JP2004220145A

JP2004220145A - Communication system, initial setting method of communication system, client terminal, and application server

Info

Publication number: JP2004220145A
Application number: JP2003004109A
Authority: JP
Inventors: Katsuhiko Miyamoto; 勝彦宮本
Original assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Current assignee: Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date: 2003-01-10
Filing date: 2003-01-10
Publication date: 2004-08-05
Anticipated expiration: 2023-01-10
Also published as: JP4208578B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a communication system capable of improving the management property and workability of initial setting for use in starting of the application of a client terminal in a client-server type system. <P>SOLUTION: The application server has initial setting information of each client terminal, selects a network representative terminal from each client terminal of each network. This network representative terminal is initially set in a set connecting condition and then regularly connected to the application server to deliver an initialization logic address included in the initial setting information into the network, and each client terminal is directly connected to the application server by use of the initialization logic address to perform the initial setting. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信システム、通信システムの初期設定方法、クライアント端末及びアプリケーションサーバーに関し、例えば、階層化された通信プロトコルを用いたネットワーク環境（例えば、ＴＣＰ／ＩＰプロトコルを用いたＬＡＮ（例えばイーサネット（登録商標）等））で稼動するクライアント・サーバー型システムにおいて、クライアント端末がアプリケーション利用開始に必要な初期設定を簡易に実現することができるシステム及びその構成要件であるクライアント端末及びアプリケーションサーバーに適用しうる。
【０００２】
【従来の技術】
例えばＴＣＰ／ＩＰプロトコルを用いたＬＡＮ等のような、クライアント・サーバー型システムにおいて、クライアント端末が、アプリケーションを利用するためには、そのアプリケーションの利用開始に必要な初期設定が必要である。
【０００３】
ここで、このアプリケーションの利用開始に必要な初期設定とは、クライアント端末において、アプリケーションサーバーからのアプリケーションを稼動するために必要な条件の設定をいい、例えば、当該クライアントの論理アドレス（例えば、ＴＣＰ／ＩＰ環境ではＩＰアドレス）や、サブネットマスクや、デフォルトゲートウェイアドレスや、アプリケーションサーバーの論理アドレス（例えば、ＴＣＰ／ＩＰ環境ではＩＰアドレス）等である。
【０００４】
従来、クライアント端末の初期設定の方式として、大きく２種類の方式がある。
【０００５】
（１）アプリケーション稼動に必要な条件を各クライアント端末毎に直接手動設定する方式と、（２）各クライアント端末が必要な初期化情報（例えばネットワーク内の自身の論理アドレス等）を予め設置された初期化情報解決サーバー（以下、アドレス解決サーバーという。）に取得しに行き、その初期化情報に基づいてアプリケーションサーバーと接続してアプリケーション利用開始に必要な初期設定を自動的に行なう自動設定方式とである。
【０００６】
上記（１）の手動設定方式は、アプリケーション稼動に必要な論理アドレス関連の条件を、予めネットワーク管理者などから聞き、クライアント端末に設置したコンソールなどを用いて直接手動で設定する方式である。
【０００７】
また、上記（２）の自動設定方式は、ＴＣＰ／ＩＰ環境の場合は、アドレス解決サーバーの手法として、例えばＤＨＣＰ（ＤｙｎａｍｉｃＨｏｓｔＣｏｎｆｉｇｕｒａｔｉｏｎＰｒｏｔｏｃｏｌ）やＢＯＯＴＰ（ＢＯＯＴｓｔｒａｐＰｒｏｔｏｃｏｌ）による手法が下記のように既に標準化されており、クライアント端末は、これら標準化された手法に基づいて、アドレス解決サーバ（この場合ＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰサーバー）から、必要な初期化情報を入手する方式である。
【０００８】
【特許文献１】
ＲＦＣ９５１
【０００９】
【特許文献２】
ＲＦＣ２１３１
【００１０】
【特許文献３】
ＲＦＣ２１３２
【００１１】
【特許文献４】
ＲＦＣ１５４２
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した２種類のクライアント端末の初期設定の方式では、それぞれ次のような問題がある。
【００１３】
まず、上記（１）の手動設定方式は、クライアント端末の初期設定を確実に行なうことができ、また、比較的小規模なシステムに適用した場合にはシステム運用管理（例えば、クライアント端末のアドレス管理等）を徹底することができるが、システムの規模が大きくなればなるほど、システム運用管理が困難となってしまうという問題がある。
【００１４】
例えば、企業内で大きい組織編成をすることとなり、その企業内ＬＡＮシステムの各クライアント端末のアドレス条件も全面的に変更することが必要になった場合、手動設定方式は、すべてのクライアント端末についてのアドレス条件を手動で変更しなければならないので、クライアント端末のアドレス条件の設定間違いが生じやすく、ネットワーク管理者が管理する条件と実際に設定されているクライアント端末の設定条件とを一致させることが難しくなる。そのため、この管理条件と設定条件との不一致などが原因となり、システムが正常に利用できなくなるなどの不具合が生じるおそれがあるという問題がある。
【００１５】
次に、上記（２）の自動設定方式は、各クライアント端末の初期設定を自動設定することができるので、容易な管理性及び人手による個々の手動設定の煩わしさから開放される。
【００１６】
しかし、例えば、上記のようなＴＣＰ／ＩＰ環境で運用した場合、クライアント端末とアプリケーションサーバーとが同一のネットワークに存在するような場合には、そのクライアント端末を管理するＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰサーバーを、その同一ネットワーク内に設置する必要がある。従って、自動設定方式のシステムを複数のサブネットから構成されるネットワークに適用する場合、ＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰサーバーを各サブネット毎に設置させなければならなくなり、ＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰサーバー設置の導入コストがかかるという問題がある。
【００１７】
また、当該システムを複数のサブネットからなるネットワークに適用する場合、ＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰサーバーが管理するクライアント端末が複数のサブネットにまたがって存在すると、ＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰサーバーの設置台数はシステムに１台となるが、サブネット間を中継する中継装置（例えばルータやレイヤ３スイッチ等のレイヤ３ネットワーク機器）が、クライアント端末からのＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰメッセージ（初期化情報要求メッセージ）を、ＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰサーバーに転送するＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰリレー機能を備えることが必要となる。
【００１８】
従って、中継装置を介して転送する場合には、これらの中継装置にＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰリレー機能を設定しなければならないため、システムの規模が大きくなるほど、その設定に係る手間がかかり、また、全ての中継装置の管理が困難であるという問題がある。
【００１９】
また、全ての中継装置が必ずしもＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰリレー機能を備えているとは限らず、ＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰリレー機能を備えていない中継装置がその転送経路上にあると、そこで中継が途切れ、クライアント端末への初期化情報の提供が実現できなくなってしまうという問題もある。
【００２０】
このような場合には、そのＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰリレー機能を備えていない中継装置を、ＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰリレー機能を備えている中継装置に置き換えるということもあるが、この置き換えされるＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰリレー機能を備えている中継装置の導入コストがかかるという問題もある。
【００２１】
そのため、手動設定におけるシステム規模が大きい場合の管理性及び作業性の低下の問題、また、自動設定におけるＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰサーバーの設置条件による導入コスト増の問題や中継装置の必要機能サポート有無の問題を解決しうる通信システム、通信システムの初期設定方法、及び通信システムの構成要件であるクライアント端末とアプリケーションサーバーが求められている。
【００２２】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、第１の本発明の通信システムは、１又は複数のネットワークのそれぞれを構成する複数のクライアント端末に対して、アプリケーションサーバーが管理するアプリケーションの利用開始の初期設定をさせる通信システムにおいて、そのアプリケーションサーバーが、各ネットワークの各クライアント端末についての初期設定情報を有し、また、各ネットワークの複数のクライアント端末の中から、各ネットワーク単位で少なくとも１以上のネットワーク代表端末を選定する通信システムである。
【００２３】
このネットワーク代表端末は、（１）予め設定された上記アプリケーションサーバーとの接続条件に基づいてアプリケーションサーバーに初期化要求して、アプリケーションサーバーからの当該ネットワークに対応する初期設定情報に基づいて初期設定をして常時接続する接続実行手段と、（２）初期設定情報に含まれる、当該ネットワーク内の各クライアント端末に割り当てる１又は複数の初期化用論理アドレスを少なくとも有する初期化情報を、当該ネットワーク内に所定周期で同報配信する同報配信手段とを有し、また、ネットワーク代表端末以外の当該ネットワーク内の各クライアント端末は、（１）同報配信された初期化情報に基づいて自身が使用する初期化用論理アドレスを選定する初期化用論理アドレス選定手段と、（２）その選定した初期化用論理アドレスに基づいてアプリケーションサーバーに初期化要求して、アプリケーションサーバーからの当該クライアントに対応する初期設定情報に基づいて初期設定を実行する初期設定実行手段とを有することを特徴とする。
【００２４】
また、第２の本発明の通信システムの初期設定方法は、１又は複数のネットワークのそれぞれを構成する複数のクライアント端末に対して、アプリケーションサーバーが管理するアプリケーションの利用開始の初期設定をさせる通信システムの初期設定方法において、アプリケーションサーバーが、各ネットワークの上記各クライアント端末についての初期設定情報を有し、各ネットワークの複数のクライアント端末の中から、各ネットワーク単位で少なくとも１以上のネットワーク代表端末を選定し、ネットワーク代表端末が、予め設定された上記アプリケーションサーバーとの接続条件に基づいて上記アプリケーションサーバーに初期化要求し、アプリケーションサーバーからの当該ネットワークに対応する初期設定情報に基づいて、ネットワーク代表端末が初期設定をして常時接続し、初期設定情報に含まれる、当該ネットワーク内の各クライアント端末に割り当てる１又は複数の初期化用論理アドレスを少なくとも有する初期化情報を、ネットワーク代表端末が当該ネットワーク内に所定周期で同報配信し、ネットワーク代表端末以外の当該ネットワーク内の各クライアント端末が、同報配信された初期化情報に基づいて自身が使用する初期化用論理アドレスを選定し、その選定した初期化用論理アドレスに基づいて、各クライアント端末がアプリケーションサーバーに初期化要求し、アプリケーションサーバーからの対応する初期設定情報に基づいて、各クライアント端末が初期設定を実行することを特徴とする。
【００２５】
また、第３の本発明のクライアント端末は、第１の本発明の通信システムのネットワーク代表端末に相当するものであり、（１）アプリケーションサーバーとの接続条件を設定する接続条件設定手段と、（２）接続条件に基づいてアプリケーションサーバーに初期化要求をして、アプリケーションサーバーからの当該ネットワークに対応する初期設定情報に基づいて初期設定をして常時接続する接続実行手段と、（３）初期設定情報に含まれる、当該ネットワーク内の各クライアント端末に割り当てる１又は複数の初期化用論理アドレスを少なくとも有する初期化情報を、当該ネットワーク内に所定周期で同報配信する同報配信手段とを備えることを特徴とする。
【００２６】
また、第４の本発明のクライアント端末は、第１の本発明の通信システムのクライアント端末に相当するものであり、（１）各ネットワークの複数のクライアント端末の中から、各ネットワーク単位で少なくとも１以上選定されたネットワーク代表端末から、同報配信された初期化情報に基づいて自身が使用する初期化用論理アドレスを選定する初期化論理アドレス選定手段と、（２）選定した初期化用論理アドレスに基づいてアプリケーションサーバーに初期化要求をして、アプリケーションサーバーからの対応する初期設定情報に基づいて初期設定を実行する初期設定実行手段とを備えることを特徴とする。
【００２７】
さらに、第５の本発明のアプリケーションサーバーは、第１の本発明の通信システムのアプリケーションサーバーに相当するものであり、（１）各ネットワークの各クライアント端末についての初期設定情報を保持する初期設定情報保持手段と、（２）各クライアントからの初期化要求に対して、対応する初期設定情報を与えて、アプリケーション利用の接続を登録する接続登録手段と、（３）アプリケーションを利用している全てのクライアント端末と正常に接続しているか否かを所定周期で監視する接続監視手段と、（４）接続監視手段が上記ネットワーク代表端末と正常に接続していないと判断した場合、ネットワーク代表端末以外の当該ネットワーク内の各クライアント端末の中から代理とするネットワーク代表端末を所定規則により指定して変更させる代理ネットワーク代表端末指定手段とを備えることを特徴とする。
【００２８】
【発明の実施の形態】
（Ａ）実施形態
以下、本発明の通信システムの実施形態について図面を参照して詳説する。
【００２９】
本実施形態は、ＴＣＰ／ＩＰプロトコルを採用したクライアントーサーバー形式のＬＡＮ（例えばイーサーネット等）に適用した場合である。
【００３０】
（Ａ−１）実施形態の構成
以下では、本実施形態の通信システムの全体構成とネットワークで使用されるメッセージ形式とについて説明した後、ネットワークの構成要件である各サブネットが有するサブネット代表端末の機能構成、一般端末の機能構成及びアプリケーションサーバーの機能構成について説明する。
【００３１】
（Ａ−１−１）全体構成
図１は、本実施形態に係る通信システムの全体構成を示すブロック図である。
【００３２】
図１に示すように、本実施形態の通信システム１は、２つの拠点Ａ及び拠点Ｂでそれぞれ構築されているサブネット２及びサブネット３と、これらサブネット２とサブネット３とを接続するネットワーク１０とを有する。
【００３３】
このサブネット２及びサブネット３は、各拠点で使用されているネットワークであり、専用回線や公衆回線やインターネット等や、又これらを複数結合した回線にも適用することができる。また、ネットワーク１０は、各拠点間を結合するネットワークであり、専用回線や公衆回線やインターネット等や、又これらを複数結合した回線にも適用することができる。
【００３４】
なお、本実施形態において、利用されるアプリケーションはサブネット２のアプリケーションサーバー２２が有しているものとする。
【００３５】
拠点Ａで構築されているサブネット２は、アプリケーションを利用するために供する複数のクライアント端末２１（２１−１〜２１−ｎ）と、アプリケーションを有するアプリケーションサーバー２２と、中継装置２３とを有する。
【００３６】
拠点Ｂで構築されているサブネット３は、アプリケーションを利用するために供する複数のクライアント端末３１（３１−１〜３１−ｎ）と、中継装置３３とを有している。
【００３７】
なお、サブネット２及び３のそれぞれにおいて、それぞれの複数のクライアント端末２１（２１−１〜２１−ｎ）及び３１（３１−１〜３１−ｎ）の中からサブネット毎に１個選定したクライアント端末をサブネット代表端末とする。
【００３８】
