JP2004159127A - Video conference system - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットやLAN等の通信ネットワークを利用する予約型リアルタイムビデオ会議システムに関し、特に効率的な会議リソースの管理および制御を実現する方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、インターネットやLAN(Local Area Network)など、IP(InternetProtocol )網をベースとしたネットワークサービスが普及している。また、クライアント側においても、近年のADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線などの普及により、広帯域のブロードバンド通信環境が整いつつある。
【0003】
ブロードバンド通信環境の普及に伴い、ビデオチャットサービスなど、通信データ量が多い画像データを用いた多地点の双方向リアルタイムビデオ会議サービスが提供され始めている。これらの多地点ビデオ会議システムにおいて、会議に参加する各ユーザは、IP網に接続されたパーソナルコンピュータ等の端末装置から会議サーバ装置にアクセスし、互いに会議サーバ装置経由で双方向の画像データや音声データをやりとりし、多地点会議を行うことができる(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。
【0004】
図8は従来のIPビデオ会議システムの構成を示すブロック図である。図8において、会議サーバ装置101は、ビデオ会議に参加する複数の会議クライアント端末装置108−A,108−B,108−C間を双方向通信可能に接続する。予約サーバ装置102は、会議クライアント端末装置108−A,108−B,108−Cから会議の予約を受け付ける。データベース部(以下、DB部と略する)103は、会議予約情報とユーザ情報とを記憶する。課金サーバ装置104は、会議に参加した会議クライアント端末装置108−A,108−B,108−Cへの課金を行う。会議クライアント端末装置108−A,108−B,108−Cは、IP網105を介して会議サーバ装置101、予約サーバ装置102および課金サーバ装置104と接続される。
【0005】
しかし、図8に示すようなIP網105を利用したIPビデオ会議システムでは、従来の電話回線網(ISDN)を利用したTV会議システムと異なり、会議サーバ装置101への接続数がそのまま会議で使用されるリソース数と一致しない。例えば、図9に示すISDN用TV会議システムであれば、同時間帯に会議に参加可能なTV会議クライアント端末装置208の数は、サーバなどのセンタ装置201が接続されている回線数が上限となり、それ以上の個数のクライアント端末装置208を接続することはできない。
【0006】
これに対して、IPビデオ会議システムの場合、例えば図10に示すように各会議クライアント端末装置108−A,108−B〜108−Nのスペックや会議クライアント端末装置108−A,108−B〜108−NとIP網105とを接続する通信回線109の速度が一意に決まらないため、会議に参加する会議クライアント端末装置数が同じであっても、開催される会議ごとに必要とされる通信帯域は異なることになる。したがって、会議サーバ装置101側の通信回線107の帯域と、会議に参加する会議クライアント端末装置数に直接的な関連はない。
【0007】
また、画像データは、利用する符号化方式が同じでもパラメータの設定により必要な帯域幅が大きく異なるため、やはり会議に必要な帯域数は一意に決まらないこととなる。そのため、現在、提供されているIPビデオ会議システムでは、利用ユーザに対し、会議に参加可能な最大の会議クライアント端末装置数を元にサービス契約を行い、システム設備側では、その最大数の会議クライアント端末装置108が全て早い回線速度の通信回線109を使った場合でも対応可能なように、ある程度余裕をみた設備を導入している場合が多い(図11)。例えば、図11の例では、最大の会議クライアント端末装置数を10台とし、各会議クライアント端末装置108が帯域2[Mb/s]の通信回線109を使用するものとして、会議サーバ装置101側の通信回線107の帯域を20[Mb/s]以上に設定している。
【0008】
【特許文献1】
特開平1999−136367号公報
【非特許文献1】
「パケットに基づくマルチメディア通信システム」(6.6節マルチポイントプロセッサの特性),TTC標準JT−H323,社団法人情報通信技術委員会(TTC),1996年11月27日
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図11で説明したような方式では、システム設備側は想定した帯域が実際の会議開催中に使用されていない場合でも、余分な帯域を確保していることとなり、実際には帯域が余る可能性があった。例えば、図12のように、会議に参加する会議クライアント端末装置108のうち、1台の会議クライアント端末装置108−1が帯域2[Mb/s]の通信回線109を用いてアクセスし、残り9台の会議クライアント端末装置108−2〜108−10が帯域64[kb/s]の通信回線109を用いてアクセスする場合、会議開催中に使用される帯域は2.576[Mb/s]となり、システム設備側が確保している帯域20[Mb/s]に対して17.424[Mb/s]が余ることになる。このため、従来のIPビデオ会議システムでは、会議リソース(帯域)の有効利用という観点からみると、効率が悪いという問題点があった。
【0010】
また、同じ理由により、ある時刻に予約された会議が、実際の会議時にどの程度のリソース(帯域)を使うかが、実際に会議が行われるまで分からないことから、予約管理上その時刻に他の会議の予約を入れてよいかどうかが分からないという問題点があった。
【0011】
本発明は、上記の問題点を解決するため、IPビデオ会議システムにおいて効率的な会議リソース(帯域)管理を実現し、同じ開催日時に開催される会議をシステム設備側が提供し得る会議リソースの範囲内でできるだけ多く予約可能とすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、少なくとも画像の送受信機能を有する複数の端末装置と、この端末装置と通信ネットワークを介して接続され、前記端末装置から会議の予約を受け付ける予約サーバ装置と、前記端末装置と通信ネットワークを介して接続され、ビデオ会議に参加する複数の端末装置間を双方向通信可能に接続する会議サーバ装置とを備えたビデオ会議システムであって、前記予約サーバ装置は、予約済の会議の使用帯域合計値を管理する会議リソース管理部と、会議の予約をしたい前記端末装置から会議の開催日時と会議に参加する前記端末装置の数と端末装置1台あたりの使用帯域の情報とを含む会議予約情報を受け、前記会議リソース管理部が管理する前記開催日時における前記使用帯域合計値と前記会議予約情報とに基づいて予約受付が可能かどうかを判定する会議予約受付部と、この会議予約受付部で予約受付可能と判定された会議の前記会議予約情報を管理する会議予約情報管理部とを備え、前記会議サーバ装置は、会議の開催時にこの会議に対応する前記会議予約情報を前記予約サーバ装置から取得する会議情報管理部と、前記取得された会議予約情報に基づいて、会議に参加する前記端末装置の使用帯域を制限する会議パラメータ情報を決定し、決定した会議パラメータ情報を前記会議に参加する各端末装置に送信する会議パラメータ制御部とを備え、前記端末装置は、自装置の使用帯域が前記会議パラメータ情報で指定された帯域内に収まるように制御する会議リソース制御部を備えるものである。
【0013】
また、本発明のビデオ会議システムにおいて、前記予約サーバ装置は、予約済の会議の使用帯域合計値を管理する会議リソース管理部と、会議の予約をしたい前記端末装置から会議の開催日時と会議に参加する前記端末装置の数と会議に参加する全端末装置の合計の使用帯域の情報とを含む会議予約情報を受け、前記会議リソース管理部が管理する前記開催日時における前記使用帯域合計値と前記会議予約情報とに基づいて予約受付が可能かどうかを判定する会議予約受付部と、この会議予約受付部で予約受付可能と判定された会議の前記会議予約情報を管理する会議予約情報管理部とを備え、前記会議サーバ装置は、会議の開催時にこの会議に対応する前記会議予約情報を前記予約サーバ装置から取得する会議情報管理部と、会議に参加している前記端末装置が実際に使用している実使用帯域の情報を管理するクライアント情報管理部と、このクライアント情報管理部が管理する情報と前記取得された会議予約情報とに基づいて、会議に参加する前記端末装置の使用帯域を制限する会議パラメータ情報を端末装置ごとに決定し、決定した会議パラメータ情報を対応する前記端末装置に送信する会議パラメータ制御部とを備え、前記端末装置は、自装置の使用帯域が前記会議パラメータ情報で指定された帯域内に収まるように制御する会議リソース制御部を備えるものである。
【0014】
また、本発明のビデオ会議システムにおいて、前記予約サーバ装置は、予約済の会議の使用帯域合計値を管理する会議リソース管理部と、会議の予約をしたい前記端末装置から会議の開催日時と会議に参加する全端末装置の合計の使用帯域の情報とを含む会議予約情報を受け、前記会議リソース管理部が管理する前記開催日時における前記使用帯域合計値と前記会議予約情報とに基づいて予約受付が可能かどうかを判定する会議予約受付部と、この会議予約受付部で予約受付可能と判定された会議の前記会議予約情報を管理する会議予約情報管理部とを備え、前記会議サーバ装置は、会議の開催時にこの会議に対応する前記会議予約情報を前記予約サーバ装置から取得する会議情報管理部と、会議に参加している前記端末装置の数とこれらの端末装置が実際に使用している実使用帯域の情報とを管理するクライアント情報管理部と、このクライアント情報管理部が管理する情報と前記取得された会議予約情報とに基づいて、会議に参加する前記端末装置の使用帯域を制限する会議パラメータ情報を端末装置ごとに決定し、決定した会議パラメータ情報を対応する前記端末装置に送信する会議パラメータ制御部とを備え、前記端末装置は、自装置の使用帯域が前記会議パラメータ情報で指定された帯域内に収まるように制御する会議リソース制御部を備えるものである。
【0015】
