【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モードフィールド径の異なる光ファイバを融着により接続する光ファイバの接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ケーブルを用いた長距離光通信、特に海底光ケーブルを用いた光通信において、低損失で分散の少ない伝送が要求されている。また、伝送情報量の増大と高速化に対して波長帯域を広くする波長多重(WDM)光伝送方式が注目されている。このため、例えば、海底光ケーブルのような長距離光伝送においては、海底光ケーブルの全長で最適な伝送損失と波長分散が得られるように、シングルモード光ファイバ(SMF)、分散シフト光ファイバ(DSF)、ノンゼロ分散シフト光ファイバ(NZ−DSF)等を収納した各種の光ケーブルを接続して、光ファイバ伝送線路を構成する場合がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような場合、伝送線路に何らかの障害が生じた際には、障害を受けた部分を切断除去し、補修用の光ケーブルと入れ替えて修復する。修復のために準備する補修用の光ケーブルとしては、障害を受けた光ケーブルと同種の光ケーブルを用いるのが望ましい。しかし、海底光ケーブル等のように長距離の伝送線路で複数種類の光ケーブルが用いられている場合、障害を受けた光ケーブルの種類が特定できない場合が多く、また、補修のための光ケーブルの長さも特定することができない。このため、補修用の光ケーブルとして、予想される全ての種類の光ケーブルを準備して運ばなければならない。したがって、補修用に準備する光ケーブルとしては、1種類の光ケーブルとするのが望ましい。
【0004】
しかし、異なる種類の光ファイバを融着接続する場合、互いに接続する光ファイバのモードフィールド径が異なると、接続点でモードフィールド径に段差が生じスムーズな接続とならないことから接続損失が増加し、実用的な接続損失以下に抑えるのが難しいことが知られている。このため、融着接続部を追加加熱処理して、コア部のドーパントをクラッド部側に熱拡散させ、接続部のモードフィールド径を一致させて滑らかな接続形状にする方法(Thermally−diffused Expanded Core、以下、TECという)が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
図3は上述のTEC処理の一例を示す図である。図3(A)は、モードフィールド径の異なる光ファイバ同士を融着接続した後にTEC処理する例を示す図、図3(B)は、一方の光ファイバの中間部分をTEC処理してモードフィールド径を予め拡大しておく例を示す図である。図中、1a,1bは光ファイバ、2a,2bはガラスファイバ部(クラッド部)、3a,3bはコア部、4はファイバ被覆部、5は融着接続部、6はバーナ、7はモードフィールド径拡大部を示す。
【0006】
図3(A)において、互いに融着接続される光ファイバ1aと1bは、ガラスファイバ部(クラッド部)2の外径は同じであるが、コア部3aと3bのモードフィールド径(上記公報ではコア径としている)及びその比屈折率差が異なる。光ファイバ1aと1bは、接続端面を対向配置させた後、アーク放電等により接続端面を溶融して突合せ融着接続される。単に融着接続しただけでは、融着接続部5において、光ファイバ1aのコア部3aと光ファイバ1bのコア部3bとのモードフィールド径の違いにより、接続が不連続となり接続損失が大きくなる。
【0007】
これを改善するために、燃焼ガスを用いたマイクロトーチまたはバーナ6で、融着接続部5の近傍を追加加熱しTEC処理する。この加熱は、光ファイバ1a,1b自身は溶融しないが、コア部3a,3bに添加されているドーパントがクラッド部側に熱拡散する温度と時間で行なわれる。この加熱により、コア部3a,3bに添加されているドーパントがクラッド部2側に熱拡散して、コア部3a,3bの融着接続部におけるモードフィールド径が拡大され、拡大部7で示すように滑らかな接続形状が得られる。
【0008】
なお、モードフィールド径が小さくドーパント濃度が高い方の光ファイバ1aは、モードフィールド径が大きくドーパント濃度が低い方の光ファイバ1bより、ドーパントが多く熱拡散する。したがって、光ファイバ1a側のモードフィールド径が、光ファイバ1b側より大きくテーパ状に拡大されて、不連続状態を軽減する。このようなモードフィールド径が異なるファイバ1a,1b同士を融着接続する場合は、上述したTEC処理を行なうことで、モードフィールド径の小さい光ファイバ1aを、他方の光ファイバ1bのモードフィールド径に徐々に近づけ、接続損失を低減できることが明らかになっている。
【0009】
また、図3(B)に示すように、モードフィールド径の小さい方の光ファイバ1aの中間部分を予め加熱してTEC処理しておき、モードフィールド径拡大部7を形成する。この後、TEC処理した部分を中央部分で切断し、切断によりモードフィールド径が大きくされた部分を、他方のモードフィールド径の大きい方の光ファイバ1bと融着接続する。
