JP2004192097A - Mobile object detection and notification system - Google Patents
Mobile object detection and notification system Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004192097A JP2004192097A JP2002356322A JP2002356322A JP2004192097A JP 2004192097 A JP2004192097 A JP 2004192097A JP 2002356322 A JP2002356322 A JP 2002356322A JP 2002356322 A JP2002356322 A JP 2002356322A JP 2004192097 A JP2004192097 A JP 2004192097A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- notification
- moving object
- radar
- speed
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両や歩行者等の移動体を検知し、その検知結果に基づいて、音響、音声、光の点灯・点滅表示、文字や画像の表示、振動などによる所定の報知を行う移動体検知・報知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の移動体検知・報知システムとして、横断歩道を横断しようとする歩行者や自転車等を、焦電型赤外線センサー、超音波センサー、光センサー等の検知センサーで検知し、その検知信号に基づいて照明灯により横断歩道面を照射する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、マイクロ波を検知エリアに向けて発信し、検知エリア内に人体が存在する場合には、その人体からの反射波(ドップラー効果によって変調したマイクロ波)を受信して人体を検知し、警報信号を出力する防犯装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−60831号公報
【特許文献2】
特開2002−311154号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような従来の移動体検知・報知システムは、検知エリア内に移動体が存在するか否かを検知するに留まるものであり、存在する場合には一律に所定の報知を行うように構成されたものである。
【0006】
従って、本来検知対象としない移動体をも検知する(例えば、防犯装置において人体のみならず小動物をも検知する等)ことにより、不必要な報知(防犯装置にとっては誤動作になる)を行ってしまう場合があるという問題がある。
【0007】
また、特に、従来のマイクロ波を利用したドップラー方式の検知センサーによれば、その原理上、移動体の速度及び移動方向を計測することは可能であるが、センサーと移動体との絶対距離を計測することはできなかったため、絶対距離に応じた適切な報知(例えば、音声案内が確実に聞き取れるような所定距離内に移動体が近付いて初めて音声案内を流す等)を行うことができないという問題もあった。
【0008】
本発明は、斯かる従来技術の問題点を解決するべくなされたものであり、移動体の動きに応じた適切な報知を行い得ると共に、不必要な報知を排除することが可能な移動体検知・報知システムを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するべく、本発明は、請求項1に記載の如く、移動体の絶対距離、速度及び移動方向を計測するマイクロ波又はミリ波を利用したドップラー方式のレーダーと、前記レーダーによって計測した移動体の絶対距離、速度及び移動方向に基づき、所定の報知を行う報知手段とを備えることを特徴とする移動体検知・報知システムを提供するものである。
【0010】
請求項1に係る発明によれば、マイクロ波(周波数3G〜30GHz、波長1〜10cmの範囲内の電波)又はミリ波(周波数30G〜300GHz、波長1〜10mmの範囲内の電波)を利用したドップラー方式のレーダーにより、移動体の絶対距離、速度及び移動方向を計測し、その計測結果に基づいた報知を行うため、移動体の動き(絶対距離、速度及び移動方向)に応じた適切な報知を行うことが可能である。また、これら計測結果に基づいて移動体をある程度識別することもできる(例えば、速度が所定範囲以上の場合には、人体では無い等)ため、不必要な報知を排除する構成とすることも可能である。
【0011】
好ましくは、請求項2に記載の如く、前記レーダーは、位相の異なる少なくとも2つ以上のマイクロ波又はミリ波を移動体に向けて送信し、前記移動体からの各反射波間の位相差に基づき、当該移動体の絶対距離を計測するように構成される。
【0012】
請求項2に係る発明によれば、位相の異なる(周波数が異なるか、或いは、周波数は同じであるがその位相が異なる)少なくとも2つ以上のマイクロ波又はミリ波を移動体に向けて送信するため、移動体からの各反射波は、それぞれドップラー効果により移動体の速度及び移動方向に応じて変調されるのみならず、移動体とレーダーとの絶対距離に応じた位相差を生じることになる。従って、各反射波間の位相差を検出すれば、当該位相差に基づき移動体の絶対距離を計測することが可能である。
【0013】
好ましくは、請求項3に記載の如く、前記レーダーと前記報知手段とは、無線接続される。
【0014】
請求項3に係る発明によれば、レーダーと報知手段との間をケーブル等の配線で接続する必要がないため、設置上の制約を受け難いと共に、例えば、1つのレーダーの計測結果に応じて複数の報知手段を動作させることや、複数のレーダーの計測結果に応じて一つの報知手段を動作させること等も比較的容易になり、自由度の高い移動体検知・報知システムが提供される。