また、本発明のビデオ会議システムの1構成例において、前記会議リソース制御部は、自装置から送信する画像を符号化する際のビデオコーデックパラメータを調整して自装置の使用帯域を制御するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態となる予約型IPビデオ会議システムの構成を示すブロック図である。予約型IPビデオ会議システムは、会議クライアント端末装置8からデータを受信しかつ会議クライアント端末装置8へデータを送信することにより、ビデオ会議に参加する複数の会議クライアント端末装置間を双方向通信可能に接続する会議サーバ装置1と、会議クライアント端末装置8から会議の予約を受け付ける予約サーバ装置2と、会議予約情報とユーザ情報(ユーザIDやパスワード等)とを記憶するDB部3と、会議に参加した会議クライアント端末装置8への課金を行う課金サーバ装置4と、通信ネットワークであるIP網5と、会議サーバ装置1、予約サーバ装置2および課金サーバ装置4とIP網5とを接続するルータ6と、ルータ6とIP網5とを接続する通信回線7と、少なくとも画像の送受信機能を有する会議クライアント端末装置8と、会議クライアント端末装置8とIP網5とを接続する通信回線9と、会議クライアント端末装置8に接続されたマイク90、スピーカ91、モニタ装置92およびカメラ93とを有している。なお、図1では、会議クライアント端末装置8を1台だけ記載しているが、IP網5には複数の会議クライアント端末装置8が接続されている。
【0017】
会議サーバ装置1は、IP網5と接続するためのIPネットワーク・インタフェース部10と、HTTP(HyperText Transfer Protocol )プロトコルによって予約サーバ装置2や会議クライアント端末装置8と情報をやり取りするHTTPサーバ機能部11と、会議に参加する複数の会議クライアント端末装置間を双方向通信可能に接続するビデオ会議開催機能部12と、開催中の会議に関する情報を管理する会議情報管理部13と、開催中の会議に参加している会議クライアント端末装置8の情報を管理するクライアント情報管理部14と、会議に参加する会議クライアント端末装置8の使用帯域を制限する会議パラメータ情報を決定し、決定した会議パラメータ情報を各会議クライアント端末装置8に送信する会議パラメータ制御部15とを有している。
【0018】
予約サーバ装置2は、IP網5と接続するためのIPネットワーク・インタフェース部20と、HTTPプロトコルによって会議サーバ装置1や会議クライアント端末装置8と情報をやり取りするHTTPサーバ機能部21と、会議クライアント端末装置8からの予約を受け付ける会議予約受付部22と、予約済の会議の使用帯域合計値を管理する会議リソース管理部23と、DB部3に記憶された会議予約情報を管理する会議予約情報管理部24と、DB部3に記憶されたユーザ情報を管理するユーザ情報管理部25とを有している。
【0019】
会議クライアント端末装置8は、IP網5と接続するためのIPネットワーク・インタフェース部80と、IP網5に接続してウエブページを表示するWebブラウザ機能部81と、予約サーバ装置2に対して会議を予約するための会議予約アプリケーション(以下、APと略する)部82と、ビデオ会議を行うためのビデオ会議クライアントAP部83とを有している。
【0020】
ビデオ会議クライアントAP部83は、マイク10で集音された音声信号を符号化して会議サーバ装置1に送信する音声データを生成すると共に、会議サーバ装置1から受信した音声データをアナログ音声信号に変換してスピーカ91から出力させる音声コーデック部84と、会議サーバ装置1に送信する共有データを生成すると共に、会議サーバ装置1から受信した共有データをモニタ装置92に表示させるデータ会議機能部85と、カメラ93で撮像された映像信号を符号化して会議サーバ装置1に送信する画像データを生成すると共に、会議サーバ装置1から受信した画像データを映像信号に変換してモニタ装置92に表示させるビデオコーデック部86と、開催中の会議に関する情報を管理する会議情報管理部87と、自装置の使用帯域が会議パラメータ情報で指定された帯域内に収まるように制御する会議リソース制御部88と、自装置から送信する画像を符号化する際のビデオコーデックパラメータを調整して自装置の使用帯域を制御するビデオコーデック制御部89とから構成される。
【0021】
なお、会議予約AP部82は、専用のアプリケーションソフトウェアで実現してもよいし、Webブラウザ機能部81の一部としてもよい。また、本実施の形態では、会議サーバ装置1と予約サーバ装置2を別構成としているが、会議サーバ装置1内に予約サーバ装置2の機能を実装させても同様の動作が可能である。
【0022】
図2は予約型IPビデオ会議システムの動作を示すシーケンス図である。図2では、図1と同様に会議クライアント端末装置8を1台だけ記している。この図2を用いて、本実施の形態の予約型IPビデオ会議システムにおける会議リソース管理・制御方法について説明する。本実施の形態では、会議サーバ装置1は、WA[b/s]の通信帯域の通信回線7によってIP網5に接続されているものとする。
【0023】
ビデオ会議を予約するユーザは、会議クライアント端末装置8のWebブラウザ機能部81の機能を用いて、予約サーバ装置2に対してアクセスを行う(図2ステップS101)。予約サーバ装置2の会議予約受付部22は、アクセス元の会議クライアント端末装置8に対してユーザIDとパスワードの入力を要求する(ステップS102)。
【0024】
ユーザは、会議クライアント端末装置8にユーザIDとパスワードを入力し、会議クライアント端末装置8は、入力されたユーザIDとパスワードを予約サーバ装置2に送信する(ステップS103)。予約サーバ装置2の会議予約受付部22は、受信したユーザIDとパスワードに基づいてDB部3のユーザ情報を参照し、ユーザ認証を行う。
【0025】
ユーザ認証が成功した場合、会議予約受付部22は、アクセス元の会議クライアント端末装置8に対して図3に示すような会議予約画面900のデータを送信する(ステップS104)。これにより、会議クライアント端末装置8のモニタ装置92に会議予約画面900が表示される。
【0026】
ユーザは、モニタ装置92に表示された会議予約画面900を見て、会議の開催日、開始時刻、会議時間、会議に参加する会議クライアント端末装置8の数M[台]および会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WN[b/s]を入力して、画面上の確定ボタンを押す。これにより、開催日、開始時刻、会議時間、会議に参加する会議クライアント端末装置数Mおよび会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WNの情報からなる会議予約情報が会議クライアント端末装置8から予約サーバ装置2に送信される(ステップS105)。
【0027】
予約サーバ装置2の会議予約受付部22は、会議クライアント端末装置8から会議予約情報を受信すると、この会議予約情報で指定された開催日の開催時間帯(開始時刻から会議時間が経過するまでの間)に、他の予約が入っているかどうかを会議リソース管理部23に問い合わせる。
【0028】
会議予約受付部22からの問い合わせに応じて、会議リソース管理部23は、DB部3に格納された予約済みの会議予約情報を参照して、会議予約受付部22が受信した会議予約情報で指定されている開催日の開催時間帯に他の予約が入っているかどうかを確認する。そして、会議リソース管理部23は、同開催日の同開催時間帯に少なくとも1つの予約が既に入っていて、この予約済みの会議の使用帯域が合計でWB[b/s]であった場合、この使用帯域合計値WB[b/s]を会議予約受付部22に通知する。
【0029】
会議予約受付部22は、予約済みの会議を開催した場合の通信回線7の残りの帯域(WA−WB)と、会議クライアント端末装置8から受信した会議予約情報で指定されている会議を開催する場合に必要とされる帯域(M×M×WN)とを比較する。(WA−WB)≧(M×M×WN)の場合には通信回線7の帯域に余裕があることになるので、会議予約受付部22は、予約受付が可能と判断する。また、(WA−WB)<(M×M×WN)の場合には通信回線7の帯域が足りないことになるので、会議予約受付部22は、予約受付が不可能と判断する。
【0030】
会議予約受付部22は、予約受付が可能な場合、会議クライアント端末装置8から受信した会議予約情報を予約済みの会議予約情報としてDB部3に記録し、会議クライアント端末装置8に予約許可画面を送信する(ステップS106)。こうして、会議の予約が成功し、予約した開催日の開催時刻に会議を開催することが可能となる。
【0031】
次に、実際に会議が開催されるときの動作を説明する。会議に参加するユーザは会議クライアント端末装置8を用いて会議サーバ装置1に会議参加要求を送信する(ステップS107)。会議サーバ装置1の会議情報管理部13は、会議クライアント端末装置8から会議参加要求があった場合、参加要求元の会議クライアント端末装置8のユーザ情報とこの会議クライアント端末装置8が参加する会議の会議予約情報とを予約サーバ装置2に問い合わせる(ステップS108)。
【0032】
会議サーバ装置1からの問い合わせに応じて、予約サーバ装置2のユーザ情報管理部25は、前記参加要求元の会議クライアント端末装置8のユーザ情報をDB3から取得して会議サーバ装置1に送信すると同時に、予約サーバ装置2の会議予約情報管理部24は、前記参加要求元の会議クライアント端末装置8が参加する会議の会議予約情報をDB部3から取得して会議サーバ装置1に送信する(ステップS109)。
【0033】
続いて、会議情報管理部13は、前記参加要求元の会議クライアント端末装置8に対してユーザIDとパスワードの入力を要求する(ステップS110)。ユーザは、会議クライアント端末装置8にユーザIDとパスワードを入力し、会議クライアント端末装置8は、入力されたユーザIDとパスワードを会議サーバ装置1に送信する(ステップS111)。
【0034】
会議サーバ装置1の会議情報管理部13は、受信したユーザIDおよびパスワードと予約サーバ装置2から受信したユーザ情報とを照らし合わせることでユーザ認証を行う。会議情報管理部13は、ユーザ認証に成功し、かつ前記参加要求元の会議クライアント端末装置8の参加が予約サーバ装置2から受信した会議予約情報に合致したものである場合、会議への参加が妥当と判断して、前記参加要求元の会議クライアント端末装置8に対して会議参加を許可する(ステップS112)。
【0035】
