JP2004214639A - キャパシタの相互接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも二つのコンデンサを直列に接続するための構造を提供する。
【解決手段】コンデンサを直列に接続することは、移植可能な医療装置を販売するような装置メーカーに、如何に多くのコンデンサが装置に組み込まれるか、またどんな構成をコンデンサ組立体がとり得るかということに関して広い融通性を与える。陽極端子導線を連結することによって、隣接コンデンサを直列に接続することができる、スリーブ/接続タブ構造によって、直列接続を可能とし、容量を増す。
【選択図】図1

Description

この発明は、一般的にコンデンサに関するものであり、特に、直列に接続された少なくとも二つの並置コンデンサの相互接続構造に関するものである。
人体を助け援助するために医療用途がますます研究され、実行されるにつれて、所望の療法を行うのに必要な装置が、機能的にも、その構造的な構成に関してもどんどん洗練されてきている。現代の移植可能な装置は、寸法がより小さく、それでも医療の要件に合うのに十分な電源を必要とする。例えば、心臓の細動除去器は、例えば心臓の感知およびペーシング機能のような機能を実行する回路に電力を供給する電池をもっている。これは約1マイクロアンペアないし約100ミリアンペアの電流を要する。時折、心臓の細動除去器は、例えば矯正せずに放置された場合に致死的であり得る不規則で早い心拍である頻拍性不整脈を治療するために、心臓に電気ショックを与える目的で、細動除去器中のコンデンサ部品を充電する間に起こる一般に高速のパルス放電負荷部品を要求することがある。これは約1アンペアないし約4アンペアの電流を要する。
医学における最近の傾向は、効力を落とさずにできるだけ小さくて軽量な心臓の細動除去器、および類似の移植可能な装置を作ることである。これは言い換えれば、これらの装置に含まれるコンデンサは、相互に、また電池や装置の回路部品に接続される仕方に容易に適応できねばならないことを意味する。それに鑑みて、本発明は少なくとも二つのコンデンサを直列に接続して、いかに多くのコンデンサが装置内に組み込まれるか、またどんな構成をコンデンサ組立体がとるかに関して、広い融通性を持った装置の形成を提供する構造に関するものである。
本発明のこの特徴および他の特徴は、下記の説明および添付の図面を参照することによって、当業者にさらに明白となろう。
図面を参照して、図1、図5、図6および図8は本発明によって直列に接続された並置コンデンサの種々の実施態様を示す斜視図である。図1ないし図4、図8および図9に示すように、直列接続のコンデンサ組立体の第一の実施態様10は、第一のコンデンサ12および並置の第二のコンデンサ14からなっている。第一のコンデンサ12は、密閉ケース20の中に収納された陽極活性材料のアノード16および陰極活性材料のカソード18(図4)からなっている。コンデンサの電極は、下記に詳述するように、ケース内に含まれた電解質(図示せず)によって相互に有効に連携している。コンデンサ12、14は、アノード電極とカソード電極の両方がそれと接触する容量性の材料をもつ導電性の基板によって構成される電気化学型のものでもよいし、あるいはまた、カソード電極が容量性をもつ導電性の基板で構成される電解質型のものでもよい。図示のコンデンサは、好ましくは後者の型であるが、制限的なものと解釈されるべきではない。
特に、図2、図3、図8および図9に示すように、ケース20は、咬みあう第一および第二の二枚貝または咬みあうケース部分22および24からなる金属材料でできている。ケース部分22は、表面壁28にのびる周辺の周側壁26を有するものからなっている。同様に、ケース部分24は、表面壁32にのびる周辺の周側壁30を有している。第一のケース部分22の周側壁26は、密に間隔を置いた関係において第二の周側壁30の周辺の内側にぴったり合うような寸法にする。これは、第一の表面壁28が、ケース部分24の第二の表面壁32より、平面積において若干小さいことを意味する。また、ケース部分24の第二の周辺の周側壁30の高さは、第一の周辺の周側壁26の高さより低い。周辺の周側壁26は、ケース部分22、24が相互に咬みあうのを容易にする内側に曲がった導入部34を有している。