【0015】
好ましくは、請求項4に記載の如く、前記報知手段には、検知対象とするべき移動体の絶対距離、速度及び移動方向の範囲がそれぞれ予め設定されており、前記報知手段は、前記レーダーによって計測した移動体の絶対距離、速度及び移動方向が、前記予め設定された範囲内にある場合に限って報知を行うように構成される。
【0016】
請求項4に係る発明によれば、検知対象とするべき移動体の絶対距離、速度及び移動方向の範囲がそれぞれ予め設定されており、レーダーによる計測結果が前記予め設定された範囲内にある場合に限って報知を行うように構成されているため、検知対象ではない移動体を検知することによる不必要な報知を排除することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
【0018】
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る移動体検知・報知システムの概略構成を示す図であり、(a)は設置イメージ図を、(b)はシステム構成を概略的に示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る移動体検知・報知システム100は、レーダー1と、報知手段2とを備え、これらが、ケーブル3で接続され、歩道Rに立設された案内標識Gに一体に組み込まれた形態とされている。
【0019】
レーダー1は、移動体(本実施形態では主として歩行者を対象とする)Mの絶対距離、速度及び移動方向を計測するマイクロ波(周波数3G〜30GHz、波長1〜10cmの範囲内の電波)を利用したドップラー方式のレーダーとされている。より具体的には、図1(b)に示すように、レーダー1は、マイクロ波の送受信アンテナ11と、マイクロ波発振器12と、第1ミキサ13と、第2ミキサ14と、第1波形整形回路部15と、第2波形整形回路部16と、制御部17とを備えている。
【0020】
レーダー1において、マイクロ波発振器12は、制御部17からの制御信号によって制御され、送受信アンテナ11から、当該送受信アンテナ11の取付位置等によって決まる所定範囲に向けてマイクロ波を送信する。ここで、マイクロ波発振器12は、位相の異なる(本実施形態では周波数が異なる)2つのマイクロ波(以下、マイクロ波A、マイクロ波Bという)が送受信アンテナ11から順次送信されるように制御される。より具体的には、マイクロ波A及びマイクロ波Bが所定時間毎に交互に送信されるように制御される。
【0021】
マイクロ波A及びBの送信範囲内に移動体Mが存在する場合、ドップラー効果により、移動体Mからの各反射波(以下、反射マイクロ波A、反射マイクロ波Bという)は、移動体Mの速度及び移動方向に応じて変調され、送受信アンテナ11に受信される。受信された反射マイクロ波Aは、第1ミキサ13によって、マイクロ発振器12のマイクロ波A発振時の電圧波形とミキシングされる。同様にして、受信された反射マイクロ波Bは、第2ミキサ14によって、マイクロ発振器12のマイクロ波B発振時の電圧波形とミキシングされる。これにより、第1ミキサ13からは反射マイクロ波Aのドップラー周波数を有する信号波形が、第2ミキサ14からは反射マイクロ波Bのドップラー周波数を有する信号波形が、それぞれ出力される。
【0022】
第1ミキサ13からの出力信号は、第1波形整形回路部15において、増幅、波形整形、フィルタリング等の処理を施された後、制御部17に出力される。同様にして、第2ミキサ14からの出力信号は、第2波形整形回路部16において、増幅、波形整形、フィルタリング等の処理を施された後、制御部17に出力される。制御部17は、第1波形整形回路部15及び第2波形整形回路部16からの出力信号に基づき(各反射マイクロ波A及びBのドップラー周波数に基づき)、移動体Mの速度及び移動方向(レーダー1から遠ざかる方向又は近付く方向)を算出する。さらに、制御部17は、第1波形整形回路部15及び第2波形整形回路部16からの出力信号の位相差を検出し、当該位相差に基づき、移動体Mの絶対距離(レーダー1と移動体Mとの距離)を算出する。換言すれば、各反射マイクロ波A及びBの位相差は、移動体Mの絶対距離に応じて変化するため、当該位相差を検出する(第1波形整形回路部15及び第2波形整形回路部16からの出力信号の位相差は、反射マイクロ波A及びBの位相差に比例するため、前記出力信号の位相差を検出することは、間接的に反射マイクロ波A及びBの位相差を検出することになる)ことにより、逆に移動体Mの絶対距離を算出することが可能である。
【0023】
以上のようにして、レーダー1により、移動体Mの絶対距離、速度及び移動方向が計測され、これら計測結果が、ケーブル3を介して報知手段2に送信される。
【0024】
報知手段2は、演算制御部21と、報知部22とを備えている。演算制御部21は、レーダー1から送信された計測結果(移動体Mの絶対距離、速度及び移動方向)に基づき、後述する所定の演算を行い、報知部22の動作を制御するものである。報知部22は、LED等の発光体を使用した案内表示部22Aと、音声案内を行う音声案内部22Bとを備えている。
【0025】
演算制御部21には、検知対象とするべき移動体の絶対距離、速度及び移動方向の範囲が、例えばテーブル形式でそれぞれ予め設定されており、演算制御部21は、レーダー1から送信された移動体Mの絶対距離、速度及び移動方向と、前記予め設定された範囲とを比較演算し、送信された計測結果が予め設定した範囲内にある場合に限って、報知部22を制御し、所定の報知動作を行わせる。
【0026】