このとき、会議サーバ装置1の会議パラメータ制御部15は、会議参加許可の送信と同時に、前記参加要求元の会議クライアント端末装置8の使用帯域を制御する会議パラメータ情報を送信する。この会議パラメータ情報には、予約サーバ装置2から送信された会議予約情報から取得した、会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WNの情報が含まれる。
【0036】
会議パラメータ情報を受信した会議クライアント端末装置8の会議リソース制御部88は、自装置の使用帯域が会議パラメータ情報で指定された使用帯域WN内に収まるように制御する。使用帯域の制御は、音声コーデック部84、データ会議機能部85およびビデオコーデック部86を3つとも制御して行ってもよいが、本実施の形態では、使用帯域に占める割合が最も大きい画像データを調整することにより、使用帯域を制御している。
【0037】
すなわち、会議リソース制御部88は、ビデオコーデック制御部89を通じてビデオコーデック部86を制御する。ビデオコーデック制御部89は、カメラ93によって撮像されビデオコーデック部86で符号化される画像データの使用帯域が会議パラメータ情報で指定された使用帯域WN内に収まるように、画像データのサイズやフレームレートなどのビデオコーデックパラメータを調整する。
【0038】
こうして、マイク90で集音され音声コーデック部84で符号化された音声データと、データ会議機能部85でドキュメント共有やテキストチャットに使用される共有データと、ビデオコーデック部86から出力される使用帯域調整済の画像データとが会議クライアント端末装置8から会議サーバ装置1に送信される(ステップS113)。
【0039】
会議クライアント端末装置8から音声データと共有データと画像データとを受信した会議サーバ装置1のビデオ会議開催機能部12は、受信したデータを会議に参加中の全ての会議クライアント端末装置8に送信する(ステップS114)。各会議クライアント端末装置8では、会議サーバ装置1から送信された音声データが音声コーデック部84によってアナログ音声信号に変換されてスピーカ91から出力され、会議サーバ装置1から送信された共有データがデータ会議機能部85によってモニタ装置92に表示され、また会議サーバ装置1から送信された画像データがビデオコーデック部86によって映像信号に変換されてモニタ装置92に表示される。
【0040】
各会議クライアント端末装置8の使用帯域がWN[b/s]内に収まるように制御したことにより、1台の会議クライアント端末装置8と会議サーバ装置1との間の通信量は、(M×WN)[b/s]以下となる。そして、会議全体での合計使用帯域は、(M×M×WN)[b/s]以下となり、会議予約情報で予約した以上の帯域は使用されないこととなる。したがって、予約サーバが同時間帯に別の会議の予約を入れておいた場合、その会議も同時に開催することが可能となる。
【0041】
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は本発明の第2の実施の形態となる予約型IPビデオ会議システムの構成を示すブロック図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態は、第1の実施の形態をより具体的に説明するものである。
【0042】
本実施の形態では、会議サーバ装置1と予約サーバ装置2とDB部3と課金サーバ装置4とルータ6とからなるビデオ会議サーバ側の設備とIP網5とを接続する通信回線7を、帯域が6[Mb/s]の専用線であるとする。また、会議クライアント端末装置8として、8−A,8−B,8−C,8−D,8−E,8−Fの6台があり、そのうち会議クライアント端末装置8−A,8−B,8−Cの3台は、帯域が1.5[Mb/s]の通信回線9であるADSL回線によってIP網5と接続され、会議クライアント端末装置8−D,8−E,8−Fの3台は、帯域が64[kb/s]の通信回線9であるISDN(Integrated Services Digital Network )回線によってIP網5と接続されている。
【0043】
ユーザAは、会議クライアント端末装置8−Aから予約サーバ装置2にアクセスし、第1の会議予約を行う。このとき、ユーザAは、会議に参加する会議クライアント端末装置数として3台、会議参加ユーザとしてユーザAと会議クライアント端末装置8−Bを使うユーザBと会議クライアント端末装置8−Cを使うユーザCとを想定し、会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WNとして500[kb/s]を予約する。
【0044】
ユーザAが予約した開催日の開催時間帯には他の予約は入っていないものとすると、この第1の会議に必要な帯域は、500×3×3=4.5[Mb/s]となる。この第1の会議に必要な帯域は、ビデオ会議サーバ側設備の通信回線7の帯域6[Mb/s]より小さいので、第1の会議の予約は許可され、この第1の会議の会議予約情報が予約サーバ装置2のDB部3に記録される。
【0045】
次に、ユーザDが、会議クライアント端末装置8−Dから、ユーザAが予約したのと同じ開催時間帯に第2の会議を予約するものとする。ユーザDは、会議に参加する会議クライアント端末装置数として3台、会議参加ユーザとしてユーザDと会議クライアント端末装置8−Eを使うユーザEと会議クライアント端末装置8−Fを使うユーザFとを想定する。
【0046】
このとき、もし仮にユーザDが会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WNとして500[kb/s]を想定したとすると、第2の会議に必要な帯域は、500×3×3=4.5[Mb/s]となる。しかし、第1の会議の予約が既に行われていることから、ユーザDが予約したい時間帯における通信回線7の残りの帯域は、6−4.5=1.5[Mb/s]であり、第2の会議に必要な帯域4.5[Mb/s]を確保することができない。
【0047】
ただし、会議クライアント端末装置8−D,8−E,8−Fの3台は、いずれも帯域が64[kb/s]の通信回線(ISDN回線)9によってIP網5と接続されているので、会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域としては64[kb/s]を想定すればよい。この場合、第2の会議に必要な帯域は64×3×3=0.576[Mb/s]となる。したがって、ユーザDが会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WNを64[kb/s]として会議予約画面900に入力すれば、第2の会議も予約が成立する。
【0048】
会議の開催時間帯となったときには、第1の会議と第2の会議とが同時に開催されることとなる。第1の会議に参加する会議クライアント端末装置8−A,8−B,8−Cの3台は、それぞれ会議への参加時に会議サーバ装置1から使用帯域(会議サーバ装置1と送受信するデータの量)を500[kb/s]内に抑えるよう会議パラメータ情報によって指示を受けるため、第1の会議のために使用される通信回線7の帯域は4.5[Mb/s]以下となる。
【0049】
一方、第2の会議に参加する会議クライアント端末装置8−D,8−E,8−Fの3台は、それぞれ会議への参加時に会議サーバ装置1から使用帯域を64[kb/s]内に抑えるよう会議パラメータ情報によって指示を受けるため、第2の会議のために使用される通信回線7の帯域は0.576[Mb/s]以下となる。
【0050】
したがって、第1の会議と第2の会議との合計で5.076[Mb/s]以下の帯域を使用することとなり、この使用帯域は通信回線7の帯域6[Mb/s]より小さいので、第1の会議と第2の会議は両方とも正常に開催されることとなる。
【0051】
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態においても、予約型IPビデオ会議システムの構成と動作は第1の実施の形態とほぼ同様であるので、図1、図2の符号を用いて説明する。第1、第2の実施の形態と異なる点は、前述の会議予約情報のうち、会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WN[b/s]の代わりに、会議に参加する全ての会議クライアント端末装置8の合計の使用帯域WT[b/s]を予約する点である。この場合の会議予約画面900を図5に示す。
【0052】
これにより、本実施の形態では、開催日、開始時刻、会議時間、会議に参加する会議クライアント端末装置8の数M[台]および会議に参加する全ての会議クライアント端末装置8の合計の使用帯域WT[b/s]からなる会議予約情報が会議クライアント端末装置8から予約サーバ装置2に送信される。
【0053】
予約サーバ装置2の会議予約受付部22は、会議予約情報で指定された開催日の開催時間帯に、他の予約が入っているかどうかを会議リソース管理部23に問い合わせる。会議リソース管理部23は、会議予約受付部22が受信した会議予約情報で指定されている開催日の開催時間帯に少なくとも1つの予約が既に入っていて、この予約済みの会議の使用帯域が合計でWB[b/s]であった場合、この使用帯域合計値WB[b/s]を会議予約受付部22に通知する。会議予約受付部22は、予約済みの会議を開催した場合の通信回線7の残りの帯域(WA−WB)と、受信した会議予約情報で指定されている合計の使用帯域WTとを比較する。
【0054】
(WA−WB)≧WTの場合には通信回線7の帯域に余裕があることになるので、会議予約受付部22は、予約受付が可能と判断する。また、(WA−WB)<WTの場合には通信回線7の帯域が足りないことになるので、会議予約受付部22は、予約受付が不可能と判断する。
【0055】
会議が開催される際に1台の会議クライアント端末装置8が使用可能な帯域は、予約の際には(WT÷M÷M)[b/s]と想定されている。ただし、本実施の形態では、会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WN[b/s]を会議予約情報で定めていないので、会議開催中の各会議クライアント端末装置8の使用帯域を状況に応じて変更することが可能である。つまり、会議サーバ装置1のクライアント情報管理部14が会議に参加中の会議クライアント端末装置8によって実際に使用されている帯域を会議クライアント端末装置8ごとに管理しているので、このクライアント情報管理部14が管理している情報に基づいて各会議クライアント端末装置8の使用帯域を変更することができる。
