JP2004181583A - Pipe cutting construction method, cable removing construction method and pipe cutter - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、管を切断するための管切断工法、配線路からケーブルを撤去するためのケーブル撤去工法、および管をその内側から切断するための管切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日では、様々な種類のケーブル(電力ケーブル,通信ケーブル等)が地中に敷設されており、その配線においては、たとえば図22に示すような管路1が使用されている。管路1は、コンクリートからなるマンホール2と、マンホール2間に配管された複数の多孔管3とを含み、複数の多孔管3を用いてマンホール2どうしを連通することによって、マンホール2間に複数の配線路4が構成されている。
【0003】
そして、従来、配線路4内に配線されたケーブル5を撤去する際には、チェーンブロックやウインチ等のような引抜装置を用いて、ケーブル5を力ずくで引き抜くようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来では、ケーブル5を力ずくで引き抜くようにしていたが、ケーブル5の長さが長い場合や、その他の事情で引抜抵抗が増大している場合には、引抜装置(チェーンブロック,ウインチ等)では対応できなかった。そのため、かかる場合には、ケーブル5を放棄するか、または、地上から地面を開削してケーブル5を撤去するしか方法がなく、既設管路1の有効活用を図れないという問題があった。
【0005】
なお、ケーブル5の引抜抵抗が増大する原因としては、地盤の不等沈下による管路1の蛇行(図22)や、近隣区域に注入された地盤硬化剤6の配線路4内への浸入や、含水によるケーブル5の膨張等が考えられる。
【0006】
また、一般的な管(液体やガスを搬送する管,ケーブルを保護する管等)を撤去する際には、管を切断してその引抜抵抗を低減することが行われているが、多数の管が並行して配管されている場合のように、管をその外側から容易に切断できない場合には、管の撤去作業に多大の労力を要するという問題があった。
【0007】
それゆえに、この発明の主たる目的は、管をその内側から容易に切断することのできる、管切断工法および管切断装置を提供することである。この発明の他の目的は、ケーブルの撤去作業を容易にすることにより既設管路の有効活用を図ることのできる、ケーブル撤去工法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明は、「中心部に空洞Cを有する管34を切断するための管切断工法であって、高圧水を噴射する噴射ノズル58を空洞C内に挿入し、噴射ノズル58から管34の内面に高圧水を噴射することによって管34を切断する、管切断工法」である。
【0009】
この発明では、噴射ノズル58から噴射される高圧水によって管34をその内側から容易に切断することができる。なお、この発明における「管」とは、「中心部に空洞Cを有する細長い棒状のもの」を意味し、たとえばOFケーブル14から内層部材(導線束28および油浸絶縁層32等)を引き抜いた後に残された外層部材(遮蔽層34,金属層36および防食層38等)も「管」に含まれるものとする(請求項4に記載した発明において同じ)。
【0010】
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した発明おいて、「噴射ノズル58を管34の内面に沿って周方向へ回動させることにより管34を周方向に切断するようにした」ことを特徴とする。
【0011】
管34の切断方向としては、軸方向および周方向が考えられるが、この発明は管34を周方向に切断するものである。
【0012】
請求項3に記載した発明は、「配線路24内に配線されたケーブル14を撤去するためのケーブル撤去工法であって、(a)ケーブル14の中心部に空洞Cを確保し、(b)高圧水を噴射する噴射ノズル58を空洞C内に挿入し、(c)噴射ノズル58からケーブル14の内面に高圧水を噴射することによってケーブル14を切断し、(d)配線路24からケーブル14を引き抜く、ケーブル撤去工法」である。
【0013】
この発明では、ケーブル14の中心部に確保された空洞Cに噴射ノズル58を挿入し、この噴射ノズル58から噴射される高圧水によってケーブル14を切断する。ケーブル14を切断すると、その切断部においてケーブル14の引抜抵抗が低減されるので、その後の引き抜き作業が容易になる。なお、ケーブル14を切断する工程では、ケーブル14の一部のみを切断してもよいし、ケーブル14を引き抜く工程では、切断された部分を他の部分とは別に引き抜いてもよい。
【0014】
請求項4に記載した発明は、「中心部に空洞Cを有する管34をその内側から水圧により切断するための管切断装置10であって、管34の内面に対して高圧水を噴射する噴射ノズル58、および噴射ノズル58に対して高圧水を供給するためのホース68が接続され、空洞C内で噴射ノズル58を保持するノズルキャリア60を備える、管切断装置10」である。
【0015】
この発明では、噴射ノズル58から噴射される高圧水によって管34をその内側から容易に切断することができる。
【0016】
請求項5に記載した発明は、請求項4に記載した発明において、「ホース68をその周方向へ回動させるための回動手段78をさらに備える」ことを特徴とする。
【0017】
この発明では、ホース68をその周方向へ回動させることができるので、それに伴って噴射ノズル58をケーブル14の内面に沿って周方向へ回動させることができ、ケーブル14を周方向に切断することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明が適用された管切断装置10(図1〜図3)は、図5および図6に示すような管路12内に配線されたOFケーブル(oil−filled cable:油浸絶縁電力ケーブル)14の撤去を容易にするために、OFケーブル14の一部を構成する「管(遮蔽層34)」をその内側から水圧(150〜200MPa)により切断するためのものである。
【0019】
管路12は、図5に示すように、コンクリートからなるマンホール16と、マンホール16間に配管された複数の多孔管18とによって構成される。各多孔管18は、図6に示すように、複数(この実施例では4本)の保護管20と、保護管20どうしを接合するコンクリート躯体22とによって構成され、複数の多孔管18を用いてマンホール16どうしを連通することによって、マンホール16間にOFケーブル14を配線するための複数(この実施例では4本)の配線路24が確保される。
【0020】
OFケーブル14は、図7〜図9に示すように、スパイラル管26の周囲に、導線束28,カーボン紙30a,油浸絶縁層32,カーボン紙30b,遮蔽層34,金属層36および防食層38がこの順に形成された多層構造を有する。
【0021】
スパイラル管26は、絶縁油が流される油送路Aを構成するものであり、金属からなる帯状体(亜鉛メッキ鋼板,ステンレス板等)を螺旋状に巻回することによって形成される。導線束28は、送電路を構成するものであり、複数の導線28aをスパイラル管26の外周面に沿わせて層状に配置することによって形成される。油浸絶縁層32は、導線束28と外部とを絶縁するものであり、導線束28に巻き付けられたカーボン紙30aの外面にクラフト紙等からなる絶縁テープを多層に巻き付けることによって形成される。遮蔽層34は、近隣に配設されている通信線等への電圧誘導(通信ノイズの原因となる)を防止するものであり、油浸絶縁層32に巻き付けられたカーボン紙30bの周囲に鉛またはアルミニウム等のような金属材料を押し出すことによって形成される。金属層36は、遮蔽層34の外面に真鍮またはステンレス等からなる金属テープを巻き付けることによって形成される。防食層38は、OFケーブル14の内部腐食を防止するものであり、金属層36の周囲にクロロプレンゴムまたはネオプレン等のような樹脂材料を押し出すことによって形成される。
【0022】
このようなOFケーブル14を管路12内に配線した状態では、図6に示すように、OFケーブル14の外面と保護管20の内面との間に隙間Bが確保される。そのため、配線直後にOFケーブル14を撤去する場合には、配線路24からOFケーブル14を容易に引き抜くことができる。
【0023】
しかし、配線後に長期間が経過した場合には、その間に生じた管路12の蛇行(図22)や、配線路24内に浸入した地盤硬化剤40(図14)や、水を含んで膨張した防食層38の膨張部42(図14)等によって、OFケーブル14の引抜抵抗が増大し、OFケーブル14を容易に引き抜くことができなくなる場合がある。かかる場合に、管切断装置10を用いた「ケーブル撤去工法」が採用される。
【0024】
管切断装置10(図1〜図3)は、図3に示すように、噴射部材44,2つの第1係止部材46,ホース接続部材48,連結部材50,第2係止部材52,第1リング54および第2リング56によって構成される。
【0025】
噴射部材44は、OFケーブル14(遮蔽層34)の内面に対して高圧水(150〜200MPa)を所定角度(この実施例では略45度)で噴射するものであり、複数の噴射ノズル58とこれを保持するノズルキャリア60とによって構成される。
【0026】
各噴射ノズル58は、図4に示すように、管状の導水部58aとそれよりも大径の円柱部58bとが軸方向に連結された構造を有し、導水部58aおよび円柱部58bの中心部には導水孔58cが軸方向へ貫通して形成される。そして、円柱部58bにおいては、導水孔58cの内径が縮径されることによってオリフィス58dが形成される。
【0027】
ノズルキャリア60は、図1および図2に示すように、略円柱状の本体62と、断面が略十字状の牽引部64と、本体62と牽引部64とを軸方向に連結する連結部66とが一体に形成された構造を有する。
【0028】
ノズルキャリア60における本体62の先端部外周には、略45度に傾斜された傾斜面62aが形成され、後端部外周には、略45度に傾斜された傾斜面62bが形成される。また、本体62の先端面には、ネジ穴62cが形成され、牽引部64の後端面には、ネジ穴62dが形成される。また、本体62,牽引部64および連結部66の中心部には、ネジ穴62dの奥端から本体62の中央部にわたって導水孔62eが形成され、導水孔62eの奥端から傾斜面62bにわたって複数(この実施例では4つ)の導水孔62fが均等間隔で放射状に形成される。
【0029】
各導水孔62fにおける出口近傍の部分(以下、「出口近傍部分」という。)の内径は、噴射ノズル58(図4)における円柱部58bの外径よりもやや大きく設定され、それより上流側の部分(以下、「上流側部分」という。)の内径は、噴射ノズル58(図4)における導水部58aの外径よりもやや大きく設定される。また、出口近傍部分の内面には雌ネジ62gが形成される。
【0030】
そして、ノズルキャリア60における各導水孔62fに対して噴射ノズル58(図4)が装着される。つまり、噴射ノズル58の導水部58aが導水孔62fの上流側部分に挿入され、円柱部58bが出口近傍部分に挿入され、雌ネジ62gに対して離脱防止用の筒状ネジ部材62hが螺合される。したがって、OFケーブル14(遮蔽層34)の内面に対する高圧水の噴射角度は、ノズルキャリア60の軸線に対する導水孔62fの傾斜角度とほぼ同じ角度(略45度)になる。
【0031】
なお、傾斜面62bや各導水孔62fの傾斜角度は、高圧水の噴射角度に基づいて設定され、噴射角度を変更する場合には、これらの傾斜角度が変更される。たとえば、噴射角度が90度に設定されるならば、これらの傾斜角度も90度に設定されることになり、傾斜面62bを設ける必要はなくなる。
【0032】
また、牽引部64の外周部には、図1に示すように、噴射ノズル58から噴射された高圧水を後側へ逃がすための複数(この実施例では4つ)の溝64aが形成され、牽引部64の後端面には、図3に示すように、ネジ穴62dを径方向から挟むようにして2つのネジ穴64bが形成される。
【0033】
各第1係止部材46は、管切断装置10を引き戻すための図示しない線材(ワイヤ,ピアノ線,ロープ等)を係止するものであり、図3に示すように、ワイヤが挿通される孔46aを有する円柱状の本体46bと、本体46bに対して一体に形成された雄ネジ部46cとによって構成される。そして、各第1係止部材46の雄ネジ部46cがノズルキャリア60に形成されたネジ穴64bに螺合される。
【0034】
ホース接続部材48は、図15に示すように、噴射ノズル58に対して高圧水を供給するためのホース68が接続されるものであり、略円筒状の本体48aを含む。そして、図2に示すように、本体48aの後端部には、ホース68を接続するためのネジ穴48bが形成され、前端部には、連結部材50を接続するためのネジ穴48cが形成され、本体48aの中心部には、ネジ穴48bの奥端からネジ穴48cの奥端にわたって導水孔48dが形成される。さらに、導水孔48dの中央部から本体48aの外面にわたって、過剰な圧力を抜くための圧抜き孔48eが形成される。
【0035】
連結部材50は、図2に示すように、噴射部材44とホース接続部材48とを接続するとともに、第2リング56を回転自在に支持するものであり、略円筒状の本体50aを含む。そして、本体50aの後端部には、ホース接続部材48のネジ穴48cに螺合される雄ネジ部50bが形成され、前端部には、噴射部材44のネジ穴62dに螺合される雄ネジ部50cが形成され、本体50aの中心部には、導水路50dが全長にわたって形成される。
【0036】
第2係止部材52は、管切断装置10をOFケーブル14(遮蔽層34)内へ引き込むための図示しない線材(ワイヤ,ピアノ線,ロープ等)を係止するとともに、第1リング54を回転自在に支持するものであり、図2および図3に示すように、ワイヤが挿通される孔52aを有する本体52bと、本体52bに対して一体に形成された雄ネジ部52cとによって構成される。そして、第2係止部材52の雄ネジ部52cが噴射部材44のネジ穴62c(図2)に螺合される。
【0037】
第1リング54は、第2リング56と協働して噴射部材44の軸をOFケーブル14の中心に位置決めするものであり、図3に示すように、外周部に高圧水を逃がすための複数(この実施例では4つ)の溝54aを有する略円盤状の本体54bを含む。そして、本体54bの中心部には、第2係止部材52の雄ネジ部52cが挿通される孔54cが形成される。本体54bの外径は、噴射部材44の最大外径よりも大きく、かつ、OFケーブル14(遮蔽層34)の内径よりも小さく設定され、孔54cの内径は、雄ネジ部52cの外径よりもやや大きく設定される。
【0038】
一方、第2リング56は、図3に示すように、外周部に高圧水を逃がすための複数(この実施例では4つ)の溝56aを有する略円盤状の本体56bを含み、本体56bの中心部には、連結部材50が挿通される孔56cが形成される。本体56bの外径は、噴射部材44の最大外径よりも大きく、かつ、OFケーブル14(遮蔽層34)の内径よりも小さく設定され、孔56cの内径は、連結部材50の外径よりもやや大きく設定される。
【0039】
そして、これらの構成部材が図3に示した手順で組み立てられることによって管切断装置10が完成される。
【0040】
以下には、本発明が適用された「ケーブル撤去工法」について説明する。
【0041】
配線路24(図5,図6)内に配線されたOFケーブル14を撤去する際には、まず、或るマンホール16(図5)内においてOFケーブル14を切断するとともに、他のマンホール16内においてOFケーブル14を切断し、所定長さの撤去すべきOFケーブル14を確保する。ただし、OFケーブル14が接続部材で接続されている場合には、接続部材においてOFケーブル14を切り離すだけでよく、これを切断する必要はない。
【0042】
続いて、図10に示すように、スパイラル管26の端部を図示しない引抜装置(ウインチ等)の係止部に係止し、引抜装置によってスパイラル管26を引き抜く。このとき、スパイラル管26の内側には油送路Aが確保されているので、スパイラル管26は縮径されながら引き抜かれることになる。したがって、スパイラル管26の引抜抵抗は小さく、この引抜作業は容易である。なお、OFケーブル14の長さが短い場合には、人力(手作業)でスパイラル管26を引き抜くようにしてもよい。
【0043】
スパイラル管26を引き抜くと、図11に示すように、OFケーブル14の中心部に確保された油送路Aに対して導線束28を構成する導線28aが露出される。しかし、各導線28aは互いに密着されているため、単に引っ張るだけではこれを引き抜くことはできない。そこで、導線束28を引き抜く工程では、まず、少なくとも1本(この実施例では1本)の導線28aを導線束28から離脱させることにより残りの導線28aの結束を緩め、その後、残りの導線28aを引き抜くようにする。
【0044】
導線28aを導線束28から離脱させる工程では、図12に示すように、まず、油送路Aの一端から他端にわたって線材(ワイヤ,ピアノ線,ロープ等)70を挿通させ、線材70の先端を油送路Aに露出された導線28aのいずれかに接続部材72を介して接続する。そして、図示しない巻取装置(ウインチ等)または人力(手作業)により線材70を引っ張る。すると、導線28aがU字状に屈曲されながら導線束28から離脱され、この導線28aが油送路Aの一端から外部へ引き出される。なお、複数の導線28aを導線束28から離脱させる場合には、上述の作業を繰り返すようにしてもよいし、線材70の先端に複数の導線28aを接続してこれらを一気に離脱させるようにしてもよい。
【0045】
導線28aの一部を導線束28から離脱させた後、残りの導線28aを引き抜く際には、図示しない引抜装置(ウインチ等)または人力(手作業)によってこれを単純に引き抜く。つまり、導線束28から少なくとも1本の導線28aを離脱させると導線束28を構成する残りの導線28aの結束が緩むため、残りの各導線28aは、U字状に折り返すことなく単に引っ張るだけでも引き抜くことができる。
【0046】
導線束28の除去が完了すると、図13に示すように、カーボン紙30a,油浸絶縁層32およびカーボン紙30bを人力(手作業)または図示しない引抜装置(ウインチ等)により引き抜く。カーボン紙30a,油浸絶縁層32およびカーボン紙30bは、テープ状の柔軟な材料で形成されているため、人力等のような小さな力によっても簡単に引き抜くことができる。なお、油浸絶縁層32は多層構造であるため、これを複数の層に分けて内側の層から順番に引き抜くようにしてもよい。
【0047】
油浸絶縁層32等を除去すると、配管路24内には、図14に示すように、遮蔽層34,金属層36および防食層38が残されただけになる。しかし、遮蔽層34は所定の厚さで強固に形成されているため、これを防食層38および金属層36から引き抜くことは容易ではない。そこで、遮蔽層34,金属層36および防食層38については、管切断装置10(図1〜図3)を用いて遮蔽層34を切断し、続いて、引抜冶具74を用いて遮蔽層34を引き抜き、その後、金属層36および防食層38を引き抜く。
【0048】
遮蔽層34を切断する工程(切断工程)では、まず、図14に示すように、OFケーブル14の外面と配管路24を構成する保護管20の内面との隙間Bにファイバースコープ76を挿入し、引抜抵抗が増大していると考えられる箇所(以下、「抵抗増大箇所」という。)を探し出す。そして、「抵抗増大箇所」が見つかると、その箇所のやや奥部を切断点Pとして設定し、その位置を特定する。
【0049】
切断点Pの位置を特定した後は、以下の「管切断工法」により、OFケーブル14の一部を構成する「管(遮蔽層34)」をその内側から水圧により切断する。すなわち、図15に示すように、ホース68が接続された管切断装置10をOFケーブル14(遮蔽層34)の中心部に確保された空洞C(油送路Aを含む。)内に引き込み、噴射ノズル58を切断点Pに対して位置決めする。つまり、噴射ノズル58を空洞C内に挿入して位置決めする。また、マンホール16内においては、ホース68の外面に「回動手段」としての回動冶具78を装着する。そして、回動冶具78のハンドル78aを回すことによって管切断装置10(噴射ノズル58)を所定の回転速度(たとえば6.5mm/s)で回転させながら、遮蔽層34の内面に高圧水を噴射して遮蔽層34を周方向に切断する。
【0050】
OFケーブル14(遮蔽層34)の切断工程では、遮蔽層34の内面に対して高圧水が略45度の角度で噴射されるので、切断部から遮蔽層34と金属層36との隙間に高圧水が入り込み、切断点Pの近傍において遮蔽層34が内側に変形される。これにより、遮蔽層34を引き抜く際の引抜抵抗が大幅に低減される。また、高圧水の噴射角度が略45度であることから、金属層36および防食層38が切断されることはなく、高圧水による保護管20の損傷を防止できる。
【0051】
遮蔽層34を引き抜く工程では、図16に示すように、引抜冶具74に接続された一方の線材80を引っ張ることによって引抜冶具74をOFケーブル14の空洞C内に引き込み、これを切断点Pの手前における遮蔽層34の内面に係止させる。そして、他方の線材82を引っ張ることによって空洞Cから遮蔽層34を引き抜く。
【0052】
引抜冶具74(図16)は、鉄またはアルミニウム等の金属からなる略円柱状の本体74aを含み、本体74aの中心部には貫通孔が形成され、本体74aの外側面には複数(この実施例では4つ)の係止部材74bが進退自在に取り付けられる。また、本体74aの貫通孔には、テーパ状の押圧部74cを有する芯材74dが軸方向へ変位自在に挿通され、芯材74dの前端部には係止リング74eが取り付けられ、後端部には係止リング74fが取り付けられる。そして、係止リング74eには線材80が係止され、係止リング74fには線材82が係止される。
【0053】
この引抜冶具74によれば、線材80を引っ張ったときに係止部材74bを本体74a内へ収容することができ、線材82を引っ張ったときに係止部材74bを本体74aから押し出すことができるので、線材80または82を操作することによって、係止部材74bを遮蔽層34の任意の位置に係止させることができる。
【0054】
引抜冶具74による遮蔽層34の引き抜きが完了すると、図示しない引抜装置(ウインチ等)または人力(手作業)によって配線路24から金属層36および防食層38を引き抜く。そして、図17に示すように、配線路24内を高圧水で洗浄した後、配線路24内に新たなOFケーブル14を配線する。
【0055】
なお、上述の「ケーブル撤去工法」における「切断工程」では、「抵抗増大箇所」のほぼ中央部に切断点Pを設定することによって遮蔽層34を2分割しているが、切断点Pの位置や遮蔽層34の分割数は適宜変更してもよい。たとえば、図18に示すように、「抵抗増大箇所」を挟む位置に2つの切断点Pを設定することによって遮蔽層34を3分割し、各遮蔽層34を引抜冶具74で引き抜くようにしてもよい。
【0056】
また、「抵抗増大箇所」に残された遮蔽層34を引抜冶具74で引き抜くことが困難な場合には、図19に示すような切削冶具84または図20に示すような切削冶具86を用いて遮蔽層34を取り除くようにしてもよい。
【0057】
切削冶具84(図19)は、軸方向両端部がテーパ状に縮径された鉄製の本体84aを含み、本体84aにおける縮径部の外面には、断面略鋸刃状の複数の切削刃84bが形成される。そして、本体84aの軸方向両端部には、係止リング84cが取り付けられ、各係止リング84cに対して線材84dが係止される。この切削冶具84を用いて遮蔽層34を取り除く際には、一方の線材84dを引っ張ることによって遮蔽層34の端部内面に切削刃84bが食い込ませ、その状態で他方の線材84dを引っ張ることによって遮蔽層34の端部を引きちぎる。
【0058】
一方、切削冶具86(図20)は、繭状に形成された鉄製の本体86aを含み、本体86aの外面には、複数の切削刃86bが突設される。また、本体86aの軸方向両端部には、係止リング86cが取り付けられ、各係止リング86cに対して線材86dが係止される。この切削冶具86を用いて遮蔽層34を取り除く際には、2つの線材86dを交互に引っ張ることによって遮蔽層34を切削刃86bで削り取る。
【0059】
また、上述の実施例では、遮蔽層34を周方向に切断するようにしているが、噴射ノズル58から高圧水を噴射させながら管切断装置10を軸方向へ移動させることによって、遮蔽層34を軸方向に切断するようにしてもよい。この場合でも、切断部において遮蔽層34の引抜抵抗を低減することができるので、後の引抜工程においては、遮蔽層34を容易に引き抜くことができる。
【0060】
また、上述の実施例では、OFケーブル14の遮蔽層34のみを切断するようにしているが、高圧水による保護管20の損傷を考慮しなくてもよい場合には、遮蔽層34のみならず、金属層36および防食層38をも同時に切断するようにしてもよい。
【0061】
そして、上述の実施例では、管切断装置10のノズルキャリア60を噴射部材44,ホース接続部材48,連結部材50,第1リング54および第2リング56で構成しているが(図3)、たとえば図21に示す管切断装置88のように、これらの構成部材の2つ以上を一体に形成してもよい。
【0062】
さらに、本発明の「ケーブル撤去工法」は、「OFケーブル」に限らず、中心部に空洞Cを確保することのできるあらゆる種類のケーブルに適用可能であり、本発明の「管切断装置」および「管切断工法」は、OFケーブルの一部を構成する「管(遮蔽層等)」の切断に限らず、一般的な管(液体やガスを搬送する管,ケーブルを保護する管等)の切断にも適用可能である。
【0063】
【発明の効果】
本発明の「管切断装置」および「管切断工法」によれば、管の周囲に切断スペースを確保できない場合でも、管をその内側から容易に切断することができる。
【0064】
本発明の「ケーブル撤去工法」によれば、配線路内に配線されたケーブルをその内側から切断することによってケーブルの引抜抵抗を低減できるので、ケーブルを確実に撤去できる。したがって、ケーブルを放棄したり、その撤去のために地面を開削したりする必要はなく、既設管路を有効に活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】管切断装置を示す斜視図である。
【図2】管切断装置を示す断面図である。
【図3】管切断装置を示す分解斜視図である。
【図4】噴射ノズルを示す斜視図である。
【図5】OFケーブルが配線された管路を示す図である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図である。
【図7】OFケーブルを示す径方向断面図である。
【図8】OFケーブルを示す軸方向断面図である。
【図9】OFケーブルを示す斜視図である。
【図10】OFケーブルのスパイラル管を引き抜く工程を示す斜視図である。
【図11】スパイラル管を引き抜いた後のOFケーブルを示す斜視図である。
【図12】OFケーブルの導電線を引き抜く工程を示す斜視図である。
【図13】OFケーブルの油浸絶縁層を引き抜く工程を示す斜視図である。
【図14】油浸絶縁層を引き抜いた後のOFケーブルを示す図である。
【図15】OFケーブルの遮蔽層を切断する工程(管切断工法)を示す図である。
【図16】OFケーブルの遮蔽層を引き抜く工程を示す図である。
【図17】配管路を洗浄する工程を示す図である。
【図18】遮蔽層を3分割した状態を示す図である。
【図19】遮蔽層を切削冶具で取り除く工程を示す図である。
【図20】遮蔽層を他の切削冶具で取り除く工程を示す図である。
【図21】他の実施例の管切断装置を示す図である。
【図22】OFケーブルが配線された管路(不等沈下あり)を示す図である。
【符号の説明】
10… 管切断装置
12… 管路
14… OFケーブル
24… 配線路
26… スパイラル管
28… 導線束
34… 遮蔽層
36… 金属層
38… 防食層
44… 噴射部材
46… 第1係止部材
48… ホース接続部材
50… 連結部材
52… 第2係止部材
54… 第1リング
56… 第2リング
58… 噴射ノズル
60… ノズルキャリア
68… ホース
74… 引抜冶具
76… ファイバースコープ
78… 回動冶具
84,86… 切削冶具[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a pipe cutting method for cutting a pipe, a cable removing method for removing a cable from a wiring path, and a pipe cutting device for cutting a pipe from the inside.
[0002]
[Prior art]
Today, various types of cables (power cables, communication cables, and the like) are laid underground, and in their wiring, for example, a pipeline 1 as shown in FIG. 22 is used. The pipe 1 includes a
[0003]
Conventionally, when the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Conventionally, the
[0005]
The causes of the increase in the pull-out resistance of the
[0006]
Also, when removing general pipes (tubes for transporting liquids and gases, pipes for protecting cables, etc.), cutting the pipes to reduce their pull-out resistance is performed. When the pipe cannot be easily cut from the outside as in the case where the pipes are connected in parallel, there has been a problem that a great deal of labor is required for removing the pipe.
[0007]
Therefore, a main object of the present invention is to provide a pipe cutting method and a pipe cutting device which can easily cut a pipe from the inside thereof. Another object of the present invention is to provide a cable removing method capable of facilitating cable removing work and thereby effectively utilizing an existing pipeline.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention described in claim 1 is a pipe cutting method for cutting a
[0009]
According to the present invention, the
[0010]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, "the pipe is cut in the circumferential direction by rotating the
[0011]
Although the axial direction and the circumferential direction can be considered as the cutting direction of the
[0012]
The invention described in
[0013]
In the present invention, the
[0014]
The invention described in
[0015]
According to the present invention, the
[0016]
The invention described in
[0017]
According to the present invention, the
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A pipe cutting device 10 (FIGS. 1 to 3) to which the present invention is applied is an OF-wire (oil-filled cable: oil immersion insulated power cable) wired in a
[0019]
As shown in FIG. 5, the
[0020]
As shown in FIGS. 7 to 9, the
[0021]
The
[0022]
In a state where such an OF
[0023]
However, when a long period of time has passed after the wiring, the meandering of the conduit 12 (FIG. 22) generated during the wiring, the ground hardening agent 40 (FIG. 14) penetrating into the
[0024]
As shown in FIG. 3, the pipe cutting device 10 (FIGS. 1 to 3) includes an
[0025]
The jetting
[0026]
As shown in FIG. 4, each
[0027]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0028]
An
[0029]
The inner diameter of the portion near the outlet (hereinafter, referred to as “portion near the outlet”) in each
[0030]
Then, the injection nozzle 58 (FIG. 4) is attached to each of the
[0031]
In addition, the inclination angle of the
[0032]
As shown in FIG. 1, a plurality of (four in this embodiment)
[0033]
Each first locking
[0034]
As shown in FIG. 15, the
[0035]
As shown in FIG. 2, the connecting
[0036]
The
[0037]
The
[0038]
On the other hand, as shown in FIG. 3, the
[0039]
Then, the
[0040]
Hereinafter, the “cable removal method” to which the present invention is applied will be described.
[0041]
When removing the
[0042]
Subsequently, as shown in FIG. 10, the end of the
[0043]
When the
[0044]
In the step of detaching the
[0045]
After a part of the
[0046]
When the removal of the
[0047]
When the oil
[0048]
In the step of cutting the shielding layer 34 (cutting step), first, as shown in FIG. 14, the
[0049]
After specifying the position of the cutting point P, the "tube (shielding layer 34)" constituting a part of the
[0050]
In the step of cutting the OF cable 14 (shield layer 34), high-pressure water is sprayed at an angle of approximately 45 degrees to the inner surface of the
[0051]
In the step of extracting the
[0052]
The drawing jig 74 (FIG. 16) includes a substantially cylindrical
[0053]
According to the drawing
[0054]
When the extraction of the
[0055]
In the “cutting step” in the “cable removing method” described above, the
[0056]
When it is difficult to pull out the
[0057]
The cutting jig 84 (FIG. 19) includes an iron
[0058]
On the other hand, the cutting jig 86 (FIG. 20) includes a cocoon-shaped iron
[0059]
Further, in the above-described embodiment, the
[0060]
In the above-described embodiment, only the
[0061]
In the above-described embodiment, the
[0062]
Further, the “cable removing method” of the present invention is not limited to the “OF cable”, and can be applied to all types of cables that can secure the cavity C in the center. The “pipe cutting method” is not limited to the cutting of “pipe (shielding layer, etc.)” that constitutes a part of an OF cable, but also of general pipes (tubes that transport liquid or gas, pipes that protect cables, etc.). It is also applicable to cutting.
[0063]
【The invention's effect】
According to the “pipe cutting device” and “pipe cutting method” of the present invention, even when a cutting space cannot be secured around the pipe, the pipe can be easily cut from the inside thereof.
[0064]
According to the “cable removing method” of the present invention, the cable drawn in the wiring path can be cut from the inside thereof to reduce the pull-out resistance of the cable, so that the cable can be reliably removed. Therefore, it is not necessary to abandon the cable or cut the ground to remove the cable, and the existing pipeline can be effectively used.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a pipe cutting device.
FIG. 2 is a sectional view showing a pipe cutting device.
