JP2004176862A

JP2004176862A - Shutter device for mounting diverted water cock

Info

Publication number: JP2004176862A
Application number: JP2002346227A
Authority: JP
Inventors: Norio Douman; 則雄道満; Kozaburo Fujii; 好三郎藤井; Masaru Tsujimura; 勝辻村; Takeshi Aoyanagi; 健青柳
Original assignee: Kurimoto Ltd; Meiwa Seisakusho KK
Current assignee: Kurimoto Ltd; Meiwa Seisakusho KK
Priority date: 2002-11-28
Filing date: 2002-11-28
Publication date: 2004-06-24

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To simplify a shutter device so that a moving direction of a shutter plate is orthogonal to a fluid pipe. <P>SOLUTION: The moving direction of the shutter plate 6 of the shutter device 1 fastened to the fluid pipe A is made orthogonal to an axial direction of the pipe. A pair of hooked shafts 13 along the fluid pipe A are rotatable around the hooked shafts, and are inserted into a casing 5 of the shutter device 1. Hooks 14 are inserted into and fixed with both ends of the hooked shafts. A fastening strip 15 is locked on the hooks 14 corresponding to the pair of hooked shafts 13, and the casing 5 and the fluid pipe A are fastened together by extending the fastening strip 15 around the periphery of the fluid pipe A. The shutter device is simplified so that the position between a screw shaft 8 for moving the shutter plate 6 back and forth and the fluid pipe A is separate and a handle is directly mounted on the screw shaft 8. The shutter device is stably mounted so that the hooked shafts are freely rotatable in accordance with the outer diameter of the fluid pipe A and the hooked shafts are supported by the casing 5 on the entire outer periphery of the hooked shafts. Consequently, the casing 5 is not easily out of place even though large force is operated, so that the shutter device is orthogonal to an axial direction of the fluid pipe. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水道管などの流水管に分岐口を穿孔し、その分岐口にパッキンを介して分水栓を取り付ける際に用いられるシャッタ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
既設の水道管に分水栓を新たに設ける一般的な方法は、分水栓取付装置を用いて水道管に分岐口を穿孔し、その分岐口にパッキンを介して分水栓を嵌め込み固定する。このとき、水道管には水が流れているため、その分岐口からの噴水を止めつつ、各作業を行う必要がある。その噴水を止める装置として、シャッタ装置を用いている。
【０００３】
従来の分水栓取付装置は、例えば、特許文献１等に開示され、この分水栓の取付装置は、図７に示すように、流体管Ａ上面を穿孔して分岐口Ｃを設ける穿孔機（図示せず）と、その穿孔した分岐口Ｃに分水栓２０を取り付けて固定する拡径機を内装する拡径機駆動部２１、アッパーボディ２２、及び分水栓２０とパッキン２５等を内装するアンダーボディ２３などから構成される拡径装置１０からなる。この拡径装置１０の下部に位置するアンダーボディ２３と、前記流体管Ａの間に介在して、前記分岐口Ｃを連通・遮断するシャッタ板３６を備えたシャッタ装置３０を設けている。
【０００４】
このシャッタ装置３０は、図８に示すように、内部にシャッタ室３４と、前記シャッタ板３６を収納するシャッタ板駆動部３２を有するケーシング３５、及び、そのケーシング３５下部の台座Ｂを支持する鞍３３からなる。このシャッタ装置３０が、図８に示すように、流体管Ａ上部に、流体管Ａの管軸方向に沿って取付られる。
【０００５】
前記穿孔機、又は拡径装置１０を使用する際には、このシャッタ室３４の上部に設けた開口部に、その穿孔機、又は拡径装置１０を取り付ける。
【０００６】
このシャッタ室３４と連通するシャッタ板駆動部３２内には、前記シャッタ板３６と、そのシャッタ板３６とのねじ接合３８ａにより、その一端を固定されたネジ軸３８が、前記流体管Ａの管軸方向と平行に収納され、そのねじ軸３８の他端には、傘歯車３９，４１を介して操作軸４０を接続している。
【０００７】
この操作軸４０を回転させることにより、ねじ軸３８が回転し、前記シャッタ板３６が、図中の矢印のように、ケーシング３５内を横切るように、流体管Ａの管軸方向と平行に進退する。
【０００８】
図８に実線で示すシャッタ板３６は、シャッタ室３４と分岐口部分とを遮断した状態を示し、シャッタ板３６が、流体管Ａから分岐口Ｃを通じて、シャッタ室３４内に管路を流れる水等が流入するのを防いでいる。
【０００９】
この装置により、流体管Ａに分水栓２０を取付ける際には、まず、前記流体管Ａの分岐口部分上に、前記台座Ｂを介してシャッタ装置３０を取り付け、このシャッタ装置３０の前記シャッタ室３４の上部開口部に、穿孔機（図示せず）を取り付ける。
【００１０】
