【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば膨縮によって施療部位にマッサージ刺激を与えるために用いられる空気袋、及びこの空気袋を備えたマッサージ機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
マッサージ機に施療子として用いられる空気袋としては、従来、収縮状態で矩形状の袋体の一面に、フランジを有する接続管を備えた給排気口体を取付けるとともに、給排気口体の袋体内に臨んだ開口をスペーサで覆ったものが知られている。この空気袋は、給排気口体の袋体内に臨んだ開口をスペーサで覆っているので、袋体を容易に膨らますことができる。（例えば、特許文献１参照。）
【０００３】
【特許文献１】
特開２００２−６５７８２号公報（段落００１１〜段落００１６、図１）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献１に記載の空気袋が具備する袋体は、生地を重ねて外縁部を矩形状に溶着することで形成されている。このように生地を溶着して袋体を形成する場合、従来の技術では、矩形状の生地の少なくとも１辺の縁部に取付部を形成しておき、この取付部を溶着装置の位置合わせ部に取付けるで加熱部との位置合わせを行い、取付部よりも内側を溶着することで袋体を形成している。つまり、袋体を溶着するためには、矩形状の生地の少なくとも１辺の縁部に、溶着装置の位置合わせ部に取付けるための取付部が形成可能な幅を確保しておく必要がある。
【０００５】
したがって、空気が収容される空気収容部を設定された大きさに形成するためには、少なくとも１辺の縁部に取付部が形成可能な幅を確保した大きさの生地が必要であり生地のコストが嵩む。
【０００６】
本発明が解決しようとする課題は、製造コストを抑制できる空気袋及びこの空気袋を備えたマッサージ機を得ることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項１に係る発明の空気袋は、重ねられた生地が互いに溶着されて四角形状に形成された袋体を具備するものであって、袋体の少なくとも１つの角部の溶着部が、前記角部をなす２辺に沿って延びる直線状溶着部とこれら直線状溶着部間にわたる角部溶着部とで形成されており、角部溶着部と袋体の角部をなす２辺との間の角部領域に取付部が形成されている。
【０００８】
重ねられた生地を互いに溶着するとは、１枚の生地を折り曲げることで重ね、これらの重ねられた生地を互いに溶着してもよく、また、２枚の生地を重ね合わせ、これらの生地を互いに溶着してもよい。
【０００９】
この発明の空気袋によれば、取付部が角部溶着部と袋体の角部をなす２辺との間の角部領域に形成されているので、袋体を形成するために必要な生地の大きさを小さくできる。しかも、角部は袋体が膨張している状態において負荷がかかり難いため、角部の溶着部を角部をなす２辺に沿って延びる直線状溶着部とこれら直線状溶着部間にわたる角部溶着部とで形成しても、袋体の強度や寿命に影響が少ない。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、図１〜図７を参照して本発明の第１の実施形態を説明する。
【００１１】
本実施形態に係る空気袋１０ａは、図１等に示すように、四角形状に形成された袋体１１及びこの袋体１１に空気を出し入れする給排気口体１２とを備えている。袋体１１は、例えばウレタン層１３ａとナイロン層１３ｂとを積層させて形成された非通気性の生地１３からなる。この袋体１１は、少なくとも１つの角部１４、例えば一方の長辺１０ｄの両端に位置する２つの角部１４の溶着部１９が、前記角部１４をなす２辺１０ｄ，１０ｅに沿って延びる直線状溶着部１９ａとこれら直線状溶着部１９ａ間にわたる例えば直線状の角部溶着部１９ｂとで形成されている。そして、角部溶着部１９ｂと袋体１１の前記角部１４をなす２辺１０ｄ，１０ｅとの間の角部領域１５には、角部溶着部１９ｂと対角線上で並ぶようにして、取付部例えば貫通部１６が形成されている。この貫通部１６は、袋体１１を溶着する際、溶着装置３０（図４参照）の加熱部３１との位置合わせに使用したものである。また、この貫通部１６は、後述する支持ボード７に取付ける際にも使用される。給排気口体１２としては、例えば、Ｌ字状の接続管１２ａの一端部に円形のフランジ１２ｂを一体に形成してなるものが用いられている。
【００１２】
この空気袋１０ａは、以下のようにして形成されている。まず、図２に示すように、例えばウレタン層１３ａとナイロン層１３ｂとを積層させて形成された非通気性の生地１３を四角形状に裁断し、四隅に貫通孔１６ａを形成しておく。これらの貫通孔１６ａは、後述するように生地１３を重ねた際に、対向する貫通孔１６ａ同士が重なり合って貫通部１６となるように形成しておく。貫通部１６の形状は、溶着装置３０の位置合わせ部としての突起３３に嵌る形状であればよく、例えば、図３（Ａ）〜（Ｃ）に示すように、丸孔、四角孔、或いは十字状の切り込み等とすることができる。なお、袋体１１の１つの角部１４にのみ貫通部１６を形成する場合には、貫通孔１６ａは生地１３の互いに対向する２つの角部にだけ設けておけばよい。
【００１３】
