JP2004230134A

JP2004230134A - Vacuum cleaner

Info

Publication number: JP2004230134A
Application number: JP2003109528A
Authority: JP
Inventors: Masayoshi Matsuno; 真愛松野; Kenji Kojima; 健司小嶋; Toshinobu Hidaka; 利信日高; Takeshi Sato; 毅佐藤; Hidenori Hirano; 英紀平野; Kenji Harada; 健司原田; Atsushi Morishita; 篤至森下; Masatoshi Tanaka; 正俊田中
Original assignee: Toshiba TEC Corp
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 2002-12-03
Filing date: 2003-04-14
Publication date: 2004-08-19
Anticipated expiration: 2023-04-14
Also published as: JP4263013B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a vacuum cleaner capable of easily removing dust sticking onto a photocatalyst member and sufficiently keeping a deodorization effect for a long term. <P>SOLUTION: The vacuum cleaner 10 is provided with a dust collection part 21 and a cleaner main body 11 with a built-in motor fan 22 for applying suction vacuum to the dust collection part 21. A window 31 is formed on a part of the cleaner main body 11 coming into contact with the dust collection part 21 (an inner space or a duct). A transmissible cover 33 (a transmissible member) is provided on the window 31. The photocatalyst member 40 is provided inside the cover 33 for deodorization or the like of the dust collection part 21, wherein the photocatalyst member 40 is detachably placed on approximately along an inner side face 33a of the cover 33. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、掃除機本体に形成された窓に透光性部材が設けられると共に、この窓に対向した位置に光触媒部材が設けられて掃除機本体内の脱臭等を行う電気掃除機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、電気掃除機として、図１１に示すようなものが知られている（例えば特許文献１参照）。
【０００３】
この電気掃除機は掃除機本体１を備え、この掃除機本体１には、集塵室２が形成されると共に、この集塵室２に吸込負圧を作用させる電動送風機３が内蔵されている。また、集塵室２内の電動送風機３の吸気口３ａに対向した位置には、光触媒層が形成された光触媒部材４が配設されている。
【０００４】
そして、掃除機本体１の集塵室２を構成する上壁１ａには、光触媒部材４の上方に位置する窓５が形成され、この窓５には光を透過させる透光性部材５ａが設けられている。この透光性部材５ａを透過して入射する光によって光触媒層の酸化還元作用が励起され、臭気成分が分解される。
【０００５】
このような電気掃除機では、集塵室２内で発生する臭気成分を、光触媒部材４に形成された光触媒層によって分解して除去することにより、電動送風機３から排出される排気を清潔にしている。
【０００６】
また、図１２に示すようなものも知られている（例えば特許文献２参照）。
【０００７】
図１２（ａ）に示す６は、電気掃除機の掃除機本体に着脱自在に装着される延長管である。そして、この延長管６の内周面には、光触媒物質を含む光触媒部材７が設けられている。
【０００８】
また、延長管６の周面には、長手方向に延在されたスリット６ａが形成され、このスリット６ａには光を透過させる透光性部材８が設けられている。この透光性部材８は両面が円弧状に膨出しており（図１２（ｂ）参照）、外方から入射した光を拡散して光触媒部材７に照射することができる。
【０００９】
このような延長管６を有する電気掃除機では、延長管６内で発生した臭気成分を、光触媒部材７に含まれた光触媒物質によって分解して除去することにより、排出される排気を清潔にしている。
【００１０】
【特許文献１】
特開平９−１２２０４９号公報（段落００１５〜００１７、図１）
【特許文献２】
特開平９−１０８１５５号公報（段落００１３、段落００１５、図２，３）
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、集塵室２内に光触媒部材４が配設された電気掃除機では、電動送風機３の吸気口３ａから吸い込まれる空気は、光触媒部材４に設けられたスリットの間を通過していた。そのため、光触媒部材４に塵埃が非常に付着しやすくなっていた。
【００１２】
しかしながら、この光触媒部材４を容易に洗浄することができず、付着した塵埃によって光触媒層の酸化還元作用が阻害されることがあった。そのため、長期間に亘って十分な脱臭効果が得られないという問題が生じていた。
【００１３】
また、延長管６の内周面に光触媒部材７が設けられた電気掃除機であっても、光触媒部材７に付着した塵埃を除去することが困難になっており、長期間に亘って十分な脱臭効果が得られなくなっていた。
【００１４】
この発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、光触媒部材に付着した塵埃を容易に除去することができ、十分な脱臭効果を長期間保持することができる電気掃除機を提供することを目的としている。
【００１５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明の電気掃除機は、集塵室が形成されると共に、この集塵室に吸込負圧を作用させる電動送風機が内蔵された掃除機本体を備え、掃除機本体には内部空間に臨む部分に窓が形成され、この窓には光を透過させる透光性部材が設けられ、この透光性部材の内側には光触媒部材が設けられて内部空間の脱臭等を行うものであり、光触媒部材は透光性部材の内側面にほぼ沿って設けられると共に、着脱自在にされていることを特徴としている。
【００１６】
このような発明によれば、光触媒部材が透光性部材の内側面にほぼ沿っているので、電動送風機に吸い込まれる空気は光触媒部材を通過することがほとんどなく、塵埃が光触媒部材に付着しにくくなる。
【００１７】
また、光触媒部材が着脱自在に設けられているので、この光触媒部材に塵埃が付着した場合であっても、容易に光触媒部材を洗浄することができる。そのため、付着した塵埃によって光触媒部材の酸化還元作用が阻害されることがなくなり、十分な脱臭効果を長期間に亘って保持することができる。
【００１８】
【発明の実施の形態１】
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態１を説明する。
【００１９】
図１において、１０は電気掃除機であり、掃除機本体１１を備えている。掃除機本体１１には、集塵ホース１２の一端が着脱自在に接続され、その他端には手元操作管１３が設けられている。そして、手元操作管１３には着脱自在に接続された延長管１４を介して吸込口体１５が着脱自在に接続されている。
【００２０】
掃除機本体１１は、本体ケース２０と、この本体ケース２０の上部にヒンジ結合されて上下方向に開閉自在にされた蓋体３０とを有している。
【００２１】
本体ケース２０の前部には、上方が開口すると共に、集塵ホース１２に連通する接続口２１ａを有した内部空間である集塵室（集塵部）２１が形成されている。また、本体ケース２０の後部には、集塵室２１に連通すると共に、この集塵室２１に吸込負圧を作用させる電動送風機２２が内蔵された内部空間である電動機室（図示せず）が形成されている。
