JP2004205284A - Servo type accelerometer - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーボ型加速度計に関し、特に、上下方向の加速度をより高精度に測定するサーボ型加速度計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、図3に示すように、サーボ型加速度計100は、本体ケース101内に設けられた駆動部102と、振子103と、変位検出部104及びサーボアンプ105などにより構成されている。
【0003】
駆動部102は、本体ケース101に固着された永久磁石102aと、振子103に巻回されて、永久磁石102aに対向して配置された駆動コイル102bと、からなり、駆動コイル102bに電流を流すことにより駆動コイル102bに電磁気力を発生させ、これによりこの駆動コイル102bに取り付けられた振子103が移動するようになっている。
【0004】
また、振子103と永久磁石102aの間に、支持ばね106とダンパー107とが並列に設けられている。
変位検出部104は、振子103に取り付けられた可動極板104aと本体ケース101側の固定極板104aとの間で形成されたコンデンサCの静電容量の変化を測定することにより、振子103の変位を検出し、サーボアンプ105に出力する構成となっている。
サーボアンプ105は、変位検出部104の出力を入力して、振子103を中立位置に復帰させるための電磁気力を付与するため、駆動部102の駆動コイル102bの電流量制御を行う。
【0005】
上記のように構成されたサーボ型加速度計100では、振子103に加速度が加わって中立位置からずれると、変位検出部104はこのずれ量を静電容量変化量により検出し、この静電容量変化量に基づいてサーボアンプ105が駆動部102の駆動コイル102bに電流を流して、振子103を中立位置に戻す制御を行う。
そして、駆動コイル102bに流れた電流を測定することで、振子103に加えられた加速度を検出することが出来る(特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−153479号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記サーボ型加速度計は、例えば、地震計として地中に埋設されて用いられることがある。地中では、地殻変動によりサーボ型加速度計の姿勢が変わってしまうことがある。サーボ型加速度計の姿勢が変わると固有振動数が高くなり、計測される加速度の精度に影響を与えてしまうという問題点があった。
【0008】
本発明の課題は、設置姿勢に影響されず、より精度よく上下方向の加速度を測定可能なサーボ型加速度計を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、
請求項1記載の発明は、例えば、図1に示すように、本体ケース1内に支持バネ3aにより上下動可能に支持された振子3と、前記振子の中立位置からの変位を、前記本体ケースに設けられた固定電極4bと前記振子に設けられた可動電極4aとの間の静電容量変化量により検出する変位検出部4と、前記変位検出部により検出された静電容量変化量に基づいて、前記振子を移動させる駆動コイル2bに電流を流して前記振子を前記中立位置に復帰させる駆動制御部(例えば、駆動部2、サーボアンプ5)と、を備え、前記駆動コイルに流した電流値により前記振子に加えられた加速度を計測するサーボ型加速度計10において、
前記本体ケースに設けられ、前記本体ケースの傾斜角度を計測する傾斜計測部6と、
前記傾斜計測部により計測された傾斜角度に基づいて、前記振子の加速度を補正する加速度補正部7と、
を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項1記載の発明によれば、傾斜計測部により、本体ケースの傾斜角度が計測され、この計測された傾斜角度に基づいて振子に加わる加速度が補正されるので、駆動コイルに流れた電流から、傾斜成分の影響を排除することができることとなって、より精度良く加速度を測定することができる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のサーボ型加速度計において、
前記支持バネを非線形バネとしたことを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、非線形バネを用いることで、低バネ定数としても静たわみ量を少なくすることができることとなって、高感度且つ小型のサーボ型加速度計を提供することができる。
即ち、振子を支持する支持バネを非線形バネとしたことにより、サーボ型加速度計の加速度データにおける傾斜成分の影響が線形バネに比べて顕著になるが、傾斜成分の補正ができるため、傾斜による測定精度の低下を防止することができるので、高感度且つ小型の加速度計を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1及び図2を参照して、本発明を適用したサーボ型加速度計の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】
図1はサーボ型加速度計の要部構成を模式的に示した図である。
