JP2004170575A - 撮像装置付き携帯電子機器 - Google Patents

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敏幸 阿井
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Abstract

【課題】軽量で、透明性、耐磨耗性、耐熱性及び耐水性に優れ、かつ精巧な樹脂レンズを備える撮像装置付き携帯電子機器を提供する。
【解決手段】撮像装置付き携帯電子機器であって、該撮像装置が脂環式構造含有重合体樹脂を含有するレンズ樹脂材料から形成されてなるレンズを備えることを特徴とする撮像装置付き携帯電子機器。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、脂環式構造含有重合体樹脂を含有するレンズ樹脂材料から形成されてなるレンズを備える、撮像装置付き携帯電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カメラなどの撮像装置を組み込んだ携帯電子機器が急速に普及している。このような携帯電子機器は、様々な場所および環境の下で使用されるものであり、撮像装置に用いられる樹脂レンズには、軽量性の他、高い透明性、耐磨耗性、耐熱性、耐水性などの種々の特性が求められている。
また、近年における携帯電子機器は、ますます高機能化、小型化、低コスト化が進んできており、携帯電子機器に組み込まれる撮像装置においても、これらの諸特性の全てを満足させつつ、より小型で、精巧な樹脂レンズを備えるものが求められている。
【0003】
一般に、樹脂レンズが撮像装置に組み込まれる場合、レンズはレンズの周縁を保持する保持枠を介して鏡筒またはケースに保持される。昨今では、組み立ての工程の製造コストを下げ、組み立ての工程の際にレンズと保持枠との取り付け誤差が生じないように、レンズなどの光学素子とレンズ支持体(保持枠)とを、いわゆる2色成形法により一体に成形する方法が提案されている(特許文献1〜3)。これらの方法においては、レンズ樹脂材料として、ポリメチルメタクリレート樹脂(PMMA)やポリカーボネート樹脂(PC)などが用いられている。
【0004】
しかしながら、PMMAやPCを用いた2色成形では、1色目の成形後、2色目の成形をしたときに、1色目の成形体の形を壊したり、1色目と2色目との間に隙間ができたりすることがあった。また、PMMAなどは、耐熱性などに劣るという問題があった。
【0005】
【特許文献1】
特開昭61−256313号公報
【特許文献2】
特開平7−63968号公報
【特許文献3】
特開平11−221839号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、軽量で、透明性、耐磨耗性、耐熱性、耐水性に優れ、かつ精巧な樹脂レンズを備える撮像装置付き携帯電子機器を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、脂環式構造含有重合体樹脂が、携帯電子機器に組み込む撮像装置のレンズ材料として好適であることを見出し、本発明を完成するに到った。
【0008】
かくして本発明によれば、撮像装置付き携帯電子機器であって、該撮像装置が、脂環式構造含有重合体樹脂を含有するレンズ樹脂材料から形成されてなるレンズを備えることを特徴とする撮像装置付き携帯電子機器が提供される。
本発明の携帯電子機器は、その撮像装置が、脂環式構造含有重合体樹脂を含有するレンズ樹脂材料および保持枠材料を用いて、2色成形することによって得られた保持枠付きレンズを備えるものであるのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本発明を、(1)レンズ樹脂材料、(2)樹脂レンズ、(3)撮像装置および(4)撮像装置付き携帯電子機器、に項分けして詳細に説明する。
【0010】
(1)レンズ樹脂材料
本発明に用いるレンズ樹脂材料は、脂環式構造含有重合体の1種または2種以上を含有してなる。
脂環式構造含有重合体樹脂は、重合体樹脂の繰り返し単位中に脂環式構造を有する熱可塑性樹脂であり、主鎖中に脂環式構造を有する重合体樹脂および側鎖に脂環式構造を有する重合体樹脂のいずれも用いることができる。