前記検知対象とするべき移動体の絶対距離、速度及び移動方向の範囲は、本システム100の使用目的に応じて種々の値に設定することが可能である。より具体的には、例えば、速度が所定範囲内にある場合に限って、移動体Mが歩行者であると判断し、更に、レーダー1(案内標識G)に向って歩行者が所定距離以内に近付いた場合(更には、所定距離以内で停止した場合という条件を課してもよい)に限って、報知部22を動作させるように構成することが可能である。また、複数の範囲を設定し、いずれの範囲に該当するかによって報知動作を異ならせるように制御することも可能である。さらには、時系列で複数の範囲を設定しておき、先の範囲に該当した後、次の範囲に該当して初めて報知動作を行わせるように構成することも可能である。
【0027】
報知部22の報知内容も本システム100の使用目的に応じて種々設定可能であり、例えば、観光地に本システム100を設置する場合には、案内表示部22Aに名所等の観光案内情報を表示させると共に、音声案内部22Bに音声による観光案内を発音させることが考えられる。また、マイクロ波A及びBの送信範囲を歩道と車道との境界を含む範囲に設定し、歩行者が歩道から車道に逸脱した場合(移動体Mの絶対距離、速度及び移動方向によって判断可能である)に、音声案内部22Bで警告や誘導を発音させるように構成すれば、老人や生活弱者等のバリアフリーに供することが可能である。さらには、歩行者に車両が接近していることを警告したり、案内標識G自体に接近していることを警告したり等、レーダー1から送信された移動体の絶対距離、速度及び移動方向と、これら計測結果に応じた報知内容とを予め設定しておくことにより、多種多様の報知を行なうことが可能である。
【0028】
以上に説明したように、本実施形態に係る移動体検知・報知システム100によれば、マイクロ波を利用したドップラー方式のレーダー1により、移動体Mの絶対距離、速度及び移動方向を計測し、その計測結果に基づいた報知を行うため、移動体Mの動き(絶対距離、速度及び移動方向)に応じた適切な報知を行うことが可能である。また、検知対象とするべき移動体Mの絶対距離、速度及び移動方向の範囲がそれぞれ予め設定されており、レーダー1による計測結果が前記予め設定された範囲内にある場合に限って報知を行うように構成されているため、検知対象ではない移動体Mを検知することによる不必要な報知を排除することが可能である。
【0029】
なお、本実施形態では、レーダー1と報知手段2とが案内標識Gに一体に組み込まれた構成について説明したが、本発明は、無論、これに限るものではない。すなわち、両者を別個の筐体に収納することも可能であり、特に両者を離間配置する場合には、本実施形態のようなケーブル3による有線接続ではなく、無線接続することも可能である。
【0030】
<第2の実施形態>
図2は、本発明の第2の実施形態に係る移動体検知・報知システムの概略構成を示す図であり、(a)は設置イメージ図を、(b)はシステム構成を概略的に示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る移動体検知・報知システム110は、複数(本実施形態では2つ)のレーダー1A、1Bと、報知手段2とを備えており、移動体の交差点での出会い頭事故防止を主目的としている。レーダー1Aと報知手段2とは、ケーブル3で接続され、歩道R1に立設された案内標識Gに一体に組み込まれた形態とされている。一方、レーダー1Bは、歩道R1と交差する歩道R2に立設されたポールPに取り付けられ、報知手段2とは無線接続されている。
【0031】
レーダ1Bが計測結果を報知手段2に無線送信するための適宜の構成を具備している点を除き、レーダ1A、1Bの具体的構成は、前述した第1の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。なお、レーダー1Aのマイクロ波送信範囲は、歩道R1、R2の交差点近傍の歩道R1上とされ、レーダー1Bのマイクロ波送信範囲は、歩道R1、R2の交差点近傍の歩道R2上とされている。
【0032】
レーダー1Aによって計測された移動体M1の絶対距離、速度及び移動方向と、レーダー1Bによって計測された移動体M2の絶対距離、速度及び移動方向とは、それぞれケーブル3及び無線を介して報知手段2に送信される。
【0033】
報知手段2は、第1の実施形態と同様に、演算制御部21と、報知部22とを備えている。演算制御部21は、レーダー1A、1Bから送信された計測結果(移動体M1、M2の絶対距離、速度及び移動方向)に基づき、後述する所定の演算を行い、報知部22の動作を制御するものである。報知部22は、第1の実施形態と同様に、LED等の発光体を使用した案内表示部22Aと、音声案内を行う音声案内部22Bとを備えている。
【0034】
演算制御部21には、レーダー1Aが検知対象とするべき移動体M1の絶対距離、速度及び移動方向の範囲と、レーダー1Bが検知対象とするべき移動体M2の絶対距離、速度及び移動方向の範囲とが、例えばテーブル形式でそれぞれ予め設定されている。演算制御部21は、レーダー1Aから送信された移動体M1の絶対距離、速度及び移動方向と、前記予め設定された範囲とを比較演算する一方、レーダー1Bから送信された移動体M2の絶対距離、速度及び移動方向と、前記予め設定された範囲とを比較演算し、送信されたそれぞれの計測結果が共に予め設定した範囲内にある場合に限って、報知部22を制御し、所定の報知動作を行わせる。
【0035】
より具体的に説明すれば、例えば、以下の(1)の条件を満足する場合には、移動体M1は歩行者であって、歩道R1、R2の交差点に近付いていると判断し、以下の(2)の条件を満足する場合には、移動体M2は自転車であって、歩道R1、R2の交差点に近付いていると判断し、(1)及び(2)の条件を共に満足する場合に限って報知部22を動作させるように構成することが可能である。(1)レーダー1Aから送信された計測結果の内、速度が歩行者検知用の所定範囲内にあり、移動方向がレーダー1Aに近付く方向で、且つ、絶対距離が所定範囲内にある。
(2)レーダー1Bから送信された計測結果の内、速度が自転車検知用の所定範囲内にあり、移動方向がレーダー1Bに近付く方向で、且つ、絶対距離が所定範囲内にある。
