JP2004230046A

JP2004230046A - Golf club

Info

Publication number: JP2004230046A
Application number: JP2003024779A
Authority: JP
Inventors: Mutsumi Harada; 睦原田; Ryohei Tajima; 良平田嶋; Masashi Takazawa; 正志高澤
Original assignee: Yamaha Corp
Current assignee: Yamaha Corp
Priority date: 2003-01-31
Filing date: 2003-01-31
Publication date: 2004-08-19

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a golf club which is hard to crack even when the face of a hollow club head is made thinner to achieve a lighter weight and a higher repulsion. <P>SOLUTION: In the golf club, the hollow club head 1 is mounted at the tip part of the shaft 7 while the rear of the face 3 of the club head 1 is plated with a metal different from that for the face body part. The metal with which is plated the rear of the face 3 is preferably gold, silver, platinum, rhodium, nickel, chromium, copper, tin, zinc or cobalt or an alloy containing them and the plating thickness preferably ranges from 0.05 to 100 μm. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中空クラブヘッドを備えたゴルフクラブに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
この種のゴルフクラブは、クラブヘッドの質量がその外殻部分に集中するため、総質量が同じであれば中実タイプのクラブヘッドより質量中心回りの慣性モーメントは大きくなり、その結果としてスイートエリアは拡大する。
【０００３】
また、クラブヘッドを大型化しても質量の増加が抑えられるので、軽くて振り抜き易いクラブとすることができる、大型化することでボールに当たらないと云う不安感から開放される、などの点も好感されて、近年急速に普及してきた（一般にはメタルウッドクラブと称されている。）。
【０００４】
そして、中空クラブヘッドを備えたゴルフクラブにおいては、例えば図２に示したようにクラブヘッド１の表面全体にクロムめっき２を施して慣性モーメントをさらに増大させ、大きなランが出るように構成したゴルフクラブ１００Ｘが提案されている（非特許文献１）。なお、図中３はフェース、４はクラウン、５はソール、６はホーゼル、７はシャフトである。
【０００５】
飛距離と方向性を向上させるために、クラブヘッド１はさらに大型化する傾向にある。そして、クラブヘッド１を大型化してもヘッド質量が増加しないように、また、高反発化を図るためにも、ヘッド外殻体は薄肉化する傾向にある。
【０００６】
しかし、打球面、すなわちクラブヘッド１のフェース３には打球応力が直接作用するため、金属疲労によるフェース割れが発生し易く、フェース３の薄肉化には限界があり、軽量化と高反発化を図る上で障害となっていた。
【０００７】
【非特許文献１】
ＨＯＮＭＡＣＡＴＡＬＯＧ２００１１９、２０頁（（株）本間ゴルフ発行）
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、クラブヘッドの耐久性を高めることで、フェースを薄肉化しても金属疲労が起こり難くし、広いスイートエリアと高反発性能を備えた大型のクラブヘッドの軽量化が実現できるようにする必要があり、それが解決すべき課題となっていた。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来技術の課題を解決するため、中空クラブヘッドがシャフト先端部に装着されたゴルフクラブにおいて、クラブヘッドのフェース裏面にフェース本体部と異なる金属をめっきするようにした第１の構成のゴルフクラブと、
【００１０】
前記第１の構成のゴルフクラブにおいて、フェース裏面にめっきされた金属が金、銀、プラチナ、ロジウム、パラジウム、ニッケル、クロム、銅、錫、亜鉛、コバルトの何れかであるようにした第２の構成のゴルフクラブと、
【００１１】
前記第１の構成のゴルフクラブにおいて、フェース裏面にめっきされた金属が金、銀、プラチナ、ロジウム、パラジウム、ニッケル、クロム、銅、錫、亜鉛、コバルトの何れか１つの金属を含む合金であるようにした第３の構成のゴルフクラブと、
【００１２】
前記第１の構成のゴルフクラブにおいて、フェース裏面にめっきされた金属が金、銀、プラチナ、ロジウム、パラジウム、ニッケル、クロム、銅、錫、亜鉛、コバルトの内の２以上の金属を含む合金であるようにした第４の構成のゴルフクラブと、
【００１３】
前記第１〜第４何れかの構成のゴルフクラブにおいて、めっきを０．０５〜１００μｍの範囲の厚さに形成するようにした第５の構成のゴルフクラブと、
を提供するものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図１に基づいて詳細に説明する。なお、理解を容易にするため、図１においても前記図２において説明した部分と同様の機能を有する部分には、同一の符号を付した。
【００１５】
クラブヘッド１を４分割鋳造法（フェース３、クラウン４、ソール５、ホーゼル６に分けて鋳造）により作製した。フェース３は肉厚２．６ｍｍのβチタン合金（Ｔｉ−１５Ｖ−３クロム−３錫−３Ａｌ）を４５０℃で所定の形状に成型し、その成型した裏面全体に厚さ１μｍの金めっきを施した。そして、裏面の外周から５ｍｍより内側をマスキングしてサンドブラスト処理を行い、マスキングされていない部分、すなわち外周から５ｍｍの範囲の金めっきは剥離し、外周から５ｍｍより内側にだけ金めっき２Ａを残存させた。
【００１６】
クラウン４とソール５を純チタンにより成型した。ホーゼル６は純チタンの丸棒から削り出した。上記４部品をＴＩＧ溶接により接合した後、研磨と塗装を行ってクラブヘッド１とした。このクラブヘッド１をＦＲＰ製の長さ４４インチ（約１１２ｃｍ）のシャフト７の先端部に装着したゴルフクラブ１００を、以下発明クラブＡと云う。なお、クラブヘッド１の体積は３８０ｃｍ^３とした。
【００１７】
比較クラブとして、クラブヘッド１のフェース３に金めっき２Ａが施されていないクラブ１体（比較クラブＡと云う）と、フェース３の表面に厚さ１μｍの金めっき２Ａが施されたクラブ１体（比較クラブＢと云う）も、発明クラブＡと同様の前記手法により作製した。
【００１８】
そして、試打ロボットによる耐久性試験を行った。クラブヘッド１の設定スピードは４０ｍ／秒とした。試験結果を示す表１から明らかなように、発明クラブＡはゴルフボールを９０００回打ってもフェース３に割れなどの異常は確認されなかったが、フェース３に金めっき２Ａが施されていない比較クラブＡと、フェース３の表面に金めっき２Ａが施された比較クラブＢは、共に５０００回打球した時点で行った検査においてフェース３に割れが確認され、何れも耐久性に問題があることが判明した。
【００１９】
【表１】

