JP2004199743A

JP2004199743A - Recording/reproducing device and recording/reproducing control method

Info

Publication number: JP2004199743A
Application number: JP2002364501A
Authority: JP
Inventors: Tetsuya Suzuka; 哲也鈴鹿
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2002-12-17
Filing date: 2002-12-17
Publication date: 2004-07-15

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To realize a recording/reproducing device and a recording/reproducing control method, of which the access executed at the retraction is normally executed some other time even when a magnetic head is urgently retracted for preventing a hard disk from damaging due to an impact. <P>SOLUTION: When the acceleration is detected (37) in an HDD during the access to the disk, the head of the HDD is retracted (38-7). By receiving this retraction, the present transfer state is preserved (45-7) in an HDD transfer control part 140 of a file system to stand by until the acceleration is disappeared. When the acceleration is disappeared (43), the preserved transfer state is restored (46-7) by the file system, and the data transfer before the head retraction is executed again (37-7a). <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードディスクを搭載した記録再生機器の耐衝撃性に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ハードディスクは大容量で高速アクセス可能な記憶メディアとして、計算機をはじめとする多様な情報処理装置に使用されている。近年は、ハードディスクレコーダ等の家電機器や、携帯用端末等にも搭載され始めている。
【０００３】
しかし、ハードディスクはその構造から耐衝撃性が低いため、落下等の衝撃により破壊されるという欠点が存在する。これに対して、以下に示す対策が考案されている。
【０００４】
図６は、従来のハードディスク記録再生装置の構成を表している。
データ保存装置３０００内のファイルシステム１００ｂは、プロセッサ２００ｂの指示に基づき、システムバス６００ｂを介して主メモリ３００ｂ上のデータをＨＤＤ（ハードディスクドライブ）５００ｂ上にファイルとして保存したり、逆に、ＨＤＤ５００ｂ上に保存されているファイルを主メモリ３００ｂ上に読み出したりする。
【０００５】
ＨＤＤ５００ｂは、ディスク５６０ｂ，このディスク５６０ｂを回転駆動する手段，磁気ヘッド５５０ｂ，ヘッドアクセス回路５４０ｂなどを内蔵したディスクユニット５９０ｂと、ＨＤＤ制御部５１０ｂと、リードバッファ５３０ｂと、ライトバッファ５３１ｂなどを内蔵している。
【０００６】
ディスク５６０ｂには、ファイルを構成する情報（ディレクトリ領域７００−３、ＦＡＴ領域８００−３、データ領域９００−３）が磁性信号として記録されている。ディスク５６０ｂは高速に回転しており、ディスク上にわずかな隙間で位置している磁気ヘッド５５０ｂが、ディスク円周上の磁性信号を読み書きする。磁気ヘッド５５０ｂとディスク５６０ｂ間の間隔は、磁性信号にアクセス可能な最大距離により上限値が制限されるため非常に小さい値となる。このため、ＨＤＤ５００ｂに衝撃がかかると磁気ヘッド５５０ｂとディスク５６０ｂが接触して破損する危険性が高い。
【０００７】
そこで、ディスクユニット５９０ｂにかかる加速度を計測する加速度センサ５７０ｂを設け、ＨＤＤ５００ｂに所定以上の加速度がかかるとヘッド保護回路５８０ｂを活性化する。ヘッド保護回路５８０ｂは、磁気ヘッド５５０ｂをディスク５６０ｂ上から退避させる。これにより、衝撃によるディスクと磁気ヘッドの接触を防止する（例えば特許文献１参照）。
【０００８】
【特許文献１】
特許第３２２３３５９号公報（第２−４頁、第１図）
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
前記の従来技術においては、データ保存装置３０００に衝撃が発生した時に実行されていたディスクアクセスは磁気ヘッド５５０ｂの強制退避により失敗する。したがって、衝撃発生時にアクセスしていたファイルは読み書きが失敗してしまう。この例を、図７に示す。
【００１０】
先ず、図７の「ファイル１書込み処理（１０−１ｄ）」では、プロセッサ２００ｂからファイルシステム１００ｂへ「ファイル１ライト要求（１５−１ｄ）」が出力され、ファイルシステム１００ｂはファイル１に書込むデータを、「データ読み込み（１２−１ｄ）」において主メモリ３００ｂから読み込む。
【００１１】
ファイルシステム１００ｂは、その読み込んだデータを「ダーティデータ１ライト処理（３０−１ｄ）」，「ダーティデータ２ライト処理（３０−２ｄ）」においてＨＤＤ５００ｂへ書き込んでいる。
【００１２】
「ダーティデータ２ライト処理（３０−２ｄ）」では、ＨＤＤ５００ｂの「ディスクアクセス（３４−２ｄ）」中にＨＤＤ５００ｂに「加速指示（３７−ｄ）」がかかり、（３８−２ｄ）において磁気ヘッドが退避され、データの書込みが失敗するので「書き込み失敗（５７−２ｄ）」がファイルシステム１００ｂに出力される。
【００１３】
磁気ヘッド５５０ｂをディスク５６０ｂ上から退避させてあるので、この後に衝撃がＨＤＤ５００ｂに作用したとしてもディスクユニット５９０ｂが物理的に破損することはないが、磁気ヘッド５５０ｂの退避時にライト中であったファイル１のデータは破損する。
【００１４】
さらに、ファイル管理情報へのアクセスが失敗した場合（図７の「ダーティデータ２ライト処理（３０−２ｄ）」で書き込まれるデータがファイルのデータ部でなくファイル管理情報であった場合）は、ディスク５６０ｂに記録されているファイル群全体が不整合な状態となる危険性がある。
【００１５】
図８はディスク５６０ｂに記録されている情報を表す。
ファイルとして保存されるデータそのものは、データ領域９００にクラスタ９０とよばれる単位で記録されている。１つのファイルを構成するクラスタは、「ファイル１（９２−１）」のように連続したクラスタ群である場合もあれば、「ファイル２（９２−２）」のように不連続なクラスタ群の場合もある。
【００１６】
ディスク５６０ｂには、さらに、ファイルとそれを構成するクラスタ群を対応付けるためのファイル管理情報として、ディレクトリ領域７００とＦＡＴ（File
Allocation Table）領域８００が存在する。
【００１７】
ディレクトリ領域７００には、ファイル毎に、そのファイル名７２と、開始クラスタ番号７３と、ファイルサイズ７４からなる情報をエントリとするテーブルが存在する。７１はエントリ番号である。
【００１８】
ＦＡＴ領域８００には、ファイルを構成するクラスタ群をリストするための情報が存在する。ＦＡＴエントリ８０は、それが何番目のエントリであるかにより対応するクラスタが決まり、ＦＡＴエントリ８０そのものの値は前記の対応するクラスタの後ろに続くクラスタの番号を表す。