図1に示すサーボ型加速度計10は、本体ケース1の内部に、駆動部2と、振子3と、変位検出部4と、サーボアンプ5と、傾斜計測部6と、加速度補正部7、移動機構部8と、移動制御部9と、信号出力部11などを備えて構成されている。
【0015】
駆動部2は、本体ケース1に固着されたマグネット(永久磁石)2aと、マグネット2aの凹部に挿入される振子3の足部31に巻回された駆動コイル2bとから構成されており、駆動コイル2bに電流を流すことにより、振子3を移動させる電磁気力を発生する。
【0016】
振子3は、一端が本体ケース1或いは壁部1aに固定された支持バネ3aにより上下動可能に支持されている。
支持バネ3aは、例えば、非線形のダイヤフラムバネにより構成されている。ここで、例えば、図2に示すように、非線形のダイヤフラムバネ▲1▼は、振子3の荷重(W)による静たわみ領域において同等のばね定数をもつ線形バネ▲2▼のものに比べて、振子3の荷重(W)による静たわみ量(x1)を小さくすることができる。
【0017】
変位検出部4は、コンデンサとして機能する振子3の上端に取り付けられた可動極板4aとケース本体1側に設けられた固定極板4bとを有し、この両極板4a、4b間の電気容量の変化量を測定することによって、振子3の変位を検出し、検出した変位をサーボアンプ5に出力する。
【0018】
サーボアンプ5は、変位検出部4からの出力を入力して、駆動部2と変位検出部4とを整合すべく駆動コイル2bに出力する電流量の制御を行う。
上述の構成において、振子3に加速度が加わって、振子3が計測点の零位置である中立位置からずれると、変位検出部4がこのずれ量を検出し、その信号を受けてサーボアンプ5は駆動部2の駆動コイル2bに電流を流すように作動する。
【0019】
この電流は、振子3のずれと逆方向の力(電磁気力)を発生し、振子3を中立位置に戻すように作用する。この電磁気力は振子3にずれを起こした加速度とバランスしているため、この電流を測定することにより、振子3に加えられた加速度を検出することができる。
【0020】
傾斜計測部6は、本体ケース1の内部に取り付けられた本体61と、この本体61の内部上端に、互いに直交する方向(例えば、南北方向と東西方向)に水平振子62を回動させる振子回動部63を備えている。
振子回動部63は、本体61の内側に固定された第1の軸63aと、この第1の軸63aに、上部が第1の軸63aの軸芯を支点として回動自在に支持された回動部材64と、回動部材64の下部に、第1の軸63aから離間して設けられ、第1の軸63aに対して、平面視で直交する第2の軸(図示省略)と、を備え、回動部材64は、第1の軸63aに十字ばね(図示省略)によって支持されている。
【0021】
第2の軸(図示省略)には、水平振子62の上端が、第2の軸(図示省略)の軸芯を支点として支持され、十字ばね65によって支持されている。
そして、この振子回動部63によって、本体61が第1の軸63aを中心とした方向に傾斜した場合に、水平振子62が第1の軸63aを中心として傾斜し、また、本体61が第2の軸(図示省略)を中心とした方向に傾斜した場合には、回動部材64が傾斜することにより水平振子62が第2の軸(図示省略)を中心として傾斜する。
【0022】
また、水平振子62の両側部には、それぞれポールピース66aを含む対向磁極66、66が装着され、同対向磁極66、66のポールピース66a、66aを取り囲んで磁極間の磁束を横切るように、本体61の内側壁から突出する電磁コイル67、67が設けられている。
この電磁コイル67、67と対向磁極66、66とにより、水平振子62の第1の軸63a方向の揺動に対応するフォースモータ(図示省略)が構成され、同様に水平振子62の第2の軸63b方向の揺動に対応するフォースモータ(図示省略)も設けられている。
【0023】
更に、水平振子62の突起部62aと、この突起部62aを挟むように対向配置された東西一対の電極68、68、南北一対の電極(図示省略)とにより変位検出用コンデンサCが構成されており、同コンデンサCの電気容量の変化に応じ、水平振子62の左右及び前後の揺動による突起部62aの変位が検出されるようになっている。
そして、水平振子62に傾斜が生じた際に、コンデンサCで検出された水平振子62の変位を打ち消すようにフォースモータの電磁コイル67、67に電流を流す制御部69と、この制御部69により電磁コイル67、67に流された電流の強さに基づき傾斜角度を求める傾斜算出部70とが設けられている。
【0024】
傾斜算出部70は、電流の強さから内部に備えた電気抵抗器(図示省略)を介して求められる電圧によって傾斜角度を算出するとともに、算出した傾斜角度を加速度補正部7に出力する。
加速度補正部7は、傾斜算出部70により算出された傾斜角度データに基づいて、駆動コイル2bに流れる電流値から算出した加速度の補正を行う。
【0025】
具体的には、本体ケース1が鉛直方向から角度θ分傾斜すると、振子3の荷重W(N)は、
【数1】
になる。ここで、m:振子質量(kg)、g:重力加速度(m/s2)、θ:傾斜角度、である。
また、支持バネ3aと振子質量mで決まる振子系の固有振動数fn(Hz)は、
【数2】
になる。ここで、k:バネ定数(N/m)、である。
【0026】
