JP2004206810A - Data control method, data control device, data control program, and storage medium in which data control program is stored and which can be read by a computer - Google Patents

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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To give various kinds to a display method of a GUI screen performing list display of functions of recording/reproducing devices and contents data on a recording medium. <P>SOLUTION: A representative data file in which a plurality of representative data are registered is provided for one contents, a plurality of representative data for one contents are recorded in this representative data file so as to be continuous, also a plurality of representative data of several contents are recorded. And control information indicating relation between each representative data is made control structure provided in index information controlling list information of contents recorded in the recording medium, and this index information is recorded in the recording medium. Thereby, various intrinsic functions are given in a user using the recording medium in which contents are recorded and recording/reproducing devices. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードディスク、光ディスク、半導体メモリなどの記録媒体に対して、映像、静止画、音声、テキストなどのコンテンツデータを複数記録した場合のコンテンツデータを管理するデータ管理方法、データ管理装置、データ管理プログラム、データ管理プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数のシーンを有する1つのコンテンツに対し、記録媒体に記録したコンテンツデータの特徴を表す縮小画像(サムネイル)やコンテンツデータの名前(タイトル)、コンテンツデータの説明などが記述されたテキストデータといった情報およびデータ(以下、代表データ)が、シーン毎に記録されている。
【0003】
これら複数の代表データ間の表す関係は一意なものであり、異なった関係を表すことができない。例えば、動画コンテンツの、ある時刻の画像の縮小画像がある代表データであり、他のある時刻の画像の縮小画像が別のある代表データであり、両者は必ず、所定の2つの時刻の画像、という関係にある。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−295873号公報(公開日平成7年11月10日)
【0005】
【特許文献2】
特開平11−176137号公報(公開日平成11年7月2日)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した通り、複数のシーンを有する1つのコンテンツに対し、コンテンツデータの特徴を表す縮小画像を複数個有するような構成であっても、これらの縮小画像はすべて各シーンに対応したものであり、その規則に合わない縮小画像を登録することは許されない。
【0007】
したがって、記録・再生機器に、一般の(上記コンテンツデータの縮小画像ではなく)画像ファイルを加工する機能が付いていたとしても、上記縮小画像の一つを素材にしてそれを加工したものを、そのコンテンツの、別の縮小画像として登録することはできない。
【0008】
そのため、縮小画像の表示の仕方に様々な種類を持たせることができない。これは、コンテンツを探すときなどに縮小画像を見て調べようとしたときに、似た縮小画像ばかりだと視認性が悪く、探しにくいという結果につながる。
【0009】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、記録・再生機器の加工機能を用いて、コンテンツの代表データの提示時において代表データに様々な種類を持たせ、代表データの視認性を向上させることができるデータ管理方法、データ管理装置、データ管理プログラム、データ管理プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明に係るデータ管理方法は、複数のコンテンツを、その各コンテンツを代表するものであって記録・再生機器にて提示可能な代表データによって管理するデータ管理方法において、個々の代表データを作成する機能を代表データ作成機能と称するとき、少なくとも一つのコンテンツについて、各コンテンツに対し、上記代表データ作成機能を用いてどのようにすべての代表データを用意するかを定めた代表データ作成手順を一つ割り当てて、その代表データ作成手順を管理情報として記憶することを特徴としている。
【0011】
上記の構成により、少なくとも一つのコンテンツについて、各コンテンツに対し、上記代表データ作成機能を用いてどのようにすべての代表データを用意するかを定めた代表データ作成手順が一つ割り当てられ、その代表データ作成手順が管理情報として記憶される。
【0012】
上記代表データの個数は、上記代表データ作成手順内に決めておいてもよいし、決めておかなくてもよい。
【0013】
代表データ作成機能としては、オリジナルデータが画像データである場合にそのオリジナルデータの縮小画像を作成する機能や、コンテンツのタイトルを表す文字列を作成する機能等を挙げることができる。
【0014】
代表データ作成手順としては、図3中にサムネイルタイプとして記載の“main”や“back”等を挙げることができる。
【0015】
上記管理情報を記憶することによって、異なるコンテンツの代表データ間の関係が記憶されることになる。
【0016】
提示としては、表示や印刷が挙げられる。
【0017】
上記代表データは、例えば、そのコンテンツのデータを元にして作成されたものである。また例えば、記録・再生機器に別途保存されているデータを元にして作成されたものである。
【0018】
上記代表データは、ユーザからの指示に沿って作成したものとすることができる。
【0019】
例えば、管理情報として、記録・再生機器が任意に複数の代表データ間の関係を決定できる。例えば、動画コンテンツで、ちょうど1時間おきの画像のサムネイルだけ他より大きく提示する、などである。
【0020】
また例えば、管理情報として、ユーザが任意に複数の代表データ間の関係を決定できる。例えば、動画コンテンツで、ユーザが特に気に入った画像のサムネイルにだけ文字を入れる、などである。
【0021】
より具体的には、例えば、少なくとも一つのコンテンツについて、それを忠実に再現したような代表データだけに限定せずに、ユーザに代表データを提示する上記記録・再生機器が有する代表データ作成機能を用いて所定の手順(ユーザが決定可能)に則って加工した代表データが存在するようにすることができる。
【0022】
なお、その場合、所定のコンテンツについて、ひとつの代表データだけが、代表データ作成機能を用いて加工したものであってもよい。所定のコンテンツについて、すべての代表データが、代表データ作成機能を用いて加工したものであってもよい。すべてのコンテンツについて、すべての代表データが、代表データ作成機能を用いて加工したものであってもよい。
【0023】
代表データの提示としては、例えば縮小画像やタイトルの提示である。
【0024】
したがって、1つのコンテンツに対する複数の代表データに対して多様な意味付けを行って管理することで、そのような多様な代表データ作成機能を持った記録・再生機器ではその代表データ作成機能に従って色々な代表データの提示を行える。つまり、記録・再生機器が有する様々な代表データ作成機能を使っての代表データの提示が可能になる。それゆえ、記録・再生機器の代表データ作成機能を用いて、コンテンツの代表データの提示時において代表データに様々な種類を持たせ、代表データの視認性を向上させることができる。
【0025】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記代表データを代表データ専用のファイルに格納することを特徴としている。
【0026】
上記の構成により、上記代表データは代表データ専用のファイルに格納される。
【0027】
したがって、上記の構成による効果に加えて、代表データ専用のファイル内には、代表データのみが記録されているため、代表データを高速に読み出すことが可能となり、一覧提示が高速に行える。
【0028】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記代表データはデータサイズが固定長であることを特徴としている。
【0029】
上記の構成により、上記代表データはデータサイズが固定長である。
【0030】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、各データブロック間のデータの入れ替えや削除、書き換えが容易に行うことが可能である。
【0031】
また、代表データファイル内の各代表データへアクセスするために、代表データの数を保持する管理情報のみで、各代表データのサイズ情報を別途管理する必要がない。それゆえ、上記の構成による効果に加えて、代表データへアクセスするための管理情報量を減らすことが可能となる。
【0032】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、一つのコンテンツに対する複数個の上記代表データを連続的に記録することを特徴としている。
【0033】
上記の構成により、一つのコンテンツに対する複数個の上記代表データが連続的に記録される。それゆえ、上記の構成による効果に加えて、1つのコンテンツに関する代表データを代表データ用ファイル内に連続的に記録することにより、代表データの記録時や読み出し時に高速にアクセスを行うことができる。
【0034】
また、上記の構成による効果に加えて、1つのコンテンツに関する複数の代表データをアクセスするための管理情報を最小限のデータ量で用意することが可能となり、管理情報量を削減することが可能となる。
【0035】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記代表データ用のファイルは、少なくとも二つのファイルに分けて記録することを特徴としている。
【0036】
上記の構成により、上記代表データ用のファイルは、少なくとも二つのファイルに分けて記録される。
【0037】
例えば、コンテンツ毎にファイルに分けて記録する。
【0038】
したがって、上記の構成による効果に加えて、コンテンツ毎に代表データを1つのファイルにまとめて記録することにより、コンテンツに対応する代表データファイルを参照するだけで、そのコンテンツの内容が瞬時に確認できる。
【0039】
また、上記の構成による効果に加えて、異なるコンテンツ間で同じ代表データを用いる場合などに、これらコンテンツ間での代表データファイルは同一とするように管理することで、代表データファイルの共通化が行え、代表データファイル数を削減できる。
【0040】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記管理情報には、上記代表データの先頭データが基本代表データであることを表す管理情報が含まれていることを特徴としている。
【0041】
上記の構成により、上記代表データの先頭データが、基本代表データとして一覧提示に用いられる。
【0042】
したがって、上記の構成による効果に加えて、1つのコンテンツの一覧提示に使用する標準の代表データを先頭の代表データとして管理することにより、例えば、関係を表す管理情報で示す管理方法を用いたデータ加工機能を実装しない基本データ加工機能のみである携帯機器などにおいて、基本代表データのみをGUI等に提示することで、記録媒体上に記録したコンテンツの一覧提示を行うことができる。
【0043】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記管理情報には、2つ以上のデータブロックを用いて1つの代表データを管理することを表す管理情報が含まれていることを特徴としている。
【0044】
上記の構成により、2つ以上のデータブロックを用いて1つの代表データを管理する。
【0045】
したがって、1つのサムネイルデータを記録する領域(基本サムネイル領域)に1つのサムネイルデータを記録する時に比べ、1つのサムネイルデータを記録するデータ領域を増加させることができる。それゆえ、上記の構成による効果に加えて、例えば高画質な(圧縮率が低い)サムネイルデータや、高解像度のサムネイルデータを記録する場合に用いることができる。
【0046】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記管理情報には、上記基本代表データとは別に、コンテンツの記録直後に付加されるオリジナルの代表データを2個目以降の代表データとして管理することを表す管理情報が含まれていることを特徴としている。
上記の構成により、上記基本代表データとは別に、記録直後に付加されるオリジナルの代表データを2個目以降の代表データとして管理する。
【0047】
すなわち、様々なデータ加工機能や一覧提示方法を行うための複数の代表データ管理に対応した機器だけでなく、これら様々なデータ加工機能や一覧提示方法を備えていない、基本的なデータ加工機能および一覧提示方法のみを搭載した携帯機器などの記録・再生機器においても、特別な管理方法・手段を設けずとも共通の管理方法・手段にて管理することができることが有用である。これは様々な用途の機器や機器を作成したメーカ間での互換性を考慮する必要があるということである。
【0048】
そのため、特別な管理方法・手段を設けずとも共通な管理方法・手段にて、複数の代表データの管理や様々な用途に対応した機器間での互換性がもてる管理方法および管理構造を開発することができる。
【0049】
したがって、このデータ管理方法では、オリジナルサムネイルデータに対し、編集などを行って記録した複数のサムネイルの中からユーザの好みに応じたサムネイルデータを基本サムネイルに記録することで、コンテンツのGUI画面にそのサムネイルデータを提示させることが可能となる。それゆえ、上記の構成による効果に加えて、GUIに提示させるサムネイルデータを選択することができる。
【0050】
また、上記の構成による効果に加えて、GUI画面に提示したサムネイルデータをオリジナルサムネイルデータにいつでも戻すことが可能である。
【0051】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記管理情報には、ユーザ独自の定義を表す管理情報が含まれていることを特徴としている。
【0052】
上記の構成により、上記管理情報は、ユーザ独自の定義を表す管理情報をもつ。
【0053】
したがって、ユーザ独自の定義を用いて、より豊かな表現が可能になる。
【0054】
なお、代表データに独自のユーザ定義を用意することから、独自ユーザ定義のサムネイルタイプを理解できない機器が存在することになるが、その機器においては、一覧提示に用いる代表データとしては、前記と同様に上記代表データの先頭データである基本代表データを提示することにより行うようにすることができる。それゆえ、上記の構成による効果に加えて、ユーザ定義を用いて代表データの管理を行う場合は、基本代表データとして標準の代表データを記録することで、機器間の互換性を保つことが可能となる。
【0055】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記管理情報として、該管理情報を記録した記録・再生機器の製造元に固有のメーカIDを同時に記録することを特徴としている。
【0056】
上記の構成により、上記管理情報として、該管理情報を記録した記録・再生機器の製造元に固有のメーカIDを同時に記録する。
【0057】
したがって、上記の構成による効果に加えて、記録媒体に記録されているあるコンテンツの関係を表す管理情報が同一であっても、メーカIDが異なる場合は、異なった一覧提示方法を想定して記録されていることを検出することができる。
【0058】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記管理情報を理解できないシステムにおいて、上記代表データの先頭データである基本代表データを用いて一覧提示を行うことを特徴としている。
【0059】
上記の構成により、上記管理情報を理解できないシステムにおいて、上記代表データの先頭データである基本代表データを用いて一覧提示を行う。
【0060】
したがって、上記の構成による効果に加えて、解釈できないユーザ定義サムネイルタイプがあった場合、基本サムネイル以外の第2サムネイル以降のサムネイルに関しては無視する運用を行うため、ユーザ定義を用いてサムネイルデータの管理を行う場合は、基本サムネイルに記録された標準のサムネイルデータを読み出すことで機器間の互換性を保つことが可能となる。
【0061】
例えば、解釈できないユーザ定義サムネイルタイプがあった場合、基本サムネイル以外の第2サムネイル以降のサムネイルに関しては無視する運用を行うため、ユーザ定義を用いてサムネイルデータの管理を行う場合は、基本サムネイルに記録された標準のサムネイルデータを読み出すことで機器間の互換性を保つことが可能となる。
【0062】
また、本発明に係るデータ管理装置は、複数のコンテンツを、その各コンテンツを代表するものであって記録・再生機器にて提示可能な代表データによって管理するデータ管理装置において、 個々の代表データを作成する機能を代表データ作成機能として有する代表データ作成手段と、少なくとも一つのコンテンツについて、各コンテンツに対し、上記代表データ作成機能を用いてどのようにすべての代表データを用意するかを定めた代表データ作成手順を一つ割り当てて、その代表データ作成手順を管理情報として記憶する管理情報記憶手段とを備えたことを特徴としている。
【0063】
上記の構成により、少なくとも一つのコンテンツについて、各コンテンツに対し、上記代表データ作成機能を用いてどのようにすべての代表データを用意するかを定めた代表データ作成手順が一つ割り当てられ、その代表データ作成手順が管理情報として記憶される。
【0064】
上記代表データの個数は、上記代表データ作成手順内に決めておいてもよいし、決めておかなくてもよい。
【0065】
代表データ作成機能としては、オリジナルデータが画像データである場合にそのオリジナルデータの縮小画像を作成する機能や、コンテンツのタイトルを表す文字列を作成する機能等を挙げることができる。
【0066】
代表データ作成手順としては、図3中にサムネイルタイプとして記載の“main”や“back”等を挙げることができる。
【0067】
上記管理情報を記憶することによって、異なるコンテンツの代表データ間の関係が記憶されることになる。
【0068】
提示としては、表示や印刷が挙げられる。
【0069】
上記代表データは、例えば、そのコンテンツのデータを元にして作成されたものである。また例えば、記録・再生機器に別途保存されているデータを元にして作成されたものである。
【0070】
上記代表データは、ユーザからの指示に沿って作成したものとすることができる。
【0071】
例えば、管理情報として、記録・再生機器が任意に複数の代表データ間の関係を決定できる。例えば、動画コンテンツで、ちょうど1時間おきの画像のサムネイルだけ他より大きく提示する、などである。
【0072】
また例えば、管理情報として、ユーザが任意に複数の代表データ間の関係を決定できる。例えば、動画コンテンツで、ユーザが特に気に入った画像のサムネイルにだけ文字を入れる、などである。
【0073】
より具体的には、例えば、少なくとも一つのコンテンツについて、それを忠実に再現したような代表データだけに限定せずに、ユーザに代表データを提示する上記記録・再生機器が有する代表データ作成機能を用いて所定の手順(ユーザが決定可能)に則って加工した代表データが存在するようにすることができる。
【0074】
なお、その場合、所定のコンテンツについて、ひとつの代表データだけが、代表データ作成機能を用いて加工したものであってもよい。所定のコンテンツについて、すべての代表データが、代表データ作成機能を用いて加工したものであってもよい。すべてのコンテンツについて、すべての代表データが、代表データ作成機能を用いて加工したものであってもよい。
【0075】
代表データの提示としては、例えば縮小画像やタイトルの提示である。
【0076】
したがって、1つのコンテンツに対する複数の代表データに対して多様な意味付けを行って管理することで、そのような多様な代表データ作成機能を持った記録・再生機器ではその代表データ作成機能に従って色々な代表データの提示を行える。つまり、記録・再生機器が有する様々な代表データ作成機能を使っての代表データの提示が可能になる。それゆえ、記録・再生機器の代表データ作成機能を用いて、コンテンツの代表データの提示時において代表データに様々な種類を持たせ、代表データの視認性を向上させることができる。
【0077】
また、本発明に係るデータ管理プログラムは、コンピュータを上記のいずれかに記載のデータ管理装置におけるコンテンツ管理手段および管理情報記憶手段として機能させるためのプログラムであることを特徴としている。
【0078】
また、本発明に係るデータ管理プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記データ管理を記憶したことを特徴としている。
【0079】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕
以下、本発明の一実施形態について図面に基づいて説明する。
【0080】
本実施の形態は、ハードディスク、光ディスク、半導体メモリなどのランダムアクセス可能な記録媒体に対して、映像、静止画、音声、テキストなどのAVコンテンツデータを記録するものであり、AVコンテンツデータを記録媒体上に複数記録した場合のAVコンテンツデータを管理するデータ管理方法および装置である。このデータ管理装置は、CPU(中央演算処理部)(代表データ作成手段)、外部記憶装置(管理情報記憶手段)、メモリを備えるとともに、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置とディスプレイ等の出力装置とを備えたコンピュータで実現可能である。データ管理装置は、この処理を機能させるためのプログラム(データ管理プログラム)で実現される。このプログラムはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されている。ここで上記記憶媒体は、コンピュータ本体と構成される記憶媒体であって、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系のように、外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記憶媒体を挿入することで読み取り可能な記憶媒体であってもよいし、あるいは、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。また、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予めコンピュータ内に格納しておくか、あるいは別な記憶媒体からインストールされるものであってもよい。
【0081】
本発明のデータ管理方法の適用用途としては、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ、携帯オーディオプレーヤなどがある。本発明によるAVコンテンツデータファイルとは、例えばビデオカメラの場合、撮影開始から撮影終了までを1つのまとまったデータとして保存したファイルを指す。また、デジタルスチルカメラでは1つの静止画データ、さらに携帯オーディオプレーヤでは、1曲の音楽データがAVコンテンツデータファイルとして記録媒体に保存される。
【0082】
以下に、本発明によるAVコンテンツデータの記録や再生方法、および記録媒体に記録したAVコンテンツデータを一元管理する方法やその構造、そのAVコンテンツデータを一覧表示するのに用いるデータを複数もつための方法やその構造について説明する。
【0083】
〔システム構成〕
図22は本発明において共通に用いる、ビデオディスクレコーダの構成図である。この装置は、図22に示すように、バス1200、ホストCPU1201、RAM1202、ROM1203、ユーザインタフェース1204、システムクロック1205、光ディスク1206、ピックアップ1207、ECC(Error Correcting Coding)デコーダ1208、ECCエンコーダ1209、再生用バッファ1210、記録/アフレコ用バッファ1211、デマルチプレクサ1212、マルチプレクサ1213、多重化用バッファ1214、オーディオデコーダ1215、ビデオデコーダ1216、オーディオエンコーダ1217、ビデオエンコーダ1218、および図示しないカメラ、マイク、スピーカ、ディスプレイ等で構成される。
【0084】
ホストCPU1201は、バス1200を通じてデマルチプレクサ1212、マルチプレクサ1213、ピックアップ1207、また図示していないが、オーディオデコーダ1215、ビデオデコーダ1216、オーディオエンコーダ1217、ビデオエンコーダ1218の制御を行う。
【0085】
再生時に、光ディスク1206からピックアップ1207を通じて読み出されたデータは、ECCデコーダ1208によって誤り訂正され、再生用バッファ1210に一旦蓄えられる。ホストCPU1201は、再生中のデータに関する管理情報に基づき、オーディオデコーダ1215、ビデオデコーダ1216からのデータ送信要求に従い、再生用バッファ中のデータをその種別によって適当なデコーダに振り分けるようデマルチプレクサ1212に指示を与える。
【0086】
一方、記録時に、オーディオエンコーダ1217とビデオエンコーダ1218によって圧縮符号化されたデータは、多重化用バッファ1214に一旦送られ、マルチプレクサ1213によってAV多重化され、記録/アフレコ用バッファ1211に送られる。記録/アフレコ用バッファ1211中のデータは、ECCエンコーダ1209によって誤り訂正符号を付加され、ピックアップ1207を通じて光ディスク1206に記録される。
【0087】
オーディオデータの符号化方式にはMPEG−1 Layer−IIを、ビデオデータの符号化方式にはMPEG−2をそれぞれ用いる。
【0088】
光ディスク1206は、外周から内周に向かって螺旋状に記録再生が行われる脱着可能な光ディスクとする。2048byteを1セクタとし、誤り訂正のため16セクタでECCブロックを構成する。ECCブロック中のデータを書き換える場合、そのデータが含まれるECCブロック全体を読み込み、誤り訂正を行って、対象のデータを書き換え、再び誤り訂正符号を付加し、ECCブロックを構成して、記録媒体に記録する必要がある。また、光ディスク1206は、記録効率を上げるためZCAV(ゾーン角速度一定)を採用しており、記録領域は回転数の異なる複数のゾーンで構成される。
【0089】
〔ファイルシステム〕
光ディスク1206上の各種情報を管理するためにファイルシステムを用いる。ファイルシステムには、PC(パーソナルコンピュータ)との相互運用を考慮してUDF(Universal Disk Format)を使用する。ファイルシステム上では、各種管理情報やAVストリームはファイルとして扱われる。
【0090】
ユーザエリアは、2048byteの論理ブロック(セクタと一対一対応)で管理される。各ファイルは、整数個のエクステント(連続した論理ブロック)で構成され、エクステント単位で分散して記録しても良い。空き領域は、Space Bitmapを用いて論理ブロック単位で管理される。
【0091】
〔サムネイルデータを複数ファイルで構成〕
〔1つのコンテンツに対し、複数サムネイルを管理〕
〔記録媒体上のファイル構成〕
図1は本発明による記録媒体上に、AVコンテンツデータ、および記録媒体上に記録されている各々のAVコンテンツデータに関する属性情報などを管理するインデックス情報と、そのインデックス情報の一覧をGUI画面に表示するのに用いるAVコンテンツデータの特徴を表すデータ(サムネイルやタイトル、テキストデータなど)をファイルシステムを介してファイル形式で記録した場合の一例を示している。
【0092】
記録媒体に記録するAVコンテンツとして、例えば記録開始から記録終了までを1シーンとして1つのファイルに記録する場合に、1シーンを記録したAVコンテンツデータファイルがSHRP0000.INF(108)である。同様に、SHRP0001.INF(109)からSHRP0004.INF(112)は、各シーンに対応するAVコンテンツデータファイルであることを示している。また、これらAVコンテンツデータファイル108から112は、Videoディレクトリ103内に登録されている。
【0093】
次に、SHRP0000.IDX(104)は、記録媒体に記録した各AVコンテンツに関する属性情報や、AVコンテンツデータの1シーンの静止画像であるサムネイルデータやタイトル情報といったAVコンテンツデータの特徴を表すデータに関する管理情報などを格納するインデックスファイルである。また、このインデックスファイル104は、Indexディレクトリ101内に登録されている。
【0094】
記録媒体上のAVコンテンツの一覧をユーザに提示するために、各コンテンツの特徴を表すサムネイルデータを用意する。サムネイルデータは、サムネイルを記録するための専用ファイルにまとめて記録する。図1の例では、いくつかのサムネイルデータをまとめて記録したファイル、SHRP0000.THM(105)からSHRP0002.THM(107)で構成されている。
【0095】
図1は、サムネイルデータファイル105に、AVコンテンツデータファイル108および112のサムネイルデータが記録されていることを示している。同様に、サムネイルデータファイル106には、AVコンテンツデータファイル109および110、サムネイルデータファイル107には、AVコンテンツデータファイル111のサムネイルデータが記録されていることを示している。
【0096】
また、これらサムネイルデータファイル105から107は、Thumbディレクトリ102内に登録されている。
【0097】
このように、AVコンテンツ毎の複数からなるサムネイルデータの集合は、複数のサムネイルデータファイルに分割して記録することができ、ユーザや記録・再生機器によって自由なサムネイルデータファイル構成をとることができる。
【0098】
そして図1は、前記Indexディレクトリ101およびThumbディレクトリ102、Videoディレクトリ103をファイルシステム階層上のROOTディレクトリ100に登録していることを示している。
【0099】
〔GUI表示〕
図2は、図1の108から112で示すAVコンテンツをGUI表示画面上に表示した一例を示している。記録媒体上に記録されているAVコンテンツのサムネイルを表示するための領域として3×3の合計9つの表示領域(200)を構成している。表示するAVコンテンツが9つ以上の場合は、上下矢印ボタン(206)を押すことにより画面がスクロールし、インデックスファイルに登録されている全てのAVコンテンツのサムネイルを表示可能である。
【0100】
図1上のAVコンテンツ108の特徴を表すサムネイルデータをGUI表示領域上の201として表示している。以下同様に、AVコンテンツ109から112は、GUI表示領域上の202から205にそれぞれ対応している。
【0101】
図2のGUI上では、AVコンテンツ201が選択されている状態を示しており(サムネイル画像201の周囲が太線で囲まれている)、コンテンツに関する情報表示領域207に、AVコンテンツ201に関する情報が表示される。コンテンツに関する情報表示領域207では、AVコンテンツ201の特徴を表すタイトルデータとして「山登り」が表示され、記録モードや再生時間といった属性情報が同時に表示されていることを示している。
【0102】
〔複数サムネイルの管理〕
本発明における記録媒体上に記録されているコンテンツの特徴を表す、GUIに表示するデータとして複数のサムネイルを用いた場合について説明する。
【0103】
1つのコンテンツに対し、複数のサムネイルを管理することにより、GUI画面上に表示するサムネイルに対し、後述するように様々な機能やユーザへの提示方法を持つことができる。