【0036】
報知部22の報知内容としては、本システム110の主目的である出会い頭事故防止に応じて種々設定可能であり、例えば、案内表示部22Aに「対向接近注意」の文字を表示させたり、音声案内部22Bに警告を発音させることが考えられる。
【0037】
以上に説明したように、本実施形態に係る移動体検知・報知システム100によれば、マイクロ波を利用したドップラー方式のレーダー1A、1Bにより、移動体M1、M2の絶対距離、速度及び移動方向を計測し、その計測結果に基づいた報知を行うため、移動体M1、M2の動き(絶対距離、速度及び移動方向)に応じた適切な報知(主として出会い頭事故防止の報知)を行うことが可能である。また、検知対象とするべき移動体M1、M2の絶対距離、速度及び移動方向の範囲がそれぞれ予め設定されており、レーダー1A、1Bによる計測結果が前記予め設定された範囲内にある場合に限って報知を行うように構成されているため、検知対象ではない移動体M1、M2を検知することによる不必要な報知を排除することが可能である。
【0038】
なお、本実施形態では、前述のように、レーダー1Aで歩行者を検知し、レーダー1Bで自転車を検知する場合について説明したが、無論これに限るものではなく、レーダー1Aで自転車を、レーダー1Bで歩行者をそれぞれ検知する構成を採用することも可能である。また、レーダー1Aで歩行者及び自転車を共に検知し、レーダー1Bでも歩行者及び自転車を共に検知し、いずれの組み合わせの場合であっても「対向接近注意」等の報知を行わせるように構成することも可能である。また、本実施形態では、歩道R1に立設された案内標識Gにのみ報知手段2を組み込んだ形態について説明したが、これに限るものではなく、歩道R2のポールPの代わりに、前記案内標識Gと同様にレーダー1Bと新たな報知手段とを組み込んだ案内標識を立設し、当該歩道R2においても「対向接近注意」等の報知を行う構成としてもよい。この場合には、レーダー1Aの計測結果を離間した歩道R2の新たな報知手段に送信する必要が生じるため、レーダー1Aは、レーダー1Bと同様に、無線送信するための適宜の構成を具備することが好ましい。
【0039】
また、本実施形態では、歩道の交差点での出会い頭事故防止を主目的としているため、レーダー1A、1Bのマイクロ波送信範囲を歩道上に設定しているが、これに限るものではなく、レーダー1A、1Bのマイクロ波送信範囲を車道上に設定し、車両同士の出会い頭事故防止に供することも無論可能である。また、出会い頭事故防止のための報知に加えて、前述した第1の実施形態のように、観光案内やバリアフリー等のための報知をも行うように構成してもよい。さらに、本実施形態では、レーダー1Aと報知手段2とが案内標識Gに一体に組み込まれた構成について説明したが、本発明は、無論、これに限るものではなく、両者を別個の筐体に収納することも可能であり、特に両者を離間配置する場合には、本実施形態のようなケーブル3による有線接続ではなく、無線接続することも可能である。
【0040】
<第3の実施形態>
図3は、本発明の第3の実施形態に係る移動体検知・報知システムの概略構成を示す図であり、(a)は設置イメージ図を、(b)はシステム構成を概略的に示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る移動体検知・報知システム120は、複数(本実施形態では4つ)のレーダー1A、1B、1C及び1Dと、各レーダー1A〜1Dに対応する複数の報知手段2A、2B、2C及び2Dとを備えており、車道Rを走行する移動体(車両)Mの視線誘導を主目的としている。各レーダー1A〜1Dと、各報知手段2A〜2Dとは、それぞれ各ケーブル3A〜3Dで接続されている。
【0041】
各レーダー1A〜1Dは、車道Rの路側乃至中央に沿って所定間隔を隔てて立設された視線誘導標G1〜G4にそれぞれ組み込まれており、そのマイクロ波送信範囲は、車道R上に設定されている。なお、レーダ1A〜1Dの具体的構成は、前述した第1の実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0042】
各レーダー1A〜1Dによって計測された移動体Mの絶対距離、速度及び移動方向は、それぞれケーブル3A〜3Dを介して、各報知手段2A〜2Dに送信される。
【0043】
各報知手段2A〜2Dは、第1の実施形態と同様に、それぞれ演算制御部21A〜21Dと、報知部22A〜22Dとを備えている。各演算制御部21A〜21Dは、各視線誘導標G1〜G4にそれぞれ組み込まれており、各レーダー1A〜1Dから送信された計測結果(移動体Mの絶対距離、速度及び移動方向)に基づき、後述する所定の演算を行い、各報知部22A〜22Dの動作を制御するものである。各報知部22A〜22Dは、視線誘導標G1〜G4にそれぞれ組み込まれた視線誘導表示部221A〜221Dと、車道Rの中央に沿って所定間隔を隔てて設置された道路鋲T1〜T4に組み込まれた視線誘導表示部222A〜222D及び223A〜223Dとを備えている。なお、視線誘導表示部221A〜221D、222A〜222D及び223A〜223Dは、LED等の発光体を使用して構成されている。
【0044】
各演算制御部21A〜21Dには、レーダー1A〜1Dが検知対象とするべき移動体Mの絶対距離、速度及び移動方向の範囲が、例えばテーブル形式でそれぞれ予め設定されている。演算制御部21A〜21Dは、レーダー1A〜1Dからそれぞれ送信された移動体Mの絶対距離、速度及び移動方向と、前記予め設定された範囲とを比較演算し、送信されたそれぞれの計測結果が予め設定した範囲内にある場合に限って、各報知部22A〜22Dを制御し、所定の報知動作を行わせる。
【0045】
