JP2004163544A - Data processor, content distribution system, and program - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDやMD、或いはハードディスク等の記録媒体に記録されたコンテンツに合った他のコンテンツをユーザーに提供するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
現在では、伴奏、即ち例えばリズムやコード(和音)を自動的に発音させる自動伴奏機能はデータ処理装置である電子楽器に標準的に搭載されている。それにより、ユーザはその機能を利用することで一人でもアンサンブル演奏のような楽しみ方を味わえるようになっている。
【0003】
自動伴奏機能が搭載された電子楽器には、ユーザーの様々な要求に幅広く対応できるように、通常、音楽ジャンル別に分けて多数の伴奏再生用のデータ(以降、「伴奏データ」と呼ぶ)が記憶されている。伴奏を構成するリズムは、標準で再生されるノーマルの他に、イントロダクション(序奏。以下「イントロ」と略記)、及びフィルイン等の複数の要素を持っているのが普通であり、バリエーションも豊富なことが多い。このようなこともあって、1つの音楽ジャンルに複数の伴奏データが用意されているのが普通である。
【0004】
1つの音楽ジャンルに複数の伴奏(伴奏データ)が用意されている場合、当然のことながら、ユーザーは演奏を望む曲の音楽ジャンルに用意された伴奏のなかから適切な伴奏を選択しなければならない。適切な伴奏を選択するには、音楽的な知識が豊富な人であっても、リズムを構成する各要素を考慮しつつ、各伴奏データを再生させて聴き比べてみることが必要である。このため、適切な伴奏の選択に非常に面倒な作業を伴うのが実情となっていた。
【0005】
伴奏の選択に面倒な作業が必要ということは、自動伴奏機能による伴奏との合奏を迅速に開始できないということを意味する。このようなことを回避できるように、演奏を望む曲に合った適切な伴奏をユーザーが容易に選択できるようにすることが望まれていた。これは、コンテンツの種類に限らず、複数、用意されているコンテンツのなかから適切なコンテンツを選択しようとするデータ処理装置のユーザーが広く望んでいることであると考えられる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−202783号公報
本発明の課題は、複数、用意されているコンテンツのなかで適切なコンテンツをデータ処理装置のユーザーが容易に選択できるようにするための技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のデータ処理装置は、記録媒体にアクセスする記憶装置を搭載、或いは接続可能なことを前提とし、記憶装置を介して、コンテンツが記録された記録媒体から所定のデータを該コンテンツの識別用データとして読み出すアクセス制御手段と、アクセス制御手段が記憶装置に読み出させた識別用データを基に、記録媒体に記録されているコンテンツに対応付けられた他のコンテンツを提示するコンテンツ提示手段と、コンテンツ提示手段が提示した他のコンテンツを再生する再生手段と、を具備する。
【0008】
なお、上記コンテンツ提示手段は、通信ネットワークを介して接続されたコンテンツ配信システムに識別用データを送信することにより、該コンテンツ配信システムから送信される他のコンテンツを示すデータを受信して該他のコンテンツを提示でき、再生手段は、コンテンツ配信システムから受信した他のコンテンツを再生できる、ことが望ましい。記録媒体は、コンテンツとして曲を記録したものであり、アクセス制御手段は、識別用データとして、曲を特定するためのデータを記憶装置に読み出させ、コンテンツ提示手段は、他のコンテンツとして、曲の演奏と合う伴奏を提示する、ことが望ましい。
【0009】
また、コンテンツ提示手段は、伴奏を構成するパート別に該パートの伴奏を他のコンテンツとして提示でき、再生手段は、コンテンツ配信システムからパート別に受信した他のコンテンツを再生できる、ことが望ましい。
本発明のコンテンツ配信システムは、記録媒体にアクセスする記憶装置を搭載、或いは接続可能なデータ処理装置を通信ネットワークと接続可能な端末装置として使用するユーザーを対象にコンテンツを配信できることを前提とし、端末装置から、コンテンツが記録された記録媒体に記録されている所定のデータを該コンテンツの識別用データとして通信ネットワークを介して受信するデータ受信手段と、データ受信手段が受信した識別用データを基に、該識別用データが読み出された記録媒体に記録されているコンテンツに対応付けられた他のコンテンツを特定し、該特定した他のコンテンツを示すデータを端末装置に送信するコンテンツ特定手段と、コンテンツ特定手段が特定した他のコンテンツを、端末装置からの要求により該端末装置に送信するコンテンツ配信手段と、を具備する。
【0010】
本発明の第1、及び第2の態様のプログラムは、それぞれ、本発明のデータ処理装置、及び本発明のコンテンツ配信システムの構築に用いられるデータ処理装置に実行させることを前提としており、それを実現させるための機能を搭載している。
【0011】
本発明では、コンテンツと、それと適切に関連し、且つそれとは異なる1つ以上の他のコンテンツと、を予め対応付けし、ユーザーのコンテンツの選択により、そのコンテンツと対応付けられた他のコンテンツをそのユーザーに提示する。そのようにして他のコンテンツを提示すると、ユーザーにとっては、複数、用意されている他のコンテンツのなかから選択の対象とすべき適切な他のコンテンツの範囲が限定された形となる。その結果、ユーザーは他のコンテンツの内容を知らなくとも、適切な他のコンテンツをより容易に選択できることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態によるデータ処理装置、及びコンテンツ配信システムを有するネットワークシステムの構成を示す図である。
【0013】
そのネットワークシステムは、図1に示すように、コンテンツを配信するサービス等の提供のために開設されたサイト101、及びデータ処理装置102を通信ネットワーク103により接続することで構築されている。それにより、本実施の形態によるデータ処理装置102は通信ネットワーク103と接続させた端末装置(このことから、以降「端末装置」と呼ぶ)として、本実施の形態によるコンテンツ配信システムはサイト101にアクセスした端末装置102を対象にコンテンツを配信するサービスを提供するものとして実現されている。
【0014】
上記通信ネットワーク103は、例えばインターネットや公衆網などをまとめて表したものである。端末装置102は、例えばパーソナル・コンピュータ(以下、「PC」)、PDA(Personal Digital Assistants )、或いは通信機能を搭載した電子楽器であり、例えば電話網、或いはケーブルテレビ網などの公衆網、及びインターネットとの接続サービスを行っているISP(Internet ServiceProvider )、或いは交換機などを介してそのインターネットと接続される。サイト101は、例えば専用線などを介してインターネットと接続されている。なお、通信ネットワーク103は、それら以外のもの、或いは別の組み合わせのものであっても良い。
【0015】
サイト(コンテンツ配信システム)101は、コンテンツとして、曲の伴奏、即ちそれを再生するためのデータ(以下、「リズムパターンデータ」と呼ぶ)を配信の対象としている。そのリズムパターンデータは、市販のCDに記録(収録)された曲(音楽データ)別に、その伴奏として適切なものを用意している。そのようにリズムパターンデータを用意したのは、楽器を演奏する人は、気に入って購入した音楽データ(曲)の演奏を行う希望を少なからず持っていると考えられる、CDは現在、その音楽データの販売用に最も利用されている記録媒体である、といったことからである。つまり、より幅広く端末装置102のユーザーを対象に、たとえ新たにリリースされた曲であっても、その曲に合った適切なリズムパターンデータの選択を含むその取得をそのユーザーが用意に行えるようにするためである。当然のことながら、通信ネットワーク103上で販売されている音楽データを対象にしても良い。言い換えれば、音楽データが記録された記録媒体は、MDやDVD、或いはハードディスク装置に搭載されたハードディスクなどであっても良い。
【0016】
CDに記録された音楽データ(曲)に合ったリズムパターンデータ(伴奏)を配信の対象にしたサイト101におけるサービス提供用に構築されたコンテンツ配信システムは、販売されたCDに記録されている曲に関するデータを格納したデータベース(DB)であるCDDBを管理するCDDBサーバー111、各種リズムパターンデータを格納したリズムパターンDBを管理するリズムパターンDBサーバー112、及びCDに記録された曲に合ったリズムパターンデータを検索するリズムパターン検索サーバー113、を備えた構成となっている。
【0017】
上記各サーバー111〜113は、サービス提供用にそれぞれ以下のようなデータを管理する。図2〜図4にそれぞれ示す説明図を参照して詳細に説明する。なお、そのデータは、例えば搭載、或いは接続されたハードディスク装置などの記憶装置に格納されている。
【0018】
図2は、CDDBサーバー111が管理するCDDBの内容を説明する図である。
CDDBには、CD別に、その識別用データやそれに記録されている曲を示すデータが格納される。図中の「CD(1)」〜「CD(4)」は、それぞれ1CDに対応するレコードを表している。括弧内の数字は例えばレコード番号を表している。
【0019】
そのレコードには、対応するCDに割り当てられた一意に識別するための番号(以降、図中に表記されたように「CD No.」と呼ぶ)、各曲を示す曲データ(図中「曲(1)」のように表記。括弧内の数字は曲が記録されたトラック番号を表している)が格納される。曲データは、曲名と、例えばその曲に割り当てられた一意に識別するための曲コードと、から構成される。CD No.は、周知のように、Qチャネルに記述されるデータである。なお、当然のことながら、CDの識別用データとしてはCD No.以外のデータを採用しても良い。
【0020】
リズムパターンDBサーバー112が管理するリズムパターンDBには、図3に示すようにリズムパターンデータが格納される。図中の「パターン(1)」等は、リズムパターンデータ自体、或いはその格納場所を示すデータが格納されたレコードを表している(以降、説明上、便宜的にデータ自体が格納されているとして説明する)。括弧内の数字は、例えばそれに割り当てられた番号(パターン番号)を表している。そのパターンデータは、図3中に表記したように、例えば「ドラム」「ベース」及び「コード1〜3」(コード進行)をパートとして構成される。ドラムパートは、例えば「イントロ」「ノーマル」「フィルイン」及び「エンディング」を要素(再生のタイミングが異なる)として構成される。特に図示していないが、他のパートも同様に複数の要素を備えている。
【0021】
リズムパターンデータを構成するパート、及び要素は、例えばスタンダードMIDIファイル(SMF)の形で格納されている。それにより、そのパターンデータの再生は、MIDIデータに付加された形の時間(タイム)データで示されるタイミングでそのMIDIデータを順次、処理していくことで行われる。
【0022】
リズムパターン検索サーバー113は、図4に示すように、CDに記録(収録)された曲とその伴奏として適切なリズムパターンデータの対応関係を示すデータを管理する。そのデータは、DB化しており(以降、そのDBを「対応DB」と呼ぶ)、図4中の「曲(1)〜(4)」は曲毎に設けたレコードを表している。括弧内の数字はレコード番号を表している。
【0023】
上記対応関係は、曲の音楽ジャンルやそのメロディの内容、その雰囲気などを考慮して決定している。曲の演奏内容の解析手法は構築されているために、それに合ったリズムパターンデータは高精度に特定することができる。リズムパターンデータ(伴奏)を提示するためにユーザーに所望の曲を選択させるのはこのためである。つまり、曲に合ったリズムパターンデータ(伴奏)を高精度に提示できるためである。
【0024】
各レコードには、対応する曲の曲コードや、その曲の伴奏として適切なリズムパターンデータを示すパターン番号が1つ以上、格納される。図4では「曲(1)」と表記のレコードにパターン番号が3つ格納されていることを示している。そのようにして、曲とそれに合ったリズムパターンデータの対応関係は、曲毎に用意したレコードに、その曲に合ったリズムパターンデータのパターン番号を格納することで特定できるようにしている。パターン番号の他には、特には図示していないが、その番号で示すパターンデータに付けられた名称(以降、「パターン名」と呼ぶ)が併せて格納されている。
【0025】
各サーバー111〜113は上述したようなデータを管理する。このことから、サイト(コンテンツ配信システム)101は、端末装置102からCD No.を受信すると、CDDBサーバー111にそれをキーとしてCDDBの検索を行わせることにより、それが読み出されたCDに記録(収録)されている曲を特定させ、その曲データを端末装置102に送信させる。その曲データを送信させたのは、端末装置102のユーザーに、リズムパターンデータを所望する曲を指定(選択)させるためであり、そのユーザーが所望する曲を指定(選択)した端末装置102からその曲の曲データを受信する。
【0026】
なお、CD No.を送信させるためには、当然のことながら、端末装置102のユーザーはそれに搭載、或いは接続されたドライブ(音楽データを記録した記録媒体としてCDを対象としていることを明確にするために、以降、「CDドライブ」と呼ぶことにする)に、リズムパターンデータを所望する曲が記録されたCDをセットすることが必要である。
【0027】
端末装置102から曲データを受信すると、サイト101は、リズムパターン検索サーバー113にそれをキーにして対応DBの検索を行わせて、その曲データが示す曲に合ったリズムパターンデータを示すパターン番号を抽出させる。端末装置102には、そのパターン番号やパターン名などを送信する。それにより、端末装置102にユーザーに、曲に合ったパターンデータのなかから所望のパターンデータを指定(選択)させる。