【0104】
図3は、1つにコンテンツについて複数のサムネイルデータを管理する場合の例を示しており、図1で示した各コンテンツファイルのGUI表示に用いるサムネイルデータを示した図である。図1のAVコンテンツデータファイル108から112のサムネイルデータ集合が図3における300から304にそれぞれ対応しており、305から313がサムネイルデータを表している。
【0105】
図1におけるAVコンテンツデータファイル108のGUI表示用に設けられたサムネイルデータは、図3の300内で示されるサムネイルデータであり、後述するサムネイルタイプが“main”、サムネイルデータ領域の使用データブロック数が“1”であることを示している。つまりAVコンテンツデータ108では、サムネイルデータ305のみ保持していることになる。
【0106】
同様に、図1のAVコンテンツデータファイル109のGUI表示に設けられたサムネイルデータは、図3の301で示されるサムネイルデータ集合であり、サムネイルタイプが“back”、サムネイルデータ領域の使用データブロック数が“2”であることを示している。つまりAVコンテンツデータ109では、サムネイルデータとして306および307が設けられており、GUI画面に標準で表示するサムネイルとして306が使用されている。
【0107】
以下同様に、図1のAVコンテンツデータファイル110から112は、図3の302から304にそれぞれ対応しており、各AVコンテンツデータファイル用に複数のサムネイルデータが設けられていることを示している。
【0108】
〔サムネイルタイプおよび登録数〕
図3中の300から304で示すサムネイルタイプは、図6で示す複数サムネイルデータの管理方法を表している。
【0109】
〔サムネイルタイプが“main”の説明〕
サムネイルタイプ“main”は、そのコンテンツファイルに設けるサムネイルデータが1つであることを示している。300では、図1中のサムネイルデータファイル105内に、AVコンテンツデータファイル108用の基本サムネイルとして、1つのサムネイルデータ305を記録することを示している。使用データブロック数が1というのは、サムネイルデータを記録するデータ領域を1つ使用している(基本サムネイル領域)ということを表している。
【0110】
また、サムネイルデータ304では、図1中のサムネイルデータファイル105内に、AVコンテンツデータファイル112用のサムネイルデータとして、2つのブロックを用いて1つのサムネイルデータ313を記録することを示している。使用データブロック数が2というのは、サムネイルデータを記録するデータブロックが2つであるということを表している。
【0111】
これは、1つのサムネイルデータを記録するデータブロック(基本サムネイル領域)に1つのサムネイルデータを記録すること(300)に比べ、304は1つのサムネイルデータを記録するデータ領域を増加させることができ、例えば高画質な(圧縮率が低い)サムネイルデータや、高解像度のサムネイルデータを記録する場合に用いることができるという効果がある。
【0112】
なお、高解像度のサムネイルデータが使用されているか否かを検出するには、サムネイルタイプが“main”であり、“使用データブロック数”が2以上の時に、高解像度のサムネイルデータであると識別する。
【0113】
〔サムネイルタイプが“back”の説明〕
サムネイルタイプ“back”は、そのコンテンツファイルにおけるサムネイルデータの第2サムネイルにオリジナルサムネイルデータを管理していることを示している。オリジナルサムネイルデータとは、コンテンツの標準となるサムネイルデータのことであり、例えばコンテンツを記録媒体に記録した直後に記録したコンテンツの特徴を最も表すサムネイルデータなどである。
【0114】
図3中の301では、図1中のサムネイルデータファイル106内に、AVコンテンツデータファイル109用のサムネイルデータとして、オリジナルサムネイルデータ307を第2サムネイル領域に記録し、そのオリジナルデータに文字を付加する編集を行ったサムネイルデータ306を基本サムネイルとして記録していることを示している。使用データブロック数が2というのは、サムネイルデータを記録するデータブロックが2つであるということを表している。
【0115】
GUI表示画面に表示するサムネイルデータとして、オリジナルサムネイルデータのみを記録する場合は、第2サムネイルデータに記録したのと同一のデータを基本サムネイルに記録する。また例えば、図3中の306のようにオリジナルサムネイルデータ307に対し、文字の付加と言った編集を行った場合や、全く異なったサムネイルデータを記録するなどにおいて、基本サムネイルや第3サムネイル以降にそれらサムネイルデータを記録し、GUI表示画面に使用するサムネイルデータを基本サムネイルデータとして記録するといった管理が行える。
【0116】
サムネイルデータを記録した数(サムネイルデータ領域を使用した数)を使用データブロック数にて管理する必要がある。
【0117】
この管理方法では、オリジナルサムネイルデータに対し、編集するなどを行って記録した複数のサムネイルの中からユーザの好みに応じたサムネイルデータを基本サムネイルに記録することで、コンテンツのGUI画面にそのサムネイルデータを表示させることが可能となり、基本サムネイルデータ以外の複数のサムネイルデータと基本サムネイルデータを入れ替えることにより、GUIに表示させるサムネイルデータを変更することができるという効果がある。また、GUI画面に表示したサムネイルデータをオリジナルサムネイルデータにいつでも戻すことが可能であるという効果がある。
【0118】
〔サムネイルタイプが“mult”の説明〕
サムネイルタイプ“mult”は、そのコンテンツファイルにおける1つのサムネイルデータが1つのデータブロックで記録され、それ単体でGUI画面に表示可能であり、さらにユーザや記録・再生機器による自由な画像をサムネイルデータとして複数記録することを示している。
【0119】
図3中の302では、図1中のサムネイルデータファイル106内に、AVコンテンツデータファイル110用のサムネイルデータとして、基本サムネイル、第2サムネイル、第3サムネイルとしてサムネイルデータ308から310を記録していることを示している。使用データブロック数が3というのは、サムネイルデータを記録するデータブロックを3つ使用しているということを表している。
【0120】
これは1つのコンテンツに対し、複数のサムネイルデータを登録することにより、記録した複数のサムネイルの中からユーザの好みに応じたサムネイルデータを基本サムネイルに記録することで、コンテンツのGUI画面にそのサムネイルデータを表示させることが可能となり、基本サムネイルデータ以外の複数のサムネイルデータと基本サムネイルデータを入れ替えることにより、GUI画面に表示させるサムネイルデータを変更することができるという効果がある。
【0121】
また、複数のサムネイルデータを登録する方法として、例えば、コンテンツの任意の再生時間間隔ごとに1つのサムネイルデータを登録し、それらのサムネイルデータを例えば一定時間間隔で順次表示していけばコンテンツの内容の概要を知ることができる。さらに、コンテンツにおける任意の時間の画像を記録できるため、例えば個々のサムネイルデータに対応する時間情報を後述する〔複数サムネイルを管理する管理情報〕内に設けるなど、別途時間情報を管理する手段を設けることにより、サムネイルデータをユーザが選択することによって、そのサムネイルデータに相当する再生位置からコンテンツを再生することが可能となるという効果がある。
【0122】
〔サムネイルタイプがユーザ定義の説明〕
サムネイルタイプが前記“main”、“back”、“mult”以外のサムネイルタイプであった場合は、ユーザ定義による独自の管理方法であることを示す。図6では、ユーザ定義である未知のサムネイルタイプを“****”を用いて示している。“****”は任意の4文字を意味しており、ユーザ定義するタイプごとに自由に設定するものである。
【0123】
図3中の303では、図1中のサムネイルデータファイル107内に、AVコンテンツデータファイル111用のサムネイルデータとして、基本サムネイル、第2サムネイルとしてサムネイルデータ311および312を記録していることを示している。使用データブロック数が2というのは、サムネイルデータを記録するデータブロックを2つ使用しているということを表している。また、独自のユーザ定義のサムネイルタイプとして“ovly”を定義していることを示している。
【0124】
サムネイルタイプに独自のユーザ定義タイプを用意することから、ユーザ定義のサムネイルタイプを理解できない機器が存在することになるが、その機器においては、GUI表示に用いるサムネイルデータとして、前記と同様に基本サムネイルを用いる。つまり、解釈できないユーザ定義サムネイルタイプがあった場合、基本サムネイル以外の第2サムネイル以降のサムネイルに関しては無視する運用を行う。そのため、ユーザ定義を用いてサムネイルデータの管理を行う場合は、基本サムネイルに標準のサムネイルを記録することで機器間の互換性を保つことが可能となる。なお、ユーザ定義のサムネイルを解釈できない機器では基本サムネイルだけにアクセス(サムネイルの変更などを含む)するため、第2サムネイル以降のサムネイル(基本サムネイル以外)の内容は、整合性の観点で基本サムネイルと依存関係が少ない方が望ましい。
【0125】
図3の303では、サムネイルデータを表示する際、管理している複数のサムネイルデータを重ね合わせて合成表示するという独自のユーザ定義“ovly”を定義している。
【0126】
このサムネイルタイプを使ったGUI表示の適用例として、基本サムネイルと第2サムネイルを重ね合わせてGUI表示画面に表示することを表している。サムネイルデータ311では、人物のみのサムネイルデータであり、背景部分には何も存在していない。また、312は砂漠の背景画である。そして、GUI画面に表示する際に、図2の204のように登録されているサムネイルを重ね合わせて表示することで、砂漠を歩いている人の1つのサムネイルデータとして表示している。
【0127】
このように、312などの背景サムネイルデータをいくつか用意し、ユーザの好みにより、サムネイルデータを組み合わせてGUI画面に表示させることができる。
【0128】
また、文字だけのサムネイルデータをいくつか用意し、画像のサムネイルデータと重ね合わせて表示することで、GUI画面に文字付きのサムネイルデータを表示することができ、場合に応じてその文字の内容を変更することが可能となる。これは、前記サムネイルタイプが“back”や“mult”と同様に、GUI画面に表示するサムネイルを変更することや変更したサムネイルを標準のサムネイルに戻すといった運用が可能となるという効果がある。
【0129】
なお、前記サムネイルタイプ“ovly”は、“back”や“mult”と同様に、ユーザ定義ではなく、様々な機器で用いられるサムネイルタイプとして定義しても良い。
【0130】
〔サムネイルタイプのバリエーション〕
サムネイルタイプが“ユーザ定義”の場合は、記録・再生機器やメーカの間で独自の運用として用いられるものであり、“ユーザ定義”以外のサムネイルタイプ(“main”や“mult”など)は、記録・再生機器やメーカの間で共通に用いられるサムネイルタイプである。
【0131】
この共通で用いられるサムネイルタイプとして、基本サムネイルには、標準となるサムネイルデータを記録し、第2サムネイル以降を使用して、例えば2D、3D用のサムネイルデータを記録するサムネイルタイプを用意する。この場合、基本サムネイルには、2D用のサムネイルデータを記録する。そして、第2サムネイルに左目用サムネイルデータ、第3サムネイルに右目用サムネイルデータを記録し、これら2つのデータを使用して3D画像であるサムネイルデータを表示するといったサムネイルタイプを用意しても良い。ここでは、第3サムネイルデータまでを使用する場合を説明したが、第4サムネイルデータ以降も使用して、複数の3D画像を記録しても良い。
【0132】
次に、サムネイルタイプとして標準のサムネイルを拡大したサムネイルを第2サムネイル以降に記録しても良い。例えば、基本サムネイルに記録した標準のサムネイルデータの画像サイズが160×120であった場合、標準のサムネイルデータと同様の画像である画像の解像度を640×480とし、160×120の解像度となるように4つに分け、第2サムネイルから第5サムネイルまでを使用して記録する。これにより、高解像度にしたサムネイルをGUI画面の4つの表示箇所(例えば、図2の201、202、204、205)を使用して高解像度のサムネイルを表示することができる。また、GUI画面の1つの表示箇所に高解像度にしたサムネイルデータの1つ(例えば、第2サムネイルデータ)を表示し、GUI画面上でサムネイルデータの一部を表示するといった表示方法を行うことができる。さらに、表示されている一部部分が高解像度サムネイル全体中を移動できるといった表示方法も可能である。
【0133】
また、このサムネイルデータ記録方法により、標準のサムネイルデータの一部分を選択し、その部分に相当する高解像度のサムネイルデータを表示することにより、サムネイルデータを部分的に拡大する表示方法も可能である。これにより、標準のサムネイルデータを出発点として、拡大縮小したサムネイルデータを表示することが可能となる。
【0134】
また、サムネイルタイプとして1つのコンテンツ内における各シーンの代表画像を複数サムネイルデータとして記録しても良い。これは、複数のサムネイルデータをある一定時間間隔ごとに基本サムネイルから順番に表示していくことで、コンテンツ全体の抜粋した内容をスライドショーとして閲覧できるという表示方法が可能である。
【0135】
また、サムネイルタイプとして、例えば、1秒間に15フレームとなる動画像データの1フレームを1サムネイルデータとして記録しても良い。これは、記録されたサムネイルデータを基本サムネイルから順番に1秒間に15枚のサムネイルデータ読み出し、順番に表示することにより、動画のサムネイルデータを表示することが可能である。これらのサムネイルデータは、コンテンツの映像の内容と一致するものであることや、アニメーションなどによる新たに作られた動画であっても良い。
【0136】
〔基本サムネイル〕
図3で示す基本サムネイルは、GUIに表示するのに用いるサムネイルデータであり、各コンテンツ用に設けられた複数個のサムネイルデータ中の先頭サムネイルデータである。また、第2および第3サムネイルは、サムネイルタイプによって使い分けて使用される付加的なサムネイルデータである。
【0137】
サムネイルデータをこのような構造とすることにより、サムネイルタイプによって、使用するユーザ固有の機能を持つことが可能となる。
【0138】
また、1つのコンテンツのGUI表示に使用する標準のサムネイルデータを先頭の基本サムネイルデータとして管理することにより、例えば、1つのコンテンツに対して複数のサムネイルを扱う機能を実装しない基本機能のみの携帯機器において、基本サムネイルのみにアクセスすることによって、記録媒体上に記録したコンテンツの一覧表示などを行うことが可能となる。
【0139】
〔複数サムネイルを管理する管理情報〕
図4ないし図6は、本実施形態による1つのコンテンツに対し、複数のサムネイルデータを管理する場合のインデックス情報の一例を示している。図4は、図1のインデックスファイル104内に格納されるインデックス情報を示している。なお、「Uint32」は符号なし整数32ビット(したがって4バイト)を表す。他も同様である。
【0140】
インデックス情報は、記録媒体上に記録されている各コンテンツファイルに関する記録日時やコンテンツの特徴を表すデータへアクセスするための情報などの管理情報である。インデックスファイル104の先頭から図4の各フィールドが格納される。
【0141】
図4の第1フィールドである“付加・属性情報”は、例えばインデックスファイルの作成日時などの記録媒体全体に関する管理情報を格納する。
【0142】
第2フィールドである“コンテンツ登録数”は、インデックスファイル104に登録されているコンテンツファイル数を登録する。図1から図7で示す実施形態では、5つのAVコンテンツデータファイルについての例であるため、“コンテンツ登録数”フィールドには5が格納される。
【0143】
第3フィールドである“固定長データサイズ”は、インデックスファイルが管理するコンテンツデータの特徴を表すサムネイルデータ(サムネイルデータでなくてもよい)を記録する領域(以下1ブロック)のデータサイズを管理する。ここでは1ブロックのデータサイズを固定長サイズとして管理を行う。前記〔複数サムネイルの管理〕の管理形態では、1つのサムネイルデータ領域(基本サムネイルや第2サムネイル)が固定長サイズであり、このサムネイルデータ領域、つまり固定長サイズのブロックをいくつか使用してサムネイルデータを管理している。例えば、図3中の302では、“使用データブロック数”が3であるため、固定長サイズのブロックを3つ使用して3つのサムネイルデータをサムネイルデータファイル106に記録することを表している。
【0144】
第4フィールド目からは、図5に示す各コンテンツファイルにおけるインデックス情報が格納される。図5では、1つのコンテンツデータに対し、“ID”、“コンテンツの付加・属性情報”、“サムネイルタイプ”、“ファイル名”、“先頭データブロック番号”、“使用データブロック数”、“メーカID”の管理情報フィールドを有し、コンテンツデータを記録媒体に記録した順番に、この管理情報フィールドの単位でインデックスファイル内に登録する。以下、各フィールドについて、図1のAVコンテンツデータファイル110に対するインデックスの管理を例にとって説明する。
【0145】
図5中の“ID”フィールドは、コンテンツデータファイルを特定する情報であり、コンテンツデータファイルを表すID番号などを格納する。図1から図3の実施形態では、図1の108から112、図3の300から304で示すAVコンテンツデータファイルをそれぞれ#1から#5で表している。ID番号は、コンテンツデータファイルのファイル名など、コンテンツデータを特定する情報であればどのような情報でも良い。
【0146】
ID番号で管理する場合は、ID番号と記録媒体上のコンテンツデータファイルとを対応づける情報を管理し、その対応情報を元にID番号に対するコンテンツデータファイルへのアクセスを行う。
【0147】
“コンテンツの付加・属性情報“フィールドは、各コンテンツデータファイルの作成日時などのコンテンツデータファイル固有情報を格納する。
【0148】
“サムネイルタイプ”フィールドは、前記〔複数サムネイルの管理〕で説明したサムネイルタイプを格納するフィールドである。例えば、図1のAVコンテンツデータファイル110(図3では302)に相当する図5の“ID”フィールドが#3のインデック情報におけるサムネイルタイプが“mult”であることを示している。
【0149】
“ファイル名”フィールドは、コンテンツデータファイルの特徴を表すデータが格納されているファイルを特定する情報である。図5では、サムネイルデータファイルのファイル名を格納する例を示している。図5の“ID”フィールドが#3のインデック情報のサムネイルデータを格納したファイルがSHRP0001.THMであることを示しており、図1のサムネイルデータファイル106に相当する。
【0150】
“先頭データブロック番号”は、後述するサムネイルデータファイル内におけるサムネイルデータのデータ配置方法におけるデータが格納されている位置を示す情報である。例えば、“ID”フィールドが#3のインデック情報では、図1のサムネイルデータファイル106内の2ブロック目からAVコンテンツデータファイル110に関するサムネイルデータが格納されていることを示している。
【0151】
“使用データブロック数”は、前記“先頭データブロック番号”で説明したコンテンツデータに対応するコンテンツの特徴を表すデータが使用しているブロック数を格納するフィールドである。例えば、“ID”フィールドが#3のインデック情報では、図1のサムネイルデータファイル106内の2ブロック目から3ブロックを使用して、AVコンテンツデータファイル110に関するサムネイルデータを格納していることを示している。実際には、3ブロックを使用して3つのサムネイルデータを管理していることを表している。
【0152】
“メーカID”は、インデックス情報で管理しているコンテンツデータを記録媒体に記録した機器の製造メーカを示すIDであり、メーカ毎にユニークな値が格納される。図5では、図1のAVコンテンツデータファイル108から111は“メーカID”が3である同一のメーカの機器によって記録されたことを示しており、AVコンテンツデータファイル112は“メーカID”が1であるメーカの機器によって記録されたことを示している。
【0153】
AVコンテンツを記録媒体に記録し、サムネイルデータを登録したメーカや機器のIDをインデックス情報に登録することにより、どのメーカや機器により記録されたAVコンテンツ、もしくはサムネイルデータであるかを特定することができる。また、“メーカID”を解釈することにより記録媒体に記録されているインデックス情報が管理しているコンテンツのサムネイルタイプが同一であっても、“メーカID”が異なる場合は、異なったGUI画面表示方法を想定して記録されている可能性があることを検出することができる。
【0154】
サムネイルタイプが“ユーザ定義”の場合に、独自の管理方法およびGUI画面への表示方法であることから、メーカ間で同一のサムネイルタイプが偶然定義されてしまった場合は、誤動作を起こす原因となる。そのため、“ユーザ定義”を解釈する際、“メーカID”も同時に解釈することにより、誤動作を防止できるとういう効果がある。
【0155】
図6は、本実施形態におけるサムネイルタイプを示しており、前述の〔複数サムネイルの管理〕以降で説明した通りである。
【0156】
〔サムネイルデータのファイル構成〕
図7は、図1から図6までの本実施形態によるサムネイルデータファイル内のサムネイルデータ配置を示した図である。図7中のサムネイルデータ500から501を持つSHRP0000.THMは図1におけるサムネイルファイル105に相当する。同様に、サムネイルデータ502から506を持つSHRP0001.THMはサムネイルファイル106、サムネイルデータ507から508を持つSHRP0002.THMはサムネイルファイル107に相当する。図7中のデータブロック0からデータブロック4で示しているのは、1つのデータブロックが8KByteの固定長であるデータブロックを使用しているサムネイルデータであることを表している。この固定長サイズは、図4の“固定長データサイズ”フィールドに格納されるものである。
【0157】
図1のAVコンテンツデータファイル108におけるサムネイルデータは、図5のインデックス情報内の#1により、サムネイルファイルがSHRP0000.THM、“先頭データブロック番号”が0、“使用データブロック数”が1であり、図7の500を表している。同様に、AVコンテンツデータファイル109は、サムネイルファイルがSHRP0001.THM、“先頭データブロック番号”が0、“使用データブロック数”が2であり、図7の502から503を表している。以下、AVコンテンツデータファイル110から112についても同様である。
【0158】
また、AVコンテンツデータファイル112は、図5よりサムネイルタイプが“main”ということから1つのサムネイルデータを管理しており、“先頭データブロック番号”が1、“使用データブロック数”が2であることから、501のようにデータブロック1および2の2つのデータブロックを使用して1つのサムネイルデータを管理していることを表している。
【0159】
1つのデータブロックを固定長とすることにより、各データブロック間のデータの入れ替えや、データブロックの削除、書き換えが容易に行うことができる。さらに、データブロックの削除などにより、未使用である固定長サイズのデータブロックがサムネイルデータファイル内に存在した場合、その領域を再利用してサムネイルデータを記録することが可能となる。
【0160】
また、サムネイルデータファイル内の各サムネイルデータへアクセスするために、サムネイルデータの数を保持する管理情報のみ(図5の“使用データブロック数”フィールド)で、各サムネイルデータのサイズ情報を別途管理する必要がないことから、サムネイルデータへアクセスするための管理情報量を減らすことが可能となる効果がある。
【0161】
〔コンテンツの録画〕
記録媒体上にAVコンテンツデータを記録し、記録したAVコンテンツデータをインデックスファイルに登録する処理について図8を用いて説明する。なお、インデックスファイルに登録するAVコンテンツデータの特徴を表すデータとしてサムネイルデータを登録する場合について説明するが、同様の登録方法によってタイトルデータやテキストデータなどを登録し、GUI画面に表示することが可能であり、またサムネイルデータやタイトルデータなど複数のAVコンテンツの特徴を表すデータを組み合わせて登録することも可能である。
【0162】
コンテンツの録画処理は図8の処理の流れ図に従い、S600でAVコンテンツデータを記録媒体に記録し、次にS601にて記録したAVコンテンツデータのサムネイルデータを記録する。そして、S602にて記録したサムネイルデータとともに、記録したAVコンテンツデータをインデックスファイルに登録する処理を行う。以下に、各処理における詳細を説明する。
【0163】
〔コンテンツデータの記録〕
図8のコンテンツデータの記録(S600)の処理について、図9を用いて説明する。S603にて、AVコンテンツを記録するファイルを特定のディレクトリ(例えば,図1ではVideoディレクトリ103)上にオープンする。次にS604にて、記録開始を実行すると、エンコーダなどから送られてきたAVコンテンツのデータを記録媒体上に記録する。そして記録終了になると、S605にて、記録したAVコンテンツデータファイルをクローズすることによって、記録開始から記録終了までを1つのファイルに格納する。
【0164】
〔サムネイルデータの連続記録〕
次に、図8のサムネイルデータの記録(S601)の処理について、図10を用いて説明する。S606にて、図6における登録するサムネイルのタイプを選択する。そして、S607にてS606で決定したサムネイルタイプに見合った1つ、もしくは複数のサムネイルデータを記録したAVコンテンツデータ、またはあらかじめ用意してあるサムネイル用データから録画機器のメモリ上に抽出する。ここでは、AVコンテンツデータを記録した後に、サムネイルタイプや記録するサムネイルデータの抽出を行っているが、例えばAVコンテンツデータを記録する以前に、記録する機器であらかじめ標準の記録方法を設定しておくことや、登録を行うAVコンテンツデータのサムネイルタイプやサムネイルデータを選択するようユーザに促すようなGUIの構成にしても良い。
【0165】
そして、記録機器上のメモリに抽出したサムネイルデータに対し、1つのサムネイルデータの固定長サイズ化を行うため、サムネイルデータの最後尾から固定長のサイズ(例えば、図7のように8KByte)となるまで値0で埋める。ここで、サムネイルデータが固定長サイズを超えていた場合は、2つの固定長サイズであるサムネイル用データブロックを使用し、1つ目のデータブロックにサムネイルデータを記録後、残りのサムネイルデータを2つ目のデータブロックに記録する。2つ目のデータブロックの固定長化を行うため、前述と同様に固定長サイズとなるまで値0で埋める。サムネイルデータが2つのデータブロックでも収まらない場合は、必要な数のデータブロックを用意して記録し、最後のデータブロックでは、前述と同様に、固定長のサイズとなるように値0で埋める(S608)。
【0166】
S609にて、サムネイルデータファイルを記録する特定のディレクトリ(例えば、図1ではThumbディレクトリ102)内にある、サムネイルデータを記録するファイル(例えば、図1ではサムネイルデータファイル105)をオープンする。新規ファイルの場合は、ファイルを作成してオープンする。
【0167】
1つのコンテンツに記録する複数のサムネイルデータを記録するファイルは、記録媒体上の全てのコンテンツ用サムネイルデータを1つのサムネイルデータファイルにまとめて記録することや、後述するインデックスファイルも合わせ1つのファイルにまとめて記録しても良い。
【0168】
これは、記録媒体上の全てのコンテンツに関する一覧情報を他の媒体や機器へコピーする際に、1つにまとめたサムネイルデータファイルのみコピーすることで行えるため、コピーを簡便に行えるという効果がある。
【0169】
さらに、1つのコンテンツに関する複数のサムネイルデータは、1つのサムネイルデータファイルに連続的に記録するが、コンテンツ毎の複数個からなるサムネイルデータのデータブロックは、サムネイルタイプや用途毎にいくつかのファイルに分けて記録しても良い。
【0170】
これは、例えばコンテンツ毎にサムネイルデータを1つのファイルにまとめて記録することにより、コンテンツに対応するサムネイルデータファイルを参照するだけで、そのコンテンツの内容が瞬時に確認できることや、異なるコンテンツ間で同じサムネイルデータを用いる場合などに、これらコンテンツ間でのサムネイルデータファイルは同一とするように管理することで、サムネイルデータファイルの共通化が行え、サムネイルデータファイル数を削減できるといった効果がある。
【0171】
そしてS610にて、オープンしたサムネイルデータ用ファイルの最後尾に抽出したサムネイルデータを全て連続的に記録する。
【0172】
サムネイルデータの記録が終了すると、S611にて記録したサムネイルデータ用ファイルをクローズする。
【0173】
1つのコンテンツに関するサムネイルデータをサムネイルデータ用ファイル内に連続的に記録することにより、サムネイルデータの記録時や読み出し時に高速にアクセスを行うことができるという効果がある。また、1つのコンテンツに関する複数のサムネイルデータをアクセスするための図5のような管理情報を最小限のデータ量で用意することが可能となり、管理情報量を削減することが可能となる。
【0174】
また、サムネイルデータを連続記録する方法として、1つのコンテンツに複数のサムネイルデータを登録する際の1つ目のサムネイルデータを記録する場合に、あらかじめ登録するサムネイルデータの最大数分の固定長サイズである連続したデータブロックの領域をサムネイルデータファイル内に確保し、前記〔複数サムネイルを管理する管理情報〕内に確保したデータブロック領域のうち、どの領域にサムネイルデータが実際に格納されているかを示すデータブロック有効フラグを設ける管理方法を行っても良い。
【0175】
例えば、1つのコンテンツに登録するサムネイルデータ数の最大数を5とした場合、新たにコンテンツを記録媒体に記録し、初めてサムネイルデータをサムネイルデータファイルに記録する場合に、サムネイルデータファイル内に5つのデータブロック分の領域を確保し、前記〔複数サムネイルを管理する管理情報〕内の使用データブロック数を5として登録を行う。そして、1つ目のサムネイルデータをサムネイルデータファイル内に記録した後、1つ目のデータブロックを使用しているという意味を表すフラグを前記〔複数サムネイルを管理する管理情報〕内に記録する。
【0176】
2つ以上のサムネイルデータを記録する場合は、2つ目のサムネイルデータを記録する際に、残り4つのデータブロックのいずれかに記録し、記録したデータブロックを使用しているという意味を表すフラグを設定する。このサムネイルデータの記録および管理方法を繰り返し行い、最大5つのサムネイルデータの記録・管理が行える。
【0177】
このように1つのコンテンツに対するサムネイルデータを記録する最大数分の記録データブロック領域を確保・管理することによって、あるコンテンツのサムネイルデータの記録を行った後に、コンテンツサムネイルデータを記録するサムネイルデータファイルが同一である他のコンテンツのサムネイルデータ記録を行った場合に、元のコンテンツに対しサムネイルデータの追加やサムネイルデータの削除を行うことが、後続するサムネイルデータの移動なしに行えるという効果がある。
【0178】
この場合、サムネイルデータの削除については、前記データブロックを使用しているという意味を表すフラグを未使用に設定することによって行うことができ、管理情報の操作のみで削除が行えるという効果がある。
【0179】
さらに、サムネイルデータの追加については、未使用である固定長サイズのデータブロックを利用(再利用)することによって追加が可能となるため、サムネイルデータの追加処理量を削減し、処理時間を短縮できるという効果がある。
【0180】
またコンテンツの削除などにより、そのサムネイルデータを全て削除する場合に、1つ1つサムネイルデータの削除を行わずとも、最大数分のデータブロック領域を一括して削除すれば良いため、一度に消去ができるという効果がある。
【0181】
〔サムネイルの登録〕
図8のサムネイルの登録(S602)の処理について、図11および図4、図5を用いて説明する。
【0182】
図11のS612において、インデックスファイルが存在する特定のディレクトリ(例えば、図1のIndexディレクトリ101)上にある記録媒体上に記録されているコンテンツデータを管理するインデックスファイル(例えば、図1のインデックスファイル104)をオープンする。AVコンテンツデータの記録が新規記録の場合は、インデックスファイルを新たに作成し、図4のインデックスファイルの作成日時などの付加・属性情報、および固定長データサイズフィールドなどを登録する。
【0183】
そして、S613にて図5のコンテンツの付加・属性情報やサムネイルタイプといった記録したAVコンテンツに関するインデックス情報を登録する。
