JP2004209060A - ブロック体およびブロック体ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】能動的動作をさせることのできるブロック体を提供する。
【解決手段】上面に突起12a〜12fが配設されると共に、他のブロック体10’に配設された突起12と下面にて嵌合し、他のブロック体10’と係脱自在に組み合うブロック体10において、ブロック体10の基体内部には、電子デバイス18が収容され、突起12dには、電子デバイス18からの信号を伝送する信号線20が設けられている。
【選択図】 図3
【解決手段】上面に突起12a〜12fが配設されると共に、他のブロック体10’に配設された突起12と下面にて嵌合し、他のブロック体10’と係脱自在に組み合うブロック体10において、ブロック体10の基体内部には、電子デバイス18が収容され、突起12dには、電子デバイス18からの信号を伝送する信号線20が設けられている。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば動物、建物、自動車などの目的形状を作ることのできる組立式のブロック体およびブロック体ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からブロック玩具として、例えばブロック体の上面に複数の突起が配設される一方、その背面が中空であり、他のブロック体に配設された複数の突起と嵌合するリブが形成されたブロック体を多数組み立てて各種形状の建物などを作って遊ぶ知育玩具が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−91062号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のブロック玩具にあっては、組み立てたブロック体に対して、複雑な動作制御といった能動的動作をさせることができないといった問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、能動的動作をさせることのできるブロック体およびブロック体ユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、上面に突起が配設されると共に、他のブロック体に配設された前記突起と嵌合する嵌合部が下面に設けられ、他のブロック体と係脱自在に組み合うブロック体において、基体内部には、電子デバイスが収容され、前記突起には、前記電子デバイスからの信号を伝送する信号線が設けられることを特徴とするブロック体を提供する。
このブロック体によれば、前記突起に設けられた信号線を通じて、他の電子デバイスが基体内部に収容された電子デバイスと信号通信可能に接続可能となり、この電子デバイスと共に複雑な能動的機能を実現することが可能となる。
【0006】
ここで、前記突起には、当該突起の上面から基体の内側に向けて貫通する貫通孔が形成され、当該貫通孔には、前記信号線と共に絶縁性の弾性部材が嵌め込まれる構成が望ましい。また、前記信号線は、導電性軟質材から形成される構成が好ましい。ここで、前記信号線は、前記突起の上端よりも突出するように設けられる構成が好ましい。
この構成によれば、突起から突出する信号線が軟質部材であるため、この突起を他のブロック体の嵌合部に嵌め込んだ場合に、信号線が容易に変形するため、嵌め込み性を損なうことが無い。
【0007】
また、前記嵌合部には、他のブロック体の突起に設けられた信号線と信号伝送可能に接続される電極が設けられると共に、当該電極は、基体に収容された前記電子デバイスに対して信号を伝送可能に接続される構成が望ましい。
さらにまた、前記信号線には、光ファイバが用いられると共に、前記嵌合部には、他のブロック体の突起に設けられた信号線と信号伝送可能に接続される光コネクタが設けられる構成も望ましい。
このように、信号線として光ファイバを用いることで、大容量のデータを一度に伝送することが可能となる。
【0008】
また、上記目的を達成するために、本発明は、基体の上面に突起が配設されると共に、他のブロック体に配設された前記突起と嵌合する嵌合部が当該基体の下面に設けられ、他のブロック体と係脱自在に組み合うブロック体において、前記突起には、当該突起の上面から基体の内側に向けて貫通する貫通孔が形成され、当該貫通孔には、ブロック体間で信号を伝送するための導電性軟質材からなる信号線と共に絶縁性弾性部材が嵌め込まれることを特徴とするブロック体を提供する。
【0009】
また、上記目的を達成するために、本発明は、上面に突起が配設されると共に、他のブロック体に配設された前記突起と嵌合する嵌合部が下面に設けられ、当該他のブロック体と係脱自在に組み合ってなるブロック体ユニットにおいて、各ブロック体の基体内部には、電子デバイスが収容され、前記各ブロック体に配設された突起には、前記電子デバイスからの信号を伝送する信号線が設けられると共に、前記各ブロック体の嵌合部には、前記突起に設けられた信号線と信号伝送可能に接続される電極が設けられるブロック体ユニットを提供する。
