JP2004197920A - Ball bearing - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のステアリングコラム、スタータなどに用いられる玉軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、自動車のステアリングコラムやスタータなどには、軸受として、例えばアンギュラ玉軸受、深溝玉軸受といった玉軸受が用いられている。ところが、ステアリングコラムは、自動車の走行中、常に大きな荷重を受けるものではなく、またスタータは自動車のエンジン始動時のみに短時間(概ね1秒程度)高速回転するものであり、耐久性などの要求特性が高くないので、一般の玉軸受では過剰品質となる。そのため、軌道輪として、冷間圧延鋼板等をプレス加工したものを用い、高品質ではないが安価である玉軸受の開発が進められている。
【0003】
例えば、安価でありながら所定の使用条件を実現するのに充分な性能を持つ、玉の軌道用の球面部とその両側に各々連設された大径円筒部及び小径円筒部とを有する外輪と、上記外輪の球面部に対向する玉の軌道用の球面部とその両側に各々連設された大径円筒部及び小径円筒部とを有する内輪と、内輪の小径円筒部の端部に折り曲げ形成され且つ外輪の小径円筒部の端部に近接するフランジ状の第1密閉部と、外輪の大径円筒部の内周面に圧入され且つ内輪の大径円筒部に近接する円環状の第2密封部とを具備するアンギュラ玉軸受が提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−248018号公報(請求項1、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、安価化を目的とした玉軸受では、上記したアンギュラ玉軸受のように部品点数が多いものが多く、充分に安価化を実現しているとはいえない。また、品質をある程度犠牲にしているとはいえ、ステアリングコラムやスタータなどに用いられる玉軸受には、良好な防塵性が要求される。さらに、上記したアンギュラ玉軸受は、ステアリングコラムやスタータなどに組み付ける前に内輪、外輪、玉などの構成部品がばらばらになって紛失してしまったり、また組み付け時に分離しないよう細心の注意を払ったりしなければならないなど取り扱い性に問題があった。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、部品点数の増加などにより安価効果を損なうことなく充分な防塵性を確保し、しかも内輪、外輪、玉などを組み付けたのちは分離しにくい玉軸受の提供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の玉軸受は、鋼板をプレス加工して得られる外輪および内輪と、前記外輪および内輪の間に転動自在に配置される複数の玉とを備えた玉軸受であって、前記外輪が、所定曲率半径を有する軌道部と、その軌道部に連なり軸方向に延設される円筒部と、その円筒部に連なり径方向内方に延設される折曲部とを有し、前記内輪が、前記外輪の軌道部と対向し所定曲率半径を有する軌道部と、その軌道部に連なり前記外輪の折曲部の内周端に近接するよう延設される径方向延設部とを有し、前記外輪の折曲部および前記内輪の径方向延設部のうちの少なくとも一方に延設される部分に、外輪と内輪とを非分離とするための係合部を設けたことを特徴としている(請求項1)。
上記の構成によれば、外輪や内輪が鋼板をプレス加工して得られるものであり、また密封性を高める等のための別個の部品を用いていないので、安価な玉軸受となる。しかも、外輪と内輪とを非分離とするための係合部を備えているので、内輪、外輪、玉等の構成部品を組み立てた後は、これら構成部品がばらばらになって紛失してしまう等の不具合がなくなる。また、外輪の折曲部と内輪の径方向延設部とが近接しているので、狭い隙間によるラビリンス効果が得られ、外部から異物が混入するのを抑制することができる。また、外輪の折曲部が径方向内方に延設され、しかもその折曲部の内周端に近接するよう内輪の径方向延設部が形成されているので、コンパクトな玉軸受となり、そのためこの玉軸受を用いる各種機器の省スペース化に寄与できるという利点がある。
ここで、本発明において「係合部」とは、玉軸受の構成部品が分離しないように係合できる部分をいう。
【0008】
上記の玉軸受において、前記係合部が前記内輪の径方向延設部に連なり、かつ前記外輪の折曲部の内周端よりも外輪の円筒部に近接するよう延設される突起部である場合には(請求項2)、この突起部を外輪の折曲部に係合可能にすれば、各構成部品がばらばらになる等の不具合が確実になくなる。
また、上記の玉軸受において、前記係合部が内輪の径方向延設部を二等配で径方向外方に変形させてなり、かつ前記外輪の折曲部の内周端よりも外輪の円筒部に近接する膨出部である場合には(請求項3)、この膨出部を外輪の折曲部に係合可能にすれば、各構成部品がばらばらになる等の不具合が確実になくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の玉軸受の一実施形態に係るアンギュラ玉軸受を模式的に示す平面図であり、図2はそのX−X断面図である。また、図3は図1に示すアンギュラ玉軸受の内輪12を90°回転させた状態を示す平面図であり、図4はそのY−Y断面図である。
このアンギュラ玉軸受は、外輪11と、内輪12と、両者の間に転動自在に配置される複数の玉13と、複数の玉13を保持するための冠形の保持器14とから構成される。
【0010】