第一および第二のケース部分22、24においては、第二の周辺の周側壁30の末端は導入部34を形成する湾曲部から表面壁28の方へ短い距離だけ第一の周辺の周側壁26と接触する。ケース部分22、24は、周側壁26、30をこの接触位置で溶接することによって相互に密封される。溶接はどんな従来法で行ってもよいが、好ましい方法はレーザ溶接である。
陽極活性材料は、典型的にはペレット状のタンタル、アルミニウム、チタン、ニオブ、ジルコニウム、ハフニウム、タングステン、モリブデン、バナジウム、ケイ素、ゲルマニウム、およびそれらの混合物からなる群から選ばれた金属でできたものである。当業者に公知のように、粉末状の陽極金属、例えばタンタル粉末は、その中に埋め込まれ、それからのびるアノード電線36をもつペレットに圧縮され、高温で真空下において焼結される。この多孔体はつぎに適当な電解質の中で陽極処理して、その孔を電解質で埋め、焼結体上に連続した誘電酸化物膜を形成する。この部品はつぎに所望の電圧に矯正して、焼結体および陽極伝染の上に酸化物層を作る。アノードは、エッチングしたアルミニウムまたはチタンの箔でできたものでもよい。
カソード電極は、ケース内に収納されたアノード電極から離れており、陰極活性材料18からなっている。陰極活性材料は、表面壁28、32の内面上に直接塗布された約数百オングストロームないし約0.1ミリメートルの厚さをもつか(図2ないし図4)、表面壁の内面に電気的に接触して導電性の基板上に塗布される(図示せず)。その点において、表面壁28、32は陽極処理され、エッチングされた導電性の材料でもよく、それと接触する酸化物であり、またはなしの焼結された活性材料をもち、二重層の容量性材料、例えば、グラファイトまたは炭素のような微粉にした炭素系材料または白金黒、酸化還元、擬似容量性または不足電位材料またはポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェンおよびポリアセチレンおよびそれらの混合物のような電気活性導電性ポリマーと接触される。
本発明の一つの好ましい態様によれば、酸化還元または陰極活性材料18には、第一の金属の酸化物、第一の金属の窒化物、第一の金属の炭素窒化物、および/または第一の金属の炭化物、擬似容量性を持つ第一の金属の酸化物、窒化物、炭素窒化物および炭化物が含まれる。第一の金属は、好ましくはルテニウム、コバルト、マンガン、モリブデン、タングステン、タンタル、鉄、ニオビウム、イリジウム、チタン、ジルコニウム、ハフニウム、ロジウム、バナジウム、オスミウム、パラジウム、白金、ニッケルおよび鉛からなる群から選ばれる。
陰極活性材料18は、第二のまたはそれ以上の金属を含んでもよい。第二の金属は、酸化物、窒化物、炭素窒化物または炭化物の形であり、コンデンサ電極などとして導電性の表面壁28、32の意図された使用に必須のものではない。第二の金属は、第一の金属と異なっており、タンタル、チタン、ニッケル、イリジウム、白金、パラジウム、金、銀、コバルト、モリブデン、ルテニウム、マンガン、タングステン、鉄、ジルコニウム、ハフニウム、ロジウム、バナジウム、オスミウム、およびニオブからなる一つ以上の群から選ばれる。本発明の好ましい実施態様においては、陰極活性材料18には、ルテニウムの酸化物またはルテニウムおよびタンタルの酸化物が含まれる。
咬みあうケース部分22、24および提供される場合の電気的に接続された導電性基板は、好ましくはタンタル、チタン、ニッケル、モリブデン、ニオブ、コバルト、ステンレススティール、タングステン、白金、パラジウム、金、銀、銅、クロム、バナジウム、アルミニウム、ジルコニウム、ハフニウム、亜鉛、鉄、およびそれらの混合物および合金からなる群から選ばれる。好ましくは、ケース部分の表面壁および周側壁は約0.001ないし約2ミリメートルの厚さをもつものからなっている。
