JP2004220696A

JP2004220696A - Device, method and program for recording

Info

Publication number: JP2004220696A
Application number: JP2003006799A
Authority: JP
Inventors: Iku Nara; 郁奈良
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 2003-01-15
Filing date: 2003-01-15
Publication date: 2004-08-05

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To improve convenience by setting recorded contents for each genre suited to user's listening and viewing style according to a genre when contents are recorded in a recording medium based on genre classification. <P>SOLUTION: Genre areas are set for an HDD according to user's operation, and automatically recorded programs (contents) are recorded in different genre areas according to the genre. Then, according to how a user watches and listens to the program of each genre, the user optionally sets the sizes of the different genre areas, and an automatic erase function is set for each different genre area. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばデジタル放送により放送される映像／音声によるコンテンツ情報を記録する記録装置及びその方法と、このような記録装置が実行するプログラムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
映像データ、オーディオデータなどを記録再生するＡＶ機器、例えば磁気テープや光ディスク、光磁気ディスク、メモリカードなどを記録媒体とするビデオテープレコーダやディスクレコーダ／プレーヤとして各種のものが普及しているが、近年では、例えばＨＤＤ（ハードディスクドライブ）などの大容量記録媒体を用いて、ビデオデータとしてのコンテンツを記録再生する機器が開発されている。
そして、このような機器として、例えば、放送チューナに対してＨＤＤを記録媒体とする記録再生部を組み合わせて、放送番組としてのコンテンツを記録できるようにした記録再生装置が提案され、また、知られてきている。
ビデオデータは、他の種類のデータと比較するとデータサイズが大きいが、現状において比較的容易に大容量を実現できるＨＤＤを採用すれば、多くの番組（コンテンツ）を記録することが容易に実現できる。例えばＨＤＤの容量にもよるが、例えば数十時間から数百時間分の放送番組を記録することができる。従って、番組数としても、同等数の数十から数百の多数を記録することが可能である。
【０００３】
このように、これまでよりも多くのコンテンツを記録可能であることを利用し、上記のような記録再生装置においては、ユーザの嗜好に合っているとされるコンテンツを自動的に記憶媒体に対して録画していくことが可能なように構成されている。このような自動録画機能を与えることで、ユーザーの手動による録画予約の手間を省き、利便性を高めている。
【０００４】
このような自動録画機能としては、従来より、放送信号に重畳される番組付加情報を利用したものが提案されており、特に、番組のジャンルを示す番組付加情報を利用して、ユーザの嗜好に応じて指定されたジャンルの番組を選択して自動録画するように構成したものが知られている（例えば特許文献１参照）。
【０００５】
ところで、例えば記録媒体であるＨＤＤが比較的大容量であるとしても、その容量は有限である。そして、上記したような自動録画によって、いくつかの指定されたジャンルに該当する番組（コンテンツ）をＨＤＤに記録していった場合には、最終的にはＨＤＤの記録可能容量が無くなり、これ以上、コンテンツをＨＤＤに記録することができなくなる。
【０００６】
そこで、このような記録再生装置においては、ＨＤＤに記録済みとされているコンテンツから、不要とされるコンテンツを自動消去して、新たに録画により記録されるコンテンツのための記録容量を確保できるように構成されている。
そして、このような自動消去の仕方としては、例えば、ＨＤＤに記録された日時を管理しておき、例えば、記録時から所定時間経過したものを自動的に削除するようにしたものが知られている。
【０００７】
【特許文献１】
特開平１０−２８５５２８号公報（第４項）
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ＨＤＤに自動録画されたコンテンツについてのユーザの視聴スタイルは、ジャンルごとに異なるであろうことは当然想定されるものである。そして、これに伴って、番組についてのジャンルごとの保存状態としても異なってくることが考えられる。
例として、ニュースとドラマのジャンルとの間での相違を考えてみる。
先ず、ニュース番組は、その内容からしても即時性が要求されるものであるから、ユーザがＨＤＤから再生して視聴したいとするのも、最新またはそれに近い新しさのある番組であるということになる。従って、ニュースのジャンルに属する番組としては、新しい必要数の番組さえ、常にＨＤＤに保存されていれば充分であるということになる。
これに対して、ドラマの番組は、例えばできるだけ多くの番組についていわゆる録り貯めをしておいて、後でまとまった時間ができたときにじっくりと再生して鑑賞するという利用の仕方となる。従って、ドラマの場合には、過去から最新のものまで、できるだけ多くの番組がＨＤＤに保存されているようにしておく必要があることになる。
【０００９】
しかしながら、先に説明したような従来における自動録画機能と自動消去機能の組み合わせでは、上記のようにして例示しているようなユーザの要望に応えることは難しい。
つまり、上記した例であれば、自動録画機能によってドラマとニュースのジャンルの番組が逐次ＨＤＤに記録されていくことになる。そして、自動消去されるのは、ドラマとニュースの別にかかわらず、ＨＤＤの記録領域全体において、その記録日時の古いものからとなる。この結果、例えば、相当に過去からの多くのニュース番組がＨＤＤに保存されている一方で、ドラマの番組については、比較的新し目のいくつかのものしか保存されいないという、ユーザの要望とは逆の保存状態になる可能性がある。
このようなことから、例えばジャンル別による自動録画などに際しては、例えば上記したようなジャンルごとに適合したＨＤＤへの保存状態が得られるようにして、上記したようなユーザの要望に応えるようにする必要があるということがいえる。つまり、例えば自動録画などの記録動作に伴って、記録媒体の記憶容量についてより有効利用が図られるようにする余地が充分に残されているものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は記録装置として次のように構成することとした。
つまり、取得したコンテンツ情報を記録媒体に記録する記録手段と、操作による入力が可能とされる入力操作手段と、この入力操作手段に対して行われる操作に応じて、コンテンツ情報の内容に関連する所定の内容項目に対応させて、記録媒体における内容項目別記録領域の割り当てを設定する設定手段と、記録手段によりコンテンツ情報を記録するときに、記録対象のコンテンツ情報に付される内容項目指示情報が示す内容項目に対応する内容項目別記録領域に対して、当該記録対象のコンテンツ情報が記録されたものとして管理されるように制御する記録制御手段とを備えることとした。
【００１１】
また、本発明の記録方法としては次のように構成することとした。
つまり、取得したコンテンツ情報を記録媒体に記録する記録手順と、入力操作に応じて、コンテンツ情報の内容に関連する所定の内容項目に対応させて記録媒体における内容項目別記録領域の割り当てを設定する設定手順と、記録手順によりコンテンツ情報を記録するときに、記録対象のコンテンツ情報に付される内容項目指示情報が示す内容項目に対応する内容項目別記録領域に対して、当該記録対象のコンテンツ情報が記録されたものとして管理されるように制御する記録制御手順とを実行するように構成する。
【００１２】
また、本発明のプログラムとして次のように構成することとした。
つまり、取得したコンテンツ情報を記録媒体に記録する記録手順と、入力操作に応じて、コンテンツ情報の内容に関連する所定の内容項目に対応させて、記録媒体における内容項目別記録領域の割り当てを設定する設定手順と、記録手順によりコンテンツ情報を記録するときに、記録対象のコンテンツ情報に付される内容項目指示情報が示す内容項目に対応する内容項目別記録領域に対して、当該記録対象のコンテンツ情報が記録されたものとして管理されるように制御する記録制御手順とを記録装置に実行させるように構成する。
【００１３】
上記各構成によれば、コンテンツ情報が記録されるべき記録媒体について、記録されるコンテンツ情報の所定内容に関連する内容項目に応じて、記録領域（内容項目別記録領域）の割り当て設定が行われるようにして管理されることになる。そして、コンテンツ情報を記録するのにあたっては、記録対象のコンテンツ情報に与えられた内容項目指示情報が示す内容項目の内容項目別記録領域に、この記録対象のコンテンツ情報が記録されるものとして管理される。
つまり、コンテンツ情報は、各々に対応付けられた内容項目ごとに区分された記録領域内にまとめられるようにして、記録媒体に記録されることになる。そして、記録領域の割り当ては、入力操作に応じて設定されることから、例えばコンテンツの内容に応じて、ユーザの意図通りの任意の割り当てを行うことが可能とされているものである。
【００１４】
【発明の実施の形態】
図１は、本発明の実施の形態としての記録再生装置１０の構成を示している。
この記録再生装置１０は、デジタル衛星放送受信機に映像記録再生機能が付加された装置であり、比較的大容量の記憶容量を備えるＨＤＤ（ハードディスクドライブ）２０に数多くのビデオデータを録画することができる。
なお、この記録再生装置１０は、ＡＶ機器として実装することができ、例えば、セットトップボックスのようなテレビジョン放送の受信機と一体で構成することもできる。
【００１５】
デジタル衛星放送として、例えばここでは図示しない通信衛星又は放送衛星から送信された放送波は、パラボラアンテナ９により受信される。パラボラアンテナ９では、内蔵のＬＮＢ（ＬｏｗＮｏｉｚｅＢｌｏｃｋＤｏｗｎＣｏｎｖｅｒｔｅｒ）によって受信した放送波を所定の高周波信号に変換して記録再生装置１０のフロントエンド部１１に供給する。この放送波には規定のフォーマットにしたがって電子番組情報のデータ（以降、ＥＰＧ（ＥｌｅｃｔｒｏｎｉｃＰｒｏｇｒａｍＧｕｉｄｅ）データという）が重畳されている。
【００１６】
放送衛星や通信衛星等によって、テレビジョン信号をデジタル信号化して伝送し、例えば各家庭においてこの放送信号を受信して視聴するデジタル衛星放送システムにおいては、例えば１５０近くあるチャンネルを確保することが可能であるため、例えばこれまでの地上波による放送と比較しても、非常に多くの番組を放送することができる。
そこで、デジタル衛星放送システムでは、多くの番組のなかから所望の番組を確実に選択できるようにするために、放送番組についての情報である、電子番組ガイド（ＥＰＧ）の情報を伝送するようにしている。デジタル衛星放送受信装置側では電子番組ガイドのデータに基づいて番組ガイド表を作成して表示出力可能に構成されている。この番組ガイド表は、ＧＵＩ（ＧｒａｐｈｉｃａｌＵｓｅｒＩｎｔｅｒｆａｃｅ）として構成されており、例えばユーザは、この番組ガイド表に対する操作を行うことで所望の番組を選択することなどができるようになっている。
またＥＰＧには番組のジャンル、例えばニュース、スポーツ、ドラマなどの種別が含まれており、ＥＰＧを利用することで、放送中の番組をジャンル毎にグループ化して管理することができるため、これを利用して大量のチャンネルの中から見たいジャンルの番組を検索することや、或いはユーザーが嗜好するジャンルの番組を自動録画することなども可能とされている。
【００１７】
なお、上記受信される放送波としては、デジタル衛星放送波の他に有線放送波や地上波などの何れとされても構わない。また、受信した放送波がアナログ信号又はデジタル信号の何れとされるかによって、フロントエンド部１１部及び以降説明する各機能回路部の内部構成は適宜変更されることになる。
【００１８】
フロントエンド部１１では、バス２１を介して接続されるシステムコントローラ１６からの伝送諸元等を設定した設定信号に基づいて、この設定信号により決定されるキャリア（受信周波数）を受信して、例えばビタビ復調処理や誤り訂正処理等を施すことで、ＴＳ（ＴｒａｎｓｐｏｒｔＳｔｒｅａｍ）を得るようにされる。
【００１９】
このデジタル衛星放送の規格によるＴＳは、周知のように、例えばＭＰＥＧ２（ＭｏｖｉｎｇＰｉｃｔｕｒｅＥｘｐｅｒｔｓＧｒｏｕｐＬａｙｅｒ２）方式によって、複数のプログラム（映像番組）のビデオ信号及びオーディオ信号を圧縮した圧縮データと、各種の付加情報が多重化されている。
【００２０】
ここで、上記したビデオ信号及びオーディオ信号を圧縮した圧縮データは、ＥＳ（ＥｌｅｍｅｎｔａｒｙＳｔｒｅａｍ）として多重化される。また、放送側が挿入する付加情報としては、ＰＡＴ（ＰｒｏｇｒａｍＡｓｓｏｃｉａｔｉｏｎＴａｂｌｅ）、ＰＭＴ（ＰｒｏｇｒａｍＭａｐＴａｂｌｅ）などのテーブルを格納するＰＳＩ（ＰｒｏｇｒａｍＳｐｅｃｉｆｉｃＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ：番組特定情報）や、ＳＩ（ＳｅｒｖｉｃｅＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ：番組配列情報）などが挙げられる。なお、周知のように、ＥＰＧデータは、ＳＩに記述されているものであり、ＥＰＧデータは、このＳＩとしてのセクション形式のテーブル構造から抽出される。
そして、上記各情報の多重化は、ＴＳを１８８バイトのトランスポートストリーム・パケット（ＴＳパケット）により形成するようにして、このＴＳパケットに対して、上記したＥＳ及び各種付加情報を格納することにより行われる。
フロントエンド部１１にて得られたＴＳは、デスクランブラ１２に対して供給される。
【００２１】
また、フロントエンド部１１では、ＴＳからＰＳＩ（ＰｒｏｇｒａｍＳｐｅｃｉｆｉｃＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ：番組特定情報）のパケットを取得し、その選局情報を更新すると共に、ＴＳにおける各チャンネルのコンポーネントＰＩＤ（ＰｒｏｇｒａｍＩＤ）を得て、例えばシステムコントローラ１６に伝送する。システムコントローラ１６では、取得したＰＩＤを受信信号処理に利用することになる。
【００２２】
デスクランブラ１２では、予め用意されたデスクランブルキーデータを、バス２１を介してシステムコントローラ１６から受け取ると共に、システムコントローラ１６によりＰＩＤが設定される。そして、このデスクランブルキーデータとＰＩＤとに基づいてデスクランブル処理を実行する。
また、確認のために述べておくと、デスクランブラ１２から出力されるＴＳとしては、複数のプログラムのＥＳが多重化されている可能性があり、また、データ放送用のデータ、及びＰＳＩをはじめとする付加情報も除去されることなく多重化されているものである。
【００２３】
デマルチプレクサ１３は、バス２１を介して接続されるシステムコントローラ１６により設定されたフィルタ条件に従って、デスクランブラ１２から供給されたＴＳから必要なＴＳパケットを分離する。これにより、例えばデマルチプレクサ１３においては、目的とする１つのプログラムについてのＴＳパケットとして、例えば映像番組としての、ＭＰＥＧ２方式により圧縮されたビデオデータのＴＳパケットと、ＭＰＥＧ２方式により圧縮されたオーディオデータのＴＳパケットを得ることになる。そして、このようにして得られた圧縮ビデオデータと圧縮オーディオデータをＭＰＥＧデコーダ１４に対して出力する。
また、このデマルチプレクサ１３では、上記ＴＳから、必要に応じてＥＰＧデータのＴＳパケット、及び他の付加情報が格納されるＴＳパケットも抽出するようにされる。
【００２４】
なお、デマルチプレクサ１３により分離され、ＭＰＥＧデコーダ１４に入力される圧縮ビデオ／オーディオデータの個別パケットは、ＰＥＳ（ＰａｃｋｅｔｉｚｅｄＥｌｅｍｅｎｔａｒｙＳｔｒｅａｍ）と呼ばれる形式でそれぞれ、ＭＰＥＧデコーダ１４に入力されるようになっている。
また、上記したフィルタ条件の設定は、例えばデマルチプレクサ１３において、ＴＳに含まれるＰＡＴ、ＰＭＴなどを抽出して、システムコントローラ１６に転送するようにされる。そして、システムコントローラ１６が、転送されてきたＰＡＴ、ＰＭＴなどに記述されている情報内容に基づいて、デマルチプレクサ１３に対してフィルタ条件を設定するようにされる。
【００２５】
ＭＰＥＧデコーダ１４においては、圧縮ビデオデータをＭＰＥＧ２フォーマットに従ってデコード（伸長）処理を行うビデオデコーダと、圧縮オーディオデータについて、ＭＰＥＧ２フォーマットに従って、上記ビデオデータ出力に同期させるようにしてデコード処理を行うオーディオデコーダとを備えている。そして、入力された圧縮ビデオデータについては、ビデオデコーダによってデコード処理を施し、また、入力された圧縮オーディオデータについては、オーディオデコーダによってデコード処理を施す。