【0028】
ユーザーがパターンデータを指定した端末装置102からは、例えばそのパターン番号を受信する。サイト101は、その番号を受信すると、リズムパターンDBサーバー112にそれをキーにしてリズムパターンDBの検索を行わせることにより、その番号が示すリズムパターンデータを抽出させる。端末装置102には、抽出されたパターンデータを送信する。
【0029】
このようにして、本実施の形態では、端末装置102のユーザーに、リズムパターンデータを所望する曲が記録されたCDのセット→曲の指定→リズムパターンデータの指定、という流れで操作を行わせて、そのユーザーが所望するリズムパターンデータを配信するようにしている。そのパターンデータは、ユーザーが指定した曲に合った適切なパターンデータのなかから指定させている。それにより、視聴することなく、曲(通常、演奏を予定している曲である)に合った適切なパターンデータの選択を含め、それを迅速、且つ容易に再生できるようにさせている。
【0030】
図5は、上記端末装置(データ処理装置)102の構成図である。
その端末装置102は、通信機能を搭載した電子楽器に本発明を適用したものである。図5に示すように、装置102全体の制御を行う制御部501と、例えば液晶表示装置(LCD)や複数のLEDを有する表示部502と、各種スイッチを備えたスイッチ部503と、ユーザーが演奏操作の対象とする鍵盤部504と、例えばROMやRAMなどからなるメモリ部505と、制御部501の指示に従って発音させるべき楽音の波形データを生成する楽音発生部506と、その発生部506が出力した波形データをアナログのオーディオ信号に変換するD/Aコンバータ507と、そのコンバータ507が出力したオーディオ信号の増幅を行う増幅器508と、その増幅を行った後のオーディオ信号を音声に変換して放音するスピーカー509と、外部装置との通信を行うためのネットワークIF部510と、CD520に格納されたデータを読み取るCDドライブ511と、各部501〜506、510、及び511を互いに接続するバス512と、を備えて構成されている。
【0031】
上記ネットワークIF部510は、例えばPC、PDA、或いは携帯電話機などとの間で通信を行うためのものである。それにより、端末装置102は、PC、PDA、或いは携帯電話機などを介してインターネットと接続できるようになっている。ここでは便宜的に、端末装置102は、インターネットとの接続機能を有する携帯電話機などの通信機器を介してサイト101にアクセスするように製造されているものとする。つまり、IF部510にはそのような携帯電話機などが接続されるものとする。
【0032】
CDドライブ511は、音楽再生用の音楽データが記録(収録)されたCD520にアクセスする。その音楽データは、周知のように、変調されて記憶されている。このことから、CDドライブ511は、CD520から読み出したそのデータを復調してデジタルのオーディオ信号を生成し、生成したその信号をD/Aコンバータ507に出力することによりその再生を行う。サブコーディングとして記録されたP、Q、R、S、T、U、V、及びWの各チャネルのデータ(TOC(Table Of Contents )データを含む)は、バス512を介して制御部501に送出する。そのCDドライブ511自体は外付けであっても良い。
【0033】
メモリ部505を構成するROMには、制御部501が実行するプログラムや各種制御データなどが格納されている。制御部501は、電源がオンされると、メモリ部505を構成するROMからプログラムを読み出して実行することにより、装置102全体の制御を行う。本発明の適用は、サイト101が提供するサービスを受けるための機能をプログラムに搭載させる形で行われている。
【0034】
サイト101からダウンロードしたリズムパターンデータ(SMF)は、メモリ部505を構成するRAMに格納される。その再生は、制御部501が、MIDIデータに付加された形の時間(タイム)データで示されるタイミングでそのMIDIデータを順次、処理、即ち楽音発生部206にそのMIDIデータ、或いはそれに対応するコマンドを送出していくことで行われる。
【0035】
スイッチ部503は、例えば各種スイッチの他に、それらを走査してその状態を検出する検出回路を備えている。スイッチとしては、カーソルキー、テンキー、通信スイッチ、検索スイッチ、決定スイッチ、リズム選択スイッチ、スタート/ストップスイッチ、イントロスイッチ、フィルインスイッチ、エンディングスイッチ、PLAYスイッチ、STOPスイッチなどが設けられている。
【0036】
それらのスイッチのなかで、通信スイッチ、検索スイッチ、決定スイッチ、リズム選択スイッチは、サイト101が提供するサービスを受けられるように設けたものである。それらのスイッチを含め、各スイッチには以下のような機能が割り当てられている。
【0037】
カーソルキーやテンキーは、各種設定や選択を行うために設けたものであり、そのときの状況に応じて割り当てられる機能が変更される。PLAYスイッチは、CDドライブ511によるCD520の再生を指示するためのものであり、STOPスイッチはその再生の終了を指示するためのものである。スタート/ストップスイッチは、現在、選択されているリズムパターンデータの再生開始、或いはその終了を指示するためのものである。イントロスイッチは、リズムパターンデータを再生している場合に、要素としてイントロの再生を指示するためのものである。同様に、フィルインスイッチ、エンディングスイッチは、それぞれフィルイン、エンディングの再生をそれぞれ指示するためのものである。
【0038】
通信スイッチは、CDドライブ511にセットされたCD520に記録されている曲の曲データ(図2参照)の検索をサイト101に指示するためのものである。そのスイッチが操作された場合、制御部501は、CDドライブ511にセットされたCD520に記録されているCD No.をそのドライブ511から受け取り、ネットワークIF部510、それと接続された通信機器、及び通信ネットワーク103を介してサイト101に送信し、表示部502を構成するLCD上には、図6に示すようなリズム選択画面を表示させる。
【0039】
その画面には、データを表示するボックスとして、CDDB検索結果表示部601、リズムパターン候補表示部602、パターンリスト表示部603、及びトーンリスト表示部604が配置されている。それらのなかでトーンリスト表示部604を除く表示部が、リズムパターンデータの指定に係わるものである。具体的にはCDDB検索結果表示部601は、CD No.が読み出されたCD520に記録されている曲の曲データ(ここでは曲名)を配置するためのものであり、それを受信したサイト101から曲データを受信するのを待って配置する。リズムパターン候補表示部602は、それに配置された曲データのなかでユーザーが指定した曲データが示す曲に合ったリズムパターンデータを示すデータ(ここではパターン名)を配置するためのものである。パターンリスト表示部603は、リズムパターン候補表示部602に配置されたデータのなかでユーザーが指定したデータ、即ちサイト102からダウンロードしたリズムパターンデータを示すデータ(ここではパターン名)を配置するためのものである。
【0040】
上記検索スイッチは、CDDB検索結果表示部601に配置された曲データのなかで選択状態となっている曲データが示す曲に合ったリズムパターンデータの検索を指示するためのものである。制御部501は、そのスイッチが操作された場合、選択状態となっている曲データをサイト101に送信し、そのサイト101からは、その曲データが示す曲に合ったリズムパターンデータを示すデータ(パターン名)を受信してリズムパターン候補表示部602に配置する。
【0041】
決定スイッチは、検索スイッチと同様にして、リズムパターン候補表示部602に配置されたパターンデータを示すデータ(パターン名)のなかで選択状態となっているものが示すパターンデータの送信(ダウンロード)を指示するためのものである。そのスイッチを操作することにより、パターンリスト表示部603に、サイト101から受信(ダウンロード)したパターンデータを示すデータ(パターン名)が配置されることになる。
【0042】
リズム選択スイッチは、パターンリスト表示部603に配置されたデータ(パターン名)のなかで所望のパターンデータを示すものを選択するためのものである。そのスイッチを操作する度に、パターンリスト表示部603に配置されたデータのなかで選択状態となっているデータの位置は所定の方向にサイクリックに移動する。それにより、1曲に対し、複数のリズムパターンデータをダウンロードさせた場合には、そのなかから所望のものを選択できるようにさせている。
【0043】
電子楽器のような端末装置102に予め搭載されたリズムパターンデータは、それを随時、聴くことができることから、それに合った曲(演奏)を判断することは容易ということが考えられる。数多く演奏している曲では、それに合ったリズムパターンデータ(伴奏)を既に探し出している可能性がある。それらは何れも、曲に合った適切なパターンデータを提示する必要性が低いと考えられることを意味する。
【0044】
しかし、それまでに演奏していない、或いはその回数が少ないような曲では、それに合ったパターンデータを探し出していない可能性は非常に高くなる。そのようなパターンデータが予め搭載されているとも限らないことから、それを聴いていない可能性もある。購入の対象となるCDは、新曲のリリースに合わせて販売が開始されることが多く、新曲は、当然のことながら、それを聴いた回数自体が少ないのが普通である。これらのことから、CDに記録された曲に合ったパターンデータ(伴奏)をユーザーが知らない可能性は非常に高いと考えられる。そのようなことも、CDに記録された曲に合ったパターンデータを提示できるようにした理由の一つである。
【0045】
次に、上述したように曲に合ったパターンデータを提示する端末装置102、更にはそのためのサービスを提供するサイト101のそれぞれの動作について、図7〜図23に示す各種フローチャートを参照して詳細に説明する。
図7は、端末装置102の制御部501が実行する全体処理のフローチャートである。始めに図7を参照して、その全体処理について詳細に説明する。その全体処理は、端末装置102の制御部501が、メモリ部505を構成するROMに格納されたプログラムを読み出して実行することで実現される。
【0046】
電源がオンされた端末装置102は、先ず、ステップ701で装置102を予め定めた状態に設定するイニシャライズを行う。続くステップ702では、サイト101からデータをダウンロードするためのダウンロード処理を実行する。その次に移行するステップ703では、リズムパターンデータを再生するための自動伴奏処理を実行する。その実行後にはステップ704に移行する。
【0047】
ステップ704では、鍵盤部504へのユーザーの操作に応じて楽音を発音させるための鍵盤処理を実行する。その次のステップ705では、スイッチ部503を構成するPLAYスイッチやSTOPスイッチ等への操作に応じてCDドライブ511にセットされたCD520を再生するためのCD処理を実行する。その後は、ステップ706に移行して、スイッチ部503を構成する検出回路に各スイッチを走査させ、その走査結果を解析して各スイッチの状態、及びその変化を検出したり、表示部502を構成するLEDを駆動させるといったことを行うその他の処理を実行する。その後は上記ステップ702に戻り、それ以降の処理を同様に実行する。
【0048】
上述したように、電源がオンされている間、ステップ702〜706で形成される処理ループを繰り返し実行する。ステップ702のダウンロード処理やステップ703の自動伴奏処理、及びステップ705のCD処理は、各スイッチのなかで着目すべきスイッチの状態、及びその変化の検出結果を参照して行われる。それにより、ユーザーのスイッチ部503への操作に対応する形で端末装置102は動作するようになっている。
【0049】
以降は、上記全体処理内で実行されるサブルーチン処理について詳細に説明する。
図8は、上記ステップ702として実行されるダウンロード処理のフローチャートである。サブルーチン処理では、始めに図8を参照して、ダウンロード処理について詳細に説明する。この処理では、データをダウンロードするために、サイト101との間で通信が行われる。
【0050】
先ず、ステップ801では、CDドライブ511にセットされたCD520に収録されている曲に対応する曲データをサイト101からダウンロードするためのCDDBダウンロード処理を実行する。次のステップ802では、ダウンロードした曲データのなかでユーザーが選択(指定)した曲データが示す曲に合ったリズムパターンデータの検索をサイト101に依頼するためのリズムパターン候補検索処理を実行する。その後に移行するステップ803では、その検索によって抽出されたリズムパターンデータのなかでユーザーが選択(指定)したリズムパターンデータをサイト101からダウンロードするためのリズムパターンダウンロード処理を実行する。一連の処理はその実行後に終了する。
【0051】
ここで、上述のダウンロード処理中で実行される各サブルーチン処理について、図9〜図14にそれぞれ示すフローチャートを参照して詳細に説明する。各サブルーチン処理では、サイト101との間で通信を行うための処理が含まれている。このことから、図9〜図14では、その通信によりサイト101側で行われる処理、及びその流れも併せて示してある。その処理を実行するサイト101側のものとしては、サーバーを示してある。それにより、各サブルーチン処理の説明は、サイト101に設置されたサーバーの動作と関連させて行うこととする。各サブルーチン処理を実行する端末装置102への対応は、例えば各サーバー111〜113に搭載されたCPUが、それぞれハードディスク装置等に記録されたプログラムを実行することで実現される。
【0052】
サービスが有償か否か、サービスの提供に会員登録が必要か否か、などによってサイト101と端末装置102間で行う通信の内容や手順は異なる。ここでは、煩雑さを避けて本発明の理解を容易とするために、サービスは無償、その提供に会員登録は不要、という前提で説明を行うこととする。
【0053】