【0011】
脂環式構造としては、例えば、シクロアルカン構造、シクロアルケン構造などが挙げられるが、熱安定性などの観点からシクロアルカン構造が好ましい。脂環式構造を構成する炭素数に特に制限はないが、通常4〜30個、好ましくは5〜20個、より好ましくは5〜15個である。脂環式構造を構成する炭素原子数がこの範囲にあると、耐熱性および柔軟性に優れた樹脂レンズを得ることができる。
【0012】
脂環式構造を有する重合体樹脂中の脂環式構造を有する繰り返し単位の割合は、使用目的に応じて適宜選択されればよいが、通常50重量%以上、好ましくは70重量%以上、より好ましくは90重量%以上である。脂環式構造を有する繰り返し単位が過度に少ないと耐熱性が低下し好ましくない。なお、脂環式構造含有重合体樹脂における脂環式構造を有する繰り返し単位以外の繰り返し単位は、使用目的に応じて適宜選択される。
【0013】
脂環式構造含有重合体樹脂のガラス転移温度は、通常80℃以上、好ましくは100〜250℃の範囲である。ガラス転移温度がこのような範囲にある脂環式構造含有重合体樹脂を含有する樹脂レンズは、高温下での使用における変形や応力が生じることがなく耐久性に優れる。
【0014】
また、脂環式構造含有重合体樹脂の分子量分布(重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn))は特に制限されないが、通常1.0〜10.0、好ましくは1.1〜4.0、より好ましくは1.1〜3.5の範囲である。また、本発明に用いる好適な脂環式構造含有重合体樹脂は、その成形収縮率が0.6〜0.7%である。
【0015】
脂環式構造含有重合体樹脂の具体例としては、(a)ノルボルネン系重合体、(b)単環の環状オレフィン重合体、(c)環状共役ジエン系重合体、(d)ビニル脂環式炭化水素重合体、(e)これら重合体の水素化物などが挙げられる。これらの中でも、耐熱性および機械的強度に優れることなどから、ノルボルネン系重合体水素化物、ビニル脂環式炭化水素重合体およびこれらの水素化物が好ましく、ノルボルネン系重合体の水素化物がより好ましい。
【0016】
(a)ノルボルネン系重合体
ノルボルネン系重合体は、ノルボルネンおよびその誘導体、テトラシクロドデセンおよびその誘導体、ジシクロペンタジエンおよびその誘導体、メタノテトラヒドロフルオレンおよびその誘導体などのノルボルネン系単量体を主成分とする単量体の重合体である。
【0017】
ノルボルネン系重合体の具体例としては、(i)ノルボルネン系単量体の開環重合体、(ii)ノルボルネン系単量体とこれと共重合可能なその他の単量体との開環共重合体、(iii)ノルボルネン系単量体の付加重合体、(iv)ノルボルネン系単量体とこれと共重合可能なその他の単量体との付加重合体、および(i)〜(iv)の水素化物などが挙げられる。
【0018】
ノルボルネン系単量体としては、例えば、ビシクロ[2.2.1]ヘプト−2−エン(慣用名:ノルボルネン)、トリシクロ[4.3.0.12,5]デカ−3,7−ジエン(慣用名:ジシクロペンタジエン)、7,8−ベンゾトリシクロ[4.3.0.12,5]デカ−3−エン(慣用名:メタノテトラヒドロフルオレン)、テトラシクロ[4.4.0.12,5.17,10]ドデカ−3−エン(慣用名:テトラシクロドデセン)、およびこれらの化合物の誘導体(例えば、環に置換基を有するもの)などを挙げることができる。また、置換基としては、例えばアルキル基、アルキレン基、アルコキシカルボニル基、カルボキシル基などを挙げることができる。これらの置換基は、同一または相異なって複数個が環に結合していてもよい。ノルボルネン系単量体は1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0019】
ノルボルネン系単量体と開環共重合可能な他の単量体としては、例えば、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテンなどのモノ環状オレフィン類およびその誘導体;シクロヘキサジエン、シクロヘプタジエンなどの環状共役ジエンおよびその誘導体;などが挙げられる。
【0020】
