JP2004164915A - Power source controlling device and method therefor - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源制御装置および電源制御方法に関し、特に複数の発光部に対して供給される電源電圧を制御する電源制御装置および電源制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
チャージポンプ回路から供給される電源電圧を制御しつつ、所定の負荷を動作させる電源制御装置として、液晶ディスプレイ装置の液晶バックライト制御装置がある。この液晶バックライト制御装置は、負荷として複数のLEDが配設され、このLEDに対してチャージポンプ回路から電源電圧を供給しオン(点灯状態)させることによりバックライト機能を実現している(例えば、非特許文献1参照。)。
【0003】
【非特許文献1】
米ナショナルセミコンダクター社の製品:LM2794のデータシート[平成14年10月22日検索]インターネット<URL:http://www.national.com/ds/LM/LM2794.pdf>
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した電源制御装置において、チャージポンプ回路は、内部に2つのコンデンサを備え、このコンデンサ間にて電荷を移動させることにより、入力電圧を2倍に増加させた出力電圧を取得する昇圧動作と、昇圧された電源電圧をLEDに対して出力する出力動作を行う。ここで、このチャージポンプ回路における昇圧動作が原因となりリップル電流が発生する場合がある。そして、このリップル電流はノイズ源となってLEDがちらつくことがある。
【0005】
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、チャージポンプ回路の昇圧動作によってLEDがちらつくことを防止することが可能な電源制御装置および電源制御方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、少なくとも二つの第1コンデンサおよび第2コンデンサを有し、電源より上記第1コンデンサを充電する充電動作と同第1コンデンサの充電電荷を上記第2コンデンサに移動する移動動作とを交互に行って電源電圧を昇圧する昇圧動作および同昇圧された電源電圧を出力する出力動作を実行可能なチャージポンプ回路と、並列に複数接続されるとともに、上記チャージポンプ回路から出力される上記電源電圧が供給されることによって発光可能な発光部と、上記チャージポンプ回路から所定の供給時間にて上記各発光部毎に上記電源電圧を供給させるとともに、何れの発光部に対して同電源電圧を供給しない非供給時間を形成させ、同非供給時間にて上記チャージポンプ回路の昇圧動作を動作状態に制御する電源制御回路とを具備する構成としてある。
【0007】
上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、チャージポンプ回路に少なくとも二つの第1コンデンサおよび第2コンデンサを備えさせる。そして、当該チャージポンプ回路では、電源より第1コンデンサを充電する充電動作と、第1コンデンサの充電電荷を第2コンデンサに移動させる移動動作とを交互に行って電源電圧を昇圧する昇圧動作を実行するとともに、この昇圧された電源電圧を出力する出力動作を実行する。そして、このチャージポンプ回路から出力される電源電圧は、並列に複数接続された発光部に供給され、同発光部は発光する。ここで、チャージポンプ回路にて昇圧動作が行われると、電源電圧にリップル電流が発生する場合がある。
【0008】
このリップル電流はノイズ源となり、発光部の発光にちらつきが発生する場合がある。そこで、電源制御回路は、チャージポンプ回路から所定の供給時間にて各発光部毎に上記電源電圧を供給させる際に、何れの発光部に対して同電源電圧を供給しない非供給時間を形成させる。また、この非供給時間にてチャージポンプ回路の昇圧動作を動作状態に制御する。すなわち、供給時間においては、チャージポンプ回路の昇圧動作は非動作状態になる。従って、発光部の発光時は昇圧動作が非動作状態となるため、この昇圧動作によって発生するリップル電流が発光のちらつきの原因となることを回避することが可能になる。
【0009】
各発光部は製造誤差等が原因となり光度にばらつきが発生する。この光度のばらつきを解消することが可能な手法の一例として、請求項2にかかる発明は、上記請求項1に記載の電源制御装置において、上記電源制御回路は、上記供給時間を上記各発光部毎に変更可能に形成される構成としてある。
上記のように構成した請求項2にかかる発明においては、電源制御回路を各発光部毎に電源電圧を供給する供給時間を変更可能に形成する。そして、例えば、予め認識可能な発光部の光度のばらつきに対応して供給時間を変更する。これによって、各発光部における光度を略一定にすることが可能になる。
【0010】
非供給時間を適宜変更することができると、発光部における光度の調整を行ったり、発光部にて消費される消費電力の調整を行うことが可能となり好適である。そこで、請求項3にかかる発明は、上記請求項1または請求項2のいずれかに記載の電源制御装置において、上記電源制御回路は、上記非供給時間を変更可能に形成される構成としてある。
上記のように構成した請求項3にかかる発明においては、電源制御回路にて形成する非供給時間を変更可能にする。
【0011】
ここで、非供給時間にて昇圧動作を動作状態とする際に、電源電圧に余裕がある場合(例えば、昇圧させる前の電源電圧で発光部を発光させることが可能な場合)その時点では昇圧動作は必要無い場合がある。すなわち、チャージポンプ回路を動作状態にする必要はない。そこで、請求項4にかかる発明は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電源制御装置において、上記電源制御回路は、上記チャージポンプ回路が出力する電源電圧値を検出可能であるとともに、上記非供給時間であって、上記検出した電源電圧値が所定電圧値以下の場合に上記チャージポンプ回路の昇圧動作を動作状態に制御する構成としてある。
上記のように構成した請求項4にかかる発明においては、電源制御回路にてチャージポンプ回路が出力する電源電圧値を検出する。そして、非供給時間であって、この検出した電源電圧値が所定電圧値以下の場合にチャージポンプ回路の昇圧動作を動作状態に制御する。これによって、非供給時間であっても昇圧動作を省略することができエネルギー効率を向上させることが可能になる。
【0012】
ここで、非供給時間にて昇圧動作を動作状態とする際に、電源電圧に余裕がある場合(例えば、昇圧させる前の電源電圧で次に発光させる発光部にて必要となる動作電圧を賄える場合)その時点では昇圧動作は必要無い。すなわち、チャージポンプ回路を動作状態にする必要はない。そこで、請求項5にかかる発明は、上記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電源制御装置において、上記電源制御回路は、上記チャージポンプ回路が出力する電源電圧値を検出可能であるとともに、上記各発光部における降下電圧に対応してチャージポンプ回路を動作状態にする動作電圧値を設定可能であり、上記非供給時間であって、上記検出した電源電圧値が上記設定した動作電圧値以下の場合に上記チャージポンプ回路の昇圧動作を動作状態に制御する構成としてある。
上記のように構成した請求項5にかかる発明においては、電源制御回路にてチャージポンプ回路が出力する電源電圧値を検出可能にする。また、各発光部における降下電圧に対応してチャージポンプ回路を動作状態にするための動作電圧値を設定可能にする。そして、非供給時間であって、検出した電源電圧値が設定した動作電圧値以下の場合にチャージポンプ回路の昇圧動作を動作状態に制御する。これによって、非供給時間であっても昇圧動作を省略することができエネルギー効率を向上させることが可能になる。ここで、上述した動作電圧は、発光部での降下電圧、電流源での降下電圧、コンデンサが放電により低下する電圧などを含んでいる。