図9、及び図10は、上記ステップ801として実行されるCDDBダウンロード処理のフローチャートである。図8に示すダウンロード処理中で実行されるサブルーチン処理は、始めに図9、及び図10を参照して、CDDBダウンロード処理について詳細に説明する。その処理を実行する場合、サイト101側はCDDBサーバー111が対応する。
【0054】
先ず、ステップST101では、通信スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、即ちCDドライブ511にセットされたCD520に収録されている曲の曲データのダウンロードをユーザーが指示した場合、判定はYESとなってステップST102に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。なお、上述したように、例えば通信スイッチを含む各スイッチの状態、及びその変化の検出結果は、図7に示す全体処理内でステップ706として実行されるその他の処理の実行結果として渡される。これは、他のサブルーチン処理においても同様である。
【0055】
ステップST102では、変数CDFの値が1か否か判定する。その変数CDFには、CDドライブ511にCD520がセットされていれば1、そうでなければ0が代入される。このことから、CDドライブ511にCD520がセットされている場合、判定はYESとなってステップST103に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
【0056】
特に詳細な説明は省略するが、CD520をセット、或いは取り出すためにCDドライブ511のカバーを開けた後、それを閉じると、ドライブ511は、光ピックアップを駆動してCD520の検出を行い、その検出結果を制御部501に例えば割り込みによって通知する。電源がオンされたときも同様である。制御部501は、そのようにしてCD520が検出されたことを通知された場合に、変数CDFに1を代入する。そのCD520が検出されなかったことが通知された場合には、変数CDFに0を代入する。
【0057】
ステップST103では、例えばCDドライブ511に指示して、それにセットされたCD520に記録されているCD No.を読み取らせる。続くステップST104では、サイト101のCDDBサーバー111との接続要求を行う。その接続要求は、例えばネットワークIF部510に通信機器として携帯電話機が接続されている場合、制御部501が、IF部510を介して、インターネットとの接続を携帯電話機に指示した後、更にサーバー111に対応するURLの送信を指示することで行われる。これは、他のサーバー112、113との接続を行う場合も同様である。
【0058】
CDDBサーバー111は、端末装置102から接続要求が行われると、それに応答して、端末装置102に信号を返信する(ステップSS101)。それにより、リンクが確立したことを端末装置102に通知する。
リンクが確立すると、端末装置102は次に、ステップST103でCDドライブ511に読み取らせたCD No.をCDDBサーバー111に送信し、それに対応する曲データの検索を依頼する。表示部502を構成するLCDには、図6に示すガイド選択画面を表示させる(以上、ステップST105)。
【0059】
CDDBサーバー111は、端末装置102が送信したNO.を受信し(ステップSS102)、それをキーにしてCDDB(図2参照)の検索を行うことにより、端末装置102のCDドライブ511にセットされたCD520に収録された曲の曲データをそれぞれ抽出する(ステップSS103)。曲毎に曲データを抽出した後は、それらをまとめて(図中、それらをまとめたものを「曲データ群」と表記)端末装置102に送信する(ステップSS104)。
【0060】
端末装置102は、CDDBサーバー111から送信された曲データ群を受信し(図10のステップST106)、それらをメモリ部505のRAMに格納するとともに、表示部502のLCDに表示させた図6に示すリズム選択画面上のCDDB検索結果表示部601内には、曲データ群を構成する曲データ、例えば曲名を配置して表示させ、携帯電話機等の通信機器には、ネットワークIF部510を介して、インターネットとの接続の切断を指示する(ステップST107)。一連の処理はその後に終了する。
【0061】
図11、及び図12は、図8に示すダウンロード処理内でステップ802として実行されるリズムパターン候補検索処理のフローチャートである。次に図11、及び図12を参照して、その候補検索処理について詳細に説明する。その処理を実行する場合、サイト101側はリズムパターン検索サーバー113が対応する。
【0062】
先ず、ステップST201では、CDDBサーバー111から曲データ群を受信済みか否か判定する。その曲データ群を受信していない、即ちCDDB検索結果表示部601に表示された曲データのなかから所望の曲データを選択できる状態でない場合、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST202に移行する。
【0063】
ステップST202では、カーソルキーへのユーザーの操作に応じて、CDDB検索結果表示部601のなかで選択状態となっている曲データ(曲名)の位置を移動させる。その後に移行するステップST203では、検索スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップST204に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST202に戻る。それにより、ユーザーが検索スイッチを操作するまでの間、曲データ(曲名)の選択を行える状態を維持させる。
【0064】
ステップST204では、サイト101のリズムパターン検索サーバー113との接続要求を行う。その接続要求が行われたサーバー113は、それに応答して、端末装置102に信号を返信する(ステップSS201)。それにより、リンクが確立したことを端末装置102に通知する。
【0065】
リンクが確立すると、端末装置102は次に、現在、選択状態となっている曲データ、つまり曲名、曲コードをリズムパターン検索サーバー113に送信し、それに対応付けられたリズムパターンデータを示すデータであるパターン番号の検索を依頼する(ステップST205)。
【0066】
リズムパターン検索サーバー113は、端末装置102から送信された曲データを受信し(ステップSS202)、それをキーにして対応DB(図4参照)の検索を行うことにより、端末装置102にダウンロードする候補となるリズムパターンデータのパターン番号(図中では「リズムパターン候補番号」と表記)、パターン名を抽出する(ステップSS203)。抽出されるパターン番号は、通常、複数であり、それを抽出した後は、その番号、パターン名(図中では「リズムパターン候補名」と表記)を端末装置102に送信する(ステップSS204)。
【0067】
端末装置102は、リズムパターン検索サーバー113から送信されたパターン名、パターン番号を受信し(ステップST206)、それらをメモリ部505のRAMに格納するとともに、表示部502のLCDに表示させた図6に示すリズム選択画面上のリズムパターン候補表示部602内には、受信したパターン名を配置して表示させ、携帯電話機等の通信機器には、ネットワークIF部510を介して、インターネットとの接続の切断を指示する(図12のステップST207)。一連の処理はその後に終了する。
【0068】
図13、及び図14は、図8に示すダウンロード処理内でステップ803として実行されるリズムパターンダウンロード処理のフローチャートである。最後に図13、及び図14を参照して、そのダウンロード処理について詳細に説明する。その処理を実行する場合、サイト101側はリズムパターンDBサーバー112が対応する。
【0069】
先ず、ステップST301では、リズムパターン検索サーバー113から、ダウンロードの候補となるパターンデータのパターン番号、パターン名を受信済みか否か判定する。それらを受信していない、即ちリズムパターン候補表示部603に表示されたパターン名のなかから所望のパターン名を選択できる状態でない場合、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST302に移行する。
【0070】
ステップST302では、カーソルキーへのユーザーの操作に応じて、リズムパターン候補表示部603のなかで選択状態となっているパターン名の位置を移動させる。その後に移行するステップST303では、決定スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップST304に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST302に戻る。それにより、ユーザーが決定スイッチを操作するまでの間、パターン名の選択を行える状態を維持させる。
【0071】
ステップST304では、サイト101のリズムパターンDBサーバー112との接続要求を行う。その接続要求が行われたサーバー112は、それに応答して、端末装置102に信号を返信する(ステップSS301)。それにより、リンクが確立したことを端末装置102に通知する。
【0072】
リンクが確立すると、端末装置102は次に、現在、選択状態となっているパターン名に対応するパターン番号をリズムパターンDBサーバー112に送信し、それが割り当てられたリズムパターンデータのダウンロードを依頼する(ステップST305)。
【0073】
リズムパターンDBサーバー112は、端末装置102から送信されたパターン番号を受信し(ステップSS302)、それをキーにしてリズムパターンDB(図3参照)の検索を行うことにより、端末装置102にダウンロードすべきリズムパターンデータを抽出する(ステップSS303)。抽出したリズムパターンデータは端末装置102に送信する(ステップSS304)。
【0074】
端末装置102は、リズムパターンDBサーバー112から送信されたリズムパターンデータを受信し(ステップST306)、それをメモリ部505のRAMに確保した領域であるリズムパターンエリアに格納する(ステップST307)。その格納後は、表示部502のLCDに表示させた図6に示すリズム選択画面上のパターンリスト表示部603内に、受信したリズムパターンデータのパターン名を配置して表示させ、携帯電話機等の通信機器には、ネットワークIF部510を介して、インターネットとの接続の切断を指示する(図14のステップST308)。一連の処理はその後に終了する。
【0075】
このように、本実施の形態では、端末装置102のユーザーが通信スイッチ、検索スイッチ、及び決定スイッチをその順序で操作すると、図6に示すリズム選択画面が表示されて、それに配置されたCDDB検索結果表示部601、リズムパターン候補表示部602、及びパターンリスト表示部603にサイト101から受信した対応するデータが順次、表示されていくようになっている。それにより、最終的には、パターンリスト表示部603内にパターン名が配置されたリズムパターンデータのなかから所望のものをユーザーに選択させて再生させるようになっている。
【0076】
図7に示す全体処理内で実行されるサブルーチン処理の説明に戻る。
図15は、その全体処理内でステップ703として実行される自動伴奏処理のフローチャートである。次に図15を参照して、その自動伴奏処理について詳細に説明する。ここでは、自動伴奏処理が処理対象とするのは、サイト101からダウンロードしたリズムパターンデータのみであるとの前提で説明を行う。
【0077】
先ず、ステップ1501では、ユーザーのリズム選択スイッチへの操作に対応するためのリズム選択スイッチ処理を実行する。そのスイッチ処理を実行することにより、パターンリスト表示部603(図6参照)に配置されたパターン名のなかで選択状態となっているものの位置がリズム選択スイッチへの操作に応じて順次、移動する。
【0078】
ステップ1501に続くステップ1502〜1505では、それぞれ、スタートストップスイッチ、イントロスイッチ、フィルインスイッチ、エンディングスイッチへのユーザーの操作に対応するためのスタート/ストップスイッチ処理、イントロスイッチ処理、フィルインスイッチ処理、エンディングスイッチ処理、エンディングスイッチ処理を実行する。ステップ1505のエンディングスイッチ処理の実行後に移行するステップ1506では、リズムパターンデータを処理して楽音を発音させるための発音処理を実行する。一連の処理をその実行後に終了する。
【0079】
上記自動伴奏処理内で実行される各サブルーチン処理については、図16〜図21にそれぞれ示す各種フローチャートを参照して詳細に説明する。
再生する対象は、サイト101からダウンロードしたリズムパターンデータである。このため、ダウンロードしたリズムパターンデータが存在しない場合、即ちパターンリスト表示部603にパターン名が表示されていない場合、各サブルーチン処理では実質的な処理は行われないようになっている。しかし、ここでは便宜的に、図16〜図21では、ダウンロードしたリズムパターンデータが存在するか否かの判定に係わる部分は省いてフローチャートを示してある。
【0080】
図16は、上記ステップ1501として実行されるリズム選択スイッチ処理のフローチャートである。自動伴奏処理内で実行されるサブルーチン処理では、始めに図16を参照して、リズム選択スイッチ処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ1601では、リズム選択スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ1602に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
【0081】
ステップ1602では、リズムパターンデータの再生管理用の変数STFの値が、それの再生中でないことを示す値の0か否か判定する。パターンデータを再生中でない場合、その変数STFには0が代入されていることから、判定はYESとなってステップ1603に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。それにより、パターンデータの再生中は、リズム選択スイッチへの操作を無効とさせる。
【0082】