より具体的に説明すれば、例えば、レーダー1Aから送信された計測結果の内、移動方向がレーダー1Aに近付く方向で、且つ、絶対距離が所定範囲内にある場合に限って、報知部22Aを動作させる(視線誘導表示部221Aと、移動方向Dの場合に視認可能な側に配置された視線誘導表示部222Aとを動作させる)ように構成することが可能である。さらに、レーダー1Aから送信された計測結果の内、速度が、低速側の所定範囲内にある場合と、高速側の所定範囲内にある場合とで報知内容を異ならせるように構成することも可能である。レーダー1B〜1D及びこれに対応する報知部22B〜22Dの動作についても同様である。
【0046】
報知部22A〜22Dの報知内容としては、本システム120の主目的である視線誘導に応じて種々設定可能であり、例えば、視線誘導表示部221A〜221D等を単に点灯・点滅表示させる他、速度に応じた色彩で点灯・点滅表示させたり、速度自体を文字表示させるような構成とすることも可能である。
【0047】
以上に説明したように、本実施形態に係る移動体検知・報知システム120によれば、移動体Mが所定範囲内に近付いて初めて視線誘導表示部221A等を動作させることが可能であるため、移動体Mの動きに同期した適切な視線誘導が可能であると共に、視認可能な側に配置された視線誘導表示部222A等のみを動作させることが可能であるため、省電力化を図ることもできる。また、第1及び第2の実施形態と同様に、レーダー1A〜1Dによる計測結果が予め設定された範囲内にある場合に限って報知を行うように構成されているため、検知対象ではない移動体Mを検知することによる不必要な報知を排除することも無論可能である。
【0048】
なお、本実施形態では、レーダー1A〜1Dと報知手段2A〜2D(視線誘導表示部222A〜222D及び223A〜223Dは除く)とが、それぞれ視線誘導標G1〜G4に一体に組み込まれた構成について説明したが、本発明は、無論、これに限るものではない。すなわち、レーダー1A〜1Dと報知手段2A〜2Dとを別個の筐体に収納することも可能であり、特に両者を離間配置する場合には、本実施形態のようなケーブル3A〜3Dによる有線接続ではなく、無線接続することも可能である。
【0049】
以上に説明した第1〜第3の実施形態においては、マイクロ波を利用したドップラー方式のレーダを用いる場合について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、ミリ波(周波数30G〜300GHz、波長1〜10mmの範囲内の電波)を利用したレーダーとすることも可能であり、その具体的構成は、マイクロ波を利用した場合と同様である。
【0050】
また、第1〜第3の実施形態では、歩道や車道における移動体の検知・報知に適用する場合について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、家屋等の防犯用途に適用することも可能である。
【0051】
さらに、報知手段としては、第1〜第3の実施形態で説明した構成や報知内容に何ら限られるものではなく、音響、音声、光の点灯・点滅表示、文字や画像の表示、振動など、人や動物の五感に訴える限り、種々のものを適用することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明に係る移動体検知・報知システムによれば、マイクロ波又はミリ波を利用したドップラー方式のレーダーにより、移動体の絶対距離、速度及び移動方向を計測し、その計測結果に基づいた報知を行うため、移動体の動き(絶対距離、速度及び移動方向)に応じた適切な報知を行うことが可能である。また、これら計測結果に基づいて移動体をある程度識別することもできるため、不必要な報知を排除する構成を採用することも可能であるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態に係る移動体検知・報知システムの概略構成を示す図である。
【図2】図2は、本発明の第2の実施形態に係る移動体検知・報知システムの概略構成を示す図である。
【図3】図3は、本発明の第3の実施形態に係る移動体検知・報知システムの概略構成を示す図である。
【符号の説明】
100,110,120…移動体検知・報知システム
1,1A,1B,1C,1D…レーダー
2,2A,2B,2C,2D…報知手段
M,M1,M2…移動体[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention detects a moving object such as a vehicle or a pedestrian, and performs a predetermined notification by sound, voice, lighting / blinking display of light, display of characters and images, vibration, etc. based on the detection result. It relates to a detection and notification system.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of moving object detection and notification system, pedestrians and bicycles trying to cross a pedestrian crossing are detected by detection sensors such as pyroelectric infrared sensors, ultrasonic sensors, optical sensors, etc. A device that irradiates a pedestrian crossing surface with an illumination lamp based on the illuminating lamp is known (for example, see Patent Document 1).
[0003]
Also, a microwave is transmitted toward the detection area, and when a human body is present in the detection area, a reflected wave (a microwave modulated by the Doppler effect) from the human body is received, the human body is detected, and an alarm is issued. A security device that outputs a signal is known (for example, see Patent Document 2).
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-10-60831
[Patent Document 2]
JP 2002-31154 A
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional moving object detection / notification system as described above merely detects whether or not a moving object is present in the detection area, and if so, performs a predetermined notification uniformly. It is comprised in.
[0006]
Accordingly, unnecessary notification (malfunctioning for the security device) is performed by detecting a moving object that is not originally a detection target (for example, detecting a small animal as well as a human body in the security device). There is a problem that sometimes.
[0007]
Also, in particular, according to the conventional Doppler-type detection sensor using microwaves, it is possible to measure the speed and the moving direction of the moving body in principle, but the absolute distance between the sensor and the moving body can be measured. Because measurement was not possible, it is not possible to provide appropriate notification according to the absolute distance (for example, voice guidance cannot be played for the first time when a moving object approaches within a predetermined distance so that voice guidance can be reliably heard). There was also.
[0008]
The present invention has been made in order to solve the problems of the related art, and can perform appropriate notification according to the movement of a moving object, and can remove unnecessary information.・ Provide a notification system.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, the present invention provides a Doppler radar using microwave or millimeter wave for measuring an absolute distance, a speed, and a moving direction of a moving object, as described in claim 1, and measurement by the radar. And a notifying means for performing a predetermined notification based on the absolute distance, speed, and moving direction of the moving body.
[0010]
According to the first aspect of the present invention, a microwave (a radio wave having a frequency of 3 G to 30 GHz and a wavelength of 1 to 10 cm) or a millimeter wave (a radio wave having a frequency of 30 G to 300 GHz and a wavelength of 1 to 10 mm) is used. The Doppler radar measures the absolute distance, speed and moving direction of the moving object, and performs notification based on the measurement results. Therefore, appropriate notification according to the movement of the moving object (absolute distance, speed and moving direction) It is possible to do. In addition, the moving object can be identified to some extent based on the measurement results (for example, when the speed is higher than a predetermined range, the moving object is not a human body, etc.), so that unnecessary information can be eliminated. It is.
[0011]
Preferably, as set forth in claim 2, the radar transmits at least two or more microwaves or millimeter waves having different phases toward a moving object, and based on a phase difference between reflected waves from the moving object. , And is configured to measure the absolute distance of the moving object.
[0012]
According to the second aspect of the invention, at least two or more microwaves or millimeter waves having different phases (different frequencies or the same frequency but different phases) are transmitted to the mobile object. Therefore, each reflected wave from the moving object is not only modulated according to the speed and the moving direction of the moving object by the Doppler effect, but also generates a phase difference according to the absolute distance between the moving object and the radar. . Therefore, if the phase difference between the reflected waves is detected, it is possible to measure the absolute distance of the moving object based on the phase difference.
[0013]
Preferably, as described in
[0014]
According to the invention according to
[0015]
Preferably, as set forth in claim 4, in the notifying means, an absolute distance, a speed, and a moving direction range of the moving object to be detected are set in advance, and the notifying means is provided by the radar. The notification is performed only when the measured absolute distance, speed, and movement direction of the moving object are within the preset range.
[0016]
According to the invention according to claim 4, the range of the absolute distance, the speed, and the moving direction of the moving object to be detected is set in advance, and the measurement result by the radar is within the preset range. Is configured to perform the notification only when the mobile object is not a detection target, it is possible to eliminate unnecessary notification.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0018]
<First embodiment>
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of a moving object detection / notification system according to a first embodiment of the present invention, in which (a) is an installation image diagram, and (b) is a block diagram schematically showing a system configuration. It is. As shown in FIG. 1, a moving object detection /
[0019]
The radar 1 transmits microwaves (radio waves within a frequency range of 3 to 30 GHz and a wavelength of 1 to 10 cm) for measuring an absolute distance, a speed, and a moving direction of a moving object (mainly a pedestrian in the present embodiment) M. It is said to be a Doppler radar. More specifically, as shown in FIG. 1B, the radar 1 includes a microwave transmitting / receiving antenna 11, a
[0020]
In the radar 1, the
[0021]
When the moving object M exists within the transmission range of the microwaves A and B, each reflected wave from the moving object M (hereinafter, referred to as a reflected microwave A and a reflected microwave B) is caused by the Doppler effect. The signal is modulated according to the speed and the moving direction, and received by the transmitting / receiving antenna 11. The received reflected microwave A is mixed by the
[0022]
The output signal from the
[0023]
As described above, the absolute distance, speed, and moving direction of the moving object M are measured by the radar 1, and the measurement results are transmitted to the notification means 2 via the
[0024]
The notifying unit 2 includes an
[0025]
In the
[0026]
The range of the absolute distance, the speed, and the moving direction of the moving object to be detected can be set to various values according to the purpose of use of the
[0027]
The notification content of the
[0028]
As described above, according to the moving object detection and
[0029]
In the present embodiment, the configuration in which the radar 1 and the notification means 2 are integrated into the guide sign G has been described, but the present invention is not limited to this. That is, both can be housed in separate housings. In particular, when both are arranged separately from each other, it is also possible to make a wireless connection instead of a wired connection using the
[0030]
<Second embodiment>
2A and 2B are diagrams showing a schematic configuration of a moving object detection / notification system according to a second embodiment of the present invention, wherein FIG. 2A is an installation image diagram, and FIG. 2B is a block diagram schematically showing a system configuration. It is. As illustrated in FIG. 2, the moving object detection /
[0031]
Except that the
[0032]
The absolute distance, speed, and moving direction of the moving object M1 measured by the
[0033]
The notification unit 2 includes an
[0034]
The
[0035]
More specifically, for example, when the following condition (1) is satisfied, it is determined that the moving object M1 is a pedestrian and is approaching the intersection of the sidewalks R1 and R2. If the condition (2) is satisfied, it is determined that the moving object M2 is a bicycle and is approaching the intersection of the sidewalks R1 and R2, and if both the conditions (1) and (2) are satisfied, Only the
(2) Among the measurement results transmitted from the
[0036]
The notification content of the
[0037]
As described above, according to the moving object detection and
[0038]
In the present embodiment, as described above, the case where the pedestrian is detected by the
[0039]
Further, in the present embodiment, the microwave transmission range of the
[0040]
<Third embodiment>
3A and 3B are diagrams showing a schematic configuration of a moving object detection / notification system according to a third embodiment of the present invention, wherein FIG. 3A is an installation image diagram, and FIG. 3B is a block diagram schematically showing a system configuration. It is. As shown in FIG. 3, the mobile object detection /
[0041]
The
[0042]
The absolute distance, speed, and moving direction of the moving body M measured by the
[0043]
As in the first embodiment, each of the notification means 2A to 2D includes an
[0044]
In each of the
[0045]
More specifically, for example, of the measurement results transmitted from the
[0046]
The notification contents of the
[0047]
As described above, according to the moving object detection /
[0048]
In the present embodiment, a configuration in which the
[0049]
In the first to third embodiments described above, the case of using the Doppler radar using the microwave has been described. However, the present invention is not limited to this, and the millimeter wave (frequency of 30 G to 300 GHz, It is also possible to use a radar using a radio wave having a wavelength in the range of 1 to 10 mm), and the specific configuration thereof is the same as that using a microwave.
[0050]
Further, in the first to third embodiments, the case where the present invention is applied to detection and notification of a moving object on a sidewalk or a road is described. However, the present invention is not limited to this, and is applied to, for example, crime prevention use such as a house. It is also possible.
[0051]
Further, the notification unit is not limited to the configuration and the notification content described in the first to third embodiments, and includes sound, voice, lighting / flashing display of light, display of characters and images, vibration, and the like. Various things can be applied as long as they appeal to the five senses of humans and animals.
[0052]
【The invention's effect】
As described above, according to the moving object detection and notification system according to the present invention, the Doppler radar using microwaves or millimeter waves, the absolute distance, speed and moving direction of the moving object are measured. Since the notification is performed based on the measurement result, it is possible to perform appropriate notification according to the movement (absolute distance, speed, and moving direction) of the moving object. In addition, since the moving object can be identified to some extent based on these measurement results, there is an excellent effect that it is possible to adopt a configuration for eliminating unnecessary notification.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of a moving object detection / notification system according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a schematic configuration of a moving object detection / notification system according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram illustrating a schematic configuration of a moving object detection / notification system according to a third embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
100, 110, 120 ... Moving object detection / notification system
1,1A, 1B, 1C, 1D ... Radar
2, 2A, 2B, 2C, 2D ... notification means
M, M1, M2 ... mobile
Claims (4)
前記レーダーによって計測した移動体の絶対距離、速度及び移動方向に基づき、所定の報知を行う報知手段とを備えることを特徴とする移動体検知・報知システム。Doppler radar using microwave or millimeter wave to measure the absolute distance, speed and moving direction of the moving object,
A moving body detecting / notifying system comprising: a notifying unit that performs a predetermined notification based on an absolute distance, a speed, and a moving direction of the moving body measured by the radar.
前記報知手段は、前記レーダーによって計測した移動体の絶対距離、速度及び移動方向が、前記予め設定された範囲内にある場合に限って報知を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の移動体検知・報知システム。In the notifying means, the range of the absolute distance, speed, and moving direction of the moving object to be detected are set in advance,
4. The method according to claim 1, wherein the notifying unit notifies only when the absolute distance, the speed, and the moving direction of the moving object measured by the radar are within the predetermined range. 5. A moving object detection / notification system according to Crab.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002356322A JP2004192097A (en) | 2002-12-09 | 2002-12-09 | Mobile object detection and notification system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002356322A JP2004192097A (en) | 2002-12-09 | 2002-12-09 | Mobile object detection and notification system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004192097A true JP2004192097A (en) | 2004-07-08 |
Family
ID=32756693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002356322A Pending JP2004192097A (en) | 2002-12-09 | 2002-12-09 | Mobile object detection and notification system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004192097A (en) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006071499A (en) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Sekisui Jushi Co Ltd | Sensing means and approach warning system |
JP2006241833A (en) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Yunimatekku Kk | Luminescent guide sign |
JP2007233487A (en) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Toyota Motor Corp | Pedestrian detection method, device, and program |
JP2011190606A (en) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Sekisui Jushi Co Ltd | Sudden meeting accident preventive system, and bumping post support column using the same |
WO2013034346A1 (en) * | 2011-09-09 | 2013-03-14 | Robert Bosch Gmbh | Device and method for operating a display installation that is located on a road and corresponding vehicle system |
KR20160011857A (en) * | 2014-07-23 | 2016-02-02 | 아사아블로이코리아 주식회사 | Doorlock preventing indoor user from unwanted authentication |
JP2016522338A (en) * | 2013-04-08 | 2016-07-28 | エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングEvonik Roehm GmbH | New road markings that support vehicle perception |
CN110634428A (en) * | 2019-09-27 | 2019-12-31 | 深圳市逸途信息科技有限公司 | Intelligent warning care mark and system |
WO2020008685A1 (en) * | 2018-07-06 | 2020-01-09 | コニカミノルタ株式会社 | Information notification device, program for information notification device, and information notification system |
JP7441577B1 (en) | 2023-12-21 | 2024-03-01 | 雅幸 吉兼 | Alert system and alert device |
JP7559788B2 (en) | 2022-03-04 | 2024-10-02 | 株式会社豊田中央研究所 | Attention-calling device, attention-calling method, and computer program |
-
2002
- 2002-12-09 JP JP2002356322A patent/JP2004192097A/en active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006071499A (en) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Sekisui Jushi Co Ltd | Sensing means and approach warning system |
JP2006241833A (en) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Yunimatekku Kk | Luminescent guide sign |
JP4529018B2 (en) * | 2005-03-03 | 2010-08-25 | Nok株式会社 | Luminescent guidance sign |
JP2007233487A (en) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Toyota Motor Corp | Pedestrian detection method, device, and program |
JP2011190606A (en) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Sekisui Jushi Co Ltd | Sudden meeting accident preventive system, and bumping post support column using the same |
CN103765495A (en) * | 2011-09-09 | 2014-04-30 | 罗伯特·博世有限公司 | Device and method for operating a display installation that is located on a road and corresponding vehicle system |
WO2013034346A1 (en) * | 2011-09-09 | 2013-03-14 | Robert Bosch Gmbh | Device and method for operating a display installation that is located on a road and corresponding vehicle system |
JP2016522338A (en) * | 2013-04-08 | 2016-07-28 | エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングEvonik Roehm GmbH | New road markings that support vehicle perception |
KR20160011857A (en) * | 2014-07-23 | 2016-02-02 | 아사아블로이코리아 주식회사 | Doorlock preventing indoor user from unwanted authentication |
KR102127243B1 (en) * | 2014-07-23 | 2020-06-26 | 아사아블로이코리아 주식회사 | Doorlock preventing indoor user from unwanted authentication |
WO2020008685A1 (en) * | 2018-07-06 | 2020-01-09 | コニカミノルタ株式会社 | Information notification device, program for information notification device, and information notification system |
CN110634428A (en) * | 2019-09-27 | 2019-12-31 | 深圳市逸途信息科技有限公司 | Intelligent warning care mark and system |
JP7559788B2 (en) | 2022-03-04 | 2024-10-02 | 株式会社豊田中央研究所 | Attention-calling device, attention-calling method, and computer program |
JP7441577B1 (en) | 2023-12-21 | 2024-03-01 | 雅幸 吉兼 | Alert system and alert device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2722807C1 (en) | Vehicle status indication system | |
JP5696701B2 (en) | Anti-pedestrian notification device | |
JP4651936B2 (en) | Moving object detection / notification system | |
KR101728080B1 (en) | Apparatus for preventing of road accident | |
JP5983798B2 (en) | Anti-pedestrian notification device | |
US20200265719A1 (en) | Intelligent intersection crosswalk vulnerable road user warning system | |
US9868389B2 (en) | Vehicle state indication system | |
JP5353999B2 (en) | Driver assistance device | |
JP4748111B2 (en) | Obstacle detection device | |
JP2005301884A (en) | Vehicle information system for traffic circle | |
JP2013257210A (en) | Pedestrian sensor | |
JP2004192097A (en) | Mobile object detection and notification system | |
JP2020530926A (en) | Warning for vulnerable traffic in dangerous situations | |
KR102429956B1 (en) | safety system that provides information about blind spots that occur when driving | |
KR20190050640A (en) | Safety apparatus of vehicle and method using thereof | |
JP2004331021A (en) | Night obstacle informing device at night | |
JP2010198198A (en) | Alarm device for vehicle | |
JPH07105500A (en) | Crossing warning system | |
KR20210014527A (en) | Speed-sensitive Road transversal person Warning Device | |
KR20170139807A (en) | Method for preventing accident in cross road and system of the same | |
JP4992643B2 (en) | Contact accident prevention device | |
JP6414539B2 (en) | Object detection device | |
JP2008176648A (en) | Driving support device and driving support system | |
JPH09189763A (en) | Mobile detector | |
JP2000113396A (en) | Support device for driving at intersection |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040623 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071116 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080115 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080321 |