JP2004194383A - Rotary electric machine - Google Patents

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JP2004194383A
JP2004194383A JP2002356627A JP2002356627A JP2004194383A JP 2004194383 A JP2004194383 A JP 2004194383A JP 2002356627 A JP2002356627 A JP 2002356627A JP 2002356627 A JP2002356627 A JP 2002356627A JP 2004194383 A JP2004194383 A JP 2004194383A
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Japan
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stator
coil
rotor
magnetic
magnetic body
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Application number
JP2002356627A
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Japanese (ja)
Inventor
Yuki Nakajima
祐樹 中島
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a rotary electric machine capable of efficiently using current flowing into an end coil portion for generation of a magnetic flux acting on a rotor. <P>SOLUTION: This rotary electric machine consists of a stator (1) having a stator core (3) having teeth (3a) protruding from a roughly cylindrical back core (3b) and a back core (3b), and a stator coil (5) wound around the teeth of the stator core (3); and the rotor (17) retained at the stator (1) so as to be rotated freely through a gap and having a permanent magnet (19), and is installed so that a coil end portion (5a) of a coil may be covered by a magnetic circuit formed out of a magnetic body (11) extending from the back core portion of the stator core to the adjacent of the rotor in a roughly radius direction. Because this magnetic circuit by the magnetic body is provided so as to cover the coil end, current flowing into the end coil portion which was not used effectively so far can be efficiently used for generation of the flux, thus improving torque at the rotor end, and largely improving the characteristics of the motor. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ロータに永久磁石を有する回転電機のステータ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電動機において、ステータコアのティース部(歯部)に巻回されたコイルに流した電流による磁束は、ステータの軸方向およびそれに対抗する軸方向逆向きに供給された一対の電流によって生じる。しかしながら、コイルエンド部に流れる電流は、トルクにほとんど反映されず、電流の二乗に比例する銅損を発生させるのみである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、エンドコイル部に流れる電流をロータに作用する磁束の発生に効率よく利用する回転電機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の回転電機は、略円筒状のバックコア部と前記バックコア部から突出するティース部を有するステータコア、及び、前記ステータコアのティース部に巻かれたステータコイルとを有するステータと、前記ステータにギャップを介して回転可能に保持され且つ永久磁石を有するロータとを備える。前記ステータコアの前記バックコア部から前記ロータ近傍まで略半径方向に延びる磁性体による磁路を前記コイルのコイルエンド部を覆うように設置する。
【0005】
【作用・効果】
本発明によれば、コイルエンド部を覆うように磁性体による磁路を設けたので、これまで有効に利用されていなかったエンドコイル部に流れる電流を磁束の発生に効率よく利用できる事になるので、ロータ端部でのトルクが向上し、電動機の特性を大幅に向上することが可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1(a)及び図1(b)を参照して、本発明の電動機に係るステータを従来技術のステータと比較して説明する。