【００１９】
例えば、６番目のＦＡＴエントリ（８０−６）は値として７をもつが、これはクラスタ６の次にクラスタ７が続くことを示している。ディレクトリエントリとＦＡＴエントリ８０により、ファイルを構成するクラスタ群が同定できる。例えば、ディレクトリエントリ（７０−２）よりファイル２はクラスタ１３より開始することがわかり、ＦＡＴ領域８００のＦＡＴエントリ（８０−１３）（８０−２１）よりクラスタ１３、クラスタ２１、クラスタ３１と続くことがわかる。
【００２０】
次に、図９を用いてＦＡＴ領域が破壊された場合の影響について説明する。
ディスク５６０ｂへのアクセスはブロック単位で実行される。ＦＡＴ領域へのアクセスが本図中８１のディスクアクセス単位で実行されるとすると、「ファイル１」のＦＡＴエントリを更新するときに「ファイル２」のＦＡＴエントリ（８０−１３）も同時に書き込まれる。このため「ファイル１」のＦＡＴエントリ更新中に衝撃が発生すると、磁気ヘッド５５０ｂが緊急に退避されて「ファイル２」のＦＡＴエントリ（８０−１３）の値が破壊される可能性がある。ＦＡＴエントリ（８０−１３）は本来クラスタ２１を指しているが、この図９の例では、緊急退避のために未使用を表す値（−−−）に変更された場合を表している。このように、あるファイル更新中に磁気ヘッド５５０ｂを退避させたために、他のファイルにアクセスできなくなる可能性がある。
【００２１】
本発明は、衝撃によるハードディスクの破損を防止するために磁気ヘッド５５０ｂが緊急に退避された場合でも、退避時に実行していたアクセスがいずれは正常に実行される記録再生装置および記録再生制御方法を実現することを目的とする。
【００２２】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明の記録再生装置では、衝撃によるハードディスクの破損を防止するために磁気ヘッドが退避されている間は、ハードディスクへのアクセスを行わず、かつ、磁気ヘッドが退避された時点のアクセス状態を保持しておき、衝撃発生の危険性が無くなると、前記の保持されていたアクセス状態を再現することを特徴とする。
【００２３】
また本発明の記録再生装置における第２の構成では、前記の目的を達成するために、保存対象のデータはハードディスクに記録し、そのデータがどこに記録されているか等の管理情報は不揮発性固体メモリへ記録し、衝撃によるハードディスクの破損を防止するために磁気ヘッドが退避された時は、その時アクセスしていたファイルのデータを衝撃発生の危険性が無くなってから再度転送することを特徴とする。
【００２４】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項１に記載の記録再生装置は、磁気記録媒体回転させてその半径方向に磁気ヘッドを移動させて記録・再生するハードディスクと、前記ハードディスクへのアクセスを制御するファイルシステムと、振動や衝撃など外力の発生を予測する検出器と、前記検出器が外力発生の可能性を検出すると前記磁気ヘッドを前記ディスクの記録領域から退避させてアクセスを緊急停止するヘッド退避手段と、前記ヘッド退避手段により磁気ヘッドが退避したことを検出して前記ファイルシステムの動作を停止するとともにこの磁気ヘッド退避のために失敗したディスクアクセスの内容を保存しておき、前記検出器が外力発生の可能性がなくなったと判断したことを検出すると、前記ファイルシステムの動作を再開して保存されているディスクアクセスの内容を再び実行するよう制御するディスクアクセス保持手段とを設けたことを特徴とする。
【００２５】
この構成によると、衝撃によるハードディスクの破損を防止するために磁気ヘッドが緊急に退避された場合でも、退避時に実行していたアクセスを正常に実行できる。
【００２６】
本発明の請求項２に記載の記録再生制御方法は、磁気記録媒体を回転させその半径方向に磁気ヘッドを移動させて記録・再生するに際し、前記磁気記録媒体に振動や衝撃などの外力発生の可能性を検出すると前記磁気ヘッドを前記ディスクの記録領域から退避させてアクセスを緊急停止するとともに、前記ヘッド退避手段により磁気ヘッドが退避したならば、この磁気ヘッド退避のために失敗したディスクアクセスをディスクアクセス保持手段で保存しておき、前記外力発生の可能性がなくなったと判断すると、前記ディスクアクセス保持手段で保存されているディスクアクセスを再び実行するので、衝撃によるハードディスクの破損を防止するために磁気ヘッドが緊急に退避された場合でも、退避時に実行していたアクセスを正常に実行できる。
【００２７】
本発明の請求項３に記載の記録再生装置は、磁気記録媒体を回転させてその半径方向に磁気ヘッドを移動させて記録・再生するハードディスクと、振動や衝撃など外力の発生を予測する検出器と、不揮発性の半導体メモリと、記録するデータの種類により書込み先を前記ハードディスクと前記半導体メモリとの間で振り分けるファイルシステムとを設け、前記検出器が外力の発生する可能性を検出すると前記磁気ヘッドを前記ディスクの記録領域から退避させてアクセスを緊急停止しするよう構成し、前記ファイルシステムは前記外力発生の可能性がなくなったと判断すると、前記半導体メモリで保存されているデータに基づいて前記ハードディスクへのアクセスを再び実行するよう構成したことを特徴とする。
【００２８】
本発明の請求項４に記載の記録再生装置は、請求項３において、前記ファイルシステムを、記録するデータの内容であるコンテンツを前記ハードディスクに記録し、前記ハードディスクへの前記記録の管理情報を前記半導体メモリに記録するよう構成したことを特徴とする。
【００２９】
本発明の請求項５に記載の記録再生制御方法は、磁気記録媒体を回転させその半径方向に磁気ヘッドを移動させて記録・再生するに際し、記録するデータの内容であるコンテンツを前記ハードディスクに記録し、前記ハードディスクへの前記記録の管理情報を前記半導体メモリに記録し、前記磁気記録媒体に振動や衝撃などの外力発生の可能性を検出すると前記磁気ヘッドを前記ディスクの記録領域から退避させてアクセスを緊急停止し、前記外力発生の可能性がなくなったと判断すると、前記半導体メモリに保存されている管理情報に基づいて前記ハードディスクへのアクセスを再開することを特徴とする。
【００３０】
本発明の請求項６に記載の記録再生装置は、請求項３において、前記ファイルシステムに対してハードディスクと半導体メモリとを一体に着脱できるように構成したことを特徴とする。
【００３１】
本発明の請求項７に記載のハードディスクは、磁気記録ディスクを回転させてその半径方向に磁気ヘッドを移動させて記録・再生するハードディスクであって、ハードディスクの外部に設けられハードディスクへのアクセスを制御するファイルシステムからの指示に基づいて前記磁気記録ディスクに対する記録再生を実行するハードディスク制御部と、前記磁気記録ディスクから読み出されたデータが一時的に保存されるリードバッファと、ファイルシステムから渡されたデータが一時的に保存されるライトバッファと、前記磁気記録ディスクに対する振動や衝撃など外力の発生を予測する検出器と、前記検出器が外力発生の可能性を検出すると前記磁気ヘッドを前記磁気記録ディスクの記録領域から退避させてアクセスを緊急停止するヘッド退避手段とを有しており、前記ハードディスク制御部を、前記ヘッド退避手段により磁気ヘッドが退避したことを検出して前記ファイルシステムの動作を停止するとともにこの磁気ヘッド退避のために失敗したディスクアクセスの内容を保存し、前記外力発生の可能性が無くなったと判断すると前記保存されたディスクアクセスを再実行するよう構成したことを特徴とし、前記ファイルシステムが既存のままであっても、このハードディスクを使用することによって、本発明の記録再生制御方法を実現できる。
【００３２】
以下、本発明の記録再生制御方法を具体的な各実施の形態に基づいて説明する。
（実施の形態１）
図１〜図４は本発明の（実施の形態１）を示す。
【００３３】
図１は、本発明を適用した静止画保存装置の全体構成を示す。
静止画保存装置１０００は、静止画をファイルとして記録するメディアとしてＳＤカード４００とＨＤＤ（ハードディスクドライブ）５００をもち、装置内の動作を制御するプロセッサ２００と、プロセッサ２００の作業用一時記憶領域である主メモリ３００と、ＳＤカード４００またはＨＤＤ５００上のファイルへのアクセスを管理するファイルシステム１００からなる。６００はシステムバス、１５０は制御バスである。