従って、この振子系の固有振動数fnは、振子の傾斜により変わるので、計測される加速度の値も変化するが、傾斜算出部70で算出された傾斜角度分が補正されるので、より正確な加速度を算出することができる。
【0027】
移動機構部8は、固定電極4bを上下方向に移動させるものであって、例えば、一端が固定電極4bの上面に軸を中心に回動自在に固定されたネジ軸81と、本体ケース2に設けられ、このネジ軸81と螺合するネジ穴82と、ネジ軸81を回転駆動させるモータ83などにより構成されている。そして、モータ83が駆動することによりネジ軸81が回転して、固定電極4bを上下に移動させることができるようになっている。
【0028】
移動制御部9は、振子質量が中立位置時に検出される駆動コイル2bに流れる電流値の入力により、この入力された電流値が所定値よりも大きくなった場合に、移動機構部8のモータ83を駆動させて固定電極4bを所定量(例えば、駆動コイル2bからの電流値が零となる位置)だけ移動させる。
即ち、支持バネ3aがクリープ変形すると、支持バネ3aの静たわみ位置が下方に下がるが、サーボアンプ5と駆動部2により、支持バネ3aを元の中立位置に戻そうとするため、電流が駆動コイル2bに流れる。この電流値が所定値を超えた場合に、移動制御部9は、移動機構部8のモータ83を駆動させることにより固定電極4bを移動させて、中立位置を変更する。
これにより、支持バネ3aがクリープ変形しても、それに対応して固定電極4bの位置を移動させることができることとなって、非線形バネを使用して、より高感度且つ小型化が可能なサーボ型加速度計10を提供することができる。
【0029】
信号出力部11は、移動制御部9の制御によって固定電極4bが移動した際の移動開始時及び移動終了時に各々信号を、図示しない記録部へ出力させる。
記録部(図示省略)は、信号出力部11から出力された信号を加速度データと対応付けて記憶する。
【0030】
次に、上記構成のサーボ型加速度計10における傾斜補正動作について説明する。
まず、傾斜計測部6は、本体に取り付けられた水平振子62が中立位置から変位すると、中央位置に戻そうとして、フォースコイル(図示省略)に電流を流す。このフォースコイル(図示省略)に流れた電流値から傾斜算出部70により傾斜角度が算出され、算出された傾斜角度が加速度補正部7に出力される。加速度補正部7では、入力された傾斜角度分を補正して加速度を算出する。
【0031】
次に、上記構成のサーボ型加速度計10における可動極板4aの中立位置補正動作について説明する。
まず、移動制御部7は、振子3が静たわみ位置に位置する時に駆動コイル2bに流れる電流値が所定値を超えたか否か判断し、超えたと判断した場合には、移動機構部6のモータ63に駆動信号を出力すると同時に、信号出力部11に移動開始信号を出力させる。すると、モータ63は、回転駆動してネジ軸61が回転し、固定電極4bが下方に移動する。そして、固定電極4bの移動に伴い可動極板4aの中立位置も下方に移動し、駆動コイル2bに流れる電流値が減少する。そして、電流値が所定値となった場合には、移動制御部7は、移動機構部6のモータ63に駆動停止信号を出力すると同時に、信号出力部11に移動終了信号を出力させる。
【0032】
以上説明した本発明に係るサーボ型加速度計10によれば、傾斜計測部6により、本体ケース1の傾斜角度が計測され、この計測された傾斜角度に基づいて振子3に加わる加速度が補正されるので、駆動コイル2bに流れた電流から、傾斜成分の影響を排除することができることとなって、より精度の高い加速度を測定することができる。
【0033】
また、支持バネ3aとして非線形バネを用いることで、低バネ定数としても静たわみ量を少なくすることができることとなって、高感度且つ小型のサーボ型加速度計を提供することができる。
ここで、振子3を支持する支持バネ3aを非線形バネとしたことにより、サーボ型加速度計10の加速度データにおける傾斜成分の影響が線形バネに比べて顕著になるが、傾斜成分の補正ができるため、傾斜による測定精度の低下を防止することができるので、高感度且つ小型の加速度計を提供することができる。
【0034】
なお、上記説明したサーボ型加速度計10は、上記構成のものに限るものではなく、同様の作用効果を奏する範囲内で適宜変更してよい。
支持バネ3aは、非線形バネでなく、線形バネを用いても良い。
移動機構部8は、ネジ軸81を駆動して固定極板4bを移動するものに限らず、例えば、リフト機構により移動させてもよく、固定極板4bを精度良く移動できる機構であればどのようなものであってもよい。
【0035】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、傾斜計測部により、本体ケースの傾斜角度が計測され、この計測された傾斜角度に基づいて振子に加わる加速度が補正されるので、駆動コイルに流れた電流から、傾斜成分の影響を排除することができることとなって、より精度の高い加速度を測定することができる。
【0036】
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、非線形バネを用いることで、低バネ定数としても静たわみ量を少なくすることができることとなって、高感度且つ小型のサーボ型加速度計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーボ型加速度計の断面図及び主要構成のブロック図を模式的に示した図である。
【図2】線形バネと非線形バネのバネ特性を説明するための図である。
【図3】従来のサーボ型加速度計の断面図及び配線図を模式的に示した図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 駆動部(駆動制御部)
2b 駆動コイル
3 振子
3a 支持バネ
4 変位検出部
4a 可動極板
4b 固定極板
5 サーボアンプ(駆動制御部)
6 傾斜計測部
7 加速度補正部
10 サーボ型加速度計
61 ネジ軸
62 ネジ穴
63 モータ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a servo-type accelerometer, and more particularly, to a servo-type accelerometer that measures vertical acceleration with higher accuracy.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, as shown in FIG. 3, the servo-
[0003]
The
[0004]
A
The
The
[0005]
In the servo-
Then, by measuring the current flowing through the
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-11-153479
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the servo accelerometer is sometimes buried in the ground as a seismometer, for example. In the ground, the attitude of the servo accelerometer may change due to crustal deformation. When the attitude of the servo-type accelerometer changes, the natural frequency increases, which has a problem that the accuracy of the measured acceleration is affected.
[0008]
It is an object of the present invention to provide a servo-type accelerometer that can measure the vertical acceleration more accurately without being affected by the installation posture.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
To solve the above problems,
As shown in FIG. 1, for example, as shown in FIG. 1, the
An
An
It is characterized by having.
[0010]
According to the first aspect of the present invention, the inclination measuring unit measures the inclination angle of the main body case, and the acceleration applied to the pendulum is corrected based on the measured inclination angle. Thus, the influence of the tilt component can be eliminated, and the acceleration can be measured with higher accuracy.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, in the servo type accelerometer according to the first aspect,
The support spring is a non-linear spring.
[0012]
According to the second aspect of the invention, it is needless to say that the same effect as that of the first aspect is obtained. In particular, the use of a non-linear spring reduces the amount of static deflection even at a low spring constant. As a result, a highly sensitive and compact servo accelerometer can be provided.