そして、この場合には、例えばデコードされたビデオデータについて、例えばＮＴＳＣ方式などの所定のテレビジョン方式に対応して適正に画像表示が行われるように所要の信号処理を施して、デジタルビデオ信号として出力するようにされる。
また、デコードされたオーディオデータについては、例えばデジタルオーディオ信号として出力するようにされる。
本実施の形態の場合、ＭＰＥＧデコーダ１４から出力されたデジタルビデオ信号及びデジタルオーディオ信号は、図示するオーディオ・ビデオ信号処理部（ＡＶ信号処理部）１５、及びバス２１を介して接続されるドライブコントローラ１９に対して入力される。
【００２６】
オーディオ・ビデオ信号処理部１５における基本的な動作としては、ＭＰＥＧデコーダ１４から入力されてくるデジタルビデオ信号及びデジタルオーディオ信号について、所要の信号処理を施して、表示出力のためのビデオ信号及びオーディオ信号として出力する。
このようにしてオーディオ・ビデオ信号処理部１５から出力されるビデオ信号については、ディスプレイモニタ３１に対して供給される。ディスプレイモニタ３１では、入力されたビデオ信号を画像として表示出力する。
また、オーディオ・ビデオ信号処理部１５から出力されるオーディオ信号は、この場合には、オーディオモニタシステム３２に対して入力され、ここで音声として出力される。オーディオモニタシステム３２は、例えば入力オーディオ信号を増幅するアンプリファイア、及びこのアンプリファイアから増幅出力されるオーディオ信号を音声として出力するスピーカなどよりなる。
【００２７】
ＨＤＤ（ハードディスクドライブ）２０は、プログラムやデータなどを蓄積することができる、ランダムアクセス可能な記憶装置であり、例えば数１０ＧＢ、或いは１００ＧＢ以上の容量を備えている。
このＨＤＤ２０は、ドライブコントローラ１９及びバス２１を介してシステムコントローラ１６に接続されており、システムコントローラ１６からの制御に基づいてこのドライブコントローラ１９が動作することにより、各種データの記録／再生が実行される。例えば、上記ＭＰＥＧデコーダ１４より供給されるデジタルビデオ・オーディオ信号についての記録、及びその再生が行われる。
このＨＤＤ２０から再生されたコンテンツデータとしてのデジタルビデオ信号及びデジタルオーディオ信号は、ドライブコントローラ１９を介してＡＶ信号処理部１５に供給され、外部出力される。
【００２８】
システムコントローラ１６は、これまでの説明から理解されるようにして、当該記録再生装置１０における所要の動作が得られるように各種の制御処理を実行する。
上記システムコントローラ１６に対しては、図示するようにしてＲＯＭ１７、及びＲＡＭ１８が備えられている。
ＲＯＭ１７には、上記した各種制御処理を実現するためにシステムコントローラ１６が実行すべきプログラムや、各種の初期設定情報が格納される。また、特に本実施の形態の場合、このＲＯＭ１７には、後述する図５、図６に示すような分類コード録画のための動作を実現するためのプログラムも記録される。
本実施の形態の場合、このＲＯＭ１７としては、例えばフラッシュメモリなど、電源供給が停止してもデータ記憶が維持され、かつ、書き換え可能な不揮発性のメモリ素子を備えている。
また、ＲＡＭ１８には、システムコントローラ１６が各種制御処理を実行するにあたって必要なデータが適宜保持される。
【００２９】
また、上記システムコントローラ１６に対しては、操作部２２が接続される。この操作部２２には、当該記録再生装置１０に対する操作を行うための各種操作子が設けられている。そして、これら操作子に対して行われた操作に応じた操作信号がシステムコントローラ１６に出力される。システムコントローラ１６では、入力した操作コマンドに応じた動作が得られるように所要の制御処理を実行する。
なお、このような操作部２２の他に、リモートコントローラ等を用いたユーザーインターフェイス手段を備えるようにしてもよい。
【００３０】
続いては、上記構成による本実施の形態の記録再生装置１０の自動録画機能について説明を行うこととする。
自動録画機能は、例えばユーザーの嗜好や視聴履歴などに基づいたり、或いは放送局やサービスサイトから推薦される番組を自動録画する機能である。具体的には、例えば、ユーザが自分の番組の好みに応じたジャンルやキーワードなどをを指定し、この指定したジャンル、キーワード等に属するとされる番組を自動的にＨＤＤ２０に記録するようにするものである。また、これまでのユーザの番組視聴履歴や、コンテンツ単位の消去保護設定状況などに基づいて、記録再生装置１０が自動的にユーザの好みに適合するとされるジャンル、キーワード等を含む番組を選択し、この選択した番組が自動録画されるようにすることも考えられている。
なお、以降の自動録画の説明にあたっては、説明を簡単にするために、自動録画のための番組選択基準をジャンルのみに限定することとする。
【００３１】
そして、上記したような自動録画にあたって、例えば、番組のジャンルを認識するのにあたっては、ＥＰＧデータにおいて番組ごとに付加される、その番組内容に関連した各種の付加情報のうちで、その番組のジャンルを示すジャンル情報を用いることが一般に行われている。
そこで、例えば記録再生装置１０が放送信号から受信取得したＥＰＧデータに基づいて作成して保持する、ＥＰＧデータベースの構造例について説明しておく。
【００３２】
ＥＰＧデータベースは、システムコントローラ１６が、デマルチプレクサ１３においてＴＳから分離抽出したＥＰＧデータを取得し、このＥＰＧデータに基づいて作成して、例えばＲＡＭ１７又はＲＯＭ１８の書き換え可能領域に対して書き込んで保持しておくようにされる。例えば番組選択、録画予約などのための番組選択のためのＧＵＩとして機能する番組ガイド表をディスプレイモニタ３１に表示出力させる際には、このようにしてメモリに保持されたＥＰＧデータを利用して、番組ガイド表を形成して表示出力させることによって実現される。
そして、ＥＰＧデータベースは、例えば図２に示すように、コンテンツごとに固有となるコンテンツＩＤに対して、その番組のタイトル、ジャンル、放送チャンネル、時間（放送日時）、出演者などの各種の所要の情報が対応付けられて形成される。
【００３３】
そして、上記した自動録画すべき番組の登録設定は、このＥＰＧデータベースを利用して行うことが可能となる。
例えば、ここで、自動録画する番組のジャンルとして、ドラマが設定されたとする。この場合、システムコントローラ１６は、ＥＰＧデータベースから、ジャンルがドラマを示しており、かつ、現時点より将来の放送日時から最も近いとされる必要数のコンテンツＩＤを順次検索する。そして、検索したコンテンツＩＤと、これに対応付けられている所要の情報内容を利用して、例えば図３に示すような録画登録リストを作成する。
なお、この録画登録リストは、ＲＯＭ１７の書き換え可能領域に書き込まれて保持される。
【００３４】
図３に示す録画登録リストも、コンテンツＩＤごとに対して、ジャンル、チャンネル、その他各種の付加情報と、録画日時、及びデータサイズの情報を対応付けて形成される。この場合の録画日時は、録画開始時刻と録画終了時刻を示すものとなる。また、ここでのデータサイズは、１コンテンツとしてのデータサイズを示すものとなるが、このデータサイズは、録画開始時刻から録画終了時刻までに相当するデータの時間長と、データ圧縮フォーマットに応じたビットレートなどにより算出して得ることができる。
なお、この録画登録リストは、例えば実際には、上記した自動録画により録画する番組（コンテンツ）の他、通常のユーザによる録画予約操作によって登録された番組などを含むようにされてよい。
【００３５】
そして、記録再生装置１０における自動録画の基本動作としては次のようになる。
自動録画のための制御処理は、システムコントローラ１６が実行する。システムコントローラ１６は、例えばポーリング処理によって、ＲＯＭ１７に記憶されている録画登録リスト（図３参照）にアクセスして、最も放送日時が近いとされる番組の放送開始時刻を認識し、現在時刻と比較するようにされる。そして、この比較結果として、録画開始のタイミングに至ったと判別した場合には、フロントエンド部１１を制御して、録画開始すべき番組の放送チャンネルの受信選局を開始させる。なお、録画開始すべき番組の放送チャンネルは、録画登録リストのチャンネルの情報を参照することで認識できる。そして、このようにして受信取得された番組としてのビデオデータを、ＨＤＤ２０に記録するための制御を実行する。このＨＤＤへのビデオデータの記録は、録画登録リスト録画日時として示される放送終了時刻が経過したタイミングで終了する。
このようにして、例えば自動録画設定（ここでは自動録画する番組のジャンル指定のことを指す）に基づいて録画登録リストを作成して保持すると共に、この保持している録画登録リストを参照して、放送番組としてのコンテンツをＨＤＤ２０に記録する処理を実行していくことで、自動録画としての基本動作が実現される。
【００３６】
以上が自動録画の基本動作であるが、自動録画機能として上記したような基本動作が実行されるだけでは、従来の課題として前述もしているように、例えばジャンルごとに応じてユーザが要望するとおりのコンテンツの保存が行えるようにすることはできない。この点について、図４を参照して具体的に説明する。
【００３７】
図４（ａ）には、自動録画すべき番組が放送時間の経過にしたがって示されている。ここでは、自動録画すべき番組のジャンルとして、ドラマ、ニュース、天気予報が予め設定されていることとしており、これに応じて、自動録画スケジュールが図４（ａ）に示すようにして決定されているものとする。
そして、この場合には、図４（ｂ）に示す記録総容量を有するＨＤＤ２０に対してコンテンツ（番組）の記録を行っていくこととする。
【００３８】
ここでは、先ず、図４（ａ）において最初に放送されるドラマＡの番組を、図４（ｂ）に示すようにして、ＨＤＤ２０に対して、最初に記録することになる。続いては、図４（ａ）（ｂ）を見て分かるように、ニュースＡ、天気予報Ａ、ドラマＢを順次記録していくことになる。
【００３９】
そしてここで、上記のようにしてドラマＢを録画終了した段階で、図４（ｂ）に示すように、ＨＤＤ２０における空き容量が、ドラマＢに続いて録画すべきニュースＢを完全に録画するに充分なだけ残っていない状態になったとする。
このような場合において、例えば特にユーザが意識して不必要であると判断したコンテンツを削除する操作を行わない限り、これ以上は、記録を継続していくことができないことになる。
そこで、従来においても述べたように、上記のような不都合を回避するためには自動消去機能を有効とすればよい。つまり、ＨＤＤ全体において既に記録済みとされているコンテンツのうちから、最も古いものから削除していくという動作が有効となるようにすることで、新規に記録すべきコンテンツのための空き容量を確保することができる。
【００４０】
そして、この場合において、上記した自動消去機能を有効としてニュースＢ、天気予報Ｂの各番組をＨＤＤ２０に録画した場合には、ＨＤＤ２０における記録内容は、図４（ｂ）から図４（ｃ）に示す状態となる。
先ず、ニュースＢをＨＤＤ２０に記録する際において、ＨＤＤ２０に記録済みとされているコンテンツのうちから削除対象となるのは、最も過去に記録されたドラマＡであることになる。そこで、このドラマＡを削除することで、先ずはニュースＢを記録するための空き容量が確保されるので、この空き容量に対してニュースＢを記録することになる。
但し、ニュースＢの記録を終了した段階においても、次の天気予報Ｂを記録しようとすれば、ＨＤＤ２０の空き容量が不足することになる。そこで、天気予報Ｂの記録を開始する際においても、記録済みのコンテンツを消去する必要があることになる。そして、この場合においては、現時点において最も過去に記録されたニュースＡを削除する。これにより、天気予報Ｂのための空き容量が確保され、天気予報Ｂを記録することができる。
【００４１】
このようにして図４（ａ）に示すようにして放送されたドラマＡ〜天気予報ＢをＨＤＤ２０に記録していった結果としては、図４（ｃ）に示すようにして、ＨＤＤ２０には、ニュースＢ、天気予報Ｂ、天気予報Ａ、ドラマＢが保存されている状態となる。
そして、前述もしたように、このような保存内容はユーザが望むものではない。
つまり、先ずはドラマのジャンルの番組（コンテンツ）に関すれば、ドラマＡについては最初に録画したことで、自動消去機能によって途中で消去され、ドラマＢのみが残って保存されている状態となっている。このような保存結果は、ユーザとしては、ドラマについてはできるだけ多くのものを録りだめしておきたいという意図があるのにもかかわらず、その意図通りには保存されておらず、比較的新しく録画されたものだけが残っており、過去に録画された古いものは消去されて無くなっているという、ユーザにとっては好ましくない状態であることを意味する。
【００４２】
また、天気予報の番組に関すれば、図４（ａ）において放送された天気予報Ａ，Ｂの両番組が図４（ｃ）に示すＨＤＤ２０には保存されている。
例えば、天気予報が提供する情報も、ニュースなどと同様に、古いものは余り必要性が無く、常に新しい情報が求められる。従って、例えばこの場合において、ユーザとしては、最低限で１つの天気予報の番組がＨＤＤ２０に記録されていさえすれば充分であるとして考えているとする。しかしながら、図４（ｃ）において複数の天気予報の番組が保存されているということは、ここでは、ユーザが意図しているよりも多数の天気予報の番組が保存される場合があることを意味している。
図４（ｃ）の場合、同じように常に最新の内容が求められるニュースの番組については、たまたま、図４（ａ）にしめす放送番組のうちで最新のニュースＢのみが保存されている状態となっているが、これまでの説明からも分かるように、放送スケジュールによっては、ニュースの番組についても、ユーザ必要としているよりも多くの数の番組が保存される状態となる可能性がある。
【００４３】
このようにして、これまでの自動録画機能と、自動消去機能を組み合わせた録画動作では、ユーザの意図通りのコンテンツの保存状態が得られないという不都合が高い可能性で生じ得る。また、このような保存状態となることは、自動録画する番組についてのジャンルごとの視聴スタイルに適合するようにして、有限なＨＤＤの記録容量を有効に使用していないということにもつながる。
【００４４】
図４として例示した自動録画設定の場合において、ＨＤＤの記録容量を有効に使用している場合とは、ニュースや天気予報のジャンルの番組については、必要最小限の最新のものが保存されるようにすることで、ＨＤＤ２０の記録容量が無駄に消費されないようにすることであり、その一方で、ドラマのジャンルの番組に対応しては、できるだけ多くのＨＤＤ２０の記録容量を割り当てて、できるだけ多くの数のドラマの番組が保存されるようにすることとなる。
そして、このようなＨＤＤ２０の記録容量の有効利用を図るには、ＨＤＤの記録容量について、録画番組（コンテンツ）のジャンルに応じて適切な記録容量が設定されるようにすることが必要であるということになる。
【００４５】
そこで、本実施の形態では、概念的には図５に示すようにしてジャンルに応じた自動録画動作を実行可能に構成される。
ここで、図５（ａ）においても、図４（ａ）と同様の自動録画すべき番組が放送時間の経過に従って示されている。つまり、この場合にも、自動録画すべき番組のジャンルとして、ドラマ、ニュース、天気予報が予め設定されている。
また、図５（ｂ）（ｃ）に示されるＨＤＤ２０の記録総容量の全体としても、図４（ｂ）（ｃ）の場合と同様であることとする。
【００４６】
そして、本実施の形態では、図５（ｂ）に示すようにして、ＨＤＤ２０の記録容量において、自動録画されるジャンルの内容ごとに記録領域（ジャンル別領域）を割り当てることとしている。つまりこの場合には、ジャンル別領域として、ドラマのジャンルの番組を記録するドラマ領域と、ニュースのジャンルの番組を記録するニュース領域と、天気予報のジャンルの番組を記録する天気予報領域とを設定するようにされる。なお、このような領域の設定は、後述するようにして、操作入力によってユーザが任意に設定できるようになっている。
そして、この場合においては、図５（ｂ）において模式的に示されるように、できるだけ多くのコンテンツを録りだめておきたいとされるドラマ領域については、比較的多くの領域サイズが割り当てている。これに対して、ニュース、天気予報は、必要最小限の最新の番組が保存されていればよいことから、少な目の領域サイズを割り当てている。
【００４７】
そして、上記のようにしてＨＤＤ２０に対するジャンル別領域の設定を行った場合において図５（ａ）に示す各番組は、図５（ｂ）→（ｃ）に示すようにしてＨＤＤ２０に記録されていくことになる。
先ず、図５（ｂ）に示すように、最初に記録される番組であるドラマＡは、ドラマ領域に対して記録される。そして、次のニュースＡは、ニュース領域に記録されることになる。さらに次の天気予報Ａは、天気予報領域に対して記録されることになる。
【００４８】
そして、次のドラマＢについては、図５（ｃ）に示すようにして、ドラマ領域における空き領域に対して記録することになる。
また、次のニュースＢは、ニュース領域に対して記録すべきこととなるが、この段階では、ニュース領域にはニュースＡが記録済みとなっていることで、そのままではニュースＢを記録する空き容量は残っていない。
また、この段階でのＨＤＤ２０全体の記録状態を見ても、ドラマ領域にはドラマＡ，Ｂが記録され、天気予報領域には天気予報Ａが記録されていることにより、ＨＤＤ２０全体について見た場合にも、ニュースＢを記録する空き容量は残っていないことになる。このようなとき、図４に示した従来の場合においては、ＨＤＤ２０全体において最も過去に記録されたものからコンテンツの削除を行っていくことで新規に記録するコンテンツのための空き容量を確保していたが、この場合には、図４により説明したような不都合が生じることになる。また、図５に示すようにジャンル別領域を設定することを前提とした場合に、この従来の手法をそのまま採用した場合、上記のようにしてニュース領域にニュースＢを記録しなければいけないのに、ニュース領域ではないドラマ領域のドラマＡを消去することになるから、意味のないものとなる。
【００４９】
そこで、本実施の形態では、自動消去機能として、ジャンル別領域ごとに自動消去が行えるようにする。つまりは、例えば、先に述べたような、記録済みのコンテンツのうちから、必要に応じて最も古いものから削除していくというような動作が、ジャンル別領域ごとに独立して行えるようにする。