【0010】
また、モードフィールド径が異なる光ファイバ同士の接続で、中間光ファイバを用いた接続方法が知られている(例えば、特許文献3参照)。図4はこの接続方法の概略を説明する図である。図中、1cは中間ファイバ、2cはクラッド部、3cはコア部を示し、その他の符号は図3で用いたのと同じ符号を用いることにより説明を省略する。
【0011】
図3において、例えば、光ファイバ1aが、ゲルマニウムドープのコアとフッ素ドープのサイドコアからなり、クラッドが純シリカとした分散補償光ファイバであるとする。この光ファイバ1aをモードフィールド径が異なる光ファイバ1b(通常のシングルモード光ファイバ)と融着接続する場合、TEC加熱しても、モードフィールド径が小さい光ファイバ1aは、フッ素ドープのサイドコアによりコア部3aのGeドーパントがクラッド2a側に十分拡散されず、光ファイバ1bのモードフィールド径に一致させるのが難しいとされている。
【0012】
上記特許文献3で開示されている接続方法は、このようなモードフィールド径の異なる光ファイバ1a(分散補償光ファイバ)と光ファイバ1b(通常のシングルモード光ファイバ)の接続に、中間光ファイバ1cを用いる方法である。中間光ファイバ1cは、モードフィールド径が光ファイバ1aと同じで、ゲルマニウムドープのコア部3cとフッ素ドープのクラッド部2cからなる光ファイバである。この方法よれば、光ファイバ1aと中間ファイバ1cとの融着接続部5は、モードフィールド径が同じであるので融着接続後のTEC加熱は不要である。光ファイバ1bと中間光ファイバ1cとの融着接続部5は融着接続後にTEC加熱により中間光ファイバ1cのコア部3cのゲルマニウムドーパントをクラッド2c側に拡散させて、光ファイバ1bのモードフィールド径に一致させることができるとされている。
【0013】
【特許文献1】
特開2001−228336号公報
【特許文献2】
特許2618500号公報(第2図、第3図とその説明)
【特許文献3】
特開平8−190030号公報参照(図1とその説明)
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1には、海底光ケーブルの修理で、異なる光ケーブルを用いた光伝送線路に対して、補修用の光ケーブルとして、波長分散値の絶対値が小さいノンゼロ分散シフト光ファイバを1種類用いることが開示されている。これにより、光伝送線路全体における波長分散の影響を小さくすることができるとされている。しかし、モードフィールド径が異なることによる接続損失に対する対策についての考察がなされていない。このため、モードフィールド径が異なることによる接続損失に対しては、船上で図3(A)に示すような方法でTEC加熱を行なうことになるものと思われる。
【0015】
一方、特許文献2によれば、TEC加熱には通常バーナが用いられる。バーナによる加熱装置は、比較的大掛かりなものとなり、作業現場や作業環境によっては、TEC装置を持ち込めなかったり、持ち込めたとしても安全上の問題等から使用できない場合もある。このため、TEC処理が行なうことができなかったり、あるいは、正常なTEC処理を行なうことができないことがあり、接続損失を所定値以下に抑えることができず、バラツキが生じたりする恐れがある。
【0016】
特許文献3のように、TEC処理でモードフィールド径の整合が難しい異なる光ファイバ間の融着接続に中間ファイバを用いる方法は有効である。しかし、この場合も海上での接続には、上記の場合と同様に、TEC処理のためのバーナを用意し、バーナの火炎の揺らぎ等がある環境下でTEC処理を行なわなければならない。さらに、中間ファイバとして特別な光ファイバを準備しなければならず、海上等の作業現場での光ファイバの接続には、作業性の上からも適した方法とは言えない。
【0017】
また、中間ファイバを用いて接続を行なう場合、融着接続箇所が複数となる。このため、接続部の補強をそれぞれ行なうと、少なくとも2箇所以上の補強が必要となり全体としての補強スペースが大きくなる。このため、海底光ケーブルのように補強のための収納スペースが狭い場合は、適用することができない場合もある。
【0018】
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、収納された光ファイバの種類が異なる複数の光ケーブルからなる光伝送線路での障害発生に対して、補修用の光ケーブルとして1種類の光ケーブルを用い、かつ融着接続後のモードフィールド径整合のためのTEC加熱を必要とせず、接続補強のスペースを小さくできる光ファイバの接続方法の提供を課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明による光ファイバの接続方法は、モードフィールド径の異なる2組の光ファイバ同士を融着により接続する光ファイバの接続方法であって、2組の光ファイバにほぼ等しいモードフィールド径を両側に有する短尺の割り入れ光ファイバを予め準備し、割り入れ光ファイバと2組の光ファイバとを融着接続する方法である。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1により本発明の実施の形態を説明する。図1(A)は本発明の概略を説明する図、図1(B)及び図1(C)は割り入れ光ファイバの例を示す図である。図中、11a,11bは光ファイバ、11cは割り入れ光ファイバ、12a、12bはクラッド部、13a,13bはコア部、14a,14bはファイバ被覆、15は融着接続部、16はモードフィールド径拡大部を示す。
