JP2004162476A - Lock mechanism for locking handle - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハンドルの操作により解錠、鎖錠を行う鎖錠ハンドル装置のロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、部外者が悪戯などによりハンドルを操作するのを防止するためには、ハンドルロック用のシリンダー錠を組み込んだものが普通である。しかし、ハンドル装置にシリンダー錠のスペースが必要となり小型化しずらく、また、シリンダー錠のコスト分高いものとなってしまう。そこで、必要な場合のみ施錠できる南京錠を用いたものがある。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】特開平8−199868号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記特許文献1のものは、ハンドルを南京錠により固定するための突起部分が必要である。そのため、この突起部分を設けるためのスペースを必要とすることがあった。そこで、南京錠を使用しても突起部分を不用とした鎖錠ハンドル装置のロック機構が待望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するためになされた本発明の端子装置は、扉の側面に形成した枠部に取り付けて、扉前面に向け起伏自在としたハンドルにより鎖錠部を、箱本体に設けた係止部に係脱させて鎖錠、解錠を行う鎖錠用ハンドル装置において、ハンドルが伏倒して扉の枠部に位置する鎖錠時に、ハンドル本体若しくはハンドルに格納したスライドフックのロック部によりハンドルを引き上げ不能としたうえ該スライドフックを南京錠によりロックさせたことを特徴とするものを請求項1に記載の発明とし、この発明において、スライドフックが上面を扉側に向けて上向き傾斜面に形成して先端側をハンドルに軸支させてハンドルに格納して、ハンドルの上面から下面に亘り貫通した貫通孔に挿通した南京錠のロック棒により前記傾斜面を押圧してスライドフックのロック部を扉の枠部に設けた係止孔に係合させたものを請求項2に記載の発明とする。そして、前記請求項1に記載の発明において、スライドフックがロック部とレバー部によりなるものとしたうえ、ハンドルに軸支させてハンドルに格納して、レバー部の引き起こしによりロック部が扉の枠部に設けた係止孔に係合した状態においてレバー部に設けた貫通孔に南京錠のロック棒を挿通させて該スライドフックを南京錠によりロックさせたものを請求項3に記載の発明とする。
【0006】
前記したいずれの発明も、ハンドル本体若しくはハンドルに格納したスライドフックのロック部によりハンドルを引き上げ不能としたうえ該スライドフックを南京錠によりロックさせるものであるから、スライドフックのロック部は南京錠を外さない限り係止孔との係合を解くことができないので、ハンドルを操作して鎖錠部の解錠を行うことができないものである。そして、請求項2に記載の発明にあっては、南京錠のロッド棒をハンドルの上面から下面に亘り貫通した貫通孔に挿通させることによりロッド棒がスライドフックの傾斜面を押圧してロック部を扉の枠部に設けた係止孔に係合させた状態を保持するのでスライドフックを南京錠によりロックしたものとなる。また、請求項3に記載の発明にあっては、ロック部を扉の枠部に設けた係止孔に係合させるためにハンドルの側面に引き起こしたレバー部に設けた貫通孔に南京錠のロック棒を挿通させればレバー部が南京錠のロッド棒にハンドルへの格納が規制されてスライドフックを南京錠によりロックされたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図により説明する。
〔第1の実施形態〕
先ず、第1の実施形態を図1〜図5を参照して説明する。1は箱本体3の開口部を施蓋する扉2の側面に形成した枠部21の外面に取り付けた鎖錠用ハンドル装置である。この鎖錠用ハンドル装置1は、ハンドル本体13に設けた扉前面に向け起伏自在のハンドル11により鎖錠部12を、箱本体3に設けた係止部31に係脱させて鎖錠、解錠を行うものであり、ハンドル11が図4に示すように伏倒時に鎖錠部12が鎖錠状態を図5に示すように引き上げ時に鎖錠部12が解錠状態をとるものとされている。
【0008】
前記ハンドル11にはスライドフック4が格納した状態で設けられおり、該スライドフック4はハンドル11が伏倒して扉2の枠部21に位置する鎖錠時に、ロック部41を扉2の枠部21に設けた係止孔21aに係合させたうえ南京錠5によりロックさせることができ、ハンドル11が引き上げ不能となるものであり、部外者が悪戯などによりハンドルを操作するのを防止できるものである。そして、南京錠5を引掛けるスライドフック4は動作可能なもので、ハンドル11に格納できるものであるから鎖錠、解錠時におけるハンドル操作の支障となることがなく、外観上体裁が良い。また、南京錠5によるロックであるから外部から容易にロック状態を確認できるものである。
【0009】
なお、スライドフック4はこの第1の実施形態のものは、上面41を扉側に向けて上向き傾斜面に形成して基端側をハンドル11に対して水平回動できるように軸支して先端側をロック部4aに形成したものである。また、該スライドフック4はハンドル11の下面を斜めに削ぎ形成した収納個所にばね6により常時格納されているものである。そして、前記スライドフック4の上面を臨むハンドル11の上面から下面に亘り貫通孔7が設けられており、該貫通孔7に南京錠5のロック棒5aを挿通することにより、ロック棒5aの先端がスライドフック4の傾斜面を滑ることによりスライドフック4のロック部4aを扉側に押圧して該ロック部4aを扉2の枠部21に設けた係止孔21aに自動的に係合させ、また、南京錠5のロック棒5aがこの係合状態を保持して、南京錠5によるロックが行われるものである。そして、南京錠5のロック棒5aを外すとスライドフック4は自動的にハンドル11内に格納するものである。このように、スライドフック4は常時はハンドル11に格納したものである。
【0010】
〔第2の実施形態〕
続いて、第2の実施形態を図6〜図8を参照して説明する。この実施形態は第1の実施形態とは、スライドフック4の構造と南京錠5によるロックの方法が相違するのみであるから他の説明は第1の実施形態の説明を援用する。
すなわち、この実施形態にあっては、スライドフック4がロック部4aとレバー部4bによりなるものとしたうえ、その中心部をハンドル11に対して水平回動できるように軸支してハンドル11の下面に格納したものである。そして、レバー部4bの引き起こし操作によりロック部4aが扉2の枠部21に設けた係止孔21aに係合するものであり、この引き起こし操作によりハンドル11の側部から張出するレバー部4bに設けた貫通孔8に南京錠5のロック棒5aを挿通させて該スライドフック4を南京錠5によりロックさせ、ハンドル11が引き上げ不能となるものである。
【0011】
なお、前記、レバー部4bは回動操作が容易となるように、ハンドル11の側面に添う起立板部4cを設けて、この起立板部4cに貫通孔8を設けたものとしている。また、スライドフック4のロック部4a、レバー部4b及び起立板部4cはハンドル11に下面及び側面に形成した凹段部に格納したものとしてハンドル11から突出しないものとしている。さらに、スライドフック4は南京錠によりロックをされない場合には図示を略したばねにより常時格納状態を保持しているものである。なお、この実施形態のばねを無くし、手動によりスライドフックを引き起こし、格納操作するようにしてもよい。
【0012】
以上で説明した第1、第2の実施形態では、スライドフック4が扉2の枠部21に設けた係止孔21aに係合することによってハンドル11が引き上げ不能になりロックさせるものであるが、この他にもスライドフック4がハンドル本体13に係合することによってハンドル11が引き上げ不能となりロックされるようにしてもよい。また、スライドフック4をハンドル本体13に格納して南京錠5によりロックするとハンドル11が引き上げ不能となるようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の鎖錠用ハンドルのロック機構は、ハンドルに格納したスライドフックのロック部を扉の枠部に設けた係止孔に係合させたうえ該スライドフックを南京錠によりロックさせるものであるから、スライドフックのロック部は南京錠を外さない限り係止孔との係合を解くことができないので、ハンドルを操作して鎖錠部の解錠を行うことができないものである。そして、スライドフックはハンドル本体若しくはハンドルに格納できるものであるから鎖錠、解錠時におけるハンドル操作の支障となることがなく、外観上体裁が良い。
従って、本発明の鎖錠用ハンドルのロック機構は従来の問題点を解決したものとしてその益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す要部の斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す側面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を態様を異にして示す側面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す平面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 鎖錠用ハンドル装置
11 ハンドル
12 鎖錠部
13 ハンドル本体
2 扉
21 枠部
21a 係止孔
3 箱本体
4 スライドフック
41 上面
4a ロック部
4b レバー部
5 南京錠
7 貫通孔
8 貫通孔[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a lock mechanism of a lock handle device that unlocks and locks by operating a handle.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in order to prevent an outsider from operating a handle due to mischief or the like, it is common to incorporate a cylinder lock for a handle lock. However, a space for the cylinder lock is required in the handle device, so that it is difficult to reduce the size, and the cost of the cylinder lock is high. Therefore, there is a device using a padlock that can be locked only when necessary. (For example, see Patent Document 1)
[0003]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-199868
[Problems to be solved by the invention]
However, the one disclosed in
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The terminal device of the present invention made in order to solve the above-mentioned problem is provided with a lock unit provided on a box body by a handle which is attached to a frame formed on a side surface of a door and can be raised and lowered toward the front of the door. In a lock handle device for locking and unlocking by unlocking and unlocking a stop portion, when the handle is turned down and locked in the door frame, the lock portion of the handle main body or the slide hook stored in the handle is used. The invention according to
[0006]
In any of the above-mentioned inventions, the handle cannot be pulled up by the lock portion of the handle main body or the slide hook stored in the handle, and the slide hook is locked by the padlock. Therefore, the lock portion of the slide hook does not remove the padlock. As long as the engagement with the locking hole cannot be released, the handle cannot be operated to unlock the lock portion. According to the second aspect of the present invention, by inserting the rod rod of the padlock into a through hole penetrating from the upper surface