【0010】
さらにまた、上記目的を達成するために、本発明は、上面に突起が配設されると共に、他のブロック体に配設された前記突起と嵌合する嵌合部が下面に設けられ、当該他のブロック体と係脱自在に組み合ってなるブロック体ユニットにおいて、各ブロック体の基体内部には、電子デバイスが収容され、前記各ブロック体に配設された突起には、前記電子デバイスからの信号を伝送する光ファイバが設けられると共に、前記各ブロック体の嵌合部には、前記突起に設けられた光ファイバと信号伝送可能に接続される光コネクタが設けられるブロック体ユニットを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態にかかるブロック体10の一態様を示す斜視図であり、図2は、このブロック体10の下方を示す斜視図である。また、図3は、図1のA−A断面図である。図1に示すように、ブロック体10は、プラスチック材からなる直方体をなし、上面(図面上方の面)に複数(図示例では6個)の円柱状の突起12a〜12fが等しい間隔Lにて配設されている。なお、以下の説明では、突起12a〜12fの各々を特に区別しない場合には、「突起12」と称する。
【0012】
図2に示すように、ブロック体10は、下方の面が開放され、その4側面が底面14の4辺を囲む開放縁10Aとなる、いわゆる箱状体となっている。図3に示すように、開放縁10Aの厚みL’は、突起12の配置間隔Lと略同じ厚みL’となっており、下方から他のブロック体10’の上面を嵌め込まれることで、ブロック体10とブロック体10’とが係脱自在に組み合わさる。具体的には、図4に示すように、ブロック体10’上面の突起12a〜12f全てがブロック体10下方の側壁10A内に収まるように、ブロック体10’の上面をブロック体10の下方に嵌め込むと、ブロック体10の開放縁10Aの内側面がブロック体10’上面にある突起12a〜12fの各々の側面により圧迫され、ブロック体10’がブロック体10に固定される。なお、いくつかの突起12が開放縁10Aを挟持するように、ブロック体10’をブロック体10の上面に嵌め込み固定することも可能である。
【0013】
図3に示すように、ブロック体10の基体内部は中空になっており、本実施形態では、ブロック体10の内部に電子デバイス18が収容され、この電子デバイス18が、他のブロック体10’に収容されている電子デバイス18との間で突起12を介して電気信号を送受する構成となっている。さらに詳述すると、ブロック体10の底面14上には、電子デバイス18が配置された基板16が設けられている。電子デバイス18は、例えばMPU(Micro Processing Unit)や、無線通信モジュール、発光素子、発音素子、バッテリ電源、ターミネータ(終端抵抗)など、能動的に一機能を実現するデバイスである。
【0014】
一方、ブロック体10上面の突起12a〜12fのうち、1つの突起12dには、複数組み合わさったブロック体10の各々に収容された電子デバイス18同士が電気通信するための信号配線部120が設けられている。図5は、図1に示す突起12dを拡大して示す斜視図である。この図に示すように、信号配線部120は、絶縁性ゴムなどの絶縁性弾性部材から形成された円柱形状の絶縁部122と、この絶縁部122に埋設された複数の信号線20とを備えている。絶縁部122は、プラスチック材からなる筒形状の突起12dに同軸に嵌め込まれ、この絶縁部122の上部が突起12dの上面よりも僅かに突出し、また、信号線20は、導電性軟質部材(例えばゼブラゴム)から円柱状に形成され、絶縁部122の断面に対して同心円上に等間隔で複数本(図示例では8本)埋設された構成となっている。
【0015】
図3に示すように、突起12dに嵌め込み固定された信号配線部120の底面には、信号線コネクタ22aが接着固定されている。この信号線コネクタ22aから引き出された信号線26は、基板16上に設けられた信号線コネクタ22bと電気的に接続され、この信号線コネクタ22bを介して、基板16上に配置された信号線と電気的に接続される。一方、図2に示すように、ブロック体10の底面14には、信号電極24が配置されている。この信号電極24は、図3に示すように、底面14を貫通して基板16上の配線と電気的に接続されている。この構成の下、図4に示すように、ブロック体10の下方にブロック体10’が嵌め込まれると、ブロック体10’の突起12dに設けられた信号線20と、ブロック体10の底面14に設けられた信号電極24とが信号伝送可能に電気的に接続され、これにより、他のブロック体10’に収容された電子デバイス18とブロック体10に収容された電子デバイス18とが、互いに信号送受可能となる。
【0016】