【0007】
図1(a)を参照すると、本発明のステータ1は、ステータコア3、ステータコア3のティース部5aに巻かれるコイル5、及びステータコア3に接続する磁性体11を具備する。ステータは円筒状であり、円筒状の内周面25と円筒状の外周面27を有する(図4参照)。本実施形態では、ステータコア3は、それぞれが一つのティ−ス部3aを含む同形の複数の分割コア7に分けられており、複数の分割コア7が全体で略円筒状になるように連結され、ステータコア3を形成している。なお、本明細書では、ステータコア3の略円筒状のコイル5の巻かれない部分をバックコア部3bと呼び、バックコア部3bから突出するコイル5の巻かれる突出部をティース部と呼んでいる。
【0008】
バックコア部3bは、隣り合う磁極を結ぶ磁気回路を構成する。各分割コア7は、T字型の電磁鋼板を回転軸方向(Y軸方向)に積層して形成される。複数のティ−ス部3aの先端面8は内周面25に位置する。内周面25にほぼステータコア3は、このような分割構造を有する必要はなく、通常の一体構造のステータコアでもよい。
【0009】
図1(a)では、一つの分割コア5が示されている。コイル5は、ステータ端面9に略平行に延び、かつステータ端面9上に位置するコイルエンド部5aと、電動機の回転軸方向(Y軸方向)に延びるコイルサイド部5bから構成される。図1(a)において、コイル5を流れる電流の方向は、コイルエンド部5aにおいてほぼX軸方向であり、コイルサイド部5bにおいてほぼY軸方向であり、ティース部3aにおいてステータの半径方向(Z軸方向)に磁束を生じる。
【0010】
磁性体11は、ステータコア3に接続する基部11aと、基部11aからロータ17側にステータ1の略半径方向(Z軸方向)にティース部3aに沿って延びる板部11bから構成されている。磁性体11は、ステータコア3のバックコア部3bからロータ17近傍までコイルエンド部5aを覆う様に設置されている。磁性体11は、ステータコア端面9と密着して、ステータコア3に固定されている。好適には、磁性体11はステータコア3と溶接により密着されている。磁性体11は、ケイ素鋼など高透磁率を有する材料で構成され、コイルエンド部5aを流れる電流により生じる磁場を通す磁路として機能する。こうして、磁性体11とステータコア3により、コイルエンド部5aの周りを囲む磁路が形成される。
【0011】
ティース部3aには、コイルサイド部5bに流れる電流から生じる磁束に加えて、コイルエンド部5aを流れる電流により生じる磁束が生じる。新たに設けた磁路は、溶接などによりステータコア3に密着させるので、磁束の流れがスムーズになり、電動機の特性を大幅に向上することが可能である。
【0012】
なお、図1(b)に示す従来技術のステータにおいて、このような磁性体は設けられておらず、エンドコイル部に流れる電流から生じる磁束は有効に利用されていなかったので、エンドコイル部に流れる電流は電動機の性能に影響しなかった。
【0013】
図2(a)、(b)、(c)は、それぞれ磁性体11の正面、端面、側面を示す。磁性体11は全体的に、コイルエンド部5aを覆うような略L字型形状または円弧形状(半円筒形状)を有する。図において、磁性体11の正面、端面は、長方形であるが、これに限定されるものではない。図2(c)ように、磁性体11の側面はL字型形状であるが、これに限定されるものでない。図2(d)は、磁性体11のII−II線に沿った、磁性体11の長手方向に垂直の断面図である。磁性体11は、コイルエンド部5aを覆う形で配置され、コイルエンド部5aは磁性体11とステータコア3に挟まれている。
【0014】
図3は、本発明の第1実施形態に係る電動機の軸方向の断面を示す。電動機は、大きく分けてステータ1、ロータ17、回転軸13、ケース(図示しない)によって構成されている。ロータ17は、略円筒形状をしており、ステータ1に対して回転可能に保持される。
【0015】
ロータ17は外周方向に設けられているステータ1の内部で、ステータ1から与えられる回転磁束に対して、ロータ17の永久磁石19に反力を発生させ、回転軸13を中心に回転するように構成されている。この永久磁石19は、隣接する永久磁石19の磁極は互いに相違するよう配置されている。ここで、ロータ17とステータ1の間にはエアギャップと呼ばれる隙間が存在し、互いに接触することはない。
ステータ1は、その外周面27を通じてケース21に保持される。また、ロータ17は回転軸13、ベアリング15を通じてケース21に保持される。
【0016】
従来の電動機では、軸方向に流れる電流により発生した磁束(図3では下向き)に対して反力を発生してトルクを発生させている。本実施形態では、コイルエンド部5aを覆うように新たに磁性体11による磁路をステータ両端部に設けて、紙面垂直方向にコイルエンド部5aを流れる電流による磁束をステータ両端部で発生させて、ロータ17の永久磁石19との間で反力を発生させて、よりトルクを大きく発生することができる。
【0017】
なお、図3に示すように、磁性体11は、そのロータ側端部11cがステータ1の内周面25を超えて位置するように、バックコア部3bからロータ側に略半径方向に延びている。さらに、磁性体11のロータ側端部11cとステータ1の内周面25との間の距離Mは、ステータとロータのギャップの幅Dよりも大きいことが好ましい(M>D)。このようにすれば、ロータ17とステータ1とのギャップよりも、ステータ1と新たに設けた磁路との距離を大きくするので、ステータにできる磁束が新たに設けた磁路に回り込むことなく、ロータ17の永久磁石19に直接的に作用するので、電動機の特性を大幅に向上することが可能である。
【0018】
このように磁性体11による磁路はステータ1とロータ17との間のギャップ近傍まで延長されており、磁束が強くなり、電動機の特性を大幅に向上することが可能である。
【0019】