【００２０】
飛距離試験を行うために、前記と同様の手法によりクラブヘッド１を２体追加作製した。フェース３は肉厚２．２ｍｍのβチタンにより作製した。１体のフェース３の裏面には厚さが１μｍの金めっき２Ａを施し（このヘッドを備えたクラブを発明クラブＢと云う）、１体のフェース３には金めっき２Ａを施さなかった（このヘッドを備えたクラブを比較クラブＣと云う）。また、前記の耐久性試験で破損した比較クラブＡとＢは作製し直し、発明クラブＡと合せて飛距離試験を行った。
【００２１】
試打ロボットにより各クラブとも１０回の試打を行い、ランを含むボールの総飛距離を測定した。クラブヘッド１の設定スピードはこの場合も４０ｍ／秒とした。試験結果を示す表１から明らかなように、発明クラブＡ、Ｂはクラブヘッド１のフェース３に金めっき２Ａが施されていない比較クラブＡより飛距離が出ることが確認された。なお、フェース３に金めっき２Ａが施されていない比較クラブＣでは、ゴルフボールを３回打った時点でフェース３に割れが発生し、その後の飛距離試験はできなかった。
【００２２】
発明クラブＢについては、前記と同様に試打ロボットによる耐久性試験を行ったが、９０００回ボールを打ってもフェース３に割れなどの異常は発生しなかった。したがって、高反発化させるためにクラブヘッド１のフェース３を２．２ｍｍと薄肉化しても、その裏面に所定の厚さの金めっき２Ａが施されていれば、フェース３の耐久性は十分あることが確認された。
【００２３】
前記と同様の手法によりクラブヘッド１を７体作製した。フェース３は肉厚２．４ｍｍのβチタンにより作製した。１体のフェース３には金めっき２Ａを施さず（このヘッドを備えたクラブを比較クラブＤと云う）、１体のフェース３裏面には厚さ０．０１μｍの金めっき２Ａを施し（このヘッドを備えたクラブを発明クラブＣと云う）、１体のフェース３裏面には厚さ０．０５μｍの金めっき２Ａを施し（このヘッドを備えたクラブを発明クラブＤと云う）、１体のフェース３裏面には厚さ１μｍの金めっき２Ａを施し（このヘッドを備えたクラブを発明クラブＥと云う）、１体のフェース３裏面には厚さ１０μｍの金めっき２Ａを施し（このヘッドを備えたクラブを発明クラブＦと云う）、１体のフェース３裏面には厚さ１００μｍの金めっき２Ａを施し（このヘッドを備えたクラブを発明クラブＧと云う）、１体のフェース３裏面には厚さ１５０μｍの金めっき２Ａを施し（このヘッドを備えたクラブを発明クラブＨと云う）。
【００２４】
発明クラブＣ〜Ｈと比較クラブＤのゴルファーによる実打飛距離試験を行った。この場合も、各クラブで１０回の試打を行い、ランを含むボールの総飛距離を測定した。その後、前記と同様に試打ロボットによる耐久性試験を行った。
【００２５】
試験結果を示す表１から分かるように、クラブヘッド１のフェース３の裏面に金めっき２Ａが施されていると耐久性は改善されるが、その厚さが０．０１μｍでは耐久性を高める作用効果は甚大ではない。
【００２６】
また、金めっき２Ａの厚さが１５０μｍと厚い場合には、ボールの飛距離は落ちる。これは、フェース３の剛性が大きくなり過ぎると、打球時のフェース３の撓みが小さくなるので、その撓みが復元する際の反発力も減少し、ボールの飛距離が落ちたものと思われる。
【００２７】
したがって、クラブヘッド１のフェース３裏面に施す金めっき２Ａは、耐久性の観点からは０．０５μｍよりは厚いことが好ましい。また、ボールの飛距離の観点からは１５０μｍ未満に抑えることが好ましい。
【００２８】
前記と同様の手法によりクラブヘッド１を、さらに２体追加作製した。フェース３は肉厚２．２ｍｍのβチタンにより作製した。１体のフェース３の裏面には厚さが１μｍの銀めっき２Ｂを施し（このヘッドを備えたクラブを発明クラブＩ云う）、１体のフェース３の裏面には厚さが１μｍの５０％金−５０％銀めっき２Ｃを施し（このヘッドを備えたクラブを発明クラブＪと云う）、ゴルファーによる実打飛距離試験を行った。この場合も、各クラブで１０回の試打を行い、ランを含むボールの総飛距離を測定した。その後、前記と同様に試打ロボットによる耐久性試験を行った。
【００２９】
試験結果を示す表１から分かるように、クラブヘッド１のフェース３の裏面に銀２Ｂが施されても、５０％金−５０％銀めっき２Ｃが施されても、そのめっき厚が０．０５〜１００μｍの範囲にあると、耐久性とボールの総飛距離の改善が図られる。
【００３０】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【００３１】
例えば、クラブヘッド１のフェース３裏面には金、銀、金と銀の合金の他にも、プラチナ、ロジウム、パラジウム、ニッケル、クロム、銅、錫、亜鉛、コバルトの何れかが単独でめっきされても、それらを含む合金の形態でめっきされても、それらが０．０５〜１００μｍの厚さにめっきされていれば、そのような構成のクラブヘッド１を備えたゴルフクラブ１００は、前記した発明クラブＡ〜Ｊと同様に、大きな飛距離と優れた耐久性が実現できる。
【００３２】
また、クラブヘッド１のフェース３裏面に施すめっきは、めっきが不要な部分を予めマスキングし、露出している部分にめっきして所要部にめっきを施すものであっても良い。
【００３３】
また、クラブヘッド１のフェース３はチタン合金以外の金属、例えばステンレス鋼、ニッケルマルエージ鋼、高強度鋼などによって作製されても良い。
【００３４】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のゴルフクラブにおいてはクラブヘッドのフェース裏面にフェース本体部と異なる金属、例えば金、銀、プラチナ、ロジウム、パラジウム、ニッケル、クロム、銅、錫、亜鉛、コバルトをめっきして金属疲労が起こり難く、すなわち耐久性が改善されているので、クラブヘッドを大型化してスイートエリアを広げるときにも、薄肉化による軽量化と高反発化の両方が同時に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のゴルフクラブの説明図である。
【図２】従来ゴルフクラブの説明図である。
【符号の説明】
１クラブヘッド
２クロムめっき
２Ａ金めっき
３フェース
４クラウン
５ソール
６ホーゼル
７シャフト
１００、１００Ｘゴルフクラブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a golf club having a hollow club head.