【0056】
例えば、一部の会議クライアント端末装置8が会議開催時に使用する通信回線9を当初予定した回線より低速な回線に切り替えた場合、この会議クライアント端末装置8が使用する帯域は予約時に想定された帯域(WT÷M÷M)より小さくなるので、予約した全会議クライアント端末装置8の合計の使用帯域WTに余りが生じることになる。そこで、使用帯域WTに生じた帯域の余裕を、高速な通信回線9を使用する会議クライアント端末装置8に配分することが可能になる。
【0057】
会議サーバ装置1の会議パラメータ制御部15は、会議に参加中の各会議クライアント端末装置8の使用帯域の情報をクライアント情報管理部14から通知され、参加中の全ての会議クライアント端末装置8の合計の使用帯域が予約された値WTを下回り、帯域に余裕が生じたことを認識すると、各会議クライアント端末装置8に送信する会議パラメータ情報(会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WN)を参加中の全ての会議クライアント端末装置8の合計の使用帯域がWT以下となる範囲で変更し、高速な通信回線9を使用する会議クライアント端末装置8への帯域の配分を増やす。こうして、会議クライアント端末装置8の使用帯域を増やすことで、その分品質の高いビデオ画像をやりとりすることが可能となる。
【0058】
なお、会議クライアント端末装置8の帯域を増やした後、参加中の全ての会議クライアント端末装置8の合計の使用帯域が予約された値WTを超えた場合には、各会議クライアント端末装置8に送信する会議パラメータ情報を変更して、増やした帯域を減らすことは言うまでもない。
【0059】
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図6は本発明の第4の実施の形態となる予約型IPビデオ会議システムの構成を示すブロック図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態は、第3の実施の形態をより具体的に説明するものである。
【0060】
本実施の形態では、会議サーバ装置1と予約サーバ装置2とDB部3と課金サーバ装置4とルータ6とからなるビデオ会議サーバ側の設備とIP網5とを接続する通信回線7を、帯域が6[Mb/s]の専用線であるとする。また、会議クライアント端末装置8として、8−A,8−B,8−C,8−G,8−H,8−Iの6台があり、そのうち会議クライアント端末装置8−A,8−B,8−Cの3台は、帯域が1.5[Mb/s]の通信回線9であるADSL回線によってIP網5と接続され、モバイル端末である会議クライアント端末装置8−G,8−H,8−Iの3台は、帯域が64[kb/s]の通信回線9であるPHS(Personal Handy−phone System )回線によってIP網5と接続されている。
【0061】
ユーザAは、会議クライアント端末装置8−Aから予約サーバ装置2にアクセスし、会議予約を行う。このとき、ユーザAは、会議に参加する会議クライアント端末装置数として6台、会議参加ユーザとしてユーザAと会議クライアント端末装置8−Bを使うユーザBと会議クライアント端末装置8−Cを使うユーザCとユーザA,B,Cと同等の端末環境を持つユーザG,H,Iとを想定し、会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WNを200[kb/s]と想定したとする。その結果、ユーザAは、この会議に必要な帯域を200×6×6=5.4[Mb/s]と見積り、会議に参加する全ての会議クライアント端末装置8の合計の使用帯域WTとして5.4[Mb/s]を予約する。
【0062】
ユーザAが予約した開催日の開催時間帯には他の予約は入っていないものとすると、会議に参加する全ての会議クライアント端末装置8の合計の使用帯域WT=5.4[Mb/s]はビデオ会議サーバ側設備の通信回線7の帯域6[Mb/s]より小さいので、会議の予約は許可され、この会議の会議予約情報が予約サーバ装置2のDB部3に記録される。
【0063】
予約した会議の開催時間帯となったとき、ユーザA,B,C,G,H,Iの6名が会議に参加する。ただし、ユーザG,H,Iの3名は、例えば出張等の理由により、当初予定していた固定端末ではなく、モバイル端末である会議クライアント端末装置8−G,8−H,8−Iを使って、外部から会議に参加することになったとする。
【0064】
会議クライアント端末装置8−G,8−H,8−Iが使用する通信回線9はPHS回線であり、そのデータ通信速度は64[kb/s]であるので、この会議で実際に使用される帯域は、会議クライアント端末装置8−A,8−B,8−Cによって使用される帯域(200[kb/s]×3×3)と会議クライアント端末装置8−G,8−H,8−Iによって使用される帯域(64[kb/s]×6×6)とを足して3.528[Mb/s]となる。
【0065】
予約された合計の使用帯域WTは5.4[Mb/s]なので、5.4−3.528=1.872[Mb/s]だけ使用帯域WTに余りが生じている。ここで、ADSL回線(通信回線9)でアクセスしている会議クライアント端末装置8−A,8−B,8−Cの3台については、通信回線9の帯域に余裕があることから、予約時に想定された使用帯域WN=200[kb/s]に対して1.872÷3÷3=0.208[Mb/s]の分だけそれぞれ帯域を増やすことが可能である。
【0066】
そこで、会議サーバ装置1の会議パラメータ制御部15は、会議クライアント端末装置8−A,8−B,8−Cの各々の使用帯域WNをWN=200+208=408[kb/s]に変更し、この変更後の使用帯域WN=408[kb/s]の情報を含む会議パラメータ情報を会議クライアント端末装置8−A,8−B,8−Cに送信する。
【0067】
会議パラメータ情報を受信した会議クライアント端末装置8−A,8−B,8−Cは、408[kb/s]内に収まるように使用帯域を制御する。こうして、会議クライアント端末装置8−A,8−B,8−Cの使用帯域を増やすことで、その分品質の高い画像データを送受信することが可能となり、画像品質の良い状態でビデオ会議を行うことが可能となる。
【0068】
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。本実施の形態においても、予約型IPビデオ会議システムの構成と動作は第1の実施の形態とほぼ同様であるので、図1、図2の符号を用いて説明する。第1、第2の実施の形態と異なる点は、前述の会議予約情報のうち会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WN[b/s]の代わりに、会議に参加する全ての会議クライアント端末装置8の合計の使用帯域WT[b/s]を予約し、会議に参加する会議クライアント端末装置数Mを予約しない点である。
【0069】
これにより、本実施の形態では、開催日、開始時刻、会議時間および会議に参加する全ての会議クライアント端末装置8の合計の使用帯域WT[b/s]からなる会議予約情報が会議クライアント端末装置8から予約サーバ装置2に送信される。
【0070】
第3の実施の形態と同様に、会議予約受付部22は、予約済みの会議を開催した場合の通信回線7の残りの帯域(WA−WB)と、受信した会議予約情報で指定されている合計の使用帯域WTとを比較する。会議予約受付部22は、(WA−WB)≧WTの場合は予約受付が可能と判断し、(WA−WB)<WTの場合は予約受付が不可能と判断する。
【0071】
本実施の形態においても、会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WNを会議予約情報で定めていないので、会議開催中の各会議クライアント端末装置8の使用帯域を状況に応じて変更することが可能である。さらに、本実施の形態では、会議に参加する会議クライアント端末装置数Mを会議予約情報で定めていないので、予約時に会議クライアント端末装置8の数が不明な場合でも予約することが可能である。
【0072】
会議開催時には、実際に参加している会議クライアント端末装置の数により、会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WNが決定されることになる。会議サーバ装置1の会議パラメータ制御部15は、会議に参加中の各会議クライアント端末装置8の情報をクライアント情報管理部14から受け取ることにより、会議に参加している会議クライアント端末装置数Mを確定する。会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WNは、WN=(WT÷M÷M)により算出される。そして、会議パラメータ制御部15は、算出した使用帯域WNの情報を含む会議パラメータ情報を会議に参加中の各会議クライアント端末装置8に送信する。
【0073】
これにより、各会議クライアント端末装置8の会議リソース制御部88は、自装置の使用帯域が会議パラメータ情報で指定された使用帯域WN内に収まるように音声コーデック部84、データ会議機能部85およびビデオコーデック部86を制御する。
【0074】
また、会議中に会議クライアント端末装置数Mが変動した場合、会議サーバ装置1の会議パラメータ制御部15は、変動後の会議クライアント端末装置数Mに基づいて、会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WN=(WT÷M÷M)[b/s]を計算し直し、計算した使用帯域WNの情報を含む会議パラメータ情報を会議に参加中の各会議クライアント端末装置8に送信する。こうして、会議に参加している会議クライアント端末装置数Mの変動に応じて、各会議クライアント端末装置8が使用する帯域を変更することが可能である。
【0075】
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図7は本発明の第6の実施の形態となる予約型IPビデオ会議システムの構成を示すブロック図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態は、第5の実施の形態をより具体的に説明するものである。
【0076】
本実施の形態では、会議サーバ装置1と予約サーバ装置2とDB部3と課金サーバ装置4とルータ6とからなるビデオ会議サーバ側の設備とIP網5とを接続する通信回線7を、帯域が6[Mb/s]の専用線であるとする。また、会議クライアント端末装置8として8−A,8−B,8−C,8−Jの4台があり、会議クライアント端末装置8−A,8−B,8−C,8−Jは、帯域が1.5[Mb/s]の通信回線9であるADSL回線によってIP網5と接続されている。
【0077】
ユーザAは、会議クライアント端末装置8−Aから予約サーバ装置2にアクセスし、会議予約を行う。このとき、ユーザAは、会議に参加する会議クライアント端末装置数Mが確定していないため、とりあえずユーザAと会議クライアント端末装置8−Bを使うユーザBと会議クライアント端末装置8−Cを使うユーザCとを参加者として想定し、会議予約を行うものとする。
【0078】
このとき、会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WNとして500[kb/s]を想定すると、この会議に必要な帯域は500×3×3=4.5[Mb/s]となるので、会議に参加する全ての会議クライアント端末装置8の合計の使用帯域WTとして5.4[Mb/s]を予約する。ただし、会議に参加する会議クライアント端末装置数Mについては不確定なため、予約しない。
【0079】
ユーザAが予約した開催日の開催時間帯には他の予約は入っていないものとすると、会議に参加する全ての会議クライアント端末装置8の合計の使用帯域WT=5.4[Mb/s]は通信回線7の帯域6[Mb/s]より小さいので、会議の予約は許可され、この会議の会議予約情報が予約サーバ装置2のDB部3に記録される。
【0080】
予約した会議の開催時間帯となったとき、ユーザA,B,Cの他に会議クライアント端末装置8−Jを使用するユーザJも会議に参加することになったとすると、会議に参加する会議クライアント端末装置数Mは、当初想定されていた3台ではなく、4台となる。会議サーバ装置1の会議パラメータ制御部15は、会議に参加している会議クライアント端末装置数M=4[台]より、会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WNをWN=(WT÷M÷M)=4.5÷4÷4=281.25[kb/s]と計算し、計算した使用帯域WNの情報を含む会議パラメータ情報を会議に参加中の各会議クライアント端末装置8−A,8−B,8−C,8−Jに送信する。
【0081】
こうして、当初想定されていた会議クライアント端末装置1台あたりの使用帯域WN=500[kb/s]よりも少なくなるが、会議に参加する会議クライアント端末装置8の数が予定より増えた場合であっても、予約した時刻に全員でビデオ会議を開催できることとなる。
【0082】
【発明の効果】
本発明によれば、会議の予約をしたい端末装置から会議の開催日時と会議に参加する端末装置の数と端末装置1台あたりの使用帯域の情報とを含む会議予約情報を受け、会議リソース管理部が管理する開催日時における使用帯域合計値と会議予約情報とに基づいて予約受付が可能かどうかを予約サーバ装置の会議予約受付部によって判定し、予約サーバ装置が管理する会議予約情報に基づいて、会議に参加する端末装置の使用帯域を制限する会議パラメータ情報を会議サーバ装置の会議パラメータ制御部で決定し、使用帯域が会議パラメータ情報で指定された帯域内に収まるように端末装置の会議リソース制御部が制御を行うようにしたので、ビデオ会議システムにおいて効率的な会議リソース(帯域)管理を行うことができ、同じ開催日時に開催される会議をシステムが提供し得る会議リソースの範囲内でできるだけ多く予約可能とすることができる。
【0083】
また、会議の予約をしたい端末装置から会議の開催日時と会議に参加する端末装置の数と会議に参加する全端末装置の合計の使用帯域の情報とを含む会議予約情報を受け、会議リソース管理部が管理する開催日時における使用帯域合計値と会議予約情報とに基づいて予約受付が可能かどうかを予約サーバ装置の会議予約受付部によって判定し、会議に参加している端末装置が実際に使用している実使用帯域の情報を会議サーバ装置のクライアント情報管理部で管理し、クライアント情報管理部が管理する情報と予約サーバ装置が管理する会議予約情報とに基づいて、会議に参加する端末装置の使用帯域を制限する会議パラメータ情報を会議サーバ装置の会議パラメータ制御部で端末装置ごとに決定し、使用帯域が会議パラメータ情報で指定された帯域内に収まるように端末装置の会議リソース制御部が制御を行うようにしたので、ビデオ会議システムにおいて効率的な会議リソース管理を行うことができ、同じ開催日時に開催される会議をシステムが提供し得る会議リソースの範囲内でできるだけ多く予約可能とすることができる。また、会議に参加している各端末装置が実際に使用している実使用帯域に応じて会議パラメータ情報を決定するので、会議予約情報で予約した全端末装置の合計の使用帯域に余りが生じた場合には、端末装置への帯域の配分を増やすことができ、画像品質の良い状態でビデオ会議を行うことが可能となる。
【0084】
また、会議の予約をしたい端末装置から会議の開催日時と会議に参加する全端末装置の合計の使用帯域の情報とを含む会議予約情報を受け、会議リソース管理部が管理する開催日時における使用帯域合計値と会議予約情報とに基づいて予約受付が可能かどうかを予約サーバ装置の会議予約受付部によって判定し、会議に参加している前記端末装置の数とこれらの端末装置が実際に使用している実使用帯域の情報とを会議サーバ装置のクライアント情報管理部で管理し、クライアント情報管理部が管理する情報と予約サーバ装置が管理する会議予約情報とに基づいて、会議に参加する端末装置の使用帯域を制限する会議パラメータ情報を会議サーバ装置の会議パラメータ制御部で端末装置ごとに決定し、使用帯域が会議パラメータ情報で指定された帯域内に収まるように端末装置の会議リソース制御部が制御を行うようにしたので、ビデオ会議システムにおいて効率的な会議リソース管理を行うことができ、同じ開催日時に開催される会議をシステムが提供し得る会議リソースの範囲内でできるだけ多く予約可能とすることができる。また、会議に参加している端末装置の数とこれらの端末装置が実際に使用している実使用帯域に応じて会議パラメータ情報を決定するので、会議予約情報で予約した全端末装置の合計の使用帯域に余りが生じた場合には、端末装置への帯域の配分を増やすことができ、また会議に参加する端末装置の数が予約時の想定と異なる状況になった場合でも、実態に合った形での会議を開催することができる。
【0085】
また、端末装置から送信する画像を符号化する際のビデオコーデックパラメータを調整することにより、端末装置の使用帯域を容易かつ効率的に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態となる予約型IPビデオ会議システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における予約型IPビデオ会議システムの動作を示すシーケンス図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における会議予約画面を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態となる予約型IPビデオ会議システムの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態における会議予約画面を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態となる予約型IPビデオ会議システムの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態となる予約型IPビデオ会議システムの構成を示すブロック図である。
【図8】従来のIPビデオ会議システムの構成を示すブロック図である。
【図9】従来のISDN用TV会議システムの構成を示すブロック図である。
【図10】ISDN用TV会議システムとIPビデオ会議システムとの相違を説明するための図である。
【図11】従来のIPビデオ会議システムにおける会議リソース管理方法を説明するための図である。
【図12】従来のIPビデオ会議システムの問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1…会議サーバ装置、2…予約サーバ装置、3…データベース部、4…課金サーバ装置、5…IP網、6…ルータ、7、9…通信回線、8…会議クライアント端末装置、10、20、80…IPネットワーク・インタフェース部、11、21…HTTPサーバ機能部、12…ビデオ会議開催機能部、13…会議情報管理部、14…クライアント情報管理部、15…会議パラメータ制御部、22…会議予約受付部、23…会議リソース管理部、24…会議予約情報管理部、25…ユーザ情報管理部、81…Webブラウザ機能部、82…会議予約アプリケーション部、83…ビデオ会議クライアントアプリケーション部、84…音声コーデック部、85…データ会議機能部、86…ビデオコーデック部、87…会議情報管理部、88…会議リソース制御部、89…ビデオコーデック制御部、90…マイク、91…スピーカ、92…モニタ装置、93…カメラ。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a reservation-type real-time video conference system using a communication network such as the Internet or a LAN, and more particularly to a method for efficiently managing and controlling conference resources.
[0002]
[Prior art]
Currently, network services based on an IP (Internet Protocol) network, such as the Internet and a LAN (Local Area Network), have become widespread. Also, on the client side, a wideband broadband communication environment is being prepared due to the recent spread of ADSL (Asymmetric Digital Subscriber Line) lines and the like.