前記操作軸４０を回転させることにより、ねじ軸３８を回転させ、シャッタ板３６を図８に破線で示す右方向に水平移動させて、流体管Ａ上面の分岐口部分とシャッタ室３４とを連通させる。
【００１１】
次に、前記穿孔機のドリルを下降させて、流体管Ａ上部に分岐口Ｃを穿孔し、再びドリルを上昇させた後、シャッタ板３６を図中に実線で示す左方向に水平移動させて、シャッタ室３４と前記分岐口部分とを遮断する。
【００１２】
シャッタ室３４を前記分岐口部分から遮断した後、前記穿孔機をシャッタ装置３０から取り外し、前記シャッタ室３４の上部開口部に、図８に示すように、アンダーボディ２３を連結し、その上部に拡径機駆動部２１及びアッパーボディ２２からなる前記拡径装置１０を載せて固定する。このとき、図中に示すように、拡径機駆動部２１及びアッパーボディ２２内に収納された前記拡径機のメインシャフト２４の下部を、前記アンダーボディ２３内に突出させ、そのアンダーボディ２３に収納された分水栓２０の縦貫通穴に差し込んで装着するとともに、メインシャフト２４先端のパッキン保持部２４ａに環状のパッキン２５を装着して、前記分水栓２０が落下するのを押さえる。
【００１３】
シャッタ板３６を、再度図８に破線で示す右方向に水平移動させて、前記分岐口部分とシャッタ室３４を連通させた状態で、ハンドル２４ｂを操作し、メインシャフト２４を下げて、パッキン２５を分岐口Ｃに嵌める。さらにメインシャフト２４を下げると、分水栓２０が、分岐口Ｃに嵌まったパッキン２５の位置まで下降し、やがて分水栓２０の貫通穴の下端に取り付けたスリーブ２６が、パッキン２５の上端フランジ部２５ａから下方に向かって差し込まれる。スリーブ２６を分岐口Ｃに挿入し、そのスリーブ２６の下端が流体管Ａ内に突き抜けた状態で、前記メインシャフト２４の下降を停止させる。
【００１４】
次に、この状態でハンドル２７ｂを回転すると、図８に示すメインシャフト２４先端のカール用ローラ２７ａが下方へ飛び出し、前記スリーブ２６の下端に接触する。このとき、拡径機駆動部２１上端に設けた六角２７ｃをラチェットハンドル等で回転させることにより、そのカール用ローラ２７ａが、前記メインシャフト２４の軸周りに３６０°回転し、前記突出したスリーブ２６の下端を、パッキン２５を抱き込むように、内側から外側に向かってラッパ状に拡径を始め、スリーブ２６先端の外径を、分岐口Ｃの口径よりも大きい拡径部に加工形成する。この加工により、前記スリーブ２６とパッキン２５を固定し、分水栓２０を流体管Ａに取り付ける。
【００１５】
取り付けた分水栓２０の開閉コック２０ｂを、ケーシング３５に設けられた開閉コック１１と連結し、その開閉コック１１を回転させて分水栓の貫通孔を閉鎖する。
【００１６】
最後に、拡径装置１０とシャッタ装置３０を取り外し、流体管Ａに取り付けた分水栓２０の分岐口２０ａに適宜分岐管を接続するとともに、分水栓２０の上部には、キャップ等の閉塞具を取り付けることにより、分水栓の設置を終了する。
【００１７】
なお、同様な分水栓取付装置が、特許文献２に開示されている。
【００１８】
【特許文献１】
特開平１１−１９０４５７号公報
【特許文献２】
特開平９−２１７３９１号公報
【００１９】
【発明が解決しようとする課題】
従来の分水栓の取付用シャッタ装置３０では、流体管Ａの管軸方向と、シャッタ板３６の移動方向、及びそのシャッタ板３６を進退させるねじ軸３８の軸方向を平行とし、鞍３３を介してケーシング３５が流体管Ａ上に載置される部分を前記管軸方向に長くして両者の接触面積を大きくしている。このため、シャッタ操作時にそのシャッタ装置３０に力が加わっても、シャッタ装置３０の鞍３３が流体管Ａ上に安定して固定される。
【００２０】
しかし、シャッタ板３６の移動方向が流体管Ａの管軸方向と平行であると、シャッタ板３６を移動させるためのねじ軸３８が流体管Ａの上方近傍に位置するので、ねじ軸３８周囲に充分なスペースを確保できない。このため、ねじ軸３８を回転させる装置を設けるために、傘歯車３９、４１を介してねじ軸３８に直交する操作軸４０を設ける等しなければならないので、装置が複雑である。
【００２１】
また、前記ねじ軸３８周囲にねじ軸操作用スペースを確保する他の方法として、シャッタ板３６の前記移動方向を、流体管Ａの管軸方向に対して角度をもたせるようにして、ねじ軸３８を操作しやすくした構成も考えられるが、この構成によれば、シャッタ装置３０のケーシング３５が流体管Ａ上に載置される部分（前記接触面積）が小さくなる。このため、シャッタ操作時に、その小さい接触部分に大きな力が集中して加わり、ケーシング３５ががたついて、流体管Ａからはずれてしまう場合がある。
【００２２】
従来の、このシャッタ装置３０の流体管Ａへの取付構造は、図９に示すように、ケーシング３５両側面のフック部４２に半月状座金４３を介してボルト・ナット４４によりチェーン４５の端を締めつけて固定している。この取付構造にあっては、半月状座金４３がフック部４２の半月状凹部４６をその周方向に滑りながら回転するため、流体管Ａの外径に応じたフック部４２に対するチェーン４５の傾き変化に対し、その回転によって対応し、チェーン４５が流体管Ａの外径接線方向に向く（特許文献２参照）。
【００２３】
しかし、シャッタ装置は、様々な管径の流体管Ａに使用されるため、図１０に示すように、流体管Ａが大径のものになると、半月状座金４３の傾きも大きくなり、フック部４２の凹部４６との接触部分が減って、シャッタ装置３０の取付状態が不安定になる。
【００２４】
さらに、シャッタ装置３０が、前記のように流体管Ａに対して角度を持つと、上記のようにケーシング３５等に大きな力が加わるので、前記フック部４２の根元部４２ａに大きな曲げモーメントが作用する。このため、その曲げモーメントに耐えうるべく、その根元部４２ａを厚く（太く）する必要がある。
【００２５】
また、ケーシング３５ががたつかないよう、その取付状態をさらに安定させるためには、ケーシング３５と流体管Ａの前記接触部分の前記管軸方向の長さを長くするなどしなくてはならず、いずれもケーシング３５の重量増大となる。
【００２６】
そこで、この発明は、シャッタ板を進退させるねじ軸周囲に、操作用のスペースを広く確保することを第一の課題とするとともに、装置を簡素化することを第二の課題とする。
【００２７】
【課題を解決するための手段】
上記の第一の課題を解決するために、この発明は、流体管に締結するシャッタ装置のシャッタ板の移動方向を、流体管の管軸方向と直交させたものである。
【００２８】
シャッタ装置の移動方向と流体管の管軸方向とが直交して、シャッタ装置のケーシングが流体管の側方へ突出し、そのシャッタ装置の端部と流体管の位置が離れる。このため、シャッタ装置の前記シャッタ板を進退させる装置を設けるスペースを広く確保できる。
【００２９】
また、前記シャッタ板を前記管軸方向に直交するねじ軸で進退させるようにした構成において、第二の課題を解決するために、そのねじ軸に直接にハンドルを取り付けてねじ軸を回転できるようにした手段を採用し得る。
【００３０】
このようにすれば、前記ねじ軸端部周囲のスペースが広く障害物がないので、傘歯車等を用いて、前記ねじ軸と交差する操作軸を設ける必要がなく、ねじ軸を操作するための装置を簡素化できる。