図1ないし図4、図8および図9に示す例示的な電解質型のコンデンサは、それぞれの周側壁26、30から離れた表面壁28、32を好ましくは覆う陰極活性材料18をもつ。そのような被覆は、表面壁の意図された範囲だけが活性材料と接触するように公知の方法で、被覆材料をもつ導電性の表面壁28、32を提供することによって達成される。被覆材料は、コンデンサの製造の前に表面壁から除去される。好ましくは、陰極活性材料18は、陽極活性材料16の主表面に対して向かい合った関係で本質的に一列に並ぶ。
好ましい被覆法は、全てシャーらの米国特許第5,894,403号、第5,920,455号、第6,224,985号および第6,468,605号に記載されたような超音波で形成されたエアロゾルの形である。これらの特許は、本発明の譲受人に譲渡され、ここに参考として添付される。その方法で、導電性表面に接触する超音波で形成された活性材料は、約10ミクロン未満の直径をもつその粒子の大部分を有するものである。これは、約10m/グラム〜約1,500m/グラムの活性材料の内部表面積を与える。
電気絶縁性材料の隔離板(図示せず)が、陽極活性材料16と陰極活性材料18の間に提供されており、それらの間の内部電気短絡回路を防止する。隔離板(セパレータ)の材料は、陽極および陰極活性材料と化学的に反応性がなく、電解質と化学的に反応性がなく、それに不溶である。
さらに、隔離板の材料は、コンデンサ12の電気化学的反応の間において電解質の貫流を許すのに十分な或る程度の多孔性をもつ。例示的な隔離板の材料には、ポリオレフィン系またはフッ素ポリマー系の微細孔フィルム、不織ガラス、ガラス繊維材料およびセラミック材料で積層または重畳されたポリプロピレンおよびポリエチレンを含むポリオレフィン繊維またはフッ化ポリビニリデン、ポリエチレンテトラフルオロエチレンおよびポリエチレンクロロトリフルオロエチレンを含むフッ素ポリマーの織布および不織布が含まれる。適切な微細孔フィルムには、ソルポール(登録商標)(DMSソルテック)の名称で市販されているポリエチレン膜、ザイテックス(登録商標)(ケムプラスト・インコーポレーション)の名称で市販されているポリテトラフルオロエチレン膜、セルガード(登録商標)(セラニーズ・プラスチック・カンパニー・インコーポレーション)の名称で市販されているポリプロピレン膜およびデキシグラス(登録商標)(C.H.デクスター部門、デクスター・コーポレーション)の名称で市販されている膜が含まれる。典型的にコンデンサに使用されるセルロース系の隔離板も、本発明の範囲によって意図される。使用される電解質によるが、当業者に公知のように、隔離板はその湿潤度を向上させるように処理できる。
コンデンサ12、14に適当な電解質は、シャーらの米国特許第6,219,222号に記載されており、それにはアンモニウム塩を溶かした水およびエチレングリコールの混合溶媒が含まれる。米国公開番号20030090857および20030142464は、本発明のコンデンサのための他の電解質を記載している。前者の公開番号の電解質は、水、水溶性の無機および/または有機酸および/または塩、および水溶性のニトロ芳香族化合物から成り、後者は脱イオン水、有機溶媒、イソ酪酸および濃縮アンモニウム塩をもつ電解質に関するものである。これらの公開刊行物および特許は、本発明の譲受人に譲渡されており、ここに参考として添付される。電解質は、当業者に公知のように、密閉体によって閉鎖された充填口38(図1)を通して密閉ケース内に供給される。
部分22、24を含む、導電性の金属でできたケース20は、コンデンサとその負荷の間の電気的接続を行うための端子として働く。ピン40(図2、図8および図9)が周側壁26に溶接されて、第一のコンデンサのための負端子となる。ピン40はまた、下記に詳細に述べるように、並置コンデンサ部品10のための負端子にもなる。