生地１３に給排気口体１２を取付けるための給排気口体取付け孔１７（図７参照）を設ける。この給排気口体取付け孔１７に、接続管１２ａの他端側が袋体１１の外側となるナイロン層１３ｂ側に突出するように貫通させ、フランジ１２ｂを生地１３の内側となるウレタン層１３ａ側に溶着することで、給排気口体１２を生地１３に気密に取付ける。ウレタン層１３ａ側が内側となるように側縁部１３ｃの中央部で折り曲げることで生地１３を重ねる。これにより、生地１３の一対の側縁部１３ｃが中央部で折り返されて重なり夫々空気袋１０ａの短辺１０ｅとなる。また、端縁部１３ｄ同士が重なって空気袋１０ａの一方の長辺１０ｄとなり、折り曲げ部分が袋状となって空気袋１０ａの他方の長辺１０ｄとなる。貫通部１６は一方の長辺１０ｄの両端に位置する。
【００１４】
次に、図４に示すように、重ねられた矩形状の生地１３の一方の長辺及び一対の短辺を溶着する。接続管１２ａが突出している面を上側に向け、貫通部１６を溶着装置３０の設置部３２の上面に設けられた一対の位置合わせ部としての突起３３に夫々貫通させた状態で、生地１３を設置部３２の上面に配設する。これにより、生地１３は設置部３２の上方に配置されている加熱部３１に対して位置決めされる。加熱部３１は通電することで加熱するものであって、一方の長辺及び一対の短辺に対応する略コ字状且つその角部が切り欠かれた形状、すなわち、前記角部をなす２辺に沿って延びる直線状部分とこれら直線状部分間にわたる例えば直線状の角部分とで形成される形状となっている。この加熱部３１を上方から生地１３に押し当てることで、加圧しながら加熱し、生地１３の内側のウレタン層１３ａ同士を溶着させる。これにより、生地１３の内部に気密な空気収容部１８が形成される。このときの角部１４の溶着部１９は、前記角部１４をなす２辺１０ｄ，１０ｅに沿って延びる直線状溶着部１９ａとこれら直線状溶着部１９ａ間にわたる角部溶着部１９ｂとで形成され、貫通部１６は角部溶着部１９ｂと前記角部１４をなす２辺１０ｄ，１０ｅとの間の角部領域１５に位置される。設置部３２の突起３３から貫通部１６を外すことで、長辺１０ｄに折り曲げ部分を持ち且つ１つの空気収容部１８を有する空気袋１０ａが得られる。
【００１５】
この空気袋１０ａは、例えばマット式のマッサージ機１等に用いることができる。マッサージ機１は、図５に示すように、人体を支持するマッサージ機本体としてのマット本体２、１以上例えば７つの空気袋１０ａ、及び駆動装置３等を備えている。なお、空気袋１０ａの数及び配置位置は任意である。
【００１６】
マット本体２は、例えば、図７に示すように、外カバー４、中袋５、中芯部６、及び支持部材としての支持ボード７等を備えている。外カバー４及び中袋５は、例えば木綿や化学繊維等により夫々形成されている。中芯部６は、例えば低反発発泡ウレタン等の弾性を有する素材で形成されている。支持ボード７は、例えば段ボールやゴム板等の撓み易く且つ柔らかい板材を、中芯部６と略同じ大きさとなるように切り出したものを用いることができる。空気袋１０ａは、例えば、前記貫通部１６を用いて支持ボード７に取付けられている。詳しくは、図６に示すように、支持ボード７の一方の面に接続管１２ａが突出している面を対向させて空気袋１０ａを配置する。そして、取付け具としてのアンカークリップ８を貫通部１６を介して支持ボード７に差し込むことで、空気袋１０ａは支持ボード７に取付けられる。なお、図６では、空気袋１０ａを１つだけ示しているが、支持ボード７には、図５に示すように、７つの空気袋１０ａがマットに横になる使用者の施療部位に合わせて所定の位置に取付けられている。
【００１７】
マット本体２は、空気袋１０ａが上を向くように支持ボード７を中芯部６の上面に積層させてなる積層体９を中袋５の内部に収容するとともに、積層体９を収容した中袋５を外カバー４の内部に収容することにより形成されている。これにより、空気袋１０ａは中袋５内に収容される。なお、外カバー４はその一端部に図示しないファスナー等を取付けることで積層体９を収容した中袋５を挿脱自在に収容できるようにしてもよい。また、外カバー４は省略してもよい。
【００１８】
ユニット化された駆動装置３は、図示しないが、エアーコンプレッサ、空気分配器、制御部、操作部等を備えている。エアーコンプレッサは圧縮空気供給手段として用いられるものであって、その圧縮空気吐出口には供給管を介して空気分配器が接続されている。空気分配器は、例えばロータリー式のものが採用されており、１つの吸気ポート、各空気袋１０ａと連通される７つの分配ポートと、１つの排気ポートを有している。分配ポートと各空気袋１０ａの給排気口体１２の接続管１２ａとは可撓性のエアーチューブ４０を介して連通されている。この空気分配器は、流路切換用のロータの回転により、任意に選択された分配ポートを吸気ポートと連通させるとともに、選択されなかった分配ポートを排気ポートと連通させることで、各空気袋１０ａについて選択的給気と選択的排気とができるように形成されている。マイクロコンピュータからなる制御部は、駆動部のケーシングの表面に露出するように設けられた操作部により選択されたマッサージモードにしたがってエアーコンプレッサ、空気分配器の動作を制御して、各空気袋１０ａに対する選択的給排気を行わせる。
【００１９】
前記構成のマッサージ機１は、以下のようにしてマッサージを行う。マット上に横になり、操作部を操作して給排気装置を駆動させる。次に、各マッサージモードから所望のマッサージを選択する。エアーコンプレッサの運転時には、選択された空気袋１０ａに圧縮空気が給気されるに伴い、選択された空気袋１０ａは膨張される。運転停止時には選択された空気袋１０ａから空気が排気されるに伴い、空気袋１０ａが収縮される。この空気袋１０ａの膨張・収縮により、空気袋１０ａに対応する施療部位が圧迫・弛緩させてマッサージすることができる。