【0184】
S614にて、前記〔サムネイルデータの連続記録〕で説明したAVコンテンツのサムネイルデータの情報であるサムネイルデータを記録したファイル名や、先頭サムネイルデータが存在する固定長サイズのデータブロックの番号(先頭のデータブロックがブロック番号0から始まる)および使用しているデータブロック数、記録を行った機器のメーカIDフィールドなどを登録する。
【0185】
そしてS615にて、インデックス情報を記録したインデックスファイル(例えば、図1では104)をクローズする。
【0186】
以上の処理により、AVコンテンツデータを記録媒体に記録、およびサムネイルデータとその管理方法を含めたインデックス情報を記録媒体に記録する。
【0187】
〔コンテンツの再生〕
記録媒体上に記録されているAVコンテンツデータを管理するインデックスファイルを用いたGUI表示画面から、AVコンテンツデータを再生する処理について図12を用いて説明する。なお、GUI画面に表示されているAVコンテンツデータの特徴を表すデータとしてサムネイルデータを用いる場合について説明するが、同様のGUI画面の表示方法によってタイトルデータやテキストデータなどを表示し、再生するコンテンツを選択することが可能である。またサムネイルデータやタイトルデータなど複数のAVコンテンツの特徴を表すデータを組み合わせて表示されているGUI表示画面からコンテンツを選択することも可能である。
【0188】
コンテンツの再生処理は図12の処理の流れ図に従い、S700にて記録媒体に記録されているAVコンテンツデータの一覧情報をGUI画面に表示し、次にS701にてユーザによる再生するコンテンツを選択する。そして、S702にて選択したAVコンテンツデータファイルを再生する処理を行う。以下に、各処理における詳細を説明する。
【0189】
〔GUI画面の表示〕
図12のGUI画面の表示(S700)の処理について、図13を用いて説明する。S703にて、記録媒体に記録されているAVコンテンツの一覧情報を管理しているインデックスファイル(例えば,図1ではインデックスファイル104)をオープンする。
【0190】
次にS704にて、インデックスファイル内に格納されているインデックス情報を全てGUI画面に表示したかを確認する。ここでは、1つ目のインデックス情報の表示であるため、S705に進み、1つ目のインデックス情報をGUI画面に表示する処理を行う。
【0191】
〔コンテンツをGUI画面に表示〕
コンテンツをGUI画面に表示する処理について、図14の流れ図を用いて説明する。
【0192】
S707にて、インデックスファイル内の図5で示すコンテンツの付加・属性情報、サムネイルデータのアクセスデータなどを読み出す。
【0193】
S708にて、読み出したサムネイルデータのアクセスデータに含まれるファイル名から、サムネイルデータが格納されているサムネイルデータファイル(例えば、図1におけるサムネイルデータファイル105)をオープンする。
【0194】
次にS709にて、サムネイルデータのアクセスデータに含まれる先頭ブロック番号より、先頭ブロック番号とインデックスファイル内に記録されている固定長データサイズの値を乗算した値に相当するサムネイルデータファイル先頭からの位置へ移動する。そして、使用データブロック数(固定長データサイズと使用データブロック数を乗算した値のサイズ)だけ、サムネイルデータファイルからサムネイルデータを読み出し後、S710にてサムネイルデータファイルをクローズする。
【0195】
S711にて、メーカIDおよびサムネイルタイプに合った管理方法により、読み出したサムネイルデータをGUI画面に表示する。例えば、図5内の#1では、サムネイルタイプが“main”で、先頭ブロック番号が“0”、使用ブロック数が“1”であるため、サムネイルデータファイルSHRP0000.THMの先頭の8KByteに格納された1つ目のデータブロックに相当する基本サムネイルデータをGUI画面に表示する(図7の500のデータブロックに相当)。
【0196】
また、例えば図5内の#4では、サムネイルタイプが“ovly”であるため、ユーザ定義による管理であることを示し、ユーザ定義を行ったインデックス情報であるかをメーカIDにより確認する。ユーザ定義であった場合は、定義した管理方法によって、GUI画面に表示する。ここでは、記録されているサムネイルデータを重ね合わせて表示するというユーザ定義であることから、先頭ブロック番号が“0”、使用ブロック数が“2”であるサムネイルデータをサムネイルデータファイルSHRP0002.THMの先頭の16KByteに格納された2つのデータブロックに相当するサムネイルデータを読み出し、重ね合わせてGUI画面に表示する(図7の507、508のデータブロックに相当)。
【0197】
S712にて、GUIに表示したインデックス情報の次のインデックス情報を読み出す準備を行い、S704に戻る。そして、S704とS705のループを繰り返し、インデックスファイルに格納されたインデックス情報を全て読み出し、GUI画面への表示が終了となった場合、S706へ進み、インデックスファイルをクローズする。
【0198】
〔再生するコンテンツの選択〕
次に、S701による再生するコンテンツの選択を行う処理について、図15の流れ図を用いて説明する。
【0199】
S713にて、GUI画面上の再生するコンテンツを選択する。コンテンツの選択には、画面上の位置を取得するポインタやカーソルなどにより、GUI画面上のサムネイルなどの再生するコンテンツを特定することにより行う。コンテンツの選択が行われると前記〔コンテンツをGUI画面に表示〕のS707で取得したコンテンツの付加・属性情報などから、選択したコンテンツに相当する情報を特定のGUI画面内の表示領域に表示する(例えば、図2では207の領域)。
【0200】
GUI画面上のコンテンツを選択したことにより、S714にて選択したコンテンツのコンテンツデータファイル名を取得する(例えば、図5では、“No.”フィールドに相当)。そして、図12のS702「コンテンツデータファイルを再生」に進む。
【0201】
〔コンテンツデータファイルを再生〕
S702によるAVコンテンツデータファイルを再生する処理について、図16の流れ図を用いて説明する。
【0202】
S715にて、S714で取得したAVコンテンツデータファイル(例えば、図1ではAVコンテンツデータファイル108)のファイルをオープンする。
【0203】
次に、S716にてAVコンテンツデータファイル内のAVコンテンツデータを順次読み出し、再生処理を行うデコーダに送る。デコーダは、AVコンテンツデータのデコードを行い、AVコンテンツの再生を行う。
【0204】
S717にて、AVコンテンツデータの再生が終了、もしくはユーザなどにより再生の停止がなされた場合は、S718に進み、AVコンテンツデータファイルをクローズする。
【0205】
以上の処理は、記録媒体を再生機器にセットした段階からの再生方法の説明であったが、一度記録媒体を再生機器にセットし、インデックス情報をGUI画面に表示した後では、図12のS701から処理を行うことにより、何度でも任意のコンテンツを再生することが可能である。
【0206】
〔1つのコンテンツに対し、1つのサムネイルを管理〕
以上までによる実施形態の説明では、1つのコンテンツに対し、複数のサムネイルを管理する方法の説明を行ったが、以上までの説明によるAVコンテンツデータとそのサムネイルデータなどのAVコンテンツの特徴を表すデータの管理方法を用いて、1つのコンテンツに対し、1つのサムネイルの管理を行っても良い。この場合、図5で示すインデックス管理情報フィールドのサムネイルタイプやサムネイルデータの使用データブロック数のフィールドを使用する、またはインデックス情報内に用意する必要はない。
【0207】
〔実施の形態2〕
〔サムネイルデータを1つのファイルで構成〕
〔1つのコンテンツに対し、複数サムネイルを管理〕
〔サムネイルデータを1つのサムネイル用ファイルに記録〕
前記実施の形態1では、AVコンテンツデータの特徴を表すデータとしてサムネイルデータを例にとって、いくつかのサムネイル用データファイルに分けて記録を行う説明を行ったが、図17で示すようにAVコンテンツデータ108から112のそれぞれにおけるサムネイルデータを1つのサムネイルデータファイル105内に記録しても良い。
【0208】
この管理方法においては、図5で示すインデックス情報内のサムネイルデータファイルを表すファイル名フィールドは必ずしも必要ではなく、サムネイルデータを記録するファイル名をSHRP0000.THMやTHUMBNAIL.DATのように、あらかじめ決めておくことによって管理しても良い。サムネイルデータのサムネイルデータファイル名が全て同一として扱うことにより、本実施形態における〔サムネイルデータを1つのサムネイル用ファイルに記録〕のAVコンテンツの記録および再生方法は、実施の形態1と同様の処理により行える。
【0209】
このように、サムネイルデータを1つのサムネイルデータファイルにまとめて記録することにより、サムネイルデータが格納されているファイル名を管理するインデックス情報を必要とせず、インデックス情報の管理情報量を削減することが可能となる効果がある。また、複数の記録媒体に記録されているそれぞれのコンテンツを集中管理する機器(例えばPCなど)に、記録媒体上のインデックスファイルおよびサムネイルデータファイルをコピーすることによって、各記録媒体に記録されたコンテンツを管理する場合に、1つのインデックスファイルと1つのサムネイルデータファイルをコピーするだけで、管理ができるとうい効果がある。
【0210】
〔サムネイルデータを1つのインデックスファイルに記録〕
前記〔サムネイルデータを1つのサムネイル用ファイルに記録〕では、インデックス情報を格納しているインデックスファイルとAVコンテンツデータの特徴を表すデータの1つの例としてサムネイルデータが格納されているファイルを個別に登録するという説明であるが、図18で示すように、インデックスファイル104内に記録媒体上に記録されたコンテンツデータを管理するインデックス情報と、そのコンテンツデータの特徴を表すサムネイルデータを1つのインデックスファイル内に格納しても良い。
【0211】
この管理方法によるインデックス情報データは、図19、図20で示すインデックス情報となる。図19については、図4と同じである。図20については、図5のインデックス情報と比べ、サムネイルデータが格納されているファイル名を管理するファイル名フィールドが存在しないところが異なっている。これは、インデックス情報およびサムネイルデータが格納されているファイルが図18のインデックスファイルSHRP0000.IDX(104)であるように、あらかじめファイル名などを決めておくことにより、インデックス情報およびサムネイルデータへアクセス可能となるため、ファイル名フィールドを必要としないことを表している。インデックス情報とサムネイルデータを格納するファイルのファイル名を全て同一として扱うことにより、本実施の形態における〔サムネイルデータを1つのインデックスファイルに記録〕のAVコンテンツの記録および再生方法は、実施の形態1と同様の処理により行える。
【0212】
図21を用いて、本〔サムネイルデータを1つのインデックスファイルに記録〕を行った場合のインデックスファイル内のデータ配置を説明する。図21では、図19のインデックス情報がインデックスファイルSHRP0000.IDX(104)の先頭からIndex Data(1100)に記録される。このIndex Data(1100)に続けて、サムネイルデータが記録され、これが固定長サイズであるデータブロック0となる。図21では、1つのデータブロックにおける固定長サイズを8KByteとしている。データブロック0のサムネイルデータにアクセスするために、例えば、Index Dataの先頭4ByteにIndex Data(1100)のデータサイズを記録しておき、インデックスファイルの先頭からこのデータサイズだけ読み飛ばすことにより、データブロック0以降のデータブロックにアクセスを行うことができる。また、これはIndex Data(1100)のデータサイズだけでなく、データブロック0の先頭からのオフセット値など、データブロック0の先頭へアクセスするための情報をインデックスファイル内に記録し、それを読み出す手段を持つことによって、データブロック0へアクセス可能であれば、どのような形態であっても良い。
【0213】
そして、AVコンテンツデータ108におけるサムネイルデータは、図21のデータブロック0(1101)に格納され、図20のインデックス情報内の#1フィールドにおいて、”先頭データブロック番号”が”0”、”使用データブロック数が”1”として管理されている。
【0214】
また同様に、AVコンテンツデータ109におけるサムネイルデータは、図21のデータブロック1(1102)およびデータブロック2(1103)の2つのデータブロックに連続して格納され、図20のインデックス情報内の#2フィールドにおいて、”先頭データブロック番号”が”1”、”使用データブロック数が”2”として管理されている。以下、AVコンテンツデータファイル110から112についても同様である。
【0215】
このように、インデックス情報データおよびサムネイルデータを1つのインデックスファイルにまとめて記録することにより、サムネイルデータが格納されているファイル名を管理するインデックス情報を必要とせず、インデックス情報の管理情報量を削減することが可能となる効果がある。また、複数の記録媒体に記録されているそれぞれのコンテンツを集中管理する機器(例えばPCなど)に、各記録媒体上のインデックスファイルをコピーすることによって、各記録媒体に記録されたコンテンツを管理する場合に、1つのインデックスファイルをコピーするだけで管理ができるため、よりいっそう管理しやすくなるとういう効果がある。
【0216】
〔実施の形態3〕
〔1つのコンテンツに対し、1つのサムネイルを管理〕
以上までによる実施の形態2の説明では、1つのコンテンツに対し、複数のサムネイルを管理する方法の説明を行ったが、以上までの説明によるAVコンテンツデータとそのサムネイルデータなどのAVコンテンツの特徴を表すデータの管理方法を用いて、1つのコンテンツに対し、1つのサムネイルの管理を行っても良い。この場合、図20で示すインデックス管理情報フィールドのサムネイルタイプやサムネイルデータの使用データブロック数のフィールドを使用する、またはインデックス情報内に用意する必要はない。
【0217】
〔実施の形態4〕
〔1つのコンテンツに対するサムネイルデータを複数のファイルに分割して記録〕
以上までの説明における1つのコンテンツに対する複数からなるサムネイルデータは、1つのサムネイルデータファイル内に連続して記録され、コンテンツ毎の複数からなるサムネイルデータは、いくつかのサムネイルデータファイルに分けて記録するというものであったが、1つのコンテンツに対するサムネイルデータをいくつかのサムネイルデータファイルに分割して記録しても良い。この場合、1つのコンテンツに対する複数のサムネイルデータ1つ1つへアクセスするため、図5のインデックス管理情報内において、1つのサムネイルデータへのアクセス管理情報(図5内の先頭データブロック番号や使用データブロック数フィールド)に、サムネイルデータが記録されているファイルを特定する情報(サムネイルデータファイル名など)を設ける必要がある。なお、サムネイルデータ毎に、サムネイルデータが登録されたファイル名を管理するため、図5内におけるファイル名フィールドは不要となる。
【0218】
これは、例えば記録媒体上の全てのコンテンツに関するGUI表示などに必要な基本サムネイルなどの使用頻度の高いサムネイルデータに対しては、1つのサムネイルデータにまとめて記録し、それ以外のオプションであるサムネイルなどの使用頻度の低いデータはサムネイルタイプ毎に分けるなど、いくつかの別ファイルに記録することにより、GUI表示時にサムネイルデータを高速に読み出し、表示できるといった効果がある。
【0219】
また、コンテンツデータが映像データ、静止画データなどの異なるデータが混在して記録媒体に記録される場合に、各コンテンツにおけるサムネイルデータを1つのサムネイルデータファイルに記録すると、映像データと静止画データ用のサムネイルを区別してGUI画面に表示する場合に、これらコンテンツデータの種類を区別する管理情報を別途用意する必要がある。
【0220】
しかし、これらコンテンツデータの種類毎に1つのファイルとしてサムネイルデータをまとめて記録し、サムネイルデータファイルのファイル名でどの種類のコンテンツデータのサムネイルデータであるかを区別しても良い。これにより、サムネイルデータのファイル名で映像データ用のサムネイルデータ、静止画用のサムネイルデータの区別が行え、GUI画面表示時においてこれらコンテンツの種類毎に一覧表示する場合などに、高速にサムネイルデータを読み出せ、高速にGUI画面表示が行えるといった効果がある。
【0221】
また、初期記録時に記録したオリジナルのコンテンツデータや、編集を行ったことによって生じたコンテンツデータ、動画等においてコンテンツデータの任意の時間における複数のサムネイルデータ(コンテンツデータの任意の時間をマーカーとして使用する場合など)、記録媒体上に記録したファイル階層構造とは別に、ユーザによる自由なコンテンツの分類を行う管理構造を持つようなシステムにおいて、それらの分類の特徴を表すデータなどのサムネイルデータを、記録・再生機器側に装備されたこれら機能ごとの単位でサムネイルデータファイルに分割して記録しても良い。これにより、各機能の動作状態における必要なサムネイルデータが1つのファイルにまとまって記録されることにより、サムネイルデータを高速に読み出せるため、GUI表示や各機能の動作速度を向上させることができるといった効果がある。
【0222】
また、GUI画面に最初に表示するのに必要なサムネイルデータ(例えば、図2においては9つのサムネイルデータ)毎や、いくつかの単位毎に1つのサムネイルデータファイルに記録しても良い。これにより、最初のGUI画面表示用サムネイルデータを高速に読み出せ、GUI画面を高速に表示できる。またいくつかの単位毎に1つのファイルとすることで、GUI画面上のサムネイルデータをスクロールする際、スクロールに必要なサムネイルデータをスクロール可能な範囲単位(前記、いくつかの単位に相当)で高速に読み出せるため、サムネイルデータを高速にスクロールすることができるといった効果がある。
【0223】
以上のように、〔1つのコンテンツに対するサムネイルデータを複数のファイルに分割して記録〕する方法について、いくつかの適用例の説明を行ったが、これらの方法を組み合わせることによって、サムネイルデータをファイルに分割して記録しても良い。
【0224】
〔実施の形態5〕
〔サムネイルデータを各コンテンツデータファイル内に記録〕
前記実施の形態1から4では、各AVコンテンツデータの特徴を表すデータとしてサムネイルデータを例にとって、1つのインデックスファイル、もしくは少なくとも1つのサムネイル格納用データファイルに記録を行う管理方法の説明を行ったが、各AVコンテンツデータに対応するサムネイルデータを各AVコンテンツデータファイル内に格納しても良い。
【0225】
サムネイルデータを対応するコンテンツデータファイル内に格納する一実施形態について、以下に図を用いて説明する。
【0226】
図25は図1と同様に、インデックスファイル104(SHRP0000.IDX)がIndexディレクトリ101に記録されており、AVコンテンツデータファイル108(SHRP0000.INF)から112(SHRP0004.INF)がVideoディレクトリ103に記録され、これらIndexディレクトリ101およびVideoディレクトリ103がRootディレクトリ100に記録されている記録媒体上の階層構造を示している。
【0227】
本実施の形態は、AVコンテンツデータファイルに対応する少なくとも1つのサムネイルデータをAVコンテンツデータファイル内に格納することによるサムネイルデータ管理方法についての説明である。
【0228】
〔インデックスファイル内に基本サムネイルデータのみを記録〕
図25におけるAVコンテンツデータファイル108〜112のそれぞれにおける基本サムネイルデータをインデックスファイル104に記録し、基本サムネイルデータ以外のサムネイルデータ(以下、拡張サムネイルデータ)を各対応するコンテンツデータファイル内に記録する形態について説明する。
【0229】
〔基本サムネイルデータおよび拡張サムネイルデータ〕
図26は、各AVコンテンツデータ毎におけるサムネイルタイプで管理された機能によって使用される拡張サムネイルデータ、および基本サムネイルデータを示している。図25におけるAVコンテンツデータファイル108から112に対応するサムネイルデータが図26における1600から1604である。例えば、AVコンテンツデータファイル108は1600に対応し、サムネイルタイプが”main”で、サムネイルデータを1つ保持していることを示している。
【0230】
同様に、AVコンテンツデータファイル109は1601に対応しており、サムネイルタイプが”back”で、サムネイルデータを2つ保持していることを示している。以下、AVコンテンツデータ110から112も同様に、1602から1604にそれぞれ対応する。
【0231】
1605から1609は、GUI表示画面に表示する各AVコンテンツデータファイルの標準のサムネイルデータである基本サムネイルであり、インデックスファイル104内に記録される。
【0232】
また1610から1615は、サムネイルタイプによって管理された機能やGUI画面表示方法で用いられる拡張サムネイルデータであり、これらサムネイルデータは対応するAVコンテンツデータファイル内にそれぞれ格納される。
【0233】
例えば、1601のサムネイルタイプが”back”であるAVコンテンツデータファイル109におけるオリジナルのサムネイルデータ1610は、AVコンテンツデータファイル109内に記録される。
【0234】
また、1602のサムネイルタイプが”mult”であるAVコンテンツデータファイル110における基本サムネイルデータとは異なるサムネイルデータ1611および1612は、AVコンテンツデータファイル110内に連続的に記録される。
【0235】
以下、1603および1604における拡張サムネイルデータ1613から1615についても同様である。1604のサムネイルタイプ”advn”は、2つのデータブロックを使用し、基本サムネイルデータより高画質のサムネイルデータを拡張サムネイルデータとして保持していることを表すサムネイルタイプである。
【0236】
なお、1600のサムネイルタイプが”main”であるAVコンテンツデータファイル108は、サムネイルデータが基本サムネイルデータのみであるため、拡張サムネイルデータは存在しないことから、AVコンテンツデータファイル108内には、サムネイルデータは記録されない。
【0237】
〔インデックス情報〕
図27ないし図29は、本実施の形態の管理方法におけるインデックス情報の1例を示している。図27は、図4と同様であり、インデックスファイル104内に格納される。
【0238】
図28は、インデックスファイル内に記録される”各コンテンツの管理情報テーブル”である。また図29は、各AVコンテンツデータファイル内に記録される拡張管理情報である。本実施形態における各”サムネイルタイプ”、”使用データブロック数”、”メーカID”フィールドが対応するAVコンテンツデータファイル内に拡張管理情報として記録される。また、図28の”各コンテンツの管理情報テーブル”は、”使用データブロック数”および”メーカID”フィールドを拡張情報として各AVコンテンツデータファイル内に記録するため、図5からこれらフィールドを除いたものと同様になっている。
【0239】
”各コンテンツの管理情報テーブル”について図28を用いて説明する。図28中のフィールドは、図5と同様であるため、詳細な説明は省略するが、AVコンテンツデータファイルを特定する情報である”ID”フィールドの#1から#5は、AVコンテンツデータファイル108から112にそれぞれ対応する。なお、”ファイル名”および”先頭データブロック番号”は、基本サムネイルデータの記録先を示すフィールドである。
【0240】
”サムネイルタイプ”フィールドは、図5と同様に、1つのAVコンテンツデータに対するサムネイルデータが複数管理される場合のサムネイルタイプの種類を示すこと、および拡張サムネイルデータとその拡張管理情報が対応するAVコンテンツデータファイル内に記録されているかを示すフィールドである。
【0241】
例えば、AVコンテンツデータファイル108に関しては、サムネイルタイプが”main”であり、これは1つのサムネイルデータを保持していることを表すため、基本サムネイルデータを1つのみ保持することとなる。そのため、拡張サムネイルデータおよびその拡張管理情報は、AVコンテンツデータファイル108内には記録されない。
【0242】
また、AVコンテンツデータファイル109に関しては、サムネイルタイプが”back”であり、これは2つ以上のサムネイルデータを保持していることを表している。本実施形態においては、基本サムネイルデータと拡張サムネイルデータをそれぞれ1つずつ保持しており、拡張サムネイルデータおよびその拡張管理情報が、AVコンテンツデータファイル109内には記録されることとなる。
【0243】
以下、AVコンテンツデータファイル110から112についても同様である。記録媒体上のコンテンツデータの一覧表示するGUI画面表示時において、サムネイルタイプが”main”以外の場合は、拡張サムネイルデータおよび拡張管理情報がAVコンテンツデータファイル内に記録されていることを表すため、対応するAVコンテンツデータファイルにアクセスすることにより、拡張サムネイルデータにアクセスすることが可能となる。また、サムネイルタイプが”main”の場合は、拡張サムネイルデータおよび拡張管理情報が存在しないことを表すため、対応するAVコンテンツデータファイルにアクセスする必要はない。
【0244】
また、最小限の機能を搭載する携帯機器などのハードウェアスペックの低い機器においては、サムネイルタイプの種類を検出せず、インデックスファイル内にある基本サムネイルデータのみを用いてGUI画面表示を行えば良い。その場合は、各コンテンツデータファイルにアクセスする必要はない。
【0245】
このように、インデックスファイル内に記録されたサムネイルタイプフィールドの種類を検出することによって、GUI画面表示時に、各AVコンテンツデータファイルにアクセスするか否かを検出することができるため、GUI画面を表示するために不必要なAVコンテンツデータファイルへのアクセスを回避でき、GUI画面表示を高速に行えるという効果がある。
【0246】
前記では、GUI画面表示時に、AVコンテンツデータファイルにアクセスする必要があるか否かを検出する手段として、サムネイルタイプが”main”であるか否かにより判断していたが、ユーザ定義であるサムネイルタイプの場合は、必ずしも拡張サムネイルデータが存在するとは限らない。そのため、図28内に、”メーカID”フィールドを設け、”サムネイルタイプ”および”メーカID”フィールドを組み合わせて判断することにより、AVコンテンツデータファイル内に拡張サムネイルデータがあるかを判断しても良い。
【0247】
“ファイル名”フィールドは、基本サムネイルデータが記録されるファイル名を示すフィールドである。図28の”ファイル名”フィールドが全てSHRP0000.IDXとなっているのは、記録媒体上の全てのコンテンツデータに対応する基本サムネイルデータがインデックスファイル104(SHRP0000.IDX)内に記録されていることを示している。
【0248】
さらに”先頭データブロック番号”フィールドは、インデックスファイル104内に記録されている各基本サムネイルデータの先頭データブロック番号を示している。例えば、AVコンテンツデータファイル108に対応する基本サムネイルデータは、インデックスファイル104(SHRP0000.IDX)内のサムネイルデータ格納領域におけるデータブロック番号0に記録されていることを示している。
【0249】
同様に、AVコンテンツデータファイル109に対応する基本サムネイルデータは、インデックスファイル104(SHRP0000.IDX)内のサムネイルデータ格納領域におけるデータブロック番号1に記録されていることを示しており、AVコンテンツデータファイル110から112についても同様である。
【0250】
なお、インデックスファイル104内には、基本サムネイルデータのみ記録されるため、使用データブロック数は全て1となり、”使用データブロック数”フィールドは不要である。しかし、いくつかのデータブロックを使用して1つの基本サムネイルデータを記録する場合は、“使用データブロック数”フィールドを設けて、複数のデータブロックを用いた1つのサムネイルデータを管理しても良い。例えば、図26中の高画質サムネイルの管理を行うサムネイルタイプが“advn”(1604)では、高画質サムネイルとは別に、基本サムネイルを記録している。しかし、前記実施の形態1の〔サムネイルタイプが“main”の説明〕における図3内のサムネイルデータ304と同様に、サムネイルタイプを“main”とし、複数個のデータブロックを使用して1つのサムネイルタイプを管理すると規定することによって、高画質サムネイルデータである基本サムネイルを管理することができる
次に、拡張管理情報について、図29を用いて説明する。
【0251】
図29中の管理情報フィールドである”サムネイルタイプ”、”使用データブロック数”、”メーカID”の9Byteからなる拡張管理情報を各AVコンテンツデータファイル内における拡張管理情報領域に記録する。
【0252】
例えばAVコンテンツデータファイル109では、図29中の#2で表記している拡張管理情報を記録する。#2は、サムネイルタイプが”back”であり、拡張サムネイルデータが使用するデータブロック数を示す使用データブロック数が”1”、拡張サムネイルデータを作成した機器を表すメーカIDが”3”という拡張管理情報が記録されることを示している。以下同様に、AVコンテンツデータファイル110から112についても#3から#5の拡張管理情報をそれぞれ記録する。なお、AVコンテンツデータファイル108に関しては拡張サムネイルが存在しないことから拡張管理情報は存在しないため、図29中に表記されていない。
【0253】
〔インデックスファイルおよびAVコンテンツデータファイル内のデータ配置〕
記録媒体上に記録したインデックスファイルおよびAVコンテンツデータファイル内のデータ配置について、図30を用いて説明する。
【0254】
〔インデックスファイル〕
インデックスファイル104(SHRP0000.IDX)には、図27ないし図29で示したインデックス情報がIndex Data格納領域1800に格納されている。このインデックス情報のデータサイズに4を加えた値がインデックスファイルの先頭4ByteのSize領域に記録される。インデックスファイルの先頭にあるSizeの値だけ、ファイルの先頭から読み飛ばすことによってインデックス情報より後方のサムネイルデータブロックにアクセスすることが可能となる。
【0255】
サムネイルデータを記録したデータブロックが1801から1805である。本実施形態では、AVコンテンツデータファイル108に相当する基本サムネイルデータは、図28により、データブロック0(1801)である。同様に、AVコンテンツデータファイル109から112に相当する基本サムネイルは、データブロック1(1802)からデータブロック4(1805)にそれぞれ対応する。
【0256】
各データブロックは8KByteの固定長であるため、データブロック0(1801)から8KByte単位で読み飛ばすことにより、任意のデータブロックへアクセスすることが可能となる。
【0257】
〔AVコンテンツデータファイル〕
AVコンテンツデータファイル110(SHRP0002.INF)には、コンテンツデータがコンテンツデータ格納領域1808に格納されている。このコンテンツデータのデータサイズに4を加えた値がAVコンテンツデータファイル110の先頭4ByteのSize領域に記録される。AVコンテンツデータファイル110の先頭にあるSizeの値だけ、ファイルの先頭から読み飛ばすことによって後続する拡張管理情報および拡張サムネイルデータにアクセスすることが可能となる。
【0258】
拡張管理情報領域1812には、図29における#3の拡張管理情報が格納される。この拡張管理情報は9Byteの固定長サイズであるため、拡張管理情報の先頭位置から9Byteだけ読み飛ばすことにより、後続する拡張サムネイルデータにアクセス可能となる。
【0259】
AVコンテンツデータファイル110は、図29の#3により、拡張サムネイルデータの使用データブロック数が”2”であることから、拡張サムネイルデータがデータブロック0(1816)およびデータブロック1(1817)を使用していることを表している。
【0260】
各データブロックは8KByteの固定長であるため、データブロック0(1816)から8KByte単位で読み飛ばすことにより、後続するデータブロック1(1817)へアクセスすることが可能となる。
【0261】
その他のAVコンテンツデータファイル108から109、および111から112についても、同様であるため、説明は省略する。また、AVコンテンツデータ108(SHRP0000.INF)については、拡張管理情報および拡張サムネイルデータを保持していない。
【0262】
