JP2004164611A - 属性データの管理 - Google Patents

Abstract

【課題】 ＳＡＮとして構成可能な１つまたは複数のストレージデバイスに関連付けられた属性データを管理するためのシステムと方法を提供する。
【解決手段】 １つまたは複数のネットワークリソースに関連した属性データを管理する方法は、１つまたは複数のネットワークリソースに関連付けられた属性データを属性データ文字列を表す参照文字を使用して圧縮することを含む。圧縮することは、圧縮形式でアクセス可能な木構造に属性データを構成することおよび／または整数値からなる並行参照文字を使用して属性データ文字列を表すことを含むことができる。
【選択図】図３

Description

本発明は、複数のストレージデバイスに関連付けられた属性データを管理するためのシステムと方法に関する。

企業のコンピュータネットワークは、互いに離れ、また、企業ユーザからも離れて位置する複数のストレージネットワークを有することがある。
ストレージネットワークは、様々な種類のシステム上でホストされることもある。
ジョブを正しく行うために、企業ユーザは、ストレージネットワーク内に含まれるデータへの高速で信頼性の高いアクセスを要求することがある。
情報技術（ＩＴ）従事者は、データへの高速で信頼性の高いアクセスを企業ユーザに提供できなければならない。

そのためには、それらのストレージネットワークとそれらのネットワークが関連するストレージデバイスの動作の監視（たとえば、特定のストレージデバイスの問題の迅速な特定）など、そのようなストレージネットワークの定期的な管理が通常必要になる。
さらに、たとえば、問題を解決するためなど、これらのＩＴ従事者のストレージネットワークへのアクセスは、企業ユーザの需要を満たすために、信頼性が高く高速な方法で提供されなければならない。

実施可能なストレージネットワークの一種に、ストレージエリアネットワーク（ＳＡＮ）がある。
ＳＡＮは、統合されたハードウェア（通常、ファイバチャネル）とソフトウェアを利用して堅牢で高速のストレージバックボーンを提供する高速、広帯域のサーバ間ネットワークを通常提供する。

ＳＡＮを使用することで、特定のＳＡＮのトポロジに応じて、サーバのクラスタが排他的なデータアクセスによりストレージアレイを共有したり、共通のストレージデバイス上でデータを共有することが可能になる。
ＳＡＮネットワークは、たとえば、各顧客と各取引について収集された大量の情報のストレージが必要な十分にネットワーク化された企業において有用である。
ＳＡＮは、企業全体で共用可能でありながら、簡略化された操作で管理可能な非常に高速で可用性の高いストレージのプールを提供する。

ＳＡＮは、様々なサーバにより別々に制御することが可能な相互接続されたデータストレージデバイス間の高速のデータ伝送を行う。
ＳＡＮ内では、特定のネットワーク用のリソースは、通常、複雑なネットワーク全体に分散している。

そのためには特定のデバイスの管理が必要になるが、その管理にはデバイス内に含まれるデータへの適切なアクセスの保証などが含まれる。
たとえば、特定のデバイス内に格納されたデータへのアクセスは、割込を制限した状態で利用可能であること、および／または、定期的な変更が必要なこともある特定のユーザグループによるアクセスを制限することが必要なこともある。

ＳＡＮを管理するには、多くのデバイス内に含まれるデータの管理を行わなければならない。
ＳＡＮのサイズは増大しつづけるので、管理をしなければならないデータの総量も増大する。
さらに、これらのデバイスはそれぞれ、別々にアクセス可能な多くの論理ユニットを含むことがある。
既知のＳＡＮ管理システムは、通常、ＳＡＮ内のデバイスだけを管理し、これらデバイスそれぞれの論理ユニットは管理しない。

さらに、ＳＡＮのサイズが増大すると、ＳＡＮに設けられた対応するデバイスおよび論理ユニットの数も増大して、メモリの問題（たとえば、すべての論理ユニットを管理するのにメモリが不足する）が発生する。
これらのＳＡＮの管理のために使用されるデータ圧縮についても知られている。
しかし、そのような圧縮は包括的で、データ全体が圧縮される。
そのため、データにアクセスするにはデータ全体を解凍することが必要になり、運用全体の時間とコストが増大する。

本発明の実施形態は、たとえばＳＡＮとして構成可能な１つまたは複数のストレージデバイスに関連付けられた属性データを管理するためのシステムと方法を提供する。
本発明により、ストレージデバイス内に格納された圧縮データ（論理ユニット用の圧縮された属性を表す拡張マークアップ言語（ＸＭＬ）データなど）へのアクセスの改善（たとえば、より高速のアクセス）が可能になる。

具体的には、本発明の一実施形態では、１つまたは複数のネットワークリソースに関連した属性データを管理する方法は、１つまたは複数のネットワークリソースに関連付けられた属性データを属性データ文字列を表す参照文字を使用して圧縮することを含む。
圧縮することは、圧縮形式でアクセス可能な木構造に属性データを構成することおよび／または整数値からなる並行参照文字を使用して属性データ文字列を表すことを含むことができる。
本方法は、参照文字を変換して属性データ文字列を提供することをさらに含むことができる。

本発明の別の実施形態では、１つまたは複数のストレージデバイスに関連する属性データを管理する方法は、１つまたは複数のストレージデバイスに関連する属性データを受け取ることと、参照文字を属性データに割り当てることと、割り当てられた参照文字を使用して属性データの表現を構成して、それ以降に、属性データにアクセスして１つまたは複数のストレージデバイスの属性を確定することとを含む。
この構成することは、参照文字を並行に整列して、属性データ文字列に対応付けることを含むことができる。
本方法は、参照文字を変換して、ユーザによるアクセスのために属性データを提供することをさらに含むことができる。
１つまたは複数のストレージデバイスは、１つまたは複数の論理ユニットを含むことができ、論理ユニットは、論理ユニットに関連付けられた属性データを持つ。
本方法は、ユーザがアクセス可能な形式で属性データを格納することを含むこともできる。

本発明のさらに別の実施形態では、属性データを管理するシステムは、１つまたは複数のネットワークリソースから属性データを受け取り、圧縮形式でアクセス可能な属性文字列を表す参照文字を使用して受け取った属性データを圧縮するコントローラ、圧縮された属性データにアクセスするためのユーザインタフェースを備える。
コントローラは、ユーザインタフェースを介したアクセスのために、圧縮された属性データを形成する参照文字を変換するための変換テーブルを含むこともできる。
参照文字は整数を含むことが可能であり、属性データは、整数のＸＭＬ属性文字列への変換を行う変換テーブルを有するＸＭＬデータを含むことが可能になる。
本システムは、コントローラを実装し、ユーザインタフェースを介したアクセスのために属性データをデータベースに格納するように構成された管理サーバをさらに備えることができる。

本発明の実施形態を適用可能なその他の領域は、以降の詳細な説明から明らかになるであろう。
詳細な説明と具体例は、本発明の好ましい実施形態を示しているが、本発明を単に説明することを意図したものであり、本発明の範囲を限定することを意図するものではないことを理解されたい。

本発明によれば、たとえばＳＡＮとして構成可能な１つまたは複数のストレージデバイスに関連付けられた属性データを管理するためのシステムと方法が提供される。

本発明の実施形態は、詳細な説明と以下の添付の図面により完全に理解されるであろう。

好ましい実施形態の以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、いかなる点においても、本発明、本発明の適用または使用を限定することを意図するものではない。
本発明の実施形態は、特定のタイプのストレージネットワーク内に格納された特定の種類データの管理に関連して説明されているが、そのようには限定されず、本発明の実施形態は、様々なネットワークリソースを有する様々なストレージネットワーク内に格納されている様々な種類のデータを管理するように実施することができる。

本発明の実施形態は、１つまたは複数のデバイスを含む１つまたは複数のネットワークリソース内のデータを管理するシステムと方法、具体的には１つまたは複数のストレージデバイス内の圧縮データを管理するシステムと方法を提供する。
たとえば、本発明の実施形態は、図１に例示的な形態で示したストレージエリアネットワーク（ＳＡＮ）２０に関連して実装可能である。
ＳＡＮ ２０は通常、複数のストレージデバイス２２と通信し、それらのストレージデバイス２２に格納されているデータにアクセスするために複数のネットワークサーバ２４に接続された複数のストレージデバイス２２を含む。

各サーバ２４は、複数のストレージデバイス２２と通信したり、他のサーバ２４と通信して特定のストレージデバイス２２に接続することが可能なことに注意しなければならない。
さらに、これらのストレージデバイス２２の各々に関連して格納されているデータは、これらの様々なストレージデバイス２２の一部として設けられる論理ユニットとしてストレージデバイス２２内に編成かつ／または格納されていることができる。
論理ユニットは、論理ユニット番号（ＬＵＮ）により特定される。
論理ユニット番号は、ＳＣＳＩバス上で使用される一意の識別子で、様々なストレージデバイス２２とその内部のストレージの区別を行い、それらの様々なストレージデバイス２２の一部として設けられる論理ユニット（データベース、ファイル、アプリケーション等が格納されているストレージ空間など）を特定できるようにする。

ストレージデバイス２２はそれぞれ、通常、特定のストレージデバイス２２に関連する自身に関連付けられた属性データを有する。
この属性データは、ストレージデバイス２２の種類とサイズ、ネットワーク（たとえばＳＡＮ）上のストレージデバイスの位置（たとえば、ホスト名とアドレス）、ストレージデバイス２２のアクセスと通信の要件、および論理ユニットとストレージデバイス２２の一部として設けられたこれらの論理ユニットに関連付けられた特定情報（たとえば、ベンダ、製品、識別子、シリアル番号、改訂等の情報）を含むことがあるが、それらには限定されない。
したがって、この属性データは、ストレージデバイス２２に格納されている論理ユニットを含むストレージデバイス２２に関連する情報を提供する。

この属性データは、特にネットワーク（たとえばＳＡＮ）として構成されたときに、ストレージデバイス２２の管理に使用するためにアクセスすることができる。
ストレージデバイス２２に関連して取得された属性データは、たとえば、拡張マークアップ言語（ＸＭＬ）データとして格納することで、部分的に、ＸＭＬが言語やプラットフォームから独立していることに起因して、動作プラットフォームや言語に依存しないデータへのアクセスを可能にする。

しかし、ＸＭＬデータは、言語とプラットフォームから独立した動作（たとえばアクセス）を可能にするため、様々な言語とプラットフォームとの互換性のために追加のストレージ（たとえばメモリ）が必要になる。
さらに、論理ユニットに関しては、通常のＳＡＮ ２０は多くの論理ユニットを含むため、論理ユニットに備わっている属性データは繰り返しが多い（たとえば、ホストとＬＵＮ実体情報は何度も使用される）。
したがって、これらの論理ユニットに関連する属性データ用にストレージが必要になり、その結果、メモリに格納するために属性データを圧縮することがさらに必要になり得る。

ここで、図２を参照すると、本発明の実施形態の原理に従って構築された属性データを管理するためのシステム５０が示されている。
属性データは、１つまたは複数のストレージデバイス２２に関連し、より詳細には、属性データはストレージデバイス２２の論理ユニットに関連する。
たとえば、一実施形態では、この属性データは、ＸＭＬ形式に構成され、圧縮形態でアクセスされる。

さらに、システム５０は、ここでさらに詳細に説明する冗長な属性データを削減する。
本発明の実施形態は、１つまたは複数のストレージデバイスに関連する属性データの管理に関連して説明されるが、そのように限定されるものではなく、本発明の実施形態は、おおむね任意の種類のネットワークリソースなどの様々なデバイスに関連して提供することが可能であることに注意しなければならない。
たとえば、ネットワークリソースには、ストレージデバイス、プリンタなどの周辺機器、サーバ、クライアントなどが含まれるが、これらには限定されない。

具体的には、本実施形態ではソフトウェアエージェントとして構成されているホストエージェントは、１つまたは複数のストレージデバイス２２から属性データを取得する。
たとえば、ホストエージェントは、ストレージデバイス２２の論理ユニットを含むストレージデバイス２２と通信して、標準ＳＣＳＩコマンドを使用して（たとえばハードウェア通信を提供して）、属性データをストレージデバイス２２（たとえばストレージデバイス２２内のファームウェアに格納されている属性データ）から取得可能である。

本実施形態では、ホストエージェントによりストレージデバイス２２から取得される属性データは、ＸＭＬ形式で提供される。
属性データはストレージデバイス２２から任意の既知の方式により取得可能であり、必要または要求に応じて様々なデータ形式で提供されることに注意しなければならない。

ここでより詳細に説明するように、属性データは管理サーバ５２に提供され、管理サーバ５２は、参照文字を使用し、たとえば木構造を使用して属性データを整列することで圧縮属性データを提供する。
より具体的には、デバイス検出およびトポロジ（ＤＤＴ）モジュール５４が、ホストエージェントから属性データを受け取り、それ以降のアクセスのためにデータを参照文字（たとえば整数）を使用して圧縮形態に構成して、属性を木構造に構成する。

管理サーバ５２の一部として、追加モジュールなどの他のコンポーネント部分を設けることが可能なことに注意しなければならない。
たとえば、追加モジュールとして構成可能なコンポーネントには、記録機能および／またはスケジューリング機能を他のコンポーネントに対して提供するコンポーネントがある。

圧縮された属性データは、管理サーバ５２のメモリ（たとえばＲＡＭ）に格納され、ホストエージェントからたとえば定期的に提供される属性データに基づいて更新される。
さらに、ユーザによる属性データへのアクセスのために、データベース５６が設けられている。
データベース５６内に格納されている属性は、たとえば、このデータへのアクセスのためにユーザにより使用されるシステムに基づいて任意の形式に構成可能なことに注意しなければならない。

さらに、データベース５６内に格納されている属性データは、たとえば、一連のテーブルを使用してアクセスのために構成可能である。
さらに、データベース５６内のデータは、ホストエージェントから提供される更新されたデータに基づいて更新も行われる。
属性データに加えて情報（たとえば、特定のデバイス２２に関連するステータス情報）も、データベース５６内に格納することができる。

グラフィカルユーザインタフェース（ＧＵＩ）クライアント５８が、ユーザが属性データにアクセスして（たとえば、１人のＩＴ従事者がアクセスして）、たとえばＳＡＮ ２０を管理できるように設けられている。
ＧＵＩクライアント５８は、データベース５６からデータを取得して、ユーザに対して、たとえばコンピュータのディスプレイ（たとえば、コンピュータ画面）上に表示する。

ここでＤＤＴモジュール５４を参照すると、図３に詳細に示されているように、属性データは、複数のサブセグメント、つまり属性データのクラスとして構成されている。
属性データは、参照文字により表され、参照文字を使用して属性データを圧縮して木構造に構成することができる。
図に概略的に示したように、複数のサブセグメント、つまりクラスは、おのおのが、ネットワークの特定のコンポーネント（たとえばストレージデバイス２２および／またはストレージデバイス２２に設けられた特定の論理ユニット）に関連する属性データを提供するコンポーネント属性要素６０を定義する。

各コンポーネント属性要素６０は、第１の可変サイズ配列６２と第２の可変サイズ配列６４を含む。
本明細書で説明するように、第１および第２の可変サイズ配列６２と６４は、コンポーネント（たとえば、特定の論理ユニット）に関連する属性データにより提供される属性を参照文字（たとえば整数）を使用して定義する。

図３および図４に示した一実施形態では、コンポーネント属性要素６０を使用して、階層構造（たとえば、親要素が子要素を指す）を形成するコンポーネント属性要素６０を持つ木構造７０に属性データが編成および／または構成される。
コンポーネント属性要素６０は、別のコンポーネント属性要素６０を指すことで木構造７０を定義するポインタ１０４のリストも含む。
一実施形態では、ホストエージェントは、ＤＤＴモジュール５４が木構造７０を作成するのに使用するための階層構造のＸＭＬ形式の属性データを提供する。

冗長な属性データを削減するために格納されている参照文字対（たとえば、名前の整数値の対）のリストは、第１および第２の可変サイズ配列６２と６４の一部として格納されている。
特に、一実施形態では、属性文字列１１０は、変換テーブル８０（たとえば、ソフトウェアにより実施される仮想辞書）により定義された整数値１１２により表される。
本実施形態では、変換テーブル８０は、属性文字列（ＸＭＬ文字列など）を特定の整数値にマッピングするための文字列から整数へのマップコンポーネント８２と、特定の整数値で表される属性文字列を決定するための整数から文字列への配列リスト８４を含む。

さらに、変換テーブル８０は、既知の再使用可能なＪａｖａ整数オブジェクトのリストを提供する整数キャッシュ９０と通信する。
整数キャッシュ９０は、必要に応じて、コンポーネント属性要素６０内の整数値が同じＪａｖａ整数オブジェクトを参照できるようにする。

図５に示したＸＭＬ形式に構成された例示的な属性データ１００に基づいた例示的な木構造７０を図４に示している。
図５に示したように、ＸＭＬデータ１００は、入れ子に整列された複数のタグ１０２（たとえば、ホスト、ダイヤルエージェント、ネットワーク、ＬＵＮ実体のタグ）を含む。
各タグは、ストレージデバイス２２（たとえば論理ユニット）のコンポーネントおよび／またはストレージデバイス２２を含むネットワークのコンポーネント（たとえばホスト）に関連する属性データを表している。
ＸＭＬ形式では、タグ１０２は階層内のサブセクションを区分または特定する。

このタグ１０２は、本発明の一実施形態では様々なコンポーネント（たとえば、ストレージデバイス２２および／またはストレージデバイス２２上の論理ユニット）とコンポーネント属性要素６０により各々が別々に表される関連付けられた属性データを特定する。
したがって、これらのタグ１０２はそれぞれ、図４に示すように別々のコンポーネント属性要素６０により定義される。

特に、一実施形態では、コンポーネント属性要素６０はそれぞれ特定のコンポーネント（論理ユニットなど）の属性データを表す特定のタグ１０２の属性を定義する。
図４に示すように、第１および第２の可変サイズ配列６２と６４は、特定のタグ１０２の属性をそれぞれ定義し、並行に整列するように構成されることが好ましい。
たとえば、「Ｎｅｔｗｏｒｋ（ネットワーク）」コンポーネント属性要素６０では、第１の可変サイズ配列６２の整数値「１５」は、第２の可変サイズ配列６４の整数値「７」に揃えられている。

変換テーブル８０を使用してこれらの整数値に関連する属性文字列を決定する場合、この整数値の対は、図５のＸＭＬデータの属性ＩｐＡｄｄｒｅｓｓ（ＩＰアドレス）＝１５．３．１０６．１８６を表す。
属性文字列には、属性識別子（たとえば特定の論理ユニットのＬｕｎＮａｍｅ（論理ユニット番号名）識別子）と属性データ（たとえばＬｕｎＮａｍｅに対応する論理ユニットの名前）が含まれることに注意しなければならない。

したがって、圧縮属性データは、たとえば木構造７０に編成または構成された参照文字（たとえば整数）を使用して提供され、第１および第２の可変サイズ配列６２と６４を有するコンポーネント属性要素６０により定義される。
木構造７０は、圧縮形式により（たとえば、様々なコンポーネント属性要素６０内でＬｕｎＮａｍｅを識別する「１９」などの整数値を再使用して）提供される属性データ（たとえばＸＭＬデータ文字列）の階層を保持する。

このデータへのアクセスと探索には、属性データの展開は必要ない。
アクセスされたデータの変換は、変換テーブル８０を使用して提供される。
したがって、属性は、可変長文字列ではなく、固定長参照文字１１２（たとえば４バイト整数）として格納されるため、属性データの格納に必要なメモリは少なくなる。

動作時には、変換テーブル８０は、対応する参照文字１１２（たとえば整数値）により属性文字列１１０を定義する。
これにより、特定の参照文字１１２を繰り返し使用して、属性データ（たとえばＸＭＬデータ）を格納するのに必要なメモリを削減できる。
たとえば、特定のＸＭＬ文字列を繰り返し使用可能で、たとえば整数値「１９」を使用してＸＭＬ文字列「ＬｕｎＮａｍｅ」を表すことができる。

したがって、一実施形態では、論理ユニットとＬＵＮに関連する属性情報（デバイスに固有の説明）が整数値で表される。
さらに、木構造７０の様々な要素（すなわち、コンポーネント属性要素６０）間の関係が、ポインタ１０４を使用して様々な要素をリンクすることで保持される。

したがって、動作時には、ＸＭＬ文字列などの属性文字列１１０を、繰り返し使用可能な整数値などの参照文字１１２で置き換えることにより、ＸＭＬ形式の論理ユニットデータなどの属性データが圧縮される。
具体的には、名前が付けられた参照文字対が、木構造７０形式でアクセス可能な並行配列（たとえば、第１および第２の可変サイズ配列６２と６４）に格納される。
第１および第２の可変サイズ配列６２と６４を変更して、様々なサイズのコンポーネント属性要素６０（たとえば様々な数の属性を有するタグ１０２）に適合することができる。

さらに、ＳＡＮ ２０内のストレージデバイス２２の論理ユニットを監視したり変更するために、ＧＵＩクライアント５８をストレージエリア管理システムの一部として使用することができる。
たとえば、ＧＵＩクライアント５８を使用して、図６Ａ〜６Ｄに示すように、コンピュータのディスプレイ１０１上にＳＡＮ ２０内の様々なホストとデバイス２２を表示したり、他のＳＡＮの情報（たとえば、論理ユニットのサイズ、デバイス２２の接続方法）を提供し、それによりユーザインタフェースを提供することができる。
さらに、ＧＵＩクライアント５８と関連して、他の機能性を提供することもできる。
たとえば、特定のストレージデバイス２２に障害（たとえば接続障害）が発生したときに、警告表示（たとえばＧＵＩ上に表示される赤色光）を提供することもできる。

したがって、本発明の実施形態のシステム５０は、メモリ内の圧縮形式でアクセス可能な圧縮属性データ（すなわち、参照文字１１２を使用して木構造に編成され得た属性データ）を提供することができる。
属性データは、データベース５６内に格納され、ホストエージェントから受け取ったＤＤＴモジュール５４の更新された属性データ（たとえば特定の論理ユニットに対する新しいユーザ権利）と比較して、それに応じて更新される。
ＧＵＩクライアント５８を使用してデータベース５６内に格納されている様々な形式で提供可能な属性データにユーザがアクセスして見ることができる。

本発明の説明は、例示に過ぎない。
したがって、事実上、本発明の本質から逸脱しない変形は、本発明の範囲内に含めることを意図している。そのような変形は、本発明の精神と範囲からの逸脱とみなすべきではない。

本発明は、コンピュータの複数のストレージデバイスに関連付けられた属性データを管理するために利用可能である。

本発明の実施形態を関連して実施可能なストレージエリアネットワーク（ＳＡＮ）の簡略化したブロック図である。 属性データを管理するための本発明の実施形態のシステムの簡略化したブロック図である。 属性データを管理するための木構造を提供する本発明の実施形態のモジュールのブロック図である。 本発明の実施形態の例示的な木構造を示すブロック図である。 図４の例示的な木構造に対応する例示的な属性データの図である。 本発明の実施形態を使用して表示可能な属性データを示す例示的な画面表示の図である。 本発明の実施形態を使用して表示可能な属性データを示す例示的な画面表示の図である。 本発明の実施形態を使用して表示可能な属性データを示す例示的な画面表示の図である。 本発明の実施形態を使用して表示可能な属性データを示す例示的な画面表示の図である。

符号の説明

２０・・・ホストエージェントソフトウェア、
２２・・・ストレージデバイス、
２４・・・サーバ、
５２・・・管理サーバ、
５４・・・ＤＤＴモジュール、
５６・・・データベース、
５８・・・ＧＵＩクライアント、
６０・・・コンポーネント属性要素、
８０・・・変換テーブル、
８２・・・文字列から整数へのマップ、
８４・・・整数から文字列への配列リスト、
９０・・・整数キャッシュ、

Claims (10)

1. １つまたは複数のネットワークリソースに関連する属性データを管理する方法であって、
   前記１つまたは複数のネットワークリソースに関連付けられた前記属性データを属性データ文字列を表す参照文字（１１２）を使用して圧縮すること
   を含む方法。
2. 前記圧縮することは、整数値を含む並行参照文字（１１２）を使用して前記属性データ文字列を表すこと
   を含む請求項１に記載の方法。
3. 前記１つまたは複数のネットワークリソースのコンポーネントに関連する属性データをリンクして、圧縮形式（７０）でアクセス可能な木構造を形成する関係を定義すること
   をさらに含む請求項１に記載の方法。
4. 前記属性データ文字列はＸＭＬデータを含み、前記コンポーネントは１つまたは複数のストレージデバイス（２２）内の１つまたは複数の論理ユニット
   を含む請求項３に記載の方法。
5. 前記参照文字（１１２）を変換して前記属性データ文字列を提供すること
   を含む請求項１に記載の方法。
6. １つまたは複数のストレージデバイス（２２）に関連する属性データを管理する方法であって、
   前記１つまたは複数のストレージデバイス（２２）に関連する属性データを受け取ることと、
   参照文字（１１２）を前記属性データに割り当てることと、
   前記割り当てられた参照文字（１１２）を使用して前記属性データの表現を構成することであって、それにより、それ以降に前記属性データにアクセスして前記１つまたは複数のストレージデバイス（２２）の属性を確定する、構成することと
   を含む方法。
7. 前記構成することは、前記参照文字（１１２）を並行に整列することと、属性データ文字列に対応付けることと
   を含む請求項６に記載の方法。
8. 属性データを管理するシステム（５０）であって、
   １つまたは複数のネットワークリソースから属性データを受け取り、圧縮形式でアクセス可能な属性文字列を表す参照文字（１１２）を使用して該受け取った属性データを圧縮するコントローラ（５４）と、
   前記圧縮された属性データにアクセスするためのユーザインタフェース（５８）と
   を備えるシステム。
9. システム（５０）であって、
   前記コントローラ（５４）は、前記ユーザインタフェース（５８）を介したアクセスのために前記圧縮された属性データを形成する前記参照文字（１１２）を変換するための変換テーブル（８０）
   を備える請求項８に記載のシステム。
10. システム（５０）であって、
    前記コントローラ（５４）を実装して、前記ユーザインタフェース（５８）を介したアクセスのために前記属性データをデータベース（５６）に格納するように構成された管理サーバ（５２）
    をさらに備える請求項８に記載のシステム。

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