【００２０】
マッサージを終了させたい場合は、操作部を操作して給排気装置の駆動を停止する。マッサージ終了に伴って前記設定、変更はリセットされ、初期設定に戻される。
【００２１】
以上のように、この実施形態の空気袋１０ａによれば、袋体１１の少なくとも１つの角部１４の溶着部１９が、前記角部１４をなす２辺１０ｄ，１０ｅに沿って延びる直線状溶着部１９ａとこれら直線状溶着部１９ａ間にわたる角部溶着部１９ｂとで形成されているとともに、角部溶着部１９ｂと袋体１１の前記角部１４をなす２辺１０ｄ，１０ｅとの間の角部領域１５に取付部としての貫通部１６が形成されているので、袋体１１を形成するために必要な生地１３の大きさを小さくできる。したがって、生地１３を節約できるので製造コストを抑制できる。
【００２２】
しかも、角部１４は袋体１１が膨張している状態において負荷がかかり難いため、角部１４の溶着部１９を角部１４をなす２辺１０ｄ，１０ｅに沿って延びる直線状溶着部１９ａとこれら直線状溶着部１９ａ間にわたる角部溶着部１９ｂとで形成しても、袋体１１の強度や寿命に影響が少ない。
【００２３】
また、この実施形態のマッサージ機１によれば、アンカークリップ８が、取付部としての貫通部１６を介して支持ボード７に接続されて、空気袋１０ａを支持ボード７に取付けている。すなわち、取付部としての貫通部１６を介してアンカークリップ８を差し込むことで空気袋１０ａを支持ボード７に取付けることができるので、空気袋１０ａにマット本体２２に取付ける専用の孔部等を形成する必要がない。したがって、製造工程が少なく、しかも、容易に空気袋１０ａをマッサージ本体に具備させることができる。
【００２４】
以下、図８〜図９を参照して本発明の第２の実施形態を説明する。なお、この実施形態は基本的には第１実施形態と同様な構成であるので、同一ないしは同様な構成については第１実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。
【００２５】
この実施形態では、細長な長方形状に裁断された生地１３を長手方向の中央部で折り曲げることで生地１３を重ねることで袋体１１が形成されている。すなわち、生地１３の一対の側縁部１３ｃが中央部で折り返されて重なり夫々空気袋１０ｂの長辺１０ｄとなる。また、端縁部１３ｄ同士が重なって空気袋１０ｂの一方の短辺１０ｅとなり、折り曲げ部分が袋状となって空気袋１０ｂの他方の短辺１０ｅとなる。貫通部１６は一方の短辺１０ｅの両端に位置する。
【００２６】
この実施形態の空気袋１０ｂが備える袋体１１は、一方の短辺１０ｅの両端に位置する少なくとも１つの角部１４、例えば２つ角部１４の溶着部１９が、前記角部１４をなす２辺１０ｄ，１０ｅに沿って延びる直線状溶着部１９ａとこれら直線状溶着部１９ａ間にわたる例えば直線状の角部溶着部１９ｂとで形成されている。そして、角部溶着部１９ｂと袋体１１の前記角部１４をなす２辺１０ｄ，１０ｅとの間の角部領域１５には、角部溶着部１９ｂと対角線上で並ぶようにして、貫通部１６が形成されている。なお、他の構成は、上述した第１の実施形態と同じである。
【００２７】
この実施形態によれば、第１の実施形態と同様に製造コストを抑制しつつ、短辺１０ｂに折り曲げ部分を持ち且つ１つの空気収容部１８を有する袋体１１を備える空気袋１０ｂが得られる。
【００２８】
以下、図１０〜図１１を参照して本発明の第３の実施形態を説明する。なお、この実施形態は基本的には第１実施形態と同様な構成であるので、同一ないしは同様な構成については第１実施形態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。
【００２９】
この実施形態では、略同じ大きさの矩形状に断裁された２枚の生地１３を重ねあわせることで袋体１１が形成されている。袋体１１は、少なくとも１つの角部１４、例えば４つの角部１４の溶着部１９が、前記角部１４をなす２辺１０ｄ，１０ｅに沿って延びる直線状溶着部１９ａとこれら直線状溶着部１９ａ間にわたる例えば直線状の角部溶着部１９ｂとで形成されている。そして、角部溶着部１９ｂと袋体１１の前記角部１４をなす２辺１０ｄ，１０ｅとの間の角部領域１５には、角部溶着部１９ｂと対角線上に並ぶようにして貫通部１６が形成されている。また、この袋体１１は、長手方向中間部を溶着することで、空気収容部１８を２つ設けているとともに、これらの空気収容部１８に対応させて２つの給排気口体１２が設けられている。
【００３０】
このような袋体１１を形成する場合、以下のようにして形成すればよい。
【００３１】
溶着装置３０の加熱部３１としては、図示しないが、角部が面取りされた四角枠に、長辺を跨ぐようにその中間部に跨越部を設けた形状のものを用いる。一方の生地１３の所定の位置に予め２つの給排気口体１２を取付けておくとともに、連結部が外側突出するように他方の生地１３の上に重ねる。重ねられた生地１３の夫々の四隅に形成された貫通孔１６ａを夫々突起３３に貫通させて設置部３２の上方に配置し、前記加熱部３１を上方から生地１３に押し当てて加圧しながら加熱して溶着する。その後、設置部３２の突起３３から貫通孔１６ａを外すことで、空気収容部１８を２つ有する空気袋１０ｃが得られる。