【００５０】
そして、上記したようなジャンル別領域ごとの自動消去機能を有効としたとすると、上記したニュースＢをＨＤＤ２０に記録するのにあたっては、先ず、既にニュース領域に記録されているコンテンツのうちから最も古いものから消去して、空き容量を確保することになる。この場合には、ニュース領域に記録済みとなっているコンテンツは、図５（ｂ）に示すようにニュースＡのみであるから、このニュースＡが最も古い記録済みのコンテンツとして扱われて削除される。これにより、ニュース領域における空き容量が確保されて、ニュース領域にニュースＢが記録されることになる。
このようにして、本実施の形態では、ジャンル別領域ごとに自動消去機能を設定できるようにしていることで、ジャンル別領域ごとに独立して上書き消去的な記録動作を実行させることができる。これにより、或るジャンルのコンテンツを自動録画するときにＨＤＤ２０全体の空き容量が不足している状態であっても、他のジャンルのコンテンツに影響を及ぼすことがない。つまり、他のジャンルのコンテンツが不用意に消去されることはない。
【００５１】
次に、天気予報Ｂを記録するのにあたっても、天気予報領域には既に天気予報Ａが記録されていることで、天気予報Ｂを記録するに足るだけの空き容量が存在していないから、天気予報領域を対象として、上記ニュースＢを記録する場合と同様の手順によって、ＨＤＤ２０に対する記録が行われる。
つまり、先ずは、この段階において、天気予報領域に記録済みとなっているコンテンツである天気予報Ａを削除して空き容量を確保したうえで、この天気予報領域に天気予報Ｂを記録することになる。
【００５２】
そして、上記図５（ｃ）に示す保存結果をみると、図５（ａ）に示した全番組のうちで、ドラマ領域にはドラマＡ，ドラマＢ、ニュース領域にはニュースＢ、天気予報領域には天気予報Ｂが保存されていることがわかる。
このような保存結果は、先ず、ドラマのジャンルの番組については、過去のものから最新のものまでを、できるだけ多く保存するようになっていることを意味する。
また、ニュース及び天気予報のジャンルの番組については、できるだけ最新に近いものが必要最小限なだけ保存されるようになっていることを意味する。
そして、このような保存結果が得られるということは、即ち、自動録画されるコンテンツの保存の内容として、ジャンルごとに応じてユーザが意図したとおりとなっていることを意味する。また、自動録画する番組についてのジャンルごとの視聴の仕方に適合するようにして、ＨＤＤの記録容量を有効利用しているということもいえる。
【００５３】
このようにして本実施の形態では、先ずは、ＨＤＤ２０に対して、ジャンル別領域を設定し、自動録画される番組（コンテンツ）については、そのジャンルに応じたジャンル別領域に記録することとしている。これにより、自動録画により記録された番組は、ジャンル別領域ごとにおいて独立した管理を行うことが可能となる。
そのうえで、ユーザの各ジャンルの番組の視聴の仕方に応じて、ユーザが任意に上記ジャンル別領域の領域サイズを設定し、かつ、各ジャンル別領域ごとの自動消去機能の設定を行うことが可能とされていることで、本実施の形態では、上述したようにして、ジャンルごとにユーザが意図したとおりの保存状態が得られるようにして、ＨＤＤの記録容量を有効に利用することが可能となっている。
【００５４】
なお、図５においては、ＨＤＤ２０の記憶総容量全体において余りが無いようにして、各ジャンル別領域（ドラマ領域、ニュース領域、天気予報領域）により分割してジャンル別領域の設定を行っているが、これはあくまでも説明を簡単なものにするための例示に過ぎない。つまり、実際においては、ＨＤＤ２０の記憶総容量の一部がジャンル別領域として設定され、ＨＤＤ２０の記憶総容量においてジャンル別領域として設定されない領域が存在していても構わないものである。
また、図５においては、各ジャンル別領域がそれぞれ物理的にまとまった領域であるようにして模式的に示されているが、実際には、１つのジャンル別領域は、ＨＤＤ２０上において、物理的に離散して存在するようにして、コンテンツの記録が行われてよいものである。ジャンル別領域は、あくまでも、例えばＨＤＤのファイルシステム上で、同一のジャンルが記録されるべき領域サイズを擬似的に１つのまとまった領域として扱うものだからである。
【００５５】
以降においては、上記図５により例示した、本実施の形態としての自動録画動作を実現するための構成について説明していくことにする。
先ず、図５に示したようにしてＨＤＤ２０に対して設定されるジャンル別領域の割り当ては、ユーザの意志が反映されなければならない。このことから、本実施の形態では、ジャンル別領域の割り当て設定についてはユーザの操作部２２に対する入力操作によって行うこととしている。そこで、図６を参照して、ジャンル別領域の割り当て設定のための操作手順について説明する。
【００５６】
ここで、ユーザは操作部２２に相当する入力操作手段として、リモートコントローラを使用することとする。つまり、この場合の操作部２２としては、リモートコントローラと、このリモートコントローラから無線により送信される操作情報信号を受信してシステムコントローラ１６に転送する受信部とから成るものとされる。
【００５７】
例えば、ユーザがリモートコントローラに対して、ジャンル別領域割り当て設定を開始するための入力操作を行ったとすると、システムコントローラ１６は、ディスプレイモニタ３１に対して、先ず、図６（ａ）に示すジャンル選択画面１００を表示出力させるための制御処理を実行する。このジャンル選択画面１００及び、以降説明する図６（ｂ）（ｃ）に示す各画面は、ユーザの入力操作のためのＧＵＩとして機能する画面である。
【００５８】
先ず、図６（ａ）のジャンル選択画面１００においては、ジャンル選択メニュー表示１０１が表示されている。ここには、例えば、現在、自動録画すべきものとして指定されているジャンルがメニューリストとして表示されるようになっている。
ユーザは、リモートコントローラに対する所定操作によって、このジャンル選択メニュー表示１０１から任意のジャンルを選択することが可能とされている。そして、このジャンル選択メニュー表示１０１にて選択されるジャンルは、設定すべきジャンル別領域が対応するジャンルを示すことになる。
例えば、ユーザは、ジャンル選択メニュー表示１０１にて、これから設定したいジャンル別領域のジャンルを選択して、誤りがないかどうかを確認したら、リモートコントローラによって、決定ボタン１０２に対する操作を行うようにされる。これにより、これから設定すべきジャンル別領域のジャンルが決定され、そのための領域設定画面１１０が、図６（ｂ）に示すようにして表示される。
【００５９】
この場合、図６（ｂ）に示す領域設定画面１１０は、例として、ドラマのジャンル別領域についての設定を行うための画面とされる。つまり、先の図６（ａ）に示すジャンル選択画面１００において選択決定されたジャンルがドラマである場合に対応した設定画面とされている。
この領域設定画面１１０においては、例えば、ジャンル別領域の領域サイズに関する設定項目として、「使用領域」「コンテンツ数」及び「録画時間」の３つが示されている。そして、「使用領域」の設定項目には、図示するようにして、それぞれ、チェックボックス１１１、及び入力ボックス１１２が配置されている。同様にして、「コンテンツ数」、「録画時間」のそれぞれにも、チェックボックス１１３，入力ボックス１１４、チェックボックス１１５，入力ボックス１１６が配置されている。
【００６０】
先ず、「使用領域」は、選択決定されたジャンル（この場合はドラマ）のジャンル別領域に割り当てる領域サイズとして、ＨＤＤ２０の総容量の何％を割り当てるのかを設定する項目とされる。
例えば、この「使用領域」の設定項目に対応するチェックボックス１１１にチェックを付す操作をして、「使用領域」の設定を有効として、入力ボックス１１２に対しては、ユーザが任意のパーセントの数値を入力する操作を行うようにされる。
例えば、ＨＤＤ２０の総容量が１００ＧＢであるとして、図示するようにして入力ボックス１１２に対して２０（％）と入力したのであれば、このジャンル別領域としては、１００ＧＢの２０％である約２０ＧＢの領域サイズが割り当てられることになる。
【００６１】
また、「コンテンツ数」は、選択決定されたジャンルのコンテンツについての記録可能最大数を設定することにより、当該ジャンルのジャンル別領域に割り当てるべき領域サイズを設定するための項目である。この場合、領域サイズは、コンテンツ数に従うこととなるから、記録されるコンテンツごとのデータサイズに応じて変化することになる。しかしながら、コンテンツについての記録可能最大数を規定することで、ジャンル別領域のサイズは上限が与えられるようにして制限されることになるから、この点で、領域サイズを設定しているということに変わりはない。
この「コンテンツ数」によって領域サイズを設定したい場合、ユーザは、チェックボックス１１３にチェックを付して、「コンテンツ数」による領域サイズ設定を有効とする。そして、入力ボックス１１４に任意のコンテンツ数を入力するようにされる。
【００６２】
また、「録画時間」は、選択決定されたジャンルのコンテンツについての総合的な最大録画時間を設定することにより、当該ジャンルのジャンル別領域に割り当てるべき領域サイズを設定するための項目となる。
この場合にも、ユーザが「録画時間」により領域サイズを設定したい場合には、チェックボックス１１５にチェックを付して、「コンテンツ数」による領域サイズ設定を有効とし、入力ボックス１１６に任意の最大録画時間を入力する。
【００６３】
なお、ここで、図６（ｂ）において上記各項目を有効とするのにチェックボックスを使用していることからも分かるように、本実施の形態では、これらの３つの項目のうちから複数を有効とすることが可能である。そして、例えば複数の設定項目が有効とされた場合には、例えば有効とされた設定項目のうち、最初に条件を満たした設定項目によりそのジャンル別領域の領域サイズが決定されるようにすればよい。
図６（ｂ）の設定内容に応じた具体例を挙げると次のようになる。例えば、ドラマのジャンル別領域に対して、コンテンツの記録が行われていき、或る段階で、このジャンル別領域に記録されたコンテンツの総合の録画時間が１０時間に至ったが、コンテンツ数は５０個に至っておらず、また、ドラマのジャンル別領域に記録されたコンテンツの総データサイズも、ＨＤＤ２０の総容量の２０％に満たない状態であるとする。このときには、「録画時間」の項目が有効となって、ドラマのジャンル別領域の領域サイズは、このときのサイズが最大であるとして管理されることになる。
【００６４】
また、図６（ｂ）に示す領域設定画面においては、消去保護を有効（ＯＮ）／無効（ＯＦＦ）とするための「消去保護機能」の設定項目も示されている。ユーザは、例えば、ここで設定しているジャンル別領域に記録されるコンテンツについて、記録容量が一杯になったとしても消去されないようにしたいのであれば、この「消去保護機能」の設定項目に対応する入力ボックス１１７に対する操作を行って、「ＯＮ」が表示されるように設定を行う。これに対して、特に消去保護を設定する必要がなければ「ＯＦＦ」が表示されるように設定を行えばよい。
以上のようにして、図６（ｂ）に示す領域設定画面１１０に対して操作を行って、必要な設定項目についての設定を行った後、決定ボタン１１８に対する操作を行うと、領域設定画面１１０に対して操作入力した設定内容が確定されることになる。
【００６５】
また、この場合には、上記した消去保護機能を「ＯＦＦ」に設定した場合には、所定操作によって、図６（ｃ）に示す自動消去機能設定画面１２０により、この選択決定されたジャンルのジャンル別領域についての自動消去動作をどのようなものとするのかを設定することができるようになっている。
この場合の設定項目としては、先ず、入力ボックス１２１に対してＯＮ／ＯＦＦの何れかを入力することで、自動消去機能の有効／無効についての設定を行う項目が設けられる。そして、入力ボックス１２１を「ＯＮ」とすると、その下側に表示されている、
「１．□日が過ぎたら自動的に消去」（これについては、以降「自動消去機能１」という）
「２．設定領域より大きくなったら自動的に古いものから消去」（これについては、以降「自動消去機能２」という）
の２つの設定項目がアクティブとなって、設定のための操作を行うことが可能となる。
【００６６】
自動消去機能１は、自動消去の動作として、ＨＤＤへの記録時から一定時間（日数）経過したコンテンツについて自動的に消去するという自動消去機能である。この自動消去機能１により自動消去を実行させたい場合には、ユーザは、図６（ｃ）に示すチェックボックス１２２に対してチェックを付して、この自動消去機能１を有効とする。また、入力ボックス１２４に対して、自動消去させる記録時からの経過時間を日数としての値により入力するようにされる。ここでは、入力ボックス１２４に「３０」が入力されている。つまり、この場合のジャンル別領域においては、記録時から３０日が経過したコンテンツについては、自動的に消去すべきことが設定されていることになる。
【００６７】
また、自動消去機能２は、そのジャンル別領域に対して、新規にコンテンツを記録する場合において、図６（ｂ）にて設定した領域サイズよりも大きくなったら、新規コンテンツを記録するのに必要な空き容量がそのジャンル別領域内で確保されるように、最も過去に記録されたコンテンツから消去を自動的に実行していくという機能である。
この自動消去機能２を有効としたければ、ユーザは、図６（ｃ）に示されるチェックボックス１２３に対してチェックを付す操作を行うようにされる。自動消去機能２が有効とされることで、図５にて説明したような、ニュース領域又は天気予報領域に対する記録が実行されることになる。
そして、この自動消去機能設定画面１２０に対する入力操作によって設定を行った後、決定ボタン１２５に対する操作を行えば、これまでの設定内容が確定されることになる。
【００６８】
そして、図６に示すようにしてジャンル別領域に対する設定を確定させることに応じては、図７に示すようなジャンル別領域ごとの設定内容の情報が格納された、ジャンル別領域設定テーブルが更新されることになる。このジャンル別領域設定テーブルは、システムコントローラ１６が、図６により説明したジャンル別領域についての設定の確定結果に応じて作成し、ＲＯＭ１７の書き換え可能領域に書き込んで保持させておくものとされる。
【００６９】
この図７に示すジャンル別領域設定テーブルは、選択決定されたジャンルに対応させて、「使用領域」、「コンテンツ数」、「録画時間」の各設定項目についての設定内容が示され、さらに、消去保護機能のオン／オフ設定、及び自動消去機能の設定内容が示される。
ちなみに、図に示されているドラマのジャンル別領域としては、その領域サイズは、ＨＤＤ総容量の２０％、コンテンツ数は５０個、録画時間として１０時間分のいずれか１つの条件が満たされた場合に成立することを示している。また、消去保護機能は無効（ＯＦＦ）であることが示される。また、自動消去機能としては、図では「１（３０）」と便宜上の記載をしているが、これは、自動消去設定機能１のみが有効とされており、自動消去のための録画時からの経過日数は３０日であることを示している。また、消去保護機能については無効（ＯＦＦ）であるとして設定されている。また、自動消去については、自動消去設定機能１，２の両者が有効とされており、自動消去設定機能１に関しては、自動消去のための録画時からの経過日数は２日であることが示されている。
図７には、他に天気予報及び映画についての各ジャンル別領域についての設定内容例についても示されているが、これらについては、図を参照するのみとして、ここでの説明は省略する。
【００７０】
上記図６及び図７により説明したようにして、本実施の形態の記録再生装置１０では、例えばジャンル別による自動録画動作に連係して、自動録画されるジャンルごとにＨＤＤ２０における記録領域（ジャンル別領域）の最大サイズをユーザ操作に応じて任意に設定可能とされている。また、例えば従来ではＨＤＤの記録容量全体を対象としてのみ設定が可能とされていた自動消去機能について、ユーザ操作に応じてジャンル別領域ごとに設定できるようにしている。
そして、このようにしてジャンル別領域についての設定が行われたうえで、例えば図５に示すようにして自動録画が実行される。
【００７１】
そこで、続いては本実施の形態としての自動録画動作のための処理動作例について、図８を参照して説明する。なお、この図に示す処理はシステムコントローラ１６が実行する。
先ず、システムコントローラ１６は、ステップＳ１０１の処理として、番組（コンテンツ）の自動録画を開始するタイミングに至ったか否かについて判別している。この処理にあたっては、図３により説明したように、ＲＯＭ１７に記憶されている録画登録リストを参照する。
そして、番組の自動録画を開始するタイミングに至ったとしてステップＳ１０１にて肯定の判別結果が得られるとステップＳ１０２以降の処理に進む。
【００７２】
ステップＳ１０２においては、今回の録画対象の番組（コンテンツ）のジャンルに対応するジャンル別領域（以降、「録画対象ジャンル別領域」ともいう）の設定状況を認識する。このときの処理としては、例えば先ず、録画登録リストにおける今回の録画対象の番組のコンテンツＩＤに対応付けられているジャンルを認識する。これにより、今回の録画対象の番組のジャンルが認識できる。そして、この認識した録画対象の番組のジャンルに一致するジャンル別領域（つまり、録画対象ジャンル別領域）の設定内容を、図７に示すジャンル別領域設定テーブルを参照して認識する。
【００７３】
次のステップＳ１０３においては、録画対象ジャンル別領域において、今回の録画対象の番組としてのコンテンツデータを記録できるだけの空き容量が存在しているか否かについて判別する。
このためには、例えば先ず、録画登録リストを参照して、今回の録画対象の番組を示すコンテンツＩＤに対応付けられているデータサイズを認識する。つまり、今回の録画対象の番組のデータサイズを認識する。
また、本実施の形態では、ジャンル別領域に記録したとされるコンテンツについては、例えば、図３に示したのと同様の構造による録画済みリストに登録して管理することとしている。そして、この録画済みリストを参照することで、今回の録画対象の番組と同一ジャンルの録画済みコンテンツの記録結果（録画対象ジャンル別領域におけるコンテンツの記録結果）について、どのような状況となっているのかを認識する。ここでは、記録結果の状況として、これら録画済みコンテンツの総数、総データサイズ、総録画時間を認識するものとする。
【００７４】
また、上記ステップＳ１０２にて認識したジャンル別領域の設定状況から、録画対象ジャンル別領域の領域サイズの設定条件についても認識できていることになる。そこで、上記のようにして認識した、現時点の録画対象ジャンル別領域におけるコンテンツの総数、総データサイズ、総録画時間の各々に対して、今回の録画対象の番組を記録したとした場合に、設定されている領域サイズの設定条件を越えるものが在るか否かについて判別するようにされる。
例えば、設定条件として録画済みコンテンツの総数が「３０」であるとして設定されているとして、今回の録画対象の番組を記録すると、実際の録画済みコンテンツの総数が３１となって３０を越える場合には、設定されている領域サイズの設定条件を越えることとなる。
また、設定条件として録画済みコンテンツの総データサイズが２０％である設定されているとして、これに対応する実際の容量が２０ＧＢであるとした場合において、今回の録画対象の番組を記録すると、実際の録画済みコンテンツの総データサイズが２０ＧＢを越える場合には、設定されている領域サイズの設定条件を越えることとなる。
【００７５】
ここで、設定条件を越えるものが１つでもあれば、録画対象ジャンル別領域としては、空き容量が確保されていないということになる。そして、このような場合には、ステップＳ１０３において否定結果が得られてステップＳ１０４の処理に進むことになる。
これに対して、設定条件を越えるものが１つも無い場合には、録画対象ジャンル別領域について、空き容量が確保されているということになる。この場合には、ステップＳ１０３において肯定結果が得られることになるので、ステップＳ１０４，Ｓ１０５の処理をスキップして、後述するステップＳ１０６に進む。
【００７６】
ステップＳ１０４においては、自動消去機能２が有効に設定されているか否かについて判別する。確認のために述べておくと、自動消去機能２は、図６（ｃ）の自動消去機能設定画面１２０を参照して説明したように、ジャンル別領域ごとに設定されるべき、コンテンツについての自動消去機能の１つである。そして、ジャンル別領域に対して、新規にコンテンツを記録する場合において、設定した領域サイズよりも大きくなったら、新規コンテンツを記録するのに必要な空き容量がそのジャンル別領域内で確保されるように、最も過去に記録されたコンテンツから消去を自動的に実行していくという機能となる。
ステップＳ１０４の処理としては、今回の録画対象ジャンル別領域についての自動消去設定の項目を参照し、この項目の設定内容により、自動消去機能２が有効に設定されているか否かについて判別することになる。
そして、判別結果として否定結果が得られた場合であるが、この場合には、録画対象ジャンル別領域には空き領域が確保されておらず、かつ、その録画対象ジャンル別領域において過去に記録されたコンテンツを自動消去することもできないことになる。従って、この場合には、そのジャンル別領域設定に対して今回の録画対象の番組を記録できないことになるので、例えばここでは、今回の番組自動録画の動作を終了させることとしている。
なお、例えば、番組自動録画の動作を終了させるのではなく、救済策としてジャンル別領域として設定されていないＨＤＤ２０の領域に対して、今回の録画対象の番組を記録させるように構成することなども考えられる。
【００７７】
また、ステップＳ１０４において肯定結果が得られた場合には、ステップＳ１０５の処理に進む。
ステップＳ１０５においては、自動消去機能２としての自動消去処理を実行する。つまり、録画対象ジャンル別領域において、今回の録画対象の番組のデータサイズ分を記録できるに足る空き容量が形成されるように、そのジャンル別領域において記録済みとされているコンテンツについて、最も過去に記録されたものから必要数を消去する。
この際には、録画済みリスト（図３）を参照して、録画対象ジャンル別領域において記録済みとされているコンテンツを参照する。そして、この参照結果に基づき、録画対象ジャンル別領域から、記録時間が古い順に従って、いくつのコンテンツを消去すれば、この録画対象ジャンル別領域において設定されている領域サイズについての設定条件の何れも越えないこととなるかを判定する。つまり、今回の録画対象の番組を記録できるに足る空き領域が形成されるか否かを判定する。そして、この判定結果に従って、録画対象ジャンル別領域から、記録時間が古い順に従って所要数のコンテンツを削除するようにされる。
【００７８】
次のステップＳ１０６においては、現時点において録画対象ジャンル別領域に形成されている空き領域に対して、今回の録画対象の番組としてのコンテンツデータの記録を開始させるための制御処理を実行する。以降は、例えばストリームデータとして受信取得されるコンテンツデータを、ＨＤＤ２０に転送して記録していくための制御処理が実行される。
そして、このような記録のための制御処理は、例えばそのコンテンツとしての番組が終了するのに応じて記録終了タイミングに至ったのだということがステップＳ１０７にて判別されるまで継続される。そして、ステップＳ１０７において記録終了タイミングに至ったことが判別されると、システムコントローラ１６は、所要の録画終了処理を実行する。この際の録画終了処理としては、例えば今回の記録結果に応じて、ＨＤＤ２０のファイルシステムを書き換えるための制御、また、録画結果に応じた録画登録リスト、録画済みリストの内容を更新するための処理などとなる。ちなみに、新規に自動録画されたコンテンツ（番組）は、本実施の形態においては、録画済みリストに登録されることで、しかるべきジャンル別領域に対して記録されたものとして管理される。つまり、録画済みリストにおいて、各コンテンツＩＤごとに対応付けられるジャンルの情報により、そのコンテンツがどのジャンル別領域に記録されているのかを示すことになる。
【００７９】
なお、上記図８に示した処理動作は、システムコントローラ１６が、ＲＯＭ１７に記憶保持されているとされるプログラムを実行することで実現される。また、フローチャートとしては示していないが、ユーザ操作に応じたジャンル別領域設定のための処理も、システムコントローラ１６がＲＯＭ１７に記憶保持されているプログラムを実行することで実現される。このようなプログラムは、例えば工場出荷時において、ＲＯＭ１７に書き込まれるものである。
また、プログラムとしては、例えばいわゆるパッケージメディアとして、所定の記録媒体に記録して保存しておくことも可能である。このようにしてプログラムを記録媒体に保存しておくようにした場合、例えば、本実施の形態としての記録再生装置に対して、この記録媒体に対応するドライバを設ければ、このドライバにより記録媒体からプログラムを読み込んで、ＲＯＭ１７にインストールさせることなどが可能となる。
【００８０】
なお、本発明としてはこれまでに説明した実施の形態としての構成に限定されない。
例えば上記説明においては、ジャンルによる自動録画としての基本的な動作に対して、ＨＤＤ（記録媒体）の記録領域において、自動録画されるコンテンツがジャンルごとに振り分けられるようにして記録されるためのジャンル別領域を設定することとしている。つまり、ジャンル別領域は、自動録画によってコンテンツが記録される領域としている。しかしながら、例えば、ユーザが番組単位で録画予約を指定する、通常の予約録画の場合などにも本発明は適用できる。
【００８１】
また、上記説明では、記録媒体における記録領域の割り当ての基となる内容項目は、ジャンルであるとして説明しているが、これは、あくまでも一例である。これまでの説明からも分かるように、上記実施の形態において扱われるジャンルは、ＥＰＧデータにおいて番組ごとに付される、各種の付加情報の１つであるジャンルを示す情報を基としている。従って、記録領域の割り当てとしては、例えばＥＰＧデータなどの、番組放送側から提供される番組ごとの内容に関連する各種の関連情報のうちから、ジャンル以外の適切な内容項目が選択されても構わないものである。例えば、ＥＰＧデータには、番組の内容を示し得る情報として、ジャンルの他にも、出演者、あらすじなどをはじめとした各種の情報が付加されているから、これらを本発明の内容項目として利用した多様な形態の自動録画、及び記録領域の割り当て設定を考えることができる。
【００８２】
また、これまでの説明では、デジタル衛星放送を受信して、その受信取得したコンテンツを記録再生する記録再生装置を、本発明に適用した場合を示している。しかしながら、これについてもあくまでも一例であって、例えば、ラジオ放送を受信して得られるコンテンツを記録再生できるような記録再生装置に適用してもよい。さらには、ネットワークやデータインターフェイスを介して受信取得されるコンテンツデータを記録再生する記録再生装置に適用することも考えられる。つまり、記録媒体に記録すべきコンテンツの供給元は特に限定されないものであり、従って、供給されるコンテンツを取得するための構成としても特に限定されるものではない。
【００８３】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、コンテンツ情報を記録する記録媒体の記録領域について、コンテンツ情報の内容に関連した所定の内容項目（例えばジャンルの区別）に対応させた内容項目別記録領域（ジャンル別領域）を設定することが可能とされている。そして、記録時においては、記録対象のコンテンツ情報に与えられた内容項目指示情報（例えばＥＰＧデータのジャンルを示す情報）が示す上記内容項目の内容項目別記録領域に、この記録対象のコンテンツ情報を記録するようにされる。
このような構成によれば、コンテンツ情報は、その内容項目に応じた内容項目別記録領域に対して記録されるようにして管理されることになる。これにより、記録媒体に記録されたコンテンツ情報は、内容項目別記録領域ごとにおいて独立した管理を行うことが可能となる。そして本発明では、この内容項目別記録領域の設定はユーザ操作によって行われるものであるが、これは、ユーザの意図が反映された内容項目別記録領域の設定を行うことが可能であることを意味する。
つまり、本発明によっては、記録媒体にコンテンツ情報を記録するのにあたり、ユーザが内容項目別記録領域を設定できるようにしていることで、例えば、所定の内容項目の種別に応じたユーザのコンテンツ情報の視聴スタイルに適したとされる、記録媒体におけるコンテンツ情報の記録内容を得ることが可能となるものである。これにより、コンテンツ情報を記録媒体に記録する機器、システムとしての利便性が向上されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態としての記録再生装置の構成例を示すブロック図である。
【図２】ＥＰＧデータベースの構造例を示すデータ構造図である。
【図３】録画登録リスト（及び録画済みリスト）のデータ構造例を示すデータ構造図である。
【図４】従来における自動録画動作例を示す説明図である。
【図５】実施の形態としての自動録画動作例を示す説明図である。
【図６】ジャンル別領域を設定する操作手順を示す説明図である。
【図７】ジャンル別領域設定テーブルの構造例を示すブロック図である。
【図８】実施の形態としての自動録画動作のための処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
９パラボラアンテナ、１０記録再生装置、１１フロントエンド部、１２デスクランブラ、１３デマルチプレクサ、１４ＭＰＥＧデコーダ、１５ＡＶ信号処理部、１６システムコントローラ、１７ＲＯＭ、１８ＲＡＭ、１９ドライブコントローラ、２０ＨＤＤ、２１バス、２２操作部、３１３ディスプレイモニタ、３２オーディオモニタシステム[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a recording apparatus and method for recording content information by video / audio broadcast by digital broadcasting, for example, and a program executed by such a recording apparatus.
[0002]
[Prior art]
Various types of AV devices for recording and reproducing video data, audio data, and the like, such as video tape recorders and disk recorders / players using a recording medium such as a magnetic tape, an optical disk, a magneto-optical disk, and a memory card, have become widespread. In recent years, devices for recording and reproducing content as video data using a large-capacity recording medium such as an HDD (hard disk drive) have been developed.
As such a device, for example, a recording / reproducing apparatus which is capable of recording contents as a broadcast program by combining a recording / reproducing unit using a HDD as a recording medium with a broadcast tuner has been proposed. Is coming.
Video data has a larger data size than other types of data. However, if an HDD capable of realizing a large capacity relatively easily is adopted at present, a large number of programs (contents) can be easily recorded. . For example, although it depends on the capacity of the HDD, for example, a broadcast program for several tens to several hundred hours can be recorded. Therefore, it is possible to record an equivalent number of tens to hundreds of programs.
[0003]
In this way, by utilizing the fact that more contents can be recorded than before, in the recording / reproducing apparatus as described above, contents that are considered to match the user's preference are automatically stored in the storage medium. It is configured so that it can be recorded. Providing such an automatic recording function saves the user the trouble of manually making a recording reservation and improves convenience.
[0004]
As such an automatic recording function, a function utilizing program additional information superimposed on a broadcast signal has been conventionally proposed. In particular, using program additional information indicating a genre of a program, user's preference can be improved. A configuration is known in which a program of a genre specified in accordance with the selected genre is selected and recorded automatically (for example, see Patent Document 1).
[0005]
By the way, even if the HDD as a recording medium has a relatively large capacity, the capacity is limited. Then, when programs (contents) corresponding to some specified genres are recorded on the HDD by the automatic recording as described above, the recordable capacity of the HDD eventually becomes exhausted. , The content cannot be recorded on the HDD.
[0006]