第一のコンデンサ12のための他の電気端子または接点は、陽極活性材料16からのびる陽極線36からなっていて、第一の周辺の周側壁26を通してのびる陽極導線42に接続される。スリーブ44が、陽極導線42の末端部に装着されている。スリーブ44は、下記に詳述するように、第一のコンデンサ12を第二のコンデンサ14に直列に接続するためにある。
図2および図3に示すように、陽極導線42は、絶縁体ガラス−金属間シール46によって、金属ケース20から電気的に絶縁されている。ガラス−金属間シール46は、一定の内径の内部円筒状通し孔または通路50の輪郭を決めるはめ輪48からなる。外側に面した環状の段52Aおよび52Bが、それぞれはめ輪の上端と下端に設けられている。上の段52Aは、第一のケースの周側壁26内の環状の開口54に密に間隔を置いた関係においてぴったり合う寸法の外径をもち、はめ輪の残部は周側壁の内面に隣接する。はめ輪48は、そこに溶接などで固定される。
図2、図8および図9に示すように、陽極活性材料16は、ガラス−金属間シール46のための隙間を与える切込み56をもつ。陽極線36は、陽極活性材料16に埋め込まれ、切込み56から外側にのびている。末端36Aは、はめ輪48の長軸に対して一般に平行な位置に曲げられる。陽極導線42の基部端42Aは、J字の鉤形に曲げられて、陽極線36の末端36Aに平行に並ぶ。陽極線の末端36Aは、つぎに陽極導線の基部端42Aに溶接されて、陽極を導線42に電気的に接続する。
絶縁ガラス58は、はめ輪48と陽極導線42の間を密封する。このガラスは、例えば、エラン(登録商標)88型またはマンソール(商標)88型である。陽極導線42は、好ましくは、陽極活性材料16と同じ材料からなっている。この方法において、負荷への接続のためにコンデンサ12の外側にのびるアノード42の部分は、コンデンサの内部から密閉されており、カソードのための端子として働く咬みあうケース部分22、24から絶縁されている。
図1ないし図4、図8および図9に示す第二のコンデンサ14は、その機械的構造およびその化学に関して、第一のコンデンサ12と同様である。しかし、前に述べたように、コンデンサ12、14は化学的に類似でなくてもよい。例えば、第一のコンデンサ12は電解型で、第二のコンデンサ14は電気化学型であってもよい。好ましくは、コンデンサ12、14はどちらも電解型である。
第二のコンデンサ14は、密閉されたケース64内に収納され、電解質(図示せず)によって相互に有効に連携している陽極活性材料60と陰極活性材料62(図3)からなっている。ケース64は、コンデンサ12のケース20に類似しており、咬みあう第三および第四のケース部分66および68からなっている(図1)。ケース部分66は、表面壁72にのびる周辺の周側壁70からなる。同様に、ケース部分68は表面壁76にのびる周辺の周側壁74からなっている。第三のケース部分66の周側壁70は、密に間隔を置いた関係において、第四の周側壁74の周辺の内側にぴったり合うような寸法になっている。第四の周辺の周側壁74の高さは、第三の周辺の周側壁70およびその内側に曲がった導入部78のそれより低い。接触する周側壁70、74のレーザ溶接は、第三および第四の咬みあうケース部分66、68を相互に密封する。
陰極活性材料62は、陽極活性材料60の主要な面の反対側の表面壁72、76の内面上に支持されている。この方法において、導電性の金属でできているケース64は、コンデンサ14とその負荷の間に電気的接続を行うための端子として働く。
他の電気端子または接点が、第三の周辺の周側壁70を通して陽極活性材料60に接続されたコンデンサ14内からのびる導体または導線80によって提供される。陽極活性材料60は、コンデンサ12の陽極と構造において類似しており、ガラス−金属間シール82のための隙間を与える切込みを含む。陽極活性材料60に埋め込まれた陽極線84は、切込みから陽極導線80の基部端に溶接された末端へ外側にのびて、陽極を導線に電気的に接続する。