【００３１】
さらに、上記の手段において、第二の課題を解決するために、流体管に当てがった上記シャッタ装置のケーシングに、前記流体管に沿う対のフック軸をその軸周りに回転自在に挿通し、その一方のフック軸に締結条を係止し、その締結条を前記流体管Ａの周囲に回して、他方のフック軸に係止することにより、前記ケーシングと流体管を締結した構成を採用し得る。
【００３２】
このようにすれば、流体管の外径変化に基づく締結条の傾きに対し、その傾きがどの位置においてもそのフック軸の回転で対応でき、また、そのフック軸はその全外周面でケーシングに支持されるため、シャッタ装置の取付状態が安定する。このため、流体管Ａとケーシングの接触面積が小さくても、両者を安定して締結できる。
【００３３】
また、前記締結条からの引張力に対しては、フック軸がその軸全長で担うため、フック軸はその引張力に対して強いものとなる。このため、前記管軸方向に対してシャッタ装置の向きを直交させた際に、シャッタ装置及び締結条に大きな力を加えても、ケーシングが外れにくい。
【００３４】
このように、第二の課題を解決することにより、ケーシングが流体管にしっかりと締結されるので、第一の課題を解決するための手段が、より効果的に作用することになる。
【００３５】
【発明の実施の形態】
一実施形態を、図１乃至図６に示し、この実施形態の分水栓の取付用シャッタ装置１は、流体管Ａ上に分岐口Ｃを設ける穿孔機、又はその分岐口Ｃに分水栓２０を固定する拡径装置１０などからなる分水栓取付装置を使用する際に、図２に示すように、前記流体管Ａとその分水栓取付装置との間に介在させて、作業中に分岐口Ｃを通じて前記分水栓取付装置に流体管Ａの水が流入するのを遮断するシャッタ装置１である。
【００３６】
シャッタ装置１は、図１に示すように、内部にシャッタ室４と前記シャッタ板６を収納するシャッタ板駆動部２を有するケーシング５、及び、そのケーシング５下部の台座Ｂを支持する鞍３からなる。このシャッタ装置１が、図１及び図２に示すように、流体管Ａ上部に載置され取付られる。
【００３７】
前記シャッタ室４と連通するシャッタ板駆動部２内には、ケーシング５に回転自在に取り付けられたねじ軸８のねじ部８ａにシャッタ板６が、スライダ６ａを介してねじ合って配置されている。
【００３８】
このねじ軸８の他端に取り付けたハンドル７を操作して、ねじ軸８を回転させることにより、前記シャッタ板６が、図１に矢印で示す方向に前記ケーシング５内で進退し、図中に実線示すように、シャッタ板駆動部２へ後退することにより分岐口Ｃを開放してケーシング５内を上下方向に連通し、破線で示すように、シャッタ室４へ進行することにより、分岐口Ｃを塞いでケーシング５内を上下方向を遮断する。図中で示す１１は、分水栓２０の開閉用コックである。
【００３９】
このとき、ねじ軸８は、図１に示すように、流体管Ａに直交しているので、ハンドルを取り付けてもその操作時に流体管Ａが邪魔にならず、そのねじ軸８の他端に取り付けるハンドル７は、その回転径が大きなものを使用することができるので、操作が容易である。
【００４０】
また、傘歯車のような回転軸方向を変換する手段が不要となるので、構造を簡素化できる。
【００４１】
前記穿孔機を使用する際には、このシャッタ室４の上部開口部に穿孔機を昇降自在に取り付け（図示せず）、前記ハンドル７を操作して、シャッタ板６を図２で実線で示す左側に移動させて流体管Ａ上面の分岐口部分を開放する。前記穿孔機を作動させながら、その穿孔機を流体管Ａ上面に降ろすことにより、分岐口Ｃを穿孔し、分岐口Ｃを穿孔した後は、再度ハンドル７を操作して、シャッタ板６を図中に破線で示す右側に移動させて、分岐口Ｃを遮断する。
【００４２】
また、前記拡径装置１０を使用する際には、図１及び図２に示すように、シャッタ室４の上部開口部に、アンダーボディ２３を連結し、そのアンダーボディ２３上部に拡径機を内装するアッパーボディ２２、拡径機駆動部２１等を配置する。
【００４３】
この拡径装置１０を使用して、前記分岐口Ｃに分水栓２０を取り付ける際の、シャッタ板６の操作は、前記穿孔機を使用する際と同様である。
【００４４】
このシャッタ装置１を、前記流体管Ａに取り付けるために、前記流体管Ａ上部に当てがわれたケーシング５の両側に、前記流体管Ａに平行な対のフック軸１３，１３を、それぞれその軸周りに回転自在に挿通し、その対のフック軸１３，１３の両端に、図５に示すフック１４の軸部１４ａを挿通できる挿通孔１３ａを、そのフック軸１３の端面を開口させてそれぞれ設ける。
【００４５】
図３は、図１の状態から拡径装置１０、締結条１５、フック１４、流体管Ａなどを取り外して上部から見た平面図であり、フック軸１３の形状を破線で示している。図４は、このフック軸１３を単品にした図面で、同図（ｂ）は、（ａ）のＡ−Ａ断面図である。１７は、フック軸１３の飛び出し部分に設けられた平面部で、この平面部１７と直交する軸方向にすり割り１８を設け、その平面部１７には、ザクリ状の凹部１３ｂを設けている。
【００４６】
フック軸１３の軸方向中央部付近には全周に亘る溝部１３ｃがあり、ケーシング５にねじ込まれたボルト１２の先端がその溝部１３ｃに入り込みフック軸１３の軸方向の動きを規制する。このようにすれば、フック軸１３の抜け止めがなされて、シャッタ装置１の安定した取付固定状態を維持できる。このとき、ボルト１２先端をフック軸１３へ圧接すれば、そのフック軸１３の回転が確実に規制され、シャッタ装置１の取付固定状態がより安定する。圧接のみの場合には溝は省略できる。なお、フック軸１３が回転自在であると、前記締結条１５が流体管Ａの外周面になじみやすいので、締結条１５の締結後にこのボルト１２先端を圧接するのがよい。
【００４７】
また、溝部１３ｃの周方向の長さは、流体管Ａの径変化に応じた締結条１５の傾き角度の変化を吸収しうる範囲にあればよい。すなわち、全周でなくてもよい。また、ボルト１２及び溝部１３ｃは、１本又は１条に限らず、フック軸１３の軸方向に任意の数を設けることができる。圧接箇所が増せば曲げモーメントに抗する力が増す。そのボルト１２（溝部１３ｃ）の位置は、等間隔が好ましく、さらに、フック軸１２の軸方向中心に対し対象とするとよい。
【００４８】
前記挿通孔１３ａに前記フック１４の軸部１４ａを挿し通し、その軸部の端にナット１９をねじ込んで、図１に示すように、フック軸１３にフック１４を固定する。図５は、フック軸１３の端部に取り付けられるフック１４、ナット１９、及びそのナットの段付座金１９ａ、を示したもので、フック１４の軸部１４ａに段付座金１９ａ、ナット１９を取り付けた状態で、フック１４の軸部１４ａをフック軸１３のすり割り部１８に嵌め込み、段付座金１９ａの凸部１９ｂをフック軸１３の凹部１３ｂに嵌めこむことで、フック１４がフック軸１３の軸方向に抜けないようになっている。
【００４９】
この実施形態では、請求項３でいう「ナット」を「ナット１９及び段付座金１９ａ」で構成している。
【００５０】
このフック１４に、チェーンなどの締結条１５の一端を係止し、その締結条１５を前記流体管Ａの下部を回して、その他端をもう一方のフック軸１３に固定した対応するフック１４に係止する。この状態で、そのフック１４をフック軸１３に固定している前記ナット１９を締めつけることにより、締結条１５が流体管Ａを周囲から締めつけて、前記ケーシング５を流体管Ａに締結する。
