【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、タンク室内の液体をノズルから吐き出し、その液体により、口腔内の洗浄等を行う口腔衛生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の口腔衛生装置には、例えばタンク室内の液体を、駆動装置を用いてポンプ装置を駆動してノズルから吐き出し、その吐き出した液体により、口腔内の洗浄等を行うものがあった。
【０００３】
【特許文献１】実公平７−４１４５７号公報
例えば、特許文献１には、図５に示す構造の口腔衛生装置についての技術が記載されている。この口腔衛生装置は、本体ケース１内に、駆動装置２、ポンプ装置３などを備える。また、本体ケース１の上部には、タンク室１６を設け、そのタンク室１６内に液体を貯蔵する。
【０００４】
駆動装置２は、駆動モータ４、電池１９などを備える。その駆動モータ４は、平板状の基板５に設ける。駆動モータ４のモータ歯車４ａには、クランク歯車６を噛み合わせる。そのクランク歯車６は、基板５上に立てた固定軸５ａで回転自在に支持する。クランク歯車６には偏心させてクランク７の上部を取り付けるとともに、そのクランク７の下部には、後述するポンプ装置３のピストンを取り付ける。
【０００５】
ポンプ装置３は、図６に示すように、シリンダ１３内に往復動自在として前述のピストン９を設ける。そして、シリンダ１３内のピストン９によってシリンダ室１４を構成する。そのようなポンプ装置は、液体を吸入口１０から吸い込んで、吐出口１１から吐き出す。それら吸入口１０と吐出口１１との間に、前述のシリンダ室１４などを備える。また、それら吸入口１０とシリンダ室１４との間には、逆止弁１５を設ける。
【０００６】
吸入口１０は、チューブ１８ａを介してタンク室１６と接続する。一方、吐出口１１は、チューブ１８ｂを介してノズル１７に接続する。
【０００７】
そして、そのような口腔衛生装置を作動させるときは、図５に示すスイッチボタン１２を押して、駆動装置２の電池１９により駆動モータ４を駆動する。その駆動モータ４の駆動によりモータ歯車４ａが回転し、それによりクランク歯車６が回転する。そのクランク歯車６の回転を、クランク７により、ピストン９の往復運動に変換して伝達する。
【０００８】
図中、ピストン９が上に移動すると、その移動に伴い、タンク室１６内に貯蔵した液体を、チューブ１８ａなどを介してシリンダ室１４に吸い込む。その後、クランク歯車６のさらなる回転により、ピストン９が下に移動すると、逆止弁１５によりシリンダ室１４からタンク室１６へ液体が逆流するのを防止しながら、シリンダ室１４内の液体を、チューブ１８ｂなどを介してノズル１７の先端から液体を吐き出していた。そして、そのノズル１７から吐き出した液体により、口腔内の洗浄を行っていた。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、そのような特許文献１に記載の口腔衛生装置では、本体ケース１内に駆動装置２とポンプ装置３とを備えるが、駆動装置２とポンプ装置３とを隔てるものが本体ケース１内にないので、仮に、ポンプ装置３の、吸入口１０とチューブ１８ａとの接続個所または吐出口１１とチューブ１８ｂとの接続個所などで漏れが生じた場合、本体ケース１内に液体がまわり、駆動モータ４や電池１９などの駆動装置２が液体に浸ってしまうことがあった。
【００１０】
そして、ひとたび、そのように駆動装置２が液体に浸ってしまうと、再度、駆動装置２を使用することができなくなる場合があり問題となっていた。
【００１１】
そこで、この発明の第１の目的は、駆動装置が液体に浸ることを防止することにある。
【００１２】
この発明の第２の目的は、スリムな口腔衛生装置を提供することにある。
【００１３】
この発明の第３の目的は、部品点数を削減して安価な口腔衛生装置を提供することにある。
【００１４】
この発明の第４の目的は、駆動装置が液体に浸ることを確実に防止することにある。
【００１５】
この発明の第５の目的は、タンクケース、ポンプ装置、駆動装置などの清掃を容易としてメンテナンス性を向上することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項１に記載の発明は、第１の目的を達成するべく、
駆動装置でポンプ装置を駆動してタンク室内の液体をノズルから吐き出す口腔衛生装置において、
駆動装置とタンク室とを隔壁で隔てて設け、タンク室内にポンプ装置を配置してそのポンプ装置と駆動装置とを、隔壁を貫通する駆動伝達部材を介して連結することを特徴とする。
【００１７】
請求項２に記載の発明は、第２の目的も達成するべく、
請求項１に記載の口腔衛生装置において、
ポンプ装置がシリンダとピストンを備え、そのピストンに、タンク室内の液体を吸い込む吸込み口とその吸込み口から吸い込んだ液体を内部を通してシリンダのシリンダ室内に入れる吸上げ通路を設け、その吸上げ通路に逆止弁を配置することを特徴とする。
【００１８】
請求項３に記載の発明は、第３の目的も達成するべく、
請求項２に記載の口腔衛生装置において、
ピストンの一部を延ばして駆動伝達部材を構成し、その駆動伝達部材をピストンとともに一体成形して設けることを特徴とする。
【００１９】
請求項４に記載の発明は、第３の目的も達成するべく、
請求項２に記載の口腔衛生装置において、