ここで、図3に示すように、開放縁10Aの高さhは、突起12d〜12fの高さh’よりも僅かに高くなっているものの、上述したように、絶縁部122および信号線20(すなわち、信号配線部120)は、突起12dよりも突出しているため、他のブロック体10’がブロック体10の下方から嵌め込まれた場合には、ブロック体10の底面14には、絶縁部122および信号線20が確実に当接する。ここで、絶縁部122および信号線20は共に軟質部材から形成されているため、絶縁部122および信号線20は、底面14に当接した場合に、信号線20と信号電極24との電気的接触を維持しつつ容易に変形し、これにより、絶縁部122および信号線20を設けた場合でも、従来のブロック玩具の嵌め込み性を損なうことが無いようになっている。
【0017】
また、図1に示すように、突起12a〜12fのうち、1つの突起12fの側面には、電源電極30が設けられている。この電源電極30には、他のブロック体10’に収容された電池などのバッテリ電源と電気的に接続される。さらに詳述すると、電源電極30は、バッテリ電源の正極と電気的に接続される正電極30aと、負極(すなわち、アース)に接続される負電極30bとの2つの電極を備え、正電極30aおよび負電極30bの各々は、電力供給線32を介して基板16と電気的に接続される。また、図2に示すように、開放縁10Aの内側面のうち、他のブロック体10’に設けられた突起12fの電源電極30が当接する箇所にも、電源電極30’が設けられている。この電源電極30’も、電源電極30と同様に、正電極30a’と負電極30b’とを備え、各々が基板16と電気的に接続されている。また、電子デバイス18がバッテリ電源である場合には、正電極30a、30a’がバッテリ電源の正極に接続されると共に、負電極30b、30b’がバッテリ電源の負極に接続される。
【0018】
ここで、ブロック体10の製造手順は次の通りである。すなわち、金型などに溶融プラスチックを流しこみ、ブロック体10の筐体(図3における右斜線部)を一体成形する。そして、信号線コネクタ22bや電力供給線32などの各種電気配線および電子デバイス18が接続された基板16を底面14に貼付固定した後、この底面14をブロック体10の下方に挿入し固定する。より具体的には、ブロック体10の内側面には凸部10Bが設けられており、この凸部10Bに接着剤などを塗布することにより、底面14がブロック体10の下方から挿入されると、この凸部10Bにより係止され、接着剤により貼付固定される。そして、信号線20が埋設された絶縁部122を、信号線コネクタ22aに接続しつつ突起12dに嵌め込み固定し、また、電源電極30を電力供給線32に接続しつつ筐体に取り付ける。
【0019】
次いで、複数のブロック体10を組み合わせたときの電気的構成について説明する。図6は、かかる電気的構成の一例を概略的に示す図である。この図では、電子デバイス18として、バッテリ電源18a、無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標)あるいは無線LAN(Local Area Network)など)モジュール18b、MPU18c、駆動モータ18d、発光素子18e、ターミネータ18fが組み合わされた例を示している。同図に示すように、複数のブロック体10が組み合わさると、各ブロック体10の信号線20が直列接続され、いわゆるバスラインが形成される。これにより、この信号線20を介して各ブロック体10に収容された電子デバイス18が相互に電気信号送受可能に接続される。直列に組み合わさったブロック体10の最上端および最下端は、電子デバイス18としてターミネータ18fが収容されたブロック体10が配置されており、信号線20の両端での電気信号反射を防止し、電気信号の伝送品位が安定化するようになっている。また、信号線20と同様に各ブロック体10の電力供給線32(電源電極30と電源電極30’)も互いに直列に接続されることにより、この電力供給線32に対して各電子デバイス18が並列接続され、この電力供給線32を介してバッテリ電源18eからの電力が他の電子デバイス18に供給される。
【0020】
このように、複数のブロック体10を適宜組み合わせることにより、複数の電子デバイス18同士が電気通信可能に接続されるため、種々の複雑な機能を実現することができる。例えば、図6に示す例の組み合せを含むように、他のブロック体10を適宜用いて自動車などを組み上げ、PDA(Personal Digital Assistance)などの外部端末から無線(例えばBluetoothや無線LAN)により駆動モータ18dを制御し、リモコン自動車として機能させることが可能となる。また例えば、複数のブロック体10を適宜組み合せ、各種電子機器を構成することも可能である。
【0021】
以上説明したように、本実施形態によれば、絶縁部122および信号線20は共に軟質部材から形成されているため、絶縁部122および信号線20が底面14に当接した場合に、信号線20と信号電極24との電気的接触を維持しつつ容易に変形し、これにより、従来のブロック玩具の嵌め込み性を損なうことが無いようになっている。また、信号配線部120には、複数本の信号線20が設けられており、これにより、複数ビットのパラレル通信が電子デバイス18間で実現される。