ガラス−金属間シール82は、陽極導線80を金属ケース64から電気的に絶縁し、第一のケース側壁70中の環状の開口に密に間隔を置いた関係においてぴったりと合った小さい直径の環状の段のついたはめ輪86からなっている。残りのはめ輪の本体は、側壁の内面と隣接し、はめ輪86はそれに溶接で固定される。絶縁ガラス88は、はめ輪86の円筒状の内面と陽極導線80の間を密封する。
電気的に絶縁性でイオン的に導電性の材料の隔離板(図示せず)が、陽極活性材料60を陰極活性材料62から隔離する。電解質が、密閉体90によって閉鎖された充填口を通して密封されたケース64内に供給される。
こうして構成された第一および第二のコンデンサ12、14は、つぎに背中合わせに、または並んで置かれる。この構成において、第一のコンデンサ12のケース部分24の表面壁32は、第二のコンデンサ14のケース部分68の表面壁76に並んで、隣接する。例えば、両面ポリイミド系の接着剤94(図3)が、ケース部分24、68の中間にあって、それらを一緒に固定する。この目的に適切なテープは、E.I.デュポン・ド・ヌモアール・アンド・カンパニー・コーポレーションからカプトン(登録商標)という商品名で市販されている。望むならば、コンデンサ12、14は並置の状態に並べられる前に、その外面全部に真空蒸着法でパラリエン塗装をする。
コンデンサ12、14は、つぎに接続タブ96で直列に電気的に接続される。接続タブ96は、第一のコンデンサ12のための陽極導線42の隣に、例えば、溶接によってケース部分68の周辺の周側壁70に固定された脚部96Aをもつ。接続タブの腕部96Bは、取り巻く関係で陽極導線42の末端に装着されたスリーブ44を受け入れる開口をもつ。溶接(図示せず)が、陽極導線42のスリーブ44へのタブ96の接続を完了する。
第一のコンデンサ12の正の極性の陽極導線42は、つぎに第二のコンデンサ14の負の極性のケース64に接続される。直列に接続された並置のコンデンサ12、14は、つぎに負荷(図示せず)に接続できる。第一のコンデンサ12の負の極性の端子ピン40と第二のコンデンサ14の正の極性の端子導線80に装着されたスリーブ86を接続するとこれができる。
図5は、本発明によって並置のコンデンサ100および102を直列に接続するためのもう一つの実施態様を示す。コンデンサ100、102は、コンデンサ102の陽極導線106に装着されたカラーつきのスリーブ104を除いては、全ての点で前記のコンデンサ12、14と同じである。この構造は、特に、図9に示されており、ここではコンデンサ14のための陽極導線80に装着されたスリーブ86(図2)が、カラー付きのスリーブ104に変わっている。カラー104は、それを陽極導線80に接続するときに接続タブ108の腕部108Aを適切に並べるための止め具として働く。接続タブ108の脚は、隣のコンデンサ120のケース110に接続される。
図6および図7は、本発明によって並置のコンデンサ120および122を直列に接続するためのもう一つの実施態様を示す。コンデンサ120、122は、一方の陽極導線124を他方のケース126に直列に接続する構造を除いては、全ての点で前記のコンデンサ12、14と同じである。
コンデンサ120の陽極端子導線124には、その末端にスリーブ128がついている。このスリーブ128は、閉鎖端壁130Cで結合された一対の離れた側壁130A、130Bからなるチャンネル部130を支持する。チャンネル部130は、端壁130Cの反対側で開いている。側壁130A、130Bおよび端壁130Cは、陽極導線124のスリーブ128をぴったり受け入れる開口132のある底部で合体する。スリーブ128とチャンネル部130は、縁曲げなどによって連結される。別の方法としては、ハンダまたは溶接(図示せず)が連結に使われる。
曲がった端子ピン134には、溶接などによってコンデンサ122のためのケース126の側壁138に固定された広がった台座136がついている。端子ピン134の末端部134Aは、直角に曲がった屈曲部によって形成される。こうして、コンデンサ120、122が両面接着テープ140と接触して、並置の状態になったとき、端子ピン134の末端部134Aは、その側壁130A、130Bの間で、チャンネル部130に受け入れられる。端子ピン134の上にチャンネルの側壁を縁曲げ、ハンダ付けまたは溶接すると、コンデンサ120、122の連結ができる。