シリンダに、タンク室内の液体を吸込み口に導く吸入口と、ノズルを接続するノズル接続口を設けることを特徴とする。
【００２０】
請求項５に記載の発明は、第４の目的も達成するべく、
請求項１に記載の口腔衛生装置において、
隔壁と駆動伝達部材との間に、それら間のすきまから、タンク室内の液体がもれ出ることを防止する液密シールを設けることを特徴とする。
【００２１】
請求項６に記載の発明は、第５の目的も達成するべく、
請求項１に記載の口腔衛生装置において、
駆動装置を収納する本体ケースに対してタンク室を設けるタンクケースを着脱自在とすることを特徴とする。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。図１には、この発明による口腔衛生装置の全体概略構成を示す。
【００２３】
図中符号２０は、片手で把持可能な外装ケースである。その外装ケース２０は、図中下に示す円柱状で中空の本体ケース２１と、図中上に示す筒状のタンクケース２２とで構成する。
【００２４】
本体ケース２１は、筒状の上ケース２１ａの口部Ｂに、下ケース２１ｂを取り付けて構成する。上ケース２１ａの上部外周面には、ネジ部２１ｃを設けるとともに、上部中央には、円形状の凹部２１ｄを設ける。また、上ケース２１ａの上部の中心には、穴２１ｅを設ける。
【００２５】
そのような本体ケース２１内には、駆動装置２４を設ける。駆動装置２４は、例えば不図示の電池と駆動モータ２６とクランク歯車２７とで構成する。
【００２６】
駆動モータ２６を駆動する電池は、例えば、後述する基板２５の裏に設ける。また、駆動装置２４には、電池と駆動モータ２６とを電気的に接続する導電部材などを備える。
【００２７】
駆動モータ２６は、例えば平板状の基板２５に取り付ける。その駆動モータ２６のモータ歯車２６ａには、円板状のクランク歯車２７を噛み合わせる。そのクランク歯車２７は、基板２５上に立てた固定軸２５ａで回転自在に支持する。
【００２８】
クランク歯車２７には、固定軸２５ａに偏心して円形のカム２８を設ける。そのカム２８には、例えば環状のカムフォロア２９を、その内周面の上端および下端が、カム２８に接触するように設ける。カムフォロア２９の外周面には、その外周面から突出する凸部２９ａを設ける。その凸部２９ａの上端中心には、詳しくは図２に示すように、円柱状にくりぬいた凹部２９ｃを形成するとともに、径方向に貫通する穴２９ｄを設ける。
【００２９】
ところで、図１に示すタンクケース２２の頂部中央には、穴２２ａを設ける。また、タンクケース２２の下部には、段部２２ｂを設け、その段部２２ｂの内周面に、ネジ部２２ｃとＯリング２２ｄとを設ける。
【００３０】
そのようなタンクケース２２内の下部にはポンプ装置３２を設け、一方、タンクケース２２外の上部にはノズル３７を設ける。
【００３１】
ホンプ装置３２は、シリンダ３３とピストン３５を備える。そのシリンダ３３は、図１に示すとおり、筒状で、上部にノズル接続部３３ａを有し、下方に向けて通路部３３ｂ、シリンダ本体部３３ｃを逐次形成してなる。
【００３２】
ノズル接続部３３ａの上端には、軸方向に凹部３３ｆを設ける。また、ノズル接続部３３ａ内には、ノズル接続口３３ｇを備える。
【００３３】
シリンダ本体部３３ｃの下部には、径方向に貫通する吸入口３３ｄと、外周面から突出する舌片３３ｅとを、それらの位置が重ならないよう互い違いにそれぞれ４つずつ設ける。舌片３３ｅには、不図示のネジ穴をそれぞれ設ける。
【００３４】
そのようなポンプ装置３２のシリンダ本体部３３ｃ内には、往復動自在としてピストン３５を設ける。そして、シリンダ本体部３３ｃ内のピストン３５によって、シリンダ室Ｙを構成する。
【００３５】
ピストン３５は、例えば図１に示すとおり、上部に円筒部３５ａを有し、下方に向けて、弾性部３５ｃ、ピストン本体部３５ｄを逐次形成してなる。
【００３６】
弾性部３５ｃは、ピストン３５の外周面から突出するように、上に開いたかさ状に設ける。また、ピストン本体部３５ｄには、その側面に４つの吸込み口３５ｇを設けるとともに、その吸込み口３５ｇから吸い込んだ液体を内部を通して、シリンダ室Ｙへと入れる吸上げ通路３５ｉを設ける。
【００３７】
そして、そのような図１に示すピストン３５の上方からボール状の逆止弁４０を入れて、吸上げ通路３５ｉ上に設けたテーパ部の上に乗せる。その後、円筒部３５ａの上端に、円板状の蓋部３５ｆを取り付けて、吸上げ通路３５ｉに逆止弁４０を配置する。その蓋部３５ｆには、放射状に溝状の切れ込みを入れて、ピストン吐出口３５ｋを設ける。
【００３８】
また、この例では、ピストン３５のピストン本体部３５ｄの一部を延ばしてコンロッド部（駆動伝達部材）３６を構成する。そのコンロッド部材３６は、ピストン３６とともに一体成形により設ける。そのコンロッド部３６の下端近傍には、詳しくは図２に示すように、径方向に貫通する穴３６ｂを設ける。
【００３９】
ところで、ノズル３７は、樹脂を用い、先端に向けて順次先細になるように形成する。ノズル３７の基端近傍には、ガスケット３７ａを設ける。また、ノズル３７の中央やや基端側には、下に開いたかさ状の取付部３７ｂを設ける。その取付部３７ｂの先端には、爪３７ｃを設ける。
【００４０】
さて、そのような口腔衛生装置を組み立てるには、先ず、本体ケース２１の上ケース２１ａに駆動装置２４などを取り付けて後、上ケース２１ａの口部Ｂに下ケース２１ｂを取り付けて、本体ケース２１とする。
【００４１】
次に、本体ケース２１の凹部２１ｂに円板状の液密シール３９を取り付ける。
【００４２】
次いで、そのような本体ケース２１の上方から、ピストン３５のコンロッド部３６を、本体ケース２１の穴２１ｅに入れて後、図２に示すコンロッド部３６の先端をカムフォロア２９の凹部２９ｃにはめ込んでから、穴２９ｄおよび穴３６ｂに固定ピン４２を指し込んで、カムフォロア２９とコンロッド部３６とを連結する。
【００４３】
次に、図１に示すピストン３５の上方から、シリンダ３３をかぶせて、シリンダ本体部３３ｃ内にピストン３５を入れる。このとき、シリンダ本体部３３ｃの内周面に、ピストン３５の弾性部３５ｃが接触するようにして、ピストン３５によりシリンダ室Ｙを構成する。その後、シリンダ３３の舌片３３ｅのネジ穴に、ネジ３４を入れて、本体ケース２１にシリンダ３３を締結する。
【００４４】
次いで、タンクケース２２に、ノズル３７を取り付けるには、ノズル３７の取付部３７ｂの爪３７ｃを指でつまんで、爪３７ｃをタンクケース２２の穴２２ａにはめ込む。このとき、シリンダ３３のノズル接続口３３ｇに、ノズル３７を接続する。
【００４５】
次に、そのようなタンクケース２２を、本体ケース２１に取り付ける。すなわち、本体ケース２１のネジ部２１ｃに、タンケケース２２のネジ部２２ｃをねじ込み、本体ケース２１に取り付けたシリンダ３３のノズル接続口３３ｇに、ノズル３７の基端を接続して、口腔衛生装置とする。
【００４６】
よって、この口腔衛生装置は、本体ケース２１にネジ部２１ｃを設ける一方、タンクケース２２にネジ部２２ｃを設けるので、それら本体ケース２１とタンクケース２２とを着脱自在とする。
【００４７】
このように組み立てた口腔衛生装置において、本体ケース２１の上部の壁が、この発明でいう隔壁Ａである。その隔壁Ａとタンクケース２２とで囲む空間がタンク室４４となる。すなわち、この口腔衛生装置は、上述のような構成とするので、隔壁Ａにより駆動装置２４とタンク室４４とを隔てている。また、本体ケース２１内に駆動装置２４を配置する一方、タンク室４４内にポンプ装置３２を配置して、そのポンプ装置３２と駆動装置２４とを、隔壁Ａを穴２１ｅにより貫通するコンロッド部３６を介して連結している。
【００４８】
ところで、上述した液密シール３９は、隔壁Ａとコンロッド部３６との間に、それら間のすきまから、タンク室４４内の液体がもれ出ることを防止している。
【００４９】
さていま、この口腔衛生装置を使用するときは、タンクケース２２から、ノズル３７のノズル取付部３７ｂを指でつまんで、ノズル３７を取り外す。そして、タンクケース２２の穴２２ａから水や薬液（たとえば口腔洗浄液やそれを希釈した液体）などの液体を流し込み、タンク室４４内に入れる。そして、タンク室４４内に液体を充たしてから、ノズル３７の爪３７ｃを指でつまんで、その爪３７ｃを穴２２ａにはめ込んで、ノズル３７をタンクケース２２に取りつける。
【００５０】
次に、ノズル３７を口腔内に向け、不図示のスイッチボタンをプッシュ操作する。これにより、駆動モータ２６を駆動し、モータ歯車２６ａを回転してクランク歯車２７を時計まわりに回転する。そのクランク歯車２７の回転とともに、カム２８も固定軸２５ａに対して偏心して時計まわりに回転する。すると、カム２８の下端がカムフォロア２９の内周面を下に押し、それにより、コンロッド部３６を介してピストン３５を下方へ移動する。
【００５１】
そのピストン３５の下方への移動にともない、タンク室４４内の液体は、吸入口３３ｄからシリンダ３５内に入り、その後、ピストン３５の吸込み口３５ｇからピストン３５内部の吸上げ通路３５ｉ内に入り、吸上げ通路３５ｉに配置した逆止弁４０を上に持ち上げて、シリンダ室Ｙ内にたまる。すなわち、シリンダ３５の吸込口３３ｇは、タンク室４４内の液体を、ピストン３５の吸込み口３５ｇに導いている。
【００５２】
そして、クランク歯車２７のさらなる回転より、カム２８もさらに回転し、やがて、カム２８の上端がカムフォロア２９の内周面を上に押すようになる。すると、それにより、コンロッド部３６を介してピストン３５を今度は上方へ移動する。
【００５３】
そのピストン３５の上方への移動により、シリンダ室Ｙ内の液体の圧力が高まる。それにより、逆止弁４０がピストン３５のテーパ部に突き当たり、液体が吸上げ通路３５ｉを通してシリンダ室Ｙからタンク室４４へ逆流するのを防止する。また、ピストン３５の外周面には弾性部３５ｃを設けるので、ピストン３５の外周近傍において、シリンダ室Ｙからタンク室４４へ逆流するのを防止する。
【００５４】
したがって、シリンダ室Ｙ内の液体は、シリンダ３３の通路部３５ｂ内、ノズル接続口３３ｇなどを通過して、ノズル３７の先端から吐き出す。このようにして、駆動装置２４でポンプ装置３２を駆動して、タンク室４４内の液体をノズル３７から吐き出して、口腔内に液体を噴出する。そして、口腔内の洗浄を行い、また口腔内に清涼感を付与する。
【００５５】
その後、スイッチボタンから手を離すと、駆動モータ２６の駆動を停止し、ポンプ装置３２の作動を止めてノズル３７からの液体の吐き出しをストップする。
【００５６】
なお、上述には、隔壁Ａとコンロッド部３６との間に、それら間のすきまからタンク室４４内の液体がもれ出ることを防止するものとして、液密シール３９を用いた。この液密シール３９には、例えば、パッキン、Ｏリングなどがある。
【００５７】