【0022】
<変形例>
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様であって、本発明の範囲内で任意に変形可能である。
【0023】
(1)例えば、上述した実施形態にあっては、ブロック体10の形状の一例として直方体形状を例示したが、これに限らず、例えば立方体形状や円柱形状など、任意の形状を用いることができる。また、信号線20の本数を適宜増減させても良いこと、および、突起12の形状が任意であることは勿論である。さらにまた、ブロック体10の下面の形状は、他のブロック体10’の基体上面に設けられた突起12が嵌合する形状であれば任意の形状で良い。
また、ブロック体10が電気的に接続される相手は、他のブロック体10に限らず、このブロック体10の突起12と電気的および構造的に接続可能に構成された任意の電子機器であっても良い。具体的には、ブロック体10の接続相手となる電子機器には、突起12と嵌合して電気的に接続される信号電極24が設けられる。
【0024】
(2)また例えば、上述した実施形態にあっては、信号配線部120に導電性軟質材であるゼブラゴムを用い、複数の電子デバイス18同士が電気通信可能に接続される構成について説明したが、これに限らず、例えば、信号配線部120に光ファイバを用いると共に、開放縁10Aに設けられる信号電極24として、この光ファイバとの間で信号を伝送可能な光コネクタを用い、電子デバイス18同士が光通信により信号を送受する構成としても良い。このように、信号経路を光通信にて構成すると、通信容量が増大するため、高容量の画像データを電子デバイス18同士で短時間に伝送することが可能となる。
【0025】
(3)また、ブロック体10の突起12に嵌め込まれた信号配線部120(絶縁部122)が着脱可能に構成されても良い。具体的には、図7に示すように、突起12および絶縁部122は、上面よりも底面が広い略台形の断面形状を有するように構成されている。また、絶縁部122の底面に設けられた信号線コネクタ22a、この信号線コネクタ22aから引き出された信号線26、基板16上に設けられた信号線コネクタ22bの各々は、基板16上に立設された柱状体300に一体的に構成され、柱状体300の上面は、絶縁部122に埋設された信号線20と電気的に接続される構成となっている。この構成において、信号線20が埋設された絶縁部122(すなわち信号配線部120)が突起12に嵌め込まれた際には、絶縁部122の底面が基板16に立設されたから柱状体300の上面に当接して突起12に係止されると共に、絶縁部122の信号線20と柱状体とが電気的に接続される。さらに、絶縁部122の底面が突起12に引っ掛かる構造となっているため、この絶縁部122が突起12から不意に抜けるのが防止される。このように、絶縁部122を突起12から着脱可能にすることで、絶縁部122が磨耗あるいは劣化した場合に、絶縁部122のみをユーザが容易に付け替えることができる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、能動的動作をさせることのできるブロック体およびブロック体ユニットが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるブロック体の外観構成の一例を示す斜視図である。
【図2】同ブロック体の下方の面を示す斜視図である。
【図3】同ブロック体の断面図である。
【図4】同ブロック体を二つ組み合わせた場合の構成を示す図である。
【図5】同ブロック体の突起の構成を示す斜視図である。
【図6】同ブロック体を複数組み合わせた場合の電気的構成の一例を示すブロック図である。
【図7】本発明の変形例にかかるブロック体の断面図である。
【符号の説明】
10、10’…ブロック体、12…突起、18…電子デバイス、20…信号線、24…信号電極、120…信号配線部、122…絶縁部
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば動物、建物、自動車などの目的形状を作ることのできる組立式のブロック体およびブロック体ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からブロック玩具として、例えばブロック体の上面に複数の突起が配設される一方、その背面が中空であり、他のブロック体に配設された複数の突起と嵌合するリブが形成されたブロック体を多数組み立てて各種形状の建物などを作って遊ぶ知育玩具が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−91062号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のブロック玩具にあっては、組み立てたブロック体に対して、複雑な動作制御といった能動的動作をさせることができないといった問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、能動的動作をさせることのできるブロック体およびブロック体ユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、上面に突起が配設されると共に、他のブロック体に配設された前記突起と嵌合する嵌合部が下面に設けられ、他のブロック体と係脱自在に組み合うブロック体において、基体内部には、電子デバイスが収容され、前記突起には、前記電子デバイスからの信号を伝送する信号線が設けられることを特徴とするブロック体を提供する。
このブロック体によれば、前記突起に設けられた信号線を通じて、他の電子デバイスが基体内部に収容された電子デバイスと信号通信可能に接続可能となり、この電子デバイスと共に複雑な能動的機能を実現することが可能となる。
【0006】
ここで、前記突起には、当該突起の上面から基体の内側に向けて貫通する貫通孔が形成され、当該貫通孔には、前記信号線と共に絶縁性の弾性部材が嵌め込まれる構成が望ましい。また、前記信号線は、導電性軟質材から形成される構成が好ましい。ここで、前記信号線は、前記突起の上端よりも突出するように設けられる構成が好ましい。
この構成によれば、突起から突出する信号線が軟質部材であるため、この突起を他のブロック体の嵌合部に嵌め込んだ場合に、信号線が容易に変形するため、嵌め込み性を損なうことが無い。
【0007】
また、前記嵌合部には、他のブロック体の突起に設けられた信号線と信号伝送可能に接続される電極が設けられると共に、当該電極は、基体に収容された前記電子デバイスに対して信号を伝送可能に接続される構成が望ましい。
さらにまた、前記信号線には、光ファイバが用いられると共に、前記嵌合部には、他のブロック体の突起に設けられた信号線と信号伝送可能に接続される光コネクタが設けられる構成も望ましい。
このように、信号線として光ファイバを用いることで、大容量のデータを一度に伝送することが可能となる。
【0008】
また、上記目的を達成するために、本発明は、基体の上面に突起が配設されると共に、他のブロック体に配設された前記突起と嵌合する嵌合部が当該基体の下面に設けられ、他のブロック体と係脱自在に組み合うブロック体において、前記突起には、当該突起の上面から基体の内側に向けて貫通する貫通孔が形成され、当該貫通孔には、ブロック体間で信号を伝送するための導電性軟質材からなる信号線と共に絶縁性弾性部材が嵌め込まれることを特徴とするブロック体を提供する。
【0009】
また、上記目的を達成するために、本発明は、上面に突起が配設されると共に、他のブロック体に配設された前記突起と嵌合する嵌合部が下面に設けられ、当該他のブロック体と係脱自在に組み合ってなるブロック体ユニットにおいて、各ブロック体の基体内部には、電子デバイスが収容され、前記各ブロック体に配設された突起には、前記電子デバイスからの信号を伝送する信号線が設けられると共に、前記各ブロック体の嵌合部には、前記突起に設けられた信号線と信号伝送可能に接続される電極が設けられるブロック体ユニットを提供する。
【0010】
さらにまた、上記目的を達成するために、本発明は、上面に突起が配設されると共に、他のブロック体に配設された前記突起と嵌合する嵌合部が下面に設けられ、当該他のブロック体と係脱自在に組み合ってなるブロック体ユニットにおいて、各ブロック体の基体内部には、電子デバイスが収容され、前記各ブロック体に配設された突起には、前記電子デバイスからの信号を伝送する光ファイバが設けられると共に、前記各ブロック体の嵌合部には、前記突起に設けられた光ファイバと信号伝送可能に接続される光コネクタが設けられるブロック体ユニットを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態にかかるブロック体10の一態様を示す斜視図であり、図2は、このブロック体10の下方を示す斜視図である。また、図3は、図1のA−A断面図である。図1に示すように、ブロック体10は、プラスチック材からなる直方体をなし、上面(図面上方の面)に複数(図示例では6個)の円柱状の突起12a〜12fが等しい間隔Lにて配設されている。なお、以下の説明では、突起12a〜12fの各々を特に区別しない場合には、「突起12」と称する。
【0012】
図2に示すように、ブロック体10は、下方の面が開放され、その4側面が底面14の4辺を囲む開放縁10Aとなる、いわゆる箱状体となっている。図3に示すように、開放縁10Aの厚みL’は、突起12の配置間隔Lと略同じ厚みL’となっており、下方から他のブロック体10’の上面を嵌め込まれることで、ブロック体10とブロック体10’とが係脱自在に組み合わさる。具体的には、図4に示すように、ブロック体10’上面の突起12a〜12f全てがブロック体10下方の側壁10A内に収まるように、ブロック体10’の上面をブロック体10の下方に嵌め込むと、ブロック体10の開放縁10Aの内側面がブロック体10’上面にある突起12a〜12fの各々の側面により圧迫され、ブロック体10’がブロック体10に固定される。なお、いくつかの突起12が開放縁10Aを挟持するように、ブロック体10’をブロック体10の上面に嵌め込み固定することも可能である。
【0013】
図3に示すように、ブロック体10の基体内部は中空になっており、本実施形態では、ブロック体10の内部に電子デバイス18が収容され、この電子デバイス18が、他のブロック体10’に収容されている電子デバイス18との間で突起12を介して電気信号を送受する構成となっている。さらに詳述すると、ブロック体10の底面14上には、電子デバイス18が配置された基板16が設けられている。電子デバイス18は、例えばMPU(Micro Processing Unit)や、無線通信モジュール、発光素子、発音素子、バッテリ電源、ターミネータ(終端抵抗)など、能動的に一機能を実現するデバイスである。
【0014】
一方、ブロック体10上面の突起12a〜12fのうち、1つの突起12dには、複数組み合わさったブロック体10の各々に収容された電子デバイス18同士が電気通信するための信号配線部120が設けられている。図5は、図1に示す突起12dを拡大して示す斜視図である。この図に示すように、信号配線部120は、絶縁性ゴムなどの絶縁性弾性部材から形成された円柱形状の絶縁部122と、この絶縁部122に埋設された複数の信号線20とを備えている。絶縁部122は、プラスチック材からなる筒形状の突起12dに同軸に嵌め込まれ、この絶縁部122の上部が突起12dの上面よりも僅かに突出し、また、信号線20は、導電性軟質部材(例えばゼブラゴム)から円柱状に形成され、絶縁部122の断面に対して同心円上に等間隔で複数本(図示例では8本)埋設された構成となっている。
【0015】
図3に示すように、突起12dに嵌め込み固定された信号配線部120の底面には、信号線コネクタ22aが接着固定されている。この信号線コネクタ22aから引き出された信号線26は、基板16上に設けられた信号線コネクタ22bと電気的に接続され、この信号線コネクタ22bを介して、基板16上に配置された信号線と電気的に接続される。一方、図2に示すように、ブロック体10の底面14には、信号電極24が配置されている。この信号電極24は、図3に示すように、底面14を貫通して基板16上の配線と電気的に接続されている。この構成の下、図4に示すように、ブロック体10の下方にブロック体10’が嵌め込まれると、ブロック体10’の突起12dに設けられた信号線20と、ブロック体10の底面14に設けられた信号電極24とが信号伝送可能に電気的に接続され、これにより、他のブロック体10’に収容された電子デバイス18とブロック体10に収容された電子デバイス18とが、互いに信号送受可能となる。
【0016】
ここで、図3に示すように、開放縁10Aの高さhは、突起12d〜12fの高さh’よりも僅かに高くなっているものの、上述したように、絶縁部122および信号線20(すなわち、信号配線部120)は、突起12dよりも突出しているため、他のブロック体10’がブロック体10の下方から嵌め込まれた場合には、ブロック体10の底面14には、絶縁部122および信号線20が確実に当接する。ここで、絶縁部122および信号線20は共に軟質部材から形成されているため、絶縁部122および信号線20は、底面14に当接した場合に、信号線20と信号電極24との電気的接触を維持しつつ容易に変形し、これにより、絶縁部122および信号線20を設けた場合でも、従来のブロック玩具の嵌め込み性を損なうことが無いようになっている。
【0017】
また、図1に示すように、突起12a〜12fのうち、1つの突起12fの側面には、電源電極30が設けられている。この電源電極30には、他のブロック体10’に収容された電池などのバッテリ電源と電気的に接続される。さらに詳述すると、電源電極30は、バッテリ電源の正極と電気的に接続される正電極30aと、負極(すなわち、アース)に接続される負電極30bとの2つの電極を備え、正電極30aおよび負電極30bの各々は、電力供給線32を介して基板16と電気的に接続される。また、図2に示すように、開放縁10Aの内側面のうち、他のブロック体10’に設けられた突起12fの電源電極30が当接する箇所にも、電源電極30’が設けられている。この電源電極30’も、電源電極30と同様に、正電極30a’と負電極30b’とを備え、各々が基板16と電気的に接続されている。また、電子デバイス18がバッテリ電源である場合には、正電極30a、30a’がバッテリ電源の正極に接続されると共に、負電極30b、30b’がバッテリ電源の負極に接続される。
【0018】
ここで、ブロック体10の製造手順は次の通りである。すなわち、金型などに溶融プラスチックを流しこみ、ブロック体10の筐体(図3における右斜線部)を一体成形する。そして、信号線コネクタ22bや電力供給線32などの各種電気配線および電子デバイス18が接続された基板16を底面14に貼付固定した後、この底面14をブロック体10の下方に挿入し固定する。より具体的には、ブロック体10の内側面には凸部10Bが設けられており、この凸部10Bに接着剤などを塗布することにより、底面14がブロック体10の下方から挿入されると、この凸部10Bにより係止され、接着剤により貼付固定される。そして、信号線20が埋設された絶縁部122を、信号線コネクタ22aに接続しつつ突起12dに嵌め込み固定し、また、電源電極30を電力供給線32に接続しつつ筐体に取り付ける。
【0019】
次いで、複数のブロック体10を組み合わせたときの電気的構成について説明する。図6は、かかる電気的構成の一例を概略的に示す図である。この図では、電子デバイス18として、バッテリ電源18a、無線通信(例えば、Bluetooth(登録商標)あるいは無線LAN(Local Area Network)など)モジュール18b、MPU18c、駆動モータ18d、発光素子18e、ターミネータ18fが組み合わされた例を示している。同図に示すように、複数のブロック体10が組み合わさると、各ブロック体10の信号線20が直列接続され、いわゆるバスラインが形成される。これにより、この信号線20を介して各ブロック体10に収容された電子デバイス18が相互に電気信号送受可能に接続される。直列に組み合わさったブロック体10の最上端および最下端は、電子デバイス18としてターミネータ18fが収容されたブロック体10が配置されており、信号線20の両端での電気信号反射を防止し、電気信号の伝送品位が安定化するようになっている。また、信号線20と同様に各ブロック体10の電力供給線32(電源電極30と電源電極30’)も互いに直列に接続されることにより、この電力供給線32に対して各電子デバイス18が並列接続され、この電力供給線32を介してバッテリ電源18eからの電力が他の電子デバイス18に供給される。
【0020】
このように、複数のブロック体10を適宜組み合わせることにより、複数の電子デバイス18同士が電気通信可能に接続されるため、種々の複雑な機能を実現することができる。例えば、図6に示す例の組み合せを含むように、他のブロック体10を適宜用いて自動車などを組み上げ、PDA(Personal Digital Assistance)などの外部端末から無線(例えばBluetoothや無線LAN)により駆動モータ18dを制御し、リモコン自動車として機能させることが可能となる。また例えば、複数のブロック体10を適宜組み合せ、各種電子機器を構成することも可能である。
【0021】
以上説明したように、本実施形態によれば、絶縁部122および信号線20は共に軟質部材から形成されているため、絶縁部122および信号線20が底面14に当接した場合に、信号線20と信号電極24との電気的接触を維持しつつ容易に変形し、これにより、従来のブロック玩具の嵌め込み性を損なうことが無いようになっている。また、信号配線部120には、複数本の信号線20が設けられており、これにより、複数ビットのパラレル通信が電子デバイス18間で実現される。
【0022】
<変形例>
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様であって、本発明の範囲内で任意に変形可能である。
【0023】
(1)例えば、上述した実施形態にあっては、ブロック体10の形状の一例として直方体形状を例示したが、これに限らず、例えば立方体形状や円柱形状など、任意の形状を用いることができる。また、信号線20の本数を適宜増減させても良いこと、および、突起12の形状が任意であることは勿論である。さらにまた、ブロック体10の下面の形状は、他のブロック体10’の基体上面に設けられた突起12が嵌合する形状であれば任意の形状で良い。
また、ブロック体10が電気的に接続される相手は、他のブロック体10に限らず、このブロック体10の突起12と電気的および構造的に接続可能に構成された任意の電子機器であっても良い。具体的には、ブロック体10の接続相手となる電子機器には、突起12と嵌合して電気的に接続される信号電極24が設けられる。
【0024】
(2)また例えば、上述した実施形態にあっては、信号配線部120に導電性軟質材であるゼブラゴムを用い、複数の電子デバイス18同士が電気通信可能に接続される構成について説明したが、これに限らず、例えば、信号配線部120に光ファイバを用いると共に、開放縁10Aに設けられる信号電極24として、この光ファイバとの間で信号を伝送可能な光コネクタを用い、電子デバイス18同士が光通信により信号を送受する構成としても良い。このように、信号経路を光通信にて構成すると、通信容量が増大するため、高容量の画像データを電子デバイス18同士で短時間に伝送することが可能となる。
【0025】
(3)また、ブロック体10の突起12に嵌め込まれた信号配線部120(絶縁部122)が着脱可能に構成されても良い。具体的には、図7に示すように、突起12および絶縁部122は、上面よりも底面が広い略台形の断面形状を有するように構成されている。また、絶縁部122の底面に設けられた信号線コネクタ22a、この信号線コネクタ22aから引き出された信号線26、基板16上に設けられた信号線コネクタ22bの各々は、基板16上に立設された柱状体300に一体的に構成され、柱状体300の上面は、絶縁部122に埋設された信号線20と電気的に接続される構成となっている。この構成において、信号線20が埋設された絶縁部122(すなわち信号配線部120)が突起12に嵌め込まれた際には、絶縁部122の底面が基板16に立設されたから柱状体300の上面に当接して突起12に係止されると共に、絶縁部122の信号線20と柱状体とが電気的に接続される。さらに、絶縁部122の底面が突起12に引っ掛かる構造となっているため、この絶縁部122が突起12から不意に抜けるのが防止される。このように、絶縁部122を突起12から着脱可能にすることで、絶縁部122が磨耗あるいは劣化した場合に、絶縁部122のみをユーザが容易に付け替えることができる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、能動的動作をさせることのできるブロック体およびブロック体ユニットが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるブロック体の外観構成の一例を示す斜視図である。
【図2】同ブロック体の下方の面を示す斜視図である。
【図3】同ブロック体の断面図である。
【図4】同ブロック体を二つ組み合わせた場合の構成を示す図である。
【図5】同ブロック体の突起の構成を示す斜視図である。
【図6】同ブロック体を複数組み合わせた場合の電気的構成の一例を示すブロック図である。
【図7】本発明の変形例にかかるブロック体の断面図である。
【符号の説明】
10、10’…ブロック体、12…突起、18…電子デバイス、20…信号線、24…信号電極、120…信号配線部、122…絶縁部
Claims (9)
- 基体の上面に突起が配設されると共に、他のブロック体に配設された前記突起と嵌合する嵌合部が当該基体の下面に設けられ、他のブロック体と係脱自在に組み合うブロック体において、
前記基体内部には、電子デバイスが収容され、
前記突起には、前記電子デバイスからの信号を伝送する信号線が設けられることを特徴とするブロック体。 - 前記突起には、当該突起の上面から基体の内側に向けて貫通する貫通孔が形成され、当該貫通孔には、前記信号線と共に絶縁性の弾性部材が嵌め込まれることを特徴とする請求項1に記載のブロック体。
- 前記信号線は、導電性軟質材から形成されることを特徴とする請求項2に記載のブロック体。
- 前記信号線は、前記突起の上端よりも突出するように設けられることを特徴とする請求項3に記載のブロック体。
- 前記嵌合部には、他のブロック体の突起に設けられた信号線と信号伝送可能に接続される電極が設けられると共に、当該電極は、基体に収容された前記電子デバイスに対して信号を伝送可能に接続されることを特徴とする請求項1に記載のブロック体。
- 前記信号線には、光ファイバが用いられると共に、前記嵌合部には、他のブロック体の突起に設けられた信号線と信号伝送可能に接続される光コネクタが設けられることを特徴とする請求項1に記載のブロック体。
- 基体の上面に突起が配設されると共に、他のブロック体に配設された前記突起と嵌合する嵌合部が当該基体の下面に設けられ、他のブロック体と係脱自在に組み合うブロック体において、
前記突起には、当該突起の上面から基体の内側に向けて貫通する貫通孔が形成され、当該貫通孔には、ブロック体間で信号を伝送するための導電性軟質材からなる信号線と共に絶縁性弾性部材が嵌め込まれることを特徴とするブロック体。 - 上面に突起が配設されると共に、他のブロック体に配設された前記突起と嵌合する嵌合部が下面に設けられ、当該他のブロック体と係脱自在に組み合ってなるブロック体ユニットにおいて、
各ブロック体の基体内部には、電子デバイスが収容され、
前記各ブロック体に配設された突起には、前記電子デバイスからの信号を伝送する信号線が設けられると共に、
前記各ブロック体の嵌合部には、前記突起に設けられた信号線と信号伝送可能に接続される電極が設けられることを特徴とするブロック体ユニット。 - 上面に突起が配設されると共に、他のブロック体に配設された前記突起と嵌合する嵌合部が下面に設けられ、当該他のブロック体と係脱自在に組み合ってなるブロック体ユニットにおいて、
各ブロック体の基体内部には、電子デバイスが収容され、
前記各ブロック体に配設された突起には、前記電子デバイスからの信号を伝送する光ファイバが設けられると共に、
前記各ブロック体の嵌合部には、前記突起に設けられた光ファイバと信号伝送可能に接続される光コネクタが設けられることを特徴とするブロック体ユニット。
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