JP2004191470A - 支柱の支持ベース - Google Patents
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Abstract
【課題】支持ベースに植物や小魚を育成することができるという新たな機能を付加し、美観の向上と宣伝効果の向上にも寄与することができる支柱の支持ベースを提供する。
【解決手段】上面が開放する容器に形成された支持ベース本体2の内部に、下端部を挿入した支柱5を起立状に保持するための支柱支持筒6を立設し、上記支持ベース本体2の内部に支持筒6の補強リブを設け、この補強リブで複数に区切った支持ベース本体2の内部空間に土や水を充填することで、支柱5の支持に必要となる重量を確保する。
【選択図】 図1
【解決手段】上面が開放する容器に形成された支持ベース本体2の内部に、下端部を挿入した支柱5を起立状に保持するための支柱支持筒6を立設し、上記支持ベース本体2の内部に支持筒6の補強リブを設け、この補強リブで複数に区切った支持ベース本体2の内部空間に土や水を充填することで、支柱5の支持に必要となる重量を確保する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、宣伝等のためののぼり旗を道路や店頭等に配置するために用いる支柱の支持ベースに関する。
【0002】
【従来の技術】
宣伝文句や店名等を記載したのぼり旗を道路や店頭等に配置して宣伝媒体とする方法は、付近を通過する人の目に付きやすいので宣伝等の効果に優れている。
【0003】
のぼり旗を道路や店頭等に配置する場合、建物や道路上の構造物に支柱を固定していたのでは、法的に問題があり、このため、支持ベースを用いてのぼり旗を立てるようにしている。
【0004】
支持ベースは、のぼり旗を支持した状態で、風を受けたのぼり旗が倒れるようなことがないように、十分な重量が要求される。
【0005】
従来ののぼり旗の支持ベースとしては、例えば、特開2002−278489号によって開示されているように、支持ベースを、合成樹脂を用いた内部中空の偏平な容器に形成し、その上面側中央部に支柱を挿入する支柱支持筒を設け、この容器の内部に水や砂を充填して重量をかせぐようにした構造になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の支持ベースは、単なる重りとしての機能しかなく、宣伝の媒体として見た目に不体裁であり、見場が悪いという問題がある。
【0007】
そこで、この発明の課題は、支持ベースに植物や小魚を育成することができるという新たな機能を付加し、美観の向上と宣伝効果の向上にも寄与することができる支柱の支持ベースを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、上面が開放する容器に形成された支持ベース本体の内部に、下端部を挿入した支柱を起立状に保持するための支柱支持筒を立設し、上記支持ベース本体の内部に支持筒の補強リブを設け、この補強リブで支持ベース本体の内部空間を複数に区切った構成を採用したものである。
【0009】
請求項2の発明は、下端部を挿入した支柱を起立状に保持するための支柱支持筒を有する支持ベース本体が、複数の分割された支持ベース単体の集合体によって形成され、各支持ベース単体は、上面が開放する容器に形成され、その周壁における集合側の端部に集合状態で支柱支持筒を形成するための支持筒分割体が設けられている構成を採用したものである。
【0010】
請求項3の発明は、上記支持ベース本体が合成樹脂を用いて形成され、その周壁に、植物等の支持部材を取り付ける挿入部が設けられている構成を採用したものである。
【0011】
上記支持ベース本体の内部空間に土を充填すれば、のぼり旗が倒れるようなことがないようにするための重量が得られると共に、土に植物を植え込むことにより植木鉢となり、美観の向上が図れる。
【0012】
なお、支持ベース本体を植物育成に用いる場合、支持ベース本体の底部には、水抜き孔を設けるようにすればよく、水抜き孔を設けるために下壁の一部を薄肉厚にして、穿孔が容易に行えるようにしておくと便利である。
【0013】
また、支持ベース本体の内部空間に水を充填すれば、のぼり旗が倒れるようなことがないようにするための重量が得られると共に、水を利用して小魚の飼育が行え、宣伝効果の向上が可能になる。
【0014】
小魚の飼育に用いる場合、支持ベース本体を透明な合成樹脂で形成すると、周囲から小魚が見えるので、動きのあるディスプレイとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0016】
図1乃至図3は、支持ベース1の第1の実施の形態を示し、支持ベース本体2が、耐候性と強度のある合成樹脂を用い、下壁3と環状の周壁4により上面が開放する容器に形成され、この支持ベース本体2の内部中央に、下端部を挿入した支柱5を起立状に保持するための垂直の支柱支持筒6を下壁3から一体に立設し、上記支持ベース本体2の内部に支持筒6の補強リブ7を設け、この補強リブ7で支持ベース本体2の内部空間を複数に区切った構造になっている。
【0017】