ノルボルネン系単量体の開環重合体およびノルボルネン系単量体と共重合可能な他の単量体との開環共重合体は、単量体を開環重合触媒の存在下に(共)重合することにより得ることができる。
【0021】
用いる開環重合触媒としては、例えば、ルテニウム、オスミウムなどの金属のハロゲン化物と、硫酸塩またはアセチルアセトン化合物、および還元剤とからなる触媒;チタン、ジルコニウム、タングステン、モリブデンなどの金属のハロゲン化物またはアセチルアセトン化合物と、有機アルミニウム化合物とからなる触媒;などが挙げられる。
【0022】
ノルボルネン系単量体の付加重合体およびノルボルネン系単量体と共重合可能な他の単量体との付加共重合体は、単量体を付加重合触媒の存在下に重合することにより得ることができる。
付加重合触媒としては、例えば、チタン、ジルコニウム、バナジウムなどの金属の化合物と有機アルミニウム化合物からなる触媒などを用いることができる。
【0023】
ノルボルネン系単量体と付加共重合可能な他の単量体としては、例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセンなどの炭素数2〜20のα−オレフィンおよびこれらの誘導体;シクロブテン、シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロオクテン、3a,5,6,7a−テトラヒドロ−4,7−メタノ−1H−インデンなどのシクロオレフィンおよびこれらの誘導体;1,4−ヘキサジエン、4−メチル−1,4−ヘキサジエン、5−メチル−1,4−ヘキサジエン、1,7−オクタジエンなどの非共役ジエンなどが挙げられる。これらの単量体は1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中でも、α−オレフィンが好ましく、エチレンがより好ましい。
【0024】
(b)単環の環状オレフィン重合体
単環の環状オレフィン系重合体としては、例えば、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテンなどの付加重合体を挙げることができる。
【0025】
(c)環状共役ジエン系重合体
環状共役ジエン系重合体としては、例えば、シクロペンタジエン、シクロヘキサジエンなどの環状共役ジエン系単量体を、1,2−付加重合または1,4−付加重合した重合体を挙げることができる。
【0026】
ノルボルネン系重合体、単環の環状オレフィンの重合体および環状共役ジエンの重合体の分子量は使用目的に応じて適宜選定されるが、溶媒としてシクロヘキサン(重合体樹脂が溶解しない場合はトルエン)を用いるゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーで測定したポリイソプレンまたはポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)で、通常10,000〜100,000、好ましくは25,000〜80,000、より好ましくは25,000〜50,000である。重量平均分子量がこのような範囲にあるときに、樹脂材料の機械的強度および成型加工性とが高度にバランスされる。
【0027】
(d)ビニル脂環式炭化水素重合体
ビニル脂環式炭化水素重合体は、ビニルシクロアルカンまたはビニルシクロアルケン由来の繰り返し単位を有する重合体である。ビニル脂環式炭化水素重合体としては、例えば、ビニルシクロヘキサンなどのビニルシクロアルカン、ビニルシクロヘキセンなどのビニルシクロアルケンなどのビニル脂環式炭化水素化合物の重合体およびその水素化物;スチレン、α−メチルスチレンなどのビニル芳香族炭化水素化合物の重合体の芳香環部分の水素化物;などが挙げられる。
【0028】
また、ビニル脂環式炭化水素重合体は、ビニル脂環式炭化水素化合物やビニル芳香族炭化水素化合物と、これらの単量体と共重合可能な他の単量体とのランダム共重合体、ブロック共重合体などの共重合体、およびその水素化物であってもよい。ブロック共重合としては、ジブロック、トリブロック、またはそれ以上のマルチブロックや傾斜ブロック共重合などが挙げられるが、特に制限はない。
【0029】