本実施形態の場合、サブネット代表端末をクライアント端末２１−１及び３１−１とし、それ以外のクライアント端末（２１−２〜２１−ｎ）及び３１（３１−２〜３１−ｎ）を一般端末として説明する。
【００３９】
（Ａ−１−２）メッセージの形式
図２は、本実施形態の通信システム１で使用される通信プロトコル階層を説明する説明図である。また、図３は、メッセージのフォーマットを説明する説明図である。
【００４０】
アプリケーションサーバー２２と、クライアント端末２１（２１−１〜２１−ｎ）及び３１（３１−１〜３１−ｎ）との間で、通信を実行しようとするためには、第２層（データリンク層）及び第３層（ネットワーク層）のそれぞれの階層において装置同士が接続するためのアドレスが必要となり、本実施形態のようにイーサネット上でＴＣＰ／ＩＰプロトコルの通信を実施する場合、図２に示すように、第２層レベルでＭＡＣアドレス（ハードウェアアドレス）、第３層レベルでＩＰアドレス（論理アドレス）を用いる。
【００４１】
図３は、このようなＭＡＣアドレスとＩＰアドレスとを含んだメッセージ形式の概念図である。なお、各アドレス（ＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス）は、それぞれ送信元アドレスと宛先アドレスとが有している。
【００４２】
なお、ＭＡＣアドレスとは、予め各装置のＬＡＮインタフェースに固定的に設定されているものであり、どのような環境でもこの値が端末のＭＡＣアドレスとして用いられる。また、ＩＰアドレスは、使用するシステム環境に応じて必要な条件を設定するものである。
【００４３】
（Ａ−１−３）サブネット代表端末の構成
次に、サブネット２及び３を構成するクライアント端末２１（２１−１〜２１−ｎ）及び３１（３１−１〜３１−ｎ）の構成について説明する。
【００４４】
なお、サブネット２のクライアント端末２１（２１−１〜２１−ｎ）と、サブネット３のクライアント端末３１（３１−１〜３１−ｎ）とは、それぞれ対応する機能を有しているので、これらの構成についてまとめて説明する。
【００４５】
クライアント端末２１（２１−１〜２１−ｎ）及び３１（３１−１〜３１−ｎ）は、アプリケーションサーバー２２のアプリケーションを利用する端末装置である。
【００４６】
クライアント端末２１（２１−１〜２１−ｎ）及び３１（３１−１〜３１−ｎ）は、以下に示すような構成をソフトウェアとして機能するものを備えるようにしても又はハードウェアとして機能するものを備えるようにしてもどちらでもよい。
【００４７】
上述したように、クライアント端末２１（２１−１〜２１−ｎ）及び３１（３１−１〜３１−ｎ）は、サブネット代表端末２１−１及び３１−１として機能するものと、一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎとして機能するものに分類される。
【００４８】
サブネット代表端末２１−１及び３１−１は、クライアント端末２１（２１−１〜２１−ｎ）及び３１（３１−１〜３１−ｎ）の中から代表として各サブネット毎に１個選定されたクライアント端末である。
【００４９】
サブネット代表端末２１−１及び３１−１は、各サブネット２及び３の常にオンライン稼動をしており、自身が属するサブネット２及び３内に（すなわち、クライアント端末２１（２１−１〜２１−ｎ）及び３１（３１−１〜３１−ｎ）、中継装置２３及び３３等）初期化情報を定常的に配信するものである。
【００５０】
なお、サブネット代表端末２１−１及び３１−１が故障などを生じた場合、他の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎの中から別の代理サブネット代表端末が、アプリケーションサーバー２２によって指定される。従って、他の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎも、少なくとも初期化情報を配信しうる対応機能を備えていることが望ましい。
【００５１】
図４は、サブネット代表端末２１−１及び３１−１の機能を説明するために示した説明図である。
【００５２】
図４に示すように、サブネット代表端末２１−１及び３１−１は、サブネット２及び３内の代表端末として機能させるために、アドレス情報設定手段４１と、サブネット代表端末用初期化データ設定手段４２と、初期化情報配信手段４３と、オンライン実行手段４４とを有する。
【００５３】
アドレス情報設定手段４１は、アプリケーションの利用に必要なアドレス情報（自身の論理アドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、アプリケーションサーバー２２の論理アドレス等）を手動設定により設定されるものである。アドレス情報設定手段４１は、設定されたアドレス情報を保存し、サブネット代表端末２１−１及び３１−１自身の電源がＯＦＦにされた場合でも、再度そのアドレス情報を使用して起動することができるものである。
【００５４】
なお、各サブネット２及び３において、他の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎは、必要なアドレス情報が手動設定されないので、サブネット代表端末２１−１及び３１−ｎがオンライン稼動するまではアプリケーションサーバー２２に接続することはできない。
【００５５】
サブネット代表端末用初期化データ設定手段４２は、アドレス情報設定手段４１において設定されたアドレス情報に基づいて作成された端末初期化要求メッセージを、アプリケーションサーバー２２に送出し、アプリケーションサーバー２２による識別が行われた後、「サブネット代表端末用初期化データ」をアプリケーションサーバー２２から受け取り設定するものである。
【００５６】
この「サブネット代表端末用初期化データ」は、サブネット代表端末２１−１及び３１−１がアプリケーションを利用するために必要な設定データであり、例えば、端末のオンライン動作用ファイル、端末の個別属性、サブネット代表端末２１−１及び３１−１が配信する初期化情報、サブネット代表端末及び一般端末が使用する同報メッセージの手段等が含まれるデータである。
【００５７】
また、この「初期化情報」は、サブネット代表端末２１−１及び３１−１が属するサブネット２及び３内の他の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎに同報配信する情報であり、他の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎを初期化させるための情報を含んでおり、例えば、当該サブネット２又は３のネットワークアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、アプリケーションサーバー２２の論理アドレス、各端末が動作するために必要な初期化用ファイルの保管場所情報、一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎが使用する同報メッセージの手段、一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎが初期化時にアプリケーションサーバー２２と通信するために使用する一時的な論理アドレス情報を含んでいる。
【００５８】
さらに、この「一時的な論理アドレス」は、一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎに初期化をするためだけに一時的に割り当てる、各サブネット毎で再利用可能な論理アドレスである。
【００５９】
また、「一時的な論理アドレス」は、アプリケーションサーバー２２により複数指定されるようにしてもよい。このように、「一時的な論理アドレス」を複数指定されることによって、各サブネット２及び３毎に、その論理アドレスの数分だけの一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎの初期化処理を同時に図ることができる。
【００６０】
なお、「一時的な論理アドレス」が複数ではなく１個のみとする場合は、各サブネット２及び３当たりで同時に１個の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎしか初期化をすることができないので、その他の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎが初期化するためには、先行した一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎの初期化が完了して、その先行一般端末からの開放を待つ必要がある。
【００６１】
このため、これらの「一時的な論理アドレス」は、サブネット２及び３において予約済みのアドレスとし、当該サブネット２及び３に属する一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎが定常的に使用しないようにすることが望まれる。
【００６２】
オンライン実行手段４４は、アプリケーションサーバー２２からサブネット代表端末用初期化データを受け取ると、そのサブネット代表端末用初期化データに基づいて作成したオンライン状態で稼動を開始するためのオンライン登録メッセージをアプリケーションサーバー２２に与えて、オンラインの実行を図るものである。
【００６３】
初期化情報配信手段４３は、アプリケーションサーバー２２からサブネット代表端末用初期化データを受け取ると、それに含まれる初期化情報を、自身が属するサブネット２及び３内（すなわち、他の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎや、中継装置２３及び３３等のサブネットを構成している端末）に、周期的に同報配信するものである。
【００６４】
初期化情報配信手段４３は、周期的に同報配信するものであるので、常にオンライン稼動状態にしておく必要がある。この初期化情報の配信周期は、サブネット代表端末２１−１及び３１−１の初期化時に、アプリケーションサーバー２２から通知されるものとする。
【００６５】
また、初期化情報配信手段４３は、初期化情報の同報配信する際、送信先アドレスにブロードキャスト若しくはマルチキャストを用いるようにする。どちらのアドレスで配信するかは、サブネット代表端末２１−１及び３１−１の初期化のときに、アプリケーションサーバー２２から通知されるものとする
ブロードキャストで配信する場合、初期化情報配信手段４３は、サブネット２及び３内の全ての一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎに、初期化情報を与えることができる点で容易かつ確実な配信ができるが、システムに関係のない他の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎまでにも、初期化情報を与えることとなるので、その一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎにとって無駄な受信処理を促してしまう場合がある。
【００６６】
一方、マルチキャストで配信する場合、初期化情報配信手段４３は、システムに関係のある一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎにのみ受信処理をさせることができる。このとき、マルチキャストアドレス条件は、予めサブネット代表端末２１−１及び３１−１と一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎとの間で取り決めておくものとする。
【００６７】
オンライン実行手段４４は、アプリケーションサーバー２２との相互接続が正常であるかを確認する機能をも有しており、アプリケーションサーバー２２から周期的に与えられる端末生存確認メッセージを受け取った場合に、アプリケーションサーバー２２に端末生存応答メッセージを返信するものである。このメッセージのやり取りがなされている間は、正常にオンライン稼動していると判断する。
【００６８】
なお、オンライン実行手段４４が、一定時間経過してもアプリケーションサーバー２２から端末生存確認メッセージを受け取れなかった場合、アプリケーションサーバー２２側に故障などの問題が生じたとし、再度サブネット代表端末２１−１及び３１−１からの初期化情報を取得して初期化を行なうようにする。
【００６９】
（４−１−４）一般端末の構成
次にサブネット２及び３を構成する一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎの内部構成を説明する。
【００７０】
図５は、一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎの機能構成を説明するために示した説明図である。
【００７１】
一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎは、サブネット代表端末２１−１及び３１−１がオンライン稼動した後に、サブネット代表端末２１−１及び３１−１から配信された初期化情報に基づいてアプリケーションサーバー２２に接続する機能を有するクライアント端末である。
【００７２】
図５に示すように、一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎは、最適初期化条件選定手段５１と、一般端末用初期化データ設定手段５２と、競合回避手段５３と、最適初期化条件廃棄手段５４と、オンライン実行手段５５とを有する。
【００７３】
最適初期化条件選定手段５１は、サブネット代表端末２１−１及び３１−１から配信された初期化情報を受け取り、その初期化情報に含まれている当該サブネット２及び３のネットワークアドレスと、デフォルトゲートウェイと、アプリケーションサーバー２２の論理アドレスと、一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎが使用する同報メッセージの手段と、一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎが初期化時にアプリケーションサーバー２２と通信するために使用する一時的な論理アドレス等について、最適初期化条件を選定し設定するものである。
【００７４】
このとき、最適初期化条件選定手段５１は、初期化情報に含まれる複数の一時的な論理アドレスについて、例えば、一番小さい値や一番初めに指定されていた値などを１個選定して、それを一時的な論理アドレスとするものである。
【００７５】
一般端末用初期化データ設定手段５２は、最適初期化条件選定手段５１により選定された初期化条件（初期化用のアドレス条件）の一時的な論理アドレスに関する情報を含んだ「使用通知」を、同一サブネット２及び３内に同報通知するものである。
【００７６】
このとき、同報通知するタイミングは、例えば、当該一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎが送信タイマー（図示しない）を有しており、そのタイマー周期に基づいて通知する（例えば、タイマー周期が満了した時点で送信する）。
【００７７】
また、一般端末用初期化データ設定手段５２は、「使用通知」の送受信の結果、一時的な論理アドレスの競合がないときに、その一時的な論理アドレスに基づいて作成した端末初期化要求メッセージをアプリケーションサーバー２２に送信し、アプリケーションサーバー２２による識別後、アプリケーションサーバー２２から「一般端末用初期化データ」を受け取り設定するものである。
【００７８】
この「一般端末用初期化データ」は、一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎがアプリケーションを利用するために必要な設定データであり、例えば、一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎがオンライン動作に使用する正規の論理アドレス、各端末のオンライン動作用ファイル、各端末の個別属性などのデータを含んでいる。
【００７９】
最適初期化条件廃棄手段５４は、各一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎの初期設定が終了すると、初期化に使用した一時的な論理アドレスを廃棄すると共に、その旨を「終了通知」として同一サブネット２及び３内に同報通知するものである。
【００８０】
競合回避手段５３は、他の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎからの「使用通知」を監視し、他の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎが使用しようとする論理アドレスと、自身が使用しようとする論理アドレスとが競合しているか否かを判断するものである。
【００８１】
競合回避手段５３は、一時的な論理アドレスが競合しないと判断した場合、その後一定期間競合がない旨を受けて「使用通知」を自身のサブネット２及び３内に同報通知する。また、競合回避手段５３は、「使用通知」の送信後の一定期間についても競合監視をする。これは、各一般端末間で「使用通知」の送信タイミングの差異が短いために競合チェック漏れをおこし競合が生じてしまう場合をもチェックするためである。
【００８２】
競合回避手段５３は、一時的な論理アドレスが競合すると判断した場合、以下の競合回避処理を行なう。
【００８３】
競合回避手段５３は、未使用の一時的な論理アドレスがある場合、その中から他の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎが使用していない一時的な論理アドレス値を選択し、再度送信タイマー設定に基づいて競合関係を更に監視して競合がないときに、その一時的な論理アドレスを使用する。
【００８４】
また、競合回避手段５３は、未使用の一時的な論理アドレスがない場合、先行一般端末からの「終了通知」を待って、その先行一般端末が使用していた一時的な論理アドレスを選択し、再度送信タイマー設定に基づいて競合関係を更に監視して競合がないときに、その一時的な論理アドレスを使用する。
【００８５】
オンライン実行手段５５は、アプリケーションサーバー２２から一般端末用初期化データを受け取ると、その一般端末用初期化データに基づいて作成したオンライン状態で稼動を開始するためのオンライン登録メッセージをアプリケーションサーバー２２に与えるものである。
【００８６】
オンライン実行手段５５は、アプリケーションサーバー２２との相互接続が正常であるかを確認する機能も有し、アプリケーションサーバー２２から周期的に与えられる端末生存確認メッセージを受け取った場合に、アプリケーションサーバー２２に端末生存応答メッセージを返信するものである。このメッセージのやり取りがなされている間は、正常にオンライン稼動していると判断できる。
【００８７】
（Ａ−１−５）アプリケーションサーバーの構成
次に、サブネット２に存在するアプリケーションサーバー２２の機能について説明する。
【００８８】
図６は、アプリケーションサーバー２２の機能構成を説明するために示した説明図である。
【００８９】
アプリケーションサーバー２２は、サブネット代表端末２１−１及び３１−１からの初期化要求に対して、サブネット代表端末用初期化データを与えて初期化をさせたり、又は、オンライン稼動をしているサブネット代表端末２１−１及び３１−１が属するサブネット２及び３内の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎからの初期化要求に対して、一般端末用初期化データを与えて初期化させたりするものである。
【００９０】
図６に示すように、アプリケーションサーバー２２は、初期化データ保持手段６１と、正常監視処理手段６２と、オンライン登録手段６３と、代理サブネット代表端末指定手段６４とを有するものである。
【００９１】
初期化データ保持手段６１は、アプリケーションサーバー２２が保持するアプリケーションを提供するために、各クライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎとの間のネットワーク環境に応じた情報を保持するものである。
【００９２】
ここで保持される情報は、当該システムにおいてアプリケーションを利用する各クライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎが初期設定をするために必要な初期化データであり、例えば、各端末が設置されるネットワークアドレス、各端末の論理アドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、各端末が動作するために必要な初期化用ファイルの保管場所情報、どの端末がサブネット代表端末となるかの定義、サブネット代表端末及び一般端末が使用する同報メッセージの手段等である。
【００９３】
オンライン登録手段６３は、各クライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎから端末初期化要求メッセージの有無を常時監視し、端末初期化要求メッセージを受け取ると、初期化データ保持手段６１の各クライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎに対応する初期化データを返信するものである。
【００９４】
オンライン登録手段６３は、受信した端末初期化要求メッセージの内容を確認し、その端末初期化要求メッセージを送信したクライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎが、サブネット代表端末であると認定したときに、サブネット代表端末用初期化データを返信する。また、オンライン登録手段６３は、クライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎがそれ以外の端末であると認定したときは、一般端末用初期化データを返信する。
【００９５】
オンライン登録手段６３は、初期化を完了したクライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎからオンライン登録メッセージを受け取ったとき、そのクライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎのオンライン登録をする機能も有する。
【００９６】
また、オンライン登録手段６３は、各初期化データを返信してから一定時間経過しても、そのクライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎからのオンライン登録メッセージがない場合、何らかの通信障害が生じていると判断してオンライン登録を行わない。
【００９７】
正常監視処理手段６２は、既に登録されているクライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎがある場合、それらクライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎに対して端末生存確認メッセージを周期的に与えることで正常に機能しているかを確認するものである。すなわち、正常監視処理手段６２は、端末生存確認メッセージを与えたクライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎから端末生存応答メッセージが返信されることで接続の正常性を確認している。
【００９８】
正常監視処理手段６２は、あるクライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎとの接続状態が正常でないと判断した場合、当該クライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎが一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎであるときは、そのクライアント端末のオンライン登録を抹消するようにさせるものである。
【００９９】
また、正常監視処理手段６２は、当該クライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎがサブネット代表端末２１−１及び３１−１であるときは、そのサブネット代表端末２１−１及び３１−１に端末再起動メッセージを送信し、再起動したときはそのまま通常どおり接続を続行するが、再起動しないときはそのサブネット代表端末２１−１及び３１−１の登録を抹消させるようにし、代理サブネット代表端末指定手段６４に代理の代表端末を指定するように指示する。
【０１００】
代理サブネット代表端末指定手段６４は、正常監視処理手段６２によるオンライン監視の確認の結果、あるクライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎとの通信で障害発生を検知した場合であって、当該クライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎがサブネット代表端末２１−１及び３１−１であるときに、当該サブネット２及び３内の他の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎの中から代理の代表端末を指定するものである。
【０１０１】
代理サブネット代表端末指定手段６４は、当該サブネット代表端末２１−１及び３１−１が属するサブネット２及び３内に、正常稼動している他の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎがあるか否かを確認し、正常な一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎがある場合、適当な選定条件（例えば、予めサーバーに指定された代理サブネット代表端末なる属性や、端末のオンライン登録時間が一番古いものや、端末が使用しているアドレスが一番小さい等の端末の個別属性等から選定）に基づいて、代理のサブネット代表端末として新たに稼動させる一般端末を１台選定し、この選定した代理サブネット代表端末に対して、サブネット代表端末変更メッセージを与える。
【０１０２】
また、代理サブネット代表端末指定手段６４は、正常な一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎがない場合、通常処理に戻り、新たなサブネット代表端末の登録を待つ。
【０１０３】
このサブネット代表端末変更メッセージは、サブネット代表端末として稼動するために必要な情報（サブネット代表端末が配信するための初期化情報など）が含まれる。
【０１０４】
なお、代理サブネット代表端末指定手段６４が、このサブネット代表端末変更メッセージを受信した一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎからサブネット代表端末応答メッセージを返信されると、代理サブネット代表端末の指定が終了する。
【０１０５】
また、代理サブネット代表端末指定手段６４は、このサブネット代表端末変更メッセージを受信した一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎからサブネット代表端末応答メッセージを返信されない場合は、指定された一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎが代理サブネット代表端末に変更できなかったと判断して、次候補の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎを指定する。
【０１０６】
なお、代理サブネット代表端末指定手段６４は、当初設定されたサブネット代表端末２１−１及び３１−１が、障害を回避し正常に復帰した場合は、再び当初設定のサブネット代表端末２１−１及び３１−１に切り替えるようにしてもよい。勿論、指定された代理サブネット代表端末をそのまま機能させてもよい。
【０１０７】
（Ａ−２）実施形態の動作
次に、本実施形態の通信システム１において、アプリケーションを利用するための初期設定の動作について図面を参照して説明する。
【０１０８】
図７は、本実施形態のアプリケーションサーバー２２の動作を示したフローチャートである。図８は、本実施形態のサブネット代表端末２１−１及び３１−１の動作を示したフローチャートである。図９は、本実施形態の一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎの動作を示したフローチャートである。
【０１０９】
以下では、アプリケーション利用の初期設定の通常動作について図１０を参照しながら説明し、この初期設定の通常動作における一時的な論理アドレスの競合回避処理動作及び端末正常監視処理動作について図１１〜図１５を参照しながら説明する。これら動作の説明において、図７〜図９を適宜使用する。
【０１１０】
（Ａ−２−１）アプリケーション利用の初期設定の通常動作
図１０は、一般端末のアプリケーション利用の初期設定からオンライン稼動開始までの動作を示したフローチャートである。
【０１１１】
なお、図１０は、サブネット２内のクライアント端末２１−１〜２１−ｎの初期設定について説明するものとする。
【０１１２】
図１０に示すように、まず、アプリケーションサーバー２２は、アプリケーションを提供するために必要なシステム内の各クライアント端末２１−１〜２１−ｎ及び３１−１〜３１−ｎの情報が設定される（図１０のＳ１００１、図７のＳ１）。
【０１１３】
また、サブネット代表端末２１−１は、アドレス情報が手動により設定される（図１０のＳ１００２、図８のＳ１４）。
【０１１４】
アドレス情報が設定されると、その設定されたアドレス条件に基づいて作成された端末初期化要求メッセージが、アプリケーションサーバー２２に与えられる（図１０のＳ１００３）。
【０１１５】
アプリケーションサーバー２２に与えられたその端末初期化要求メッセージは、アプリケーションサーバー２２において、新規の端末エントリーであるのか否かをチェックされ（図７のＳ３）、新規の端末エントリーであると判断されると、さらにサブネット代表端末２１−１からのものであるか、又は、一般端末２１−２〜２１−ｎからのものであるか識別される（図７のＳ１１）。
【０１１６】
端末初期化要求メッセージが、サブネット代表端末２１−１からのものであると識別されると、アプリケーションサーバー２２に設定されているサブネット代表端末用初期化データが、サブネット代表端末２１−１に与えられる（図１０のＳ１００４、図７のＳ１１）。
【０１１７】
サブネット代表端末２１−１に与えられたサブネット代表端末用初期化データは、サブネット代表端末２１−１において設定されると共に初期化に供される（図８のＳ１５）。
【０１１８】
サブネット代表端末２１−１において、サブネット代表端末用初期化データに基づく初期化が行われると、オンライン稼動を開始するためのオンライン登録メッセージが、アプリケーションサーバー２２に与えられる（図１０のＳ１００５及びＳ１００６、図８のＳ１６）。
【０１１９】
オンライン登録メッセージが、アプリケーションサーバー２２に受信されると、アプリケーションサーバー２２において、そのサブネット代表端末２１−１についてのオンライン登録が行われる（図７のＳ１２及び１３）。
【０１２０】
ここで、アプリケーションサーバー２２におけるオンライン登録が完了すると、アプリーケーションサーバー２２は、オンライン状態の監視動作に移る（図７のＳ１３及びＳ４）。また、アプリケーションサーバー２２におけるオンライン登録ができない場合であっても、アプリーケーションサーバー２２は、オンライン状態の監視動作に移る（図７のＳ１２及びＳ４）。
【０１２１】
上記のようにして、サブネット代表端末２１−１がオンライン稼動を開始すると、初期化情報が、自身が属するサブネット２内に（すなわち、一般端末２１−２〜２１−ｎと中継装置２３等のネットワークの構成端末）、所定周期で同報配信される（図１０Ｓ１００７、図８のＳ１７）。
【０１２２】
同報配信された初期化情報は、受信待ちをしている各サブネット２内の一般端末２１−２〜２１−ｎと、中継端末２３とに受信され（図１０のＳ１００８〜Ｓ１０１１、図９のＳ１９）、各一般端末２１−１〜２１−ｎにおいて、それぞれの初期化用のアドレス条件が選定される（図９のＳ２０）。
【０１２３】
各端末において初期化用のアドレス条件が選定されると、その初期化用のアドレス条件を自身が使用する旨の使用通知が、送信タイマーの送信周期に基づいて同一サブネット２及び３内に同報通知される（図１０のＳ１０１２〜Ｓ１０１５、図７のＳ２１ａ）。
【０１２４】
ここで、一般端末２１−２〜２１−ｎ自身が選定した一時的な論理アドレスが、自身が属するサブネット２内で使用されていないか又は予約されていないかの競合回避処理をする必要があるが、この処理については後述する（図１０のＳ１０１６及びＳ１０１７）。
【０１２５】
一般端末２１−２〜２１−ｎ自身が選定した初期化用の一時的な論理アドレスが、自身が属するサブネット２内で競合しないと判断されると、その一時的な論理アドレスに基づいて作成した端末初期化要求メッセージが、アプリケーションサーバー２２に与えられる（図１０のＳ１０１８、図９のＳ２４）。
【０１２６】
アプリケーションサーバー２２において、その端末初期化要求メッセージが、新規の端末エントリーであるのか否かをチェックされ（図７のＳ３）、新規の端末エントリーであると判断されると、さらにサブネット代表端末２１−１からのものであるか、又は、一般端末２１−２〜２１−ｎからのものであるか識別される（図７のＳ１１）。
【０１２７】
端末初期化要求メッセージが、一般端末２１−２〜２１−ｎからのものであると識別されると、アプリケーションサーバー２２に設定されている一般端末用初期化データが、一般端末２１−２〜２１−ｎに与えられる（図１０のＳ１０１９、図７のＳ１１）。
【０１２８】
一般端末２１−２〜２１−ｎに与えられた一般端末用初期化データは、一般端末２１−２〜２１−ｎにおいて設定されると共に初期化に供される（図１０のＳ１０２０、図９のＳ２４）。
【０１２９】
一般端末２１−２〜２１−ｎにおいて、一般端末用初期化データに基づく初期化が行われると、その初期化をするために使用された一時的な論理アドレスは廃棄される。また、一般端末２１−２〜２１−ｎから初期化が終了した旨の終了通知が、同一サブネット２内に同報通知される（図１０のＳ１０２１、図９のＳ２５）。
【０１３０】
このようにして、一般端末２１−２〜２１−ｎは、オンライン登録メッセージをアプリケーションサーバー２２に送信して、オンライン稼動をすることができる（図１０のＳ１０２２及びＳ１０２３）。
【０１３１】
また、サブネット代表端末２１−１は、周期的に初期化情報をサブネット２内の同報配信し、初期化情報待ちの一般端末２１−２〜２１−ｎが上記と同様な処理により初期化設定がなされる（図１０のＳ１０２４〜Ｓ１０２６）。
【０１３２】
なお、アプリケーションサーバー２２とクライアント端末２１−１〜２１−ｎとの間で、オンラインが維持されているかの監視が行われるが、これについては後述する。
【０１３３】
（Ａ−２−２）一時的な論理アドレスの競合回避処理動作
次に、サブネット代表端末２１−１から初期化情報の配信を受けた後、一般端末２１−２〜２１−ｎが選定した初期化用のアドレス条件が、自身が属するサブネット２内で使用されている場合又は予約されている場合に行われる一時的な論理アドレスの競合回避処理の動作を説明する。
【０１３４】
なお、以下では、サブネット２内における一般端末２１−２と一般端末２１−３との間で、一時的な論理アドレスの競合が生じたものとして説明する。
【０１３５】
図１１は、一時的な論理アドレスが競合している場合であって、初期化情報に未使用の一時的な論理アドレスがあるときの競合回避処理の動作について説明するフローチャートである。
【０１３６】
サブネット代表端末２１−１からの初期化情報がサブネット２内に同報配信され（図９のＳ１９）、各一般端末２１−２及び２１−３によって初期化用のアドレス条件が選定される（図１１のＳ１１０１〜Ｓ１１０３、図９のＳ２０）。
【０１３７】
各一般端末２１−２及び２１−３が有する送信タイマーがセットされ（図１１のＳ１１０４及びＳ１１０５）、所定の送信周期で選定された初期化用のアドレス条件に基づく一時的な論理アドレスに関する情報を含んだ情報が使用通知としてサブネット２内に同報通知される（図１１のＳ１１０６、図９のＳ２１ａ）。なお、各一般端末２１−２及び２１−３の送信タイマーのセットは、各端末毎にランダムである。
【０１３８】
サブネット２内に同報通知される使用通知は、各一般端末２１−２及び２１−３で監視され、その使用通知に基づいて自身が選定した一時的な論理アドレスの競合の有無がチェックされる（図１１のＳ１１０７、図９のＳ２１ｂ）。
【０１３９】
一般端末２１−３が、自身が使用する一時的な論理アドレスと、一般端末２１−２の一時的な論理アドレスとの間で競合があると判断する場合、一般端末２１−３において、サブネット代表端末２１−１からの初期化情報に基づいて、他の未使用の一時的な論理アドレスがあるかどうか確認する（図９のＳ２８）。
【０１４０】
例えば、図１１において、一般端末２１−２は、一時的な論理アドレスとして「ｘ」を使用するという旨の情報を同報通知する。また、一般端末２１−３も、一時的なアドレスとして「ｘ」を使用することを選定するが、相互端末における送信タイマーのセットするタイミングや送信周期のタイミングなどの違いから、一般端末２１−３の同報通知が一般端末２１−２の同報通知よりも遅れ、一般端末２１−３が一時的な論理アドレスの競合を発見する。
【０１４１】
そして、一般端末２１−３が一時的な論理アドレスの競合を発見すると、一般端末２１−３は、その一時的な論理アドレス「ｘ」を使用することができず、サブネット代表端末２１−１からの初期化情報に基づいて他の未使用の一時的な論理アドレスがあるかどうか確認する。
【０１４２】
他の未使用の一時的な論理アドレスがある場合（図１１では未使用のものは「ｙ」、「ｚ」…である。）、他の一般端末で使用されていない初期化用のアドレス条件に変更し、そのアドレス条件に基づく一時的な論理アドレス「ｙ」を使用する旨の使用通知を、再度送信タイマーの所定周期でサブネット内２に同報通知して競合の有無を監視する（図１１のＳ１１０８〜Ｓ１１１０）。
【０１４３】
再度の一般的な論理アドレスの競合の有無チェックの結果、競合がないと判断すると、上述したように一般端末２１−３は、その一時的な論理アドレス「ｙ」を使用して端末初期化要求メッセージをアプリケーションサーバー２２に与えて、初期設定の通常動作が行われる（図１１のＳ１１１１〜Ｓ１１１６）。
【０１４４】
次に、図１２は、本実施形態が送信タイマーに基づいて使用通知を送出することから生じる一時的な論理アドレスの競合回避処理の動作を説明するフローチャートである。
【０１４５】
すなわち、各一般端末２１−２〜２１−ｎは、それぞれ送信タイマーのランダムなセットと所定の送信周期に基づいて使用通知を送信し、各一般端末２１−２〜２１−ｎは、その送信前に他の一般端末２１−２〜２１−ｎが使用する一時的な論理アドレスを監視できる仕組みを有しているが、その送信タイマーのタイマー満了周期がたまたま短い場合などに全ての一般端末との競合状況が確認できないおそれもある。
【０１４６】
ここでは、一般端末２１−２及び２１−３のそれぞれの送信タイマーのタイマー満了周期の間隔が短くなってしまった場合に生じうる競合回避処理について説明する（図１２のＳ１２０１）。
【０１４７】
一般端末２１−２から一時的な論理アドレス「ｘ」を使用する旨の使用通知が、サブネット２内に同報通知される。また、一般端末２１−３も、一時的な論理アドレス「ｘ」を選定し、その使用する旨の使用通知がサブネット２内に同報通知される（図１２のＳ１２０７、図９のＳ２２）。
【０１４８】
一般端末２１−２は、自身の使用通知の送信前だけでなく、その使用通知の送信後にも一定期間の競合監視をしているので、一般端末２１−３からの使用通知（論理アドレス「ｘ」を使用する旨の通知）を見つけ（図１２のＳ１２０８）、相互に一時的な論理アドレスが競合している旨の競合確認メッセージを、一般端末２１−３に与え（図１２のＳ１２０９）、送信タイマーを再度セットする（図１２のＳ１２１１）。
【０１４９】
競合確認メッセージを受信した一般端末２１−３は、一般端末２１−２との間で一時的な論理アドレスの競合が生じていることを認識した後（図１２のＳ１２１０）、送信タイマーを再度セットし、一般端末２１−２からの再度の使用通知をまつ（図１２のＳ１２１２）。
【０１５０】
一般端末２１−２から一時的な論理アドレスとして「ｙ」を使用する旨の情報が同報通知される（図１２のＳ１２１４）。
【０１５１】
このとき、一般端末２１−３で別の一時的な論理アドレス「ｙ」を選択するようにしていたが、先に一般端末２１−２からの初期化データ使用通知を受信し、論理アドレス「ｙ」は、先行して使用されていることを認識したため、その選択された論理アドレス「ｙ」の使用は保留される（図１２のＳ１２１３）。
【０１５２】
一般端末２１−３は、一般端末２１−２が一時的な論理アドレスとして「ｙ」を使用する旨を認識し、その論理アドレス「ｙ」以外の論理アドレス「ｚ」を選択して、一時的な論理アドレス「ｚ」を使用する旨の情報をサブネット２内に同報通知して競合の監視をする（図１２のＳ１２１３）。
【０１５３】
再度の一般的な論理アドレスの競合の有無チェックの結果、競合がないと判断すると、上述したように一般端末２１−３は、その一時的な論理アドレス「ｚ」を使用して端末初期化要求メッセージをアプリケーションサーバー２２に与えて、それ以後は初期設定の通常動作が行われる（図１２のＳ１２１５〜Ｓ１２２０）。
【０１５４】
次に、図１３は、一時的な論理アドレスが競合している場合であって、初期化情報に未使用の一時的な論理アドレスがないときの競合回避処理の動作を説明するフローチャートである。
【０１５５】
図１３に示すように、一般端末２１−３が一時的な論理アドレスを選択しようとするまでの間に、一般端末２１−２、２１−４、２１−５、…から使用通知を受け取り（図１３のＳ１３０６、Ｓ１３０８、Ｓ１３１０）、サブネット代表端末２１−１からの初期化情報に含まれる全ての一時的な論理アドレスが他の一般端末に使用されていることを認識する（図１３のＳ１３０７、Ｓ１３０９、Ｓ１３１１）。
【０１５６】
一般端末２１−３は、他の一般端末からの一時的な論理アドレスの使用の終了通知を待ち（図１３のＳ１３１３）、その終了通知された他の一般端末が使用していた一時的な論理アドレスを使用して初期化を行なう。
【０１５７】
一般端末２１−３が一般端末２１−２から終了通知を受け取ると、一般端末２１−２が使用していた一時的な論理アドレス「ｘ」が開放されたことを一般端末２１−３は認識し（図１３のＳ１３１４）、送信タイマーのセットを行ない、一般端末２１−３が一時的な論理アドレスとして「ｘ」を使用とする旨の使用通知が、同報通知される（図１３のＳ１３１６）。
【０１５８】
その結果、一般端末２１−３が他の一般端末との競合がないと判断すると、一般端末２１−３はその一時的な論理アドレス「ｘ」を利用して上述した初期処理の通常動作を行なう（図１３のＳ１３１７〜Ｓ１３２３）。
【０１５９】
（Ａ−２−３）端末正常監視処理動作
次に、サブネット２内のオンライン登録したクライアント端末２１−１〜２１−ｎのオンライン維持を、アプリケーションサーバー２２が周期的に確認する端末正常監視処理の動作について説明する。
【０１６０】
図１４及び１５は、端末正常監視処理動作について説明するためのフローチャートである。
【０１６１】
なお、ここでは、サブネット２における、アプリケーションサーバー２２とクライアント端末２１−１〜２１−ｎとの間の通信を例として説明する。
【０１６２】
図１４に示すように、サブネット代表端末２１−１と、一般端末２１−２及び２１−３とは、それぞれオンライン稼動をしており（図１４のＳ１４０１〜Ｓ１４０３）、アプリケーションを利用している。
【０１６３】
これらクライアント端末２１−１〜２１−ｎがオンラインを維持しているかを確認するための端末生存確認メッセージが、アプリケーションサーバー２２から、各クライアント端末２１−１〜２１−ｎに周期的に与えられる（図１４のＳ１４０４）。
【０１６４】
端末生存確認メッセージが各クライアント端末２１−１〜２１−ｎに確認されると、そのクライアント端末２１−１〜２１−ｎから端末生存応答メッセージがアプリケーションサーバー２２に返信される（図１４のＳ１４０４〜Ｓ１４０９）。
【０１６５】
アプリケーションサーバー２２が、この端末生存応答メッセージを受信すると、端末生存応答メッセージを返信したクライアント端末２１−１〜２１−ｎは正常にオンラインを維持していると判断し、端末生存応答メッセージの返信がないと、その返信してこないクライアント端末２１−１〜２１−ｎは何らかの通信障害が生じたと判断し、次の障害処理が行なわれる。
【０１６６】
まず、アプリケーションサーバー２２において、当該端末生存応答メッセージを返信してこなかったクライアント端末２１−１〜２１−ｎがサブネット代表端末２１−１であるか一般端末２１−２〜２１−ｎであるか判断される。
【０１６７】
アプリケーションサーバー２２が一般端末２１−２〜２１−ｎであると判断すると、アプリケーションサーバー２２におけるその一般端末２１−２〜２１−ｎのオンライン登録情報が抹消される。
【０１６８】
一方、アプリケーションサーバー２２がサブネット代表端末２１−１であると判断すると、次のようなサブネット代表端末２１−１の救済処理が行われる（図１４のＳ１４１０及びＳ１４１１）。
【０１６９】
まず、現状稼動しているサブネット代表端末２１−１が何らかの問題でプログラムスタックしている可能性を考慮し、サブネット代表端末２１−１を再起動させるための端末再起動メッセージが、アプリケーションサーバー２２からサブネット代表端末２１−１に与えられる（図１４のＳ１４１２）。
【０１７０】
この端末再起動メッセージを受け取り再起動をすることができたサブネット代表端末２１−１は、再起動を行ない再度オンライン登録メッセージをアプリケーションサーバー２２に与えてオンライン登録を行なう。アプリケーションサーバー２２により、当該サブネット代表端末２１−１が正常復帰したと判断すれば通常処理を継続する。
【０１７１】
アプリケーションサーバー２２がオンライン登録メッセージを受信しない場合、そのサブネット代表端末２１−１に障害が発生したとみなし、アプリケーションサーバー２２における当該サブネット代表端末２１−１についてのオンライン登録情報が抹消される（図１４のＳ１４１３）。
【０１７２】
既存のサブネット代表端末２１−１のオンライン登録情報が抹消された後、当該サブネット代表端末２１−１端末が属していたサブネット２内に、正常稼動している一般端末２１−２〜２１−ｎがあるかどうかをアプリケーションサーバー２２が確認し、稼動している一般端末２１−２〜２１−ｎがある場合は、適当な選定条件（例えば、予めアプリケーションサーバー２２に指定された代理サブネット代表端末なる属性、オンライン登録時間が一番古い一般端末２１−２〜２１−ｎ、一般端末２１−２〜２１−ｎが使用しているアドレスが一番小さい等の端末の個別属性等から選定する）により、代理のサブネット代表端末として新たに稼動させる一般端末２１−２を１台選定し、その選定した一般端末２１−２に、サブネット代表端末変更メッセージを送出する（図１４のＳ１４１４）。
【０１７３】
稼動している一般端末２１−２〜２１−ｎが無い場合は、通常処理に戻り、新たなサブネット代表端末の登録を待つ。
【０１７４】
このサブネット代表端末変更メッセージを受信した一般端末２１−２は、自身を代理のサブネット代表端末として定め、サブネット代表端末応答メッセージをアプリケーションサーバー２２に返信する（図１４のＳ１４１５）。この代理サブネット代表端末２１−２が、サブネット２内に初期化情報を周期的に同報配信する（図１４のＳ１４１６及びＳ１４１７）。
【０１７５】
なお、アプリケーションサーバー２２が送出したサブネット代表端末変更メッセージにはサブネット代表端末として稼動すべき際に必要な情報（サブネット代表端末が配信するための初期化情報など）が含まれる。
【０１７６】
次に図１５を参照して、アプリケーションサーバー２２において、代理サブネット代表端末２１−２からのサブネット代表端末応答メッセージの受信を確認できた場合、アプリケーションサーバー２２は、正常にサブネット代表端末２１−２の変更が実施できたと判断して、代理サブネット代表端末２１−２のオンライン登録属性をサブネット代表端末としての扱いに変更してから、通常処理を行なう（図１５のＳ１５０２及びＳ１５０３）。
【０１７７】
なお、サブネット代表端末応答メッセージの受信確認ができなかった場合は、アプリケーションサーバー２２は、何らかの問題からアプリケーションサーバー２２が指定した一般端末２１−２が代理サブネット代表端末に変更できなかったと判断して、次候補の一般端末２１−３〜２１−ｎに対して行なう。
【０１７８】
当初のサブネット代表端末２１−１の障害が回避されて正常に復帰した場合（図１５のＳ１５０４）、当初のサブネット代表端末２１−１は、アドレス情報を手動により設定された後、アプリケーションサーバー２２に対して端末初期化要求メッセージを送信する（図１５のＳ１５０５）。
【０１７９】
アプリケーションサーバー２２は、このサブネット代表端末２１−１からの端末初期化要求メッセージを受信すると、サブネット代表端末２１−１が復帰したことと判断し、このサブネット代表端末２１−１を再び本来のサブネット代表端末とするため、現在の代理サブネット代表端末２１−２にサブネット代表端末変更メッセージを与える（図１５のＳ１５０６）。
【０１８０】
このサブネット代表端末変更メッセージを受け取った現在の代理サブネット代表端末２１−２は、代理サブネット代表端末としての機能を中止し、アプリケーションサーバー２２にサブネット代表端末応答メッセージを与える（図１５のＳ１５０７及びＳ１５０８）。
【０１８１】
サブネット代表端末応答メッセージを受け取ったアプリケーションサーバー２２は、現在の代理サブネット代表端末２１−２が代理サブネット代表端末としての機能を中止したことを確認し、当初のサブネット代表端末２１−１に対してサブネット代表端末用初期化データを与えることにより、再度当初のサブネット代表端末２１−１をサブネット代表端末として機能させる（図１５のＳ１５０９〜Ｓ１５１１）。
【０１８２】
そして、再度当初のサブネット代表端末２１−１がサブネット代表端末として初期化情報の同報配信を行ない、通常動作を行なう（図１５のＳ１５１２〜Ｓ１５１４）。
【０１８３】
（Ａ−３）実施形態の効果
以上、本実施形態によれば、初期化のための必要なアドレス情報を設定するのは、各サブネット２及び３内のサブネット代表端末２１−１及び３１−１のみでよく、一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎの初期設定については、アプリケーションサーバー２２により自動設定されるため、システムが大規模化した場合の手動設定に関わる設定条件の不一致発生などのシステム維持管理に関する困難度は大幅に削減することができる。
【０１８４】
例えば、ＴＣＰ／ＩＰ環境の場合、クラスＣのＩＰアドレスは１サブネット当たり最大２５４台の端末を収容できる論理アドレス空間を持つが、システムの規模が１０個のクラスＣサブネットにまたがる場合は、最大で２５４×１０＝２５４０台の端末が収容できることになるが、これを従来の実現手段として手動設定で２５４０台を全て実施した場合と、今回の実現手段として各ネサブネット当たり１台、すなわちシステム全体で１０台を手動設定した場合とでは、今回の実現手段の方が維持管理の困難度が大幅に改善されていることは明確である。
【０１８５】
また、本実施形態によれば、一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎが初期化するための必要な情報を取得する際、各一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎは、アプリケーションサーバー２２との間で自動設定となるが、一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎは、自身のアドレス解決を含め、アプリケーションサーバー２２とユニキャストで通信して直接情報を得ることができる。
【０１８６】
そのため、各一般端末２１−２〜２１−ｎ及び３１−２〜３１−ｎは、例えばＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰのような同報メッセージをアプリケーションサーバー２２に向けて送出する必要がないので、中継装置（例えばレイヤ３ネットワーク機器等）にてＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰメッセージの中継処理が行われず通常のＩＰルーティングのみで良いため、中継装置において、一般端末からの初期化要求メッセージが途絶えてしまうことは生じない。
【０１８７】
また、アドレス解決用サーバーを導入する必要もなく、またレイヤ３ネットワーク機器もＤＨＣＰ／ＢＯＯＴＰリレー機能のようなアドレス解決メッセージ転送機能を備えている必要がなくなり、システム導入コストは低く押さえることができる。
【０１８８】
（Ｂ）他の実施形態
上述した実施形態は、本方式は通信プロトコルを介してサーバーとクライアントによって実現するクライアント・サーバー型システムに広く適用することができる。
【０１８９】
また、上述した実施形態では、サブネット代表端末を各サブネット毎に１個備えることとして説明したが、複数備えるようにしてもよい。
【０１９０】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、クライアント・サーバー型のシステム規模が大きくなってもクライアント端末の初期設定の管理性及び作業性の向上させ、中継装置に特定の機能を備えさせる必要もなく、アプリケーションサーバーの設置条件による導入コストを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施形態の通信システムの全体構成図である。
【図２】第１の実施形態の通信プロトコル階層を説明する説明図である。
【図３】第１の実施形態のメッセージのフォーマットを説明する説明図である。
【図４】第１の実施形態のサブネット代表端末の機能を説明する説明図である。
【図５】第１の実施形態の一般端末の機能を説明する説明図である。
【図６】第１の実施形態のアプリケーションサーバーの機能を説明する説明図である。
【図７】第１の実施形態のアプリケーションサーバーの動作を説明するフローチャートである。
【図８】第１の実施形態のサブネット代表端末の動作を説明するフローチャートである。
【図９】第１の実施形態の一般端末の動作を説明するフローチャートである。
【図１０】第１の実施形態の一般端末のアプリケーション利用に係る初期設定を示したフローチャートである。
【図１１】第１の実施形態の未使用論理アドレスがある場合の競合回避処理の動作について説明するフローチャートである。
【図１２】第１の実施形態の使用通知送信後も競合監視をする競合回避処理の動作について説明するフローチャートである。
【図１３】第１の実施形態の未使用論理アドレスがない場合の競合回避処理の動作について説明するフローチャートである。
【図１４】第１の実施形態の端末正常監視処理動作を説明するフローチャートである。
【図１５】第１の実施形態の端末正常監視処理動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
１…通信システム、２、３…サブネット、
２１−１〜２１−ｎ、３１−１〜３１−ｎ…クライアント端末、
２２、アプリケーションサーバー、１０…ネットワーク。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a communication system, a communication system initial setting method, a client terminal, and an application server. For example, the present invention relates to a network environment using a hierarchical communication protocol (for example, a LAN (for example, Ethernet (registered) using a TCP / IP protocol). Trademark) etc.), the present invention can be applied to a system in which a client terminal can easily realize an initial setting required for starting application use, and its constituent requirements, that is, a client terminal and an application server. .
[0002]
[Prior art]
For example, in a client-server type system such as a LAN using the TCP / IP protocol, in order for a client terminal to use an application, an initial setting necessary for starting use of the application is necessary.
[0003]
Here, the initial setting required for starting use of the application refers to setting of conditions necessary for operating the application from the application server in the client terminal. For example, a logical address (for example, TCP / IP) of the client is used. The information includes an IP address in an IP environment, a subnet mask, a default gateway address, and a logical address of an application server (for example, an IP address in a TCP / IP environment).
[0004]
Conventionally, there are roughly two types of methods for initial setting of a client terminal.
[0005]
(1) A method of manually setting conditions necessary for operating an application directly for each client terminal, and (2) Initialization information (for example, its own logical address in a network) required by each client terminal is set in advance. An automatic setting method in which an initialization information resolution server (hereinafter referred to as an address resolution server) obtains the information, connects to an application server based on the initialization information, and automatically performs an initial setting required for starting use of an application. It is.
[0006]
The manual setting method of (1) is a method in which conditions relating to logical addresses necessary for operating an application are heard in advance from a network administrator or the like, and directly set manually using a console or the like installed in a client terminal.
[0007]
In the automatic setting method of (2), in the case of a TCP / IP environment, as a method of an address resolution server, for example, a method based on DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) or BOOTP (BOOT trap Protocol) has already been described as follows. This is a method in which the client terminal obtains necessary initialization information from an address resolution server (in this case, a DHCP / BOOTP server) based on these standardized methods.
[0008]
[Patent Document 1]
RFC951
[0009]
[Patent Document 2]
RFC2131
[0010]
[Patent Document 3]
RFC2132
[0011]
[Patent Document 4]
RFC1542
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above-mentioned two types of client terminal initialization methods have the following problems.
[0013]
First, the manual setting method (1) can reliably perform initial setting of a client terminal, and when applied to a relatively small-scale system, system operation management (for example, address management of the client terminal). Etc.), but there is a problem that as the size of the system increases, the system operation management becomes more difficult.
[0014]
For example, if a large organization is formed in a company and it becomes necessary to completely change the address conditions of each client terminal of the in-house LAN system, the manual setting method is used for all the client terminals. Since the address conditions must be changed manually, it is easy for the address conditions of the client terminal to be set incorrectly, making it difficult to match the conditions managed by the network administrator with the actually set client terminal settings. Become. For this reason, there is a problem that a problem may occur that the system cannot be used normally due to a mismatch between the management condition and the setting condition.
[0015]
Next, in the automatic setting method (2), the initial setting of each client terminal can be automatically set, so that it is released from easy manageability and troublesome manual setting manually.
[0016]
However, for example, when operating in a TCP / IP environment as described above, if a client terminal and an application server are present on the same network, the DHCP / BOOTP server that manages the client terminal is connected to the same server. Must be installed in the network. Therefore, when the system of the automatic setting method is applied to a network composed of a plurality of subnets, it is necessary to install a DHCP / BOOTP server for each subnet, and there is a problem that the introduction cost of installing the DHCP / BOOTP server is increased. is there.
[0017]
In addition, when the system is applied to a network including a plurality of subnets, if the client terminal managed by the DHCP / BOOTP server exists over a plurality of subnets, the number of DHCP / BOOTP servers installed is one in the system. A relay device that relays between subnets (for example, a layer 3 network device such as a router or a layer 3 switch) transmits a DHCP / BOOTP message (initialization information request message) from a client terminal to a DHCP / BOOTP server that transfers the message to a DHCP / BOOTP server. It is necessary to provide a BOOTP relay function.
[0018]
Therefore, when transferring data via a relay device, the DHCP / BOOTP relay function must be set for these relay devices. Therefore, as the system scale increases, the time and effort required for the setting are increased. There is a problem that management of the relay device is difficult.
[0019]
Also, not all relay devices necessarily have a DHCP / BOOTP relay function, and if a relay device that does not have a DHCP / BOOTP relay function is on its transfer path, relaying is interrupted there and the client terminal There is also a problem that the provision of the initialization information cannot be realized.
[0020]
In such a case, the relay device not having the DHCP / BOOTP relay function may be replaced with a relay device having the DHCP / BOOTP relay function. There is also a problem that the introduction cost of the relay device provided is high.
[0021]
For this reason, problems such as a decrease in manageability and workability when the system scale is large in the manual setting, a problem of an increase in introduction cost due to a setting condition of the DHCP / BOOTP server in the automatic setting, and a problem of a necessary function support of the relay device are solved. There is a need for a communication system that can be solved, an initial setting method for the communication system, and a client terminal and an application server that are the components of the communication system.
[0022]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve such a problem, a communication system according to a first aspect of the present invention causes a plurality of client terminals configuring each of one or a plurality of networks to perform an initial setting for starting use of an application managed by an application server. In a communication system, the application server has initial setting information for each client terminal of each network, and selects at least one or more network representative terminals for each network from a plurality of client terminals of each network. Communication system.
[0023]
The network representative terminal requests (1) an initialization request to the application server based on a preset connection condition with the application server, and makes an initial setting based on initialization information corresponding to the network from the application server. And (2) initialization information included in the initial setting information and having at least one or a plurality of initialization logical addresses assigned to each client terminal in the network, in the network. A broadcasting means for broadcasting at a predetermined cycle, and each client terminal in the network other than the network representative terminal uses (1) its own based on the broadcasted initialization information. Means for selecting a logical address for initialization for selecting a logical address for initialization; Initial setting execution means for requesting the application server to perform initialization based on the selected logical address for initialization and executing initialization based on initialization information corresponding to the client from the application server. I do.
[0024]
Further, a second communication system initial setting method of the present invention causes a plurality of client terminals constituting each of one or a plurality of networks to perform an initial setting of use start of an application managed by an application server. In the initial setting method, the application server has initial setting information for each client terminal of each network, and selects at least one or more network representative terminals for each network from a plurality of client terminals of each network. Then, the network representative terminal issues an initialization request to the application server based on a preset connection condition with the application server, and based on initial setting information corresponding to the network from the application server. The network representative terminal performs initialization and is always connected, and the network representative terminal includes, in the initialization information, initialization information having at least one or a plurality of initialization logical addresses assigned to each client terminal in the network. Broadcasting in the network at a predetermined cycle, each client terminal in the network other than the network representative terminal selects an initialization logical address to be used by itself based on the broadcasted initialization information, Each client terminal makes an initialization request to the application server based on the selected initialization logical address, and each client terminal performs initialization based on the corresponding initialization information from the application server. I do.
[0025]
The client terminal according to the third aspect of the present invention is equivalent to a network representative terminal of the communication system according to the first aspect of the present invention. (1) connection condition setting means for setting connection conditions with an application server; 2) connection execution means for making an initialization request to the application server based on the connection conditions, performing initial setting based on the initial setting information corresponding to the network from the application server, and constantly connecting; and (3) initial setting. Broadcast distribution means for broadcasting, at a predetermined cycle, initialization information having at least one or a plurality of initialization logical addresses to be assigned to each client terminal in the network included in the information, in the network. It is characterized by.
[0026]
The client terminal according to the fourth aspect of the present invention corresponds to the client terminal of the communication system according to the first aspect of the present invention. (1) At least one client terminal in each network is selected from a plurality of client terminals in each network. Initialization logical address selecting means for selecting an initialization logical address to be used by itself from the selected network representative terminal based on the broadcasted initialization information; and (2) the selected initialization logical address. And an initial setting execution means for making an initialization request to the application server based on the initial setting information and executing the initial setting based on the corresponding initial setting information from the application server.
[0027]
Further, the application server according to the fifth aspect of the present invention corresponds to the application server of the communication system according to the first aspect of the present invention. (1) Initial setting information holding initial setting information for each client terminal of each network. Holding means, (2) connection registration means for registering a connection using an application by giving corresponding initial setting information to an initialization request from each client, and (3) all connection using an application. (4) connection monitoring means for monitoring at regular intervals whether or not the connection with the client terminal is normal; and (4) when the connection monitoring means determines that it is not normally connected to the network representative terminal, According to a predetermined rule, a network representative terminal acting as a proxy among the client terminals in the network is specified. Characterized in that it comprises a proxy network representative terminal designation means for changing specified manner.
[0028]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(A) Embodiment
Hereinafter, embodiments of the communication system of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0029]
This embodiment is a case where the present invention is applied to a client-server type LAN (for example, Ethernet or the like) employing the TCP / IP protocol.
[0030]
(A-1) Configuration of the embodiment
In the following, after describing the overall configuration of the communication system of the present embodiment and the message format used in the network, the functional configuration of the subnet representative terminal of each subnet, the functional configuration of the general terminal, and the application that are the network configuration requirements The functional configuration of the server will be described.
[0031]
(A-1-1) Overall configuration
FIG. 1 is a block diagram showing the overall configuration of the communication system according to the present embodiment.
[0032]
As shown in FIG. 1, the communication system 1 of the present embodiment includes a subnet 2 and a subnet 3 that are respectively constructed at two locations A and B, and a network 10 that connects the subnets 2 and 3. Have.
[0033]
The subnet 2 and the subnet 3 are networks used at each site, and can be applied to a dedicated line, a public line, the Internet, or the like, or a line obtained by combining a plurality of these lines. Further, the network 10 is a network connecting the bases, and can be applied to a dedicated line, a public line, the Internet, or a line in which a plurality of these lines are connected.
[0034]
In this embodiment, the application to be used is assumed to be included in the application server 22 on the subnet 2.
[0035]
The subnet 2 constructed at the site A has a plurality of client terminals 21 (21-1 to 21-n) provided for using the application, an application server 22 having the application, and a relay device 23.
[0036]
The subnet 3 constructed at the site B has a plurality of client terminals 31 (31-1 to 31-n) provided for using applications and a relay device 33.
[0037]
In each of subnets 2 and 3, a client terminal selected for each subnet from a plurality of client terminals 21 (21-1 to 21-n) and 31 (31-1 to 31-n) is used. Subnet representative terminal.
[0038]
In the case of the present embodiment, the subnet representative terminals are client terminals 21-1 and 31-1, and the other client terminals (21-2 to 21-n) and 31 (31-2 to 31-n) are general terminals. explain.
[0039]
(A-1-2) Message format
FIG. 2 is an explanatory diagram illustrating a communication protocol layer used in the communication system 1 of the present embodiment. FIG. 3 is an explanatory diagram for explaining the format of a message.
[0040]
In order to execute communication between the application server 22 and the client terminals 21 (21-1 to 21-n) and 31 (31-1 to 31-n), the second layer (data link layer) is required. 2) and the third layer (network layer), an address for connecting the devices is required, and when the communication of the TCP / IP protocol is performed on the Ethernet as in the present embodiment, it is shown in FIG. Thus, a MAC address (hardware address) is used at the second layer level, and an IP address (logical address) is used at the third layer level.
[0041]
FIG. 3 is a conceptual diagram of a message format including such a MAC address and an IP address. Note that each address (MAC address, IP address) has a source address and a destination address, respectively.
[0042]
The MAC address is fixedly set in advance in the LAN interface of each device, and this value is used as the MAC address of the terminal in any environment. The IP address sets necessary conditions according to the system environment to be used.
[0043]
(A-1-3) Configuration of Subnet Representative Terminal
Next, the configuration of the client terminals 21 (21-1 to 21-n) and 31 (31-1 to 31-n) configuring the subnets 2 and 3 will be described.
[0044]
The client terminals 21 (21-1 to 21-n) of the subnet 2 and the client terminals 31 (31-1 to 31-n) of the subnet 3 have corresponding functions. The configuration will be described together.
[0045]
The client terminals 21 (21-1 to 21-n) and 31 (31-1 to 31-n) are terminal devices that use the application of the application server 22.
[0046]
The client terminals 21 (21-1 to 21-n) and 31 (31-1 to 31-n) may have the following configuration that functions as software or functions as hardware. May be provided.
[0047]
As described above, the client terminals 21 (21-1 to 21-n) and 31 (31-1 to 31-n) function as the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 and the general terminal 21-31. 2-21-n and 31-1 to 31-n.
[0048]
One of the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 is a client selected for each subnet from the client terminals 21 (21-1 to 21-n) and 31 (31-1 to 31-n) as a representative. Terminal.
[0049]
The subnet representative terminals 21-1 and 31-1 always operate online in each of the subnets 2 and 3, and are in the subnets 2 and 3 to which the subnets belong (that is, the client terminals 21 (21-1 to 21-n)). And 31 (31-1 to 31-n), the relay devices 23 and 33, etc.) are for constantly delivering initialization information.
[0050]
When the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 have a failure or the like, another proxy subnet representative terminal among the other general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n is Specified by the application server 22. Therefore, it is desirable that the other general terminals 21-2 to 21-n and 31-1 to 31-n also have a corresponding function capable of distributing at least the initialization information.
[0051]
FIG. 4 is an explanatory diagram shown to explain the functions of the subnet representative terminals 21-1 and 31-1.
[0052]
As shown in FIG. 4, the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 are provided with an address information setting unit 41 and a subnet representative terminal initialization data setting unit 42 in order to function as representative terminals in the subnets 2 and 3. , An initialization information distribution unit 43 and an online execution unit 44.
[0053]
The address information setting means 41 is used to manually set address information (such as its own logical address, subnet mask, default gateway, and logical address of the application server 22) necessary for using the application. The address information setting unit 41 stores the set address information, and can start up again using the address information even when the power of the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 is turned off. Things.
[0054]
In each of the subnets 2 and 3, the other general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n do not manually set necessary address information. Cannot be connected to the application server 22 until the server operates online.
[0055]
The subnet representative terminal initialization data setting unit 42 sends a terminal initialization request message created based on the address information set by the address information setting unit 41 to the application server 22, and the identification by the application server 22 is performed. After that, the “subnet representative terminal initialization data” is received from the application server 22 and set.
[0056]
The “initialization data for the subnet representative terminal” is setting data necessary for the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 to use the application. For example, the online operation file of the terminal, the individual attribute of the terminal, This is data including initialization information distributed by the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 and means of a broadcast message used by the subnet representative terminal and the general terminal.
[0057]
This "initialization information" is broadcast to the other general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n in the subnets 2 and 3 to which the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 belong. This is information to be distributed, and includes information for initializing the other general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n. For example, the network address of the subnet 2 or 3 and the subnet mask , The default gateway, the logical address of the application server 22, the storage location information of the initialization file necessary for the operation of each terminal, and the information used by the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n. Information message, a temporary logic used by the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n to communicate with the application server 22 at initialization. It contains the address information.
[0058]
Furthermore, this "temporary logical address" is temporarily allocated only for initialization to the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n, and is reusable for each subnet. This is a logical address.
[0059]
Further, a plurality of “temporary logical addresses” may be specified by the application server 22. In this way, by specifying a plurality of “temporary logical addresses”, for each of the subnets 2 and 3, only the number of the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31 corresponding to the number of the logical addresses is provided. -N initialization processing can be performed simultaneously.
[0060]
When only one “temporary logical address” is used instead of a plurality, only one general terminal 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n are simultaneously used for each subnet 2 and 3. Since the initialization cannot be performed, the other general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n need to be initialized in order to initialize the other general terminals 21-2 to 21-n and 31-n. It is necessary to complete the initialization of 2-31-n and wait for release from the preceding general terminal.
[0061]
Therefore, these “temporary logical addresses” are reserved addresses in the subnets 2 and 3, and the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n belonging to the subnets 2 and 3 are used. It is desirable not to use it regularly.
[0062]
When receiving the initialization data for the subnet representative terminal from the application server 22, the online execution means 44 sends an online registration message for starting operation in the online state created based on the initialization data for the subnet representative terminal to the application server 22. For online execution.
[0063]
Upon receiving the subnet representative terminal initialization data from the application server 22, the initialization information distribution unit 43 transfers the initialization information contained therein to the subnets 2 and 3 to which it belongs (that is, to other general terminals 21-2 to 21-2). 21-n and 31-2 to 31-n, and terminals that constitute a subnet such as the relay devices 23 and 33).
[0064]
Since the initialization information distribution means 43 performs periodic broadcast distribution, it must always be kept online. It is assumed that the distribution cycle of the initialization information is notified from the application server 22 when the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 are initialized.
[0065]
Further, the initialization information distribution means 43 uses broadcast or multicast for the destination address when broadcasting the initialization information. Which address is to be distributed is notified from the application server 22 when the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 are initialized.
When distributing by broadcast, the initialization information distribution means 43 can provide initialization information to all the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n in the subnets 2 and 3. Can be easily and reliably distributed, but the initialization information is also given to other general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n unrelated to the system. The terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n may prompt useless reception processing.
[0066]
On the other hand, when distributing by multicast, the initialization information distributing unit 43 can cause only the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n related to the system to perform the receiving process. At this time, the multicast address condition is determined in advance between the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 and the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n.
[0067]
The online execution means 44 also has a function of confirming whether or not the interconnection with the application server 22 is normal, and upon receiving a terminal existence confirmation message periodically given from the application server 22, the application server 22 is sent back to the terminal. While this message is being exchanged, it is determined that the online operation is normal.
[0068]
If the online execution unit 44 does not receive the terminal survival confirmation message from the application server 22 after a certain period of time, it is determined that a problem such as a failure has occurred on the application server 22 side, and the subnet representative terminal 21-1 and the Initialization information is obtained from the terminal 31-1 to perform initialization.
[0069]
(4-1-4) Configuration of general terminal
Next, the internal configuration of the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n configuring the subnets 2 and 3 will be described.
[0070]
FIG. 5 is an explanatory diagram shown for explaining the functional configuration of the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n.
[0071]
The general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n start the initial distribution distributed from the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 after the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 operate online. The client terminal has a function of connecting to the application server 22 based on the activation information.
[0072]
As shown in FIG. 5, the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n include an optimum initialization condition selecting unit 51, a general terminal initialization data setting unit 52, and a conflict avoiding unit 53. And an initializing condition discarding unit 54 and an online executing unit 55.
[0073]
The optimal initialization condition selecting means 51 receives the initialization information distributed from the subnet representative terminals 21-1 and 31-1, and sets the network addresses of the subnets 2 and 3 included in the initialization information and the default gateway. The logical address of the application server 22, the means of the broadcast message used by the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n, and the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 31-n select and set the optimum initialization conditions for the temporary logical address and the like used for communication with the application server 22 at the time of initialization.
[0074]
At this time, the optimal initialization condition selecting means 51 selects, for example, one of the smallest value or the first designated value among the plurality of temporary logical addresses included in the initialization information. , It is used as a temporary logical address.
[0075]
The general terminal initialization data setting unit 52 outputs a “usage notification” including information on the temporary logical address of the initialization condition (initialization address condition) selected by the optimal initialization condition selection unit 51. Broadcast notification is made within the same subnets 2 and 3.
[0076]
In this case, for example, the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n have transmission timers (not shown), and the notification is performed based on the timer cycle. (For example, when the timer period expires).
[0077]
The general terminal initialization data setting means 52, when there is no temporary logical address conflict as a result of the transmission and reception of the “use notification”, the terminal initialization request message created based on the temporary logical address. Is transmitted to the application server 22, and after being identified by the application server 22, “general terminal initialization data” is received from the application server 22 and set.
[0078]
The “initial data for general terminal” is setting data necessary for the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n to use the application. 21-n and 31-2 to 31-n include data such as regular logical addresses used for online operation, online operation files of each terminal, and individual attributes of each terminal.
[0079]
When the initialization of each of the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n is completed, the optimal initialization condition discarding unit 54 discards the temporary logical address used for the initialization, and This is broadcasted in the same subnets 2 and 3 as an “end notification”.
[0080]
The conflict avoiding means 53 monitors the “usage notification” from the other general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n, and monitors the other general terminals 21-2 to 21-n and 31-2. 31-n to determine whether or not there is a conflict between the logical address to be used and the logical address to be used by itself.
[0081]
When determining that there is no conflict between the temporary logical addresses, the conflict avoiding unit 53 broadcasts a “use notification” within its own subnets 2 and 3 in response to the fact that there is no conflict for a certain period thereafter. Further, the conflict avoiding means 53 also monitors the conflict for a certain period after the transmission of the “use notification”. This is also for checking a case where the difference in transmission timing of the “usage notification” between the general terminals is short, so that a contention check is omitted and a contention occurs.
[0082]
When the conflict avoiding means 53 determines that a temporary logical address conflicts, it performs the following conflict avoidance processing.
[0083]
If there is an unused temporary logical address, the conflict avoiding means 53 selects a temporary logical address that is not used by the other general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n. A value is selected and the conflicting relationship is further monitored based on the transmission timer setting again, and when there is no conflict, the temporary logical address is used.
[0084]
When there is no unused temporary logical address, the conflict avoiding means 53 waits for an “end notification” from the preceding general terminal and selects the temporary logical address used by the preceding general terminal. The contention relation is further monitored based on the transmission timer setting again, and when there is no contention, the temporary logical address is used.
[0085]
Upon receiving the general terminal initialization data from the application server 22, the online execution means 55 gives the application server 22 an online registration message for starting operation in an online state created based on the general terminal initialization data. Things.
[0086]
The online execution means 55 also has a function of confirming whether the interconnection with the application server 22 is normal, and when receiving a terminal existence confirmation message periodically given from the application server 22, the application server 22 It returns a survival response message. While this message is being exchanged, it can be determined that the online operation is normal.
[0087]
(A-1-5) Configuration of application server
Next, functions of the application server 22 existing in the subnet 2 will be described.
[0088]
FIG. 6 is an explanatory diagram shown to explain the functional configuration of the application server 22.
[0089]
In response to the initialization request from the subnet representative terminals 21-1 and 31-1, the application server 22 gives initialization data for the subnet representative terminal to perform initialization, or executes the subnet representative operating online. In response to an initialization request from general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n in subnets 2 and 3 to which terminals 21-1 and 31-1 belong, initialization data for general terminals is given. Or initialization.
[0090]
As shown in FIG. 6, the application server 22 includes initialization data holding means 61, normal monitoring processing means 62, online registration means 63, and proxy subnet representative terminal designation means 64.
[0091]
The initialization data holding unit 61 stores information corresponding to a network environment between the client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n in order to provide an application held by the application server 22. To keep.
[0092]
The information held here is initialization data necessary for each of the client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n using an application in the system to perform an initial setting. Network address where each terminal is installed, logical address of each terminal, subnet mask, default gateway, storage location information of initialization files required for each terminal to operate, definition of which terminal is the subnet representative terminal , Means of a broadcast message used by the subnet representative terminal and the general terminal.
[0093]
The online registration unit 63 constantly monitors the presence or absence of a terminal initialization request message from each of the client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n. It returns initialization data corresponding to each of the client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n of the means 61.
[0094]
The online registration means 63 confirms the content of the received terminal initialization request message, and the client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n which transmitted the terminal initialization request message become subnet representative terminals. When it is determined that is, the initialization data for the subnet representative terminal is returned. When the online registration unit 63 determines that the client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n are other terminals, it returns the initialization data for general terminals.
[0095]
When receiving the online registration messages from the client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n that have completed the initialization, the online registration unit 63 sets the client terminals 21-1 to 21-n and 31-n. It also has a function of online registration of 1-31 to n.
[0096]
Also, the online registration means 63 returns a message when there is no online registration message from the client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n even after a certain period of time has passed after returning each initialization data. It determines that some communication failure has occurred and does not perform online registration.
[0097]
If there are already registered client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n, the normal monitoring processing means 62 checks the client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n. It is to check whether the terminal is functioning normally by giving a terminal survival confirmation message to the n periodically. That is, the normal monitoring processing unit 62 confirms the normality of the connection by returning the terminal survival response message from the client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n that have given the terminal survival confirmation message. are doing.
[0098]
When determining that the connection state with a certain client terminal 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n is not normal, the normal monitoring processing unit 62 determines that the client terminal 21-1 to 21-n and 31-n are not normal. When 1-31 to 31-n are the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n, the online registration of the client terminal is deleted.
[0099]
When the client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n are the subnet representative terminals 21-1 and 31-1, the normal monitoring processing unit 62 sets the subnet representative terminal 21-1. And a terminal restart message is sent to the terminal 31-1 and 31-1. When the terminal restarts, the connection is continued as usual, but when the terminal restart is not performed, the registration of the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 is deleted. Instruct the proxy subnet representative terminal designating means 64 to designate a proxy representative terminal.
[0100]
The proxy subnet representative terminal designating unit 64 detects a failure occurrence in communication with certain client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n as a result of confirmation of online monitoring by the normal monitoring processing unit 62. When the client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n are the subnet representative terminals 21-1 and 31-1, the other general terminals 21 in the subnets 2 and 3 It designates a proxy representative terminal from 2-2 to 21-n and 31-2 to 31-n.
[0101]
The proxy subnet representative terminal designating means 64 includes, within the subnets 2 and 3 to which the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 belong, other normally operating general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-2. It is checked whether or not there are 31-n. If there are normal terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n, appropriate selection conditions (for example, a proxy subnet designated in advance by the server) Based on the attribute of the representative terminal, the terminal with the oldest online registration time, or the individual attribute of the terminal such as the smallest address used by the terminal). One general terminal to be operated is selected and a subnet representative terminal change message is given to the selected proxy subnet representative terminal.
[0102]
If there are no normal general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n, the proxy subnet representative terminal designating means 64 returns to the normal processing and waits for registration of a new subnet representative terminal.
[0103]
The subnet representative terminal change message includes information necessary for operating as the subnet representative terminal (eg, initialization information for distribution by the subnet representative terminal).
[0104]
When the proxy subnet representative terminal designating means 64 returns a subnet representative terminal response message from the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n that have received the subnet representative terminal change message, The designation of the subnet representative terminal is completed.
[0105]
The proxy subnet representative terminal designating means 64 designates, when the general terminal 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n which have received the subnet representative terminal change message do not return the subnet representative terminal response message, the designation. The determined general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n could not be changed to the proxy subnet representative terminals, and the next candidate general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to Specify 31-n.
[0106]
When the initially set subnet representative terminals 21-1 and 31-1 have recovered from the failure and have returned to the normal state, the proxy subnet representative terminal designating means 64 returns to the initially set subnet representative terminals 21-1 and 31-1 again. You may make it switch to -1. Of course, the designated proxy subnet representative terminal may function as it is.
[0107]
(A-2) Operation of the embodiment
Next, an initial setting operation for using an application in the communication system 1 of the present embodiment will be described with reference to the drawings.
[0108]
FIG. 7 is a flowchart showing the operation of the application server 22 of the present embodiment. FIG. 8 is a flowchart showing the operation of the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 of the present embodiment. FIG. 9 is a flowchart illustrating the operation of the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n according to the present embodiment.
[0109]
Hereinafter, the normal operation of the initial setting of application use will be described with reference to FIG. 10, and the temporary logical address conflict avoidance processing operation and the terminal normal monitoring processing operation in the normal operation of the initial setting will be described with reference to FIGS. This will be described with reference to FIG. In describing these operations, FIGS. 7 to 9 are appropriately used.
[0110]
(A-2-1) Normal operation of initial setting for application use
FIG. 10 is a flowchart showing the operation from the initial setting of application use of a general terminal to the start of online operation.
[0111]
FIG. 10 illustrates the initial setting of the client terminals 21-1 to 21-n in the subnet 2.
[0112]
As shown in FIG. 10, first, the application server 22 sets information of each of the client terminals 21-1 to 21-n and 31-1 to 31-n in the system necessary for providing an application (see FIG. 10). S1001 in FIG. 10 and S1 in FIG. 7).
[0113]
In the subnet representative terminal 21-1, the address information is manually set (S1002 in FIG. 10, S14 in FIG. 8).
[0114]
When the address information is set, a terminal initialization request message created based on the set address condition is given to the application server 22 (S1003 in FIG. 10).
[0115]
The terminal initialization request message given to the application server 22 is checked by the application server 22 as to whether it is a new terminal entry (S3 in FIG. 7), and when it is determined that the message is a new terminal entry. Further, it is determined whether the received data is from the subnet representative terminal 21-1 or from the general terminals 21-2 to 21-n (S11 in FIG. 7).
[0116]
When the terminal initialization request message is identified as being from the subnet representative terminal 21-1, the subnet representative terminal initialization data set in the application server 22 is given to the subnet representative terminal 21-1. (S1004 in FIG. 10, S11 in FIG. 7).
[0117]
The subnet representative terminal initialization data given to the subnet representative terminal 21-1 is set and provided for initialization in the subnet representative terminal 21-1 (S15 in FIG. 8).
[0118]
When the subnet representative terminal 21-1 performs initialization based on the subnet representative terminal initialization data, an online registration message for starting online operation is given to the application server 22 (S1005 and S1006 in FIG. 10). S16 in FIG. 8).
[0119]
When the application server 22 receives the online registration message, the application server 22 performs online registration for the subnet representative terminal 21-1 (S12 and S13 in FIG. 7).
[0120]
Here, when the online registration in the application server 22 is completed, the application server 22 shifts to an online state monitoring operation (S13 and S4 in FIG. 7). Further, even when online registration in the application server 22 cannot be performed, the application server 22 shifts to an online state monitoring operation (S12 and S4 in FIG. 7).
[0121]
As described above, when the subnet representative terminal 21-1 starts online operation, the initialization information is stored in the subnet 2 to which the subnet representative terminal 21-1 belongs (that is, the network including the general terminals 21-2 to 21-n and the relay device 23). Are broadcasted at predetermined intervals (S1007 in FIG. 10 and S17 in FIG. 8).
[0122]
The broadcasted initialization information is received by the general terminals 21-2 to 21-n and the relay terminal 23 in each of the subnets 2 waiting for reception (S1008 to S1011 in FIG. 10, and FIG. 9). S19) In each of the general terminals 21-1 to 21-n, an address condition for initialization is selected (S20 in FIG. 9).
[0123]
When an address condition for initialization is selected in each terminal, a use notification indicating that the terminal uses the address condition for initialization is broadcast in the same subnets 2 and 3 based on the transmission cycle of the transmission timer. This is notified (S1012 to S1015 in FIG. 10, S21a in FIG. 7).
[0124]
Here, it is necessary to perform contention avoidance processing to determine whether the temporary logical addresses selected by the general terminals 21-2 to 21-n themselves are not used or reserved in the subnet 2 to which they belong. However, this processing will be described later (S1016 and S1017 in FIG. 10).
[0125]
If it is determined that the temporary logical addresses for initialization selected by the general terminals 21-2 to 21-n themselves do not conflict in the subnet 2 to which they belong, they are created based on the temporary logical addresses. The terminal initialization request message is given to the application server 22 (S1018 in FIG. 10, S24 in FIG. 9).
[0126]
In the application server 22, it is checked whether the terminal initialization request message is a new terminal entry (S3 in FIG. 7), and if it is determined that the terminal initialization request message is a new terminal entry, the subnet representative terminal 21- 1 or from one of the general terminals 21-2 to 21-n (S11 in FIG. 7).
[0127]
When the terminal initialization request message is identified as being from the general terminals 21-2 to 21-n, the general terminal initialization data set in the application server 22 is changed to the general terminals 21-2 to 21-n. −n (S1019 in FIG. 10, S11 in FIG. 7).
[0128]
The initialization data for general terminals given to the general terminals 21-2 to 21-n are set in the general terminals 21-2 to 21-n and provided for initialization (S1020 in FIG. 10, and S1020 in FIG. 9). S24).
[0129]
When the general terminals 21-2 to 21-n perform initialization based on the general terminal initialization data, the temporary logical address used for the initialization is discarded. In addition, end notifications indicating that the initialization has been completed are broadcast from the general terminals 21-2 to 21-n in the same subnet 2 (S1021 in FIG. 10, and S25 in FIG. 9).
[0130]
In this manner, the general terminals 21-2 to 21-n can transmit the online registration message to the application server 22 and operate online (S1022 and S1023 in FIG. 10).
[0131]
Further, the subnet representative terminal 21-1 periodically broadcasts the initialization information in the subnet 2, and the general terminals 21-2 to 21-n waiting for the initialization information perform initialization setting by the same processing as described above. (S1024 to S1026 in FIG. 10).
[0132]
It should be noted that monitoring whether online is maintained between the application server 22 and the client terminals 21-1 to 21-n is performed, which will be described later.
[0133]
(A-2-2) Temporary logical address conflict avoidance processing operation
Next, after receiving the distribution of the initialization information from the subnet representative terminal 21-1, the initialization address conditions selected by the general terminals 21-2 to 21-n are used in the subnet 2 to which the terminal belongs. The operation of the temporary logical address conflict avoidance process performed when there is a reservation or when a reservation is made will be described.
[0134]
In the following, a description will be given assuming that a temporary logical address conflict has occurred between the general terminal 21-2 and the general terminal 21-3 in the subnet 2.
[0135]
FIG. 11 is a flowchart illustrating the operation of the conflict avoidance process when the temporary logical addresses are in conflict and there is an unused temporary logical address in the initialization information.
[0136]
The initialization information from the subnet representative terminal 21-1 is broadcasted to the subnet 2 (S19 in FIG. 9), and the address conditions for initialization are selected by the general terminals 21-2 and 21-3 (FIG. 9). 11, S1101 to S1103, and S20 in FIG. 9).
[0137]
The transmission timer of each of the general terminals 21-2 and 21-3 is set (S1104 and S1105 in FIG. 11), and information on the temporary logical address based on the address condition for initialization selected in a predetermined transmission cycle is stored. The included information is broadcasted in the subnet 2 as a use notification (S1106 in FIG. 11, S21a in FIG. 9). The set of transmission timers of the general terminals 21-2 and 21-3 is random for each terminal.
[0138]
The usage notification broadcasted in the subnet 2 is monitored by each of the general terminals 21-2 and 21-3, and based on the usage notification, it is checked whether there is a conflict between the temporary logical addresses selected by itself. (S1107 in FIG. 11, S21b in FIG. 9).
[0139]
When the general terminal 21-3 determines that there is a conflict between the temporary logical address used by the general terminal 21-3 and the temporary logical address of the general terminal 21-2, the general terminal 21-3 uses the subnet representative. Based on the initialization information from the terminal 21-1, it is confirmed whether or not there is another unused temporary logical address (S28 in FIG. 9).
[0140]
For example, in FIG. 11, the general terminal 21-2 broadcasts information indicating that "x" is used as a temporary logical address. The general terminal 21-3 also selects to use “x” as a temporary address. However, the general terminal 21-3 differs from the general terminal 21-3 due to differences in the timing of setting the transmission timer and the timing of the transmission cycle in the mutual terminals. Is delayed more than the broadcast notification of the general terminal 21-2, and the general terminal 21-3 discovers a temporary logical address conflict.
[0141]
Then, when the general terminal 21-3 finds a temporary logical address conflict, the general terminal 21-3 cannot use the temporary logical address “x”, and the general representative terminal 21-3 returns from the subnet representative terminal 21-1. Check if there is another unused temporary logical address based on the initialization information.
[0142]
If there is another unused temporary logical address (in FIG. 11, unused addresses are “y”, “z”...), An address condition for initialization not used by another general terminal is used. , And broadcast again to the intra-subnet 2 at a predetermined cycle of the transmission timer to monitor the use of the temporary logical address "y" based on the address condition (see FIG. 11, S1108 to S1110).
[0143]
When it is determined that there is no conflict as a result of the presence / absence of contention of a general logical address again, as described above, the general terminal 21-3 uses the temporary logical address "y" to issue a terminal initialization request. The message is given to the application server 22, and the normal operation of the initial setting is performed (S1111 to S1116 in FIG. 11).
[0144]
Next, FIG. 12 is a flowchart illustrating an operation of a temporary logical address conflict avoidance process that occurs when the present embodiment sends a use notification based on a transmission timer.
[0145]
That is, each of the general terminals 21-2 to 21-n transmits a use notification based on a random set of a transmission timer and a predetermined transmission period, and each of the general terminals 21-2 to 21-n transmits Has a mechanism that can monitor the temporary logical addresses used by the other general terminals 21-2 to 21-n. However, if the timer expiration cycle of the transmission timer happens to be short, the general It may not be possible to confirm the competition status.
[0146]
Here, a description will be given of a conflict avoiding process that may occur when the interval between the timer expiration periods of the transmission timers of the general terminals 21-2 and 21-3 has become short (S1201 in FIG. 12).
[0147]
A use notification indicating that the temporary logical address “x” is to be used is broadcast from the general terminal 21-2 in the subnet 2. The general terminal 21-3 also selects the temporary logical address "x", and broadcasts a use notification to the effect that the temporary logical address "x" is used in the subnet 2 (S1207 in FIG. 12, S22 in FIG. 9).
[0148]
The general terminal 21-2 monitors the contention for a certain period not only before transmitting its own use notification but also after transmitting its use notification, so the use notification from the general terminal 21-3 (logical address "x Is notified (S1208 in FIG. 12), and a conflict confirmation message indicating that the temporary logical addresses conflict with each other is given to the general terminal 21-3 (S1209 in FIG. 12). The transmission timer is set again (S1211 in FIG. 12).
[0149]
The general terminal 21-3 that has received the contention confirmation message recognizes that a temporary logical address contention has occurred with the general terminal 21-2 (S1210 in FIG. 12), and then sets the transmission timer again. Then, the use notification from the general terminal 21-2 is repeated (S1212 in FIG. 12).
[0150]
Information indicating that "y" is used as a temporary logical address is broadcast from the general terminal 21-2 (S1214 in FIG. 12).
[0151]
At this time, the general terminal 21-3 selects another temporary logical address "y", but first receives the initialization data use notification from the general terminal 21-2, and selects the logical address "y". Has been used in advance, the use of the selected logical address "y" is suspended (S1213 in FIG. 12).
[0152]
The general terminal 21-3 recognizes that the general terminal 21-2 uses “y” as a temporary logical address, selects a logical address “z” other than the logical address “y”, and temporarily Broadcasting information to the effect that the logical address “z” is to be used within the subnet 2 and monitoring for conflict (S1213 in FIG. 12).
[0153]
If it is determined that there is no conflict as a result of the general logical address conflict check again, as described above, the general terminal 21-3 uses the temporary logical address "z" to issue a terminal initialization request. The message is given to the application server 22, and thereafter, the normal operation of the initial setting is performed (S1215 to S1220 in FIG. 12).
[0154]
Next, FIG. 13 is a flowchart illustrating the operation of the conflict avoidance process when there is a conflict between the temporary logical addresses and there is no unused temporary logical address in the initialization information.
[0155]
As shown in FIG. 13, before the general terminal 21-3 tries to select a temporary logical address, use notifications are received from the general terminals 21-2, 21-4, 21-5,. 13 (S1306, S1308, S1310), it recognizes that all temporary logical addresses included in the initialization information from the subnet representative terminal 21-1 are used by other general terminals (S1307, FIG. 13). S1309, S1311).
[0156]
The general terminal 21-3 waits for the end notification of the use of the temporary logical address from another general terminal (S1313 in FIG. 13), and the temporary logical address used by the other general terminal notified of the end is used. Initialize using the address.
[0157]
When the general terminal 21-3 receives the end notification from the general terminal 21-2, the general terminal 21-3 recognizes that the temporary logical address “x” used by the general terminal 21-2 has been released. (S1314 in FIG. 13), a transmission timer is set, and a use notification that the general terminal 21-3 uses "x" as a temporary logical address is broadcast (S1316 in FIG. 13). .
[0158]
As a result, when the general terminal 21-3 determines that there is no conflict with another general terminal, the general terminal 21-3 performs the normal operation of the above-described initial processing using the temporary logical address “x”. (S1317 to S1323 in FIG. 13).
[0159]
(A-2-3) Terminal normal monitoring processing operation
Next, the operation of the terminal normal monitoring process in which the application server 22 periodically checks the online maintenance of the client terminals 21-1 to 21-n registered online in the subnet 2 will be described.
[0160]
14 and 15 are flowcharts for explaining the terminal normal monitoring processing operation.
[0161]
Here, communication between the application server 22 and the client terminals 21-1 to 21-n in the subnet 2 will be described as an example.
[0162]
As shown in FIG. 14, the subnet representative terminal 21-1 and the general terminals 21-2 and 21-3 operate online (S1401 to S1403 in FIG. 14), respectively, and use applications.
[0163]
A terminal survival confirmation message for confirming whether or not these client terminals 21-1 to 21-n maintain online is periodically given from the application server 22 to each of the client terminals 21-1 to 21-n ( S1404 in FIG. 14).
[0164]
When the terminal existence confirmation message is confirmed by each of the client terminals 21-1 to 21-n, a terminal survival response message is returned from the client terminals 21-1 to 21-n to the application server 22 (S1404 to S1404 in FIG. 14). S1409).
[0165]
When the application server 22 receives this terminal survival response message, it determines that the client terminals 21-1 to 21-n that have returned the terminal survival response message are normally online, and returns the terminal survival response message. If not, the client terminals 21-1 to 21-n that have not returned the response determine that some communication failure has occurred, and the next failure processing is performed.
[0166]
First, the application server 22 determines whether the client terminals 21-1 to 21-n that have not returned the terminal survival response message are the subnet representative terminals 21-1 or the general terminals 21-2 to 21-n. Is done.
[0167]
If the application server 22 determines that the terminal is one of the general terminals 21-2 to 21-n, the online registration information of the general terminal 21-2 to 21-n in the application server 22 is deleted.
[0168]
On the other hand, if the application server 22 determines that it is the subnet representative terminal 21-1, the following rescue process for the subnet representative terminal 21-1 is performed (S1410 and S1411 in FIG. 14).
[0169]
First, a terminal restart message for restarting the subnet representative terminal 21-1 is sent from the application server 22 in consideration of the possibility that the currently operating subnet representative terminal 21-1 is stuck in a program for some problem. This is given to the subnet representative terminal 21-1 (S1412 in FIG. 14).
[0170]
The subnet representative terminal 21-1 that has received the terminal restart message and has been able to restart is restarted and gives an online registration message to the application server 22 again to perform online registration. When the application server 22 determines that the subnet representative terminal 21-1 has returned to the normal state, the normal processing is continued.
[0171]
If the application server 22 does not receive the online registration message, it is considered that a failure has occurred in the subnet representative terminal 21-1, and the online registration information for the subnet representative terminal 21-1 in the application server 22 is deleted (FIG. 14). S1413).
[0172]
After the online registration information of the existing subnet representative terminal 21-1 is deleted, the normally operating general terminals 21-2 to 21-n are placed in the subnet 2 to which the subnet representative terminal 21-1 belongs. The application server 22 checks whether or not there are any of them, and if there are any of the operating general terminals 21-2 to 21-n, an appropriate selection condition (for example, an attribute of a proxy subnet representative terminal specified in advance in the application server 22) , The online registration time is the oldest, and the general terminals 21-2 to 21-n and the terminals used by the general terminals 21-2 to 21-n are selected from the individual attributes of the terminals and the like. One general terminal 21-2 to be newly operated as the proxy subnet representative terminal is selected, and the selected general terminal 21-2 is changed to the subnet representative terminal. It sends a message (S1414 in FIG. 14).
[0173]
If there are no operating general terminals 21-2 to 21-n, the process returns to the normal process and waits for registration of a new subnet representative terminal.
[0174]
The general terminal 21-2 having received the subnet representative terminal change message determines itself as a substitute subnet representative terminal, and returns a subnet representative terminal response message to the application server 22 (S1415 in FIG. 14). The proxy subnet representative terminal 21-2 periodically broadcasts the initialization information within the subnet 2 (S1416 and S1417 in FIG. 14).
[0175]
The subnet representative terminal change message sent by the application server 22 includes information necessary for operation as a subnet representative terminal (eg, initialization information for distribution by the subnet representative terminal).
[0176]
Next, referring to FIG. 15, when the application server 22 can confirm the reception of the subnet representative terminal response message from the proxy subnet representative terminal 21-2, the application server 22 normally transmits the subnet representative terminal 21-2. It is determined that the change has been performed, and the online registration attribute of the proxy subnet representative terminal 21-2 is changed to the treatment as the subnet representative terminal, and then the normal processing is performed (S1502 and S1503 in FIG. 15).
[0177]
If the reception of the subnet representative terminal response message cannot be confirmed, the application server 22 determines that the general terminal 21-2 designated by the application server 22 cannot be changed to the proxy subnet representative terminal due to some problem. This is performed for the next candidate general terminals 21-3 to 21-n.
[0178]
In a case where the failure of the original subnet representative terminal 21-1 has been avoided and the normal operation has been restored (S1504 in FIG. 15), the original subnet representative terminal 21-1 manually sets the address information and then sends the information to the application server 22. A terminal initialization request message is transmitted (S1505 in FIG. 15).
[0179]
Upon receiving the terminal initialization request message from the subnet representative terminal 21-1, the application server 22 determines that the subnet representative terminal 21-1 has returned, and returns the subnet representative terminal 21-1 to the original subnet representative. In order to be a terminal, a subnet representative terminal change message is given to the current proxy subnet representative terminal 21-2 (S1506 in FIG. 15).
[0180]
The current proxy subnet representative terminal 21-2, which has received the subnet representative terminal change message, stops functioning as the proxy subnet representative terminal and gives the application server 22 a subnet representative terminal response message (S1507 and S1508 in FIG. 15). .
[0181]
Upon receiving the subnet representative terminal response message, the application server 22 confirms that the current proxy subnet representative terminal 21-2 has stopped functioning as the proxy subnet representative terminal, and sends a subnet to the original subnet representative terminal 21-1. By giving the representative terminal initialization data, the original subnet representative terminal 21-1 is made to function as the subnet representative terminal again (S1509 to S1511 in FIG. 15).
[0182]
Then, the initial subnet representative terminal 21-1 broadcasts the initialization information again as the subnet representative terminal, and performs the normal operation (S1512 to S1514 in FIG. 15).
[0183]
(A-3) Effects of the embodiment
As described above, according to the present embodiment, only the subnet representative terminals 21-1 and 31-1 in each of the subnets 2 and 3 need to set the address information required for the initialization, and the general terminal 21-2 Since the initial settings of .about.21-n and 31-2.about.31-n are automatically set by the application server 22, system maintenance management such as the occurrence of inconsistency in setting conditions relating to manual setting when the system is enlarged. The difficulty associated with this can be greatly reduced.
[0184]
For example, in a TCP / IP environment, a class C IP address has a logical address space capable of accommodating up to 254 terminals per subnet, but if the system scale spans ten class C subnets, the maximum is This means that 254 × 10 = 2540 terminals can be accommodated. However, this is achieved by manually setting all of the 2540 terminals as a conventional realization means, and one per each subnet in the present realization means, that is, in the entire system. It is clear that the present implementation means greatly reduces the difficulty of maintenance and management when 10 units are manually set.
[0185]
Further, according to the present embodiment, when the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n acquire information necessary for initialization, each of the general terminals 21-2 to 21-n And 31-2 to 31-n are automatically set with the application server 22, but the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n perform application setting including their own address resolution. Information can be obtained directly by communicating with the server 22 by unicast.
[0186]
Therefore, each of the general terminals 21-2 to 21-n and 31-2 to 31-n does not need to send a broadcast message such as DHCP / BOOTP to the application server 22, so that the relay device (for example, Since the relay processing of the DHCP / BOOTP message is not performed in the layer 3 network device or the like and only the normal IP routing is required, the relay device does not lose the initialization request message from the general terminal.
[0187]
In addition, there is no need to introduce an address resolution server, and it is not necessary for the layer 3 network device to have an address resolution message transfer function such as a DHCP / BOOTP relay function, so that the system introduction cost can be kept low.
[0188]
(B) Other embodiments
The embodiment described above can be widely applied to a client-server type system realized by a server and a client via a communication protocol.
[0189]
In the above-described embodiment, one subnet representative terminal is provided for each subnet. However, a plurality of subnet representative terminals may be provided.
[0190]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, even when the system size of the client-server system is increased, the manageability and workability of the initial setting of the client terminal are improved, and it is not necessary to provide the relay device with a specific function. The installation cost due to the installation conditions can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a communication system according to a first embodiment.
FIG. 2 is an explanatory diagram illustrating a communication protocol layer according to the first embodiment.
FIG. 3 is an explanatory diagram illustrating a message format according to the first embodiment;
FIG. 4 is an explanatory diagram illustrating functions of a subnet representative terminal according to the first embodiment.
FIG. 5 is an explanatory diagram illustrating functions of a general terminal according to the first embodiment.
FIG. 6 is an explanatory diagram illustrating functions of an application server according to the first embodiment.
FIG. 7 is a flowchart illustrating an operation of the application server according to the first embodiment.
FIG. 8 is a flowchart illustrating an operation of the subnet representative terminal according to the first embodiment.
FIG. 9 is a flowchart illustrating an operation of the general terminal according to the first embodiment.
FIG. 10 is a flowchart illustrating initial settings related to application use of a general terminal according to the first embodiment.
FIG. 11 is a flowchart illustrating an operation of a conflict avoiding process when there is an unused logical address according to the first embodiment;
FIG. 12 is a flowchart illustrating an operation of a conflict avoiding process of monitoring conflict even after transmission of a use notification according to the first embodiment;
FIG. 13 is a flowchart illustrating an operation of a conflict avoidance process when there is no unused logical address according to the first embodiment;
FIG. 14 is a flowchart illustrating a terminal normal monitoring processing operation according to the first embodiment.
FIG. 15 is a flowchart illustrating a terminal normal monitoring processing operation according to the first embodiment;
[Explanation of symbols]
1: Communication system, 2, 3: Subnet,
21-1 to 21-n, 31-1 to 31-n ... client terminals,
22, application server, 10 ... network.

Claims

In a communication system in which a plurality of client terminals configuring each of one or a plurality of networks are initialized to start using an application managed by an application server,
The application server has initial setting information for each of the client terminals of each of the networks,
Selecting at least one or more network representative terminals for each network from the plurality of client terminals of each network;
The network representative terminal is
A connection execution requesting an initialization request to the application server based on a predetermined connection condition with the application server, performing an initial setting based on initialization information corresponding to the network from the application server, and constantly connecting. Means,
Broadcast distribution means for broadcasting, at a predetermined period, initialization information having at least one or a plurality of initialization logical addresses assigned to each client terminal in the network, which is included in the initial setting information, Has,
Each of the client terminals in the network other than the network representative terminal,
Initialization logical address selecting means for selecting an initialization logical address to be used by itself based on the broadcasted initialization information,
Initial setting execution means for performing an initialization request to the application server based on the selected logical address for initialization and executing initialization based on initial setting information corresponding to the client from the application server. A communication system comprising:

The above application server is
Connection monitoring means for monitoring at regular intervals whether or not all client terminals using the application are normally connected;
When the connection monitoring means determines that the network representative terminal is not normally connected, a network representative terminal to be a proxy is designated according to a predetermined rule from the client terminals in the network other than the network representative terminal. 2. The communication system according to claim 1, further comprising a proxy network representative terminal designating means for changing the terminal.

Each of the client terminals other than the network representative terminal is
A use information notifying unit that broadcasts use information of the initialization logical address selected by itself to the network;
Initializing logical address conflict monitoring means for monitoring whether there is a conflict between the initializing logical address selected by itself and the initializing logical address selected by each of the other client terminals in the network. The communication system according to claim 1 or 2, wherein:

After each of the client terminals other than the network representative terminal finishes the initial setting of the use start of the application and obtains the regular logical address of the use of the application, the logical address for initialization used by itself is stored in the network. The communication system according to claim 1, wherein the communication system is open.

An initial setting method of a communication system for initializing use start of an application managed by an application server for a plurality of client terminals configuring each of one or a plurality of networks,
The application server has initial setting information for each of the client terminals of each of the networks,
Selecting at least one or more network representative terminals for each network from the plurality of client terminals of each network;
The network representative terminal requests an initialization to the application server based on a preset connection condition with the application server,
Based on the initial setting information corresponding to the network from the application server, the network representative terminal performs an initial setting and is always connected,
The network representative terminal broadcasts, at a predetermined cycle, the initialization information having at least one or a plurality of initialization logical addresses assigned to each client terminal in the network included in the initialization information. ,
Each of the client terminals in the network other than the network representative terminal selects an initialization logical address to be used by itself based on the broadcasted initialization information,
Based on the selected logical address for initialization, each of the client terminals requests initialization to the application server,
An initial setting method for a communication system, wherein each of the client terminals performs an initial setting based on initial setting information corresponding to the client terminal from the application server.

A client terminal, which is a component of a communication system that causes a plurality of client terminals configuring each of one or a plurality of networks to perform initial setting of use start of an application managed by an application server,
Connection condition setting means for setting connection conditions with the application server;
Connection execution means for making an initialization request to the application server based on the connection conditions, performing an initial setting based on the initial setting information corresponding to the network from the application server, and constantly connecting;
Broadcasting means for broadcasting, at a predetermined cycle, initialization information included in the initial setting information and having at least one or a plurality of initialization logical addresses assigned to the client terminals in the network in a predetermined cycle. And a client terminal comprising:

A client terminal, which is a component of a communication system that causes a plurality of client terminals configuring each of one or a plurality of networks to perform initial setting of use start of an application managed by an application server,
From the plurality of client terminals of each network, at least one or more network representative terminals selected for each of the networks, from the network representative terminal, assign an initialization logical address used by itself based on the broadcasted initialization information. Means for selecting an initialization logical address to be selected;
Initial setting execution means for making an initialization request to the application server based on the selected logical address for initialization and executing initialization based on corresponding initial setting information from the application server. Client terminal.

The configuration of a communication system having a network representative terminal selected for each of the above-mentioned networks, in which a plurality of client terminals constituting each of one or a plurality of networks are initialized to start using an application managed by an application server. The requirement is an application server,
Initial setting information holding means for holding initial setting information for each of the client terminals of each of the networks;
In response to the initialization request from each of the above clients, the connection setting means for giving the initial setting information corresponding to each client and registering the connection using the application, and successfully connecting to all the client terminals using the application Connection monitoring means for monitoring at regular intervals whether or not
When the connection monitoring means determines that the network representative terminal is not normally connected, a network representative terminal to be a proxy is designated by a predetermined rule from among the client terminals in the network other than the network representative terminal. And a proxy network representative terminal designating means for changing the terminal.