JP2004180996A

JP2004180996A - Instrument for endoscope

Info

Publication number: JP2004180996A
Application number: JP2002352701A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Nakagawa; 剛士中川; Yutaka Yanuma; 豊矢沼
Original assignee: Olympus Corp
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 2002-12-04
Filing date: 2002-12-04
Publication date: 2004-07-02

Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an instrument for an endoscope of which both of an operator and an assistant can individually operate a guidewire and a treatment equipment simultaneously. SOLUTION: The instrument for the endoscope 1 has a guidewire channel through which the guidewire 20 can be inserted, and is equipped with a tube 1a which can be inserted through a channel 12 for the passage of the treatment equipment of the endoscope 10, the first guidewire operating member 30 installed at a proximal end of the tube 1a, with which the operation of the guidewire 20 inserted through the above guidewire channel is enabled, and the second guidewire operating member 35 installed on the tube 1a at a region apart from the first guidewire operating member 30 for the prescribed distance at the proximal side, with which the operation of the guidewire 20 inserted through the above guidewire channel is enabled. COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内視鏡の処置具挿通用チャンネルに挿通可能な内視鏡用処置具に係わり、特に、ガイドワイヤが挿通されるガイドワイヤチャンネルを備えた内視鏡用処置具に関する。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、患者の体内に内視鏡を挿入した後、この内視鏡の処置具挿通用チャンネル内に細長いカテーテル等の内視鏡用処置具を挿入して、患者の体内の疾患を処置する内視鏡下手術が広く行なわれている。
【０００３】
また、前記内視鏡用処置具としては、造影剤の注入、異物の回収、細胞の採取、病変部の切除、ガイドワイヤの挿入等の医療処置を行なう様々なタイプのものが知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００４】
また、このような内視鏡用処置具を、生体管路等の狭い部位や、生体管路内に形成された狭窄部の奥などに挿入する場合には、例えばガイドワイヤが使用される。すなわち、内視鏡用処置具の挿入に先立って、狭窄部を乗り越えるようにガイドワイヤが挿入され、その後、このガイドワイヤを案内として内視鏡用処置具が狭窄部の奥へと挿入される。具体的には、例えば膵管の狭窄部に内視鏡用処置具を挿入する場合、まず、内視鏡の処置具挿通用チャンネルを通じて、ガイドワイヤを十二指腸乳頭から膵管の狭窄部に挿入配設し（例えばガイドワイヤ案内チューブ等の案内によって）、その後、配設されたこのガイドワイヤの基端を内視鏡用処置具のルーメン内に挿入することにより、ガイドワイヤの案内によって、内視鏡用処置具を胆管あるいは膵管の狭窄部へと挿入する。
【０００５】
また、ガイドワイヤを経内視鏡的に生体に残したまま、処置具を内視鏡の処置具挿通用チャンネルから抜去し、その後、残されたガイドワイヤの基端側を別の処置具に挿入することにより、このガイドワイヤを案内として前記別の処置具を内視鏡の処置具挿通用チャンネルに挿入するといった処置具の交換もガイドワイヤを介して行なわれる場合がある。
【０００６】
【特許文献１】
特開平８−１８７２９２号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、内視鏡を操作しながら、ガイドワイヤを案内として内視鏡用処置具を例えば狭窄部の奥へ挿入する操作は、実際には、一人の術者（医師）によって行なうことが難しく、看護婦等の補助者を必要とする場合がある。また、その場合、ガイドワイヤとカテーテルとを相対的に前後動させる細かい操作が必要になることもある。
【０００８】
ガイドワイヤとカテーテルとを相対的に前後動させるためには、ガイドワイヤとカテーテルとを同時に握って操作する必要がある。しかしながら、図９に示されるように、ガイドワイヤ１０６を内部に挿通する一般的な従来の内視鏡処置具Ｐは、その基端のみからガイドワイヤ１０６が導出されるため、図９の（ｂ）に示されるように、内視鏡１００に挿入した状態で内視鏡１００の処置具挿通用チャンネル１０２に通じる内視鏡操作部１０４の鉗子口１０５から突出する処置具Ｐの長さが短い場合には、内視鏡１００を操作している術者がガイドワイヤ１０６と処置具Ｐとを同時に把持して細かい操作を行なうことができるが、図９の（ａ）に示されるように、内視鏡操作部１０４の鉗子口１０５から突出する処置具Ｐの長さが長い場合には、内視鏡１００の操作者ではガイドワイヤを握れないため、処置具Ｐの手元側を把持もしく操作している補助者しかガイドワイヤ１０６を操作することができない。そのため、術者の指示にしたがって補助者がガイドワイヤ１０６を操作することになり、互いの連繋がうまくいかないと、作業に手間取ることになる。
【０００９】
一方で、ガイドワイヤとカテーテルの前後動と内視鏡の操作を同時に行なわねばならない場面がある。その場合は、術者一人では操作が無理であるため、介助者が操作する必要がある。この時、鉗子口１０５から突出する処置具Ｐの長さが長い場合は、操作が可能であるが、鉗子口１０５から突出する処置具Ｐの長さが短い場合は、介助者が術者に非常に近付かないと、カテーテルの基端を掴めないため、非常に操作がしにくくなってしまう。
【００１０】
したがって、ガイドワイヤとカテーテルとを相対的に前後動させる細かい操作を迅速且つ確実に行なうためには、いつでも、術者および補助者の両者がそれぞれ個別にガイドワイヤと処置具Ｐとを同時に操作できることが望ましい。
【００１１】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、術者および補助者の両者がそれぞれ個別にガイドワイヤと処置具とを同時に操作できる内視鏡用処置具を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の内視鏡用処置具は、ガイドワイヤが挿通可能なガイドワイヤチャンネルを有するとともに、内視鏡の処置具挿通用チャンネルに挿通可能なチューブと、前記チューブの基端部に設けられ、前記ガイドワイヤチャンネルに挿通されたガイドワイヤを操作可能な第１のガイドワイヤ操作部と、前記第１のガイドワイヤ操作部から基端側に所定距離だけ離間した前記チューブの部位に設けられ、前記ガイドワイヤチャンネルに挿通されたガイドワイヤを操作可能な第２のガイドワイヤ操作部とを備えていることを特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