ビニル脂環式炭化水素重合体の分子量は使用目的に応じて適宜選択されるが、溶媒としてシクロヘキサン(重合体樹脂が溶解しない場合はトルエン)を用いたゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーにより測定したポリイソプレンまたはポリスチレン換算の重量平均分子量が、通常10,000〜300,000、好ましくは15,000〜250,000、より好ましくは20,000〜200,000の範囲であるときに、成形体の機械的強度および成形加工性とが高度にバランスされる。
【0030】
(e)重合体の水素化物
前記(a)〜(d)の重合体の水素化物は、水素化前の重合体の溶液に、ニッケル、パラジウムなどの遷移金属を含む公知の水素化触媒を添加し、炭素−炭素不飽和結合を好ましくは90%以上水素化することによって得ることができる。一般に、水素添加率が高いほど、熱や光に対する安定性に優れる樹脂を得ることができる。
【0031】
レンズ樹脂材料には、前記脂環式構造含有重合体樹脂の他、公知の酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、帯電防止剤、難燃剤、耐衝撃性改良剤、滑剤などの添加剤を添加することができる。
【0032】
レンズ樹脂材料は、▲1▼前記脂環式構造含有重合体樹脂を所望により添加剤とともに、リボンブレンダー、タンブラーブレンダー、ヘンシェルミキサーなどの混合攪拌装置を使用して混合した後、押出し機、バンバリミキサー、二本ロールなどの溶融混合装置で溶融混合する方法、▲2▼前記脂環式構造含有重合体樹脂を脂肪族炭化水素系溶剤、芳香族炭化水素系溶剤などの有機溶剤に溶解してポリマー溶液とし、所望により添加剤を添加して混合する方法、などにより調製することができる。
【0033】
(2)樹脂レンズ
樹脂レンズ(以下、単に「レンズ」ということがある。)は、上記のようにして調製したレンズ樹脂材料を公知の成形法により成形することにより製造することができる。レンズの成形法は特に制約されず、例えば、射出成形法、射出圧縮成形法などを採用できる。得られるレンズは、脂環式構造含有重合体樹脂から形成されているので、透明性、耐磨耗性、耐熱性、耐水性などの種々の光学的特性に優れている。
【0034】
レンズの形状は特に制限されず、球面形状でも非球面形状でもよい。また、正のパワーを有するレンズ形状(凸レンズ)でも、負のパワーを有するレンズ形状(凹レンズ)であってもよく、単焦点レンズであってもズームレンズ、広角レンズなどであってもよい。また、レンズを撮像装置に組み込む場合、レンズは1枚であっても、同一または異なる複数の樹脂レンズの組み合わせであってもよい。
【0035】
通常、レンズは、レンズ周縁を保持する保持枠を介して撮像装置本体に組み込まれる。保持枠は、レンズの周縁を支えてレンズを固定(保持)し、レンズを保護する役目を有する。
【0036】
保持枠の材料としては、弾性率が高く、潤滑性に優れた樹脂が好ましい。例えば、レンズ樹脂材料である脂環式構造含有重合体樹脂、ポリカーボネート(PC)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリスルホン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、アクリレート−スチレン−アクリロニトリル共重合体(ASA)、アクリロニトリル−エチレン−スチレン共重合体(AES樹脂)、ポリカーボネートとABS樹脂とのブレンド物、およびこれらの樹脂にガラスフィラーなどを添加したものなどが挙げられる。これらは1種単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0037】
これらの中でも、保持枠用樹脂材料としては、その成形収縮率が前記レンズ用樹脂材料の成形収縮率との差が0〜0.2%であるものが好ましく、0〜0.1%であるものがより好ましく、0〜0.05%であるものが特に好ましい。成形収縮率の差を小さくすることにより、後述する2色成形法を使用するときに、金型が反転して2色目を成形する際において、最初の1色目が破壊されたり、隙間が生じてバリを発生するのを防止することができる。
【0038】