[0002]
[Prior art]
This type of golf club concentrates the mass of the club head on its outer shell, so if the total mass is the same, the moment of inertia around the center of mass is greater than that of a solid type club head, resulting in a sweet area. Expands.
[0003]
In addition, since the increase in mass can be suppressed even if the club head is enlarged, it is possible to make the club light and easy to swing out, and from the anxiety that it does not hit the ball by increasing the size, etc. Has been popular and has been rapidly spreading in recent years (generally called a metal wood club).
[0004]
Then, in a golf club having a hollow club head, for example, as shown in FIG. 2, the golf club is constructed such that a large run is generated by further increasing the moment of inertia by applying chrome plating 2 to the entire surface of the club head 1. A club 100X has been proposed (Non-Patent Document 1). In the figure, 3 is a face, 4 is a crown, 5 is a sole, 6 is a hosel, and 7 is a shaft.
[0005]
In order to improve the flight distance and directionality, the club head 1 tends to be further increased in size. The head outer shell body tends to be thin so that the head mass does not increase even when the club head 1 is enlarged, and also in order to increase the resilience.
[0006]
However, since the ball striking stress directly acts on the ball striking surface, that is, the face 3 of the club head 1, face cracks easily occur due to metal fatigue, and there is a limit to the thinning of the face 3. It was an obstacle to plan.
[0007]
[Non-Patent Document 1]
HONMA CATALOG 2001 pages 19, 20 (issued by Honma Golf Co., Ltd.)
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
Therefore, it is necessary to increase the durability of the club head so that metal fatigue does not easily occur even if the face is thinned, and it is necessary to realize a large club head with a large sweet area and high resilience performance. There was a problem to be solved.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems of the prior art, the present invention provides a golf club in which a hollow club head is mounted on the front end of a shaft, wherein the back surface of the club head is plated with a metal different from the face main body. Golf clubs,
[0010]
In the golf club having the first configuration, the metal plated on the back surface of the face is any one of gold, silver, platinum, rhodium, palladium, nickel, chromium, copper, tin, zinc, and cobalt. A golf club of the composition;
[0011]
In the golf club having the first configuration, the metal plated on the back surface of the face is an alloy including any one of gold, silver, platinum, rhodium, palladium, nickel, chromium, copper, tin, zinc, and cobalt. A third-structured golf club,
