JP2004159518A - Method for grafting - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は台木苗と穂木苗を接ぎ木する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、接ぎ木苗製造用のロボットとして多数の接ぎ木ロボットの出願をしている(たとえば、特開2002−209439号公報)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−209439号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記本発明者らの開発した接ぎ木ロボットにおいては、台木苗と穂木苗を接合するに当たり、台木苗の子葉を二枚あるうち一枚削除して片葉にするため、当該片葉の子葉を有する台木苗は、子葉が二枚両方ともある台木苗に比べて台木部分の勢いが弱く、穂木部分との接ぎ木後の活着率が必ずしも高くなく、改善の余地があった。活着後の接ぎ木苗の生育の程度も、台木部分は子葉の片葉切断によるストレスが大きく、二枚両方の子葉を有する台木部分を有する接ぎ木に比べて1週間程度の生育遅れが出ている。
【0005】
また、接ぎ木ロボットが台木苗の子葉を一枚切断する切断作業を行う場合は、苗の大小により、片葉と成長点の削除が適確に行われるよう切断具の位置調整が必要だった。
【0006】
そこで、本発明の課題は、接ぎ木後の苗の生育が容易で、また機械化し易い台木と穂木の接ぎ木法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記課題は次の構成によって達成される。
請求項1記載の発明は、台木苗1の本葉部分1aを除去し、一対の子葉1bの間の茎1cに縦方向に切り込み入れるか又はV字状の溝を形成し、該茎1cの切り込み部分又はV字状の溝に、一対の子葉2bを残して斜め又はくさび状に茎2cを切断した穂木苗2を挿し込み、クリップ又はテープで接合部分を保持することからなる接ぎ木方法である。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、台木苗1の子葉1bを二枚とも残す方式により接ぎ木をすると、台木苗1の子葉1bの片葉を切断して穂木苗2と接合する接ぎ木法に比べて子葉1bが二枚残っているので、接ぎ木後の育苗管理が子葉を一枚残した場合に比べて容易である。
【0009】
請求項2記載の発明は、穂木苗2の台木苗1への接合方向は、台木苗1と穂木苗2の子葉1b、2bの受光を優先する場合には台木苗部分の子葉1bの展開方向と穂木苗部分の子葉2bの展開方向を直交する方向に接ぎ木し、接合苗のバランスを優先する場合には台木苗部分と穂木苗部分の両方の子葉1b、2bの展開方向を同じ方向に接ぎ木する請求項1記載の接ぎ木方法である。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の作用に加えて、接合苗の目的(接合苗の受光かバランスか)に応じて子葉1b、2bの方向を変えることができる。
【0011】
請求項3記載の発明は、一対のテープ保持具6の一側面の中央部に凹部6aを設け、該凹部6aを設けた保持具6の側面上に接着剤を塗布したテープ5を保持させ、該一対のテープ保持具6の接着剤塗布面を台木苗1と穂木苗2の接合部に貼付ける請求項1又は2記載の接ぎ木方法である。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、、請求項1又は2記載の発明の作用に加えて、安価なテープ5で苗接合部の表面を覆うことにより、台木苗1と穂木苗2の切り口の乾燥防止ができるだけでなく、また様々な大きさの苗に対応でき、接ぎ木の活着率がクリップによる接合部の保持に比べて向上する。
【0013】
請求項4記載の発明は、各把持部7a部分を半楕円状にし、該半楕円状部分の対向する側面に抜け防止用の突起7cを対称的に設けたスプリング式クリップ7を用いて苗の接合部を把持する請求項1又は2記載の接ぎ木方法。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の作用に加えて、各把持部7aの半楕円状部分が接合苗の把持を確実に行い、また突起7cを介してスプリング7bの付勢力Fにより接合苗の側面をその中央部に向けて押さえ込むので、接合苗の抜け防止ができ、また接合苗を覆う形で把持できるので苗の接合面の乾きが少ない。
【0015】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、接ぎ木後の養生への労力を大幅に減少でき、また接ぎ木の生育期間の短縮化が図れ、バラ、茶等の花木の接ぎ木にも上記接ぎ木法が適用できる。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、活着率が良くなり、生育期間の短縮化が図れる。