【００３４】
この静止画保存装置１０００の主要な用途は、ＳＤカード４００上の静止画をＨＤＤ５００にバックアップすることである。
ファイルシステム１００は、ＳＤカード４００との間でやり取りされるデータを一時保存するための内部バッファ１２０と、ＳＤカード４００とのデータ転送を実行するＳＤ転送制御部１３０と、ＨＤＤ５００とのデータ転送を実行するＨＤＤ転送制御部１４０と、ファイルシステム全体の動作を制御するファイルシステム制御部１１０からなる。
【００３５】
内部バッファ１２０は、ＨＤＤ５００に対するデータをキャッシングしているＨＤＤキャッシュ１２１と、ＳＤカード４００に対するデータをキャッシングしているＳＤキャッシュ１２２からなる。ＨＤＤキャッシュ１２１およびＳＤキャッシュ１２２に滞留中のデータを、ＳＤカード４００またはＨＤＤ５００へ書き出すタイミングは、ファイルシステム制御部１１０のフラッシュ起動手段１１１により指示される。
【００３６】
ＳＤカード４００は、ＳＤ転送制御部１３０からの指示に基づいて記録再生を実行するＳＤ制御部４１０と、ＳＤ制御部１４０が使用する管理情報が記録されているＳＤ管理情報部４２０と、ＳＤ転送制御部１３０からのデータが記録されている不揮発性メモリ４３０からなる。
【００３７】
ＨＤＤ５００は、ＨＤＤ転送制御部１４０からの指示に基づいて記録再生を実行するＨＤＤ制御部５１０と、ＨＤＤ制御部５１０が使用する管理情報が記録されているＨＤＤ管理情報部５２０と、ＨＤＤ転送制御部１４０からのデータが記録されているディスクユニット５９０と、ディスクユニット５９０から読み出されたデータが一時的に保存されるリードバッファ５３０と、ＨＤＤ転送制御部１４０から渡されたデータが一時的に保存されるライトバッファ５３１からなる。
【００３８】
ＨＤＤ５００内のディスクユニット５９０には、保存データが磁性信号として記録されているディスク５６０と、ディスク上の磁性信号を読み書きする磁気ヘッド５５０と、磁気ヘッドによる読み書きを制御するヘッドアクセス回路５４０と、ディスクユニット５９０にかかる加速度を計測する加速度センサ５７０と、加速度センサ５７０で計測された加速度に基づいて磁気ヘッド５５０を緊急退避させるヘッド保護回路５８０からなる。
【００３９】
ディスク５６０上にはデータがファイルとして記録されている。ディスク５６０上には、データそのものが記録されているデータ領域９００−２と、ファイル管理情報が記録されているディレクトリ領域７００−２およびＦＡＴ領域８００−２が存在する。なお、ディレクトリとＦＡＴは、「発明が解決しようとする課題」で説明した図８と同様のものである。
【００４０】
静止画保存装置１０００がファイルを書き込んでいる時に、内部のディスクユニット５９０に加速がかかった場合の動作を図２に示す。
プロセッサ２００は、「ファイル１書込み処理（１０−１）」においてファイルシステム１００に「ファイル１の転送要求（１５−１）」を出力する。この要求を受けたファイルシステム制御部１１０は「ファイル１」への書き込み処理を実行する。
【００４１】
ファイルシステム制御部１１０は、まず「ファイル１」の管理情報（図８に示すディレクトリエントリ７０−１とＦＡＴエントリ８０）をＨＤＤキャッシュ１２１上から読み込む（１１−１）。
【００４２】
次にファイルシステム制御部１１０は、主メモリ３００からファイル１に書込むデータを読込み（１２−１）、「ファイル１」の管理情報に基づいて「ファイル１」を構成するクラスタ群（図８に示すクラスタ６，クラスタ７，クラスタ８，クラスタ９）を同定し、そのクラスタ群に対応するＨＤＤキャッシュ１２１へ先に読み込んだデータを書込む（１３−１）。全クラスタへの書込みが終了すると、「ファイルライト終了通知（１４−１）」によりプロセッサ２００へ制御を戻す。
【００４３】
この「ファイル１書込み処理（１０−１）」では、「ファイル１」のデータはＨＤＤキャッシュ１２１に書き込まれたのみである。ＨＤＤキャッシュ１２１上の更新されたデータは、ファイルシステム１００が適当なタイミングでＨＤＤ５００へ書出すが、このディスクへの書出しは「フラッシュ要求（２０−１）」により起動される。
【００４４】
「フラッシュ要求（２０−１）」を受けたファイルシステム制御部１１０は、ＨＤＤキャッシュ１２１に「状態問い合わせ（２１−１）」を行い、更新されたデータで、かつ、その更新がディスクへ書き出されていないもの（本例では、クラスタ６、クラスタ７、クラスタ８、クラスタ９、これらクラスタと関連するＦＡＴエントリ８０群、および「ファイル１」のディレクトリエントリ（７０−１）を同定し、このデータをディスク５６０へ書込む。ディスク５６０への書込み処理は、通常は「クラスタ６ライト処理（３０−６）」に示すように実行される。
【００４５】
すなわち、ファイルシステム制御部１１０がＨＤＤ転送部１４０に対して「クラスタ６書込み要求（３１−６）」を発し、それを受けたＨＤＤ転送制御部１４０が「セクタ書込み要求（３２−６）」をＨＤＤ５００に送る。
【００４６】
それを受けてＨＤＤ５００は、ＨＤＤキャッシュ１２１から「クラスタ６のデータを読込み（３３−６）」を実行して、それを「ディスクアクセス（３４−６）」を実行してディスクへ書込む（３４−６）。
【００４７】
ディスク５６０への書込みが終了すると、ＨＤＤ５００は「書込み終了（３５−６）」をＨＤＤ転送制御部１４０に通知する。
それを受けてＨＤＤ転送制御部１４０は、「クラスタ６書込み終了（３６−６）」を出力してファイルシステム制御部１１０に制御を戻す。
【００４８】
ディスク５６０への書込み中に加速度が発生した場合の動作を、「クラスタ７ライト処理（３０−７）」に示す。
「クラスタ７ライト処理（３０−７）」では、ファイルシステム制御部１１０がＨＤＤ転送部１４０に対して「クラスタ６書込み要求（３１−７）」を発し、それを受けたＨＤＤ転送制御部１４０が「セクタ書込み要求（３２−７）」をＨＤＤ５００に送る。それを受けてＨＤＤ５００は、ＨＤＤキャッシュ１２１から「クラスタ７のデータを読込み（３３−７）」を実行して、それを「ディスクアクセス（３４−７）」を開始してディスクへ書込みを開始する。
【００４９】
このライト処理において、ＨＤＤ５００の「ディスクアクセス（３４−７）」中に加速度センサ５７０による加速度が検出（３７）されると、ヘッド保護回路５８０が磁気ヘッド５５０を「ヘッド退避（３８−７）」させている。磁気ヘッド５５０をディスク５６０上から退避させておくことにより、この後に衝撃が発生しても、磁気ヘッド５５０とディスク５６０が接触して破壊することを回避できる。
【００５０】
磁気ヘッド５５０が緊急退避したために実行中であったデータアクセスが失敗したことは、「緊急停止終了（３９−６）」の通知によりＨＤＤ転送制御部１４０に伝えられる。
【００５１】
これを受けてＨＤＤ転送制御部１４０は、「転送状態保留（４５−７）」処理を実行し、ＨＤＤキャッシュ１２１をクラスタ７のライトを実行する前の状態に戻し、加速度が無くなり安全な状態に戻るのを待機する。
【００５２】
加速度センサ５７０が加速度ゼロを検出すると（４３）、ＨＤＤ５００は「安全状態（４２−７）」になったことをＨＤＤ転送制御部１４０に通知する。
これを受けてＨＤＤ転送制御部１４０は、「転送状態復旧（４６−７）」処理を実行し、ＨＤＤ５００へ「セクタ書込み要求（３２−７ａ）」を出力する。ＨＤＤ５００では「セクタ書込み要求（３２−７ａ）」を検出して、「クラスタ７のリード（３３−７ａ）」を実行してＨＤＤキャッシュ１２１から「クラスタ７」を読み取って、ＨＤＤ５００は、ＨＤＤ５００における「ヘッド退避（３８−７）」により書込みが失敗したクラスタ７からディスク５６０への書込みを「ディスクアクセス（３４−７ａ）」で再開し、書込みが終わると「書込み終了（３５−７）」をＨＤＤ転送制御部１４０に出力する。ＨＤＤ転送制御部１４０は「クラスタ７書込み終了（３６−７）」をファイルシステム制御部１１０へ出力する。
【００５３】
その後、ファイルシステム制御部１１０において「クラスタ８ライト処理（３０−８）」「クラスタ９ライト処理（３０−９）」および「ファイル１管理情報ライト処理（３０−１０）」が実施されてディスク５６０への書込みが終了すると、ファイル１のライトに伴うＨＤＤキャッシュ１２１のフラッシュ処理は完了する。