ステップ1603では、パターンリスト表示部603に配置させたパターン名のなかで選択状態とさせる(反転表示させる)パターン名の位置を一つ分、所定の方向にサイクリックにずらす処理を行う。続くステップ1604では、選択状態としたパターン名に対応するリズムパターンデータを再生の対象として指定(設定)する。その後、一連の処理を終了する。
【0083】
図17は、図15に示す自動伴奏処理内でステップ1502として実行されるスタート/ストップスイッチ処理のフローチャートである。次に図17を参照して、そのスイッチ処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ1701では、スタート/ストップスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ1702に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
【0084】
ステップ1702では、変数STFの値を反転、即ちその値がリズムパターンデータの再生中であることを示す1であれば0を、その値が0であれば1を代入する。その後に移行するステップ1703では、変数STFの値が1か否か判定する。変数STFに1が代入されていなかった場合、即ちパターンデータを再生中でなかった場合、判定はNOとなってステップ1704に移行し、楽音発生部506に発音中の全ての楽音の消音を指示した後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップ1705に移行する。
【0085】
ステップ1705では、リズムパターンデータを構成するデータのなかで処理対象とすべきデータを管理するための変数ADに、ノーマルのパターンデータの先頭に位置するデータのアドレスである開始アドレスの値を代入する。次のステップ1706では、その開始アドレス値で指定されるデータ(先頭のデータは時間データである)を変数tに代入する。その後に一連の処理を終了する。
【0086】
図3に示すように、リズムパターンデータは、複数のパートから構成されている。各パートのリズムパターンデータは、それぞれ並行に処理・再生される。しかし、その処理の方法はパートによる違いは基本的にないことから、ここでは、1パートにのみ着目している。これは、以降においても同様である。
【0087】
図18は、図15に示す自動伴奏処理内でステップ1503として実行されるイントロスイッチ処理のフローチャートである。次に図18を参照して、そのスイッチ処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ1801では、イントロスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ1802に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
【0088】
ステップ1802では、変数STFに1を代入する。続くステップ1803では、変数ADに、イントロのパターンデータの開始アドレスの値を代入する。その次のステップ1804では、その開始アドレス値で指定される時間データを変数tに代入する。その後に一連の処理を終了する。
【0089】
このように、イントロスイッチをユーザーが操作すると、変数STFに1を代入して、イントロからリズムパターンデータの再生を無条件で開始するようにしている。それにより、イントロは、イントロスイッチを操作することで随時、再生できるようにさせている。
【0090】
次に、図15に示す自動伴奏処理内でステップ1504として実行されるフィルインスイッチ処理について、図19に示すそのフローチャートを参照して詳細に説明する。
先ず、ステップ1901では、フィルインスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ1902に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
【0091】
ステップ1902では、変数STFの値が1か否か判定する。リズムパターンデータを再生中でなかった場合、それには1が代入されていないことから、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップ1903に移行する。
【0092】
ステップ1903では、変数ADに、フィルインのパターンデータの開始アドレスの値を代入する。その次に移行するステップ1904では、その開始アドレス値で指定される時間データを変数tに代入する。一連の処理はその後に終了する。
【0093】
このように、リズムパターンデータの再生中にフィルインスイッチを操作すると、それまでの要素に代わってフィルインが再生される。それにより、ユーザーはフィルインを随時、再生させることができるようになっている。
図20は、図15に示す自動伴奏処理内でステップ1505として実行されるエンディングスイッチ処理のフローチャートである。次に図20を参照して、そのスイッチ処理について詳細に説明する。
【0094】
先ず、ステップ2001では、変数STFの値が1か否か判定する。それに1が代入されていた場合、判定はYESとなってステップ2002に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
ステップ2002では、エンディングスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ2003に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
【0095】
ステップ2003では、変数ADに、エンディングのパターンデータの開始アドレスの値を代入する。次のステップ2004では、その開始アドレス値で指定される時間データを変数tに代入する。一連の処理はその後に終了する。
図21は、図15に示す自動伴奏処理内でステップ1506として実行される発音処理のフローチャートである。最後に図21を参照して、その発音処理について詳細に説明する。
【0096】
先ず、ステップ2101では、変数STFの値が1か否か判定する。それに1が代入されていた場合、判定はYESとなってステップ2102に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
ステップ2102では、時間データで表現できる最小時間である最小単位時間が経過したか否か判定する。リズムパターンデータの再生を開始してから、或いは前回、経過したと判定してからその最小単位時間が経過した場合、判定はYESとなり、次にステップ2103で変数tの値をデクリメントした後、ステップ2104に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
【0097】
ステップ2104では、変数tの値が0か否か判定する。それに代入された時間データの次に位置するデータが処理すべきタイミングとなった場合、変数tの値は0となることから、判定はYESとなってステップ2105に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
【0098】
ステップ2105では、変数ADの値をインクリメントする。続くステップ2106では、変数ADの値が示すアドレスが、再生中である要素のリズムパターンデータの最終アドレスか否か判定する。その値がその要素のリズムパターンデータの最後に位置するデータを示していたような場合、判定はYESとなってステップ2107に移行する、そうでない場合には、判定はNOとなってステップ2112に移行する。
【0099】
ステップ2107では、再生中の要素がエンディングか否か判定する。そのエンディングを再生していた場合、判定はYESとなり、変数STFに0を代入し(ステップ2108)、更に発音中の全ての楽音の消音を楽音発生部506に指示した(ステップ2109)後、一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなり、変数ADにノーマルの開始アドレスの値を代入し(ステップ2110)、更に変数tに、変数ADの値で指定される時間データを代入した(ステップ2111)後、一連の処理を終了する。
【0100】
上記ステップ2106の判定はNOとなって移行するステップ2112では、変数ADの値で指定されるデータの種類を判定する。そのデータが演奏上のイベントを示すMIDIデータであった場合、そのことが判定され、次にステップ2113でMIDIデータを例えばそのまま音源である楽音発生部506に送出した後、上記ステップ2105に戻る。一方、変数ADの値で指定されるデータが時間データであった場合には、その旨が判定されてステップ2111に移行し、その時間データを変数tに代入する。
【0101】
このように、エンディング以外の要素の再生が終了すると、ノーマルの再生を開始するようにしている。それにより、再生の終了には、スタート/ストップスイッチ、或いはエンディングスイッチの操作を必要とさせている。
図7に示す全体処理内で実行されるサブルーチン処理の説明に戻る。
【0102】
図22は、その全体処理内でステップ704として実行される鍵盤処理のフローチャートである。次に図22を参照して、その鍵盤処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ2201では、鍵盤部504を構成する検出回路に鍵盤を走査させてその走査結果を受け取り、それを解析して、鍵盤を構成する鍵のなかで状態が変化した鍵、及びその変化の内容を特定する。
【0103】
ステップ2201に続くステップ2202では、鍵盤を構成する鍵のなかで状態が変化した鍵の有無、及び変化した鍵があればその変化の内容を判定する。鍵盤を構成する鍵の全てで状態が変化していなかった場合、即ち離鍵、或いは押鍵された鍵が一つも存在していなかった場合、その旨が判定されて、ここで一連の処理が終了する。押鍵による状態の変化があった鍵が存在していた場合には、その旨が判定され、その鍵に割り当てられた音高の楽音の発音を指示するためのイベントデータ(ノートオンイベントデータ。例えばMIDIデータ)を作成し(ステップ2203)、作成したイベントデータを音源である楽音発生部506に送出した(ステップ2204)後、一連の処理を終了する。離鍵による状態の変化があった鍵が存在していた場合には、その旨が判定され、その鍵に割り当てられた音高の楽音の消音を指示するためのイベントデータ(ノートオフイベントデータ)を作成した(ステップ2205)後、ステップ2204に移行して、それを音源である楽音発生部506に送出する。
【0104】
このように、状態が変化した鍵が特定されると、その変化の内容、及びその鍵に割り当てられた音高に応じて、楽音発生部506に送出すべきイベントデータ(例えばMIDIデータ)を作成して送出するようになっている。それにより、鍵盤部504への操作に応じて楽音を発音させている。
【0105】
図23は、図7に示す全体処理内でステップ705として実行されるCD処理のフローチャートである。最後に図23を参照して、そのCD処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ2301では、PLAYスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作しなかった場合、判定はNOとなってステップ2307に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップ2302に移行する。
【0106】
ステップ2302では、CDドライブ511にCD520がセットされているか否か判定する。CD520がドライブ511にセットされていた場合、つまり上記変数CDFに1が代入されていた場合、判定はYESとなり、変数CDSTFに1を代入し(ステップ2303)、CD520からTOCデータを読み取るなどの再生開始処理を実行した(ステップ2304)後、ステップ2305に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなく、そのステップ2305に移行する。
【0107】
ステップ2305では、変数CDSTFの値が1か否か判定する。それに1が代入されていた場合、判定はYESとなり、CD520を再生する再生処理を実行した(ステップ2306)後、一連の処理を終了する。そうでなかった場合には、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。
【0108】
上記ステップ2301の判定がNOとなって移行ステップステップ2307では、STOPスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、変数CDSTFに0を代入し(ステップ2308)、更にCD520を回転させるモータを停止させて再生を終了させる停止処理を実行した(ステップ2309)後、上記ステップ2305に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなく、そのステップ2305に移行する。
<第2の実施の形態>
上記第1の実施の形態では、複数のパートからなる伴奏のリズムパターンデータをサイト101からダウンロードするようになっている。第2の実施の形態は、そのリズムパターンデータをパート別にダウンロードできるようにしたものである。
【0109】
第2の実施の形態における端末装置、及びコンテンツ配信システムの各構成は、第1の実施の形態におけるそれらと基本的に同じである。動作についても、大部分は同じである。このようなことから、第1の実施の形態の説明で付した符号をそのまま用いて、その第1の実施の形態から異なる部分についてのみ説明することとする。
【0110】
図24は、第2の実施の形態におけるリズム選択画面を示す図である。
第2の実施の形態におけるリズム選択画面では、図24に示すように、図6に示す第1の実施の形態におけるそれから、各パート毎に、設定ボタン2401、及び割り当て情報ウインドウ2402が追加・配置されている。スイッチ群503を構成するスイッチとしては、検索スイッチの代わりに、各パート毎にパートスイッチが設けられている。それにより、リズムパターンデータのダウンロードは、通信スイッチを操作してCDDB検索結果表示部601に曲名を表示させた以降、以下のようにしてパート別に行うようになっている。
【0111】
各パートスイッチは、検索結果表示部601に表示された曲名のなかで選択状態となっている(反転表示されている)曲名に合ったリズムパターンの検索を指示するためのものである。そのパートスイッチをパート毎に設けたことにより、パート別に、選択した曲名に合ったリズムパターンデータの検索を指示できるようにさせている。サイト101は、その検索結果として、パターン番号、パターン名を端末装置102に送信する。
【0112】
各設定ボタン2401は、それが割り当てられたパートで検索されたリズムパターンデータのなかから所望のリズムパターンデータを選択するためのものである。その設定ボタン2401をユーザーがクリックすると、それに割り当てられたパートで検索されたリズムパターンデータのパターン名がリズムパターン候補表示部602に表示される。実際の選択(設定)は、カーソルキーを操作して、表示されているパターン名のなかで所望のものを選択状態、即ち反転表示させることで行う。割り当て情報ウインドウ2402には、そのようにして選択したパターン名が表示される。
【0113】
リズムパターンデータのダウンロードを指示する決定スイッチは、各パートで所望のパターン名(リズムパターンデータ)を選択した後に有効となる。各パートでパターン名を選択した後に決定スイッチを操作すると、端末装置102は、各パート毎に、そのパートを示すデータ(以降、「パートコード」と呼ぶ)、及びユーザーが選択したパターン名に対応するパターン番号等をサイト101に送信する。
【0114】
それらを受信したサイト101は、各パート毎に、受信したパターン番号を持つリズムパターンデータからパートコードで指定されたパートのデータを抽出し、端末装置102に送信する。端末装置102は、各パートのデータを受信すると、例えば各パート毎にユーザーが選択のパターン名を併記する形でパターンリスト表示部603にそれらを表示させる。それにより、再生の対象としてユーザーに提示する。
【0115】
このようにして、第2の実施の形態では、各パート毎にリズムパターンデータを組み合わせることもできるようにさせている。単に曲に合ったリズムパターンデータ(伴奏)だけでなく、ユーザーの好みに応じて様々なリズムパターンデータも生成できるようにさせている。それにより、ユーザーが行える音楽表現の幅を広げて、より演奏を楽しめる環境を提供している。
【0116】
以降は、上述したようなリズムパターンデータのダウンロードを行えるようにした端末装置102、及びサイト101の動作について説明する。
端末装置102が実行する処理では、図11、及び図12に示すリズムパターン候補検索処理や、図13、及び図14に示すリズムパターンダウンロード処理の内容が第1の実施の形態から異なっている。他の処理の内容は同じか、基本的に同じである。サイト側では、その内容が異なっている処理に対応する動作が異なっている。このことから、第1の実施の形態から異なるそれらの処理についてのみ着目して説明することとする。
【0117】
図25、及び図26は、第2の実施の形態におけるリズムパターン候補検索処理のフローチャートである。始めに図25、及び図26を参照して、その候補検索処理、及びそれに対応するサイト101側の動作について詳細に説明する。その候補検索処理は、図8に示すダウンロード処理内でステップ802として実行されるものである。その処理を実行する場合、サイト101側はリズムパターン検索サーバー113が対応する。
【0118】
先ず、ステップST401では、CDDBサーバー111から曲データ群を受信済みか否か判定する。その曲データ群を受信していない、即ちCDDB検索結果表示部601に表示された曲データのなかから所望の曲データを選択できる状態でない場合、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST402に移行する。
【0119】
ステップST402では、カーソルキーへのユーザーの操作に応じて、CDDB検索結果表示部601のなかで選択状態となっている曲データ(曲名)の位置を移動させる。その後に移行するステップST403では、パートスイッチがオンされたか否か判定する。パート毎に設けられたパートスイッチのなかの何れかをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップST404に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST402に戻る。それにより、ユーザーが何れかのパートスイッチを操作するまでの間、曲データ(曲名)選択させる。
【0120】
ステップST404では、サイト101のリズムパターン検索サーバー113との接続要求を行う。その接続要求が行われたサーバー113は、それに応答して、端末装置102に信号を返信する(ステップSS401)。それにより、リンクが確立したことを端末装置102に通知する。
【0121】
リンクが確立すると、端末装置102は次に、現在、選択状態となっている曲データ、つまり曲名、曲コード、更にはユーザーが操作したパートスイッチに対応するパートコードをリズムパターン検索サーバー113に送信し、その曲データに対応付けられたリズムパターンデータを示すデータであるパターン番号の検索を依頼する(ステップST405)。
【0122】
リズムパターン検索サーバー113は、端末装置102から送信された曲データやパートコードを受信し(ステップSS402)、それをキーにして対応DB(図4参照)の検索を行うことにより、端末装置102にダウンロードする候補となるリズムパターンデータのパターン番号(図中では「リズムパターン候補番号」と表記)、パターン名を抽出する(ステップSS403)。抽出されるパターン番号は、通常、複数であり、それを抽出した後は、その番号、パターン名(図中では「リズムパターン候補名」と表記)を端末装置102に送信する(ステップSS404)。
【0123】
端末装置102は、リズムパターン検索サーバー113から送信されたパターン名、パターン番号を受信し(ステップST406)、それらをメモリ部505のRAMに確保したエリアであるパートエリアに格納する(ステップST407)。その格納後は、表示部502のLCDに表示させた図24に示すリズム選択画面上のリズムパターン候補表示部602内に、受信したパターン名を配置して表示させ、携帯電話機等の通信機器には、ネットワークIF部510を介して、インターネットとの接続の切断を指示する(図26のステップST408)。その後はステップST409に移行する。
【0124】
ステップST409では、全パートで検索が終了したか否か判定する。ユーザーが全てのパートスイッチを操作した場合、全パートで検索が行われたことになることから、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって図25のステップST402に戻る。それにより、他のパートでの検索をユーザーに促す。
【0125】
全パートの検索が終了する前に同じパートスイッチをユーザーが操作することがある。その場合、最後の操作によりサイト101が検索を行い送信したパターン番号、パターン名が前のものに上書きするようになっている。それにより、最後の操作だけを有効とさせている。
【0126】
図27、及び図28は、第2の実施の形態におけるリズムパターンダウンロード処理のフローチャートである。それは、図8に示すダウンロード処理内でステップ803として実行される。次に図27、及び図28を参照して、そのダウンロード処理について詳細に説明する。その処理を実行する場合、サイト101側はリズムパターンDBサーバー112が対応する。
【0127】
先ず、ステップST501では、リズムパターン検索サーバー113から、ダウンロードの候補となるパターンデータのパターン番号、パターン名を全パートで受信済みか否か判定する。それらを受信していないパートが存在する場合、判定はNOとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップST502に移行する。
【0128】
ステップST502では、カーソルキーへのユーザーの操作や設定ボタン2401へのクリック操作に応じて、リズムパターン候補表示部603に対応するパートのパターン名を表示させたり、選択状態とさせるパターン名の位置の移動やそれに合わせた割り当て情報ウインドウ2402に表示させるパターン名の切り換えなどを行う。その後はステップST503に移行して、全パートでパターン名が指定(選択)されたか否か判定する。全パートでパターン名をユーザーが選択していた場合、判定はYESとなってステップST505に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップST502に戻る。
【0129】
ステップST504では、決定スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップST505に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップST502に戻る。それにより、決定スイッチを操作するまでの間、各パートでのパターン名の選択を行える状態を維持させる。
【0130】
ステップST505では、サイト101のリズムパターンDBサーバー112との接続要求を行う。その接続要求が行われたサーバー112は、それに応答して、端末装置102に信号を返信する(ステップSS501)。それにより、リンクが確立したことを端末装置102に通知する。
【0131】
リンクが確立すると、端末装置102は次に、全パートのなかの一つを指定して、そのパートでユーザーが選択したパターン名に対応するパターン番号、及びそのパートのパートコードをリズムパターンDBサーバー112に送信し、それらのデータで指定されるパートのリズムパターンデータのダウンロードを依頼する(ステップST506)。
【0132】
リズムパターンDBサーバー112は、端末装置102から送信されたパターン番号、及びパートコードを受信し(ステップSS502)、そのパターン番号をキーにしてリズムパターンDB(図3参照)の検索を行うことにより、その番号が割り当てられたリズムパターンデータを抽出する(ステップSS503)。抽出したリズムパターンデータからは、パートコードで指定されたパート分のデータを抽出して端末装置102に送信する(ステップSS504)。
【0133】
端末装置102は、リズムパターンDBサーバー112から送信された1パート分のリズムパターンデータを受信し、それをメモリ部505のRAMに確保した領域であるリズムパターンエリアに格納する(ステップST507)。その格納後は、図28のステップST508に移行して、他にリズムパターンデータを受信していないパートがあるか否か判定する。パターンデータを受信すべきパートが残っている場合、判定はYESとなり、次にステップST509で別のパートを指定した後、図27のステップST506に戻る。それにより、対象とするパートを変えて、それ以降の処理を同様に実行する。一方、そうでない場合には、判定はNOとなり、表示部502のLCDに表示させた図24に示すリズム選択画面上のパターンリスト表示部603内に、パート別に受信した各リズムパターンデータのパターン名を配置して表示させ、携帯電話機等の通信機器には、ネットワークIF部510を介して、インターネットとの接続の切断を指示した後、一連の処理を終了する。
【0134】
なお、第2の実施の形態では、全パートでのパターン名(リズムパターンデータ)の選択を必須とさせているが、そうさせなくとも良い。つまり、ユーザーが所望のパートのリズムパターンデータのみを組み合わせられるようにさせても良い。
【0135】
本実施の形態(第1、及び第2の実施の形態)では、曲に合った適切なリズムパターンデータ(伴奏)は端末装置102がサイト101にその検索を依頼することでユーザーに提示するようにしているが、その依頼を行うことなく、端末装置102がそのパターンデータを提示できるようにしても良い。そのようにした場合、新たにリリースされた曲にも対応できるように、曲とそれに合った伴奏の対応関係を示すデータ(図4参照)は随時、更新させることが望ましい。その更新は、通信ネットワーク103を介してそのデータを受信するようにして行っても良い。
【0136】
本実施の形態では、伴奏を提示の対象としているが、それ以外のコンテンツを対象としても良い。例えば曲に合った映像や静止画、或いは効果音、などを提示できるようにしても良い。
上述したようなサイト101でのサービス提供用に設置されたサーバー111〜113、及び端末装置102の各動作、或いはその変形例の動作を実現させるようなプログラムは、CD−ROM、DVD、或いは光磁気ディスク等の記録媒体に記録させて配布しても良い。或いは、公衆網等で用いられる伝送媒体を介して、そのプログラムの一部、若しくは全部を配信するようにしても良い。そのようにした場合には、ユーザーはプログラムを取得してコンピュータなどのデータ処理装置にロードすることにより、そのデータ処理装置への本発明の適用、或いはそのデータ処理装置を用いて本発明を適用させたコンテンツ配信システムの構築を行うことができる。このことから、記録媒体は、プログラムを配信する装置がアクセスできるものであっても良い。
【0137】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は、コンテンツと、それと適切に関連し、且つそれとは異なる1つ以上の他のコンテンツと、を予め対応付けし、ユーザーのコンテンツの選択により、そのコンテンツと対応付けられた他のコンテンツをそのユーザーに提示する。そのようにして他のコンテンツを提示すると、ユーザーにとっては、複数、用意されている他のコンテンツのなかから選択の対象とすべき適切な他のコンテンツの範囲が限定された形となる。このため、ユーザーは他のコンテンツの内容を知らなくとも、適切な他のコンテンツをより容易に選択できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態によるデータ処理装置、及びコンテンツ配信システムを有するネットワークシステムの構成を示す図である。
【図2】CDDBの内容を説明する図である。
【図3】リズムパターンDBの内容を説明する図である。
【図4】リズムパターン検索サーバーが管理するデータを説明する図である。
【図5】第1の実施の形態によるデータ処理装置の構成図である。
【図6】リズム選択画面を示す図である。
【図7】全体処理のフローチャートである。
【図8】ダウンロード処理のフローチャートである。
【図9】CDDBダウンロード処理のフローチャートである。
【図10】CDDBダウンロード処理のフローチャートである(続き)。
【図11】リズムパターン候補検索処理のフローチャートである。
【図12】リズムパターン候補検索処理のフローチャートである(続き)。
【図13】リズムパターンダウンロード処理のフローチャートである。
【図14】リズムパターンダウンロード処理のフローチャートである(続き)。
【図15】自動伴奏処理のフローチャートである。
【図16】リズム選択スイッチ処理のフローチャートである。
【図17】スタート/ストップスイッチ処理のフローチャートである。
【図18】イントロスイッチ処理のフローチャートである。
【図19】フィルインスイッチ処理のフローチャートである。
【図20】エンディングスイッチ処理のフローチャートである。
【図21】発音スイッチ処理のフローチャートである。
【図22】鍵盤処理のフローチャートである。
【図23】CD処理のフローチャートである。
【図24】リズム選択画面を示す図である(第2の実施の形態)。
【図25】リズムパターン候補検索処理のフローチャートである(第2の実施の形態)。
【図26】リズムパターン候補検索処理のフローチャートである(第2の実施の形態:続き)。
【図27】リズムパターンダウンロード処理のフローチャートである(第2の実施の形態)。
【図28】リズムパターンダウンロード処理のフローチャートである(第2の実施の形態:続き)。
【符号の説明】
101 サイト
102 端末装置
103 通信ネットワーク
111 CDDBサーバー
112 リズムパターンデータベースサーバー
113 リズムパターン検索サーバー
501 制御部
502 表示部
503 スイッチ部
505 メモリ部
506 楽音発生部
510 ネットワークIF部
511 CDドライブ
520 CD[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a technique for providing a user with another content that matches a content recorded on a recording medium such as a CD, an MD, or a hard disk.
[0002]
2. Description of the Related Art
At present, an accompaniment function, that is, an automatic accompaniment function for automatically generating a rhythm or a chord (chord), for example, is standardly mounted on an electronic musical instrument as a data processing device. As a result, the user can enjoy a way of enjoying like an ensemble performance by using the function.
[0003]
Electronic musical instruments equipped with an automatic accompaniment function usually store a large number of data for accompaniment reproduction (hereinafter referred to as "accompaniment data") classified by music genre so as to be able to respond to various demands of users. Have been. The rhythms that make up the accompaniment usually have multiple elements such as an introduction (introduction, hereinafter abbreviated as "intro") and fill-in, in addition to the normal played back as standard, and a wide variety of variations. Often. Due to such circumstances, it is common that a plurality of accompaniment data are prepared for one music genre.
[0004]
When a plurality of accompaniments (accompaniment data) are prepared for one music genre, the user must naturally select an appropriate accompaniment from the accompaniment prepared for the music genre of the music desired to be played. . In order to select an appropriate accompaniment, even a person who is rich in musical knowledge needs to play back each accompaniment data and compare them with each other while taking into account each element constituting the rhythm. For this reason, it has been a fact that selecting an appropriate accompaniment involves a very troublesome operation.
[0005]
The troublesome work required for selecting the accompaniment means that the ensemble with the accompaniment by the automatic accompaniment function cannot be started quickly. In order to avoid such a situation, it has been desired that the user can easily select an appropriate accompaniment suitable for the music desired to be performed. This is considered to be what the user of the data processing apparatus who wants to select appropriate content from a plurality of prepared contents is widely desired without being limited to the type of content.
[0006]
[Patent Document 1]
JP 2002-202783 A
An object of the present invention is to provide a technique for enabling a user of a data processing apparatus to easily select appropriate content from a plurality of prepared contents.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The data processing device of the present invention is provided with a storage device for accessing a recording medium or is connectable, and through a storage device, converts predetermined data from a recording medium on which a content is recorded into a content for identifying the content. Access control means for reading as data, content presentation means for presenting another content associated with the content recorded on the recording medium based on the identification data read by the access control means to the storage device, Playback means for playing back other content presented by the content presentation means.
[0008]
Note that the content presentation means transmits identification data to a content distribution system connected via a communication network, thereby receiving data indicating another content transmitted from the content distribution system, and Desirably, the content can be presented, and the reproducing means can reproduce other content received from the content distribution system. The recording medium is a piece of music recorded as content, the access control means causes the storage device to read data for identifying the piece of music as identification data, and the content presentation means reads the piece of music as other content. It is desirable to present an accompaniment that matches the performance of.
[0009]
Preferably, the content presenting means can present the accompaniment of the part as another content for each part constituting the accompaniment, and the reproducing means can reproduce the other content received for each part from the content distribution system.
The content distribution system of the present invention is based on the premise that content can be distributed to a user who is equipped with a storage device for accessing a recording medium or uses a connectable data processing device as a terminal device connectable to a communication network. A data receiving unit that receives predetermined data recorded on the recording medium on which the content is recorded as identification data of the content from the device via a communication network, and based on the identification data received by the data receiving unit. Content specifying means for specifying another content associated with the content recorded on the recording medium from which the identification data has been read, and transmitting data indicating the specified other content to the terminal device; The other content identified by the content identification means is transmitted to the terminal device by a request from the terminal device. It comprises a, and content delivery means to be sent to.
[0010]
The programs according to the first and second aspects of the present invention are assumed to be executed by the data processing device of the present invention and the data processing device used for constructing the content distribution system of the present invention, respectively. Equipped with functions for realizing it.
[0011]
According to the present invention, the content and one or more other contents appropriately related thereto and different therefrom are previously associated with each other, and the other content associated with the content is selected by the user's selection of the content. Present to the user. When such other content is presented in this manner, the user has a limited range of other appropriate content to be selected from among a plurality of other prepared content. As a result, the user can more easily select appropriate other content without knowing the content of the other content.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
<First embodiment>
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of a network system having a data processing device and a content distribution system according to a first embodiment.
[0013]
As shown in FIG. 1, the network system is constructed by connecting a
[0014]
The
[0015]
The site (content distribution system) 101 distributes, as content, accompaniment of music, that is, data for reproducing the music (hereinafter, referred to as “rhythm pattern data”). The rhythm pattern data is prepared as appropriate accompaniment for each song (music data) recorded (recorded) on a commercially available CD. The reason that the rhythm pattern data is prepared in this way is that it is considered that the person who plays the musical instrument has no less than a desire to play the purchased music data (song). This is the most used recording medium for sale. In other words, for a wider range of users of the
[0016]
A content distribution system constructed for providing a service at the
[0017]
Each of the servers 111 to 113 manages the following data for service provision. This will be described in detail with reference to the explanatory diagrams shown in FIGS. The data is stored in a storage device such as a mounted or connected hard disk device.
[0018]
FIG. 2 is a diagram for explaining the contents of the CDDB managed by the CDDB server 111.
The CDDB stores, for each CD, identification data and data indicating music recorded on the CD. “CD (1)” to “CD (4)” in the figure each represent a record corresponding to one CD. The number in parentheses indicates a record number, for example.
[0019]
The record includes a unique identification number assigned to the corresponding CD (hereinafter referred to as “CD No.” as shown in the figure), and music data indicating each music (“music number” in the figure) (1) ". The number in parentheses indicates the track number on which the music is recorded. The song data is composed of a song title and a song code assigned to the song, for example, to uniquely identify the song. CD No. Is data described in the Q channel, as is well known. It should be noted that the CD identification data includes the CD No. Other data may be used.
[0020]
The rhythm pattern DB managed by the rhythm
[0021]
The parts and elements constituting the rhythm pattern data are stored, for example, in the form of a standard MIDI file (SMF). Thus, the reproduction of the pattern data is performed by sequentially processing the MIDI data at the timing indicated by the time data added to the MIDI data.
[0022]
As shown in FIG. 4, the rhythm
[0023]
The correspondence is determined in consideration of the music genre of the music, the contents of the melody, the atmosphere, and the like. Since a technique for analyzing the performance of a song has been established, rhythm pattern data suitable for the technique can be specified with high accuracy. It is for this reason that the user selects a desired song to present the rhythm pattern data (accompaniment). In other words, rhythm pattern data (accompaniment) that matches the music can be presented with high accuracy.
[0024]
Each record stores a song code of a corresponding song and one or more pattern numbers indicating rhythm pattern data appropriate as accompaniment to the song. FIG. 4 shows that three pattern numbers are stored in a record described as “Song (1)”. In this way, the correspondence between a song and the rhythm pattern data that matches the song can be specified by storing the pattern number of the rhythm pattern data that matches the song in a record prepared for each song. In addition to the pattern number, a name (hereinafter, referred to as a “pattern name”) assigned to the pattern data indicated by the number is also stored, although not particularly shown.
[0025]
Each of the servers 111 to 113 manages data as described above. From this, the site (content distribution system) 101 transmits the CD No. from the
[0026]
Note that CD No. In order to make clear that the user of the
[0027]
Upon receiving the song data from the
[0028]
For example, the pattern number is received from the
[0029]
In this manner, in the present embodiment, the user of the
[0030]
FIG. 5 is a configuration diagram of the terminal device (data processing device) 102.
The
[0031]
The network IF
[0032]
The CD drive 511 accesses a
[0033]
The ROM constituting the
[0034]
The rhythm pattern data (SMF) downloaded from the
[0035]
The
[0036]
Among these switches, a communication switch, a search switch, a decision switch, and a rhythm selection switch are provided so that the service provided by the
[0037]
Cursor keys and numeric keys are provided for performing various settings and selections, and the functions assigned to them are changed according to the situation at that time. The PLAY switch is for instructing reproduction of the
[0038]
The communication switch is for instructing the
[0039]
On the screen, a CDDB search
[0040]
The search switch is used to instruct a search for rhythm pattern data matching the music indicated by the selected music data among the music data arranged in the CDDB search
[0041]
The decision switch transmits (downloads) the pattern data indicated by the selected data among the data (pattern names) indicating the pattern data arranged in the rhythm pattern
[0042]
The rhythm selection switch is used to select data indicating the desired pattern data from the data (pattern name) arranged in the pattern
[0043]
Since the rhythm pattern data pre-installed in the
[0044]
However, for a song that has not been played or has a small number of times, it is very likely that pattern data that matches the song has not been found. Since such pattern data is not necessarily pre-loaded, there is a possibility that the user may not listen to it. CDs to be purchased are often sold in conjunction with the release of a new song, and, as a matter of course, the number of times a new song has been listened to is usually small. From these facts, it is highly probable that the user does not know the pattern data (accompaniment) that matches the music recorded on the CD. This is one of the reasons why pattern data suitable for music recorded on a CD can be presented.
[0045]
Next, the operations of the
FIG. 7 is a flowchart of the entire process executed by the
[0046]
First, in
[0047]
In
[0048]
As described above, while the power is on, the processing loop formed in
[0049]
Hereinafter, the subroutine processing executed in the overall processing will be described in detail.
FIG. 8 is a flowchart of the download process executed as
[0050]
First, in
[0051]
Here, each subroutine process executed during the above-described download process will be described in detail with reference to flowcharts shown in FIGS. Each subroutine process includes a process for performing communication with the
[0052]
The content and procedure of communication performed between the
[0053]
FIGS. 9 and 10 are flowcharts of the CDDB download processing executed as
[0054]
First, in step ST101, it is determined whether or not the communication switch has been turned on. When the switch is operated by the user, that is, when the user instructs to download the music data of the music recorded on the
[0055]
In step ST102, it is determined whether or not the value of the variable CDF is 1. The variable CDF is set to 1 if the
[0056]
Although a detailed description is omitted, after opening the cover of the CD drive 511 to set or remove the
[0057]
In step ST103, for example, an instruction is given to the CD drive 511, and the CD No. recorded on the
[0058]
Upon receiving the connection request from the
When the link is established, the
[0059]
The CDDB server 111 sends the NO. Is received (step SS102) and the CDDB (see FIG. 2) is searched using the key as a key, thereby extracting the music data of the music recorded on the
[0060]
The
[0061]
FIGS. 11 and 12 are flowcharts of the rhythm pattern candidate search processing executed as
[0062]
First, in step ST201, it is determined whether a music data group has been received from the CDDB server 111. If the music data group has not been received, that is, if it is not possible to select desired music data from the music data displayed on the CDDB search
[0063]
In step ST202, the position of the song data (song name) in the selected state in the CDDB search
[0064]
In step ST204, a connection request is made with the rhythm
[0065]
When the link is established, the
[0066]
The rhythm
[0067]
The
[0068]
FIGS. 13 and 14 are flowcharts of the rhythm pattern download processing executed as
[0069]
First, in step ST301, it is determined whether or not the pattern number and the pattern name of the pattern data to be a download candidate have been received from the rhythm
[0070]
In step ST302, the position of the selected pattern name in the rhythm pattern
[0071]
In step ST304, a connection request with the rhythm
[0072]
When the link is established, the
[0073]
The rhythm
[0074]
The
[0075]
As described above, in the present embodiment, when the user of the
[0076]
Returning to the description of the subroutine processing executed in the overall processing shown in FIG.
FIG. 15 is a flowchart of the automatic accompaniment process executed as
[0077]
First, in
[0078]
In
[0079]
Each subroutine process executed in the automatic accompaniment process will be described in detail with reference to various flowcharts shown in FIGS.
The target to be reproduced is the rhythm pattern data downloaded from the
[0080]
FIG. 16 is a flowchart of the rhythm selection switch process executed as
First, in
[0081]
In
[0082]
In
[0083]
FIG. 17 is a flowchart of the start / stop switch processing executed as
First, in
[0084]
In
[0085]
In
[0086]
As shown in FIG. 3, the rhythm pattern data is composed of a plurality of parts. The rhythm pattern data of each part is processed and reproduced in parallel. However, since there is basically no difference in the processing method between parts, only one part is focused on here. This is the same in the following.
[0087]
FIG. 18 is a flowchart of the intro switch processing executed as
First, in
[0088]
In
[0089]
As described above, when the user operates the intro switch, 1 is substituted for the variable STF, and the reproduction of the rhythm pattern data is unconditionally started from the intro. Thereby, the intro can be reproduced at any time by operating the intro switch.
[0090]
Next, the fill-in switch processing executed as
First, in
[0091]
In
[0092]
In
[0093]
As described above, when the fill-in switch is operated during the reproduction of the rhythm pattern data, the fill-in is reproduced in place of the previous element. As a result, the user can reproduce the fill-in at any time.
FIG. 20 is a flowchart of the ending switch process executed as
[0094]
First, in
In
[0095]
In
FIG. 21 is a flowchart of the tone generation process executed as
[0096]
First, in
In
[0097]
In
[0098]
In
[0099]
In
[0100]
In the
[0101]
Thus, when the reproduction of the elements other than the ending is completed, the normal reproduction is started. Thus, the operation of the start / stop switch or the ending switch is required to end the reproduction.
Returning to the description of the subroutine processing executed in the overall processing shown in FIG.
[0102]
FIG. 22 is a flowchart of a keyboard process executed as
First, in
[0103]
In
[0104]
As described above, when the key whose state has changed is specified, event data (for example, MIDI data) to be transmitted to the
[0105]
FIG. 23 is a flowchart of the CD processing executed as
First, in
[0106]
In
[0107]
In
[0108]
The determination in
<Second embodiment>
In the first embodiment, the rhythm pattern data of the accompaniment composed of a plurality of parts is downloaded from the
[0109]
Each configuration of the terminal device and the content distribution system in the second embodiment is basically the same as those in the first embodiment. Most of the operation is the same. For this reason, the same reference numerals are used in the description of the first embodiment, and only the portions different from the first embodiment will be described.
[0110]
FIG. 24 is a diagram illustrating a rhythm selection screen according to the second embodiment.
On the rhythm selection screen in the second embodiment, as shown in FIG. 24, a
[0111]
Each part switch is for instructing a search for a rhythm pattern that matches the selected (highlighted) song name among the song names displayed on the search
[0112]
Each
[0113]
The decision switch instructing the download of the rhythm pattern data becomes effective after selecting a desired pattern name (rhythm pattern data) in each part. When a decision switch is operated after selecting a pattern name for each part, the
[0114]
The
[0115]
In this manner, in the second embodiment, rhythm pattern data can be combined for each part. It is possible to generate not only rhythm pattern data (accompaniment) just for a song but also various rhythm pattern data according to the user's preference. As a result, the range of musical expressions that can be performed by the user is expanded, and an environment where the user can enjoy playing more is provided.
[0116]
Hereinafter, the operation of the
In the processing executed by the
[0117]
FIGS. 25 and 26 are flowcharts of a rhythm pattern candidate search process according to the second embodiment. First, with reference to FIGS. 25 and 26, the candidate search process and the corresponding operation of the
[0118]
First, in step ST401, it is determined whether or not a music piece data group has been received from the CDDB server 111. If the music data group has not been received, that is, if it is not possible to select desired music data from the music data displayed on the CDDB search
[0119]
In step ST402, the position of the selected song data (song title) in the CDDB search
[0120]
In step ST404, a connection request is made with the rhythm
[0121]
When the link is established, the
[0122]
The rhythm
[0123]
The
[0124]
In step ST409, it is determined whether the search has been completed for all parts. If the user has operated all the part switches, the search has been performed for all parts, so the determination is YES, and the series of processing ends here. Otherwise, the determination is no and the process returns to step ST402 in FIG. This prompts the user to search for other parts.
[0125]
The user may operate the same part switch before the search of all parts is completed. In that case, the pattern number and pattern name transmitted by the search performed by the
[0126]
FIGS. 27 and 28 are flowcharts of a rhythm pattern download process according to the second embodiment. It is executed as
[0127]
First, in step ST501, it is determined whether or not the pattern number and pattern name of the pattern data to be downloaded from the rhythm
[0128]
In step ST502, the pattern name of the part corresponding to the rhythm pattern
[0129]
In step ST504, it is determined whether or not the decision switch has been turned on. If the switch has been operated by the user, the determination is yes and the process moves to step ST505. Otherwise, the determination is no and the process returns to step ST502. Thus, the state in which the pattern name can be selected in each part is maintained until the decision switch is operated.
[0130]
In step ST505, a connection request with the rhythm
[0131]
When the link is established, the
[0132]
The rhythm
[0133]
The
[0134]
In the second embodiment, the selection of pattern names (rhythm pattern data) for all parts is required, but this is not necessary. That is, the user may be allowed to combine only rhythm pattern data of a desired part.
[0135]
In the present embodiment (first and second embodiments), appropriate rhythm pattern data (accompaniment) suitable for a song is presented to the user by the
[0136]
In the present embodiment, accompaniment is presented, but other contents may be presented. For example, a video, a still image, a sound effect, or the like that matches the music may be presented.
A program for realizing each operation of the servers 111 to 113 and the
[0137]
【The invention's effect】
As described above, the present invention pre-associates content with one or more other content which is appropriately related thereto and is different from the content, and associates the content with the content by a user's selection of the content. And present the other content to the user. When such other content is presented in this manner, the user has a limited range of other appropriate content to be selected from among a plurality of other prepared content. Therefore, the user can more easily select appropriate other content without knowing the content of the other content.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of a network system having a data processing device and a content distribution system according to a first embodiment.
FIG. 2 is a diagram illustrating the contents of a CDDB.
FIG. 3 is a diagram illustrating the contents of a rhythm pattern DB.
FIG. 4 is a diagram illustrating data managed by a rhythm pattern search server.
FIG. 5 is a configuration diagram of a data processing device according to the first embodiment.
FIG. 6 is a diagram showing a rhythm selection screen.
FIG. 7 is a flowchart of an overall process.
FIG. 8 is a flowchart of a download process.
FIG. 9 is a flowchart of a CDDB download process.
FIG. 10 is a flowchart of a CDDB download process (continued).
FIG. 11 is a flowchart of a rhythm pattern candidate search process.
FIG. 12 is a flowchart of a rhythm pattern candidate search process (continued).
FIG. 13 is a flowchart of a rhythm pattern download process.
FIG. 14 is a flowchart of a rhythm pattern download process (continued).
FIG. 15 is a flowchart of an automatic accompaniment process.
FIG. 16 is a flowchart of a rhythm selection switch process.
FIG. 17 is a flowchart of a start / stop switch process.
FIG. 18 is a flowchart of an intro switch process.
FIG. 19 is a flowchart of a fill-in switch process.
FIG. 20 is a flowchart of an ending switch process.
FIG. 21 is a flowchart of a sound generation switch process.
FIG. 22 is a flowchart of a keyboard process.
FIG. 23 is a flowchart of a CD process.
FIG. 24 is a diagram showing a rhythm selection screen (second embodiment).
FIG. 25 is a flowchart of a rhythm pattern candidate search process (second embodiment).
FIG. 26 is a flowchart of a rhythm pattern candidate search process (second embodiment: continued).
FIG. 27 is a flowchart of a rhythm pattern download process (second embodiment).
FIG. 28 is a flowchart of a rhythm pattern download process (second embodiment: continued).
[Explanation of symbols]
101 sites
102 Terminal device
103 Communication Network
111 CDDB Server
112 Rhythm pattern database server
113 Rhythm pattern search server
501 control unit
502 Display
503 switch section
505 Memory section
506 tone generator
510 Network IF
511 CD drive
520 CD
Claims (7)
前記記憶装置を介して、コンテンツが記録された前記記録媒体から所定のデータを該コンテンツの識別用データとして読み出すアクセス制御手段と、
前記アクセス制御手段が前記記憶装置に読み出させた識別用データを基に、前記記録媒体に記録されているコンテンツに対応付けられた他のコンテンツを提示するコンテンツ提示手段と、
前記コンテンツ提示手段が提示した他のコンテンツを再生する再生手段と、
を具備することを特徴とするデータ処理装置。In a data processing device equipped with or connectable to a storage device for accessing a recording medium,
Via the storage device, access control means for reading predetermined data as the identification data of the content from the recording medium on which the content is recorded,
Content presentation means for presenting another content associated with the content recorded on the recording medium, based on the identification data read by the access control means to the storage device,
Reproducing means for reproducing other content presented by the content presenting means;
A data processing device comprising:
前記再生手段は、前記コンテンツ配信システムから受信した前記他のコンテンツを再生できる、
ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。The content presentation means transmits the identification data to a content distribution system connected via a communication network, thereby receiving data indicating the other content transmitted from the content distribution system and Can present content,
The reproduction means can reproduce the other content received from the content distribution system,
2. The data processing device according to claim 1, wherein:
前記アクセス制御手段は、前記識別用データとして、前記曲を特定するためのデータを前記記憶装置に読み出させ、
前記コンテンツ提示手段は、前記他のコンテンツとして、前記曲の演奏と合う伴奏を提示する、
ことを特徴とする請求項1、または2記載のデータ処理装置。The recording medium is for recording a song as the content,
The access control means causes the storage device to read data for specifying the music as the identification data,
The content presenting means presents, as the other content, an accompaniment that matches the performance of the song.
3. The data processing device according to claim 1, wherein:
前記再生手段は、前記コンテンツ配信システムから前記パート別に受信した前記他のコンテンツを再生できる、
ことを特徴とする請求項3記載のデータ処理装置。The content presenting means can present the accompaniment of the part as the other content for each part constituting the accompaniment,
The reproduction means can reproduce the other content received for each part from the content distribution system,
4. The data processing device according to claim 3, wherein:
前記端末装置から、前記コンテンツが記録された前記記録媒体に記録されている所定のデータを該コンテンツの識別用データとして前記通信ネットワークを介して受信するデータ受信手段と、
前記データ受信手段が受信した識別用データを基に、該識別用データが読み出された前記記録媒体に記録されているコンテンツに対応付けられた他のコンテンツを特定し、該特定した他のコンテンツを示すデータを前記端末装置に送信するコンテンツ特定手段と、
前記コンテンツ特定手段が特定した他のコンテンツを、前記端末装置からの要求により該端末装置に送信するコンテンツ配信手段と、
を具備することを特徴とするコンテンツ配信システム。A system capable of distributing content to a user who uses a storage device for accessing a recording medium or uses a connectable data processing device as a terminal device connectable to a communication network,
From the terminal device, data receiving means for receiving, via the communication network, predetermined data recorded on the recording medium on which the content is recorded as identification data of the content,
On the basis of the identification data received by the data receiving means, identify another content associated with the content recorded on the recording medium from which the identification data has been read, and specify the identified other content. Content specifying means for transmitting data indicating to the terminal device,
Content distribution means for transmitting the other content identified by the content identification means to the terminal device in response to a request from the terminal device,
A content distribution system comprising:
前記記憶装置を介して、コンテンツが記録された前記記録媒体から所定のデータを該コンテンツの識別用データとして読み出す機能と、
前記読み出す機能により前記記憶装置に読み出させた識別用データを基に、前記記録媒体に記録されているコンテンツに対応付けられた他のコンテンツを提示する機能と、
前記提示する機能により提示した他のコンテンツを再生する機能と、
を実現させるためのプログラム。A program to be loaded on a storage device for accessing a recording medium or to be executed by a connectable data processing device,
A function of reading predetermined data as the identification data of the content from the recording medium on which the content is recorded, via the storage device;
A function of presenting another content associated with the content recorded on the recording medium based on the identification data read by the storage device by the reading function;
A function of reproducing other content presented by the presenting function,
The program to realize.
前記端末装置から、前記コンテンツが記録された前記記録媒体に記録されている所定のデータを該コンテンツの識別用データとして前記通信ネットワークを介して受信する機能と、
前記受信する機能により受信した識別用データを基に、該識別用データが読み出された前記記録媒体に記録されているコンテンツに対応付けられた他のコンテンツを特定し、該特定した他のコンテンツを示すデータを前記端末装置に送信する機能と、
前記送信する機能により特定した他のコンテンツを、前記端末装置からの要求により該端末装置に送信する機能と、
を実現させるためのプログラム。A program to be executed by a data processing device used to construct a system capable of distributing contents to a user who is equipped with a storage device for accessing a recording medium or uses a connectable data processing device as a terminal device connectable to a communication network And
From the terminal device, a function of receiving predetermined data recorded on the recording medium on which the content is recorded as the content identification data via the communication network,
Based on the identification data received by the receiving function, identify another content associated with the content recorded on the recording medium from which the identification data has been read, and specify the identified other content. A function of transmitting data indicating the to the terminal device,
A function of transmitting another content specified by the transmitting function to the terminal device in response to a request from the terminal device;
The program to realize.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002327437A JP2004163544A (en) | 2002-11-11 | 2002-11-11 | Data processor, content distribution system, and program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2002327437A Abandoned JP2004163544A (en) | 2002-11-11 | 2002-11-11 | Data processor, content distribution system, and program |
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2002
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