保持枠用樹脂材料の好ましい具体例としては、ポリカーボネート(PC)、PCにガラスフィラー20〜30重量%を混入させたものや、ABSにガラスフィラー20〜30重量%を混入させたものなどが挙げられる。本発明においては、保持枠用樹脂として、成形収縮率が0.6〜0.7%のものが好ましい。
【0039】
レンズと保持枠は別々に製作し、これらを組み合わせて撮像装置に組み込むこともできるが、いわゆる2色成形法により一体に成形して得られる保持枠付きレンズを、撮像装置に組み込むのが好ましい。2色成形法を用いることにより、組み立ての工程の製造コストを下げ、組み立て工程時のレンズと保持枠の取り付け誤差による光学性能の劣化を防ぎ、小型で精巧な樹脂レンズを製造することができる。また、上述した脂環式構造含有重合体樹脂をレンズ樹脂材料としたメリットをさらに生かすことができる。
【0040】
2色成形法による場合は、レンズ形状のキャビティ(I)および保持枠形状のキャビティ(II)を有する金型を用いる。
用いる金型としては、キャビティ(I)およびキャビティ(II)に設けられた各樹脂材料を射出するためのゲートが、サイドゲートのものであっても、ピンポイントゲートのものであってもよいが、ピンポイントゲートのものであるのが好ましい。本発明では、流動性に優れる脂環式構造含有重合体樹脂からなるレンズ用樹脂材料を使用するので、ピンポイントゲートを有する金型を使用しても成形ムラが生じることはない。また、サイドゲートを有する金型を使用する場合には、保持枠の一部に切欠きもしくは穴を形成しなくてはならず、遮光性に支障をきたすおそれがある。ピンポイントゲートを有する金型を用いる場合には、保持枠に切欠きもしくは穴を形成する必要がなく、それぞれを別体に成形して組み付けた場合と同様な性能を得ることができる。
【0041】
前記ピンポイントゲートは、レンズの周縁部に配置されるのが好ましい。一般的にレンズは光学的にほぼ中心部が使用されるため、ピンゲートをレンズの周縁部に配置すれば、レンズの性能に影響を与えることはない。また、ピンゲートは脱型と同時にゲートカットができるので、工程の簡略化、高速化を図ることができる。
【0042】
また、用いる金型はタブ突き出しを備えるものが好ましい。タブを介してタブ突き出しにより製品を金型から突き出すことができるため、金型から取り出し時にレンズに傷が付くのを防止できる。
【0043】
2色成形法による場合には、キャビティ(I)内にレンズ用樹脂材料を、キャビティ(II)内に保持枠用樹脂材料をそれぞれ射出して、保持枠付きレンズを製造することができる。
【0044】
また、この場合においては、先ず、保持枠用樹脂材料をキャビティ(II)内に射出し、次いでレンズ樹脂材料をキャビティ(I)内に射出するのが好ましい。最初に保持枠を成形し、次にレンズを成形することによって、レンズが保持枠用樹脂材料の熱の影響を受けることなく、レンズの形状精度が高い保持枠付きレンズを得ることができる。また、この場合においては、熱変形温度が、レンズ樹脂材料の熱変形温度以上である保持枠用樹脂材料を用いるのがより好ましい。レンズ樹脂材料の熱によって保持枠が溶融して、レンズの性能や外観に影響を与えるのを防止できる。
【0045】
得られる保持枠付きレンズは、保持枠の内周面に突起が設けられており、レンズが保持枠の内周面の突起によって固定されているものが好ましい。保持枠の内周面に突起を設けることによって、レンズが保持枠に強固に固定された保持枠付きレンズとすることができる。
【0046】
また、保持枠付きレンズは、前記保持枠の内周面の突起がアンダーカットであることがより好ましく、保持枠の内周面の突起が内周面を一周する峰状突起であることがさらに好ましい。予め成形した保持枠にレンズ用樹脂材料を射出成形する場合に、互いの接着強度が弱いと、保持部からレンズ部がずれたり、取れてしまうことがある。保持枠の内周面にアンダーカット部を形成することによって保持枠とレンズとの結合をより強固にして、保持部からレンズ部がずれたり、取れてしまうことを防止することができる。
【0047】
このような内周面に峰状突起を有する保持枠付きレンズの一例を図1に示す。図1中、1は樹脂レンズを、2は保持枠を示す。図1(a)は、内周面に峰状突起3を有する保持枠付きレンズを上側から見た斜視図であり、図1(b)は、下側から見た斜視図であり、図1(c)は、その上面図である。