【００５４】
このように、ＨＤＤ転送制御部１４０での「転送状態保留（４５−７）」処理で、ヘッド退避した時のアクセス状態を保存し、安全状態に戻るまで転送処理を待機させ、その後の安全に状態になると「転送状態復旧（４６−７）」処理において、前記の保存された状態からディスクアクセスを再開することで、衝撃によるハードディスクの破損を防止するために磁気ヘッドが緊急に退避された場合でも、退避時に実行していたアクセスがいずれは正常に実行されることになる。
【００５５】
図３は上記の衝撃発生前後のデータ転送状態を示す。
クラスタ７の転送（９０−７）中に加速度を検出（３７）して危険な状態（４０）となった場合でも、危険な状態中はディスクアクセスを待機し、加速度が無くなると（４３）、クラスタ７の転送（９０−７ａ）を再度実行する。これにより、加速度発生時にアクセス中のデータが正しく読書きできる。
【００５６】
なお、上記の各実施の形態では、「転送状態保留（４５−７）」および「転送状態復旧（４６−７）」をＨＤＤ転送制御部１４０が実行していたが、これらの処理をＨＤＤ５００内のＨＤＤ転送制御部５１０が実行する形態も可能である。ＨＤＤ５００がこれらの処理を実行する場合のファイル書込み処理シーケンスを図４に示す。
【００５７】
図４と前記図２のシーケンスの相違点は、図４ではＨＤＤ５００が加速度３７ｅ検出時の「ヘッド退避（４５−７ｅ）」と、その後に停止状態となった時（４３ｅ）の「転送状態復旧（４６−７ｅ）」を実行している点である。これにより、ファイルシステム１００内のＨＤＤ転送制御部１４０は、「セクタ書込み要求（３２−７ｅ）」を発した直後に、ＨＤＤ５００に加速度３７ｅが検出された場合も、加速度が検出されなかった場合（例えば、「クラスタ６ライト処理（３０−６ｅ）」）と同様に、単に「書込み終了（３５−７ｅ）」の通知を受信することになる。よって、図4のファイル書込み処理シーケンスでは、ファイルシステム１００は既存のものをそのまま使用することが可能となる。
【００５８】
（実施の形態２）
本発明を適用した静止画保存装置の代替構成を、図５に示す。
図５の静止画保存装置は、先に図１で説明した（実施の形態１）と同様の構成となっているので、以下では図１との差分についてのみ述べる。
【００５９】
なお、図１に示した静止画保存装置１０００では、ＳＤカード４００上の静止画をＨＤＤ５００にバックアップする例を挙げて動作例を説明したが、この（実施の形態２）の静止画保存装置１０００ａでは、ファイルシステム１００に対してハードディスク５００ａと半導体メモリとしてのＳＤカード４００とを一体に着脱できるように構成したハイブリッド記録メデイア２０００を使用して、静止画保存装置１０００ａの主メモリ３００ａに展開された静止画などのコンテンツを、ハイブリッド記録メデイア２０００のディスクユニット５９０ａに記録する場合を例に挙げて説明する。
【００６０】
主メモリ３００ａに静止画などのコンテンツを展開する方法としては各種の方法が考えられるが、具体的には、静止画保存装置１０００ａに接続されたハイブリッド記録メデイア２０００とは別に、この静止画保存装置１０００ａに接続された記録媒体からコンテンツを読み出して主メモリ３００ａに展開する例を挙げることができる。
【００６１】
ハイブリッド記憶メディア２０００では、１つのファイルを構成する情報が、ファイルシステム１００ａによって、ＳＤカード４００ａとＨＤＤ５００ａに分割して記録されている。すなわち、あるファイルのデータ領域（９００−３）はＨＤＤ内のディスク５６０ａに記録されるのに対して、同一ファイルのディレクトリ領域（７００−３）とＦＡＴ領域（８００−３）はＳＤカード４００ａ内の不揮発性メモリ４３０ａに記録される。
【００６２】
静止画保存装置１０００ａに加速度がかかった場合の動作について述べる。
ＨＤＤ５００ａへファイルのデータ領域（９００−３）を書き込んでいる時に加速度が発生すると、図７に示す従来例と同様の動作を行う。すなわち、加速度（３７−ｄ）の検出により磁気ヘッド５５０ａが退避し、その時に実行中であったデータ書込みは失敗して終了する。
【００６３】
これに対して、ファイルのディレクトリ領域（７００−３）とＦＡＴ領域（８００−３）は、耐衝撃性の高い不揮発性メモリ４３０ａに記録しているので、これらのファイル管理情報を書込み中に加速度が発生しても、そのまま書込みを継続して正常に書込みを終了することができる。したがって、あるファイルにアクセスに加速度が発生すると、そのデータ領域へのアクセスは失敗する可能性があるが、そのディレクトリ領域およびＦＡＴ領域へのアクセスは正常に実行できる。
【００６４】
図９で説明したように、ディレクトリ領域またはＦＡＴ領域が破壊されると、その影響は１つのファイルにとどまらずファイルシステム全体に及ぶ。これに対して、本実施の形態では加速度検出により破壊される可能性があるのはファイルのデータ領域のみなので、アクセス失敗による影響をそのファイルのみに限定されている。よって、加速度が無くなった後で破壊されたファイルに再度アクセスしなおすことで、磁気ヘッドの緊急退避によるディスクアクセス失敗を容易に回復できる。
【００６５】
【発明の効果】
以上のように本発明の記録再生制御方法によると、衝撃によるハードディスク破損を防止するために、加速度を検出して磁気ヘッドをディスク上から緊急退避させた場合でも、磁気ヘッドを退避時にアクセスしていたデータの読込み／書き込みがいずれは正常に終了することが保証される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の（実施の形態１）のハードディスク記録再生装置の構成図
【図２】同実施の形態の衝撃検出時の動作シーケンス図
【図３】同実施の形態の衝撃発生前後のデータ転送状態を示す図
【図４】ハードディスクの別の構成例を採用した場合の衝撃検出時の動作シーケンス図
【図５】本発明を適用したハードディスク記録再生装置の第２の構成図
【図６】従来のハードディスク記録再生装置の構成図
【図７】従来のハードディスク記録再生装置における衝撃検出時の動作シーケンスを示す図
【図８】ファイルフォーマットを示す図
【図９】ファイル管理情報の破壊を示す図
【符号の説明】
１０００静止画保存装置
１００ファイルシステム
１１０ファイルシステム制御部
１１１フラッシュ起動手段
１２０内部バッファ
１２１ＨＤＤキャッシュ
１２２ＳＤキャッシュ
１３０ＳＤ転送制御部
１４０ＨＤＤ転送制御部
１５０制御バス
２００プロセッサ
３００主メモリ
４００ＳＤカード
４１０ＳＤ制御部
４２０ＳＤ管理情報部
４３０不揮発性メモリ
５００ＨＤＤ（ハードディスクドライブ）
５１０ＨＤＤ制御部
５２０ＨＤＤ管理情報部
５３０リードバッファ
５３１ライトバッファ
５４０ヘッドアクセス回路
５５０磁気ヘッド
５６０ディスク
５７０加速度センサ
５８０ヘッド保護回路
５９０ディスクユニット
６００システムバス
９００−２データ領域
７００−２ディレクトリ領域
８００−２ＦＡＴ領域
１０００ａ静止画保存装置
２０００ハイブリッド記憶メディア
１００ａファイルシステム
３００ａ主メモリ
４００ａＳＤカード
４３０ａ不揮発性メモリ
５００ａＨＤＤ
９００−３データ領域
７００−３ディレクトリ領域
８００−３ＦＡＴ領域[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to shock resistance of a recording / reproducing device equipped with a hard disk.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art A hard disk is used as a large-capacity, high-speed accessible storage medium in various information processing apparatuses such as computers. In recent years, it has begun to be installed in home electric appliances such as hard disk recorders and portable terminals.
