JP2004229056A - シェア型無線アクセスサービス提供装置及びシェア型無線アクセスサービス提供方法 - Google Patents

シェア型無線アクセスサービス提供装置及びシェア型無線アクセスサービス提供方法 Download PDF

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Abstract

【課題】インターネットに接続することができる場所を安価に拡大すること。
【解決手段】ユーザ端末7が無線LAN4を介してインターネット2に接続されるISPネットワーク3を利用する利用状況を監視するアクセス記録装置17から利用状況を収集する利用状況収集部22と、ISPネットワーク3を管理するインターネットサービスプロバイダ11から無線LAN4を管理する管理者12に利用状況に基づいて算出される対価を振り込む依頼を料金支払業者端末8に配信する対価配信部24とを具備している。すなわち、インターネットサービスプロバイダ11は、料金支払業者端末8を使用する料金支払業者14に依頼して、その対価を無線LAN4の管理者12に支払う。このとき、インターネットサービスプロバイダ11は、無線LAN4の空いている回線を利用して、無線アクセスポイントを新たに設置することなく、他の契約利用者13にインターネット2に接続するサービスを提供することができる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シェア型無線アクセスサービス提供装置及びシェア型無線アクセスサービス提供方法に関し、特に、無線LANを介して情報端末をインターネットに接続するときに利用されるシェア型無線アクセスサービス提供装置及びシェア型無線アクセスサービス提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
不特定多数のユーザにより利用することができる公衆無線LANを利用したインターネット接続サービスが実施されている。このような無線LANは、IEEE802.11bに例示される規格により標準化され、携帯電話回線網を介するインターネット接続サービスより高速にインターネットを利用することができる。このようなインターネット接続サービスでは、インターネットサービスプロバイダが無線LANの無線アクセスポイントを飲食店などに設置して契約利用者にサービスを提供している。
【0003】
特開2002−124993号公報には、個人の端末を公衆スポットのインターネット環境で利用可能とし、自宅と公衆スポットとで同じインターネットサービスプロバイダを利用可能とし、さらに店舗が簡単にインターネットを構築することができるようにする有線・無線LANシステムを利用したインターネット利用方法及び装置並びに集線・接続装置が開示されている。
【0004】
特開2002−152276号公報には、インターネットサービスプロバイダが小規模セルによる無線アクセス方式を疑似した公衆網を構築し、経済的効果に優れる疑似公衆無線アクセスサービスが開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−124993号公報
【特許文献2】
特開2002−152276号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、インターネット接続サービスを利用することができる場所を安価に拡大するシェア型無線アクセスサービス提供装置及びシェア型無線アクセスサービス提供方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用される番号・符号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0008】
本発明によるシェア型無線アクセスサービス提供装置(3)は、インターネット(2)に接続されるISPネットワーク(3)をユーザ端末(7)が無線LAN(4)を介して利用する利用状況を監視するアクセス記録装置(17)から利用状況を収集する利用状況収集部(22)と、ISPネットワーク(3)を管理するインターネットサービスプロバイダ(11)から無線LAN(4)を管理する管理者(12)に利用状況に基づいて算出される対価を振り込む依頼を料金支払業者端末(8)に配信する対価配信部(24)とを具備している。
【0009】
すなわち、インターネットサービスプロバイダ(11)は、料金支払業者端末(8)を使用する料金支払業者(14)に依頼して、その対価を無線LAN(4)の管理者(12)に支払う。このとき、インターネットサービスプロバイダ(11)は、無線LAN(4)の空いている回線を利用することができ、無線アクセスポイントを新たに設置しないで、他の契約利用者(13)にインターネット(2)に接続するサービスを提供することができる。