なお、本実施形態では、コンテンツデータがAVコンテンツデータファイルの先頭位置から開始していないため、コンテンツデータを再生する場合に不具合が生じる場合がある。そのため、SizeはAVコンテンツデータファイルの先頭に設けるのではなく、図28におけるインデックス情報に設けるなど、任意のファイル内における任意の位置に設ければ良く、拡張管理情報へアクセスが可能であればどのような管理方法であっても良い。これは、インデックスファイルにおけるサムネイルデータにアクセスする方法についても同様である。
【0263】
〔基本サムネイルデータのみを1つのインデックスファイル内集中的に記録することによる効果〕
基本サムネイルデータのみを1つのインデックスファイル内集中的に記録することにより、GUI画面表示に必要な最低限のデータのみをインデックスファイル内に格納されるため、サムネイルデータを高速に読み出すことが可能となり、GUI画面に表示する記録媒体上のコンテンツデータの一覧情報表示を高速に行うことができるという効果がある。
【0264】
また、GUI画面表示に必要な最低限のデータのみをインデックスファイル内に格納するため、インデックス管理情報およびインデックスファイルサイズを小さくできるという効果がある。
【0265】
さらに、GUI画面表示に必要な最低限のデータのみをインデックスファイル内に格納するため、サムネイルタイプで管理されている機能やGUI表示方法を実装していない基本機能のみである携帯機器などの機器においても、インデックスファイルのみを使用してコンテンツの一覧表示を行うことが可能となり、様々な機器間において互換性をもつことができるという効果がある。
【0266】
また、記録媒体上のコンテンツデータの一覧情報およびそのサムネイルデータを1つのファイルにまとめて記録されるため、このファイルを他の記録媒体やPCなどの他の機器へコピーすることにより、記録媒体に記録されたコンテンツデータの一覧情報を別の機器や記録媒体に容易に保存することが可能となり、1つのインデックスファイルをコピーするだけで行えるという効果がある。
【0267】
〔拡張サムネイルが各AVコンテンツデータファイル内に記録されることによる効果〕
AVコンテンツデータファイル単体で他の記録媒体やPCなどの他の機器へコピーした場合に、拡張サムネイルも同時にコピーされるため、コピー先において拡張管理情報を解釈することにより、コピー先のGUI表示においてもコピー以前と同様のサムネイル表示や機能を提供できるという効果がある。
【0268】
また、サムネイルデータを変更する場合に、インデックスファイル内のサムネイルデータのみを書き換えればよく、例えば、インデックスファイルおよびコンテンツデータファイル内の両方に基本サムネイルデータを記録した場合と比べ、サムネイルデータの書き換え処理が少なくて済むとういう効果がある。
【0269】
〔全てのサムネイルデータを各コンテンツデータファイル内に記録〕
前記〔インデックスファイル内に基本サムネイルデータのみを記録〕では、基本サムネイルデータをインデックスファイル内に記録し、拡張管理情報および拡張サムネイルデータをそれぞれ対応するAVコンテンツデータファイル内に記録する管理方法であったが、基本サムネイルデータ、拡張管理情報および拡張サムネイルデータを対応するAVコンテンツデータファイル内に格納し、インデックスファイルにはサムネイルデータを記録しない管理方法でも良い。
【0270】
この場合、例えば各コンテンツデータファイル内には、コンテンツデータ、拡張情報、基本サムネイルデータ、拡張サムネイルデータの順に記録すれば良い。また、図28で示すインデックス情報における”ファイル名”および”先頭データブロック番号”フィールドは不要となる。これは、ファイル名については、コンテンツデータファイルを示す”ID”フィールドによりサムネイルデータ格納ファイルを特定でき、また先頭データブロック番号は、基本サムネイルがデータブロック0に記録され、拡張サムネイルデータがデータブロック1以降に記録されることから、前記〔インデックスファイル内に基本サムネイルデータのみを記録〕におけるコンテンツデータファイル内のデータブロックへアクセスするのと同じ方法を用いることにより可能であるためである。
【0271】
本〔全てのサムネイルデータを各コンテンツデータファイル内に記録〕における管理方法は、図28における”ファイル名”および”先頭データブロック番号”フィールドが不要であるということ、基本サムネイルデータが各AVコンテンツデータファイルのデータブロック0に記録され、拡張サムネイルデータについては、データブロック1以降に記録されることを除いては、前記〔インデックスファイル内に基本サムネイルデータのみを記録〕と同様の管理方法である。
【0272】
このような管理方法とすることにより、
AVコンテンツデータファイル単体で他の記録媒体やPCなどの機器へコピーした場合に、基本サムネイルおよび拡張サムネイルも同時にコピーされるため、コピー先において基本サムネイルの表示が行えるという効果がある。また、拡張管理情報を解釈することにより、コピー先のGUI表示においてもコピー以前と同様のサムネイル表示や機能を提供できるという効果がある。
【0273】
インデックスファイルには、サムネイルデータの記録を行わず、記録媒体上のコンテンツに関するインデックス情報のみを記録するため、インデックスファイルサイズを小さくすることができ、携帯機器などのハードウェアスペックが低い機器において、インデックス情報を扱いやすく、様々な機器間において互換性がもてるという効果がある。
【0274】
また、サムネイルデータを変更する場合に、AVコンテンツデータファイル内のサムネイルデータのみを書き換えればよく、例えば、インデックスファイルおよびコンテンツデータファイル内の両方に基本サムネイルデータを記録した場合と比べ、サムネイルデータの書き換え処理が少なくて済むとういう効果がある。
【0275】
〔拡張サムネイルデータを各コンテンツデータファイル内に記録〕
前記〔インデックスファイル内に基本サムネイルデータのみを記録〕では、記録媒体上の全てのAVコンテンツデータファイルに対応する基本サムネイルデータをインデックスファイル内に設けていたが、実施の形態1から4のように、任意の数のインデックスファイルやサムネイルデータファイルに対して分割して登録しても良い。
【0276】
また、拡張サムネイルデータについても同様であり、任意のインデックスファイルやサムネイルデータに分割して登録しても良い。この場合の拡張管理情報やインデックス情報は、実施の形態1から4と同様の管理方法によって行っても良い。
【0277】
〔基本サムネイルデータをインデックスファイルおよびコンテンツデータファイル内に記録〕
前記〔全てのサムネイルデータを各コンテンツデータファイル内に記録〕では、基本サムネイルデータをインデックスファイル内に持たない管理方法であるが、基本サムネイルデータをインデックスに記録し、さらに基本サムネイルデータ、および拡張管理情報、拡張サムネイルデータを対応するAVコンテンツデータファイル内に記録する管理方法でも良い。つまり、基本サムネイルデータについては、インデックスファイルおよび各コンテンツデータファイル内の両方に重複して記録するということである。
【0278】
この場合、インデックス情報の構造は、前記〔インデックスファイル内に基本サムネイルデータのみを記録〕による図27ないし図29と同様の管理方法を用いて行うことができる。
【0279】
インデックスファイル内にある基本サムネイルデータへのアクセスは、前記〔インデックスファイル内に基本サムネイルデータのみを記録〕と同様の方法により行う。
【0280】
また、各コンテンツデータファイル内にある基本サムネイルデータ、および拡張管理情報、拡張サムネイルデータへのアクセスについても、前記〔インデックスファイル内に基本サムネイルデータのみを記録〕と同様の方法により行う。各コンテンツデータファイル内にある基本サムネイルへのアクセスは、データブロック0をアクセスすることにより基本サムネイルにアクセスが可能となる。また、データブロック1以降にアクセスすることにより、拡張サムネイルデータにアクセスが可能となる。
【0281】
さらに、インデックスファイル内に記録する基本サムネイルデータに関しては、前記〔拡張サムネイルデータを各コンテンツデータファイル内に記録〕と同様に、実施の形態1から4のように、任意の数のインデックスファイルやサムネイルデータファイルに対して分割して登録しても良い。
【0282】
このように管理することにより、前記、〔基本サムネイルデータのみを1つのインデックスファイル内集中的に記録することによる効果〕による効果に加えて、AVコンテンツデータファイル単体で他の記録媒体やPCなどの機器へコピーした場合に、基本サムネイルおよび拡張サムネイルも同時にコピーされるため、コピー先において基本サムネイルの表示が行えるという効果がある。また、拡張管理情報を解釈することにより、コピー先のGUI表示においてもコピー以前と同様のサムネイル表示や機能を提供できるという効果がある。
【0283】
〔様々なコンテンツの特徴を表すデータにおいても適用可能〕
以上までにおける本発明の実施形態の説明では、GUIに表示するコンテンツの特徴を表すデータを複数管理する方法として、サムネイルデータを例にとって説明したが、これはサムネイルデータのみならず、テキストデータやタイトルデータなどのコンテンツの特徴を表すデータに対し、同様の管理方法を適用可能である。
【0284】
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【0285】
なお、本発明に係るデータ管理方法は、1つのコンテンツに対し,"任意の数の代表データ"を管理し,前記"任意の数の代表データ"間の"関係を表す管理情報"を持つように構成してもよい。
【0286】
それゆえ、複数の代表データに対し、関係を表す管理情報によって管理する構造とすることにより、使用するユーザや記録・再生機器固有の機能を持つことが可能となる。
【0287】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、前記"代表データ"は,"代表データ専用のファイル"に格納するように構成してもよい。
【0288】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、表データ専用のファイル内には、代表データのみが記録されているため、代表データを高速に読み出すことが可能となり、GUI画面表示が高速に行える。
【0289】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、前記"代表データ"は"データサイズが固定長"であるように構成してもよい。
【0290】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、データブロック間のデータの入れ替えや削除、書き換えが容易に行うことが可能である。また代表データファイル内の各代表データへアクセスするために、代表データの数を保持する管理情報のみで、各代表データのサイズ情報を別途管理する必要がないことから、代表データへアクセスするための管理情報量を減らすことが可能となる。
【0291】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、1つのコンテンツに対する任意の数の前記"代表データ"は連続的に記録するように構成してもよい。
【0292】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、1つのコンテンツに関する代表データを代表データ用ファイル内に連続的に記録することにより、代表データの記録時や読み出し時に高速にアクセスを行うことができる。
【0293】
また、1つのコンテンツに関する複数の代表データをアクセスするための管理情報を最小限のデータ量で用意することが可能となり、管理情報量を削減することが可能となる。
【0294】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、前記"代表データ専用のファイル"は,"任意の数のファイル"に分けて記録するように構成してもよい。
【0295】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、コンテンツ毎に代表データを1つのファイルにまとめて記録することにより、コンテンツに対応する代表データファイルを参照するだけで、そのコンテンツの内容が瞬時に確認できる。
【0296】
また、異なるコンテンツ間で同じ代表データを用いる場合などに、これらコンテンツ間での代表データファイルは同一とするように管理することで、代表データファイルの共通化が行え、代表データファイル数を削減できる。
【0297】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、任意の数の前記"代表データ"の先頭データが“基本代表データ”として,GUI画面表示に用いるように構成してもよい。
【0298】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、1つのコンテンツのGUI表示に使用する標準の代表データを先頭の代表データとして管理することにより、例えば、関係を表す管理情報で示す管理方法を用いた機能を実装しない基本機能のみである携帯機器などにおいて、基本代表データのみをGUIに表示することで、記録媒体上に記録したコンテンツの一覧表示を行うことができる。
【0299】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、前記"関係を表す管理情報"は,2つ以上のデータブロックを用いて1つの代表データを記録するように構成してもよい。
【0300】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、1つのサムネイルデータを記録する領域(基本サムネイル領域)に1つのサムネイルデータを記録する時に比べ、1つのサムネイルデータを記録するデータ領域を増加させることができる。そのため、例えば高画質な(圧縮率が低い)サムネイルデータや、高解像度のサムネイルデータを記録する場合に用いることができる。
【0301】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、前記"関係を表す管理情報"は,基本代表データとは別に,記録直後に付加されるオリジナルの代表データを2個目以降の代表データに記録するように構成してもよい。
【0302】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、この管理方法では、オリジナルサムネイルデータに対し、編集するなどを行って記録した複数のサムネイルの中からユーザの好みに応じたサムネイルデータを基本サムネイルに記録することで、コンテンツのGUI画面にそのサムネイルデータを表示させることが可能となり、GUIに表示させるサムネイルデータを選択することができる。
【0303】
また、GUI画面に表示したサムネイルデータをオリジナルサムネイルデータにいつでも戻すことが可能である。
【0304】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、前記"関係を表す管理情報"は,関連する任意の数の代表データに対し、表す意味やデータの扱い方や機能が同等であるように構成してもよい。
【0305】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、複数の代表データに対し、関係を表す管理情報によって管理する構造とすることにより、使用するユーザや記録・再生機器固有の機能を持つことが可能となる。
【0306】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、前記"関係を表す管理情報"は,“ユーザ独自の関係を表す管理情報”を持つように構成してもよい。
【0307】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、サムネイルタイプに独自のユーザ定義を用意することから、独自ユーザ定義のサムネイルタイプを理解できない機器が存在することになるが、その機器においては、GUI表示に用いるサムネイルデータを前記と同様に基本サムネイルを表示することにより行う。そのため、ユーザ定義を用いてサムネイルデータの管理を行う場合は、基本サムネイルに標準のサムネイルを記録することで機器間の互換性を保つことが可能となる。
【0308】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、前記"関係を表す管理情報"は,該“関係を表す管理情報”を記録した“ユーザを示す固有の情報(ID)”を同時に記録するように構成してもよい。
【0309】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、記録媒体に記録されているインデックス情報が管理しているあるコンテンツの関係を表す管理情報が同一であっても、“メーカID”が異なる場合は、異なったGUI画面表示方法を想定して記録されていることを検出することができる。
【0310】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、前記“ユーザ独自の関係を表す管理情報”を理解できないシステムにおいて、“基本代表データ”を用いて、GUI表示を行うように構成してもよい。
【0311】
それゆえ、上記の構成による効果に加えて、解釈できないユーザ定義サムネイルタイプがあった場合、基本サムネイル以外の第2サムネイル以降のサムネイルに関しては無視する運用を行うため、ユーザ定義を用いてサムネイルデータの管理を行う場合は、基本サムネイルに記録された標準のサムネイルデータを読み出すことで機器間の互換性を保つことが可能となるように構成してもよい。
【0312】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るデータ管理方法は、少なくとも一つのコンテンツについて、そのコンテンツを代表する代表データのうちの少なくとも一つの代表データを、記録・再生機器のデータ加工機能を用いて作成し、上記データ加工機能の種類を表す管理情報を記憶する構成である。
【0313】
また、本発明に係るデータ管理プログラムは、コンピュータを上記のいずれかに記載のデータ管理装置におけるコンテンツ管理手段および管理情報記憶手段として機能させるためのプログラムである構成である。
【0314】
また、本発明に係るデータ管理プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、上記データ管理を記憶した構成である。
【0315】
これにより、1つのコンテンツに対する複数の代表データに対して多様な意味付けを行って管理することで、そのような多様な代表データ作成機能を持った記録・再生機器ではその代表データ作成機能に従って色々な代表データの提示を行える。つまり、記録・再生機器が有する様々な代表データ作成機能を使っての代表データの提示が可能になる。それゆえ、記録・再生機器の代表データ作成機能を用いて、コンテンツの代表データの提示時において代表データに様々な種類を持たせ、代表データの視認性を向上させることができるという効果を奏する。
【0316】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記代表データを代表データ専用のファイルに格納する構成である。
【0317】
これにより、上記の構成による効果に加えて、代表データ専用のファイル内には、代表データのみが記録されているため、代表データを高速に読み出すことが可能となり、一覧提示が高速に行えるという効果を奏する。
【0318】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記代表データはデータサイズが固定長である構成である。
【0319】
これにより、上記の構成による効果に加えて、各データブロック間のデータの入れ替えや削除、書き換えが容易に行うことが可能であるという効果を奏する。
【0320】
また、代表データファイル内の各代表データへアクセスするために、代表データの数を保持する管理情報のみで、各代表データのサイズ情報を別途管理する必要がない。それゆえ、上記の構成による効果に加えて、代表データへアクセスするための管理情報量を減らすことが可能となるという効果を奏する。
【0321】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、一つのコンテンツに対する複数個の上記代表データを連続的に記録する構成である。
【0322】
これにより、上記の構成による効果に加えて、1つのコンテンツに関する代表データを代表データ用ファイル内に連続的に記録することにより、代表データの記録時や読み出し時に高速にアクセスを行うことができるという効果を奏する。
【0323】
また、上記の構成による効果に加えて、1つのコンテンツに関する複数の代表データをアクセスするための管理情報を最小限のデータ量で用意することが可能となり、管理情報量を削減することが可能となるという効果を奏する。
【0324】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記代表データ用のファイルは、少なくとも二つのファイルに分けて記録する構成である。
【0325】
これにより、上記の構成による効果に加えて、コンテンツ毎に代表データを1つのファイルにまとめて記録することにより、コンテンツに対応する代表データファイルを参照するだけで、そのコンテンツの内容が瞬時に確認できるという効果を奏する。
【0326】
また、上記の構成による効果に加えて、異なるコンテンツ間で同じ代表データを用いる場合などに、これらコンテンツ間での代表データファイルは同一とするように管理することで、代表データファイルの共通化が行え、代表データファイル数を削減できるという効果を奏する。
【0327】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記管理情報には、上記代表データの先頭データが基本代表データであることを表す管理情報が含まれている構成である。
【0328】
これにより、上記の構成による効果に加えて、1つのコンテンツの一覧提示に使用する標準の代表データを先頭の代表データとして管理することにより、例えば、関係を表す管理情報で示す管理方法を用いたデータ加工機能を実装しない基本データ加工機能のみである携帯機器などにおいて、基本代表データのみをGUI等に提示することで、記録媒体上に記録したコンテンツの一覧提示を行うことができるという効果を奏する。
【0329】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記管理情報には、2つ以上のデータブロックを用いて1つの代表データを管理することを表す管理情報が含まれている構成である。
【0330】
これにより、1つのサムネイルデータを記録する領域(基本サムネイル領域)に1つのサムネイルデータを記録する時に比べ、1つのサムネイルデータを記録するデータ領域を増加させることができる。それゆえ、上記の構成による効果に加えて、例えば高画質な(圧縮率が低い)サムネイルデータや、高解像度のサムネイルデータを記録する場合に用いることができるという効果を奏する。
【0331】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記管理情報には、上記基本代表データとは別に、コンテンツの記録直後に付加されるオリジナルの代表データを2個目以降の代表データとして管理することを表す管理情報が含まれている構成である。
【0332】
これにより、このデータ管理方法では、オリジナルサムネイルデータに対し、編集などを行って記録した複数のサムネイルの中からユーザの好みに応じたサムネイルデータを基本サムネイルに記録することで、コンテンツのGUI画面にそのサムネイルデータを提示させることが可能となる。それゆえ、上記の構成による効果に加えて、GUIに提示させるサムネイルデータを選択することができるという効果を奏する。
【0333】
また、上記の構成による効果に加えて、GUI画面に提示したサムネイルデータをオリジナルサムネイルデータにいつでも戻すことが可能であるという効果を奏する。
【0334】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記管理情報には、ユーザ独自の定義を表す管理情報が含まれている構成である。
【0335】
これにより、ユーザ独自の定義を用いて、より豊かな表現が可能になるという効果を奏する。
【0336】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記管理情報として、該管理情報を記録した記録・再生機器の製造元に固有のメーカIDを同時に記録する構成である。
【0337】
これにより、上記の構成による効果に加えて、記録媒体に記録されているあるコンテンツの関係を表す管理情報が同一であっても、メーカIDが異なる場合は、異なった一覧提示方法を想定して記録されていることを検出することができるという効果を奏する。
【0338】
また、本発明に係るデータ管理方法は、上記の構成に加えて、上記管理情報を理解できないシステムにおいて、上記代表データの先頭データである基本代表データを用いて一覧提示を行う構成である。
【0339】
これにより、上記の構成による効果に加えて、解釈できないユーザ定義サムネイルタイプがあった場合、基本サムネイル以外の第2サムネイル以降のサムネイルに関しては無視する運用を行うため、ユーザ定義を用いてサムネイルデータの管理を行う場合は、基本サムネイルに記録された標準のサムネイルデータを読み出すことで機器間の互換性を保つことが可能となるという効果を奏する。
【0340】
また、本発明に係るデータ管理装置は、個々の代表データを作成する機能を代表データ作成機能として有する代表データ作成手段と、少なくとも一つのコンテンツについて、各コンテンツに対し、上記代表データ作成機能を用いてどのようにすべての代表データを用意するかを定めた代表データ作成手順を一つ割り当てて、その代表データ作成手順を管理情報として記憶する管理情報記憶手段とを備えた構成である。
【0341】
これにより、1つのコンテンツに対する複数の代表データに対して多様な意味付けを行って管理することで、そのような多様な代表データ作成機能を持った記録・再生機器ではその代表データ作成機能に従って色々な代表データの提示を行える。つまり、記録・再生機器が有する様々な代表データ作成機能を使っての代表データの提示が可能になる。それゆえ、記録・再生機器の代表データ作成機能を用いて、コンテンツの代表データの提示時において代表データに様々な種類を持たせ、代表データの視認性を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録媒体上に記録されたコンテンツデータ、サムネイルデータ、インデックスデータをファイル形式で記録する場合の階層構造を示す図である。
【図2】記録媒体に記録されているコンテンツデータの一覧情報をGUI画面に表示する場合を示す図である。
【図3】記録媒体に記録された各コンテンツデータとサムネイルデータの関係を示す図である。
【図4】記録媒体に記録されているインデックス情報のデータ構造を示す図である。
【図5】記録媒体に記録されているインデックス情報のデータ構造を示す図である。
【図6】記録媒体に記録されているインデックス情報のデータ構造を示す図である。
【図7】各サムネイルファイルにおけるサムネイルデータのデータ配置を示す図である。
【図8】記録媒体にコンテンツを記録する処理の流れを示す図である。
【図9】記録媒体にコンテンツを記録する処理の流れを示す図である。
【図10】記録媒体にコンテンツを記録する処理の流れを示す図である。
【図11】記録媒体にコンテンツを記録する処理の流れを示す図である。
【図12】記録媒体に記録されているコンテンツを再生する処理の流れを示す図である。
【図13】記録媒体に記録されているコンテンツを再生する処理の流れを示す図である。
【図14】記録媒体に記録されているコンテンツを再生する処理の流れを示す図である。
【図15】記録媒体に記録されているコンテンツを再生する処理の流れを示す図である。
【図16】記録媒体に記録されているコンテンツを再生する処理の流れを示す図である。
【図17】記録媒体上のコンテンツに関するサムネイルデータを1つのサムネイルデータファイルで管理する場合を示す図である。
【図18】記録媒体上のコンテンツに関するインデックス情報、およびサムネイルデータを1つのファイルで管理する場合を示す図である。
【図19】記録媒体上のコンテンツに関するインデックス情報、およびサムネイルデータを1つのファイルで管理する場合のインデックス情報のデータ構造を示す図である。
【図20】記録媒体上のコンテンツに関するインデックス情報、およびサムネイルデータを1つのファイルで管理する場合のインデックス情報のデータ構造を示す図である。
【図21】記録媒体上のコンテンツに関するインデックス情報、およびサムネイルデータを1つのファイルで管理する場合のファイル内のデータ配置を示す図である。
【図22】本発明の実施形態における概略構成を示すブロック図である。
【図23】1つのインデックスファイルへのコンテンツの登録に関する記録媒体上での物理的なインデックスファイル処理過程を示す図である。
【図24】1つのインデックスファイルにコンテンツを登録する処理過程を示す図である。
【図25】基本サムネイルデータをインデックスファイル内に、拡張サムネイルデータを各コンテンツファイル内にファイル形式で記録する場合の階層構造を示す図である。
【図26】記録媒体に記録された各コンテンツデータとサムネイルデータの関係を示す図である。
【図27】基本サムネイルデータをインデックスファイル内に、拡張サムネイルデータを各コンテンツファイル内に格納する場合のインデックス情報のデータ構造を示す図である。
【図28】基本サムネイルデータをインデックスファイル内に、拡張サムネイルデータを各コンテンツファイル内に格納する場合のインデックス情報のデータ構造を示す図である。
【図29】基本サムネイルデータをインデックスファイル内に、拡張サムネイルデータを各コンテンツファイル内に格納する場合のインデックス情報のデータ構造を示す図である。
【図30】基本サムネイルデータをインデックスファイル内に、拡張サムネイルデータを各コンテンツファイル内に格納する場合の各ファイル内におけるデータ配置を示す図である。
【符号の説明】
100〜103 ファイルシステム階層上のディレクトリ
104 インデックスデータを格納したインデックスファイル
105〜107 サムネイルデータを格納したサムネイルファイル
108〜112 AVコンテンツデータおよびその管理情報を格納したAVコンテンツデータファイル
200 GUI画面上におけるAVコンテンツのサムネイル画像表示領域
201〜205 各AVコンテンツのサムネイル画像
206 GUI画面上におけるサムネイル画像用スクロールバー
207 GUI画面上におけるAVコンテンツに関する情報出力領域
300〜304 記録媒体上のAVコンテンツに関するサムネイルデータとその管理方法
305〜313 記録媒体上のAVコンテンツのサムネイルデータ
500〜508 サムネイルデータファイル内サムネイルデータ領域
1100 インデックス情報領域
1101〜1109 サムネイルデータ
1200 バス
1201 ホストCPU
1202 RAM
1203 ROM
1204 ユーザインタフェース
1205 システムクロック
1206 光ディスク
1207 ピックアップ
1208 ECCデコーダ
1209 ECCエンコーダ
1210 再生用バッファ
1211 記録/アフレコ用バッファ
1212 デマルチプレクサ
1213 マルチプレクサ
1214 多重化用バッファ
1215 オーディオデコーダ
1216 ビデオデコーダ
1217 オーディオエンコーダ
1218 ビデオエンコーダ
1310 記録媒体
1311 インデックスファイル
1312 インデックスファイルのリストデータ
1313〜1315 サムネイル(またはタイトル)データ
1401〜1403 記録媒体上のファイルシステムにおけるディレクトリ
1410 インデックスファイル
1420〜1422 コンテンツファイル
1600〜1604 記録媒体上のコンテンツに関するサムネイルデータとその管理方法
1605〜1609 記録媒体上のコンテンツにおける基本サムネイルデータ
1610〜1615 記録媒体上のコンテンツにおける拡張サムネイルデータ
1800 インデックス情報
1801〜1805 基本サムネイルデータ
1806〜1810 コンテンツデータ
1811〜1814 拡張管理情報
1815〜1820 拡張サムネイルデータ
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a data management method, a data management device, and a data management method for managing content data when a plurality of content data such as video, still image, audio, and text are recorded on a recording medium such as a hard disk, an optical disk, and a semiconductor memory. The present invention relates to a computer-readable storage medium storing a management program and a data management program.
