JP2004190464A - 使用済み水を洗浄水とした便器(洋式)及びそのシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】家庭より生ずる使用済み水をトイレ洗浄水として再利用するための便器及びその関連装置に関するものである。
【解決手段】便器中の汚水を急速に防臭槽に流入させ、換気扇及びサイホン部水封により防臭を計りながら外部に流出させる。そのため、便器の構造がシンプルになり維持管理をより簡素化させるものである。
【選択図】図1
【解決手段】便器中の汚水を急速に防臭槽に流入させ、換気扇及びサイホン部水封により防臭を計りながら外部に流出させる。そのため、便器の構造がシンプルになり維持管理をより簡素化させるものである。
【選択図】図1
Description
この発明は・・・・・・現在、便器洗浄水として多くは可飲水(水道水)が使用されているが・・・・・・家庭内等で生ずる使用済み水(主として台所水、風呂水)を、その目的で再使用するものである。
そのため特に防臭対策には充分配慮し、便器本体及びその防臭槽を接続させ、即ちシステムとして使用するものである。
これより便器内の汚物混合水(以下「汚水」という)が悪臭防水槽の汚水排水管より流出するまでのフローに従い説明を行う。
トイレ使用後、フラッシュバルブを開き洗浄水が流入しはじめるが、本装置の流入法は便器本体(1)の上部水路(1−1)より先ず洗浄水が入り、その水路中に置かれた洗浄水分流ガイドプレート(2−3)により3分割され、3ヶ所の主流出口(2−1)より便器内部に流入する。便器内で先ず比較的ゆるやかな左旋回流が発生する。やゝ遅れて(2〜3秒後)下部に接続されているボール型止水弁(1−3)を“開”にする。
これにより、便器下部までの絞り形状の影響により汚水旋回流は急速な渦巻となり悪臭防止槽(4)の洗浄混合水受口(4−1)に流入する。
一方、同槽の他方には悪臭吐出口(4−2)を設け、それにパイプ等を接続しその先端に換気扇を取付け悪臭の吸引を同時に行うものである。
そのため槽内は外気より若干負圧となるため、汚水流下速度の加速も計られ、同時に便器本体からの悪臭の外部漏れも防止できるものである。
同槽(4)に流入した汚水は・・・・・・従来の便器で観られる・・・・・・旋回流をおこし、サイホン作用により下部の汚水排水管(4−3)より外部に流出されるものである。
尚、トイレ不使用時には同槽下部の水封と悪臭吐出口の換気扇により防臭作用を行うものである。
又、便器等の清掃のために洗浄水流入口(2−4)に水道水流入管も接続するものである。
ここで、洗浄水として使用する使用済み水(再利用水)に関し説明を加える。
同水は一時的に庭などに設置された貯留槽に流入させ必要に応じ、種々なる手段によりトイレタンクに送り込むものである。
尚、貯留槽からの悪臭発生(嫌気性発酵)防止のため、必要に応じ小型送風機により曝気を行うことも配慮している。
【発明<考案>の効果】
1.本発明は水道水の有効利用を大幅に拡げたものである。そのため各家庭に於ける使用水量の著しい減量がみられ、経済的負担も相当削減されるものと確信するものである。国家的見地より考察しても相当なものと思われる。
又、本法には雨水の使用も可能であり、貯留槽への流入工事を行えば、その有効利用も期待出来るものである。
2.次に便器本体の構造が極めてシンプル化されたことである。
そのため、その清掃作業が極めて短期間に簡単に、しかもより念入りに出来る。ここでその手順を述べる。
簡単な清掃の際は洗浄水流入口(2−4)に接続の水道水を流すだけで充分と思われる。
然し、それ以外の場合に関しては以下の通りである。
先ず、水路カバー(1−2)を外し、洗浄水分流ガイドプレート(2−3)を取出し、洗浄水水路(1−1)などブラシ等で清掃を行ない、それぞれを元の状態にセットすれば終了となる。
尚、水路には残水現象がなきよう、その底部を外側に向け若干の勾配を付け、複数の洗浄水補助出口(2−2)からも流出させ、その現象を防止するものである。
3.便器本体を任意に乾燥状態にすることが出来る。
先項の念入り清掃の一連の操作を行えば、必要時、何時でもトイレを乾燥状態におくことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】便器断面図
【図2】便器及び水路平面図
【図3】水路カバー断面図
【図4】悪臭防止槽平面図
【図5】悪臭防止槽断面図
そのため特に防臭対策には充分配慮し、便器本体及びその防臭槽を接続させ、即ちシステムとして使用するものである。
これより便器内の汚物混合水(以下「汚水」という)が悪臭防水槽の汚水排水管より流出するまでのフローに従い説明を行う。
トイレ使用後、フラッシュバルブを開き洗浄水が流入しはじめるが、本装置の流入法は便器本体(1)の上部水路(1−1)より先ず洗浄水が入り、その水路中に置かれた洗浄水分流ガイドプレート(2−3)により3分割され、3ヶ所の主流出口(2−1)より便器内部に流入する。便器内で先ず比較的ゆるやかな左旋回流が発生する。やゝ遅れて(2〜3秒後)下部に接続されているボール型止水弁(1−3)を“開”にする。
これにより、便器下部までの絞り形状の影響により汚水旋回流は急速な渦巻となり悪臭防止槽(4)の洗浄混合水受口(4−1)に流入する。
一方、同槽の他方には悪臭吐出口(4−2)を設け、それにパイプ等を接続しその先端に換気扇を取付け悪臭の吸引を同時に行うものである。
そのため槽内は外気より若干負圧となるため、汚水流下速度の加速も計られ、同時に便器本体からの悪臭の外部漏れも防止できるものである。
同槽(4)に流入した汚水は・・・・・・従来の便器で観られる・・・・・・旋回流をおこし、サイホン作用により下部の汚水排水管(4−3)より外部に流出されるものである。
尚、トイレ不使用時には同槽下部の水封と悪臭吐出口の換気扇により防臭作用を行うものである。
又、便器等の清掃のために洗浄水流入口(2−4)に水道水流入管も接続するものである。
ここで、洗浄水として使用する使用済み水(再利用水)に関し説明を加える。
同水は一時的に庭などに設置された貯留槽に流入させ必要に応じ、種々なる手段によりトイレタンクに送り込むものである。
尚、貯留槽からの悪臭発生(嫌気性発酵)防止のため、必要に応じ小型送風機により曝気を行うことも配慮している。
【発明<考案>の効果】
1.本発明は水道水の有効利用を大幅に拡げたものである。そのため各家庭に於ける使用水量の著しい減量がみられ、経済的負担も相当削減されるものと確信するものである。国家的見地より考察しても相当なものと思われる。
又、本法には雨水の使用も可能であり、貯留槽への流入工事を行えば、その有効利用も期待出来るものである。
2.次に便器本体の構造が極めてシンプル化されたことである。
そのため、その清掃作業が極めて短期間に簡単に、しかもより念入りに出来る。ここでその手順を述べる。
簡単な清掃の際は洗浄水流入口(2−4)に接続の水道水を流すだけで充分と思われる。
然し、それ以外の場合に関しては以下の通りである。
先ず、水路カバー(1−2)を外し、洗浄水分流ガイドプレート(2−3)を取出し、洗浄水水路(1−1)などブラシ等で清掃を行ない、それぞれを元の状態にセットすれば終了となる。
尚、水路には残水現象がなきよう、その底部を外側に向け若干の勾配を付け、複数の洗浄水補助出口(2−2)からも流出させ、その現象を防止するものである。
3.便器本体を任意に乾燥状態にすることが出来る。
先項の念入り清掃の一連の操作を行えば、必要時、何時でもトイレを乾燥状態におくことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】便器断面図
【図2】便器及び水路平面図
【図3】水路カバー断面図
【図4】悪臭防止槽平面図
【図5】悪臭防止槽断面図
Claims (2)
- 便器下部溜水部辺より排水口までを垂直に所定の径まで絞り、
それに止水弁(ボール型)を取り付けた物 - 便器内の汚物混合水悪臭を防止しながら排水を行う特殊槽
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002383124A JP2004190464A (ja) | 2002-12-11 | 2002-12-11 | 使用済み水を洗浄水とした便器(洋式)及びそのシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002383124A JP2004190464A (ja) | 2002-12-11 | 2002-12-11 | 使用済み水を洗浄水とした便器(洋式)及びそのシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004190464A true JP2004190464A (ja) | 2004-07-08 |
Family
ID=32766934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002383124A Pending JP2004190464A (ja) | 2002-12-11 | 2002-12-11 | 使用済み水を洗浄水とした便器(洋式)及びそのシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004190464A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102330464A (zh) * | 2010-06-29 | 2012-01-25 | 吉博力国际股份公司 | 冲洗装置、具有冲洗装置的便器以及抽水马桶 |
-
2002
- 2002-12-11 JP JP2002383124A patent/JP2004190464A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102330464A (zh) * | 2010-06-29 | 2012-01-25 | 吉博力国际股份公司 | 冲洗装置、具有冲洗装置的便器以及抽水马桶 |
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