【００２２】
さらに、本体ケース２０の側面には一対の車輪２３（他方、図示せず）が設けられ、底面には図示しない旋回輪が設けられている。なお、集塵室２１内には図示しない集塵パックが着脱自在に配設されている。
【００２３】
蓋体３０は、図２（ａ）に示すように、集塵室２１の開口を覆うように設けられ、集塵室２１の上側に設けられている。また、この蓋体３０には、前方に突出する取っ手３０ａが設けられている。
【００２４】
また、蓋体３０には、掃除機本体１１に形成された内部空間である集塵室２１に臨む部分に窓３１が形成されている（図３参照）。この窓３１は蓋体３０に形成された開口である。
【００２５】
そして、この窓３１の外方側には、この窓３１にほぼ沿って窓カバー３３が着脱自在に設けられて、窓３１を覆っている。この窓カバー３３の前側には、上方に持ち上げて外す際に指を掛ける指掛け部３３ａが形成されている。なお、この窓カバー３３は、窓３１の外方側の周縁部に設けられた保持スリット３２ｄに嵌着されている。
【００２６】
そして、この窓カバー３３は、外部から入射する光を透過することができる透明又は半透明の透光性部材である。なお、この透光性部材は、フッ素系樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂により構成されている。
【００２７】
また、ここでは窓カバー３３の全体が透光性部材であるが、窓３１に対向する部分のみを二色成形等により透光性部材で構成しても良い。
【００２８】
さらに、窓３１の集塵室２１側の周縁部には、前側に保持突起３２ａが設けられ、後側に保持リブ３２ｂが設けられている。
【００２９】
保持突起３２ａは窓３１から所定距離離れた位置に設けられ、掃除機本体１１の左右方向に延在されている。そして、この保持突起３２ａの先端は、Ｒ形状に形成されている（図４（ａ）参照）。
【００３０】
一方、保持リブ３２ｂは掃除機本体１１の左右方向に所定間隔をおいて複数設けられており、窓３１に向かうにつれて次第に突出すると共に、窓３１近傍に保持溝３２ｃが形成されている（図４（ｂ）参照）。
【００３１】
そして、保持突起３２ａ及び保持リブ３２ｂに保持されることにより、窓３１にほぼ沿った状態で光触媒部材４０が着脱自在に設けられている。
【００３２】
このように、窓３１にほぼ沿った状態で透光性部材である窓カバー３３と光触媒部材４０とが、それぞれ窓３１に沿った状態で着脱自在に設けられている。したがって、光触媒部材４０は透光性部材の内側面にほぼ沿って位置することとなる。
【００３３】
また、光触媒部材４０は、図２（ａ）に示すように、光触媒フィルタ４１と、この光触媒フィルタ４１を保持するフレーム体４２を備えている。
【００３４】
光触媒フィルタ４１は、光触媒物質を含む光触媒シート４１ａと、竹炭物質を含む竹炭シート４１ｂとが、ほぼ交互に重ねられて形成されている。ここで、光触媒シート４１ａが波形状に屈曲されており、この光触媒フィルタ４１はハニカム構造となっている（図２（ｂ）参照）。
【００３５】
フレーム体４２は、光触媒フィルタ４１の周囲を取り囲む周壁部４２ａと、周壁部４２ａの一方開口に架け渡された複数の載置フレーム４２ｂとを有している。光触媒フィルタ４１は、周壁部４２ａの両側の開口を連通するように、載置フレーム４２ｂ上に載置されている。
【００３６】
また、周壁部４２ａの他方開口の周縁部には、図４（ａ）、（ｂ）に示すように、外側に向かってほぼ水平に突出した係止突部４３が設けられている。この係止突部４３は周縁部の全周に亘って設けられている。
【００３７】
さらに、この周壁部４２ａの他方開口の開口端部には緩衝部材４４が設けられている。この緩衝部材４４により、光触媒部材４０を蓋体３０に取り付けた際に、窓３１の周縁部にフレーム体４２が直接当接することを防止する。
【００３８】
次にこの電気掃除機１０の作用について説明する。
【００３９】
掃除機１０を使用するには、あらかじめ光触媒部材４０を蓋体３０に取り付けておく。光触媒部材４０を取り付けるには、まず蓋体３０を上方に回動させて開く。そして、蓋体３０の窓３１の周縁部に設けられた保持突起３２ａに、光触媒部材４０のフレーム体４２に形成された係止突部４３の一部を係合させる。
【００４０】
そして、この保持突起３２ａに係合した係止突部４３を回動中心として、光触媒部材４０を蓋体３０に向かって回動させる。このとき、保持突起３２ａの先端がＲ形状に形成されているので、スムーズに回動させることができる。
【００４１】
この光触媒部材４０のフレーム体４２は、保持リブ３２ｂに当接すると、次第にフレーム体４２の内側に押されながら回動することとなる。そして、係止突起４３と保持溝３２ｃとが対向すると、フレーム体４２の弾性力で保持溝３２ｃに係止突起４３が嵌着する。
【００４２】
これにより、光触媒部材４０を蓋体３０に設けられている窓カバー３３にほぼ沿って設けることができる。
【００４３】
また、フレーム体４２の周壁部４２ａの他方開口の開口端部には、緩衝部材４４が設けられているので、窓３１の周縁部にフレーム体４２が直接当接せず、掃除機本体１１が移動した場合等に振動が生じても、フレーム体４２がガタついて異音が生じたり、外れたりすることを防止できる。
【００４４】
そして、蓋体３０を下方に回動させて集塵室２１の開口を閉じ、手元操作管１３に設けられた図示しないスイッチを入れて電動送風機２２を駆動させる。
【００４５】
電動送風機２２が駆動すると吸込負圧が発生し、集塵室２１、集塵ホース１２、手元操作管１３、延長管１４を順に介して、吸込口体１５にこの吸込負圧が作用する。
【００４６】
吸込口体１５に作用した吸込負圧によって、被清掃面上の塵埃及び空気が吸い込まれ、吸込口体１５から延長管１４、手元操作管１３、集塵ホース１２を順に介して、集塵室２１に流れ込む。
【００４７】
さらに、塵埃は集塵室２１内に配設された集塵パックに捕集され、空気は電動機室内の電動送風機２２に吸い込まれた後に、図示しない排気孔から外気に排出される。
【００４８】
このとき、集塵室２１には塵埃や空気と共に細菌等が流れ込み、アンモニア、アセトアルデヒド等の臭気成分を発散する。この臭気成分は、集塵室２１の上側に位置する蓋体３０に設けられた光触媒部材４０によって分解され、脱臭される。また、細菌自体も光触媒部材４０によって殺菌、分解される。
【００４９】
なお、この光触媒部材４０によって臭気成分等が分解される仕組みは以下のとおりである。
【００５０】
光触媒部材４０の光触媒シート４１ａが有する光触媒物質は、例えば二酸化チタン（ＴＩＯ_２）である。
【００５１】
この二酸化チタンは、光（紫外線）が当たると、その表面から電子が飛び出して、正孔（ホール）と呼ばれるプラスの電荷を帯びた孔が形成される。この正孔は強い酸化力を持っており、周囲の有機物から電子を奪って電気的に安定になろうとする。
【００５２】
この様に二酸化チタンの酸化還元作用によって電子を奪われた有機物は分解され、最終的には二酸化炭素や水等になり大気中に発散することとなる。
【００５３】
また、竹炭シート４１ｂは吸着力を有しており、臭気成分を吸着することができる。
【００５４】
ここで、この光触媒部材４０は、蓋体３０に形成された窓３１にほぼ沿って設けられているので、窓３１から入射する光（紫外線）に十分に当たることができ、高い脱臭効果を得ることができる。
【００５５】
さらに、この光触媒部材４０の光触媒フィルタ４１は、フレーム体４２の両側の開口を連通するように設けられているので、光触媒シート４１ａ及び竹炭シート４１ｂの間を臭気成分が通過し、脱臭作用を励起することができる。
【００５６】
また、集塵室２１内に流れ込んだ空気は、蓋体３０の窓３１にほぼ沿って設けられた光触媒部材４０を通過することがほとんどなくなく、集塵室２１内に吸い込まれた塵埃が光触媒部材４０に付着しにくくなる。
【００５７】
そして、この光触媒部材４０は蓋体３０に着脱自在に設けられているので、例え光触媒部材４０に塵埃が付着した場合であっても、容易に光触媒部材４０を外して洗浄することができる。
【００５８】
なお、光触媒部材４０を外すには、まず、保持リブ３２ｂに嵌着したフレーム体４２の係止突部４３を、フレーム体４２の弾性力に抗してフレーム体４２の内側に押し込み、保持溝３２ｃから係止突部４３を外す。続いて、係止突起３２ａからフレーム体４２の係止突部４３を外し、光触媒部材４０を蓋体３０から外すことができる。
【００５９】
このように光触媒部材４０を常に清潔にしておくことができるので、光触媒部材４０に付着した塵埃によって分解作用が阻害されることがなくなり、十分な脱臭効果を長期間に亘って保持することができる。
【００６０】
また、光触媒部材４０が容易に洗浄できるので、光触媒フィルタ４２ａを集塵室２１内に露出させていても、脱臭効果の低下を防止することができる。そして、この光触媒フィルタ４２ａが露出していることで、高い脱臭効果を得ることができる。
【００６１】