【００５１】
このようにすれば、前記ケーシング５の長手方向（前記シャッタ板６の進退方向）と、流体管Ａの管軸方向とが直交する場合など、その接触面積が小さく、その接触した部分に大きな力が加わる場合においても、フック軸１３がシャッタ装置１（ケーシング５）を押しつける力は、ケーシング５に対して比較的均等に圧縮荷重としてかかるため、ケーシング５の肉厚を大きくすることもなく、両者を強固に安定して締結することができる。
【００５２】
また、前記フック軸１３が、その軸周りに回転自在であるので、例えば、図６に示すように、流体管Ａの管径の大きさに応じて変化する、前記締結条１５の傾き角度に合わせてフック軸１３が適宜回転して、図中の矢印のようにフック１４の角度が変わる。このため、フック１４向きが、常に、前記締結条１５の端部がフック軸１３に対して成す向き（前記傾き角度）と同じになるので、流体管Ａの管径に係わらず、前記締結条１５がフック１４から外れにくく、また段付座金１９ａが凹部１３ｂに嵌まっているため、前記ナット１９の取り付けが不安定になることもない。外径の小さい流体管Ａにおいても同様であり、管径の大小に係わらず、ケーシング５が流体管Ａにしっかりと締結される。
【００５３】
なお、上記の実施形態では、フック軸１３の両端部に挿通孔１３ａを設け、２本の締結条１５を使用したが、この実施形態には限定されず、挿通孔１３ａはフック軸１３の中程に設けてもよく、前記端部の開口は必要に応じて設ければよい。このとき、ケーシング５中程は、支障がないよう凹部とする。
【００５４】
また、フック１４を省略して、フック軸１３に締結条１５を直接係止するようにした構成も考えられる。
【００５５】
また、この実施形態では、フック軸１３を、その軸周りに回転自在としたが、このシャッタ装置１を使用する流体管Ａの管径が一定である場合等には、フック軸１３を回転しないように固定した構成も採用し得る。
【００５６】
また、この実施形態では、図１に示すように、ケーシング５下部の台座Ｂには、前記流体管Ａの分岐口Ｃ上方の部分に開口部が設けられ、その開口部周囲を囲むように外側に鞍３を設けて台座Ｂを支持し、前記流体管Ａの分岐口Ｃと台座Ｂの開口部とを密閉状態で連通させている。
【００５７】
シャッタ室４内において、分岐口Ｃに取り付ける分水栓２０は、中央に弁体を配しその側方に弁棒や操作杆等が突出しているため（図８参照）、その側方突出方向に対する分水栓２０の横幅が広くなっている。このため、前記台座Ｂの開口部の面積が大きいほど、分水栓２０を取り付け後にケーシング５を上方へ外し易い。しかし、この開口部を大きくしすぎると、特に口径の小さな流体管Ａ上にシャッタ装置を使用する場合において、前記開口部の管径方向（管軸方向に直交する方向）に対する幅が、その流体管Ａの管径よりも大きくなる場合がある。この場合、鞍３の幅も流体管Ａの管径より広くなり、シャッタ室４が密閉されない。このため、別途開口部と分岐口Ｃとの隙間にシールを施すなどして、水漏れを防止する必要があり、作業が煩雑である。
【００５８】
そこで、一般的には、前記分水栓２０の取り付け方向を、前記分水栓２０の側方突出方向が管軸方向に平行になるようにし（図８参照）、分水栓２０の管径方向横幅が、流体管Ａの幅よりも管径方向側方へ突出しないよう、分岐口Ｃに分水栓２０を固定する。また、前記台座Ｂの開口部を長方形形状にして、その長方形の長辺長さを、前記分水栓２０の管軸方向横幅よりも長くし、その長辺を管軸方向に平行に、短辺を管径方向になるようケーシング５を流体管Ａ上に載置する。このようにして、分水栓２０取り付け後に、ケーシング５を外し易くするとともに、シャッタ装置を口径の細い流体管Ａにも共通して使用できるようにしている。
【００５９】
しかし、従来のシャッタ装置では、このように開口部が管軸方向に長い場合、前記シャッタ板６の開閉に要するストロークが長くなり、開閉に要するシャッタ板６の移動時間が長くなる問題を生じていた。
【００６０】
上記のように、シャッタ板６の進退方向を流体管Ａの管軸方向と直交させることにより、前記長方形形状の開口部の短辺がシャッタ板６の進退方向となるので、前記ストロークが短くなり、シャッタ板６の開閉時間を短縮できる。
【００６１】
さらに、この実施形態においては、前記シャッタ装置１は、シャッタ板６とねじ軸８がねじ合って、そのねじ軸８に固定したハンドル７を回転することにより、ねじ軸８を回転させてシャッタ板６を進退させたが、シャッタ板６を進退させる機構は、この実施形態に限定されない。
【００６２】
これらのシャッタ装置１は、ケーシング５の上部開口部に、例えば図１に示すように、従来周知の穿孔機、拡径装置１０などを取り付けて、分水栓２０の取付を行う。その取り付け時の作用は、特許文献１及び特許文献２と同様である。
【００６３】
【発明の効果】
この発明は、以上のように、シャッタ板の移動方向を流体管に直交させたので、シャッタ板を移動させる為の装置が簡素であり、しかもケーシングを強固に締結できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】一実施形態のシャッタ装置の切断正面図
【図２】同実施形態のシャッタ装置を取り付けた分水栓取付装置の切断正面図
【図３】図１において、拡径装置等を除いた平面図
【図４】同フック軸を示し、（ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ線断面図
【図５】同フックを示し、（ａ）はフックの正面図、（ｂ）は段付座金の断面図、（ｃ）はナットの断面図
【図６】外径の大きな流体管へのシャッタ装置の締結状態を示す断面図
【図７】従来例のシャッタ装置の断面図
【図８】従来例のシャッタ装置の側面図
【図９】従来例の分水栓取付装置の切断正面図
【図１０】従来例の締結条の係止状態を示す詳細図
【符号の説明】
１，３０シャッタ装置
２，３２シャッタ板駆動部
３，３３鞍
４，３４シャッタ室
５，３５ケーシング
６，３６シャッタ板
７ハンドル
８，３８ねじ軸
８ａ，３８ａねじ接合
１０拡径装置
１２ボルト
１３フック軸
１３ａ挿通孔
１３ｂ凹部
１３ｃ溝部
１４フック
１４ａ軸部
１５締結条
１７平面部
１８すり割り（開口）
１９ナット
１９ａ段付座金
２０分水栓
２１拡径機駆動部
２２アッパーボディ
２３アンダーボディ
２４メインシャフト
２４ａパッキン保持部
２４ｂハンドル
２５パッキン
２５ａパッキンの上端フランジ部
２６スリーブ
２７ａカール用ローラ
２７ｂハンドル
２７ｃ六角
３９，４１傘歯車
４０操作軸
Ａ流体管
Ｂ台座
Ｃ分水口[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a shutter device used when a branch port is bored in a water pipe such as a water pipe, and a water faucet is attached to the branch port via packing.