【0010】
ISPネットワーク(3)は、利用者識別情報を記録する認証装置(16)を備えている。このとき、認証装置(16)は、ユーザ端末(7)から出力される出力利用者識別情報が利用者識別情報に含まれないときに、ユーザ端末(7)とインターネット(2)との接続を遮断することが好ましい。
【0011】
その利用状況は、無線LAN(4)を介してユーザ端末(7)がインターネット(2)に接続する時間を示していることが好ましい。
【0012】
本発明によるシェア型無線アクセスサービス提供方法は、インターネット(2)に接続されるISPネットワーク(3)をユーザ端末(7)が無線LAN(4)を介して利用する利用状況を監視するアクセス記録装置(17)から利用状況を収集するステップ(S11)と、ISPネットワーク(3)を管理するインターネットサービスプロバイダ(11)から無線LAN(4)を管理する管理者(12)に利用状況に基づいて算出される対価を振り込む依頼を料金支払業者端末(8)に配信するステップ(S12、S13)とを具備している。
【0013】
すなわち、インターネットサービスプロバイダ(11)は、料金支払業者端末(8)を使用する料金支払業者(14)に依頼して、その対価を無線LAN(4)の管理者(12)に支払う。このとき、インターネットサービスプロバイダ(11)は、無線LAN(4)の空いている回線を利用することができ、無線アクセスポイントを新たに設置しないで、他の契約利用者(13)にインターネット(2)に接続するサービスを提供することができる。
【0014】
ISPネットワーク(3)は、利用者識別情報を記録する認証装置(16)を備えている。このとき、認証装置(16)は、ユーザ端末(7)から出力される出力利用者識別情報が利用者識別情報に含まれないときに、ユーザ端末(7)とインターネット(2)との接続を遮断することが好ましい。
【0015】
その利用状況は、無線LAN(4)を介してユーザ端末(7)がインターネット(2)に接続する時間を示していることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明によるシェア型無線アクセスサービス提供装置が適用されるシェア型無線アクセスサービス提供システムの実施の形態を説明する。そのシェア型無線アクセスサービス提供システム1は、図1に示されているように、複数の回線網を介して、複数の情報処理装置(コンピュータ)が互いに双方向に情報を伝送することができるように接続されている。その複数の回線網は、インターネット2とISPネットワーク3と自営無線LAN4とから形成されている。ISPネットワーク3は、インターネット2に接続されている。自営無線LAN4は、ISPネットワーク3を介してインターネット2に接続されている。このような自営無線LAN4は、シェア型無線アクセスサービス提供システム1に複数が設けられている。
【0017】
その複数の情報処理装置は、シェア型無線アクセスサービス提供装置5とユーザ端末6とユーザ端末7と料金支払業者端末8と料金徴収業者端末9とから形成されている。シェア型無線アクセスサービス提供装置5は、ISPネットワーク3に接続され、ISPネットワーク3を介してインターネット2に接続されている。ユーザ端末6は、自営無線LAN4に接続され、自営無線LAN4とISPネットワーク3とを介してインターネット2に接続されている。ユーザ端末7は、自営無線LAN4に接続され、自営無線LAN4とISPネットワーク3とを介してインターネット2に接続されている。このようなユーザ端末7は、シェア型無線アクセスサービス提供システム1に複数が設けられている。料金支払業者端末8は、インターネット2に接続されている。料金徴収業者端末9は、インターネット2に接続されている。
【0018】
シェア型無線アクセスサービス提供装置5は、ワークステーションに例示される情報処理装置であり、インターネットサービスプロバイダ11により使用されている。ユーザ端末6は、携帯されることができるノート型パーソナルコンピュータに例示される情報処理装置であり、契約利用者12により使用されている。ユーザ端末7は、携帯されることができるノート型パーソナルコンピュータに例示される情報処理装置であり、契約利用者13により使用されている。料金支払業者端末8は、パーソナルコンピュータに例示される情報処理装置であり、料金支払業者14により使用されている。料金徴収業者端末9は、パーソナルコンピュータに例示される情報処理装置であり、料金徴収業者15により使用されている。ISPネットワーク3は、インターネットサービスプロバイダ11により管理されている。自営無線LAN4は、契約利用者12により管理されている。
【0019】