【0013】
発光部における降下電圧値は、例えば、周囲温度等の外部要因にて変動する場合がある。このとき、適宜、外部要因に応じた降下電圧値に基づいて動作電圧値を設定できると好適である。そこで、請求項6にかかる発明は、上記請求項5に記載の電源制御装置において、上記電源制御回路は、上記各発光部を発光させた際の降下電圧値を取得可能であるとともに、上記動作電圧値を設定するにあたり、1周期前の発光時に取得した降下電圧値に対応して当該動作電圧値を設定する構成としてある。
上記のように構成した請求項6にかかる発明においては、電源制御回路にて各発光部を発光させた際の降下電圧値を取得可能する。そして、電源制御回路では、上述した動作電圧値を設定するにあたり、1周期前の発光時に取得した降下電圧値に対応して当該動作電圧値を設定する。
【0014】
電源制御回路の具体的構成の一例として、請求項7にかかる発明は、上記請求項1〜請求項6のいずれかに記載の電源制御装置において、上記電源制御回路は、上記各発光部とチャージポンプ回路との経路に配設され、オン動作時に同経路を接続するとともにオフ動作時に同経路を遮断するスイッチング回路を有し、同スイッチング回路をオンオフ動作させることによって、上記各発光部毎に電源電圧を供給させる構成としてある。
上記のように構成した請求項7にかかる発明においては、電源制御回路に各発光部とチャージポンプ回路との経路に配設され、オン動作時に同経路を接続するとともにオフ動作時に同経路を遮断するスイッチング回路を備えさせる。そして、このスイッチング回路をオンオフ動作させることによって、各発光部毎にチャージポンプ回路の電源電圧を供給させる。
【0015】
かかる電源制御回路にて上述した各発光部毎に電源電圧の供給時間を変更する手法として、請求項8にかかる発明は、上記請求項7に記載の電源制御装置において、上記電源制御回路は、上記スイッチング回路をオン動作させる時間を変更することによって上記供給時間を上記各発光部毎に変更する構成としてある。
上記のように構成した請求項8にかかる発明においては、電源制御回路にてスイッチング回路をオン動作させる時間を変更することにより、供給時間を各発光部毎に変更可能にする。
【0016】
このようにチャージポンプ回路から電源電圧の供給を受けて発光部を発光させる態様として液晶バックライトがある。液晶バックライトに本電源制御回路を適用した場合の発光部の具体的構成の一例として、請求項9にかかる発明は、上記請求項1〜請求項8のいずれかに記載の電源制御装置において、上記発光部は、LEDにて形成される構成としてある。
上記のように構成した請求項9にかかる発明においては、発光部をLEDにて形成する。
【0017】
また、チャージポンプ回路から発光部に対して電源電圧を供給しない非供給時間にてチャージポンプ回路の昇圧動作を動作状態に制御する手法は必ずしも実体のある電源制御装置に限られる必要はなく、その方法としても機能することは容易に理解できる。このため、請求項10にかかる発明は、上述した電源制御装置を実現する方法を提供するものである。すなわち、必ずしも実体のある電源制御装置に限らず、電源制御方法としても有効であることに相違はない。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、チャージポンプ回路の昇圧動作時に発生するリップル電流がノイズ源となり発光部がちらついてしまう現象を回避することが可能な電源制御装置を提供することができる。
また、請求項2にかかる発明によれば、光度のばらつきを低減することが可能になる。
さらに、請求項3にかかる発明によれば、非供給時間を変更することによって、発光部の光度調整や消費電力調整を行うことが可能になる。
さらに、請求項4にかかる発明によれば、エネルギー効率を向上させることが可能になる。
さらに、請求項5にかかる発明によれば、エネルギー効率を向上させることが可能になる。
さらに、請求項6にかかる発明によれば、リアルタイムに動作電圧を設定することが可能になり、よりエネルギー効率を向上させることが可能になる。
さらに、請求項7にかかる発明によれば、電源制御回路の具体的構成の一例を提示することができる。
【0019】
さらに、請求項8にかかる発明によれば、各発光部毎に電源電圧の供給時間を変更する具体的手法の一例を提示することができる。
さらに、請求項9にかかる発明によれば、発光部に適用して好適な具体的構成の一例を提示することができる。
さらに、請求項10にかかる発明によれば、チャージポンプ回路の昇圧動作時に発生するリップル電流がノイズ源となり発光部がちらついてしまう現象を回避することが可能な電源制御方法を提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施形態について説明する。
(1)液晶ディスプレイ装置の概略構成:
(2)チャージポンプ回路の動作制御:
(3)まとめ:
【0021】
(1)液晶ディスプレイ装置の概略構成:
図1は、本発明にかかる電源制御装置を適用する液晶ディスプレイ装置の概略構成を示した概略構成図である。同図において、液晶ディスプレイ装置10は液晶パネル11と、同液晶パネル11を駆動する液晶ドライバー回路12と、同液晶パネル11のバックライトを制御する液晶バックライト制御回路13とから構成されている。これらの回路は通常、LCDモジュールとして1つのユニットにて組み込まれている。また、図示していないが、液晶ディスプレイ装置10には、LCDモジュールの他に電源ユニットやアナログディスプレイ互換インターフェースやコントロール回路が備えられ、これらの各機器は液晶ディスプレイ用の筐体に収容されている。ここで、電源ユニットは液晶パネル11等に電源を供給するものであり、アナログディスプレイ互換インターフェースは、当該液晶ディスプレイ装置10が接続されるパーソナルコンピュータのビデオカードから出力されるアナログ形式の映像信号をLCDモジュールにて処理可能なデジタル信号に変換する。また、コントロール回路は画面の明るさやコントラスト、表示位置調整を行う制御回路である。
【0022】
図2は、液晶バックライト制御回路13の概略構成を示した概略構成図である。同図において、液晶バックライト制御回路13は、発光部13aと、チャージポンプ回路13bと、主制御回路13cとを有する構成となっている。ここで、発光部13aには、液晶パネル11のバックライトとして機能する図示しない複数のLEDが備えられているとともに、チャージポンプ回路13bは、この発光部13aが備える各LEDを発光させるための電源電圧を各LEDに対して供給可能になっている。また、主制御回路13cは、発光部13aの各LEDの発光制御や、チャージポンプ回路13b等の電源電圧の出力を制御する電源制御を実行する。
【0023】
図3および図4は、チャージポンプ回路13bの概略構成を示した概略構成図である。図において、本実施形態におけるチャージポンプ回路13bは、入力電圧Vinに対し2倍の出力電圧となる電源電圧Voutを得るために2個のコンデンサC1,C2と、スイッチSW1〜SW4を備える構成を採用している。ここで、チャージポンプ回路13bの動作について説明する。スイッチSW1およびスイッチSW2が閉じて、スイッチSW3およびスイッチSW4が開いているとき、端子13b1から入力される入力電圧Vinは、コンデンサC1と繋がり、コンデンサC1に入力電圧Vinと等しい電圧値になる充電が行われる。一方、スイッチSW1およびスイッチSW2が開き、スイッチSW3およびスイッチSW4が閉じているときは、これまでコンデンサC1に充電されていた入力電圧VinがコンデンサC1を持ち上げる形で繋がるため、コンデンサC1には入力電圧Vinの2倍の電圧が発生する。
【0024】
さらに、コンデンサC1の+側端子は、コンデンサC2とスイッチSW3を通して繋がるため、コンデンサC2には入力電圧Vinの2倍の電圧が充電される。そして、コンデンサC2に充電された電荷が電源電圧Voutとして端子13b2から出力される。このスイッチSW1〜SW4の開閉制御は、スイッチ動作制御回路13b4によって実行される。ここで、スイッチSW1〜SW4の開閉動作によってコンデンサC1に入力電圧Vinを充電するとともに、このコンデンサC1の充電電荷をコンデンサC2に移動させて、コンデンサC2に対して電源電圧Voutを入力電圧Vinの2倍に昇圧させた電荷を充電させる動作が本発明にかかる「昇圧動作」に該当し、コンデンサC2に充電された電荷を電源電圧Voutとして出力する動作が本発明にかかる「出力動作」に該当する。
【0025】
また、本実施形態においては、スイッチ動作制御回路13b4は、端子13b3を介して主制御回路13cよりイネーブル信号Eを入力可能になっている。このイネーブル信号Eは、当該チャージポンプ回路13bの昇圧動作を制御するためのものであり、図5に示すとおり、イネーブル信号EがHレベルの場合に、スイッチSW1〜SW4の開閉動作を実行可能状態とし、イネーブル信号EがLレベルの場合に、スイッチSW1〜SW4の開閉動作を実行不可状態に制御する。すなわち、イネーブル信号EがHレベルの場合、チャージポンプ回路13bでは、上述した「昇圧動作」および「出力動作」がともに動作状態となり、イネーブル信号EがLレベルの場合には、当該チャージポンプ回路13bでは「昇圧動作」が非動作状態となる。但し、かかる場合においても「出力動作」は動作状態である。このように、本実施形態においては、イネーブル信号EのH/Lレベルを制御することによって、チャージポンプ回路13bの動作を制御することが可能になっている。
【0026】
本実施形態においては、チャージポンプ回路13bにて「昇圧動作」が行われない状態を当該チャージポンプ回路13bが「非動作状態」であると表現し、「昇圧動作」が行われる状態を当該チャージポンプ回路13bが「動作状態」であると表現する。ここで、チャージポンプ回路13bが動作状態の場合、スイッチSW1〜SW4のスイッチング動作に起因して出力される電源電圧Voutにリップル電流が含まれる可能性があり得る。このようなリップル電流はノイズ源となる。そして、このノイズ源が要因となり、電源電圧Voutの供給を受けて動作する発光部13aにて発光がちらつくことがあり得る。そこで、本実施形態では、ノイズ源による発光部13aへの影響を低減させるために、発光部13aにて何れのLEDも発光していない状態において、チャージポンプ回路13bを動作状態とする。一方、発光部13aにて何れかのLEDが発光している状態において、チャージポンプ回路13bを非動作状態とする。これによって、上述したノイズ源による発光部13aへの影響を低減させることを可能にする。
【0027】
(2)チャージポンプ回路の動作制御:
図6は、液晶バックライト制御回路13の内部構成を示した内部構成図である。同図において、発光部13aは4つのLED13a1〜13a4を備える構成となっており、各LED13a1〜13a4は並列接続されている。むろん、接続されるLEDの数は特に限定されるものではない。また、チャージポンプ回路13bと、発光部13aの接続経路には定電流制御回路14が配設されており、各LED13a1〜13a4に定電流が流れるように構成されている。そして、主制御回路13cには、スイッチ回路SW11〜SW14、スイッチング制御回路13c1、LEDオフ検出回路13c2が配設される構成になっている。ここで、上述したLED13a1〜13a4の発光色は特に限定されるものではないが、バックライト機能としては白色LEDを適用すると好ましい。
【0028】
ここで、スイッチ回路SW11〜SW14は、上述した接続経路に各LED13a1〜13a4に対応して配設され、スイッチング制御回路13c1が出力する所定の制御信号に基づいて開閉制御されることにより、オンオフ動作可能になっている。かかる場合、スイッチ回路SW11〜SW14がオン動作すると、接続経路が導通し、各LED13a1〜13a4に電流が流れて、同LED13a1〜13a4は発光する。さらに、各スイッチ回路SW11〜SW14は、LEDオフ検出回路13c2に接続される。このLEDオフ検出回路13c2は、スイッチ回路SW11〜SW14のオンオフ状態に基づいて、各LED13a1〜13a4がオン(点灯状態)もしくはオフ(消灯状態)しているかを判別可能になっている。このLEDオフ検出回路13c2は、チャージポンプ回路13bのスイッチ動作制御回路13b4に接続されるとともに、上述したイネーブル信号Eをスイッチ動作制御回路13b4に出力可能になっている。
【0029】
このとき、当該LEDオフ検出回路13c2は、スイッチ回路SW11〜SW14に基づいて全てのLED13a1〜13a4がオフしていると判別した場合に、イネーブル信号EをHレベルに制御するとともに、何れかのLED13a1〜13a4がオンしている場合には、イネーブル信号EをLレベルに制御する。従って、全てのLED13a1〜13a4がオフの場合に、チャージポンプ回路13bは動作状態となり、一方、何れかのLED13a1〜13a4がオンしている場合に、チャージポンプ回路13bは非動作状態になる。これにより、チャージポンプ回路13bが動作することによって発生するノイズによるLED13a1〜13a4の発光に対する影響を低減させることが可能になる。
【0030】
図7は、スイッチング制御回路13c1が各LED13a1〜13a4に出力する制御信号のタイミングチャートである。同図において、本実施形態におけるスイッチング制御回路13c1は、10kHzの高周波信号が生成可能であるとともに、この生成した高周波信号を制御信号Sa〜Sdとしてスイッチ回路SW11〜SW14に出力可能になっている。すなわち、制御信号Saはスイッチ回路SW11に出力され、制御信号Sbはスイッチ回路SW12に出力され、制御信号Scがスイッチ回路SW13に出力され、制御信号Sdはスイッチ回路SW14に出力される。また、本実施形態においては、10kHzの制御信号Sa〜Sdを生成すると、この制御信号Sa〜Sdをスイッチ回路SW11〜SW14毎に時分割により出力する。従って、この制御信号Sa〜Sdによるスイッチ回路SW11〜SW14のオンオフ動作によって、LED13a1〜13a4は、個別にオンすることになる。
【0031】
そして、本実施形態においては、全てのLED13a1〜13a4をオフさせるため、スイッチング制御回路13c1は、各制御信号Sa〜Sdの間に、何れの制御信号Sa〜Sdも出力しない区間Xを形成する制御を行う。すなわち、この区間Xでは、スイッチ回路SW11〜SW14がオフとなるため、LED13a1〜13a4にチャージポンプ回路13bの電源電圧が供給されなくなることになる。従って、区間Xを形成する時間が、本発明にかかる非供給時間に該当する。また、制御信号Sa〜Sdがオンしている時間が、本発明にかかる供給時間に該当する。そして、図8に示すように、LEDオフ検出回路13c2によって、この区間Xに対応してイネーブル信号EがHレベルに制御され、かかるイネーブル信号Eを入力したスイッチ動作制御回路13b4によって、チャージポンプ回路13bが動作状態に制御される。むろん、この区間Xの時間間隔、すなわち、非供給時間は、スイッチング制御回路13c1における制御によって適宜変更可能であることは言うまでもない。
【0032】
ここで、かかる場合に主制御回路13cにて行われる制御処理の処理内容を図9のフローチャートに示す。同図において、最初にスイッチ回路SW11〜SW14の開閉状態を取得する(ステップS100)。そして、全てのスイッチ回路SW11〜SW14がオフ状態であるか否かを判別する(ステップS105)。ここで、全てのスイッチ回路SW11〜SW14がオフ状態であると判別した場合、LED13a1〜13a4の全てはオフ(消灯状態)であるため、イネーブル信号Eをオンにして、Hレベルにすることによって、チャージポンプ回路13bの昇圧動作を動作状態に制御する(ステップS110)。一方、何れかのスイッチ回路SW11〜SW14がオン状態であると判別した場合、LED13a1〜13a4の何れかがオン(点灯状態)であるため、イネーブル信号Eをオフにして、Lレベルにすることによって、チャージポンプ回路13bの昇圧動作を非動作状態に制御する(ステップS115)。ここで、上述したステップS100〜S115までの処理はLEDオフ検出回路13c2にて行われる。
【0033】
上述した実施形態においては、制御信号Sa〜Sdは、10kHzの高周波信号にて形成した。これにより、各LED13a1〜13a4は、一定の供給時間間隔によってチャージポンプ回路13bから電源電圧Voutの供給を受けるとともに、定電流制御回路14によって定電流が流れて発光する。すなわち、各LED13a1〜13a4は同一の動作条件にて発光することになる。従って、発光能力が異なるLEDがあった場合、これらのLEDを時分割にて点灯させると、バックライトがちらついてしまう。これは、LEDの製造時誤差等による光度のばらつきが原因となる。ここで、LED13a1〜13a4において、このような光度のばらつきがある場合、上述した同一の動作条件にて発光させると、バックライトがちらついてしまうことになる。そこで、本実施形態においては、制御信号Sa〜Sdの信号幅を変更することによって、すなわち、LED13a1〜13a4に対する電源電圧Voutの供給時間を変更することによって、上述した明るさのばらつきを解消する手法を採用する。
【0034】
図10は、制御信号Sa〜Sdの信号幅を変更した場合のタイミングチャートである。ここでは、変更後の制御信号を制御信号Sa1〜Sd1とした。同図において、制御信号Sa1は、スイッチ回路SW11に出力され、制御信号Sb1は、スイッチ回路SW12に出力され、制御信号Sc1は、スイッチ回路SW13にに出力され、制御信号Sd1はスイッチ回路SW14に出力される。ここで、本実施形態においては、LED13a2とLED13a4の光度が弱いとする。そこで、かかる場合は、制御信号Sb1,Sd1の信号幅を長くする(図においては、制御信号Sb1を10μsec*1.04とし、制御信号Sd1を10μsec*1.1としている)。これによって、LED13a2,13a4の光度が強くなるように調整する。むろん、この変更度合いは後述するとおり、適宜変更可能であることは言うまでもない。
【0035】
図11は、信号幅を変更した制御信号Sa1〜Sd1を出力可能なスイッチング制御回路13c1の構成を示した構成図である。同図において、スイッチング制御回路13c1には、制御信号Sa1〜Sd1に対応し、その信号幅を規定するための外付け可変抵抗器13c11〜13c14が配設されている。かかる構成において、スイッチング制御回路13c1は、外付け可変抵抗器13a11〜13a4の抵抗値を入力するとともに、この抵抗値に基づいて制御信号Sa1〜Sd1の信号幅を形成する。従って、全ての制御信号Sa1〜Sd1の信号幅を一定に形成する場合は、各抵抗値を一定に設定すれば良いし、LED13a1〜13a4において光度のばらつきがある場合は、このばらつきに基づいて対応する外付け抵抗13c11〜13c14の抵抗値を適宜変更すれば良い。このように、抵抗値を適宜変更することにより、LED13a1〜13a4の光度のばらつきを解消し、時分割にオンさせたとしても、バックライトがちらついてしまうことを防止することが可能になる。
【0036】
上述した実施形態においては、全てのLED13a1〜13a4がオフの場合に、チャージポンプ回路13bを動作状態に制御するとともに、何れかのLED13a1〜13a4がオンの場合に、チャージポンプ回路13bを非動作状態に制御することにより、チャージポンプ回路13bが動作することにより発生し得るリップル電流がノイズ源となってLED13a1〜13a4にちらつきが発生してしまうことを防止した。ここで、この実施形態では、LED13a1〜13a4が全てのオフの場合にチャージポンプ回路13bを動作状態として昇圧動作を行わせるが、昇圧動作する際に、チャージポンプ回路13bの電源電圧Voutが所定の設定値以下の場合にのみ、この昇圧動作を行わせるようにしても良い。そこで、かかる場合の液晶バックライト制御回路13cの内部構成を図12の内部構成図に示す。同図においては、電源電圧検出回路13c3にて抵抗R1,R2を介して電源電圧Voutの電圧値を入力するとともに、この入力した電圧値が所定の設定値以下の場合に制御信号S2をオン(Hレベル)させるようにする。そして、図13のタイミングチャートに示すように、LED13a1〜13a4が全てオフ状態(制御信号S1がHレベル)であって、電源電圧Voutが設定値以下の場合(制御信号S2がHレベル)にのみ、チャージポンプ回路13bを動作状態とするようにイネーブル信号EのH/Lレベルを制御する。
【0037】
ここで、かかる場合に主制御回路13cにて行われる制御処理の処理内容を図14のフローチャートに示す。同図において、最初にスイッチ回路SW11〜SW14の開閉状態を取得する(ステップS200)。そして、全てのスイッチ回路SW11〜SW14がオフ状態であるか否かを判別する(ステップS205)。ここで、全てのスイッチ回路SW11〜SW14がオフ状態であると判別した場合、制御信号S1をオンにして、Hレベルにする(ステップS210)。一方、何れかのスイッチ回路SW11〜SW14がオン状態であると判別した場合、制御信号S1をオフにして、Lレベルにする(ステップS215)。次に、電源電圧検出回路13c3にて抵抗R1,R2を介してチャージポンプ回路13bが出力する電源電圧Voutを取得するとともに(ステップS220)、同検出した電源電圧Voutが所定の設定値以下であるか否かを判別する(ステップS225)。取得した電源電圧Voutが設定値以下の場合は制御信号S2をオンにして、Hレベルにする(ステップS230)。
【0038】
また、設定値以下ではない場合は制御信号S2をオフにして、Lレベルにする(ステップS235)。ここで、制御信号S1およびS2が両方ともにHレベルか否かを判別し(ステップS240)、両方ともにHレベルの場合は、イネーブル信号Eをオンにして、Hレベルにすることによって、チャージポンプ回路13bの昇圧動作を動作状態に制御する(ステップS245)。一方、制御信号S1およびS2の何れかがLレベルの場合は、イネーブル信号Eをオフにして、Lレベルにすることによって、チャージポンプ回路13bの昇圧動作を非動作状態に制御する(ステップS250)。ここで、ステップS200〜S215までの処理はLEDオフ検出回路13c2にて行われ、ステップS220〜S235までの処理は電源電圧検出回路13c3にて行われ、ステップS240〜S250までの処理は判別回路13c4にて行われる。
【0039】
このように、LED13a1〜13a4のオンオフ状態に対応して、チャージポンプ回路13bにおける昇圧動作を制御する場合に、電源電圧Voutが出力可能な電圧値を考慮することによって、電源電圧Voutが所定の設定値より大きい場合は、チャージポンプ回路13bの昇圧動作を非動作状態とする。これにより、エネルギー効率を向上させることが可能となるとともに、チャージポンプ回路13bの動作回数を少なくすることができるため、よりノイズの低減を図ることが可能になる。ここで、電源電圧Voutの電源値を取得する手法は、特に限定されるものではなく、上述した実施形態のように電源電圧Voutを直接取得する態様であっても良いし、図15に示すように、定電流回路入力電圧検出回路13c5によって定電流回路14に入力される入力電圧によって間接的に取得する態様であっても良い。
【0040】
また、上述した本実施形態においては、電源電圧Voutもしくは定電流制御回路14の入力電圧に基づいて、チャージポンプ回路13bの動作を制御する態様を示した。ここで、時分割によりLED13a1〜13a4をオンさせる場合においては、オンさせるLED13a1〜13a4に必要な電源電圧、すなわち、LED13a1〜13a4をオンする際に降下する降下電圧、定電流制御回路14での降下電圧、コンデンサC2が放電により低下する電圧を含んだ動作電圧を当該LED13a1〜13a4に供給することができれば良い。従って、本実施形態のように個別にLED13a1〜LED13a4をオンさせる場合、電源電圧Voutは、次にオンさせるLED13a1〜13a4の動作電圧分を有していれば良い。そこで、チャージポンプ回路13bの動作を制御するに際してこの動作電圧を考慮することが可能な液晶バックライト制御回路13cの内部構成を図16の内部構成図に示す。同図においては、主制御回路13cに動作電圧設定値発生回路13c5配設し、各LED13a1〜13a4に対応した動作電圧値をスイッチング制御回路13c1に対して出力可能な構成にしてある。
【0041】
ここで、動作電圧設定値発生回路13c5には図17に示すように、各LED13a1〜13a4における動作電圧を設定するための外付け可変抵抗13c51〜13c54が配設されている。ここで、外付け可変抵抗13c51はその抵抗値を変更することによりLED13a1における動作電圧値を設定可能になっている。また、外付け可変抵抗13c52はその抵抗値を変更することによりLED13a2の動作電圧を設定可能になっている。同様に、外付け可変抵抗13c53はLED13a3および外付け可変抵抗13c54はLED13a4の動作電圧値を設定可能になっている。そして、この外付け可変抵抗13c51〜13c54にて設定された動作電圧値がスイッチング制御回路13c1に入力され、同スイッチング制御回路13c1は、この入力した動作電圧値を制御信号S4を介して電源電圧検出回路13c3に入力する。このとき、スイッチング制御回路13c1は、時分割において次にオンさせるLED13a1〜13a4の動作電圧値を当該制御信号S4にて入力させることになる。
【0042】
各LED13a1〜13a4の動作電圧値を動作電圧設定値発生回路13c5にて設定し、同設定した動作電圧値をスイッチング制御回路13c1に出力する手法は、上述したように外付け可変抵抗13c51〜13c54を利用して固定的に設定して出力する手法に限定されるものではない。例えば、本実施形態のように時分割にてLED13a1〜13a4をオンさせる場合、1周期前のオンの際のLED13a1〜13a4における降下電圧値に基づいて可変的に動作電圧値を設定して出力するようにしても良い。かかる場合の液晶バックライト制御回路13の内部構成を図18の内部構成図に示す。同図においては、動作電圧設定値回路13c5に対してLED13a1〜13a4が出力する電圧を検出可能な配線を行う。
【0043】
そして、同動作電圧設定値発生回路13c5では、スイッチ回路SW11〜SW14が閉動作し、LED13a1〜13a4が発光される毎に、この電圧を入力する。動作電圧設定値発生回路13c5は、この入力した電圧を1周期前のLED13a1〜13a4での降下電圧値として記憶する。このとき、動作電圧設定値発生回路13c5にサンプルホールド回路を配設し、このサンプルホールド回路にて記憶する。かかる場合、定電流制御回路14での降下電圧、コンデンサC2が放電することにより低下する電圧などは、可変電圧Voffsetにて予め設定しておく。そして、LED13a1〜13a4の何れかをオンさせる場合、動作電圧設定値発生回路13c5は、サンプルホールド回路に記憶した対応するLED13a1〜13a4の降下電圧値と電圧Voffsetとを動作電圧値として、スイッチング制御回路13c1に対し出力する。
【0044】
図19は、かかる場合に主制御回路13cにて行われる制御処理の処理内容を示したフローチャートである。同図においては、最初にスイッチ回路SW11〜SW14の開閉状態を取得する(ステップS300)。全てのスイッチ回路SW11〜SW14がオフ状態であるか否かを判別する(ステップS305)。そして、全てのスイッチ回路SW11〜SW14がオフ状態であると判別した場合は、電源電圧検出回路13c3にて電源電圧Voutの電圧値を入力するとともに、動作電圧設定値発生回路13c5から次にオンになるLED13a1〜13a4をオンさせるために必要となる動作電圧値を入力する(ステップS310)。
【0045】
一方、LED13a1〜13a4がオン状態である場合は、動作電圧設定値発生回路13c5にて、オン状態になっているLED13a1〜13a4の降下電圧値を入力し、この降下電圧値に基づいて、動作電圧値を設定する(ステップS306)。ステップS310にて電源電圧Voutと、動作電圧値を入力すると、この入力した電源電圧Voutが動作電圧値以上であるか否かを判別し(ステップS315)、電源電圧Voutが動作電圧値より低い場合は、イネーブル信号Eをオンにして、Hレベルとし、チャージポンプ回路13bを動作状態に制御させる(ステップS320)。一方、電源電圧Voutが動作電圧値以上の場合は、イネーブル信号Eをオフにして、Lレベルとし、チャージポンプ回路13bを非動作状態に制御させる(ステップS325)。
【0046】
上述した主制御回路13cに配設されるLEDオフ検出回路13c2、電源電圧検出回路13c3、判別回路13c7は、上述してきた各機能を実現することができれば良く、その実現方法は特に限定されない。従って、論理回路、OPアンプ等を用いたハードウェアにて実現可能にしても良いし、ソフトウェアにて実行可能にしても良い。また、ハードウェアとソフトウェアとを組み合わせて実現可能としても良い。
【0047】
(3)まとめ:
このように、チャージポンプ回路13bによって、発光部13aの各LED13a1〜13a4に電源電圧Voutを供給し、同LED13a1〜13a4をオンオフさせるに際して、同LED13a1〜13a4を時分割にて順次オンさせるとともに、オンとオンとの間に何れのLED13a1〜13a4もオフさせる区間(電源電圧Voutの非供給時間)を設け、この区間においてチャージポンプ回路13bを動作状態(昇圧動作を動作させる)とする。これによって、チャージポンプ回路13bの動作状態にて発生し得るリップル電流がノイズ源となりLED13a1〜13a4がちらついてしまうことを防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電源制御装置を適用する液晶ディスプレイ装置の概略構成を示した概略構成図である。
【図2】液晶バックライト制御回路の概略構成を示した概略構成図である。
【図3】チャージポンプ回路の概略構成を示した概略構成図である。
【図4】チャージポンプ回路の概略構成を示した概略構成図である。
【図5】イネーブル信号等のタイミングチャートである。
【図6】液晶バックライト制御回路の内部構成を示した内部構成図である。
【図7】スイッチング制御回路が出力する制御信号のタイミングチャートである。
【図8】イネーブル信号等のタイミングチャートである。
【図9】主制御回路における制御処理の処理内容を示したフローチャートである。
【図10】スイッチング制御回路が出力する制御信号の変形例を示したタイミングチャートである。。
【図11】スイッチング制御回路の構成を示した構成図である。
【図12】液晶バックライト制御回路の内部構成を示した内部構成図である。
【図13】制御信号等のタイミングチャートである。
【図14】液晶バックライト制御回路の内部構成を示した内部構成図である。
【図15】主制御回路における制御処理の処理内容を示したフローチャートである。
【図16】液晶バックライト制御回路の内部構成を示した内部構成図である。
【図17】液晶バックライト制御回路の内部構成を示した内部構成図である。
【図18】スイッチング制御回路の構成を示した構成図である。
【図19】主制御回路における制御処理の処理内容を示したフローチャートである。
【符号の説明】
10…液晶ディスプレイ装置
11…液晶パネル
12…液晶ドライバー回路
13…液晶バックライト制御回路
13a…発光部
13a1〜13a4…LED
13b…チャージポンプ回路
13b1〜13b3…端子
13b4…スイッチ動作制御回路
13c…主制御回路
13c1…スイッチング制御回路
13c2…LEDオフ検出回路
13c3…電源電圧検出回路
13c4…判別回路
13c5…動作電圧設定値発生回路
14…定電流制御回路[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a power supply control device and a power supply control method, and more particularly to a power supply control device and a power supply control method for controlling a power supply voltage supplied to a plurality of light emitting units.
[0002]
[Prior art]
As a power supply control device that operates a predetermined load while controlling a power supply voltage supplied from a charge pump circuit, there is a liquid crystal backlight control device of a liquid crystal display device. In this liquid crystal backlight control device, a plurality of LEDs are provided as a load, and a backlight function is realized by supplying a power supply voltage to the LEDs from a charge pump circuit and turning on (lighting state) (for example, , Non-Patent
[0003]
[Non-patent document 1]
National Semiconductor Corporation product: LM2794 data sheet [October 22, 2002 search] Internet <URL: http: // www. national. com / ds / LM / LM2794. pdf>
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described power supply control device, the charge pump circuit includes two capacitors therein, and moves a charge between the capacitors to obtain a boosting operation of obtaining an output voltage whose input voltage is doubled; An output operation of outputting the boosted power supply voltage to the LED is performed. Here, a ripple current may occur due to the boosting operation in the charge pump circuit. The ripple current may become a noise source and cause the LED to flicker.
[0005]
The present invention has been made in view of the above problems, and has as its object to provide a power supply control device and a power supply control method capable of preventing an LED from flickering due to a boost operation of a charge pump circuit.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to
[0007]
In the invention according to
[0008]
The ripple current becomes a noise source, and the light emission of the light emitting unit may flicker. Thus, when the power supply circuit supplies the power supply voltage to each light emitting unit for a predetermined supply time from the charge pump circuit, the power supply control circuit forms a non-supply time during which the same power supply voltage is not supplied to any of the light emitting units. . Further, the boosting operation of the charge pump circuit is controlled to the operating state during the non-supply time. That is, during the supply time, the boosting operation of the charge pump circuit is in an inactive state. Therefore, when the light emitting section emits light, the boosting operation is in a non-operating state, so that it is possible to prevent the ripple current generated by the boosting operation from causing the flicker of light emission.
[0009]
The luminous intensity of each light emitting unit varies due to a manufacturing error or the like. As an example of a method capable of eliminating the variation in luminous intensity, the invention according to
In the invention according to
[0010]
It is preferable that the non-supply time can be changed as appropriate, because it is possible to adjust the luminous intensity of the light emitting unit and to adjust the power consumption of the light emitting unit. Therefore, a third aspect of the present invention is the power supply control device according to any one of the first and second aspects, wherein the power supply control circuit is formed so that the non-supply time can be changed.
In the invention according to
[0011]
Here, when the boosting operation is performed in the non-supplying time, when there is a margin in the power supply voltage (for example, when the light emitting unit can emit light with the power supply voltage before the boosting), the boosting is performed at that time. Operation may not be necessary. That is, it is not necessary to put the charge pump circuit into an operating state. Therefore, according to a fourth aspect of the present invention, in the power supply control device according to any one of the first to third aspects, the power supply control circuit can detect a power supply voltage value output by the charge pump circuit. In addition, in the non-supply time, when the detected power supply voltage value is equal to or lower than a predetermined voltage value, the boosting operation of the charge pump circuit is controlled to an operating state.
In the invention according to
[0012]
Here, when the boosting operation is set to the operation state during the non-supply time, if there is a margin in the power supply voltage (for example, the power supply voltage before boosting can cover the operating voltage required by the light emitting unit that emits light next time). Case) No boost operation is required at that time. That is, it is not necessary to put the charge pump circuit into an operating state. Therefore, according to a fifth aspect of the present invention, in the power supply control device according to any one of the first to third aspects, the power supply control circuit can detect a power supply voltage value output by the charge pump circuit. In addition, it is possible to set an operation voltage value for bringing the charge pump circuit into an operation state in accordance with the drop voltage in each of the light emitting units, and the non-supply time, wherein the detected power supply voltage value is equal to the set operation voltage. When the value is equal to or less than the value, the boosting operation of the charge pump circuit is controlled to an operation state.
In the invention according to claim 5 configured as described above, the power supply control circuit can detect the power supply voltage value output from the charge pump circuit. Further, it is possible to set an operation voltage value for bringing the charge pump circuit into an operation state in accordance with the voltage drop in each light emitting unit. Then, during the non-supply time, when the detected power supply voltage value is equal to or lower than the set operation voltage value, the boosting operation of the charge pump circuit is controlled to the operation state. As a result, the boosting operation can be omitted even during the non-supply time, and the energy efficiency can be improved. Here, the above-described operating voltage includes a voltage drop at the light emitting unit, a voltage drop at the current source, a voltage at which the capacitor is reduced by discharging, and the like.
[0013]
The voltage drop in the light emitting unit may fluctuate due to external factors such as ambient temperature. At this time, it is preferable that the operating voltage value can be appropriately set based on a drop voltage value according to an external factor. Therefore, according to a sixth aspect of the present invention, in the power supply control device according to the fifth aspect, the power supply control circuit is capable of acquiring a voltage drop value when each of the light emitting units emits light and performing the operation. In setting the voltage value, the operation voltage value is set corresponding to the drop voltage value acquired at the time of light emission one cycle before.
In the invention according to claim 6 configured as described above, the power supply control circuit can acquire the voltage drop value when each light emitting unit emits light. Then, in setting the above-mentioned operation voltage value, the power supply control circuit sets the operation voltage value corresponding to the drop voltage value obtained at the time of light emission one cycle before.
[0014]
As an example of a specific configuration of the power supply control circuit, the invention according to claim 7 is the power supply control device according to any one of
In the invention according to claim 7 configured as described above, the power supply control circuit is disposed on the path between each light emitting unit and the charge pump circuit, and connects the same path during the ON operation and shuts off the same path during the OFF operation. A switching circuit. Then, the power supply voltage of the charge pump circuit is supplied to each light emitting unit by turning on and off the switching circuit.
[0015]
As a method for changing the supply time of the power supply voltage for each light emitting unit in the power supply control circuit, the invention according to claim 8 is based on the power supply control device according to claim 7, wherein the power supply control circuit includes: The supply time is changed for each of the light emitting units by changing the time for turning on the switching circuit.
In the invention according to claim 8 configured as described above, the supply time can be changed for each light emitting unit by changing the time during which the switching circuit is turned on by the power supply control circuit.
[0016]
There is a liquid crystal backlight as a mode in which the light emitting unit emits light by receiving the supply of the power supply voltage from the charge pump circuit. As an example of a specific configuration of a light emitting unit when the present power supply control circuit is applied to a liquid crystal backlight, the invention according to claim 9 is the power supply control device according to any one of
In the invention according to claim 9 configured as described above, the light emitting section is formed by an LED.
[0017]
In addition, the method of controlling the boosting operation of the charge pump circuit to the operating state during the non-supply time when the power supply voltage is not supplied from the charge pump circuit to the light emitting unit is not necessarily limited to a substantial power supply control device. It is easy to understand that it also works as a method. Therefore, the invention according to claim 10 provides a method for realizing the above-described power supply control device. That is, there is no difference that the present invention is not necessarily limited to a substantial power supply control device and is also effective as a power supply control method.
[0018]
【The invention's effect】
As described above, the present invention can provide a power supply control device capable of avoiding a phenomenon in which a ripple current generated at the time of a boost operation of a charge pump circuit becomes a noise source and a light emitting portion flickers.
Further, according to the second aspect of the invention, it is possible to reduce variation in luminous intensity.
Furthermore, according to the third aspect of the invention, by changing the non-supply time, it is possible to adjust the luminous intensity and power consumption of the light emitting unit.
Furthermore, according to the invention according to
Furthermore, according to the invention according to claim 5, it is possible to improve energy efficiency.
Further, according to the invention of claim 6, it is possible to set the operating voltage in real time, and it is possible to further improve energy efficiency.
Further, according to the invention according to claim 7, an example of a specific configuration of the power supply control circuit can be presented.
[0019]
Further, according to the invention of claim 8, it is possible to present an example of a specific method of changing the supply time of the power supply voltage for each light emitting unit.
Further, according to the ninth aspect, an example of a specific configuration suitable for application to the light emitting unit can be presented.
Further, according to the tenth aspect of the present invention, it is possible to provide a power supply control method capable of avoiding a phenomenon in which a ripple current generated during a step-up operation of a charge pump circuit becomes a noise source and a light emitting portion flickers. .
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Here, embodiments of the present invention will be described in the following order.
(1) Schematic configuration of liquid crystal display device:
(2) Operation control of charge pump circuit:
(3) Summary:
[0021]
(1) Schematic configuration of liquid crystal display device:
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a schematic configuration of a liquid crystal display device to which a power supply control device according to the present invention is applied. 1, the liquid crystal display device 10 includes a
[0022]
FIG. 2 is a schematic configuration diagram showing a schematic configuration of the liquid crystal
[0023]
3 and 4 are schematic configuration diagrams showing a schematic configuration of the
[0024]
Further, since the + terminal of the capacitor C1 is connected to the capacitor C2 through the switch SW3, the capacitor C2 is charged with a voltage twice the input voltage Vin. Then, the charge charged in the capacitor C2 is output from the terminal 13b2 as the power supply voltage Vout. The opening / closing control of the switches SW1 to SW4 is executed by the switch operation control circuit 13b4. Here, the input voltage Vin is charged to the capacitor C1 by the opening / closing operation of the switches SW1 to SW4, and the charge of the capacitor C1 is moved to the capacitor C2 so that the power supply voltage Vout is applied to the capacitor C2 by the input voltage Vin. The operation of charging the double-boosted charge corresponds to the “boost operation” according to the present invention, and the operation of outputting the charge charged in the capacitor C2 as the power supply voltage Vout corresponds to the “output operation” of the present invention. .
[0025]
In the present embodiment, the switch operation control circuit 13b4 can receive the enable signal E from the
[0026]
In the present embodiment, the state in which the
[0027]
(2) Operation control of charge pump circuit:
FIG. 6 is an internal configuration diagram showing the internal configuration of the liquid crystal
[0028]
Here, the switch circuits SW11 to SW14 are provided in the above-described connection paths corresponding to the LEDs 13a1 to 13a4, and are turned on and off by being controlled to open and close based on a predetermined control signal output from the switching control circuit 13c1. It is possible. In such a case, when the switch circuits SW11 to SW14 are turned on, the connection paths are conducted, current flows through the LEDs 13a1 to 13a4, and the LEDs 13a1 to 13a4 emit light. Further, each of the switch circuits SW11 to SW14 is connected to the LED off detection circuit 13c2. The LED off detection circuit 13c2 can determine whether each of the LEDs 13a1 to 13a4 is on (lighting state) or off (light off state) based on the on / off state of the switch circuits SW11 to SW14. The LED off detection circuit 13c2 is connected to the switch operation control circuit 13b4 of the
[0029]
At this time, when the LED off detection circuit 13c2 determines that all the LEDs 13a1 to 13a4 are off based on the switch circuits SW11 to SW14, the LED off detection circuit 13c2 controls the enable signal E to the H level and sets any one of the LEDs 13a1. When the signals .about.13a4 are on, the enable signal E is controlled to the L level. Therefore, when all the LEDs 13a1 to 13a4 are off, the
[0030]
FIG. 7 is a timing chart of control signals output from the switching control circuit 13c1 to the LEDs 13a1 to 13a4. In the figure, the switching control circuit 13c1 in the present embodiment can generate a high-frequency signal of 10 kHz and can output the generated high-frequency signal as control signals Sa to Sd to the switch circuits SW11 to SW14. That is, the control signal Sa is output to the switch circuit SW11, the control signal Sb is output to the switch circuit SW12, the control signal Sc is output to the switch circuit SW13, and the control signal Sd is output to the switch circuit SW14. Further, in the present embodiment, when the control signals Sa to Sd of 10 kHz are generated, the control signals Sa to Sd are output to each of the switch circuits SW11 to SW14 by time division. Therefore, the LEDs 13a1 to 13a4 are individually turned on by the on / off operation of the switch circuits SW11 to SW14 by the control signals Sa to Sd.
[0031]
In the present embodiment, in order to turn off all the LEDs 13a1 to 13a4, the switching control circuit 13c1 performs control to form a section X in which none of the control signals Sa to Sd is output between the control signals Sa to Sd. I do. That is, in this section X, since the switch circuits SW11 to SW14 are turned off, the power supply voltage of the
[0032]
Here, the processing content of the control processing performed by the
[0033]
In the embodiment described above, the control signals Sa to Sd are formed by high-frequency signals of 10 kHz. As a result, the LEDs 13a1 to 13a4 receive the supply of the power supply voltage Vout from the
[0034]
FIG. 10 is a timing chart when the signal width of the control signals Sa to Sd is changed. Here, the control signals after the change are control signals Sa1 to Sd1. In the figure, a control signal Sa1 is output to a switch circuit SW11, a control signal Sb1 is output to a switch circuit SW12, a control signal Sc1 is output to a switch circuit SW13, and a control signal Sd1 is output to a switch circuit SW14. Is done. Here, in the present embodiment, it is assumed that the luminous intensity of the LEDs 13a2 and 13a4 is weak. Therefore, in such a case, the signal widths of the control signals Sb1 and Sd1 are increased (in the figure, the control signal Sb1 is set to 10 μsec * 1.04 and the control signal Sd1 is set to 10 μsec * 1.1). Thereby, adjustment is performed so that the luminous intensity of the LEDs 13a2 and 13a4 is increased. Of course, it is needless to say that the degree of change can be appropriately changed as described later.
[0035]
FIG. 11 is a configuration diagram showing the configuration of the switching control circuit 13c1 that can output the control signals Sa1 to Sd1 with the changed signal width. In the figure, the switching control circuit 13c1 is provided with external variable resistors 13c11 to 13c14 corresponding to the control signals Sa1 to Sd1 and for defining the signal width. In such a configuration, the switching control circuit 13c1 receives the resistance values of the external variable resistors 13a11 to 13a4 and forms the signal widths of the control signals Sa1 to Sd1 based on the resistance values. Therefore, when the signal widths of all the control signals Sa1 to Sd1 are formed to be constant, each resistance value may be set to be constant, and when there is a variation in luminous intensity in the LEDs 13a1 to 13a4, a response is taken based on the variation. The resistance values of the external resistors 13c11 to 13c14 may be changed as appropriate. As described above, by appropriately changing the resistance value, it is possible to eliminate the variation in the luminous intensity of the LEDs 13a1 to 13a4 and to prevent the backlight from flickering even when the LEDs are turned on in a time-division manner.