図4は、第一実施形態に係るコイルエンド部5aを覆う磁路のステータ1上での位置を示す軸方向垂直な電動機の断面図である。前述したように、ステータコア3は、それぞれが一つのティ−ス部3aを含む同形の複数の分割コア7に分割されており、複数の分割コア7が全体で略円筒状になるように連結され配置されている。ステータ1のティース部3aの数及びコイル5の数は9であり、ロータ17の磁極数は6である。
【0020】
磁性体11は、ティース部と略同一の幅をもって、コイルエンド部5aを覆うように配置されている。図3では、説明上、一つの磁性体11がステータ1上に配置されているが、磁性体11はすべてのティース部3aに対して配置するのが望ましい。しかし、部分的に、例えば一つおきに、ティース部3aに対して磁性体11を配置してもよい。
【0021】
次に、磁性体11に係る第二実施形態を説明する。図5(a)、(b)、(c)は、それぞれ第二実施形態に係る磁性体11の正面、端面、側面を示す。図5(d)は、磁性体11のV−V線に沿った、磁性体11の長手方向に垂直の断面図である。この実施形態では、磁性体11は、コイル5のより多くの部分を覆うように、第一実施形態と略同一形態の板部11bに庇部11dを加えたものである。したがって、磁性体11は、コイルエンド部5aを取り囲むように、コイルエンド部5a上で長手方向垂直の断面形状が略凹状になっている。このように、磁性体11は、第一実施形態と違って、コイルエンド部5aとコイルサイド部5bとが連結する角部5cを庇部11dが覆う構造を有する。
【0022】
ステータ1の軸方向に巻込むように巻回されたコイルエンド部5aを取り囲むように磁路が形成されているので、第一実施形態より磁束を大きくする事ができ、電動機の出力(トルク)及び効率を向上することが可能である。
【0023】
図6は、第二実施形態に係るコイルエンド部5aを覆う磁路のステータ1上での位置を示す軸方向垂直な電動機の断面端面図である。図のように、第二実施形態では、磁性体11は、ティース部3aの幅より大きい幅をもって、コイルエンド部5aを覆うように配置されている。
【0024】
以上二つの実施形態で示した通り、本発明によれば、コイルエンドを覆うように磁性体による磁路を設けたので、これまで有効に利用されていなかった電流を磁束に効率よく変換できる事になるので,ロータ端部でのトルクが向上し、電動機の特性を大幅に向上することが可能である。
【0025】
ここで示した通り、コイルエンド部を覆う様に磁路を設けた事により、エンドコイルに流れる電流によるロータに向かう磁束を有効に発生させることができ、電動機の出力及び効率を向上することが可能である。
【0026】
上記の実施形態において、コイルは集中巻でも分布巻でもかまわない。
【0027】
また、上記実施形態は、ステータコアが分割構造のものであるが、一体構造のステータコアでもかまわない。また、上記実施形態は極数が6極のものであるが、他の極数の電動機にも本発明は適用可能である。さらに、本実施例では電動機と述べているが、発電機でもかまわない。
【0028】
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明のステータを示す斜視図である。(b)従来技術を示す斜視図である。
【図2】(a)半径方向へ投影した磁性体の正面図である。(b)軸方向へ投影した磁性体の端面図である。(c)周方向へ投影した磁性体の側面であり、併せてコイルが示されている。(d)は、II−II線に沿った、磁性体11の長手方向に垂直の断面図であり、併せてコイルとステータコアが示されている。
【図3】第1実施形態に係る電動機の軸方向の部分断面図である。
【図4】第一実施形態に係る電動機の断面図である。
【図5】(a)半径方向へ投影した磁性体の正面図である。(b)軸方向へ投影した磁性体の端面図である。(c)周方向へ投影した磁性体の側面であり、併せてコイルが示されている。(d)は、V−V線に沿った、磁性体11の長手方向に垂直の断面図であり、併せてコイルとステータコアが示されている。
【図6】第二実施形態に係る電動機の断面図である。
【符号の説明】
1 ステータ
3 ステータコア
3a ティース部
3b バックコア部
5 コイル
5a コイルエンド部
5b コイルサイド部
7 分割コア
11 磁性体
13 回転軸
15 ベアリング
17 ロータ
19 永久磁石
25 ステータ内周面
27 ステータ外周面
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a stator structure of a rotating electric machine having a permanent magnet in a rotor.
[0002]
[Prior art]
In a conventional motor, a magnetic flux caused by a current flowing through a coil wound around a tooth portion (teeth portion) of a stator core is generated by a pair of currents supplied in the axial direction of the stator and in the opposite axial direction to the stator. However, the current flowing through the coil end portion is hardly reflected in the torque, but only generates a copper loss proportional to the square of the current.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a rotating electric machine that efficiently uses a current flowing through an end coil portion to generate a magnetic flux acting on a rotor.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The rotating electric machine according to the present invention includes a stator core having a substantially cylindrical back core portion and a teeth portion protruding from the back core portion, and a stator having a stator coil wound around the teeth portion of the stator core; And a rotor rotatably held through the gap and having a permanent magnet. A magnetic path made of a magnetic material extending in a substantially radial direction from the back core portion of the stator core to the vicinity of the rotor is provided so as to cover a coil end portion of the coil.
[0005]
[Action / Effect]
According to the present invention, since the magnetic path made of the magnetic material is provided so as to cover the coil end portion, the current flowing through the end coil portion, which has not been effectively used, can be efficiently used for generating magnetic flux. Therefore, the torque at the rotor end is improved, and the characteristics of the electric motor can be greatly improved.
[0006]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
With reference to FIGS. 1A and 1B, a description will be given of a stator according to the electric motor of the present invention in comparison with a stator of the related art.
[0007]
Referring to FIG. 1A, a stator 1 of the present invention includes a stator core 3, a coil 5 wound around a tooth portion 5 a of the stator core 3, and a magnetic body 11 connected to the stator core 3. The stator is cylindrical and has a cylindrical inner peripheral surface 25 and a cylindrical outer peripheral surface 27 (see FIG. 4). In the present embodiment, the stator core 3 is divided into a plurality of identical divided cores 7 each including one tooth portion 3a, and the plurality of divided cores 7 are connected so as to be substantially cylindrical as a whole. , The stator core 3 is formed. In this specification, a portion of the stator core 3 where the substantially cylindrical coil 5 is not wound is called a back core portion 3b, and a projecting portion where the coil 5 projecting from the back core portion 3b is wound is called a teeth portion. .
[0008]
The back core unit 3b forms a magnetic circuit that connects adjacent magnetic poles. Each split core 7 is formed by laminating T-shaped electromagnetic steel sheets in the rotation axis direction (Y axis direction). The tip surfaces 8 of the teeth 3a are located on the inner peripheral surface 25. The stator core 3 on the inner peripheral surface 25 does not need to have such a divided structure, and may be a stator core having a normal integral structure.
[0009]
FIG. 1A shows one split core 5. The coil 5 includes a coil end portion 5a extending substantially parallel to the stator end surface 9 and located on the stator end surface 9, and a coil side portion 5b extending in the rotation axis direction (Y-axis direction) of the electric motor. In FIG. 1A, the direction of the current flowing through the coil 5 is substantially the X-axis direction at the coil end portion 5a, substantially the Y-axis direction at the coil side portion 5b, and the radial direction of the stator (Z Magnetic flux in the axial direction).
[0010]
The magnetic body 11 includes a base 11a connected to the stator core 3, and a plate 11b extending from the base 11a to the rotor 17 side along the teeth 3a in a substantially radial direction (Z-axis direction) of the stator 1. The magnetic body 11 is provided so as to cover the coil end 5a from the back core 3b of the stator core 3 to the vicinity of the rotor 17. The magnetic body 11 is fixed to the stator core 3 in close contact with the stator core end face 9. Preferably, the magnetic body 11 is in close contact with the stator core 3 by welding. The magnetic body 11 is made of a material having a high magnetic permeability such as silicon steel, and functions as a magnetic path for passing a magnetic field generated by a current flowing through the coil end portion 5a. Thus, a magnetic path surrounding the coil end portion 5a is formed by the magnetic body 11 and the stator core 3.
[0011]
In the teeth portion 3a, a magnetic flux generated by a current flowing through the coil end portion 5a is generated in addition to a magnetic flux generated by a current flowing through the coil side portion 5b. The newly provided magnetic path is brought into close contact with the stator core 3 by welding or the like, so that the flow of magnetic flux is smooth and the characteristics of the electric motor can be greatly improved.
[0012]
In the prior art stator shown in FIG. 1B, such a magnetic body was not provided, and the magnetic flux generated from the current flowing through the end coil portion was not effectively used. The current flow did not affect the performance of the motor.
[0013]
2A, 2B, and 2C show the front, end, and side of the magnetic body 11, respectively. The magnetic body 11 has a substantially L-shape or an arc shape (semi-cylindrical shape) covering the coil end portion 5a as a whole. In the figure, the front and end faces of the magnetic body 11 are rectangular, but are not limited to this. As shown in FIG. 2C, the side surface of the magnetic body 11 has an L-shape, but is not limited thereto. FIG. 2D is a cross-sectional view of the magnetic body 11 taken along a line II-II and perpendicular to the longitudinal direction of the magnetic body 11. The magnetic body 11 is arranged so as to cover the coil end 5a, and the coil end 5a is sandwiched between the magnetic body 11 and the stator core 3.
[0014]
FIG. 3 shows an axial cross section of the electric motor according to the first embodiment of the present invention. The electric motor is roughly composed of a stator 1, a rotor 17, a rotating shaft 13, and a case (not shown). The rotor 17 has a substantially cylindrical shape and is rotatably held with respect to the stator 1.
[0015]
The rotor 17 generates a reaction force on the permanent magnet 19 of the rotor 17 with respect to the rotating magnetic flux given from the stator 1 inside the stator 1 provided in the outer peripheral direction so that the rotor 17 rotates about the rotating shaft 13. It is configured. The permanent magnets 19 are arranged such that the magnetic poles of adjacent permanent magnets 19 are different from each other. Here, a gap called an air gap exists between the rotor 17 and the stator 1 and does not contact each other.
Stator 1 is held by case 21 through outer peripheral surface 27. The rotor 17 is held by the case 21 through the rotating shaft 13 and the bearing 15.
[0016]
In a conventional electric motor, a torque is generated by generating a reaction force with respect to a magnetic flux (downward in FIG. 3) generated by a current flowing in an axial direction. In the present embodiment, a magnetic path is newly provided at both ends of the stator so as to cover the coil end portion 5a, and magnetic flux due to a current flowing through the coil end portion 5a in a direction perpendicular to the paper is generated at both end portions of the stator. By generating a reaction force between the rotor 17 and the permanent magnet 19 of the rotor 17, a larger torque can be generated.
[0017]
As shown in FIG. 3, the magnetic body 11 extends from the back core portion 3b to the rotor side in a substantially radial direction such that the rotor-side end 11c is located beyond the inner peripheral surface 25 of the stator 1. I have. Further, the distance M between the rotor-side end 11c of the magnetic body 11 and the inner peripheral surface 25 of the stator 1 is preferably larger than the width D of the gap between the stator and the rotor (M> D). By doing so, the distance between the stator 1 and the newly provided magnetic path is made larger than the gap between the rotor 17 and the stator 1, so that the magnetic flux generated in the stator does not go around the newly provided magnetic path. Since it acts directly on the permanent magnet 19 of the rotor 17, the characteristics of the electric motor can be greatly improved.
[0018]
As described above, the magnetic path formed by the magnetic body 11 is extended to the vicinity of the gap between the stator 1 and the rotor 17, so that the magnetic flux becomes strong and the characteristics of the electric motor can be greatly improved.
[0019]
FIG. 4 is a cross-sectional view of the electric motor perpendicular to the axial direction showing a position on the stator 1 of a magnetic path covering the coil end portion 5a according to the first embodiment. As described above, the stator core 3 is divided into a plurality of same-shaped divided cores 7 each including one tooth portion 3a, and the plurality of divided cores 7 are connected so as to be substantially cylindrical as a whole. Are located. The number of teeth portions 3a and the number of coils 5 of the stator 1 are nine, and the number of magnetic poles of the rotor 17 is six.
[0020]
The magnetic body 11 has a width substantially equal to that of the teeth portion and is disposed so as to cover the coil end portion 5a. In FIG. 3, one magnetic body 11 is arranged on the stator 1 for explanation, but it is desirable that the magnetic body 11 be arranged for all the teeth portions 3a. However, the magnetic body 11 may be disposed partially, for example, every other tooth with respect to the teeth portion 3a.
[0021]
Next, a second embodiment of the magnetic body 11 will be described. FIGS. 5A, 5B, and 5C show a front surface, an end surface, and a side surface of a magnetic body 11 according to the second embodiment, respectively. FIG. 5D is a cross-sectional view of the magnetic body 11 taken along line VV and perpendicular to the longitudinal direction of the magnetic body 11. In this embodiment, the magnetic body 11 is obtained by adding an eave portion 11d to a plate portion 11b having substantially the same form as the first embodiment so as to cover a larger portion of the coil 5. Therefore, the magnetic body 11 has a substantially concave cross-sectional shape in the longitudinal direction on the coil end portion 5a so as to surround the coil end portion 5a. As described above, unlike the first embodiment, the magnetic body 11 has a structure in which the corner portion 5c where the coil end portion 5a and the coil side portion 5b are connected is covered by the eave portion 11d.
[0022]
Since the magnetic path is formed so as to surround the coil end portion 5a wound so as to be wound in the axial direction of the stator 1, the magnetic flux can be made larger than in the first embodiment, and the output (torque) of the electric motor can be increased. And efficiency can be improved.
[0023]
FIG. 6 is a sectional end view of the electric motor, which is perpendicular to the axial direction and shows a position on the stator 1 of a magnetic path covering the coil end portion 5a according to the second embodiment. As shown in the drawing, in the second embodiment, the magnetic body 11 is arranged so as to cover the coil end 5a with a width larger than the width of the teeth 3a.
[0024]
As described in the above two embodiments, according to the present invention, a magnetic path made of a magnetic material is provided so as to cover the coil end, so that a current that has not been effectively used can be efficiently converted into a magnetic flux. Therefore, the torque at the rotor end is improved, and the characteristics of the electric motor can be greatly improved.
[0025]
As shown here, by providing the magnetic path so as to cover the coil end portion, it is possible to effectively generate the magnetic flux toward the rotor due to the current flowing through the end coil, thereby improving the output and efficiency of the motor. It is possible.
[0026]
In the above embodiment, the coil may be a concentrated winding or a distributed winding.
[0027]
In the above embodiment, the stator core has a split structure, but the stator core may have an integral structure. In the above embodiment, the number of poles is six. However, the present invention can be applied to a motor having another number of poles. Further, in this embodiment, the motor is described, but a generator may be used.
[0028]
It is apparent that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and that various changes can be made within the scope of the technical idea.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 (a) is a perspective view showing a stator of the present invention. (B) It is a perspective view which shows a prior art.
FIG. 2A is a front view of a magnetic body projected in a radial direction. FIG. 3B is an end view of the magnetic body projected in the axial direction. (C) Side view of the magnetic body projected in the circumferential direction, and also shows a coil. (D) is a sectional view taken along line II-II, which is perpendicular to the longitudinal direction of the magnetic body 11, and also shows a coil and a stator core.
FIG. 3 is an axial partial cross-sectional view of the electric motor according to the first embodiment.
FIG. 4 is a cross-sectional view of the electric motor according to the first embodiment.
FIG. 5A is a front view of a magnetic body projected in a radial direction. FIG. 3B is an end view of the magnetic body projected in the axial direction. (C) Side view of the magnetic body projected in the circumferential direction, and also shows a coil. (D) is a cross-sectional view taken along line VV, which is perpendicular to the longitudinal direction of the magnetic body 11, and also shows a coil and a stator core.
FIG. 6 is a sectional view of an electric motor according to a second embodiment.
[Explanation of symbols]
Reference Signs List 1 stator 3 stator core 3a teeth portion 3b back core portion 5 coil 5a coil end portion 5b coil side portion 7 divided core 11 magnetic body 13 rotating shaft 15 bearing 17 rotor 19 permanent magnet 25 stator inner peripheral surface 27 stator outer peripheral surface

Claims (5)

略円筒状のバックコア部と前記バックコア部から突出するティース部を有するステータコア、及び前記ステータコアのティース部に巻かれたステータコイルを有するステータと、前記ステータにギャップを介して回転可能に保持され且つ永久磁石を有するロータとを備えた回転電機において、
前記ステータコアの前記バックコア部から前記ロータ近傍まで略半径方向に延びる磁性体による磁路を前記コイルのコイルエンド部を覆うように設置することを特徴とする回転電機。
A stator core having a substantially cylindrical back core portion and a teeth portion protruding from the back core portion; and a stator having a stator coil wound around the teeth portion of the stator core, and rotatably held by the stator via a gap. And a rotor having a permanent magnet.
A rotating electric machine wherein a magnetic path made of a magnetic material extending in a substantially radial direction from the back core portion of the stator core to the vicinity of the rotor is provided so as to cover a coil end portion of the coil.
前記磁性体は、前記ステータコアと密着することを特徴とする請求項1記載の回転電機。The rotating electric machine according to claim 1, wherein the magnetic body is in close contact with the stator core. 前記磁性体は前記ステータコアに溶接により密着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転電機。The rotating electric machine according to claim 1, wherein the magnetic body is adhered to the stator core by welding. 前記磁性体による前記磁路は前記ステータと前記ロータとの間の前記ギャップ近傍まで延長されている事を特徴とする請求項1〜3に記載の回転電機。The rotating electric machine according to any one of claims 1 to 3, wherein the magnetic path formed by the magnetic material is extended to near the gap between the stator and the rotor. 前記磁性体のロータ側の端部と前記ステータの内周面との間の距離は、前記ギャップよりも長いことを特徴とする請求項1〜4に記載の回転電機。The rotating electric machine according to claim 1, wherein a distance between a rotor-side end of the magnetic body and an inner peripheral surface of the stator is longer than the gap.
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JP2016226098A (en) * 2015-05-28 2016-12-28 株式会社デンソー Rotary electric machine

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