【００３２】
このような袋体１１を備える空気袋１０ｃを用いてマッサージ機１を構成する場合、空気分配器の１つの分配ポートから延出するエアーチューブ４０を２又に分岐させてこれらの給排気口体１２の接続管１２ａに夫々連結することで、これらの空気収容部１８が同時に膨縮させるように形成してもよい。また、空気分配器の２つの分配ポートから延出するエアーチューブ４０を給排気口体１２の接続管１２ａに夫々連結することで、これらの空気収容部１８を別々に膨縮させるように形成してもよい。なお、他の構成は、上述した第１の実施形態と同じである。
【００３３】
この実施形態によれば、第１の実施形態と同様に製造コストを抑制しつつ、空気収容部１８を２つ有し且つ折り曲げ部分を持たない袋体１１を備える空気袋１０ｃが得られる。
【００３４】
なお、第１及び第２の実施形態では、空気収容部１８を１つ有する袋体１１を、１枚の生地１３を中央部で折り曲げることで生地１３を重ね合わせて溶着して形成しているが、空気収容部１８を１つ有する袋体１１であっても、第３の実施形態のように２枚の生地１３を重ね合わせて溶着することによって形成してよい。また、第３の実施形態では、空気収容部１８を２つ有する袋体１１を、２枚の生地１３を重ね合わせて溶着することによって形成しているが、第１及び第２の実施形態のように１枚の生地１３を中央部で折り曲げることで生地１３を重ね合わせて溶着して形成してもよい。
【００３５】
本発明では、溶着時に溶着装置３０の加熱部３１と位置を合わせる際、取付部（貫通部１６）が１つあれば、補助的にマグネット等の生地固定部材を用いることで溶着装置３０に固定可能である。そのため、角部１４の溶着部１９が直線状溶着部１９ａとこれら直線状溶着部１９ａ間にわたる角部溶着部１９ｂとなるように溶着することで、角部領域１５には取付部が形成可能な領域が確保されるが、取付部は１以上の角部に設ければよく、必ずしも角部領域１５全てに設けなくてもよい。また、角部溶着部１９ｂは、第１〜第３の実施形態のように、直線状溶着部１９ａ間を直線的につないでもよく、また、曲線状につないでもよい。
【００３６】
なお、本実施形態では、取付部を貫通部１６としたが、取付け部は貫通部に限定されるものではなく、溶着装置の位置合わせ部に取付けることが可能な形状であればよい。
【００３７】
この発明は、マット式のマッサージ機に限定されるものではなく、例えば椅子式或いはベッド式のマッサージ機等に広く適用することができる。
【００３８】
【発明の効果】
本発明によれば、製造コストを抑制できる空気袋及びこの空気袋を備えたマッサージ機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態に係る空気袋を支持ボードに取付けた状態で示す上面図。
【図２】図１の空気袋を袋状に溶着する前の状態で示す斜視図。
【図３】（Ａ）〜（Ｃ）は図１の空気袋の貫通部の形状を示す図。
【図４】図１の溶着前の空気袋の溶着装置への設置状態を説明する分解斜視図。
【図５】図１の空気袋を備えるマッサージ機を示す斜視図。
【図６】図１の空気袋の支持ボードへの取付け状態を説明する分解斜視図。
【図７】図１中Ｘ−Ｘ線に沿って示す断面図。
【図８】本発明の第２の実施形態に空気袋を袋状に溶着する前の状態で示す斜視図。
【図９】図８の空気袋を示す上面図。
【図１０】本発明の第３の実施形態に係る空気袋を袋状に溶着する前の状態で示す斜視図。
【図１１】図１０の空気袋を示す上面図。
【符号の説明】
１…マッサージ機、２…マット本体（マッサージ機本体）、３…駆動装置、１０ａ〜１０ｃ…空気袋、１１…袋体、１３…生地、１４…角部、１５…角部領域、１６…貫通部（取付部）、１９…溶着部、１９ａ…直線状溶着部、１９ｂ…角部溶着部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an air bag used for giving a massage stimulus to a treatment site by, for example, expansion and contraction, and a massage machine provided with the air bag.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as an air bag used as a treatment element in a massage machine, an air supply / exhaust port having a connection pipe having a flange is attached to one surface of a rectangular bag in a contracted state, Is known in which an opening facing the front is covered with a spacer. Since the air bag covers the opening of the air supply / exhaust port body facing the bag body with the spacer, the bag body can be easily inflated. (For example, refer to Patent Document 1.)