外輪11は、所定曲率半径を有する軌道部11aと、その軌道部11aに連なり軸方向に延設される円筒部11bと、その円筒部11bに連なり径方向内方に延設される折曲部11cとを有する。折曲部11cは、折り曲げやすいように、軌道部11aや円筒部11bよりも若干薄肉になっている。また、折曲部11cには、それぞれ同一形状の切り欠き部11dが二等配(等間隔で対向した状態)で設けられており、内輪12の突起部12cを通過させることができるようになっている。
このような外輪11は、例えば、縁部を薄肉にした冷間圧延鋼板などの鋼板を深絞り加工して所定曲率半径となるよう軌道部11aを形成した後、底を打ち抜き、さらに上記の薄肉の縁部を折り曲げて折曲部11cを形成するとともに、所定の位置に切り欠き部11dを形成し、その後、浸炭焼入れ、高周波焼入れなどを含む熱処理を行うことにより製造することができる。また、軌道部11aの軌道面には、熱処理後にバリ取り、スケール取りのためにバレル加工による仕上げ処理が施されている。
【0011】
内輪12は、前記外輪11の軌道部11aと対向し所定曲率半径を有する軌道部12aと、その軌道部12aに連なり前記外輪11の折曲部11cの内周端に近接するよう延設される径方向延設部12bとを有する。また、径方向延設部12bには、前記外輪11の折曲部11cの内周端よりも内側に端面が位置し、互いに同一形状の前記突出部12cが二等配(等間隔で対向した状態)でそれぞれ径方向外方に延びて設けられており、この突出部12cは前記外輪11の折曲部11cに係合可能となっている。さらに、内輪12は、前記軌道部12aに連なり軸方向に延設される円筒部12dを有し、円筒部12dの一部は、保持器14と接触せず、しかもラビリンス効果が得られるよう、若干薄肉になっている。
このような内輪12は、例えば、冷間圧延鋼板などの鋼板を深絞り加工して所定曲率半径となるよう軌道部11aを形成した後、底を打ち抜き、所定の位置に突起部12cを形成し、その後、浸炭焼入れ、高周波焼入れなどを含む熱処理を行うことにより製造することができる。また、軌道部12aの軌道面には、熱処理後にバリ取り、スケール取りのためにバレル加工による仕上げ処理が施されている。
【0012】
本形態に係るアンギュラ玉軸受は、係合部としての突出部12cが設けられているので、例えば、図3および図4に示すように、内輪12の突出部12cと外輪11の切り欠き部11dとが90°ずれるように回転させ、内輪12の突出部12cが外輪11の折曲部11cに係合可能にすれば、外輪11、内輪12、玉13、保持器14がばらばらになって紛失してしまうなどの不具合がなくなる。
また、外輪11および内輪12を深絞り加工で製造するとともに、非分離にするための別個の部品を用いず部品点数を増加させていないので、安価な製品となる。さらに、内輪12の径方向延設部12bと外輪11の折曲部11cとが近接しているので、狭い隙間によるラビリンス効果により、外部から異物が混入するのを抑制することができる。また、内輪12と外輪11とを係合するための突出部12cが外輪11の折曲部11cよりも玉13に近い位置(外輪11の内側)に一体的に形成されているので、コンパクトなアンギュラ玉軸受となっており、そのためこのアンギュラ玉軸受を用いた各種機器の省スペース化にも寄与できるという利点がある。
【0013】
なお、上記の実施形態において、内輪12の突起部12cを2つ設けた場合について説明したが、これに限定するものではなく、3つ以上設けても差し支えない。また、複数の突起部12cの形状は全て同一形状である必要がないのも勿論である。
また、外輪11の切り欠き部11dを2つ設けた場合について説明したが、これに限定するものでなく、3つ以上設けても差し支えない。ただし、防塵性を高めることを考慮すれば切り欠き部11dは少ない方が好ましい。また、複数の切り欠き部11dの形状は、内輪の突起部12cを通過させることが可能であれば特に制限はない。
また、本発明は、上記の態様に限定されるものではなく、例えば、外輪11に切り欠き部11dを形成しない態様であってもよい。この態様であれば、切り欠き部11dから異物が混入することがないので、防塵性がより高いものとなる。
なお、この態様の場合は、図5に示すように、外輪11の左右方向から荷重をかけて外輪11を楕円形状にし、その状態のまま、内輪12の突起部12cを外輪11の折曲部11cより内側に挿入し(同図(a)参照)、その後荷重を解除して外輪11を元の形状に戻すことにより組み立てることができる(同図(b)参照)。
また、保持器14を用いない総玉軸受としてもよい。
【0014】
図6は本発明のアンギュラ玉軸受の他の実施形態を模式的に示す平面図であり、図7はそのZ−Z断面図である。このアンギュラ玉軸受は、前記した実施形態に係るアンギュラ玉軸受(図1参照)と比べ、外輪11の切り欠き部11dを形成せず、係合部として、内輪12の径方向延設部12bを二等配で径方向外方に変形させてなり、かつ前記外輪11の折曲部11cの内周端よりも外輪11の円筒部11bに近接するよう延設される膨出部12eを形成した点で異なる。本態様に係るアンギュラ玉軸受は、外輪11の左右方向から荷重をかけて外輪11を楕円形状にし、その状態のまま、内輪12の膨出部12eを外輪11の折曲部11cより内側に挿入し、その後荷重を解除して外輪11を元の形状に戻すことにより組み立てることができる。
【0015】
本形態に係るアンギュラ玉軸受によれば、内輪12の膨出部12eが外輪11の折曲部11cに係合可能であるので、各構成部品がばらばらになるといったことがない。また、外輪11および内輪12を深絞り加工で製造するとともに、非分離にするための別個の部品を用いず部品点数を増加させていないので、安価な製品となる。さらに、内輪12の径方向延設部12bと外輪11の折曲部11cとが近接しているので、狭い隙間によるラビリンス効果により、外部から異物が混入するのを抑制することができる。また、内輪12と外輪11とを係合するための膨出部12eが外輪11の折曲部11cよりも玉13に近い位置(外輪11の内側)に一体的に形成されているので、コンパクトなアンギュラ玉軸受となっており、そのためこのアンギュラ玉軸受を用いた各種機器の省スペース化にも寄与できるという利点がある。
【0016】
なお、図6に示す実施形態では、外輪11に切り欠き部を形成しない場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、内輪12の膨出部12eを通過させることが可能な切り欠き部を形成してもよい。この場合には、外輪11の左右方向から荷重をかけて組み立てを行う必要がなくなるという利点を有する。
【0017】
上記した各実施形態では内輪12側に係合部を設けた場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、外輪11の折曲部11cの径方向内方に突起部を設けて内輪12の径方向延設部12bに係合可能にし外輪11と内輪12が非分離となるようにしてもよい。この場合、内輪12を組み付けやすいように内輪12の径方向延設部12bに上記外輪11の突起部を通過させるための切り欠き部を設けてもよいのは勿論である。また、外輪11および内輪12の両方に係合部を設けても差し支えない。
本発明の玉軸受は、例えば、自動車のステアリングコラム、スタータといった、耐久面などに関し高度な性能が要求されない部位の軸受として好適に用いられる。
【0018】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の玉軸受によれば、外輪や内輪が鋼板をプレス加工して得られるものであり、また部品点数が少ないので、安価な玉軸受となる。
しかも、外輪と内輪とを非分離とするための係合部を設けたので、各構成部品がばらばらになる等の不具合がなくなる。また、外輪の折曲部と内輪の径方向延設部とが近接しているので、防塵性が高いものとなる。
【0019】
上記の玉軸受において、前記係合部が前記内輪の径方向延設部に連なり、かつ前記外輪の折曲部の内周端よりも外輪の円筒部に近接するよう延設される複数の突起部である場合(請求項2)、あるいは前記係合部が内輪の径方向延設部を二等配で径方向外方に変形させてなり、かつ前記外輪の折曲部の内周端よりも外輪の円筒部に近接する膨出部である場合(請求項3)には、突起部または膨出部を外輪の折曲部に係合可能にすれば、各構成部品がばらばらになる等の不具合が確実になくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の玉軸受の一実施形態であるアンギュラ玉軸受を模式的に示す平面図である。
【図2】図1のX−X矢視断面図である。
【図3】図1に示すアンギュラ玉軸受の内輪を90°回転させた状態を示す平面図である。
【図4】図3のY−Y矢視断面図である。
【図5】外輪に切り欠き部を形成しない場合の組み立て方法を説明するための模式的な平面図である。
【図6】本発明の玉軸受の一実施形態であるアンギュラ玉軸受を模式的に示す平面図である。
【図7】図6のX−X矢視断面図である。
【符号の説明】
11 外輪
11a 外輪の軌道部
11b 外輪の円筒部
11c 外輪の折曲部
12 内輪
12a 内輪の軌道部
12b 内輪の径方向延設部
12c 内輪の突起部(係合部)
13 玉
14 保持器[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a ball bearing used for a steering column, a starter, and the like of an automobile.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, ball bearings such as angular ball bearings and deep groove ball bearings have been used as bearings in steering columns and starters of automobiles. However, the steering column does not always receive a large load while the vehicle is running, and the starter rotates at a high speed for a short time (approximately 1 second) only when starting the engine of the vehicle. Since the characteristics are not high, general ball bearings have excessive quality. For this reason, the use of a cold-rolled steel plate or the like pressed as a bearing ring has been progressing the development of a ball bearing which is not high quality but inexpensive.