【0017】
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果に加えて、台木苗1と穂木苗2の切り口の乾燥防止などにより接ぎ木の活着率がさらに良くなり、生育期間の短縮化が図れる。
【0018】
請求項4記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果に加えて、接合苗の確実な把持と接合苗の抜け防止効果などにより接ぎ木の活着率がさらに良くなり、生育期間の短縮化が図れる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
本実施例では台木苗と穂木苗とを接ぎ木するにあたり、図1(a)に示す台木苗1の正面よりカッタ3で本葉1aの部分(本葉及び生長点)を除去し(図1(b))、一対の子葉1bを左右に開きながら、一対の子葉1bの間の茎1cに縦方向に切り込みを入れ(図1(c))、一対の子葉2bを残して斜め又はくさび状に茎2cを切断した穂木苗2を前記台木苗1の茎1cの切り込み部分に挿し込み(図1(d))、クリップ又はテープ(図示せず)で接合部分を保持する(図1(e))ことからなる接ぎ木方法を採用する。
【0020】
台木苗1の茎1cの切断は茎1cに直交する方向から前記生長点を垂直切断する場合及びV字切断する場合がある。
【0021】
穂木苗2は斜め(図2(a))又はくさび状(図2(b))に茎2cを切断するが、いずれの切断態様の場合にも穂木苗2の台木苗1への接合方向は穂木苗2の子葉2bの受光を優先する場合には台木苗1の子葉1bの展開方向と穂木苗2の子葉2bの展開方向が直交する方向(図2(c))に接ぎ木し、接合苗のバランスを優先する場合には台木苗1と穂木苗2の両方の子葉1b、2bの展開方向を同じ方向(図2(d))に接ぎ木する。
【0022】
野菜(ウリ科)などを接ぎ木する場合、台木苗1の子葉1bの片葉を切断して穂木苗2と接合する接ぎ木方式に代えて、上記台木苗1の子葉1bを二枚とも残す方式により接ぎ木をすると、子葉1bが二枚残っているため接ぎ木後の育苗管理が容易で、接ぎ木後の養生への労力を大幅に減少でき、また接ぎ木の生育期間の短縮化が図れる。また、バラ、茶等の花木の接ぎ木にも上記接ぎ木法が適用できる。
【0023】
また、台木苗1と穂木苗2との接合部の回りをクリップ、接着剤、ピン等で仮止めしておくことが行われているが、図3(a)と図3(b)の平面図に示すように接着剤を塗布したテープ5を一対のテープ保持具6に保持させて台木苗1と穂木苗2の接合部に貼付けることで接合部の仮止めを行うことができる。
【0024】
一対のテープ保持具6の一側面の中央部に凹部6aを設け、該凹部6aを設けた保持具6の側面上に接着剤を塗布したテープ5をそれぞれ保持させておく。そして台木苗1と穂木苗2の接合部の両側面から前記テープ保持具6を押圧することでテープ5が該苗の接合部の側面に接着される。その後、テープ保持具6を取り外し、次の仮止めのためのテープ5をテープ保持具6の側面に保持させる。 なお、図3(a)と図3(b)には、台木苗1と穂木苗2の接合部の断面を示す。
【0025】
こうして、安価なテープ5で苗接合部の表面を覆うことにより、台木苗1と穂木苗2の切り口の乾燥防止ができるだけでなく、また様々な大きさの苗に対応でき、接ぎ木の活着率がクリップによる接合部の保持に比べて向上する。
【0026】
また、苗接合部をクリップ止めする場合には、図4に示す一対の把持部7aを備えたスプリング式クリップ7を用いることが望ましい。図4(a)にはクリップ7の平面図、図4(b)には図4(a)の矢印S方向から見た図、図4(c)には図4(a)の要部拡大図を示す。
【0027】
スプリング7bを有するクリップ7を用い、クリップ把持部7aを半楕円状にし、該半楕円状部分の対向する側面に抜け防止用の突起7cを左右対称となるようにそれぞれの把持部7aに2箇所設けておく。また、半楕円状部分は、長径側の長さaを短径側の長さbの約2倍より大きくする(a>2b)ことで、接合苗の把持が確実に行え、また突起7cを介してスプリング7bの付勢力Fにより接合苗の側面をその中央部に向けて押さえ込むので(図4(d))、接合苗抜け防止ができ、また接合苗を覆う形で把持できるので苗の接合面の乾きが少ない。
【0028】
これに対して図8(a)に示す従来のクリップ17では台木苗1と穂木苗2の接合部とクリップ17の把持部17aの大きさとの違いからクリップ17から接合苗が矢印方向に抜け出ることがあり、またクリップ17の把持部17aの接合苗への当接面が平面であるので、クリップ把持部の中央で接合苗を把持していない場合には図8(b)、図8(c)に示すように接合苗が矢印方向に把持部17aから外れることがある。
【0029】
従来の接ぎ木ロボットでの台木苗1と穂木苗2の接合においても、各苗の切断、接合のための位置決めには子葉展開基部1d(図5(a))を利用していたが、台木苗1の子葉1bの片葉のみを残す切断には図示しないロータリシリンダによる回転運動するアームの先端に設けた刃を用いて行っていたため、アームの回転半径の調整でしか台木苗1の子葉1bの切断位置の調整ができなかった。
【0030】
そのため、台木苗1の茎1cの径の大小への対応はできても台木苗1のステージ(苗齢)への対応ができなかった。苗齢が高くなると台木苗1の中央に空洞1eができるので、台木苗1の茎1cと子葉1bの中間にある子葉展開基部1dにおいて苗の位置決めを行い、その位置を基準に縦方向又は横方向に台木苗1の空洞1eを避けるように切断位置の微調整が可能な構成(図5(b))にすると、接合苗の活着率が向上する。
【0031】
また、接ぎ木ロボットの台木苗1の本葉1aを切断した後に穂木苗2を挿入する切り込み部を形成する切断装置として、図5(c)に示すように刃物(カミソリ、カッター等)13を先端に設けたアームを円運動させる回転シリンダ(図示せず)と台木苗1の子葉展開基部1dにおいて台木苗1の位置決めを行いながら茎1cを把持する台木苗1の把持装置9を備え、さらに本葉1a切断後の台木苗1の子葉展開基部1dに向けて上方から降りて来る刃物を止めるストッパ8を設ける。ストッパ8はショックアブソーバを備えたものが望ましい。
【0032】
こうして台木苗1の子葉展開基部1dの位置を基準に縦方向又は横方向に苗の空洞を避けるようにストッパ8の切断位置の微調整が可能なので(図5(d)参照)、接合苗の活着率が高まる。
【0033】
従来は台木苗1の子葉1bの片葉を完全に切断した後、接合を行っていたが、切断刃を先端に備えた図示しないアームの円運動によって台木苗1の子葉展開基部1dを切り込むことにより切断面積を大きくとれ、接合苗の活着率の向上を図ることができる。
【0034】
ウリ科の接ぎ木の場合には、台木苗が軟らかく、台木苗と穂木苗の接合部をクリップで把持すれば台木苗の茎をつぶしながら保持することができる。しかし、ナス科の接ぎ木の場合には、ナス科の台木苗14の茎とナス科の穂木苗15の茎は共に硬く、クリップの挟持力ではつぶすことができない。また、台木苗14と穂木苗15の茎に軸径差がある場合が多く、小さい軸径の苗がクリップ16から抜けてしまうことがあった。
【0035】
そこで、図6(図6(b)の平面図の矢印S1方向から見た図を図6(a)に示し、図6(b)の平面図の矢印S2方向から見た図を図6(c)に示す。)に示すように、接ぎ木苗の接合部を把持する把持部16aを開閉するヒンジ部16bと、把持部16aに把持力を供給する弾発部16cとを設けた一体成形クリップ16において、ヒンジ部16bの上下にテーパー状の切込み16dを設ける。このようにすると、台木苗14と穂木苗15の茎の軸径に差があっても、図6(d)に示すように左右の把持部16aが下広がりの状態で把持するようになり、台木苗14と穂木苗15を接合部において適確に把持することができる。
【0036】
また、図7(a)、図7(b)には接ぎ木ロボットの台木苗1又は穂木苗2の接合前の茎1c、2cなどの切断装置の一部側面図を示す。
【0037】
接木ロボットにおいて、苗の切断を行う刃10の初期位置(切断前、切断後における待機場所)に紫外線ランプ11を配置しておき、接ぎ木時間は1本につき最高4.5秒間の待機時間と3.0秒間の照射時間とする。紫外線ランプ11の波長として殺菌力の高い短波長の紫外線を用い、また紫外線ランプ11の周りはカバー12で覆い、目や皮膚等、人体への影響が無いようにする。
【0038】
従来の接ぎ木ロボットでは、刃10の洗浄用として水を入れたポットを設け、シリンダーで刃10を浸積させていたが、この方法では、刃10へ付着した植物の樹液を洗い流すことができるだけであり、殺菌効果はなかった。
【0039】
以前よりユーザーからは病気の苗を1本切断すると、その後切断した苗すべてが感染する問題が提起されていたが、上記紫外線消毒法で接ぎ木作業の間に3秒間紫外線照射を行うことで、刃10の滅菌が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の台木苗と穂木苗とを接ぎ木手順を説明する図。
【図2】本発明の実施の形態の台木苗と穂木苗とを接ぎ木手順を説明する図。
【図3】本発明の実施の形態の台木苗と穂木苗とを接合時の平面図。
【図4】本発明の実施の形態の台木苗と穂木苗とを接合用のクリップとその接合苗のクリップ止めの様子の説明図。
【図5】本発明の実施の形態の台木苗の穂木苗との接合目の切り込みを入れる様子を示す斜視図。
【図6】本発明の実施の形態のクリップの形状と機能を説明する図。
【図7】本発明の実施の形態の接ぎ木ロボットの切断装置の刃の洗浄装置部分を示す側面図(図7(a))と正面図(図7(b))。
【図8】従来の台木苗と穂木苗とを接合用のクリップとその接合苗のクリップ止めの様子の説明図。
【符号の説明】
1 台木苗 1a 本葉
1b 子葉 1c 茎
1d 台木苗の子葉展開基部 1e 空洞
2 穂木苗 2b 子葉
2c 茎 3 カッタ
5 テープ 6 テープ保持具
6a テープ保持具の凹部 7 クリップ
7a クリップ把持部 7b スプリング
7c 突起 8 ストッパ
9 把持装置 10 切断刃
11 紫外線ランプ 12 カバー
13 切断刃 14 ナス科の台木苗
15 ナス科の穂木苗 16 クリップ
16a クリップの把持部 16b クリップのヒンジ部
16c クリップの弾発部 16d 切込み[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method of grafting rootstock seedlings and spikelet seedlings.
[0002]
[Prior art]
The present applicant has filed applications for a large number of grafting robots as robots for producing grafted seedlings (for example, JP-A-2002-209439).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-209439
[Problems to be solved by the invention]
In the grafting robot developed by the inventors of the present invention, in joining the rootstock seedlings and the spikelet seedlings, one of the two rootstock seedlings is deleted to make one of the two cotyledons. Rootstock seedlings with cotyledons have lower rootstock momentum than rootstock seedlings that have both two cotyledons, the survival rate after grafting with the scion part is not necessarily high, and there is room for improvement. . The degree of growth of the grafted seedlings after rooting is also large in the rootstock part due to the stress caused by the cutting of one leaf of the cotyledon, and the growth is delayed by about one week as compared with the grafted part having the rootstock part having both cotyledons. I have.
[0005]
In addition, when the grafting robot performed cutting work to cut one cotyledon of the rootstock seedling, it was necessary to adjust the position of the cutting tool so that the removal of one leaf and the growth point was properly performed depending on the size of the seedling. .
[0006]
Therefore, an object of the present invention is to provide a method of grafting rootstocks and scions that facilitates the growth of seedlings after grafting and is easy to mechanize.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The above object of the present invention is achieved by the following configuration.
According to the first aspect of the present invention, the true leaf portion 1a of the
[0008]
According to the first aspect of the present invention, when grafting is performed by a method in which both the
[0009]
According to the second aspect of the present invention, the joining direction of the
[0010]
According to the second aspect of the invention, in addition to the operation of the first aspect, the direction of the
[0011]
According to the third aspect of the present invention, a concave portion 6a is provided at the center of one side surface of the pair of
[0012]
According to the invention of
[0013]
According to the fourth aspect of the present invention, each of the gripping portions 7a is formed into a semi-elliptical shape, and a spring-
[0014]
According to the fourth aspect of the present invention, in addition to the operation of the first or second aspect, the semi-elliptical portion of each gripping portion 7a reliably grips the joined seedling, and the spring is provided via the projection 7c. Since the side surface of the joined seedling is pressed down toward the center by the biasing force F of 7b, the joining seedling can be prevented from coming off, and the joined seedling can be gripped so as to cover it.
[0015]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the labor for curing after grafting can be greatly reduced, the growth period of grafting can be shortened, and the above grafting method can be applied to grafting of flowering plants such as roses and tea. .
[0016]
According to the second aspect of the invention, in addition to the effect of the first aspect of the invention, the survival rate is improved, and the growth period can be shortened.
[0017]
According to the third aspect of the present invention, in addition to the effects of the first or second aspect of the present invention, the survival rate of grafts is further improved by preventing the cut ends of the
[0018]
According to the invention of claim 4, in addition to the effects of the invention of
[0019]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
In the present embodiment, when grafting the rootstock seedling and the earling seedling, the part of the true leaf 1a (the true leaf and the growing point) is removed from the front of the
[0020]
The cutting of the
[0021]
The
[0022]
When grafting vegetables (Cucurbitaceae) etc., instead of the grafting method in which one leaf of the
[0023]
In addition, the area around the joint between the
[0024]
A concave portion 6a is provided at the center of one side surface of the pair of
[0025]
In this way, by covering the surface of the seedling junction with the
[0026]
When clipping the seedling junction, it is desirable to use a spring-
[0027]
Using the
[0028]
On the other hand, in the
[0029]
In the joining of the
[0030]
For this reason, it was not possible to respond to the stage (seedling age) of the
[0031]
As shown in FIG. 5C, a cutting device (a razor, a cutter, etc.) 13 is used as a cutting device for forming a cut portion for inserting the
[0032]
In this way, the cutting position of the
[0033]
Conventionally, one leaf of the
[0034]
In the case of grafts of Cucurbitaceae, the rootstock seedlings are soft and can be held while crushing the stems of the rootstock seedlings by gripping the joint between the rootstock seedlings and the earling seedlings with clips. However, in the case of a grafted plant of the Solanaceae family, the stem of the
[0035]
Therefore, FIG. 6A is a diagram viewed from the direction of arrow S1 in the plan view of FIG. 6B, and FIG. 6B is a diagram viewed from the direction of arrow S2 in the plan view of FIG. c)), an integrally formed clip provided with a
[0036]
7 (a) and 7 (b) are partial side views of a cutting device for cutting the
[0037]
In the grafting robot, the
[0038]
In the conventional grafting robot, a pot filled with water for cleaning the
[0039]
Previously, users had suggested that if one sick seedling was cut, all the cut seedlings would become infected.However, the above-mentioned UV disinfection method irradiates the blade with ultraviolet light for 3 seconds during grafting. 10 sterilizations can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view for explaining a grafting procedure of a rootstock seedling and a scion seedling according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a grafting procedure of a rootstock seedling and a scion seedling according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a plan view when the rootstock seedling and the scion seedling according to the embodiment of the present invention are joined.
FIG. 4 is an explanatory view of a clip for joining a rootstock seedling and a scion seedling according to the embodiment of the present invention, and how the joined seedling is clipped.
FIG. 5 is a perspective view showing a state where a cut is made at a joint of the rootstock seedling and the scion seedling according to the embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a view for explaining the shape and function of the clip according to the embodiment of the present invention.
7 is a side view (FIG. 7 (a)) and a front view (FIG. 7 (b)) showing a cleaning device portion of a blade of the cutting device of the grafting robot according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 is an explanatory view of a conventional clip for joining a rootstock seedling and a scion seedling and clipping the joined seedling.
[Explanation of symbols]
REFERENCE SIGNS
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