[0003]
However, since the hard disk has a low impact resistance due to its structure, it has a disadvantage that it is destroyed by an impact such as a drop. In response, the following countermeasures have been devised.
[0004]
FIG. 6 shows a configuration of a conventional hard disk recording / reproducing apparatus.
The file system 100b in the data storage device 3000 stores data on the main memory 300b as a file on the HDD (hard disk drive) 500b via the system bus 600b, or conversely, stores the data on the HDD 500b based on an instruction from the processor 200b. Or read the file stored in the main memory 300b.
[0005]
The HDD 500b includes a disk 560b, a disk unit 590b including a means for rotating the disk 560b, a magnetic head 550b, a head access circuit 540b, and the like, an HDD control unit 510b, a read buffer 530b, and a write buffer 531b. ing.
[0006]
On the disk 560b, information (directory area 700-3, FAT area 800-3, data area 900-3) constituting a file is recorded as a magnetic signal. The disk 560b is rotating at a high speed, and the magnetic head 550b located at a small gap on the disk reads and writes magnetic signals on the disk circumference. The interval between the magnetic head 550b and the disk 560b is a very small value because the upper limit is limited by the maximum distance accessible to the magnetic signal. Therefore, when an impact is applied to the HDD 500b, there is a high risk that the magnetic head 550b and the disk 560b come into contact with each other and break.
[0007]
Therefore, an acceleration sensor 570b for measuring the acceleration applied to the disk unit 590b is provided, and when an acceleration equal to or more than a predetermined value is applied to the HDD 500b, the head protection circuit 580b is activated. The head protection circuit 580b retracts the magnetic head 550b from above the disk 560b. This prevents contact between the disk and the magnetic head due to impact (for example, see Patent Document 1).
[0008]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 3223359 (pages 2-4, FIG. 1)
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described conventional technique, the disk access performed when the data storage device 3000 receives an impact fails due to the forced retreat of the magnetic head 550b. Therefore, reading and writing of the file accessed at the time of the impact will fail. This example is shown in FIG.
[0010]
First, in the "file 1 write process (10-1d)" in FIG. 7, a "file 1 write request (15-1d)" is output from the processor 200b to the file system 100b, and the file system 100b writes data to the file 1. Is read from the main memory 300b in the "data read (12-1d)".
[0011]
The file system 100b writes the read data to the HDD 500b in "dirty data 1 write processing (30-1d)" and "dirty data 2 write processing (30-2d)".
[0012]
In the "dirty data 2 write processing (30-2d)", "acceleration instruction (37-d)" is applied to the HDD 500b during "disk access (34-2d)" of the HDD 500b, and the magnetic head is turned on in (38-2d). Since the data is saved and data writing fails, “writing failure (57-2d)” is output to the file system 100b.
[0013]
Since the magnetic head 550b is retracted from the disk 560b, the disk unit 590b is not physically damaged even if an impact acts on the HDD 500b thereafter. 1 data is corrupted.
[0014]
Further, when the access to the file management information fails (when the data written in the “dirty data 2 write processing (30-2d)” in FIG. 7 is not the data part of the file but the file management information), the disk There is a risk that the entire file group recorded in 560b may be in an inconsistent state.
[0015]
FIG. 8 shows information recorded on the disk 560b.
The data itself stored as a file is recorded in the data area 900 in units called clusters 90. The cluster constituting one file may be a continuous cluster group such as “file 1 (92-1)” or a discontinuous cluster group such as “file 2 (92-2)”. In some cases.
[0016]
The disk 560b further includes a directory area 700 and a FAT (File) as file management information for associating a file with a cluster group constituting the file.
Allocation Table) area 800 exists.
[0017]
In the directory area 700, there is a table having, as an entry, information including a file name 72, a start cluster number 73, and a file size 74 for each file. 71 is an entry number.
[0018]
The FAT area 800 has information for listing a cluster group constituting a file. The corresponding cluster of the FAT entry 80 is determined depending on the number of the entry, and the value of the FAT entry 80 itself indicates the number of the cluster following the corresponding cluster.
[0019]
For example, the sixth FAT entry (80-6) has a value of 7, indicating that cluster 6 is followed by cluster 7. From the directory entry and the FAT entry 80, a cluster group constituting the file can be identified. For example, from the directory entry (70-2), it is found that the file 2 starts from the cluster 13, and the FAT entries (80-13) (80-21) of the FAT area 800 continue from the cluster 13, the cluster 21, and the cluster 31. I understand.
[0020]
Next, the effect when the FAT area is destroyed will be described with reference to FIG.
Access to the disk 560b is performed in block units. Assuming that access to the FAT area is executed in units of disk access 81 in the figure, when updating the FAT entry of "file 1", the FAT entry (80-13) of "file 2" is also written at the same time. Therefore, if an impact occurs while updating the FAT entry of “file 1”, the magnetic head 550b may be urgently evacuated and the value of the FAT entry (80-13) of “file 2” may be destroyed. The FAT entry (80-13) originally points to the cluster 21, but the example of FIG. 9 shows a case where the value is changed to a value (----) indicating unused for emergency evacuation. As described above, since the magnetic head 550b is retracted during a certain file update, there is a possibility that other files cannot be accessed.
[0021]
The present invention provides a recording / reproducing apparatus and a recording / reproducing control method in which even when the magnetic head 550b is urgently evacuated to prevent the hard disk from being damaged due to an impact, the access executed at the time of the evacuation is eventually executed normally. It is intended to be realized.