Therefore, in such a recording / reproducing apparatus, unnecessary contents are automatically erased from contents already recorded on the HDD, so that a recording capacity for contents newly recorded by recording can be secured. Is configured.
As a method of such automatic erasing, for example, a method is known in which the date and time recorded on the HDD are managed, and, for example, a device in which a predetermined time has elapsed from the time of recording is automatically deleted. I have.
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-10-285528 (Section 4)
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, it is naturally assumed that the user's viewing style of the content automatically recorded on the HDD will be different for each genre. Along with this, it is conceivable that the storage state of each genre of the program also differs.
As an example, consider the difference between news and drama genres.
First, since a news program requires immediacy even in view of its content, the fact that the user wants to play back and view it from the HDD is a program with the latest or near newness. become. Therefore, as a program belonging to the news genre, it is sufficient that even a new required number of programs are always stored in the HDD.
On the other hand, a program of a drama is a method of using, for example, so-called recording and storing for as many programs as possible, and then carefully reproducing and appreciating it later when a set time is available. Therefore, in the case of a drama, it is necessary to store as many programs as possible from the past to the latest one in the HDD.
[0009]
However, it is difficult for the conventional combination of the automatic recording function and the automatic erasing function as described above to meet the demands of the user as exemplified above.
That is, in the above-described example, programs of the drama and news genres are sequentially recorded on the HDD by the automatic recording function. Then, automatic deletion is performed from the oldest recording date and time in the entire recording area of the HDD irrespective of drama and news. As a result, for example, while many news programs from the past have been stored in the HDD, it has been requested by users that only some relatively new drama programs are stored. May be in the opposite save state.
For this reason, for example, in the case of automatic recording by genre, for example, the storage state in the HDD suitable for each genre as described above is obtained, so that the user's request as described above is met. It can be said that it is necessary. In other words, there is ample room for more effective use of the storage capacity of the recording medium with a recording operation such as automatic recording.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the present invention is configured as follows as a recording apparatus.
That is, a recording unit that records the acquired content information on a recording medium, an input operation unit that enables input by operation, and a content related to the content of the content information in accordance with an operation performed on the input operation unit. Setting means for setting the allocation of a recording area for each content item in a recording medium in correspondence with a predetermined content item, and content item instruction information attached to the content information to be recorded when the recording means records the content information And recording control means for controlling the recording area for each content item corresponding to the content item indicated by (1) so that the content information to be recorded is managed as being recorded.
[0011]
The recording method of the present invention is configured as follows.
That is, the recording procedure for recording the acquired content information on the recording medium and the allocation of the recording area for each content item on the recording medium are set in correspondence with the predetermined content item related to the content of the content information in accordance with the input operation. When the content information is recorded by the setting procedure and the recording procedure, the recording target content information corresponding to the content item indicated by the content item instruction information added to the recording target content information And a recording control procedure for controlling so as to be managed as recorded.
[0012]
The program of the present invention is configured as follows.
In other words, the recording procedure for recording the acquired content information on the recording medium and the assignment of the recording area for each content item on the recording medium are set in correspondence with the predetermined content items related to the content of the content information according to the input operation. When the content information is recorded by the setting procedure and the recording procedure, the content to be recorded is stored in the recording area for each content item corresponding to the content item indicated by the content item instruction information attached to the content information to be recorded. And a recording control procedure for controlling the information to be managed as recorded information.
[0013]
According to each of the above configurations, the allocation setting of the recording area (the recording area for each content item) is performed on the recording medium on which the content information is to be recorded, according to the content item related to the predetermined content of the content information to be recorded. Will be managed in this way. In recording the content information, the content information to be recorded is managed in such a manner that the content information to be recorded is recorded in the recording area for each content item indicated by the content item instruction information given to the content information to be recorded. You.
That is, the content information is recorded on the recording medium in such a manner that the content information is put together in a recording area divided for each content item associated with the content information. Since the recording area is set according to the input operation, it is possible to perform arbitrary assignment as intended by the user, for example, according to the content of the content.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 shows a configuration of a recording / reproducing apparatus 10 as an embodiment of the present invention.
The recording / reproducing device 10 is a device in which a video recording / reproducing function is added to a digital satellite broadcast receiver, and can record a large amount of video data on an HDD (hard disk drive) 20 having a relatively large storage capacity. it can.
The recording / reproducing apparatus 10 can be implemented as an AV device, and can be configured integrally with a television broadcast receiver such as a set-top box.
[0015]
As digital satellite broadcasting, for example, a broadcasting wave transmitted from a communication satellite or a broadcasting satellite (not shown) is received by the parabolic antenna 9. The parabolic antenna 9 converts a broadcast wave received by a built-in LNB (Low Noise Block Down Converter) into a predetermined high-frequency signal and supplies the signal to the front end unit 11 of the recording / reproducing apparatus 10. Data of electronic program information (hereinafter referred to as EPG (Electronic Program Guide) data) is superimposed on the broadcast wave in accordance with a prescribed format.
[0016]
For example, in a digital satellite broadcasting system in which a television signal is converted into a digital signal by a broadcasting satellite or a communication satellite, and the broadcasting signal is received and viewed in each home, for example, approximately 150 channels can be secured. Thus, for example, an extremely large number of programs can be broadcasted even when compared to conventional terrestrial broadcasting.