[0002]
[Prior art]
A general method of newly installing a water faucet on an existing water pipe is to use a water faucet mounting device to pierce a branch port in the water pipe, and fit the water faucet into the branch port via packing to fix the water faucet. . At this time, since water flows through the water pipe, it is necessary to perform each operation while stopping the fountain from the branch port. A shutter device is used as a device for stopping the fountain.
[0003]
A conventional water faucet mounting device is disclosed in, for example, Patent Document 1 and the like. This water faucet mounting device, as shown in FIG. (Not shown), a diameter expander drive unit 21 that houses a diameter expander that fixes and attaches a water tap 20 to the perforated branch port C, an upper body 22, and a water tap 20 and a packing 25. The diameter expansion device 10 includes an underbody 23 and the like to be installed. A shutter device 30 having a shutter plate 36 interposed between the underbody 23 located at the lower portion of the diameter expanding device 10 and the fluid pipe A for communicating and blocking the branch port C is provided.
[0004]
As shown in FIG. 8, the shutter device 30 has a casing 35 having a shutter chamber 34, a shutter plate driving section 32 for accommodating the shutter plate 36 therein, and a saddle supporting a pedestal B below the casing 35. 33. This shutter device 30 is attached to the upper part of the fluid pipe A along the pipe axis direction of the fluid pipe A as shown in FIG.
[0005]
When using the drilling machine or the diameter expanding device 10, the drilling machine or the diameter expanding device 10 is attached to an opening provided at an upper portion of the shutter chamber 34.
[0006]
In the shutter plate driving section 32 communicating with the shutter chamber 34, a screw shaft 38, one end of which is fixed by a screw joint 38a between the shutter plate 36 and the shutter plate 36, is connected to the pipe of the fluid pipe A. An operation shaft 40 is connected to the other end of the screw shaft 38 via bevel gears 39 and 41 in parallel with the axial direction.
[0007]
By rotating the operation shaft 40, the screw shaft 38 rotates, and the shutter plate 36 advances and retreats in parallel with the pipe axis direction of the fluid pipe A so as to cross the inside of the casing 35 as shown by the arrow in the drawing. I do.
[0008]
A shutter plate 36 indicated by a solid line in FIG. 8 shows a state in which the shutter chamber 34 and the branch port are shut off, and the shutter plate 36 is connected to the water flowing from the fluid pipe A to the shutter chamber 34 through the branch port C into the shutter chamber 34. Etc. are prevented from flowing in.
[0009]
When attaching the water tap 20 to the fluid pipe A by this device, first, the shutter device 30 is attached via the pedestal B on the branch port portion of the fluid pipe A, and the shutter device 30 At the upper opening of the chamber 34, a punch (not shown) is attached.
[0010]
By rotating the operation shaft 40, the screw shaft 38 is rotated, and the shutter plate 36 is horizontally moved rightward as indicated by a broken line in FIG. 8 so that the branch port on the upper surface of the fluid pipe A communicates with the shutter chamber 34. Let it.
[0011]
Next, the drill of the drilling machine is lowered, the branch port C is drilled in the upper part of the fluid pipe A, and after the drill is raised again, the shutter plate 36 is horizontally moved leftward as shown by the solid line in the figure. The shutter chamber 34 and the branch port are shut off.
[0012]
After shutting off the shutter chamber 34 from the branch port, the punch is removed from the shutter device 30 and the underbody 23 is connected to the upper opening of the shutter chamber 34 as shown in FIG. The diameter expansion device 10 including the diameter expansion device drive unit 21 and the upper body 22 is mounted and fixed. At this time, as shown in the figure, the lower part of the main shaft 24 of the diameter expander housed in the diameter expander drive unit 21 and the upper body 22 is projected into the underbody 23, and the underbody 23 The water faucet 20 is inserted into the vertical through hole of the water faucet 20 and mounted, and an annular packing 25 is mounted on the packing holding portion 24a at the tip of the main shaft 24 to prevent the water faucet 20 from dropping.
[0013]
The shutter plate 36 is horizontally moved again to the right as shown by the broken line in FIG. 8 and the handle 24b is operated in a state where the branch port portion and the shutter chamber 34 are communicated with each other. Into the branch port C. When the main shaft 24 is further lowered, the water faucet 20 is lowered to the position of the packing 25 fitted in the branch port C, and the sleeve 26 attached to the lower end of the through hole of the water faucet 20 eventually becomes the upper end of the packing 25. It is inserted downward from the flange portion 25a. The sleeve 26 is inserted into the branch port C, and the lowering of the main shaft 24 is stopped with the lower end of the sleeve 26 protruding into the fluid pipe A.
[0014]
Next, when the handle 27 b is rotated in this state, the curling roller 27 a at the tip of the main shaft 24 shown in FIG. 8 projects downward and comes into contact with the lower end of the sleeve 26. At this time, by rotating the hexagon 27c provided at the upper end of the diameter-expander drive unit 21 with a ratchet handle or the like, the curling roller 27a rotates 360 ° around the axis of the main shaft 24, and the protruding sleeve 26 The lower end of the sleeve 26 starts to expand in a trumpet shape from the inside to the outside so as to embrace the packing 25, and the outer diameter of the tip of the sleeve 26 is formed into a larger-diameter portion larger than the diameter of the branch port C. By this processing, the sleeve 26 and the packing 25 are fixed, and the water tap 20 is attached to the fluid pipe A.
[0015]
The open / close cock 20b of the attached water tap 20 is connected to the open / close cock 11 provided in the casing 35, and the open / close cock 11 is rotated to close the through hole of the water tap.
[0016]
Finally, the diameter expansion device 10 and the shutter device 30 are removed, a branch pipe is appropriately connected to the branch port 20a of the water tap 20 attached to the fluid pipe A, and a cap or the like is closed on the upper part of the water tap 20. The installation of the faucet is completed by attaching the fittings.
[0017]
A similar water faucet mounting device is disclosed in Patent Document 2.
[0018]
[Patent Document 1]
JP-A-11-190457 [Patent Document 2]
JP-A-9-217391
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional shutter device 30 for mounting a water faucet, the pipe shaft direction of the fluid pipe A, the moving direction of the shutter plate 36, and the axial direction of the screw shaft 38 for moving the shutter plate 36 forward and backward are parallel, and the saddle 33 is The portion where the casing 35 is placed on the fluid pipe A through the pipe is elongated in the pipe axis direction to increase the contact area between them. Therefore, even when a force is applied to the shutter device 30 during the shutter operation, the saddle 33 of the shutter device 30 is stably fixed on the fluid pipe A.
[0020]
However, when the moving direction of the shutter plate 36 is parallel to the pipe axis direction of the fluid pipe A, the screw shaft 38 for moving the shutter plate 36 is located near and above the fluid pipe A. Insufficient space can be secured. Therefore, in order to provide a device for rotating the screw shaft 38, an operation shaft 40 orthogonal to the screw shaft 38 must be provided via the bevel gears 39 and 41, and the device is complicated.
[0021]
Further, as another method for securing a space for operating the screw shaft around the screw shaft 38, the moving direction of the shutter plate 36 is set to have an angle with respect to the tube axis direction of the fluid pipe A, However, according to this configuration, the portion (the contact area) where the casing 35 of the shutter device 30 is mounted on the fluid pipe A is reduced. For this reason, when the shutter is operated, a large force is concentrated on the small contact portion, and the casing 35 may rattle and detach from the fluid pipe A.
[0022]
As shown in FIG. 9, the conventional mounting structure of the shutter device 30 to the fluid pipe A is such that the ends of the chain 45 are connected to the hook portions 42 on both side surfaces of the casing 35 via bolts and nuts 44 via semi-circular washers 43. It is fastened and fixed. In this mounting structure, since the semicircular washer 43 rotates while sliding in the circumferential direction of the semicircular recess 46 of the hook portion 42, the inclination change of the chain 45 with respect to the hook portion 42 according to the outer diameter of the fluid pipe A is changed. In response, the rotation responds, and the chain 45 is oriented in the tangential direction of the outer diameter of the fluid pipe A (see Patent Document 2).
[0023]
However, since the shutter device is used for fluid pipes A having various diameters, as shown in FIG. 10, when the fluid pipe A has a large diameter, the inclination of the semicircular washer 43 also increases, and The contact portion of the 42 with the concave portion 46 is reduced, and the mounting state of the shutter device 30 becomes unstable.
[0024]
Further, when the shutter device 30 has an angle with respect to the fluid pipe A as described above, a large force is applied to the casing 35 and the like as described above, so that a large bending moment acts on the root portion 42a of the hook portion 42. I do. For this reason, it is necessary to make the root 42a thick (thick) so as to withstand the bending moment.
[0025]
In order to further stabilize the mounting state of the casing 35 so that the casing 35 does not rattle, the length of the contact portion between the casing 35 and the fluid pipe A in the pipe axis direction must be increased. In any case, the weight of the casing 35 increases.
[0026]
Accordingly, a first object of the present invention is to secure a wide operation space around a screw shaft for moving the shutter plate forward and backward, and a second object is to simplify the apparatus.
[0027]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the first problem described above, the present invention is such that a moving direction of a shutter plate of a shutter device fastened to a fluid pipe is orthogonal to a pipe axis direction of the fluid pipe.
[0028]
The direction of movement of the shutter device and the tube axis direction of the fluid pipe are orthogonal to each other, so that the casing of the shutter device protrudes to the side of the fluid pipe, and the end of the shutter device is separated from the fluid pipe. For this reason, a large space for providing a device for moving the shutter plate of the shutter device forward and backward can be secured.
[0029]
Further, in the configuration in which the shutter plate is advanced and retracted by a screw shaft perpendicular to the tube axis direction, in order to solve the second problem, a handle is directly attached to the screw shaft so that the screw shaft can be rotated. The means described above can be adopted.
[0030]
With this configuration, the space around the end of the screw shaft is large and there is no obstacle, so there is no need to provide an operation shaft that intersects the screw shaft using a bevel gear or the like, and it is necessary to operate the screw shaft. The device can be simplified.
[0031]
Further, in the above means, in order to solve the second problem, in order to solve the second problem, a pair of hook shafts along the fluid pipe are rotatably inserted around the fluid pipe into a casing of the shutter device. By adopting a configuration in which the casing and the fluid pipe are fastened by locking a fastening thread to one of the hook shafts, turning the fastening thread around the fluid pipe A, and locking the other hook axis to the other hook shaft. I can do it.
[0032]
In this way, the inclination of the fastening strip based on the change in the outer diameter of the fluid pipe can be accommodated by rotating the hook shaft at any position, and the hook shaft is attached to the casing on its entire outer peripheral surface. Since the shutter device is supported, the mounting state of the shutter device is stabilized. For this reason, even if the contact area between the fluid pipe A and the casing is small, both can be stably fastened.
[0033]
Further, the hook shaft bears the entire length of the shaft against the tensile force from the fastening strip, so that the hook shaft is strong against the tensile force. For this reason, when the direction of the shutter device is made orthogonal to the tube axis direction, even if a large force is applied to the shutter device and the fastening strip, the casing is unlikely to come off.
[0034]
Thus, by solving the second problem, the casing is firmly fastened to the fluid pipe, so that the means for solving the first problem works more effectively.
[0035]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
One embodiment is shown in FIGS. 1 to 6, and a shutter device 1 for mounting a water tap according to this embodiment is a drilling machine having a branch port C on a fluid pipe A, or a water tap at the branch port C. As shown in FIG. 2, when using a water faucet mounting device including a diameter expanding device 10 for fixing the water pipe 20, the fluid pipe A is interposed between the fluid pipe A and the water faucet mounting device, and And a shutter device 1 for blocking water from flowing through the fluid pipe A from flowing into the water faucet mounting device through the branch port C.
[0036]
As shown in FIG. 1, the shutter device 1 includes a casing 5 having a shutter chamber 4 and a shutter plate driving unit 2 that accommodates the shutter plate 6 therein, and a saddle 3 that supports a pedestal B below the casing 5. Become. As shown in FIGS. 1 and 2, the shutter device 1 is mounted and mounted on the upper part of the fluid pipe A.
[0037]
In the shutter plate drive unit 2 communicating with the shutter chamber 4, a shutter plate 6 is arranged by screwing a screw portion 8a of a screw shaft 8 rotatably attached to the casing 5 via a slider 6a. .
[0038]
By operating a handle 7 attached to the other end of the screw shaft 8 to rotate the screw shaft 8, the shutter plate 6 advances and retreats in the casing 5 in a direction indicated by an arrow in FIG. As shown by a solid line, the branch port C is opened by retreating to the shutter plate driving unit 2 to communicate with the inside of the casing 5 in the up-down direction. C is closed to block the inside of the casing 5 in the vertical direction. 11 is a cock for opening and closing the water tap 20.
[0039]
At this time, since the screw shaft 8 is orthogonal to the fluid pipe A as shown in FIG. 1, even if the handle is attached, the fluid pipe A does not become an obstacle during the operation, and the other end of the screw shaft 8 As the handle 7 to be attached can use a handle having a large rotation diameter, the operation is easy.
[0040]
Further, since a means for changing the direction of the rotation axis such as a bevel gear is not required, the structure can be simplified.
[0041]
When using the drilling machine, the drilling machine is mounted on the upper opening of the shutter chamber 4 so as to be able to move up and down (not shown), and the handle 7 is operated to show the shutter plate 6 by a solid line in FIG. The fluid pipe A is moved to the left to open the branch port on the upper surface of the fluid pipe A. By lowering the drilling machine to the upper surface of the fluid pipe A while operating the drilling machine, the branch port C is pierced. After the branch port C is pierced, the handle 7 is operated again so that the shutter plate 6 is moved. The branch port C is moved to the right indicated by a broken line inside to shut off the branch port C.
[0042]
When the diameter expanding device 10 is used, as shown in FIGS. 1 and 2, an under body 23 is connected to an upper opening of the shutter chamber 4, and a diameter expanding machine is mounted on the under body 23. The upper body 22 to be installed, the diameter expander drive unit 21 and the like are arranged.
[0043]
The operation of the shutter plate 6 when attaching the water tap 20 to the branch port C using the diameter expanding device 10 is the same as that when using the punch.
[0044]
To attach this shutter device 1 to the fluid pipe A, a pair of hook shafts 13, 13 parallel to the fluid pipe A are provided on both sides of the casing 5 applied to the upper part of the fluid pipe A, respectively. 5 are provided at both ends of the pair of hook shafts 13, 13 so that the shaft portions 14 a of the hooks 14 shown in FIG. 5 can be inserted through the end surfaces of the hook shafts 13. .
[0045]
FIG. 3 is a plan view of the state shown in FIG. 1 when the diameter expanding device 10, the fastening strip 15, the hook 14, the fluid pipe A, and the like are removed and viewed from above, and the shape of the hook shaft 13 is indicated by a broken line. FIG. 4 is a drawing showing the hook shaft 13 as a single item. FIG. 4B is a sectional view taken along the line AA of FIG. Reference numeral 17 denotes a flat portion provided at a protruding portion of the hook shaft 13, and a slit 18 is provided in an axial direction orthogonal to the flat portion 17, and the flat portion 17 is provided with a counterbore-shaped recess 13 b.
[0046]
There is a groove 13c over the entire circumference near the center of the hook shaft 13 in the axial direction. The tip of the bolt 12 screwed into the casing 5 enters the groove 13c to regulate the axial movement of the hook shaft 13. By doing so, the hook shaft 13 is prevented from coming off, and the shutter device 1 can be maintained in a stable attachment and fixed state. At this time, if the tip of the bolt 12 is pressed against the hook shaft 13, the rotation of the hook shaft 13 is reliably restricted, and the fixed state of the shutter device 1 is more stable. In the case of only pressure contact, the groove can be omitted. When the hook shaft 13 is rotatable, the fastening ridge 15 is easily adapted to the outer peripheral surface of the fluid pipe A. Therefore, it is preferable to press-contact the tip of the bolt 12 after the fastening ridge 15 is fastened.
[0047]
Further, the circumferential length of the groove portion 13c may be within a range capable of absorbing a change in the inclination angle of the fastening strip 15 according to a change in the diameter of the fluid pipe A. That is, it does not have to be the entire circumference. Further, the number of the bolts 12 and the grooves 13c is not limited to one or one, and any number can be provided in the axial direction of the hook shaft 13. As the number of pressed parts increases, the force against the bending moment increases. The positions of the bolts 12 (grooves 13 c) are preferably at equal intervals, and may be symmetric with respect to the axial center of the hook shaft 12.
[0048]
The shaft 14a of the hook 14 is inserted through the insertion hole 13a, and a nut 19 is screwed into the end of the shaft to fix the hook 14 to the hook shaft 13 as shown in FIG. FIG. 5 shows the hook 14, the nut 19, and the stepped washer 19 a of the nut attached to the end of the hook shaft 13. The stepped washer 19 a and the nut 19 are attached to the shaft 14 a of the hook 14. In this state, the shaft 14 a of the hook 14 is fitted into the slot 18 of the hook shaft 13, and the projection 19 b of the stepped washer 19 a is fitted into the recess 13 b of the hook shaft 13. It does not come off in the axial direction.
[0049]
In this embodiment, the “nut” in claim 3 is constituted by the “nut 19 and the stepped washer 19a”.
[0050]
One end of a fastening strip 15 such as a chain is locked to the hook 14, and the fastening strip 15 is turned on the lower part of the fluid pipe A, and the other end is fixed to a corresponding hook 14 fixed to the other hook shaft 13. Lock. In this state, by tightening the nut 19 that fixes the hook 14 to the hook shaft 13, the fastening strip 15 tightens the fluid pipe A from the surroundings, and fastens the casing 5 to the fluid pipe A.
[0051]
In this case, when the longitudinal direction of the casing 5 (the direction in which the shutter plate 6 advances and retreats) is orthogonal to the pipe axis direction of the fluid pipe A, the contact area is small, and a large force is applied to the contacted part. Is applied, the force by which the hook shaft 13 presses the shutter device 1 (casing 5) is applied relatively uniformly as a compressive load to the casing 5, so that the thickness of the casing 5 is not increased, and Can be firmly and stably fastened.
[0052]
Further, since the hook shaft 13 is rotatable around the axis, for example, as shown in FIG. 6, the inclination angle of the fastening strip 15 changes according to the size of the diameter of the fluid pipe A. At the same time, the hook shaft 13 rotates appropriately, and the angle of the hook 14 changes as indicated by the arrow in the figure. For this reason, the direction of the hook 14 is always the same as the direction (the inclination angle) that the end of the fastening strip 15 makes with respect to the hook shaft 13, so that the fastening strip 15 is independent of the diameter of the fluid pipe A. Since the nut 15 is hardly detached from the hook 14 and the stepped washer 19a is fitted in the recess 13b, the mounting of the nut 19 does not become unstable. The same applies to the fluid pipe A having a small outer diameter, and the casing 5 is securely fastened to the fluid pipe A regardless of the diameter of the pipe.
[0053]
In the above-described embodiment, the insertion holes 13a are provided at both ends of the hook shaft 13 and two fastening strips 15 are used. However, the present invention is not limited to this embodiment. The opening at the end may be provided as needed. At this time, a recess is formed in the middle of the casing 5 so as not to cause any trouble.
[0054]
Further, a configuration in which the hook 14 is omitted and the fastening ridge 15 is directly locked to the hook shaft 13 is also conceivable.
[0055]
In this embodiment, the hook shaft 13 is rotatable around the axis. However, when the diameter of the fluid pipe A using the shutter device 1 is constant, the hook shaft 13 is not rotated. Such a fixed configuration may be employed.
[0056]
In this embodiment, as shown in FIG. 1, an opening is provided in a portion above the branch port C of the fluid pipe A in the pedestal B at the lower portion of the casing 5, and an outer portion is provided so as to surround the periphery of the opening. The pedestal B is supported by providing a saddle 3 at the end thereof, and the branch port C of the fluid pipe A and the opening of the pedestal B are communicated in a sealed state.