ところで、図２に、カムフォロア２９とコンロッド部３６との連結の一例を示したが、本発明はこれに限られず、例えば図３に示すようにしても良い。この例では、カムフォロア２９をカム２８の形状に沿った環状のものとして、カムフォロア２９の内周面のすべてが、カム２８に接触するように設ける。また、カムフォロア２９の凸部２９ａの上端には、球状の凹部２９ｂを設ける。一方、コンロッド部２６の下端には、球部３６ａを設ける。
【００５８】
そして、このようなカムフォロア２９とコンロッド部３６とを連結するには、本体ケース２１の上方から、ピストン３５のコンロッド部３６を、本体ケース２１の穴２１ｅに入れて後、コンロッド部３６の球部３６ａをカムフォロア２９の凹部２９ｂに入れる。
【００５９】
また、このようなカムフォロア２９とコンロッド部３６との連結において、口腔衛生装置を使用した場合、図４（Ａ）および（Ｂ）に示すように、カム２８が固定軸２５ａに対して偏心して回転するにともない、カムフォロア２９の凹部２９ｂ内をコンロッド部３６の球部３６ａが摺接しながら回動することにより、カムフォロア２９とコンロッド部３６とが連結を維持しつつ、ピストン３５を上方または下方へ移動する。
【００６０】
【発明の効果】
以上説明したとおり、請求項１に記載の発明によれば、駆動装置でポンプ装置を駆動してタンク室内の液体をノズルから吐き出す口腔衛生装置において、駆動装置とタンク室とを隔壁で隔てて設け、タンク室内にポンプ装置を配置してそのポンプ装置と駆動装置とを、隔壁を貫通する駆動伝達部材を介して連結するので、液体が流れるポンプ装置から隔壁により隔てて駆動装置を設けるから、駆動装置が液体に浸ることを防止することができる。
【００６１】
請求項２に記載の発明によれば、ポンプ装置がシリンダとピストンを備え、そのピストンに、タンク室内の液体を吸い込む吸込み口とその吸込み口から吸い込んだ液体を内部を通してシリンダのシリンダ室内に入れる吸上げ通路を設け、その吸上げ通路に逆止弁を配置するので、タンク室内の液体をピストンの内部の吸上げ通路を通してシリンダのシリンダ室内に入れるから、スリムな口腔衛生装置を提供することができる。
【００６２】
加えて、ピストンの内部の吸上げ通路に逆止弁を配置するので、ピストンの外部に、別体の逆止弁を設けることを不要とするから、安価な口腔衛生装置を提供することができる。
【００６３】
請求項３に記載の発明によれば、ピストンの一部を延ばして駆動伝達部材を構成し、その駆動伝達部材をピストンとともに一体成形して設けるので、ピストンと駆動伝達部材とを別体に設けることを不要とするとともに、ピストンに駆動伝達部材を取り付けることも不要とするから、部品点数を減らして安価な口腔衛生装置を提供することができる。
【００６４】
請求項４に記載の発明によれば、シリンダに、タンク室内の液体を吸込み口に導く吸入口と、ノズルを接続するノズル接続口を設けるので、タンク室と吸入口とを接続するチューブおよび吐出口とノズルとを接続するチューブを不要とするから、部品点数を減らして安価な口腔衛生装置を提供することができる。
【００６５】
請求項５に記載の発明によれば、隔壁と駆動伝達部材との間に、それら間のすきまから、タンク室内の液体がもれ出ることを防止する液密シールを設けるので、駆動装置が液体に浸ることを確実に防止することができる。
【００６６】
請求項６に記載の発明によれば、清掃などをする場合には、本体ケースからタンクケースをはずすことができるから、タンクケース、ポンプ装置、駆動装置などの清掃を容易としてメンテナンス性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る口腔衛生装置の全体概略構成図である。
【図２】その口腔衛生装置におけるカムフォロアと駆動連結部材との連結例の説明図である。
【図３】そのカムフォロアと駆動連結部材との連結例の別の説明図である。
【図４】その連結例における動作状態の説明図である。
【図５】従来の口腔衛生装置の全体概略構成図である。
【図６】その従来の口腔衛生装置が備えるポンプ装置の概略構成図である。
【符号の説明】
２１ 本体ケース
２２ タンクケース
２４ 駆動装置
３２ ポンプ装置
３３ シリンダ
３３ｄ 吸入口
３３ｇ ノズル接続口
３５ ピストン
３５ｇ 吸込み口
３５ｉ 吸上げ通路
３６ コンロッド部（駆動伝達部材）
３７ ノズル
３９ 液密シール
４０ 逆止弁
４４ タンク室
Ａ 隔壁[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an oral hygiene device that discharges a liquid in a tank chamber from a nozzle and uses the liquid to clean the inside of an oral cavity.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in this type of oral hygiene device, for example, there is a device in which a liquid in a tank chamber is discharged from a nozzle by driving a pump device using a driving device, and the discharged liquid is used for cleaning the inside of the oral cavity. .
[0003]
[Patent Document 1] Japanese Utility Model Publication No. Hei 7-41457 For example, Patent Document 1 describes a technique for an oral hygiene apparatus having a structure shown in FIG. This oral hygiene device includes a drive device 2, a pump device 3, and the like in a main body case 1. Further, a tank chamber 16 is provided at an upper portion of the main body case 1, and the liquid is stored in the tank chamber 16.
[0004]
The drive device 2 includes a drive motor 4, a battery 19, and the like. The drive motor 4 is provided on a flat substrate 5. The crank gear 6 meshes with the motor gear 4a of the drive motor 4. The crank gear 6 is rotatably supported by a fixed shaft 5 a erected on the substrate 5. The upper part of the crank 7 is mounted eccentrically on the crank gear 6, and the piston of the pump device 3 described below is mounted on the lower part of the crank 7.
[0005]
As shown in FIG. 6, the pump device 3 is provided with the above-described piston 9 in a cylinder 13 so as to be reciprocally movable. Then, a cylinder chamber 14 is constituted by the piston 9 in the cylinder 13. Such a pump device draws in liquid from the inlet 10 and discharges it from the outlet 11. The above-described cylinder chamber 14 and the like are provided between the suction port 10 and the discharge port 11. A check valve 15 is provided between the suction port 10 and the cylinder chamber 14.
[0006]
The suction port 10 is connected to the tank chamber 16 via a tube 18a. On the other hand, the discharge port 11 is connected to the nozzle 17 via a tube 18b.
[0007]
Then, when such an oral hygiene device is operated, the switch button 12 shown in FIG. 5 is pressed, and the drive motor 4 is driven by the battery 19 of the drive device 2. The drive of the drive motor 4 rotates the motor gear 4a, and thereby the crank gear 6 rotates. The rotation of the crank gear 6 is converted by the crank 7 into a reciprocating motion of the piston 9 and transmitted.
[0008]
In the figure, when the piston 9 moves upward, the liquid stored in the tank chamber 16 is sucked into the cylinder chamber 14 via the tube 18a or the like as the piston 9 moves. Thereafter, when the piston 9 moves downward due to the further rotation of the crank gear 6, the liquid in the cylinder chamber 14 is supplied to the tube while preventing the liquid from flowing back from the cylinder chamber 14 to the tank chamber 16 by the check valve 15. The liquid was discharged from the tip of the nozzle 17 via 18b or the like. Then, the inside of the oral cavity was washed with the liquid discharged from the nozzle 17.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, such an oral hygiene device described in Patent Document 1 includes a driving device 2 and a pump device 3 in a main body case 1, and a device that separates the driving device 2 and the pump device 3 is provided in the main body case 1. Therefore, if a leak occurs at the connection point between the suction port 10 and the tube 18a or the connection point between the discharge port 11 and the tube 18b of the pump device 3, the liquid flows into the main body case 1 and the drive motor The driving device 2 such as the battery 4 and the battery 19 may be immersed in the liquid.
[0010]
Then, once the driving device 2 is immersed in the liquid, the driving device 2 may not be able to be used again, which has been a problem.
[0011]
Therefore, a first object of the present invention is to prevent a driving device from being immersed in a liquid.
[0012]
A second object of the present invention is to provide a slim oral hygiene device.
[0013]
A third object of the present invention is to provide an inexpensive oral hygiene apparatus with a reduced number of parts.
[0014]
A fourth object of the present invention is to reliably prevent the driving device from being immersed in liquid.
[0015]
A fifth object of the present invention is to improve the maintainability by facilitating cleaning of a tank case, a pump device, a driving device, and the like.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the invention described in claim 1 aims at achieving the first object.
In an oral hygiene device that drives a pump device with a driving device and discharges liquid in a tank chamber from a nozzle,
The drive device and the tank chamber are provided separated by a partition, a pump device is disposed in the tank chamber, and the pump device and the drive device are connected via a drive transmission member penetrating the partition.
[0017]
The invention described in claim 2 is to achieve the second object.
The oral hygiene device according to claim 1,
The pump device includes a cylinder and a piston, and the piston is provided with a suction port for sucking the liquid in the tank chamber and a suction passage for passing the liquid sucked from the suction port into the cylinder chamber of the cylinder through the inside. It is characterized in that a stop valve is arranged.
[0018]
The invention described in claim 3 is to achieve the third object,
The oral hygiene device according to claim 2,
A part of the piston is extended to constitute a drive transmission member, and the drive transmission member is provided integrally with the piston.
[0019]
The invention described in claim 4 is to achieve the third object,
The oral hygiene device according to claim 2,
The cylinder is provided with a suction port for guiding the liquid in the tank chamber to the suction port and a nozzle connection port for connecting the nozzle.
[0020]
The invention described in claim 5 is to achieve the fourth object,
The oral hygiene device according to claim 1,
A liquid-tight seal is provided between the partition and the drive transmission member to prevent the liquid in the tank chamber from leaking out of the gap between them.
[0021]
The invention according to claim 6 is to achieve the fifth object,
The oral hygiene device according to claim 1,
A tank case for providing a tank chamber with respect to a main body case for accommodating a driving device is detachable.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows the overall schematic configuration of an oral hygiene device according to the present invention.
[0023]
Reference numeral 20 in the figure denotes an outer case that can be held by one hand. The outer case 20 includes a cylindrical hollow main body case 21 shown in the lower part of the figure and a cylindrical tank case 22 shown in the upper part of the figure.
[0024]
The main body case 21 is configured by attaching a lower case 21b to an opening B of a cylindrical upper case 21a. A screw portion 21c is provided on the upper outer peripheral surface of the upper case 21a, and a circular concave portion 21d is provided at the upper center. A hole 21e is provided at the center of the upper part of the upper case 21a.
[0025]
A driving device 24 is provided in such a main body case 21. The driving device 24 includes, for example, a battery (not shown), a driving motor 26, and a crank gear 27.
[0026]
The battery for driving the drive motor 26 is provided, for example, on the back of a substrate 25 described later. The drive device 24 includes a conductive member that electrically connects the battery and the drive motor 26 and the like.
[0027]
The drive motor 26 is attached to, for example, a flat board 25. A disk-shaped crank gear 27 meshes with a motor gear 26a of the drive motor 26. The crank gear 27 is rotatably supported by a fixed shaft 25 a erected on the substrate 25.
[0028]
The crank gear 27 is provided with a circular cam 28 eccentric to the fixed shaft 25a. The cam 28 is provided with, for example, an annular cam follower 29 such that the upper end and the lower end of the inner peripheral surface thereof come into contact with the cam 28. On the outer peripheral surface of the cam follower 29, a convex portion 29a protruding from the outer peripheral surface is provided. At the center of the upper end of the convex portion 29a, as shown in detail in FIG. 2, a concave portion 29c formed in a columnar shape is formed, and a hole 29d penetrating in the radial direction is provided.
[0029]
Incidentally, a hole 22a is provided in the center of the top of the tank case 22 shown in FIG. A step 22b is provided below the tank case 22, and a screw 22c and an O-ring 22d are provided on the inner peripheral surface of the step 22b.
[0030]
A pump device 32 is provided at a lower portion inside such a tank case 22, while a nozzle 37 is provided at an upper portion outside the tank case 22.
[0031]
The pump device 32 includes a cylinder 33 and a piston 35. As shown in FIG. 1, the cylinder 33 has a cylindrical shape, has a nozzle connection portion 33a at an upper portion, and sequentially forms a passage portion 33b and a cylinder body portion 33c downward.
[0032]
At the upper end of the nozzle connecting portion 33a, a concave portion 33f is provided in the axial direction. Further, a nozzle connection port 33g is provided in the nozzle connection section 33a.
[0033]
At the lower portion of the cylinder body 33c, four suction ports 33d penetrating in the radial direction and four tongue pieces 33e projecting from the outer peripheral surface are provided alternately so that their positions do not overlap. The tongue piece 33e is provided with a screw hole (not shown).
[0034]
A piston 35 is provided in the cylinder body 33c of such a pump device 32 so as to be reciprocally movable. The piston 35 in the cylinder body 33c forms a cylinder chamber Y.
[0035]
For example, as shown in FIG. 1, the piston 35 has a cylindrical portion 35a at an upper portion, and is formed by sequentially forming an elastic portion 35c and a piston body 35d downward.
[0036]
The elastic portion 35c is provided in an open-bulk shape so as to protrude from the outer peripheral surface of the piston 35. Further, the piston body 35d is provided with four suction ports 35g on the side surface thereof, and is provided with a suction passage 35i through which liquid sucked from the suction ports 35g passes through the inside and enters the cylinder chamber Y.
[0037]
Then, the ball-shaped check valve 40 is inserted from above the piston 35 shown in FIG. 1, and is put on the tapered portion provided on the suction passage 35i. Thereafter, a disk-shaped lid 35f is attached to the upper end of the cylindrical portion 35a, and the check valve 40 is disposed in the suction passage 35i. The lid portion 35f is provided with a piston discharge port 35k by making a radial groove-like cut.
[0038]
In this example, a part of the piston main body 35d of the piston 35 is extended to form a connecting rod (drive transmission member) 36. The connecting rod member 36 is provided integrally with the piston 36 by integral molding. In the vicinity of the lower end of the connecting rod portion 36, a hole 36b penetrating in the radial direction is provided as shown in detail in FIG.
[0039]
By the way, the nozzle 37 is formed by using a resin so as to gradually taper toward the tip. A gasket 37a is provided near the base end of the nozzle 37. Further, a slightly open base 37b is provided at the center of the nozzle 37 at a slightly proximal side. A claw 37c is provided at the tip of the mounting portion 37b.
[0040]
Now, in order to assemble such an oral hygiene device, first, the drive device 24 and the like are attached to the upper case 21a of the main body case 21, and then the lower case 21b is attached to the opening B of the upper case 21a. And
[0041]
Next, a disc-shaped liquid-tight seal 39 is attached to the concave portion 21 b of the main body case 21.
[0042]
Next, after the connecting rod 36 of the piston 35 is inserted into the hole 21 e of the main body case 21 from above the main body case 21, the distal end of the connecting rod 36 shown in FIG. 2 is fitted into the concave portion 29 c of the cam follower 29. The cam follower 29 and the connecting rod portion 36 are connected by pointing the fixing pin 42 into the hole 29d and the hole 36b.
[0043]
Next, the piston 35 is inserted into the cylinder main body 33c by covering the cylinder 33 from above the piston 35 shown in FIG. At this time, the cylinder 35 is formed by the piston 35 such that the elastic portion 35c of the piston 35 contacts the inner peripheral surface of the cylinder main body 33c. Thereafter, the screw 34 is inserted into the screw hole of the tongue piece 33e of the cylinder 33, and the cylinder 33 is fastened to the main body case 21.
[0044]
Next, in order to attach the nozzle 37 to the tank case 22, the finger 37c of the attachment portion 37b of the nozzle 37 is pinched by a finger, and the nail 37c is fitted into the hole 22a of the tank case 22. At this time, the nozzle 37 is connected to the nozzle connection port 33g of the cylinder 33.
[0045]
Next, such a tank case 22 is attached to the main body case 21. That is, the screw part 22c of the tank case 22 is screwed into the screw part 21c of the main body case 21, and the base end of the nozzle 37 is connected to the nozzle connection port 33g of the cylinder 33 attached to the main body case 21 to obtain an oral hygiene device. .
[0046]
Therefore, in this oral hygiene apparatus, since the screw portion 21c is provided on the main body case 21 and the screw portion 22c is provided on the tank case 22, the main body case 21 and the tank case 22 are detachable.
[0047]
In the oral hygiene apparatus assembled as described above, the upper wall of the main body case 21 is the partition wall A according to the present invention. The space surrounded by the partition wall A and the tank case 22 becomes a tank chamber 44. That is, since the oral hygiene apparatus has the above-described configuration, the driving device 24 and the tank chamber 44 are separated by the partition wall A. In addition, while the driving device 24 is disposed in the main body case 21, the pump device 32 is disposed in the tank chamber 44, and the pump device 32 and the driving device 24 are connected to each other by the connecting rod portion 36 that passes through the partition wall A through the hole 21 e. Are connected via.
[0048]
The liquid-tight seal 39 described above prevents the liquid in the tank chamber 44 from leaking between the partition wall A and the connecting rod portion 36 from a gap therebetween.
[0049]
By the way, when using this oral hygiene device, the nozzle 37 is removed from the tank case 22 by pinching the nozzle mounting portion 37b of the nozzle 37 with a finger. Then, a liquid such as water or a chemical solution (for example, a mouthwash solution or a liquid obtained by diluting the same) is poured from the hole 22 a of the tank case 22 and is put into the tank chamber 44. Then, after filling the tank chamber 44 with the liquid, the claw 37c of the nozzle 37 is pinched with a finger, the claw 37c is fitted into the hole 22a, and the nozzle 37 is attached to the tank case 22.
[0050]
Next, the user directs the nozzle 37 into the mouth and pushes a switch button (not shown). As a result, the drive motor 26 is driven, the motor gear 26a is rotated, and the crank gear 27 is rotated clockwise. With the rotation of the crank gear 27, the cam 28 also rotates clockwise eccentrically with respect to the fixed shaft 25a. Then, the lower end of the cam 28 pushes the inner peripheral surface of the cam follower 29 downward, thereby moving the piston 35 through the connecting rod portion 36 downward.
[0051]
With the downward movement of the piston 35, the liquid in the tank chamber 44 enters the cylinder 35 from the suction port 33d, and then enters the suction passage 35i inside the piston 35 from the suction port 35g of the piston 35. The check valve 40 arranged in the suction passage 35i is lifted up and accumulates in the cylinder chamber Y. That is, the suction port 33 g of the cylinder 35 guides the liquid in the tank chamber 44 to the suction port 35 g of the piston 35.
[0052]
Then, further rotation of the crank gear 27 causes the cam 28 to further rotate, and eventually the upper end of the cam 28 pushes the inner peripheral surface of the cam follower 29 upward. Then, the piston 35 is moved upward this time via the connecting rod portion 36.
[0053]
The upward movement of the piston 35 increases the pressure of the liquid in the cylinder chamber Y. This prevents the check valve 40 from hitting the tapered portion of the piston 35 and preventing the liquid from flowing back from the cylinder chamber Y to the tank chamber 44 through the suction passage 35i. Further, since the elastic portion 35c is provided on the outer peripheral surface of the piston 35, backflow from the cylinder chamber Y to the tank chamber 44 near the outer periphery of the piston 35 is prevented.
[0054]
Accordingly, the liquid in the cylinder chamber Y passes through the passage portion 35b of the cylinder 33, the nozzle connection port 33g, and the like, and is discharged from the tip of the nozzle 37. In this way, the pump device 32 is driven by the driving device 24 to discharge the liquid in the tank chamber 44 from the nozzle 37 and jet the liquid into the oral cavity. Then, the mouth is washed and a refreshing feeling is given to the mouth.
[0055]
Thereafter, when the user releases the switch button, the drive of the drive motor 26 is stopped, the operation of the pump device 32 is stopped, and the discharge of the liquid from the nozzle 37 is stopped.
[0056]
In the above description, the liquid-tight seal 39 is used to prevent the liquid in the tank chamber 44 from leaking between the partition wall A and the connecting rod portion 36 from the clearance therebetween. The liquid-tight seal 39 includes, for example, a packing and an O-ring.
[0057]
By the way, FIG. 2 shows an example of the connection between the cam follower 29 and the connecting rod portion 36, but the present invention is not limited to this, and may be, for example, as shown in FIG. In this example, the cam follower 29 is formed in an annular shape following the shape of the cam 28, and the entire inner peripheral surface of the cam follower 29 is provided so as to be in contact with the cam 28. A spherical concave portion 29b is provided at the upper end of the convex portion 29a of the cam follower 29. On the other hand, a ball portion 36a is provided at the lower end of the connecting rod portion 26.
[0058]
In order to connect the cam follower 29 and the connecting rod part 36, the connecting rod part 36 of the piston 35 is inserted into the hole 21e of the main body case 21 from above the main body case 21, and then the spherical part of the connecting rod part 36 is formed. 36a is inserted into the concave portion 29b of the cam follower 29.
[0059]
In addition, when an oral hygiene device is used to connect the cam follower 29 and the connecting rod portion 36, the cam 28 rotates eccentrically with respect to the fixed shaft 25a as shown in FIGS. Accordingly, the ball portion 36a of the connecting rod portion 36 rotates while sliding in the concave portion 29b of the cam follower 29, thereby moving the piston 35 upward or downward while maintaining the connection between the cam follower 29 and the connecting rod portion 36. I do.
[0060]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, in the oral hygiene device that drives the pump device by the driving device to discharge the liquid in the tank chamber from the nozzle, the driving device and the tank chamber are provided with the partition wall. Since the pump device is arranged in the tank chamber and the pump device and the driving device are connected via a drive transmission member penetrating the partition, the driving device is provided separated from the pump device through which the liquid flows by the partition, so that the driving is performed. The device can be prevented from being immersed in the liquid.
[0061]
According to the second aspect of the present invention, the pump device includes a cylinder and a piston, and the piston has a suction port for sucking the liquid in the tank chamber and a suction port for passing the liquid sucked from the suction port into the cylinder chamber of the cylinder through the inside. Since the lifting passage is provided and the check valve is disposed in the suction passage, the liquid in the tank chamber is introduced into the cylinder chamber of the cylinder through the suction passage inside the piston, so that a slim oral hygiene device can be provided. .
[0062]
In addition, since the check valve is arranged in the suction passage inside the piston, it is not necessary to provide a separate check valve outside the piston, so that an inexpensive oral hygiene device can be provided. .
[0063]
According to the third aspect of the present invention, the drive transmission member is formed by extending a part of the piston, and the drive transmission member is provided integrally with the piston, so that the piston and the drive transmission member are provided separately. This eliminates the necessity of attaching the drive transmission member to the piston, thereby reducing the number of parts and providing an inexpensive oral hygiene apparatus.
[0064]
According to the fourth aspect of the invention, since the cylinder is provided with the suction port for guiding the liquid in the tank chamber to the suction port and the nozzle connection port for connecting the nozzle, the tube and the discharge port for connecting the tank chamber and the suction port are provided. Since a tube for connecting the outlet and the nozzle is not required, the number of parts can be reduced and an inexpensive oral hygiene apparatus can be provided.
[0065]
According to the fifth aspect of the present invention, a liquid-tight seal is provided between the partition and the drive transmission member to prevent the liquid in the tank chamber from leaking from the gap between the partition and the drive transmission member. It can be reliably prevented from being immersed in.
[0066]
According to the invention described in claim 6, when cleaning is performed, the tank case can be removed from the main body case, so that cleaning of the tank case, the pump device, the driving device, and the like is facilitated, and the maintainability is improved. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall schematic configuration diagram of an oral hygiene device according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of a connection example of a cam follower and a drive connection member in the oral hygiene device.
FIG. 3 is another explanatory view of a connection example of the cam follower and the drive connection member.
FIG. 4 is an explanatory diagram of an operation state in the connection example.
FIG. 5 is an overall schematic configuration diagram of a conventional oral hygiene device.
FIG. 6 is a schematic configuration diagram of a pump device provided in the conventional oral hygiene device.
[Explanation of symbols]
21 Body case 22 Tank case 24 Drive device 32 Pump device 33 Cylinder 33d Suction port 33g Nozzle connection port 35 Piston 35g Suction port 35i Suction passage 36 Connecting rod part (drive transmission member)
37 Nozzle 39 Liquid tight seal 40 Check valve 44 Tank chamber A Partition wall