【００１４】
図１および図２は本発明の第１の実施形態を示している。図１は、本実施形態に係る内視鏡用処置具１を内視鏡１０の処置具挿通用チャンネル１２に挿通させた状態を示しており、この状態で、内視鏡用処置具１の先端部は、内視鏡１０の先端から突出されるとともに、内視鏡用処置具１の基端側は、処置具挿通用チャンネル１２に連通する内視鏡操作部１４の鉗子栓１６から外部に突出されている。
【００１５】
内視鏡用処置具１はカテーテルチューブ１ａによってその本体が形成されており、カテーテルチューブ１ａは、先端側開口２９および基端側開口３１を有するとともに、ガイドワイヤ２０が挿通可能なガイドワイヤチャンネル１７をその全長にわたって有している（図２の（ｃ）参照）。
【００１６】
また、カテーテルチューブ１ａの基端側の所定部位には、ガイドワイヤ２０を操作可能な第１のガイドワイヤ操作部３０が設けられている。図２の（ａ）（ｂ）に詳しく示されるように、第１のガイドワイヤ操作部３０は、カテーテルチューブ１ａの途中に介挿された操作部本体２２から成る。操作部本体２２は、硬質の筒状部材を切り欠くことによって形成されており、その切り欠かれた部位２２ａを通じて、カテーテルチューブ１ａに挿通されたガイドワイヤ２０を外部に露出させている。無論、筒状の操作部本体２２は、カテーテルチューブ１ａに挿通されたガイドワイヤ２０をその切り欠き部位２２に導出させるための導出口２３ａ，２３ｂをその両側に有している。
【００１７】
また、第１のガイドワイヤ操作部３０から基端側に所定距離だけ離間したカテーテルチューブ１ａの部位、すなわち、カテーテルチューブ１ａの基端には、ガイドワイヤ２０を操作可能な第２のガイドワイヤ操作部３５が設けられている。図１に示されるように、この第２のガイドワイヤ操作部３５は、カテーテルチューブ１ａの基端側開口３１からガイドワイヤ２０を導出させることによって形成されている。
【００１８】
なお、本実施形態において、第１のガイドワイヤ操作部３０と第２のガイドワイヤ操作部３５との間の距離は、第１のガイドワイヤ操作部３０を操作する例えば術者と第２のガイドワイヤ操作部３５を操作する例えば補助者（看護婦）とが互いに干渉しない距離、例えば４０ｃｍに設定されている。また、第１のガイドワイヤ操作部３０は、内視鏡１０の先端から突出するカテーテルチューブ１ａの突出量がその用途に応じた量（例えば、カテーテルチューブ１ａがパピロトミーナイフとして使用される場合には、５ｃｍ、また、採石バルーンカテーテルとして使用される場合には、２０ｃｍ）だけ確保された状態で、内視鏡１０を把持して操作する例えば術者が操作できる位置（例えば、鉗子栓１６に突き当たる位置あるいは鉗子栓１６の近傍位置）に設けられている。
【００１９】
したがって、上記構成の内視鏡用処置具１にあっては、異なる操作者が第１のガイドワイヤ操作部３０と第２のガイドワイヤ操作部３５とを個別に操作することができる。具体的には、第１のガイドワイヤ操作部３０において、第１の操作者は、カテーテルチューブ１ａを把持しながら、操作部本体２２の切り欠き部位２２から露出するガイドワイヤ２０をカテーテルチューブ１ａに対して押し引き操作することができる。一方、第２のガイドワイヤ操作部３５において、第２の操作者は、カテーテルチューブ１ａを把持しながら、カテーテルチューブ１ａの基端側開口３１から導出されるガイドワイヤ２０をカテーテルチューブ１ａに対して押し引き操作することができる。
【００２０】
以上説明したように、本実施形態の内視鏡用処置具１は、ガイドワイヤ２０が挿通可能なガイドワイヤチャンネル１７を有し且つ内視鏡１０の処置具挿通用チャンネル１２に挿通可能なチューブ１ａと、チューブ１ａの基端部に設けられ且つガイドワイヤチャンネル１７に挿通されたガイドワイヤ２０を操作可能な第１のガイドワイヤ操作部３０と、第１のガイドワイヤ操作部３０から基端側に所定距離だけ離間したチューブ１ａの部位に設けられ且つガイドワイヤチャンネル１７に挿通されたガイドワイヤ２０を操作可能な第２のガイドワイヤ操作部３５とを備えている。
【００２１】
したがって、内視鏡１０を把持して操作する例えば術者が第１のガイドワイヤ操作部３０を操作し、また、補助者が第２のガイドワイヤ操作部３５を操作するといったように、術者および補助者の両者がそれぞれ個別にガイドワイヤ２０とチューブ１ａとを同時に握って操作することができるため、ガイドワイヤとカテーテルとを相対的に前後動させる細かい操作を迅速且つ確実に行なうことができる。
【００２２】
また、特に、本実施形態の内視鏡用処置具１では、内視鏡１０の鉗子栓１６から突出するチューブ１ａの基端部に第１および第２のガイドワイヤ操作部３０，３５が設けられ、なおかつ、内視鏡１０の先端から突出するチューブ１ａの突出量がその用途に応じた量だけ確保された状態で、内視鏡１０を把持して操作する例えば術者が操作できる位置（例えば、鉗子栓１６に突き当たる位置あるいは鉗子栓１６の近傍位置）に、第１のガイドワイヤ操作部３０が設けられているため、内視鏡操作部１４の鉗子栓１６から突出するチューブ１ａの長さにかかわらず、術者および補助者の両者がそれぞれ個別にガイドワイヤ２０とチューブ１ａとを同時に握って操作することができる。
【００２３】
また、本実施形態の内視鏡用処置具１において、第１のガイドワイヤ操作部３０は、筒状部材を切り欠くことによって形成され、また、第２のガイドワイヤ操作部３５は、カテーテルチューブ１ａの基端側開口３１からガイドワイヤ２０を導出させることによって形成されている。したがって、２つのガイドワイヤ操作部３０，３５を簡単且つ安価に製造することができる。
【００２４】
また、本実施形態の内視鏡用処置具１においては、第１のガイドワイヤ操作部３０が硬質の部材によって形成されている。したがって、柔らかいガイドワイヤ２０の挿入がし易くなるとともに、内視鏡１０の鉗子栓１６に対して第１のガイドワイヤ操作部３０が自立するため、術者による操作性が良好となる。
【００２５】
なお、本実施形態においては、内視鏡１０の鉗子栓１６内にほぼ位置するカテーテルチューブ１ａの部位、具体的には、第１のガイドワイヤ操作部３０から先端側に所定の長さ（例えば２０ｃｍ）だけ延在するチューブ１ａの部位に、硬質な折れ止め領域を設けても良い。この場合、この折れ止め領域でチューブ１ａが鉗子栓１６に対して自立するため、術者による操作性が良好になる。
【００２６】
図３には、第１のガイドワイヤ操作部の変形例が示されている。図示のように、この変形例に係る第１のガイドワイヤ操作部３０Ａは、これによって分断されるカテーテルチューブ１ａの一方の部位１ａ−Ａの基端に形成された第１の筒体４４と、他方の部位１ａ−Ｂの先端に取り付けられた第２の筒体４２とを備えている。この場合、第２の筒体４２は、柔軟で伸縮自在な弾性チューブ４０を介して、カテーテルチューブ１ａの他方の部位１ａ−Ｂに取り付けられている。また、第１の筒体４４の内径は第２の筒体４２の外径よりも大きく設定されており、これにより、第２の筒体４２は、第１の筒体４４内に挿脱可能に挿入されて、第１の筒体４４内で進退できるようになっている。
【００２７】
また、第２の筒体４２は、板バネ４５を介して、第１の筒体４４に接続されており、板バネ４５のバネ作用が働かない図３に示される通常の状態で、その先端側の一部が第１の筒体４４内に挿入されるようになっている。また、板バネ４５は、図３に示される通常の状態から第２の筒体４２が第１の筒体４４内に更に挿入されると、第２の筒体４２を第１の筒体４４から抜去させる方向で付勢する付勢力を生起する。
【００２８】
このように、本変形例において、第１のガイドワイヤ操作部３０Ａは、互いに対してスライド可能な２つの筒体４２，４４を有する２重管構造を成しており、これら２つの筒体４２，４４内とチューブ１ａ内とを通じてガイドワイヤ２０が延びている。なお、その他の構成は、第１の実施形態と同一である。
【００２９】