[0012]
In the golf club of the first configuration, the metal plated on the back surface of the face is an alloy including two or more metals of gold, silver, platinum, rhodium, palladium, nickel, chromium, copper, tin, zinc, and cobalt. A fourth configuration golf club,
[0013]
In the golf club having any one of the first to fourth configurations, a golf club having a fifth configuration in which plating is formed to a thickness in the range of 0.05 to 100 μm;
Is to provide.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIG. In order to facilitate understanding, the same reference numerals are given to parts having the same functions as those described in FIG. 2 in FIG.
[0015]
The club head 1 was manufactured by a four-part casting method (casting into a face 3, a crown 4, a sole 5, and a hosel 6). The face 3 is formed of a β-titanium alloy (Ti-15V-3 chromium-3 tin-3Al) having a thickness of 2.6 mm into a predetermined shape at 450 ° C., and gold plating having a thickness of 1 μm is applied to the entire back surface. did. Then, sandblasting is performed by masking the inner side from the outer periphery of the back surface from 5 mm, and the unmasked portion, that is, the gold plating in the range of 5 mm from the outer periphery is peeled off, leaving the gold plating 2 A only from the outer periphery to the inner side from 5 mm. It was.
[0016]
The crown 4 and the sole 5 were molded from pure titanium. The hosel 6 was cut out from a pure titanium round bar. After joining the four parts by TIG welding, the club head 1 was obtained by polishing and painting. The golf club 100 in which the club head 1 is mounted on the tip of a 44 inch long shaft 7 made of FRP is hereinafter referred to as invention club A. The volume of the club head 1 was 380 cm ³ .
[0017]
As a comparative club, one club in which the gold plating 2A is not applied to the face 3 of the club head 1 (referred to as a comparative club A), and one club in which a gold plating 2A having a thickness of 1 μm is applied to the surface of the face 3. (Referred to as comparative club B) was also produced by the same method as invented club A.
[0018]
Then, a durability test was performed using a test hitting robot. The set speed of the club head 1 was 40 m / sec. As is apparent from Table 1 showing the test results, the invention club A did not show any abnormalities such as cracks in the face 3 even after hitting the golf ball 9000 times, but the face 3 was not subjected to gold plating 2A. Both the club A and the comparative club B in which the gold plating 2A is applied to the surface of the face 3 are confirmed to be cracked in the face 3 in the inspection performed at the time of hitting 5000 times, and both have problems in durability. found.
[0019]
[Table 1]

[0020]
In order to conduct a flight distance test, two additional club heads 1 were produced by the same method as described above. The face 3 was made of β titanium having a thickness of 2.2 mm. A gold plating 2A having a thickness of 1 μm is applied to the back surface of one face 3 (a club having this head is called an invention club B), and a gold plating 2A is not applied to one face 3 (this The club with the head is called comparative club C). In addition, comparative clubs A and B that were damaged in the durability test were produced again, and a flight distance test was performed together with the inventive club A.
[0021]
Each club made 10 test shots with the test hit robot, and the total flight distance of the ball including the run was measured. The set speed of the club head 1 was 40 m / sec in this case as well. As is apparent from Table 1 showing the test results, it was confirmed that the inventive clubs A and B had a longer flight distance than the comparative club A in which the face 3 of the club head 1 was not subjected to the gold plating 2A. In Comparative Club C in which the gold plating 2A was not applied to the face 3, the face 3 was cracked when the golf ball was hit three times, and a subsequent flight distance test could not be performed.
[0022]
The invention club B was subjected to a durability test using a test hitting robot in the same manner as described above, and no abnormality such as a crack occurred in the face 3 even when the ball was hit 9000 times. Therefore, even if the face 3 of the club head 1 is thinned to 2.2 mm in order to increase the resilience, the durability of the face 3 is sufficient if the gold plating 2A having a predetermined thickness is applied to the back surface thereof. It was confirmed.
[0023]
Seven club heads 1 were produced by the same method as described above. The face 3 was made of β titanium having a wall thickness of 2.4 mm. One face 3 is not subjected to gold plating 2A (a club equipped with this head is referred to as a comparative club D), and one face 3 is subjected to 0.01 μm thick gold plating 2A (this head). Is provided with a gold plating 2A having a thickness of 0.05 μm on the back surface of the face 3 (the club having this head is called the invention club D). 3 A gold plating 2A having a thickness of 1 μm is applied to the back surface (a club having this head is called an invention club E). A gold plating 2A having a thickness of 10 μm is applied to the back surface of one face 3 (including this head). The club 3 is called the invention club F). The back surface of the face 3 is gold-plated 2A with a thickness of 100 μm (the club having this head is called the invention club G). 150μm thick gold Subjected to Kki 2A (the club with the head referred to as invention club H).
[0024]
The actual hit distance test by golfers of the inventive clubs C to H and the comparative club D was conducted. Also in this case, 10 trial hits were made in each club, and the total flight distance of the ball including the run was measured. Thereafter, a durability test using a test hitting robot was performed in the same manner as described above.
[0025]
As can be seen from Table 1 showing the test results, durability is improved when the gold plating 2A is applied to the back surface of the face 3 of the club head 1, but when the thickness is 0.01 μm, the durability is enhanced. The effect is not enormous.
[0026]
Further, when the thickness of the gold plating 2A is as thick as 150 μm, the flight distance of the ball decreases. This is because if the rigidity of the face 3 becomes too large, the deflection of the face 3 at the time of hitting the ball becomes small, so the repulsive force when the bending is restored also decreases, and the flight distance of the ball decreases.
[0027]
Therefore, the gold plating 2A applied to the back surface of the face 3 of the club head 1 is preferably thicker than 0.05 μm from the viewpoint of durability. Moreover, it is preferable to suppress to less than 150 micrometers from a viewpoint of the flight distance of a ball | bowl.