上記支持ベース本体2は、図示の場合、周壁4が上部大径となるテーパ状の平面円形容器に形成し、四枚の補強リブ7で内部を四分割した例を示したが、支持ベース本体2の平面形状は、楕円、長円、四角、多角形等任意に選択できると共に、補強リブ7の枚数も自由に設定すればよく、支持ベース本体2と支柱支持筒6及び補強リブ7は、合成樹脂により一体成形されている。
【0018】
上記支持ベース本体2における周壁4の外部には、植物等の支持部材8を取り付ける筒状の挿入部9が、所定の間隔で複数設けられている。
【0019】
図4は、支持ベース1の第2の実施の形態を示し、上述した第1の実施の形態と同様、下端部を挿入した支柱5を起立状に保持するための支柱支持筒6を有する支持ベース本体2が、複数に分割された支持ベース単体2aの集合体によって形成されている。
【0020】
上記各支持ベース単体2aは、合成樹脂を用い、下壁3aと周壁4により上面が開放する容器に形成され、この周壁4が二つの結合用側壁4aと外周壁4bからなり、両結合用側壁4aの集合する端部に、各支持ベース単体2aの集合状態で支柱支持筒6を形成するための支持筒分割体6aが設けられている。
【0021】
各支持ベース単体2aは、図示の場合、平面円形容器を四分割したものを示し、両結合用側壁4aが直角の配置になり、支持筒分割体6aは四分の一の円形になっているが、支持ベース単体2aの分割数は、二分割以上であればよく、また、支持ベース単体2aは、集合時に支持ベース本体2の平面形状が、楕円、長円、多角形等になるような分割形状を任意に選択できる。
【0022】
上記支持ベース単体2aには、外周壁4bの外部に、植物等の支持部材8を取り付ける筒状の挿入部9が、所定の間隔で複数設けられている。この挿入部9は、外周壁4bの内側に設けるようにしてもよい。
【0023】
各支持ベース単体2aは、それぞれの結合用側壁4aが重なるように集合することで支持ベース1を組み立てるものであり、必要ならば、結合用側壁4aをボルト、ナットで結合したり、クリップで挟み込む等の手段で結合するほか、集合した支持筒分割体6aにリングを外嵌することで、支柱支持筒6を保形するようにしてもよい。
【0024】
この発明の支柱の支持ベース1は、上記のような構成であり、図1のように、支持ベース本体2の内部空間に土Aや水を充填し、支柱支持筒6にのぼり旗10の支柱5を差し込んで起立させ、のぼり旗10を宣伝の媒体として使用する。
【0025】
この場合、第1の実施の形態の支持ベース1は、目的の場所にそのまま設置し、また、第2の実施の形態の支持ベース1の場合は、所定数の支持ベース単体2aを集合させることによって設置する。
【0026】
上記支持ベース1に立てる支柱付きの部材は、図示で例示したような構造のぼり旗10に限定されるものではなく、支柱5を立てて使用するものであればよい。
【0027】
上記支持ベース本体2の内部空間に土Aや水を充填すれば、のぼり旗10が倒れるようなことがないようにするための重量が得られると共に、土Aを充填した場合は、植物を植え込むと共に、外周に設けた挿入部9に支持部材8を取り付け、成長した植物をこの支持部材8に沿わせるようにすれば、支持ベース1が植木鉢となり、美観の向上が図れる。
【0028】
上記のように、支持ベース1を植木鉢として用いた場合、雨水から植物を保護するため、支柱5の途中に傘のような覆い部材を取り付けるようにすればよい。
【0029】
なお、支持ベース本体2を植物育成に用いる場合、支持ベース本体2又は支持ベース単体2aの底部に、水抜き孔を設けるようにすればよく、水抜き孔を設けるために下壁3、3aの一部を予め薄肉厚に成形して、穿孔が容易に行えるようにしておくと便利である。
【0030】
また、支持ベース本体2の内部空間に水を充填すれば、水を利用して小魚の飼育が行え、宣伝効果の向上が可能になり、この場合、支持ベース本体2又は支持ベース単体2aを透明な合成樹脂で形成すると、側面から小魚の鑑賞ができ、動きのあるディスプレイとなる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、この発明によると、支持ベース本体の内部に下端部を挿入した支柱を起立状に保持するための支柱支持筒を立設し、上記支持ベース本体の内部に支持筒の補強リブを設け、この補強リブで支持ベース本体の内部空間を複数に区切ったので、支持ベース本体の内部空間に土や水を充填すれば、支柱が倒れるようなことがないようにするための重量が得られると共に、土を充填した場合は、植物を植え込むことにより植木鉢となり、また、水を充填すればこれを利用して小魚の飼育や鑑賞が行え、美観の向上と宣伝効果の向上が図れることになる。
【0032】
また、支持ベース本体を複数の分割した支持ベース単体を集合させることによって形成すれば、移動や収納が嵩低くなって便利である。
【0033】
更に、支持ベース本体の周壁に、植物等の支持部材を取り付ける挿入部を設けると、植え込んだ植物を支持部材に這わせることで、植木鉢として用いた場合にボリューム感のある豪華なディスプレイとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の支持ベースを示す使用状態の正面図
【図2】第1の実施の形態の支持ベースを示す斜視図