一方、光触媒部材４０を通過して脱臭される空気に乗って流れた塵埃が、窓カバー３３に付着した場合であっても、この窓カバー３３は蓋体３０に着脱自在に設けられているので、外して容易に洗浄することができる。
【００６２】
そのため、透光性部材である窓カバー３３に塵埃が付着して、光の透過性が低下することを防止できる。そして、長期間に亘って十分な脱臭効果を保持することができる。
【００６３】
なお、この窓カバー３３を外すには、指掛け部３３ａに指先を引っ掛けて、上方に向かって窓カバー３３を持ち上げる。
【００６４】
また、光触媒部材４０は、集塵室２１に臨む部分に形成された窓３１にほぼ沿って設けられているので、掃除機本体１１の内部空間に生じた臭気成分等を効果的に分解、脱臭することができる。
【００６５】
以上、この発明にかかる実施の形態の一つを図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
【００６６】
例えば、図５に示すようなものであってもよい。
【００６７】
この場合、窓カバー５０の透光性部材である透光部５１の外方に面した一面５１ａが凹レンズ形状を呈している。
【００６８】
これにより、窓カバー５０の透光部５１を介して窓３１に入射した光は、凹レンズ形状の透光部５１によって屈折し、散乱されることとなる。そのため、透光部５１の面積が小さくとも、広範囲に亘って光を照射することが可能となる。そして、この透光部５１の面積よりも広い範囲の光触媒部材４０に十分な光を当てて、高い脱臭効果を得ることができる。
【００６９】
さらに、透光性部材の面積を小さくすることができるので、外観品質の向上を図ることもできる。
【００７０】
また、図６に示すようなものであってもよい。
【００７１】
この場合、窓カバー５２は集塵室２１に面した一面５２ａが凸レンズ形状を呈している。
【００７２】
これにより、透光性部材である窓カバー５２を介して窓３１に入射した光は、凸レンズ形状の窓カバー５２によって屈折し、集光されることとなる。そして、光が集光されることにより、紫外線の作用を強めることができて光触媒部材４０の酸化還元作用をさらに励起することができる。
【００７３】
このため、光触媒部材４０の範囲が狭くても、高い脱臭効果を得ることができる。
【００７４】
また、このように窓カバー５２の集塵室２１に面した一面５２ａを凸レンズ形状にした場合では、窓カバー５２の外方に面した一面５２ｂは比較的自由な形状にすることができる。そのため、窓カバー５２の設計の自由度が阻害されず、外観品質の向上を図ることができる。
【００７５】
さらに、図７に示すようなものであってもよい。
【００７６】
この場合、窓カバー６０の窓３１に対向した部分に、透光性部材により形成された透光部６１が着脱自在に設けられている。
【００７７】
このため、窓カバー６０の全体が蓋体３０から外れるのではなく、比較的小さな透光部６１だけが外れることとなる。これにより、この透光部６１を容易に洗浄することができる。
【００７８】
また、この透光部６１を外すには、透光部６１の上面に設けられたツマミ部６２を掴んで上方に持ち上げる。したがって、容易に外すことができて手間が掛からない。
【００７９】
また、上述の実施の形態では、内部空間が集塵室２１となっているが、窓３１が設けられる内部空間は集塵室２１に限られず、電動機室（図示せず）や風路等であってもよい。
【００８０】
【発明の実施の形態２】
以下、図面に基づいて発明の実施の形態２を説明する。なお、上述の実施の形態１と同等部位については同じ符号を用い、詳細な説明は省略する。
【００８１】
図８において、１００は電気掃除機の掃除機本体であり、１０１は掃除機本体１００の内部空間としての本体ケース、１０２は本体ケース１０１の前側に配設された内部空間としての集塵容器（集塵部）、１０３は集塵容器１０２の上方に配設されたカップ押さえ蓋である。
【００８２】
また、１０４は本体ケース１０１の後部の送風機室１０１ａ内に配設された電動送風機である。この電動送風機１０４は、集塵容器１０２に連通する吸気口１０４ａを有しており、この吸気口１０４ａから集塵容器１０２内の空気を吸い込んで吸込負圧を作用させる。
【００８３】
本体ケース１０１は、後部に送風機室１０１ａを有するセンターケース１０５と、送風機室１０１ａの下端部から前側に突出するカップ載置部１０６とを有している。
【００８４】
そして、センターケース１０５の前面は前方に向かって開口し、この開口の内側には格子状壁１０７が設けられている。この格子状壁１０７は上部が送風機室１０１ａ内に向かって湾曲するように延在されており、送風機室１０１ａの上側に凹所１０８を形成している（図９参照）。
【００８５】
この凹所１０８の底面１０８ａは格子状壁１０７によって構成されているので図９に示すように多数の開口が設けられ、送風機室１０１ａと凹所１０８とが連通している。
【００８６】
また、凹所１０８の上面１０８ｂには光を透過させる窓１０９が形成されている。この窓１０９はセンターケース１０５の上面に形成された開口であり、外部から入射する光を透過することができる透明又は半透明の透光性部材により構成された窓カバー１１０が設けられている。
【００８７】
そして、凹所１０８内には光触媒部材１３０が着脱自在に配設されている。また、この光触媒部材１３０は窓カバー１１０の下方に位置することとなる。
【００８８】
光触媒部材１３０は、図９に示すように、ハニカム構造に形成された光触媒フィルタ１３１により構成され、側面につまみ１３２が形成されている。
【００８９】
さらに、格子状壁１０７の前側には、格子状に形成されたフィルタ押さえ１１１が着脱自在に嵌着されている。なお、１１１ａは、フィルタ押さえ１１１の格子間に形成される複数の開口（連通口）であり、フィルタ膜が設けられている。
【００９０】
そして、格子状壁１０７とフィルタ押さえ１１１との間にはフィルタＦが介装され、このフィルタＦとフィルタ押さえ１１１とを取り付けることにより、光触媒部材１３０は凹所１０８内に収納される（図１０参照）。
【００９１】
集塵容器１０２は、後端に排気開口１１２が形成され、前部に吸込開口１１３が形成され、下端に塵埃開口１１４が形成された中空のカップ本体１１５を有している。
【００９２】
そして、カップ本体１１５の排出開口１１２には、後述する２次フィルタとしてのプリーツフィルタ１４０が嵌着されている。
【００９３】
また、カップ本体１１５の内部は、仕切壁１１６により上部及び後部側に位置する一連の負圧室１１７と、下部側に位置する集塵室（粗塵室）１１８とに区画されている。
【００９４】
仕切壁１１６は、カップ本体１１５内の上下方向中間部に一体に設けられた天井壁（上壁）１１６ａと、天井壁１１６ａから下方に延在された後壁１１６ｂとを有している。
【００９５】
そして、天井壁１１６ａには負圧室１１７の上部と集塵室１１８とを連通させる上連通口（上排気風路）１１６ｃが上連通路として設けられ、後壁１１６ｂには負圧室１１７の後部と集塵室１１８とを連通させる後連通口（後排気風路）１１６ｄが後連通路として設けられている。そして、上連通口１１６ｃは粗塵フィルタとしてのネットフィルタ（一次フィルタ）１１９ａで閉成され、後連通口１１６ｄは粗塵フィルタとしてのネットフィルタ（一次フィルタ）１１９ｂで閉成されている。
【００９６】
また、集塵室１１８の下端に設けられた塵埃開口１１４は底蓋１２０で閉成されている。この底蓋１２０は、後端部がヒンジＪで排出開口１１２の下部に回動可能に取り付けられている。
【００９７】
また、負圧室１１７内には風路形成パイプ１２１が配設されている。この風路形成パイプ１２１は、前後に延びる前パイプ部１２１ａと、前パイプ部１２１ａの後端から側方且つ斜め下方に延びる横パイプ部１２１ｂとからＬ字状に形成されている。
【００９８】
そして、前パイプ部１２１ａは、前方から後方に向かうに従って徐々に縮径するテーパ状に形成されている。この前パイプ部１２１ａには直進慣性による塵埃分離部１２２が設けられている。
【００９９】
この塵埃分離部１２２は、この前パイプ部１２１ａに設けられた複数の連通口１２２ａと、複数の連通口１２２ａを閉成する筒状フィルタ（粗塵フィルタである一次フィルタ）１２２ｂとを有している。この複数の連通口１２２ａは、前後に延び且つ周方向に間隔をおいて配列されている。また、筒状フィルタ１２２ｂには、前パイプ部１２１ａの内周面に固着された筒状のネットフィルタが用いられている。
【０１００】
そして、筒状フィルタ１２２ｂの内側には、吸込開口１１３から連続する筒状風路１２３が形成されている。
【０１０１】
カップ押さえ蓋１０３は、後端部がヒンジ１２４を介して上下回動可能に本体ケース１０１のセンターケース１０５の上面に取り付けられている。ここで、ヒンジ１２４はセンターケース１０５の上面に形成された窓１０９よりも後方に設けられており、カップ押さえ蓋１０３を水平状態に倒したときに、カップ押さえ蓋１０３によって窓１０９が覆われることとなる。
【０１０２】