[0028]
Two additional club heads 1 were produced in the same manner as described above. The face 3 was made of β titanium having a thickness of 2.2 mm. A silver plating 2B having a thickness of 1 μm is applied to the back surface of one face 3 (a club having this head is referred to as “invention club I”), and 50% gold having a thickness of 1 μm is applied to the back surface of one face 3. -50% silver plating 2C was applied (the club having this head is referred to as invention club J), and an actual hitting distance test by a golfer was performed. Also in this case, 10 trial hits were made in each club, and the total flight distance of the ball including the run was measured. Thereafter, a durability test using a test hitting robot was performed in the same manner as described above.
[0029]
As can be seen from Table 1 showing the test results, even if silver 2B is applied to the back surface of the face 3 of the club head 1 or 50% gold-50% silver plating 2C is applied, the plating thickness is 0.05. When it is in the range of ˜100 μm, the durability and the total flight distance of the ball can be improved.
[0030]
In addition, since this invention is not limited to the said embodiment, various deformation | transformation implementation is possible in the range which does not deviate from the meaning as described in a claim.
[0031]
For example, the back surface of the face 3 of the club head 1 is plated with any one of platinum, rhodium, palladium, nickel, chromium, copper, tin, zinc, and cobalt in addition to gold, silver, and an alloy of gold and silver. Even if plated in the form of an alloy containing them, if they are plated to a thickness of 0.05 to 100 μm, the golf club 100 including the club head 1 having such a configuration is described above. Like the invention clubs A to J, a large flight distance and excellent durability can be realized.
[0032]
Further, the plating applied to the back surface of the face 3 of the club head 1 may be a method in which a portion that does not require plating is masked in advance, and the exposed portion is plated and the required portion is plated.
[0033]
Further, the face 3 of the club head 1 may be made of a metal other than a titanium alloy, for example, stainless steel, nickel maraging steel, high strength steel or the like.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, in the golf club of the present invention, the back surface of the club head is plated with a metal different from the face main body, such as gold, silver, platinum, rhodium, palladium, nickel, chromium, copper, tin, zinc, and cobalt. Since metal fatigue hardly occurs, that is, the durability is improved, when the club head is enlarged and the sweet area is expanded, both weight reduction and high resilience can be achieved simultaneously by thinning.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a golf club of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view of a conventional golf club.
[Explanation of symbols]
1 Club head 2 Chrome plating 2A Gold plating 3 Face 4 Crown 5 Sole 6 Hosel 7

Shaft

100, 100X Golf club

Claims

A golf club having a hollow club head mounted on a shaft tip, wherein a metal different from the face main body is plated on the back surface of the face of the club head.

2. The golf club according to claim 1, wherein the metal plated on the back surface of the face is any one of gold, silver, platinum, rhodium, palladium, nickel, chromium, copper, tin, zinc, and cobalt.

The metal plated on the back surface of the face is an alloy containing any one of gold, silver, platinum, rhodium, palladium, nickel, chromium, copper, tin, zinc and cobalt. Golf club.

2. The metal plated on the back surface of the face is an alloy containing two or more of gold, silver, platinum, rhodium, palladium, nickel, chromium, copper, tin, zinc, and cobalt. Golf club.

The golf club according to claim 1, wherein the plating is formed to a thickness in the range of 0.05 to 100 μm.