In order to ensure that a desired program can be selected from a large number of programs, the digital satellite broadcasting system transmits information about an electronic program guide (EPG), which is information about a broadcast program. I have. On the digital satellite broadcast receiving apparatus side, a program guide table is created based on the data of the electronic program guide, and can be displayed and output. The program guide table is configured as a GUI (Graphical User Interface), and, for example, a user can select a desired program by performing an operation on the program guide table.
The EPG also includes the genre of the program, for example, types such as news, sports, and dramas. By using the EPG, programs being broadcast can be grouped and managed by genre. It is also possible to search for a program of a genre to be viewed from a large number of channels by using it, or to automatically record a program of a genre that the user prefers.
[0017]
Note that the received broadcast wave may be any of a cable broadcast wave and a terrestrial wave in addition to the digital satellite broadcast wave. Further, depending on whether the received broadcast wave is an analog signal or a digital signal, the internal configuration of the front end unit 11 and each of the functional circuit units described below is appropriately changed.
[0018]
The front end unit 11 receives a carrier (reception frequency) determined by the setting signal based on a setting signal from the system controller 16 connected via the bus 21 and setting transmission data and the like. By performing a Viterbi demodulation process, an error correction process, and the like, a TS (Transport Stream) is obtained.
[0019]
As is well known, the TS according to the digital satellite broadcasting standard includes, for example, compressed data obtained by compressing video signals and audio signals of a plurality of programs (video programs) by MPEG2 (Moving Picture Experts Group Layer 2), and various additional data. Information is multiplexed.
[0020]
Here, the compressed data obtained by compressing the video signal and the audio signal described above is multiplexed as an ES (Elementary Stream). The additional information inserted by the broadcasting side includes PSI (Program Specific Information) storing tables such as PAT (Program Association Table) and PMT (Program Map Table), and SI (Service Information: Program Information). ). As is well known, the EPG data is described in the SI, and the EPG data is extracted from the table structure in the section format as the SI.
The above information is multiplexed by forming a TS by a transport stream packet (TS packet) of 188 bytes and storing the ES and the various additional information described above in the TS packet. Done.
The TS obtained by the front end unit 11 is supplied to a descrambler 12.
[0021]
Further, the front end unit 11 acquires a PSI (Program Specific Information) packet from the TS, updates the channel selection information, and obtains a component PID (Program ID) of each channel in the TS. For example, it is transmitted to the system controller 16. The system controller 16 uses the acquired PID for the reception signal processing.
[0022]
In the descrambler 12, the descramble key data prepared in advance is received from the system controller 16 via the bus 21, and the PID is set by the system controller 16. Then, a descrambling process is executed based on the descrambling key data and the PID.
Also, for confirmation, as the TS output from the descrambler 12, there is a possibility that ESs of a plurality of programs are multiplexed, and data for data broadcasting and PSI, Are multiplexed without being removed.
[0023]
The demultiplexer 13 separates a necessary TS packet from the TS supplied from the descrambler 12 according to a filter condition set by the system controller 16 connected via the bus 21. Thus, for example, in the demultiplexer 13, as a TS packet for one target program, for example, a TS packet of video data compressed by the MPEG2 system as a video program and a TS packet of audio data compressed by the MPEG2 system are provided. A TS packet will be obtained. Then, the compressed video data and compressed audio data thus obtained are output to the MPEG decoder 14.
The demultiplexer 13 also extracts, from the TS, a TS packet of EPG data and a TS packet storing other additional information as necessary.
[0024]
The individual packets of the compressed video / audio data separated by the demultiplexer 13 and input to the MPEG decoder 14 are input to the MPEG decoder 14 in a format called PES (Packetized Elementary Stream). .
In the setting of the filter conditions, for example, the PAT, PMT, and the like included in the TS are extracted by the demultiplexer 13 and transferred to the system controller 16. Then, the system controller 16 sets a filter condition for the demultiplexer 13 based on the information content described in the transferred PAT, PMT, and the like.
[0025]
The MPEG decoder 14 includes a video decoder that decodes (decompresses) compressed video data in accordance with the MPEG2 format, and an audio decoder that decodes compressed audio data in synchronization with the video data output in accordance with the MPEG2 format. It has. Then, the input compressed video data is decoded by a video decoder, and the input compressed audio data is decoded by an audio decoder.
In this case, for example, the decoded video data is subjected to necessary signal processing so that an image is appropriately displayed in accordance with a predetermined television system such as the NTSC system, for example, to obtain a digital video signal. Output.
The decoded audio data is output, for example, as a digital audio signal.
In the case of the present embodiment, the digital video signal and the digital audio signal output from the MPEG decoder 14 are supplied to an audio / video signal processing unit (AV signal processing unit) 15 and a drive controller connected via a bus 21. 19 is input.
[0026]
The basic operation of the audio / video signal processing unit 15 is as follows. The digital video signal and the digital audio signal input from the MPEG decoder 14 are subjected to required signal processing to obtain a video signal and an audio signal for display output. Is output as
The video signal output from the audio / video signal processing unit 15 in this manner is supplied to the display monitor 31. The display monitor 31 displays and outputs the input video signal as an image.
In this case, the audio signal output from the audio / video signal processing unit 15 is input to the audio monitor system 32, where it is output as audio. The audio monitor system 32 includes, for example, an amplifier that amplifies an input audio signal and a speaker that outputs an audio signal amplified and output from the amplifier as audio.
[0027]
The HDD (hard disk drive) 20 is a randomly accessible storage device that can store programs, data, and the like, and has, for example, a capacity of several tens of GB or 100 GB or more.
The HDD 20 is connected to the system controller 16 via a drive controller 19 and a bus 21, and the drive controller 19 operates based on control from the system controller 16 to execute recording / reproduction of various data. You. For example, recording and reproduction of the digital video / audio signal supplied from the MPEG decoder 14 are performed.
The digital video signal and digital audio signal as the content data reproduced from the HDD 20 are supplied to the AV signal processing unit 15 via the drive controller 19 and output to the outside.
[0028]
As understood from the above description, the system controller 16 executes various control processes so that a required operation in the recording / reproducing device 10 is obtained.
The system controller 16 is provided with a ROM 17 and a RAM 18 as shown.
The ROM 17 stores programs to be executed by the system controller 16 to implement the various control processes described above, and various types of initial setting information. In particular, in the case of the present embodiment, a program for realizing an operation for recording a classification code as shown in FIGS.
In the case of the present embodiment, the ROM 17 includes a rewritable nonvolatile memory element, such as a flash memory, which retains data storage even when power supply is stopped.
Further, the RAM 18 appropriately holds data necessary for the system controller 16 to execute various control processes.
[0029]
An operation unit 22 is connected to the system controller 16. The operation unit 22 is provided with various operators for operating the recording / reproducing device 10. Then, operation signals corresponding to the operations performed on these operators are output to the system controller 16. The system controller 16 executes necessary control processing so that an operation according to the input operation command is obtained.
Note that, in addition to the operation unit 22, a user interface unit using a remote controller or the like may be provided.
[0030]
Next, the automatic recording function of the recording / reproducing apparatus 10 according to the present embodiment having the above configuration will be described.
The automatic recording function is a function of automatically recording a program recommended based on, for example, a user's preference or a viewing history, or recommended by a broadcasting station or a service site. Specifically, for example, the user designates a genre, a keyword, or the like according to the preference of the user's own program, and automatically records a program belonging to the designated genre, keyword, or the like on the HDD 20. Things. The recording / reproducing apparatus 10 automatically selects a program including a genre, a keyword, or the like which is considered to match the user's preference, based on the user's program viewing history and the erasure protection setting status for each content. It is also considered that the selected program is automatically recorded.
In the following description of automatic recording, for simplicity, the program selection criteria for automatic recording will be limited to genres only.
[0031]
In the automatic recording as described above, for example, in recognizing the genre of a program, the genre of the program is selected from various types of additional information related to the program content added to each program in the EPG data. Is generally used.
Therefore, an example of the structure of an EPG database that the recording / reproducing apparatus 10 creates and holds based on EPG data received and acquired from a broadcast signal will be described.
[0032]
The EPG database is obtained by the system controller 16 acquiring the EPG data separated and extracted from the TS in the demultiplexer 13, creating the EPG data based on the EPG data, writing the EPG data in, for example, a rewritable area of the RAM 17 or the ROM 18 and holding the EPG database. To be kept. For example, when a program guide table functioning as a GUI for selecting a program for program selection and recording reservation is displayed and output on the display monitor 31, the EPG data held in the memory in this manner is used. This is realized by forming a program guide table and displaying and outputting it.
Then, as shown in FIG. 2, for example, as shown in FIG. 2, the EPG database stores various required IDs such as the title, genre, broadcast channel, time (broadcast date and time), and performer of the program with respect to a content ID unique to each content. The information is formed in association with the information.
[0033]
Then, the registration setting of the program to be automatically recorded can be performed by using the EPG database.
For example, assume that a drama is set as a genre of a program to be automatically recorded. In this case, the system controller 16 sequentially searches the EPG database for the required number of content IDs indicating that the genre indicates drama and that is closest to the future broadcast date and time from the current time. Then, a recording registration list as shown in FIG. 3, for example, is created using the searched content ID and the required information content associated with the content ID.
This recording registration list is written and held in a rewritable area of the ROM 17.
[0034]
The recording registration list shown in FIG. 3 is also formed by associating the genre, channel, and other various additional information with the recording date and time and data size information for each content ID. The recording date and time in this case indicates the recording start time and the recording end time. The data size here indicates the data size as one content, and this data size depends on the time length of data corresponding to the time from the recording start time to the recording end time and the data compression format. It can be obtained by calculation based on a bit rate or the like.
It should be noted that this recording registration list may actually include, for example, programs (contents) recorded by the automatic recording described above, as well as programs registered by a recording reservation operation by a normal user.
[0035]
The basic operation of the automatic recording in the recording / reproducing apparatus 10 is as follows.
Control processing for automatic recording is executed by the system controller 16. The system controller 16 accesses the recording registration list (see FIG. 3) stored in the ROM 17 by, for example, a polling process, recognizes the broadcast start time of the program whose broadcast date and time is closest, and compares it with the current time. To be. As a result of the comparison, when it is determined that the timing of recording start has been reached, the front end unit 11 is controlled to start reception tuning of a broadcast channel of a program to start recording. The broadcast channel of the program to start recording can be recognized by referring to the information on the channel in the recording registration list. Then, the control for recording the video data as the program received and acquired in this manner in the HDD 20 is executed. The recording of the video data in the HDD ends when the broadcast end time indicated as the recording date and time of the recording registration list has elapsed.
In this way, for example, a recording registration list is created and stored based on the automatic recording setting (here, indicating the genre specification of a program to be automatically recorded), and the stored recording registration list is referred to. By executing the process of recording the content as a broadcast program in the HDD 20, the basic operation as the automatic recording is realized.
[0036]
The above is the basic operation of the automatic recording. However, simply performing the basic operation as described above as the automatic recording function, as described above as a conventional problem, for example, as requested by the user according to each genre, as described above Cannot be saved. This point will be specifically described with reference to FIG.
[0037]
FIG. 4A shows a program to be automatically recorded as the broadcast time elapses. Here, it is assumed that drama, news, and weather forecast are set in advance as the genre of the program to be automatically recorded, and accordingly, the automatic recording schedule is determined as shown in FIG. Shall be
In this case, the content (program) is recorded on the HDD 20 having the total recording capacity shown in FIG.
[0038]
Here, first, the program of drama A broadcast first in FIG. 4A is recorded on the HDD 20 first as shown in FIG. 4B. Subsequently, as can be seen from FIGS. 4A and 4B, news A, weather forecast A, and drama B are sequentially recorded.
[0039]
Then, at the stage where the recording of drama B has been completed as described above, as shown in FIG. 4B, the free space in the HDD 20 is such that the news B to be recorded following drama B is completely recorded. Suppose that there is not enough left.
In such a case, for example, unless the user performs an operation to delete the content that is determined to be unnecessary, the recording cannot be continued any more.
Therefore, as described above, in order to avoid the above-described inconvenience, the automatic erasing function may be enabled. In other words, by enabling the operation of deleting the oldest content from the content already recorded in the entire HDD, the free space for the content to be newly recorded is secured. can do.
[0040]
In this case, when each program of the news B and the weather forecast B is recorded on the HDD 20 with the above-mentioned automatic erasing function enabled, the recorded contents on the HDD 20 are changed from FIG. 4B to FIG. The state shown in FIG.
First, when the news B is recorded on the HDD 20, the content to be deleted from the contents already recorded on the HDD 20 is the drama A recorded most recently. Therefore, by deleting this drama A, first, a free space for recording the news B is secured, so that the news B is recorded on this free space.
However, even if the recording of the news B is completed, if the next weather forecast B is to be recorded, the free space of the HDD 20 becomes insufficient. Therefore, even when the recording of the weather forecast B is started, it is necessary to delete the recorded content. Then, in this case, the news A recorded most recently at the present time is deleted. Thereby, the free space for the weather forecast B is secured, and the weather forecast B can be recorded.
[0041]
As a result of recording the drama A to the weather forecast B broadcasted as shown in FIG. 4A in the HDD 20 in this manner, as shown in FIG. The news B, the weather forecast B, the weather forecast A, and the drama B are stored.
And, as described above, such saved contents are not what the user desires.
That is, first, regarding the program (content) of the drama genre, since the drama A was recorded first, it is erased halfway by the automatic erasing function, and only the drama B remains and is stored. ing. Even though the user intends to record as much of the drama as possible, the result of such storage is not stored as intended, and is relatively new. Only the recorded one remains, and the old one recorded in the past is erased and lost, which is an undesirable state for the user.
[0042]
Regarding the weather forecast program, both the weather forecasts A and B broadcast in FIG. 4A are stored in the HDD 20 shown in FIG. 4C.