【0021】
本発明は、図1(A)に示すように、モードフィールド径が異なる単心又は多心の2組の光ファイバ11aと11bを接続するのに、割り入れ光ファイバ11cを用いるものである。なお、説明を簡略にするために単心光ファイバの例で説明する。光ファイバ11aは、例えば、モードフィールド径が4〜6μm程度の分散シフト光ファイバとし、光ファイバ11bはモードフィールド径が9〜12μm程度のシングルモード光ファイバ又はノンゼロ分散シフト光ファイバであるとする。また、割り入れ光ファイバ11cは、光ファイバ11a及び11bと同じ光ファイバ又はモードフィールド径が同程度のものを用いて形成される。
【0022】
光ファイバ11aは、クラッド部12aとコア部13aからなり、光ファイバ11bは、クラッド部12bとコア部13bからなり、クラッド部12aと12bの外径は同じ(通常、125μm)であるが、コア部13aと13bのモードフィールド径が相違する。割り入れ光ファイバ11cは、一方の側が光ファイバ11aと同程度のモードフィールド径を有し、他方の側が光ファイバ11bと同程度のモードフィールド径を有している。
【0023】
割り入れ光ファイバ11cは、図1(B)に示すように、一方の側の光ファイバ11a’に光ファイバ11aと同程度のモードフィールド径のものを用い、他方の側の光ファイバ11b’に光ファイバ11bと同程度のモードフィールド径のものを用い、光ファイバ11a’と光ファイバ11b’とを融着接続する。この融着接続部15は、図3(A)に示した方法でTEC処理を行ない、光ファイバ11a’側のモードフィールド径を拡大し、光ファイバ11b’のモードフィールド径と一致させる。なお、光ファイバ11a’と光ファイバ11b’は、光ファイバ11aと光ファイバ11bと全く同じものを用いてもよい。
【0024】
上述のようにして形成された割り入れ光ファイバ11cは、モードフィールド径が等しい光ファイバ11bと光ファイバ11b’とを接続点X1で融着接続し、モードフィールド径が等しい光ファイバ11aと光ファイバ11a’とを接続点X2で融着接続する。それぞれの接続点X1とX2においては、モードフィールド径が等しいので、単に融着接続するだけでよく、TEC処理は不要となる。
【0025】
他の割り入れ光ファイバ11cは、図1(C)に示すように、モードフィールド径が小さい方の光ファイバ11aと同程度のモードフィールド径を有する光ファイバ11a’を用いる。この光ファイバ11a’を図3(B)で示した方法でTEC処理を行ない、一方の端部にモードフィールド径拡大部16を形成し、光ファイバ11bのモードフィールド径と一致整合させる。
【0026】
この方法で形成された割り入れ光ファイバ11cは、図1(B)の割り入れ光ファイバと同様に、モードフィールド径が等しい光ファイバ11bと光ファイバ11b’とを接続点X1で融着接続し、モードフィールド径が等しい光ファイバ11aと光ファイバ11a’とを接続点X2で融着接続する。それぞれの接続点X1とX2においては、モードフィールド径が等しいので、単に融着接続するだけでよく、TEC処理は不要となる。図1(C)の割り入れ光ファイバは、図1(B)の例と比べて、融着接続部がないため補強箇所が少なく、また、割り入れ光ファイバ長さを短くすることができ、高強度接続するのに有利である。
【0027】
次に、図2により海底光ケーブルの障害を受けた部分を補修する場合の例を説明する。図2(A)〜図2(F)は、割り入れ光ファイバの準備から融着接続部の補強までの工程を示す図である。図中の符号は、図1に用いたのと同じ符号を用いることにより説明を省略する。なお、修理を要する光ケーブルをAとし、修理のための補修用の光ケーブルをBとして説明する。
【0028】
先ず、図2(A)示すように、割り入れ光ファイバ11cの作製を行なう。割り入れ光ファイバ11cは、例えば、一方の光ファイバ11a’に、モードフィールド径が通常より小さい径のものを選定し、他方の光ファイバ11b’に、補修用として準備する光ケーブルBと同じモードフィールド径を有する光ファイバを用いる。光ファイバ11a’と光ファイバ11b’の原材料となる光ファイバ心線の長さは、1m以下の短尺のものでよく、端部のファイバ被覆を除去して互いに融着接続する。
【0029】
融着接続には、被覆部分をクランプして、被覆除去された裸のガラス部分にものが触れないようにして融着させる高強度接続といわれている方法で行なうのが望ましい。この後、融着接続部を図3(A)に示すような方法でTEC処理を行ない、光ファイバ11a’と光ファイバ11b’のモードフィールド径の違いを整合させる。この融着接続部にTEC処理をおこなった接続点をYで示す。
【0030】
次いで、図2(B)に示すように、光ファイバ11a’又は光ファイバ11b’の何れか一方を、接続点Yから所定の距離Lを残してカットする。図の例では、モードフィールド径の大きい側の光ファイバ11b’を切断点Z1でカットしている。切断距離Lは、3.0mm程度とするのが好ましい。光ファイバ11a’側はカットせず、光ファイバ心線の形で収納保管して補修用の光ケーブルBと共に修理現場に持参する。なお、光ファイバ11a’には、敷設されている海底光ケーブルの光ファイバ種別をある程度予想して複数種の光ファイバを用い、複数種の割り入れ光ファイバ11cを作製して持参するのが望ましい。
【0031】
図2(C)〜図2(F)は、船上における作業工程である。実際の補修作業に先立って、海底光ケーブルの修理を必要とする部分の光ケーブルAを船上に引き上げ、障害部分を切断除去し、補修用の光ケーブルBと置き換える準備をする。次いで、光ケーブルA及び光ケーブルBの端部の外被を除去して、光ファイバ接続に必要とされる長さの光ファイバ心線を露出させると共に、ファイバ被覆が除去して、所定長さのガラスファイバを露出させる。
【0032】
先ず、図2(C)に示すように、割り入れ光ファイバ11cのカットされている光ファイバ11b’と同じモードフィールド径の光ケーブルBの光ファイバ11bとを接続点X1として融着接続する。このとき、他方の光ファイバ11a’側はカットされていない光ファイバ心線状態のままとし、接続点X1の融着接続時におけるファイバ保持等の処理が容易に行なえるようにしている。なお、割り入れ光ファイバ11cが光ファイバ11a’側がカットされている場合は、光ケーブルA側の光ファイバ11aと接続することとなる。
【0033】
次いで、図2(D)に示すように、割り入れ光ファイバ11cの光ファイバ11a’側を、接続点Yから所定の距離Lを残して切断点Z2でカットする。この距離Lは図2(B)の場合と同様に、3.0mm程度とするのが好ましい。この状態で、光ケーブルB側の光ファイバ11bに割り入れ光ファイバ11cが接続された状態となる。
【0034】
次いで、図2(E)に示すように、光ケーブルAの光ファイバ11aを割り入れ光ファイバ11cの光ファイバ11a’と接続点X2で融着接続する。この段階で、光ケーブルAの光ファイバ11aと光ケーブルBの光ファイバ11bは、割り入れ光ファイバ11cを介して接続される。船上で行なわれた接続点X1とX2の融着接続部は、モードフィールド径がほぼ同程度の光ファイバ同士の融着接続で形成されるので、モードフィールド径の整合のためのTEC加熱は不要である。
【0035】
接続点X1及びX2の融着接続が終えた後、図2(F)に示すように、予め融着接続されTEC処理された接続点Yを含めて、全体を1つの補強部材Cに収納して一体に補強する。割り入れ光ファイバ11cの長さが長い場合は、それぞれの接続点毎に補強することとなる。割り入れ光ファイバ11cの長さを、上述したようにカット距離Lを3.0mm程度とすることにより、接続点X1とX2間の距離を狭めることができ、1つの補強部材Cでの補強が可能となる。また、図1(C)で例示したような割り入れ光ファイバを用いることにより、接続点X1とX2間の距離をさらに狭めることができる。この結果、光ケーブルの補修スペースを小さくして収納することが可能となる。
【0036】
以上、単心の光ファイバの接続について説明したが、多心光ファイバの一括融着接続及び多心一括TEC処理も実用化されていることから、多心の光ファイバ、例えば光ファイバテープ心線についても同様な方法を用いて実施することが可能である。
【0037】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、モードフィールド径が異なる光ファイバを収納した複数種の光ケーブルからなる伝送線路を修理するような場合に、補修用の光ケーブルとして1種類の光ケーブルを用い、かつ融着接続後のモードフィールド径整合のためのTEC加熱を行なうことなく低損失の接続を行なうことができる。また、作業現場での環境に影響されず、作業時間を短縮することができ、接続部の補強スペースも小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の概略を説明する図である。
【図2】本発明を海底光ケーブルの修理に適用した例を示す図である。
【図3】従来の技術を説明する図である
【図4】従来の他の技術を説明する図である。
【符号の説明】
11a,11b…光ファイバ、11c…割り入れ光ファイバ、12a、12b…クラッド部、13a,13b…コア部、14a,14b…ファイバ被覆、15…融着接続部、16…モードフィールド径拡大部。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical fiber connection method for connecting optical fibers having different mode field diameters by fusion.
[0002]
[Prior art]
In long-distance optical communication using an optical cable, in particular, optical communication using a submarine optical cable, transmission with low loss and low dispersion is required. In addition, a wavelength multiplexing (WDM) optical transmission system that widens a wavelength band for increasing the amount of transmission information and increasing the speed has been receiving attention. For this reason, for example, in long-distance optical transmission such as a submarine optical cable, a single-mode optical fiber (SMF) and a dispersion-shifted optical fiber (DSF) are used so that optimum transmission loss and chromatic dispersion can be obtained over the entire length of the submarine optical cable. In some cases, an optical fiber transmission line is configured by connecting various optical cables containing a non-zero dispersion shifted optical fiber (NZ-DSF) or the like (for example, see Patent Document 1).
[0003]
In such a case, if any trouble occurs in the transmission line, the troubled part is cut and removed, and replaced with a repair optical cable to repair. As a repair optical cable prepared for restoration, it is desirable to use an optical cable of the same type as the damaged optical cable. However, when multiple types of optical cables are used for long-distance transmission lines, such as submarine optical cables, the type of optical cable that has failed cannot be specified in many cases, and the length of the optical cable for repair is also specified. Can not do it. For this reason, all types of anticipated optical cables must be prepared and transported as repair optical cables. Therefore, it is desirable to use one type of optical cable as the optical cable prepared for repair.
[0004]
However, when different types of optical fibers are fusion spliced, if the mode field diameters of the optical fibers connected to each other are different, a step in the mode field diameter occurs at the connection point and the connection is not smooth, so the connection loss increases, It is known that it is difficult to keep the connection loss below a practical connection loss. For this reason, the fusion spliced portion is subjected to additional heat treatment to thermally diffuse the dopant in the core portion toward the clad portion, to match the mode field diameter of the spliced portion to form a smooth connection shape (Thermally-diffused Expanded Core). , Hereinafter referred to as TEC) (for example, see Patent Document 2).
[0005]
FIG. 3 is a diagram showing an example of the TEC process described above. FIG. 3A shows an example in which optical fibers having different mode field diameters are fusion-spliced to each other and then subjected to TEC processing. FIG. 3B is a view showing a mode field in which an intermediate portion of one optical fiber is subjected to TEC processing. It is a figure showing the example which enlarges a diameter beforehand. In the figure, 1a and 1b are optical fibers, 2a and 2b are glass fiber portions (cladding portions), 3a and 3b are core portions, 4 is a fiber coating portion, 5 is a fusion splicing portion, 6 is a burner, and 7 is a mode field. 3 shows an enlarged diameter portion.
[0006]
In FIG. 3A, the optical fibers 1a and 1b fused to each other have the same outer diameter of the glass fiber portion (cladding portion) 2, but the mode field diameter of the core portions 3a and 3b (in the above publication, Core diameter) and its relative refractive index difference. The optical fibers 1a and 1b are butt-spliced by disposing the connection end faces facing each other and then melting the connection end faces by arc discharge or the like. Simply by fusion splicing, in the fusion spliced portion 5, due to a difference in mode field diameter between the core portion 3a of the optical fiber 1a and the core portion 3b of the optical fiber 1b, the connection is discontinuous and the connection loss increases.
[0007]
In order to improve this, the vicinity of the fusion splicing section 5 is additionally heated by a micro torch or a burner 6 using a combustion gas to perform TEC processing. This heating is performed at a temperature and time at which the optical fibers 1a and 1b do not melt themselves, but the dopant added to the cores 3a and 3b thermally diffuses toward the clad. Due to this heating, the dopant added to the core portions 3a and 3b is thermally diffused toward the clad portion 2, and the mode field diameter at the fusion spliced portion of the core portions 3a and 3b is enlarged, as shown by the enlarged portion 7. A smooth connection shape can be obtained.
[0008]
The optical fiber 1a having a smaller mode field diameter and a higher dopant concentration has more dopant thermally diffused than the optical fiber 1b having a larger mode field diameter and a lower dopant concentration. Therefore, the mode field diameter on the optical fiber 1a side is enlarged in a taper shape larger than that on the optical fiber 1b side, and the discontinuous state is reduced. When such fibers 1a and 1b having different mode field diameters are fusion-spliced, the above-mentioned TEC processing is performed so that the optical fiber 1a having a small mode field diameter is changed to the mode field diameter of the other optical fiber 1b. It has been found that the connection loss can be gradually reduced to reduce the connection loss.
[0009]
Further, as shown in FIG. 3B, the intermediate portion of the optical fiber 1a having the smaller mode field diameter is heated in advance and subjected to the TEC process to form the mode field diameter enlarged portion 7. Thereafter, the TEC-processed portion is cut at the center portion, and the portion whose mode field diameter is increased by the cutting is fusion-spliced to the other optical fiber 1b having the larger mode field diameter.
[0010]
In addition, a connection method using an intermediate optical fiber for connecting optical fibers having different mode field diameters is known (for example, see Patent Document 3). FIG. 4 is a diagram schematically illustrating this connection method. In the figure, reference numeral 1c denotes an intermediate fiber, 2c denotes a cladding portion, 3c denotes a core portion, and the other reference numerals are the same as those used in FIG.
[0011]
In FIG. 3, for example, it is assumed that the optical fiber 1a is a dispersion-compensating optical fiber including a germanium-doped core and a fluorine-doped side core, and a clad made of pure silica. When this optical fiber 1a is fusion-spliced to an optical fiber 1b (ordinary single mode optical fiber) having a different mode field diameter, the optical fiber 1a having a small mode field diameter has a core formed by a fluorine-doped side core even after TEC heating. It is said that the Ge dopant of the portion 3a is not sufficiently diffused to the cladding 2a side, and it is difficult to match the mode dopant to the mode field diameter of the optical fiber 1b.
[0012]
The connection method disclosed in Patent Document 3 described above uses an intermediate optical fiber 1c for connecting the optical fiber 1a (dispersion compensating optical fiber) and the optical fiber 1b (normal single mode optical fiber) having different mode field diameters. It is a method using. The intermediate optical fiber 1c is an optical fiber having the same mode field diameter as the optical fiber 1a and comprising a germanium-doped core 3c and a fluorine-doped clad 2c. According to this method, since the fusion spliced portion 5 of the optical fiber 1a and the intermediate fiber 1c has the same mode field diameter, TEC heating after fusion splicing is unnecessary. The fusion splicing portion 5 between the optical fiber 1b and the intermediate optical fiber 1c diffuses the germanium dopant of the core portion 3c of the intermediate optical fiber 1c toward the cladding 2c by TEC heating after the fusion splicing, and the mode field diameter of the optical fiber 1b. It is said that it can be matched.
[0013]
[Patent Document 1]
JP 2001-228336 A [Patent Document 2]
Japanese Patent No. 2618500 (FIGS. 2 and 3 and their descriptions)
[Patent Document 3]
See JP-A-8-190030 (FIG. 1 and its description)
[0014]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-mentioned Patent Document 1, in repairing a submarine optical cable, one kind of non-zero dispersion-shifted optical fiber having a small absolute value of the chromatic dispersion value is used as an optical cable for repairing an optical transmission line using a different optical cable. It has been disclosed. Thereby, it is said that the influence of chromatic dispersion on the entire optical transmission line can be reduced. However, no consideration has been given to measures against connection loss due to different mode field diameters. For this reason, it is considered that the TEC heating is performed on the ship by the method as shown in FIG. 3A for connection loss due to the difference in the mode field diameter.
[0015]
On the other hand, according to Patent Document 2, a normal burner is used for TEC heating. A heating device using a burner is relatively large, and depending on the work site or work environment, the TEC device may not be brought in, or even if it is brought in, the TEC device may not be used due to safety problems or the like. For this reason, the TEC process may not be performed, or the normal TEC process may not be performed, and the connection loss may not be suppressed to a predetermined value or less, which may cause variation.
[0016]
A method of using an intermediate fiber for fusion splicing between different optical fibers in which it is difficult to match the mode field diameter by TEC processing as in Patent Document 3 is effective. However, in this case as well, for connection at sea, a burner for TEC processing must be prepared, and TEC processing must be performed in an environment in which the flame of the burner fluctuates, as in the case described above. Furthermore, a special optical fiber must be prepared as an intermediate fiber, which is not a suitable method from the viewpoint of workability for connecting an optical fiber at a work site such as at sea.
[0017]
When connection is performed using an intermediate fiber, there are a plurality of fusion spliced portions. For this reason, when each of the connection portions is reinforced, at least two or more reinforced portions are required, and the reinforced space as a whole is increased. For this reason, when the storage space for reinforcement is narrow like a submarine optical cable, it may not be applicable in some cases.
[0018]
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and provides a single type of optical cable as a repair optical cable in the event of a failure occurring in an optical transmission line composed of a plurality of optical cables having different types of stored optical fibers. It is an object of the present invention to provide an optical fiber connection method that can be used and does not require TEC heating for mode field diameter matching after fusion splicing, and can reduce a space for connection reinforcement.
[0019]
[Means for Solving the Problems]
An optical fiber connecting method according to the present invention is an optical fiber connecting method in which two sets of optical fibers having different mode field diameters are connected by fusion, and a mode field diameter substantially equal to the two sets of optical fibers is provided on both sides. In this method, a short cut optical fiber is prepared in advance, and the cut optical fiber and two sets of optical fibers are fusion-spliced.
[0020]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 1A is a diagram for explaining the outline of the present invention, and FIGS. 1B and 1C are diagrams showing examples of an interrupting optical fiber. In the figure, 11a and 11b are optical fibers, 11c is an interrupting optical fiber, 12a and 12b are clad portions, 13a and 13b are core portions, 14a and 14b are fiber coatings, 15 is a fusion spliced portion, and 16 is a mode field diameter. The enlarged part is shown.
[0021]
According to the present invention, as shown in FIG. 1A, an interrupting optical fiber 11c is used to connect two sets of single-core or multi-core optical fibers 11a and 11b having different mode field diameters. In addition, in order to simplify the description, an example of a single-core optical fiber will be described. The optical fiber 11a is, for example, a dispersion-shifted optical fiber having a mode field diameter of about 4 to 6 μm, and the optical fiber 11b is a single-mode optical fiber or a non-zero dispersion-shifted optical fiber having a mode field diameter of about 9 to 12 μm. Further, the interrupting optical fiber 11c is formed using the same optical fiber as that of the optical fibers 11a and 11b or having the same mode field diameter.
[0022]
The optical fiber 11a includes a clad portion 12a and a core portion 13a, and the optical fiber 11b includes a clad portion 12b and a core portion 13b. The outer diameters of the clad portions 12a and 12b are the same (usually 125 μm). The mode field diameters of the portions 13a and 13b are different. One side of the interrupting optical fiber 11c has the same mode field diameter as the optical fiber 11a, and the other side has the same mode field diameter as the optical fiber 11b.
[0023]
As shown in FIG. 1 (B), the optical fiber 11c on the one side has a mode field diameter similar to that of the optical fiber 11a, and the optical fiber 11b 'on the other side uses the interrupting optical fiber 11c. The optical fiber 11a 'and the optical fiber 11b' are fusion-spliced by using a fiber having the same mode field diameter as the optical fiber 11b. The fusion splicing section 15 performs TEC processing by the method shown in FIG. 3A to enlarge the mode field diameter on the optical fiber 11a 'side so as to match the mode field diameter of the optical fiber 11b'. The optical fibers 11a 'and 11b' may be exactly the same as the optical fibers 11a and 11b.
[0024]
The interrupting optical fiber 11c formed as described above is fusion spliced at the connection point X1 between the optical fiber 11b and the optical fiber 11b 'having the same mode field diameter, and the optical fiber 11a and the optical fiber 11 having the same mode field diameter are connected. 11a 'at a connection point X2. At the connection points X1 and X2, since the mode field diameters are equal, it is only necessary to perform fusion splicing, and TEC processing is not required.
[0025]
As shown in FIG. 1C, an optical fiber 11a 'having a mode field diameter similar to that of the optical fiber 11a having a smaller mode field diameter is used as the other optical fiber 11c. The optical fiber 11a 'is subjected to TEC processing by the method shown in FIG. 3B, and a mode field diameter expanding portion 16 is formed at one end to match and match the mode field diameter of the optical fiber 11b.
[0026]
The interrupted optical fiber 11c formed by this method is obtained by fusing an optical fiber 11b and an optical fiber 11b 'having the same mode field diameter at a connection point X1, similarly to the interrupted optical fiber of FIG. The optical fibers 11a and 11a 'having the same mode field diameter are fusion-spliced at a connection point X2. At the connection points X1 and X2, since the mode field diameters are equal, it is only necessary to perform fusion splicing, and TEC processing is not required. The interrupted optical fiber of FIG. 1C has less reinforced portions because there is no fusion splicing part, and the length of the interrupted optical fiber can be reduced as compared with the example of FIG. 1B. It is advantageous for high strength connection.
[0027]
Next, an example of repairing a damaged portion of the submarine optical cable will be described with reference to FIG. 2 (A) to 2 (F) are views showing steps from preparation of the interleaved optical fiber to reinforcement of the fusion spliced portion. The description of the reference numerals in the figure is omitted by using the same reference numerals as those used in FIG. The optical cable requiring repair is described as A, and the optical cable for repair for repair is described as B.
[0028]
First, as shown in FIG. 2A, an optical fiber 11c is manufactured. As the interrupting optical fiber 11c, for example, one having a mode field diameter smaller than usual is selected for one optical fiber 11a 'and the same mode field as the optical cable B prepared for repair is selected for the other optical fiber 11b'. An optical fiber having a diameter is used. The length of the optical fiber core wire as a raw material of the optical fiber 11a 'and the optical fiber 11b' may be a short one of 1 m or less.
[0029]
The fusion splicing is desirably performed by a method called a high-strength splicing in which the coated portion is clamped so as to prevent the bare glass portion from which the coating has been removed from coming into contact with the glass portion, and is fused. Thereafter, the fusion spliced portion is subjected to TEC processing by a method as shown in FIG. 3 (A) to match the difference in the mode field diameter between the optical fiber 11a 'and the optical fiber 11b'. A connection point at which the TEC process is performed on the fusion spliced portion is indicated by Y.
[0030]
Next, as shown in FIG. 2B, either the optical fiber 11a 'or the optical fiber 11b' is cut leaving a predetermined distance L from the connection point Y. In the example of the figure, the optical fiber 11b 'on the side with the larger mode field diameter is cut at the cutting point Z1. The cutting distance L is preferably about 3.0 mm. The optical fiber 11a 'side is not cut, but is stored and stored in the form of an optical fiber core, and brought to the repair site together with the optical cable B for repair. It is preferable that a plurality of types of optical fibers be used for the optical fiber 11a 'with some prediction of the type of the optical fiber of the submarine optical cable being laid, and that a plurality of types of interrupting optical fibers 11c be produced and brought.
[0031]
2 (C) to 2 (F) show work steps on the ship. Prior to the actual repair work, the portion of the optical cable A requiring repair of the submarine optical cable is lifted onto the ship, the obstacle is cut and removed, and preparations are made for replacement with the repair optical cable B. Next, the jackets at the ends of the optical cables A and B are removed to expose the optical fiber core wires having the length required for optical fiber connection, and the fiber coating is removed. Expose the fiber.
[0032]
First, as shown in FIG. 2C, the optical fiber 11b 'of the optical cable B having the same mode field diameter as the cut optical fiber 11b' is fusion-spliced as a connection point X1. At this time, the other optical fiber 11a 'side is kept in an uncut optical fiber core state so that processing such as fiber holding at the time of fusion splicing of the connection point X1 can be easily performed. When the optical fiber 11c is cut on the optical fiber 11a 'side, the optical fiber 11c is connected to the optical fiber 11a on the optical cable A side.
[0033]
Next, as shown in FIG. 2D, the optical fiber 11a 'side of the interstitial optical fiber 11c is cut at a cutting point Z2 leaving a predetermined distance L from the connection point Y. This distance L is preferably set to about 3.0 mm as in the case of FIG. In this state, the optical fiber 11c is connected to the optical fiber 11b on the optical cable B side.
[0034]
Next, as shown in FIG. 2 (E), the optical fiber 11a of the optical cable A is inserted into the optical fiber 11a 'and the optical fiber 11a' of the optical fiber 11c is fusion-spliced at the connection point X2. At this stage, the optical fiber 11a of the optical cable A and the optical fiber 11b of the optical cable B are connected via the interrupt optical fiber 11c. Since the fusion spliced portion of the connection points X1 and X2 made on the ship is formed by fusion splicing of optical fibers having almost the same mode field diameter, TEC heating for matching the mode field diameter is unnecessary. It is.
[0035]
After the fusion splicing of the connection points X1 and X2 is completed, as shown in FIG. 2 (F), the whole including the connection point Y which has been fusion-spliced and subjected to TEC processing is stored in one reinforcing member C. And reinforced together. When the length of the interrupting optical fiber 11c is long, reinforcement is provided for each connection point. The distance between the connection points X1 and X2 can be reduced by setting the length of the interleaved optical fiber 11c to the cut distance L of about 3.0 mm as described above. It becomes possible. In addition, the distance between the connection points X1 and X2 can be further reduced by using an interrupting optical fiber as exemplified in FIG. As a result, the optical cable repair space can be reduced and stored.
[0036]
The connection of single-core optical fibers has been described above. However, since multi-fusion fusion splicing of multi-core optical fibers and multi-core batch TEC processing have also been put to practical use, multi-core optical fibers, for example, optical fiber tapes Can be implemented using a similar method.
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when repairing a transmission line composed of a plurality of types of optical cables housing optical fibers having different mode field diameters, one type of optical cable is used as a repair optical cable, and Low-loss connection can be performed without performing TEC heating for mode field diameter matching after fusion splicing. In addition, the working time can be shortened without being affected by the environment at the work site, and the space for reinforcing the connecting portion can be reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram schematically illustrating an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing an example in which the present invention is applied to repair of a submarine optical cable.
FIG. 3 is a diagram illustrating a conventional technique. FIG. 4 is a diagram illustrating another conventional technique.
[Explanation of symbols]
11a, 11b optical fiber, 11c interrupt optical fiber, 12a, 12b clad part, 13a, 13b core part, 14a, 14b fiber coating, 15 fusion spliced part, 16 mode field diameter enlarged part.