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-65782 (paragraphs 0011 to 0016, FIG. 1)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the bag body provided in the air bag described in Patent Literature 1 is formed by overlapping fabrics and welding the outer edges in a rectangular shape. When the bag is formed by welding the cloth in this manner, in the related art, a mounting portion is formed on at least one edge of a rectangular cloth, and the mounting portion is aligned with a positioning portion of the welding device. The bag body is formed by attaching to the heater and aligning the position with the heating unit, and welding the inside of the attachment unit. In other words, in order to weld the bag, it is necessary to ensure a width at least at one edge of the rectangular cloth so that a mounting portion for mounting to the positioning portion of the welding device can be formed.
[0005]
Therefore, in order to form the air accommodating portion for accommodating the air to the set size, a fabric having a size that at least has a width capable of forming the attaching portion at one edge is required. Cost increases.
[0006]
The problem to be solved by the present invention is to obtain an air bag which can suppress the manufacturing cost and a massage machine provided with the air bag.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problem, an air bag according to the first aspect of the present invention includes a bag formed by welding stacked fabrics to each other and forming a rectangular shape, wherein at least one of the bags is formed. The welded portion of the corner is formed by a linear welded portion extending along the two sides forming the corner and a corner welded portion extending between the linear welded portions, and the corner welded portion and the corner of the bag body are formed. A mounting portion is formed in a corner region between the two sides forming the portion.
[0008]
Welding stacked fabrics together means that one fabric is folded and then stacked, and these stacked fabrics may be welded to each other. Alternatively, two fabrics may be stacked and welded to each other. May be.
[0009]
According to the air bag of the present invention, since the attachment portion is formed in the corner region between the corner welding portion and the two sides forming the corners of the bag, the cloth necessary for forming the bag is formed. Can be reduced in size. In addition, since a load is hardly applied to the corner portion when the bag body is inflated, the corner portion is formed by a linear weld portion extending along two sides forming the corner portion and a corner portion extending between the linear weld portions. Even if it is formed with the welded portion, the influence on the strength and life of the bag is small.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0011]
The air bag 10a according to the present embodiment, as shown in FIG. 1 and the like, includes a bag body 11 formed in a square shape, and a supply / exhaust port body 12 for taking air into and out of the bag body 11. The bag body 11 is made of, for example, a non-breathable fabric 13 formed by laminating a urethane layer 13a and a nylon layer 13b. In the bag 11, at least one corner 14, for example, the welded portions 19 of the two corners 14 located at both ends of one long side 10d extend along the two sides 10d and 10e forming the corner 14. It is formed of a linear weld 19a and, for example, a linear corner weld 19b extending between the linear welds 19a. In the corner region 15 between the corner welding portion 19b and the two sides 10d and 10e forming the corner 14 of the bag 11, the mounting portion is arranged so as to be diagonally aligned with the corner welding portion 19b. For example, a through portion 16 is formed. The through portion 16 is used for positioning with the heating portion 31 of the welding device 30 (see FIG. 4) when welding the bag body 11. The penetrating portion 16 is also used when attaching to the support board 7 described later. As the air supply / exhaust port body 12, for example, a body formed by integrally forming a circular flange 12 b at one end of an L-shaped connection pipe 12 a is used.
[0012]
The air bag 10a is formed as follows. First, as shown in FIG. 2, a non-breathable fabric 13 formed by laminating, for example, a urethane layer 13a and a nylon layer 13b is cut into a square shape, and through holes 16a are formed at four corners. These through-holes 16a are formed such that when the cloth 13 is stacked as described later, the facing through-holes 16a overlap each other to form the through-holes 16. The shape of the penetrating portion 16 may be any shape as long as it fits into the protrusion 33 as a positioning portion of the welding device 30. For example, as shown in FIGS. 3A to 3C, a round hole, a square hole, or a cross It is possible to form a cut or the like. In the case where the penetrating portion 16 is formed only in one corner 14 of the bag 11, the through-hole 16 a may be provided only in two opposing corners of the cloth 13.