That is, by using a non-linear spring as the supporting spring for supporting the pendulum, the influence of the tilt component in the acceleration data of the servo-type accelerometer becomes more remarkable than that of the linear spring. Since a decrease in accuracy can be prevented, a highly sensitive and small accelerometer can be provided.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a servo accelerometer to which the present invention is applied will be described in detail with reference to FIGS.
[0014]
FIG. 1 is a diagram schematically showing a main configuration of a servo type accelerometer.
A
[0015]
The drive unit 2 includes a magnet (permanent magnet) 2a fixed to the main body case 1 and a drive coil 2b wound around the
[0016]
The
The
[0017]
The displacement detection unit 4 has a
[0018]
The
In the above-described configuration, when acceleration is applied to the
[0019]
This current generates a force (electromagnetic force) in the direction opposite to the displacement of the
[0020]
The
The
[0021]
The upper end of the
When the
[0022]
On both sides of the
The electromagnetic coils 67, 67 and the opposing
[0023]
Further, a displacement detecting capacitor C is constituted by a
Then, when the
[0024]
The
The
[0025]
Specifically, when the main body case 1 is inclined from the vertical direction by an angle θ, the load W (N) of the
(Equation 1)
become. Here, m: pendulum mass (kg), g: gravitational acceleration (m / s 2 ), and θ: inclination angle.
The natural frequency fn (Hz) of the pendulum system determined by the
(Equation 2)
become. Here, k is a spring constant (N / m).
[0026]
Accordingly, the natural frequency fn of the pendulum system changes depending on the inclination of the pendulum, and the value of the measured acceleration also changes. However, since the inclination angle calculated by the
[0027]
The moving
[0028]
The movement control unit 9 controls the
That is, when the
As a result, even if the
[0029]
The
The recording unit (not shown) stores the signal output from the
[0030]
Next, a tilt correction operation in the
First, when the
[0031]
Next, the neutral position correcting operation of the
First, the
[0032]
According to the
[0033]
In addition, by using a non-linear spring as the
Here, when the
[0034]
The above-described servo-
The
The moving
[0035]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the inclination measuring unit measures the inclination angle of the main body case, and the acceleration applied to the pendulum is corrected based on the measured inclination angle. In addition, the influence of the tilt component can be eliminated, so that a more accurate acceleration can be measured.
[0036]
According to the second aspect of the invention, it is needless to say that the same effect as that of the first aspect is obtained. In particular, the use of a non-linear spring reduces the amount of static deflection even at a low spring constant. As a result, a highly sensitive and compact servo accelerometer can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram schematically showing a cross-sectional view and a block diagram of a main configuration of a servo-type accelerometer according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram for explaining spring characteristics of a linear spring and a non-linear spring.
FIG. 3 is a diagram schematically showing a cross-sectional view and a wiring diagram of a conventional servo-type accelerometer.
[Explanation of symbols]
1 body case 2 drive unit (drive control unit)
6 Tilt measuring
Claims (2)
前記本体ケースに設けられ、前記本体ケースの傾斜角度を計測する傾斜計測部と、
前記傾斜計測部により計測された傾斜角度に基づいて、前記振子の加速度を補正する加速度補正部と、
を備えることを特徴とするサーボ型加速度計。A pendulum supported in a main body case by a support spring so as to be vertically movable, and a displacement from a neutral position of the pendulum is applied between a fixed electrode provided in the main body case and a movable electrode provided in the pendulum. Based on a displacement detection unit that detects the capacitance change amount, and based on the capacitance change amount that is detected by the displacement detection unit, a current flows through a drive coil that moves the pendulum to return the pendulum to the neutral position. A servo control unit, comprising: a drive control unit, which measures an acceleration applied to the pendulum by a current value passed through the drive coil,
An inclination measuring unit that is provided in the main body case and measures an inclination angle of the main body case,
Based on the inclination angle measured by the inclination measurement unit, an acceleration correction unit that corrects the acceleration of the pendulum,
A servo-type accelerometer comprising:
前記支持バネを非線形バネとしたことを特徴とするサーボ型加速度計。The servo-type accelerometer according to claim 1,
A servo-type accelerometer, wherein the support spring is a non-linear spring.
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- 2002-12-24 JP JP2002372707A patent/JP4128864B2/en not_active Expired - Lifetime
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