図1(a)〜(c)に示すように、峰状突起3は保持枠の内周面を一周するように形成されており、アンダーカットになっている。突起の数は制限されず、図1(c)に示すごとく6個であっても、内周面を一周するように連続的に突起が形成されていてもよい。
【0048】
(3)撮像装置
本発明の撮像装置付き携帯電子機器の撮像装置は、上記のように成形して得られた樹脂レンズを備える。
撮像装置は、被写体を撮影する機能をもつ装置である。撮影方式は、レンズから入った光をフィルムに感光させる方式であっても、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary MOS)などの、光に反応する半導体素子を使って画像を電気信号に変換し、そのデータをデジタル化して画面表示用の信号とするデジタルカメラ方式であってもよい。本発明においては、画像の記録、送受信などを行なうことができ、小型で軽量なデジタルカメラ方式の撮像装置が好適である。
【0049】
デジタルカメラ方式の撮像装置は、少なくとも、撮像装置内に外光を取り入れる受光部と、取り入れた光を電気信号に変換する光電変換部とを有する。
受光部は、通常、対物レンズ、撮影画像の倍率を調節するズームレンズ、ピント(フォーカス)を合わせるためのフォーカスレンズ、光量を制御し明るさを調整する絞りなどを備える。本発明においては、前記対物レンズとして、脂環式構造含有重合体樹脂からなるレンズを用いるのが好ましい。また、前記ズームレンズやフォーカスレンズに脂環式構造含有重合体樹脂からなるものを用いることもできる。これらのレンズとして、軽量性、透明性、耐磨耗性、耐熱性および耐水性に優れる脂環式構造含有重合体樹脂からなるレンズを用いることにより、より小型で、軽量な、光学性能に優れる撮像装置とすることができる。
【0050】
光電変換部は、撮像素子とその駆動回路が配置された回路基板などからなる。撮像素子としては、例えば、CCD撮像素子またはCMOSイメージセンサーなどが挙げられる。また、カラー画像を得たい場合には、撮像素子上にカラーフィルターを設ける。
【0051】
被写体を撮影する(すなわち、シャッターを押す)と、被写体からレンズ窓を通して受光部に外光が入射する。入射した光は、対物レンズなどを通過して、光電変換部に到達する。光電変換部に到達した光は、その強度(および波長)に応じて、撮像素子により電気信号に変換される。
【0052】
レンズ部分が、図1に示す保持枠付きレンズを組み込んだ撮像装置の例を図2に示す。図2に示す撮像装置4は、デジタルカメラ方式の撮像装置である。図2において、1は樹脂レンズ、2は保持枠、5はレンズ窓、6は撮像素子、8はズームレンズ、9はフォーカスレンズ、10は明るさ調整用の絞り、11は受光部、12は光電変換部をそれぞれ示す。ズームレンズ8およびフォーカスレンズ9が図面左右方向(矢印EおよびF)に移動することによって、画像の縮小・拡大倍率を調節する機能、撮像素子上の画像のピントを合わせる機能をそれぞれ有する。
図3は、2枚のレンズを取り付ける方法の一例を示している。レンズ(1a)と保持枠を上述した2色成形法により製造し、該保持枠(鏡筒)にレンズ(1b)をはめ込んで固定する。レンズを3枚以上用いる場合も同様にして複数枚のレンズを保持枠にはめ込めばよい。
【0053】
(4)撮像装置付き携帯電子機器
本発明の撮像装置付き携帯電子機器は、上述した撮像装置が携帯電子機器に組み込まれていることを特徴とする。本発明の撮像装置付き携帯電子機器は、撮像装置を携帯電子機器に組み込むことにより、携帯電子機器本来の機能に、撮影機能、撮影画像を記憶する機能、画像を送信する機能などを付加したものである。
【0054】
携帯電子機器は、持ち運ぶのに便利なように小型化されたものであり、移動中でも移動先でも使用可能な電子機器である。例えば、携帯電話機、PHS、ノート型パソコン、PDA(携帯情報端末)、携帯テレビ電話機などが挙げられる。本発明の撮像装置付き携帯電子機器は、例えば、ゲーム機能、データ通信機能、録音再生機能、辞書機能などの他の機能を有していてもよい。
【0055】