[0013]
A supply / exhaust port body mounting hole 17 (see FIG. 7) for attaching the supply / exhaust port body 12 to the cloth 13 is provided. The other end of the connection pipe 12a penetrates through the air supply / exhaust port body mounting hole 17 so as to protrude toward the nylon layer 13b outside the bag body 11, and the flange 12b is inserted into the urethane layer 13a side inside the cloth 13. By welding, the air supply / exhaust port body 12 is airtightly attached to the cloth 13. The fabric 13 is overlapped by bending at the center of the side edge 13c so that the urethane layer 13a side is inside. As a result, the pair of side edges 13c of the fabric 13 are folded back at the center and overlap each other to form the short side 10e of the air bag 10a. In addition, the edge portions 13d overlap each other to form one long side 10d of the air bag 10a, and the bent portion becomes a bag-like shape to become the other long side 10d of the air bag 10a. The penetrating portions 16 are located at both ends of one long side 10d.
[0014]
Next, as shown in FIG. 4, one long side and a pair of short sides of the stacked rectangular cloth 13 are welded. With the surface where the connection pipe 12a protrudes upward and the through-hole 16 penetrated through the projection 33 as a pair of alignment parts provided on the upper surface of the installation part 32 of the welding device 30, the cloth 13 is removed. It is arranged on the upper surface of the installation part 32. Thereby, the dough 13 is positioned with respect to the heating unit 31 disposed above the installation unit 32. The heating portion 31 is heated by being energized, and is heated in a substantially U-shape corresponding to one long side and a pair of short sides, and has a shape in which a corner thereof is cut off, that is, 2 which forms the corner. The shape is formed by linear portions extending along the sides and, for example, linear corner portions extending between the linear portions. By pressing the heating unit 31 against the cloth 13 from above, the cloth is heated while being pressed, and the urethane layers 13a inside the cloth 13 are welded to each other. Thereby, an air-tight air storage portion 18 is formed inside the cloth 13. At this time, the welding portion 19 of the corner portion 14 is formed by a linear welding portion 19a extending along the two sides 10d and 10e forming the corner portion 14 and a corner welding portion 19b extending between these linear welding portions 19a. The penetrating portion 16 is located in the corner region 15 between the corner welding portion 19b and the two sides 10d and 10e forming the corner 14. By removing the penetrating part 16 from the projection 33 of the installation part 32, an air bag 10a having a bent part on the long side 10d and having one air storage part 18 is obtained.
[0015]
This air bag 10a can be used for, for example, a mat type massage machine 1 or the like. As shown in FIG. 5, the massage machine 1 includes a mat body 2 as a massage machine body for supporting a human body, at least seven air bags 10a, for example, a driving device 3, and the like. The number and arrangement position of the air bags 10a are arbitrary.
[0016]
The mat body 2 includes, for example, an outer cover 4, a middle bag 5, a middle core 6, a support board 7 as a support member, and the like, as shown in FIG. The outer cover 4 and the inner bag 5 are each formed of, for example, cotton or chemical fiber. The core portion 6 is formed of a material having elasticity, such as low-elasticity urethane foam. The support board 7 may be formed by cutting a flexible and soft plate material such as a corrugated cardboard or a rubber plate so as to have substantially the same size as the core 6. The air bladder 10a is attached to the support board 7 using, for example, the penetrating portion 16. More specifically, as shown in FIG. 6, the air bag 10a is disposed with the surface on which the connection pipe 12a protrudes faces one surface of the support board 7. Then, the air bag 10a is attached to the support board 7 by inserting the anchor clip 8 as an attachment into the support board 7 through the through portion 16. In FIG. 6, only one air bag 10a is shown. However, as shown in FIG. 5, the support board 7 has seven air bags 10a in accordance with the treatment site of the user lying on the mat. It is attached at a predetermined position.
[0017]
The mat body 2 accommodates a laminated body 9 formed by laminating the support board 7 on the upper surface of the center core portion 6 so that the air bag 10a faces upward, while accommodating the laminated body 9 in the inside of the middle bag 5. It is formed by housing the bag 5 inside the outer cover 4. Thereby, the air bag 10a is accommodated in the middle bag 5. The outer cover 4 may be provided with a fastener (not shown) or the like at one end thereof so that the inner bag 5 containing the laminated body 9 can be inserted and removed. Further, the outer cover 4 may be omitted.
[0018]
Although not shown, the unitized driving device 3 includes an air compressor, an air distributor, a control unit, an operation unit, and the like. The air compressor is used as compressed air supply means, and an air distributor is connected to a compressed air discharge port through a supply pipe. The air distributor is, for example, of a rotary type, and has one intake port, seven distribution ports communicating with each air bag 10a, and one exhaust port. The distribution port and the connection pipe 12a of the air supply / exhaust port body 12 of each air bag 10a are communicated via a flexible air tube 40. This air distributor communicates an arbitrarily selected distribution port with an intake port and communicates an unselected distribution port with an exhaust port by rotation of a flow path switching rotor, whereby each air bag 10a Are formed so that selective air supply and selective exhaust can be performed. The control unit including the microcomputer controls the operation of the air compressor and the air distributor according to the massage mode selected by the operation unit provided so as to be exposed on the surface of the casing of the drive unit, and controls each air bag 10a. Selective supply and exhaust are performed.
[0019]
The massage machine 1 having the above configuration performs massage as follows. The user lays down on the mat and operates the operation unit to drive the air supply / exhaust device. Next, a desired massage is selected from each massage mode. During operation of the air compressor, the selected air bladder 10a is inflated as compressed air is supplied to the selected air bladder 10a. When the operation is stopped, the air bladder 10a is contracted as air is exhausted from the selected air bladder 10a. Due to the inflation / deflation of the air bag 10a, the treatment site corresponding to the air bag 10a can be compressed and relaxed to massage.
[0020]
To end the massage, the operation of the operation unit is stopped to stop the driving of the air supply / exhaust device. With the end of the massage, the settings and changes are reset and returned to the initial settings.
[0021]
As described above, according to the air bag 10a of this embodiment, the welding portion 19 of at least one corner portion 14 of the bag body 11 is formed by linear welding extending along the two sides 10d and 10e forming the corner portion 14. A corner 19a and a corner weld 19b extending between the linear welds 19a, and a corner between the corner weld 19b and the two sides 10d and 10e forming the corner 14 of the bag body 11. Since the penetrating part 16 as an attachment part is formed in the part region 15, the size of the cloth 13 necessary for forming the bag body 11 can be reduced. Therefore, the fabric 13 can be saved, and the manufacturing cost can be reduced.
[0022]
In addition, since the load is not easily applied to the corner portion 14 when the bag body 11 is inflated, the weld portion 19 of the corner portion 14 is connected to the linear weld portion 19a extending along the two sides 10d and 10e forming the corner portion 14. Even if it is formed by the corner welding portions 19b extending between the linear welding portions 19a, the strength and the life of the bag body 11 are not affected much.
[0023]
Moreover, according to the massage machine 1 of this embodiment, the anchor clip 8 is connected to the support board 7 via the penetrating part 16 as an attachment part, and the air bag 10a is attached to the support board 7. That is, since the air bag 10a can be attached to the support board 7 by inserting the anchor clip 8 through the through portion 16 as an attachment portion, a dedicated hole or the like for attaching to the mat body 22 is formed in the air bag 10a. No need. Therefore, the number of manufacturing steps is small, and the air bag 10a can be easily provided on the massage body.
[0024]
Hereinafter, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. Since this embodiment is basically the same as the first embodiment, the same or similar components are denoted by the same reference numerals as in the first embodiment, and the description of the configuration and operation is omitted. The different parts will be described below.
[0025]
In this embodiment, the bag body 11 is formed by folding the cloth 13 cut into a slender rectangular shape at the center in the longitudinal direction to overlap the cloth 13. That is, the pair of side edges 13c of the cloth 13 are folded back at the center and overlap each other to form the long side 10d of the air bag 10b. In addition, the edge portions 13d overlap each other to form one short side 10e of the air bag 10b, and the bent portion becomes a bag-like shape and becomes the other short side 10e of the air bag 10b. The penetrating portions 16 are located at both ends of one short side 10e.
[0026]
In the bag body 11 provided in the air bag 10b of this embodiment, at least one corner portion 14 located at both ends of one short side 10e, for example, a welded portion 19 of the two corner portions 14 forms the corner portion 2. It is formed of a linear weld 19a extending along the sides 10d and 10e and, for example, a linear corner weld 19b extending between the linear welds 19a. In the corner region 15 between the corner welding portion 19b and the two sides 10d and 10e forming the corner 14 of the bag 11, the penetrating portion is arranged so as to be diagonally aligned with the corner welding portion 19b. 16 are formed. The other configuration is the same as that of the above-described first embodiment.
[0027]
According to this embodiment, the air bag 10b including the bag body 11 having the bent portion on the short side 10b and having one air accommodating portion 18 can be obtained while suppressing the manufacturing cost as in the first embodiment. .
[0028]
Hereinafter, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. Since this embodiment is basically the same as the first embodiment, the same or similar components are denoted by the same reference numerals as in the first embodiment, and the description of the configuration and operation is omitted. The different parts will be described below.
[0029]
In this embodiment, the bag body 11 is formed by stacking two pieces of cloth 13 cut into a rectangular shape having substantially the same size. The bag body 11 includes a linear welded portion 19a in which at least one corner portion 14, for example, the welded portion 19 of the four corner portions 14 extends along the two sides 10d and 10e forming the corner portion 14, and a linear welded portion 19a. For example, it is formed by a straight corner welding portion 19b extending between 19a. In the corner region 15 between the corner welding portion 19b and the two sides 10d and 10e forming the corner 14 of the bag body 11, the penetrating portion 16 is arranged diagonally with the corner welding portion 19b. Is formed. Further, the bag body 11 is provided with two air storage portions 18 by welding a middle portion in the longitudinal direction, and two supply / exhaust port bodies 12 are provided corresponding to these air storage portions 18. ing.