[0003]
With the spread of the broadband communication environment, a multipoint interactive real-time video conference service using image data having a large communication data amount, such as a video chat service, has begun to be provided. In these multipoint video conferencing systems, each user participating in a conference accesses a conference server device from a terminal device such as a personal computer connected to an IP network, and bidirectional image data and audio are transmitted to each other via the conference server device. It is possible to exchange data and hold a multipoint conference (for example, see
[0004]
FIG. 8 is a block diagram showing a configuration of a conventional IP video conference system. In FIG. 8, a
[0005]
However, in the IP video conference system using the
[0006]
On the other hand, in the case of the IP video conference system, for example, as shown in FIG. 10, the specifications of the conference client terminal devices 108-A and 108-B to 108-N and the conference client terminal devices 108-A and 108-B to Since the speed of the
[0007]
Further, the required bandwidth of the image data differs greatly depending on the setting of the parameters even if the used coding method is the same, so that the number of bands required for the conference is not uniquely determined. Therefore, in the currently provided IP video conferencing system, a service contract is made with the user based on the maximum number of conference client terminals that can participate in the conference, and the system equipment side provides the maximum number of conference clients. In many cases, equipment having a certain margin is introduced so as to be able to cope with the case where all the
[0008]
[Patent Document 1]
JP-A-1999-136367
[Non-patent document 1]
"Multimedia Communication System Based on Packets" (Section 6.6, Characteristics of Multipoint Processor), Recommendation H.323, Information and Communication Technology Committee (TTC), November 27, 1996
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the method described with reference to FIG. 11, even if the assumed band is not used during the actual holding of the conference, the system equipment side reserves an extra band, and the band actually remains. There was a possibility. For example, as shown in FIG. 12, among the conference client
[0010]
For the same reason, it is not known how much resources (bandwidth) a conference reserved at a certain time will use during an actual conference until the conference is actually held. There is a problem that it is not known whether or not it is possible to make a reservation for a conference.
[0011]
The present invention, in order to solve the above problems, realizes efficient conference resource (bandwidth) management in an IP video conference system, and a range of conference resources in which a system facility can provide a conference to be held on the same date and time. The purpose is to make as many reservations as possible.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a plurality of terminal devices having at least an image transmission / reception function, a reservation server device connected to the terminal devices via a communication network, and receiving a conference reservation from the terminal devices, and a terminal device and a communication network. And a conference server device connected through a two-way communication between a plurality of terminal devices participating in the video conference, wherein the reservation server device uses a reserved bandwidth of the conference. A conference resource management unit that manages the total value; and a conference reservation including information on the date and time of the conference from the terminal device that wants to reserve the conference, the number of the terminal devices participating in the conference, and the bandwidth used per terminal device. Receiving information, and accepting a reservation based on the total used bandwidth value and the conference reservation information at the date and time managed by the conference resource management unit. A conference reservation receiving unit for determining whether or not the conference reservation information managing unit manages the conference reservation information of the conference determined to be receivable by the conference reservation receiving unit. A conference information management unit that acquires the conference reservation information corresponding to the conference from the reservation server device at the time of the conference, and a conference that limits a band used by the terminal device participating in the conference based on the acquired conference reservation information. A conference parameter control unit for determining parameter information and transmitting the determined conference parameter information to each terminal device participating in the conference, wherein the terminal device has its own band used specified by the conference parameter information. It is provided with a conference resource control unit for controlling so as to be within the band.
[0013]
Further, in the video conference system of the present invention, the reservation server device includes: a conference resource management unit that manages a total used bandwidth value of the reserved conference; and a conference start date and time and a conference from the terminal device that wants to reserve the conference. Receiving conference reservation information including the number of the terminal devices to participate and information on the total used bandwidth of all the terminal devices participating in the conference, and using the total used bandwidth value at the holding date and time managed by the conference resource management unit and the A conference reservation receiving unit that determines whether a reservation can be received based on the conference reservation information; and a conference reservation information managing unit that manages the conference reservation information of the conference that is determined to be receivable by the conference reservation receiving unit. A conference information management unit that acquires the conference reservation information corresponding to the conference from the reservation server device when the conference is held, and participates in the conference. A client information management unit that manages information on an actually used bandwidth actually used by the terminal device, and participates in a conference based on the information managed by the client information management unit and the acquired conference reservation information. A conference parameter control unit that determines, for each terminal device, conference parameter information for limiting a band used by the terminal device, and transmits the determined conference parameter information to the corresponding terminal device. Is provided with a conference resource control unit that controls so that the used band is within the band specified by the conference parameter information.
[0014]
Further, in the video conference system of the present invention, the reservation server device includes: a conference resource management unit that manages a total used bandwidth value of the reserved conference; and a conference start date and time and a conference from the terminal device that wants to reserve the conference. Receiving conference reservation information including information on the total used bandwidth of all participating terminal devices, and receiving a reservation based on the total used bandwidth at the holding date and time and the conference reservation information managed by the conference resource management unit. A conference reservation receiving unit for determining whether the conference is possible; and a conference reservation information managing unit for managing the conference reservation information of the conference determined to be receivable by the conference reservation receiving unit. A conference information management unit that acquires the conference reservation information corresponding to this conference from the reservation server device at the time of the conference, the number of the terminal devices participating in the conference, A client information management unit that manages information on the actually used bandwidth actually used by the terminal device, and participates in a conference based on the information managed by the client information management unit and the acquired conference reservation information. A conference parameter control unit that determines, for each terminal device, conference parameter information for limiting the use band of the terminal device, and transmits the determined conference parameter information to the corresponding terminal device. A conference resource control unit configured to control a used band to be within a band specified by the conference parameter information.
[0015]
Further, in one configuration example of the video conference system of the present invention, the conference resource control unit adjusts a video codec parameter when encoding an image transmitted from the own device, and controls a use band of the own device. is there.
[0016]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[First Embodiment]
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail. FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a reservation type IP video conference system according to a first embodiment of the present invention. The reservation type IP video conference system receives data from the conference
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The conference
[0020]
The video conference
[0021]
The conference reservation AP unit 82 may be realized by dedicated application software, or may be a part of the Web browser function unit 81. Further, in the present embodiment, the
[0022]
FIG. 2 is a sequence diagram showing the operation of the reservation type IP video conference system. FIG. 2 shows only one conference
[0023]
A user who reserves a video conference accesses the
[0024]
The user inputs a user ID and a password to the conference
[0025]
If the user authentication is successful, the conference
[0026]
The user looks at the
[0027]
Upon receiving the conference reservation information from the conference
[0028]
In response to the inquiry from the conference
[0029]
The conference
[0030]
When the reservation reception is possible, the conference
[0031]
Next, an operation when a conference is actually held will be described. The user participating in the conference transmits a conference participation request to the
[0032]
In response to the inquiry from the
[0033]
Subsequently, the conference
[0034]
The conference
[0035]
At this time, the conference
[0036]
The conference
[0037]
That is, the conference
[0038]
Thus, audio data collected by the
[0039]
Upon receiving the audio data, the shared data, and the image data from the conference
[0040]
Since the bandwidth used by each conference
[0041]
[Second embodiment]
Next, a second embodiment of the present invention will be described. FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of a reservation type IP video conference system according to a second embodiment of the present invention, and the same components as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals. This embodiment describes the first embodiment more specifically.
[0042]
In the present embodiment, a communication line 7 for connecting the equipment on the video conference server side composed of the
[0043]
The user A accesses the
[0044]
Assuming that no other reservation is made in the holding time period of the holding date on which the user A has made a reservation, the band required for the first conference is 500 × 3 × 3 = 4.5 [Mb / s]. Become. Since the bandwidth required for the first conference is smaller than the bandwidth 6 [Mb / s] of the communication line 7 of the video conference server-side equipment, the reservation of the first conference is permitted, and the conference reservation for the first conference is permitted. The information is recorded in the
[0045]
Next, it is assumed that the user D reserves the second conference from the conference client terminal device 8-D in the same holding time period as the user A has reserved. The user D is assumed to have three conference client terminal devices participating in the conference, and assume that the user D and the user E who use the conference client terminal device 8-E and the user F who use the conference client terminal device 8-F as the conference participation users. I do.
[0046]
At this time, if the user D assumes 500 [kb / s] as the bandwidth WN used per conference client terminal device, the bandwidth required for the second conference is 500 × 3 × 3 = 4. 5 [Mb / s]. However, since the reservation of the first conference has already been made, the remaining band of the communication line 7 in the time slot where the user D wants to make a reservation is 6-4.5 = 1.5 [Mb / s]. , The bandwidth 4.5 [Mb / s] required for the second conference cannot be secured.
[0047]
However, the three conference client terminals 8-D, 8-E and 8-F are all connected to the
[0048]
When it is time to hold the meeting, the first meeting and the second meeting are held at the same time. The three conference client terminal devices 8-A, 8-B and 8-C participating in the first conference respectively use the bandwidth used by the conference server device 1 (for data transmitted and received with the conference server device 1) when participating in the conference. Of the communication line 7 used for the first conference is 4.5 [Mb / s] or less.
[0049]
On the other hand, the three conference client terminal devices 8-D, 8-E, and 8-F participating in the second conference have a usage band of 64 [kb / s] from the
[0050]
Therefore, a total bandwidth of 5.076 [Mb / s] or less is used for the first conference and the second conference, and this bandwidth is smaller than the bandwidth 6 [Mb / s] of the communication line 7. , The first meeting and the second meeting are both normally held.
[0051]
[Third Embodiment]
Next, a third embodiment of the present invention will be described. Also in the present embodiment, the configuration and operation of the reservation type IP video conference system are almost the same as those of the first embodiment, and therefore, the description will be made with reference to FIGS. The difference from the first and second embodiments is that, in the above-mentioned conference reservation information, instead of the used bandwidth WN [b / s] per conference client terminal device, all conference clients participating in the conference are replaced. The point is that the total used bandwidth WT [b / s] of the
[0052]
Thus, in the present embodiment, the date, start time, conference time, the number M [units] of conference
[0053]
The conference
[0054]
If (WA−WB) ≧ WT, there is room in the bandwidth of the communication line 7, so the conference
[0055]
The bandwidth that can be used by one conference
[0056]
For example, if some of the conference
[0057]
The conference
[0058]
After the bandwidth of the conference
[0059]
[Fourth Embodiment]
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described. FIG. 6 is a block diagram showing a configuration of a reservation type IP video conference system according to a fourth embodiment of the present invention, wherein the same reference numerals are given to the same components as those in FIG. This embodiment describes the third embodiment more specifically.
[0060]
In the present embodiment, a communication line 7 for connecting the equipment on the video conference server side composed of the
[0061]
The user A accesses the
[0062]
Assuming that no other reservations are made in the holding time period of the holding date on which the user A has made a reservation, the total used bandwidth WT of all the conference
[0063]
At the time of the reserved conference, six users A, B, C, G, H and I participate in the conference. However, the three users G, H, and I use the conference client terminal devices 8-G, 8-H, and 8-I, which are mobile terminals, instead of the fixed terminals originally planned, for example, for business trips. Suppose you decide to use it to join a meeting from outside.
[0064]
The communication line 9 used by the conference client terminals 8-G, 8-H, 8-I is a PHS line, and its data communication speed is 64 [kb / s], so that it is actually used in this conference. The band is the band (200 [kb / s] × 3 × 3) used by the conference client terminal devices 8-A, 8-B, 8-C and the conference client terminal devices 8-G, 8-H, 8-. The bandwidth (64 [kb / s] × 6 × 6) used by I is added to be 3.528 [Mb / s].
[0065]
Since the reserved total used bandwidth WT is 5.4 [Mb / s], there is a surplus in the used bandwidth WT by 5.4-3.528 = 1.872 [Mb / s]. Here, as for the three conference client terminals 8-A, 8-B and 8-C, which are accessed via the ADSL line (communication line 9), there is room in the bandwidth of the communication line 9, so that the It is possible to increase the band by 1.872 ÷ 3 ÷ = 0.208 [Mb / s] for the assumed use band WN = 200 [kb / s].
[0066]
Therefore, the conference
[0067]
The conference client terminal devices 8-A, 8-B, and 8-C that have received the conference parameter information control the bandwidth to be used so as to be within 408 [kb / s]. In this way, by increasing the bandwidth used by the conference client terminal devices 8-A, 8-B, 8-C, it becomes possible to transmit and receive high-quality image data accordingly, and conduct a video conference with good image quality. It becomes possible.
[0068]
[Fifth Embodiment]
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described. Also in the present embodiment, the configuration and operation of the reservation type IP video conference system are almost the same as those of the first embodiment, and therefore, the description will be made with reference to FIGS. The difference from the first and second embodiments is that all the conference client terminals participating in the conference are replaced with the bandwidth WN [b / s] per conference client terminal device in the conference reservation information described above. The point is that the total bandwidth WT [b / s] used by the
[0069]
Thus, in the present embodiment, the conference reservation information including the date, the start time, the conference time, and the total used bandwidth WT [b / s] of all the conference
[0070]
As in the third embodiment, the conference
[0071]
Also in the present embodiment, since the used bandwidth WN per one conference client terminal device is not defined by the conference reservation information, it is possible to change the used bandwidth of each conference
[0072]
When a conference is held, the bandwidth WN used per conference client terminal is determined based on the number of conference client terminals actually participating. The conference
[0073]
Thereby, the conference
[0074]
If the number M of conference client terminal devices fluctuates during the conference, the conference
[0075]
[Sixth Embodiment]
Next, a sixth embodiment of the present invention will be described. FIG. 7 is a block diagram showing a configuration of a reservation-type IP video conference system according to a sixth embodiment of the present invention, and the same components as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals. This embodiment describes the fifth embodiment more specifically.
[0076]
In the present embodiment, a communication line 7 for connecting the equipment on the video conference server side composed of the
[0077]
The user A accesses the
[0078]
At this time, assuming that the used bandwidth WN per conference client terminal device is 500 [kb / s], the bandwidth required for this conference is 500 × 3 × 3 = 4.5 [Mb / s]. 5.4 [Mb / s] is reserved as the total used bandwidth WT of all the conference
[0079]
Assuming that no other reservation is made in the holding time period of the holding date on which the user A has made a reservation, the total used bandwidth WT of all the conference
[0080]
If it is assumed that the user J who uses the conference client terminal device 8-J in addition to the users A, B, and C will also participate in the conference when the reserved conference is held, the conference client participating in the conference The number M of terminal devices is four instead of the initially assumed three. The conference
[0081]
Thus, although the bandwidth used per conference client terminal device WN initially assumed is less than 500 [kb / s], the number of conference
[0082]
【The invention's effect】
According to the present invention, conference reservation information including the date and time of holding a conference, the number of terminal devices participating in the conference, and information on the bandwidth used per terminal device is received from a terminal device that wants to reserve a conference, and conference resource management is performed. The conference reservation receiving unit of the reservation server device determines whether the reservation can be accepted based on the total bandwidth used at the date and time managed by the unit and the conference reservation information, and based on the conference reservation information managed by the reservation server device. The conference parameter control unit of the conference server device determines conference parameter information for limiting the bandwidth used by the terminal device participating in the conference, and the conference resource of the terminal device so that the bandwidth used falls within the band specified by the conference parameter information. Since the control unit performs control, efficient conference resource (bandwidth) management can be performed in the video conference system. May be as many booking within the conference resource system meeting could provide to be held.
[0083]
Further, the terminal receives conference reservation information including the date and time of the conference, the number of terminal devices participating in the conference, and the information on the total bandwidth used by all the terminal devices participating in the conference from the terminal device that wants to reserve the conference. The reservation reservation accepting section of the reservation server device determines whether or not the reservation can be accepted based on the total bandwidth used at the date and time managed by the section and the conference reservation information, and the terminal device participating in the conference actually uses the reservation. The client device management unit of the conference server device manages the information of the actual bandwidth used, and the terminal device participating in the conference based on the information managed by the client information management unit and the conference reservation information managed by the reservation server device The conference parameter control unit of the conference server device determines the conference parameter information for limiting the bandwidth used by each terminal device, and the bandwidth used is specified by the conference parameter information. The conference resource control unit of the terminal device controls the conference so that it falls within the specified band, so that efficient conference resource management can be performed in the video conference system. As many reservations as possible can be made within the range of conference resources that can be provided. Further, since the conference parameter information is determined according to the actually used bandwidth actually used by each terminal device participating in the conference, a surplus occurs in the total used bandwidth of all the terminal devices reserved by the conference reservation information. In this case, the allocation of the band to the terminal device can be increased, and the video conference can be performed with good image quality.
[0084]
Also, the terminal receives the conference reservation information including the date and time of the conference and the information on the total bandwidth used by all the terminal devices participating in the conference from the terminal device that wants to reserve the conference, and uses the bandwidth at the date and time managed by the conference resource management unit. Based on the total value and the conference reservation information, it is determined by the conference reservation reception unit of the reservation server device whether reservation reception is possible, and the number of the terminal devices participating in the conference and the number of terminals actually used Terminal information that is managed by the client information management unit of the conference server device and that participates in the conference based on the information managed by the client information management unit and the conference reservation information managed by the reservation server device The conference parameter control unit of the conference server device determines the conference parameter information for limiting the bandwidth used by each terminal device, and the bandwidth used is specified by the conference parameter information. The conference resource control unit of the terminal device controls the conference so that it falls within the specified band, so that efficient conference resource management can be performed in the video conference system. As many reservations as possible can be made within the range of conference resources that can be provided. Also, since the conference parameter information is determined according to the number of terminal devices participating in the conference and the actual bandwidth actually used by these terminal devices, the sum of all terminal devices reserved by the conference reservation information is calculated. If there is a surplus in the used bandwidth, it is possible to increase the allocation of the bandwidth to the terminal devices, and even if the number of terminal devices participating in the conference is different from the assumption at the time of reservation, Can hold meetings in the form of
[0085]
Further, by adjusting the video codec parameter when encoding an image transmitted from the terminal device, it is possible to easily and efficiently control the band used by the terminal device.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a reservation type IP video conference system according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sequence diagram showing an operation of the reservation type IP video conference system according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a conference reservation screen according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of a reservation type IP video conference system according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram showing a conference reservation screen according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a block diagram showing a configuration of a reservation type IP video conference system according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a block diagram showing a configuration of a reservation type IP video conference system according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a block diagram showing a configuration of a conventional IP video conference system.
FIG. 9 is a block diagram showing a configuration of a conventional ISDN TV conference system.
FIG. 10 is a diagram for explaining a difference between an ISDN TV conference system and an IP video conference system.
FIG. 11 is a diagram for explaining a conference resource management method in a conventional IP video conference system.
FIG. 12 is a diagram for explaining a problem of a conventional IP video conference system.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記予約サーバ装置は、
予約済の会議の使用帯域合計値を管理する会議リソース管理部と、
会議の予約をしたい前記端末装置から会議の開催日時と会議に参加する前記端末装置の数と端末装置1台あたりの使用帯域の情報とを含む会議予約情報を受け、前記会議リソース管理部が管理する前記開催日時における前記使用帯域合計値と前記会議予約情報とに基づいて予約受付が可能かどうかを判定する会議予約受付部と、
この会議予約受付部で予約受付可能と判定された会議の前記会議予約情報を管理する会議予約情報管理部とを備え、
前記会議サーバ装置は、
会議の開催時にこの会議に対応する前記会議予約情報を前記予約サーバ装置から取得する会議情報管理部と、
前記取得された会議予約情報に基づいて、会議に参加する前記端末装置の使用帯域を制限する会議パラメータ情報を決定し、決定した会議パラメータ情報を前記会議に参加する各端末装置に送信する会議パラメータ制御部とを備え、
前記端末装置は、
自装置の使用帯域が前記会議パラメータ情報で指定された帯域内に収まるように制御する会議リソース制御部を備えることを特徴とするビデオ会議システム。A plurality of terminal devices having at least an image transmission / reception function, a reservation server device connected to the terminal device via a communication network, and receiving a reservation for a conference from the terminal device; and a reservation server device connected to the terminal device via a communication network. A video conference system comprising: a conference server device that connects two or more terminal devices that participate in the video conference in a bidirectional manner.
The reservation server device,
A conference resource management unit that manages the total bandwidth usage of the reserved conference;
The conference resource management unit receives the conference reservation information including the date and time of holding the conference, the number of the terminal devices participating in the conference, and the information on the bandwidth used per terminal device from the terminal device that wants to reserve the conference. A conference reservation receiving unit that determines whether reservation reception is possible based on the used bandwidth total value and the conference reservation information at the holding date and time,
A conference reservation information management unit that manages the conference reservation information of the conference determined to be receivable by the conference reservation reception unit;
The conference server device,
A conference information management unit that acquires the conference reservation information corresponding to the conference from the reservation server device when the conference is held;
Based on the acquired conference reservation information, determines conference parameter information for limiting the bandwidth used by the terminal devices participating in the conference, and transmits the determined conference parameter information to each terminal device participating in the conference. And a control unit,
The terminal device,
A video conference system, comprising: a conference resource control unit that controls a band used by the own apparatus to fall within a band specified by the conference parameter information.
前記予約サーバ装置は、
予約済の会議の使用帯域合計値を管理する会議リソース管理部と、
会議の予約をしたい前記端末装置から会議の開催日時と会議に参加する前記端末装置の数と会議に参加する全端末装置の合計の使用帯域の情報とを含む会議予約情報を受け、前記会議リソース管理部が管理する前記開催日時における前記使用帯域合計値と前記会議予約情報とに基づいて予約受付が可能かどうかを判定する会議予約受付部と、
この会議予約受付部で予約受付可能と判定された会議の前記会議予約情報を管理する会議予約情報管理部とを備え、
前記会議サーバ装置は、
会議の開催時にこの会議に対応する前記会議予約情報を前記予約サーバ装置から取得する会議情報管理部と、
会議に参加している前記端末装置が実際に使用している実使用帯域の情報を管理するクライアント情報管理部と、
このクライアント情報管理部が管理する情報と前記取得された会議予約情報とに基づいて、会議に参加する前記端末装置の使用帯域を制限する会議パラメータ情報を端末装置ごとに決定し、決定した会議パラメータ情報を対応する前記端末装置に送信する会議パラメータ制御部とを備え、
前記端末装置は、
自装置の使用帯域が前記会議パラメータ情報で指定された帯域内に収まるように制御する会議リソース制御部を備えることを特徴とするビデオ会議システム。A plurality of terminal devices having at least an image transmission / reception function, a reservation server device connected to the terminal device via a communication network, and receiving a reservation for a conference from the terminal device; and a reservation server device connected to the terminal device via a communication network. A video conference system comprising: a conference server device that connects two or more terminal devices that participate in the video conference in a bidirectional manner.
The reservation server device,
A conference resource management unit that manages the total bandwidth usage of the reserved conference;
Receiving conference reservation information including the date and time of the conference, the number of the terminal devices participating in the conference, and information on the total used bandwidth of all the terminal devices participating in the conference from the terminal device that wants to reserve the conference; A conference reservation receiving unit that determines whether a reservation can be received based on the used bandwidth total value and the conference reservation information at the date and time managed by the management unit,
A conference reservation information management unit that manages the conference reservation information of the conference determined to be receivable by the conference reservation reception unit;
The conference server device,
A conference information management unit that acquires the conference reservation information corresponding to the conference from the reservation server device when the conference is held;
A client information management unit that manages information on the actual bandwidth used by the terminal device participating in the conference;
Based on the information managed by the client information management unit and the acquired conference reservation information, conference parameter information for limiting the bandwidth used by the terminal devices participating in the conference is determined for each terminal device. Comprising a conference parameter control unit that transmits information to the corresponding terminal device,
The terminal device,
A video conference system, comprising: a conference resource control unit that controls a band used by the own apparatus to fall within a band specified by the conference parameter information.
前記予約サーバ装置は、
予約済の会議の使用帯域合計値を管理する会議リソース管理部と、
会議の予約をしたい前記端末装置から会議の開催日時と会議に参加する全端末装置の合計の使用帯域の情報とを含む会議予約情報を受け、前記会議リソース管理部が管理する前記開催日時における前記使用帯域合計値と前記会議予約情報とに基づいて予約受付が可能かどうかを判定する会議予約受付部と、
この会議予約受付部で予約受付可能と判定された会議の前記会議予約情報を管理する会議予約情報管理部とを備え、
前記会議サーバ装置は、
会議の開催時にこの会議に対応する前記会議予約情報を前記予約サーバ装置から取得する会議情報管理部と、
会議に参加している前記端末装置の数とこれらの端末装置が実際に使用している実使用帯域の情報とを管理するクライアント情報管理部と、
このクライアント情報管理部が管理する情報と前記取得された会議予約情報とに基づいて、会議に参加する前記端末装置の使用帯域を制限する会議パラメータ情報を端末装置ごとに決定し、決定した会議パラメータ情報を対応する前記端末装置に送信する会議パラメータ制御部とを備え、
前記端末装置は、
自装置の使用帯域が前記会議パラメータ情報で指定された帯域内に収まるように制御する会議リソース制御部を備えることを特徴とするビデオ会議システム。A plurality of terminal devices having at least an image transmission / reception function, a reservation server device connected to the terminal device via a communication network, and receiving a reservation for a conference from the terminal device; and a reservation server device connected to the terminal device via a communication network. A video conference system comprising: a conference server device that connects two or more terminal devices that participate in the video conference in a bidirectional manner.
The reservation server device,
A conference resource management unit that manages the total bandwidth usage of the reserved conference;
The terminal device that wants to reserve a conference receives conference reservation information including the date and time of the conference and the total used bandwidth of all terminal devices participating in the conference, and receives the conference reservation information at the date and time managed by the conference resource management unit. A conference reservation receiving unit that determines whether reservation reception is possible based on the total bandwidth used and the conference reservation information,
A conference reservation information management unit that manages the conference reservation information of the conference determined to be receivable by the conference reservation reception unit;
The conference server device,
A conference information management unit that acquires the conference reservation information corresponding to the conference from the reservation server device when the conference is held;
A client information management unit that manages the number of the terminal devices participating in the conference and the information on the actually used bandwidth actually used by these terminal devices,
Based on the information managed by the client information management unit and the acquired conference reservation information, conference parameter information for limiting the bandwidth used by the terminal devices participating in the conference is determined for each terminal device. Comprising a conference parameter control unit that transmits information to the corresponding terminal device,
The terminal device,
A video conference system, comprising: a conference resource control unit that controls a band used by the own apparatus to fall within a band specified by the conference parameter information.
前記会議リソース制御部は、自装置から送信する画像を符号化する際のビデオコーデックパラメータを調整して自装置の使用帯域を制御することを特徴とするビデオ会議システム。The video conference system according to claim 1, 2 or 3,
The video conference system, wherein the conference resource control unit adjusts a video codec parameter when encoding an image transmitted from the own device to control a band used by the own device.
Priority Applications (1)
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