【図3】同上の使用状態を示す一部切り欠き正面図
【図4】(a)は第2の実施の形態の支持ベースを示す平面図、(b)は第2の実施の形態の支持ベースを形成する支持ベース単体の平面図
【符号の説明】
1 支持ベース
2 支持ベース本体
2a 支持ベース単体
3 下壁
3a 下壁
4 周壁
4a 結合用側壁
4b 外周壁
5 支柱
6 支柱支持筒
7 補強リブ
8 支持部材
9 挿入部
10 のぼり旗
【発明の属する技術分野】
この発明は、宣伝等のためののぼり旗を道路や店頭等に配置するために用いる支柱の支持ベースに関する。
【0002】
【従来の技術】
宣伝文句や店名等を記載したのぼり旗を道路や店頭等に配置して宣伝媒体とする方法は、付近を通過する人の目に付きやすいので宣伝等の効果に優れている。
【0003】
のぼり旗を道路や店頭等に配置する場合、建物や道路上の構造物に支柱を固定していたのでは、法的に問題があり、このため、支持ベースを用いてのぼり旗を立てるようにしている。
【0004】
支持ベースは、のぼり旗を支持した状態で、風を受けたのぼり旗が倒れるようなことがないように、十分な重量が要求される。
【0005】
従来ののぼり旗の支持ベースとしては、例えば、特開2002−278489号によって開示されているように、支持ベースを、合成樹脂を用いた内部中空の偏平な容器に形成し、その上面側中央部に支柱を挿入する支柱支持筒を設け、この容器の内部に水や砂を充填して重量をかせぐようにした構造になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の支持ベースは、単なる重りとしての機能しかなく、宣伝の媒体として見た目に不体裁であり、見場が悪いという問題がある。
【0007】
そこで、この発明の課題は、支持ベースに植物や小魚を育成することができるという新たな機能を付加し、美観の向上と宣伝効果の向上にも寄与することができる支柱の支持ベースを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、上面が開放する容器に形成された支持ベース本体の内部に、下端部を挿入した支柱を起立状に保持するための支柱支持筒を立設し、上記支持ベース本体の内部に支持筒の補強リブを設け、この補強リブで支持ベース本体の内部空間を複数に区切った構成を採用したものである。
【0009】
請求項2の発明は、下端部を挿入した支柱を起立状に保持するための支柱支持筒を有する支持ベース本体が、複数の分割された支持ベース単体の集合体によって形成され、各支持ベース単体は、上面が開放する容器に形成され、その周壁における集合側の端部に集合状態で支柱支持筒を形成するための支持筒分割体が設けられている構成を採用したものである。
【0010】
請求項3の発明は、上記支持ベース本体が合成樹脂を用いて形成され、その周壁に、植物等の支持部材を取り付ける挿入部が設けられている構成を採用したものである。
【0011】
上記支持ベース本体の内部空間に土を充填すれば、のぼり旗が倒れるようなことがないようにするための重量が得られると共に、土に植物を植え込むことにより植木鉢となり、美観の向上が図れる。
【0012】
なお、支持ベース本体を植物育成に用いる場合、支持ベース本体の底部には、水抜き孔を設けるようにすればよく、水抜き孔を設けるために下壁の一部を薄肉厚にして、穿孔が容易に行えるようにしておくと便利である。
【0013】
また、支持ベース本体の内部空間に水を充填すれば、のぼり旗が倒れるようなことがないようにするための重量が得られると共に、水を利用して小魚の飼育が行え、宣伝効果の向上が可能になる。
【0014】
小魚の飼育に用いる場合、支持ベース本体を透明な合成樹脂で形成すると、周囲から小魚が見えるので、動きのあるディスプレイとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0016】
図1乃至図3は、支持ベース1の第1の実施の形態を示し、支持ベース本体2が、耐候性と強度のある合成樹脂を用い、下壁3と環状の周壁4により上面が開放する容器に形成され、この支持ベース本体2の内部中央に、下端部を挿入した支柱5を起立状に保持するための垂直の支柱支持筒6を下壁3から一体に立設し、上記支持ベース本体2の内部に支持筒6の補強リブ7を設け、この補強リブ7で支持ベース本体2の内部空間を複数に区切った構造になっている。
【0017】
上記支持ベース本体2は、図示の場合、周壁4が上部大径となるテーパ状の平面円形容器に形成し、四枚の補強リブ7で内部を四分割した例を示したが、支持ベース本体2の平面形状は、楕円、長円、四角、多角形等任意に選択できると共に、補強リブ7の枚数も自由に設定すればよく、支持ベース本体2と支柱支持筒6及び補強リブ7は、合成樹脂により一体成形されている。
【0018】
上記支持ベース本体2における周壁4の外部には、植物等の支持部材8を取り付ける筒状の挿入部9が、所定の間隔で複数設けられている。
【0019】
図4は、支持ベース1の第2の実施の形態を示し、上述した第1の実施の形態と同様、下端部を挿入した支柱5を起立状に保持するための支柱支持筒6を有する支持ベース本体2が、複数に分割された支持ベース単体2aの集合体によって形成されている。