[0057]
In the shutter chamber 4, the water tap 20 attached to the branch port C has a valve body disposed in the center, and a valve rod, an operating rod, and the like protrude to the side thereof (see FIG. 8). The width of the water faucet 20 is widened. Therefore, as the area of the opening of the pedestal B increases, the casing 5 can be easily removed upward after the water tap 20 is attached. However, if the opening is made too large, especially when the shutter device is used on the fluid pipe A having a small diameter, the width of the opening in the pipe diameter direction (the direction orthogonal to the pipe axis direction) becomes larger than that of the fluid. It may be larger than the pipe diameter of the pipe A. In this case, the width of the saddle 3 is also wider than the diameter of the fluid pipe A, and the shutter chamber 4 is not sealed. For this reason, it is necessary to separately seal the gap between the opening and the branch port C to prevent water leakage, and the operation is complicated.
[0058]
Therefore, in general, the mounting direction of the water faucet 20 is set such that the laterally projecting direction of the water faucet 20 is parallel to the pipe axis direction (see FIG. 8), and the pipe diameter of the water faucet 20 is adjusted. The water tap 20 is fixed to the branch port C such that the horizontal width in the direction does not protrude laterally in the pipe diameter direction beyond the width of the fluid pipe A. Further, the opening of the pedestal B is formed in a rectangular shape, and the length of the long side of the rectangle is longer than the horizontal width of the water faucet 20 in the pipe axis direction, and the long side is short in parallel with the pipe axis direction. The casing 5 is placed on the fluid pipe A such that the sides are in the pipe radial direction. In this way, the casing 5 can be easily removed after the water tap 20 is attached, and the shutter device can be commonly used for the fluid pipe A having a small diameter.
[0059]
However, in the conventional shutter device, when the opening is long in the tube axis direction, the stroke required for opening and closing the shutter plate 6 is long, and the movement time of the shutter plate 6 required for opening and closing is long. Was.
[0060]
As described above, by making the moving direction of the shutter plate 6 perpendicular to the pipe axis direction of the fluid pipe A, the short side of the rectangular opening becomes the moving direction of the shutter plate 6, so that the stroke becomes shorter. The opening and closing time of the shutter plate 6 can be reduced.
[0061]
Further, in this embodiment, the shutter device 1 is configured such that the shutter plate 6 and the screw shaft 8 are screwed together, and the handle 7 fixed to the screw shaft 8 is rotated, thereby rotating the screw shaft 8 to release the shutter plate. The mechanism for moving the shutter plate 6 forward and backward is not limited to this embodiment.
[0062]
In these shutter devices 1, for example, as shown in FIG. 1, a conventionally well-known drilling machine, a diameter expanding device 10, and the like are attached to an upper opening of the casing 5, and a water tap 20 is attached. The operation at the time of attachment is the same as in Patent Documents 1 and 2.
[0063]
【The invention's effect】
In the present invention, as described above, since the direction of movement of the shutter plate is orthogonal to the fluid pipe, the device for moving the shutter plate is simple, and the casing can be securely fastened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cutaway front view of a shutter device according to one embodiment; FIG. 2 is a cutaway front view of a water faucet attachment device to which the shutter device of the embodiment is attached; FIG. FIG. 4 shows the hook shaft, (a) is a front view, (b) is a cross-sectional view taken along line AA of (a). FIG. 5 shows the hook, (a) is a front view of the hook. FIG. 7B is a sectional view of a stepped washer, and FIG. 7C is a sectional view of a nut. FIG. 6 is a sectional view showing a fastening state of a shutter device to a fluid pipe having a large outer diameter. FIG. 8 is a cross-sectional view of the device. FIG. 8 is a side view of a conventional shutter device. FIG. 9 is a cut-away front view of a conventional water faucet mounting device. Explanation of code]
1, 30 Shutter device 2, 32 Shutter plate driving unit 3, 33 Saddle 4, 34 Shutter chamber 5, 35 Casing 6, 36 Shutter plate 7 Handle 8, 38 Screw shaft 8a, 38a Screw connection 10 Diameter expanding device 12 Bolt 13 Hook Shaft 13a Insertion hole 13b Recess 13c Groove 14 Hook 14a Shaft 15 Fastening strip 17 Flat part 18 Slot (opening)
19 Nut 19a Stepped washer 20 Separator faucet 21 Expander drive unit 22 Upper body 23 Underbody 24 Main shaft 24a Packing holding unit 24b Handle 25 Packing 25a Packing upper flange 26 Sleeve 27a Curl roller 27b Handle 27c Hexagon 39 , 41 bevel gear 40 operating axis A fluid pipe B pedestal C water diversion port

Claims

When a branch port C is pierced in a fluid pipe A such as a water pipe, and a water tap 20 is attached to the branch port C, in the water tap mounting shutter device 1 to be fastened to the fluid pipe A for use,
The shutter device 1 allows the shutter plate 6 in the casing 5 to advance and retreat in a direction perpendicular to the pipe axis direction of the fluid pipe A, thereby connecting / disconnecting the water tap mounting device and the branch port of the fluid pipe A. A shutter device for installing a water faucet, wherein

The shutter device 1 allows the shutter plate 6 in the casing 5 to advance and retreat with a screw shaft 8 perpendicular to the pipe axis direction of the fluid pipe A, thereby communicating the water tap mounting device with the branch port of the fluid pipe A. The shutter according to claim 1, characterized in that the handle (7) is adapted to shut off, and the handle (7) is directly attached to the screw shaft (8).

The casing 5 of the shutter device 1 is applied to the fluid pipe A, and a pair of hook shafts 13 along the fluid pipe A is inserted through the casing 5 so as to be rotatable around the axis. The casing 5 and the fluid pipe A are fastened by engaging the fastening thread 15, turning the fastening thread 15 around the fluid pipe A, and engaging the other hook shaft 13. A shutter device for installing a water faucet according to claim 1.

The shaft portion 14a of the hook 14 is inserted through the hook shaft 13, and a nut is screwed into the end of the shaft portion to fix the hook 14 to the hook shaft 13 and the fastening strip 15 to the hook 14. The shutter device for mounting a water faucet according to claim 3, wherein:

The shaft 14a of the hook 14 is inserted through the end of the hook shaft 13, and the insertion hole 13a of the hook shaft 14a is opened at the end face of the hook shaft 13. The hook shaft 13 is formed with a recess 13b in which the nut is fitted to prevent the hook from coming off, and the hook shaft 13 is formed with the recess 13b. Shutter device.

A bolt 12 reaching the hook shaft 13 is screwed into the casing 5 and fitted into a circumferential groove 13c of the hook shaft 13 at the tip of the bolt 12, thereby preventing the hook shaft 13 from moving in the axial direction. The shutter device for installing a water faucet according to any one of claims 3 to 5, characterized in that: