JP2004180483A - 圧電素子発電装置 - Google Patents

Abstract

【課題】様々な振動を利用する圧電素子による発電装置を提供する。
【解決手段】振動を集音、吸収し圧電素子の発電効果を利用し直接電力変換をする発電装置とした。
【選択図】 図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、発電装置に属する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の発電装置は、水力、火力、原子力、等のエネルギー源を２次的に電力に変換するシステムであった。また、圧電素子によるライター等の着火器においても同様に２次的な発電手法によるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来多くの発電システムが複雑な機械類を有し、発電するための特別な装置が必要であり、発電場所、発電設備等の制約や発電以外の付帯設備までも必要であった。本装置においては、これら種々の設備はほとんど必要としない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、本装置は、圧電素子に印加される振動を直接電力に変換する装置とした。
【０００５】
【作用】
本装置において、圧電素子に印加される空気振動、壁、床、天井、地面等すべての振動を起電力とする装置とした。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図１は、この発明の実施の形態を示す。
ａは、振動集音用ホーン部であり、ｂは、振動吸収用カンチレバーである。これらを介し、１の圧電素子部に集められた振動は、２のインバータ部に於いて電圧調整等をおこない３の蓄電部に充電される。４のインバータ部により、外部機器との整合性のため電圧調整、スイッチング等をし、５の出力回路制御部をインターフェースとし、出力される。
【０００７】
【発明の効果】
本発明は、以上の説明にあるように発電部に圧電素子を使用することにより、従来の発電部以外に必要であった付帯設備等は不必要であり、振動等そのものから、直接電力を得るため高効率である。また、圧電素子はセラミックスであるため無機物であり、公害問題や環境破壊等の諸問題等も発生しない。
さらに、圧電素子の耐久性は、、薬品等に対する耐抗性にもすぐれ、長期間安定し動作する。
【図面の簡単な説明】
【図１】圧電素子発電装置の全体図である。
【符号の説明】
ａ 空気振動吸音用ホーン部
ｂ 振動吸収用カンチレバー部
１ 圧電素子部
２ 充電用インバーター部
３ 蓄電器部
４ 出力用インバーター部
５ 出力回路制御部

Claims (1)

1. 圧電セラミックス等の圧電素子に振動を印加させることにより発電をおこなう装置。

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