したがって、このような構成の第１のガイドワイヤ操作部３０Ａにあっては、図３および図４の（ａ）に示される通常の状態から、弾性チューブ４０を指で摘んで弾性チューブ４０と共にガイドワイヤ２０を把持し（図４の（ｂ）参照）、その把持状態で、弾性チューブ４０に接続された第２の筒体４２を第１の筒体４４内に押し込む（図４の（ｃ）参照）と、ガイドワイヤ２０に付されたマーキングＸから分かるように、ガイドワイヤ２０がチューブ１ａ内で前進する。また、この時、板バネ４５には、第２の筒体４２を第１の筒体４４から抜去させる付勢力が生起される。したがって、図４の（ｃ）の状態で、弾性チューブ４０から指を離せば、板バネ４５の付勢力によって、第２の筒体４２が図３および図４の（ａ）に示される元の位置に戻り（図４の（ｄ）参照）、次のガイドワイヤ２０の前進操作に備えることができる。そして、図４の（ａ）〜図４の（ｄ）に示される操作を繰り返すことにより、ガイドワイヤ２０を連続的に前進させることができる。
【００３０】
以上のように、本変形例の第１のガイドワイヤ操作部３０Ａは、スライド可能な２つの筒体４２，４４を有する２重管構造を成し、かつ、ガイドワイヤ前進操作後（ガイドワイヤから手を離した後）にグリップ位置を元に戻す板バネ４５を有しているため、片手の指だけでチューブ１ａとガイドワイヤ２０との相対的な前後動を簡単に行なうことができる。なお、本変形例において、第２の筒体４２のストローク（第１の筒体４４内への押し込み可能量）は、良好な操作性を得るため、２０〜３０ｍｍであることが望ましい。
【００３１】
図５〜図７は、本発明の第２の実施形態を示している。図５は、本実施形態に係る内視鏡用処置具１Ａを内視鏡１０の処置具挿通用チャンネル１２に挿通させた状態を示しており、この状態で、内視鏡用処置具１Ａの先端部は、内視鏡１０の先端から突出されるとともに、内視鏡用処置具１Ａの基端側は、処置具挿通用チャンネル１２に連通する内視鏡操作部１４の鉗子栓１６から外部に突出されている。
【００３２】
図５〜図７に示されるように、本実施形態の内視鏡用処置具１Ａは、いわゆるパピロトミーナイフとして形成される処置具本体と、この処置具本体内にガイドワイヤ２０を導入するためのガイドワイヤ導入部とから構成されている。
【００３３】
具体的には、前記処置具本体は、内視鏡１０の処置具挿通用チャンネル１２に挿通可能な先端側チューブ５３と、分岐部６０を介して先端側チューブ５３に接続された基端側チューブ５３ａとから成る。先端側チューブ５３は、図７の（ｂ）に明確に示されるように、ガイドワイヤ２０が挿通可能なガイドワイヤチャンネル１７と、駆動ワイヤ５１が挿通される駆動ワイヤチャンネル６７とをその全長にわたって有している。
【００３４】
駆動ワイヤチャンネル６７に挿通された駆動ワイヤ５１は、先端側チューブ５３の先端部に形成された第１の開口７１から外部に導出された後、第１の開口７１よりも先端側で先端側チューブ５３に形成された第２の開口７２を通じて駆動ワイヤチャンネル６７内に導入されており、外部に露出された部分によって切開処置部５２を形成している。なお、第２の開口７２を通じて駆動ワイヤチャンネル６７内に導入された駆動ワイヤ５１の先端は、先端側チューブ５３の先端に固定されている。
【００３５】
また、駆動ワイヤ５１の基端側部分は、分岐部６０を通じて基端側チューブ５３ａ内へと延び、基端側チューブ５３ａの基端に設けられた操作部５５のスライダ５７に接続されている。
【００３６】
したがって、このような構成では、操作部５５のスライダ５７を手元側にスライドさせると、駆動ワイヤ５１が手元側に牽引され、これにより、駆動ワイヤ５１と接続された先端側チューブ５３の先端部が、駆動ワイヤ５１の牽引方向に湾曲される。そのため、先端側チューブ５３から露出された駆動ワイヤ５１の部位すなわち処置部５２が弓状に張られ、その状態で駆動ワイヤ５１に高周波電流を通電することにより、処置部５２で生体組織等を切開することができる。
【００３７】
また、内視鏡用処置具１Ａの前記ガイドワイヤ導入部は、分岐部６０から基端側チューブ５３ａにほぼ沿って延びるガイドワイヤ保護チューブ５４によって形成されている。このガイドワイヤ保護チューブ５４は、前記処置具本体の先端側チューブ５３と共に、第１の実施形態のカテーテルチューブ１ａと同様のガイドワイヤチャンネルチューブを形成する。
【００３８】
前記ガイドワイヤチャンネルチューブの基端側の所定部位、具体的には、ガイドワイヤ保護チューブ５４の先端と分岐部６０との間の部位には、ガイドワイヤ２０を操作可能な第１のガイドワイヤ操作部３０が設けられている。この第１のガイドワイヤ操作部３０の構成は、第１の実施形態におけるそれと同じであるため、同一符号を付してその説明を省略する。
【００３９】
また、第１のガイドワイヤ操作部３０から基端側に所定距離だけ離間したガイドワイヤ保護チューブ５４の部位、すなわち、ガイドワイヤ保護チューブ５４の基端には、ガイドワイヤ２０を操作可能な第２のガイドワイヤ操作部３５が設けられている。この第２のガイドワイヤ操作部３５は、第２のガイドワイヤ操作部３５の基端側開口３１からガイドワイヤ２０を導出させることによって形成されている。
【００４０】
また、本実施形態においても、第１のガイドワイヤ操作部３０と第２のガイドワイヤ操作部３５との間の距離は、第１のガイドワイヤ操作部３０を操作する例えば術者と第２のガイドワイヤ操作部３５を操作する例えば補助者（看護婦）とが互いに干渉しない距離に設定されている。また、第１のガイドワイヤ操作部３０は、内視鏡１０の先端から突出する先端側チューブ５３の突出量がその用途に応じた量だけ確保された状態で、内視鏡１０を把持して操作する例えば術者が操作できる位置（例えば、分岐部６０が鉗子栓１６に突き当たる位置）に設けられている。具体的には、パピロトミーナイフとして機能する処置具本体によって乳頭括約筋を切開する場合、例えば、図７の（ａ）に示されるように、分岐部６０が鉗子栓１６にほぼ突き当たった状態で、内視鏡１０の先端からの先端側チューブ５３の突出長Ｌ１が５ｃｍ、鉗子栓１６からガイドワイヤ保護チューブ５４の基端側開口３１までの長さＬ３が４０ｃｍに設定される。したがって、この場合、ガイドワイヤ保護チューブ５４と先端側チューブ５３とから成るガイドワイヤチャンネルチューブの全長は、内視鏡１０の挿入部の長さ（内視鏡１０の先端から鉗子栓１６までの長さ）をＬ２とすると、Ｌ１＋Ｌ２＋Ｌ３になる。
【００４１】
なお、本実施形態においては、内視鏡１０の鉗子栓１６内にほぼ位置する先端側チューブ５３の部位、具体的には、分岐部６０から先端側に所定の長さ（例えば２０ｃｍ）だけ延在する先端側チューブ５３の部位に、硬質な折れ止め領域６２が設けられている。この場合、この折れ止め領域６２で先端側チューブ５３が鉗子栓１６に対して自立するため、術者による操作性が良好になる。
【００４２】
以上説明したように、本実施形態の内視鏡用処置具１Ａも、第１の実施形態と同様、ガイドワイヤ２０が挿通可能なガイドワイヤチャンネルを有し且つ内視鏡１０の処置具挿通用チャンネル１２に挿通可能なガイドワイヤチャンネルチューブ５３，５４と、ガイドワイヤチャンネルチューブの基端部に設けられ且つガイドワイヤチャンネルに挿通されたガイドワイヤ２０を操作可能な第１のガイドワイヤ操作部３０と、第１のガイドワイヤ操作部３０から基端側に所定距離だけ離間したチューブ１ａの部位に設けられ且つガイドワイヤチャンネルに挿通されたガイドワイヤ２０を操作可能な第２のガイドワイヤ操作部３５とを備えている。
【００４３】
したがって、内視鏡１０を把持して操作する例えば術者が第１のガイドワイヤ操作部３０を操作し、また、補助者が第２のガイドワイヤ操作部３５を操作するといったように、術者および補助者の両者がそれぞれ個別にガイドワイヤ２０とチューブ１ａとを同時に握って操作することができるため、ガイドワイヤとカテーテルとを相対的に前後動させる細かい操作を迅速且つ確実に行なうことができる。
【００４４】
また、特に、本実施形態の内視鏡用処置具１Ａにおいても、内視鏡１０の鉗子栓１６から突出するガイドワイヤチャンネルチューブの基端部に第１および第２のガイドワイヤ操作部３０，３５が設けられ、なおかつ、内視鏡１０の先端から突出するガイドワイヤチャンネルチューブの突出量がその用途に応じた量だけ確保された状態で、内視鏡１０を把持して操作する例えば術者が操作できる位置（例えば、鉗子栓１６に分岐部６０が突き当たる位置）に、第１のガイドワイヤ操作部３０が設けられているため、内視鏡操作部１４の鉗子栓１６から突出するガイドワイヤチャンネルチューブの長さにかかわらず、術者および補助者の両者がそれぞれ個別にガイドワイヤ２０とガイドワイヤチャンネルチューブとを同時に握って操作することができる。
【００４５】
また、本実施形態の内視鏡用処置具１Ａにおいても、第１のガイドワイヤ操作部３０が硬質の部材によって形成されている。したがって、柔らかいガイドワイヤ２０の挿入がし易くなるとともに、内視鏡１０の鉗子栓１６に対して第１のガイドワイヤ操作部３０が自立するため、術者による操作性が良好となる。
【００４６】
また、この第２の実施形態においても、第１のガイドワイヤ操作部３０を、図８に示されるように、第１のガイドワイヤ操作部３０Ａに取って代えることができる。この場合、図３および図４に示した第１の実施形態の変形例と同様の作用効果を得ることができる。
【００４７】
なお、以上説明してきた技術内容によれば、以下に示されるような各種の構成が得られる。
【００４８】
１．ガイドワイヤが挿通可能なガイドワイヤチャンネルを有するとともに、内視鏡の処置具挿通用チャンネルに挿通可能なチューブと、
前記チューブの基端部に設けられ、前記ガイドワイヤチャンネルに挿通されたガイドワイヤを操作可能な第１のガイドワイヤ操作部と、
前記第１のガイドワイヤ操作部から基端側に所定距離だけ離間した前記チューブの部位に設けられ、前記ガイドワイヤチャンネルに挿通されたガイドワイヤを操作可能な第２のガイドワイヤ操作部と、
を備えていることを特徴とする内視鏡用処置具。
【００４９】
２．ガイドワイヤが挿通可能なガイドワイヤチャンネルを有するとともに、内視鏡の処置具挿通用チャンネルを通じて内視鏡の先端から突出される先端部と、前記処置具挿通用チャンネルに連通する内視鏡操作部の鉗子栓から突出される基端部とを有するチューブと、
前記チューブの基端部に設けられ、前記ガイドワイヤチャンネルに挿通されたガイドワイヤを操作可能な第１のガイドワイヤ操作部と、
前記第１のガイドワイヤ操作部から基端側に所定距離だけ離間した前記チューブの部位に設けられ、前記ガイドワイヤチャンネルに挿通されたガイドワイヤを操作可能な第２のガイドワイヤ操作部と、
を備えていることを特徴とする内視鏡用処置具。
【００５０】
３．前記第１のガイドワイヤ操作部は、内視鏡の先端から突出するチューブの突出長が所定長だけ確保された状態で、内視鏡を把持して操作する操作者が操作できる位置（例えば、鉗子栓に突き当たる位置あるいは鉗子栓の近傍位置）に設けられていることを特徴とする第１項または第２項に記載の内視鏡用処置具。
【００５１】
４．前記第１のガイドワイヤ操作部は、チューブの途中に介挿された操作部本体から成り、この操作部本体は、硬質の筒状部材を切り欠くことによって形成され、その切り欠かれた部位を通じて、チューブに挿通されたガイドワイヤを外部に露出させることを特徴とする第１項ないし第３項のいずれか１項に記載の内視鏡用処置具。
【００５２】
５．前記第１のガイドワイヤ操作部は、互いに対してスライド可能な２つの筒体を有する２重管構造を成していることを特徴とする第１項ないし第３項のいずれか１項に記載の内視鏡用処置具。
【００５３】
６．２つの筒体同士を接続するとともに、２つの筒体同士を互いに離間させる方向に付勢する付勢手段を備えていることを特徴とする第５項に記載の内視鏡用処置具。
【００５４】
７．前記一方の筒体に対する他方の筒体のスライド可動長が２０〜３０ｍｍであることを特徴とする第５項または第６項に記載の内視鏡用処置具。
【００５５】
８．第１のガイドワイヤ操作部から先端側に所定の長さ（例えば２０ｃｍ）だけ延在するチューブの部位に、硬質な折れ止め領域が設けられていることを特徴とする第１項ないし第７項のいずれか１項に記載の内視鏡用処置具。
【００５６】
９．先端に処置部を有する処置具本体と、この処置具本体内にガイドワイヤを導入するためのガイドワイヤ導入部とから構成され、前記処置具本体は、内視鏡の処置具挿通用チャンネルに挿通可能な先端側チューブと、分岐部を介して先端側チューブに接続された基端側チューブとから成り、先端側チューブは、ガイドワイヤが挿通可能なガイドワイヤチャンネルをその全長にわたって有し、前記ガイドワイヤ導入部は、分岐部から基端側チューブにほぼ沿って延びるガイドワイヤ保護チューブによって形成され、更に、前記ガイドワイヤ保護チューブの基端部に設けられ且つ前記ガイドワイヤチャンネルに挿通されたガイドワイヤを操作可能な第１のガイドワイヤ操作部と、前記第１のガイドワイヤ操作部から基端側に所定距離だけ離間した前記ガイドワイヤ保護チューブの部位に設けられ且つ前記ガイドワイヤチャンネルに挿通されたガイドワイヤを操作可能な第２のガイドワイヤ操作部とを備えていることを特徴とする内視鏡用処置具。
【００５７】
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態においては、カテーテルチューブやパピロトミーナイフに本発明が適用されたが、本発明は、造影剤の注入、異物の回収、細胞の採取、病変部の切除、ガイドワイヤの挿入等の医療処置を行なう様々なタイプの内視鏡用処置具に適用できることは言うまでもない。この場合、本発明が採石用バルーンカテーテルに適用されると、例えば、図７の（ａ）に示される例において、内視鏡１０の先端からの先端側チューブ５２の突出長Ｌ１は２０ｃｍ、鉗子栓１６からガイドワイヤ保護チューブ５４の基端側開口３１までの長さＬ３は、４０ｃｍに設定される。
【００５８】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の内視鏡用処置具によれば、術者および補助者の両者がそれぞれ個別にガイドワイヤと処置具とを同時に操作できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態に係る内視鏡用処置具を内視鏡に挿通した状態を示す概略図である。
【図２】（ａ）は図１の内視鏡用処置具の第１のガイドワイヤ操作部の拡大図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ線に沿う断面図、（ｃ）は（ａ）のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図３】第１のガイドワイヤ操作部の変形例を示す断面図である。
【図４】図３に示された第１のガイドワイヤ操作部の動作態様を示す断面図である。
【図５】本発明の第２の実施形態に係る内視鏡用処置具を内視鏡に挿通した状態を示す概略図である。
【図６】図５の内視鏡用処置具の第１のガイドワイヤ操作部の拡大図である。
【図７】（ａ）は図５の内視鏡用処置具を内視鏡から抜去した状態を示す概略図、（ｂ）は（ａ）のＣ−Ｃ線に沿う断面図、（ｃ）は（ａ）のＥ−Ｅ線に沿う断面図、（ｄ）は（ａ）のＤ−Ｄ線に沿う断面図である。
【図８】図３の第１のガイドワイヤ操作部を図５の内視鏡用処置具に適用した状態を示す断面図である。
【図９】従来の内視鏡用処置具を内視鏡に挿通した状態を示す概略図である。
【符号の説明】
１，１Ａ…内視鏡用処置具
１ａ，５３，５３ａ，５４…チューブ
２０…ガイドワイヤ
３０…第１のガイドワイヤ操作部
３５…第２のガイドワイヤ操作部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a treatment tool for an endoscope that can be inserted into a treatment tool insertion channel of an endoscope, and more particularly, to a treatment tool for an endoscope having a guide wire channel through which a guide wire is inserted.