図9は、本発明の一つの実施態様を示し、ここではコンデンサ12の正の極性の陽極導線42に装着されたスリーブ44が接続タブ96によってコンデンサ14の負の極性のケース64に接続されている。コンデンサ102の正の極性の導線80に装着されたカラー付きのスリーブ104は、カラーに載っているタブ108によってコンデンサ120の負の極性のケースに接続される。つぎに、コンデンサ120の正の極性の端子導線124の上のスリーブ128は、チャンネル部130内に受け入れられている曲がった端子ピン134によって、コンデンサ122の負の極性のケース126に接続される。末端スリーブ144の付いた正の極性の端子導線142は、ガラス−金属シール146によって、コンデンサ122のためのケース126から電気的に絶縁される。端子導線142およびガラス−金属シール144は、前述のそれに類似している。
こうして、本発明により、陽極端子導線を一つから次のケースに連結することによって、隣接のコンデンサを直列に接続することができる。陽極端子導線は、スリーブ44/接続タブ96構造、カラー付きスリーブ104/接続タブ108構造またはスリーブ128/チャンネル部130構造によって、次のコンデンサのケースに接続できる。こうして、幾数のコンデンサでも直列に接続され、部品の提供できる容量を増すことができる。これは心臓の細動除去器のような進んだ移植可能な医療装置において特に重要であり、ここでは減少した容器の容積と結びついた容量の増加が設計技術者の心を何にも優って占める。
ここに記載した発明の概念の種々の改変は、添付の請求の範囲に定義された本発明の精神と範囲から離れることなく当業者にとって自明であることが評価される。
本発明による第一の実施態様例であって、直列に接続された二つの並置コンデンサの右縁方向から見た斜視図である。 図1の線2−2に沿って断面にして示す断面図である。 図2の指示された範囲を拡大して示す拡大図である。 図2の線4−4に示す部分を拡大して示す断面図である。 本発明のもう一つの実施態様によって、直列に接続された二つの並置コンデンサの右縁方向から見た斜視図である。 本発明のさらにもう一つの実施態様によって、直列に接続された二つの並置コンデンサの左縁方向から見た斜視図である。 図6の線7−7で示す部分を断面にして示す断面図である。 本発明のさらにもう一つの実施態様によって、直列に接続された四つの並置コンデンサの部分分解の斜視図である。 図8の線9−9に沿って断面にして示す断面図である。

Claims (20)

  1. a)第一のケース内に含まれる電解質によって相互に有効に連携している第一のアノードおよび第一のカソードを有し、前記第一のアノードおよび第一のカソードのうちの一方はその端子としての第一のケースに接続されており、前記第一のアノードおよび第一のカソードのうちの他方は第一のケースの外側にのびていて、それから絶縁された第一の導線からなる第一のコンデンサと、
    b)第二のケース内に含まれる電解質によって相互に有効に連携している第二のアノードおよび第二のカソードを有し、第一のケースに接続されたそれとは逆の極性を持つ第二のアノードおよび第二のカソードのうちの一方は第二のケースの外にのびていて、それから絶縁された第二の導線に接続され、前記第二のアノードおよび第二のカソードのうちの他方はその端子としての第二のケースに接続されている第二のコンデンサと、
    c)第一のコンデンサの第一の導線から第二のケースにのび、それによって第一および第二のコンデンサを直列に電気的に接続する第一の電気的接続子とからなることを特徴とするコンデンサ組立体。
  2. 電気的接続子が、第二のケースに固定された脚部および第一の導線に固定された腕部を持つ接続タブであることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ組立体。