[0003]
For example, an outer ring having a spherical portion for a ball orbit and a large-diameter cylindrical portion and a small-diameter cylindrical portion continuously provided on both sides of the spherical portion for a ball orbit having sufficient performance to realize predetermined use conditions while being inexpensive. An inner ring having a spherical portion for orbit of a ball opposed to the spherical portion of the outer ring and a large-diameter cylindrical portion and a small-diameter cylindrical portion respectively provided on both sides thereof; and a bend formed at an end of the small-diameter cylindrical portion of the inner ring. A flange-shaped first sealing portion which is provided near the end of the small-diameter cylindrical portion of the outer ring, and a second annular portion which is press-fitted into the inner peripheral surface of the large-diameter cylindrical portion of the outer ring and is close to the large-diameter cylindrical portion of the inner ring. An angular ball bearing having a sealing portion has been proposed (see Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-7-248018 (Claim 1, FIG. 1)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, many ball bearings for the purpose of cost reduction have a large number of parts, such as the above-mentioned angular ball bearings, and it cannot be said that the cost reduction is sufficiently realized. Further, although the quality is sacrificed to some extent, ball bearings used for steering columns, starters, and the like are required to have good dustproofness. In addition, the above-mentioned angular contact ball bearings require that the components such as the inner ring, outer ring, and balls fall apart and be lost before they are mounted on a steering column or starter, or that they must be carefully secured so that they do not separate during mounting. There was a problem in handling, such as having to do it.
[0006]
The present invention has been made in view of such circumstances, and secures sufficient dustproofness without impairing the cost-effectiveness due to an increase in the number of parts and the like, and it is difficult to separate after assembling the inner ring, the outer ring, the ball, and the like. Its purpose is to provide ball bearings.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The ball bearing of the present invention is a ball bearing provided with an outer ring and an inner ring obtained by pressing a steel plate, and a plurality of balls that are rotatably arranged between the outer ring and the inner ring. A track portion having a predetermined radius of curvature, a cylindrical portion connected to the track portion and extending in the axial direction, and a bent portion connected to the cylindrical portion and extended radially inward, the inner ring Has a track portion facing the track portion of the outer ring and having a predetermined radius of curvature, and a radially extending portion connected to the track portion and extending near the inner peripheral end of the bent portion of the outer ring. An engaging portion is provided at a portion extending to at least one of the bent portion of the outer ring and the radially extending portion of the inner ring to make the outer ring and the inner ring non-separable. (Claim 1).
According to the above configuration, the outer ring and the inner ring are obtained by pressing a steel plate, and no separate parts are used for improving the sealing performance, so that the ball bearing is inexpensive. In addition, since the outer ring and the inner ring are provided with engaging portions for non-separation, after assembling the inner ring, the outer ring, the balls, and other components, these components are separated and lost. The problem of is eliminated. Further, since the bent portion of the outer ring and the radially extending portion of the inner ring are close to each other, a labyrinth effect due to a narrow gap can be obtained, and entry of foreign matter from the outside can be suppressed. Also, since the bent portion of the outer ring extends radially inward, and furthermore, the radially extending portion of the inner ring is formed so as to be close to the inner peripheral end of the bent portion, it becomes a compact ball bearing, Therefore, there is an advantage that it is possible to contribute to space saving of various devices using the ball bearing.
Here, in the present invention, the “engaging portion” refers to a portion that can be engaged without separating the components of the ball bearing.
[0008]
In the above-described ball bearing, the engagement portion is connected to a radially extending portion of the inner ring, and is a protrusion that extends closer to a cylindrical portion of the outer ring than an inner peripheral end of a bent portion of the outer ring. In some cases (claim 2), if this projection can be engaged with the bent portion of the outer race, problems such as the individual components being separated can be reliably eliminated.
Further, in the above ball bearing, the engaging portion deforms the radially extending portion of the inner ring radially outward in two equal parts, and the outer ring is more bent than the inner peripheral end of the bent portion of the outer ring. In the case of the bulging portion close to the cylindrical portion (Claim 3), if the bulging portion can be engaged with the bent portion of the outer ring, the troubles such as the individual components becoming separated will surely occur. Disappears.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a plan view schematically showing an angular ball bearing according to an embodiment of the ball bearing of the present invention, and FIG. 2 is a sectional view taken along line XX. FIG. 3 is a plan view showing a state in which the
The angular ball bearing includes an
[0010]
The
Such an
[0011]
The
For example, such an
[0012]
Since the angular contact ball bearing according to the present embodiment is provided with the protruding
In addition, since the
[0013]
In the above embodiment, the case where two
Further, the case where two
Further, the present invention is not limited to the above-described embodiment. For example, an embodiment in which the
In this case, as shown in FIG. 5, a load is applied from the left and right directions of the
Further, a full ball bearing without using the
[0014]
FIG. 6 is a plan view schematically showing another embodiment of the angular contact ball bearing of the present invention, and FIG. 7 is a ZZ sectional view thereof. This angular ball bearing does not form the
[0015]
According to the angular ball bearing according to the present embodiment, since the bulging
[0016]
In the embodiment shown in FIG. 6, a case where the notch is not formed in the
[0017]
In each of the above-described embodiments, the case where the engagement portion is provided on the
INDUSTRIAL APPLICABILITY The ball bearing of the present invention is suitably used, for example, as a bearing for a part that does not require a high level of performance such as a durable surface, such as an automobile steering column and starter.
[0018]
【The invention's effect】
As described above, according to the ball bearing of the first aspect, the outer ring and the inner ring are obtained by pressing a steel plate, and the number of parts is small, so that the ball bearing is inexpensive.
In addition, since the outer ring and the inner ring are provided with an engaging portion for non-separation, there is no problem that each component is separated. Further, since the bent portion of the outer ring and the radially extending portion of the inner ring are close to each other, the dust resistance is high.
[0019]
In the above-described ball bearing, a plurality of protrusions are provided such that the engagement portion is connected to a radially extending portion of the inner ring and is closer to a cylindrical portion of the outer ring than to an inner peripheral end of a bent portion of the outer ring. Or the engaging portion is formed by equally deforming the radially extending portion of the inner ring radially outward, and the engaging portion is formed from the inner peripheral end of the bent portion of the outer ring. In the case where the protruding portion or the protruding portion is engageable with the bent portion of the outer ring, the respective components are separated from each other. The defect of the above is surely eliminated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view schematically showing an angular ball bearing which is one embodiment of a ball bearing of the present invention.
FIG. 2 is a sectional view taken along line XX of FIG.
FIG. 3 is a plan view showing a state where the inner ring of the angular contact ball bearing shown in FIG. 1 is rotated by 90 °.
FIG. 4 is a sectional view taken along the line YY of FIG. 3;
FIG. 5 is a schematic plan view for explaining an assembling method when a notch is not formed in the outer ring.
FIG. 6 is a plan view schematically showing an angular ball bearing which is an embodiment of the ball bearing of the present invention.
FIG. 7 is a sectional view taken along the line XX of FIG. 6;
[Explanation of symbols]
13
Claims (3)
前記外輪が、所定曲率半径を有する軌道部と、その軌道部に連なり軸方向に延設される円筒部と、その円筒部に連なり径方向内方に延設される折曲部とを有し、
前記内輪が、前記外輪の軌道部と対向し所定曲率半径を有する軌道部と、その軌道部に連なり前記外輪の折曲部の内周端に近接するよう延設される径方向延設部とを有し、
前記外輪の折曲部および前記内輪の径方向延設部のうちの少なくとも一方に延設される部分に、外輪と内輪とを非分離とするための係合部を設けたことを特徴とする玉軸受。A ball bearing comprising an outer ring and an inner ring obtained by pressing a steel plate, and a plurality of balls arranged to be able to roll between the outer ring and the inner ring,
The outer race has a track portion having a predetermined radius of curvature, a cylindrical portion connected to the track portion and extending in the axial direction, and a bent portion connected to the cylindrical portion and extending radially inward. ,
A track portion having a predetermined radius of curvature facing the track portion of the outer ring, and a radially extending portion connected to the track portion and extending near the inner peripheral end of the bent portion of the outer ring; Has,
At least one of the bent portion of the outer ring and the radially extending portion of the inner ring is provided with an engagement portion for separating the outer ring and the inner ring from each other. Ball bearings.
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-
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