[0002]
[Prior art]
In general, after an endoscope is inserted into a patient's body, an endoscope treatment tool such as an elongated catheter is inserted into a treatment tool insertion channel of the endoscope to treat a disease in the patient's body. Endoscopic surgery is widely performed.
[0003]
Various types of endoscope treatment tools are known which perform medical treatments such as injection of a contrast agent, collection of foreign matter, collection of cells, excision of a lesion, insertion of a guide wire, and the like. (For example, see Patent Document 1).
[0004]
In addition, when such an endoscope treatment instrument is inserted into a narrow portion such as a biological conduit or into a stenosis formed in the biological conduit, a guide wire is used, for example. That is, prior to the insertion of the treatment tool for an endoscope, a guide wire is inserted so as to get over the stenosis, and thereafter, the treatment tool for an endoscope is inserted deep into the stenosis using the guide wire as a guide. . Specifically, for example, when inserting a treatment tool for an endoscope into a stenotic portion of a pancreatic duct, first, a guide wire is inserted from the duodenal papilla to the stenotic portion of the pancreatic duct through a treatment tool insertion channel of the endoscope. Then, by inserting the proximal end of the provided guide wire into the lumen of the treatment tool for an endoscope, the guide wire is guided by the guide wire to guide the endoscope. The treatment instrument is inserted into the stenosis of the bile duct or pancreatic duct.
[0005]
Also, with the guide wire left endoscopically in the living body, the treatment tool is removed from the treatment tool insertion channel of the endoscope, and then the proximal end side of the remaining guide wire is replaced with another treatment tool. By inserting the treatment instrument, the treatment instrument may be exchanged through the guide wire, such as inserting the another treatment instrument into the treatment instrument insertion channel of the endoscope using the guide wire as a guide.
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-8-187292Information
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, it is actually difficult for one operator (doctor) to perform an operation of inserting a treatment tool for an endoscope into, for example, a deep part of a stenosis part while guiding the guide wire while operating the endoscope. An assistant such as a nurse may be required. In that case, a fine operation for relatively moving the guidewire and the catheter back and forth may be required.
[0008]
In order to relatively move the guide wire and the catheter back and forth, it is necessary to operate the guide wire and the catheter while simultaneously grasping the guide wire and the catheter. However, as shown in FIG. 9, the general conventional endoscope treatment tool P in which the guide wire 106 is inserted thereinto has the guide wire 106 drawn out only from the base end thereof. As shown in ()), the length of the treatment tool P protruding from the forceps port 105 of the endoscope operation section 104 that communicates with the treatment tool insertion channel 102 of the endoscope 100 in a state of being inserted into the endoscope 100 is short. In this case, the operator operating the endoscope 100 can perform a fine operation by simultaneously grasping the guide wire 106 and the treatment tool P. However, as shown in FIG. When the length of the treatment tool P protruding from the forceps port 105 of the endoscope operation unit 104 is long, the operator of the endoscope 100 cannot grasp the guide wire, and thus the operator may grasp the hand side of the treatment tool P. Only the operating assistant guidewire 06 can not operate the. Therefore, the assistant operates the guide wire 106 in accordance with the operator's instruction, and if the connection is not successful, the operation is troublesome.
[0009]
On the other hand, there is a scene where the back and forth movement of the guide wire and the catheter and the operation of the endoscope must be performed simultaneously. In such a case, the operation cannot be performed by the operator alone, so that the assistant needs to perform the operation. At this time, when the length of the treatment tool P protruding from the forceps port 105 is long, the operation is possible. However, when the length of the treatment tool P protruding from the forceps port 105 is short, the caregiver gives the operator If not very close, the proximal end of the catheter cannot be grasped, which makes it extremely difficult to operate.
[0010]
Therefore, in order to quickly and surely perform a fine operation of relatively moving the guide wire and the catheter back and forth, both the operator and the assistant can simultaneously operate the guide wire and the treatment tool P individually at any time. Is desirable.
[0011]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a treatment tool for an endoscope in which both an operator and an assistant can individually operate a guide wire and a treatment tool at the same time. To provide.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a treatment tool for an endoscope of the present invention has a guide wire channel through which a guide wire can be inserted, a tube that can be inserted into a treatment tool insertion channel of an endoscope, and the tube A first guide wire operating portion provided at a base end of the guide wire and capable of operating a guide wire inserted through the guide wire channel; and a first guide wire operating portion separated from the first guide wire operating portion by a predetermined distance toward a base end side. A second guide wire operating unit provided at a portion of the tube and capable of operating a guide wire inserted through the guide wire channel.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0014]
1 and 2 show a first embodiment of the present invention. FIG. 1 shows a state in which the treatment tool 1 for an endoscope according to the present embodiment is inserted into a treatment tool insertion channel 12 of an endoscope 10, and in this state, the treatment tool 1 for an endoscope is shown. The distal end protrudes from the distal end of the endoscope 10, and the proximal end side of the treatment tool 1 for the endoscope is connected to the forceps plug 16 of the endoscope operation unit 14 communicating with the treatment tool insertion channel 12. It is projected to.
[0015]
The main body of the treatment instrument 1 for an endoscope is formed by a catheter tube 1a. The catheter tube 1a has a distal opening 29 and a proximal opening 31 and has a guide wire channel 17 through which the guide wire 20 can be inserted. Over its entire length (see FIG. 2 (c)).