[0022]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, the recording / reproducing apparatus of the present invention does not access the hard disk while the magnetic head is retracted to prevent damage to the hard disk due to an impact, and the magnetic head is It is characterized in that the access state at the time of the evacuation is held, and when the danger of the occurrence of an impact is eliminated, the held access state is reproduced.
[0023]
In the second configuration of the recording / reproducing apparatus of the present invention, in order to achieve the above object, data to be stored is recorded on a hard disk, and management information such as where the data is recorded is stored in a nonvolatile solid-state memory. When the magnetic head is retracted in order to prevent the hard disk from being damaged by the impact, the data of the file being accessed at that time is transferred again after the danger of the occurrence of the impact disappears.
[0024]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A recording / reproducing apparatus according to claim 1 of the present invention comprises: a hard disk for recording / reproducing by rotating a magnetic recording medium and moving a magnetic head in a radial direction thereof; a file system for controlling access to the hard disk; A detector for predicting the occurrence of an external force such as a shock or a shock, a head retracting unit for urgently stopping access by retracting the magnetic head from the recording area of the disk when the detector detects the possibility of the generation of the external force, and the head The evacuation means detects that the magnetic head has been retracted, stops the operation of the file system, and saves the contents of the disk access that failed for the evacuation of the magnetic head. When it is detected that the file system has disappeared, the operation of the file system is resumed and the stored disk is resumed. Characterized by providing a disk access holding means controls to execute the contents of access again.
[0025]
According to this configuration, even when the magnetic head is urgently evacuated in order to prevent the hard disk from being damaged due to an impact, the access executed at the time of evacuation can be normally executed.
[0026]
The recording / reproducing control method according to claim 2 of the present invention is characterized in that when recording / reproducing by rotating a magnetic recording medium and moving a magnetic head in a radial direction of the magnetic recording medium, an external force such as vibration or impact is generated on the magnetic recording medium. When the possibility is detected, the magnetic head is evacuated from the recording area of the disk to stop the access urgently, and if the magnetic head is evacuated by the head evacuating means, the disk access failed for evacuation of the magnetic head is taken. The disk access is stored by the disk access holding unit, and when it is determined that the possibility of the generation of the external force has disappeared, the disk access stored by the disk access holding unit is executed again. Even if the magnetic head is evacuated urgently, the access executed at the time of evacuation can be executed normally. That.
[0027]
A recording / reproducing apparatus according to claim 3 of the present invention is a hard disk for recording / reproducing by rotating a magnetic recording medium and moving a magnetic head in a radial direction of the magnetic recording medium, and a detector for predicting generation of external force such as vibration and impact. A non-volatile semiconductor memory, and a file system for distributing a write destination between the hard disk and the semiconductor memory according to the type of data to be recorded, and the detector detects the possibility of generation of an external force, and The head is retracted from the recording area of the disk to stop the access urgently, and when the file system determines that the possibility of the external force has disappeared, the file system performs the above-described operation based on the data stored in the semiconductor memory. It is characterized in that access to the hard disk is executed again.
[0028]
According to a fourth aspect of the present invention, in the recording / reproducing apparatus according to the third aspect, the file system records the content, which is the content of the data to be recorded, on the hard disk, and stores the management information of the recording on the hard disk. It is characterized in that recording is performed in a semiconductor memory.
[0029]
The recording / reproducing control method according to claim 5 of the present invention is characterized in that when recording / reproducing by rotating a magnetic recording medium and moving a magnetic head in a radial direction of the magnetic recording medium, a content as data to be recorded is recorded on the hard disk. Then, the management information of the recording on the hard disk is recorded in the semiconductor memory, and when the possibility of generating an external force such as vibration or impact is detected on the magnetic recording medium, the magnetic head is retracted from the recording area of the disk. When the access is urgently stopped and it is determined that the possibility of the generation of the external force has ceased, the access to the hard disk is restarted based on the management information stored in the semiconductor memory.
[0030]
A recording / reproducing apparatus according to a sixth aspect of the present invention is characterized in that, in the third aspect, a hard disk and a semiconductor memory can be integrally attached to and detached from the file system.
[0031]
A hard disk according to claim 7 of the present invention is a hard disk for recording / reproducing by rotating a magnetic recording disk and moving a magnetic head in a radial direction thereof, and is provided outside the hard disk to control access to the hard disk. A hard disk control unit for executing recording and reproduction on the magnetic recording disk based on an instruction from the file system to be read, a read buffer for temporarily storing data read from the magnetic recording disk, A write buffer for temporarily storing the detected data, a detector for predicting the occurrence of an external force such as vibration and impact on the magnetic recording disk, and the magnetic head A head for evacuation of access by retreating from the recording area of the recording disc An evacuation unit. The hard disk control unit detects the evacuation of the magnetic head by the head evacuation unit, stops the operation of the file system, and fails the disk access due to the evacuation of the magnetic head. Is stored, and when it is determined that the possibility of generation of the external force has been eliminated, the stored disk access is re-executed. By using this, the recording / reproduction control method of the present invention can be realized.
[0032]
Hereinafter, a recording / reproducing control method of the present invention will be described based on specific embodiments.
(Embodiment 1)
1 to 4 show (Embodiment 1) of the present invention.
[0033]
FIG. 1 shows the overall configuration of a still image storage device to which the present invention is applied.
The still image storage device 1000 has an SD card 400 and a hard disk drive (HDD) 500 as media for recording a still image as a file, and is a processor 200 for controlling operations in the device, and a working temporary storage area for the processor 200. It comprises a main memory 300 and a file system 100 for managing access to files on the SD card 400 or HDD 500. 600 is a system bus, and 150 is a control bus.
[0034]
The main use of the still image storage device 1000 is to back up a still image on the SD card 400 to the HDD 500.
The file system 100 includes an internal buffer 120 for temporarily storing data exchanged with the SD card 400, an SD transfer control unit 130 for executing data transfer with the SD card 400, and a data transfer with the HDD 500. It comprises an HDD transfer control unit 140 to be executed and a file system control unit 110 for controlling the operation of the entire file system.
[0035]
The internal buffer 120 includes an HDD cache 121 for caching data for the HDD 500 and an SD cache 122 for caching data for the SD card 400. The timing of writing data staying in the HDD cache 121 and the SD cache 122 to the SD card 400 or the HDD 500 is instructed by the flash activation unit 111 of the file system control unit 110.
[0036]
The SD card 400 includes an SD control unit 410 that performs recording and reproduction based on an instruction from the SD transfer control unit 130, an SD management information unit 420 in which management information used by the SD control unit 140 is recorded, The nonvolatile memory 430 stores data from the control unit 130.
[0037]
The HDD 500 includes an HDD control unit 510 that performs recording and reproduction based on an instruction from the HDD transfer control unit 140, an HDD management information unit 520 in which management information used by the HDD control unit 510 is recorded, and an HDD transfer control unit. Disk unit 590 storing data from disk unit 140, read buffer 530 for temporarily storing data read from disk unit 590, and temporarily storing data passed from HDD transfer control unit 140. And a write buffer 531 to be written.
[0038]
The disk unit 590 in the HDD 500 includes a disk 560 on which stored data is recorded as a magnetic signal, a magnetic head 550 for reading and writing a magnetic signal on the disk, a head access circuit 540 for controlling reading and writing by the magnetic head, The acceleration sensor 570 measures the acceleration applied to the unit 590, and a head protection circuit 580 for urgently retreating the magnetic head 550 based on the acceleration measured by the acceleration sensor 570.
[0039]
Data is recorded on the disk 560 as a file. On the disk 560, there are a data area 900-2 in which data itself is recorded, and a directory area 700-2 and a FAT area 800-2 in which file management information is recorded. The directory and the FAT are the same as those in FIG. 8 described in “Problems to be Solved by the Invention”.
[0040]
FIG. 2 shows an operation when the internal disk unit 590 is accelerated while the still image storage device 1000 is writing a file.
The processor 200 outputs a “file 1 transfer request (15-1)” to the file system 100 in the “file 1 writing process (10-1)”. Upon receiving this request, the file system control unit 110 executes a process of writing to “file 1”.
[0041]
First, the file system control unit 110 reads the management information of the “file 1” (the directory entry 70-1 and the FAT entry 80 shown in FIG. 8) from the HDD cache 121 (11-1).
[0042]
Next, the file system control unit 110 reads the data to be written to the file 1 from the main memory 300 (12-1), and based on the management information of the “file 1”, a cluster group constituting the “file 1” (see FIG. Cluster 6, cluster 7, cluster 8, cluster 9) are identified, and the previously read data is written to the HDD cache 121 corresponding to the cluster group (13-1). When the writing to all the clusters is completed, the control is returned to the processor 200 by the “file write end notification (14-1)”.
[0043]
In this “file 1 writing process (10-1)”, the data of “file 1” has only been written to the HDD cache 121. The updated data in the HDD cache 121 is written by the file system 100 to the HDD 500 at an appropriate timing. The writing to the disk is started by a “flash request (20-1)”.
[0044]
Upon receiving the “flash request (20-1)”, the file system control unit 110 makes a “status inquiry (21-1)” to the HDD cache 121, and writes the updated data to the disk. In this example, clusters 6, cluster 7, cluster 8, cluster 9, a group of FAT entries 80 related to these clusters, and a directory entry (70-1) of "file 1" are identified, and Is written to the disk 560. The writing process to the disk 560 is normally executed as shown in "cluster 6 write process (30-6)".
[0045]
That is, the file system control unit 110 issues a “cluster 6 write request (31-6)” to the HDD transfer unit 140, and the HDD transfer control unit 140 that has received the “cluster 6 write request (31-6)” issues a “sector write request (32-6)”. Send to HDD500.
[0046]
In response, the HDD 500 executes “read data of cluster 6 (33-6)” from the HDD cache 121, and executes “disk access (34-6)” to write it to the disk (34). -6).
[0047]
When the writing to the disk 560 is completed, the HDD 500 notifies the HDD transfer control unit 140 of “writing completed (35-6)”.
In response, the HDD transfer control unit 140 outputs “cluster 6 write end (36-6)” and returns control to the file system control unit 110.
[0048]
The operation when acceleration occurs during writing to the disk 560 is shown in “Cluster 7 write processing (30-7)”.
In the “cluster 7 write processing (30-7)”, the file system control unit 110 issues a “cluster 6 write request (31-7)” to the HDD transfer unit 140, and the HDD transfer control unit 140 that has received the “cluster 6 write request (31-7)” A “sector write request (32-7)” is sent to the HDD 500. In response thereto, the HDD 500 executes “read data of the cluster 7 (33-7)” from the HDD cache 121, starts “disk access (34-7)”, and starts writing to the disk. .
[0049]
In this write processing, when acceleration is detected by the acceleration sensor 570 during the “disk access (34-7)” of the HDD 500 (37), the head protection circuit 580 moves the magnetic head 550 to the “head retract (38-7)”. Let me. By retracting the magnetic head 550 from above the disk 560, even if an impact occurs thereafter, the magnetic head 550 and the disk 560 can be prevented from coming into contact with and destroying.
[0050]
The fact that the data access being executed due to the emergency retreat of the magnetic head 550 has failed is notified to the HDD transfer control unit 140 by the notification of “emergency stop end (39-6)”.
[0051]
In response to this, the HDD transfer control unit 140 executes the “transfer state hold (45-7)” process, returns the HDD cache 121 to the state before executing the write of the cluster 7, and returns to the safe state without acceleration. Wait to return.
[0052]
When the acceleration sensor 570 detects zero acceleration (43), the HDD 500 notifies the HDD transfer control unit 140 that it has entered the “safe state (42-7)”.
In response to this, the HDD transfer control unit 140 executes a “transfer state recovery (46-7)” process, and outputs a “sector write request (32-7a)” to the HDD 500. The HDD 500 detects the “sector write request (32-7a)”, reads “cluster 7” from the HDD cache 121 by executing “read cluster 7 (33-7a)”, and reads “cluster 7” from the HDD cache 121. The writing to the disk 560 from the cluster 7 for which writing failed due to the "head save (38-7)" is restarted by "disk access (34-7a)", and when the writing is completed, "writing end (35-7)" is notified to the HDD. Output to the transfer control unit 140. The HDD transfer control unit 140 outputs “completion of writing to cluster 7 (36-7)” to the file system control unit 110.
[0053]
After that, the file system control unit 110 executes “cluster 8 write processing (30-8)”, “cluster 9 write processing (30-9)”, and “file 1 management information write processing (30-10)”, and the disk 560. When the writing to the file 1 is completed, the flush processing of the HDD cache 121 accompanying the writing of the file 1 is completed.
[0054]
As described above, in the “transfer state hold (45-7)” processing in the HDD transfer control unit 140, the access state at the time when the head is retracted is saved, and the transfer processing is made to wait until the head returns to the safe state. When the state is reached, in the "transfer state recovery (46-7)" process, the disk access is restarted from the above-mentioned stored state, thereby preventing the hard disk from being damaged due to an impact. However, the access that was being executed at the time of evacuation will eventually be executed normally.
[0055]
FIG. 3 shows a data transfer state before and after the occurrence of the above-mentioned impact.
Even if the acceleration is detected (37) during the transfer (90-7) of the cluster 7 and a dangerous state (40) is reached, disk access is waited during the dangerous state, and when the acceleration is lost (43), The transfer (90-7a) of the cluster 7 is executed again. Thereby, the data being accessed at the time of occurrence of acceleration can be read and written correctly.
[0056]
In the above embodiments, the HDD transfer control unit 140 executes “transfer status hold (45-7)” and “transfer status recovery (46-7)”. The embodiment executed by the HDD transfer control unit 510 is also possible. FIG. 4 shows a file write process sequence when the HDD 500 executes these processes.
[0057]
The difference between the sequence in FIG. 4 and the sequence in FIG. 2 is that, in FIG. (46-7e) ". Accordingly, the HDD transfer control unit 140 in the file system 100 determines whether the acceleration 37e is detected in the HDD 500 immediately after the "sector write request (32-7e)" is issued or the acceleration is not detected ( For example, similarly to the “cluster 6 write processing (30-6e)”), a notification of “writing end (35-7e)” is simply received. Therefore, in the file write processing sequence of FIG. 4, the existing file system 100 can be used as it is.
[0058]
(Embodiment 2)
FIG. 5 shows an alternative configuration of the still image storage device to which the present invention is applied.
Since the still image storage device of FIG. 5 has the same configuration as that described in FIG. 1 (Embodiment 1), only the differences from FIG. 1 will be described below.
[0059]
In the still image storage apparatus 1000 shown in FIG. 1, an operation example has been described with an example in which a still image on the SD card 400 is backed up to the HDD 500. However, the still image storage apparatus 1000a according to the second embodiment is described. The hybrid recording medium 2000 configured so that the hard disk 500a and the SD card 400 as a semiconductor memory can be integrally attached to and detached from the file system 100 is developed in the main memory 300a of the still image storage device 1000a. A case where content such as a still image is recorded on the disk unit 590a of the hybrid recording medium 2000 will be described as an example.
[0060]
Various methods can be considered as a method for expanding a content such as a still image in the main memory 300a. Specifically, apart from the hybrid recording medium 2000 connected to the still image storage device 1000a, this still image storage device An example can be given in which the content is read from the recording medium connected to the storage device 1000a and expanded in the main memory 300a.
[0061]
In the hybrid storage medium 2000, information constituting one file is divided and recorded in the SD card 400a and the HDD 500a by the file system 100a. That is, while the data area (900-3) of a certain file is recorded on the disk 560a in the HDD, the directory area (700-3) and the FAT area (800-3) of the same file are stored in the SD card 400a. Is recorded in the non-volatile memory 430a.
[0062]
An operation when acceleration is applied to the still image storage device 1000a will be described.
If an acceleration occurs while the data area (900-3) of the file is being written to the HDD 500a, the same operation as the conventional example shown in FIG. 7 is performed. That is, the magnetic head 550a is retracted due to the detection of the acceleration (37-d), and the data writing being executed at that time fails and ends.
[0063]
On the other hand, the directory area (700-3) and the FAT area (800-3) of the file are recorded in the non-volatile memory 430a having high shock resistance. Is generated, writing can be continued and writing can be normally completed. Therefore, when acceleration occurs in accessing a certain file, access to the data area may fail, but access to the directory area and the FAT area can be executed normally.
[0064]
As described with reference to FIG. 9, when the directory area or the FAT area is destroyed, the effect affects not only one file but the entire file system. On the other hand, in the present embodiment, only the data area of the file can be destroyed by the acceleration detection, so that the effect of the access failure is limited to only that file. Therefore, by accessing the destroyed file again after the acceleration is lost, it is possible to easily recover from the disk access failure due to the emergency retreat of the magnetic head.
[0065]
【The invention's effect】
As described above, according to the recording / reproducing control method of the present invention, in order to prevent hard disk damage due to impact, even when the magnetic head is urgently evacuated from the disk by detecting acceleration, the magnetic head is accessed at the time of evacuation. It is guaranteed that the reading / writing of the data will eventually end normally.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a hard disk recording / playback apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an operation sequence diagram when an impact is detected according to the embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing a data transfer state before and after the impact according to the embodiment;
FIG. 4 is an operation sequence diagram when an impact is detected when another configuration example of the hard disk is adopted.
FIG. 5 is a second configuration diagram of a hard disk recording / reproducing apparatus to which the present invention is applied.
FIG. 6 is a configuration diagram of a conventional hard disk recording / reproducing device.
FIG. 7 is a diagram showing an operation sequence when a shock is detected in a conventional hard disk recording / reproducing device.
FIG. 8 shows a file format.
FIG. 9 is a diagram showing destruction of file management information.
[Explanation of symbols]
1000 Still Image Storage
100 file system
110 File System Control Unit
111 Flash activation means
120 internal buffer
121 HDD Cache
122 SD Cache
130 SD transfer control unit
140 HDD transfer control unit
150 control bus
200 processor
300 main memory
400 SD card
410 SD control unit
420 SD management information section
430 Non-volatile memory
500 HDD (hard disk drive)
510 HDD control unit
520 HDD management information section
530 read buffer
531 Write buffer
540 Head Access Circuit
550 magnetic head
560 disks
570 acceleration sensor
580 Head protection circuit
590 disk unit
600 system bus
900-2 Data area
700-2 directory area
800-2 FAT area
1000a Still image storage device
2000 Hybrid Storage Media
100a file system
300a main memory
400a SD card
430a Non-volatile memory
500a HDD
900-3 Data area
700-3 Directory area
800-3 FAT area

Claims

A hard disk for recording / reproducing by rotating a magnetic recording medium and moving a magnetic head in a radial direction thereof,
A file system for controlling access to the hard disk;
A detector that predicts the occurrence of external forces such as vibration and shock;
When the detector detects the possibility of generation of an external force, the magnetic head is evacuated from the recording area of the disk to stop the access urgently.
The head retracting means detects that the magnetic head has retracted, stops the operation of the file system, and saves the contents of the disk access failed for the magnetic head retreat, so that the detector detects the external force generation. A recording / reproducing apparatus comprising: a disk access holding unit that controls to restart the operation of the file system and execute the stored content of the disk access again when it is determined that the possibility has disappeared.

When recording and reproducing by rotating the magnetic recording medium and moving the magnetic head in the radial direction,
When detecting the possibility of generation of external force such as vibration or impact on the magnetic recording medium, the magnetic head is evacuated from the recording area of the disk to stop the access urgently, and if the magnetic head is evacuated by the head evacuating means, The disk access failed due to the evacuation of the magnetic head is stored in the disk access holding means,
A recording / reproducing control method for re-executing the disk access stored by the disk access holding means when it is determined that the possibility of the generation of the external force has disappeared.

A hard disk for recording / reproducing by rotating a magnetic recording medium and moving a magnetic head in a radial direction thereof,
A detector that predicts the occurrence of external forces such as vibration and shock;
A non-volatile semiconductor memory;
A file system for distributing a write destination between the hard disk and the semiconductor memory according to a type of data to be recorded is provided,
When the detector detects the possibility of the occurrence of external force, the magnetic head is retracted from the recording area of the disk to stop the access urgently, and the file system determines that the possibility of the generation of the external force has disappeared. Then, the recording / reproducing apparatus is configured to access the hard disk again based on the data stored in the semiconductor memory.

4. The recording / reproducing apparatus according to claim 3, wherein the file system is configured to record contents, which are contents of data to be recorded, on the hard disk, and record management information of the recording on the hard disk in the semiconductor memory.

When recording and reproducing by rotating the magnetic recording medium and moving the magnetic head in the radial direction,
Recording the content that is the content of the data to be recorded on the hard disk, recording the management information of the recording on the hard disk in the semiconductor memory,
When detecting the possibility of generating an external force such as vibration or impact on the magnetic recording medium, the magnetic head is evacuated from the recording area of the disk to stop the access urgently,
A recording / reproducing control method for resuming access to the hard disk based on the management information stored in the semiconductor memory when it is determined that the possibility of generation of the external force has disappeared.

4. The recording / reproducing apparatus according to claim 3, wherein a hard disk and a semiconductor memory can be integrally attached to and detached from the file system.

A hard disk for recording and reproducing by rotating a magnetic recording disk and moving a magnetic head in a radial direction thereof,
A hard disk control unit that performs recording and reproduction on the magnetic recording disk based on an instruction from a file system that is provided outside the hard disk and controls access to the hard disk;
A read buffer in which data read from the magnetic recording disk is temporarily stored,
A write buffer for temporarily storing data passed from the file system,
A detector for predicting the occurrence of an external force such as vibration or impact on the magnetic recording disk;
When the detector detects the possibility of the generation of external force, the magnetic head has a head retreat unit for retreating the magnetic head from the recording area of the magnetic recording disk and urgently stopping access, and the hard disk control unit includes:
When the head retracting unit detects that the magnetic head has retracted, the operation of the file system is stopped, and the contents of the disk access that failed for the retracting of the magnetic head are stored, and the possibility of the external force is eliminated. A hard disk configured to re-execute the stored disk access when determined.