[0030]
When forming such a bag body 11, it may be formed as follows.
[0031]
Although not shown, the heating unit 31 of the welding device 30 has a shape in which a square frame having a chamfered corner and a bridging portion provided at an intermediate portion thereof so as to straddle a long side is used. The two air supply / exhaust port bodies 12 are attached to predetermined positions of one of the cloths 13 in advance, and are superimposed on the other cloth 13 so that the connecting portions protrude outward. The through-holes 16a formed at the four corners of the stacked fabric 13 penetrate through the projections 33, respectively, and are arranged above the installation portion 32. The heating portion 31 is pressed against the fabric 13 from above and heated while pressing And weld. Thereafter, by removing the through hole 16a from the projection 33 of the installation portion 32, the air bag 10c having two air storage portions 18 is obtained.
[0032]
When the massage machine 1 is configured by using the air bag 10c having such a bag body 11, the air tube 40 extending from one distribution port of the air distributor is branched into two to supply and exhaust the air tube 40. By connecting them to the twelve connection pipes 12a, respectively, these air storage portions 18 may be formed to expand and contract simultaneously. Further, by connecting the air tubes 40 extending from the two distribution ports of the air distributor to the connection pipes 12a of the air supply / exhaust port body 12, respectively, these air storage portions 18 are formed so as to expand and contract separately. You may. The other configuration is the same as that of the above-described first embodiment.
[0033]
According to this embodiment, the air bag 10c including the bag body 11 having two air storage portions 18 and having no bent portion can be obtained while suppressing the manufacturing cost similarly to the first embodiment.
[0034]
In the first and second embodiments, the bag body 11 having one air accommodating portion 18 is formed by bending one sheet of the fabric 13 at the center and overlapping and welding the fabrics 13. However, even in the case of the bag body 11 having one air accommodating portion 18, it may be formed by overlapping and welding two cloths 13 as in the third embodiment. Further, in the third embodiment, the bag body 11 having the two air storage portions 18 is formed by overlapping and welding two pieces of the fabric 13, but the bag body 11 of the first and second embodiments is formed. As described above, the dough 13 may be formed by bending one sheet of the dough 13 at the center and overlapping and welding the doughs 13.
[0035]
In the present invention, when aligning the position with the heating unit 31 of the welding device 30 at the time of welding, if there is one attachment portion (through portion 16), the material is fixed to the welding device 30 by using a cloth fixing member such as a magnet as an auxiliary. It is possible. For this reason, the welding portion 19 of the corner portion 14 is welded so as to become the linear welding portion 19a and the corner welding portion 19b extending between the linear welding portions 19a, so that a mounting portion can be formed in the corner region 15. Although an area is ensured, the attachment portion may be provided at one or more corners, and does not necessarily need to be provided at the entire corner area 15. The corner welds 19b may be connected linearly between the linear welds 19a as in the first to third embodiments, or may be connected in a curved line.
[0036]
In the present embodiment, the mounting portion is the through portion 16, but the mounting portion is not limited to the through portion and may be any shape that can be mounted on the positioning portion of the welding device.
[0037]
The present invention is not limited to a mat type massage machine but can be widely applied to, for example, a chair type or bed type massage machine.
[0038]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the airbag which can suppress manufacturing cost, and the massage machine provided with this airbag are obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a top view showing a state in which an air bag according to a first embodiment of the present invention is attached to a support board.
FIG. 2 is a perspective view showing a state before the air bag of FIG. 1 is welded in a bag shape.
FIGS. 3A to 3C are views showing the shape of a penetrating portion of the air bag of FIG. 1;
FIG. 4 is an exploded perspective view illustrating an installation state of the air bag before welding in FIG. 1 in a welding device.
FIG. 5 is a perspective view showing a massage machine provided with the air bag of FIG. 1;
FIG. 6 is an exploded perspective view illustrating a state in which the air bag of FIG. 1 is attached to a support board.
FIG. 7 is a sectional view taken along the line XX in FIG. 1;
FIG. 8 is a perspective view showing a state before an air bag is welded in a bag shape according to the second embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a top view showing the air bag of FIG. 8;
FIG. 10 is a perspective view showing a state before an air bag according to a third embodiment of the present invention is welded in a bag shape.
FIG. 11 is a top view showing the air bag of FIG. 10;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Massage machine, 2 ... Mat body (massage machine body), 3 ... Drive device, 10a-10c ... Air bag, 11 ... Bag body, 13 ... Fabric, 14 ... Corner, 15 ... Corner area, 16 ... Penetration Part (mounting part), 19: welded part, 19a: linear welded part, 19b: corner welded part