For example, the information provided by the weather forecast, like news, does not need to be old, and new information is always required. Therefore, for example, in this case, it is assumed that the user considers that it is sufficient that at least one weather forecast program is recorded on the HDD 20. However, the fact that a plurality of weather forecast programs are stored in FIG. 4 (c) means here that a greater number of weather forecast programs may be stored than intended by the user. are doing.
In the case of FIG. 4 (c), a news program that always requires the latest contents is also in a state where only the latest news B among the broadcast programs shown in FIG. 4 (a) is stored. However, as can be seen from the above description, depending on the broadcast schedule, a news program may be stored in a state in which a larger number of programs than required by the user are stored.
[0043]
In this manner, in the recording operation combining the automatic recording function and the automatic erasing function, there is a high possibility that there is a high possibility that the storage state of the content as intended by the user cannot be obtained. In addition, such a storage state also leads to the fact that the limited recording capacity of the HDD is not effectively used by adapting to the viewing style for each genre of the program to be automatically recorded.
[0044]
In the case of the automatic recording setting illustrated in FIG. 4, the case where the recording capacity of the HDD is used effectively means that the latest program of the genre of news or weather forecast is stored as a minimum necessary. Is to prevent the recording capacity of the HDD 20 from being wastefully consumed. On the other hand, in response to a program of the drama genre, as much recording capacity as possible is allocated to the HDD 20 and as much as possible. A number of drama programs will be saved.
In order to effectively use the recording capacity of the HDD 20, it is necessary to set the recording capacity of the HDD to an appropriate recording capacity according to the genre of the recorded program (content). Will be.
[0045]
Therefore, the present embodiment is configured so that an automatic recording operation according to a genre can be executed conceptually as shown in FIG.
Here, FIG. 5A also shows a program to be automatically recorded as in FIG. 4A as the broadcast time elapses. That is, also in this case, drama, news, and weather forecast are set in advance as genres of programs to be automatically recorded.
Also, the total recording capacity of the HDD 20 shown in FIGS. 5B and 5C is the same as that in FIGS. 4B and 4C.
[0046]
In the present embodiment, as shown in FIG. 5B, in the recording capacity of the HDD 20, a recording area (area by genre) is allocated for each genre to be automatically recorded. That is, in this case, a drama area for recording a program of the drama genre, a news area for recording a program of the news genre, and a weather forecast area for recording a program of the weather forecast genre are set as the genre-specific areas. To be. The setting of such an area can be arbitrarily set by the user through an operation input as described later.
In this case, as schematically shown in FIG. 5B, a relatively large area size is assigned to a drama area in which it is desired to record as much content as possible. . On the other hand, a smaller area size is assigned to the news and weather forecast since only the minimum necessary latest program needs to be stored.
[0047]
When the genre-specific area is set in the HDD 20 as described above, the programs shown in FIG. 5A are recorded on the HDD 20 as shown in FIGS. 5B to 5C. Will be.
First, as shown in FIG. 5B, drama A, which is a program to be recorded first, is recorded in the drama area. Then, the next news A is recorded in the news area. Further, the next weather forecast A is recorded in the weather forecast area.
[0048]
Then, the next drama B is recorded in a free area in the drama area as shown in FIG.
Further, the next news B is to be recorded in the news area. At this stage, since the news A has been recorded in the news area, the free space for recording the news B is left as it is. Is not left.
Also, looking at the recording state of the entire HDD 20 at this stage, the drama areas A and B are recorded in the drama area, and the weather forecast A is recorded in the weather forecast area. In this case, there is no free space for recording the news B. In such a case, in the conventional case shown in FIG. 4, the free space for newly recorded content is secured by deleting the content recorded in the HDD 20 from the oldest recorded content. However, in this case, the disadvantage described with reference to FIG. 4 occurs. Also, assuming that a genre-based area is set as shown in FIG. 5, if this conventional method is employed as it is, the news B must be recorded in the news area as described above. Since the drama A in the drama area which is not the news area is to be erased, it becomes meaningless.
[0049]
Therefore, in the present embodiment, the automatic erasure function enables automatic erasure for each genre-specific area. In other words, for example, the operation of deleting the oldest content from the recorded content as necessary as described above can be performed independently for each genre area. .
[0050]
Then, assuming that the automatic erasing function for each genre area as described above is enabled, when the above-described news B is recorded on the HDD 20, first, the oldest content among the contents already recorded in the news area is first used. It erases from the object to secure free space. In this case, since the content already recorded in the news area is only news A as shown in FIG. 5B, this news A is treated as the oldest recorded content and deleted. . As a result, free space in the news area is secured, and news B is recorded in the news area.
In this manner, in the present embodiment, the automatic erasure function can be set for each genre area, so that a recording operation like overwrite erasure can be executed independently for each genre area. Accordingly, even when the free space of the entire HDD 20 is insufficient when automatically recording content of a certain genre, the content of another genre is not affected. That is, contents of another genre are not inadvertently deleted.
[0051]
Next, when the weather forecast B is recorded, since the weather forecast A is already recorded in the weather forecast area, there is not enough free space to record the weather forecast B. Recording on the HDD 20 is performed in the same manner as the case of recording the news B for the forecast area.
That is, first, at this stage, the weather forecast A, which is the content already recorded in the weather forecast area, is deleted to secure the free space, and then the weather forecast B is recorded in this weather forecast area. Become.
[0052]
5 (c), among the programs shown in FIG. 5 (a), the drama area includes drama A and drama B, the news area includes news B, and the weather forecast area. Shows that the weather forecast B is stored.
Such a storage result means that, for programs in the drama genre, from the past to the latest, as many as possible are stored.
In addition, it means that programs of the genre of news and weather forecast are stored as close to the latest as possible as much as possible.
The fact that such a storage result is obtained means that the content of the automatically recorded content is stored as intended by the user according to each genre. In addition, it can be said that the recording capacity of the HDD is effectively used by adapting to the way of viewing the program to be automatically recorded for each genre.
[0053]
As described above, in the present embodiment, first, a genre-based area is set in the HDD 20, and a program (content) to be automatically recorded is recorded in a genre-based area corresponding to the genre. . As a result, the program recorded by the automatic recording can be managed independently in each genre area.
In addition, it is possible for the user to arbitrarily set the area size of the genre-based area and to set the automatic deletion function for each genre-based area according to the user's manner of viewing programs of each genre. Thus, in the present embodiment, as described above, the storage state as intended by the user can be obtained for each genre, and the recording capacity of the HDD can be used effectively. ing.
[0054]
In FIG. 5, the genre-specific areas are set by dividing each genre-based area (drama area, news area, weather forecast area) so that there is no excess in the total storage capacity of the HDD 20. However, this is merely an example for simplifying the description. That is, in practice, a part of the total storage capacity of the HDD 20 may be set as a genre-specific area, and an area that is not set as a genre-based area in the total storage capacity of the HDD 20 may exist.
Further, in FIG. 5, each genre-based area is schematically shown as a physically integrated area, but actually, one genre-based area is physically stored on the HDD 20. The content may be recorded in such a manner that the content is discretely provided. This is because the genre-specific area is to treat the size of the area in which the same genre is to be recorded as a single unified area on the HDD file system, for example.
[0055]
In the following, a configuration for realizing the automatic recording operation according to the present embodiment, which has been illustrated with reference to FIG. 5, will be described.
First, the assignment of the genre-based area set for the HDD 20 as shown in FIG. 5 must reflect the user's will. For this reason, in the present embodiment, the assignment setting of the genre-based area is performed by the user's input operation on the operation unit 22. Therefore, an operation procedure for setting the assignment of the genre-based area will be described with reference to FIG.
[0056]
Here, the user uses a remote controller as input operation means corresponding to the operation unit 22. That is, the operation unit 22 in this case includes a remote controller and a receiving unit that receives an operation information signal wirelessly transmitted from the remote controller and transfers the operation information signal to the system controller 16.
[0057]
For example, if the user performs an input operation for starting the genre-based area allocation setting on the remote controller, the system controller 16 first operates the display monitor 31 to select the genre selection shown in FIG. A control process for displaying and outputting the screen 100 is executed. The genre selection screen 100 and the screens shown in FIGS. 6B and 6C described below are screens that function as a GUI for a user's input operation.
[0058]
First, a genre selection menu display 101 is displayed on the genre selection screen 100 of FIG. Here, for example, a genre that is currently designated to be automatically recorded is displayed as a menu list.
The user can select an arbitrary genre from the genre selection menu display 101 by performing a predetermined operation on the remote controller. The genre selected in the genre selection menu display 101 indicates the genre corresponding to the genre-specific region to be set.
For example, the user selects a genre in a genre-specific region to be set in the genre selection menu display 101 and confirms whether there is any error, and then operates the determination button 102 by the remote controller. . As a result, the genre of the genre-specific region to be set is determined, and the region setting screen 110 for that is displayed as shown in FIG. 6B.
[0059]
In this case, the area setting screen 110 shown in FIG. 6B is, for example, a screen for setting the area for each drama genre. That is, the setting screen corresponds to the case where the genre selected and determined on the genre selection screen 100 shown in FIG. 6A is a drama.
On the area setting screen 110, for example, three items of “use area”, “number of contents”, and “recording time” are shown as setting items relating to the area size of the area by genre. And, as shown in the figure, a check box 111 and an input box 112 are arranged in the setting item of the “use area”. Similarly, a check box 113, an input box 114, a check box 115, and an input box 116 are arranged for each of "number of contents" and "recording time".
[0060]
First, the “use area” is an item for setting what percentage of the total capacity of the HDD 20 is to be allocated as an area size to be allocated to the genre-specific area of the genre (drama in this case) selected and determined.
For example, by performing an operation to put a check in the check box 111 corresponding to the setting item of “use area”, the setting of “use area” is enabled, and the user can input an arbitrary percentage value in the input box 112. Is input.
For example, assuming that the total capacity of the HDD 20 is 100 GB and 20 (%) is input to the input box 112 as shown in the figure, the genre-specific area is about 20 GB of 20 GB of 100 GB. The area size will be allocated.
[0061]
The “number of contents” is an item for setting an area size to be allocated to a genre-specific area of the genre by setting a recordable maximum number of contents of the genre selected and determined. In this case, since the area size follows the number of contents, it changes according to the data size of each recorded content. However, by defining the maximum recordable number of contents, the size of the genre-based area is limited in such a way that an upper limit is given. In this regard, the area size is set. No change.
If the user wants to set the area size based on the “number of contents”, the user checks the check box 113 to enable the area size setting based on the “number of contents”. Then, an arbitrary number of contents is input to the input box 114.
[0062]
The “recording time” is an item for setting an area size to be allocated to a genre-specific area of the genre by setting an overall maximum recording time for the content of the genre selected and determined.
Also in this case, if the user wants to set the area size based on the “recording time”, the user checks the check box 115 to enable the area size setting based on the “number of contents”. Enter the recording time.
[0063]
Here, as can be seen from the fact that check boxes are used to validate the above items in FIG. 6B, in the present embodiment, a plurality of these three items are selected. It can be valid. Then, for example, when a plurality of setting items are valid, for example, among the valid setting items, the region size of the genre-specific region is determined by the setting item that first satisfies the condition. Good.
The specific example according to the setting contents of FIG. 6B is as follows. For example, content is recorded in a genre-specific region of a drama, and at a certain stage, the total recording time of the content recorded in the genre-specific region reaches 10 hours. It is assumed that the number of contents does not reach 50, and the total data size of the contents recorded in the genre area of the drama is less than 20% of the total capacity of the HDD 20. At this time, the item of “recording time” becomes effective, and the area size of the genre-based area of the drama is managed assuming that the size at this time is the maximum.
[0064]
The area setting screen shown in FIG. 6B also shows setting items of an “erase protection function” for enabling (ON) / ineffective (OFF) erasure protection. For example, if the user wants to prevent the content recorded in the genre-specific area set here from being erased even when the recording capacity is full, the user can use the setting item of the “erase protection function”. The user operates the input box 117 to make settings so that “ON” is displayed. On the other hand, if it is not particularly necessary to set the erasure protection, the setting may be made so that “OFF” is displayed.
As described above, when the user operates the area setting screen 110 shown in FIG. 6B to set necessary setting items, and then operates the enter button 118, the area setting screen 110 is displayed. The setting content input by operation is determined.
[0065]
In this case, when the above-mentioned erasure protection function is set to “OFF”, the genre of the genre selected and determined is displayed by a predetermined operation on the automatic erasure function setting screen 120 shown in FIG. It is possible to set what kind of automatic erasing operation is to be performed for another area.
As setting items in this case, first, there is provided an item for setting ON / OFF of the automatic erasing function by inputting either ON / OFF to the input box 121. When the input box 121 is turned "ON",
"1. Automatically erase after the date has passed" (hereinafter referred to as "automatic erase function 1")
"2. Automatically delete oldest data when it becomes larger than set area" (hereinafter referred to as "automatic deletion function 2")
These two setting items become active, and it becomes possible to perform an operation for setting.
[0066]
The automatic erasing function 1 is an automatic erasing function for automatically erasing content that has passed for a certain period of time (number of days) from the time of recording in the HDD. When the user wants to execute the automatic deletion by the automatic deletion function 1, the user checks the check box 122 shown in FIG. In addition, the elapsed time from the time of recording to be automatically erased is input to the input box 124 by using a value as the number of days. Here, “30” is entered in the input box 124. In other words, in the genre-specific area in this case, it is set that the content that has passed 30 days after the recording is to be automatically deleted.
[0067]
Also, the automatic erasing function 2 is necessary for recording new content when the content size is larger than the area size set in FIG. This function automatically deletes the content recorded most recently so that a sufficient free space is secured in the genre area.
If the user wants to enable the automatic erasure function 2, the user performs an operation of checking the check box 123 shown in FIG. 6C. When the automatic erasure function 2 is enabled, recording in the news area or the weather forecast area as described with reference to FIG. 5 is executed.
Then, after the setting is performed by the input operation on the automatic deletion function setting screen 120, the operation of the determination button 125 is performed, so that the setting contents thus far are determined.