to the lower surface of the handle, the rod rod presses the inclined surface of the slide hook to lock the lock portion. The slide hook is locked with a padlock because the slide hook is kept engaged with the locking hole provided in the door frame. According to the third aspect of the present invention, the padlock is locked in a through hole formed in a lever portion raised on a side surface of a handle in order to engage the lock portion with a locking hole formed in a frame portion of the door. When the rod is inserted, the lever is restricted from being stored in the handle by the rod rod of the padlock, and the slide hook is locked by the padlock.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[First Embodiment]
First, a first embodiment will be described with reference to FIGS.
[0008]
The
[0009]
The
[0010]
[Second embodiment]
Next, a second embodiment will be described with reference to FIGS. This embodiment is different from the first embodiment only in the structure of the
That is, in this embodiment, the
[0011]
The lever portion 4b is provided with an upright plate portion 4c provided along the side surface of the
[0012]
In the first and second embodiments described above, the
[0013]
【The invention's effect】
As described above, the lock mechanism of the lock handle of the present invention engages the lock portion of the slide hook stored in the handle with the lock hole provided in the frame portion of the door, and then locks the slide hook with the padlock. Since the lock portion of the slide hook cannot be released from the engagement with the locking hole unless the padlock is removed, the handle cannot be unlocked by operating the handle. It is. Since the slide hook can be stored in the handle body or the handle, it does not hinder the operation of the handle at the time of locking and unlocking, and the appearance is good in appearance.
Therefore, the locking mechanism of the locking handle of the present invention is of great benefit as solving the conventional problems.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view of a main part showing the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a side view showing the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side view showing the first embodiment of the present invention in different modes.
FIG. 6 is a plan view showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view showing a second embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a perspective view of a main part showing a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
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---|---|---|---|
JP2002332269A JP4101035B2 (en) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | Lock mechanism of the handle for the lock |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017002536A (en) * | 2015-06-09 | 2017-01-05 | タキゲン製造株式会社 | Planar handle locked by padlock |
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- 2002-11-15 JP JP2002332269A patent/JP4101035B2/en not_active Expired - Fee Related
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