  3. 接続タブの腕部が、取り巻く関係で第一の導線を受け入れる開口を有するものからなることを特徴とする請求項2に記載のコンデンサ組立体。
  4. 第一の導線が、カラーをもち、接続タブの腕部が、取り巻く関係で第一の導線を受け入れる開口を有するものからなっていて、腕部が、カラーに隣接することを特徴とする請求項2に記載のコンデンサ組立体。
  5. 電気的接続子が、第二のケースからのびる第二の導線からなり、第一の導線および第二の導線のうちの一方が、側壁が導線と接触するように動いたときに、第一および第二の導線のうちの他方と電気的に接続する離れた側壁をもつチャンネル部を支持することを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ組立体。
  6. 第一および第二の直列接続されたコンデンサが、その間に接着剤を介して、並置されていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ組立体。
  7. 第一のケースが、第一および第二のケース部分からなり、第一のケース部分が、第一の周側壁に拡がっている第一の表面壁を有し、第二のケース部分が、第一の側壁を第二の側壁に閉鎖しつつ、第二の周側壁に拡がっている第二の表面壁を有し、第二のケースが、第三および第四のケース部分からなり、第三のケース部分が、第三の周側壁に拡がっている第三の表面壁を有し、第四のケース部分が、第三の側壁を第四の側壁に閉鎖しつつ、第四の周側壁に拡がっている第四の表面壁を有し、第一および第二の直列接続されたコンデンサが、第一の表面壁が第三の表面壁に隣接して並置されるように位置することを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ組立体。
  8. ピンが、第一のアノードおよびケースに接続された第一のカソードのうちの一方のための接続体として第一のケースに固定されることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ組立体。
  9. 第三のコンデンサが、第三のケース内に含まれる電解質によって相互に有効に連携された第三のアノードおよび第三のカソードからなり、第二のケースに接続された第二のアノードおよび第二のカソードのそれとは逆の極性を持つ第三のアノードおよび第三のカソードのうちの一方は、第三のケースの外にのびていて、それから絶縁された第三の導線に接続され、第三のアノードおよび第三のカソードのうちの他方は、その端子としての第三のケースに接続され、第二の電気的接続体は、第二のコンデンサの第二の導線から第三のケースにのびて、それによって第二および第三のコンデンサを直列に電気的に接続することを特徴とする請求項1に記載のコンデンサ組立体。
  10. 第四のコンデンサが、第四のケース内に含まれる電解質によって相互に有効に連携されている第四のアノードおよび第四のカソードからなり、第三のケースに接続された第三のアノードおよび第三のカソードのそれとは逆の極性を持つ第四のアノードおよび第四のカソードのうちの一方は、第四のケースの外にのび、それから絶縁された第四の導線に接続されていて、第四のアノードおよび第四のカソードのうちの他方は、その端子としての第四のケースに接続され、第三の電気的接続体は、第三のコンデンサの第三の導線から第四のケースにのびて、それによって第三および第四のコンデンサを直列に電気的に接続することを特徴とする請求項9に記載のコンデンサ組立体。
  11. a)電解質によって相互に有効に連携している第一のアノードおよび第一のカソードを有していて、第一のアノードおよび第一のカソードのうちの一方が、その端子としての第一のケースに接続され、第一のアノードおよび第一のカソードのうちの他方が、第一のケースの外側にのび、それから絶縁された第一の導線からなる第一のコンデンサを供する工程と、