[0068]
Then, in response to finalizing the setting for the genre-based area as shown in FIG. 6, the genre-based area setting table storing information on the setting content for each genre-based area as shown in FIG. 7 is updated. Will be done. The genre-specific area setting table is created by the system controller 16 in accordance with the determination result of the setting for the genre-specific area described with reference to FIG. 6, written in the rewritable area of the ROM 17, and held.
[0069]
The genre-based area setting table shown in FIG. 7 shows setting contents of setting items of “use area”, “number of contents”, and “recording time” in association with the genre selected and determined. The on / off setting of the erasure protection function and the setting contents of the automatic erasure function are shown.
By the way, as for the drama genre area shown in the figure, the area size is 20% of the total HDD capacity, the number of contents is 50, and any one of the conditions of 10 hours as the recording time is satisfied. It is shown that the case is satisfied. Also, it is shown that the erasure protection function is invalid (OFF). As for the automatic erasure function, for convenience, “1 (30)” is shown in the figure, but only the automatic erasure setting function 1 is valid, and the automatic erasure setting function is effective from the time of recording for automatic erasure. Indicates that the elapsed days are 30 days. The erasure protection function is set to be invalid (OFF). For automatic erasure, both the automatic erasure setting functions 1 and 2 are enabled, and for the automatic erasure setting function 1, the number of days elapsed from the time of recording for automatic erasure is two days. Have been.
FIG. 7 also shows examples of settings for each genre area for weather forecasts and movies, but these will only be referred to the figures and will not be described here.
[0070]
As described above with reference to FIGS. 6 and 7, in the recording / reproducing apparatus 10 of the present embodiment, for example, in conjunction with the automatic recording operation according to genre, the recording area (genre-specific The maximum size of the area can be arbitrarily set according to a user operation. In addition, for example, the automatic erasing function, which can be set only for the entire recording capacity of the HDD in the past, can be set for each genre-specific area according to a user operation.
Then, after the settings for the genre-specific areas are made in this way, automatic recording is performed, for example, as shown in FIG.
[0071]
Therefore, an example of a processing operation for an automatic recording operation according to the present embodiment will be described with reference to FIG. Note that the processing shown in this figure is executed by the system controller 16.
First, the system controller 16 determines whether or not it is time to start automatic recording of a program (content) as the process of step S101. In this processing, the recording registration list stored in the ROM 17 is referred to as described with reference to FIG.
If it is determined that the timing for starting automatic recording of the program has come, and a positive determination result is obtained in step S101, the process proceeds to step S102 and subsequent steps.
[0072]
In step S102, the setting status of a genre-specific region (hereinafter, also referred to as a “recording genre-specific region”) corresponding to the genre of the current recording target program (content) is recognized. As the processing at this time, for example, first, the genre associated with the content ID of the program to be recorded this time in the recording registration list is recognized. Thereby, the genre of the program to be recorded this time can be recognized. Then, the setting contents of the genre-specific region that matches the genre of the recognized program to be recorded (that is, the recording-target genre-specific region) are recognized with reference to the genre-specific region setting table shown in FIG.
[0073]
In the next step S103, it is determined whether or not there is enough free space in the recording target genre area to record content data as a current recording target program.
For this purpose, for example, first, the data size associated with the content ID indicating the current recording target program is recognized with reference to the recording registration list. That is, the data size of the program to be recorded this time is recognized.
Further, in the present embodiment, the content recorded in the genre-based area is registered and managed in, for example, a recorded list having a structure similar to that shown in FIG. By referring to the recorded list, what is the status of the recording result of the recorded content of the same genre as the current recording target program (the recording result of the content in the recording target genre-specific area)? Recognize whether Here, it is assumed that the total number of recorded contents, the total data size, and the total recording time are recognized as the status of the recording result.
[0074]
In addition, based on the setting status of the genre-based area recognized in step S102, the setting condition of the area size of the recording target genre-based area can be recognized. Therefore, for each of the total number of contents, the total data size, and the total recording time in the current recording target genre area recognized as described above, the setting is performed when the current recording target program is recorded. It is determined whether or not there is a region exceeding the set condition of the region size.
For example, assuming that the total number of recorded contents is set as “30” as a setting condition, and when the program to be recorded this time is recorded, the total number of actual recorded contents becomes 31 and exceeds 30. Exceeds the set condition of the set area size.
Also, if the total data size of the recorded content is set to 20% as a setting condition, and the actual capacity corresponding to this is set to 20 GB, and the program to be recorded this time is recorded, If the total data size of the recorded contents exceeds 20 GB, it exceeds the set condition of the set area size.
[0075]
Here, if at least one exceeds the set condition, it means that free space is not secured as the recording target genre area. In such a case, a negative result is obtained in step S103, and the process proceeds to step S104.
On the other hand, if there is no one that exceeds the set condition, it means that the free space is secured in the area for each genre to be recorded. In this case, since a positive result is obtained in step S103, the processing in steps S104 and S105 is skipped, and the process proceeds to step S106 described later.
[0076]
In step S104, it is determined whether or not the automatic erasure function 2 is set to be valid. For the sake of confirmation, the automatic erasure function 2 is an automatic erasure function for the content to be set for each genre area, as described with reference to the automatic erasure function setting screen 120 in FIG. This is one of the erasing functions. Then, when newly recording content in the genre-specific area, if the area size becomes larger than the set area size, the free space required for recording the new content is secured in the genre-specific area. In addition, a function of automatically executing erasing from the content recorded most recently is provided.
In the process of step S104, it is determined whether or not the automatic erasure function 2 is enabled by referring to the item of the automatic erasure setting for the current recording target genre area. Become.
In the case where a negative result is obtained as a determination result, in this case, an empty area is not secured in the recording target genre area, and the recording is performed in the past in the recording target genre area. This means that the content cannot be automatically deleted. Therefore, in this case, the program to be recorded this time cannot be recorded for the genre-specific area setting. For example, here, the operation of the current program automatic recording is terminated.
Incidentally, for example, instead of terminating the operation of automatic program recording, the present recording target program may be recorded in an area of the HDD 20 which is not set as a genre area as a remedy. Conceivable.
[0077]
If a positive result is obtained in step S104, the process proceeds to step S105.
In step S105, an automatic erasing process as the automatic erasing function 2 is executed. In other words, in the recording target genre area, the content recorded in the genre area is the oldest in the past so that the free space enough to record the data size of the current recording target program is formed. Delete the required number from the recorded one.
At this time, with reference to the recorded list (FIG. 3), the content that has been recorded in the recording target genre area is referred to. Then, based on this reference result, if any number of contents are deleted from the recording target genre-based area in the order of the recording time in chronological order, any of the setting conditions regarding the area size set in the recording target genre-based area is satisfied. It is determined whether it will not exceed. That is, it is determined whether or not a free area sufficient to record the current program to be recorded is formed. Then, according to this determination result, the required number of contents are deleted from the recording target genre area in the order of the oldest recording time.
[0078]
In the next step S106, a control process for starting recording of content data as a current recording target program in a free area formed in the recording target genre-specific area is executed. Thereafter, a control process for transferring and recording, for example, content data received and acquired as stream data to the HDD 20 is executed.
The control process for such recording is continued until it is determined in step S107 that the recording end timing has come, for example, in response to the end of the program as the content. Then, when it is determined in step S107 that the recording end timing has been reached, the system controller 16 executes a required recording end process. The recording end processing at this time includes, for example, control for rewriting the file system of the HDD 20 according to the current recording result, and processing for updating the contents of the recording registration list and the recorded list according to the recording result. And so on. Incidentally, in the present embodiment, newly automatically recorded contents (programs) are registered in a recorded list, and are managed as recorded in an appropriate genre area. That is, in the recorded list, the genre information associated with each content ID indicates in which genre area the content is recorded.
[0079]
The processing operation shown in FIG. 8 is realized by the system controller 16 executing a program stored and held in the ROM 17. Although not shown as a flowchart, processing for setting a genre-specific area according to a user operation is also realized by the system controller 16 executing a program stored in the ROM 17. Such a program is written in the ROM 17 at the time of factory shipment, for example.
Further, the program can be recorded and stored in a predetermined recording medium, for example, as a so-called package medium. In the case where the program is stored in the recording medium in this way, for example, if a driver corresponding to the recording medium is provided for the recording / reproducing apparatus according to the present embodiment, the recording medium is stored by the driver. It is possible to read a program from the ROM 17 and install it in the ROM 17.
[0080]
Note that the present invention is not limited to the configuration as the embodiment described above.
For example, in the above description, in contrast to the basic operation as automatic recording by genre, a genre for recording content to be automatically recorded in a recording area of an HDD (recording medium) so as to be sorted by genre. Another area is set. That is, the genre-specific area is an area in which content is recorded by automatic recording. However, for example, the present invention can also be applied to a case where a user designates a recording reservation on a program basis or a normal reservation recording.
[0081]
In the above description, the content item on which the recording area is allocated on the recording medium is described as being a genre, but this is merely an example. As can be seen from the above description, the genre handled in the above embodiment is based on information indicating one of various types of additional information, which is added to each program in the EPG data. Therefore, as the allocation of the recording area, an appropriate content item other than the genre may be selected from various kinds of related information related to the content of each program provided from the program broadcast side, such as EPG data. Not something. For example, the EPG data includes, as information that can indicate the contents of a program, various types of information such as performers and synopses in addition to genres. Various forms of automatic recording and setting of recording area allocation can be considered.
[0082]
In the above description, a case where a recording / reproducing apparatus that receives digital satellite broadcasts and records / reproduces the received / acquired content is applied to the present invention. However, this is only an example, and may be applied to, for example, a recording / reproducing apparatus capable of recording / reproducing a content obtained by receiving a radio broadcast. Furthermore, the present invention may be applied to a recording / reproducing apparatus that records / reproduces content data received and acquired via a network or a data interface. That is, the source of the content to be recorded on the recording medium is not particularly limited, and therefore, the configuration for acquiring the supplied content is not particularly limited.
[0083]
【The invention's effect】
As described above, the present invention provides a recording area for each content item (for each genre) corresponding to a predetermined content item (for example, genre distinction) related to the content of the content information for the recording area of the recording medium for recording the content information. Area) can be set. At the time of recording, the content information to be recorded is stored in the content item-specific recording area of the content item indicated by the content item instruction information (for example, information indicating the genre of EPG data) given to the content information to be recorded. To be recorded.
According to such a configuration, the content information is managed so as to be recorded in the content item-specific recording area corresponding to the content item. Thus, the content information recorded on the recording medium can be managed independently for each recording area for each content item. In the present invention, the setting of the recording area for each content item is performed by a user operation. However, this means that the recording area for each content item in which the intention of the user is reflected can be set. means.
That is, according to the present invention, when recording content information on a recording medium, the user can set a recording area for each content item, so that, for example, the content information of the user corresponding to the type of a predetermined content item It is possible to obtain the recorded content of the content information on the recording medium, which is considered to be suitable for the viewing style. As a result, the convenience as a device or system for recording content information on a recording medium is improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram illustrating a configuration example of a recording / reproducing apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a data structure diagram showing an example of the structure of an EPG database.
FIG. 3 is a data structure diagram showing an example of a data structure of a recording registration list (and a recorded list).
FIG. 4 is an explanatory diagram showing an example of a conventional automatic recording operation.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing an example of an automatic recording operation as an embodiment.
FIG. 6 is an explanatory diagram showing an operation procedure for setting a genre-based area.
FIG. 7 is a block diagram illustrating a configuration example of a genre-based area setting table.
FIG. 8 is a flowchart showing a processing operation for an automatic recording operation as an embodiment.
[Explanation of symbols]
Reference Signs List 9 parabolic antenna, 10 recording / reproducing device, 11 front end unit, 12 descrambler, 13 demultiplexer, 14 MPEG decoder, 15 AV signal processing unit, 16 system controller, 17 ROM, 18 RAM, 19 drive controller, 20 HDD, 21 Bus, 22 operation unit, 313 display monitor, 32 audio monitor system

Claims

Recording means for recording the acquired content information on a recording medium,
An input operation means that enables input by operation;
Setting means for setting allocation of a recording area for each content item in the recording medium, in accordance with a predetermined content item related to the content of the content information, in accordance with an operation performed on the input operation means;
When the content information is recorded by the recording means, the content information to be recorded is stored in a recording area for each content item corresponding to the content item indicated by the content item instruction information attached to the content information to be recorded. Recording control means for controlling to be managed as recorded,
A recording device comprising:

The setting means,
It is configured to set an area size as a recording area for each content item according to an operation performed on the input operation means,
The recording apparatus according to claim 1, wherein:

The recording control means includes:
When recording the content information by the recording means, if there is not enough free space to record the content information to be recorded in the recording area for each content item in which the content information to be recorded is to be recorded. If so,
In the recording area for each content item in which the content information to be recorded is to be recorded, required content information which has been recorded is erased to form the free space, and the formed free capacity is Recording content information, controlling the free space securing recording operation to be executed,
The recording apparatus according to claim 1, wherein:

The recording control means includes:
4. The recording apparatus according to claim 3, wherein the control for the free space securing recording operation is performed only when the permission of the free space securing recording operation is set as the setting condition for the recording area. .

A recording procedure for recording the acquired content information on a recording medium,
According to an input operation, in accordance with a predetermined content item related to the content of the content information, a setting procedure of setting an allocation of a recording area for each content item in the recording medium,
When the content information is recorded by the recording procedure, the content information to be recorded is stored in the recording area for each content item corresponding to the content item indicated by the content item instruction information attached to the content information to be recorded. A recording control procedure for controlling to be managed as recorded,
Recording method.

A recording procedure for recording the acquired content information on a recording medium,
According to an input operation, in accordance with a predetermined content item related to the content of the content information, a setting procedure of setting an allocation of a recording area for each content item in the recording medium,
When the content information is recorded by the recording procedure, the content information to be recorded is stored in the recording area for each content item corresponding to the content item indicated by the content item instruction information attached to the content information to be recorded. A recording control procedure for controlling to be managed as recorded,
Program that causes a recording device to execute.