[0002]
[Prior art]
For one content having a plurality of scenes, information such as a reduced image (thumbnail) representing the feature of the content data recorded on the recording medium, the name (title) of the content data, and text data in which a description of the content data and the like are described; Data (hereinafter, representative data) is recorded for each scene.
[0003]
The relationship between the plurality of representative data is unique, and cannot represent different relationships. For example, in the moving image content, a reduced image of an image at a certain time is certain representative data, a reduced image of an image at another certain time is another representative data, and both are always images at two predetermined times, There is a relationship.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-7-295873 (publication date: November 10, 1995)
[0005]
[Patent Document 2]
JP-A-11-176137 (published on July 2, 1999)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, for one content having a plurality of scenes, even in a configuration having a plurality of reduced images representing the characteristics of content data, all of these reduced images correspond to each scene. It is not allowed to register a reduced image that does not conform to the rules.
[0007]
Therefore, even if the recording / reproducing device has a function of processing a general image file (instead of a reduced image of the content data), one obtained by processing one of the reduced images as a material is The content cannot be registered as another reduced image.
[0008]
For this reason, various types of display methods of the reduced image cannot be provided. This results in poor visibility and difficulty in searching if there is only a similar reduced image when trying to look at the reduced image when searching for content.
[0009]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object of the present invention is to use a processing function of a recording / reproducing device to provide various types of representative data when presenting representative data of a content. It is an object of the present invention to provide a data management method, a data management device, a data management program, and a computer-readable storage medium storing the data management program, which can improve the visibility of the data.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, a data management method according to the present invention is directed to a data management method for managing a plurality of contents by representative data representing each of the contents and presentable by a recording / reproducing device. When the function of creating individual representative data is referred to as a representative data creation function, for at least one content, how to prepare all the representative data for each content using the above-described representative data creation function is defined. One representative data creation procedure is assigned, and the representative data creation procedure is stored as management information.
[0011]
With the above configuration, for at least one content, one representative data creation procedure that determines how to prepare all the representative data using the representative data creation function is assigned to each content. The data creation procedure is stored as management information.
[0012]
The number of the representative data may or may not be determined in the representative data creation procedure.
[0013]
Examples of the representative data creation function include a function of creating a reduced image of the original data when the original data is image data, a function of creating a character string representing a title of a content, and the like.
[0014]
As the representative data creation procedure, “main”, “back”, and the like described as the thumbnail type in FIG. 3 can be given.
[0015]
By storing the management information, the relationship between the representative data of different contents is stored.
[0016]
The presentation includes display and printing.
[0017]
The representative data is created, for example, based on the data of the content. Also, for example, it is created based on data separately stored in a recording / reproducing device.
[0018]
The representative data may be created in accordance with an instruction from a user.
[0019]
For example, as the management information, the recording / reproducing device can arbitrarily determine the relationship between a plurality of representative data. For example, in a moving image content, a thumbnail of an image just every hour is presented larger than others.
[0020]
Further, for example, as management information, a user can arbitrarily determine a relationship between a plurality of representative data. For example, in a moving image content, characters are inserted only into thumbnails of images that the user particularly likes.
[0021]
More specifically, for example, for at least one content, not limited to only representative data that faithfully reproduces the content, a representative data creation function of the recording / reproducing device that presents the representative data to the user is provided. It is possible to have representative data processed according to a predetermined procedure (which can be determined by the user).
[0022]
In this case, for the predetermined content, only one representative data may be processed using the representative data creation function. For the predetermined content, all the representative data may be processed using the representative data creation function. For all contents, all representative data may be processed using the representative data creation function.
[0023]
The presentation of the representative data is, for example, presentation of a reduced image or a title.
[0024]
Therefore, by managing a plurality of representative data for one content by assigning various meanings to them, a recording / reproducing device having such various representative data creation functions can perform various operations according to the representative data creation function. Representative data can be presented. That is, it is possible to present representative data using various representative data creation functions of the recording / reproducing device. Therefore, when the representative data of the content is presented using the representative data creation function of the recording / reproducing device, the representative data can have various types, and the visibility of the representative data can be improved.
[0025]
Further, the data management method according to the present invention is characterized in that, in addition to the above configuration, the representative data is stored in a file dedicated to the representative data.
[0026]
With the above configuration, the representative data is stored in a file dedicated to the representative data.
[0027]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, since only the representative data is recorded in the file dedicated to the representative data, the representative data can be read at high speed, and the list can be presented at high speed.
[0028]
Further, the data management method according to the present invention is characterized in that, in addition to the above configuration, the representative data has a fixed data length.
[0029]
With the above configuration, the representative data has a fixed data size.
[0030]
Therefore, in addition to the effects of the above-described configuration, it is possible to easily exchange, delete, and rewrite data between the data blocks.
[0031]
In addition, in order to access each representative data in the representative data file, only the management information holding the number of the representative data is used, and it is not necessary to separately manage the size information of each representative data. Therefore, in addition to the effect of the above configuration, it is possible to reduce the amount of management information for accessing the representative data.
[0032]
Further, the data management method according to the present invention is characterized in that, in addition to the above configuration, a plurality of the representative data for one content is continuously recorded.
[0033]
With the above configuration, a plurality of the representative data for one content is continuously recorded. Therefore, in addition to the effect of the above configuration, by recording representative data relating to one content continuously in the representative data file, it is possible to perform high-speed access when recording or reading the representative data.
[0034]
Further, in addition to the effect of the above configuration, it becomes possible to prepare management information for accessing a plurality of representative data relating to one content with a minimum data amount, and it is possible to reduce the management information amount. Become.
[0035]
In addition, the data management method according to the present invention is characterized in that, in addition to the above configuration, the representative data file is divided into at least two files and recorded.
[0036]
With the above configuration, the file for the representative data is recorded by being divided into at least two files.
[0037]
For example, the content is divided into files and recorded.
[0038]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, by collectively recording the representative data for each content in one file, the contents of the content can be instantaneously confirmed only by referring to the representative data file corresponding to the content. .
[0039]
In addition to the effect of the above configuration, when the same representative data is used between different contents, the representative data file is managed to be the same between these contents, so that the representative data file can be shared. And the number of representative data files can be reduced.
[0040]
Further, the data management method according to the present invention is characterized in that, in addition to the above configuration, the management information includes management information indicating that head data of the representative data is basic representative data. I have.
[0041]
With the above configuration, the leading data of the representative data is used as the basic representative data for the presentation of the list.
[0042]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, by managing the standard representative data used for presenting a list of one content as the leading representative data, for example, the data using the management method indicated by the management information indicating the relationship can be obtained. In a portable device having only a basic data processing function without a processing function, a list of contents recorded on a recording medium can be presented by presenting only basic representative data on a GUI or the like.
[0043]
In the data management method according to the present invention, in addition to the above configuration, the management information includes management information indicating that one representative data is managed using two or more data blocks. It is characterized by:
[0044]
With the above configuration, one representative data is managed using two or more data blocks.
[0045]
Therefore, the data area for recording one thumbnail data can be increased as compared with the case where one thumbnail data is recorded in the area (basic thumbnail area) for recording one thumbnail data. Therefore, in addition to the effects of the above configuration, the present invention can be used, for example, when recording high-quality (low-compression) thumbnail data or high-resolution thumbnail data.
[0046]
Further, in addition to the above configuration, the data management method according to the present invention further includes, in addition to the basic representative data, original management data added immediately after recording of the content in the management information, for the second and subsequent data. It is characterized in that management information indicating management as representative data is included.
With the above configuration, separately from the basic representative data, original representative data added immediately after recording is managed as second and subsequent representative data.
[0047]
That is, not only devices corresponding to a plurality of representative data managements for performing various data processing functions and list presentation methods, but also basic data processing functions and functions not having these various data processing functions and list presentation methods. It is useful that a recording / reproducing device such as a portable device equipped with only the list presentation method can be managed by a common management method / means without providing a special management method / means. This means that it is necessary to consider compatibility between devices for various applications and manufacturers who have created the devices.
[0048]
For this reason, a management method and management structure that allows management of multiple representative data and compatibility between devices corresponding to various uses with a common management method and means without special management methods and means are developed. can do.
[0049]
Therefore, in this data management method, the thumbnail data according to the user's preference is recorded in the basic thumbnail from among a plurality of thumbnails recorded by editing the original thumbnail data, so that the thumbnail screen is displayed on the content GUI screen. Thumbnail data can be presented. Therefore, in addition to the effect of the above configuration, it is possible to select the thumbnail data to be presented on the GUI.
[0050]
Further, in addition to the effect of the above configuration, it is possible to always return the thumbnail data presented on the GUI screen to the original thumbnail data.
[0051]
Further, a data management method according to the present invention is characterized in that, in addition to the above configuration, the management information includes management information representing a user-specific definition.
[0052]
With the above configuration, the management information has management information indicating a user-specific definition.
[0053]
Therefore, a richer expression can be achieved by using a user-specific definition.
[0054]
In addition, since the original user definition is prepared for the representative data, there is a device that cannot understand the thumbnail type of the original user definition, but in the device, the representative data used for the list presentation is the same as described above. By presenting the basic representative data which is the head data of the representative data. Therefore, in addition to the effect of the above configuration, when managing representative data using user definition, it is possible to maintain compatibility between devices by recording standard representative data as basic representative data. It becomes.
[0055]
Further, the data management method according to the present invention is characterized in that, in addition to the above configuration, a maker ID unique to a manufacturer of a recording / reproducing device which records the management information is simultaneously recorded as the management information.
[0056]
With the above configuration, a maker ID unique to the manufacturer of the recording / reproducing device that records the management information is simultaneously recorded as the management information.
[0057]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, even when the management information indicating the relationship between certain contents recorded on the recording medium is the same, if the maker ID is different, the recording is performed by assuming a different list presentation method. Can be detected.
[0058]
Further, the data management method according to the present invention is characterized in that, in addition to the above configuration, in a system in which the management information cannot be understood, a list is presented using basic representative data which is head data of the representative data. .
[0059]
With the above configuration, in a system that cannot understand the management information, a list is presented using the basic representative data that is the head data of the representative data.
[0060]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, when there is a user-defined thumbnail type that cannot be interpreted, the operation of ignoring the thumbnails after the second thumbnail other than the basic thumbnail is performed. In this case, compatibility between devices can be maintained by reading standard thumbnail data recorded in the basic thumbnail.
[0061]
For example, if there is a user-defined thumbnail type that cannot be interpreted, the operation of ignoring the thumbnails after the second thumbnail other than the basic thumbnail is performed. Therefore, when managing the thumbnail data using the user definition, the thumbnail is recorded in the basic thumbnail. By reading the standardized thumbnail data, compatibility between devices can be maintained.
[0062]
Further, a data management device according to the present invention is a data management device that manages a plurality of contents by representative data that represents each of the contents and can be presented by a recording / reproducing device. A representative data creating means having a creating function as a representative data creating function, and a representative defining how to prepare all the representative data for each content using the above representative data creating function for at least one content. Management information storage means for allocating one data creation procedure and storing the representative data creation procedure as management information.
[0063]
With the above configuration, for at least one content, one representative data creation procedure that determines how to prepare all the representative data using the representative data creation function is assigned to each content. The data creation procedure is stored as management information.
[0064]
The number of the representative data may or may not be determined in the representative data creation procedure.
[0065]
Examples of the representative data creation function include a function of creating a reduced image of the original data when the original data is image data, a function of creating a character string representing a title of a content, and the like.
[0066]
As the representative data creation procedure, “main”, “back”, and the like described as the thumbnail type in FIG. 3 can be given.
[0067]
By storing the management information, the relationship between the representative data of different contents is stored.
[0068]
The presentation includes display and printing.
[0069]
The representative data is created, for example, based on the data of the content. Also, for example, it is created based on data separately stored in a recording / reproducing device.
[0070]
The representative data may be created in accordance with an instruction from a user.
[0071]
For example, as the management information, the recording / reproducing device can arbitrarily determine the relationship between a plurality of representative data. For example, in a moving image content, a thumbnail of an image just every hour is presented larger than others.
[0072]
Further, for example, as management information, a user can arbitrarily determine a relationship between a plurality of representative data. For example, in a moving image content, characters are inserted only into thumbnails of images that the user particularly likes.
[0073]
More specifically, for example, for at least one content, not limited to only representative data that faithfully reproduces the content, a representative data creation function of the recording / reproducing device that presents the representative data to the user is provided. It is possible to have representative data processed according to a predetermined procedure (which can be determined by the user).
[0074]
In this case, for the predetermined content, only one representative data may be processed using the representative data creation function. For the predetermined content, all the representative data may be processed using the representative data creation function. For all contents, all representative data may be processed using the representative data creation function.
[0075]
The presentation of the representative data is, for example, presentation of a reduced image or a title.
[0076]
Therefore, by managing a plurality of representative data for one content by assigning various meanings to them, a recording / reproducing device having such various representative data creation functions can perform various operations according to the representative data creation function. Representative data can be presented. That is, it is possible to present representative data using various representative data creation functions of the recording / reproducing device. Therefore, when the representative data of the content is presented using the representative data creation function of the recording / reproducing device, the representative data can have various types, and the visibility of the representative data can be improved.
[0077]
A data management program according to the present invention is a program for causing a computer to function as a content management unit and a management information storage unit in any of the data management apparatuses described above.
[0078]
A computer-readable storage medium storing a data management program according to the present invention is characterized by storing the above data management.
[0079]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[Embodiment 1]
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0080]
In the present embodiment, AV content data such as video, still images, audio, text, etc. is recorded on a randomly accessible recording medium such as a hard disk, an optical disk, or a semiconductor memory. A data management method and apparatus for managing AV content data when a plurality of AV content data are recorded thereon. The data management device includes a CPU (Central Processing Unit) (representative data creation means), an external storage device (management information storage means), a memory, and an input device such as a keyboard and a pointing device and an output device such as a display. It can be realized by a computer provided with. The data management device is realized by a program (data management program) for making this process function. This program is stored in a computer-readable storage medium. Here, the storage medium is a storage medium configured with a computer main body, such as a tape system such as a magnetic tape or a cassette tape, a magnetic disk such as a flexible disk or a hard disk, or an optical disk such as a CD-ROM / MO / MD / DVD. A program reading device is provided as an external storage device, such as a disk system such as a disk system and a card system such as an IC card (including a memory card) / optical card, and is a storage medium that can be read by inserting a storage medium therein. Alternatively, the medium may include a fixed program including a semiconductor memory such as a mask ROM, an EPROM, an EEPROM, or a flash ROM. Further, the medium may be a medium that carries the program fluidly such that the program is downloaded from a communication network. When the program is downloaded from the communication network as described above, the download program may be stored in the computer in advance, or may be installed from another storage medium.
[0081]
Applications of the data management method of the present invention include video cameras, digital still cameras, portable audio players, and the like. The AV content data file according to the present invention, for example, in the case of a video camera, refers to a file in which the time from the start of shooting to the end of shooting is stored as one set of data. Also, in a digital still camera, one still image data is stored in a recording medium as an AV content data file, and in a portable audio player, one music data is stored in a recording medium.
[0082]
Hereinafter, a method for recording and reproducing AV content data according to the present invention, a method for centrally managing AV content data recorded on a recording medium and its structure, and a method for having a plurality of data used for displaying a list of the AV content data will be described. The method and its structure will be described.
[0083]
〔System configuration〕
FIG. 22 is a configuration diagram of a video disk recorder commonly used in the present invention. As shown in FIG. 22, this device includes a bus 1200, a host CPU 1201, a RAM 1202, a ROM 1203, a user interface 1204, a system clock 1205, an optical disk 1206, a pickup 1207, an ECC (Error Correcting Coding) decoder 1208, an ECC encoder 1209, and a reproduction device. Buffer 1210, recording / after-recording buffer 1211, demultiplexer 1212, multiplexer 1213, multiplexing buffer 1214, audio decoder 1215, video decoder 1216, audio encoder 1217, video encoder 1218, and cameras, microphones, speakers, displays, and the like (not shown) It consists of.
[0084]
The host CPU 1201 controls a demultiplexer 1212, a multiplexer 1213, a pickup 1207, and an audio decoder 1215, a video decoder 1216, an audio encoder 1217, and a video encoder 1218 (not shown) via a bus 1200.
[0085]
At the time of reproduction, data read from the optical disk 1206 through the pickup 1207 is error-corrected by the ECC decoder 1208, and is temporarily stored in the reproduction buffer 1210. The host CPU 1201 instructs the demultiplexer 1212 to distribute the data in the reproduction buffer to an appropriate decoder according to the type according to the data transmission request from the audio decoder 1215 and the video decoder 1216 based on the management information on the data being reproduced. give.
[0086]
On the other hand, at the time of recording, data compressed and encoded by the audio encoder 1217 and the video encoder 1218 is once sent to the multiplexing buffer 1214, AV multiplexed by the multiplexer 1213, and sent to the recording / after-recording buffer 1211. The data in the recording / after-recording buffer 1211 is added with an error correction code by an ECC encoder 1209, and is recorded on an optical disk 1206 through a pickup 1207.
[0087]
MPEG-1 Layer-II is used for encoding the audio data, and MPEG-2 is used for encoding the video data.
[0088]
The optical disc 1206 is a detachable optical disc in which recording and reproduction are performed in a spiral form from the outer periphery to the inner periphery. 2048 bytes are defined as one sector, and an ECC block is composed of 16 sectors for error correction. When rewriting data in an ECC block, the entire ECC block including the data is read, error correction is performed, target data is rewritten, an error correction code is added again, and an ECC block is formed. Need to be recorded. The optical disc 1206 employs ZCAV (constant zone angular velocity) in order to increase the recording efficiency, and the recording area includes a plurality of zones having different rotation speeds.
[0089]
[File system]
A file system is used to manage various information on the optical disc 1206. As a file system, UDF (Universal Disk Format) is used in consideration of interoperability with a PC (personal computer). On the file system, various management information and AV streams are treated as files.
[0090]
The user area is managed in 2048-byte logical blocks (one-to-one correspondence with sectors). Each file is composed of an integer number of extents (consecutive logical blocks), and may be recorded in a distributed manner in extent units. The free area is managed in logical block units using Space Bitmap.
[0091]
[Thumbnail data is composed of multiple files]
[Manage multiple thumbnails for one content]
[File structure on recording medium]
FIG. 1 shows, on a GUI screen, index information for managing AV content data and attribute information relating to each AV content data recorded on the recording medium on a recording medium according to the present invention, and a list of the index information. An example is shown in which data (thumbnail, title, text data, etc.) representing the characteristics of AV content data used for recording is recorded in a file format via a file system.
[0092]
As the AV content to be recorded on the recording medium, for example, when recording from a recording start to a recording end as one scene in one file, the AV content data file in which one scene is recorded is SHRP0000. INF (108). Similarly, SHRP0001. INF (109) to SHRP0004. INF (112) indicates that it is an AV content data file corresponding to each scene. The AV content data files 108 to 112 are registered in the video directory 103.
[0093]
Next, SHRP0000. The IDX (104) stores attribute information relating to each AV content recorded on a recording medium, management information relating to data representing characteristics of the AV content data such as thumbnail data and title information which are still images of one scene of the AV content data, and the like. Is an index file. The index file 104 is registered in the Index directory 101.
[0094]
In order to present a list of AV contents on a recording medium to a user, thumbnail data representing characteristics of each content is prepared. Thumbnail data is collectively recorded in a dedicated file for recording thumbnails. In the example of FIG. 1, a file in which several pieces of thumbnail data are collectively recorded, SHRP0000. THM (105) to SHRP0002. It is composed of a THM (107).
[0095]
FIG. 1 shows that thumbnail data of the AV content data files 108 and 112 are recorded in the thumbnail data file 105. Similarly, the thumbnail data file 106 indicates that the AV content data files 109 and 110 are recorded, and the thumbnail data file 107 indicates that the thumbnail data of the AV content data file 111 is recorded.
[0096]
The thumbnail data files 105 to 107 are registered in the Thumb directory 102.
[0097]
As described above, a set of a plurality of thumbnail data for each AV content can be divided into a plurality of thumbnail data files and recorded, so that a user or a recording / reproducing device can freely configure a thumbnail data file. .
[0098]
FIG. 1 shows that the Index directory 101, Thumb directory 102, and Video directory 103 are registered in the ROOT directory 100 on the file system hierarchy.
[0099]
[GUI display]
FIG. 2 shows an example in which AV contents 108 to 112 of FIG. 1 are displayed on a GUI display screen. As a region for displaying thumbnails of AV contents recorded on the recording medium, a total of nine 3 × 3 display regions (200) are configured. When there are nine or more AV contents to be displayed, the screen is scrolled by pressing the up and down arrow buttons (206), and thumbnails of all the AV contents registered in the index file can be displayed.
[0100]
Thumbnail data representing the characteristics of the AV content 108 in FIG. 1 is displayed as 201 on the GUI display area. Similarly, AV contents 109 to 112 correspond to 202 to 205 on the GUI display area, respectively.
[0101]
The GUI of FIG. 2 shows a state in which the AV content 201 is selected (the thumbnail image 201 is surrounded by a thick line), and information about the AV content 201 is displayed in an information display area 207 about the content. Is done. In the content information display area 207, “hill climbing” is displayed as title data representing the characteristics of the AV content 201, indicating that attribute information such as a recording mode and a reproduction time is also displayed.
[0102]
[Management of multiple thumbnails]
A case in which a plurality of thumbnails are used as data to be displayed on a GUI, which represents the characteristics of content recorded on a recording medium according to the present invention, will be described.
[0103]
By managing a plurality of thumbnails for one content, the thumbnails displayed on the GUI screen can have various functions and a method of presenting to the user as described later.
[0104]
FIG. 3 shows an example of managing a plurality of thumbnail data for one content, and is a diagram showing thumbnail data used for GUI display of each content file shown in FIG. The thumbnail data sets of the AV content data files 108 to 112 in FIG. 1 correspond to 300 to 304 in FIG. 3, respectively, and 305 to 313 represent the thumbnail data.
[0105]
The thumbnail data provided for the GUI display of the AV content data file 108 in FIG. 1 is the thumbnail data shown in 300 in FIG. 3, the thumbnail type described later is “main”, and the number of data blocks used in the thumbnail data area Is "1". That is, in the AV content data 108, only the thumbnail data 305 is held.
[0106]
Similarly, the thumbnail data provided on the GUI display of the AV content data file 109 in FIG. 1 is a thumbnail data set indicated by 301 in FIG. 3, the thumbnail type is “back”, and the number of used data blocks in the thumbnail data area is Is "2". That is, in the AV content data 109, 306 and 307 are provided as thumbnail data, and 306 is used as a thumbnail to be displayed as a standard on the GUI screen.
[0107]
Similarly, the AV content data files 110 to 112 in FIG. 1 correspond to 302 to 304 in FIG. 3, respectively, indicating that a plurality of thumbnail data are provided for each AV content data file. .
[0108]
[Thumbnail type and number of registrations]
Thumbnail types indicated by 300 to 304 in FIG. 3 represent a method of managing a plurality of thumbnail data shown in FIG.
[0109]
[Description of thumbnail type is "main"]
The thumbnail type “main” indicates that only one thumbnail data is provided in the content file. Reference numeral 300 indicates that one thumbnail data 305 is recorded as a basic thumbnail for the AV content data file 108 in the thumbnail data file 105 in FIG. The number of used data blocks being one indicates that one data area for recording thumbnail data is used (basic thumbnail area).
[0110]
The thumbnail data 304 indicates that one thumbnail data 313 is recorded in the thumbnail data file 105 in FIG. 1 as thumbnail data for the AV content data file 112 using two blocks. The number of used data blocks being two indicates that there are two data blocks for recording thumbnail data.
[0111]
This is because 304 can increase the data area for recording one thumbnail data, compared to recording one thumbnail data in a data block (basic thumbnail area) for recording one thumbnail data, For example, there is an effect that it can be used when recording high-quality (low-compression) thumbnail data or high-resolution thumbnail data.
[0112]
In order to detect whether or not high-resolution thumbnail data is used, when the thumbnail type is “main” and the “number of used data blocks” is 2 or more, it is identified as high-resolution thumbnail data. I do.
[0113]
[Description of thumbnail type is "back"]
The thumbnail type “back” indicates that the original thumbnail data is managed as the second thumbnail of the thumbnail data in the content file. The original thumbnail data is standard thumbnail data of the content, and is, for example, thumbnail data that most represents the characteristics of the content recorded immediately after the content is recorded on the recording medium.
[0114]
At 301 in FIG. 3, original thumbnail data 307 is recorded in the second thumbnail area as thumbnail data for the AV content data file 109 in the thumbnail data file 106 shown in FIG. 1, and characters are added to the original data. This indicates that the edited thumbnail data 306 is recorded as a basic thumbnail. The number of used data blocks being two indicates that there are two data blocks for recording thumbnail data.
[0115]
When only the original thumbnail data is recorded as the thumbnail data to be displayed on the GUI display screen, the same data as that recorded in the second thumbnail data is recorded in the basic thumbnail. Also, for example, when editing such as adding characters to the original thumbnail data 307 as shown at 306 in FIG. 3 or when recording completely different thumbnail data, the basic thumbnail and the third thumbnail and after are added. It is possible to manage such that the thumbnail data is recorded and the thumbnail data used on the GUI display screen is recorded as basic thumbnail data.
[0116]
It is necessary to manage the number of recorded thumbnail data (the number using the thumbnail data area) by the number of used data blocks.
[0117]
In this management method, the thumbnail data according to the user's preference is recorded as a basic thumbnail from a plurality of thumbnails recorded by editing the original thumbnail data, so that the thumbnail data is displayed on the GUI screen of the content. Can be displayed, and there is an effect that the thumbnail data to be displayed on the GUI can be changed by exchanging a plurality of thumbnail data other than the basic thumbnail data with the basic thumbnail data. Further, there is an effect that the thumbnail data displayed on the GUI screen can be returned to the original thumbnail data at any time.
[0118]
[Description of thumbnail type is "multi"]
In the thumbnail type “multi”, one thumbnail data in the content file is recorded in one data block, and can be displayed on the GUI screen by itself, and a free image by a user or a recording / reproducing device is used as thumbnail data. This indicates that multiple recordings are to be made.
[0119]
At 302 in FIG. 3, in the thumbnail data file 106 in FIG. 1, basic thumbnails, second thumbnails, and thumbnail data 308 to 310 are recorded as thumbnail data for the AV content data file 110 as thumbnail data. It is shown that. The number of used data blocks being three indicates that three data blocks for recording thumbnail data are used.
[0120]
This is because, by registering a plurality of thumbnail data for one content, the thumbnail data according to the user's preference among the plurality of recorded thumbnails is recorded as a basic thumbnail, and the thumbnail is displayed on the GUI screen of the content. It is possible to display data, and there is an effect that the thumbnail data displayed on the GUI screen can be changed by exchanging the basic thumbnail data with a plurality of thumbnail data other than the basic thumbnail data.
[0121]
As a method of registering a plurality of thumbnail data, for example, one thumbnail data is registered at an arbitrary reproduction time interval of the content, and the thumbnail data is sequentially displayed at a constant time interval, for example. You can get an overview of Further, since an image at an arbitrary time in the content can be recorded, a means for separately managing time information is provided, such as providing time information corresponding to individual thumbnail data in [management information for managing a plurality of thumbnails] described later. Accordingly, there is an effect that the content can be reproduced from the reproduction position corresponding to the thumbnail data by selecting the thumbnail data by the user.
[0122]
[User defined thumbnail type]
If the thumbnail type is a thumbnail type other than the above “main”, “back”, and “multi”, it indicates that it is a user-defined unique management method. In FIG. 6, the unknown thumbnail type defined by the user is indicated by using “****”. “****” means any four characters, and can be freely set for each type defined by the user.
[0123]
Reference numeral 303 in FIG. 3 indicates that basic thumbnails and thumbnail data 311 and 312 as second thumbnails are recorded as thumbnail data for the AV content data file 111 in the thumbnail data file 107 in FIG. I have. The number of used data blocks being two indicates that two data blocks for recording thumbnail data are used. It also indicates that “ovly” is defined as a unique user-defined thumbnail type.
[0124]
Since a unique user-defined type is prepared for the thumbnail type, some devices cannot understand the user-defined thumbnail type. However, in such a device, as the thumbnail data used for the GUI display, the basic thumbnail is used in the same manner as described above. Is used. In other words, if there is a user-defined thumbnail type that cannot be interpreted, the operation of ignoring thumbnails other than the basic thumbnail, such as the second and subsequent thumbnails is performed. Therefore, when managing thumbnail data using a user definition, it is possible to maintain compatibility between devices by recording standard thumbnails as basic thumbnails. Since a device that cannot interpret the user-defined thumbnail accesses only the basic thumbnail (including changing the thumbnail), the contents of the second and subsequent thumbnails (other than the basic thumbnail) are different from the basic thumbnail from the viewpoint of consistency. It is desirable that there be few dependencies.
[0125]
In FIG. 3, reference numeral 303 defines a unique user-defined “ovly” that superimposes and manages a plurality of managed thumbnail data when displaying thumbnail data.
[0126]
As an application example of the GUI display using the thumbnail type, it is shown that the basic thumbnail and the second thumbnail are superimposed and displayed on the GUI display screen. The thumbnail data 311 is thumbnail data of only a person, and nothing exists in the background portion. Reference numeral 312 denotes a desert background image. Then, when displayed on the GUI screen, the registered thumbnails are superimposed and displayed as indicated by 204 in FIG. 2 to display one thumbnail data of a person walking in the desert.
[0127]
As described above, some background thumbnail data such as 312 can be prepared, and the thumbnail data can be combined and displayed on the GUI screen according to the user's preference.
[0128]
Also, by preparing some thumbnail data of only characters and superimposing the thumbnail data of the image and displaying the thumbnail data, thumbnail data with characters can be displayed on the GUI screen. It can be changed. This has the effect of enabling operations such as changing the thumbnail displayed on the GUI screen and returning the changed thumbnail to a standard thumbnail, as in the case of the thumbnail type “back” or “multi”.
[0129]
Note that the thumbnail type “ovly” may be defined as a thumbnail type used in various devices, instead of being user-defined, like “back” and “multi”.
[0130]
[Thumbnail type variations]
When the thumbnail type is “user-defined”, it is used as a unique operation between recording / reproducing devices and manufacturers. Thumbnail types other than “user-defined” (such as “main” and “multi”) are This is a thumbnail type commonly used by recording / reproducing devices and manufacturers.
[0131]
As this commonly used thumbnail type, a basic thumbnail is provided with a thumbnail type for recording standard thumbnail data, and using the second and subsequent thumbnails to record, for example, 2D and 3D thumbnail data. In this case, thumbnail data for 2D is recorded in the basic thumbnail. Then, a thumbnail type may be prepared in which left-eye thumbnail data is recorded as the second thumbnail and right-eye thumbnail data is recorded as the third thumbnail, and thumbnail data as a 3D image is displayed using these two data. Here, a case where up to the third thumbnail data is used has been described, but a plurality of 3D images may be recorded using the fourth and subsequent thumbnail data.
[0132]
Next, a thumbnail obtained by enlarging a standard thumbnail as a thumbnail type may be recorded after the second thumbnail. For example, when the image size of the standard thumbnail data recorded in the basic thumbnail is 160 × 120, the resolution of an image similar to the standard thumbnail data is set to 640 × 480, and the resolution is set to 160 × 120. , And recording is performed using the second to fifth thumbnails. Thus, a high-resolution thumbnail can be displayed using four display portions (for example, 201, 202, 204, and 205 in FIG. 2) of the GUI screen. In addition, it is possible to perform a display method in which one of the thumbnail data with high resolution (for example, the second thumbnail data) is displayed in one display portion of the GUI screen and a part of the thumbnail data is displayed on the GUI screen. it can. Further, a display method is also possible in which a displayed part can move in the entire high-resolution thumbnail.
[0133]
In addition, a display method of partially enlarging the thumbnail data by selecting a part of the standard thumbnail data and displaying the high-resolution thumbnail data corresponding to the selected part is also possible by this thumbnail data recording method. This makes it possible to display enlarged or reduced thumbnail data starting from the standard thumbnail data.
[0134]
Also, a representative image of each scene in one content may be recorded as a plurality of thumbnail data as a thumbnail type. This is a display method in which a plurality of thumbnail data are displayed in order from a basic thumbnail at certain time intervals, so that the extracted contents of the entire content can be viewed as a slide show.
[0135]
Further, as the thumbnail type, for example, one frame of moving image data, which is 15 frames per second, may be recorded as one thumbnail data. In this method, the thumbnail data of a moving image can be displayed by reading out 15 pieces of thumbnail data per second in order from the basic thumbnail, and displaying the thumbnail data in order. These thumbnail data may be the same as the content of the video of the content, or may be a newly created moving image such as an animation.
[0136]
[Basic thumbnail]
The basic thumbnail shown in FIG. 3 is thumbnail data used for displaying on the GUI, and is the first thumbnail data among a plurality of thumbnail data provided for each content. The second and third thumbnails are additional thumbnail data that are used depending on the thumbnail type.
[0137]
With such a structure of the thumbnail data, it is possible to have a function specific to the user to be used depending on the thumbnail type.
[0138]
In addition, by managing standard thumbnail data used for GUI display of one content as the first basic thumbnail data, for example, a portable device having only a basic function that does not have a function of handling a plurality of thumbnails for one content By accessing only the basic thumbnails, a list of contents recorded on the recording medium can be displayed.
[0139]
[Management information for managing multiple thumbnails]
FIGS. 4 to 6 show examples of index information for managing a plurality of thumbnail data for one content according to the present embodiment. FIG. 4 shows index information stored in the index file 104 of FIG. “Uint32” represents an unsigned integer of 32 bits (thus, 4 bytes). Others are the same.
[0140]
The index information is management information such as information for accessing data indicating the recording date and time of each content file recorded on the recording medium and characteristics of the content. Each field of FIG. 4 is stored from the top of the index file 104.
[0141]
The “addition / attribute information”, which is the first field in FIG. 4, stores management information regarding the entire recording medium, such as the date and time when the index file was created.
[0142]
In the second field “content registration number”, the number of content files registered in the index file 104 is registered. Since the embodiment shown in FIGS. 1 to 7 is an example of five AV content data files, 5 is stored in the “content registration number” field.
[0143]
The “fixed-length data size”, which is the third field, manages the data size of an area (hereinafter, one block) for recording thumbnail data (not necessarily thumbnail data) representing the characteristics of the content data managed by the index file. . Here, the data size of one block is managed as a fixed length size. In the management mode of [management of a plurality of thumbnails], one thumbnail data area (basic thumbnail or second thumbnail) has a fixed length size, and this thumbnail data area, that is, a thumbnail using several fixed length size blocks is used. Manage data. For example, 302 in FIG. 3 indicates that the “number of used data blocks” is 3, so that three thumbnail data are recorded in the thumbnail data file 106 using three fixed-length blocks.
[0144]
From the fourth field, index information in each content file shown in FIG. 5 is stored. In FIG. 5, “ID”, “content addition / attribute information”, “thumbnail type”, “file name”, “head data block number”, “number of used data blocks”, “ It has a management information field of "ID", and is registered in the index file in the order of recording the content data on the recording medium in units of this management information field. Hereinafter, each field will be described with an example of index management for the AV content data file 110 in FIG.
[0145]
The “ID” field in FIG. 5 is information for identifying a content data file, and stores an ID number or the like representing the content data file. In the embodiment of FIGS. 1 to 3, AV content data files 108 to 112 in FIG. 1 and 300 to 304 in FIG. 3 are represented by # 1 to # 5, respectively. The ID number may be any information that specifies the content data, such as the file name of the content data file.
[0146]
When managing by ID number, information for associating the ID number with the content data file on the recording medium is managed, and the content data file corresponding to the ID number is accessed based on the correspondence information.
[0147]
The “content addition / attribute information” field stores content data file specific information such as the creation date and time of each content data file.
[0148]
The “thumbnail type” field is a field for storing the thumbnail type described in [Management of a plurality of thumbnails]. For example, the “ID” field in FIG. 5 corresponding to the AV content data file 110 (302 in FIG. 3) in FIG. 1 indicates that the thumbnail type in the index information of # 3 is “multi”.
[0149]
The “file name” field is information for specifying a file in which data representing the characteristics of the content data file is stored. FIG. 5 shows an example in which the file name of the thumbnail data file is stored. The file storing the thumbnail data of the index information whose ID field is # 3 in FIG. 5 is SHRP0001. THM, which corresponds to the thumbnail data file 106 in FIG.
[0150]
The “head data block number” is information indicating a position where data is stored in a thumbnail data file in a thumbnail data file to be described later. For example, the index information whose ID field is # 3 indicates that the thumbnail data relating to the AV content data file 110 is stored from the second block in the thumbnail data file 106 in FIG.
[0151]
The “number of used data blocks” is a field for storing the number of blocks used by data representing the feature of the content corresponding to the content data described in the “head data block number”. For example, the index information whose ID field is # 3 indicates that the thumbnail data relating to the AV content data file 110 is stored using three blocks from the second block in the thumbnail data file 106 in FIG. ing. Actually, it indicates that three thumbnail data are managed using three blocks.
[0152]
The “manufacturer ID” is an ID indicating the manufacturer of the device that has recorded the content data managed by the index information on the recording medium, and stores a unique value for each maker. FIG. 5 shows that the AV content data files 108 to 111 in FIG. 1 are recorded by devices of the same maker whose “maker ID” is 3, and the AV content data file 112 has a “maker ID” of 1 Indicates that the data was recorded by a manufacturer's device.
[0153]
By recording the AV content on a recording medium and registering the ID of the maker or device that registered the thumbnail data in the index information, it is possible to specify which maker or device recorded the AV content or the thumbnail data. it can. Further, even if the content managed by the index information recorded on the recording medium has the same thumbnail type by interpreting the “maker ID”, if the “maker ID” is different, a different GUI screen is displayed. Assuming a method, it is possible to detect that there is a possibility that the information is recorded.
[0154]
When the thumbnail type is “user defined”, since it is an original management method and a display method on the GUI screen, if the same thumbnail type is accidentally defined between the manufacturers, it may cause a malfunction. . Therefore, when interpreting "user-defined", by interpreting "maker ID" at the same time, there is an effect that malfunction can be prevented.
[0155]
FIG. 6 shows the thumbnail type in the present embodiment, which is as described in [Management of Multiple Thumbnails] and thereafter.
[0156]
[File structure of thumbnail data]
FIG. 7 is a diagram showing the arrangement of the thumbnail data in the thumbnail data file according to the present embodiment from FIG. 1 to FIG. 7. SHRP0000.N1 having thumbnail data 500 to 501 in FIG. THM corresponds to the thumbnail file 105 in FIG. Similarly, SHRP0001. THM is SHRP0002.SHRP0002. Which has a thumbnail file 106 and thumbnail data 507 to 508. THM corresponds to the thumbnail file 107. Data blocks 0 to 4 in FIG. 7 indicate that one data block is thumbnail data using a data block having a fixed length of 8 KB. This fixed length size is stored in the “fixed length data size” field of FIG.
[0157]
The thumbnail data in the AV content data file 108 shown in FIG. 1 is represented by # 1 in the index information shown in FIG. THM, “head data block number” is 0, and “use data block number” is 1, which represents 500 in FIG. Similarly, the AV content data file 109 has a thumbnail file of SHRP0001. The THM, “head data block number” is 0, and “used data block number” is 2, which represents 502 to 503 in FIG. Hereinafter, the same applies to the AV content data files 110 to 112.
[0158]
Also, the AV content data file 112 manages one thumbnail data because the thumbnail type is “main” from FIG. 5, and the “head data block number” is 1 and the “number of used data blocks” is 2. This indicates that one thumbnail data is managed using two data blocks of data blocks 1 and 2 as indicated by 501.
[0159]
By setting one data block to have a fixed length, it is possible to easily exchange data between data blocks and delete or rewrite data blocks. Further, when an unused fixed-length size data block exists in the thumbnail data file due to the deletion of the data block or the like, the area can be reused to record the thumbnail data.
[0160]
In addition, in order to access each thumbnail data in the thumbnail data file, the size information of each thumbnail data is separately managed only by management information holding the number of thumbnail data (the “number of used data blocks” field in FIG. 5). Since there is no need, there is an effect that the amount of management information for accessing thumbnail data can be reduced.
[0161]
[Content recording]
A process of recording AV content data on a recording medium and registering the recorded AV content data in an index file will be described with reference to FIG. The case where thumbnail data is registered as data representing the characteristics of AV content data to be registered in the index file will be described. However, title data, text data, and the like can be registered by a similar registration method and displayed on the GUI screen. It is also possible to register data in combination with data representing characteristics of a plurality of AV contents, such as thumbnail data and title data.
[0162]
In the content recording process, the AV content data is recorded on the recording medium in S600 according to the process flow chart of FIG. 8, and then the thumbnail data of the AV content data recorded in S601 is recorded. Then, a process of registering the recorded AV content data in the index file together with the thumbnail data recorded in S602 is performed. The details of each process will be described below.
[0163]
[Recording of content data]
The process of recording the content data (S600) in FIG. 8 will be described with reference to FIG. In step S603, a file for recording the AV content is opened on a specific directory (for example, the video directory 103 in FIG. 1). Next, in S604, when the recording is started, the data of the AV content sent from the encoder or the like is recorded on the recording medium. Then, when the recording is completed, in step S605, the recorded AV content data file is closed to store the data from the start of recording to the end of recording in one file.
[0164]
[Continuous recording of thumbnail data]
Next, the process of recording the thumbnail data (S601) in FIG. 8 will be described with reference to FIG. In S606, the type of the thumbnail to be registered in FIG. 6 is selected. Then, in step S607, one or more pieces of thumbnail data corresponding to the thumbnail type determined in step S606 are recorded on the memory of the recording device from AV content data or thumbnail data prepared in advance. Here, the thumbnail type and the thumbnail data to be recorded are extracted after recording the AV content data. For example, before recording the AV content data, a standard recording method is set in the recording device in advance. In addition, a GUI configuration that prompts the user to select the thumbnail type or the thumbnail data of the AV content data to be registered may be adopted.
[0165]
Then, the thumbnail data extracted to the memory on the recording device is subjected to the fixed-length size of one thumbnail data, so that the thumbnail data has a fixed-length size from the end (for example, 8 Kbytes as shown in FIG. 7). Fill with 0 until Here, when the thumbnail data exceeds the fixed length size, two thumbnail size data blocks are used, and after recording the thumbnail data in the first data block, the remaining thumbnail data is stored in the first data block. Record in the first data block. In order to perform the fixed length of the second data block, the data block is padded with the value 0 until it becomes the fixed length size as described above. If the thumbnail data does not fit in two data blocks, a required number of data blocks are prepared and recorded, and the last data block is padded with a value 0 so as to have a fixed length size as described above ( S608).
[0166]
In S609, a file for recording thumbnail data (for example, the thumbnail data file 105 in FIG. 1) in a specific directory for recording the thumbnail data file (for example, the Thumb directory 102 in FIG. 1) is opened. For a new file, create and open the file.
[0167]
A file for recording a plurality of thumbnail data to be recorded in one content is a file in which all content thumbnail data on a recording medium are collectively recorded in one thumbnail data file, and an index file to be described later is also combined into one file. They may be recorded together.
[0168]
This can be done simply by copying only one thumbnail data file when the list information on all the contents on the recording medium is copied to another medium or device, so that the copying can be performed easily. .
[0169]
Further, a plurality of thumbnail data for one content are continuously recorded in one thumbnail data file, but a plurality of data blocks of the thumbnail data for each content are stored in several files for each thumbnail type and purpose. You may record separately.
[0170]
This is because, for example, by collectively recording thumbnail data for each content in one file, the content of the content can be instantaneously confirmed just by referring to the thumbnail data file corresponding to the content, or the same content can be used between different contents. When thumbnail data is used, the thumbnail data files are managed so as to be the same between the contents, so that the thumbnail data files can be shared and the number of thumbnail data files can be reduced.
[0171]
Then, in S610, all the extracted thumbnail data are continuously recorded at the end of the opened thumbnail data file.
[0172]
When the recording of the thumbnail data is completed, the thumbnail data file recorded in S611 is closed.
[0173]
By continuously recording thumbnail data relating to one content in a thumbnail data file, there is an effect that high-speed access can be performed when recording or reading out thumbnail data. Also, management information for accessing a plurality of thumbnail data relating to one content as shown in FIG. 5 can be prepared with a minimum data amount, and the management information amount can be reduced.
[0174]
Also, as a method of continuously recording thumbnail data, when recording the first thumbnail data when registering a plurality of thumbnail data in one content, a fixed length size of the maximum number of thumbnail data to be registered in advance is used. An area of a certain continuous data block is secured in the thumbnail data file, and indicates in which area of the data block area secured in the [management information for managing a plurality of thumbnails] the thumbnail data is actually stored. A management method of providing a data block valid flag may be performed.
[0175]
For example, if the maximum number of thumbnail data to be registered in one content is 5, new content is recorded on a recording medium, and when thumbnail data is recorded for the first time in a thumbnail data file, five thumbnail data are stored in the thumbnail data file. An area for a data block is secured, and the number of used data blocks in the [management information for managing a plurality of thumbnails] is registered as five. Then, after the first thumbnail data is recorded in the thumbnail data file, a flag indicating that the first data block is used is recorded in the [management information for managing a plurality of thumbnails].
[0176]
When recording two or more thumbnail data, when recording the second thumbnail data, a flag indicating that the recorded data block is used is recorded in any of the remaining four data blocks. Set. This method of recording and managing the thumbnail data is repeated, so that a maximum of five thumbnail data can be recorded and managed.
[0177]
In this manner, by securing and managing the maximum number of recording data block areas for recording thumbnail data for one content, after recording the thumbnail data of a certain content, the thumbnail data file for recording the content thumbnail data becomes available. When thumbnail data of another identical content is recorded, it is possible to add thumbnail data or delete thumbnail data to the original content without moving the subsequent thumbnail data.
[0178]
In this case, the deletion of the thumbnail data can be performed by setting a flag indicating that the data block is used to unused, and there is an effect that the deletion can be performed only by operating the management information.
[0179]
Furthermore, thumbnail data can be added by using (reusing) unused fixed-size data blocks, so that the amount of additional processing of thumbnail data can be reduced and the processing time can be reduced. This has the effect.
[0180]
In addition, when deleting all the thumbnail data by deleting the content or the like, the maximum number of data block areas can be deleted at once without deleting the thumbnail data one by one. There is an effect that can be.
[0181]
[Registration of thumbnails]
The process of registering thumbnails (S602) in FIG. 8 will be described with reference to FIGS. 11, 4, and 5. FIG.
[0182]
In S612 of FIG. 11, an index file (for example, the index file of FIG. 1) for managing content data recorded on a recording medium in a specific directory (for example, the Index directory 101 of FIG. 1) where the index file exists. 104) is opened. If the recording of the AV content data is a new recording, an index file is newly created, and additional / attribute information such as the creation date and time of the index file in FIG. 4 and a fixed-length data size field are registered.
[0183]
Then, in step S613, index information related to the recorded AV content such as the content addition / attribute information and the thumbnail type shown in FIG. 5 is registered.
[0184]
In S614, the file name of the thumbnail data, which is the information of the thumbnail data of the AV content described in [Continuous Recording of Thumbnail Data], and the number of the fixed-length data block (the first The data block starts with block number 0), the number of used data blocks, the maker ID field of the device that performed the recording, and the like.
[0185]
Then, in S615, the index file (for example, 104 in FIG. 1) in which the index information is recorded is closed.
[0186]
With the above processing, the AV content data is recorded on the recording medium, and the index information including the thumbnail data and its management method is recorded on the recording medium.
[0187]
[Content playback]
A process of reproducing AV content data from a GUI display screen using an index file for managing AV content data recorded on a recording medium will be described with reference to FIG. A case will be described in which thumbnail data is used as data representing the characteristics of AV content data displayed on the GUI screen. However, title data and text data are displayed by a similar GUI screen display method, and content to be reproduced is displayed. It is possible to choose. It is also possible to select a content from a GUI display screen displayed by combining data representing characteristics of a plurality of AV contents such as thumbnail data and title data.
[0188]
In the content reproduction process, the list information of the AV content data recorded on the recording medium is displayed on the GUI screen in S700 in accordance with the flow chart of the process in FIG. 12, and then the user selects the content to be reproduced in S701. Then, a process of reproducing the AV content data file selected in S702 is performed. The details of each process will be described below.
[0189]
[Display of GUI screen]
The process of displaying the GUI screen (S700) in FIG. 12 will be described with reference to FIG. In S703, an index file (for example, index file 104 in FIG. 1) that manages list information of AV contents recorded on the recording medium is opened.
[0190]
Next, in S704, it is confirmed whether all the index information stored in the index file has been displayed on the GUI screen. Here, since it is the display of the first index information, the process proceeds to S705 to perform a process of displaying the first index information on the GUI screen.
[0191]
[Display content on GUI screen]
The process of displaying the content on the GUI screen will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0192]
In S707, the addition / attribute information of the content and the access data of the thumbnail data shown in FIG. 5 in the index file are read.
[0193]
In step S708, a thumbnail data file storing the thumbnail data (for example, the thumbnail data file 105 in FIG. 1) is opened based on the file name included in the access data of the read thumbnail data.
[0194]
Next, in step S709, the head block number from the head of the thumbnail data file corresponding to a value obtained by multiplying the head block number and the value of the fixed length data size recorded in the index file from the head block number included in the access data of the thumbnail data is obtained. Move to position. Then, after reading the thumbnail data from the thumbnail data file by the number of used data blocks (the size of the value obtained by multiplying the fixed-length data size and the number of used data blocks), the thumbnail data file is closed in S710.
[0195]
In S711, the read thumbnail data is displayed on the GUI screen by a management method suitable for the manufacturer ID and the thumbnail type. For example, in # 1 in FIG. 5, the thumbnail type is "main", the head block number is "0", and the number of used blocks is "1", so that the thumbnail data file SHRP0000. Basic thumbnail data corresponding to the first data block stored in the first 8 Kbytes of THM is displayed on the GUI screen (corresponding to the data block 500 in FIG. 7).
[0196]
Also, for example, in # 4 in FIG. 5, the thumbnail type is “ovly”, which indicates that the management is based on user definition, and whether the index information is user-defined is confirmed by the manufacturer ID. If it is user-defined, it is displayed on the GUI screen according to the defined management method. In this case, since the thumbnail data having the first block number of “0” and the number of used blocks of “2” is defined as a thumbnail data file SHRP0002. The thumbnail data corresponding to the two data blocks stored in the first 16 Kbytes of the THM are read out and superimposed and displayed on the GUI screen (corresponding to the data blocks 507 and 508 in FIG. 7).
[0197]
In S712, preparation is made for reading out the index information next to the index information displayed on the GUI, and the process returns to S704. Then, the loop of S704 and S705 is repeated to read all the index information stored in the index file, and when the display on the GUI screen is completed, the process proceeds to S706, and the index file is closed.
[0198]
[Selecting content to play]
Next, the process of selecting content to be reproduced in S701 will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0199]
In S713, a content to be reproduced on the GUI screen is selected. The content is selected by specifying a content to be reproduced, such as a thumbnail on the GUI screen, with a pointer or a cursor for acquiring a position on the screen. When the content is selected, information corresponding to the selected content is displayed in the display area in the specific GUI screen from the addition / attribute information of the content acquired in step S707 of [Displaying Content on GUI Screen] ( For example, the region 207 in FIG. 2).
[0200]
By selecting the content on the GUI screen, the content data file name of the content selected in S714 is acquired (for example, corresponds to the “No.” field in FIG. 5). Then, the process proceeds to S702 “reproduce content data file” in FIG.
[0201]
[Play content data file]
The process of reproducing the AV content data file in S702 will be described with reference to the flowchart of FIG.
[0202]
In S715, the file of the AV content data file (for example, the AV content data file 108 in FIG. 1) acquired in S714 is opened.
[0203]
Next, in step S716, the AV content data in the AV content data file is sequentially read and sent to a decoder that performs a reproduction process. The decoder decodes the AV content data and reproduces the AV content.
[0204]
In step S717, if the reproduction of the AV content data has been completed or the reproduction has been stopped by the user or the like, the process advances to step S718 to close the AV content data file.
[0205]
The above processing has been a description of the reproducing method from the stage when the recording medium is set in the reproducing device. However, once the recording medium is set in the reproducing device and the index information is displayed on the GUI screen, the processing in S701 of FIG. By performing the processing from, any content can be reproduced any number of times.
[0206]
[Manage one thumbnail for one content]
In the above description of the embodiment, a method of managing a plurality of thumbnails for one content has been described. However, data representing characteristics of the AV content such as the AV content data and the thumbnail data described above. One management method may be used to manage one thumbnail for one content. In this case, it is not necessary to use the fields of the thumbnail type and the number of used data blocks of the thumbnail data in the index management information field shown in FIG. 5, or to prepare them in the index information.
[0207]
[Embodiment 2]
[Thumbnail data is composed of one file]
[Manage multiple thumbnails for one content]
[Record thumbnail data in one thumbnail file]
In the first embodiment, the description has been given of the case where the thumbnail data is taken as an example of the data representing the characteristics of the AV content data and the recording is performed by dividing the data into several thumbnail data files. However, as shown in FIG. The thumbnail data in each of 108 to 112 may be recorded in one thumbnail data file 105.
[0208]
In this management method, the file name field indicating the thumbnail data file in the index information shown in FIG. 5 is not always necessary, and the file name for recording the thumbnail data is SHRP0000. THM and THUMBNAIL. Like DAT, the information may be managed by being determined in advance. By treating all the thumbnail data file names of the thumbnail data as the same, the method of recording and reproducing the AV content of [recording the thumbnail data in one thumbnail file] in the present embodiment is the same as that of the first embodiment. I can do it.
[0209]
As described above, by collectively recording the thumbnail data in one thumbnail data file, index information for managing the file name in which the thumbnail data is stored is not required, and the management information amount of the index information can be reduced. There is a possible effect. Further, by copying the index file and the thumbnail data file on the recording medium to a device (for example, a PC) that centrally manages the respective contents recorded on the plurality of recording media, the content recorded on each recording medium is copied. Is managed by simply copying one index file and one thumbnail data file.
[0210]
[Record thumbnail data in one index file]
In the above [recording thumbnail data in one thumbnail file], an index file storing index information and a file storing thumbnail data are individually registered as an example of data representing characteristics of AV content data. As shown in FIG. 18, index information for managing the content data recorded on the recording medium in the index file 104 and thumbnail data representing the characteristics of the content data are stored in one index file as shown in FIG. May be stored.
[0211]
The index information data obtained by this management method becomes the index information shown in FIGS. 19 is the same as FIG. 20 is different from the index information of FIG. 5 in that a file name field for managing a file name in which thumbnail data is stored does not exist. This is because the file storing the index information and the thumbnail data is the index file SHRP0000. By determining a file name or the like in advance as in the case of IDX (104), it becomes possible to access the index information and the thumbnail data, indicating that the file name field is not required. By treating the file names of the files storing the index information and the thumbnail data all as the same, the method of recording and reproducing the AV contents of [recording the thumbnail data in one index file] in the present embodiment is described in the first embodiment. Can be performed by the same processing as described above.
[0212]
With reference to FIG. 21, a description will be given of a data arrangement in an index file when book (recording thumbnail data in one index file) is performed. In FIG. 21, the index information of FIG. 19 is an index file SHRP0000. It is recorded in Index Data (1100) from the head of IDX (104). Subsequent to this Index Data (1100), thumbnail data is recorded, and this becomes data block 0 having a fixed length size. In FIG. 21, the fixed-length size in one data block is 8 KB. In order to access the thumbnail data of data block 0, for example, the data size of Index Data (1100) is recorded in the first 4 bytes of Index Data, and this data size is skipped from the top of the index file. Access can be made to the data blocks starting with 0. This is means for recording information for accessing the beginning of data block 0, such as the offset value from the beginning of data block 0, as well as the data size of Index Data (1100) in the index file, and reading it out. Therefore, any form may be used as long as data block 0 can be accessed.
[0213]
Then, the thumbnail data in the AV content data 108 is stored in the data block 0 (1101) in FIG. 21. In the # 1 field in the index information in FIG. 20, "head data block number" is "0", "use data". The number of blocks is managed as “1”.
[0214]
Similarly, the thumbnail data in the AV content data 109 is continuously stored in two data blocks of the data block 1 (1102) and the data block 2 (1103) in FIG. In the field, “head data block number” is managed as “1” and “number of used data blocks” is managed as “2.” The same applies to the AV content data files 110 to 112 below.
[0215]
As described above, by collectively recording the index information data and the thumbnail data in one index file, the index information for managing the file name in which the thumbnail data is stored is not required, and the amount of management information of the index information is reduced. There is an effect that can be performed. Also, the content recorded on each recording medium is managed by copying the index file on each recording medium to a device (for example, a PC) that centrally manages each content recorded on a plurality of recording media. In this case, the management can be performed only by copying one index file, so that there is an effect that the management becomes easier.
[0216]
[Embodiment 3]
[Manage one thumbnail for one content]
In the above description of the second embodiment, a method of managing a plurality of thumbnails for one content has been described. However, the characteristics of the AV content such as the AV content data and the thumbnail data described above are described. One thumbnail may be managed for one content by using a data management method. In this case, it is not necessary to use the fields of the thumbnail type and the number of used data blocks of the thumbnail data in the index management information field shown in FIG. 20, or to prepare them in the index information.
[0219]
[Embodiment 4]
[Record thumbnail data for one content by dividing it into multiple files]
In the above description, a plurality of pieces of thumbnail data for one content are continuously recorded in one thumbnail data file, and the plurality of pieces of thumbnail data for each content are separately recorded in several thumbnail data files. However, the thumbnail data for one content may be divided into several thumbnail data files and recorded. In this case, in order to access each of the plurality of thumbnail data for one content, the access management information for one thumbnail data (the head data block number and the used data in FIG. 5) in the index management information of FIG. In the block number field), it is necessary to provide information (such as a thumbnail data file name) for specifying a file in which thumbnail data is recorded. Note that, for each thumbnail data, the file name in which the thumbnail data is registered is managed, so that the file name field in FIG. 5 becomes unnecessary.
[0218]
This is because, for example, frequently used thumbnail data such as a basic thumbnail required for GUI display of all contents on a recording medium is collectively recorded as one thumbnail data, and the other optional thumbnail data is stored. By recording infrequently used data, such as by dividing it into thumbnail types, the data can be read out and displayed at high speed during GUI display.
[0219]
Also, when different data such as video data and still image data are mixed and recorded on a recording medium, if the thumbnail data of each content is recorded in one thumbnail data file, the video data and the still image data When the thumbnails are distinguished and displayed on the GUI screen, it is necessary to separately prepare management information for distinguishing the types of the content data.
[0220]
However, the thumbnail data may be collectively recorded as one file for each type of the content data, and the file name of the thumbnail data file may be used to distinguish which type of content data is the thumbnail data. This makes it possible to distinguish between thumbnail data for video data and thumbnail data for still images based on the file name of the thumbnail data. When displaying a list of each type of content at the time of displaying the GUI screen, the thumbnail data can be quickly converted. There is an effect that the GUI screen can be read and the GUI screen can be displayed at high speed.
[0221]
Also, a plurality of thumbnail data at an arbitrary time of the content data (an arbitrary time of the content data is used as a marker in original content data recorded at the time of initial recording, content data generated by editing, moving image, etc.). In a system having a management structure that allows the user to freely classify contents separately from the file hierarchical structure recorded on the recording medium, thumbnail data such as data representing the characteristics of those classifications is recorded. The thumbnail data file may be divided and recorded in units of these functions provided on the playback device side. Thus, since the necessary thumbnail data in the operation state of each function is collectively recorded in one file, the thumbnail data can be read at high speed, so that the GUI display and the operation speed of each function can be improved. effective.
[0222]
Also, one thumbnail data file may be recorded for each thumbnail data (for example, nine thumbnail data in FIG. 2) necessary to be displayed first on the GUI screen, or for some units. As a result, the first GUI screen display thumbnail data can be read at high speed, and the GUI screen can be displayed at high speed. In addition, by using one file for each unit, when scrolling the thumbnail data on the GUI screen, the thumbnail data required for scrolling can be scrolled in a scrollable range unit (corresponding to some of the above units). Therefore, the thumbnail data can be scrolled at high speed.
[0223]
As described above, several application examples of the method of dividing and recording the thumbnail data for one content into a plurality of files have been described. By combining these methods, the thumbnail data can be stored in the file. May be recorded separately.
[0224]
[Embodiment 5]
[Record thumbnail data in each content data file]
In the first to fourth embodiments, the management method of recording data in one index file or at least one data file for storing thumbnails has been described by taking thumbnail data as an example of data representing characteristics of each AV content data. However, thumbnail data corresponding to each AV content data may be stored in each AV content data file.
[0225]
One embodiment of storing thumbnail data in a corresponding content data file will be described below with reference to the drawings.
[0226]
25, the index file 104 (SHRP0000.IDX) is recorded in the Index directory 101, and the AV content data files 108 (SHRP0000.INF) to 112 (SHRP0004.INF) are recorded in the Video directory 103 as in FIG. The index directory 101 and the video directory 103 show the hierarchical structure on the recording medium recorded in the root directory 100.
[0227]
This embodiment describes a thumbnail data management method by storing at least one thumbnail data corresponding to an AV content data file in the AV content data file.
[0228]
[Record only basic thumbnail data in the index file]
Basic thumbnail data in each of the AV content data files 108 to 112 in FIG. 25 is recorded in the index file 104, and thumbnail data other than the basic thumbnail data (hereinafter, extended thumbnail data) is recorded in each corresponding content data file. Will be described.
[0229]
[Basic thumbnail data and extended thumbnail data]
FIG. 26 shows extended thumbnail data and basic thumbnail data used by the function managed by the thumbnail type for each AV content data. Thumbnail data corresponding to the AV content data files 108 to 112 in FIG. 25 are 1600 to 1604 in FIG. For example, the AV content data file 108 corresponds to 1600, the thumbnail type is “main”, and indicates that one thumbnail data is held.
[0230]
Similarly, the AV content data file 109 corresponds to 1601, indicating that the thumbnail type is "back" and that two pieces of thumbnail data are held. Hereinafter, the AV content data 110 to 112 similarly correspond to 1602 to 1604, respectively.
[0231]
Reference numerals 1605 to 1609 denote basic thumbnails, which are standard thumbnail data of each AV content data file displayed on the GUI display screen, and are recorded in the index file 104.
[0232]
Reference numerals 1610 to 1615 denote extended thumbnail data used in a function managed by a thumbnail type and a GUI screen display method, and these thumbnail data are stored in corresponding AV content data files.
[0233]
For example, the original thumbnail data 1610 in the AV content data file 109 whose thumbnail type is “back” 1601 is recorded in the AV content data file 109.
[0234]
Also, the thumbnail data 1611 and 1612 different from the basic thumbnail data in the AV content data file 110 whose thumbnail type is “multi” in 1602 are continuously recorded in the AV content data file 110.
[0235]
Hereinafter, the same applies to the extended thumbnail data 1613 to 1615 in 1603 and 1604. The thumbnail type “advn” 1604 is a thumbnail type indicating that two data blocks are used and thumbnail data of higher quality than the basic thumbnail data is held as extended thumbnail data.
[0236]
In the AV content data file 108 whose thumbnail type is “main” in 1600, since the thumbnail data is only the basic thumbnail data and no extended thumbnail data exists, the AV content data file 108 includes the thumbnail data in the AV content data file 108. Is not recorded.
[0237]
[Index information]
FIG. 27 to FIG. 29 show an example of index information in the management method according to the present embodiment. FIG. 27 is the same as FIG. 4 and is stored in the index file 104.
[0238]
FIG. 28 shows a “management information table for each content” recorded in the index file. FIG. 29 shows extended management information recorded in each AV content data file. The “thumbnail type”, “number of used data blocks”, and “maker ID” fields in the present embodiment are recorded as extended management information in the corresponding AV content data file. The “management information table of each content” in FIG. 28 has the “number of used data blocks” and “manufacturer ID” fields recorded as extension information in each AV content data file. It is similar to the one.
[0239]
The “management information table of each content” will be described with reference to FIG. Since the fields in FIG. 28 are the same as in FIG. 5, detailed description will be omitted. However, # 1 to # 5 of the "ID" field, which is information for specifying the AV content data file, are stored in the AV content data file 108. To 112 respectively. The “file name” and “head data block number” are fields indicating the recording destination of the basic thumbnail data.
[0240]
The "thumbnail type" field indicates the type of thumbnail type when a plurality of thumbnail data for one piece of AV content data are managed, as in FIG. 5, and the extended thumbnail data and the AV content corresponding to the extended management information. This is a field indicating whether the data is recorded in the data file.
[0241]
For example, regarding the AV content data file 108, the thumbnail type is “main”, which indicates that one thumbnail data is held, so that only one basic thumbnail data is held. Therefore, the extended thumbnail data and its extended management information are not recorded in the AV content data file 108.
[0242]
The thumbnail type of the AV content data file 109 is “back”, which indicates that two or more pieces of thumbnail data are held. In the present embodiment, one piece of basic thumbnail data and one piece of extended thumbnail data are held, and the extended thumbnail data and its extended management information are recorded in the AV content data file 109.
[0243]
Hereinafter, the same applies to the AV content data files 110 to 112. When the thumbnail type is other than "main" at the time of displaying the GUI screen for displaying the list of the content data on the recording medium, it indicates that the extended thumbnail data and the extended management information are recorded in the AV content data file. By accessing the corresponding AV content data file, it becomes possible to access the extended thumbnail data. When the thumbnail type is “main”, it indicates that the extended thumbnail data and the extended management information do not exist, so that there is no need to access the corresponding AV content data file.
[0244]
In a device with a low hardware specification, such as a portable device equipped with the minimum functions, the type of the thumbnail type is not detected and the GUI screen display may be performed using only the basic thumbnail data in the index file. . In that case, there is no need to access each content data file.
[0245]
As described above, by detecting the type of the thumbnail type field recorded in the index file, it is possible to detect whether or not to access each AV content data file when the GUI screen is displayed. Therefore, it is possible to avoid unnecessary access to the AV content data file and to display the GUI screen at high speed.
[0246]
In the above description, as a means for detecting whether or not it is necessary to access the AV content data file when displaying the GUI screen, the determination is made based on whether or not the thumbnail type is “main”. In the case of the type, the extended thumbnail data does not always exist. For this reason, a "manufacturer ID" field is provided in FIG. 28, and it is determined whether extended thumbnail data exists in the AV content data file by judging by combining the "thumbnail type" and "maker ID" fields. good.
[0247]
The “file name” field is a field indicating a file name in which the basic thumbnail data is recorded. All of the “file name” fields in FIG. 28 are SHRP0000. IDX indicates that basic thumbnail data corresponding to all content data on the recording medium is recorded in the index file 104 (SHRP0000.IDX).
[0248]
Further, a “head data block number” field indicates a head data block number of each basic thumbnail data recorded in the index file 104. For example, this indicates that the basic thumbnail data corresponding to the AV content data file 108 is recorded in data block number 0 in the thumbnail data storage area in the index file 104 (SHRP0000.IDX).
[0249]
Similarly, it indicates that the basic thumbnail data corresponding to the AV content data file 109 is recorded in the data block number 1 in the thumbnail data storage area in the index file 104 (SHRP0000.IDX). The same applies to 110 to 112.
[0250]
Since only the basic thumbnail data is recorded in the index file 104, the number of used data blocks is all 1, and the "number of used data blocks" field is unnecessary. However, when one basic thumbnail data is recorded using several data blocks, a “number of used data blocks” field may be provided to manage one thumbnail data using a plurality of data blocks. . For example, when the thumbnail type for managing high-quality thumbnails in FIG. 26 is “advn” (1604), a basic thumbnail is recorded separately from the high-quality thumbnails. However, similar to the thumbnail data 304 in FIG. 3 in [Description of thumbnail type is “main”] in the first embodiment, the thumbnail type is set to “main”, and one thumbnail is set using a plurality of data blocks. By stipulating that types are managed, basic thumbnails, which are high-quality thumbnail data, can be managed.
Next, the extended management information will be described with reference to FIG.
[0251]
The extended management information including 9 bytes of “thumbnail type”, “number of used data blocks”, and “manufacturer ID”, which are the management information fields in FIG. 29, is recorded in the extended management information area in each AV content data file.
[0252]
For example, in the AV content data file 109, the extended management information indicated by # 2 in FIG. 29 is recorded. For # 2, the thumbnail type is “back”, the number of used data blocks indicating the number of data blocks used by the extended thumbnail data is “1”, and the maker ID indicating the device that created the extended thumbnail data is “3”. This indicates that management information is recorded. Similarly, extended management information of # 3 to # 5 is recorded for the AV content data files 110 to 112, respectively. Note that the extension management information does not exist for the AV content data file 108 because there is no extension thumbnail, and thus the AV content data file 108 is not shown in FIG.
[0253]
[Data arrangement in index file and AV content data file]
The data arrangement in the index file and the AV content data file recorded on the recording medium will be described with reference to FIG.
[0254]
[Index file]
In the index file 104 (SHRP0000.IDX), the index information shown in FIGS. 27 to 29 is stored in the Index Data storage area 1800. A value obtained by adding 4 to the data size of the index information is recorded in the Size area of the first 4 bytes of the index file. By skipping from the head of the file by the value of Size at the head of the index file, it is possible to access the thumbnail data block behind the index information.
[0255]
Data blocks 1801 to 1805 in which thumbnail data is recorded are shown. In the present embodiment, the basic thumbnail data corresponding to the AV content data file 108 is data block 0 (1801) according to FIG. Similarly, basic thumbnails corresponding to the AV content data files 109 to 112 correspond to data block 1 (1802) to data block 4 (1805), respectively.
[0256]
Since each data block has a fixed length of 8 KBytes, an arbitrary data block can be accessed by skipping data block 0 (1801) in units of 8 KBytes.
[0257]
[AV content data file]
Content data is stored in the content data storage area 1808 in the AV content data file 110 (SHRP0002.INF). A value obtained by adding 4 to the data size of the content data is recorded in the size area of the first 4 bytes of the AV content data file 110. By skipping the value of Size at the beginning of the AV content data file 110 from the beginning of the file, the subsequent extended management information and extended thumbnail data can be accessed.
[0258]
The extended management information area 1812 stores the extended management information of # 3 in FIG. Since the extended management information has a fixed length of 9 bytes, by skipping 9 bytes from the head position of the extended management information, the subsequent extended thumbnail data can be accessed.
[0259]
According to # 3 in FIG. 29, the number of data blocks used for the extended thumbnail data is “2” in the AV content data file 110, so the extended thumbnail data uses the data block 0 (1816) and the data block 1 (1817). It represents that you are doing.
[0260]
Since each data block has a fixed length of 8 KBytes, it is possible to access the subsequent data block 1 (1817) by skipping the data block 0 (1816) in units of 8 KBytes.
[0261]
The same applies to the other AV content data files 108 to 109 and 111 to 112, and a description thereof will be omitted. Further, the AV content data 108 (SHRP0000.INF) does not hold extended management information and extended thumbnail data.
[0262]
In this embodiment, since the content data does not start from the head position of the AV content data file, a problem may occur when the content data is reproduced. Therefore, the Size may be provided at an arbitrary position in an arbitrary file, such as the index information in FIG. 28, instead of being provided at the beginning of the AV content data file. Such a management method may be used. This is the same for the method of accessing the thumbnail data in the index file.
[0263]
[Effect of centrally recording only basic thumbnail data in one index file]
By recording only the basic thumbnail data intensively in one index file, only the minimum data necessary for the GUI screen display is stored in the index file, so that the thumbnail data can be read at high speed. There is an effect that list information of content data on a recording medium to be displayed on the GUI screen can be displayed at high speed.
[0264]
Also, since only the minimum data necessary for displaying the GUI screen is stored in the index file, there is an effect that the index management information and the index file size can be reduced.
[0265]
Furthermore, since only the minimum data necessary for displaying the GUI screen is stored in the index file, it is possible to use a device such as a portable device which has only a function managed by a thumbnail type or a basic function not implementing the GUI display method. Also, it is possible to display a list of contents by using only the index file, and it is possible to obtain compatibility between various devices.
[0266]
Further, since the list information of the content data on the recording medium and the thumbnail data thereof are collectively recorded in one file, the file is copied to another recording medium or another device such as a PC, so that the file can be recorded on the recording medium. The list information of the recorded content data can be easily stored in another device or a recording medium, and there is an effect that it can be performed only by copying one index file.
[0267]
[Effects of recording extended thumbnails in each AV content data file]
When the AV content data file alone is copied to another recording medium or another device such as a PC, the extended thumbnail is also copied at the same time. Therefore, by interpreting the extended management information at the copy destination, the extended thumbnail is displayed in the GUI display of the copy destination. Has the effect that the same thumbnail display and function as before copying can be provided.
[0268]
Also, when changing the thumbnail data, only the thumbnail data in the index file needs to be rewritten. For example, compared with the case where the basic thumbnail data is recorded in both the index file and the content data file, the rewriting process of the thumbnail data can be performed. This has the effect of requiring less.
[0269]
[Record all thumbnail data in each content data file]
The above-mentioned [Record only basic thumbnail data in index file] is a management method in which basic thumbnail data is recorded in an index file, and extended management information and extended thumbnail data are recorded in corresponding AV content data files. However, a management method in which the basic thumbnail data, the extended management information, and the extended thumbnail data are stored in the corresponding AV content data file and the thumbnail data is not recorded in the index file may be used.
[0270]
In this case, for example, content data, extension information, basic thumbnail data, and extended thumbnail data may be recorded in the order of each content data file. Also, the "file name" and "head data block number" fields in the index information shown in FIG. 28 become unnecessary. This is because, for the file name, the thumbnail data storage file can be specified by the “ID” field indicating the content data file, and the first data block number is such that the basic thumbnail is recorded in the data block 0 and the extended thumbnail data is the data block 1 This is because it is possible to use the same method for accessing the data block in the content data file in the above-mentioned [Record only basic thumbnail data in the index file], since it is recorded later.
[0271]
The management method in this [recording all thumbnail data in each content data file] is that the "file name" and "head data block number" fields in FIG. The management method is the same as that of [Record only basic thumbnail data in index file], except that extended thumbnail data is recorded in data block 0 of the file and extended thumbnail data is recorded in data block 1 and thereafter.
[0272]
By adopting such a management method,
When the AV content data file alone is copied to another recording medium or a device such as a PC, the basic thumbnail and the extended thumbnail are also copied at the same time, so that the basic thumbnail can be displayed at the copy destination. Also, by interpreting the extended management information, there is an effect that the same thumbnail display and function as before copying can be provided in the GUI display of the copy destination.
[0273]
The index file does not record the thumbnail data and records only the index information related to the content on the recording medium. Therefore, the index file size can be reduced. There is an effect that information can be easily handled and compatibility can be obtained between various devices.
[0274]
When the thumbnail data is changed, only the thumbnail data in the AV content data file needs to be rewritten. For example, compared to the case where the basic thumbnail data is recorded in both the index file and the content data file, the thumbnail data is rewritten. The effect is that less processing is required.
[0275]
[Record extended thumbnail data in each content data file]
In [Record only basic thumbnail data in index file], basic thumbnail data corresponding to all AV content data files on the recording medium is provided in the index file. However, as in Embodiments 1 to 4, Alternatively, an arbitrary number of index files or thumbnail data files may be divided and registered.
[0276]
The same applies to the extended thumbnail data. The extended thumbnail data may be divided into arbitrary index files and thumbnail data and registered. The extended management information and index information in this case may be performed by the same management method as in the first to fourth embodiments.
[0277]
[Record basic thumbnail data in index file and content data file]
The above-mentioned [record all thumbnail data in each content data file] is a management method in which the basic thumbnail data is not included in the index file, but the basic thumbnail data is recorded in the index, and the basic thumbnail data and the extended management A management method for recording information and extended thumbnail data in a corresponding AV content data file may be used. That is, the basic thumbnail data is redundantly recorded in both the index file and each content data file.
[0278]
In this case, the structure of the index information can be performed by using the same management method as described above with reference to [recording only basic thumbnail data in index file] in FIGS.
[0279]
Access to the basic thumbnail data in the index file is performed in the same manner as in the above [Record only basic thumbnail data in index file].
[0280]
Also, access to the basic thumbnail data, extended management information, and extended thumbnail data in each content data file is performed in the same manner as in the above [Record only basic thumbnail data in index file]. The access to the basic thumbnail in each content data file can be made by accessing the data block 0. In addition, by accessing the data block 1 and thereafter, it becomes possible to access the extended thumbnail data.
[0281]
Further, as to the basic thumbnail data to be recorded in the index file, an arbitrary number of index files and thumbnails as in the first to fourth embodiments are used in the same manner as in [Recording extended thumbnail data in each content data file]. The data file may be divided and registered.
[0282]
By performing the management in this manner, in addition to the effect of the above-described effect obtained by [intensively recording only the basic thumbnail data in one index file], the AV content data file alone can be used for other recording media or PCs. When copying to a device, the basic thumbnail and the extended thumbnail are also copied at the same time, so that there is an effect that the basic thumbnail can be displayed at the copy destination. Also, by interpreting the extended management information, there is an effect that the same thumbnail display and function as before copying can be provided in the GUI display of the copy destination.
[0283]
[Applicable to data representing various content features]
In the above description of the embodiment of the present invention, thumbnail data has been described as an example of a method of managing a plurality of data representing the characteristics of contents to be displayed on a GUI. A similar management method can be applied to data representing characteristics of contents such as data.
[0284]
The present invention is not limited to the embodiments described above, and various modifications are possible within the scope shown in the claims, and embodiments obtained by appropriately combining technical means disclosed in different embodiments. Is also included in the technical scope of the present invention.
[0285]
It should be noted that the data management method according to the present invention manages "arbitrary number of representative data" for one content and has "management information indicating the relationship" between the "arbitrary number of representative data". May be configured.
[0286]
Therefore, by using a structure in which a plurality of representative data is managed by management information indicating a relationship, it is possible to have a function specific to a user who uses the data or a recording / reproducing device.
[0287]
Further, in addition to the above configuration, the data management method according to the present invention may be configured such that the “representative data” is stored in a “file exclusively for representative data”.
[0288]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, since only the representative data is recorded in the file dedicated to the table data, the representative data can be read at high speed, and the GUI screen can be displayed at high speed.
[0289]
Further, in addition to the above configuration, the data management method according to the present invention may be configured such that the “representative data” has a “data size of a fixed length”.
[0290]
Therefore, in addition to the effects of the above-described configuration, it is possible to easily exchange, delete, and rewrite data between data blocks. Also, in order to access each representative data in the representative data file, only the management information holding the number of the representative data is needed, and it is not necessary to separately manage the size information of each representative data. It is possible to reduce the amount of management information.
[0291]
Further, in addition to the above configuration, the data management method according to the present invention may be configured to continuously record an arbitrary number of the “representative data” for one content.
[0292]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, by recording representative data relating to one content continuously in the representative data file, it is possible to perform high-speed access when recording or reading the representative data.
[0293]
Also, management information for accessing a plurality of representative data items relating to one content can be prepared with a minimum data amount, and the management information amount can be reduced.
[0294]
Further, in addition to the above configuration, the data management method according to the present invention may be configured such that the “file exclusively for representative data” is recorded in an “arbitrary number of files”.
[0295]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, by collectively recording the representative data for each content in one file, the content of the content can be instantaneously confirmed by merely referring to the representative data file corresponding to the content. it can.
[0296]
In addition, when the same representative data is used between different contents, by managing the representative data files to be the same between these contents, the representative data files can be shared and the number of representative data files can be reduced. .
[0297]
Further, in addition to the above configuration, the data management method according to the present invention may be configured such that the leading data of an arbitrary number of the “representative data” is used as a “basic representative data” for GUI screen display. .
[0298]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, by managing the standard representative data used for the GUI display of one content as the leading representative data, for example, the management method indicated by the management information indicating the relationship is used. By displaying only basic representative data on a GUI in a portable device or the like having only basic functions without implementing the functions, a list of contents recorded on a recording medium can be displayed.
[0299]
Further, the data management method according to the present invention, in addition to the above configuration, may be configured such that the "management information indicating the relationship" records one representative data using two or more data blocks. Good.
[0300]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, it is possible to increase the data area for recording one thumbnail data as compared with recording one thumbnail data in the area (basic thumbnail area) for recording one thumbnail data. it can. Therefore, it can be used, for example, when recording high-quality (low-compression) thumbnail data or high-resolution thumbnail data.
[0301]
Further, in the data management method according to the present invention, in addition to the above-described configuration, the "management information indicating the relationship" may include, in addition to the basic representative data, original representative data added immediately after recording for the second and subsequent data. May be configured to be recorded in the representative data.
[0302]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, in this management method, the thumbnail data according to the user's preference is recorded as the basic thumbnail from among the plurality of thumbnails recorded by editing the original thumbnail data. By doing so, the thumbnail data can be displayed on the GUI screen of the content, and the thumbnail data to be displayed on the GUI can be selected.
[0303]
Further, the thumbnail data displayed on the GUI screen can be returned to the original thumbnail data at any time.
[0304]
Further, in the data management method according to the present invention, in addition to the above-described configuration, the "management information indicating a relation" has the same meaning, data handling method, and function as that of an arbitrary number of related representative data. May be configured as follows.
[0305]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, it is possible to have a function specific to the user or the recording / reproducing device by using a structure in which a plurality of representative data are managed by management information indicating a relationship. Become.
[0306]
Further, in addition to the above configuration, the data management method according to the present invention may be configured such that the “management information indicating a relation” has “management information indicating a user-specific relation”.
[0307]
Therefore, in addition to the effect of the above-described configuration, since a unique user definition is prepared for the thumbnail type, some devices cannot understand the thumbnail type defined by the unique user. Is performed by displaying basic thumbnails in the same manner as described above. Therefore, when managing thumbnail data using a user definition, it is possible to maintain compatibility between devices by recording standard thumbnails as basic thumbnails.
[0308]
Further, in the data management method according to the present invention, in addition to the above-described configuration, the "management information indicating a relationship" is "unique information (ID) indicating a user" in which the "management information indicating a relationship" is recorded. May be recorded simultaneously.
[0309]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, even if the management information indicating the relationship of a certain content managed by the index information recorded on the recording medium is the same, if the “maker ID” is different, It is possible to detect that the data is recorded assuming a different GUI screen display method.
[0310]
The data management method according to the present invention, in addition to the above-described configuration, performs GUI display using "basic representative data" in a system that cannot understand the "management information indicating a user-specific relationship". You may comprise.
[0311]
Therefore, in addition to the effect of the above configuration, when there is a user-defined thumbnail type that cannot be interpreted, the operation of ignoring the thumbnails other than the basic thumbnail, the second and subsequent thumbnails, is performed. When the management is performed, the configuration may be such that compatibility between devices can be maintained by reading standard thumbnail data recorded in the basic thumbnail.
[0312]
【The invention's effect】
As described above, in the data management method according to the present invention, for at least one content, at least one of the representative data representing the content is created using the data processing function of the recording / reproducing device. , Which stores management information indicating the type of the data processing function.
[0313]
Further, a data management program according to the present invention is configured to be a program for causing a computer to function as a content management unit and a management information storage unit in any of the data management apparatuses described above.
[0314]
Further, a computer-readable storage medium storing the data management program according to the present invention has a configuration in which the data management is stored.
[0315]
This allows a plurality of representative data for one content to be given various meanings and managed, so that a recording / reproducing device having such various representative data creation functions can perform various operations according to the representative data creation function. Presentation of representative data. That is, it is possible to present representative data using various representative data creation functions of the recording / reproducing device. Therefore, when the representative data of the content is presented using the representative data creation function of the recording / reproducing device, the representative data can be given various types, and the visibility of the representative data can be improved.
[0316]
In addition, the data management method according to the present invention has a configuration in which the representative data is stored in a file dedicated to the representative data in addition to the above configuration.
[0317]
Accordingly, in addition to the effect of the above configuration, since only the representative data is recorded in the file dedicated to the representative data, the representative data can be read at high speed, and the list can be presented at high speed. To play.
[0318]
Further, in the data management method according to the present invention, in addition to the above configuration, the representative data has a data size of a fixed length.
[0319]
Thereby, in addition to the effect of the above configuration, there is an effect that data can be easily replaced, deleted, or rewritten between the data blocks.
[0320]
In addition, in order to access each representative data in the representative data file, only the management information holding the number of the representative data is used, and it is not necessary to separately manage the size information of each representative data. Therefore, in addition to the effect of the above configuration, there is an effect that the amount of management information for accessing the representative data can be reduced.
[0321]
Further, the data management method according to the present invention has a configuration in which a plurality of the representative data for one content is continuously recorded in addition to the above configuration.
[0322]
Thus, in addition to the effect of the above configuration, by recording representative data for one content continuously in the representative data file, it is possible to perform high-speed access when recording or reading the representative data. It works.
[0323]
Further, in addition to the effect of the above configuration, it becomes possible to prepare management information for accessing a plurality of representative data relating to one content with a minimum data amount, and it is possible to reduce the management information amount. It has the effect of becoming.
[0324]
Further, in the data management method according to the present invention, in addition to the above-described configuration, the representative data file is divided into at least two files and recorded.
[0325]
Thus, in addition to the effect of the above-described configuration, the representative data is collectively recorded in one file for each content, so that the content of the content can be instantaneously confirmed just by referring to the representative data file corresponding to the content. It has the effect of being able to do it.
[0326]
In addition to the effect of the above configuration, when the same representative data is used between different contents, the representative data file is managed to be the same between these contents, so that the representative data file can be shared. And the number of representative data files can be reduced.
[0327]
Further, in the data management method according to the present invention, in addition to the above configuration, the management information includes management information indicating that head data of the representative data is basic representative data.
[0328]
Thus, in addition to the effect of the above configuration, by managing the standard representative data used for presenting a list of one content as the leading representative data, for example, a management method indicated by management information indicating a relationship is used. In a portable device or the like having only a basic data processing function without a data processing function, presenting only basic representative data on a GUI or the like provides an effect that a list of contents recorded on a recording medium can be presented. .
[0329]
In the data management method according to the present invention, in addition to the above configuration, the management information includes management information indicating that one representative data is managed using two or more data blocks. Configuration.
[0330]
This makes it possible to increase the data area in which one thumbnail data is recorded as compared with the case where one thumbnail data is recorded in the area (basic thumbnail area) in which one thumbnail data is recorded. Therefore, in addition to the effect of the above configuration, there is an effect that it can be used, for example, when recording high-quality (low compression ratio) thumbnail data or high-resolution thumbnail data.
[0331]
Further, in addition to the above configuration, the data management method according to the present invention further includes, in addition to the basic representative data, original management data added immediately after recording of the content in the management information, for the second and subsequent data. This is a configuration that includes management information indicating management as representative data.
[0332]
Accordingly, in this data management method, the thumbnail data according to the user's preference is recorded in the basic thumbnail from among a plurality of thumbnails recorded by editing the original thumbnail data, thereby displaying the thumbnail image on the content GUI screen. The thumbnail data can be presented. Therefore, in addition to the effect of the above configuration, there is an effect that the thumbnail data to be presented on the GUI can be selected.
[0333]
Further, in addition to the effect of the above configuration, there is an effect that the thumbnail data presented on the GUI screen can be returned to the original thumbnail data at any time.
[0334]
Further, in the data management method according to the present invention, in addition to the above-described configuration, the management information includes management information indicating a user-specific definition.
[0335]
As a result, there is an effect that a richer expression can be achieved using a user-specific definition.
[0336]
Further, the data management method according to the present invention has a configuration in which, in addition to the above configuration, a maker ID unique to a manufacturer of a recording / reproducing device that records the management information is simultaneously recorded as the management information.
[0337]
Accordingly, in addition to the effect of the above configuration, even if the management information indicating the relationship between certain contents recorded on the recording medium is the same, if the maker ID is different, a different list presentation method is assumed. This has the effect of being able to detect that it has been recorded.
[0338]
In addition, the data management method according to the present invention, in addition to the above configuration, is configured to present a list using basic representative data which is the head data of the representative data in a system that cannot understand the management information.
[0339]
Accordingly, in addition to the effect of the above configuration, when there is a user-defined thumbnail type that cannot be interpreted, the operation of ignoring the thumbnails after the second thumbnail other than the basic thumbnail is performed. When performing management, there is an effect that compatibility between devices can be maintained by reading standard thumbnail data recorded in the basic thumbnail.
[0340]
Further, the data management device according to the present invention uses a representative data creating unit having a function of creating individual representative data as a representative data creating function, and uses the representative data creating function for each content for at least one content. And a management information storage means for allocating one representative data creation procedure defining how to prepare all the representative data and storing the representative data creation procedure as management information.
[0341]
This allows a plurality of representative data for one content to be given various meanings and managed, so that a recording / reproducing device having such various representative data creation functions can perform various operations according to the representative data creation function. Presentation of representative data. That is, it is possible to present representative data using various representative data creation functions of the recording / reproducing device. Therefore, when the representative data of the content is presented using the representative data creation function of the recording / reproducing device, the representative data can be given various types, and the visibility of the representative data can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a hierarchical structure when content data, thumbnail data, and index data recorded on a recording medium are recorded in a file format.
FIG. 2 is a diagram showing a case where list information of content data recorded on a recording medium is displayed on a GUI screen.
FIG. 3 is a diagram showing a relationship between each piece of content data recorded on a recording medium and thumbnail data.
FIG. 4 is a diagram showing a data structure of index information recorded on a recording medium.
FIG. 5 is a diagram showing a data structure of index information recorded on a recording medium.
FIG. 6 is a diagram showing a data structure of index information recorded on a recording medium.
FIG. 7 is a diagram showing a data arrangement of thumbnail data in each thumbnail file.
FIG. 8 is a diagram showing a flow of a process of recording content on a recording medium.
FIG. 9 is a diagram showing a flow of a process of recording a content on a recording medium.
FIG. 10 is a diagram showing a flow of a process of recording content on a recording medium.
FIG. 11 is a diagram showing a flow of processing for recording content on a recording medium.
FIG. 12 is a diagram showing a flow of a process of reproducing content recorded on a recording medium.
FIG. 13 is a diagram showing a flow of a process of reproducing content recorded on a recording medium.
FIG. 14 is a diagram showing a flow of a process of reproducing content recorded on a recording medium.
FIG. 15 is a diagram showing a flow of a process of reproducing content recorded on a recording medium.
FIG. 16 is a diagram showing a flow of a process of reproducing content recorded on a recording medium.
FIG. 17 is a diagram showing a case where thumbnail data relating to content on a recording medium is managed by one thumbnail data file.
FIG. 18 is a diagram illustrating a case where index information and thumbnail data relating to content on a recording medium are managed in one file.
FIG. 19 is a diagram showing a data structure of index information regarding content on a recording medium and index information when thumbnail data is managed in one file.
FIG. 20 is a diagram showing a data structure of index information regarding content on a recording medium and index information when thumbnail data is managed in one file.
FIG. 21 is a diagram showing data arrangement in a file when index information and thumbnail data relating to contents on a recording medium are managed in one file.
FIG. 22 is a block diagram illustrating a schematic configuration according to an embodiment of the present invention.
FIG. 23 is a diagram showing a physical index file processing process on a recording medium relating to registration of content in one index file.
FIG. 24 is a diagram showing a process of registering content in one index file.
FIG. 25 is a diagram showing a hierarchical structure when basic thumbnail data is recorded in an index file and extended thumbnail data is recorded in a file format in each content file.
FIG. 26 is a diagram illustrating a relationship between each piece of content data recorded on a recording medium and thumbnail data.
FIG. 27 is a diagram showing a data structure of index information when basic thumbnail data is stored in an index file and extended thumbnail data is stored in each content file.
FIG. 28 is a diagram showing a data structure of index information when basic thumbnail data is stored in an index file and extended thumbnail data is stored in each content file.
FIG. 29 is a diagram showing a data structure of index information when basic thumbnail data is stored in an index file and extended thumbnail data is stored in each content file.
FIG. 30 is a diagram showing a data arrangement in each file when basic thumbnail data is stored in an index file and extended thumbnail data is stored in each content file.
[Explanation of symbols]
100 to 103 Directory on file system hierarchy
104 Index file storing index data
105-107 Thumbnail file storing thumbnail data
108-112 AV contents data file storing AV contents data and its management information
200 Thumbnail image display area of AV content on GUI screen
201 to 205 Thumbnail images of each AV content
206 Scroll bar for thumbnail image on GUI screen
207 Information output area related to AV content on GUI screen
300-304 Thumbnail Data Related to AV Content on Recording Medium and Management Method Thereof
305 to 313 Thumbnail data of AV contents on a recording medium
500-508 Thumbnail data area in thumbnail data file
1100 Index information area
1101-1109 Thumbnail data
1200 bus
1201 Host CPU
1202 RAM
1203 ROM
1204 User Interface
1205 System clock
1206 optical disk
1207 Pickup
1208 ECC decoder
1209 ECC encoder
1210 Playback buffer
1211 Recording / recording buffer
1212 Demultiplexer
1213 Multiplexer
1214 Multiplexing buffer
1215 Audio Decoder
1216 Video Decoder
1217 Audio Encoder
1218 Video Encoder
1310 Recording medium
1311 Index file
1312 List data of index file
1313 to 1315 Thumbnail (or title) data
1401 to 1403 Directory in file system on recording medium
1410 Index file
1420-1422 Content file
1600-1604 Thumbnail data related to content on recording medium and management method thereof
1605 to 1609 Basic thumbnail data in content on a recording medium
1610-1615 Extended thumbnail data in content on recording medium
1800 Index information
1801-1805 Basic thumbnail data
1806-1810 Content data
1811-1814 extended management information
1815-1820 Extended thumbnail data

Claims (14)

複数のコンテンツを、その各コンテンツを代表するものであって記録・再生機器にて提示可能な代表データによって管理するデータ管理方法において、
個々の代表データを作成する機能を代表データ作成機能と称するとき、
少なくとも一つのコンテンツについて、各コンテンツに対し、上記代表データ作成機能を用いてどのようにすべての代表データを用意するかを定めた代表データ作成手順を一つ割り当てて、その代表データ作成手順を管理情報として記憶することを特徴とするデータ管理方法。
In a data management method for managing a plurality of contents by representative data that is representative of each of the contents and can be presented by a recording / reproducing device,
When the function of creating individual representative data is called a representative data creation function,
For at least one content, assign one representative data creation procedure that defines how to prepare all the representative data using the above representative data creation function to each content, and manage the representative data creation procedure A data management method characterized by storing as information.
上記代表データを代表データ専用のファイルに格納することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理方法。2. The data management method according to claim 1, wherein the representative data is stored in a file dedicated to the representative data. 上記代表データはデータサイズが固定長であることを特徴とする請求項1に記載のデータ管理方法。2. The data management method according to claim 1, wherein the representative data has a fixed data size. 一つのコンテンツに対する複数個の上記代表データを連続的に記録することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理方法。2. The data management method according to claim 1, wherein a plurality of the representative data for one content is continuously recorded. 上記代表データ用のファイルは、少なくとも二つのファイルに分けて記録することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理方法。2. The data management method according to claim 1, wherein the representative data file is divided into at least two files and recorded. 上記管理情報には、上記代表データの先頭データが基本代表データであることを表す管理情報が含まれていることを特徴とする請求項1に記載のデータ管理方法。2. The data management method according to claim 1, wherein the management information includes management information indicating that head data of the representative data is basic representative data. 上記管理情報には、2つ以上のデータブロックを用いて1つの代表データを管理することを表す管理情報が含まれていることを特徴とする請求項1に記載のデータ管理方法。2. The data management method according to claim 1, wherein the management information includes management information indicating that one representative data is managed using two or more data blocks. 上記管理情報には、上記基本代表データとは別に、コンテンツの記録直後に付加されるオリジナルの代表データを2個目以降の代表データとして管理することを表す管理情報が含まれていることを特徴とする請求項1に記載のデータ管理方法。The management information includes, apart from the basic representative data, management information indicating that the original representative data added immediately after recording of the content is managed as the second and subsequent representative data. 2. The data management method according to claim 1, wherein: 上記管理情報には、ユーザ独自の定義を表す管理情報が含まれていることを特徴とする請求項1に記載のデータ管理方法。2. The data management method according to claim 1, wherein the management information includes management information representing a user-specific definition. 上記管理情報として、該管理情報を記録した記録・再生機器の製造元に固有のメーカIDを同時に記録することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理方法。2. The data management method according to claim 1, wherein a maker ID unique to a manufacturer of the recording / reproducing device that records the management information is simultaneously recorded as the management information. 上記管理情報を理解できないシステムにおいて、上記代表データの先頭データである基本代表データを用いて一覧提示を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータ管理方法。2. The data management method according to claim 1, wherein in a system that cannot understand the management information, a list is presented using basic representative data that is the head data of the representative data. 複数のコンテンツを、その各コンテンツを代表するものであって記録・再生機器にて提示可能な代表データによって管理するデータ管理装置において、
個々の代表データを作成する機能を代表データ作成機能として有する代表データ作成手段と、
少なくとも一つのコンテンツについて、各コンテンツに対し、上記代表データ作成機能を用いてどのようにすべての代表データを用意するかを定めた代表データ作成手順を一つ割り当てて、その代表データ作成手順を管理情報として記憶する管理情報記憶手段とを備えたことを特徴とするデータ管理装置。
In a data management device that manages a plurality of contents by representative data that is representative of each content and can be presented by a recording / reproducing device,
Representative data creation means having a function of creating individual representative data as a representative data creation function,
For at least one content, assign one representative data creation procedure that determines how to prepare all the representative data using the above representative data creation function to each content, and manage the representative data creation procedure And a management information storage means for storing the information as information.
コンピュータを請求項12に記載のデータ管理装置におけるコンテンツ管理手段および管理情報記憶手段として機能させるためのプログラムであることを特徴とするデータ管理プログラム。A data management program for causing a computer to function as content management means and management information storage means in the data management device according to claim 12. 請求項13に記載のデータ管理プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。A computer-readable storage medium on which the data management program according to claim 13 is recorded.
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