    b)第二のケース内に含まれる電解質によって相互に有効に連携している第二のアノードおよび第二のカソードを有していて、第一のケースに接続された第一のアノードおよび第一のカソードのそれとは逆の極性をもつ第二のアノードおよび第二のカソードのうちの一方が、第二のケースの外側にのび、それから絶縁された第二の導線に接続され、第二のアノードおよび第二のカソードのうちの他方が、その端子としての第二のケースに接続されている第二のコンデンサを供する工程と、
    c)電気的接続子の第一の端を第一のコンデンサの第一の導線に固定し、電気的接続子の第二の端を第二のケースに固定する工程とからなる、相互に電気的に直列に接続された第一のコンデンサおよび第二のコンデンサを供する方法。
  12. 第三のケース内に含まれる電解質によって相互に有効に連携している第三のアノードおよび第三のカソードからなる第三のコンデンサを供し、第二のケースに接続された第二のアノードおよび第二のカソードのそれとは逆の極性をもつ第三のアノードおよび第三のカソードのうちの一方を、第三のケースの外側にのび、それから絶縁された第三の導線に接続し、第三のアノードおよび第三のカソードのうちの他方を、その端子としての第三のケースに接続し、さらに第二の電気的接続体を、第二のコンデンサの第二の導線から第三のケースに接続して、それによって第二および第三のコンデンサを電気的に直列に接続することを含む請求項11に記載の方法。
  13. 第四のケース内に含まれる電解質によって相互に有効に連携している第四のアノードおよび第四のカソードからなる第四のコンデンサを供し、第三のケースに接続された第三のアノードおよび第三のカソードのそれとは逆の極性をもつ第四のアノードおよび第四のカソードのうちの一方を、第四のケースの外側にのび、それから絶縁された第四の導線に接続し、第四のアノードおよび第四のカソードのうちの他方を、その端子としての第四のケースに接続し、さらに第三の電気的接続体を、第三のコンデンサの第三の導線から第四のケースに接続して、それによって第三および第四のコンデンサを電気的に直列に接続することを含む請求項11に記載の方法。
  14. 接続タブの脚部を第二のケースに固定し、接続タブの腕部を第一の導線に固定することを含む請求項11に記載の方法。
  15. 取り囲む関係において第一の導線を受け入れる開口を有する接続タブの腕部を供することを含む請求項14に記載の方法。
  16. カラーからなる第一の導線を供し、腕部がカラーと隣接して、取り巻く関係において第一の導線を受け入れる開口を有する接続タブの腕部を供することを含む請求項14に記載の方法。
  17. 第一の導線および第二の導線のうちの一方が、離れた側壁を持つチャンネル部を支持している形で、第二のケースからのびる第二の導線からなる電気的接続子を供し、側壁を導線と接触するように動かすことによって、第一および第二の導線のうちの他方にチャンネル部を電気的に接続することを含む請求項11に記載の方法。
  18. 第一および第二の直列に接続したコンデンサを、間に接着剤を入れて並置の形で位置させることを含む請求項11に記載の方法。
  19. 第一および第二のケース部分からなる第一のケースを供し、第一のケース部分は、第一の周側壁に拡がっている第一の表面壁を有し、第二のケース部分は、第二の周側壁に拡がっていて、第一の側壁を第二の側壁に対して閉鎖する第二の表面壁を有し、第三および第四のケース部分からなる第二のケースを供し、第三のケース部分は、第三の周側壁に拡がっている第三の表面壁を有し、第四のケース部分は、第四の周側壁に拡がっていて、第三の周側壁を第四の周側壁に対して閉鎖する第四の表面壁を有しており、第一および第二のコンデンサをそれらのそれぞれの第一および第三の表面壁が相互に隣接して並ぶように位置させることを含む請求項11に記載の方法。
  20. ケースに接続した第一のアノードおよび第一のカソードのうちの一方のための接続体としてピンを第一のケースに固定することを含む請求項11に記載の方法。
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