[0036]
In the above-described embodiment, when all the LEDs 13a1 to 13a4 are off, the
[0037]
Here, the contents of the control processing performed by the
[0038]
If the value is not less than the set value, the control signal S2 is turned off and set to the L level (step S235). Here, it is determined whether or not both of the control signals S1 and S2 are at the H level (step S240). If both are at the H level, the enable signal E is turned on to bring the signal to the H level, whereby the charge pump circuit is turned on. The boosting operation of 13b is controlled to an operating state (step S245). On the other hand, when either of the control signals S1 and S2 is at the L level, the boosting operation of the
[0039]
As described above, when controlling the boosting operation in the
[0040]
In the above-described embodiment, the mode in which the operation of the
[0041]
Here, as shown in FIG. 17, the operating voltage set value generating circuit 13c5 is provided with external variable resistors 13c51 to 13c54 for setting the operating voltages of the LEDs 13a1 to 13a4. Here, the operating voltage value of the LED 13a1 can be set by changing the resistance value of the external variable resistor 13c51. The operating voltage of the LED 13a2 can be set by changing the resistance value of the external variable resistor 13c52. Similarly, the external variable resistor 13c53 can set the operating voltage value of the LED 13a3 and the external variable resistor 13c54 can set the operating voltage value of the LED 13a4. The operating voltage value set by the external variable resistors 13c51 to 13c54 is input to the switching control circuit 13c1, and the switching control circuit 13c1 detects the input operating voltage value via the control signal S4 to detect the power supply voltage. Input to the circuit 13c3. At this time, the switching control circuit 13c1 inputs the operating voltage values of the LEDs 13a1 to 13a4 to be turned on next in the time division by the control signal S4.
[0042]
The method of setting the operating voltage value of each of the LEDs 13a1 to 13a4 by the operating voltage set value generation circuit 13c5 and outputting the set operating voltage value to the switching control circuit 13c1 is performed by using the external variable resistors 13c51 to 13c54 as described above. The method is not limited to the method of setting and outputting the data by using the setting. For example, when the LEDs 13a1 to 13a4 are turned on in a time-sharing manner as in the present embodiment, the operation voltage values are variably set and output based on the voltage drop values of the LEDs 13a1 to 13a4 when turned on one cycle before. You may do it. The internal configuration of the liquid crystal
[0043]
Then, in the operating voltage set value generating circuit 13c5, this voltage is input each time the switch circuits SW11 to SW14 are closed and the LEDs 13a1 to 13a4 emit light. The operating voltage set value generation circuit 13c5 stores the input voltage as a voltage drop value of the LEDs 13a1 to 13a4 one cycle before. At this time, a sample and hold circuit is provided in the operating voltage set value generating circuit 13c5, and the sample and hold circuit stores the sample and hold circuit. In such a case, the voltage drop in the constant
[0044]
FIG. 19 is a flowchart showing the contents of the control processing performed by the
[0045]
On the other hand, when the LEDs 13a1 to 13a4 are in the on state, the operating voltage set value generating circuit 13c5 inputs the drop voltage values of the on LEDs 13a1 to 13a4, and based on the drop voltage values, A value is set (step S306). When the power supply voltage Vout and the operating voltage value are input in step S310, it is determined whether or not the input power supply voltage Vout is equal to or higher than the operating voltage value (step S315), and if the power supply voltage Vout is lower than the operating voltage value. Turns on the enable signal E, sets it to the H level, and controls the
[0046]
The LED off detection circuit 13c2, the power supply voltage detection circuit 13c3, and the discrimination circuit 13c7 provided in the
[0047]
(3) Summary:
As described above, the power supply voltage Vout is supplied to the LEDs 13a1 to 13a4 of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a schematic configuration of a liquid crystal display device to which a power supply control device according to the present invention is applied.
FIG. 2 is a schematic configuration diagram showing a schematic configuration of a liquid crystal backlight control circuit.
FIG. 3 is a schematic configuration diagram showing a schematic configuration of a charge pump circuit.
FIG. 4 is a schematic configuration diagram showing a schematic configuration of a charge pump circuit.
FIG. 5 is a timing chart of an enable signal and the like.
FIG. 6 is an internal configuration diagram showing an internal configuration of a liquid crystal backlight control circuit.
FIG. 7 is a timing chart of a control signal output by the switching control circuit.
FIG. 8 is a timing chart of an enable signal and the like.
FIG. 9 is a flowchart showing the contents of control processing in a main control circuit.
FIG. 10 is a timing chart showing a modified example of the control signal output from the switching control circuit. .
FIG. 11 is a configuration diagram showing a configuration of a switching control circuit.
FIG. 12 is an internal configuration diagram showing an internal configuration of a liquid crystal backlight control circuit.
FIG. 13 is a timing chart of a control signal and the like.
FIG. 14 is an internal configuration diagram showing an internal configuration of a liquid crystal backlight control circuit.
FIG. 15 is a flowchart showing the contents of control processing in the main control circuit.
FIG. 16 is an internal configuration diagram showing an internal configuration of a liquid crystal backlight control circuit.
FIG. 17 is an internal configuration diagram showing an internal configuration of a liquid crystal backlight control circuit.
FIG. 18 is a configuration diagram showing a configuration of a switching control circuit.
FIG. 19 is a flowchart showing the contents of control processing in the main control circuit.
[Explanation of symbols]
10. Liquid crystal display device
11 LCD panel
12 ... LCD driver circuit
13 ... LCD backlight control circuit
13a: Light emitting unit
13a1-13a4 ... LED
13b ... charge pump circuit
13b1 to 13b3 ... terminals
13b4: Switch operation control circuit
13c: Main control circuit
13c1 Switching control circuit
13c2 ... LED off detection circuit
13c3: Power supply voltage detection circuit
13c4 ... Discrimination circuit
13c5 ... operating voltage set value generating circuit
14 Constant current control circuit
Claims (10)
並列に複数接続されるとともに、上記チャージポンプ回路から出力される上記電源電圧が供給されることによって発光可能な発光部と、
上記チャージポンプ回路から所定の供給時間にて上記各発光部毎に上記電源電圧を供給させるとともに、何れの発光部に対して同電源電圧を供給しない非供給時間を形成させ、同非供給時間にて上記チャージポンプ回路の昇圧動作を動作状態に制御する電源制御回路とを具備することを特徴とする電源制御装置。A power supply having at least two first capacitors and a second capacitor, and performing a charging operation of charging the first capacitor from a power supply and a moving operation of transferring the charge of the first capacitor to the second capacitor alternately. A charge pump circuit capable of executing a boosting operation of boosting a voltage and an output operation of outputting the boosted power supply voltage,
A plurality of light-emitting units connected in parallel and capable of emitting light by being supplied with the power supply voltage output from the charge pump circuit;
The power supply voltage is supplied to each of the light emitting units for a predetermined supply time from the charge pump circuit, and a non-supply time during which the power supply voltage is not supplied to any of the light emitting units is formed. And a power supply control circuit for controlling a boosting operation of the charge pump circuit to an operation state.
上記各発光部に対して上記電源電圧が供給されるか否かを判別する電圧供給状態判別工程と、
上記電圧供給判別工程にて、何れの発光部に対して上記電源電圧が供給されていないと判別された場合に上記チャージポンプ回路の昇圧動作を動作状態に制御する電源制御工程とを具備することを特徴とする電源制御方法。A power supply having at least two first capacitors and a second capacitor, and performing a charging operation of charging the first capacitor from a power supply and a moving operation of transferring the charge of the first capacitor to the second capacitor alternately. A charge pump circuit capable of performing a boosting operation of boosting a voltage and an output operation of outputting the boosted power supply voltage receives a supply of the power supply voltage and supplies the power supply voltage to a plurality of light-emitting units connected in parallel capable of emitting light. A power supply control method for controlling supply,
A voltage supply state determining step of determining whether or not the power supply voltage is supplied to each of the light emitting units;
A power supply control step of controlling a boosting operation of the charge pump circuit to an operating state when it is determined in the voltage supply determination step that the power supply voltage is not supplied to any of the light emitting units. A power supply control method comprising:
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