そして、このカップ押さえ蓋１０３には、窓１０９に対向する部分に蓋窓１２５が開口されている。さらに、この蓋窓１２５には外部から入射する光を透過することができる透明又は半透明の透光性部材により構成された窓カバー１２６が設けられている。
【０１０３】
さらに、集塵容器１０２の排出開口１１２に嵌着されたプリーツフィルタ１４０は、粗塵捕捉用のネットフィルタ（一次フィルタ）１１９ａ、１１９ｂ及び筒状フィルタ（一次フィルタ）１２２ｂによって捕捉することができなかった細塵を捕集する二次フィルタ（細塵フィルタ）である。
【０１０４】
プリーツフィルタ１４０は、集塵容器１０２の後端に形成された排出開口１１２に嵌着されることにより、集塵容器１０２と電動送風機１０４の吸気口１０４ａとの間に配設されることとなる。
【０１０５】
なお、プリーツフィルタ１４０は、細塵フィルタとしては、細塵を捕捉できればプリーツフィルタ１４０以外のフィルタ、例えば非常に目の細かいマット状のフィルタや、多層フィルタ等であっても良い。
【０１０６】
ここでは、プリーツフィルタ１４０は、枠体の内側に多数の山部と谷部とを有するジャバラ状に形成されたフィルタ膜を設けて形成されている。
【０１０７】
次に、この電気掃除機の作用について説明する。
【０１０８】
この電気掃除機を使用するには、まず、凹所１０８に光触媒部材１３０を配置する。このとき、凹所１０８内に形成された一対の縦壁１０８ｃ、１０８ｃ間に挿入することで容易に位置決めをすることができる。
【０１０９】
次に、フィルタＦを格子状壁１０７に沿わせた状態でフィルタ押さえ１１１をセンターケース１０５の前面開口に嵌着する。これにより、光触媒部材１３０が凹所１０８内に収納された状態で保持される。
【０１１０】
そして、集塵容器１０２の排出開口１１２にプリーツフィルタ１４０を装着した後に、さらにこの集塵容器１０２を本体ケース１０１のカップ載置部１０６に装着する。集塵容器１０２を装着したら、カップ押さえ蓋１０３を水平状態に回動させて、図示しないロック手段により固定する。
【０１１１】
これにより、集塵容器１０２の吸込開口１１３から集塵容器１０２内を通って、送風機室１０１ａ内に設けられた電動送風機１０４の吸気口１０４ａまでの間に風路が形成される。この風路は掃除機本体１００の内部空間である。
【０１１２】
そして、操作パネル１３のスイッチＳ２又はスイッチＳ３をＯＮ操作する。これにより、電動送風機１０４が駆動され、集塵容器１０２内の空気を吸気口１０４ａから吸い込むことで負圧を発生させ、この負圧が本体ケース１０１の格子状壁１０７、フィルタＦ、格子状のフィルタ押さえ１１１、プリーツフィルタ１４０等を介して負圧室１１７に作用する。また、凹所１０８の底面１０８ａには多数の開口が設けられて送風機室１０１ａと連通しているので、この凹所１０８内にも負圧が作用する。
【０１１３】
そして、この負圧によって図示しない吸込口体、集塵ホース等を介して空気（エア）と共に塵埃が吸引され、この空気及び塵埃は上述の風路内に吸い込まれていく。
【０１１４】
このとき、空気と共に吸い込まれた塵埃のうち所定以上の質量のある塵埃は、前後方向に略直線状に延びる前パイプ部１２１ａに設けられた塵埃分離部１２２内に吸引されると、塵埃分離部１２２に流入する際の慣性力により直進した後、横パイプ部１２１ｂを介して集塵室１１８の側方へ導入される。この際、空気の一部も風路形成パイプ１２１を介して集塵室１１８内に吸引される。
【０１１５】
また、前パイプ部１２１ａに設けられた塵埃分離部１２２に吸引された空気の大半は、複数の連通口１２２ａから筒状フィルタ１２２ｂを介して負圧室１１７内に吸引される。この際、前パイプ部１２１ａに吸い込まれた塵埃のうち比較的軽い綿埃等は筒状フィルタ１２２ｂに捕捉される。しかし、細塵は筒状フィルタ１２２ｂを透過して空気と共に負圧室１１７内に流入する。
【０１１６】
このようにして、塵埃分離部１２２に吸い込まれる塵埃のうち所定以上の質量のある塵埃は直進慣性力により空気の一部から慣性分離される。
【０１１７】
さらに、集塵室１１８内に空気と共に吸引された塵埃は空気から分離されて集塵室１１８内に底部側から堆積させられる。そして、この塵埃が分離された空気は、ネットフィルタ１１９ａ及び上連通口１１６ｃを介して負圧室１１７の上部に吸引される一方、ネットフィルタ１１９ｂ及び後連通口１１６ｄを介して負圧室１１７の後方側下部内に吸引される。この際、塵埃の一部はネットフィルタ１１９ａ、１１９ｂに捕捉されるが、細塵は空気と共に負圧室１１７内に流入する。
【０１１８】
このようにして負圧室１１７に吸い込まれた空気は、電動送風機１０４から作用する負圧によりプリーツフィルタ１４０を透過する。この際、空気に含まれる細塵は、プリーツフィルタ１４０に捕捉され、十分に空気中からろ過される。
【０１１９】
そして、プリーツフィルタ１４０を透過した空気は、格子状のフィルタ押さえ１１１、フィルタＦ、格子状壁１０７を介して電動送風機１０４の吸気口１０４ａに吸い込まれた後、大気に排出される。
【０１２０】
ここで、プリーツフィルタ１４０を透過した空気は、凹所１０８内にも流れ込む。この空気には細塵は含まれていないが、塵埃が空気と共に流れこんだ細菌等により発散させられる臭気成分が含まれている。
【０１２１】
この臭気成分は凹所１０８内に配置された光触媒部材１３０によって分解され、脱臭される。また、細菌自体も光触媒部材１３０によって殺菌、分解される。
【０１２２】
ここで、この光触媒部材１３０は、凹所１０８の上面１０８ｂに形成された窓１０９に対向して配置され、この窓１０９にはカップ押さえ蓋１０３に開口した蓋窓１２５が対向している。
【０１２３】
そのため、光触媒部材１３０は、この蓋窓１２５および窓１０９から入射する光（紫外線）を十分に当てることができ、高い脱臭効果を得ることができる。
【０１２４】
一方、この光触媒部材１３０は、細塵を十分にろ過することができる２次フィルタであるプリーツフィルタ１４０と電動送風機１０４の吸気口１０４ａとの間の風路に位置しているので、空気と共に吸い込まれた塵埃が付着することがなくなり、清潔な状態を長期間保持することができる。
【０１２５】
そして、光触媒部材１３０の表面に塵埃が付着して光に十分に当たることができなくなることが防止され、高い脱臭効果を保持することが可能となる。
【０１２６】
さらに、この光触媒部材１３０は、掃除機本体１００の本体ケース１０１の上面に配置されているので、光により多く当たることが可能となり、より高い脱臭効果を得ることができる。
【０１２７】
【発明の効果】
この発明によれば、光触媒部材に付着した塵埃を容易に除去することができ、十分な脱臭効果を長期間保持することができる電気掃除機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る電気掃除機の実施例１の全体を示す斜視図である。
【図２】（ａ）この発明に係る電気掃除機の掃除機本体の一部を破断した斜視図である。
（ｂ）光触媒フィルタの一部を拡大した斜視図である。
【図３】この発明に係る電気掃除機の蓋体を示す断面図である。
【図４】（ａ）図３におけるＡ部の拡大図である。
（ｂ）図３におけるＢ部の拡大図である。
【図５】この実施例１に係る電気掃除機の蓋体の第１変形例を示す断面図である。
【図６】この実施例１に係る電気掃除機の蓋体の第２変形例を示す断面図である。
【図７】この実施例１に係る電気掃除機の蓋体の第３変形例を示す断面図である。
【図８】この発明に係る電気掃除機の実施例２の掃除機本体を示す斜視図である。
【図９】図８における掃除機本体のカップ押さえ蓋をあけたときの斜視図である。
【図１０】図９における状態で光触媒及びフィルタ押さえを装着したときの斜視図である。
【図１１】従来の電気掃除機の掃除機本体を示す断面図である。
【図１２】（ａ）従来の電気掃除機の延長管を示す斜視図である。
（ｂ）図１２（ａ）におけるＤ−Ｄ断面図である。
【符号の説明】
１０電気掃除機
１１掃除機本体
２１集塵室
２２電動送風機
３１窓
３３透光性部材（窓カバー）
４０光触媒部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vacuum cleaner in which a light-transmitting member is provided in a window formed in a cleaner body, and a photocatalyst member is provided at a position facing the window to deodorize the cleaner body. is there.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a vacuum cleaner, what is shown in FIG. 11 is known (for example, refer patent document 1).
[0003]
This vacuum cleaner includes a vacuum cleaner main body 1, and a dust collection chamber 2 is formed in the vacuum cleaner main body 1, and an electric blower 3 that applies a suction negative pressure to the dust collection chamber 2 is incorporated. . A photocatalyst member 4 having a photocatalyst layer is disposed at a position facing the air inlet 3a of the electric blower 3 in the dust collection chamber 2.
[0004]
And the window 5 located above the photocatalyst member 4 is formed in the upper wall 1a which comprises the dust collection chamber 2 of the cleaner body 1, and this window 5 is provided with the translucent member 5a which permeate | transmits light. It has been. The redox action of the photocatalyst layer is excited by the light incident through the translucent member 5a, and the odor component is decomposed.
[0005]
In such a vacuum cleaner, odor components generated in the dust collecting chamber 2 are decomposed and removed by the photocatalyst layer formed on the photocatalyst member 4 to clean the exhaust discharged from the electric blower 3. Yes.
[0006]
Moreover, a thing as shown in FIG. 12 is also known (for example, refer patent document 2).
[0007]
12 shown in FIG. 12A is an extension tube that is detachably attached to the vacuum cleaner body of the electric vacuum cleaner. A photocatalyst member 7 containing a photocatalytic substance is provided on the inner peripheral surface of the extension pipe 6.
[0008]
Further, a slit 6a extending in the longitudinal direction is formed on the peripheral surface of the extension tube 6, and a translucent member 8 that transmits light is provided in the slit 6a. Both surfaces of the translucent member 8 swell in an arc shape (see FIG. 12B), and light incident from the outside can be diffused to irradiate the photocatalyst member 7.
[0009]
In the vacuum cleaner having such an extension pipe 6, the odor component generated in the extension pipe 6 is decomposed and removed by the photocatalyst substance contained in the photocatalyst member 7, thereby cleaning the exhausted exhaust gas. Yes.
[0010]
[Patent Document 1]
JP-A-9-1222049 (paragraphs 0015 to 0017, FIG. 1)
[Patent Document 2]
JP-A-9-108155 (paragraph 0013, paragraph 0015, FIGS. 2 and 3)
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the vacuum cleaner in which the photocatalyst member 4 is disposed in the dust collection chamber 2, the air sucked from the air inlet 3 a of the electric blower 3 passes between the slits provided in the photocatalyst member 4. Therefore, dust is very easily attached to the photocatalyst member 4.
[0012]
However, the photocatalyst member 4 cannot be easily cleaned, and the redox action of the photocatalyst layer may be hindered by the attached dust. Therefore, there has been a problem that a sufficient deodorizing effect cannot be obtained over a long period of time.
[0013]
In addition, even in a vacuum cleaner in which the photocatalyst member 7 is provided on the inner peripheral surface of the extension pipe 6, it is difficult to remove dust adhering to the photocatalyst member 7, and sufficient for a long period of time. Deodorizing effect could not be obtained.
[0014]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide a vacuum cleaner that can easily remove dust adhering to a photocatalyst member and can maintain a sufficient deodorizing effect for a long period of time. It is said.
[0015]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a vacuum cleaner according to the present invention includes a vacuum cleaner body in which a dust collection chamber is formed and an electric blower that applies a suction negative pressure to the dust collection chamber. A window is formed in a portion facing the internal space in the main body, and a transparent member that transmits light is provided in the window, and a photocatalyst member is provided inside the transparent member to deodorize the internal space, etc. The photocatalyst member is provided substantially along the inner surface of the translucent member and is detachable.
[0016]
According to such an invention, since the photocatalyst member is substantially along the inner surface of the translucent member, the air sucked into the electric blower hardly passes through the photocatalyst member, and dust hardly adheres to the photocatalyst member. Become.
[0017]
Moreover, since the photocatalyst member is detachably provided, the photocatalyst member can be easily washed even when dust is attached to the photocatalyst member. Therefore, the redox action of the photocatalyst member is not hindered by the attached dust, and a sufficient deodorizing effect can be maintained for a long period of time.
[0018]
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Embodiment 1
Embodiment 1 of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0019]
In FIG. 1, reference numeral 10 denotes an electric vacuum cleaner, which includes a vacuum cleaner main body 11. One end of a dust collecting hose 12 is detachably connected to the cleaner body 11, and a hand operation tube 13 is provided at the other end. A suction port body 15 is detachably connected to the hand operation tube 13 via an extension tube 14 that is detachably connected.
[0020]
The vacuum cleaner main body 11 has a main body case 20 and a lid 30 that is hinged to the upper portion of the main body case 20 and can be opened and closed in the vertical direction.
[0021]
A dust collection chamber (dust collection portion) 21, which is an internal space having an opening at the top and having a connection port 21 a communicating with the dust collection hose 12, is formed at the front portion of the main body case 20. In addition, an electric motor chamber (not shown) that is an internal space in which an electric blower 22 that communicates with the dust collecting chamber 21 and applies a suction negative pressure to the dust collecting chamber 21 is built in the rear portion of the main body case 20. Is formed.
[0022]
Further, a pair of wheels 23 (the other is not shown) is provided on the side surface of the main body case 20, and a turning wheel (not shown) is provided on the bottom surface. A dust collection pack (not shown) is detachably disposed in the dust collection chamber 21.
[0023]
As shown in FIG. 2A, the lid body 30 is provided so as to cover the opening of the dust collection chamber 21, and is provided on the upper side of the dust collection chamber 21. Further, the lid 30 is provided with a handle 30a protruding forward.
[0024]
Further, the lid 30 is formed with a window 31 at a portion facing the dust collection chamber 21 which is an internal space formed in the cleaner body 11 (see FIG. 3). This window 31 is an opening formed in the lid 30.
[0025]
A window cover 33 is provided on the outer side of the window 31 so as to be detachable along the window 31 to cover the window 31. On the front side of the window cover 33, there is formed a finger hooking portion 33a for hooking a finger when it is lifted upward and removed. The window cover 33 is fitted into a holding slit 32d provided at the outer peripheral edge of the window 31.
[0026]
The window cover 33 is a transparent or translucent translucent member that can transmit light incident from the outside. In addition, this translucent member is comprised by synthetic resins, such as a fluorine resin, an acrylic resin, and a polycarbonate resin.
[0027]
Here, the entire window cover 33 is a translucent member, but only the portion facing the window 31 may be formed of a translucent member by two-color molding or the like.
[0028]
Further, a holding protrusion 32a is provided on the front side and a holding rib 32b is provided on the rear side of the peripheral portion of the window 31 on the dust collection chamber 21 side.
[0029]
The holding protrusion 32 a is provided at a position away from the window 31 by a predetermined distance, and extends in the left-right direction of the cleaner body 11. And the front-end | tip of this holding | maintenance protrusion 32a is formed in R shape (refer Fig.4 (a)).
[0030]
On the other hand, a plurality of holding ribs 32b are provided at predetermined intervals in the left-right direction of the cleaner body 11, and gradually protrude toward the window 31, and a holding groove 32c is formed in the vicinity of the window 31 (FIG. 4). (See (b)).
[0031]
The photocatalyst member 40 is detachably provided in a state substantially along the window 31 by being held by the holding protrusion 32a and the holding rib 32b.
[0032]
As described above, the window cover 33 and the photocatalyst member 40 that are translucent members are provided so as to be detachable in a state along the window 31 in a state substantially along the window 31. Therefore, the photocatalyst member 40 is located substantially along the inner surface of the translucent member.
[0033]
The photocatalytic member 40 includes a photocatalytic filter 41 and a frame body 42 that holds the photocatalytic filter 41, as shown in FIG.
[0034]
The photocatalyst filter 41 is formed by almost alternately superposing photocatalyst sheets 41a containing a photocatalytic substance and bamboo charcoal sheets 41b containing a bamboo charcoal substance. Here, the photocatalyst sheet 41a is bent into a wave shape, and the photocatalyst filter 41 has a honeycomb structure (see FIG. 2B).
[0035]
The frame body 42 includes a peripheral wall portion 42a that surrounds the periphery of the photocatalytic filter 41, and a plurality of mounting frames 42b that are spanned over one opening of the peripheral wall portion 42a. The photocatalytic filter 41 is mounted on the mounting frame 42b so as to communicate the openings on both sides of the peripheral wall portion 42a.
[0036]
Further, as shown in FIGS. 4A and 4B, a locking projection 43 that protrudes substantially horizontally toward the outside is provided on the peripheral edge of the other opening of the peripheral wall 42a. The locking projection 43 is provided over the entire circumference of the peripheral edge.
[0037]
Further, a buffer member 44 is provided at the opening end of the other opening of the peripheral wall portion 42a. The buffer member 44 prevents the frame body 42 from directly contacting the peripheral edge of the window 31 when the photocatalytic member 40 is attached to the lid 30.
[0038]
Next, the operation of the vacuum cleaner 10 will be described.
[0039]
In order to use the cleaner 10, the photocatalyst member 40 is attached to the lid 30 in advance. In order to attach the photocatalyst member 40, first, the lid 30 is rotated upward to open. Then, a part of the locking projection 43 formed on the frame body 42 of the photocatalyst member 40 is engaged with the holding projection 32 a provided on the peripheral edge of the window 31 of the lid 30.
[0040]
Then, the photocatalyst member 40 is rotated toward the lid 30 with the locking protrusion 43 engaged with the holding protrusion 32a as the rotation center. At this time, since the tip of the holding projection 32a is formed in an R shape, it can be smoothly rotated.
[0041]
When the frame body 42 of the photocatalyst member 40 comes into contact with the holding rib 32b, the frame body 42 gradually rotates while being pushed inside the frame body 42. Then, when the locking projection 43 and the holding groove 32 c face each other, the locking projection 43 is fitted into the holding groove 32 c by the elastic force of the frame body 42.
[0042]
Thereby, the photocatalyst member 40 can be provided substantially along the window cover 33 provided on the lid 30.
[0043]
Further, since the buffer member 44 is provided at the opening end of the other opening of the peripheral wall portion 42a of the frame body 42, the frame body 42 does not directly contact the peripheral edge of the window 31, and the cleaner body 11 Even if vibration occurs when the frame moves, it is possible to prevent the frame body 42 from rattling and causing abnormal noise or coming off.
[0044]
Then, the lid 30 is rotated downward to close the opening of the dust collection chamber 21, and a switch (not shown) provided on the hand operation tube 13 is turned on to drive the electric blower 22.
[0045]
When the electric blower 22 is driven, a suction negative pressure is generated, and this suction negative pressure acts on the suction port body 15 through the dust collection chamber 21, the dust collection hose 12, the hand operation tube 13, and the extension tube 14 in this order.
[0046]
Dust and air on the surface to be cleaned are sucked in by the suction negative pressure acting on the suction port body 15, and the dust collection chamber is sequentially passed from the suction port body 15 through the extension tube 14, the hand operation tube 13, and the dust collection hose 12. 21.
[0047]
Further, the dust is collected in a dust collection pack disposed in the dust collection chamber 21, and the air is sucked into the electric blower 22 in the electric motor chamber and then discharged to the outside air from an exhaust hole (not shown).
[0048]
At this time, bacteria and the like flow into the dust collection chamber 21 together with dust and air, and emit odor components such as ammonia and acetaldehyde. This odor component is decomposed and deodorized by the photocatalyst member 40 provided on the lid 30 located above the dust collection chamber 21. In addition, bacteria themselves are sterilized and decomposed by the photocatalytic member 40.
[0049]
In addition, the mechanism in which an odor component etc. are decomposed | disassembled by this photocatalyst member 40 is as follows.
[0050]
The photocatalytic substance included in the photocatalyst sheet 41a of the photocatalyst member 40 is, for example, titanium dioxide (TIO). ₂ ).
[0051]
When this titanium dioxide is exposed to light (ultraviolet rays), electrons are ejected from the surface to form positively charged holes called holes. These holes have a strong oxidizing power and take electrons from the surrounding organic substances to make them electrically stable.
[0052]
In this way, the organic matter from which electrons have been deprived by the oxidation-reduction action of titanium dioxide is decomposed and eventually becomes carbon dioxide, water, etc., and is emitted into the atmosphere.
[0053]
Moreover, the bamboo charcoal sheet 41b has an adsorbing power and can adsorb odor components.
[0054]
Here, since this photocatalyst member 40 is provided substantially along the window 31 formed in the lid 30, it can sufficiently hit light (ultraviolet rays) incident from the window 31 and obtain a high deodorizing effect. Can do.
[0055]
Further, since the photocatalyst filter 41 of the photocatalyst member 40 is provided so as to communicate the openings on both sides of the frame body 42, the odor component passes between the photocatalyst sheet 41a and the bamboo charcoal sheet 41b, thereby exciting the deodorizing action. can do.
[0056]
Further, the air flowing into the dust collection chamber 21 hardly passes through the photocatalyst member 40 provided substantially along the window 31 of the lid 30, and the dust sucked into the dust collection chamber 21 is photocatalyst. It becomes difficult to adhere to the member 40.
[0057]
Since the photocatalyst member 40 is detachably provided on the lid 30, even if dust adheres to the photocatalyst member 40, the photocatalyst member 40 can be easily removed and cleaned.
[0058]
In order to remove the photocatalyst member 40, first, the locking projection 43 of the frame body 42 fitted to the holding rib 32b is pushed into the frame body 42 against the elastic force of the frame body 42, and the holding groove The locking projection 43 is removed from 32c. Subsequently, the locking projection 43 of the frame body 42 can be removed from the locking projection 32 a, and the photocatalyst member 40 can be removed from the lid body 30.
[0059]
Since the photocatalyst member 40 can always be kept clean in this manner, the decomposition action is not hindered by dust adhering to the photocatalyst member 40, and a sufficient deodorizing effect can be maintained over a long period of time. .
[0060]
Moreover, since the photocatalyst member 40 can be easily washed, even if the photocatalyst filter 42a is exposed in the dust collection chamber 21, it is possible to prevent the deodorizing effect from being lowered. And the high deodorizing effect can be acquired because this photocatalyst filter 42a is exposed.
[0061]
On the other hand, even if dust that has flowed through the photocatalyst member 40 and flows on the deodorized air adheres to the window cover 33, the window cover 33 is detachably provided on the lid 30. Can be removed and cleaned easily.
[0062]
Therefore, it is possible to prevent dust from adhering to the window cover 33 which is a translucent member and lowering the light transmittance. And a sufficient deodorizing effect can be maintained over a long period of time.
[0063]
In order to remove the window cover 33, the fingertip is hooked on the finger hook 33a and the window cover 33 is lifted upward.
[0064]
Moreover, since the photocatalyst member 40 is provided substantially along the window 31 formed in the portion facing the dust collection chamber 21, it effectively decomposes and deodorizes odor components and the like generated in the internal space of the cleaner body 11. can do.
[0065]
Although one embodiment according to the present invention has been described in detail with reference to the drawings, the specific configuration is not limited to the above-described embodiment. Design changes and the like within the scope not departing from the gist of the present invention are included in the present invention.
[0066]
For example, it may be as shown in FIG.
[0067]
In this case, one surface 51a facing outward of the light transmitting portion 51, which is a light transmitting member of the window cover 50, has a concave lens shape.
[0068]
As a result, the light incident on the window 31 through the light transmitting portion 51 of the window cover 50 is refracted and scattered by the light transmitting portion 51 having a concave lens shape. Therefore, even if the area of the translucent part 51 is small, light can be irradiated over a wide range. And sufficient light can be irradiated to the photocatalyst member 40 of the range wider than the area of this translucent part 51, and the high deodorizing effect can be acquired.
[0069]
Furthermore, since the area of the translucent member can be reduced, the appearance quality can be improved.
[0070]
Further, it may be as shown in FIG.
[0071]
In this case, one surface 52a of the window cover 52 facing the dust collecting chamber 21 has a convex lens shape.
[0072]
As a result, the light that has entered the window 31 through the window cover 52 that is a translucent member is refracted and collected by the window cover 52 having a convex lens shape. And by condensing light, the effect | action of an ultraviolet-ray can be strengthened and the oxidation-reduction effect | action of the photocatalyst member 40 can be further excited.
[0073]
For this reason, even if the range of the photocatalyst member 40 is narrow, a high deodorizing effect can be obtained.
[0074]
Further, when the one surface 52a facing the dust collection chamber 21 of the window cover 52 is formed in a convex lens shape, the one surface 52b facing the outside of the window cover 52 can be made a relatively free shape. Therefore, the degree of freedom in designing the window cover 52 is not hindered, and the appearance quality can be improved.
[0075]
Furthermore, it may be as shown in FIG.
[0076]
In this case, a translucent portion 61 formed of a translucent member is detachably provided at a portion facing the window 31 of the window cover 60.
[0077]
For this reason, the entire window cover 60 is not detached from the lid 30 but only a relatively small light transmitting portion 61 is detached. Thereby, this translucent part 61 can be wash | cleaned easily.
[0078]
In order to remove the light transmitting portion 61, the knob portion 62 provided on the upper surface of the light transmitting portion 61 is grasped and lifted upward. Therefore, it can be easily removed and no effort is required.
[0079]
In the above-described embodiment, the internal space is the dust collection chamber 21, but the internal space in which the window 31 is provided is not limited to the dust collection chamber 21, and is an electric motor chamber (not shown), an air passage, or the like. There may be.
[0080]
Second Embodiment of the Invention
The second embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. In addition, the same code | symbol is used about the site | part equivalent to above-mentioned Embodiment 1, and detailed description is abbreviate | omitted.
[0081]
In FIG. 8, 100 is a vacuum cleaner main body of the vacuum cleaner, 101 is a main body case as an internal space of the vacuum cleaner main body 100, and 102 is a dust collecting container (internal space disposed on the front side of the main body case 101). A dust collector 103) is a cup presser lid disposed above the dust container 102.
[0082]
Reference numeral 104 denotes an electric blower disposed in the blower chamber 101 a at the rear of the main body case 101. The electric blower 104 has an intake port 104a communicating with the dust collection container 102, and sucks air in the dust collection container 102 from the intake port 104a to apply a suction negative pressure.
[0083]
The main body case 101 has a center case 105 having a blower chamber 101a at the rear, and a cup mounting portion 106 that projects forward from the lower end of the blower chamber 101a.
[0084]
The front surface of the center case 105 opens forward, and a lattice wall 107 is provided inside the opening. The lattice wall 107 extends so that the upper part is curved toward the inside of the blower chamber 101a, and a recess 108 is formed on the upper side of the blower chamber 101a (see FIG. 9).
[0085]
Since the bottom surface 108a of the recess 108 is constituted by the lattice wall 107, a large number of openings are provided as shown in FIG. 9, and the blower chamber 101a and the recess 108 communicate with each other.
[0086]
A window 109 that transmits light is formed on the upper surface 108b of the recess 108. The window 109 is an opening formed on the upper surface of the center case 105, and is provided with a window cover 110 made of a transparent or translucent translucent member capable of transmitting light incident from the outside.
[0087]
A photocatalyst member 130 is detachably disposed in the recess 108. In addition, the photocatalytic member 130 is located below the window cover 110.
[0088]
As shown in FIG. 9, the photocatalyst member 130 includes a photocatalyst filter 131 formed in a honeycomb structure, and a knob 132 is formed on the side surface.
[0089]
Further, a filter retainer 111 formed in a lattice shape is detachably fitted to the front side of the lattice wall 107. In addition, 111a is a plurality of openings (communication ports) formed between the lattices of the filter presser 111, and is provided with a filter film.
[0090]
A filter F is interposed between the lattice wall 107 and the filter holder 111. By attaching the filter F and the filter holder 111, the photocatalyst member 130 is accommodated in the recess 108 (FIG. 10). reference).
[0091]
The dust collecting container 102 has a hollow cup body 115 having an exhaust opening 112 formed at the rear end, a suction opening 113 formed at the front, and a dust opening 114 formed at the lower end.
[0092]
A pleat filter 140 as a secondary filter described later is fitted into the discharge opening 112 of the cup body 115.
[0093]
The interior of the cup body 115 is partitioned by a partition wall 116 into a series of negative pressure chambers 117 located on the upper and rear sides and a dust collection chamber (coarse dust chamber) 118 located on the lower side.
[0094]
The partition wall 116 has a ceiling wall (upper wall) 116a that is integrally provided at an intermediate portion in the vertical direction in the cup body 115, and a rear wall 116b that extends downward from the ceiling wall 116a.
[0095]
The ceiling wall 116a is provided with an upper communication port (upper exhaust air passage) 116c for communicating the upper portion of the negative pressure chamber 117 and the dust collection chamber 118 as an upper communication passage, and the rear wall 116b has a negative pressure chamber 117. A rear communication port (rear exhaust air passage) 116d for communicating the rear portion with the dust collection chamber 118 is provided as a rear communication passage. The upper communication port 116c is closed by a net filter (primary filter) 119a as a coarse dust filter, and the rear communication port 116d is closed by a net filter (primary filter) 119b as a coarse dust filter.
[0096]
The dust opening 114 provided at the lower end of the dust collecting chamber 118 is closed by a bottom cover 120. The bottom lid 120 is pivotally attached to the lower portion of the discharge opening 112 with a hinge J at the rear end.
[0097]
An air path forming pipe 121 is disposed in the negative pressure chamber 117. The air passage forming pipe 121 is formed in an L shape from a front pipe part 121a extending in the front-rear direction and a horizontal pipe part 121b extending laterally and obliquely downward from the rear end of the front pipe part 121a.
[0098]
And the front pipe part 121a is formed in the taper shape gradually diameter-reduced as it goes back from the front. The front pipe portion 121a is provided with a dust separation portion 122 based on linear inertia.
[0099]
The dust separation unit 122 includes a plurality of communication ports 122a provided in the front pipe portion 121a, and a cylindrical filter (primary filter that is a coarse dust filter) 122b that closes the plurality of communication ports 122a. Yes. The plurality of communication ports 122a extend in the front-rear direction and are arranged at intervals in the circumferential direction. The cylindrical filter 122b is a cylindrical net filter fixed to the inner peripheral surface of the front pipe portion 121a.
[0100]
A cylindrical air passage 123 continuous from the suction opening 113 is formed inside the cylindrical filter 122b.
[0101]
The cup presser lid 103 is attached to the upper surface of the center case 105 of the main body case 101 so that the rear end portion thereof can be turned up and down via a hinge 124. Here, the hinge 124 is provided behind the window 109 formed on the upper surface of the center case 105, and when the cup presser lid 103 is tilted horizontally, the window 109 is covered by the cup presser lid 103. It becomes.
[0102]
The cup holding lid 103 has a lid window 125 opened at a portion facing the window 109. Further, the lid window 125 is provided with a window cover 126 made of a transparent or translucent translucent member capable of transmitting light incident from the outside.
[0103]
Furthermore, the pleated filter 140 fitted in the discharge opening 112 of the dust collecting container 102 cannot be captured by the coarse dust capturing net filters (primary filters) 119a and 119b and the cylindrical filter (primary filter) 122b. This is a secondary filter (fine dust filter) that collects fine dust.
[0104]
The pleat filter 140 is disposed between the dust collection container 102 and the air inlet 104 a of the electric blower 104 by being fitted into a discharge opening 112 formed at the rear end of the dust collection container 102. .
[0105]
The pleat filter 140 may be a filter other than the pleat filter 140, such as a very fine matte filter or a multilayer filter, as long as fine dust can be captured.
[0106]
Here, the pleated filter 140 is formed by providing a filter film formed in a bellows shape having a large number of peaks and valleys inside the frame.
[0107]
Next, the operation of this electric vacuum cleaner will be described.
[0108]
In order to use this electric vacuum cleaner, first, the photocatalytic member 130 is disposed in the recess 108. At this time, positioning can be easily performed by inserting between the pair of vertical walls 108c, 108c formed in the recess 108.
[0109]
Next, the filter holder 111 is fitted into the front opening of the center case 105 in a state where the filter F is placed along the lattice wall 107. Thereby, the photocatalyst member 130 is held in a state of being housed in the recess 108.
[0110]
Then, after attaching the pleated filter 140 to the discharge opening 112 of the dust collecting container 102, the dust collecting container 102 is further attached to the cup mounting portion 106 of the main body case 101. When the dust collecting container 102 is mounted, the cup presser lid 103 is rotated horizontally and fixed by a lock means (not shown).
[0111]
Thereby, an air path is formed from the suction opening 113 of the dust collecting container 102 through the dust collecting container 102 to the intake port 104a of the electric blower 104 provided in the blower chamber 101a. This air passage is an internal space of the cleaner body 100.
[0112]
Then, the switch S2 or the switch S3 on the operation panel 13 is turned on. Thereby, the electric blower 104 is driven, and negative pressure is generated by sucking the air in the dust collecting container 102 from the intake port 104a, and this negative pressure is generated by the lattice wall 107, the filter F, the lattice shape of the main body case 101. It acts on the negative pressure chamber 117 via the filter holder 111, the pleated filter 140, and the like. Moreover, since many openings are provided in the bottom face 108a of the recess 108 and communicate with the blower chamber 101a, a negative pressure also acts in the recess 108.
[0113]
The negative pressure sucks dust together with air through a suction port, a dust collecting hose and the like (not shown), and the air and dust are sucked into the above-described air passage.
[0114]
At this time, when dust having a predetermined mass or more out of the dust sucked together with the air is sucked into the dust separation portion 122 provided in the front pipe portion 121a extending substantially linearly in the front-rear direction, the dust separation portion After going straight by the inertial force when it flows into 122, it is introduced to the side of the dust collection chamber 118 via the horizontal pipe portion 121b. At this time, part of the air is also sucked into the dust collecting chamber 118 through the air passage forming pipe 121.
[0115]
Further, most of the air sucked into the dust separator 122 provided in the front pipe portion 121a is sucked into the negative pressure chamber 117 from the plurality of communication ports 122a through the cylindrical filter 122b. At this time, relatively light cotton dust among the dust sucked into the front pipe portion 121a is captured by the cylindrical filter 122b. However, the fine dust passes through the cylindrical filter 122b and flows into the negative pressure chamber 117 together with air.
[0116]
In this manner, dust having a predetermined mass or more out of the dust sucked into the dust separator 122 is inertially separated from a part of the air by the linear inertia force.
[0117]
Further, the dust sucked into the dust collecting chamber 118 together with the air is separated from the air and accumulated in the dust collecting chamber 118 from the bottom side. The air from which the dust has been separated is sucked into the upper portion of the negative pressure chamber 117 through the net filter 119a and the upper communication port 116c, while the air in the negative pressure chamber 117 through the net filter 119b and the rear communication port 116d. It is sucked into the rear lower part. At this time, part of the dust is captured by the net filters 119a and 119b, but the fine dust flows into the negative pressure chamber 117 together with air.
[0118]
Thus, the air sucked into the negative pressure chamber 117 passes through the pleat filter 140 by the negative pressure acting from the electric blower 104. At this time, fine dust contained in the air is captured by the pleated filter 140 and sufficiently filtered from the air.
[0119]
And the air which permeate | transmitted the pleat filter 140 is suck | inhaled by the inlet 104a of the electric blower 104 through the grid | lattice-like filter holder 111, the filter F, and the grid | lattice-like wall 107, and is discharged | emitted to air | atmosphere.
[0120]
Here, the air that has passed through the pleated filter 140 also flows into the recess 108. This air does not contain fine dust, but contains odor components that are diffused by bacteria or the like in which the dust flows with the air.
[0121]
This odor component is decomposed and deodorized by the photocatalyst member 130 disposed in the recess 108. Further, bacteria themselves are sterilized and decomposed by the photocatalytic member 130.
[0122]
Here, the photocatalyst member 130 is disposed to face a window 109 formed on the upper surface 108 b of the recess 108, and a lid window 125 opened to the cup pressing lid 103 is opposed to the window 109.
[0123]
Therefore, the photocatalyst member 130 can sufficiently apply light (ultraviolet rays) incident from the lid window 125 and the window 109, and a high deodorizing effect can be obtained.
[0124]
On the other hand, the photocatalyst member 130 is located in the air path between the pleated filter 140, which is a secondary filter capable of sufficiently filtering fine dust, and the intake port 104a of the electric blower 104. Thus, the dust is not attached, and a clean state can be maintained for a long time.
[0125]
In addition, it is possible to prevent dust from adhering to the surface of the photocatalyst member 130 so that it cannot be sufficiently exposed to light, and a high deodorizing effect can be maintained.
[0126]
Furthermore, since this photocatalyst member 130 is disposed on the upper surface of the main body case 101 of the cleaner body 100, it can be more exposed to light, and a higher deodorizing effect can be obtained.
[0127]
【The invention's effect】
According to this invention, the vacuum cleaner which can remove easily the dust adhering to a photocatalyst member, and can hold | maintain sufficient deodorizing effect for a long period can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing the entirety of a first embodiment of a vacuum cleaner according to the present invention.
FIG. 2 (a) is a perspective view in which a part of the vacuum cleaner body of the electric vacuum cleaner according to the present invention is broken.
(B) It is the perspective view which expanded a part of photocatalyst filter.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a lid of the electric vacuum cleaner according to the present invention.
4A is an enlarged view of a part A in FIG. 3;
(B) It is an enlarged view of the B section in FIG.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a first modification of the lid of the electric vacuum cleaner according to the first embodiment.
FIG. 6 is a cross-sectional view illustrating a second modification of the lid of the electric vacuum cleaner according to the first embodiment.
FIG. 7 is a cross-sectional view illustrating a third modification of the lid of the electric vacuum cleaner according to the first embodiment.
FIG. 8 is a perspective view showing a vacuum cleaner body of a second embodiment of the electric vacuum cleaner according to the present invention.
9 is a perspective view when the cup holding lid of the cleaner body in FIG. 8 is opened.
10 is a perspective view when the photocatalyst and the filter retainer are mounted in the state shown in FIG. 9. FIG.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a vacuum cleaner body of a conventional electric vacuum cleaner.
FIG. 12 (a) is a perspective view showing an extension tube of a conventional electric vacuum cleaner.
(B) It is DD sectional drawing in Fig.12 (a).
[Explanation of symbols]
10 vacuum cleaner
11 Vacuum cleaner body
21 Dust collection chamber
22 Electric blower
31 windows
33 Translucent member (window cover)
40 Photocatalyst member

Claims

A dust collector is formed, and includes a vacuum cleaner main body with a built-in electric blower that applies suction negative pressure to the dust collector, and a window is formed in a portion facing the internal space in the vacuum cleaner main body, The window is provided with a translucent member that transmits light, and a photocatalyst member is provided inside the translucent member to deodorize the internal space, etc.
The vacuum cleaner, wherein the photocatalyst member is positioned substantially along an inner surface of the translucent member and is detachable.

A dust collector is formed, and includes a vacuum cleaner main body with a built-in electric blower that applies suction negative pressure to the dust collector, and a window is formed in a portion facing the internal space in the vacuum cleaner main body, The window is provided with a translucent member that transmits light, and a photocatalyst member is provided inside the translucent member to deodorize the internal space, etc.
The vacuum cleaner, wherein the photocatalyst member is positioned substantially along an inner surface of the translucent member, and the translucent member is detachably provided.

The electric vacuum cleaner according to claim 1 or 2, wherein the internal space is the dust collecting portion.

4. The vacuum cleaner according to claim 1, wherein the translucent member has a lens shape capable of refracting light.

5. The vacuum cleaner according to claim 4, wherein the translucent member has a concave lens shape having a concave surface on at least one surface, and the concave surface faces outward.

5. The vacuum cleaner according to claim 4, wherein the translucent member has a convex lens shape having a convex surface on at least one surface, and the convex surface faces the internal space. .

The vacuum cleaner of Claim 1 or 2 WHEREIN: A filter is arrange | positioned between the said dust collection part and the said electric blower, and the said internal space is an air path provided between the said filter and the said electric blower. A vacuum cleaner characterized by being.

The electric vacuum cleaner according to any one of claims 1 to 7, wherein the translucent member is provided on an upper surface of the main body of the vacuum cleaner.