【0020】
上記各支持ベース単体2aは、合成樹脂を用い、下壁3aと周壁4により上面が開放する容器に形成され、この周壁4が二つの結合用側壁4aと外周壁4bからなり、両結合用側壁4aの集合する端部に、各支持ベース単体2aの集合状態で支柱支持筒6を形成するための支持筒分割体6aが設けられている。
【0021】
各支持ベース単体2aは、図示の場合、平面円形容器を四分割したものを示し、両結合用側壁4aが直角の配置になり、支持筒分割体6aは四分の一の円形になっているが、支持ベース単体2aの分割数は、二分割以上であればよく、また、支持ベース単体2aは、集合時に支持ベース本体2の平面形状が、楕円、長円、多角形等になるような分割形状を任意に選択できる。
【0022】
上記支持ベース単体2aには、外周壁4bの外部に、植物等の支持部材8を取り付ける筒状の挿入部9が、所定の間隔で複数設けられている。この挿入部9は、外周壁4bの内側に設けるようにしてもよい。
【0023】
各支持ベース単体2aは、それぞれの結合用側壁4aが重なるように集合することで支持ベース1を組み立てるものであり、必要ならば、結合用側壁4aをボルト、ナットで結合したり、クリップで挟み込む等の手段で結合するほか、集合した支持筒分割体6aにリングを外嵌することで、支柱支持筒6を保形するようにしてもよい。
【0024】
この発明の支柱の支持ベース1は、上記のような構成であり、図1のように、支持ベース本体2の内部空間に土Aや水を充填し、支柱支持筒6にのぼり旗10の支柱5を差し込んで起立させ、のぼり旗10を宣伝の媒体として使用する。
【0025】
この場合、第1の実施の形態の支持ベース1は、目的の場所にそのまま設置し、また、第2の実施の形態の支持ベース1の場合は、所定数の支持ベース単体2aを集合させることによって設置する。
【0026】
上記支持ベース1に立てる支柱付きの部材は、図示で例示したような構造のぼり旗10に限定されるものではなく、支柱5を立てて使用するものであればよい。
【0027】
上記支持ベース本体2の内部空間に土Aや水を充填すれば、のぼり旗10が倒れるようなことがないようにするための重量が得られると共に、土Aを充填した場合は、植物を植え込むと共に、外周に設けた挿入部9に支持部材8を取り付け、成長した植物をこの支持部材8に沿わせるようにすれば、支持ベース1が植木鉢となり、美観の向上が図れる。
【0028】
上記のように、支持ベース1を植木鉢として用いた場合、雨水から植物を保護するため、支柱5の途中に傘のような覆い部材を取り付けるようにすればよい。
【0029】
なお、支持ベース本体2を植物育成に用いる場合、支持ベース本体2又は支持ベース単体2aの底部に、水抜き孔を設けるようにすればよく、水抜き孔を設けるために下壁3、3aの一部を予め薄肉厚に成形して、穿孔が容易に行えるようにしておくと便利である。
【0030】
また、支持ベース本体2の内部空間に水を充填すれば、水を利用して小魚の飼育が行え、宣伝効果の向上が可能になり、この場合、支持ベース本体2又は支持ベース単体2aを透明な合成樹脂で形成すると、側面から小魚の鑑賞ができ、動きのあるディスプレイとなる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、この発明によると、支持ベース本体の内部に下端部を挿入した支柱を起立状に保持するための支柱支持筒を立設し、上記支持ベース本体の内部に支持筒の補強リブを設け、この補強リブで支持ベース本体の内部空間を複数に区切ったので、支持ベース本体の内部空間に土や水を充填すれば、支柱が倒れるようなことがないようにするための重量が得られると共に、土を充填した場合は、植物を植え込むことにより植木鉢となり、また、水を充填すればこれを利用して小魚の飼育や鑑賞が行え、美観の向上と宣伝効果の向上が図れることになる。
【0032】
また、支持ベース本体を複数の分割した支持ベース単体を集合させることによって形成すれば、移動や収納が嵩低くなって便利である。
【0033】
更に、支持ベース本体の周壁に、植物等の支持部材を取り付ける挿入部を設けると、植え込んだ植物を支持部材に這わせることで、植木鉢として用いた場合にボリューム感のある豪華なディスプレイとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の支持ベースを示す使用状態の正面図
【図2】第1の実施の形態の支持ベースを示す斜視図
【図3】同上の使用状態を示す一部切り欠き正面図
【図4】(a)は第2の実施の形態の支持ベースを示す平面図、(b)は第2の実施の形態の支持ベースを形成する支持ベース単体の平面図
【符号の説明】
1 支持ベース
2 支持ベース本体
2a 支持ベース単体
3 下壁
3a 下壁
4 周壁
4a 結合用側壁
4b 外周壁
5 支柱
6 支柱支持筒
7 補強リブ
8 支持部材
9 挿入部
10 のぼり旗
Claims (3)
- 上面が開放する容器に形成された支持ベース本体の内部に、下端部を挿入した支柱を起立状に保持するための支柱支持筒を立設し、上記支持ベース本体の内部に支持筒の補強リブを設け、この補強リブで支持ベース本体の内部空間を複数に区切った支柱の支持ベース。
- 下端部を挿入した支柱を起立状に保持するための支柱支持筒を有する支持ベース本体が、複数の分割された支持ベース単体の集合体によって形成され、各支持ベース単体は、上面が開放する容器に形成され、その周壁における集合側の端部に集合状態で支柱支持筒を形成するための支持筒分割体が設けられている支柱の支持ベース。
- 上記支持ベース本体が合成樹脂を用いて形成され、その周壁に、植物等の支持部材を取り付ける挿入部が設けられている請求項1又は2に記載の支柱の支持ベース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002356597A JP2004191470A (ja) | 2002-12-09 | 2002-12-09 | 支柱の支持ベース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002356597A JP2004191470A (ja) | 2002-12-09 | 2002-12-09 | 支柱の支持ベース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004191470A true JP2004191470A (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=32756891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002356597A Pending JP2004191470A (ja) | 2002-12-09 | 2002-12-09 | 支柱の支持ベース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004191470A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110094436A1 (en) * | 2009-10-28 | 2011-04-28 | Pamela Fivgas | Vertical flag display apparatus |
JP2013118840A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Keystone Technology Inc | 光照射装置及び光照射方法 |
JP2014052247A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | キャスク制振装置およびキャスクの耐震構造 |
CN104170676A (zh) * | 2013-05-20 | 2014-12-03 | 华标 | 能种植花草的露天广告牌 |
KR101494540B1 (ko) * | 2013-09-03 | 2015-02-23 | 김대호 | 화분형 광고장치 |
CN113906250A (zh) * | 2019-06-03 | 2022-01-07 | 迈克尔·格洛瓦基 | 可膨胀的基座 |
-
2002
- 2002-12-09 JP JP2002356597A patent/JP2004191470A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20110094436A1 (en) * | 2009-10-28 | 2011-04-28 | Pamela Fivgas | Vertical flag display apparatus |
US8474394B2 (en) * | 2009-10-28 | 2013-07-02 | Pamela Fivgas | Vertical flag display apparatus |
JP2013118840A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Keystone Technology Inc | 光照射装置及び光照射方法 |
JP2014052247A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | キャスク制振装置およびキャスクの耐震構造 |
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KR101494540B1 (ko) * | 2013-09-03 | 2015-02-23 | 김대호 | 화분형 광고장치 |
CN113906250A (zh) * | 2019-06-03 | 2022-01-07 | 迈克尔·格洛瓦基 | 可膨胀的基座 |
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Legal Events
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Effective date: 20051205 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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