ISPネットワーク3は、認証装置16とアクセス記録装置17とを備えている。認証装置16は、ワークステーションに例示される情報処理装置である。アクセス記録装置17は、ワークステーションに例示される情報処理装置である。自営無線LAN4は、電波または赤外線を介してユーザ端末6とユーザ端末7と無線アクセスポイント18との間で情報を伝送する無線通信機能を有する無線アクセスポイント18を備えている。
【0020】
インターネットサービスプロバイダ11は、ISPネットワーク3を管理し、ISPネットワーク3を介して情報処理装置をインターネット2に接続するサービスを公衆に有料で提供している。インターネットサービスプロバイダ11は、さらに、ユーザ端末6を識別する利用者識別情報を契約利用者12に提供して、ユーザ端末7を識別する利用者識別情報を契約利用者13に提供している。インターネットサービスプロバイダ11は、さらに、無線アクセスポイント18を識別する無線アクセスポイント情報を契約利用者12に提供している。
【0021】
契約利用者12は、ユーザ端末6を用いて、インターネット2に公開されているウェブサイトを閲覧し、インターネット2を介して他の情報処理装置との間で電子メールを送受信する。契約利用者12は、さらに、自営無線LAN4が有する空回線を契約利用者13に有料で使用させる契約をインターネットサービスプロバイダ11と交わしている。契約利用者12としては、自営無線LAN4の利用者が集まることを期待する飲食店が例示される。
【0022】
契約利用者13は、ユーザ端末7を用いて、インターネット2に公開されているウェブサイトを閲覧し、インターネット2を介して他の情報処理装置との間で電子メールを送受信する。契約利用者13は、さらに、ユーザ端末13とインターネット2とを接続する料金に関して契約利用者12と契約関係がない。
【0023】
料金徴収業者15は、料金徴収業者端末9を用いてインターネットサービスプロバイダ11から依頼を受けて、ISPネットワーク3の利用料金を契約利用者12、13から徴収することを代行する。料金徴収業者15としては、銀行、クレジットカード会社が例示される。料金支払業者14は、料金支払業者端末8を用いてインターネットサービスプロバイダ11から依頼を受けて、自営無線LAN4の空き回線の使用に対する対価を契約利用者12に支払うことを代行する。料金支払業者14としては、銀行が例示される。
【0024】
ユーザ端末6とユーザ端末7とは、インターネット2に接続されるときに、自営無線LAN4とISPネットワーク3とを介して認証装置16にそれぞれに割り当てられた利用者識別情報を送信する。認証装置16は、ユーザ端末6、7にそれぞれ割り当てられている利用者識別情報を記録している接続契約者情報データベース(図示されていない)を備えている。認証装置16は、さらに、ユーザ端末6、7から収集された利用者識別情報に基づいて、ユーザ端末6、7をインターネット2に接続するか接続を拒否するかを判別し、その可否を示す接続可否情報を無線アクセスポイント18に配信する。無線アクセスポイント18は、認証装置16から入力される接続可否情報に基づいて、ユーザ端末6、7をインターネット2に接続し、または、接続を拒否する。
【0025】
アクセス記録装置17は、利用状況データベースを備えている。アクセス記録装置17は、ユーザ端末6、7が使用した無線アクセスポイント18と使用時間とを示す利用状況を監視し、その利用状況をその利用状況データベースに記録している。
【0026】
図2は、シェア型無線アクセスサービス提供装置5を詳細に示している。シェア型無線アクセスサービス提供装置5は、コンピュータプログラムである無線アクセスポイントデータベース21と利用状況収集部22と利用料金配信部23と対価配信部24とを備えている。無線アクセスポイントデータベース21は、無線アクセスポイント18と無線アクセスポイント18を管理する契約利用者12とを対応づけている。
【0027】
利用状況収集部22は、アクセス記録装置17からユーザ端末6、7が使用した無線アクセスポイント18と使用時間とを示す利用状況を収集する。利用料金配信部23は、その利用状況に基づいて、契約利用者12、13のISPネットワーク3の利用料金を算出し、その利用料金を料金徴収業者端末9に送信して、その利用料金を契約利用者12、13から徴収することを料金徴収業者15に依頼する。対価配信部24は、その利用状況に基づいて、契約利用者13が自営無線LAN4を使用することに対する対価を算出し、その対価を料金支払業者端末8に送信して、その対価を契約利用者12に支払うことを料金支払業者14に依頼する。
【0028】
図3は、無線アクセスポイントデータベース21を詳細に示している。無線アクセスポイントデータベース21は、無線アクセスポイント情報31に対応づけて契約利用者情報32を記録している。無線アクセスポイント情報31は、インターネットサービスプロバイダ11により無線アクセスポイント18に割り当てられ無線アクセスポイント18を識別する情報である。契約利用者情報32は、無線アクセスポイント18を管理する契約利用者12に対価を支払うときに利用される契約利用者12の銀行口座を示している。