[0016]
Further, a first guide wire operation unit 30 capable of operating the guide wire 20 is provided at a predetermined position on the proximal end side of the catheter tube 1a. As shown in detail in FIGS. 2A and 2B, the first guide wire operation unit 30 includes an operation unit main body 22 inserted in the middle of the catheter tube 1a. The operation section main body 22 is formed by cutting out a hard cylindrical member, and exposes the guide wire 20 inserted through the catheter tube 1a to the outside through the cutout portion 22a. Needless to say, the tubular operation portion main body 22 has outlets 23a and 23b on both sides thereof for leading the guide wire 20 inserted into the catheter tube 1a to the cutout portion 22 thereof.
[0017]
In addition, a second guide wire operation capable of operating the guide wire 20 is provided at a portion of the catheter tube 1a separated from the first guide wire operation unit 30 by a predetermined distance toward the base end side, that is, at the base end of the catheter tube 1a. A part 35 is provided. As shown in FIG. 1, the second guide wire operating section 35 is formed by leading the guide wire 20 out of the proximal opening 31 of the catheter tube 1a.
[0018]
In the present embodiment, the distance between the first guide wire operation unit 30 and the second guide wire operation unit 35 is determined by, for example, an operator who operates the first guide wire operation unit 30 and the second guide. The distance is set so that, for example, an assistant (nurse) operating the wire operation unit 35 does not interfere with each other, for example, 40 cm. In addition, the first guide wire operation unit 30 is configured such that the amount of protrusion of the catheter tube 1a protruding from the distal end of the endoscope 10 is an amount according to the application (for example, when the catheter tube 1a is used as a papillotome knife). Is 5 cm, and 20 cm in the case where it is used as a quarry balloon catheter). (Abutting position or a position near the forceps stopper 16).
[0019]
Therefore, in the endoscope treatment tool 1 having the above-described configuration, different operators can individually operate the first guidewire operation unit 30 and the second guidewire operation unit 35. Specifically, in the first guide wire operation unit 30, the first operator holds the catheter tube 1a and attaches the guide wire 20 exposed from the cutout portion 22 of the operation unit main body 22 to the catheter tube 1a. Push-pull operation can be performed. On the other hand, in the second guide wire operating section 35, the second operator holds the catheter tube 1a and moves the guide wire 20 led out from the proximal opening 31 of the catheter tube 1a to the catheter tube 1a. Push-pull operation can be performed.
[0020]
As described above, the endoscope treatment tool 1 of the present embodiment has the guide wire channel 17 through which the guide wire 20 can be inserted and the tube that can be inserted into the treatment instrument insertion channel 12 of the endoscope 10. 1a, a first guide wire operating unit 30 provided at the base end of the tube 1a and capable of operating the guide wire 20 inserted through the guide wire channel 17, and a proximal end side from the first guide wire operating unit 30 And a second guide wire operating section 35 provided at a portion of the tube 1 a separated by a predetermined distance and capable of operating the guide wire 20 inserted through the guide wire channel 17.
[0021]
Therefore, for example, the surgeon operating the endoscope 10 by operating the first guidewire operating unit 30 and the assistant operating the second guidewire operating unit 35 by operating the first guidewire operating unit 35 Since both the assistant and the assistant can individually grasp and operate the guide wire 20 and the tube 1a at the same time, it is possible to quickly and reliably perform a fine operation of relatively moving the guide wire and the catheter back and forth. .
[0022]
Further, in particular, in the endoscope treatment tool 1 of the present embodiment, the first and second guide wire operation units 30 and 35 are provided at the base end of the tube 1a protruding from the forceps plug 16 of the endoscope 10. Further, in a state where the amount of protrusion of the tube 1a protruding from the distal end of the endoscope 10 is secured by an amount corresponding to the intended use, a position at which an operator who grips and operates the endoscope 10 can operate (for example, For example, since the first guide wire operation unit 30 is provided at a position where the tube 1a protrudes from the forceps plug 16 of the endoscope operation unit 14, the first guide wire operation unit 30 is provided at a position abutting on the forceps plug 16 or a position near the forceps plug 16. Regardless, both the surgeon and the assistant can individually operate the guide wire 20 and the tube 1a while simultaneously grasping the guide wire 20 and the tube 1a.
[0023]
Further, in the endoscope treatment tool 1 of the present embodiment, the first guide wire operation section 30 is formed by cutting out a cylindrical member, and the second guide wire operation section 35 is formed of a catheter tube. The guide wire 20 is formed by drawing out the guide wire 20 from the base end side opening 31 of 1a. Therefore, the two guide wire operation units 30 and 35 can be manufactured easily and inexpensively.
[0024]
In the treatment tool 1 for an endoscope according to the present embodiment, the first guide wire operation section 30 is formed of a hard member. Therefore, the insertion of the soft guide wire 20 becomes easy, and the first guide wire operation unit 30 becomes independent with respect to the forceps plug 16 of the endoscope 10, so that the operability by the operator is improved.
[0025]
In the present embodiment, a predetermined length (for example, from the first guide wire operation unit 30 to the distal end side of the catheter tube 1a located substantially in the forceps stopper 16 of the endoscope 10). A hard breaking region may be provided at a portion of the tube 1a extending by 20 cm). In this case, since the tube 1a becomes independent of the forceps plug 16 in the buckling prevention region, the operability by the operator is improved.
[0026]
FIG. 3 shows a modification of the first guide wire operation unit. As shown in the drawing, a first guide wire operation unit 30A according to this modification includes a first cylindrical body 44 formed at a base end of one portion 1a-A of the catheter tube 1a divided by the first guide wire operation unit 30A. A second cylindrical body 42 attached to the tip of the other portion 1a-B. In this case, the second cylindrical body 42 is attached to the other portion 1a-B of the catheter tube 1a via a flexible and stretchable elastic tube 40. The inner diameter of the first cylinder 44 is set to be larger than the outer diameter of the second cylinder 42, whereby the second cylinder 42 can be inserted into and removed from the first cylinder 44. To be able to advance and retreat within the first cylindrical body 44.
[0027]
Further, the second cylinder 42 is connected to the first cylinder 44 via a leaf spring 45, and the tip of the second cylinder 42 is in a normal state shown in FIG. 3 in which the spring action of the leaf spring 45 does not work. A part of the side is inserted into the first cylindrical body 44. When the second cylinder 42 is further inserted into the first cylinder 44 from the normal state shown in FIG. 3, the leaf spring 45 moves the second cylinder 42 to the first cylinder 44. A biasing force is generated that biases in the direction of being pulled out of the device.
[0028]
As described above, in the present modification, the first guide wire operation unit 30A has a double-pipe structure having two cylinders 42 and 44 slidable with respect to each other. , 44 and the inside of the tube 1a. The other configuration is the same as that of the first embodiment.
[0029]
Therefore, in the first guide wire operation unit 30A having such a configuration, the elastic tube 40 is picked up with a finger from the normal state shown in FIG. 3 and FIG. The wire 20 is gripped (see FIG. 4B), and in this gripped state, the second cylinder 42 connected to the elastic tube 40 is pushed into the first cylinder 44 (FIG. 4C). ), And the guide wire 20 advances in the tube 1a as can be seen from the marking X on the guide wire 20. At this time, an urging force is generated in the leaf spring 45 to cause the second cylinder 42 to be removed from the first cylinder 44. Therefore, when the finger is released from the elastic tube 40 in the state of FIG. 4C, the second cylindrical body 42 is moved by the urging force of the leaf spring 45 to the original state shown in FIGS. 3 and 4A. Returning to the position (see FIG. 4D), the user can prepare for the next forward operation of the guide wire 20. Then, by repeating the operations shown in FIGS. 4A to 4D, the guide wire 20 can be continuously advanced.
[0030]
As described above, the first guide wire operation unit 30A of the present modification forms a double pipe structure having the two slidable cylinders 42 and 44, and after the guide wire advance operation (from the guide wire). Since the leaf spring 45 restores the grip position to the original position (after releasing the hand), the relative movement between the tube 1a and the guide wire 20 can be easily performed with only one finger. In this modification, the stroke of the second cylinder 42 (the amount that can be pushed into the first cylinder 44) is preferably 20 to 30 mm in order to obtain good operability.
[0031]
5 to 7 show a second embodiment of the present invention. FIG. 5 shows a state in which the treatment tool for endoscope 1A according to the present embodiment is inserted into the treatment tool insertion channel 12 of the endoscope 10, and in this state, the treatment tool for endoscope 1A is shown. The distal end protrudes from the distal end of the endoscope 10, and the proximal end side of the endoscope treatment tool 1 A is externally connected to the forceps plug 16 of the endoscope operation unit 14 communicating with the treatment tool insertion channel 12. It is projected to.
[0032]
As shown in FIGS. 5 to 7, an endoscope treatment tool 1 A of the present embodiment has a treatment tool main body formed as a so-called papillotome knife and a guide wire 20 introduced into the treatment tool main body. And a guide wire introduction part.
[0033]
Specifically, the treatment instrument main body includes a distal tube 53 that can be inserted into the treatment instrument insertion channel 12 of the endoscope 10, and a proximal tube that is connected to the distal tube 53 via the branch portion 60. 53a. As clearly shown in FIG. 7B, the distal tube 53 has a guide wire channel 17 through which the guide wire 20 can be inserted and a drive wire channel 67 through which the drive wire 51 can be inserted, over its entire length. are doing.
[0034]
The driving wire 51 inserted into the driving wire channel 67 is led out of a first opening 71 formed at the distal end of the distal tube 53, and thereafter, the distal tube is located at a distal end side of the first opening 71. It is introduced into the drive wire channel 67 through a second opening 72 formed in 53, and an incision treatment section 52 is formed by a portion exposed to the outside. The distal end of the driving wire 51 introduced into the driving wire channel 67 through the second opening 72 is fixed to the distal end of the distal tube 53.
[0035]
The proximal portion of the drive wire 51 extends into the proximal tube 53a through the branch portion 60, and is connected to the slider 57 of the operating portion 55 provided at the proximal end of the proximal tube 53a.
[0036]
Therefore, in such a configuration, when the slider 57 of the operation section 55 is slid to the proximal side, the drive wire 51 is pulled toward the proximal side, whereby the distal end portion of the distal tube 53 connected to the drive wire 51 is moved. Is bent in the direction in which the drive wire 51 is pulled. Therefore, the portion of the drive wire 51 exposed from the distal tube 53, that is, the treatment section 52 is stretched in an arc shape, and a high-frequency current is applied to the drive wire 51 in this state, so that the treatment section 52 cuts a living tissue or the like. can do.
[0037]
The guide wire introduction portion of the endoscope treatment tool 1A is formed by a guide wire protection tube 54 extending substantially along the proximal tube 53a from the branch portion 60. The guide wire protection tube 54 forms a guide wire channel tube similar to the catheter tube 1a of the first embodiment together with the distal end tube 53 of the treatment instrument body.
[0038]
A first guide wire operation capable of operating the guide wire 20 is provided at a predetermined portion on the proximal end side of the guide wire channel tube, specifically, at a portion between the distal end of the guide wire protection tube 54 and the branch portion 60. A unit 30 is provided. Since the configuration of the first guide wire operation unit 30 is the same as that of the first embodiment, the same reference numerals are given and the description is omitted.
[0039]
In addition, a portion of the guide wire protection tube 54 that is separated from the first guide wire operation unit 30 by a predetermined distance toward the base end side, that is, the base end of the guide wire protection tube 54 is provided with a second Are provided. The second guide wire operation unit 35 is formed by leading the guide wire 20 out of the proximal opening 31 of the second guide wire operation unit 35.
[0040]
Also in the present embodiment, the distance between the first guide wire operation unit 30 and the second guide wire operation unit 35 is, for example, the distance between the operator who operates the first guide wire operation unit 30 and the second The distance is set so that, for example, an assistant (a nurse) who operates the guide wire operation unit 35 does not interfere with each other. Further, the first guide wire operating section 30 holds the endoscope 10 in a state where the amount of protrusion of the distal tube 53 protruding from the distal end of the endoscope 10 is secured by an amount corresponding to the intended use. It is provided at a position where, for example, an operator who operates it can operate (for example, a position where the branch portion 60 abuts the forceps plug 16). Specifically, when the papillary sphincter is incised by the treatment instrument main body functioning as a papillotome knife, for example, as shown in FIG. The protruding length L1 of the distal tube 53 from the distal end of the endoscope 10 is set to 5 cm, and the length L3 from the forceps plug 16 to the proximal opening 31 of the guide wire protecting tube 54 is set to 40 cm. Therefore, in this case, the total length of the guide wire channel tube including the guide wire protection tube 54 and the distal tube 53 is the length of the insertion portion of the endoscope 10 (the length from the distal end of the endoscope 10 to the forceps plug 16). S2) is L1 + L2 + L3.
[0041]
In the present embodiment, a predetermined length (for example, 20 cm) is extended from the distal end side tube 53 located substantially within the forceps plug 16 of the endoscope 10 to the distal end side from the branch portion 60. A hard break preventing region 62 is provided at the existing distal end tube 53. In this case, the distal tube 53 becomes independent with respect to the forceps plug 16 in the bend preventing region 62, so that the operability by the operator is improved.
[0042]
As described above, similarly to the first embodiment, the endoscope treatment tool 1A of the present embodiment also has the guide wire channel through which the guide wire 20 can be inserted, and is used for inserting the treatment tool of the endoscope 10. A guide wire channel tube 53, 54 that can be inserted into the channel 12, a first guide wire operation unit 30 that is provided at the base end of the guide wire channel tube, and that can operate the guide wire 20 that is inserted through the guide wire channel; A second guide wire operating portion 35 provided at a portion of the tube 1a which is spaced apart from the first guide wire operating portion 30 by a predetermined distance on the base end side and capable of operating the guide wire 20 inserted through the guide wire channel; It has.
[0043]
Therefore, for example, the surgeon operating the endoscope 10 by operating the first guidewire operating unit 30 and the assistant operating the second guidewire operating unit 35 by operating the first guidewire operating unit 35 Since both the assistant and the assistant can individually grasp and operate the guide wire 20 and the tube 1a at the same time, it is possible to quickly and reliably perform a fine operation of relatively moving the guide wire and the catheter back and forth. .
[0044]
In addition, in particular, also in the treatment tool for endoscope 1A of the present embodiment, the first and second guide wire operation sections 30 and 30 are provided at the base end of the guide wire channel tube protruding from the forceps plug 16 of the endoscope 10. An operator who grips and operates the endoscope 10 in a state in which the guide wire channel tube protruding from the distal end of the endoscope 10 is provided in an amount corresponding to the intended use of the endoscope 10 Since the first guide wire operation unit 30 is provided at a position where the branching unit 60 can be operated (for example, a position where the branching unit 60 abuts on the forceps plug 16), the guide wire protruding from the forceps plug 16 of the endoscope operation unit 14 Irrespective of the length of the channel tube, both the operator and the assistant grasp and operate the guide wire 20 and the guide wire channel tube individually at the same time. It can be.
[0045]
Further, also in the endoscope treatment tool 1A of the present embodiment, the first guide wire operation unit 30 is formed of a hard member. Therefore, the insertion of the soft guide wire 20 becomes easy, and the first guide wire operation unit 30 becomes independent with respect to the forceps plug 16 of the endoscope 10, so that the operability by the operator is improved.
[0046]
Also, in the second embodiment, the first guide wire operation unit 30 can be replaced with a first guide wire operation unit 30A as shown in FIG. In this case, the same operation and effect as the modification of the first embodiment shown in FIGS. 3 and 4 can be obtained.
[0047]
According to the technical contents described above, various configurations as described below can be obtained.
[0048]
1. A tube having a guidewire channel through which a guidewire can be inserted, and a tube which can be inserted into a treatment tool insertion channel of an endoscope,
A first guide wire operation unit provided at a base end of the tube and capable of operating a guide wire inserted into the guide wire channel;
A second guide wire operation unit provided at a portion of the tube spaced a predetermined distance from the first guide wire operation unit to the proximal end side and capable of operating a guide wire inserted into the guide wire channel;
A treatment tool for an endoscope, comprising:
[0049]
2. A distal end portion having a guide wire channel through which a guide wire can be inserted, protruding from a distal end of the endoscope through a treatment instrument insertion channel of the endoscope, and an endoscope operation section communicating with the treatment instrument insertion channel A tube having a proximal end projecting from the forceps stopper,
A first guide wire operation unit provided at a base end of the tube and capable of operating a guide wire inserted into the guide wire channel;
A second guide wire operation unit provided at a portion of the tube spaced a predetermined distance from the first guide wire operation unit to the proximal end side and capable of operating a guide wire inserted into the guide wire channel;
A treatment tool for an endoscope, comprising:
[0050]
3. The first guide wire operation unit is configured to be able to operate a position (for example, an operator who grips and operates the endoscope in a state where a protrusion length of a tube protruding from a distal end of the endoscope is secured by a predetermined length. 3. The endoscope treatment tool according to item 1 or 2, wherein the treatment tool is provided at a position where the forceps stopper abuts or a position near the forceps stopper.
[0051]
4. The first guide wire operating section is composed of an operating section main body inserted in the middle of the tube, and the operating section main body is formed by cutting out a hard cylindrical member, and through the cut out portion. 4. The endoscope treatment tool according to any one of claims 1 to 3, wherein a guide wire inserted through the tube is exposed to the outside.
[0052]
5. The said 1st guide wire operation part has comprised the double pipe | tube structure which has two cylindrical bodies slidable with respect to each other, The statement in any one of the Claims 1 thru | or 3 characterized by the above-mentioned. Endoscope treatment tool.
[0053]
6. The endoscope treatment tool according to claim 5, further comprising an urging means for connecting the two cylinders to each other and urging the two cylinders in a direction to separate the two cylinders from each other. .
[0054]
7. 7. The treatment tool for an endoscope according to claim 5, wherein the movable length of the slide of the other cylinder with respect to the one cylinder is 20 to 30 mm.
[0055]
8. Item 1 to Item 7 wherein a hard buckling prevention region is provided in a portion of the tube extending a predetermined length (for example, 20 cm) from the first guide wire operating portion to the distal end side. The treatment tool for an endoscope according to any one of the above.
[0056]
9. A treatment tool main body having a treatment portion at the distal end, and a guide wire introduction portion for introducing a guide wire into the treatment tool main body, wherein the treatment tool main body is inserted into a treatment tool insertion channel of an endoscope. A distal tube, and a proximal tube connected to the distal tube via a branch, the distal tube having a guidewire channel through which a guidewire can pass, and The wire introduction portion is formed by a guide wire protection tube extending substantially along the proximal tube from the branch portion, and further, a guide wire provided at the proximal end of the guide wire protection tube and inserted through the guide wire channel. A first guide wire operating unit capable of operating the first guide wire operating unit and a first guide wire operating unit separated from the first guide wire operating unit by a predetermined distance toward the base end side Endoscopic treatment tool, characterized in that a guide wire is provided at a portion of the protective tube and the guide wire channel operable insertion guidewire into the second guide wire operating unit.
[0057]
It is needless to say that the present invention is not limited to the above-described embodiment, but can be variously modified without departing from the gist thereof. For example, in the above-described embodiment, the present invention is applied to a catheter tube and a papillotome knife. Needless to say, the present invention can be applied to various types of endoscope treatment tools for performing medical treatments such as the above. In this case, if the present invention is applied to a balloon catheter for quarrying, for example, in the example shown in FIG. 7A, the projection length L1 of the distal tube 52 from the distal end of the endoscope 10 is 20 cm, The length L3 from the stopper 16 to the proximal opening 31 of the guide wire protection tube 54 is set to 40 cm.
[0058]
【The invention's effect】
As described above, according to the endoscope treatment tool of the present invention, both the operator and the assistant can individually operate the guide wire and the treatment tool simultaneously.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view showing a state in which a treatment tool for an endoscope according to a first embodiment of the present invention has been inserted into an endoscope.
2 (a) is an enlarged view of a first guide wire operating portion of the endoscope treatment tool of FIG. 1, (b) is a cross-sectional view taken along line AA of (a), and (c) is It is sectional drawing which follows the BB line of (a).
FIG. 3 is a cross-sectional view illustrating a modification of the first guide wire operation unit.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing an operation mode of a first guide wire operation unit shown in FIG.
FIG. 5 is a schematic diagram showing a state in which a treatment tool for an endoscope according to a second embodiment of the present invention has been inserted through an endoscope.
6 is an enlarged view of a first guide wire operation unit of the endoscope treatment tool of FIG. 5;
7A is a schematic view showing a state in which the treatment tool for an endoscope of FIG. 5 is removed from the endoscope, FIG. 7B is a cross-sectional view taken along the line CC of FIG. FIG. 4A is a cross-sectional view taken along line EE of FIG. 4A, and FIG. 4D is a cross-sectional view taken along line DD of FIG.
8 is a cross-sectional view showing a state in which the first guide wire operation unit in FIG. 3 is applied to the treatment tool for an endoscope in FIG. 5;
FIG. 9 is a schematic view showing a state in which a conventional endoscope treatment tool is inserted through an endoscope.
[Explanation of symbols]
1,1A ... Endoscope treatment tool
1a, 53, 53a, 54 ... tube
20 Guide wire
30: first guide wire operation unit
35 second guide wire operation unit

Claims

A tube having a guide wire channel through which a guide wire can be inserted, and a tube which can be inserted into a treatment tool insertion channel of an endoscope,
A first guide wire operation unit provided at a base end of the tube and capable of operating a guide wire inserted into the guide wire channel;
A second guide wire operation unit provided at a portion of the tube spaced a predetermined distance from the first guide wire operation unit to the proximal end side and capable of operating a guide wire inserted through the guide wire channel;
A treatment tool for an endoscope, comprising: