of the strength for fixing the hollow rail 7 to the pillow member 3.
[0037]
Further, in the above description, the long groove 6 faces downward with the hollow rail 7 fixed to the pillow member 3, but the direction or posture of the hollow rail 7 is not limited to this. The hollow rail 7 may be inclined with respect to the long groove 6 in the horizontal direction or the vertical direction.
[0038]
The present invention can be practiced in various modified, modified, and modified forms based on the knowledge of those skilled in the art without departing from the spirit of the present invention.
[0039]
【The invention's effect】
According to the pillow structure of the hollow rail according to the present invention, since the height adjustment bolts and the rail fixing bolts are arranged in a line in the longitudinal direction of the long groove, an operation of tightening one of the height adjustment bolts and the rail fixing bolts. Can be carried out without being disturbed by the other, so that the construction can be performed efficiently.
[0040]
Furthermore, the end of the height adjustment bolt is a wide portion into which an insert nut can be inserted, the narrow end for introducing the height adjustment bolt and the rail fixing bolt into the wide portion, and the end of the height adjustment bolt is an insert nut. The height adjusting bolt and the rail fixing bolt can all be introduced into the wide portion through the narrow opening of the long groove because of the cross-sectional shape having the concave streak portion which escapes upward.
[0041]
Therefore, since the end of the height adjusting bolt protruding above the pillow member is accommodated in the hollow rail, a space for mounting sensors on the side surface of the hollow rail and in the vicinity thereof can be secured. Further, in addition to the end of the height adjusting bolt being concealed by the hollow rail, the lock nut screwed to the height adjusting bolt below the fixing nut is covered by the pillow member, so that these are exposed as an external appearance. And the appearance around the pillow member is improved.
[0042]
In addition, if a plate body that can be inserted into a wide portion as an insert nut, a through hole for inserting a height adjustment bolt and a female screw for screwing a rail fixing bolt is formed, these insertion hole and female screw are formed. , Respectively, with respect to the height adjusting bolt and the rail fixing bolt, respectively. Therefore, the number of construction steps can be reduced, and the work time required for the construction can be significantly reduced.
[0043]
Further, since the hollow rail according to the present invention employs a cross-sectional shape that divides the inner space of the top of the head and the inside of the long groove, regardless of the shape of the long groove, the rigidity or the rigidity that can withstand practical use as the whole hollow rail is used. Durability can be ensured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view and a vertical cross-sectional view showing a hollow rail and a pillow structure according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing various modifications of the hollow rail according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing a main part of a pillow structure of the hollow rail according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a conventional hollow rail and its pillow structure.
FIG. 5 is a perspective view of a conventional example of a hollow rail and a main part of a pillow structure of the hollow rail.
[Explanation of symbols]
1: Roadbed 2: Height adjustment bolt 3: Pillow member 4: Fixing nut 5: Lock nut 6: Long groove 7: Hollow rail 8: Insert nut 9: Rail fixing bolt 10: Wide section 11: Narrow opening section 12: Concave strip Part 13: insertion hole 14: female screw

Claims (2)

道床から立ち上がり周方向に回転可能な高さ調整ボルトと、該高さ調整ボルトを下方から貫通させる枕部材と、該枕部材の下面に固定され前記高さ調整ボルトが螺合する固定ナットと、該固定ナットに前記高さ調整ボルトを固定するロックナットと、長手方向に延びる長溝を下面に形成した中空レールと、該中空レールの長溝に挿入するインサートナットと、前記枕部材を下方から貫通し前記インサートナットに螺合するレール止めボルトとを備える中空レールの枕敷構造において、
前記高さ調整ボルト及び前記レール止めボルトが、前記長溝の長手方向に一列に配置され、
前記長溝が、前記インサートナットを挿入可能な広幅部と、前記高さ調整ボルト及びレール止めボルトを前記広幅部へ導入する狭口部と、前記高さ調整ボルトの上端を前記インサートナットの上方へ逃がす凹条部とを有し、
前記ロックナットが、前記固定ナットの下方で前記高さ調整ボルトに螺合していることを特徴とする中空レールの枕敷構造。
A height adjustment bolt that rises from the roadbed and can rotate in the circumferential direction, a pillow member that penetrates the height adjustment bolt from below, a fixing nut that is fixed to the lower surface of the pillow member and screwed with the height adjustment bolt, A lock nut for fixing the height adjustment bolt to the fixing nut, a hollow rail having a long groove extending in a longitudinal direction formed on a lower surface, an insert nut inserted into the long groove of the hollow rail, and a pillow member penetrating from below. In a pillow structure of a hollow rail including a rail fixing bolt screwed to the insert nut,
The height adjustment bolt and the rail fixing bolt are arranged in a line in a longitudinal direction of the long groove,
The elongated groove has a wide portion into which the insert nut can be inserted, a narrow opening for introducing the height adjusting bolt and the rail fixing bolt into the wide portion, and an upper end of the height adjusting bolt is positioned above the insert nut. With a concave strip to escape,
The pillow structure of a hollow rail, wherein the lock nut is screwed to the height adjusting bolt below the fixing nut.
前記インサートナットが、前記広幅部に嵌入可能な板体に、前記高さ調整ボルトを挿通させる挿通孔と、前記レール止めボルトを螺合する雌ねじを形成したことを特徴とする請求項1に記載の中空レールの枕敷構造。2. The insert nut according to claim 1, wherein an insertion hole through which the height adjustment bolt is inserted and a female screw into which the rail fixing bolt is screwed are formed in a plate body that can be fitted into the wide portion. 3. Pillow bed structure with hollow rails.
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