【0029】
図4は、アクセス記録装置17に搭載されている利用状況データベースを示している。その利用状況データベース41は、利用者識別情報42に対応づけて利用状況を記録している。その利用状況は、無線アクセスポイント情報43と、利用開始時間44と、利用終了時間45とから形成されている。利用者識別情報42は、インターネット2に接続されたユーザ端末6、7を互いに識別する情報を示している。無線アクセスポイント情報43は、ユーザ端末6、7がインターネット2に接続されるときに、経由された無線アクセスポイント18を識別する情報である。利用開始時間44は、無線アクセスポイント18がユーザ端末6、7とインターネット2との接続を開始する時刻を示している。利用終了時間45は、無線アクセスポイント18がユーザ端末6、7とインターネット2との接続を終了する時刻を示している。
【0030】
本発明によるシェア型無線アクセスサービス提供装置方法の実施の形態は、自営無線LAN18を介してインターネット2に接続するユーザ端末6、7を認証する動作と、自営無線LAN18の利用状況を監視する動作と、自営無線LAN18の利用に対する対価を契約利用者12に支払う動作とを備えている。
【0031】
図5は、自営無線LAN18を介してインターネット2に接続するユーザ端末6、7を認証する動作を示している。ユーザ端末6、7は、契約利用者12、13の操作により自営無線LAN4を介してインターネット2に接続されるときに、まず、ユーザ端末6、7を識別する利用者識別情報を無線アクセスポイント18に送信する(ステップS1)。無線アクセスポイント18は、その利用者識別情報を認証装置16に転送する(ステップS2)。
【0032】
認証装置16は、その利用者識別情報が接続契約者情報データベースに記録されているかどうかを判別する(ステップS3)。認証装置16は、その利用者識別情報が接続契約者情報データベースに記録されているときに、ユーザ端末6、7を認証したことを示す接続可否情報を無線アクセスポイント16に送信する(ステップS4)。認証装置16は、さらに、その利用者識別情報が接続契約者情報データベースに記録されていないときに、ユーザ端末6、7を認証しないことを示す接続可否情報を無線アクセスポイント16に送信する。
【0033】
無線アクセスポイント18は、ユーザ端末6、7が認証されたことをその接続可否情報が示すときに(ステップS5;可)、ユーザ端末6、7をインターネット2に接続する(ステップS6)。無線アクセスポイント18は、さらに、ユーザ端末6、7が認証されないことをその接続可否情報が示すときに(ステップS5;否)、ユーザ端末6、7をインターネット2に接続することを拒否する(ステップS7)。
【0034】
自営無線LAN18の利用状況を監視する動作では、アクセス記録装置17が、常時にISPネットワーク3を監視して、ユーザ端末6、7が無線アクセスポイント18を介してインターネット2に接続する利用状況を記録している。すなわち、アクセス記録装置17は、ユーザ端末6、7が認証装置16により認証されて、ユーザ端末6、7とインターネット2とが接続されたときに、ユーザ端末6、7を示す利用者識別情報に対応づけて無線アクセスポイント18とその接続が開始された利用開始時刻とを利用状況データベース41に記録する。アクセス記録装置17は、さらに、契約利用者12、13の操作によりユーザ端末6、7が無線アクセスポイント18との接続を切断したときに、その利用者識別情報に対応づけてその接続が切断された利用終了時刻を利用状況データベース41に記録する。
【0035】
図6は、自営無線LAN18の利用に対する対価を支払う動作を示している。シェア型無線アクセスサービス提供装置5は、定期的に、無線アクセスポイント18ごとに、アクセス記録装置17から無線アクセスポイント18に対応づけられて記録された利用状況を収集する(ステップS11)。シェア型無線アクセスサービス提供装置5は、ついで、その利用状況に基づいて対価を算出する(ステップS12)。すなわち、その対価は、無線アクセスポイント18を介してユーザ端末7がインターネット2に接続された利用時間に基づいて算出される。
【0036】
シェア型無線アクセスサービス提供装置5は、その対価を料金支払業者端末8に通知して(ステップS13)、インターネットサービスプロバイダ11は、料金支払業者14にその対価を契約利用者13に支払うことを依頼する。料金支払業者14は、その依頼に応答して、インターネットサービスプロバイダ11に代わって契約利用者12にその対価を支払う。
【0037】
無線アクセスポイントを新たに設置することは、一般的に、経済的負担が大きい行為であり、インターネットサービスプロバイダは、一般に、利用者の確実な増加が見込めないときには、無線アクセスポイントを新たに設置することを躊躇することがある。本発明によるシェア型無線アクセスサービス提供方法によれば、インターネットサービスプロバイダ11は、自営無線LAN4の空いている回線を利用して、無線アクセスポイントを新たに設置することなく、インターネット2に接続するサービスを公衆に提供することができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によるシェア型無線アクセスサービス提供装置及びシェア型無線アクセスサービス提供方法によれば、インターネットサービスプロバイダは、新たに無線アクセスポイントを設置することなしにインターネット接続サービスを提供することができる場所を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、シェア型無線アクセスサービス提供システムの実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明によるシェア型無線アクセスサービス提供装置の実施の形態を示すブロック図である。
【図3】図3は、無線アクセスポイントデータベースを示す図である。
【図4】図4は、利用状況データベースを示す図である。
【図5】図5は、インターネットに接続するユーザ端末を認証する動作の実施の形態を示すフローチャートである。
【図6】図6は、自営無線LANの利用に対する対価を支払う動作の実施の形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 :シェア型無線アクセスサービス提供システム
2 :インターネット
3 :ISPネットワーク
4 :自営無線LAN
5 :シェア型無線アクセスサービス提供装置
6 :ユーザ端末
7 :ユーザ端末
8 :料金支払業者端末
9 :料金徴収業者端末
11:インターネットサービスプロバイダ
12:契約利用者
13:契約利用者
14:料金支払業者
15:料金徴収業者
16:認証装置
17:アクセス記録装置
18:無線アクセスポイント
21:無線アクセスポイントデータベース
22:利用状況収集部
23:利用料金配信部
24:対価配信部
31:無線アクセスポイント情報
32:契約利用者情報
41:利用状況データベース
42:利用者識別情報
43:無線アクセスポイント情報
44:利用開始時間
45:利用終了時間

Claims (6)

  1. インターネットに接続されるISPネットワークをユーザ端末が無線LANを介して利用する利用状況を監視するアクセス記録装置から前記利用状況を収集する利用状況収集部と、
    前記ISPネットワークを管理するインターネットサービスプロバイダから前記無線LANを管理する管理者に前記利用状況に基づいて算出される対価を振り込む依頼を料金支払業者端末に配信する対価配信部
    とを具備するシェア型無線アクセスサービス提供装置。
  2. 請求項1において、
    前記ISPネットワークは、利用者識別情報を記録する認証装置を備え、
    前記認証装置は、前記ユーザ端末から出力される出力利用者識別情報が前記利用者識別情報に含まれないときに、前記ユーザ端末と前記インターネットとの接続を遮断する
    ことを特徴とするシェア型無線アクセスサービス提供装置。
  3. 請求項2において、
    前記利用状況は、前記無線LANを介して前記ユーザ端末が前記インターネットに接続する時間を示す
    ことを特徴とするシェア型無線アクセスサービス提供装置。
  4. インターネットに接続されるISPネットワークをユーザ端末が無線LANを介して利用する利用状況を監視するアクセス記録装置から前記利用状況を収集するステップと、
    前記ISPネットワークを管理するインターネットサービスプロバイダから前記無線LANを管理する管理者に前記利用状況に基づいて算出される対価を振り込む依頼を料金支払業者端末に配信するステップ
    とを具備するシェア型無線アクセスサービス提供方法。
  5. 請求項4において、
    前記ISPネットワークは、利用者識別情報を記録する認証装置を備え、
    前記認証装置は、前記ユーザ端末から出力される出力利用者識別情報が前記利用者識別情報に含まれないときに、前記ユーザ端末と前記インターネットとの接続を遮断する
    ことを特徴とするシェア型無線アクセスサービス提供方法。
  6. 請求項5において、
    前記利用状況は、前記無線LANを介して前記ユーザ端末が前記インターネットに接続する時間を示す
    ことを特徴とするシェア型無線アクセスサービス提供方法。
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