撮像装置は、携帯電子機器に一体化して組み込まれたものであっても、着脱自在に組み込まれたものであってもよい。撮像装置を携帯電子機器に組み込む位置は特に制限されず、携帯電子機器の用途、使い安さ、形態、デザインなどに合わせて、携帯電子機器の所望の位置に組み込むことができる。使い易さの観点からは、撮像装置のレンズ窓を被写体に向けた際に、撮影者が撮影中の画像をディスプレイ(表示部)で容易に確認できる位置が好ましい。
以下、本発明の撮像装置付き携帯電子機器を、撮像装置付き携帯電話機を例にとり、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0056】
本発明の撮像装置付き携帯電話機の例を、図4〜図8に示す。なお、図5〜図8においては、図4と共通する部分に同一符号を付している。
図4に示す撮像装置付き携帯電話機Aは、蓋部B、接合部Cおよび本体部Dからなる。蓋部Bと本体部Dは接合部Cにより接合されてなり、これらは接合部Cにより開閉自在な構造となっている。図4(a)は撮像装置付き折り畳み式携帯電話機Aを開いた状態の正面図、(b)は半分閉じた状態の斜視図である。図4において、4は撮像装置、5はレンズ窓、13は操作部、14aおよび14bは表示部、15は受話部、16は送話部、17はアンテナをそれぞれ示す。撮像装置4は、蓋部Bの上面の上中央部(図中、レンズ窓5の下部)に組み込まれている。
【0057】
操作部13には、例えば、電源キー、テンキーと文字キーとを兼用したキー、発信キー、モード切替キー、画像入力キー、画像送信キー、カメラシャッター、画像調整キーなどの操作キーが配列されている。表示部14aは、LED(発光ダイオード)やカラーTFT(薄膜トランジスタ)液晶ディスプレイなどで構成され、例えば、通話相手の電話番号、受信情報、電子メール情報、画像情報などを表示する。表示部14bは、撮影画像のモニター機能、ファインダー機能などを有する。受話部15および送話部16は、通常の電話機の通話など用のスピーカー、マイクの機能を有する。アンテナ17は、音声信号、電子メールなどの文字情報、画像などを、電波(電気信号)として送受信する。アンテナは伸縮自在としたり、携帯電話機本体に内蔵することもできる。
【0058】
本体部Dには、図示を省略する制御部および電源部が設けられている。制御部はマイクロコンピューターなどから構成されており、操作部13から操作信号を受け、携帯電話機および撮像装置の動作全体を制御する。電源部は、2次電池または1次電池が収納されている。また、携帯電話機Aには、例えば、撮影用フラッシュなどの付属品を備えてもよい。
【0059】
またレンズ窓5には、スライド開閉式のレンズカバーをレンズ窓5を覆うように取り付けてレンズなどを保護してもよい。例えば、通常は閉じられており、撮像装置使用時に、操作キー又は手動によりレンズカバーが開くような構造とすることができる。
【0060】
図4に示す撮像装置付き携帯電話機の撮影操作は次のようにして行なう。先ず、操作部13に設けられたモード切替キーにより撮影モードとし、レンズ窓5を被写体(撮影したいもの)に向ける。レンズ窓5から撮像装置4内に入射した光は、撮像装置4に設けられた撮像素子により電気信号に変換され、撮像装置4から制御部に送られ、そこでデジタル化され、画像が表示部14a(又は14b)に表示される。次いで、画像を確認しながら、所望により、操作部13の画像調整キーにより、ピント合わせや色彩調整を行い、カメラシャッターキーを押すことにより、被写体を撮影することができる。
【0061】
撮影した画像は、一時的に上記制御部に設けられた記憶部(メモリー)に記憶される。また、所望により、キー操作にてその画像を他の携帯電話機やパソコンなどへ送信、記憶部へ保存、保存した画像データの呼び出し、削除などを行なうことができる。また、撮影した画像は、例えば、カード型のデータ記憶媒体(メモリーカードなど)に保存したり、プリントアウトすることも可能である。撮影画像は、静止画であっても動画であってもよい。
【0062】
図5に、撮像装置付き携帯電話機の別の例を示す。図5に示す撮像装置付き携帯電話機は、撮像装置4が矢印方向に回転自在に組み込まれているタイプである。撮影者は撮像装置4を回転させることにより、レンズ窓5を被写体の方向に向けて被写体を撮影することができる。
【0063】
図6に、撮像装置付き携帯電話機の別の例を示す。図6に示す撮像装置付き携帯電話機は、撮像装置4は、携帯電話機本体と一体に組み込まれている。撮像装置4を矢印方向に回転して外部に突出させ、レンズ窓5を被写体の方向に向けて、被写体を撮影することができる。
【0064】
図7に、撮像装置付き携帯電話機の別の例を示す。図7に示す撮像装置付き携帯電話機は、撮像装置4が携帯電話機から着脱できるタイプである。撮像装置4は、図7の点線で示した位置に収納されている。撮影する際には、撮像装置と携帯電話機とを分離し、これらを接続ケーブルまたは無線(電波など)で接続して使用する。図7(a)に示すものでは、撮像装置を接続ケーブル18で携帯電話機本体と接続することにより、図7(b)に示すものでは、撮像装置を無線通信(電波)又は赤外線通信などで接続することにより、撮像画像データを携帯電話機本体に送り込み、携帯電話機本体の表示部14aで画像を見たり、画像データの保存、送信などを行なうことができる。
【0065】
図8に、撮像装置付き携帯電話機の別の例を示す。この撮像装置付き携帯電話機は、撮影しないときは携帯電話機本体から撮像装置4を分離しておくことができる(図8(b))。撮影するときは、撮像装置4を携帯電話機本体に端子(ジャック)19で連結する。撮像装置4は、被写体の位置に合わせて端子19部分で矢印方向に回転することができる(図8(a))。
【0066】
本発明の撮像装置付き携帯電子機器は、その撮像装置が、脂環式構造含有重合体樹脂を含有するレンズ樹脂材料から形成されてなるレンズを備えていればよく、図4〜図8に示す撮像装置付き携帯電話機に限定されるものではない。本実施形態では携帯電話機を例にとって説明したが、例えば、ノート型パソコン、PDA、PHSなどの携帯電子機器に撮像装置を備えたものであってもよい。
【0067】
【発明の効果】
本発明によれば、軽量で、透明性、耐磨耗性、耐熱性および耐水性に優れるレンズ樹脂材料から形成されたレンズを撮像装置に備えた撮像装置付き携帯電子機器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、内周面に峰状突起を有する保持枠付きレンズを示す図である。(a)は上側から見た斜視図、(b)は下側から見た斜視図、(c)は上面図である。
【図2】図2は、本発明の撮像装置付き携帯電子機器に組み込まれる撮像装置の模式図である。
【図3】図3は、2枚のレンズを取り付けた保持枠付きレンズの一例を示す図である。
【図4】図4は、本発明の撮像装置付き携帯電話機の一例を示す図である。(a)は、折り畳み式携帯電話機を開いた状態の正面図、(b)は、半分閉じた状態の斜視図である。
【図5】図5は、本発明の撮像装置付き携帯電話機の一例を示す図である。
【図6】図6は、本発明の撮像装置付き携帯電話機の一例を示す図である。
【図7】図7は、本発明の撮像装置付き携帯電話機の一例を示す図である。(a)は、撮像装置が携帯電話機に接続ケーブルで連結されている撮像装置付き携帯電話機を示す図であり、(b)は、撮像装置と携帯電話機が接続ケーブルなどで連結されず無線などで接続されている撮像装置付き携帯電話機を示す図である。
【図8】図8は、本発明の撮像装置付き携帯電話機の一例を示す図である。(a)は、撮像装置が携帯電話機に端子で接続された状態を示す図であり、(b)は、撮像装置が携帯電話機から分離された状態を示す図である。
【符号の説明】
1,1a、1b…樹脂レンズ、2…保持枠、3…峰状突起、4…撮像装置、5…レンズ窓、6…撮像素子、8…ズーム部、9…フォーカス部、10…絞り、11…受光部、12…光電変換部、13…操作部、14…表示部、15…受話部、16…送話部、17…アンテナ、18…接続ケーブル、19…端子、A…携帯電話機、B…蓋部、C…接合部、D…本体部、E,F…レンズの可動方向

Claims (2)

  1. 撮像装置付き携帯電子機器であって、該撮像装置が脂環式構造含有重合体樹脂を含有するレンズ樹脂材料から形成されてなるレンズを備えることを特徴とする撮像装置付き携帯電子機器。
  2. 撮像装置が、脂環式構造含有重合体樹脂を含有するレンズ樹脂材料および保持枠材料を用いて2色成形することによって得られた保持枠付きレンズを備えるものであることを特徴とする請求項1記載の撮像装置付き携帯電子機器。
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