FIG. 3 is an exploded perspective view showing a pipe cutting device.
FIG. 4 is a perspective view showing an injection nozzle.
FIG. 5 is a diagram showing a pipeline in which an OF cable is wired.
FIG. 6 is a sectional view taken along line VI-VI in FIG. 5;
FIG. 7 is a radial sectional view showing an OF cable.
FIG. 8 is an axial sectional view showing an OF cable.
FIG. 9 is a perspective view showing an OF cable.
FIG. 10 is a perspective view showing a step of pulling out a spiral tube of the OF cable.
FIG. 11 is a perspective view showing the OF cable after the spiral tube has been pulled out.
FIG. 12 is a perspective view showing a step of pulling out a conductive wire of the OF cable.
FIG. 13 is a perspective view showing a step of pulling out an oil immersion insulating layer of the OF cable.
FIG. 14 is a diagram showing the OF cable after the oil immersion insulating layer has been pulled out.
FIG. 15 is a view showing a step of cutting the shielding layer of the OF cable (pipe cutting method).
FIG. 16 is a view showing a step of pulling out a shielding layer of the OF cable.
FIG. 17 is a view showing a step of cleaning the piping.
FIG. 18 is a view showing a state where a shielding layer is divided into three parts.
FIG. 19 is a view showing a step of removing a shielding layer with a cutting jig.
FIG. 20 is a diagram showing a step of removing the shielding layer with another cutting jig.
FIG. 21 is a view showing a tube cutting device according to another embodiment.
FIG. 22 is a diagram showing a pipeline (with uneven settlement) to which an OF cable is wired.
[Explanation of symbols]
10. Pipe cutting device
12 ... pipeline
14 ... OF cable
24 ... Wiring path
26 ... Spiral tube
28… Conductor bundle
34 ... Shielding layer
36 ... Metal layer
38 ... Anticorrosion layer
44 ... Injection member
46... First locking member
48… Hose connection member
50 ... connecting member
52... Second locking member
54 ... 1st ring
56 ... 2nd ring
58… Injection nozzle
60 ... Nozzle carrier
68… Hose
74… Drawing jig
76 ... Fiberscope
78 ... Rotating jig
84, 86 ... Cutting jig
Claims (5)
高圧水を噴射する噴射ノズルを前記空洞内に挿入し、前記噴射ノズルから前記管の内面に高圧水を噴射することによって前記管を切断する、管切断工法。A pipe cutting method for cutting a pipe having a cavity in the center,
A pipe cutting method in which a jet nozzle for jetting high-pressure water is inserted into the cavity, and the pipe is cut by jetting high-pressure water from the jet nozzle to the inner surface of the pipe.
(a)前記ケーブルの中心部に空洞を確保し、
(b)高圧水を噴射する噴射ノズルを前記空洞内に挿入し、
(c)前記噴射ノズルから前記ケーブルの内面に高圧水を噴射することによって前記ケーブルを切断し、
(d)前記配線路から前記ケーブルを引き抜く、ケーブル撤去工法。A cable removal method for removing a cable wired in a wiring path,
(A) securing a cavity in the center of the cable,
(B) inserting a jet nozzle for jetting high-pressure water into the cavity,
(C) cutting the cable by injecting high-pressure water from the injection nozzle to the inner surface of the cable;
(D) A cable removing method of pulling out the cable from the wiring path.
前記管の内面に対して高圧水を噴射する噴射ノズル、および
前記噴射ノズルに対して高圧水を供給するためのホースが接続され、前記空洞内で前記噴射ノズルを保持するノズルキャリアを備える、管切断装置。A pipe cutting device for cutting a pipe having a cavity in the center from the inside by water pressure,
An injection nozzle for injecting high-pressure water onto the inner surface of the pipe, and a hose to which a hose for supplying high-pressure water to the injection nozzle is connected, the nozzle carrier holding the injection nozzle in the cavity; Cutting device.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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CN106891374A (en) * | 2017-03-14 | 2017-06-27 | 覃小倩 | A kind of pipe laying cutter sweep and its cutting method |
CN111987648A (en) * | 2020-08-20 | 2020-11-24 | 六安科亚信息科技有限公司 | Construction process for cable pipeline in electrical engineering |
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2002
- 2002-12-04 JP JP2002352470A patent/JP2004181583A/en active Pending
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CN106891374A (en) * | 2017-03-14 | 2017-06-27 | 覃小倩 | A kind of pipe laying cutter sweep and its cutting method |
CN111987648A (en) * | 2020-08-20 | 2020-11-24 | 六安科亚信息科技有限公司 | Construction process for cable pipeline in electrical engineering |
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